天元突破グレンラガン~第14話~
それはさておきタイトルの「皆さんごきげんよう」というのは、一体どういう意味なのか。さしたる思慮もなくニアのセリフをそのままタイトルにしただけというか、この言葉は本来「別れ」を示唆するものではないのかと問いたくなる。あたしゃてっきりニアがどこかへ行ってしまうものだとばかり思っておりましたよ。まさかただの挨拶だとは思わないじゃない?
全26話ということは今回からは復路になるわけで、話はどんどんと佳境へ向けて流れ出してもおかしくはないというところなのだけど、ぶっちゃけそれほど「魂の叫び」を感じる絵はなかったかなぁという感じ。前回から多少時間をおいて、首都テッペリンでの攻防戦が始まって1週間という設定。幹部二人を一緒にぶつけてきてそれすらも跳ね返す回と言えば聞こえはいいが、それぞれのキャラや絵が描き切れていないので、なんだか「幹部だったの?」とでも言わんばかりの雑魚さ加減。特にシトマンドラなんて変形したかと思った瞬間にやられちゃって、ガンダムで言うところのザクレロはおろか、ルッグン並の印象(要するに全く印象がない)しか残さずに爆死。メカデザイナーは泣いてるぞと思いつつそれでもグレンラガンはかっこいいというか、カミナの代わりにグレンに乗ってる人、誰だっけ?アイツじゃ正直役不足だなぁというか→適当なところで殺されちゃいそう・・・。
とりあえずディラルが出てこなかったのが多少の伏線というか、次の次辺りで超改造されて来るかなぁという気がしないでもない。つか敵方の親玉であるところのラセン王ロージェノム?あいつってなんか江田島平八か三島平八みたいなにおいがしないでもない。宇宙に飛ばされても火口に投げ捨てられても死なないオヤジみたいなそんなバイタリティあふれるファイナルバトルを期待したいというか、むしろアイツは通過点で、その上に何層もスゲェのがいたりしても可。ただ最後に気持ちよく終わってくれることだけは切にお願いしたいと思う次第です。今回はちと不完全燃焼気味★★。
余談だけど、以前アニメや映画のサントラの中でお気に入りを紹介した回があって、「ガイナックスが多い」と突っ込まれたりしたんだけど、やっぱそうかも。グレンラガン見ていてもBGMがいちいち好みなんだよね。見たあと必ず「チャラッチャッチャラッチャチャ」ってフレーズが脳内でリフレインしまくるもん。絵に評価が集まりやすいガイナックスだけど、BGMもちゃんとイイ仕事してると思いますです。
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