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2007年6月10日 (日)

君が主で執事が俺で~その6~

★ネタバレあります★

結局再度プレイするまでもなく最後の一人朱子(ベニス)も一気にクリア。どうやら主三姉妹がメインルートで、おのおのの従者であるベニス、ナトセ、美鳩はサブルートっぽく、ボリュームはかなり少なかった。体感的には半分ほどかな。

しかし既に他のキャラルートでも感じさせていたとおり、彼女のツンデレ度はなかなかのもの。っていうか髪の毛の色は素奈緒でボイスが(演じ分けてるからかなり差があるにせよ)なごみんとなれば、これをツンデレにせずしてなんとする、という感じ。実際ツンツンの時の口の悪さはカニを彷彿とさせつつ、キッチリ突っ込んでくれる気配りは素奈緒のそれだし、デレってからの尽くし度合いはなごみんを思い起こさせる。まぁ要するに、

 好み

ということになるのだけど、きっちりサイドストーリーから気持ちが近づいていく感じを描ききった森羅様と比べるとやはりボリューム不足感は否めない。特に「主人公を色仕掛けで下僕に、」というくだりは正直唐突で、「え?もう?」という気持ちで萎えてしまった。

あとベニスに限らず全体的に「好き合ってから」恋人状態のエピソードが少なく、「ヤリさえすればいい」という空気が漂っていたのが非常に残念。この辺りは好みだとは思うんだけど、80年代ラブコメ大好き人間としては、「お互いがお互いのことを気にし始める」から「その気持ちがだんだん確かなものになっていく」「はっきりと認識するもそれを表に出せなくて心とは裏腹なリアクションを取ってしまう」という王道の展開があればあるほどいいと思うわけで、その辺りがしっかり出ていた森羅様の評価が最終的にはやはり一番ということになる。
※逆に一番風情がなかったナトセが第一印象通り今ひとつという感じに・・・。

別にギャルゲーにリアルかどうかは重要じゃないと思うけど、世界に入りやすい入りづらいというのはやっぱある。ジョークのキレであったりありがちだけど馴染みやすい展開だったり、ビジュアルやボイスの好み、完成度であったり。そんなことを考えつつ振り返ってみると、絵的にはほとんどの絵が「納得出来る」レベルだったし、ボイスも(あえぎ声は正直あんましピンとこないのでザックリ飛ばしまくってしまったけど)かなりいい感じだった。ベニスをやる頃にはナトセの肉好きもすっかり定着していてニヤリとさせられたり、各ストーリーでちょっとずつ顔をだすエピソードがザッピング感覚で思わず納得したりと、

 全部やって初めて正しい評価が出来るかもなぁ

とも思った。まぁどれだけの人が僕のこのレビューを読んでるのかわかんないけど、発売から間もない段階であまりにウリとなるグラフィックや動画をアップするのも正直気が引けるから、現時点では「ベニス評価★★★★、総合評価★★★★」として、ほとぼりが冷めた頃に「個人的にグッときた場面」なんかについてまた書いたり貼ったりしてみたいと思います。

ちなみに「君ある」は今後ドラマCDやアニメ、たぶんノベライズも予定されてると思いますが、そうしたアナザーストーリーが立ち上がる暁にはぜひハードMアナスタシアや揚羽さん、もっともっとベニスとの絡みが読みたいなぁと思いましたね。
※脇役的にはたてかべ和也さんのデニーロや男性キャラハル、小十郎はつよきすには及ばなかった感じがありますが、大佐は負けてなかったというか、凄く良かったですね。

「姉しよ」と似たような空気感を持っているので、続編も不可能じゃないと思いますし、来年予定されている「学園ドラマ」と言われるみなとそふとの新作同様楽しみにしていたいと思います。

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