ナスカの地上絵なぞ
何となくグーグルマップが進化してるんじゃないかと期待してみたところ、案の定遙かに細かなところまで見られるようになっていた。
※地域にもよるけど。
そこで以前書いてかなり好評だった「グーグルマップで世界遺跡」を今一度見直してみることにした。
※「好評」とは検索ワードでのヒット率が高かったって話で、別にコメント自体は・・・。↓コレ、その時のブログね。
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/02/google_8f27.html
とりあえず箇条書きで思うままに書いていこうかな。
ナスカリアルマップ
http://www.nishikawatravel.com/t_nazline.htm
このマップを参考に探しまくり。いくつかは見つかったけど、いくつかはよくわかんない。でもかなりわかりやすいとは思うな。
ハチドリ
http://maps.google.co.jp/?t=k&ie=UTF8&om=1&z=18&ll=-14.692227,-75.14892&spn=0.004016,0.003819
たぶん一番有名な地上絵だと思われるけど、マップ上だとかなり小さいことがわかる。コレが今世紀中にはなくなってしまうかも、と思うと何とも言えない寂しさが募る。もっとも僕らはその瞬間に立ち会えないわけだけど。
うずまき
http://maps.google.co.jp/?t=k&ie=UTF8&z=18&ll=-14.688294,-75.12323&spn=0.004016,0.003819&om=1
その下にある絵も一緒に確認出来るほどよく撮れている。つかわかりやすいなぁと思うんだけど、実際は一辺が50mくらいあるわけだから地上からは全然わからないんだよね。やっぱ地上絵って空からの視点用に作ったものなんだろうってしみじみ思った。つかやっぱそれって宇宙人?
コンドル
http://maps.google.co.jp/?t=k&ie=UTF8&om=1&z=18&ll=-14.69753,-75.12632&spn=0.004016,0.003819
最初ハチドリとごっちゃになってた。アニメ「太陽の子エステバン」ではここから黄金のコンドル型をしたメカが飛び出したような曖昧な記憶があるけど、やっぱホンモノは違うなぁと思う。コレを見るためにかなりがんばったんだけど、今ここまで「寄る」ことが出来るようになってるのは、Google側も検索するニーズの多さをくみ取ったからかも知れないね。
オウム
http://maps.google.co.jp/?t=k&ie=UTF8&om=1&z=18&ll=-14.689674,-75.107244&spn=0.004016,0.003819
かなり大きめのものの一つだけど、正直なぜこれが「オウム」なのかは謎。地上絵があるこの平原には絵なのかどうなのかも判別がつかないようなものもたくさんある。つかどのくらいの期間を掛けて一つのものが作られたのかもわからないけど、冷静に長時間掛けて作ったと考えるなら、えらく狭い範囲にしか描かなかったんだなぁとも思う。言い換えればこれだけ狭い範囲にたくさんの絵を残したということは、一つ一つの絵を描く時間そのものはあまり長くはなかったのではないかなぁとも思うんだよね。もっと言うと「短時間で描けるような仕組み、もしくは装置」があったのかなぁとか。案外「スゲェ大きい人」が簡単に描いたものなのかも知れないとも思ったりもするけど、それにしちゃ精度が高いものもあるか・・・。
楽しいのでもう少し続ける。
自分がもし「描く側」だったとしたら、何を描くか、誰に描くか、いつ、どうやって、どのくらいの大きさで描くかを考えるじゃない?で、実際の絵を見ると漠然と生物的なものが描かれていて、それらは少なくとも地球が生まれた頃の、微生物だとか恐竜というよりは、明らかに文明が生まれた頃、たとえばソレは原始時代かもしれないけど、鳥は鳥としてサルはサルとして区別が出来るようになった頃のものだと思う。「今この星にいる生き物」を描いている。
ということは、その情報から何が読めるかと言えばそれはもう「進化の度合い」以外にない。「今この星の文明レベル」を伝えるのに、生物の形を描くのがもっとも端的だと思うからだ。もしここでミトコンドリアとかアロマロカリスとかが描かれたとしたら、この星はその程度の文明であり、その程度の「生活環境」だと言うことになる。空を飛ぶ生き物、水の中の生き物、地を走る生き物がいて、人型のものもいるというレベルの文明は、もしあれほどの絵を描く能力のある、たとえば短時間に描くことが出来る文明レベルの者からしてみたら、「今は触れるべきではない」という判断が下されたのではないか。地球を宇宙から見たとき、雨や雲が多い地方では描かれたものが風化しやすい。同時にそれらの地方では宇宙から地表の視認性も悪くなるはずだ。
1週間とか1ヶ月とかの短期調査を報告する意図?
しかしそれだけの文明レベルがあるなら、何もわざわざ地表に残さなくたって紙だってパソコンだっていいだろうという気もする。じゃああれは宇宙に向かって描かれたものじゃないのか。あれだけの大きさのものが描かれた事実に人類が気づいたのはそれほど昔の話じゃない。しかし気づいた事実は事実。「あれを描くことでその時代の惑星原住民の文明レベルを調べようとしたのか」。コンタクトを取るために。
巨神ゴーグというアニメの中で、文明と文明が巡り会う確率の低さについて語られていたことがあった。要するに宇宙にはいく千いく万もの文明が生まれては消えているが、その灯りがともっているのはほんの一瞬で、その一瞬と一瞬が重なり合うことそのものが奇跡だという発想だ。
※物語ではわずか数千年のズレであれば何とかコンタクトが取れないものか、と異星人はコールドスリープに入るわけだ。
もし事実だったとしたら
そしてもしそれが今の時代であったとしたら・・・
まぁあんな絵を描くまでもなく宇宙から地球上に文明があることは明確にわかることだし、むしろコンタクトを取るのが非常に危険な文化レベルだと判断されたかもしれないなぁとも思ったりもするね。むしろ絶滅させた方がいいとさえ思われたかも。
ナスカの地上絵は地球人にとって「運がよかった」ことを指し示す宇宙人のメッセージだったのかも知れないな。
三大ピラミッド
http://maps.google.co.jp/maps?q=giza&t=k&hl=en&ie=UTF8&z=16&ll=29.976628,31.130909&spn=0.014331,0.0209&om=1
「おおピラミッドだ」と思わず口をついて出てしまうほど普通のピラミッドだ。っていうか本当に正方形なんだね。意味もなく感心しちゃうな。
マチュピチュ
http://maps.google.com/maps?t=k&hl=en&ie=UTF8&z=18&ll=-13.163716,-72.545739&spn=0.004027,0.003465&om=1
ついでに写真も↓
前回コレも見つけたかったものの一つだったけど、ここまで明確に撮られているレベルまで行ってるとは思いませんでしたな。つか有名な写真のアングルまでも把握出来るってホントスゲェ。つかこの写真だと高さが全く感じられず、むしろ山道のクネクネがまるで地上絵みたいに見える。「天空都市」の場合は、空(宇宙を含めて)から見て地上にある都市と差別化が出来たとは思えないから、宇宙人とは関係なさそうだね。
サグラダファミリア
http://maps.google.com/maps?f=q&hl=en&q=%E3%82%B5%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%A2&layer=&ie=UTF8&z=18&ll=41.403523,2.174386&spn=0.003102,0.006298&t=k&om=1
今ひとつ画質が良くないけど、思いっきり指定されてるので間違いないかと。グーグルマップは一朝一夕に出来上がる物ではなく、場所によってその進度に大きな開きがある。スペインは比較的ネットの普及率が低いのかなぁなんて思ったりする一面。
イースター島
http://maps.google.com/maps?f=q&hl=en&q=%E3%83%81%E3%83%AA&layer=&ie=UTF8&z=8&ll=-27.225326,-109.440308&spn=3.76561,6.448975&t=k&om=1
まだまだ拡大率が低く、ぶっちゃけ「ホントにこれ?」という感じもしないでもないけど、多分コレだと思う。いつかは「倒れたモアイ」とかがPCで見られるようになるんでしょうねぇ。
自由の女神
http://maps.google.com/maps?f=q&hl=en&q=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF&layer=&ie=UTF8&z=19&ll=40.689138,-74.044426&spn=0.001568,0.003149&t=k&om=1
&
東京タワー
http://maps.google.com/maps?f=q&hl=en&q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC&layer=&ie=UTF8&z=19&ll=35.658462,139.745665&spn=0.00168,0.003149&t=k&om=1
さすがに二つとも大都市だけあって拡大率が最大でもきっちりそれもキレイに写ってます。自由の女神なんかは影からソレだと判別が付くほどですし、東京タワーも鉄骨一つ一つの太さすらわかるほど。縮尺はたぶん同じくらいだと思うから、こうして比べるとそのスケール感の差がよくわかりますね(^^)。ちなみに↓これがエッフェル塔。こちらもかなりキレイに撮れてます。っていうか撮影してるのは人間なのかな。もし人間ならば、こういった世界的に有名なオブジェクトの撮影には特に気を遣う気もするね。
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E5%A1%94&layer=&ie=UTF8&z=19&ll=48.858366,2.294399&spn=0.001184,0.002513&t=k&om=1
東京ディズニーランド
http://maps.google.com/maps?f=q&hl=en&q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89&layer=&ie=UTF8&z=19&ll=35.632058,139.880971&spn=0.001681,0.003149&t=k&om=1
ここも以前よりかなり「寄る」ことが出来るようになっていましたね。ちなみに↓これがフロリダにあるディズニーワールドのシンデレラ城。似てるって言ってもいいのかな(笑。
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=Disney+World&layer=&ie=UTF8&z=19&ll=28.41949,-81.581072&spn=0.001583,0.002513&t=k&om=1
久米島
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E4%B9%85%E7%B1%B3%E5%B3%B6&layer=&ie=UTF8&z=15&ll=26.354228,126.912689&spn=0.025803,0.040212&t=k&om=1&iwloc=addr
なぜに久米島なのかという気もするかも知れないですが、ホントはオーストラリアにある「グレートバリアリーフ」の写真を載せようと思ったら全然「寄れ」なくて、そこで他にないか探して見つかったのがここだったから。ちなみにこの久米島も、人が住んでる方は全然縮尺が甘くて、この珊瑚礁のところだけかなり寄れるようになってます。意外とマニアが作ってるのかも知れないなぁと思わせる一面だね。
エアーズロック
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF&layer=&ie=UTF8&z=15&ll=-25.344491,131.035566&spn=0.026025,0.040212&t=k&om=1
これはかなりわかりやすい。エアーズロックの写真です。驚かされるのはこれがスゲェ大きいということですね。わかっていたと言えばわかっていましたが、拡大してみるとその大きさがより顕著に伝わってきます。左下の縮尺見て二度びっくりです。
エベレスト
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E3%82%A8%E3%83%99%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88&layer=&ie=UTF8&z=17&ll=27.976315,86.933302&spn=0.006358,0.010053&t=k&om=1
上から見るとかなり味気ない感じですが、たぶんここが地球上で一番カメラに近い場所だと思われます。が、かなり味気ないおもしろみのない場所になってます。どんどん縮小していくと周りの山脈が映し出されていって、この辺りの「年中寒い」感じが露骨に出てきます。つか今日はミゾレが降ってびっくりでした。桜が咲いた後に雪が降るってのは僕の記憶にはない感じで、いよいよデイアフタートゥモローみたいです。いやエベレストとは全く関係ないですけど。ちなみに我らが富士山は全然キレイに撮れてません。悲しいので載せません。
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ホントはドラえもんに出てくるような「大魔境の石像」みたいなのが見つけられたらよかったんですが、さすがにそうゆうのは難度が高い感じで、次回までの宿題とさせていただきたい。でもグーグルって凄いよね。今回ついでに「GooglEarth」も試したんだけど、なんつか笑えるほどよくできてる。つか自分のイマジネーションが貧困でターゲットを決めかねてしまう辺りが悲しいけど、地図だけで時間がつぶせるような小学生時代を送ってきた人なんかは、これだけのために超高速回線とPCをそろえる価値がありそうな気さえするね。つか携帯と連動すれば簡単にカーナビとかGPSとかになっちゃいそうだし。
※まぁ都会中心だけど。
最近は関連書籍やらサイト、ブログなんかもたくさん出てるから、ここで見なくてもすでに見たことがある人もいっぱいいるとは思う。それでもやっぱ自分で見つけるのは楽しいわけで、みなさんも「アレはどうかな?」と思ったら検索してみるとヨイと思いますよ。とりあえず「アメリカ」とか「スペイン」とかでそっち方面に飛んだ後、細かなキーワードを入れるとヒットしやすいかと思います。エリアチェンジしないとヒットするものもヒットしませんのでね。
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コメント
Well done!
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投稿: Sherry | 2007年4月14日 (土) 17時41分