モンスターハンターポータブル2~その31~
ぬるま湯に浸かりきっているとなかなか出ることが出来ないというか、自らに試練を課すことが出来ないというか。要は楽して倒せないものか、いかに簡単に倒すことはできないものかとネットで情報を探したりする。でもある意味それは仕方ない部分でもある。だって僕は元々経験値溜郎。稼いで強くなって気持ちよく敵を倒すのを信条とするプレイヤーなのだ。苦労してリトライを繰り返すのはガラじゃない。っていうか要はヘタレなだけだけど。
でも日本中にはきっと僕のようなヘタレが他にもいるとも思う。陳腐なヘタレ話に勇気づけられる人もいるかもしれないし、下には下がいると自信を持って貰えるかも知れない。正直な話例え一人でも一緒にプレイしてくれる人がいるという環境は非常にメリットとして大きいが、ソロでもそこそこ戦い抜いていけるような「ヘタレによるヘタレのためのヘタレな戦い方」を書いてきたつもりだ。だからここで足止めを食ってしまうのは正直致し方ないとも言えるのだよ。
そんなこんなでのらりくらりとしたプレイをしているわけだけど、とりあえずトムニャットさんオススメの「レックスS」装備を調える準備をしている次第。基本運に見放されている前提で、技術はないが時間は掛けられるという僕のような人間が歩む道について触れてみたい。
つかコンガ上位→バストンウォーロック→キリン上位→雷槍タケミカヅチの流れは既に何度も書いているように比較的容易だと思う。コンガ上位は怒り時の攻撃力が大きいものの隙がないわけじゃないし、念を入れるならエリア7の掃除をして始めればそれほど苦もなくバストンウォーロックやボマー散弾強化を発動しやすいコンガUの素材は集まるだろう。もう一段巻き戻すなら、シェンガオレンは鬼斬破と大タル爆弾G、出来たらボマーがあれば撃退はまず可能。一番のハードルはやはりティガレックス2匹の異常震域だろう。
異常震域に関して僕が出来るアドバイスは、とりあえずバストンウォーロックで必ずスタートがベースキャンプから始まる様にすること(他から始まったらリスタートする。エリア1のティガに少しでもダメージを与えるため。ガンナーだとかなり戦いやすい。)と、自動マーキングは絶対要ると言うこと。雷撃弾を現地調合併せてフルに撃ち、あとはエリア8の洞窟下から散弾を当てたり、エリア6の高台の隅っこにボマー付大タル爆弾G×2を置いてきっちり当てていけば、一人でもそんなに時間に追われることはないと思う。爪や護符を持って行くよりいっそのこと「こやし玉」を持って行き、一番いて欲しくないエリア7に2匹入ったらすぐ使うというのもアリかも知れない。もちろん捕獲するが、最初に足を引きずってエリア3に行ったヤツには「落とし穴」を使うのを忘れずに。なぜならシビレ罠はエリア3以外でも使えるが、落とし穴は使えないから。落とし穴にハマったティガにはかなり時間的なゆとりがある。数回撃ってからでも十分捕獲は間に合うだろう。
タル爆弾は弱って3に来たティガに使う必要はないけど、怒ってからダメージを積むのがツライならあえて取っておいて「一撃加えたらすぐ怒る状態のティガ」にエリア6高台で使うのが一番有効かも知れない。エリア8に2匹いるときはあえてトンネルを抜けずに落ちるギリのところで同士討ちを狙うのもアリ。自動マーキングがあれば1匹逃げた瞬間にわかるのですぐにそいつを追っかけよう。大抵6で戦える。
さすがに異常震域を繰り返すのはキツいので、ティガ素材は砂漠1匹で稼ぐことになる。既にキリン上位はハメで倒し雷槍タケミカヅチがある前提で話を進める。防具はガード性能+1が付いてさえいれば何でもいいのだけど、とりあえず激運が付く金剛+胴だけゲネポスUで僕はいつも行っている。下位でもガード性能+1があるランスならたぶんかなり応用が利くと思う。
注意点はそれほど多くない。
・突進はガード。すぐさま「十字キーで振り向き」その後アナログスティックで振り向く。自分からゲーム内距離にして5mほどで突進が急停止した場合、「必ずこちらに向けて突進してくる」ので、そのままガードし、ガード音が聞こえたら即ガードを解いて振り向きティガに突進。この時カウンターを食らう可能性は薄いが、欲をかいてフィニッシュ突きをすると相手の回転を食らうことがあるので、贅沢せずにそのまま突き抜けるのが吉。
・急停止しなかった場合はゆっくり振り向くが、相手との距離が開いているのであまり欲張らず遠すぎるようならそのままガード継続。突っ込む場合も正面から尻尾まで貫通するというよりは脇を削るような感じで抜ける方が「行きがけの駄賃」を食らわずに済む。
・怒っているときのダッシュは「急停止→自分じゃない方へ再ダッシュ」か、「滑り込み→ゆっくりこちらへ方向転換」の2種類あるが、
※たまに「シャーッ」って言って2回首振る時もある。これは攻撃してもイイ時。
ズバリ、方向転換してきた時は絶対攻撃に行っちゃダメ。怒ってないときと怒ってる時の一番大きな違いはここだと思うので、要注意。
・怒っているときはジャンプ攻撃が2回連続になる場合がほとんど。2回ジャンプのあとは「急に怒りが冷めてない限り」、「シャーッ→首振り×2」が来るので、尻尾から気持ちよく突進してあげよう。これも欲張ってフィニッシュ突きをするとその後の攻撃を食らいやすいので、抜けちゃうが吉。
・上手く転ばせることが出来たら突進の出番。出来たら「体のラインに沿って削るように」突進出来るとかなりの回数ザクれる。
・戦う場所は狭い1エリアの出入り口どちらかがオススメ。比較的ガレオスが来ないし、なにより怒り時の「自分じゃない方へダッシュ」が壁に当たって「自分の方に来ちゃう」」ことがない。来るはずがないと思っていた攻撃が来ることほど焦ることはないので、出来る限りエリア1の出入り口(5でも2でも)で戦うようにしよう。体力を回復したり、研いだりする場合は、「武器を出したまま」いつでもガードできる体勢でのっしのっしとエリア1に逃げるべし。ヘタに武器をしまって走るよりずっと安全だ。
・開始後そんなこんなでダメージを重ね、「一撃食らっただけで怒るモード」になったら、「エリアチェンジ後」にシビレ罠を設置。これもかならずエリア1の出入り口に設置する。エリア5地底湖側の出入り口だと狭いところで戦わないと行けなくなる上にティガとの距離が近いので、必ずエリア1側の出入り口で「入ってスグ設置→ちょっと距離をおいて掛かったら大タル爆弾G×2」。「すぐ怒りモード」まで体力が削ってあるなら、かなりの確率で支給品の携帯シビレ罠が届いているはずなので、残りの大タル爆弾とカクサンデメキンを調合してもう一発。これも欲張らずにエリアチェンジ後に。
・怒りモードは自分がエリア内にいようといまいと、攻撃をしてようとしていまいと、時間で解除される(と思う)。じっくり戦ってジャンプ後の首振り以外は避けていても、じきに好機は訪れる。後は「必ず攻撃できる隙」だけ攻撃していても30~40分くらいで足を引きずり始めるはずなので、そしたら普通に寝床に行って落とし穴→捕獲で終了~。※エリア2で引きずる距離が長い場合は、後ろからザクザクに突きまくってやるとそこで終わっちゃうこともある。そろそろかな~と思ったらエリア4に近い方へ少し誘導しておくと、引きずる距離を稼げるけど、そこまで考えてやる必要はないかな。
・書き忘れてたけど、咆哮は口の方に向けてガードすると、怒り状態で1回。普通状態で3回上段突きが入る。でも怒り状態の時はギリ1回なのでおとなしくスタミナを少し溜めるだけにとどめておいた方が無難。
・もうイッコ書き忘れたけど、岩玉撃ってくる攻撃は3つともガードするとスタミナが超減るので、至近距離では正面から向かって右に少しずつ移動していくのが吉(武器出してると少しずつしか動けないから)。特に怒ってる時ならジャンプもそれで対応出来ることもあるし、スタミナがランスの命なので要注意。
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とにかく僕が余裕で倒せる(ごく稀に死ぬけど)くらいなので、このやり方はかなり素人向けだと思う。特に「回復出来なくて死ぬ」とか「逃げたくても逃げれない」という人にはガード性能+1ランスが超おすすめ。世界が変わると思うよ。でもどうしても鬼神斬破刀で倒したいというのであれば、「ダイビングをケチるな」ということくらいかな。ダイビングするとその後攻撃に転じるのが難しいけど、とりあえずヤツは肩幅が広いので油断するとすぐ食らう。でも僕的にはやっぱランスのがオススメ。
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ここまでは2、3日前までのお話。さてさてその後どうなっているかというと、まずトムニャットさんにレクチャーして頂いた「蒼刃剣ガノトトスで銀火竜リオレウス希少種」にトライアルして見事玉砕。まぁ自分は大剣は無理だと再認識した次第。
で、続けて今度は龍刀朧火でイベントミラボレアスに挑戦。高台から頭を斬ったり追っかけて足や尻尾を斬ったりするも結局ラスト5分の声を聞きつつ3死。うーむ。
さすがに連続でしくじるとかなりテンションは下がる。でもまぁ気を取り直してとりあえずティガを1戦(またかよ)。ようやっと尖爪がレックスSを揃えられるだけ集まったけど、いざ作るとなると及び腰になる。素材があればいつでも作れるし、まずは他に出来ることはないかな~と左右を見渡すと、、、
別段これと言ってない・・・
今日は仕事が休みだったのでちょっとだけ家族でお出かけする。
※まぁ大したところには行ってないけどたぶん明日のネタに・・・
で、帰ってきて今ひとつ体調を崩していたのか倒れるように寝てしまうが、食事の後長男が、
「一人でリオレイア希少種やったんだけど、時間がなくて(晩飯になっちゃったので)倒し損ねた。父ちゃん手伝って」
という。レウスではなくレイア。今唐突に気づいたけど、「レイア」ってスターウォーズのレイア姫から来てるんだな。いや別にそれだけですけど。
おっかなびっくりの希少種ではあるものの、二人ならターゲットも分散するし、レイアならブレスの時やサマーの隙があるから幾分戦いやすかろう。ボイスもあるだろうけど、ここはヘタレらしく防御力重視で食事爪護符込み461、体力+10のデスギアSで行くことにする。弱点は雷なので武器もお気に入りの雷槍タケミカヅチだ。
開幕早々毒消しを忘れたことに気づくが、二人で交互に閃光玉を投げ、
※正確には長男は成功、僕は失敗を繰り返したわけだけど。
ピヨったら爆弾や突きの繰り返し。ヤツの弱点は翼。根本でも結構な血しぶきが上がるので巨躯のレイアでもそこを狙いつつ・・・
ほとんどあぶなげなく15分で討伐。
これはいいあんばいである。素材もあれほど欲しかった「火竜の延髄」や「雌火竜の逆鱗」などが出た。時間も掛からなかったので、そのまま継続して討伐することに決定し、大小取り混ぜて合計5匹ほど討伐。途中油断して3死したこともあったけど、とりあえず
二人で行けばかなり余裕。
とにかくヤツが交互に狙ってくれると、回復しやすいこと以上に連続して攻撃をくらいにくいことがデカイ。要するにピヨりにくいし、精神的に楽なのだ。武器も子供の鬼神斬破刀は尻尾、僕のタケミカヅチは翼を狙うことで打点がかぶることがないし、防御優先の装備はサマーでも十分耐えられる。
※怒りサマー×2はさすがに無理だけど。
結局油断して捕獲するつもりが失敗して倒しまくってしまったこと以外はかなりいい感じに倒すことが出来、初めての捕獲時に雌火竜の紅玉も出た。延髄も全部で6個くらい出たし、逆鱗や上棘も出た。
つか二人で倒すのがこんなに楽な敵も少ない
というくらい二人のが楽な感じ。エリアが塔だということもあるだろうけど。で、最後に一回だけ銀火竜リオレウス希少種に挑戦。前回辛酸をなめさせられている銀竜だったが、やはり二人で戦うメリットは絶大。攻撃の隙が少なく、正直ダメージを受けまくりつつの戦いではあったが、結果15分ほどで無事捕獲。数を重ねれば「トムニャットさんのそんなに強くない」という言葉の意味がきっと見えてくるだろうと思った。つか銀竜も雷が弱点だったので、継続してタケミカヅチで戦ったんだけど、たぶんここだけの話長男の与えたダメージのがかなり多かっただろうな~とも思ったり思わなかったりだけどね。
※要するに自分一人では「倒せなさそう」だな、と。だって薬とかかなり使いまくったし。
素材がかなり集まったことでいろんなものが作れるようになった。例えばゴールドマロウだったり、ゴールドルナ装備関連だったり。でもこれだけ余裕で戦えたというのは、デカい。娘が許してくれたら長男としばらくこいつらを倒し続けたい感じだ。
つかちゃっかりテンション上がってんじゃん、オレ。
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コメント
GWまっただなか。今日もお仕事残業三昧。Negitoroです。こんばんわ。
結局のところ、上位は雪山をすこしかじっただけで集会下位ラオシャンロンを先に出すことにしました。
まあ、蛇剣【黄金牙】と鬼神斬破刀の2つの上位武器作っちゃいましたが^^;
先週末にやっと集会☆3~4をコンプして、昨晩の寝る直前にラオにプロミネンスボウⅡ+バトル装備一式で挑んでみました。結果は時間切れで敗北。撃退すら・・・
んで、先ほどリベンジしてきました。今度は頭がアイルーフェイク、あとはギザミ一式+防御珠でボマー+貫通強化を発動。
またボマーかよ、というツッコミはなしで。飯は肉+野菜で体力↑+攻撃力↑。体力は要らないんですけどね。
で、大タルG爆弾を12発を頭に、常時怪力の種で攻撃力あげつつ貫通Lv3をやつの肩と腹の中間にあるであろう弱点めがけて撃つ、撃つ、撃つ。
ということで無事に「撃退」できました。爪も1つ出てくれたし。(護符との合成用に2つ欲しかったんですけどね)
しかし、クリスさんみたいに近くで、というかひとつ屋根の下に狩仲間が居るのはうらやましい限りです。2人だと下位武器でもきっと「撃退」じゃなくて「討伐」できるんでしょうね。
うーん・・・XLinkをとっとと導入しちゃったほうがいいのかな?
追伸:メディアワークスから出た攻略本買ってしまいました。かなり後悔・・・上位クエの情報が皆無だし(帯にソフトバンク並みにちっちゃ~く書いてましたが・・・)、情報が曖昧だし。
曖昧というのは数値で記載してないということ。敵の体力だとか、モーションによる攻撃力とか。事前に中身が見れれば絶対に買ってなかったんだけどなぁ。。。
でわでわ。
投稿: Negitoro | 2007年5月 1日 (火) 01時08分
ちすNegitoroさん、クリスですまいど。協力プレイの甘い蜜が僕を堕落させたのかなかなか一人でハンティングに出かける勇気がなくなってしまったり。ありがたい思いはもちろん大きいのですが、一方で「勝つ楽しさ」を目減りさせているのでは、という気もいたします。武具をアイテムを戦い方を試行錯誤し、じっくり時間を掛け、緊張感を超えて討伐してこその勝利。それで得てこそのレア素材ではないか、と。
僕は既に300時間以上このタイトルをプレイしていますが、たぶんこの数字はその進行速度からすれば決して早いとは言えないでしょう。マカライトが欲しかった頃、上竜骨の為にドスガレオスを何匹も何匹も倒した日々。修羅源珠は山菜ジジイと交換で手に入れるのが正解だったあの頃の自分。じっくりプレイすることは誰に恥じる必要もなく、かけがえのない楽しさを提供してくれたんだと思うのです。
だからNegitoroさんもめげずにじっくり勝てばいいと思います。正直一人で倒せない敵はそんなに多くないと思います。っていうか根性さえあれば大抵の敵は倒せるでしょう。あんなに苦手だった大剣だってもしかしたら使いこなせるようになる日が来るかも知れない(僕のことですけど(^^;。
なんとなくXlinkに懐疑的な自分がいたりするんです。やって楽しい方が多いのもわかりますし、その威力の高さも自他共に認めるところでしょうけど、なんか作者が「二人をベストとしてチューニングした」ものを4人で効率よく消化するのはどうかって思ったりするわけです。なんつかそりゃ楽だろうし欲しい素材も気持ちよく手に入るだろうけど、なんか
無敵技を使ってしまったゼビウス
のような感じになりゃしないか、と。現に今の僕だって「二人で吸った甘い蜜」に踊らされているわけで・・・。
でもまぁ何が正解かはその人自身で決めることだと思いますので、Negitoroさんがしたいようにすればいいとも思いますけどね(^^;。
※ちなみにゲームラボの攻略本は買って損したとは思いませんでした。とりあえず部位破壊報酬は載ってないですが、剥ぎ取りやクエスト報酬、武具の全レシピ、調合全レシピ、採掘ポイント、スキルなどは載っていますし、DOSの攻略本と併せれば大抵のことはわかります。まぁ検索性は悪いですけど情報量的にはまぁまぁなのではないでしょうか。
投稿: クリス | 2007年5月 2日 (水) 01時36分