些細なことに大きく感動
今日晩飯食いながら見てたバラエティでハサミのことをやってた。
※遙か昔一度だけハサミについてブログを書いたことがあったと思ったけど検索しても出てこないので僕の気のせいだったかも?
何を隠そう僕は結構ハサミが好きなわけさ。「バカとハサミは、、、」ということわざの意味も知らずだけど、ハサミという道具は本当に素晴らしいと思う。まず、
切れる。
これが何とも素晴らしい。いくら手でがんばっても切れないようなヒモがハサミだとバッサリアッサリと切れてしまう。「オマエはなんて頼れるヤツなんだ!」。お菓子の口を開けるのでも、プラモのビニールを破るのでも、素手だとあまりに芳しくない結果を残す時でも、ハサミがあればあら不思議。力もいらなきゃ根性もいらない。あっさり開きすぎて肩すかしを食らったかのような手応えすらあったりする。次に僕の愛用してるハサミ(添付してあるイメージの真ん中のもの。商品番号NBS-155←155mmの長さのヤツ)に関しては、
尖っている。
ので、
カッコイイ!
上に刃先を使って段ボールの開梱がめちゃしやすい。
※刃をそのまま使うとノリが付いてしまって切れ味が落ちるので絶対しない。開梱は刃を閉じたまま人差し指を先に押し当てて行う。
つか普通のビニールだと、
刃先でカッターのように切れてしまう!
くらいのシロモノ。刃物の里岐阜県関市にある丸章工業というところが出している「silky」というハサミなんだけど、とにかく使いやすい。つか刃物はすべからく使っていると切れなくなる。これはもう正直仕方ないとも思う。このシルキーもそうなんだけど、ぶっちゃけ布とか切れなくなっても(新品のウチはもちろん切れる)紙は切れなくならないし、日常の業務においてこの刃先の長さが一番使いやすいという僕なりの結論にたどり着いた上での使用でもある。
※もし近所で売ってたら買って使って欲しいけど、ネットだと楽天で1365円+送料だった。自分は以前買ってたところが扱わなくなったので、直接メーカーから取り寄せて買ったんだけど、一本1280円(送料込み2本同時購入)で売ってくれたりして(^^)、そういう意味でもファンだったりする。ちなみに事務ハサミは絶対この「左右対称」が良いと思う。裁ちばさみの場合は精度が優先されるから「4:1」の形がいいと思うけど、事務用に左右の認識は煩わしいだけだし、かといって穴が「2:2」じゃない「1:1」の形だと安定して力が込められなかったりするし、「3:3」だと親指側のホールド力が甘くなるのだ。←なのでもし安いものを買う場合でも、とりあえず「左右対称2:2」の形のものを選んでおくとそれなりに使えるとも思う。つかフッ素加工されてる400円くらいのヤツでも100均よりはずっとマシかと・・・。
閑話休題
そんなハサミフェチの側面もあるクリス的に今日の「ザ・ベストハウス123」の凄いハサミベスト3はかなり「キ」た。3位は花枝切りばさみで、1.5cmの丸木をザックリ切れてしまうのに、同時にブドウまでつぶさずに切れてしまう驚異の切れ味。ウットリ。でも僕的にはあのごつい鉄の塊は正直好みじゃなかったりする。っていうかベスト3全て自分が使うか、と言ったら使わない。用途が違うから。でも
進化したハサミ
を見るのはとても楽しい。僕はハサミそのものにも魅力を感じるタイプの男性なのだ。っていうか小学生の頃使っていたハサミを今でも使ってたりするし。っていうか「僕の」卒園祝いでもらった鉛筆削りを未だに愛用してたりするので、刃物に関する物持ちはかなりいい方だと思うんだけどさ。
で、第二位!「電気で熱くなるハサミ」。
何で?と思ったらこれ、美容室で使うもののようで、通常どんなに切れ味のいいハサミでも、髪の毛を切った時の切り口はザラザラになってしまうという。しかしこの「触るとヤケドするぜベイベーハサミ(仮称)」を使うと、切り口が熱で溶け固められ、枝毛や切れ毛を防いでしまうんだと。つか効果はともかくその写真はかなり「スゲェ」感が出ててこれもウットリ。
そして栄えある第一位!「脳外科用鋏 ムラマサスペシャル」
つかホントに「ムラマサスペシャル」だったか名前は正直うろ覚えなんだけど、こいつはホントにスゲェ。刃先の厚さはわずか5.42ミクロン。刃の長さも11mmで、その切れ味は「和紙の繊維すら切り逃さない」レベル。
※海外の手術用鋏ではどうしても切りこぼしが出るらしい。
とにかく細かな作業、それも顕微鏡を使って刃先に命を賭けるような精密作業に真価を発揮するこのハサミ、何はともあれ名前が「ムラマサ」ってのがイカスじゃあないの!
たかがバラエティなんだけど、一人で感動してましたよ(^^)。ちなみに僕は爪もハサミで切りますし、片刃だけ使って普通にカッターのような使い方をすることもあります。ダンボール相手ならキリとして使うことも出来ますし、指でくるくる回すのも好きです。誰かが使って刃先にガムテープのノリが付いてると凄くゲンナリしますが、地味に指でこすって掃除したりもします。ちなみにこのシルキーは都合4本目で、以前は刃先がもっと丸かったんですが、男の子としてはやはりこの尖り具合を大きく評価したいですね(^^)。★★★★★!(満点)
※縁もゆかりもないですが、せっかくなので楽天のショップのリンクを張っておきます。ここで買うしかないということはないと思うのですが、もし興味があれば探してみて欲しいかなぁと思いますヨ(^^)。
http://www.rakuten.co.jp/nonaka/436174/436874/436899/
ネットでこれらのハサミがないか楽天検索。とりあえず一つもヒットしなかったんだけど、見た目で「コレは!」と思えたモノが一つ。つかコレ
シルキーと同じ丸章さんとこの商品じゃね?
って気もしないでもないけど、フッ素加工してあってなかなかの美観。でも正直シルキーの方が光ってる分かっこいいかな(^^;。↓リンク先
http://www.rakuten.co.jp/sugiyama/181083/201067/#187612
ネバノン洋ハサミ170。
※つか155mmのはねぇのかよ!(^^;
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コメント
あの鋏はすごかったですね。私もその番組見てました。
なんか、未来創造堂で扱われてもいいくらいな。
濡れた和紙を繊維も残さず(ん、この表現って正しいのか?)斬っちゃうなんてまさに村正。
某商店で50万Gなアレと同じ名前なだけありますね。
つくづく、村雨じゃなくてよかったなと・・・。
投稿: Negitoro | 2007年6月15日 (金) 00時13分
そうですね。確かに未来創造堂でも使えるネタでした。
※最後のコーナーでも創造堂でもどちらでも。
ムラマサSPが作られたのはそんなに昔じゃなさそうですよね。もっと言うと「ウィザードリィ世代」が作ったモノであっても不思議じゃないくらい。きっと元ネタは違うんでしょうけど、僕的には「ゲームから取った」くらいに思っていたい気もしますね(^^。
投稿: クリス | 2007年6月15日 (金) 02時04分