ゼルダの伝説夢幻の砂時計~その1~
(続き~)で、ゼルダを買ってきました。つかこのゼルダってカプコン製かと思ってたんですが、どうやら違うようですね。ふしぎの帽子が最近のゼルダで一番のお気に入りだった自分にはどうか。っていうかトワイライトプリンセスがどうも「息苦しくて」続けられなかった自分には、風タクリンクが結構心地よいというかイイ感じ(でもドットの荒さ、画面のショボさは否めず)。思い返すとやはり僕のゼルダは初代であり、「かっこいいよりかわいい」リンクがルーツだったんだなぁとも思ったりする次第です。
で、ちょっとだけやってみた感じでは、
思ってたよりちょっと面白い
というところ。「思ってた」というのがミソと言えばミソで、正直あまり期待してなかったんですよね。ドラクエモンスターズジョーカーとかの本来ならアナログスティックで移動させたいマップを十字キーしかないDSで操作させることに対して懸念があったし、今の僕が「根性謎解き系」ゲームに果たして染まれるのか、と思っておりましたしね。でも、これがなかなかイケル。
操作は基本スティックのみ。移動は目的地をタッチするタイプで、攻撃は相手に向かってスライドさせたり、直接相手を叩くことでロックオン&ジャンプ斬りをしたり、グルリと円を書いて回転斬りというのはまぁ予測の範囲内というところでしょうか。
やってる内容は基本DSのタッチを活かしたアトラクションなのですが、インターフェイスの反応がすこぶる良く、やっていてストレスを感じる場面はほとんどありません。
※が、ないとも言えない。
絵的にも「精緻になりすぎたトワイライトプリンセス(以下もしあったらトワプリ)がどうも好きになれなかった」自分にはかなりいい感じで、むしろテクタイトだっけ?クモ型の敵なんかは、初代ゼルダを上手くリスペクトしてシンプルなままなのに動きだけが上手く躍動感を持たせてあったりしてかなりニヤリ。ただボスまで結構地味なのは好みが分かれるところかも。64のスペックがあるDSなのに、ボスはなんだかSFCより劣るというか、もちろん最初のヤツだからってコトもあると思うし、今後どんどん派手なのが出てくるかも知れないんだけど、、、
ってでもその地味さが嫌いじゃなかったりして(^^)。
要するに風呂敷を広げすぎかつそのくせ自由度が低いトワプリと違って、見た目もこぢんまりならプレイフィールもそれ相応というのが正直DSとよく合ってると思うんだよね。マップもタッチペン主体だから難しくなりすぎないようにしなきゃいけないってのも好印象だし、あ、そうそう好印象と言えば、
ゲーム中漢字表示の部分をタッチすると読み仮名が出る
ってのはスゲェシステムだと思った。つか簡単な漢字でも出るので、ある意味これで勉強すら出来るかもって思ったし、伊達に教育ソフトをいくつも作ってるだけあるなぁとも思わせる。ただごく一部デモ中の漢字はタッチしようがないけど、それはあくまで例外と呼んでいいと思う。
閑話休題
謎解きは正直序盤から既に2回ほど詰まっていて(^^;、たぶん引っかからない人なら何も問題なくスルスルと通過してるだろうことは想像に難くないっていうか、まだ2時間かそこらしかやってないけど、とりあえず現状「霧を何とかすれ」というところ。
表題通り「砂時計」を使った制限時間トラップがなかなかに緊張感を与えつつも全体としてシビアになりすぎない作りはフルポリゴンゼルダにはない安心感。
※ちなみに今回は初心に返って「ビン」がなくなった模様。これも好印象。
移動の船旅は風タク同様煩わしさを伴うが、それでもいちいちオカリナを吹くわけでもなく、能動的にジャンプやら砲撃やらが出来るのであれほどイライラはしない。詰まったときの救済キャラも一応用意しているし、GBAふしぎの帽子でカプコンが見せた2Dの着地点とは別の正解を上手く模索出来ているという気はした。
現時点で既にトワプリを超えた評価を自分の中では下しているが、これがこのままラストまでプレイできるかどうかはまた別の話。っていうか既に満足し掛けてるって気もしないでもないというか(^^;、ファミ通の10、10、9、10はさすがに高すぎるけど、まんざらでもないかなぁと思ったりもするクリスです。
とりあえず現時点での評価は★★★★(限りなく7に近い8)としておきます。つかまぁポイント考えれば4000円切る値段だからね、それ考えたら凄いソフトだと思いますよ。
あ、そうそう今回メインテーマがかなり変わってます。悪くはないんですが、ファンとしてはちと寂しい気もしましたね。
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