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2007年6月30日 (土)

体調を崩してしまいました

つかまぁそこら辺にゴロゴロとそんな人はいるわけで。それでもしっかり毎日働いている人も多いわけで。自分だけが被害者だとか不幸の星の下に生まれたシンデレラではないわけで。

一昨日からちと体がダルいというか、頭がちょっと痛いというか、鼻水が少し出るというか、寒気がする気がするというか、まぁ夏風邪の症状。ドッと寝汗をかきつつ昼寝して体温36.9度。平熱という人もいるだろうけど、自分にとっては明確な微熱。若かりし頃から体調は崩れやすく、まぁ人から「弱ぇぇなぁ」と言われまくってきた自分であるからして、とにかく油断はしてはならぬ。食べるものを食べ飲むものを飲み、しっかりと環境を整えて就寝しなければならない。

だがこれが冬であれば、とにもかくにも暖かくすれば済むところが、夏だとそうもいかない。ヘタに布団を掛けまくれば逆に暑すぎてまいってしまうし、かと言って扇風機やクーラーを掛けながら寝るというのも体にいいとは言えない。自然風が心地よく流れるような涼感のある夜ならともかく、今宵はかなりの大雨が見込まれ、窓を開け放して寝るのもリスキーである。

ここまで書いてきて「なるほど、じゃあ正解は何さ?」と思われる方もいるかも知れないが、ぶっちゃけちゃうと正解には未だたどり着いていない。残念ながら。

とりあえずアイスノンを頭に巻き、薄手の長袖パジャマを着て、お腹の上にタオルケットを載せつつ遠くからリズム微風の扇風機を当てつつ寝るしかないかという次第。食後の風邪薬は忘れずに。

つかまずは早く寝ることだよな。モンハンだゼルダだPSOだ言ってる場合じゃないだろう。言ってる場合じゃないってば。だからやるなよ俺。やるなって、やめろって、、、

とりあえずアクセス出来たら息子と軽く狩る予定。まぁせいぜいドスランポスやブルファンゴ止まりだと思うけど、素材と効率次第ではもう少し先まで行けるかも?つかやっぱ4人でやった方が効率がいいんでしょうなぁ。ゼルダも昨日休んだから今日は進めないとね。ファミ通にインタビューが載ってたけど、やっぱ僕もこの「携帯機向けのシンプルなローカライズ」は正解だと思いますよ。2Dライクで何が悪いものですか。ビンとかハートのかけらは僕もなくていいと思います。もっと言うと船のカスタマイズもいりませんでしたけどね。ってなんだかんだ言ってホントにやりたいのはPSOだったりもします。デビルバトルを手に入れてからろくに戦っていませんから、その使い心地を試す意味でもベリハの坑道や遺跡なんぞに足を踏み入れたい感じ。いやいやちょっと待て!その前にレベルを満足のいくまで森ドラゴンで稼ごうじゃないか。つかここはウィンドウ表示にして隣りでトップをねらえとかジャイアントロボなんかの良質なアニメを堪能しながらやれば一石二鳥。つかトップもGロボも全6話とかだから全部見てもたかだか6時間だ。9時から始めれば3時前には終わるだろう。その間ずっと稼ぎ続ければレベルも随分上がるに違いないぞ。。。

 代わりに何か失うことになるかもしれないけど。

みなさんも健康にはお気を付け下さいませね。いやマジで。

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2007年6月29日 (金)

日記ぃ~

ホントはモンハンフロンティアの話を書くつもりでしたが、ほぼ一日PSO漬けだったのでどうしてもそうもいかなくなり、かと言ってあまりにコア過ぎる話に終始するのもどうかと思いつつ、なんだかんだ言ってタカトシマサルの無人島0円生活をしっかり最初から最後まで楽しんだりして過ごしてしまった休日でした。

●モンスターハンターフロンティア

まずモンハンですが、とりあえずアクセスに30回ほどの認証エラーがありましたが、無事通過。もしここで「パスワード間違えたかなぁ」と思われる方がいましたら、

 その場合は別のメッセージが出る

のでまずはご安心を。ただ、認証エラーの後でIDとパスの確認をしますので、間違ったかなぁと思ったら入れ直しておいた方がいいです。せっかく認証を通ってもそのあとはじかれたらまた認証通過からやり直しになりますからね。

キャラはテスト期間に作っておいたので、メなんとかって場所からスタート。最初ドンなんとかって街に行ってギルドなんちゃらって人になんとか登録をしてもらえという。登録は街に入って左のタルのある酒場の奥。話せばすぐOK。

ちなみに今回のモンハンはコア2CPUなら1台のPC、1台のモニター、二つのコントローラを使って二人同時プレイも可能。正式サービスが始まったらアカウント代も二人分必要になりますが、まぁ今ならタダなので普通に同時プレイが出来ます。ただ、画面のウィンドウサイズは変更が出来ないようで、僕が使っているnVIDIAのグラボにある2画面表示→もう1画面をテレビで映す機能でも、PC側は解像度の変更をしないと大画面でのプレイは出来ない模様です。
※1600*1200の解像度だと横も縦も並べて少し余る感じでしたので、たぶん1ウィンドウ辺りの解像度は640*480のPS2並だと思います。ワイドモニターを使ってる人なら調整してかなり大きく映すことも可能でしょうね。

で、

中身の方ですが、ぶっちゃけほとんどやってません。とりあえず生肉納品のトレーニングクエストと、特産キノコ6個納品をやっただけ。あとは子供と同時にやってるときはラグが1秒弱あるなぁとか、フルスクリーンにするとかなり綺麗だなぁとか、操作はPS2遵守でPSPに慣れた身にはどうかなぁと思いましたが、何のことはない

 ボタンが多いことのなんと快適なコトよ

というところ。ただこういうゲームですからテキストチャットはなかなか厳しいでしょうけどね。

システムもPSP版ではなくPS2遵守で、季節ありサブクエストあり。ただ季節に関してはいくつかある街ごとに違うようなので、「特に今は温暖期をやりたい」という場合でも対応は出来そうです。ちなみに僕が一番残念だったのは、

 デフォルトでアイテムボックスが1ページしかない

ことでしょうか。PSP版が最初からかなり潤沢に素材を集めて行けたのに、これではテンション盛り下がりというか、

 ヘタなやつはやるな

ってことなのかなぁと思ったりする次第です。自慢じゃないけどハチミツとか序盤めいっぱい集めたい人なので、この点はホントにガックリきました。

まぁなんにしてもほとんどやってないというか、「一回ログアウトしたらもう二度と入れてやらないよ」という警告を何度も目にしているので、

 プレイしないのだけど、怖くて抜けられない

状況です。こういうの見るとやりたくて仕方ない人は凄く腹が立つとは思うのですが、たぶん明日以降の「20:00移行のログインは非常に繋がりにくくなります」という状況ではろくろく僕のログインは為されないだろうなぁと思いますので、とりあえず大目に見てやって欲しいかなぁと言うところでしょうか。

ちなみにフルウィンドウでやるとアイコンやマップが凄く小さい
※640*480での表示のままのサイズ
ので、メイン画面は確かに迫力がありますが実際はゲームしづらいです。オプションで大きく出来たらいいのに。
※同様にメッセージもかなり小さい文字。PCでのネットゲーに慣れてる人ならこれが普通なのかも知れないけど、モンハンの「マウス+キーボ」インターフェイスはかなり厳しい操作を要求してくるようなので、
※例えばリターンキーやカーソルキーを押させたり。右手でマウス、左手でWASDを操作してるのに、どうやってカーソルやリターンを押せって言うんだよ!
パッドは不可欠かと思われます。
→ただ画面表示はキーボード前提になっていて、コマンド選択等いらぬとまどいを引き起こさざるを得ません。パッドでやる人も多いでしょうから、この辺りもう少し配慮が欲しいところです。

まぁ開始早々虫の死骸ばかり5回連続で採取してしまって、PSP版のすばらしさを再認識するハメになったってのが一番の感想ですかね。とりあえずPSPを10点満点とするならさしてPS2版と比べて良くなってる点も見受けられないし(操作表示等悪いところはある)、普通に5点くらいかなぁというのが初見での評価ですかね。PSP版を作った人の仕事ではない気がします。あ、そうそうロードはかなり短いです。これはさすがと思いましたが、PSP版もクエスト開始時以外は短かったですから、それほど劇的なメリットというわけではありませんね。

●ファンタシースターオンライン

PC版はリューカー法が使えないとも知らずに黄色いフェイクのラッピー相手に200回以上リューカーして自ら「これは使えなくなってるな!」と結論付けたクリスです。つかリューカーあってのレア探索プランだったので、正直一旦テンションは下がったのですが、せっかくレベルも40以上になってベリハが出来るようになったので、ということで気合いの周回を開始。結局何周したか覚えてませんが、
※とりあえず500匹では出なかったことだけは確か。
ヴァリスタより強いハンドガンということでヴィリディアのレアラッピーから何とかブレイバスをゲット!つかやっぱレア武器はうれしいもの。ステータスも鑑定後Native+25%でドラゴン周回をするに好都合。思い切ってグラインダーをフルに使い+30に。それまでのヴァリスタもNative+25%でしたが、数値にして90の攻撃力アップは絶大で一人ニンマリ。

結局それも含めてダラダラとした今日のプレイ、いくつもの「ラッピーのハネ」「クラッシュバレット」とエピソード4からなんだかよくわからないレベル76以上で装備出来る服を2種類。ダメ元でやってみた悪魔の食べ物の一発目で見事に「デビル/バトル」をゲットし、マグもそれぞれレベル140くらいまで育ちました。キャラのレベルは現在53。つか朝38でしたからかなりがんばりましたね。

何度も書いてますが、とにかくプレイが洗練されていく感じが心地よいわけです。これまで2セット6発で倒せていた敵が1セット+2発の計5発で倒せるようになったら、そこでキッチリ撃つのを止めて、他の敵にターゲットを移していく感覚が楽しく気持ちよいのです。もちろんこういったプランが安定するのも、先日見つけたヘブンリー/アームあったればこそではあるのですけどね。

今更PSOなんて読んでる人みんなついてこれないとは思いつつ、休日いっぱい遊び倒した事実は変わらないので、とりあえず触れておいた次第です。

ちなみに今日は長男の友人二人が遊びに来てGC版をプレイしておりました。彼らのレベルは19。あと一つ上げればハード入り可能(長男はハード入りしているので)という中無事ボルオプトを倒してハード入り。見るもの聞くもの全てが別世界の文字通りハードな戦いに一喜一憂。横で見ていてなんだかうらやましくもほほえましかったりした木曜の夕暮れ時です。

●ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

長男と抜きつ抜かれつですが、今日は全然プレイせず。昨夜は某ゴーストなシップを抜け、某海の王様の神殿をグリグリ潜りっぱなしという状態。やり始めればホントに面白いのですがやはり始める際のハードルはPSOやモンハンの方が遙かに低いですね。と言ってもWiiゼルダとは比べものにならないほど易しく、優しいんですけどね(^^)。

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モンハンは28日の23時からメンテに入るみたいなことがアナウンスされたけど、とりあえず普通にゲーム出来てるなぁ。つか「1週間のオープンβテスト」って言ってもその半分くらいはメンテでふさがれてたりするのかなぁとか。いやもっと言うと正式サービスが開始されてもメンテメンテで接続がままならなかったりするのかもなぁとも思ったり。PSUみたいに十分な無料期間があるわけじゃないので(その分ソフト代が無料なわけだけど)、とりあえず1ヶ月はお金払うしかないかなぁとも思ったりもするんだけど、みんなの手触りはどうなのかな。つか言ってるそばからいきなり切断された(^^;。

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2007年6月28日 (木)

とまどいを隠せない

今回はPC版PSOの話です。

ファンタシースターオンライン(PSO)はアクションRPGです。敵を倒しながら経験値を稼ぎ、どんどん先に進んでラスボスを倒し、難度を上げ、より強い敵を倒し、より多くの経験値を得ながら、低確率で敵が落とす、より強い武具を求めてひたすらに戦い続けるRPGです。

オンラインマルチプレイに対応してはいるものの、モンハンのように敵を倒したときに得られるアイテムが複数ではなく、FFのように経験値への配慮も(まだ過渡期であったため)さほど煮詰められてない為、僕の手ざわり的にはソロ=一人用でのプレイがメインとなるゲーム性。クエストによってはマルチプレイ専用のものもありますが、基本ソロでは手に入らないアイテムというものはなく、より効率よく洗練された殲滅を志向することでプレイの密度を上げ、レアアイテムを集めるというのが基本スタイルになります。ディアブロ2やいわゆるオフRPGに見られるようなスキルという概念がない為、勢いプレイは作業色が強くなりますが、一方で気楽でダラダラとしたユルい空気で遊びたい時にはまさにピッタリの一本と言えるでしょう。

さて、そんなPSOですが、僕の中の良いゲームの指標である「いくつもの目標」が大小取り混ぜてたくさん配されています。始めた当初だと、

・ステータスアップアイテムであるユニットを出来るだけたくさん装着できる鎧が早く手に入らないかなぁ

という目標。ショップで売ってることもあるし、フィールドの宝箱から出ることもありますが、最大4つのスロットが空いた最弱の防具はそれより10ランクくらい上のスロットなし防具以上の価値があったりします。セカンドキャラの育成にも欠かせません。他にも、

・少しでも早くマグ(ペットのようなもので3分間に1回エサをやることでレベルアップしていき、マグのステータスがそのまま自キャラのステータスアップに繋がる)を育てたい。

とか、

・高属性付の銃が欲しい。
※エピソードIにおいては各エリアごとに敵の属性が決まっている。わかりやすく言えば森には自然攻撃に弱い敵しかいなく、坑道には機械攻撃に弱い敵しかいないような「属性」がある。属性付武器というのはそれぞれに「+25%」などの付加効果の付いた物を指す。銃=ハンドガンは戦士や魔法使いでも必要ステータスを満たしていれば装備することが出来、比較的飛び道具を持つ敵が少ないPSOにおいて非常に有効な攻撃手段になっている。

などを目指しつつレベルを上げ、森、洞窟、坑道、遺跡へと進んでいく。当然各所にはボスがいて、時には「最低限必要なHP」という壁として機能することもあるが、まぁマグを育てたりよりよい鎧や銃、剣を探しながら戦闘を繰り返すことに違いはない。

そして、

順調に遺跡をクリアし(PC版の場合はレベルが20になり)、ハードモードでのプレイが可能になると、世界は一段階高みに上る。これまでほとんど出なかった赤い箱、「レアアイテム」が出始める。
※ノーマルでも赤箱は出るが、中身はさほど期待に添うものではない。
そのレアアイテムこそがPSOの魅力の9割以上を占めていると言っても過言ではない。

それまでの武器は名前が違っていても見た目は色違いなだけ、攻撃力的にもさして飛び抜けた強さはない。しかし赤箱から出土する武具はそれらとは一線を画する性能を発揮し、固有の見た目が物欲をそそるものも多い。
※その分装備するための必要ステータスも高かったりするのだが。
より強い敵をより速く倒すことがより多くの経験値を得ることにもなるから、より強い武器というのは「非常に魅力的」だ。その非常に魅力的な武器にも対自然生物や対機械兵器に対する属性が付加されていることもあるわけで、「高属性レア武器」の発見がどれほど嬉しいものなのかは想像に難くないだろう。

ここまでが中間目標というところ。キャラを育てる課程で徐々にレア武器やレア防具を手に入れ、強さを身にまとっていく感覚は素直に楽しい。しかし、それだけではままならない状況が徐々にではあるが現れる。

 敵の強さがハンパなく上がる。

例えばその移動速度や攻撃モーションと言った基本性能から、これまでただの移動不可だった攻撃が完全に攻撃も封じる攻撃に、毒だった弾が即死弾に、凍り付かせる確率が20%くらいだったのが70%くらいに上がったりしてくる。こうなってくると、正直最初から順序良く愛情を込めて育ててきたキャラ一人では、そのハードルを越えるのがとってもキツくなってくるのだ。

・・・

PSOには「セクションID(ID)」と呼ばれる、各キャラクターの名前を元に設定される固有のカラーがある。そして敵から得られるアイテムはこのIDごとに定められているのだ。あるIDでは強いハンドガンを落とすかもしれない敵が、もう一つのIDでは剣を落とすかも知れない。あるIDでしか手に入らないアイテムもあれば、IDによってはとても高確率で敵が落とすというケースもある。

 その為にもう一人、もう二人とキャラを作ることになる。

「ゴッド/HP」というスロットに挿すユニットは一つでMAXHPを80上げる効果がある。4つ挿せばそれだけでHPは320も上昇するが、そのユニットが手に入る可能性があるIDは限られている。特にMAXHPの低い魔法使いには必須とも言えるユニットだが、一方でそのIDは通常の魔法使い用武器があまり出ないIDだったりした場合、

 ファーストキャラのゴッド/HPの為だけにがんばってセカンドをファースト以上までレベルアップさせる

ことも出てくる。本末転倒と思われるかも知れないが、さにあらず。ファーストもまたそのセカンドの為に幾日も掛けてマグを育成し、使える武器をストックしていくのだ。セカンドはファーストより遙かに短い時間でレベルを上げることが出来る。この加速感もまたPSOが面白い大きな理由の一つなのだが、要するにこうした連携なくしては最終難度「アルティメット」のラスボスを倒すことはハンパなく厳しいものなのだ。
※単純にアイテム移動なしでクリアしようとすれば数十倍の負担が掛かると言っても過言ではない。

HP以外にも、凍らせてくる敵のために、瞬間的に自動解凍してくれる「キュア/フリーズ」のユニットを手に入れる。高い必要攻撃ステータスを要求する武器を装備するために「ゴッド/パワー」を手に入れる。「ゴッド/バトル」はIDレッドリアでしか手に入らないが、攻撃モーションを短くする絶大なメリットは入手が不可欠と言ってもいい。それぞれノーマルをクリアし、ハードをクリアし、早ければベリーハードの途中で、遅ければアルティメットの終盤で手に入るアイテムもある。

これはもちろん武器にも言える。命中すれば100%の確率で敵を凍結させる武器や、敵からMPを吸い取る武器、高確率で敵を即死させる武器もある。もちろん強く珍しい武器の入手は困難を極めるが、それだけに手に入れた時の喜びは他に比肩するものがないとさえ言える。シンプルな内容のPSOが長時間に渡って愛されているのは、この発見の喜びの為だと言ってもいいだろう。

さて、

そんなレアアイテムだが、昨夜ゼルダをひとしきりプレイし、ちょっとだけ、、、というつもりで始めたエピソード4。
※エピソードは開始時に1、2、4から選ぶことが出来る。ちなみに3はカードゲームのため別扱い。

ハードでの戦いは非常にシビアで、経験値の効率は決して良いとは言えなかったが、新鮮な敵と見慣れぬ景色、マップ構造はとても心地よく僕を誘ってくれた。アルゴリズムは1の森に出てくる敵と類似しつつも、モーションが速いとか飛び道具が効かないとか、むしろちょっとした違いの方が気に掛かる感じで、別にセコいとかタルいという感覚はなかった。大きめのエリアには敵が何匹も何匹も現れ、全滅後に開かれた扉の先にはたくさんのアイテムボックスが並んでいた。

 「こりゃいいわい」

僕は気持ちよくヴァリスタ(ハンドガン系のレア武器)のトリガーを引く。すると20個ほど並んだ箱の中の3つ目の箱から赤いアイテムが現れた。

 「およ?」

エピソード4でももちろんレアアイテムは出るが、実際ネットで明らかになっているそれらは、敵やより高難度、ベリーハードやアルティメットからのものが多い。きっと宝箱からは大したアイテムなど出ないのだろう。

ちなみに赤箱に近寄ってアイテムを確認しようとした場合、それが武器の場合は青い文字で「スペシャル」と表示される。防具やユニットの場合は黄色くそのままの名前で表示され、いわゆるハズレとよばれるフォトンドロップもまた黄色くそのままの名前で表示される。敵からのドロップではなく、アイテムボックスの場合は特にフォトンドロップの可能性が高いから、スペシャルでない=フォトンドロップだろうという気持ちが僕の中にあった。

 一歩一歩近づいていく。

この瞬間は何度経験してもドキドキする。「スペシャル出ろ!」。僕のキャラはまだレベルも低く、レア武器は今使っているヴァリスタ以外には片手剣が一つあるだけ。スペシャルならばほとんど何でも嬉しいような状況だ。青出ろ青出ろ、、そして、、、

 黄色?・・・つか!!!「ヘブンリー/アーム」!!!!!!!

えええええええええええ!!!!!!!

実を言うと本音はこんな感じじゃなかった。驚きももちろんあったが、それ以上に「なぜ?」という気持ちの方が強かった。ヘブンリー/アームはエピソード4から登場したレアユニットで、その名が感じさせるとおり、「ゴッドの上を行く」性能がある。例えば命中率の上がるアームユニットで言えば、

マークスマンアームが3、ジェネラルアームが5、エルフアームが8上昇するのに対し、ゴッドは15、ヘブンリーに至ってはなんと25も上昇する。今装備しているユニットがジェネラルアーム×3とジェネラルパワー1つという状況で、戦士は2レベルに1くらいしか命中率のステータスが上昇しない。高難度の敵はハンパない回避率を持ち命中率が低ければ全くカスリもしないし、銃系の装備は必要条件に命中率ステータスを要求するなど、情報を集めれば集めるほどこのヘブンリー/アームが異質なものなのかがわかる。まさにオーパーツ!サジタリウスの矢なのだ!

 こんなところで出ていいの!?

出たことによる嬉しさより、間をすっ飛ばして最強の命中率ユニットが出てしまった違和感の方がはるかに高かった。もしかしたら異常に低確率で、これから先あと5000時間ずっとこのクエストを繰り返しても出ないかも知れないようなアイテムが今たまたまポロっと出てしまったのかも知れない完全なたまたまなのかも知れないのだが、、、。

 それにしてもいいの?

って気持ちが頭の中を渦巻く。僕のID緑はゴッド/パワーは出るが(ベリーハード以降だが)、ゴッド/アームは出ない。それを得るためには別にキャラを作り、かなりの時間を割かなければならなかったはずだ。大変だが、それとて目指すものが出るという喜びの前に十分耐えられる苦労だったはずだ。

 なのにそれより強いのが!

伊集院が以前パワプロで「AAAの選手があっさり出来てしまって止めてしまった」という話があった。わかる気がする。欲しい物は簡単に手に入っちゃダメなのだ。苦労してこそ手に入れたときの喜びが何倍にもなるはずなのだ。つか同じ話を繰り返ししてる気がしてきたぞ。

とにかく僕はとんでもないものを手に入れてしまった。だがプレイをやめる予定はない。この神の命中率は今後の僕の戦いに大いに役立ってくれるはずだ。ジェネラルアーム3個分を補って余りある上昇は、空いたスロットにより強力なパワーアップユニットを挿すことで飛躍的な強化も望める。時を経てその喜びが現実感を帯びてきた。とまどいつつも前を見て歩いていこうと思う。つかとりあえずレベルを40にしないとベリハに入れないから、まずはそこからだな。

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2007年6月27日 (水)

今年も蛍を

見に行きました。つかまぁ割と毎年欠かさず続けてることってのは少ないもので、ヘタしたらこれ以外は子供の誕生日とクリスマスくらいしかないかも?ってくらいの位置にあるイベントではあるのですが、まぁそうは言っても晩飯を食ったあと「行くか」と車を走らせて往復1時間ちょっとなので、それほど大業なもんでもないんですけどね。

この蛍鑑賞、2年ほど前から「なんとか写真に収められないか」とカメラ片手に行ってるわけですが、これがなかなか手強い。詳しい方ならいくらでも手段を思い浮かべられるのでしょうが、自分の知識では「とりあえず近くから撮る」くらいしか思い浮かばず、それもシャッタースピードが速いと暗くて全然拾えない。もちろん遅ければいくら手ぶれ防止が付いていようとその写真はボケまくりとなってしまうわけです。三脚を持って行くほど足場が安定してるわけでもないし、被写体が止まっていてくれるわけでもないし・・・。

ただ今年は去年と違ってとりあえず「ISO感度」の調整をしてみました。ほっとくとだいたいISO100とかで撮ってるわけですが、とりあえず400に設定。つかまぁ僕は購入時よもやそんな感度の必要な写真を撮るとは思わなかったので、その手の方面は正直不得手な一台なのです。
※今だとISO1600とかあるみたいです。ちなみにISO感度とはその数値を上げることで暗くてもその明るさを拾いやすくなる一方で「ザラッ」とした色味になってしまう、要するに綺麗には撮れないけど明るくは撮れる、という数値です。概ね銀塩よりデジカメの方が得意な分野ではあるのですが、それとて「闇夜」まで行ってしまうとさすがに、というところでしょうか。

Hotar2007 そんなこんなで何とか撮ったのが←この写真なわけですが、まぁさして良い写真でもないですな(^^;。ただ、ネットで蛍の写真というと「光の尾がいくつも舞い飛んでいる」みたいなのが多くて、正直それはそれでどうもピンとこないというか、ハートにこないんですよ。個人的にはなんとか「この蛍の写真はいいね」と呼べる一枚さえ撮れればそれでこの写真イベントは満足がいくのですが、、、なかなか。

帰りの車の中、ふと僕が、

「蛍はなんで虫なのに気持ち悪くないのかねぇ。見た目はぶっちゃけゴキブリと大差ない気もするんだけど」

と問うと、子供曰く

「そりゃ光るからだよ」

全く持ってその通りだと思いました。「蛍は光るからかわいい」。蚊や蝿のように叩いて殺してしまおうという気にならないのはその光がはかなくも美しいから。子供達が一匹ずつ捕まえて腕に這わせる光。別に逃げるわけでもなく、そのまま家に持って帰ってくるわけでもなくひとしきり愛でて放つ。まぁそういう時間もあってもいいと思う次第です。

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2007年6月26日 (火)

天元突破グレンラガン~第13話~

まぁなんつか可もなく不可もない出来。全体の話からはさほど重要な事象があったわけでもなく、絵が極端に悪いとかいうこともなく。強いて言えばディラルがなかなか男らしい一面を見せたり、シトマンドラって見た目シャピロだなぁと思ったり、いやいやぶっちゃけこのテンションの流れってザブングルっぽくない?って思ったり。

Grenragan13 でも作画の人の気合いというか、アニメーターご本人の思い入れなのか、ホントシモンのおざなりさ加減はハンパない。が、別にそれはそれで良いかなぁとも思った。とにかく今回はヨーコの←この顔が一番。ほんのちょっとの表情の移り変わりに命賭けて描いてる感じがしたもの。見てる側にはちゃんと伝わってますよ(^^)。

Grenragan13a あとメカ的にも←このカットにおける大グレンの指の隙間のディティールが素敵!細かいグレンラガンとおおざっぱなメカであるところの大グレンの対比は、ともすれば後者が雑になるだけで終わってしまうところをあえて、しっかりと描画することで絵の持つ説得力を数倍にしてる(気がする)。見ていて「ハッ」としましたね。このカットは。

Grenragan13b ←でもって最後は相変わらず素敵なドリル。なんてこの人はイカスドリルを出すんでしょうかってくらいスルデェドリルが今回は手のひらと背中からズビズバと出てくれます。この「取り込む」というブラックソードゼロばりの特殊能力によって毎回のロボシーンがマンネリになるのを見事に払拭してるどころか、見てる方はどんどん強化される彼にゾッコンです。最後はネオアトランティスの発掘戦艦エクセリヲンと同化してくれることでしょう!
※ついさっきナディアのラスト5話を一気に見ちゃってテンションがそっち寄りになってたりして(^^;。つかやっぱナディアはいい!っていうか今回はグレンラガンの回なのにスマン。っていうか長男が進めてなかったのであっさり休止してるよ>ゼルダ。

なんにせよ見ていてグッと来る絵というのはいいですね。自分にアニオタのケがあるからこそなんだろうと思いつつも、「より楽しめる」という観点からすれば全くもってOK。NO問題というところでしょうか。今回は無難ではありつつも★★★★ですね。

PS.試しに時計を消してみた。よく見るとわかっちゃうけど、だいぶ印象が良くなった気もする。どう?

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ネットはテレビをどう呑みこむのか?

週間アスキーに連載中のコラム「仮想報道」が本になったってのは以前書いた話。本をようやっと読み終えたので感想を書いてみたいと思う。っていうか実はそんなたいそうな話じゃないのだけど、とりあえず「仮想報道」自体はとっても素晴らしいコラムなので、ぜひ皆さんにも読んで欲しいと思います。なんとビックリネットで公開してくれていましたので、アドレスを張っておきます。

http://blog.a-utada.com/chikyu/2007/06/post_ae8a.html

まず僕的な感想は、

 ネットどうこうじゃなく、単に文章として読みやすいか読みにくいかで非常にその意図の伝わり具合が変わる

ということに尽きる。連載中読んでいたライトなコラムはとても気持ちよく意図が流れ込んでくるように、露骨な言い方をすれば「子供にもわかるような租借した」言い方がされている。コレをヨシとするかどうかは人によって異なるとは思うが、本の方にある政治関連の話は興味云々以前に単純に対象年齢が高い書かれ方をしていて、読んでいて面白くない。よくわからない略称や単語はぶっちゃけ僕の知識不足ではあるのだが、コラムにはほとんど見られなかったレベルの専門用語がガンガン出てくるのは、読み手に対して不誠実だと思った。政治に全く興味がない僕にしてみれば輪を掛けてテンションが下がるというものだ。

人に読ませる文章、それもそれで糧を得ようとするのなら、相応の配慮は不可欠だと思う。コアな層にしか理解されない内容であってもいい。ひとりよがりだと呼ばれるのも構わない。だが、読ませたい人に理解してもらえない内容にしてしまうのはどうかと思う。漢字一つ、略称一つにも「降りる必要」をもっと考えなきゃな、って思った。特にネットやYouTubeのような「身近な話題」の中に織り込む政治ネタならなおのことさ。

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2007年6月25日 (月)

ゼルダの伝説夢幻の砂時計~その2~

★ネタバレなし★

家に帰って食事を取り、おもむろに長男が、

 「父ちゃんやる?」

この場合の「やる」が何を指しているのか、瞬間僕の脳みそは気高く回転する。その間わずか20秒(意外と長い)。ああゼルダか。

 「うんたぶんやる」

聞けば長男は既にハートの器を僕より一つ余分に見つけており、明らかなリードを見せている。うーむ。このまま差を広げられては父親としての威厳が。

 「まぁ僕は今日時間があったから」

そんな言葉の節々にも心なしか自信とゆとりが見える。このままプレイしなかったら、間違いなく僕と息子との距離は広がってしまうに違いない。っていうかゲームってこんなに必死に急いでやるものだったのか?

 やるものだったはずだ。

ドラクエでも友達と競い合ってレベルを上げ、少しでも遠くへ少しでも強い武器を手に入れたかったはずだ。スーマリだってそう。ゼビウスだって初めて15エリアに到達した時の達成感は今でも熱く覚えている。でもってその翌日「俺16エリア行ったぜ」と言われたときのガックリ感もまた図らずも記憶に深く刻みつけられているのだ。

 要は競い合った方が面白いゲームも多い

そう言いたいわけだ。しかし昨今の氾濫するタイトルの中で、どれほどのものが「競うに値するのか」は正直微妙だ。つか適当に「微妙」とか言ったが本音は「全くない」と思っていたくらいだ。

しかし僕はゼルダをかなり集中してプレイしている。謎解きタイプのアクションアドベンチャーだからPSOのように続けるのは正直疲れる。しかしどうだろう、ゼルダにプレイ時間表示はないが、気付けば時計は1時半を回っていた。9時前から始めて1時半・・・4時間半である。つかダラゲー以外では昨今まれに見る長時間プレイだ。つか、

 今回のゼルダは易しい

特にボスが易しい。以前なら戦う前から及び腰になったり、正直「嫌だなぁ」とさえ思ったこともある。倒し方が複雑になりすぎて、それを見つける過程で何度も死ぬのが「当たり前」という風潮がどうも耐えられなくなっていたのだ。

しかし夢幻の砂時計はどうだろう。今のところダンジョンを3つほどクリアし、某ゴーストが乗ってそうなシップに乗り込んだ段階だが、ボスではほとんど死んでない(と思う)。いや、ゲームオーバーになったことがないわけではないのだが、とにかくボスの負担が軽い。実際グラフィックもさほど書き込まれているわけではないが、むしろ頭を使って(それも最近の数作と比較すればかなり易しい)道中をクリアしたプレイヤーに対する
 「ご褒美」

とでも呼べるリラックス出来るほどの空間。つかボスがそんなじゃゲームは面白くないんじゃないかと思われるかも知れないが、それはもはや人それぞれだと思うのだ。

今回のゼルダはタッチペンメインというか、ぶっちゃけタッチペンだけで操作が可能なくらいそこに集約された操作体系になっている。トラップ関係も一部マイクを使うモノなどもあるが、基本はタッチ。それはある意味これまでのゼルダとは

 スタートラインすら違う

印象を受ける。要するに(読み仮名の件にしても)間口を広く、ハードルを低くすることにかなり腐心している。

以前から何度か書いてきたことだが、難度というのは難しくする方が易しくするよりずっと簡単なのだ。易しくするということは手を抜くということでもバカにするということでもない。いかに浅くライトなプレイヤーの視点に立って考えられるか、思考回路や価値観の歩み寄り、シミュレーションを高度にこなせるかということなのだ。実際ゼルダをやっていて、幼児向けコンピュータソフトのような甘ったるい印象は全くない。それは、易しくありつつもダレない為の配慮や仕掛けが非常に丁寧に施されているからだ。

見た目や世界観に嫌悪感を抱く向きもあろうから、あまり過度に進めるつもりはないが、僕と長男、特に僕の中では、

 「このゼルダは面白い」

の声が出た。ちなみに僕の記憶が確かなら、この発言は過去5年間において、ポケモンダイヤモンド(長男はパール)、モンスターハンターポータブル2ndとこのゼルダでしか言ってない。
※まぁシリーズものの中でも特に、という意図が込められているからなんだけどさ(^^;。ゲーム自体面白いというより、最近失速していたシリーズだったのに、といういい意味での裏切りみたいな面白さかな。

前回「7に近い8」という評価だったが、今回はやや上がってダイレクトに★★★★(8点)付けられるかな、って感じだ。

PS.ちなみに今回はどうやら「ハートのかけら」というアイテムはなくなってるっぽい。っていうかまだ出てきてないのかも知れないけど、それだけたくさんのHPに依存したプレイを否定している、そうしないことでしか得られない緊張感や薄氷のバランス取りに気合いを入れていると、僕は好意的に受け取りました。ただ、今ひとつコレクトする意味がわからない、
※風のタクトのフィギュアのような
船の海賊パーツだけは、ちょいといただけないかなぁという気がしますけどね。

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2007年6月24日 (日)

ゼルダの伝説夢幻の砂時計~その1~

(続き~)で、ゼルダを買ってきました。つかこのゼルダってカプコン製かと思ってたんですが、どうやら違うようですね。ふしぎの帽子が最近のゼルダで一番のお気に入りだった自分にはどうか。っていうかトワイライトプリンセスがどうも「息苦しくて」続けられなかった自分には、風タクリンクが結構心地よいというかイイ感じ(でもドットの荒さ、画面のショボさは否めず)。思い返すとやはり僕のゼルダは初代であり、「かっこいいよりかわいい」リンクがルーツだったんだなぁとも思ったりする次第です。

で、ちょっとだけやってみた感じでは、

 思ってたよりちょっと面白い

というところ。「思ってた」というのがミソと言えばミソで、正直あまり期待してなかったんですよね。ドラクエモンスターズジョーカーとかの本来ならアナログスティックで移動させたいマップを十字キーしかないDSで操作させることに対して懸念があったし、今の僕が「根性謎解き系」ゲームに果たして染まれるのか、と思っておりましたしね。でも、これがなかなかイケル。

操作は基本スティックのみ。移動は目的地をタッチするタイプで、攻撃は相手に向かってスライドさせたり、直接相手を叩くことでロックオン&ジャンプ斬りをしたり、グルリと円を書いて回転斬りというのはまぁ予測の範囲内というところでしょうか。

やってる内容は基本DSのタッチを活かしたアトラクションなのですが、インターフェイスの反応がすこぶる良く、やっていてストレスを感じる場面はほとんどありません。
※が、ないとも言えない。
絵的にも「精緻になりすぎたトワイライトプリンセス(以下もしあったらトワプリ)がどうも好きになれなかった」自分にはかなりいい感じで、むしろテクタイトだっけ?クモ型の敵なんかは、初代ゼルダを上手くリスペクトしてシンプルなままなのに動きだけが上手く躍動感を持たせてあったりしてかなりニヤリ。ただボスまで結構地味なのは好みが分かれるところかも。64のスペックがあるDSなのに、ボスはなんだかSFCより劣るというか、もちろん最初のヤツだからってコトもあると思うし、今後どんどん派手なのが出てくるかも知れないんだけど、、、

 ってでもその地味さが嫌いじゃなかったりして(^^)。

要するに風呂敷を広げすぎかつそのくせ自由度が低いトワプリと違って、見た目もこぢんまりならプレイフィールもそれ相応というのが正直DSとよく合ってると思うんだよね。マップもタッチペン主体だから難しくなりすぎないようにしなきゃいけないってのも好印象だし、あ、そうそう好印象と言えば、

 ゲーム中漢字表示の部分をタッチすると読み仮名が出る

ってのはスゲェシステムだと思った。つか簡単な漢字でも出るので、ある意味これで勉強すら出来るかもって思ったし、伊達に教育ソフトをいくつも作ってるだけあるなぁとも思わせる。ただごく一部デモ中の漢字はタッチしようがないけど、それはあくまで例外と呼んでいいと思う。

閑話休題

謎解きは正直序盤から既に2回ほど詰まっていて(^^;、たぶん引っかからない人なら何も問題なくスルスルと通過してるだろうことは想像に難くないっていうか、まだ2時間かそこらしかやってないけど、とりあえず現状「霧を何とかすれ」というところ。

表題通り「砂時計」を使った制限時間トラップがなかなかに緊張感を与えつつも全体としてシビアになりすぎない作りはフルポリゴンゼルダにはない安心感。
※ちなみに今回は初心に返って「ビン」がなくなった模様。これも好印象。
移動の船旅は風タク同様煩わしさを伴うが、それでもいちいちオカリナを吹くわけでもなく、能動的にジャンプやら砲撃やらが出来るのであれほどイライラはしない。詰まったときの救済キャラも一応用意しているし、GBAふしぎの帽子でカプコンが見せた2Dの着地点とは別の正解を上手く模索出来ているという気はした。

現時点で既にトワプリを超えた評価を自分の中では下しているが、これがこのままラストまでプレイできるかどうかはまた別の話。っていうか既に満足し掛けてるって気もしないでもないというか(^^;、ファミ通の10、10、9、10はさすがに高すぎるけど、まんざらでもないかなぁと思ったりもするクリスです。

とりあえず現時点での評価は★★★★(限りなく7に近い8)としておきます。つかまぁポイント考えれば4000円切る値段だからね、それ考えたら凄いソフトだと思いますよ。

あ、そうそう今回メインテーマがかなり変わってます。悪くはないんですが、ファンとしてはちと寂しい気もしましたね。

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近況

みなさんこんにちはクリスです。たまには挨拶でもしてみたりすることに他意はありません。つか最近自分が気になってるというか、「いかんなぁ」と自戒していることの一つに、

 最初『ですます体』で始まったのに熱くなるとすぐ『である体』になってしまう

というのがあるのですが、みなさんもきっと読んでいて読みづらいだろうと思いつつ、自らの完成度の低さを棚に上げたくなる次第。もしかしたら今日もそんな調子になるかも知れませんが、何卒ご理解とご協力のほど、ヨロシクお願い申し上げ奉り候。

さて、モンハンフロンティアも順調に延期され、みなさんも行き場のないモンモンとした衝動をどう発散するか思案してらっしゃることと思います。リンク先のBlue_Tasuさんなぞは「いたすとDS」の難度の高さに苦しめられてらっしゃる様ですし、バブシカさんのようにPCゲーを中心にディアブロクローンを巡り巡って結局初代に落ち着いてるというケースもあり、中には「料理ナビ」でソロプレイの醍醐味を味わっているトムニャットさんのような方もいたりして・・・。世界有数の恵まれたゲーム環境にあると言って差し支えない我が息子などは、友達が来たらゲームキューブのPSOをやったり、なぜか今マーブルvsカプコンやPS2のスト2EXをやったりしてる模様。

自分はと言えば「君が主で執事が俺で」を終えたものの、正直ちと不完全燃焼というか、昔録画したつよきすの動画を繰り替えし見たりする「モロ引きこもりオタク」な生活をしてみたり、ディアブロクローンである「タイタンクエスト」やPCでの「ファンタシースターオンライン」を地味ながら進めたり。今日は仕事だけど、仕事終わりに「ゼルダの新作」を買いに行くかもなぁと思いつつ、取引先の知り合いが、

 店長今僕エヴァにハマってるんですよ!

なんて事を言うもんだから昔の録り溜めたDVDをほじくり返して、

 エヴァ→ナディア→トップをねらえ!

の美味しいトコ選りすぐりコンボを堪能しつつ、同時に見つかった「頭文字D」もついつい見始めちゃって、「おいおいもう明るくなってるけど明日(正しくは今日)は休みじゃないだろ!?」と自問したり。

つか最近になって僕と同世代の知り合いが「今アニメにハマってて」ってケース、結構多いかも。昔のガンバとかジョーとかの出崎統作品や深夜枠、ケーブルテレビ関係にとどまらず、丁度僕らがアニメに全く触れなかった80年代後半の作品にまで手を入れてる人もいたり。でもやっぱ久々に見て思った。

 エヴァはスゲェ。

っていうかアニメはやっぱり絵が命。それも止め絵じゃなく、動いてナンボ。大胆な構図がダイナミックに動き回る様こそがアニメの真骨頂であり、躍動感あってこそのアニメだとしみじみ痛感。具体的に言うと先日貼り付けたグレンラガンで言うところの敵のカスタムガンメンが大きく後ろに跳んでからつかみかかってくるところなんか『最高!』だと思うわけです。ウットリなわけです。抱いて(はあと)なわけなのです。で、エヴァやナディアを見てるとそういうカットがやっぱり多い。体や顔、セル背景のカットにすらその実力というか才能をまざまざと見せつけられる思いです。
※当時はあまり感銘もなかったノリコが放つ「イナズマキック」。今見るとホントアーティスティックなまでに宙返りを描ききってるんですよね。マジでビビるほど。逆に頭文字Dなんかは、絵というより話で引っ張るタイプだから、アニメとしては正直かなり落ちちゃうんだけど、それでもCGを上手く使った演出は、それはそれでなかなかやるなぁと思ったりもするわけです。

しかし一方で仕事に疲れて帰ってくれば結構安直に寝ちゃったりもします。そうもうそれこそ畳の上でいきなり寝出す。気付くと3時間くらいそのまま寝てたりして軽くビックリですが、まぁ気にせずそのままPCをいじりだしたりするわけです。やっぱり未来創造堂は面白いなぁとか、今回のタイムマシーン3号は今ひとつだったなぁとか。

そうそう最近友達から聞いたんですが、「ビリーズブートキャンプ」ってダイエットエクササイズがあるんですってね。つかまぁ名前だけは知ってたんですが、実際昨日初めてネットで検索して見たところ、

 「そりゃ出来る人と出来ない人がいるだろうよ」

と思う内容。こんなんが世界で1000万枚も売れたって聞くと、つくづく人間は踊らされる生き物だなぁと思う次第。つか、

 お金くれてもやりたくない

と思いましたね。正直言って。こんな苦しい思いしてまでやせたいの?っていうかこれは絶対リバウンドすると思うし。まぁアレだね、「今週末彼と初めての海」みたいな下っ腹が気になる女の子が命がけでガンバる為のもんだったりするんだろうね。つか最近じゃ女より男の方がやりかねないのかな。

唐突にPSOの話。ヴィリディア(緑)で始めたPC版はレベルさえあればダークファルスを倒さなくても次の難度に進むことが出来る。言い換えればクリアしても低レベルではハード、ベリーハードと進むことが出来ず、ちょい煩わしい側面もあったりするのけど、そこはそれ「郷にいれば郷に従え」<つか字違う?ってことで地味な経験値稼ぎをしつつも

 森と坑道ばっかやっててもつまんない

ことに気付く。要するに同じトコロばっか、楽なとこばっかだとメリハリがなくなってテンションがじわりじわりと下がっていくんですな。そこで思い立ってハードの遺跡をクリアしようと計画。つかまぁDEXPOWマグを順調に育ててヴァリスタを持っていれば、はっきり言って雑魚はほとんど余裕。ヴィリディアだからバルデュス(パルチザン系のそこそこ強い武器)もあるし、はっきり言ってボスまでは危なげなし。

しかしこのボスでかなり苦労した。初戦余裕だと思いつつ念のためにスケープドール(死んだらその場で復活できるアイテム。ぶっちゃけ滅多に出ない上に高額)2個を持って行ったらまさかの「HP不足」。
※防御力に関係なく固定ダメージで食らう攻撃に耐えきれず死ぬパターン。
目の前で消費されるスケドルにガックリとうなだれながら、リトライはスケドル1個でトライ。しかしまさかの序盤フリーズ→爆発コンボであっさりスケドル消費。でもミスさえなければ、、とじっくり腰を据えての戦いに。
※ちなみにスケープドールをモンハンの価値観に置き換えるとするなら、丁度トレニャーで出てくる竜玉を思い浮かべて貰えばいいと思う。あのくらいの確率でしか出ないアイテムが、「その場復活アイテム」なんですよ!ショックもわかろうというものでしょう。

相手に与えられるダメージは少なく、こちらは油断すればガツンと一気にレスタ2回分削られる。MP回復薬もメリメリと減っていき、いざというとき用の即時回復薬もゼロに。たぶん時間にしたらそれほど長い時間じゃなかったとは思うんだけど、モンハンのように3回まではリトライできる、ってプレイじゃないから緊張感も格段に上。

途中MP回復薬のパレットを入れ替え、
※ポーズが出来ないのでその瞬間も異常に緊張する。
何とか撃破。久々のガッツポーズ!でも大したアイテムも出ず、倒したからと言ってベリハに突入出来るわけでもないこのやるせなさ。まぁレベルも上がったしじっくりやっていこうと言うところでしょうか。

・・・・以下ゼルダの感想を書きましたが、ちと長くなったので別発言にすることにします。引き続き読んでやって下さるとうれしいです(^^)。

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2007年6月23日 (土)

幸せなこと

今日仕事でこんなことがありました。あまりに具体的に書きすぎるのもどうかと思いますが、まぁ聞いて下さい。

パート「先日買って頂いた品物が1点入ってなかったそうで、責任者出せって言ってるで、店長出て行って貰えますか?」

その日は贈り物の包装が立て込んでいて、スタッフの人数も非常に少ない状況下での対応、2点のうち1点を入れ忘れてしまったのです。その時は「ああ申し訳ないことをしたなぁ」と思いつつレジへ。

「こっちは病院にいる親父に何を贈ろうかかみさんと考えに考えてそれを選んだんだ。贈られた方はまぁ1点入ってるから大したこっちゃないだろうが、こっちの気はおさまらねぇよな?」

選んで頂いた品はパジャマ。2点必要なのは病院での洗い替えの為なのでしょう。

「35歳になって親父がいきなりこんなことになるなんて思ってもないことだったから、年に一度の父の日、何をあげたもんかと思ってさ。これならまぁ使って貰えるだろうし、喜んでくれるだろうと思ったのに、これじゃあガックリだわ」

気持ちがどんどん流れ込んで来ます。僕は以前「贈り物というのはその気持ち、選ぶ時間こそが重要」という話を書きました。気持ちというのは値段じゃなく、いかに相手のことを思えるか、相手の喜ぶ顔や、毎日の生活で使って貰えるだろうという期待、思いの強さこそが贈り物に魂を込めるのです。

 ・・・この贈り物は凄く重い。

 「あんたに何かしてもらわないとこっちは気が収まらないわな。ただ申し訳ないと謝るだけじゃな」

 「お父様のところへお詫びに参りましょうか?」

家の中のことに入ってくることまでは望んじゃいないとおっしゃる。ただ、何かをお詫びの品として差し上げることが一番手っ取り早いのだけど、僕はそれを口にするのをとどまりました。。なぜなら、このお客様のお気持ちを察すれば察するほど、「気持ちのくみ取り」が最も重要で、事務処理的な対応では絶対に許せない、収まらないと思ったからです。

お話を聞けば聞くほどお客様のその瞬間の失望が伝わってくる。怒りはその後付随して発生する感情で、重要なのはむしろそのきっかけとなっている「がっくり」と来たところだ。この歳で病気に倒れてしまった親父に対する贈り物。包装されているから事前に確かめることも出来ない、避けようのない失望感を味わわせた店の店長に対する憤り。察しようとしても察しきれるものではない。

僕は知らず知らずのうちに涙がにじんでいた。思わずお客様に

 「この涙は怖くて泣いてるんじゃないですので」

 「そんなことはわかってる」

察しようとして察しきれるものでなくとも、察しようとする気持ちは伝わる。もし僕が逆の立場だったら、店長だ社長だと責任者相手に凄まじい怒りをぶちまけたあげくに電話をガシャリと切ってやっただろうことに疑いの余地がない。だからこそ凄く考える。どうすれば何を言えばお客様に少しでも歩み寄れるんだろう。気持ちが痛いほどわかる、わかるなんておこがましいと思いつつも、伝わってきてることは伝えたい。

 「自腹切ってお詫びします」

唐突に思った。僕が申し訳なく思っているのだから、僕がお客様に直接それを伝えよう。店のお金ではそれは「クレーム処理代」になってしまう。それじゃあお客様には伝わらないだろうしきっとそんな事務処理がして欲しくて今日来たわけじゃないはずだ。

 「身銭を切らなくてもいいし、それがして欲しくて来たと思われたくもない」

 「でも僕の気持ちを伝えるには、これが一番だと思います。高いものは買えませんが、1000円くらいのものでなんとか気持ちが少しでも伝われば・・・、あ、もしよかったらそれより高いものでも店で残りを負担させていただいて、、」<微妙にセコイ。

その後幾度かのやりとりをし、お客様は1990円の虎の刺しゅうの入った甚平をお選びになった。「なんだか悪いね」とおっしゃるお客様の顔に怒りはもうない。僕はそれを自分のサイフから出したお金で買い、お客様に差し上げた。

 「身銭を切ってくれるなんて人はいないよ。アンタが店長でよかったよ」

 「これに懲りずにまた来てやって下さい。ホントに申し訳ございませんでした」

 「必ずまた寄らせて貰うよ。かみさんも何年もずっと来させて貰ってるしね」

 「ありがとうございました!」

---------

一段落して僕は今の自分の気持ちを整理してみる。仕事のことで大事なお小遣いを遣ってしまったことにもしかしたら後悔してる?あとからこっそり店の負担にしてしまえとでも思ってる?

 全然そんなことはない。

むしろどんな雑誌やゲームに遣うお金より「いい遣い方」をしたという気がしていた。正直言ってお客様の失望感は全て終わった今では既に色あせていて、「申し訳ない」という気持ちでいっぱいというわけでもない。お客様の怒りが溶けるように、その時のガックリが薄れるように、僕の中のその気持ちも同時に薄らいでいったのかも知れない。

ただ今の僕の気持ちを言葉で表そうとしてみても、正直なかなか上手く言い表せない。

「安堵?」

怒り心頭で店をグシャグシャにしてやろうってくらい息巻いてきたお客様の怒りが収まったことに僕はフ~ッと安心している?違う気がする。

「達成感?」

店長としての職務を果たせたことに誇らしくなっている?厳しい問題をクリアできた気持ち、やり遂げたすがすがしさが身を包んでいる?それも違う。

「自己満足?」

身銭切ってお客様が納得して、、、。まぁそういう面もあるかも知れないけど、たぶんそれがメインじゃない。僕は今どんな気持ちなんだろう。

 「幸せ・・・かな」

お金は自分の楽しいの為に遣うべきだ。自分の笑顔のためにこそお金を遣う意義があるし、実際その遣われたお金に「もったいなかった」とか思わない。怒りと哀しみと失望に震えるお客様が笑顔でお店をあとにして下さったこと。

 感情的になった人間がそれを収めるのは容易なことじゃない。むしろほとんど不可能だとすら思う。以前の経験では、お詫びの品を差し上げてなお怒ったまま帰られる方がむしろ普通だったし、正直「そりゃ怒るよな」という程度の気持ちしか察することが出来なかった。でも今回は違った。お客様の気持ちがどんどん流れ込んできて、僕の気持ちも同じようにお客様に流れていった。

「アンタに気持ちが伝わったのはこっちにも伝わってる」

共感してくださったことが嬉しかった。僕は僕としてこの方に何かしてあげたい。そうしなきゃいけないわけじゃない。ただ「そうしたい」。

今日は一日中雨降りで売り上げもすこぶる悪い。お袋が見たらガックリするだろうな。でも気持ちは結構晴れやかだ。僕は死にたいと思ったことが一度もない幸せな人間だけど、仕事を辞めたいと思ったことも一度もなかったりする。それはたぶんコミュニケーションを取ることが先天的に好きなんだろうと思う。幸せになるために僕は仕事をしてるのかも知れないな(いろんな意味で)。

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2007年6月22日 (金)

タイタンクエスト

結局大方の予想通り?モンハンはサーバーメンテに入って開始は明日正午ということになりました。つかある意味今一番熱いゲームでもあるP2の事実上の後継者でありかつ普通にPC、それもさしてハイスペックなものを要求しないとなれば、

 世界中で100万人くらい

アクセスしても不思議はないとも思うわけで。とりあえず自分などもアップデータのチェックまで行ったのが限界で、ホントに繋がったと思えたのは一度もなしという状況でした。

まぁ明日は普通に仕事だし、ある意味これでクールダウンした感もあるので、のんびりトライアルしたいと思う次第です。さて、それはそれとして、こちらのタイトル・・・。

バブシカさんに「ディアブロが好きなら」的なオススメのされ方をされ、「そりゃ好きですよ」ということで購入。つかまぁ英語版だったんだけど、最近のタイトルってなぁ凄いね。パッチとかMODとかでプレイヤーが日本語化できちゃうんだもの。一部の固有名詞を除いてほとんど
※アイテムやスキルの名前から表示されるメッセージやボイスまで。<ウソ。ボイスは英語。
日本語なんだもの。いやいや感謝です。つか体験版ではメッセージもろくに表示されないような状況だったので、

 英語→日本語

というより

 韓国語→日本語

くらいわかりやすくなりました。ホントに素晴らしい。で、感想の方なのですが、ぶっちゃけ

 ディアブロより劣る

のは否めないかな、と。いろんな理由がありますが、最大の理由はそのテンポ。タイタンクエスト(以下TQ)は敵が装備していた武器や防具を落とすのですが、貧乏性の自分はそれをいちいち換金しに町に戻ってしまうわけです。面倒なら戻らなければいいというのはありません。だってこの後どんなことでお金が必要になるかわからないのですから、そりゃもうはした金と呼ばれる金額でもポータルを開いて、ショップに行き、アイテムを売りさばくことになります。それがとにかくテンポを悪くする。持てるアイテムも少なく、気持ちよく戦いに没頭するのを凄くそれが妨げてしまうんですね。

ただ、これはまぁ序盤故の問題という気がしないでもありません。結局効率を上げていくことが前提になりますから、だんだん売値が安いアイテムは拾わなくなりますし、自分がある程度強くなっていけば当然一つ一つの売却額も上がってくるはず。今はまだレベルも低く、スキルも大したものを覚えていない状況ですが、おいおい移動速度を上げるスキルなんかを覚えていけばゲーム内テンポそのものがかなり底上げされるでしょう。

それ以外のシステムではカメラを自キャラにグッと寄らせることが出来るのが微妙というか、

・カメラが近い→迫力がある反面移動が異常にしづらく、飛び道具の攻撃をめちゃめちゃ受けやすい=画面外からガンガン撃たれる

という状況になってしまうのです。かなりのポリゴンでモデリングしているので、寄れば寄っただけ迫力が増し、見た目も綺麗なのですが、ゲームにならないのでは仕方ない。っていうかまぁこれは「寄ることが出来ない」と思えば問題もないんでしょうけど。

あとマップが自動育成じゃなく、かなり広大な地続きなので、割と移動が煩わしいというか、とにかくまぁ早く足が速くなって欲しいですね。

戦闘関連はほぼ問題なく強い敵は強く、弱い敵は弱く。クラスに関しては、キャラメイク時に職を選ばないかわりにレベルアップのスキルポイント配分で固定される模様。当然どのスキルを伸ばしていくのかはこの手のゲーム最大の懸案事項なので、将来的なことを考えてサクッとサイト検索。とりあえず今PSOで「命中率と飛び道具はやっぱり強い」という印象が刷り込まれていたので、ハンティングを強化。

最初にスキルにポイントを割り振ると後々後悔する可能性もあるので、ここは異常に慎重になって、とりあえずレベル6くらいまでは一つも上げなかったんだけど、各スキルをよーーーく見てかつ自分の経験から、

 攻撃速度が上がるのはメリットが一番デカイ

と判断し、それだけはマックス6まで割り振り。タイマン張る時でもそうでないときでも相手より攻撃回数が多い、もしくはノックバックさせ続けられる可能性があるというのはやはり重要な気がしましたし、実際それに関しては後悔はありません。ありませんが、、、今後ずっとやってくと変わるのかしら?

のらりくらりとプレイして昨夜は久しぶりに5時半まで起きてた(^^;んですが、
※今日は久しぶりのお休み。つか先週は休日出勤だったし。
とりあえずケンタウロスは撃破。あ、そうそう、マップの広さの割に敵が少ない気もしたかも。でもセーブしてリスタートすると敵やいくつかの宝箱も復活するみたいなので、「稼ぎたいのに稼げない」という状況にはならないかも。

正直まだまだわからないことだらけなので、どうすれば正解なのかが見えない分テンポが悪くなってると思うけど、決して悪いゲームじゃないので、もしかしたらモンハンやらずにこっちやる可能性もあるかなぁというところです。
※と言いつつPSOやる可能性も残されているわけですが(^^;。っていうか今日は一日むしろPSOをやっていたわけですが、もちろんNO問題ですよ!?

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2007年6月21日 (木)

つよきす~素奈緒クリップ~

Sunao00 PC版が発売されてかなり経つし、「君が主で執事が俺で」をやっていまさらながら「つよきす」が懐かしくも楽しかったことを思い返す人もいるかもしれません。つかまぁ自分がそうだったわけで。

当時は鮮度的にも「ウリ」的にも貼り付けるのはマズかろうと思ってましたが、そろそろいいかな、ということで素奈緒のお気に入りクリップをいくつか貼り付けちゃいます。
※元画像は先日のHDD上書きロストで消してしまったので、残ってたmpg4動画です。PSPに入れればそのまま見ることが出来ると思います。

●中学時代
不良に絡まれた素奈緒をレオが守った後で・・・。つかこういうシチュエーションはラブコメの王道ですな。
「SUNAO1.MP4」をダウンロード

●告白前
心が近づいていく過程のシーケンス。他のメンバーもちょこっとずつ顔出していてお気に入りの動画です。
「SUNAO2.MP4」をダウンロード

●告白
クライマックスです。この動画はたぶん50回くらい見てますな。素奈緒とレオの良さが良く出ていて最高です(^^)。
「SUNAO3.MP4」をダウンロード

こういうのを見返すとシミジミつよきすってスゲェなぁって思いますね。なんつかフカヒレとかカニとか祈先生もみんな最強だし。エロがないPS2版がより僕の好みにあったのかも知れませんが、やはり「過程を大切に」ということは声を大にして言いたいところですね。君あるも全員森羅様ばりに過程を大切にしてくれてたらもっと評価が高くなったのになぁと思いますよ。

※一応他のつよきすネタを書いた回をまとめた目次の日を貼り付けておきます。懐かしんで見るのも一興かと。
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/08/post_7202.html

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「疲れた」と口にする意味

しばらく前CMで中山美穂が「疲れたと言わないとか・・・」などと生活における心構え的なことを言っていて、ずっとそのフレーズが頭に残っていた。確かに「疲れた」と口に出して言ったからといって疲れが取れるわけではないし、ぶっちゃけ隣人に対する「労をねぎらってくれ」的なアピールの意義の方が強かったりする。まぁ確かに「おつかれさま」と言葉を掛けてもらえる可能性はあるし、その言葉が大きな活力になることもあるだろうから、全く無駄ではないとも言えるけど。

じゃあ完全な独り言としての「疲れた」は全く無意味なのかというと実はそうでもないという気がしないでもない。

まず「疲れた」と口にする瞬間は、たぶんそれまでやっていた作業なり仕事なりを一旦休止し、一服している時だろうと思う。バリバリに動いている時はそもそも疲れなど感じているヒマはないし、ハンパなく憔悴しきってる時はたぶんそんなことを口にする気力もないに違いない。要は「疲れた」と言う瞬間というのは、「とりあえずリラックスしたい」という体からのサインという見方も出来る。そしてそれは衝撃吸収剤、緩和剤のように体の負担を軽減しているという気もしたりするのだ。

ただだからと言って「疲れた疲れた」と独り言を言いまくるのもどうかと思ったりもする。リラックスして体力を一時的にでも回復させる可能性をはらむ一方で、当然のことながら進行中の作業は中断するし、ヘタをすればそれまでの進行をホントに忘れかねない。

 要は集中力の切り替えが重要なんだろうと思う。

よく「やる時はやる」と言われるが、まさに「疲れた」もその一端だと思う。疲れてもいいじゃん。ただその前後にはしっかりスイッチのオンオフをしないと、ただただ生産性が下がって「なんだか無駄に生きてる」気がしちゃったりする気がしちゃったりするんだよな。

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2007年6月20日 (水)

モンハンフロンティア~その0~

とりあえず会員登録をしてソフトをダウン&インストールし、アップデートした段階で「サーバーメンテ」のメッセージが表示されて終了。つかまぁスタート時はとんでもなく混雑するだろうから、接続できるとは思ってないんだけど、っていうかやる気そのものがあまりなかったんだけど、いざPCの画面で出来そうな気配がしてくると気持ちも高ぶってきますね(^^)。

正直ついこないだまでやってたわけで、難度的にあれより難しくなるのはつらいなぁと思うわけで。まぁそれでもダラリとPCでプレイ出来るのはそれはそれでありかとも思うので、なんだかんだ言って無料の時はやりそう。そっから先はテンション次第ですかね。みんなの期待値はどのくらいですか?自分は100点満点で40くらいの期待度です。
※P2を超えられるとは思ってないんですよね、正直言って(^^;。

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エルダースクロールIVオブリビオン

たまたまちょっとだけPC版を触れる機会があったので、キャラメイクから超序盤だけやってみた。つかまぁ

 マウス+キーボードってなぁジジイにゃ堪える

かなと。操作に慣れるのもパッドと比べるまでもないし、それまでずっとPCゲーをやってなかったため、
※「君ある」は除外でしょ(^^;
さすがに手が忘れてる。もっともそれも慣れればたいしたことはないのかもしれないけど、360ならばよっぽど緩和されるんだろうなぁという期待感は否めない。

キャラメイクは驚くほど微細というか、骨と肉と皮を調整するような感じで、そのバリエーションは無限とも思える一方で、「黒い瞳」が選べなかったり、ひげやメガネもなかったような。
※っていうかまぁメガネがないのは当然ですけど(^^;
それでもかなり自由に作れるのは間違いないので、キャラメイクにこだわりのある方なら、まずこの点で結構評価が高くなるかも。

ちなみにこのキャラメイクエンジンはNPCにも使われているっぽく、プレイ中に何度もアップで出てくる他のキャラもまた妙にリアルだったりする。ただこれが日本人の好みに合うかどうかは別問題だけど。

視点はファーストパースンにもサードパースンにも出来、走る時の移動速度等にもさほど不満はない。敵を倒すといくつかのアイテムを落とすが、それが少々見づらい、宝箱にカーソルを合わせづらいということはあったが、それ以外にはさほど操作がやりづらいということはなかった。
※パッドにも対応しているようだったが、それは試せなかった。

グラフィックは最高の環境ではなかったので判断しかねる部分はあるが、まぁDirectX10ではないので過度な期待は出来ないかなぁと言う感じ。視点も極端に離してディアブロのようなプレイが出来るわけでもないし、つたない僕の記憶をたどることが許されるなら、
 ウルティマアンダーワールドみたい

な感じ。もちろんそれを大幅強化した、という点はあるけれど。
※でも自由度の高さや世界観の雰囲気など共通点は意外と多いかも。まぁこちらは屋外ももちろんあるんだろうけど、序盤はずっと地面の下での戦いだったから余計そう感じたのかも。

で、ぶっちゃけ面白いかどうかということを問うた場合、

 パッドでやってみないことには何とも言えない

という感じか。ただ、HDDベースでの起動は切り替えがたぶんDVDメディアからのプレイより快適だと思うから、あまりに頻繁に長時間のロードが入るようだと360版だから面白いとは言えなくなりそうな気もする。ただ、序盤は割と頻繁に移動速度や剣の扱いに関するスキルがアップしたりもするし、ダンジョンマスターっぽく自己鍛錬が楽しめるようになりさえすれば、かなり世界にハマって行けるかもなぁという気はした。

正直プレイして360版の購入を決めようと思っていたんだけど、現時点ではまだ保留かなぁというところ。悪くはないんだけど、今のままだと今ひとつストーリーがウザいというか、

 そもそもNPCは全てウザい

という壊れた価値観が育成されつつある気がしないでもなかったりするんだよね(^^;。ただモンハンもなんか

 ポータブル2より敵が強くなってそう

という理由で急に及び腰になり始めちゃったし・・。だらりとPSOをやっていても正直そちらもさほどモチベーションが上がるということもなく、うーむ。今週はシャドウランが出るけど見送りっぽいし、
※息子曰く「体験版で十分かな」とか言ってたし。
ゼルダDSに期待かなぁという何とも歯切れの悪い近頃のゲーム状況だったりするのです。

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2007年6月19日 (火)

天元突破グレンラガン~第12話~

Grenadhine まぁなんと言うか気が抜けた展開だった。前回がハイレベル過ぎたと言えばそれまでだけど、雑魚が雑魚なりに自己主張しても所詮は雑魚でしかないというか、ニアは嫌いじゃないけど一番好きなのは「熱い時のシモン」だしとも思うし、そもそもシモンが熱くなるのには複線が甘すぎるって気もしないでもない展開だったというか、作画も悪くはないんだけど、ヨーコとニアはなんだけ別人みたいだし、、、みたいな?

一番好きなカットを貼り付けるつもりが案外それがなくてアディーネのアイキャッチになってしまうあたり、今回の微妙さを物語ってるかなぁと思ったり。つか個人的には、

 水中仕様のグレンラガン、足もスクリューになって欲しかった!

って感じですかね。★☆。

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PSPの調子が・・・

今日仕入れに持って行ったら帰りの電車の中で音が聞こえにくくなった。つかどっかにぶつけたかなぁとも思うんだけど、とりあえず

 人の声だけ聞こえない

というなんともオカルティックな症状。どう設定しても直らなかったので、「こりゃ新しいの買わなきゃならんのかなぁ」と思っていたのだけど、家に帰ったらなんだかよくわからないけど直ってた。つかホントに直ったかどうかもわからないんだけど。

ただ、調子が良くないのはたぶん間違いないところだと思ったので、試しにヤフオクで相場がいくらくらいなのかを調べてみると、カスタムファームウェアで送料込み3万弱。ただ面白いのは、

 ピンクだけ安い

なぜにピンクだけ?とも思うんだけど、確かにピンクは嫌なんだよね。っていうかワンダースワンは「ピンクを選んで買った」人間なんだけど、PSPのピンクはなんつか

 美しくない

気がする。個人的にはシルバーかゴールドがいいなぁと思いつつ、それだと3万超えたりするし・・・。今はとりあえずお金があるけど、子供用に今のサブPCを替える案もあったりするし、もちっとだましだまし使わせてもらえないかなぁってとこですかね。

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邪眼は月輪に飛ぶ

mixiでトムニャットさんが買ったって話を読んで、とりあえず藤田和日郎だし、買うだけ買っとくかと思っていたんだけど、意外と早く読む機会が訪れた。つかウンコすることになったってだけの話だけど。
※「だけ」とは言っても1週間ぶりのウンコなので、随分久しぶりではある。つか車運転しながら読むタイプのマンガじゃないし、仕入れに持って行くには時間の潰れ具合が短すぎるし、でなかなかチャンスがないんだよな1冊のマンガってのは。

で、ズバリ感想ですが、

 まぁ悪くない

というところかな。相変わらず彼のマンガは血が出るし、女の子はかわいくないし、勢いはあるけど絵はそんなに上手くないかなぁという。ラストは綺麗にまとまっているので、氏のマンガが好きなら読んでもいいかなってとこです。自分は★★かな。
※個人的に「肉を切らせずに骨を断つ」ラストバトルはちょっと物足りない気がするので、ちょい辛めの採点です。

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2007年6月18日 (月)

著作権と共有

別に他意はないと最初に断っておく話。

こないだ読んだ甘い生活の中に、アナウンサーの女の子がいきなり大物俳優相手のインタビュー中に眠りこけてしまうというシチュエーションがあった。プロデューサー的は「即クビだ!」と叫ぶが、その時のクレームの電話より「あの娘は誰だ!?」という問い合わせが圧倒的で、視聴率もグンと伸びてしまう。直後彼は「どうすればいいんだ!?」と頭を抱える。

CCCDが廃止されたのも、あれほど著作権侵害をしているにも関わらずYoutubeが平然と認知されているのも、これと同じジレンマによるものだと思われる。ゲームの中古やコピー問題もそう。デジタルだとかアナログだとかの問題以前に、「何をどうすれば売れるのか」がまず問われる。お金を掛けて広告しまくり、天才と呼ばれるクリエイターを大量に投入したとしても、その作品が売れる保証は全くない。以前ならそれでも十分ペイできたのだが、最近では何か様子がおかしいという空気が漂っている。

とにかく人の目に触れることが非常に大切で、話題に上らなければそれは存在しないも同然。Googleやアマゾンで検索に引っかからないサイトや書籍が「存在しない」と思われることと同義だ。携帯の着うたは確かに1曲当たりの売り上げはパッケージCDのそれを下回り、ヘタしたらどんなルートで拡散しているかわからない。しかしテレビの歌番組の存在意義が下がり、曲の寿命自体が大幅に短くなった「消費型」の音楽業界では、まず何より拡散の速度がモノを言う。より気軽により手軽により多くの人へ接触させることが最終的にはもっとも効果のある宣伝ということになるはずだ。

先日本来の発売日前のジャンプをネットに流したという罪で何人かが捕まった。理由は「早く買えることを自慢したかった」のだそうだ。「まだ発売前だからダメ」。それまでも雑誌がネットに流れるケースはあったはずだが、それが大事にならなかったのはその雑誌がそれほど新しくない、言ってみれば「賞味期限が切れていた」ものだったからということになる。

音楽やマンガやゲームをひとくくりにして正解を導くことは出来ない。が、今後ネットとの付き合いはどんな業界でも避けては通れまい。僕は酒もタバコも賭け事ももちろんドラッグもやらないが、需要があるものは供給が必ず発生する。そしてネットは鎖国された日本でもベルリンの壁でもない「遮れぬ道」なのだ。

近い将来通信速度の高速化が今より遙かに進み、デジタル化出来るコンテンツの価値が急落する可能性がある。それは映画や音楽だけでなく、テレビや新聞と言った巨大資本の企業にもすべからく訪れ、それによって給与を得、裕福な暮らしをしている層に大打撃を与えることになる。製造業も一部の職人でしか成し得ない少数生産品はともかく、インドその他発展途上国の労働力をネットを使った技術、情報の伝達でどんどん洗練、有効利用出来るようになっていき、賃金のグローバル化=地ならしが進んでいくんだそうな。

最後に誰が笑うのか、自分の生活にどんな形で影響するのかは現時点では全くわからない。ただ一つわかるのは今がまだその過渡期、それも入り口であり、これからどんどんこの手の問題がクローズアップされていくだろうということだ。「ウェブサイトとはなんですか?」実際の裁判で問われた質問だが、今後インターネット関連の知識と判断が下せる専門家のニーズがどんどん高まっていくんだろうね。っていうか案外「Wiiの投票チャンネル」のように全世界レベルで「是か非か」の判断が下されるようになったりして。

参考:週間アスキー「仮想報道」

余談だけどこの仮想報道、ほとんど僕が唯一楽しみにしている経済関連の話。まぁ「仮想」ってくらいだから幾分推論を含んではいるのだけど。で、このたびこのコラムの最近のトコをまとめた「ネットはテレビをどう呑みこむのか?」という本が出まして、つい先ほど買って参りました。まだパラパラとしか読んでいないのですが、なんつかまぁ週アスだから読んでるってこともあるかなぁという感じ。面白かったらまた抜粋して紹介したいと思います。

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2007年6月17日 (日)

パンクブーブー

キャプチャの調子が悪いかと思ったらテレビガイドソフトの為であったようで、理由は正直よくわかんないんだけど、とりあえず録画はされてた。つか今回の彼らのネタ、

 なんだか懐かしい感じがする

今までとは違った正当派の漫才で、見ていて安心出来るしテンポやネタもいい感じに仕上がっている。ある意味アンタッチャブルっぽいと言えなくもないけど、こういう「しっかりとしゃべる」お笑いが最近凄く少なくなってきてるような気がしたので、あえて貼り付けることにした。つかまぁ爆発力はないけど小さな笑いが頻繁にあって、平均点は高めという感じの出来だけどさ。★★★。
※Divxが調子が悪かったのでmp4です。ごめんなさい。

「PANKBUBU0616.MP4」をダウンロード

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久々にPSO

つかまぁ以前からやりたかったというか、元々このゲームが好きだというか。つかまぁ正直な話PSOが好きな人ってのは、ディアブロと比べてどうだとかFF11やモンハンとかとも同列に考えてない気がする。正直システムはシンプルだし、グラフィックだってDCクラス=PS2よりも劣るわけで、レスポンスこそキビキビと反応してくれはするものの、今から始めた人がみんな楽しめるかというとぶっちゃけ怪しい部分もあるとも思う。

結局PSOの魅力はウィザードリィのそれに近いような気がする。キャラメイクから最初のエリア、次のエリアと順番に進めていく過程で、「より洗練された消化作業」を楽しむというか、もうマーフィーズゴーストと戦わなくてもいいはずなのに、ついつい最初から最後の方、魔法を全て覚えて忍者とロードと侍と、、、なんてビジョンまで描きつつプレイをするウィズに凄く似てるような気がする。

PSOの魅力は乱数の魅力だと言ってもいい。1時間やれば、2時間やれば、5時間10時間100時間やれば手に入るということはない。序盤においても、普通にやっていれば問題なくキャラは強くなっていくし、いろんな武器や防具も手に入る。しかし、ステータスアップの装飾珠
※便宜上モンハン用語を使ってみました。
を4つ挿すことが出来る防具はそう簡単には手に入らないし、自分のステータスをブーストする役割を持つペットのようなマグの育成も一朝一夕には出来ない。
※3分に1回しかエサをやることが出来ず、何のエサをやるかによって成長パターンが異なる。
武器にも生物や機械などに有効な属性が付加されているものはそうそう出土したりはしない。

しかし、それでも自分の置かれた環境、舞い降りた幸運をやりくりして先に進めていくのはとても楽しい。最初から始めてもそれはしっかりと味わえるし、ノーマル、ハード、ベリーハードと難度を上げていけばそれだけいろんなアイテムを入手するチャンスが広がっていく。そう、PSO=ファンタシースターオンラインは、

 わかってる人が繰り返し楽しむ

タイプのゲームなのだ。だから初心者には正直ツライ部分も多いかなぁとも思う。闇雲に敵の集団に突っ込んで剣を振っても最初から持っている剣では敵1体にしか攻撃はあたらないし、魔法に頼るべきフォースもガンガン使っていたらすぐに薬切れ、しいてはそれを買うための金欠になってしまう。

でもだからと言って難しすぎるということもないのがミソと言えばミソ。戦士職で順番に処理していけばよほど序盤から押し負けるということはないし、冷静にエリア外に逃げれば敵は追っかけては来ない。近接戦キャラであっても序盤からDEX強化を中心にマグにエサをやり、ハンドガンが撃てるようになりさえすればエリアの出入り口からチクチクチキン戦法を使うことでよっぽど安全に戦っていける。

ボスもモンハン同様アルゴリズムを見切ってしまえばかなり安定するが、モンハンと違うのはレベルがある分強くなりさえすればそれだけ安全に倒せる度合いが増すということだろう。要するに逃げ道がある。

僕が親戚に教えてもらったオンライン版は最初からエピソードI、II、IVどれでも選べるし、難度こそレベルしばりがあるものの、森だの洞窟だのという大きなエリアに関しては最初からどこでもトライできる。
※GC版などでは順番にソロプレイでクリアしていく必要があった。

強い人に鍛えてもらえば、かなり安定して経験値も稼げるが、まぁ現在の人口密度ではその点は期待出来ないかも知れない。

まぁ今回PSOをやって思うのは、自分は歳を取ったんだなぁということである。結局トラスティベルやタイタンクエスト、オブリビオンに今ひとつ乗り気になれない理由は、要は面倒だからだ。ゲームのルール、固有名詞、マウスと絡めた操作、いろんな要素が積み重なってちょっぴりごまかし気味ではあるものの、根底に流れているのは「いまさら」感だ。
※つかそういう視点で言えばFFだって新作をやるのに抵抗があるはずなんだけど、あれはとにかく周囲の温度の高さが別格なモチベーターになり得ているってことなんだろうな。

だからPSOに逃げちゃったりする。モンハンもアカムやラージャンをほったらかしだし、プラモも君あるの動画エンコードも中途半端。つかこんな人生でいいのかと軽く凹んだりしちゃったな・・・。
※いやもう今は凹んでません。やっぱ面白いのは事実なので、とりあえず楽な方へ楽な方へと流れていこうと思います。まぁダメ人間ですからね(^^;。

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2007年6月16日 (土)

近未来のゲーム

最近身近に触れたゲーム関係のキーワードをまとめてみると、何となくだけど「こんな感じ?」みたいな近未来のゲーム像が見えてきた。まぁ賛否あるだろうけど、、、

・セカンドライフ
・モンスターハンターポータブル
・ネットゲー
・ヤフオクの完成品モデル
・FF
・アイドルマスター
・ギャルゲー
・オタク

これらのいいところを抽出してみると、

・オフィシャルなRTS、アイテムクリエイション
・携帯性、自己主張出来る装備、そそる武具の名前
・コミュニケーション
・スキルを活かした稼ぎ
・日本人受けするキャラクターデザイン
・愛の為にいくら払えるか
・テキストの持つ力
・メディアミックス

こんな感じの特徴が見えた。で、それを強引にミキシングビルドしてみると、、、

「ゲーム内でのキャラクターや装備は見た目に関してプレイヤーが作ることが出来、それによってリアルマネーを稼ぐことが可能になる。フィールドは実生活のようなものではなく、むしろ非現実的なファンタジー空間で、解像度そのものよりも『ゲーム動画』そのものが視聴に耐える構成になることの方が重視されるようになり、PSPなどの携帯機でもその動画を楽しんだり、キャラクターや武具モデルのトレードや配布、取得が可能になる。有志によるカスタマイズやバッチファイルのリリースで、システムも常に進化し、多国籍のプレイヤーが同時に母国語でプレイ出来るような環境が実現する」

僕がアイドルマスターを大きく評価してるのは、そのキャラデザインとモーション、ボイスの有無を言わさない萌え指数ですが、もしあれがモンハンのマイキャラクターに出来たり、龍がごとくのキャバ嬢として呼び込みをしてきたりしたらどうでしょう。そしてそれらのモデルはプロでなくとも作ることができ、それによって実際の賃金を稼げる仕組みが出来たとしたら、、、。

今のヤフオクに出品されるガンプラやフィギュアの完成度は落札価格の高騰により、日増しに上達の一途を辿っています。コミケやコスプレに関してもその筋の人の情熱はとどまることを知らず、クオリティがプロの域を超えるケースもなんら珍しくありません。それらがオフィシャルで同好の志と取引出来、あまつさえそれを使ってゲームが出来るようになるとしたら、、、。

GTAのように車やバイク、飛行機や船と言った様々な乗り物が同居する世界と、MMORPGのようにコミュニケーションありきで冒険をするファンタジー、2次創作物を実際のゲームに落とし込めるようなキャラ育成とアドベンチャーゲームのような空間その全てが融合するようなタイトルが出来る。

ナムコとバンダイ、スクウェアとエニックスが合併したということは、この4社が合併してもなんらおかしくない。優れた洋ゲーが国内で今ひとつブレイクしきれないのは、ズバリ見た目のせいだとも思う。声優だって実際なりたい人は死ぬほどいる。素人でも誰かがその声に価値を見いだせば、そこに市場は形成されるはずだ。次から次へ新しい飛竜がクリエイションされ、完成度の高いシステム上でのプレイを好むコミュニティが市場を洗練していく。玉木宏の声は凄くいいけど、見た目が玉木宏じゃなくても玉木宏並にいい声の人はきっと他にいくらでもいるだろう。彼の声でサポートしてくれるパーティなら、行列を作っても、実際にお金を払っても一緒に冒険がしたいというプレイヤーはいくらでもいるのではないか。ほしのあきと全く同じ顔同じプロポーションの3Dモデルとエッチ出来るようなシチュエーションに萌えるのはオタクだけじゃないだろう。

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携帯電話の普及が作ったコミュニケーションという甘い蜜。最新ではないグラフィックでも十分市場はついてくるという「価値観」。それによって得られる賃金で生活をまかなえる可能性。未来はすぐそこまで来ている・・・ような気もする。

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2007年6月15日 (金)

デモなぞを・・・

結局悩んだ末「普通のRPGはやらないかな」とトラスティベルをスルーしてしまったクリスです毎度。つかまぁ戦闘戦闘また戦闘って感じならやったかなぁと思いつつ結局町とかで人の話を聞いたりするのがウザいというか、正確には、

 世界観が肌にあってなさそう

というイメージから決断。文字通り他人の夢の中の世界みたいな空気が出過ぎていて、なんか居心地が悪く感じたというか。

で、じゃあ他に何かやるゲームはないかと「PCゲーム 体験版」などでググってヒットした紹介サイトからいくつか落としてプレイしてみた。つかまぁ

 英語だとなかなか大変

というのはあるね。説明書もなきゃオンラインヘルプも英語でホント全然手探りで進むのは骨が折れるというか、

 360のようにパッド前提になってればまだしも

という感じ。要するに「ボタンがわかんない」。で、とりあえず試したのは、

・オーバーロード
・セルファクターレボリューション
・アルファプライム
・ドーンオブマジック
・ロストプラネット

つか最後のはVistaじゃないからDirectXも9のままだし、正直360よりは落ちる印象。綺麗なんだろうけどまぁ感動はない。

オーバーロードはどうも「手下を召還する」というだけで既にRTSっぽい印象があり、絵は綺麗だけどちょっとやってやめた。次の二つはなんだか上手く動かない。
※セルフファクターはたぶんグラボ依存ぽかったですね。

で、一番(と言っても30分くらい?)やったのがドーンオブマジック。つかその筋じゃ有名なソフトなのか、それともそんなの誰もやってないし・・・なタイトルなのかもわからないままとりあえずプレイ。

 つかディアブロを綺麗にしたような画面・・・

自分のようなディアブラーにはとてもソソられるというのが正直な感想。つか日本語だったからかなりモチベーションが上がるというか、英語でもまぁまぁ。ただ話自体はやっぱりしっかり理解して進めてるわけじゃないので、速攻詰まってしまってエンド。つかまぁ敵を指定しづらいかなぁという気もしたし、体験版やってそれでよしという気もしないでもないかな、というところ。ただもし360とかで出るなら、購入を考えるかも知れないな。だってディアブロみたいだし。

で、実はこの後某知り合いに教えてもらって某ファンタシーなRPGのやり方を教えてもらいました。久々にプレイしてもやっぱりそこそこ楽しい。っていうかこのタイトルはもはや僕の中で一つの永遠と呼べるレベルに達してるかもなぁと思ったり。つかWiiでGC版をネットプレイとか出来るんでしょうかね。それだったら普通にそっちでやろうかなぁとも思ったりしました。つか某Uが付くバージョンは既に自分の中でなかったことになってる気がしないでもないとも思ったりしましたね(^^;。

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2007年6月14日 (木)

些細なことに大きく感動

Silkynbs 今日晩飯食いながら見てたバラエティでハサミのことをやってた。
※遙か昔一度だけハサミについてブログを書いたことがあったと思ったけど検索しても出てこないので僕の気のせいだったかも?
何を隠そう僕は結構ハサミが好きなわけさ。「バカとハサミは、、、」ということわざの意味も知らずだけど、ハサミという道具は本当に素晴らしいと思う。まず、

 切れる。

これが何とも素晴らしい。いくら手でがんばっても切れないようなヒモがハサミだとバッサリアッサリと切れてしまう。「オマエはなんて頼れるヤツなんだ!」。お菓子の口を開けるのでも、プラモのビニールを破るのでも、素手だとあまりに芳しくない結果を残す時でも、ハサミがあればあら不思議。力もいらなきゃ根性もいらない。あっさり開きすぎて肩すかしを食らったかのような手応えすらあったりする。次に僕の愛用してるハサミ(添付してあるイメージの真ん中のもの。商品番号NBS-155←155mmの長さのヤツ)に関しては、

 尖っている。

ので、

 カッコイイ!

上に刃先を使って段ボールの開梱がめちゃしやすい。
※刃をそのまま使うとノリが付いてしまって切れ味が落ちるので絶対しない。開梱は刃を閉じたまま人差し指を先に押し当てて行う。
つか普通のビニールだと、

 刃先でカッターのように切れてしまう!

くらいのシロモノ。刃物の里岐阜県関市にある丸章工業というところが出している「silky」というハサミなんだけど、とにかく使いやすい。つか刃物はすべからく使っていると切れなくなる。これはもう正直仕方ないとも思う。このシルキーもそうなんだけど、ぶっちゃけ布とか切れなくなっても(新品のウチはもちろん切れる)紙は切れなくならないし、日常の業務においてこの刃先の長さが一番使いやすいという僕なりの結論にたどり着いた上での使用でもある。
※もし近所で売ってたら買って使って欲しいけど、ネットだと楽天で1365円+送料だった。自分は以前買ってたところが扱わなくなったので、直接メーカーから取り寄せて買ったんだけど、一本1280円(送料込み2本同時購入)で売ってくれたりして(^^)、そういう意味でもファンだったりする。ちなみに事務ハサミは絶対この「左右対称」が良いと思う。裁ちばさみの場合は精度が優先されるから「4:1」の形がいいと思うけど、事務用に左右の認識は煩わしいだけだし、かといって穴が「2:2」じゃない「1:1」の形だと安定して力が込められなかったりするし、「3:3」だと親指側のホールド力が甘くなるのだ。←なのでもし安いものを買う場合でも、とりあえず「左右対称2:2」の形のものを選んでおくとそれなりに使えるとも思う。つかフッ素加工されてる400円くらいのヤツでも100均よりはずっとマシかと・・・。

閑話休題

そんなハサミフェチの側面もあるクリス的に今日の「ザ・ベストハウス123」の凄いハサミベスト3はかなり「キ」た。3位は花枝切りばさみで、1.5cmの丸木をザックリ切れてしまうのに、同時にブドウまでつぶさずに切れてしまう驚異の切れ味。ウットリ。でも僕的にはあのごつい鉄の塊は正直好みじゃなかったりする。っていうかベスト3全て自分が使うか、と言ったら使わない。用途が違うから。でも

 進化したハサミ

を見るのはとても楽しい。僕はハサミそのものにも魅力を感じるタイプの男性なのだ。っていうか小学生の頃使っていたハサミを今でも使ってたりするし。っていうか「僕の」卒園祝いでもらった鉛筆削りを未だに愛用してたりするので、刃物に関する物持ちはかなりいい方だと思うんだけどさ。

で、第二位!「電気で熱くなるハサミ」。

何で?と思ったらこれ、美容室で使うもののようで、通常どんなに切れ味のいいハサミでも、髪の毛を切った時の切り口はザラザラになってしまうという。しかしこの「触るとヤケドするぜベイベーハサミ(仮称)」を使うと、切り口が熱で溶け固められ、枝毛や切れ毛を防いでしまうんだと。つか効果はともかくその写真はかなり「スゲェ」感が出ててこれもウットリ。

そして栄えある第一位!「脳外科用鋏 ムラマサスペシャル」

つかホントに「ムラマサスペシャル」だったか名前は正直うろ覚えなんだけど、こいつはホントにスゲェ。刃先の厚さはわずか5.42ミクロン。刃の長さも11mmで、その切れ味は「和紙の繊維すら切り逃さない」レベル。
※海外の手術用鋏ではどうしても切りこぼしが出るらしい。
とにかく細かな作業、それも顕微鏡を使って刃先に命を賭けるような精密作業に真価を発揮するこのハサミ、何はともあれ名前が「ムラマサ」ってのがイカスじゃあないの!

たかがバラエティなんだけど、一人で感動してましたよ(^^)。ちなみに僕は爪もハサミで切りますし、片刃だけ使って普通にカッターのような使い方をすることもあります。ダンボール相手ならキリとして使うことも出来ますし、指でくるくる回すのも好きです。誰かが使って刃先にガムテープのノリが付いてると凄くゲンナリしますが、地味に指でこすって掃除したりもします。ちなみにこのシルキーは都合4本目で、以前は刃先がもっと丸かったんですが、男の子としてはやはりこの尖り具合を大きく評価したいですね(^^)。★★★★★!(満点)

※縁もゆかりもないですが、せっかくなので楽天のショップのリンクを張っておきます。ここで買うしかないということはないと思うのですが、もし興味があれば探してみて欲しいかなぁと思いますヨ(^^)。
http://www.rakuten.co.jp/nonaka/436174/436874/436899/

Img1003649927 書き足りなかったので補足。

ネットでこれらのハサミがないか楽天検索。とりあえず一つもヒットしなかったんだけど、見た目で「コレは!」と思えたモノが一つ。つかコレ

 シルキーと同じ丸章さんとこの商品じゃね?

って気もしないでもないけど、フッ素加工してあってなかなかの美観。でも正直シルキーの方が光ってる分かっこいいかな(^^;。↓リンク先
http://www.rakuten.co.jp/sugiyama/181083/201067/#187612
ネバノン洋ハサミ170。
※つか155mmのはねぇのかよ!(^^;

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ギブアンドテイク

今日仕事中にパートさんに「○月×日、ちょっと残業してくれる?」とお願いしたら、快く「私もお願いする時があるから」と引き受けてくれた。僕はあまり人にそういった頼みをすることはないが、やはりそれが承諾されるのはとても嬉しくありがたい。ありがたいはずなのだが、直後何とも言えない居心地の悪さが僕を襲った。

「私もお願いする時があるから」

仕事上のことであるから、それを円滑に進めるために当然こうしたやりとりは発生する。でも普段人にものを頼むとき、あまり見返りを要求され慣れていない自分は、この言葉にちょっとした嫌悪感を抱いた。別に頼まれたらそれを聞くことは問題ない。それが仕事上だろうと友達だろうとやれることはやるし、やれないことはやれない。あと金銭でのやりとりもお互いが納得づくであれば全然平気だ。しかしそうじゃない、「見返り」を要求されるのはどうもお互いの関係として「美しくない」気がした。

子供や赤ちゃん、奥さんや恋人、両親や親戚、仲の良い友人に「○○してくれたらOK」と言うケースはほとんどない。っていうかたぶん一度もないと思う。ただ逆はある「○○してくれたから」と言って恩を返したい気持ちになるのはむしろただ感謝するだけでは自分が納得できないという強い思いの表れであるから、むしろ美しいとさえ思う。要するに僕は、

 親しくありたい

のだと思う。関係は積み重ねていくもので、ネットでのトレードのようにその場限りのものでない限り「次回」がある。そう言うとき相手を信頼し、相手に信頼して貰いたい関係であるなら、ギブとテクは連動している必要性がないと思う。ギブギブギブギブテイクでもいいし、ギブテイクテイクテイクでもいい。お互いがお互いのためを思っていることがやりとりをよりスマートかつ気持ちよくさせる潤滑油になると思うのだ。

しかし一方で僕は相手のお願いを即答でOKしないという面も持っていたりする。立場上の問題もあるけど、安易な返事が結果的に自分や自分と関係する人に厳しい思いをさせかねないと思うからだ。相手からはその点なんだかはっきりしないヤツだなぁと思われるかも知れないが、どちらも僕なりの美学に基づいての答え。たぶんこういう価値観は死ぬまで変わらないと思う。

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2007年6月13日 (水)

天元突破グレンラガン~第11話~

Grenragan11 「気持ちが昴(たか)ぶる」というのはなんとも心地よいものだと思った。ドラマや映画、漫画のクライマックスシーンや、卒業式、結婚式などの式典各種。待望の続編タイトルのオープニングに聞き馴染みのあるメロディが聞こえてきて感じる思いもその一つだろうと思う。体が完全に覚醒しきっていて、毛穴が開き、瞬きの回数が著しく少なくなる。ちょっとした怪我や病気の痛みすらも忘却され、あまつさえ知らず知らずのうちに声を上げていることすらある。

 今回もそんな話だった!

カミナが死に、自暴自棄になっていたシモン。誰もがシモンを「必要のない人間」と見下す中、シモンはカミナが「お前が信じるお前を信じろ」という言葉を強くかみしめる。アニキがいなくなっても、自分には自分がいる。不安定だった心の糸がビシッと張りつめたとき、ゴミの山に埋もれていたラガンも再び目覚める。

別段シモンの言葉が素晴らしいものだというわけじゃない。っていうか何を言っているのか正直よくわかんない。でも気持ちの込め方がハンパじゃないのはわかる。伝わる。流れ込んでくる。

 「俺を誰だと思ってやがるっ!」

シモンにとってカミナは超えられざる壁だとは思う。だが、そんなことは問題じゃない。アニキはアニキ、俺は俺。張りつめた気持ちが天を貫くほど強く覚醒し、両の目に宿る光はもはや今までの「穴しか掘れない弱虫」のそれじゃない。

「必殺!ギガドリルブレイカーーーーーーーーー!!!!!!」

イカス!★★★★★(満点!)
動画も貼っちゃうので心して見てちょ!!

「grenragan11climax.avi」をダウンロード
僕はその瞬間涙を流していた。気持ちが昴ぶるとはこういうことを言うのだ!

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AVIを切ったり貼ったり

きむきむさんのアドバイスにより、かねてからの懸案であった動画ファイルの編集が一歩前進しました。つかまぁその道のプロへっショナルな方から見たら、僕がいまやってることなんざ、

 「まだまだだな、フッ」

と思われることとは思います。思いますがまぁ例えばPCが不調を訴え、図らずも再インストールを余儀なくされる未来が訪れてしまったとき、「アレってどうやるんだっけな」と路頭に迷う自分の姿を暗く灯りのともらないCRTの中に見つける日も来るでしょう。そんな時のための虎の巻です。まぁ中には参考になる人もいるかも知れないし、もっとスマートかつ効率的なやり方をご提案下さる方もいるかも知れないので、とりあえず書くだけ書いとこうというところですけどね。

●AVIファイルの結合

用意するソフトは↓

「unitemovie.zip」をダウンロード

これです。unite.movieというソフトですが、作者様が自由に配布してもいいよ、ということなのでそのものを貼り付けさせて頂きました。

※ホントはこれを起動するのに必要になるファイルがいくつかあるのですが、ついでに全部入れてアーカイブしてしまいました。まずかったら削除します・・・。

解凍するとunite_movieというフォルダが出てきて、その中にはいくつものファイルが入っていますが、ぶっちゃけ使うのはunitemovie.exe(切り出す時はcutmovie.exe)です。ダブルクリックして起動しましょう。つか我が家だとシングルクリックで起動設定になってるのでダブルクリックはしませんが。

軽いファイルなのでスグ起動してくれます。よく言えばシンプルな、悪く言えばあまりに情報量が少なくてちょっぴり不安になるウィンドウが立ち上がりますが、やろうとしてること自体シンプルなのでこれで必要十分です。

 全く同じ設定で圧縮したファイルを複数ドラッグアンドドロップして保存先を入れ、結合ボタンを押すだけ。

なんて簡単!なんてシンプル。ファイルサイズにも寄るとは思いますが、再エンコするわけじゃないのでそんなに時間は掛かりません。これでできあがりです。

ちなみに僕が試した具体的な流れは、、、

1.君が主で執事が俺でをウインドウで起動する。

2.カハマルカの瞳を起動し、更新を押して君あるを選択後、設定→FULLにしてOKし、フレームレートを10fps等倍に設定。

3.録画したい場面までゲームを進めた後、カハマルカのRECボタンをクリック。プレイ再開→録画中

4.録画の終了は右下のアイコンからカハマルカを選択→停止。同時に処理が始まります。

5.処理が終了すると2ギガ単位でごろりとデカイaviファイルができあがる。君あるのデフォルトウインドウサイズだと大体1分30秒ほどで2ギガ近くになるので、かなりの大きさだ。

6.もっと効率のいいコーデックで圧縮してる人もいるとは思うけど、僕はDr.Divxを使う。まぁ使い慣れているというだけの話だけど、とりあえずフリーなので右も左もわからないような人なら、使ってみてもいいとは思う。

7.圧縮はフレームレート1500kbps。別にこれは単に僕の好みなので、大きければ大きい分それなりに綺麗になる。先ほどのファイルを全て同じ設定でエンコードする。こればっかりは相応の時間が掛かるが、まぁ仕方ない。

8.そしていよいよunitemovieを起動し、先ほど出来たファイル達を順番にウインドウ内にドラッグアンドドロップ。

9.結合を押してしばらく待てば完成。イッコ注意としては、「完了」と表示されても、HDDが回ってる最中はとりあえず待っておいた方がいいかも。以前他のソフトでやったとき実際にはまだファイルができあがってなかったことがあったので。

当たり前なのだろうけど、できあがったファイルはしっかりとつなぎ目無く結合されている。正直結構うれしいもんです(^^。

●AVIファイルから切り出し

これはあくまで「切り出し」で、「削除」や「分割」ではないのでちょっとだけ注意。先ほどunitemovieに入っていた「cutmovie.exe」と、他にもいくつかソフトを使う。これもより簡単にTMPGエンコーダーを使って出来る人もいるとは思うけど、自分にはどうも無理なので、まぁ僕と同じような状況にある方は参考にしてみて下さい。

1.AVI以外も対応しているファイル形式なら大丈夫だが、動画やフレームを見ながら編集出来るわけではないので、
※その分軽いし早いけど
まずは普通のプレイヤーで切り出したい箇所のスタートとエンドをチェックする。今回グレンラガンの切り出しをしたときは、19分00秒00から20分30秒00の1分30秒間で試みた。

2.cutmovie.exeを起動し、先ほどの動画を読み込む。そのまま下の開始終了時間に入力し、出力するだけ。注意としては「切り出したい時間の最初と最後」を入力するということ。入力した時間内が削除されるわけではないです。

3.出力して終わりかと思ったらさにあらず。実は(理由はわからないけど)このファイルには音がない。なので、そのまま続けて「超驚録」を起動し、ソースファイルのその部分だけwavファイルで出力&保存する。mp3じゃなくてwavで保存しないとダメなので注意。超驚録は残念ながらシェアウェアになってしまいましたが、非常に使えるツールなのでこの機会にレジストするのも良いかも知れません。
※超驚録オフィシャルサイト↓
http://www.technocraft.co.jp/av/

4.続けて取り出しましたるは「AVI creator」↓のVectorからダウンロード可能な
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se329631.html
フリーの動画と音声の結合ツールです。つかこの使い方も非常に簡単で、起動後動画ファイルと先ほどのwavファイルを読み込んで結合するだけ。

5.実はまだ完成ではありません。この状態でバシッと決まっていれば問題はありませんが、もしもの為に↓
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se259148.html
AVIADJST
も用意しておきましょう。こちらのツールは音声と映像のズレを修正するソフトです。特に音と絵の長さが違う場合やキャプチャ時のウェイト関係でズレが生じてしまった時などにADJSTすると「良くなることがあります」。まぁ今回使わなくてもフリーウェアですし、一応念のため、というところでしょうか。

こうして無事動画が切り出されました。つかまぁ普通の人はこんな手間を掛けてまでやることはないでしょうけど、「出来ることと出来ないこと」の間には大きな溝があるという考え方もあります。まぁ僕みたいに

 美味しいところだけ何度も見たい

タイプの人間にはアリかも知れません、ということで(^^)。

※今回結合した「君ある」動画は後日、切り出したグレンラガン動画は今晩アップ予定です。まぁ「それが何か?」と言われてしまえばそれまでのことなんですが、もしよかったら覗いて見てくださいませ。

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2007年6月12日 (火)

日記ぃ~

日々生きているわけだから何もないということはない。が、改めて傾注しまくったことがないような日もたまにはある。そういう時は割と「日記」としてひとくくりにつれずれに風の向くまま気の向くままにキーボードに向かうことになる。

・PS3を伊集院がパッシング

 あひるちゃんのダウンロードソフトがあまりに切ないという話をファミ通とラジオ両方で言ってた。つかつい昨日360のダウンロード体験版をしっかり堪能した自分にしてみれば、「もう少し様子を見てやれよ」という気持ちがないでもないのだが、まぁ確かに「高級料理店でしか味わえないもの」の為に高い金出した人間にしてみれば、「いまさらアヒルはねぇだろう」と思うのもわからないでもない。

ただやっぱしタイトルが不足してるのは否めない。360のロストプラネットがDIRECTX10初の対応タイトルとしてPCリリースされるという話や、デビルメイクライ4やバイオハザード5が360でもリリースという話は、任天堂に次ぐ支持を消費者から集めているカプコンが大きくPS陣営から踏み出したことを意味するのではないかとも思う。まぁデカいタイトルを回収するのには当然と言えば当然のことなんだろうけど。

しかし自分もほとほと「ゲームがやりたくならない」事実も否めない。試しに古いFFとかやってみたんだけど、驚くほど面白くない。オカズ=モチベーターが極端に強くない限り、プレイする気にならなくなってる気配濃厚。特に説明書を読んだり固有名詞を理解する必要性が高いものはより顕著に毛嫌いする傾向があり、そう言う意味でもPS陣営の方向性が自分の趣味とは異なっているのかもなぁと思い始めている今日この頃。

そう言えば先日中古屋で39800円だったなぁPS3。いつもならここでヤフオクをチェックして、ネットならもっと安く買えるんだな、とか思うところなんだけど、それすらやる気にならないほど自分にとってのPS3が暴落してるのを感じてしまうよ。早くキラータイトルは出ないもんかねぇ。

・大神の本が売れてる

最近は毎週買わなくなった週間アスキー。先週か先々週の号でゲーム攻略本ベスト5というランキングの1位にイラスト集が、5位に攻略本が入ってるのを見て違和感を感じた。つか「大神」はもう随分前のタイトル。5月中旬のリサーチ期間に売れる理由が皆目わからない。

つかもうすぐDSゼルダが発売されるけど、大神同様アクションアドベンチャーに疲れてる自分はどうかなぁと思ったりもしてる。つか「やれば」面白いんだろうと思う一方で「どうしてこうまでやる気にならないんだろう」とも思う。大神とかスゲェ評価高かったし、実際つまんないって言ってる人を見たことがないんだけど、自分はどうもモチベーションが続かなかったんだよね。なんか損してるっぽい。いっそのことそのイラスト集でも買ってみたりもしようか?

・つよきす熱再燃

と言っても以前録画した動画を再度見まくってるだけ。っていうか君が主で、、をやって思ったんだけど、僕にとって「エロゲーにエロはいらない」っぽい。いや正確には「絵」は欲しいんだけど、別にその過程を克明にセリフ当ててくれなくてもいいというか、重要なのはあえぎ声じゃなくて気持ちを表す言葉なんだよなぁとシミジミ思った。前も書いたことだけど、つよきすなごみんの「あ、また」というセリフがやっぱり僕には最高に萌える一言だと思うわけです。つかこれだけだと100%の人が(つよきすプレイヤーを入れても!?)意味がわかんないと思うので少しだけ補足すると、それまで眼中になかった主人公からのしつこいまでの気遣いやモーション(下心ではない)にずっと辟易としていたのだけど、ついにこのセリフで「うれしそう」なニュアンスがこもるんです。
※具体的には携帯の着信を聞いてのリアクション。

エロゲーやギャルゲーってのは基本妄想ブースターだと思う。ナニネタとしての機能なら別にエロビデオでいいと思うんだよね。ゲームにしかないのは「思い入れ」。愛なんだよね。いや別にそれを誰かに理解して欲しいとか共感して欲しいとか思って書いてるわけじゃないんだけど、以前録画した動画を今見直してみてしみじみ思った。「ああこの頃の僕はこの子のことが好きだったんだなぁ」って。

・モンハン

まぁ長男が熱が冷めたことで僕もすっかり距離を置いてしまってるモンハンなのだけど、今日久々にオフの友人から電話があり「グラビ亜種上位が倒せない」という。いやはやほとんどソロ専でやっていてついにそこまで行ったか!という感慨が去来するが、最近めっきりソロでの戦いを敬遠してる自分にはむしろまぶしく映ってしまったり。

家にマルチプレイが出来る相手がいるというのは非常に恵まれているとは思う。情報にしても協力にしてもモチベーターとしてかなり効果的なのは間違いない。でもその一方でその相手を常時頼ってしまう、自分一人でも出来るかも知れないことを、二人で楽にこなそうとしてしまう。要するに「逃げ腰」になりやすくなってしまう気がする。

無論独力ではクリア出来ないような
※理由はまちまちだろうと思うけど。
相手を倒す手伝いという意味では無価値どころか非常にありがたいと思う。でも「一人でがんばる」ことにも大切な意味があるんじゃないか。達成感あってのモンハンじゃないのか。

このままこの名作から離れてしまっていいのか。

そう思う一方でアカム一匹満足に倒せない、倒しに行こうとしない自分に嫌になったりするんだよね。未練があるくせに決断出来ないというか、実行出来ないというか、、、コレがラブコメならありがちな主人公だけど、現実世界ではタダの情けない中年なんだよな。

・PCの調子が

というかキャプチャの、それもテレビガイドの調子が今ひとつおかしくて、先日録画中に視聴しようとしてハングしてからほったらかしにしておいたしわ寄せが来てるっぽい。っていうか「システムの復元」を使って今は何とか事なきを得ているんだけど、ルーターと併せて今ひとつ不安定。PC開けるのは正直超面倒だけど、今録画が出来なくなるのもツライし・・・。つか高いボードなら安定するんでしょうか?つか録画が安定しないからって未来創造堂をアラーム掛けてまで見る俺ってどうなの?

・AVIの結合が

カハマルカの瞳はビットマップファイルで動画を作るため、そのファイルはバカデカくなる。実際デカいだけならさほど構わないと思っていたのだけど、その上限が2ギガまでとなると話は別。長いものは何とかして結合しなくちゃならないんだけど、これがまた上手く行かない。せっかく高画質で君あるの動画が撮れると思ったのに、、、とかくこの世はままならぬモノよ。

・動画プレイヤーが欲しい

かみさんが「この動画の音が出ないんだけど」と言ってきたので軽くチェックしてみると、どうもあるプレイヤーでは音声が聞こえず、あるプレイヤーでは再生すら出来ない様子。よくよく調べてみるとどうもそのファイルには拡張子がなく、音声が聞こえないプレイヤーは拡張子がなくてもそのファイルの種別を自動判別して再生するがその音声コーデックに対応していず、再生できなかったプレイヤーでは拡張子をAVIやMPGと適当に付けることで再生が可能になったようだった。

しかしプレイヤーというのはどうしてこうも「かゆいところに手が届かないのか」と思う。つか今入ってるウィンドウズメディアプレイヤーはたぶん11なんだけど、以前のバージョンにあった

 画面内ダブルクリックで最大化

はサポートされているが

 画面内ワンクリックで一時停止

がサポートされていない。同フォルダ内にあるmplayer2ではその逆。9ではたぶん両方サポートされてたと思うのに、なんて不便。っていうかクイックタイムプレイヤーはドラッグアンドドロップの再生が出来なかったりするし、MPG4を気持ちよくクリックで再生してくれもしない。ファイルの関連付けもいくら「設定を保存する」にしても保存されないし、ぶっちゃけ「ウガーッ!!」って感じだ。軽くてオススメで関連づけも出来るプレイヤー、どなたかオススメございませんか?

・PCで遊べるオススメ体験版ゲーム

何かありませんか?せっかくスペックが上がったのに、ぶっちゃけそれを体感したのはMAMEでプレイしたアクアラッシュのみという体たらく。
※以前のPCだと結構カクついたんだよねコレ。
つか360より今のPCはスペックが上なのかどうかも正直よくわからないんだけど、それでもまぁディアブロ2よりは綺麗なゲームが動くでしょ?とも思う。昨日やったシャドウランみたいに「体験版だけでほとんどおなかいっぱい」というものもきっとあるだろうなぁと思いつつ、せっかくだからスゲェ綺麗なのを見てみたいとも思ったりする今日この頃です。つってもPCゲームそのものを知らないんだよな。

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最近は昼夜の温度差が激しく体調を崩しやすい日が続いてます。元来それほど丈夫じゃない自分ですが、この1年以上歯医者以外は通っていず、結構健康。
※つか慢性的な首の筋違いと下痢気味なのは定期的ですが。
こゆ時こそ油断しないでいつでも羽織れるものを周りに置いての生活、仕事を心がけたいと思う次第です。つか先日の大雨でぬれまくったときはマジで風邪ひくと思ったけど、今無事なのが逆に怖いくらいなんだけどさ。

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2007年6月11日 (月)

シャドウランとライオットアクト他

今日は仕事が休みでかみさん一人出かけてたので、子供達とダラダラゲームをして過ごした。たまの揃いの休日なのにほとんど家から出ないのはどうかとも思うが仕方ないそれが僕らの願いなのだから。

で、最初新しいソフトを買うでもなく今あるソフトをダラダラとやっていたのだが、「そう言えば・・・」とファミ通の360特集を思い出す。「何本か新しい体験版がリリースされてたような・・・」。久々に360の電源をオン!

まず最初に目に入ったのはパックマン。ライブアーケードにはいくつもの古いアーケードゲームが割とベタな移植で安価にリリースされているが、正直まんま昔のものに興味はない。パックマンも以前そのような形でリリースされていたが、今回のは完全な新作で、360の横長画面に併せてグラフィックもリファインされている。
※具体的にはポリゴンで立体になって「いるのではなく」、見づらくならないギリギリのところでエフェクトが派手に入っている。例えばキャラクターは残像を引きずって移動しているし、アイテムを取ったときにガラリと雰囲気が変わったりする。

このリファインのされ具合が何ともいい感じで、ルールも変わっている。これまでのパックマンはドットを全て取ると一面クリアという不文律があったが、今作では最初マップ上に全てのドットが表示されてはいない。プレイして食べていく過程でボーナスフルーツが出たり、画面上のドットを食い尽くすなりした瞬間に今まで空白だった箇所にドットが発生する仕組みになっている。

これの面白いところはいくつもある。まず面クリア型ではなく、タイム制であること。体験版はクリア時のスコア確認すらできない3分ばっさりカット型だが、基本5分間全く画面が止まることがない。要するに「食い続ける」ゲームになっている。そしてその悔い続ける間はモンスターも「速くなり続ける」。っていうか自分もかも知れないけど、とにかく速くて操作していても後半かなりの緊張感が演出される。

そしてそのシステムは同時にスコアアタックもかなり短時間で意識できるシステムにつながっている。要するにいきなりパワーエサが出現するため、連続して4匹食いをある意味しやすく、ある意味しづらくなっている。移動が速いし実質マップもそれほど広くなっていないので、「敵を食うのが楽しい」仕上がりになっているのだ。

また見た目がかなり変わるのも好感触。フルーツを食った瞬間派手なエフェクトで枠が変わりるのだが、取らなければならないドット数そのものは面全体の4分の1ほどなのでテンポも凄くよくなっている。例の青枠が悪いとは言わないが、パックマニアやクラッシックスのパックマンが見いだせなかった「軽快感」を見事出すことに成功していると言えると思う。

ただまぁ完全版にするには800ポイントのウェブマネー(金額で言うと2000円分カードを買わなきゃならない)が掛かるので、正直どうしようかという気はする。気はするが、個人的にはライブアーケードの中ではジオメトリウォーズに次ぐ作品であるとも思うので、出来る環境にある人はぜひ一度試してみて欲しいかなぁとも思ったりするのです。★★★☆。
※正式名はチャンピオンエディションだったかなぁ

続けてデモムービーやらなんやらもいくつか見たが、かなりつぼにはまったのは、、、

●シャドウラン

つかファミコンかスーファミの頃になんかよくわからないジャンルのゲームでリリースされた記憶がないでもないタイトルだけど、今回はFPS。
※一部三人称視点になることもある。
それもマルチプレイのみという潔い設定で、一人用ストーリーモードは完全に切り捨ての体勢。つか体験版はオフ専でありつつもかなりの出来&ボリュームで非常に楽しめるので、正直まぁマルチプレイそのものにさほど魅力は感じないのだけど、、、

 銃中心のFPSに魔法(地面から隣接するとHPを自動回復する「樹」を生やすものや、壁をすり抜けるテレポート、死んだ仲間を蘇らせるリザレクションなど)やテク(滑空するように着地するグライダー装備や、赤外線で壁の向こうの敵を発見できる装備)などを織り込むことで非常にハイテンポかつテクニカルなプレイが楽しめる作品になっている。

実際自分たちのスキルは低く、上手な人と戦ったら瞬殺も間違いないところだとは思うんだけど、それでも衝撃波で敵をふっとばしたり、ジャンプ&テレポートで上の階へ進入したりというゲーム性はとても新鮮で、子供と友達は(17歳以上対象のスプラッタ演出アリのゲームではあるけど)かなり楽しんでいた。

ズームしてのスナイパーライフル使用や2種類の武器の使い分け、種族によるキャラ特性など「マルチを楽しませるために必要だと考えられるもの」はいくつも織り込まれているし、実際やった感じでも広すぎないマップはとてもモチベーションを高く持つことが出来たりした。絵はそりゃギアーズやロストプラネットと比べたらちゃちいかも知れないけど、ゲーム性としては十分アリ、っていうか製品版の発売をさ来週に控え、「ちょっと買っちゃう?」みたいな気になってるのも実は事実だったりするんだよね。★★★★。
※ちなみに体験版は日本語仕様でかなりわかりやすいです。

●ライオットアクト

しばらく前にファミ通でモンキーパンチのイラストで広告展開され、既に日本版も発売されているタイトルの海外体験版。完全なサードパースンでかなり広大な(当然ロードも異常に長い)エリアを自由に移動しながらモンスターだかマフィアだかわかんない相手をガシガシ倒していくゲーム。

マップの各所には「いかにも触るといいことがありそうな光」がいくつもあり、それに触れアイテムを集めることで強さや素早さが上がる仕様。武器なども敵を倒して手に入れたりするし、車も道行く車から強引に乗ってる人を引きずり出して自分の車として使うことが出来たりする。

まぁGTAフォロワーの一つなんだろうけど、あっちの経験がすこぶる薄い僕には結構新鮮に感じられた。特に「ゲームならでは」のジャンプ力や行動力は心地よく、その箱庭もスーパーマンRのようにコピペの連続じゃない丁寧さを感じさせるものに仕上がっている。特に海の表現はかなりのレベルで、海外の箱庭ゲーの中では一番良くできてると思った。

ただ難点を挙げるとするなら、その主人公の顔が「異常にマズい」。つか一言で言うと「死ぬ間際の萩本欽一」のような顔である。これでいくら屈強なギャングを蹴り飛ばしても、かっこいいとは思えないのである。まぁそれは開始時に何も考えずにポンポンボタンを押していた自分が悪いのかも知れないけど。

やっていてさほど目的意識を刺激されず、割と漫然なプレイになってしまうため、正直「買ってまで」という気がしないでもないのは事実なのだが、自由度の高いマップと出来のいい背景モデルをダラダラとさまようだけで結構楽しいのも事実なので、とりあえず安くなったら買ってもいいかなぁと思ってたりもする。評価は★★★☆ってとこかな。
※シャドウランの方がテレポートの分だけ楽しいかな、と。

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20ギガのHDDは既にぱんぱんで入れたいためには消さなきゃならないのを繰り返しているのだけど、体験版で優秀なものはやはりその中でもキープされる。特にスーパーマンRは今でも普通に楽しく気持ちいい。別にそう派手なことがしたいわけじゃなく、ただちょっと「ソレっぽいゲーム」が楽しみたいだけなら、作者には悪いけど体験版で正直十分なんだよな、と思ったりもする。それでもやっぱり360を買ったこと自体後悔は全くないし、今なおLBとかのボタン表示が小さすぎる点を除けばさほど不満もない。このままならまだまだ楽しめるタイトルがリリースされそうだし、正直個人的には「Wiiより360」てのが今のクリスの本音だったりもするんだよな。

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2007年6月10日 (日)

音楽は理屈じゃない!

大乱闘スマッシュブラザーズX、スマブラのオフィシャルサイト「スマブラ拳!!」が始動しておりますが、以前紹介させていただいた音楽家たちが凄いことになってます。つか僕らが知ってるゲーム音楽の半分くらい入ってるんじゃないの?とまとこしやかに囁きたくなるほどで、こちらにあるメニュー音楽の「Xアレンジ」は正直鳥肌が立ちました。ゲーム中でなく、音楽として琴線をかき鳴らすというのは、正直数年に一回あるかないかというレベル。
※前回はFF12、その前はポケモンのCMやザナックNEOのオープニングくらい?

http://www.smashbros.com/jp/music/music01.html

とりあえず格闘ゲームそのものは今の僕には正直キツい感もありますので、それほど熱を入れてプレイをすると言うことはないでしょうけど、音楽だけはキャプチャして聞き込みたいという気にさせる出来になりそうです。

PS.しかし超兄貴まで入るとは・・・「セクシーダイナマリオ!」・・・失笑。

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君が主で執事が俺で~その6~

★ネタバレあります★

結局再度プレイするまでもなく最後の一人朱子(ベニス)も一気にクリア。どうやら主三姉妹がメインルートで、おのおのの従者であるベニス、ナトセ、美鳩はサブルートっぽく、ボリュームはかなり少なかった。体感的には半分ほどかな。

しかし既に他のキャラルートでも感じさせていたとおり、彼女のツンデレ度はなかなかのもの。っていうか髪の毛の色は素奈緒でボイスが(演じ分けてるからかなり差があるにせよ)なごみんとなれば、これをツンデレにせずしてなんとする、という感じ。実際ツンツンの時の口の悪さはカニを彷彿とさせつつ、キッチリ突っ込んでくれる気配りは素奈緒のそれだし、デレってからの尽くし度合いはなごみんを思い起こさせる。まぁ要するに、

 好み

ということになるのだけど、きっちりサイドストーリーから気持ちが近づいていく感じを描ききった森羅様と比べるとやはりボリューム不足感は否めない。特に「主人公を色仕掛けで下僕に、」というくだりは正直唐突で、「え?もう?」という気持ちで萎えてしまった。

あとベニスに限らず全体的に「好き合ってから」恋人状態のエピソードが少なく、「ヤリさえすればいい」という空気が漂っていたのが非常に残念。この辺りは好みだとは思うんだけど、80年代ラブコメ大好き人間としては、「お互いがお互いのことを気にし始める」から「その気持ちがだんだん確かなものになっていく」「はっきりと認識するもそれを表に出せなくて心とは裏腹なリアクションを取ってしまう」という王道の展開があればあるほどいいと思うわけで、その辺りがしっかり出ていた森羅様の評価が最終的にはやはり一番ということになる。
※逆に一番風情がなかったナトセが第一印象通り今ひとつという感じに・・・。

別にギャルゲーにリアルかどうかは重要じゃないと思うけど、世界に入りやすい入りづらいというのはやっぱある。ジョークのキレであったりありがちだけど馴染みやすい展開だったり、ビジュアルやボイスの好み、完成度であったり。そんなことを考えつつ振り返ってみると、絵的にはほとんどの絵が「納得出来る」レベルだったし、ボイスも(あえぎ声は正直あんましピンとこないのでザックリ飛ばしまくってしまったけど)かなりいい感じだった。ベニスをやる頃にはナトセの肉好きもすっかり定着していてニヤリとさせられたり、各ストーリーでちょっとずつ顔をだすエピソードがザッピング感覚で思わず納得したりと、

 全部やって初めて正しい評価が出来るかもなぁ

とも思った。まぁどれだけの人が僕のこのレビューを読んでるのかわかんないけど、発売から間もない段階であまりにウリとなるグラフィックや動画をアップするのも正直気が引けるから、現時点では「ベニス評価★★★★、総合評価★★★★」として、ほとぼりが冷めた頃に「個人的にグッときた場面」なんかについてまた書いたり貼ったりしてみたいと思います。

ちなみに「君ある」は今後ドラマCDやアニメ、たぶんノベライズも予定されてると思いますが、そうしたアナザーストーリーが立ち上がる暁にはぜひハードMアナスタシアや揚羽さん、もっともっとベニスとの絡みが読みたいなぁと思いましたね。
※脇役的にはたてかべ和也さんのデニーロや男性キャラハル、小十郎はつよきすには及ばなかった感じがありますが、大佐は負けてなかったというか、凄く良かったですね。

「姉しよ」と似たような空気感を持っているので、続編も不可能じゃないと思いますし、来年予定されている「学園ドラマ」と言われるみなとそふとの新作同様楽しみにしていたいと思います。

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君が主で執事が俺で~その5~

★ネタバレちょっとアリ。つか短いです。

これまでこの作品に関していろいろ書いてきました。つよきすより劣るとかボリュームが短すぎるとか、もうちょっとディティールをしっかり立てて欲しい的なリクエストというか要望をダラダラと書いて参りました。夢、ナトセ、未有、美鳩とあえてゲーム中のチュートリアルでオススメと言われた森羅様を後回しにして他のキャラをクリアして参りました。しかし、今僕は

 お詫びしたい気持ちでいっぱいです!

このゲームのタイトルは何だ!?「君が主で執事が俺で」だ。相手は「主」であり、つよきすのようにツンデレを謳いたいわけじゃない。キスシーンがポイントというわけでもないし、みんながみんな自分の好みで描き尽くされているはずもない。重要なのは、

 相手が主であり、自分が執事である

このことだったのだ。要するに、夢も未有も名目上専属従者にはなるが、主と呼ぶには甚だ物足りない。ビジュアルも性格も「主たり得ない」。その辺はつよきすにおいても「ツンデレが好き」でそれを目的としてプレイしたとき、カニや乙女さんに微妙な違和感を感じたりするのと同様だ。
※ここは重要なところなのであえて断定的に表現します。
つよきすは間違いなくなごみんやエリカ、素奈緒たちのような最初高いところからの目線だった子が、ぐぐっとプレイヤーに近づいてくる感覚こそが魅力であり、キモだったはず。

 森羅様こそが真の主だった。

むしろ「森羅様だけが」と称してもいいかも知れない。物語のボリュームもつよきすに匹敵するほど長く、しっかりと描き尽くしていて、サイドストーリーもビジュアルもセリフも隙がない。ぐいぐい引き込まれる展開は途中胸が締め付けられる部分もあるが、それとて最後に素敵な収束を迎えるために不可欠なパーツだったと確信出来る。

 つかこのゲームやって森羅様が一番じゃないってのはちょっと考えにくい。

くらい森羅様が素敵なのだ。カワイイのだ。つかホントに心から「この人について行きたい、支えていきたい」と執事マインドに洗脳されてしまうほどなのだ。

あと一人、森羅様をクリアしたことで選択可能になった森羅様の従者であるベニスがいるが、こちらが個人的には当初本命だった。でもたぶん森羅様を超えることはないだろうなぁと思う。それほどまでに主は魅力的だったし、もっとずっと一緒にいたいと思わせてくれた。エンディングの曲も他のメンバーと違っていて、タカヒロさん的にも思い入れが強いことが伺えたりするしね。★★★★★!

※つかベニスに入る前にもう一回森羅様ルートをやろうかとすら思ってる自分。つかスゲェ長いけど(^^;。

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2007年6月 9日 (土)

ロボット

今日もたまたまテレビを付けたら未来創造堂をやっていたので、思わずそのまま視聴。つか僕は元来時間を無駄に使いたくない気質が強いので、飯時とかを別にするとCMもそのまま見るというのは結構珍しかったりする。
※キャプチャは保存前にCMをカットするんだよね。つかキャプチャした直後ならそれが出来るんだけど一回divxでエンコードしちゃうとそれがどうも上手く出来なくて・・・ってそれはまぁ別の話題。

で、漠然と見ていたら、最後の方でアシモが出てきた。随分前からHONDAが開発してる二足歩行ロボットASIMO。子供達と丸く円を描くように走るアシモ。まぁ普通はこれを見て何も感じない人のが多いんだろうけど、ここを読んでくださってるような方ならおわかりでしょう。

 二足で走る。それも最小旋回半径が2mほど。

というのはとても凄いことのような気がしました。

つかまぁ僕も全然詳しくないのですが、正確にはたぶんこれはまだ「早足」のレベルで、本当の意味での「走る」には到達していないのかも知れませんが、
※「走る」ためには一瞬でも両足が地面から離れる必要があるとかないとか。
見ていて子供遠いかけっこをしている姿は、紛れもなくかけっこ。

 「かっこいい・・・」

ロボットは遙か昔禁断の惑星のロビーやらメトロポリスのマリアやらの時代から、アトム、レディ、ドラえもんと数限りないタイプの創造物が生み出されてきたわけですが、ぶっちゃけ「見た目」だけが一人歩きしていて、どれも「本当に存在するとしたら」という視点ではありません。もちろんそれは当然と言えば当然なのですが、面白いのはホンダのロボットが徐々にそうした「想像上のロボット」に近づいている印象を受ける点です。

最初P1とかが出た頃はなんだか頭が大きくて背も高くて「怖い」印象のが強かったのに、どんどんコンパクトになって大人なら持ち上げられるくらい軽く、ホントに人間の子供のような外観になっていった。それってばつまりは「アトム」なわけで、著作権とかいろんな問題はあるんだろうけど、ガワだけかぶせちゃえば「リアルアトム」はもうすぐそばまで来てる。
※だからこそイベントで転んだりするとみんなが「心配する」。「アシモは大丈夫かな」と思う子供の気持ちは、たぶん「アトムが友達」であることの入り口なんだろうって思う。

でも実際問題ホントにロボットとの共生が実現するのはまだまだ掛かるだろうとも思う。コストもそうだけど、なによりニーズが甘い。誰かが欲しがるレベルでは正直全国のご家庭に、というわけにはいかないだろう。テレビやビデオ、冷蔵庫のようになるには、相応のメリットが欲しいところだ。

ただまぁリアルなそんな話はたぶんプロの人たちが寸暇を惜しんで考えていることだと思うから、ここはあくまで僕の夢を書いておしまいにしたい。

まず先ほどもちょっと触れたけど、ガワは凄く重要だと思う。とりあえずシリコンやラテックスフォームで「柔らかく暖かい人肌」が再現され、3Dのスキャナとモデラーで本物の立体コピーが作れるようになれば、

 家に玉木宏を呼ぶ

ようなことも出来るかも知れない。音声はたぶんもう実用に足るレベルで合成可能になってるんじゃないかと思うし、AIとベースとなるCPUの演算速度さえあるラインを超えられれば、変な話

 アングラでいろんなことをさせる輩が出てくる

ような気がする。要するに小さくすることは大変だけど、一旦小さく作れてしまえば基本バランサーとフレームである程度好きな大きさに出来るような気がする。そこにアンオフィシャルですげ替え可能なガワと、声をインプットすれば、

 妄想をリアルにしてしまえる

かも知れない。最新刊の「甘い生活」で主人公弓香のマネキンが作られたが、あれがリアルにしゃべって動くということになれば、そしてそれが手の届く価格になってくれば、、、

いや、別にそれが現実の人間である必要はないか。むしろFFのセフィロスや2Dのキャラに恋心を抱く人間がいるのだから、大多数にゆるく訴求するデザインより、ごく一部に買わせるに値するデザインで仕上げれば良いという気もする。となればそのロボットのニーズはかなり強力になってくる。

詳しくは知らないけど、コミケなんかのイベントにキャラクターのペイントをしたマイカーを見かけたりするらしい。っていうかそういう車のペイントや改造はぶっちゃけめちゃめちゃ金がかかるらしいんだけど、要はそこから崩せばいい気がしてくる。

 いつの世もエロは強し

なのだ。煩悩こそが世界を作ってきたと言っても過言じゃあるまい。っていうか

 リアルになりすぎると怖い

気もするけど、いやいやどうして怖い人もいれば怖くない人もいるのだよ。

 例えば死んじゃった子供

とか孫とかはモラルだとかルールだとかは一切通じないでしょ?っていうかむしろ開発者の人にそういう境遇の人がいたとしたら、マンガの世界が現実化することだってあながちあり得ない話じゃないと思うもの。

 っていうかそのくらいの未来はスグそばまで来てる気がするもの。

きっと技術と文明が進化していくと、たぶん50音全て録音しなくても、「おはよー」とか「マジで?」とかっていう日常の言葉から全ての言葉がその人がしゃべってるように再現可能になったりする気がする。何十億光年先の銀河だって見られる望遠鏡や衛生軌道上からハエの羽音を録音する技術だってあるんだから、盗聴マイクとかカメラとかでスキャンされたデータを実用レベルでフィニッシュ出来るようになるのもそんな先じゃないでしょ。っていうかよもやご家庭のPCで衛星写真で構成された世界地図が普通に見られるようになる未来がこんな早く来るとは思いも寄らなかったしね。
※映画「クローサー夕陽天使」で出てたのはまだ3年か4年前だと思うし。
 →まぁあっちのPCのがずっと高性能ではあるけど。

ただ、じゃあ今実現可能になったとして、自分の貯金でそれが買えるレベルの生活水準になっていたとして、ホントにそれを我が家に導入するか、壊れたるスグ買い換えるPCのような「大切なもの」になりうるのか、と言われると正直即答出来ない。そりゃそうだあることが当たり前になってないんだもの。いや、それ以前に「何が出来るのか」があまりに不透明なんだもの。
※でも自分が天涯孤独で誰にも知られない生活を送っていたら、要するに引きこもっていたら状況はかなり変わってくるかもな~。とりあえず自分は

 「言葉だけで萌えられる」

人間だから。っていうか小説とかより脚本、シナリオがスゲェ売れたりするようになるかもね。雑誌の付録を読み込ませると本物の顔、
※例えば3Dでモデリングしなくても、、、、

 よく考えたらロボットはいらないな(^^;

音声再生の技術さえ爆発的に進歩すれば、何もロボットにチンチン触ってもらうことだけが幸せだと思ってない、

 好きな言葉を好きな子の声で言ってもらえればそれで十分

という僕みたいな人には本物並みのCG画像と音声再生技術があればそれで事足りることに今気付いた。っていうかリアルであるための必要条件は、

 体温や臭いや吐息

の再現性にあるのかも?ネットでデータが出来ないことをやらせられるロボットこそがホントの意味で価値を見いだされるようになるのかも。っていうかやっぱそれに慣れてない生活を送ってる自分にしてみれば、ちょっと気持ち悪い気もする反面、

 好きな子のシャンプーの香りを嗅いだだけでついグッと来てしまう

自分みたいな人もいるわけで、まぁあながちあり得ない話でもないかなぁとも思えたりもするな。っていうかこないだ仕入れの帰りの電車でフッと鼻をかすめたんだよ、なんか

 ついて行っちゃいそうになった・・・

ヤバイヤバイ。つかなんだか良くわかんなくなって暴走気味になったのでそろそろおしまいにするけど、実際ホントにロボットが家に来るようになる未来があるとするなら、まず動きよりも言葉(声)や思考回路、気配りという「人間性」の方が重要視されるような気がする。ペットより頼れて、毛嫌いしないで話に付き合ってくれるような、、、ってなんだかスゲェ近い将来の自宅での娘との会話を想像しつつある自分がいる。。。。やっぱ早めの実現を希望しておこうかな(笑。

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2007年6月 8日 (金)

天元突破グレンラガン~第10話

Gren070608 ★ネタバレあります★

やはり絵が悪いとか、誰かが死んじゃって雰囲気が暗くなったりすると、その次の回を見るテンションも大きく下がってしまう。僕は安っぽくて飽きっぽい人間だから惚れやすい反面離れるのも安易なのだ。

なので今日まで先延ばしにしてきてしまったのだけど、いやいやどうしてインターミッション的な回としては十分満足出来る内容だった。ラガンがメインで出ない為、派手なアクションシーンは少なかったが、「力を入れるべき絵」と「ラフだけどテンポを重視する絵」「萌え」「重要なセリフの絵」などのコスト配分が良くできていて、全て全力で超絶作画じゃなくてもしっかり効果は上がってる感じだった。
※余談だけど僕がグレンラガンの時に貼り付けるSSは個人的にその回で一番気合いを感じたものを選んでいるつもり。前回も今回もニアになったのは、僕の趣味的なモノもないとは言わないけど、「絵から来るオーラ」が強かったってこともあったりするんだよね。
話的にはみんなの心の支えであったカミナがいなくなって、そう簡単に傷が癒えるわけもない流れ。ヨーコもシモンもしっかりその辺を描写しないと世界から見てる人を排除しかねない大事なところだから数回使ってきっちり更正させる必要がある。そこに暗くなりすぎないように天然萌えを配置してくるのは常套手段と思いつつやはりホッとする。

テンションにムラがある一方やはり見続けていて思うのは、この作品がしっかり動きを見せる為のものだということだ。「アニメであること」を見失わない。例えば口とまぶただけを動かしてシーンを繋げてはい30分できあがり、なんてことはしないようにしたいという気持ちが伝わってくるところだ。誰が評価してくれるとか、ずっと語り継がれる作品に、とかそういうんじゃない、「俺たちが作りたいモノはコレだ!」という声がするところがグレンラガンのいいところだと思うし、だからこそ僕は久しぶりに連作について行ってるんだ。

予告を見た限りでは次回は今回以上に作画が入ってるように見える。
※一方でダイジェスト感もそこはかとなくするのが怖いけど。
もちっと早く感想を書きたいかなぁと思ったりしますよ。

余談だけど、今プレイしている「君が主で執事が俺で」に登場する僕の大好きな九鬼揚羽の世話係「小十郎」が、敵方のライバル的キャラ、ヴィラルと声優が同じだということを発見。つか

 二人とも上司に殴られまくり

こんな共通項で気付かれるキャラというのも、なかなか通好みというところかな。

PS.一日に複数回更新することがたまにありますが、ウチのブログを全部読んでるって人はたぶんいないんだろうなぁって思ったりします。いやネタの好みは別として。

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2007年6月 7日 (木)

力無い笑い

今回はゲームネタです。それもファミコン。先日取得したスキル「PC画面録画」を使って何かできないか、それもそんなに時間を掛けずに「くてッ」としたネタは出来ないかと思案して思い浮かんだモノ。

 やられちゃうところを録画してみたり

まぁみんな経験があるだろうっていうか、「やられのプロ」であるところの課長みたいな人がいるわけですから、僕みたいな素人がやったところでそうそう素晴らしい作品は出来ないわけですが、っていうかそもそも

 適切な作品がこうも少ないとは!

ということに驚いたり。ホントは20本くらい撮る予定だったのですが、いやいやどうしてタイトルから既にそういう「ヘタレ」感が演出出来るタイトルがこれほど少ないとは思いも寄りませんでした。というわけでわずかに5本。スミマセン。つかスペック的にスーファミとかMAMEだと
※ファミコンですら既にカクカクなのに
見るに堪えないものになっちゃうんですよ(言い訳)。
なので、正直まだ不完全燃焼と言えば不完全燃焼なんですけどね。

とりあえず順番に見てもらいましょうか。

作品ナンバー1「あ、」

「001END.AVI」をダウンロード

実は30回以上撮り直してます(^^;。つか何のためにこんなことに情熱を費やしたのか、疑問符しか浮かびませんが、それでもまだ満足のいくものが撮れなかったというか、まぁ地球上で最もたくさんやられちゃったキャラでしょうからね。

作品ナンバー2「ぎゃふん!」

「002END.AVI」をダウンロード

上手い人は絶対しないプレイです。でもナチュラルに久しぶりプレイをすると、結構やってしまう、というか僕だけ?つい狙い過ぎて、、、っていうかそれ以前に苦笑いしかないかもしれませんが。

作品ナンバー3「ああ!」

「003END.AVI」をダウンロード

タイトルに何か意味があるのかという気もしますが、まぁその時の空気感を一言で現すとこんな感じになってしまうという話。実際はそんなに起こりうるミスではないのですが、死に様を改めてみると結構哀愁があったのでチョイスです。

作品ナンバー4「油断!」

「004END.AVI」をダウンロード

この武器でこの強敵を、というロケーション。既にパンツいっちょだし・・・。それでも僕はがんばりました。そしてついに!いや、だから大丈夫ですよ。爆笑するネタじゃないんで。所在ない感を演出するのが今回の意図なんです。

作品ナンバー5「え?」

「005END.AVI」をダウンロード

正直狙ってます。もう動画が始まった途端に「ああそういうことね」とみなさん心が一つになるのではないかと期待しております。ぜひ見てやってくださいませ。

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他にも絶対あると思うんですよ。「あ~あ~」というより「あ!」という感じのヤツが。でも意外とコレがなかなか見つからなかったというか、タイトルもメジャーじゃないとイケナイし・・・みたいな。でもナチュラル感は失いたくないし・・・みたいな。どれも短いですし、一服の清涼剤になれば、って感じですかね(^^)。

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君が主で執事が俺で~その4~

Kimiarumiu 昨日今日と地味に続けて3人目未有(次女)と4人目美鳩(姉)をクリア。未有は正直言って←こんな見た目なので、正直真性じゃない自分には萌えようがないというかまぁいたたまれない感じだったのですが、
※シナリオ的にも正直今ひとつ。
姉はなかなか。「シスコン&ブラコン」を開始早々刷り込まれた上でのターゲットなだけに、物語が他よりしっかり作られていて、日常、草野球イベント、オヤジとの確執、エロとどれも高いレベルでまとまっていました。

ただ、それでもボリュームの少なさは否めず、っていうか自分はどうも根拠の薄いエロに萌えないというか、

 雅じゃない!

と早送りしたくなっちゃうんですよ。なんつかあえぎ声とかでも別に演技だとかアニメ絵だとかは問題じゃなくて、

 世界観の構築

がキモなんじゃないかなぁというか。たびたびつよきすと比較してしまって恐縮ですが、自分にとって「コレだっ!」というシーンはぶっちゃけ「いたしている」ところじゃないんですよね。なごみんで言えばPS2版で枕を持ってレオの部屋の入り口に来たところだとか、素奈緒だと仲直りを言い出すレオにちょっぴり悩むそぶりを見せ、「ダメか?」なんて言われて慌てて「そっちがそうまで言うなら、、、」なんてくだりは萌える。

人それぞれギャルゲーやエロゲーに求めるパーツというのはあると思うから、僕の価値観が正解だと言うつもりは毛頭ないんだけど、なんつかこう、もっともっとひっぱって欲しいなぁという感じがする。

うる星やつらの最終回ボーイミーツガールのクライマックスで、ラムがあたるに「忘れてもいいの?」と問い、あたるが「忘れるもんかーーーーーー!!」と叫ぶシーンがあるんだけど、僕はこのシーンを見るたび読むたびにほぼ確実に涙がこぼれてしまう。毎週楽しみにしていたサンデー、発売日を全てチェックしていたコミック、友達と始発で行った映画館、何度も何度も読み返したエッチな話、「ときめきの聖夜」にホントにときめいた中坊の頃。

 歴史なんだと思う。

あたるの「忘れるもんか」というセリフに自分の費やした時間が思いが集約され爆発してるからこそ行き場の無くなった感情が涙としてこぼれ出てしまうのだと思う。エリカがレオにはまっていく過程で自分の目指す道の為に傾いてきた心を一度正そうとする。カニが常に一途で誰のシナリオでもずっとレオを好きでいつづけている。あれだけ罵倒され否定されてもずっと食い下がるレオだからこそなごみんは心を許したんだと思う。

 思いは重いものなのだ。

姉シナリオがよかったのは、とにかく美鳩の愛が深いところだ。深さが伝わってきたところだ。他の全てのシナリオでも美鳩は錬のことをずっと見続けているし、その思いの強さはプレイヤーだけじゃなく、世界の住人達をも認めるほどになっていく。

 そこに命が生まれる

だからこそ余計「もっと見たかった」という気になる。

つよきすでもその前作である「姉ちゃんとしようよ」でも世界の住人達との距離が縮まっていくと、その中にもっとずっと居続けたくなる。他のイベント、会話、場面が見たくて聞きたくて仕方なくなる。世界を愛し始める。だから読み慣れないノベルも買ったし、PS2版も心から楽しめた。

Kimiarumihato ←美鳩は、今のところ一番世界に踏み込んでるキャラだと思う。別に自分は姉属性じゃないけど、一途な思いは心地よかった。★★★★。ちょっと甘いかも?
※エロシーンを貼るのはどうかとも思ったけど、ある意味敬意を表して。ボイスもその瞬間の一言。

「KIMIARUMIHATO.mp3」をダウンロード

残すところあと二人。つか森羅様は正直最初とかなり印象が変わってきたというか、別にツンデレじゃないんだよねこの方は。むしろナチュラルに子供っぽいというか、「売れ線ウケ狙いにそのままハマってしまいそう」な自分を見つけるというか(^^;。

でもこれやればやるほどつよきすをもう一回やりたくなるんだよな。

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2007年6月 6日 (水)

みなさんへのレス+PS3でFFは出るのか!?

みなさんレスありがとうございます。特にzozoさん、感情的でないそれでいて熱い反論は久しぶり。偽り無くとてもうれしく思いました(^^)。昨夜はブログを書き終えた時点でPCの前で倒れて寝てしまったのでレスが遅れて申し訳ないです。つか結構真剣に書いてたら長くなったので、手抜きと思われるかも知れませんが、本日のブログはこのレスに代えさせて頂きたく思います。ご了承を。

順を追ってレスさせて頂きます。

>最初の壬生さん

オブリビオンは日本で売れる要素が正直ほとんどない気がしますね。まとってるオーラや自由度の高い方向性、ゲーム内ルールでモラルをにおわせたタイトルは総じてウケが悪かった気がします。そして何よりタイトルが悪い。「オブリビオン」にしても「エルダースクロール」にしても洋ゲーのスメルが漂いすぎていて、

 触ったら噛みつかれそう

な気がしちゃいます(僕だけ?)。映画の邦題が全てマッチしているとは言いませんが、もう少し日本語ウケする名前にしてもよかったんじゃないかって思いましたよ。

PS3とPS2の比較では、やはりDVDの追い風が強力だった分PS2の方が話題の矢面に立つことが多かった気がします。PS3でもブルーレイに限らず壬生さんのおっしゃるような「いろんなこと」が出来るのでしょうけど、今ひとつライトユーザー(この場合は僕も含む)までそれが伝わってきてないかなぁという感じです。

360は1年先行したことより、PS2時代と比べて

・海外のソフトハウスの開発力が上がっている
・海外ソフトを海外ユーザーが認めている

点が大きい気がしますね。要はGTR3が出たことでいろんな地殻変動が起こって、市場の中心
※この場合はDSなどのライトユーザーではなく、据え置きで遊ぶヘビーユーザーの。
がブレてきた感じがする。国内メーカーもそれを肌で感じたからこそ360専用のタイトルを本腰入れてリリースし始めたのではないかなぁと。

初代XBOXは1年後どころか2年後でも3年後でもやりたいと思うようなソフトはほとんどありませんでしたからねぇ(^^;。
※鉄騎が触りたいとか、フェイブルが少し興味があったとかそのくらい。

>トムニャットさん

「ほれほれ萌えてみれ~」は確かに。キャラデザインもかなり狙ってますし、アキバ系にこびている感は強く感じますね。おっしゃるとおり出来次第かもしれません。ただ、グラVのときにも思いましたが、最新ハードで技術力のあるメーカーがきちんとシューティングを作るということ自体が凄く価値があることだと思いますので、自分はたぶん家庭用が出たら買ってしまうだろうとも思いますね。どちらかというと縦より横のが好きですし(^^;。

スマブラX、凄いですよね。ただ僕も子供が買うから買いますが、自分自身は初代スマブラで既におなかいっぱいになってる感があるので(^^;。正直それほどプレイはしないかなぁとも思ってたりします。

>zozoさん

順にレスさせて頂きますが、最初感じたのは僕の視点が「海外中心」であるのに対して、zozoさんは「国内中心」という印象を持ちました。特にFFに関しては国内市場ありきと僕も思いますから、zozoさんの感じ方も無理からぬことと思うのですが、その一方で「台数」という分母は紛れもなくグローバルで判断すべきだとも思うわけです。それを踏まえつつ、もう一度自分の書いた文とzozoさんの書かれたレスを読み返してみました。

ふむ。

とりあえず意図が伝わらなかった「スクエニの支持率低下」の部分をフォローさせていただきますと、その前の「体験イベントをやって欲しいメーカー」の5位までにランクインされていなかったことを受けています。期待の新作の上位に常に顔を出し続けるFFや年内発売が予定されるドラクエ9があるのに、(ファミ通読者内という比較的支持層の厚いアンケート対象にも関わらず)ベスト5入りしなかったというのは、まぁ以前と比べて支持率が下がっていると読んで差し支えないかと思った次第です。

ちょっと話はそれてしまいますが、僕はFFをかなりヘビーにやっている方だと自分では思っています。当然13も発売されれば(たとえそれがPS3だろうとVista専用だろうと)買うつもりですし、現在の「最上スペック主義」もFFに関しては肯定しています。ここでPS2での発売、となったら正直切なくなるくらいは愛を持っているつもりです。ただ、一方でそのハードがPS3でなければならないとは思っていません。PS3と360は数値にすれば歴然とその差があると思いますが、フルハイビジョン環境のない我が家のようなユーザーに明確に訴求出来るほどの差ではないと思っています。それを踏まえつつ、「スクエニがPS3で発売するために最低限必要な数値と準備」を考えていったのがことの発端です。

ハードが何台くらい売れている、ソフトがどのくらい実働している、今後どの程度の普及率が見込める、、、国内で、そして海外でどうなのか。

制作は現在どの程度進んでいて、ここからマスターアップするまでにどのくらいのコストが掛かるのか、もしハードをシフトするとした場合、このままPS3で発売した場合、回収するのに最低限必要な損益分岐点、、、

別にFFがPS3で発売される可能性がないというつもりは全くありません。ただ、他で発売される可能性が、少なくとも12よりは高くなってるんじゃないか、という話なのです。これは発売スケジュールを見てよりその気持ちが強まりました。僕にはzozoさんに見えた「ソフト不足改善の兆し」が全く見えてこないのです。もっと言うと僕の中の「ソフト不足=キラータイトル不足」であり、PSPのモンハン2のようにハードの台数を底からググッと押し上げるようなタイトルがあるようには思えなかったのです。

もちろん国内に関しては360もWiiも同様で、その点はzozoさんのおっしゃる通りです。そしてFFが出たとしてもメイン市場が海外でない以上、PS3で発売する以上に他ハードで売れることもないでしょう。

 でもそれがPS3で発売する100%の根拠にならない気がするんです。

 もっと様子を見るかも知れない。

僕が懸念するのはPS3がいつまでこんな調子なのか、ということなのです。メタルギア4が出る頃には一気にミリオン達成するようなタイトルが生まれているのでしょうか。モンハンはいつ出るのか、いやもしかしてもしかするとモンハンフロンティアが思いの外売れて、とりあえずネットと海外市場が安定している360で実験的にモンハンフロンティアが出る可能性だってゼロじゃないでしょう。既にデッドライジングはミリオンを達成していると聞きましたし、プレイヤーが望んでいるのは「モンハン3」であって「PS3で出るモンハン3」ではないと思うのです。

FFは凄まじくお金のかかる女です。いくら性能が良くてもみんなに買ってもらえないような車には乗ってくれないかも知れない。

少々視点を変えて、、、

もし今FF13が「360とPS3同時発売」というアナウンスが為された場合、市場はどう動くと思いますか?あくまで仮定の話なので意味がないと言えば意味がないかも知れませんが、僕は案外喜ぶ層も多い気がするんです。PS3の価格が一気に39800円とかまで下りてくれば別ですが、29800円(+ソフト代)vs49800円(+ソフト代)では
※実際はそのままでは360もセーブすら出来ないですが。
正直悩むに足る価格差ですし、海外ユーザーはまずほとんどが360版を買うでしょう。※これは根拠と呼べないかも知れませんが、国内以上に価格にナーバスな国民性を考慮して。

で、逆に「喜ばない層」(ソニーを除く)ってどの程度いるのかってことを考えると、、、

 スクエニの思惑とズレる気がする。

要するにここで喜ばない層の為だけにスクエニがPS3独占にするとは、あんましないような気がしてくるんですよ。PS1でFF7をリリースしたのはPS1でしか作れなかった為だし、PS2で10をリリースしたのは、そこに十分な市場と将来性があったからですよね?スクエニは現金な会社です。
※つかまぁ会社は大抵が現金ですけど
コストとスペックと市場と、、、

 十分考えられる気がするのは僕だけですかねぇ・・・。

まだ続けます。

壬生さんもおっしゃっていますが、PS3は「別の意味で凄い」機械かも知れないという「芽」はあるとは思います。僕は詳しく存じませんが、「なんでも出来そう」なPS3が、「PS2でDVDが見られる」というアドバンテージ、「PSPはいろいろ遊べる」というアドバンテージを超えていくかも知れない。もっと言うと

 ソフトがなくてもPS3が実働シェアを拡大していく可能性

が高まれば、モンハンP2をリリースしたPSPのように、ソフトが一気に爆発することもありえる。と思うわけです。とりあえず本体だけでも欲しくなるような機運が高まる、もしくは機能が付加される、もしくはいじられたりすると・・・。
※例えばPS3でXBOXのソフトが全て動いてしまったり、非公式のタッチパネル&マウスインターフェイスでDSソフトを動かせてしまったり・・・。

もちろんそれは机上の空論でありかつSONYの望むところではないでしょうけど、現状PS3がPSPはおろかPS2より売れていない事実を鑑みると、

 まずは台数だろう

という着地点を見いだしかねないかなぁとも思ったりするんですよね。でもって台数さえ出ていればいくら勢いがあるDSだからと言って40万そこそこしか売れなかった逆転裁判と違ってPSPでもミリオン達成させることが出来たりする。
※ただ制作コストはPS3ソフトの方が遙かに掛かるでしょうから、一概に本数ベースだけでは語れないと思うけど。

・・・

とりあえずFFの発売日はちょっと先になると予想。伸びに伸びて2009年2月。根拠はありませんが、360版もそこからそう遠くない先に発売されるような気がします。モンハン3は2008年3月頃こちらはXP/VISTA版と同時リリースというところで。

なんだか支離滅裂で恐縮です。つか自分で言うのもなんだけど、言いたいことがよくわかんないな(汗。とりあえず、

 PS3だけで出すのはキツそうな気がする。

こう言いたかったワケです。ハイ(^^;。

>壬生さん

確かに360は初代XBOXと比べて「成功している」と思いますね。国内での販売台数こそ初代に及んでないかもしれませんが、実際初代がどれだけ実働していたのかは甚だ怪しいと思いますし、カプコン、バンナムのスタンスにもかなりの本気を感じます。
※たとえて言うなら、ナムコソフトのメガドライブとPCエンジンの差くらい感じる。

国内で売れていないのは初代の悪しき印象が未だ払拭しきれていない為で、海外という外堀が埋まってくればおのずと本丸にも火がつくのでは?という気がします。スパイクの移植なんかは、ある意味そのための先行投資みたいなものなのかなぁと。

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久しぶりに議論っぽい話を書くと疲れますね。っていうか自分のブログなので熱く感情的になってしまうのはなんだか違うとも思いますし、かと言って冷静になればなるほど自分が本当に言いたいことがオブラートでかすんで見えなくなっていくような気もしますし(^^;。

ただ逃げるわけではないのですが、毎日こういう内容を続けるのはたぶん一般的に見て面白くないというか、書く方の労力に見合わないかなぁとも思うので、もしレスをいただいてもフルに返せないかも知れません、、、とは書かせて頂きます(^^;。
昔のNIFTYならそんなことはなかったのですが、いやいややっぱり年取ったなぁと感じる次第ですよ。

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2007年6月 5日 (火)

日記ぃ~

まぁコレと言って書くこともないというか、あるにはあるけどちと黒めの話題になりそうなのでその辺りは軽くかわしながら書かないとイケナイかなぁとか。

今回仕入れに行く際、いつものようにPSPを持って行ったのだけど、長男のテンションダウンに伴って僕自身モンハンをやる気がなかったので、適当に動画やら音楽やらを入れて行くことにした。最近は512kbpsくらいのビットレートがまぁお気に入りというか見るのに息苦しいほど汚くないギリギリのラインとしてエンコードをする。未来創造堂とゲームセンターCX、既に懐かしささえ感じるつよきすの動画をいくつか入れ、音楽は先日書いた中村あゆみとほぼ同時期に聴いていた尾崎豊など。あと取引先に見せるためのエロ動画とリア・ディゾンの静止画などなど。

まぁ下世話な話をすると、エロはほんに千差万別だなぁと思う。リア・ディゾンに関しても先日貼り付けた写真なんかは僕的にかなりハイレベルなかわいさを放っていると思うんだけど、見せる人によっては、

 もっとエロい方が、、、

とか、

 オレは長澤まさみの方が、、、

とか、

 これはかわいいねぇ!

とか。まぁそりゃそうだなぁと思う反面、自分が自信を持って見せたモノが否定されるのに慣れてないので、やっぱりちょっと悔しいかなぁと思ったりもするわけです。動画もそう。延々と乳首ばっか責めてるヤツを持ってったら、

 コレはありですよ!

という人と、5秒見て

 ダメ、こんなんじゃ

という人がいたりする。やはり波長が合う人とじゃないとエロの話は難しいかなぁと思った次第です。

未来創造堂はまぁ普通に面白いというか、先日の鶴見辰吾&梨花はもう↓この動画に集約されるというか、まぁエロいことこの上ない。とりあえず梨花にそそられるなんてことは今まで一度もなかったのだけど、こういうアングルだとさすがにやられちゃうというか、

「MIRAIRINKA.AVI」をダウンロード
 要するにオレはコアなんだな

と自認する始末。つかたぶん昔はそんなでもなかったというか、BOYS BE・・とか桂正和や克・亜紀のマンガが好きだったりしたというか、いやいやちょっと待てもっとさかのぼってやはり僕のエロのルーツは

 よしかわ進先生

にあったのかとも思ったり。つか今ここで「よしかわ進先生」と聞いてすぐ作品が浮かぶ人はなかなかやりおる。「えびはら武司」と聞いてすぐさままいっちんぐマチコ先生が浮かぶような人なら、ピンと来るかも知れないが。
※ちなみによしかわ先生はウィキペで
「現在の小学校低学年児童向けマンガでは考えられないような過激な内容で、当時の少年たちに衝撃を与えた」
と評されてます。まぁ僕がその一人だったというわけですが(^^;。

つか大丈夫か!?こんな話を誰が読んでるかわからない表で書いてて。まぁとりあえず人それぞれエロのルーツというものはある。そしてそれ次第である意味一生の「エロ観」が決まってしまったりもするんだろうなぁという話でした。

ついでにゲームも持って行った。「視て聴いて脳で感じてクロスワード天国」という川島隆太教授関係の作品。PSPだから直接書いたりしゃべったりはしないものの、システム的にとても優れた洗練さを持っている。

要はクロスワードなんだけど、そのヒントが3段階あり、それぞれポイントが消費される。当然難しいヒントでは消費も少ないが、徐々にヒントを開けてしまっては全てのポイントを消費してしまうことになり、最初から開き直って易しいヒントを開けてしまう戦略もないではない。

ヒントは「もじもじくん」のような格好をした人がジェスチャーで示すモノから、直接そのものを撮したモノ、音声によるものなど最新ゲーム機ならではのものも多く、脳トレと比べてインターフェイスの不自由さからくる物足りなさがテンションそのものを下げるということはない。

特に面白いと思うのは、一度クリアして残ポイントを計上
※最初に200点あるポイントはヒントを使うごとに減っていき、マスを埋めるごとに増えていく。
した面をすぐさま続けてトライ出来る点。当然今度はノーヒントでガシガシ埋めていくことが出来てしまうが、
※だって覚えてるもん
実はそこに巧妙な仕組みが見え隠れする。

人間苦労してクリアするのはきっかけと強いモチベーターを伴うが、2度目の穴埋めは本当に安易に出来る。サクサク出来て合計ポイントはよりたくさんもらえてしまう。トータルポイントで表示される人類の歴史は進化を遂げていき、他にもちょっとしたオマケTIPSが解除されたりもする。

 しかし当然忘れてしまうこともある

これがニクイのだ。もうクリアしてるからヒントは見たくない。でもあっさり埋める為には必死に思い出すのが徒労な気もする。

 問題をクリアするのに脳を使い、思い出すのにも脳を使う。そして1度目の苦労と2度目の爽快感が継続したモチベーションを喚起させつつ、問題が徐々に難しくなることへの「クリアするコツ」の学習も併せてさせる。

モンハンでも書いたが、「流れ」がとても良くできている。ゲームはこのメインモードの他に普通のクロスワードや「同じ数字には同じ文字が入る」もじぴったんライクなモードなどもあり、クイズゲーム好きにはかなり楽しめるものになっていると思う。っていうかある意味「最新のクイズゲームの形」の一つとしてもう少しメジャーになってもいいんじゃないかと思った。★★★☆。

つかさっきまでエロの話をしていたのに今度は教育的なトーク。随分ブレがあるが気にしない。だからこその日記なのだ。

家に帰ってからは娘とミッケをやった。これも「探す楽しさ」が味わえる傑作アイテムだと思うが、やはり見つからない時の救済や問題の奥行き、二人でやる時の上手いバランス取りの仕方など、「コンピュータで処理すればより面白くなりそう」な点がある気がした。つかありきたりな答えだけど、

 ゲームはやっぱ面白いな

と思った次第だよ。

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2007年6月 4日 (月)

モンスターハンターポータブル2~その36~

いい加減終わりそうなもんだけど、まだちょっとだけ書くことがあるようなので続けます。っていうか世の中のモンハンプレイヤーってどんな状況なんでしょうかね。XLINKユーザーでも発売当初からガンガンやってた方はたぶんもう凄まじいまでにパーティプレイでブイブイ言わせて、逆に既にテンション下がって離れてしまっているか、継続中だった方も先日ダウンロードが開始された祖龍を一気に狩りまくって「やることがついになくなっちゃったよ~」と寂しさに打ち震えていたりするのかも。

でも中には最近になってオンラインを始めた方もいるでしょうし、メインソロでやっていて強敵に停滞を余儀なくされている方もいるのかも。発売からかなり経ってはいますが、まぁファミ通でもまだ編集部内プレイ人口がトップであることだし、全国的には「熱冷めやらず」と言うレベルでしょう。っていうかそう思わないと今更モンハンのことをブログで書く意味がなくなっちゃうし。

前回からの進展は正直わずかと言わねばなりません。ぶっちゃけ覇竜アカムトルムを倒すことは出来たのですが、正直言って全然満足出来るレベルにあらず。っていうか

 俺ヘタ過ぎる・・・

ヤツのHPは正直そんなに多くないと思うわけです。少なくともネットで見る限りソロでも10数分で倒したとかパーティプレイで5分で倒したとか見ますから。ただ、攻撃力はとっても高い。っていうかスゲェ痛い攻撃はそうしょっちゅう食らうわけではないんだけど、地味に痛い攻撃はガンガン食らう。結局ソロでやってると25分くらいで薬が切れてなし崩しにやられちゃうんですよ。つか倒したときは長男と二人でやってたのですが、僕が独竜剣蒼鬼、長男が超絶一門で、長男はまだG薬が8個くらい残ってる状態で僕が薬ゼロ。うーむ。それで18分くらいで討伐ということになると、ソロで倒すためには抜本的な改善、より精度の高いアルゴリズム把握が必要という結論に。

なので、「それほど進んでいない」という表記になってしまうわけですが、とりあえずそのアカムトルムの前にいるヤツに関しては割とみなさん触れていないようなので、そこを少しだけ書いておきたいと思います。

 街でシェンガオレン

下位のヤツであれば正直普通にガンガンそれなりの武器で攻撃し続けてさえいれば割と問題なく倒せたのですが、上位は二人でやったあとソロでの討伐(撃退)に失敗してしまいました。結構ダメージも与えていて、これなら行けそうだ、と思っていたのに、

 まさかの砦崩壊!

うーむ。要するにダメージを街に与えすぎてしまったわけです。残り時間はわずか1分と10秒ほど。恋しくてせつなくて力強くなれない37歳の春です。どうしたものか。

その時に準備したのは自分なりの最強装備&アイテム。朧火に耐震、ボマーを付け、タルGを12個と支給タル4個、ついでにバリスタ6発に竜撃鎗も2発当ててなお失敗。つかどんだけ強いんだよって気がしましたが、ネットで調べてもあまり書かれてないんですよ。ヤツの倒し方は。つか普通にソロでやって普通に倒せる人が多いってことなのかもしれませんが。

で、ぶっちゃけ2戦目もほぼ同じ内容の装備で臨みました。ポイントは

 顔より足を攻撃すること。

ダメージは絶対足りている確信があったので、とにかく2回目は砦を守ることに重点を置きました。最初の移動中はいくつかの足を、壊さないように分散して斬る。そして砦攻撃時に一つの足を集中攻撃し、変色させることでひるませる=攻撃キャンセルさせる作戦。顔が降りてきたら顔を斬りまくる。大体2回に1回くらいはヘタレさせることが出来るので、その時も当然顔(出来たら頭の中の弱点に届くような気持ちで)を斬りまくり。

ぶっちゃけ足を早く壊しすぎてしまうと、足より顔に気持ちが行っちゃって逆に砦攻撃頻度が上がってしまう=壊されてしまうので、とりあえず足の部位破壊報酬はあきらめ、まず「ひるませること」を第一のプレイとする。

あとヤツの方向転換(ローリング脚攻撃)だけは食らうと連続しかねないので最新の注意をし、間違っても砥石や回復中に食らったりしないようにする。つか「この辺なら安全だろう」という位置が案外全然ちっとも安全じゃなかったりして平気で回復→回復を強いられたりしてしまうので本気で要注意。

武器に関しては長男の超絶一門と僕の朧火で僕の方がかなり早く赤くすることが出来たので、ダメージ的に勝ってるのはまず間違いない感じ。つか同じ属性であれば赤くなるまでの時間でどちらがより効率的かをこのシェンガオレンで計ることが出来ますね。多少の上手いヘタはあるにしても「どっちが先に赤くできるか競争」はそれなりに熱いですし。

結局ソロでも無事撃退できたわけですが、その時の耐久力残は30。どういう攻撃でどの程度低下するのかわかりかねますが、「意識する」ことでよっぽど攻撃をさせなく出来るかなぁという数値ではあります。あ、あと竜撃鎗に関してですが、

 10分はなかなか経たない!

これは覚えておいた方がいいかも。要するに「そろそろ大丈夫かな?」と2撃目3撃目を撃ちに上っていくのですが、ウンともスンとも言わない。要するにまだオーバーヒート中だったりするわけです。これを防ぐにはもう露骨に時間を計るのが一番。携帯の簡易タイマー等で10分を用意し、鳴ってから撃ちに行く。最初の一撃をより早い段階で撃てればそれに越したことはないし、当然食らわせることが出来れば砦への攻撃もキャンセルさせられます。
※手応え的にはバリスタではキャンセルできないっぽい。

密かに上位シェンガオレン素材の「砦蟹の背甲」はいろんな武器に使う有用素材。出来たら安定して倒せる(撃退できる)ようになりたいところです。っていうか竜撃鎗はともかくボムはあまり関係ないんじゃないかとも思ったり。っていうか攻撃を食らわないようにすることがまず第一な気もしてきますな。結果的にソレが一番ひるませつつダメージを貯められるような。

次回がもしあるなら、アカムトルムとの戦い方を書きたいっていうか詳しく「バカでも倒せるアカムトルム」を教えてくれてるサイトとかないんでしょうか。どうにも食らいすぎだよ自分・・・。

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2007年6月 3日 (日)

中村あゆみ

仕入れに行くのに何か音楽でも持って行こうと適当に古いアルバムを物色していたら、中学3年の頃友達から入れてもらった「Be True」という中村あゆみのアルバムが見つかった。既に一線から退いてかなり立つ彼女のことを覚えている人は少ないだろうし、覚えている人がいたとしてもそれはカップヌードルのCMソングだった「翼の折れたエンジェル」程度だろう。まぁ中には僕のように結構聴き込んでいた方もいるかも知れないが。

懐かしいアルバムというのはその曲をどれほど深く何度も聴いていたかによって時を経たあとの印象が変わる。わずかな間でもその曲とともに大きなイベントがあったとか、女の子から勧められたとか、あるゲームをやっている間ずっとオートリバースでかけ続けていたという理由で心の深層に強く刷り込まれたものは、久しぶりに聴いたとき、ただ懐かしいという以上の思いが掘り起こされる。

「あのときはこうだった」

映像が瞬間的にフラッシュバックされ、交わされた会話、温度、ニオイと僕の身長から見えた景色、先生、校舎、教室・・・。

たかが数曲に封じ込まれた数え切れない事象が、パンドラの箱を開けたかのごとく一気に心に広まっていく。

 でも僕はすぐに聴くのをやめた。

なんだか怖くなったというのはソレっぽい理由だけど真実じゃない。ホントは「もったいなくなった」のだ。大切な曲と思い出が爆発する感覚をこんな時間に明日は仕入れなのに、あっさりと流してはダメだ。これだけの爆発力を得るまでにはどれだけ時間が掛かるか知れない。特に僕のように昔の曲でも平気でガンガン聴いている人間には、ここまで熟成が進んだ状態でお耳に掛かることなど本当に稀なことなのだ。

明日仕入れに行く電車の中、目を閉じてじっくり聴こうと思う。

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今週のファミ通

ダラダラと箇条書きに。

・体験イベントや発表会をやって欲しいメーカー2位カプコン

 一位の任天堂はともかく、2位カプコン3位コナミ4位SCE5位バンナム・・・。あれ?スクエニは?今年はドラクエも発売されるというのに、ドラクエソードは個人的にはおもしろそうでないなりにもそこそこ前評を得ているように見えるのに!なんつかまぁ時代は動いてるんだなぁって感じ。セガとかナムコが世を席巻していたのも今となっては遙か昔の話。盛者必衰。

でもカプコンが2位というのは納得できる反面何か他の意図を感じなくもない。モンハンや逆転裁判、バイオハザードにデッドライジングやロストプラネットなどほとんどのハードにヒット作を持つ会社が評価が高いということは、それだけプレステ陣営、任天堂陣営などのトップシェアハードに依存したメーカーではなく、各ハードにあった良作をリリースするスタンスが認められている、みたいな。今までだったらスクエニの支持層がファミ通読者を支えていただろうに、ここに来てついに他ハードにもウェイトを割くカプコンに評価が集まってきたのかなぁとか。そんなことを考えた次第。

・PS3特集

まず驚かされたのはリリースされたタイトル数が25タイトル。その中でもスポーツゲームと他ハードでも発売されたものを抜いた純粋なPS3タイトルというとわずかに10タイトルほどという状態。
※ダウンロード販売を入れても数本追加されるのみ。

本体の台数こそ全世界で500万台と吹いているが、その実一番売れたガンダム無双ですら30万以下。当然現在のランキングベスト30に入るタイトルはなく、正直スクエニの支持率低下と相まって

 ホントにFF13は出るのか!?

という恐れにも似た懸念が頭をよぎってしまう始末。ファミ通としては期待の新作で上位をPS3タイトルがにぎわせることからも読者層は明らかにPS3を支持しているから、なんとしてもがんばってもらいたいということでこういう特集を企画したのだろうけど、調べれば調べるほど明るい材料が無く、このままだとホントに360に食われるってこともあるかなぁとも思った。

地味ながら個人的に心に引っかかったのは「ニンジャガイデンΣ」。これは当初XBOXでリリースされたモノがグラフィックなどが強化されこのたびPS3での発売を計画されているタイトルなのだけど、この流れ、微妙に既視感を抱く。

 「そう言えば鬼武者もPS2からXBOXへ『幻魔鬼武者』として発売されたっけ」

現在の国内ハード販売台数では当然のようにPS3が360を圧倒しているが、日本中のトータルのべ稼働時間で比較したとしたら、その差は歴然と360の圧勝だろうと思う。※理由:アイドルマスターがあるから。
※PS3を使ってPS2タイトルをやるってのは数に入れないでね(^^;

別に洋ゲーが日本で天下を取れるとは思ってないが、冷静になればなるほど不安が増してくる。モンハンがPCでリリースされることになったワケ。ドラクエがDSでリリースすることになったワケ。久多良木さんが辞任したワケ・・・(なんか湯川専務に見えてきたし・・・)。

Wiiがそれほど優れているというつもりもないし、ぶっちゃけ自分が面白いと思えるゲームさえ出来ればいいという見方もあるけど、やっぱりFFの新作はこれまでの作品より派手で凄くなっていって欲しいという気持ちに偽りはない。メーカーサイドも「キラータイトルと本体価格値下げ」が圧倒的に高い欲求。いつまでも横綱で居続けられるとふんぞり返ってPS、SSにシェアを取られてから発売した64のように、FFやモンハンが出る頃には「アンタの椅子はもうないぜ!?」ってなことになってなきゃいいけどねぇ。

・シャイニングウィンドとオーディンスフィアが人気

という販売店の声。「へー」という気持ちと「なるほどねぇ」という気持ち。いくらDSが勢いがあると言っても、ゲームはやはりゲーマーあってのもの。きちんとマーケティングされた「筋」のタイトルはやはり強いんだなぁと人ごとのように感じつつ、ちょっぴり興味も沸いてきたり。でもせっかくだから買うならトラスティベルかなぁとも思ったり。
※体験版をやった限り悪くなかったし、今やってるCMの音楽もかなりいいみたいだし。

・オトメディウス

今週一番のニュースはやはりこれでしょう!トムニャットさんとmixiで「グラディウスVクラスの新作シューティングが出たら、、」なんて話をしていた矢先の新作発表!つか「コナミデジタルエンターテインメント」って何作ってる会社?ジャパン?東京?まぁ誰が作ってるかにも寄るっていうかよもや、

 神話からお笑いへ、お笑いからエロへ、エロから萌えへ

という流れとは思いませんでしたな(^^;。ただグラフィック的には正直「R-TYPEデルタ」みたいで、ポリゴンの悪い面が前面に出ている感じ。まぁそうは言っても横画面シューティングですから家庭用の移植は確実に視野に入ってるでしょうし、ネットワーク対応も360だろうとPS3だろうともっと言えばWiiだろうとPS2だろうと出来なくはないので、のんびり移植を待ちたいと思います。

・スマブラXの音楽が豪華!

あまりゲーム音楽に詳しくない僕ですら曲を認識できる方が何人も参加してるという本気で驚愕の事実。

・過去のスマブラやマザー3の人
・SAGAシリーズの人
・モンハンのオープニング曲作った人
・古代祐三さん
・メガドライブのチェルノブの曲作った人
・グランディアの曲作った人
・ナイツの曲作った人
・ファイエムの曲作った人
・KAZEのピンボール作った人
・ヴァルキリープロファイルの曲作った人

だってさ。古代さんやスマブラの人は言うまでもなくガチだけど、驚いたのはモンハン、グランディア、ファイエム。特にモンハンは最近めっきり聞きまくってるし、かつラオシャンロンとの戦いでの盛り上がりは言葉にならぬものがあるだけに、この参列はホントに楽しみになりました。空前絶後とはこのことナリ。っていうかこんな凄いタイトルをある意味自由に作り込ませる任天堂がやっぱスゲェなぁと思ったり。

・ザ・エルダースクロールIVオブリビオン

実はトラスティベル以上に楽しみにしているタイトル。360の洋ゲーなんだけど、ぶっちゃけ一言で言って

 ウルティマIVのニオイがする

んだよね。モラルがあったりいろんなことが出来たり。もちろん僕の今の状況であの高校3年の夏休みを棒に振ったウルティマIVと同じようなゲームが楽しめるかどうかははなはだ怪しいものではあるんだけど、それでもなんつか

 やり込んでみたい

そんな気にさせる。なんかうっすらとだけどオーラが出てるんだよね。このまま変な情報が入らなきゃ買いそうです。

・ドラクエソード

発売まであと一ヶ月ほどとなったWiiユーザー期待の新作。なんだけど自分的にはいくら写真を見ても楽しそうに見えない。果たしてこれが本当に楽しいゲームなのか。作ってる人は本当に楽しいゲームを作ってるという認識のもと日夜励んでいるのか。

誰がどう見てもこのゲームは「ドラクエシリーズ」というよりは「剣神ドラクエシリーズ」である。鳴り物入りで発売され、今じゃ500円くらいで売ってても不思議はないあの剣神ドラクエである。はっきり言う。僕が何を恐れているかというと、

 アタリショックになんねぇだろうな

ということである。このドラクエを買った層が「ドラクエはつまんない」とか言い出さないだろうなってことだ。これによって本命の9のバリューが下がったりしちゃわないでしょうね?ということだ。ジョーカーでせっかく株を上げたDS内スクエニが、再び凋落したりしないよな!?ってことだ。

怖いモノ見たさで買うか!?

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実を言うと最近のファミ通は欠かさず買っている。理由は一つ。「たかまれタカマル」が面白いから。面白いっていうか要するに今タカマルは超モテ男になっている。二人のかわいこちゃんからメッチャ惚れられている。僕はこういうモテ男のラブコメが大好きなのだ。このためにファミ通一冊買うほど好きなのだ。つかるるる先生の絵は昔から結構好きだったんだけど、正直ファミ通に載るページ数では物足りなすぎてマンガを読んだことはほとんどなかった。でもこうやって心くすぐるラブコメが描かれるとなれば話は別なのである。

君が主で執事が俺でをやって一番感じるのは、その「引きの甘さ」である。ツンデレが好きなのは「デレが好き」だからではない。「ツンがデレになるから好き」なのである。重要なのはツンにある。ツンツンなのにいかに心を捉えるか。そしてその捉えた心を出来るだけ長く維持させてこそ、その後のデレが強力に作用するのだ。

ラブコメも同じ。サクッと恋が実を結んではダメなのだ。あっち行ってこっち行って優柔不断こそがラブコメの王道。読者に気をも足せまくって引きまくれば良い。っていうか個人的にはずっとこの喫茶店でやりとりが進んでくれてもよかったくらいなのだが・・・。

ま、何にせよ来週も買います。ハイ。
※明日は月イチの大阪出張。とりあえず既に明日の夜の分は書いてあるので、トラブルが無ければ12時過ぎくらいに自動でアップされます。ネタはモンハン。まぁそう大したことが書いてあるワケじゃないですが、もしよかったら読んでやってくださいませ。言い換えれば他のネタは気まぐれで書いてるヤツで、モンハンネタがあくまで明日の夜の分だということです。つか最近アクセス数が落ちてるので、もっと楽しいこと書かなきゃなぁと思う反面、そうそうみんなと自分の興味が重なりまくることなんてないよなぁとも思ったりする今日この頃。まぁマイペースに参りたいと思う所存です。

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2007年6月 2日 (土)

君が主で執事が俺で~その3~

ナトセルートも流してクリア。途中選択肢らしい選択肢はなく、、、っていうか最初にハルルートの選択肢が出て思わずそっちを先に抑えつつ、って感じでしたが、正直言って最初の印象通り彼女は自分とはソリが合わないというか、

・外人
・片目
・純情
・のっぽ
・巨乳
・大食い
・格闘家
・ドジっ子

まぁいろんな属性があるわけですが、何がマズいってそれぞれの非現実さ加減を声優さんが拾いきれないということだと思うわけです。いや決して演技が下手とかそういうんじゃないんですが、なんというか

 ウソっぽい

のが感情移入を妨げてしまう。きみあるは途中のセーブを100カ所くらい出来るのですが、夢では15カ所以上セーブしたのに、ナトセでは本人絡みでのセーブはゼロ。エロシーンもほとんどボタン連打で、
※編集部注:クリスは決して脱ぎ麻雀でエロシーンを飛ばしたりする男ではありません。むしろつよきすでは繰り返しなごみんの濡れ場を見続けたほどで、、、以下自粛

まぁそんなわけで彼女の評価も勢い低いものになってしまいました。

とりあえず夢→ナトセとクリアしたことで、途中何度か揚羽が顔を出したのはうれしかったところ。待望のキスシーンもありましたし、
※つかキスに関してもちょっと文句がある。つよきすはその名の通り「キス」あってのつよきすなんだけど、きみあるではほとんどキスシーンと呼べるキスシーンがないっ!っていうかまだ二人しかクリアしてないけど、その二人ともになかった気がする。
※グラフィックがね。
なんというか、

 それはあんまり!

と思うのは僕の身勝手な意見ですかね。つかむしろセックスシーンがなくてもいいからキスシーンは欲しいと思うくらいキスをないがしろにするな!と声を大にして叫びたい年頃なのです37歳ですが。なので、揚羽ちゃんのキスシーンはホントに待望でした。待望でしたが、実を言うとこちらも少し言いたいというか、これまでの揚羽ちゃんとは人柄が変わったかのような声。っていうかなごみんがツンからデレに変わったというより、乙女(ツン)さんがエリカ(デレ)というか、ホント別人みたいだったんだよね。なんていうか、

 揚羽さんはもっと強くりりしくそして激しく!

と思うのは僕の単なる妄想なのでしょうか。妄想癖?そりゃありますよ、男の子だもん。
まぁそれはそれとしてとりあえず動画キャプチャ成功したところを一つ貼り付けておきます。他にも揚羽さんのかわいいところはありますが、これはこれで好きなところです。
※基本みなとそふとさんにご迷惑を掛けるつもりはないので、注意されたらすぐ削除しますが、一番美味しいところは貼らないでいく予定なので、温かい目で見て欲しいかなぁとも思います。

Kimiaruageha001 「KIMIAGEHA01.AVI」をダウンロード
※夢が友達と険悪な雰囲気で校舎裏に行ったところを陰からこっそり覗く主人公を見つけた揚羽さんの巻。

ボイスに関しては、正直一つも貼り付けないのも寂しいし、夢は↓
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2007/05/post_a082.html

ここでイッコ貼り付けてるので、夢&ナトセルートで一番好きなナトセのセリフを一つ。

「KIMIARUNATOSE.mp3」をダウンロード

※ナトセが部屋には行ったら夢と主人公がキスしてて超焦って部屋から飛び出してそのことをベニスに伝える場面。

どうやらこの様子だと私的本命はベニスで堅い感じ。次は未有→美鳩と行って森羅様→ベニスに進めたいと思いますです。

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カハマルカの瞳

きむきむさんが教えてくださったPCの画面をキャプチャするソフト。以前からブログで触れてきた、「画面に映るモノを全て録画できたら・・・」を実現してしまうソフトが既に出ていたとはびっくりです。ただ、正直起動する前から

 1600×1200ドットのPCモニターをフルフレームでキャプチャするためには・・・

なんてことを考えたら到底無理なのは考えるまでもないこと。しかしどの程度出来るかによっては利用価値もあろうとも思える。ならば試してみればよいだけのこと・・・とは言っては見たものの、これがなかなか手強い。

まず基本的にこのソフトはBITMAPとWAVEを作ってそれをAVIに結合するという手法を取っているため、高いフレームレートでキャプチャをすること自体が猛烈にPCに負担が掛かる。ビデオキャプチャボードでも「ソフトウェアエンコード」か「ハードウェアエンコード」かでポテンシャルが変わるのは有名な話。当然それが高解像度になり、ソフトウェア、それも動いてるものも同じPC同じCPUで動作させているわけだから、負担が重くないわけはない。結果、

 1600×1200ドットではフレームレート1秒あたり5枚

という凄まじいカクり。音声も猛烈に遅れるっていうかむしろ別物というレベルでできあがりました。で、次に一旦解像度を落としてやってみることに。800×600ならば事実上解像度は4分の1。これならば、と試してみたところ、

 フレームレート16枚/秒

まぁさっきよりはよくなりましたが、MAMEグラディウスのキャプチャでも正直見られたレベルではありませんでした。うーむ。

次に試したのはウィンドウキャプチャ。今まではフルウィンドウのキャプを実験してきましたが、このソフトは各アプリを選んでキャプチャ出来るご様子。試してみたのはMPG4の動画をウィンドウズメディアプレイヤーで。画面サイズは320×240くらいかな、まぁ小さかったのですが、、、

 画面が黒くて音声のみ・・・

うーむ。ヘルプファイルにもあるようですが、カハマルカで動画キャプチャする際には、プレイヤー側の設定も不可欠のようで、これに関してはもう少し勉強というか操作に関する習熟が必要そう。

気を取り直して今度はMAMEぐわんげで実験・・・っていうかこのソフトは画面の座標を見てキャプチャをしているらしく、起動前のランチャーサイズでキャプチャを開始した場合、ゲームが始まってウィンドウの位置やサイズが変更になっても、そのままランチャーのサイズでキャプチャをしてくれちゃうようで、もし本気でやるなら座標をチェックしてゲーム画面のみがキャプチャ出来る位置を根性で調査する必要がありそう。ただ、MAMEランチャーを最小ウィンドウにして実行したときのフレームレートは毎秒24枚くらいまで出てくれたので、もしこれがきっちり小さい画面でキャプチャが可能であるなら、フレームレート30枚は不可能でもないかなぁという手応えは得ましたね。
※ちなみにウチのPCは6400の2Gの7900GS。スペックが高ければ当然結果も良くなるでしょうし、逆もまた推して知るべしです。

まだまだめげません。次に試したのはPCゲーム「君が主で執事が俺で」です。このソフトは先日グラボのS端子出力をテレビに撮し、そこからビデオキャプチャを通して録画するという三角録画を実験成功(でも画質は超悪い)したばかり。ボリュームを大きくして録画しないとベースの音圧が凄く低くなってしまうとか、S経由なので文字がろくすっぽ読めなくなるとか、PCの警告音を拾ってしまうとか、テレビを付けたり2画面をONにしたりと手間が掛かるとかのマイナスもありますが、キャプボのビデオ編集ソフト(僕が使い慣れているもの)が使えるメリットは結構大きく、まぁこれはこれでアリかなぁという感じでした。

で、

本日カハマルカをまず試してみましたのは解像度を50%にしてフレームレートを20枚というパターン。

 無難に再生。でも綺麗とは言い難い

三角録画と比べてフレームレートが低く、ぼやけ方も結構きつい、、というか文字は見やすいんだけど、絵が潰れてるような・・・。次は思い切ってフレームレートを10枚にし、代わりに解像度を100%でウインドウキャプチャ。きみあるのウィンドウ解像度は正直それほど小さくないのでわずか100秒ほどで2ギガのAVIが作られてしまったのだけど、いやいやどうしてアニメベースではないこのゲームとの相性はバッチリ。Divxで軽くエンコードしてサイズを4メガほどに圧縮しても十分見られる動画が完成。ココログは一日40メガまでアップ出来るので、単純計算で1000秒、16分ほどの動画をアップ出来る計算になる。
※まぁこれはあくまで僕のエンコ設定の場合だけど。
※この時の動画は次の「きみある」に関するブログに貼り付ける予定。お楽しみに!っていうか既にアップされてるかも知れないけど(^^;。

とりあえずまずこれで有効利用の一翼は見つけることが出来た。でもまだMAMEのキャプチャに未練があったので、もう少し触ってみる。

カハマルカを起動し、MAMEを起動し、カハマルカのターゲットプレイヤーをMAMEに指定後、レコーディングサイズの項目設定をしようとすると、訳のわからない選択肢がいくつも出る。とりあえず試しにクリックしてみると、どうやらそれはMAMEのウィンドウ内にあるパーツをそれぞれ選べるようになっているらしかった。例えばメディアプレイヤーならタスクバーを除いた動画部分のみのキャプチャが可能といった具合に。

ただ実際にはMAMEでゲームを起動すると完全に別ウィンドウが立ち上がってしまう。いくらランチャーの箇所を選択出来ても、そのままでは意味がない。っと思ったのだが、よくよく考えてみたらランチャーに表示されるスクリーンショットは実際のゲームの縦横比を維持させることが可能。ということはそのサイズと場所を実際のゲームが表示されるウィンドウに(がんばって)重ね合わせることで、ゲーム画面のみのキャプチャ領域を指定することが可能なのでは?ついでに録画開始時間を5秒後に指定することでランチャー画面や基盤の初期化画面をとばすことも可能なのでは?

結果は一勝一敗一分けというところ(なんのこっちゃ)。まず、位置や開始時間に関しては全く問題がなく、思惑通りバッチリに録画が出来た(一勝)。しかしフレームレートはカハマルカで設定できる最上の秒間30枚が維持されたにもかかわらず、残念ながらかなりカクる場面が多く、正直これをゲームのビデオとして鑑賞に堪えうるか、と言われると答えに窮するレベル(一敗)、あと画質はほんの少しボヤけるものの、まぁ許せる感じ(一分け)で、

 タイトルによっては生かしも殺しも出来そう

Capguwange な手応えを感じました。とりあえず←これがキャプチャした動画から撮ったスクリーンショットを拡大してシャープを掛けたモノ。で、↓これがその動画をDivxでエンコードしたもの。先ほどきみあるで使ったフォーマットをそのまま使ったんだけど、さすがに動きがありすぎてブロックノイズは出まくるは画面はボヤけるは、でとても見られたもんじゃないですな(^^;。

「CAPGUWAN.AVI」をダウンロード
※サイズは10メガくらい

ただ、これとてサイズをここまで小さくしなければ(1.5Mbpsくらい?)そこそこ見られるんじゃないかとも思ったんだけど、、、
※コマ飛びはいかんともしがたいけど。
Divxのエンコードではなぜか途中でエラーが。うーむ。

まぁきみあるでの利用を見てもらえればわかると思うけど、十分実用出来る使い方もあるわけで、今後のPCのスペックアップ次第では素晴らしい可能性を秘めたソフトなんじゃないかと思う次第です。最後にもう一度教えてくれたきむきむさん、感謝です(^^)。つか調べるのは調べるので楽しかったしね。
※次はAVIを簡単に編集出来るソフトを教えて欲しいです・・・。つかAVIUTIがどうも上手く使えないんですよ・・・。

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2007年6月 1日 (金)

パソコン画面を録画ほか

今のPCを購入する際、ビデオキャプチャボードの選定に「テレビでも出力可能」というキーワードにチェックを入れていたのも随分前の話。ぶっちゃけPCの後ろは不可侵領域となっており、易々とは手を入れられない。S端子の映像出力であることは確認済みだが、それを繋げればハイ即座にモニターが切り替わるのかどうかも怪しい。そもそも解像度的にPCと同様に映るかどうか、S接続がどの程度ぼやけるのかもわからない。それに音声はどうすればいいのか。

モチベーターとなったのは最近プレイ中のPCゲーム。ゲーム画面をPCでキャプチャしたい。HDDも増設したいと思っていたし、せっかく本体を動かすなら一緒にやってしまおう。ということで今日の休みはそれに費やすことにした。つかHDDはドスパラで購入し今朝届いたばかり。ぶっちゃけ予定通りである。

まず必要なモノを確認。

・S端子ケーブル

 PCのボードにはD-SUB15とDVI、S端子出力が付いている。ホントなら「DVI→D端子」のダウンスキャンコンバータをかませて、テレビのD4端子に接続したいところだが、二つある端子は既に360とWiiで埋まっている。セレクターを買うという選択もないではないが、ぶっちゃけ2個イチでも1万近くする機器をおいそれとは買えようもない。一応家にあったものをそのまま使用。

・ステレオミニジャックアウトをコンポジットインに挿すケーブル

 PCは正面と背面に音声出力があり、背面は分配してPCスピーカーとステレオに挿している。以前のPCでは正面の端子が死んでいてステレオ用の端子をあきらめるしかなかったが、今回のPCは正面端子に挿すとPCが認識してそちらを優先確認してくれる。ケーブルは2mもあれば足りるだろう。ヤマダで970円くらいだった。

・HDD接続ケーブル

 PC購入時には気付かなかったが、SATA接続HDDは当然内蔵であってもマザーボードとの接続にケーブルが必要になる。電源に関しては現在接続しているHDDが必要としていないようだが、ケーブルだけはそうはいかない。最初からBTOで買っていれば送料も含めてかなり安上がりになったのになぁと今になって軽く後悔しているが、とりあえずみなさんもHDD増設にはケーブル代もかかる、新PC購入時には内蔵HDDを二つ載せておくのもアリ、ということを覚えておいてもよいかと思います。ちなみにケーブルは50cmのもので720円でした。つかヤマダに音声ケーブルを買いに行く前に気付いてよかった。

ガワを外し、HDDを接続しようとすると意外と内部ケーブルがじゃましまくって上手く刺さらず、結局かなりの接続を外すこととなったが、二つ目を増設するだけならさほど問題はなさそうだった。っていうかHDDには二つのケーブルが刺さっていたんだけど、一つはマザーに、もう一つの幅広はよくわかんないけど今接続しているHDDから分配されてる端子が空いてたので、そのまま使えた。これが三台四台と増やそうとしたら変わってくるんだろうけど。

PCのケーブルを全て元通りに配線し、
※あっさり書いてるけど本音は泣きそうなくらい大変だった。特にSケーブルの端子が少し曲がってて、、、折れなくて良かったよ。
電源ON!

まずはモニター認識だが、ほどなくPCが新たなデバイスを検知し、軽く設定後使用可能に。つかサブモニター扱いになるテレビモニターは800*600ドット~1024*768ドットの解像度でメインモニターからそのままカーソルを右に移動するとそのまま「地続き」のようにテレビに移動してくれた。ただテレビ側の下段にはタスクバーやクイック起動はなく、画面にはメインモニターと同じ背景写真が写っているだけという状況だったけど。

さっそくメディアプレーヤーを右画面に移動して起動。色味が赤く、ぼやけているが見られないことはない感じ。試しに解像度の高い動画を再生してみた時は結構綺麗に再現され問題なさそうだったのだが、、、

 時々止まる。
※音声は流れっぱなし。

うーむ。完全にハングするわけではないのが救いだが、二つのモニターを使うことが負担になっているのか、はたまたケーブルの問題か。とりあえず常用出来るほどではないかもと思ったり。

続けて録画もチェック。「君が主で執事が俺で」を起動してそのまま録画開始。綺麗とは言えないが、見られないほどでもなく、絵的には許容範囲。ただ、ボリュームがそのままPC出力をコンポジットインしているので、元のボリュームを上げないと録画後かなり小さくなってしまっていた。あとPCがメディアチェックなどで警告音を発したものまで律儀に録画してしまうことになったので、実際本気で録画する時はPCが「おとなしい」時にしなくちゃなと思った次第。

画質が汚いのはともかく、これでPC画面、ビデオでも映画でもゲームでもエミュでも録画出来るようになったメリットは大きいと思う。
※解像度的な問題か画面がやや潰れ気味になる点は否定出来ないが。
長いケーブルを用意するのはたやすいことではないし、決して綺麗ではない出力をよしとしない向きもあるだろうから、万人にお勧めするつもりはないけど、「出来る」という事実は純粋に愉快。今後ブログがもう少し華やかになるかもね(^^)。



せっかくなので試しに録画してみようと思ってMAMEで試みたところ、、、

 プライマリモニタ上でないとゲームが起動せず、フルスクリーンにするとキャプチャが認識しない

という結果に。その上録画した動画は時々がっしょりスキップされ、これでは正直実用に耐えないかなぁ・・・という。あと音声もなぜかエコーが掛かってしまって・・・うーむ。

とりあえず普通に遅延無くゲームは出来るんだけどねぇ。惜しい。

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ピクピク~解くと絵になる3つのパズル~

スリザーリンクを挙げるまでもなくDSはパズルと相性がいい。2画面の情報量、多彩なインターフェイス、読み込みや書き込み、中断も容易いメディア&仕様は、その対象世代と相まって時になかなかの佳作パズルゲームを世に産み落とす。

つかまぁぷよぷよやパネポン、テトリスのような派手さはないまでも割とじっくり遊べてしまうパズルは多い。既にかなりの数に及んでいるハドソンのシリーズや、純粋なジグソー、脳トレ系も中にはかなりパズル寄りのものもある。

ピクピクは名前だけ見ると正直ちょっぴりエッチなタイトルなのかなぁ~?と思ってしまうかも知れないが、その実は「ピクチャーピクス」。つかピクチャはわかるけどピクスって?「写真画像の意の複数形」だそうで。絵&絵達?要はピクロスみたいな「クリアしたときの達成感をブーストする」トリガーを絡めたパズルだという話。

さて、そのパズルなのだが、軽く紹介しちゃおう。

・迷宮戦画

これが一番わかりやすい。要は迷路をクリアすれば絵が浮かび上がってくるというもの。サンデー版の新聞とかにもあったような割とポピュラーなものだが、コンピュータゲームらしくインターフェイスに少々工夫があり、行き止まりに当たってしまったとき、引き返すとその道に色が付くようになっている。しらみつぶしに塗っていけばいつかはクリア出来るという寸法なのだが、いかんせんその広さが別格。ピクピクには各パズルそれぞれに400問ずつ用意されていて、その全てが最初から選択可能だが、この迷宮線画の最難問は60×100マスものエリアから一本の正解を導き出すというレベル。実にウィザードリィIのワンフロアの15倍。もしリアルにこんな迷宮に迷い込んだとしたら、本気で死ぬまで出られないだろうと思うと思った。

・線引き屋

自分が一番ハマっているのがコレ。画面内に散らばったいくつもの数字を同じ数字同士繋げるというもの。線はクロスすることが出来ず、かつその線の長さはつなぐ数字分というルール。例えば1ならそのマスのみ、3なら間に1マス空けてつなぐという感じ。もちろん数字が大きくなればそのルートは何通りも発生するが、徐々に埋めていくことで選択肢が限定されていく感じはスリザーリンクのそれに近い。

ただ、スリザーリンクと比べて正直インターフェイスが今ひとつ洗練されていず、ボタンが余っているのに線引き途中のキャンセルやつながったモノの消去がサクッと出来ない。また、しくじったときの効果音が正直不快なのも残念なところだ。しかし、できあがりが明確な絵になる点はスリリンにはなかった大きな魅力で、特にこのパズルに関しては中盤から数字に色が付けられ、ペンシルパズルのピクロスにはないコンピュータゲームならではのモチベーターとなっている。

効果音とインターフェイスさえもう少し洗練されていれば、スリリンを超えるゲームとなっていたかも知れないと思ったり思わなかったりだ。

・マジピク

線引き屋がスリリンライクとするなら、マジピクはマインスイーパ+数独。区切られたマスに書かれた数字を中心とした9マスにはその数字分の黒マスが存在するというルールの元、どんどん黒く塗ったり白くぬったりしていくパズル。9なら全部黒、0なら全部白。確定する定理は多岐に渡り、ある意味スリリンっぽいとも言えるが、その定理に自力で到達しなければならないハードルは決して低くなく、正直序盤はツライ気がした。

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とにかく絵が出るというのはとても楽しいものだとシミジミ実感したことと、問題数の多さ、最初からどれでもチャレンジできるという懐の深さは評価したい。Aボタンで進めるところとタッチしなければダメなところがあったりして、今ひとつ操作が洗練されていない印象もあるが、定価3150円、上手く安く買えれば2000円前後で中古というのもあるだろうから、パズルが嫌いじゃない人にはオススメしてもイイかなと思った。つかこういうパズルはやり始めると時間がガンガン経ってしまって正直ちょっと怖い気もするけど、脳トレからDS入りした親御さんやおじいちゃんおばあちゃんにプレゼントするなら、
※数字の大きさも3段階で切り替えられるし、
結構いい感じのチョイスかも知れないと思ったな。★★★。

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