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2007年6月 7日 (木)

君が主で執事が俺で~その4~

Kimiarumiu 昨日今日と地味に続けて3人目未有(次女)と4人目美鳩(姉)をクリア。未有は正直言って←こんな見た目なので、正直真性じゃない自分には萌えようがないというかまぁいたたまれない感じだったのですが、
※シナリオ的にも正直今ひとつ。
姉はなかなか。「シスコン&ブラコン」を開始早々刷り込まれた上でのターゲットなだけに、物語が他よりしっかり作られていて、日常、草野球イベント、オヤジとの確執、エロとどれも高いレベルでまとまっていました。

ただ、それでもボリュームの少なさは否めず、っていうか自分はどうも根拠の薄いエロに萌えないというか、

 雅じゃない!

と早送りしたくなっちゃうんですよ。なんつかあえぎ声とかでも別に演技だとかアニメ絵だとかは問題じゃなくて、

 世界観の構築

がキモなんじゃないかなぁというか。たびたびつよきすと比較してしまって恐縮ですが、自分にとって「コレだっ!」というシーンはぶっちゃけ「いたしている」ところじゃないんですよね。なごみんで言えばPS2版で枕を持ってレオの部屋の入り口に来たところだとか、素奈緒だと仲直りを言い出すレオにちょっぴり悩むそぶりを見せ、「ダメか?」なんて言われて慌てて「そっちがそうまで言うなら、、、」なんてくだりは萌える。

人それぞれギャルゲーやエロゲーに求めるパーツというのはあると思うから、僕の価値観が正解だと言うつもりは毛頭ないんだけど、なんつかこう、もっともっとひっぱって欲しいなぁという感じがする。

うる星やつらの最終回ボーイミーツガールのクライマックスで、ラムがあたるに「忘れてもいいの?」と問い、あたるが「忘れるもんかーーーーーー!!」と叫ぶシーンがあるんだけど、僕はこのシーンを見るたび読むたびにほぼ確実に涙がこぼれてしまう。毎週楽しみにしていたサンデー、発売日を全てチェックしていたコミック、友達と始発で行った映画館、何度も何度も読み返したエッチな話、「ときめきの聖夜」にホントにときめいた中坊の頃。

 歴史なんだと思う。

あたるの「忘れるもんか」というセリフに自分の費やした時間が思いが集約され爆発してるからこそ行き場の無くなった感情が涙としてこぼれ出てしまうのだと思う。エリカがレオにはまっていく過程で自分の目指す道の為に傾いてきた心を一度正そうとする。カニが常に一途で誰のシナリオでもずっとレオを好きでいつづけている。あれだけ罵倒され否定されてもずっと食い下がるレオだからこそなごみんは心を許したんだと思う。

 思いは重いものなのだ。

姉シナリオがよかったのは、とにかく美鳩の愛が深いところだ。深さが伝わってきたところだ。他の全てのシナリオでも美鳩は錬のことをずっと見続けているし、その思いの強さはプレイヤーだけじゃなく、世界の住人達をも認めるほどになっていく。

 そこに命が生まれる

だからこそ余計「もっと見たかった」という気になる。

つよきすでもその前作である「姉ちゃんとしようよ」でも世界の住人達との距離が縮まっていくと、その中にもっとずっと居続けたくなる。他のイベント、会話、場面が見たくて聞きたくて仕方なくなる。世界を愛し始める。だから読み慣れないノベルも買ったし、PS2版も心から楽しめた。

Kimiarumihato ←美鳩は、今のところ一番世界に踏み込んでるキャラだと思う。別に自分は姉属性じゃないけど、一途な思いは心地よかった。★★★★。ちょっと甘いかも?
※エロシーンを貼るのはどうかとも思ったけど、ある意味敬意を表して。ボイスもその瞬間の一言。

「KIMIARUMIHATO.mp3」をダウンロード

残すところあと二人。つか森羅様は正直最初とかなり印象が変わってきたというか、別にツンデレじゃないんだよねこの方は。むしろナチュラルに子供っぽいというか、「売れ線ウケ狙いにそのままハマってしまいそう」な自分を見つけるというか(^^;。

でもこれやればやるほどつよきすをもう一回やりたくなるんだよな。

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