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2007年6月10日 (日)

君が主で執事が俺で~その5~

★ネタバレちょっとアリ。つか短いです。

これまでこの作品に関していろいろ書いてきました。つよきすより劣るとかボリュームが短すぎるとか、もうちょっとディティールをしっかり立てて欲しい的なリクエストというか要望をダラダラと書いて参りました。夢、ナトセ、未有、美鳩とあえてゲーム中のチュートリアルでオススメと言われた森羅様を後回しにして他のキャラをクリアして参りました。しかし、今僕は

 お詫びしたい気持ちでいっぱいです!

このゲームのタイトルは何だ!?「君が主で執事が俺で」だ。相手は「主」であり、つよきすのようにツンデレを謳いたいわけじゃない。キスシーンがポイントというわけでもないし、みんながみんな自分の好みで描き尽くされているはずもない。重要なのは、

 相手が主であり、自分が執事である

このことだったのだ。要するに、夢も未有も名目上専属従者にはなるが、主と呼ぶには甚だ物足りない。ビジュアルも性格も「主たり得ない」。その辺はつよきすにおいても「ツンデレが好き」でそれを目的としてプレイしたとき、カニや乙女さんに微妙な違和感を感じたりするのと同様だ。
※ここは重要なところなのであえて断定的に表現します。
つよきすは間違いなくなごみんやエリカ、素奈緒たちのような最初高いところからの目線だった子が、ぐぐっとプレイヤーに近づいてくる感覚こそが魅力であり、キモだったはず。

 森羅様こそが真の主だった。

むしろ「森羅様だけが」と称してもいいかも知れない。物語のボリュームもつよきすに匹敵するほど長く、しっかりと描き尽くしていて、サイドストーリーもビジュアルもセリフも隙がない。ぐいぐい引き込まれる展開は途中胸が締め付けられる部分もあるが、それとて最後に素敵な収束を迎えるために不可欠なパーツだったと確信出来る。

 つかこのゲームやって森羅様が一番じゃないってのはちょっと考えにくい。

くらい森羅様が素敵なのだ。カワイイのだ。つかホントに心から「この人について行きたい、支えていきたい」と執事マインドに洗脳されてしまうほどなのだ。

あと一人、森羅様をクリアしたことで選択可能になった森羅様の従者であるベニスがいるが、こちらが個人的には当初本命だった。でもたぶん森羅様を超えることはないだろうなぁと思う。それほどまでに主は魅力的だったし、もっとずっと一緒にいたいと思わせてくれた。エンディングの曲も他のメンバーと違っていて、タカヒロさん的にも思い入れが強いことが伺えたりするしね。★★★★★!

※つかベニスに入る前にもう一回森羅様ルートをやろうかとすら思ってる自分。つかスゲェ長いけど(^^;。

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