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2007年6月27日 (水)

今年も蛍を

見に行きました。つかまぁ割と毎年欠かさず続けてることってのは少ないもので、ヘタしたらこれ以外は子供の誕生日とクリスマスくらいしかないかも?ってくらいの位置にあるイベントではあるのですが、まぁそうは言っても晩飯を食ったあと「行くか」と車を走らせて往復1時間ちょっとなので、それほど大業なもんでもないんですけどね。

この蛍鑑賞、2年ほど前から「なんとか写真に収められないか」とカメラ片手に行ってるわけですが、これがなかなか手強い。詳しい方ならいくらでも手段を思い浮かべられるのでしょうが、自分の知識では「とりあえず近くから撮る」くらいしか思い浮かばず、それもシャッタースピードが速いと暗くて全然拾えない。もちろん遅ければいくら手ぶれ防止が付いていようとその写真はボケまくりとなってしまうわけです。三脚を持って行くほど足場が安定してるわけでもないし、被写体が止まっていてくれるわけでもないし・・・。

ただ今年は去年と違ってとりあえず「ISO感度」の調整をしてみました。ほっとくとだいたいISO100とかで撮ってるわけですが、とりあえず400に設定。つかまぁ僕は購入時よもやそんな感度の必要な写真を撮るとは思わなかったので、その手の方面は正直不得手な一台なのです。
※今だとISO1600とかあるみたいです。ちなみにISO感度とはその数値を上げることで暗くてもその明るさを拾いやすくなる一方で「ザラッ」とした色味になってしまう、要するに綺麗には撮れないけど明るくは撮れる、という数値です。概ね銀塩よりデジカメの方が得意な分野ではあるのですが、それとて「闇夜」まで行ってしまうとさすがに、というところでしょうか。

Hotar2007 そんなこんなで何とか撮ったのが←この写真なわけですが、まぁさして良い写真でもないですな(^^;。ただ、ネットで蛍の写真というと「光の尾がいくつも舞い飛んでいる」みたいなのが多くて、正直それはそれでどうもピンとこないというか、ハートにこないんですよ。個人的にはなんとか「この蛍の写真はいいね」と呼べる一枚さえ撮れればそれでこの写真イベントは満足がいくのですが、、、なかなか。

帰りの車の中、ふと僕が、

「蛍はなんで虫なのに気持ち悪くないのかねぇ。見た目はぶっちゃけゴキブリと大差ない気もするんだけど」

と問うと、子供曰く

「そりゃ光るからだよ」

全く持ってその通りだと思いました。「蛍は光るからかわいい」。蚊や蝿のように叩いて殺してしまおうという気にならないのはその光がはかなくも美しいから。子供達が一匹ずつ捕まえて腕に這わせる光。別に逃げるわけでもなく、そのまま家に持って帰ってくるわけでもなくひとしきり愛でて放つ。まぁそういう時間もあってもいいと思う次第です。

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