赤塚釣堀
今日は仕事が休みの日曜だったので、子供たちとどこかへ出かけたいというところだったのだが、ついつい午前中はダラダラモンハン生活を送ってしまった。午後からどこか行きたいところはないかと毎度のことながらディスカッション(つか独り言?)するわけだが、結局今日はかみさんが
釣り堀行きたい。
と珍しく意思表示をしてくれたので、昼飯も食わずに車で10分ほどの「赤塚釣堀」というところに行くことにした。
ここは釣り竿1本1000円で釣り放題。えさや針、ウキなどは使い放題で、時間も夕方5時まで幾らでもいて大丈夫。途中外へ食べ物を買いに行って戻るみたいなことも出来る、割といい意味でルーズなファミリー釣り堀だ。
ターゲットは鯉。どうだろいっぺんが25m~30mくらいの堀の中に店員さんが言うには1000匹くらい鯉がいるという。釣った魚はもって帰ることは出来ず、まぁ釣り終えたら逃がす感じ。純粋に釣ることだけを楽しむ釣り堀だ。
序盤入り口すぐのところで竿をたれていたのだけど、ぶっちゃけ全然掛からない。つか周囲でヒットしてる人も見かけないような気がしてくる。つか自分たちは釣りのイロハも知らず、棚とかはたぶん店側が設定してくれているとしても、エサの大きさや、竿を引くタイミングなどわからないことの方が多い。大体どんな感じでウキが動くのかもわからないので、ちょっと振れたくらいですぐ竿を挙げたりしていた。つかエサがなくなるのだって鯉に食われてればまだ救いがあるが、堀の中にはつり上げられないような小さな魚もいるようで、そいつらがツンツンとカジってしまってなくなっているかもしれないし、大体「試しに見てみよう」というタイミングで上げる途中で落ちてるかもしれない。っていうか実際目の前でエサが落ちるところ見ちゃったし。
そんなわけなので、正直言っておもしろくなかった。長女も早々飽きてしまって早くご飯にしようとか、隣接している公園に行きたいなどと喚きまくる様相。でもせっかくならアタリの一つくらい体験したいし、出来るなら釣り上げたい。僕と長男は場所を変え釣り堀の真ん中を通る幅1mくらいの道に腰を据えた。
そしたらものの1分ほどで明確にウキが引き込まれた!つか魚いるじゃん。ええもちろん釣れませんよ。そんな簡単にはいきません。モンハンだってヒットした瞬間に釣り上げられる確率は3分の1ほどなわけですし、世の中そんな甘いもんじゃありません。ゲームじゃないんだから「成功したから100%」というもんではないのです。
しかしとりあえず魚に食われたことがわかったというのは情報としてデカい。今まで意味もわからず糸を垂らしていたのが、少なくともそこに魚がいるということだけはわかった。あとは釣るだけ。簡単かどうかはわからないが、一歩前進である。
そんな中お隣でやってたおっちゃんがスルリと釣り上げた。まぁまぁの型である。そこで思い切って聞いてみた。
「タイミングは早いほうがいいんですか?」
するとおっちゃん曰く「すぐでいい」。どうやら早ければ早いほどいいらしい。時と場合によっては食われたあとボディにスレてしまってウロコを釣り上げることもないではないが、、、って言ってるそばから長男がウロコを釣り上げた。
黒鯉のウロコ×1ゲット・・・。
この素材はたぶん数万枚集めないと防具にはならないだろうし、集めたところで防具はならないだろうし、集めて防具にしたところでたぶんかなり生臭いだろうから防具としてはろくに機能しないだろうなぁなどと思いつつ、季節柄モンハンネタが多いのはご勘弁願いたいところだ。
しかし最初のポイントと比べるとここはかなりウキが引き込まれる。っていうか釣れなくてもそれだけでまず楽しい。なんてことを思っていた矢先、ついに僕の竿にもヒット!大物かどうかはわからないがアタフタしながら竿を操る。とりあえずおっちゃんが、「あとは釣るだけだから」とか冷静この上ないリアクションで応援してくれる。ついでにタモも貸してくれた。つか入り口に置いてあったんだけど、正直釣れないと思ってたから持ってこなかったんだよね。何様のつもりだオレ。
←かくして釣り上げたのがコレ。しばらく見ていた中ではまぁ小さい方のようだけど、一匹釣れたことがデカい。タイミングやらコツやらを学ぶことが出来る。モンハンでも最初の1匹を倒すのが重要なのだ。薬や爆弾はいくら使ってもいい。釣り堀でも同じ。エサはどんなデカいの付けたっていいのだ。要は釣れればよい。
結局その後もう一匹釣り上げ、数匹に逃げられたり糸を切られたりした。つか釣り上げることが出来たヤツより、糸を切られた時の方がドキドキしたね。何つか「うぉーー引きずり込まれるぅ~息子よ後は頼んだぞ~」みたいな?んなこと言うわけないじゃん・・・。ゴメン言ってました。つかそのくらい引きが強くてかなりエンジョイフィッシングな感じ?
つか明日は朝から出張なんでそろそろ寝ないといけないんだけど、まぁいいや。
その後あまりにもしびれを斬らした娘と近くにある公園に行き、かみさんと長男は継続してフィッシング。戻ってきたら無事長男も2匹釣り上げたという。一方かみさんは合計
8匹も釣り上げ、さすがというか反応の早さには定評があるなぁなどと一人で納得した次第。
ぶっちゃけ素人がやる釣りなんてもんは釣れないことを楽しんだりは出来ない。だからどうしてもそれなりの頻度でそれなりの緊張感を持って望めないと飽きてしまう。この釣り堀はその点がなかなかいいあんばいで、ぶっちゃけ一匹も釣り上げることが出来なかったお客さんもいないではないようだったが、っていうか周囲の連中の中でかみさんはたぶんダントツ釣り上げてた。つか正面のカップルは彼女の方だけ4匹釣り上げてた。つかこの釣り堀はどうやらオスが多いってことなのかも知れないな。休日らしい休日の過ごし方であった。
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