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2007年7月31日 (火)

スタントマンイグニッション

仕入れから帰って今日こそはゼルダをやろうと思っていたのだけど、途中で寄ったコンビニにて立ち読みしたファミ通に、

 エースコンバット6の体験版配信スタート

のニュースを見て、そりゃまずそっちからだろう。と家に帰るなり360をスイッチオン!つか360やるの久しぶり。っていうか前やったときも体験版だったなぁというか、体験版だけでこんだけ楽しませてくれるというのは、まことにお買い得だったとも思う。つかむしろディスクを替えるのが面倒なだけかも知れないし、ロード時間が比較的短いとか、むしろ一部分だけ楽しめればそれでいいのかもなぁなどとも思ったりする。つか

 要するに僕は体験版が好きなのだなぁ

と思う。お金も掛からないし、最新ゲームだし、文句を書いても怒られないし何より、

 たくさんやらなくて済む

ところがいい。「体験版ではここまでで~す。ハイおしまい!」と言われればある意味それがエンディングという見方もある。つかそんな見方がどこにある!と思われるかも知れないが、そんなもんはプレイヤーの自由である。

と、言うわけでエースコンバット6(以下AC6)である。ん?タイトルとは違うのではないかと?細かいことは気にするな。

つかエースコンバット6、スマン略すつもりがついそのまま書いてしまったが、絵はすこぶる綺麗である。AC5の時にもとんでもなく綺麗だなぁと思ったし4の時にも思ったような気がするが、今作はデモからしてホント

 実写かどうかの判断に苦しむ

レベルの映像を構築している。もうこれは作り手の愛以外の何物でもないんだろうけど、戦闘機のモデリングが凄まじすぎる。つか昨日の夜ニュースで「アメリカがF22の日本輸出を禁止」みたいなのを見た。要するに「情報が漏えいする可能性は捨てきれない」というわけなのだが、AC6を見ているとホントにそんな気になる。

そのくらいモデリングの精度が高い。っていうかこの制作チームだったらF22とか写真から立体模型とか簡単に作り上げてしまうんじゃないかと思った。

 でもプレイフィールはこれまで通り。

安心して動かせるし、楽しめる。橋をくぐらせたり、ビルの合間を縫うように飛ばしたりというプレイもこれまで通り。でもって、

 プレイになれてくると背景の美しさがほとんど意味を成さなくなってくる

のもこれまで通りなんだな、これが。素晴らしく綺麗で面白くないとは言わないけど、過去の作品と比較して素晴らしく面白さが「増しているとは言えない」ような出来なのだ。ぶっちゃけ体験版でもうおなかいっぱいになってしまったのだ。
※注:別にボリュームいっぱいの体験版というわけではない。

続いて今度はハリーポッターの新作。つかGBAとかのハリーなら見たことはあったけど、さすがに360はGBAよりハイスペック。
※比べる事自体非常にどうかとも思うけど。
まぁリア・ディゾンとハリセンボンくらい違うね。マジで(違いすぎ)。ゲーム的にも右スティックを使って魔法を唱えたり魔法学校の中を探索したりというありがちながらもファンには嬉しいシステムだし、悪くない感じなのだけど、、、

 体験版は英語&時間制限

でそれを堪能する間もなく終了。満足しちゃうほど体験版で遊ばせるのもどうかとは思うけど、やっぱルールがわからないというのはキツいなぁと思った次第。

続いての体験版に行く前にデモムービーの話も少々。つかバイオハザード5のデモを見たわけですが、

 気持ち悪い。

褒め言葉でも何でもなく単に気持ち悪いなぁという感じ。デッドライジングの方がずっと面白そうな気配は流れ込んできた気がする。でも360でこれだけ綺麗なのに、PS3だともっとずっと綺麗なの?という気はした。ちょっと見てみたい気もした。でもバイオ5自体は絶対買わない気がする。シリーズ作品が好きな人ならグッと来るのかなぁ。

AC6はデモムービーもあって、こちらはこちらなりに綺麗。でもやっぱり買わないと思うかも・・・。

続いてプレイした体験版はプロジェクトシルフィード。ファンの方には誠に申し訳ないが、AC6をドップリ楽しんだ直後の「上下操作逆」はつらすぎる。結局チュートリアルの途中で上手く動かせずにイライラして止めてしまいました。つか世界観とかモデリングとかもあんましピンとこないというか、自分には訴求しなかったんだよな。

こんなことをしつつ、長男が「他にはないの?」というので今一度リストを再確認。「STUNTMAN IGNITION?」どんなゲームなのかも全くわからないままにダウンロード。

 いきなり申し上げますが、このゲームは何の予備知識もない状態で、
※メーカーサイトやデモムービーなども
楽しんだ方が絶対良いと思います。もし体験版をプレイできる環境にある方は、ぜひやってみて下さい。アクセルはR、リアはL、BがサイドブレーキでYはマップ上にあるトリガーのアイコンの上で押してください。
※どうなるかもお楽しみ。

 で、以下は体験版をプレイ出来ない人用の僕の感想。

「はっきり言って面白い!」。車を使ったゲームでありながらいわゆるレースゲームとは全く違ったアプローチで、むしろニードフォースピードとかテストドライブ、クレイジータクシー、古くはチェイスHQのような、

 車を使ったアクションゲームの一つ

と言って問題ない。自分は車を操るスタントマンとなって、コース上のポイントをトレースしていくだけ。壁に突っ込み、ドリフトを決め、ミサイルを撃ち、炎にくるまりつつ仕掛けがこれでもかと張り巡らされた映画のセットの中を駆け抜ける。途中車が横からいきなり飛び出してきたり、爆弾が爆発するなんてなぁむしろアトラクションには入らない。隕石が降ってきたり、地面が隆起したり、崖崩れが起こってこそのカースタント。監督の満足する「絵」を命がけで見せるのだ。

っていうかなんでセールストーク?

つか体験版なのに3つもコースが収録されていて、そのどれもがかなり痛快。あ、そうそう、例えて言うなら、

 ロードブラスターを実写系ポリゴンで作ったようなゲーム!

この例えでピンとくる人なら、絶対楽しめる。操作性も悪くなくグラフィックも及第点だし、ロードもリスタート時には入らないからほとんど気にならない。リプレイは監督の撮った作品のような見せ方でかなりウットリ出来るし、

 マジで購入する気になってます。
※PS3、360版は8800円、PS2版は6800円で8月28日発売。

どのくらいボリュームがあるかはわかりませんが、見て楽しいやって面白い痛快なカーアクション。思わず「見せプレイ」したくなるトコロなんかは僕的に64の「エピソードIレーサー」に通じるなぁとシミジミ思ったし、別に対戦が出来なくたって面白いレース?ゲーは出来ると証明もしてくれてる感じ。

 つかこういうダークホースがあるから体験版ってのはあなどれないと思うんだよね。

やらなかったら絶対買わなかったと思うし、みんなにも勧めなかったと思うけど、今はかなりゾッコン命。WiiのエキサイトトラックやPS3のモーターストーム以上に楽しいゲームだと思いますよ~(^^)。★★★★!
※ただ体験版は英語なので多少操作がわかりにくいのがたまにキズだったけど。

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2007年7月30日 (月)

弾丸ジャッキー

まぁお笑いというのは人によってツボが違うもので、例えばテレビを見ていても、「なんで観客はここで笑ってるんだろう」と思うこともあれば、自分一人大笑いして観客はさほどでもないということもある。だからここでみなさんにご紹介する弾丸ジャッキーに関しては、

 同意を求めているわけではない

ことをまずご了解頂きたい。

見ていて痛々しく切なくなる一方でネタのシュールさに思わず手を打ってしまう。正直言ってトップ合格したハマカーンの方が全体的な完成度も高いし、何度も笑うことが出来るかも知れない。いやいやぶっちゃけ

 ホントに弾丸ジャッキーが楽しかったのか怪しいかも・・・?

とも思うのだが、やっぱ笑った自分は本物なので、ここはハマカーンではなくこちらをみなさんにお伝えしようと思うのだ↓
「DANGANJK0729.AVI」をダウンロード

ちなみにエンタの神様は概ね笑えない自分なのだがこれもまたツボの違いによるものなんだろうな。ってでもヤナギブソンのネタは面白かったかな↓
※画質が汚いけど雰囲気は伝わるはず。つか伝わればいいなと思ってはいるが伝わらなかったら申し訳ない。というかむしろいっそのこと伝わらなくてもいいかな、とすら思っているというのはナイショだ。
「YANAGIBSON.AVI」をダウンロード

みんなはどうだった?

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2007年7月29日 (日)

音ゲー

つかまぁ音ゲーと言ってもいろいろあるわけで、読んでる人にしてみれば、「ん、ビーマニ?」という人もいれば「応援団のこと?」という人もいるだろうし、「オトッキーの話題か!?」というイレギュラーもいれば、「トラスティベルもある意味音ゲーと言えなくも、やっぱ言えないか」などと自己完結しちゃう人もいるかも知れない。「DJMAXポータブルが最高!」と口にする人がいるとしたら、その人はかなりコアな音ゲーファンなんじゃないかしら。

僕的にはダンスダンスレボリューションをクリスマスプレゼントに貰ったのが音ゲーほぼ初体験で、※ちなみにそのダンレボは「トゥルーキスディスティネーション」という小室哲哉の小さなユニットをフィーチャーしたものだったんだけど、これが存外にイイ曲が入っていてかなり楽しめたりした。つか普通のダンレボもあとから買ったりしたけどむしろ曲が気に入らなかったり。それ以外はほとんどコナミ発のものをプレイしてない。なんつかゲーセンに行かなくなった頃だったし、今ひとつピンとこなかったんだよな。曲全体に。

次に触れたのはゲームキューブのドンキーコンガかな。「何となく楽しそう」というだけで買ってそこそこ子供と盛り上がったんだけど、個人的にはゴダイゴの銀河鉄道999が入っていて、「それを長男も気に入ってくれた」ことが収穫だったかも。あれはやっぱり時を超えて伝わるものがあるんだなぁとシミジミ思った。つかゲーム自体は太鼓の達人なんだけど、いわゆる「カツ」に当たる部分を手拍子で認識させるため、口で言っても通るのがちょっと愉快だった。「パン」とか。

この辺りから順番がよくわからなくなってくるけど、DSの「大合奏バンドブラザース」はかなりやった。っていうか僕みたいな素人音ゲラー(ユリゲラーみたい)にはプロ難度が難しすぎて、正直ビギナーのままでもいいのにとも思ったりしたもんだけど、実際楽器を引いてる感ってのはかなり高かったと思う。つか、

 アンプに繋いでやればテンション×10なんじゃないかとも思う

作品なんだよね。かなり古いゲームですが、「正面から音楽に向き合ってる感」は高いと思いますね。ただビジュアルデザインにクセがあるというか、ぶっちゃけちょっとキモいのが残念なところですが。
※ちなみにGBAカセットで追加曲もリリースされました。そっちも買いましたが、ぶっちゃけその頃には熱が冷めてたりして(^^;。やっぱ旬は大事です。ヘタすると何よりも。

GBAのリズム天国も傑作でしたね。GBAでビジュアルにハンデがあるというかまぁ「綺麗だから面白いのか」ってことにもなりますが、「リズム」とか「テンポ」と言ったこれまでの音ゲーがあまり着目してなかったところ、っていうか着目してたソフトもありましたね。

 「パラッパラッパー」

こちらはノれないヤツはやるな!的なゲームでしたが、リズ天の方は仕上げ方がさすが任天堂というか難度の幅の付け方が上手くて、一つや二つ苦手なゲームや好きになれないゲームがあっても、他でカバー出来るような、逃げられるようなシステムはさすがだなぁと思いました。パラッパはそんなわけには行かなかったですからね。

太鼓の達人は中古で買ったら「メチャヤニ臭かった」のがショックの1本。なんつかそれだけで全てが台無しというか、これまでそういう経験はなかったのですが、それ以降極端にソコを気にするようになりましたね。特にコントローラを買うときは。

ゲームの方はさすがにこれだけ売れているだけあってソツのない作り。曲数、というか曲目に多少の不満はありましたが、ぶっちゃけ「好きな曲が入ってるヤツを買え!」ということなのでしょう。ちなみに僕は以前ブログで取り上げた「響け!太鼓の達人」が一番好きですね。掛け値なしに名曲ですのでぜひサイト内検索してみて下さい。この曲で太鼓が叩きたくなるのウケ合いですよ(^^)。

太鼓の達人はその後PSPでもリリースされ、パッドでの操作も悪くないなぁと思いましたが、やっぱり叩いてこそみんなでワイワイやってこそなのかも知れませんね。っていうかいつの間にか「ですます」になってる・・・。

他のハードでも結構音ゲーって出てるんですよね。DCだとスペースチャンネル5とかサンバデアミーゴとか。PSのバストアムーブなんて勢いで買ったけど超つまんなくて1回くらいしかやらなかった記憶。PS2のRezなんかも一時音ゲー扱いされ掛けた時がありましたが、PSPのルミネス同様

 どこが音ゲーじゃい!

って感じ。逆にタイトルが「どこが音ゲー?」と言えば「押忍!闘え!応援団」しかないでしょう。売上本数的には大したこともなく、僕も中古組ですが、このソフトほど敷居の低い音ゲーは過去に類を見ません。子供から大人まで即座に理解できるルールと簡単に熱くなれる選曲、止めどない難度の上昇、その完成度は2の「イントロカット」機能で既に頂点に達しました。
※ちなみにこの応援団の最も優れている点は、奥さんまで巻き込んでしまう勢いがある点ですね。選曲も女性を意識したモノになっていますし、どんなゲームでもやり続けていれば上手くなるものなのです。「かみさんが華麗に応援(最高難度)もクリアしたよ」なんて話は、他のアクションゲームではまずありえませんからねぇ。

DSでは他に「弾いて歌えるDSギター」というとんでもなく硬派な「完全にDSでギターを弾かせよう」というソフトや、「のだめカンタービレ」というアニメをフィーチャーした比較的シンプルな音ゲーも出ています。つか思い出していくとビートマニアなんかは、ゲームボーイでも出てましたし、コナミ以外でもパカパカパッションだっけ?横で見ていて空いた口がふさがらなくなるようなプレイを要求してくる音ゲーっていっぱいありますよね。
※ダンレボでも「二人用を一人で」やったり「本気で踊ってる人」とか「画面になにも表示されてないのに」パーフェクト取ったりする人がいて、ホント達人の域だよって思った。

そう言えばウチに「ポピラ」っていうXAVIXのゲームもありました。リズムよく落ちてくるボールを弾く単純なゲームですが、効果音とオリジナルでありながらも気持ちのいい音楽で結構楽しみました。ただ「現役」にやってもらったら一番難しいヤツも初プレイでパーフェクトとか取っちゃって、

 しょせんは素人音ゲラーだったのだなぁ・・・

と井の中に住まう決心をさせたりもしたんですけどね(^^;。

PS.次回の更新は月曜夜になるかも。明日は泊まりで大阪出張ですので。でも何となく短いのをタイマーアップするかも。テンションしだいかも。つか最近ダラけてる?緊張感がない?つかさ、ビリーズブートキャンプっての?アレってちょっとやってみてもいいかなぁとか思うわけ。筋肉とかってやっぱアコガレたりするじゃん?でもさ、

 翌日動けなくなったら困る

んだよね。仕事出来なくなったらどう責任取ってくれるんじゃビリー軍曹!って感じになる予感っていうか確信。「だから言ったのに」ってみんなから集中砲火を浴びそうな予感っていうかこれも確信。確かに筋肉とか付くと思うけど、その前の段階が怖いんだよ。やってるときは気付かないわけじゃん、筋肉痛になることっていうかその度合いが。だって僕それつい2、3日前に学んだばっかだからね。日焼けで。でも自店にビリーのロープみたいなのが入荷したんだよな。って仕入れたのは僕なんだけど、前入ったヤツは「真ん中のところで2本のロープを一つにまとめるパーツ」が付いてたんだけど、今回のはそれがなくて、見たまんまビリーズロープ。599円。ああいうの買っちゃうと思わずやりたくなったりしちゃうんだろうなぁとか思ったりするわけよ。思わずちょっと引っ張ってみようかなぁとかしちゃうわけよ。店のサンプルを一晩だけ借りちゃおうかなぁとか、このロープはこうやって使うのかな、とか思うわけよ・・・。

 でもやるな・・・

やったら負けだぞ。オレはオレの体がどんなにヘタレかを知ってるハズだ!誰に宣言しているのか。ああでもちょっとずつやればいいのかも。一日1分ずつ延長していけばいいのかも。2ヶ月後に1時間やれるようになればいいのかも・・・。小さな道も一歩からたとえアヒルの歩みでも、、、という言葉もありますし。つかさつかさ、ここでこんなことをダラダラ書いてる事自体がそもそもだらけてるってコトなんじゃないの!?う~んそれは言わない約束!っていうかウチの店についにバイトが入りました!神様に願いが通じたんだね!!数回前

 今一番欲しいもの、、、それはバイトかも

なんて話を書いたの、みなさん覚えてます?つーか15歳で149cm。ふつうにかわいいというか、例えて言うなら、
※この例えは異常に的確過ぎるのでちょっと危険かも知れません。ご注意下さい。

 モンキーターンに出てきた青島さんみたい

明るくて色黒で髪型もソックリだし。8月から入る予定。つか続いてくれることが何よりの願い。バイトがいないとホントローテ切るのがツライんじゃよ・・・。つか若い子のオーラがどうのこうのってのはここで書かなくてよい?思っていても書くべきじゃない?
つか今回のタイトルが「音ゲー」だったってこと、すっかり忘れてる。さっぱりなかったことになってる。でもNO問題。別にウチのブログ読んでくださってる方、特に常連さんはそんなこと気にしないと信じてますから。いやホント。

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2007年7月28日 (土)

太鼓の達人DS

昨日はもう普通に死んでたので全くすっきりさっぱり忘れていたオブリビオンを買いにゲオに行ったらアッサリ売り切れ。つかまぁ昨日体調を崩した時点でオブリビオンはオマエには向かないという神様の声だったのかなぁとも思ったり。つか買えないとわかると急に悔しくなったりするものですが、正直「やるかなぁ」というライン上だったのでまぁいいかなぁとも思ったり。でもせっかくゲーム屋に行ったので何か買おうかなぁと思いフラフラと。

まず選択肢は「すばらしきこのせかい」。野村哲也通称ノムテツは賛否両論という意見もあるかもしれないけど自分は結構好き。つかいきなり発売直後だったのね、という気もするけど、ならばなおのこと買い時かなぁとも思う。でも冷静に

 これまで一度もそそられなかったタイトルをいきなり買うか!?

と思うと微妙か。っとそう思った矢先に目に飛び込んできたのが「太鼓の達人DS」。かわいいバチコンも付いてるし、子供達も好きなタイトルだし、まぁいいんじゃない?値段もまぁお手頃だし。



収録曲で一番ニヤリとさせられたのは、なんと言っても「GO MY WAY」。応援団に収録されると書かれていた「GO MY WAY」が矢井田瞳のものだっただけに、当然こちらも・・・と思ったら、

 「アイマスのじゃん!」

さすがナムコ。やるときゃやる。でも歌ってる子が微妙?今ひとつ乗り切れないのはなぜ?つか360のアイマス、未だにプレイしてませんですとも。そんな僕が「ごまえ」を語るな?かもしれません。ですがまぁ嬉しい収録です。

他にニヤリとした曲としては「交響曲第7番」が入ってます。のだめファンにはたまらない「ベト7」です。これもいい感じ。でも音自体はやっぱPSPの太鼓の達人の方がいい感じなんですよね。ちと残念。ちゃんとしたオーケストラ(のだめオーケストラだったら言うこと無かったのに!)のベト7を太鼓の達人でプレイしたかった!

メドレーからは「ナムコメドレー」。パックマンから始まって2曲目でいきなり26歳若い長男に「ディグダグだ!」と先制されてショック!マジショック!その後マッピーやギャラガ、ゼビウスと王道が流れ、、、

 ワルキューレの鍵かっ!

なんて渋いチョイス。曲調的に「冒険」じゃない感じで、でもそこはかとなくワルキューレ。何か遠い情景を思い起こさせるメロディ。ニクイ。ナムコ憎いぜ!そう言えばよく見たら曲名が「ナムコットメドレー」だった。さすがナムコット!っていうかわかんない曲もあったんだよなぁ大丈夫かオレ。大丈夫じゃない気もする。つかよく考えたらバトルシティとか超いい感じ。でも最後はやっぱりドルアーガで締めだよね。

普通のJPOPも個人的にお気に入りブレイブストーリーの「決意の朝に」が入ってたのでもうそれでOK。アニメは・・・つかタッチの歌ってそんなに人気あんの?スーパーマリオはDSならではでしょうかね。ファミコンぽい音質がDSユーザーのハートを揺さぶるんでしょうなぁ。

他にも子供達にウケる「たらこ」や「もじぴったん」「ポケモン」「さくらんぼ」の鉄板や「気分上々↑↑」は応援団に入っていてシナジーな感じ。

 とりあえず自分的にはナムコットメドレーとベト7に大満足

というところでしょうか。ちなみに操作性は可もなく不可も無し。ボリュームだけは小さいのでヘッドフォンしてプレイしたいところですけどね。★★★。

さてここからやや込み入った話に入って参ります。つかホントは前行まででおしまいの予定だったのですが、まぁなんとかそのメドレーを貼れないものかと悪戦苦闘した次第。結果だけ書くのが簡単なのですが、それじゃあ苦労したのが伝わらないということで割と細かく書いてしまいます。

まず最初にDSからPCに音声を抜き取る場合、PCのマイク端子とDSのイヤホンを繋げば基本それでOKだと思ったのですが、

 そのためのケーブルがとりあえず10cmくらいの黒いヤツしか見つからない。

で、それを試してみるもほとんど音らしい音は聞こえてこない。PCのマイク設定とかもいじっては見たものの改善の余地も無し。うーむ。

一旦ここであきらめ掛けるも、ハタと思った。

 いっそのこと録画してしまえばいいのでは?

PCへ音声を入れることが出来なくても、PCからの音声を入れることは出来る。何ワケのわからないことを、とおっしゃるかも知れませんが、ウチのPCは以前PCの画面を録画するために、

 PCの映像と音声をテレビに映し、それをテレビからキャプチャする流れが構築されている

のです。要はそのオーディオアウトをDSに替えて、テレビからPCにキャプチャしてしまえばよいというわけです。
※ちなみにこの方法でDSのヘボい音じゃなくテレビからのまぁまぁな音で楽しむことが可能になりました。棚ぼたですがニヤリです(^^)。

果たしてその計画は実行され、結果キャプチャにも成功しました。前後の余分なところもカットして、あとはこれを超驚録で録音してしまえばよいと思ったのですが、、、

 音圧が低すぎて拾いきれない。

うーむ。超驚録でボリュームアップするとあまりに低すぎるmpg動画の音声はノイズの塊になってしまうのです。

とりあえずネットで適当に調べてみますと、「アタワルバの涙」というのがヒットしました。で、ダウンロード&インストールしてみたところ、

 これってストリーム用じゃん・・・

mpgは対応してなかったのです。よく調べろよオレ。で、次はTMPGEnc。メジャーなソフトですが今ひとつ自分は使い方がわからなかったりで踏み込んでなかったもの。mpegに対応してるというのでやってみたのですが、

 mpegではなくmpgじゃダメなの?

よく調べろよオレ。うーむ。ここで正直くじけそうになりましたが、懲りずに3度目のトライ。「SUPER」という以前使ったような気がしないでもないでもすっかりその事実も使い方も忘れ去ってるソフトが発掘。早速トライ。

1.ファイルをドラッグ&ドロップして

2.左上のセレクトアウトプットをmp3オーディオオンリーにし、

3.右クリックでアウトプットファイルセーブなんちゃらをデスクトップに。

4.エンコードボタンを押してしばらく待つと、、、

5.はい出来上がり!

早速聴いてみますと、確かにmpgに入ってた音声部分がmp3ファイルで抜き出されています。でも音がやっぱり小さい。最初の動画の時のまま。ノイズがさほど乗ってるわけではないのですが、この大きさでは・・・。

 ここで超驚録の出番です。

彼はドラッグアンドドロップで読み込んだファイルも当然のようにボリューム変更や編集が出来るのです。エライ!作った人!

これでイヤホン端子のあるゲーム機ならなんでもそこそこの音質で録音することが出来るようになりました(^^)。つか昔ダビングしたカセットをサルベージ出来るようになったのがスゲェ嬉しいかも?で、その成果が↓

「NAMCOTMEDOREY.mp3」をダウンロード
パックマン→ディグダグ→マッピー→ファミスタ?→バトルシティ→ギャラガ→ゼビウス→ワルキューレ→スターラスター→???ファミスタかなぁ→ファミリージョッキー→ドルアーガ→ファミリーテニス?→効果音、、、わからんっ!→ドルアーガ

こんな感じですかね。みなさんはわかりましたか?

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2007年7月27日 (金)

史上最強の弟子ケンイチ

070726kenichi mixiでトムニャットさんが面白いと言っていたので、数冊古本屋でゲット。っていうか表紙見るまでは「破壊王ノリタカ」みたいなマンガだと思ってました。だって漢字+カタカナ人名のタイトルなんてそうはないんだもん。
※ノリタカ自体は好きなマンガだったりもしますが、、テイストは全然違います。いじめられっこのノリタカが徐々にいろんな格闘術を覚えていって、綺麗なねぇちゃんと一緒に訓練したり・・・って書いてみると内容ソックリやんけ!

 違うのは絵か!

ケンイチは「焼きたて!!ジャぱん」みたいな、こう今風のかっこいい主人公と強力なカリスマのある師匠たち、綺麗でエロいおねえさんが出てくる(ここだけはノリタカも同様)作品で、とにかく絵に安定感がある。既に25冊(ちなみに最新刊の発売は今日くらい?)を数える結構な長編ですが、まぁ最初からかなりの絵です。
※ちなみに作者の松江名俊氏は満田拓也(「MAJOR」とか「健太やります」の作者)の弟子で、事実上このケンイチがデビュー作。絵のテイストに共通点はありますが、画力的には師匠を超えるモノを持っている気もしますね。もともと絵が上手い(描くことが凄く好きな)タイプの人だったのでしょう。

話はまぁ先ほどノリタカの説明で書いたような「いじめられっこのサクセスストーリー」という感じで、まぁ少年漫画にありがちの「説得力のない勇気と正義を掲げ続けられる非現実的な根性だけはある主人公が、さまざまな武術の達人達が住まう道場に女の子目当てで入門して、そのさまざまな武術を体得していく」ような話。

 ぶっちゃけジャンプのような話。

でもサンデー。あと女の子は乳首がそれとわかるような描写(レオタードの上から透けていたり)が結構多く、パンチラを含め結構エロい。でも顔に妖艶さはなく、描写はエロでもエロ指数自体はノリタカに負けてる。って何を比較しているのか。

とにかく画力は安定、笑いもボチボチ、強いて言えば師匠達があまりに弟子であるケンイチを溺愛していて、
※注:師匠は主に男ですが別にホモではありません。
みんな超人なので「いざとなったら助けに来てくれる」感が凄く強く、その面でスリルはないかも。実際はマズ助けてはくれないんですが。
※弟子の勝負に師匠が出たりはしない。

まだ全部読んだわけではありませんが、買った分だけは勢いで読ませてしまうわかりやすさと安心感がありますね。嫌なヤツもほとんど出てこないし、とにかくさわやかなスポ根が読みたい人にはオススメです。★★★☆。

余談ですが、昨日の海水浴の日焼けがハンパない状態で、今日急患で見てもらって来ました。僕の背中は一面ガーゼの海に・・・。明日は早朝から名うての皮膚科に予約に行かなければなりません。
※その皮膚科は9時からなのですが、予約を取るために7時頃行かないとならないのです。凄まじい競争率で油断すると昼過ぎに・・・。まぁそのくらい名医なんですが。
今日は頭も痛くてゲロったりしてホントきつかった。先生にも「体焼いていいことなんてないよ~皮膚ガンの原因にもなるし」と言われつつグリグリ塗り薬。かなり痛い上からグリグリ塗り薬。うーん自業自得。

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2007年7月26日 (木)

今年も御前崎へ海水浴

仕事が休みで子供の夏休み中一度は行きたかった御前崎。去年行って楽しかったところにその翌年行くのは何もウチだけではあるまい。水中めがねやシュノーケルと共に、かみさんがヤフオクで落札したボディボードも3枚持って行く。つか今日は「滑る」体勢なのだ。あともし水温があまりに冷たかったときのための砂遊び用として、途中ホームセンターでプラスチックのミニコンテナとシャベルを二つ買い、コードネーム:サンドキャッスルも発動準備。つか天気も熱すぎず寒すぎず丁度いいあんばいだと思ったのだが、、、。

 つかここまで波が無く寂しい状況だとは思わないじゃん?

つか唐突に余談だけど行きのシャベルを買ったホームセンターで
Sanrinshadri ←こんな感じ(全く同じではない)の三輪車5000円を発見。つか超カッケー!耐荷重50kgってこれには書いてあるけど、自分が見たヤツはどう見ても乗れそうだったので思わず乗ってしまったところ、

 とってもいい感じ。

まぁドリフト用とも思わなかったんだけど、砂浜で乗るには今ひとつ前輪が心細いという理由でスルーしてしまいました。つかまさかこの年で三輪車にハートがきらめくとは思いませんでしたなぁ(^^)。

で、とにかく波がない。これほど平和な日もあるのか御前崎というくらい波がない。まぁ人工の入り江海水浴場だからそれもさもありなんなのかもしれないけど、去年はこんなじゃなかったのにとひとしきりガックリ。でもめげません。そのためにシャベルとプラコンテナを買ってきたのですから。

この海岸はどこぞから砂を取り寄せてるっぽく、色は黒いが手触りはいい感じの砂が楽しめる。プラコンテナに入れた砂をレンガ状に積み重ねて城を造る作戦だったのだが、、

 水分が少ないとコンテナからバラけてしまい、多いと落ちてこない。

この加減が異常に難しい。つか無理だとわかるまでに1時間以上掛かりました(^^;。つかコンテナを使うと強度的に素組より強く「なりそう」な感じで悪くないと思ったのですが、いやいや組めないのでは話になりません。それにのんびり構えている余裕はないのです。

 すぐそこまで満ち潮が迫ってきているのですから!

ちなみに砂の城を造るときの基本として、

 海岸から離れたところに造る

のは当たり前ではあるのですが、同時に

 乾いた砂だけのところでは作れない

という点も上げられます。くみ上げる砂にある程度の水分は不可欠だからです。従ってそれなりに濡れていそうで最も高い位置にくみ上げ始めるわけですが、

 それでも満ちてくる。

とりあえず長男に頼んで防波堤を作ったり、外堀を作って排水する仕組みを構築するも正直あまり効果的とも言えず、最終的には

 とにかく海側に衝撃吸収用の山を積む。ラフでもいいから高く積む

これが割と効果的でした。それと、城の組み方自体、

 海から段々になるようにしてみた。

要するに真四角で高い物を作ろうとすると必然的に一カ所壊れたら総崩れになってしまいますが、段々にすることによってとりあえず一番海側が壊れてもそれは一番手前だけが崩れるに過ぎず、最上部は安泰というわけです。

 っていうか既にその発想じゃ城じゃないし・・・

でもいいのです。僕は無心になって砂を盛り、ペシペシとシャベルで叩き、意味もないでも達成感はある砂のひな壇を造りました。つか最後は「水に溶かした砂」をチョロチョロと掛けてデコレート。完成したのが↓

070725omaezaki これです。
※ちなみに最前列は既に2段波にのまれています。
つか大きさ的にそれほど大きい物ではないんですが、時間だけは3時間以上掛かってます。とにかく序盤のブロック失敗がデカかった。つか次回行くときはもっと「砂をブロックにする方法」とか調べてから行こうと思いましたね。

ちなみに今日は快晴ではありませんでしたが結構な日より。3時間以上太陽を背にして城造りにいそしんでるとどうなるか。

 近年まれに見る日焼けをしました。それも背中だけ。

真っ赤というかもう既に火傷ですね。はっきり言って。アロエを付けたり水シャワー浴びたりしましたが、ハンパなく痛いです。つか熱も出ていそう。みなさんも太陽をなめてはいけませんよ(^^;)。

※ちなみに海と言うことで水着のギャルは?と思ったりもしましたが、ほとんど発見出来ず、いたのは、

 濡れたセーラー服の女子中学生3人!

つかヤバ過ぎて見続けられませんでした。つかクリスも人の子よのぉ(^^;。

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2007年7月25日 (水)

リンク切れの話

まぁネットには数限りないサイトがあるわけで、そのどれもが永続的に更新したり、維持したりしているわけはないわけで、時折、というか頻繁にリンク切れに遭遇したりする。特にYoutubeはその傾向が強くて、なんつか

 「オマエあるっつったじゃんか!」

とまるで友達の家にエロ本見せてもらいに行った中学生のようなリアクションを取ってしまうことも一度や二度じゃない。

非合法サイトや取るに足らない1日、2日限りのエロサイトなんかは潰れてもしょうがないと思うんだけど、中にはそのゲームやコンテンツのポータルとなっているようなサイトが潰れてしまっていたりすることもある。自分自身それほどそこに足繁く通っていなくとも、久々に訪れたらなくなっていたというのは、やはりなんともやるせない気持ちになる。ああきっと終わる間際とかあったんだろうなぁとか、まさしく行きつけのゲーム屋が潰れる前日、いつの間にか閉店していたときの寂寥というところか。

一時期はネットの全てのサイトを保存しているところがある、なんてことがまことしやかに囁かれたこともあった。真偽はともかく片っ端から保存しようと言う人がいても不思議はないし、いくら「数限りなくサイトがある」と言ったって地球上に存在する全てのHDDよりたくさんあるわけじゃない(当たり前)。大金持ちでそういうことを本気の道楽としているような人だったら、やって出来なくはないんじゃないかとも思う。

が、実際はそんな知り合いもいないのでやっぱりサイトは潰れたままなのだけど、最近割と自分のブログを自分で「利用」することが増えた。過去のトピックを検索して忘れてしまったことや忘れかけていることなんかを確認したりする。PSPの画面写真を撮るにはどうしたらよかったっけ、とかあの曲のタイトルはどうだったっけ、とか。

「んなもんググればいいじゃん」と思われる方もいるかもしれないが、さにあらず。Googleは確かに超便利だけど、自分のブログ内の些細な一言まで拾いきってくれるわけじゃない。日付ごとに固定リンクは存在するが、その日ごとにページを開いているわけじゃないから、「ページとして成立していない」のかなぁと思ったりもする。

 ということは言い換えればGoogleでヒットしないだけで、もしかしたらいろんなサイトが継続していたり、保管されていたりしてもおかしくない。

と思ったりもする。つか冷静になればそれを覗くことは事実上出来ないわけで、ま、なんつかクリスに用があるときはサイト内検索を使えばそれで事足りるわけで、慎ましくもひっそりと今後ともブログを更新していきたい所存だ。つかメンテなのでテンションは低い。っていうか最近無駄に長い話が多くて常連さんもめっきりおつかれなんじゃないかと思ったりするけど、とりあえず明日も休みなので、
※っていうか一週間に2回も休みがあると休み過ぎという気がするのはなんでなんだろ。つかもっと仕事しろよオレ。一日9時間は僕の年齢では少なすぎると思うぞ。
久しぶりにプールなり海なりに行きたい予定。いいお天気になりますように。

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2007年7月24日 (火)

グレンラガン~第17話&ほとんど関係ないドラえもんの話~

Gren17070723 正直な話見るのが怖かった。なんつかお気楽な子供でいられたこれまでとは全く違う世界と価値観が攻めてくるような気がしたから。大人になることで見えなくなるもの、失くしてしまうものをこの17話がむき出しの刃のように心に突き立ててくるような気がしたから。

予告でわかっているのは「7年後の世界」ということと「あなたは何もわかっていない」というサブタイトルくらい。でもって15話で張られた伏線は「100万匹のサルがこの地に満ちるとき月からなんちゃらかんちゃら・・・」。今までの流れからすれば、サルが100匹に達するのはまず間違いなくこの17話。何がどうしてどうなるのか全く予想も付かなかったのだが・・・。

ネタバレに入る前に少しタイトル通りの余談をしてみたい。皆さんはドラえもんにいつ頃最も接近遭遇しただろうか。まぁウチの読者様であればよもや声優が変わってからと言う人はいないとは思うけど、そのリアルタイムでドラえもんに熱くなっていた頃ってのは既にアニメもあったはず。僕が丁度小学1年になった頃映画第一作が放映されたくらいだから、ドラえもん=アニメのドラえもんという方の方が多いのではないかとも思う

 アニメって漫画と比べてどうだったか覚えてる?

話とか道具とかはまぁ原作通りだったし、主題歌や声優も最初から彼らだったからさほど抵抗もなく入ってきたと思うんだけど、ぶっちゃけ「絵」も全然抵抗がなかったことない?目の大きさや表情や等身や色遣いなどたぶん原作とは大なり小なり違うはずなんだけど、リアルタイムで少年向けアニメに接していた頃ってのは、よほどのコアな人以外

 漫画とアニメのビジュアル差はあまり感じなかったのでは?

子供の頃、それも物心付くか付かないかの小さな頃に描く車やお母さんの絵というのは、特徴がどうとか色や大きさがどうとか言うレベルじゃない。根拠も理由もなく「こうだから」というだけで絵はそれを意味する。単純な線や丸一つとってもそれは同様で、「歪んでいる意味がない」場合、見た目どんなにグニャグニャでも、それは直線であり曲線なのだ。

何が言いたいかというと、ドラえもんに限らず、絵と音と話それぞれに詳細なデータを拾いきれない頃であれば、その誤差の範囲は今より遙かに大きかったはずという話。逆に接触頻度が多ければ多いほどちょっとした違いに気付くようになり、最終的には藤本氏のドラえもんと安孫子氏のドラえもんの差すらわかるようになる。
※手塚治虫先生の話だけど、たぶん今の僕らが見てもそこそこわかるはず。

そうしてその誤差の範囲内に収まってアニメを見ているときというのは、実はとても幸せなんじゃないかという話。何が面白くて何がつまらなくさせるのか、そのきっかけが「絵」であるというのは、アニメとしてそれほど大事なことなのかなぁと最近ふと思ったわけさ。

 グレンラガンの絵にあまりにこだわってしまう自分を鑑みて。

4話の質が悪いという話がひとしきりもりあがったのも早数ヶ月前の話なんだけど、ぶっちゃけ声優や脚本には大差ないわけで、もし漠然とテレビ放送を(録画したものではなく、一回こっきりのものとして)見た場合、自分それほど気にしたかなぁと思ったわけさ。子供の時じゃなく今も。

僕たちが今カリオストロを見てもそのクオリティは絶大で、重箱の隅をいくらつつこうにもアラは見えてこない。それだけクリエイターのこだわり、品質管理、才能があふれていたからではあるんだけど、子供の時から好きだったこの作品は、子供の時からそんなディティールを見ていたワケじゃない。

 要は面白いか面白くないか

それだけが重要で、全てだったんじゃないか。それだけを見つめ続けていることが一番幸せなことなんじゃないか。

よほど特殊な環境でない限り、一度摂取したコンテンツを再度同じ鮮度で楽しむことは難しい。例えそれが初めてのものであっても、(ことゲームに関しては特に)前世代の作品を今の感性で新鮮に感じることはほとんど不可能だ。だから僕らのように黎明期から順番に楽しんでくることが出来た世代というのは幸か不幸かと言えば間違いなく前者だったと思う。今ファミコンソフトを楽しめるかどうかと問われたとき、リアルタイムで経験していたからこそ「あのグラフィックに馴染みと懐かしさと愛情」を注ぐことが出来る面があるはずだ。ドット絵の方がポリゴンより好きだと今でも言える自分がいるのは、決して偽りではない。

 じゃあアニメはどうか。

誤差を吸収しつつ楽しむコツを理解した上で覚え実行してきていれば、もっと楽しめる作品は増えたのではないか。やれ作画が悪いやれ声優がズタボロだと言う前に、やれIGの作品は肌に合わないやれ押井守は昔のがよかったと言う前に、もっと上手く向き合い楽しさや面白さを拾い上げる技術を磨いていたら、もっともっとアニメは楽しいものになっていたのではないか。

 グレンラガン17話はそんなことを感じたりもした。

絵的なクオリティ、話の展開、急展開するシーケンスなど純粋に「質」を問うのならこの回は決して低いものではない。主題歌も歌詞が変わり(2番に)エンディングも曲ごと変わり、ここから怒濤のラストへひた走る準備を全て整えたと言わんばかりの覇気を感じる。

でも僕は何か楽しんでない。映画ではサスペンスのドロリとした憎悪も平気なのに、アニメや漫画ではどうにも好きになれない。いきなりの展開にワクワクしても不思議はないはずなのに、これだけハイクオリティにまとまっているのに、何か居心地の悪さを感じてしまう。こいつはハチャメチャでドタバタでガンガンに盛り上がる作品ではなかったのか。

僕は中2の頃まで「狂ってる」と言っても過言ではないほどアニメや漫画が好きだった。同時間帯でかぶってる作品は当然のように片方をビデオで撮りつつもう片方を見ていたし、特に好きな作品は当時かなり高価だったのも関わらずお小遣いを費やして全話録画したりもしていた。でもある時フッと温度が下がり、
※確かZガンダムの中盤くらいだったと思う。
以降エヴァまでのアニメにはほとんど触れない時間を過ごす。そしてエヴァも最初は「スゲェ」と感嘆の叫びを上げ猛烈に入れ込むが、終盤のドロリとした展開に耐えられず、離れてしまう。

アニメだけが僕の嗜好を形作ったわけではないから、それは当然なのかも知れないが、なんか凄くもったいなくて仕方ない気になってくる。

あんなに日本中を熱くしたエヴァや昨今のジブリ作品に心がときめかないのだ。グレンラガンだってきっとこの17話を「うぉぉっぉ!」とか思ってみてる人がいると思うのだ。その深さが軽かろうと重かろうと。

同じ物を食べるでもより美味しいと思えた方が幸せに決まってる。食べられる方もより美味しいと思ってくれる人に食べて貰いたいに違いない。アニメも同様。同じ30分を過ごすなら、より楽しい30分が過ごしたいのは当たり前。上手く楽しめる為に、必要な技術を磨くことは出来ないものか。

 ピカソの絵を見て感動できるようになるにはどうしたらいいの?

人生は限りがある。時間の使われ方もどんどんシビアになっていくはずだ。こういうノウハウは今後もっと注目される気がする。ただ正解を知るものがいない気がするのも事実なんだけどさ。

★ちょっとだけネタバレ感想★

Gren070724 ロシウにマッドサイエンティストの素質があるとは思わなかったけど、三人娘の一人とくっつくというのはちょっと嬉しいかも。オコチャマ二人が「次世代」を担う戦士に育っていたのは予測可能ではあっても予想しそこねていたので思わずニヤリ。量産型グレンラガンのディティールがよくわらかなかったけど、オリジナルグレンラガンも7年経って少しいじられてる気もしないでもない。つかやっぱ「ギガドリルブレイク」でしたね(^^:。ニアがあんなんなっちゃったのは獣人じゃないから?っていうかニアって何者?まぁここまで暗くしちゃっても最後には1話の最初のテンションに戻ることが約束されている分気が楽と言えば気が楽なんだけど、やっぱシモンには幸せになって欲しいなぁというかヨーコはやっぱ出てっちゃったのね。でもなんか終盤の超美味しいところで返り咲きそうな期待もあったりする。つかロシウってジャイアントロボの幻夜みたい?突っ込みどころとしては100万人まであとどれくらいか全くわからないような状況で地下の連中を強引に地上に引きずり出すというロシウの発想は甘い気がした。でもあそこは「ロシウの悪さ」を育てる為に不可欠だったんだろうな。ということはロシウはシモンに殺される?ロシウといい仲になっちゃったメガネっ子はシモンに恨みを!?その時兄貴は何を・・・。つか名前覚えてるヤツと忘れてるヤツの差が激しいよオレは。今回は期待の割に暗かったので★★★というところかな。

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2007年7月23日 (月)

枕の話

トムニャットさんのコメントから出た話題。みなさんは今どんな枕を使ってますか?テンピュール?ウォッシャブル?季節的にはい草や籐の枕という方もいらっしゃるでしょう。今日は一応自分で仕入れもしてるということで、多少知識のある人間として枕のオハナシをしてみたいと思います。
★あくまでウチの店で扱ってるものを中心に書いてますので、高級なものは除外してます。でもまぁ予備知識程度にはなると思います(^^;★

まず、枕を構成する情報として、

・高さ
・硬さ(中材)
・形
・付加価値(マイナスイオンとか抗菌防臭とか)
・価格

こんなところが構成要素なんですが、正直高さはごく一部の物を除いてまず確実にヘタレます(経年劣化して低くなる)。少なくとも中に何らかのツブ状のものを入れているものは間違いなく値段に関わらずヘタレますから、その辺り中材を補充できるあてがあるものでもない限り「消耗品」という意識は必要でしょうね。特に高さの高い枕が好きな人は。低いのが好きな人でも最初から低いものはより低く、中材次第ではあっという間に低くなってしまったりもしますので、なかなか「ベストな高さを恒久的に維持する」ことは難しいと思った方がいいかも知れません。だから枕はイメージよりもよく売れる、「高頻度購入」品なんですね。

続いて硬さですがまず落とし穴として「気温にも左右される」という点をチェックされるべきでしょう。テンピュールなんかの低反発ウレタンなんかは、暑いとこと寒いとこでは全く硬さが変わります。特に店頭で触ってみて「ウンこの硬さかな!」と思った品でも、持って帰ってみると、、、ということは往々にしてありますから要注意。あと真夏や真冬の店頭など劣悪な条件下で品質が激変することがあるのは枕も同じ、というかウレタンは特にその影響が出ますから、ある程度高いウレタン(低反発、高反発を問わず)系枕を買うときはその製造日もしくは入荷日をチェックするのをオススメしたいです。1年以上前の品だと既にかなり劣化してると言っても過言ではないと思いますよ。

それと中材も硬さに大きく影響します。強いて言えばソバ→パイプ→ウレタン→羽根→エステル綿の順にやわらかくなっていく感じです。

ソバというのは昔からある「そば殻」が入っているタイプで、独特の質感と臭いがありますが、比較的ヘタレにくく、通気性もパイプほどではないまでも悪くありません。ただ天然素材の為、衛生面であまり良い印象を持っていない人もいるかもしれませんね。モノによっては虫が湧いたりという話を耳にしたこともありますし。ちなみにウチの店では34×46cmのサイズで309円。安いこともあって枕の中で最も売れるのが全ソバ枕です。まぁ購買層もあるでしょうから、みなさんにオススメできるとは言い難いですが。

パイプはプラスチックのストローを切ったような形状のものがポピュラーですが、なかには丸くてやや固めのものや、白いビーズ状の発泡スチロール(その粒子が細かい「パウダービーズ」と呼ばれるものだと、触ったときに沈み込むような触感のものもあります)、普通のパイプより柔らかいソフトパイプのものなどがあります。枕自体は綿が入っていて、頭に触れるところだけパイプが貼り付けてある「半パイプ」というものもありますが、わざわざそんなことをするだけあって通気性はとても良いです。でもイメージと違ってあまり洗濯には向いていず、
※中の水分が抜けにくい
そばよりは衛生的ですが、ヘタレも思った以上に早いです。ソフトパイプのものは値段がガクンと高くなったりしますが(それでも普通はウチの店で1000円前後。もっとも中には5000円を超えるようなものもあったりしますが)、全体的に評判は良いようですね。

ウレタンはテンピュール枕を代表とする「低反発ウレタン」が今はポピュラーですが、中にはそれが塊ではなく、細かなチップを詰めているタイプもあります。どちらにしても正直夏はムレる為あまりオススメ出来ません。頭の形にフィットするように沈み込み、圧力を分散するため疲れにくく眠りが深いと言われていますが、その分隙間が少なく、汗をかきやすいとも言えます。ちなみに高反発ウレタンは主に座布団やマットレスに使われている素材で、枕に使われることは稀です。頭は重たいので意外とヘコミ過ぎてしまうからなのかも知れません。ちなみにウレタンは太陽に当て続けると劣化が早まる→ボロボロになってしまう気がしますから、干すときは日陰干しの方がいいかもしれません。あと洗濯は普通はしないと思います(←ゴメンちょっと自信ない)。

羽根枕は文字通り羽毛が入っているタイプですが、正直安い枕には羽根のスジが気になるフェザーが使われているものがほとんどで、ウチの価格も1000円以下です。通気性が良くボリューム感はありますが、天然素材なので衛生面もやや?(僕個人の感覚かも知れませんが)。洗濯も出来ません。やわらかいので見た目より高さは低いですが、個人的にはたまに羽根が飛び出たりすることもないではないので、コレを買うなら下のエステル綿のものにした方がいいかなぁと思いますね。

エステル綿というのはポリエステルの白い綿のことを指します。ビジネスホテルとかの枕のほとんどはエステル綿、もしくはその片面にパイプが入った半パイプ枕でしょう。特徴は大きなボリュームと洗えるということ。ヘタリもしますが、綿を入れ替えたり追加したりも可能です。ちなみに「エステル」じゃない綿というので反毛綿、通称黒綿というのもあります。この綿は最初糸くずだったり布状だったりのものを「綿にする」為、重く見た目もまだらで綺麗とは言い難い素材です。繊維が不均一な為、乾きづらく、干す際に釣って干すと中身も偏りやすいなど欠点も多いです。主に座布団や敷き布団などに使われていますが、「これって綿なのに妙に重くない?」と思ったら要注意です。余談ですが、僕はこの黒綿が大嫌いです。分裂してボコボコになるし偏るしとにかく重いし、「売れない」ので!

ちなみに僕は今でこそヘタってしまいましたが、そのどれにも属さない「ゴムのような質感」のラテックス枕を愛用しています。ヘタる前はよかったんですけど中材を補充できない一体成形のタイプなので今はどうしようもないですね。代わりになるようなモノも見かけませんし(^^;。まぁそんなのもありますよ、という話。

形は頸椎安定型、3層段々型、2層型、ただ入れただけなどがありますが、僕の店で置いてないものでは完全に穴が空いているタイプもあるようです。これはたまにうつぶせになったり、横寝する人なんかは結構開放感があってよさそうですが、反面その穴から何か虫が入ってきたら、、、と思うと怖くて眠れないかなぁとも思ったりしますね。

頸椎安定や3層型は頭の辺りがくぼんでいて安定感がある反面、パッと見のボリューム以上に頭の位置が低くなりますから、高い枕が好きな人にはオススメ出来ません。あと低反発枕型は高い方を首に、低い方を頭の先になるように使いますが、ぶっちゃけへたってくるとどっちにしてもあんまし変わらなくなったりもします。

他には枕の左右をひもで結んで高さを調節出来るタイプのものや、ごろ寝枕と呼ばれるサイコロに近い形のもの、腰にあてるもの、足に当てるもの、直角三角形のような傾斜型でテレビ枕と呼ばれるものなどもありますが、個人的には小さすぎない限り形より高さが重要だと思いますね。ちなみに長いロングクッション、抱き枕と呼ばれる形もあります。イルカのようなフォルムの抱き枕は一時一世を風靡したこともありましたが、中材がヘタレるとホント見苦しいので、今は普通の筒型の方が安定して売れていますね。

そうそうこれは形ではなく大きさの話ですが、いわゆる枕カバーは「35×50cm」と「43×63cm」がデフォルトポピュラーサイズです。もちろん専門店に行けばそれ以外のサイズもあるでしょうけど、とりあえずカバーはイレギュラーサイズだと極端に割高になる傾向があります。ゴムではめるだけの「枕パット」やヒモで結ぶだけのタイプでない、いわゆるオーソドックスな包み込むピロケースを使おうとお考えなら、これより大きなサイズの枕はオススメできません。っていうかバスタオルを巻いてるという人もいるから一概には言えませんけど。

付加価値については僕もやや怪しい部分がありますが、一般の人があまり知らなそうなことをちょっとだけ知ったかぶって書くとするなら、

 備長炭とかマイナスイオンとかは気休めのものも多い

ということですかね。本当にリアル備長炭が入っているタイプのものは、相応の効果が望めますが、パイプに練り込んであるとか、ピロケースに加工がしてあるというものは、実は

 備長炭エキスに漬けただけ

というものもあります。要するに洗濯してると落ちてくる。まぁそれでも何にも加工してないよりはマシだし、アトピー用キトサン加工とか防虫防ダニ加工されているということが精神的にかなりバリューがあり、それによって結果眠りが深くなることも十分考えられますから、「気にするなら気にしてもいい」というところでしょうか。ちなみにマイナスイオンは1平方センチあたりいくつくらいという単位を計る機械があるそうです。高い枕を買うときにはそういった数値を気にしてみるのもいいかも知れませんね。

最後に価格ですが、ウチの店で売ってるのはごく一部を除いて299円~1000円くらいまでです。中心価格は400円ちょいの35×50cmの全ソバ枕や43×63cmのくぼみ型エステル枕、くぼみ無しエステル枕など。なんだかんだいってよく売れるということはそれで満足する人が多いとも言えますから、とりあえず「試しに」という方はその辺から買ってみるのもいいかもしれません。ちなみにヤフオクや楽天で枕を検索すると、高級なダウン枕数万円とかひんやりジェル枕、涼宮ハルヒの抱き枕などおよそ自分の店で扱うモノとは思えないものがヒットしました。でも需要あるところに供給アリですから、僕が知らないだけで、世の中の人間の50%くらいは↓こんな枕を使ってるのかも知れません。

20070720103
※つかこんなネタでここまで書くこたぁなかった気もしないでもないが、まぁNO問題?

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2007年7月22日 (日)

ジョイスティック

今日は僕の仕事が休みでかみさんは仕事。とりあえず朝適当な時間に起きては見たものの外は雨。子供達は夏休み一日目からゲーム三昧か、と思いきや、、、

 超宿題やってるし!

我が子ながらエライ!つか「極力早く終わらせろ」指令を出したのは紛れもなく僕ではあるのだが。で、午前中というか1時過ぎまでかなり気合い入れて二人とも宿題プレイ。つか途中娘の方は飽きてゲームをし出したものの、長男は割と僕が親身になってサポートしたことも奏功して「むしろ宿題楽しいかも」と夏休みの日誌を猛チャージ。つかとりあえず日誌は初日に終えるのが普通であったので、当たり前と言えば当たり前ではあるが、出校日にやる予定が立っているページを除いてほぼ完了。まぁ実際は他にも習字やらポスター、漢字書き取り、計算ドリルとたくさんあるのではあるが。

で、その後どこかに行こうという話になり、以前行ったことがあるが、いつもはかみさんの運転でなかなか寄ることがなかったゲーム屋に決定。つか僕がプライベートでハンドルを握るのは久しぶりだったので、大して遠くもないのにかみさんに電話でサポートしてもらうってのは男としてどうなの?とも思ったけど。

途中他に一軒寄るもそこは「価格は安いが品揃えはとても悪い」という店でさほどめぼしいものはなく、ほどなく移動。つかGCのメモリーカード251が850円ってのは買ってもよかったかも?
※我が家では今GCが一番熱いハード。っていうか昔からずっと熱い。娘は今僕の後ろでカービィのエアライドをやっているし、友達が来たらPSOかピクミン2、長男はバテンカイトスとGC真っ盛りなのだ。っていうか僕自身嫌いなハードではない。

で、お目当ての店に入るとさすがになかなかの品揃え。この店は新しいゲームだけでなく、結構いなかの割に古めのタイトルやマイナーハードのタイトル、周辺機器(特にPAR関連の充実は目を見張るものがある<僕自身は興味ないんだけど)が素晴らしい。っていうか着いてから思ったけど、

 いいジョイスティックがあれば買ってもいいかな

というところ。まぁ順番に見ていくことにする。今日はかみさんもいないので娘の了解が得られれば好きなだけのんびり出来るのだ。っていうか長男はいざとなれば時間つぶし用にPSPを持ってきているという準備の良さが光るためNO問題。

・魂斗羅ザ・ハードコア12800円

つか前来たときもあったなぁと思いながらも自分が持ってるソフトがプレミア付だとちょっと嬉しいもの。続いてあまり安くないワゴンセールを覗くと、、、

・グランツーリスモ4 1780円
・ジルオールPS2 1780円

ふむ。前者は持っていてもいいと思いつつ未だに持っていないタイトルなのだけど、どうせ買うなら、

・リッジレーサー6 1499円

の方がいいかなぁとも思ったり。360は今追い風ではあるものの、割と中古リッジは安く出るのでそれも結局見送っちゃったけど。ジルオールはPS版が途中で挫折するも結構面白かった記憶があったのでどうしようか思案しつつも他のを見てたらスッキリ忘れてしまった。面白かったんだろうか。

続いてきむきむさんご推薦のドラクエ4を発見。中古2280円新品2500円。これって安いんだろうか。つか最後まで遊べばどんなゲームでも高すぎるということはないよなぁとシミジミ感ずる。とにかく自分は最近最後までやらないゲームのなんと多いことか。

Wiiタイトルでは密かに安くなったら買いたいかなぁと思ってるタイトルが二つある。一つは「ガンダムスカッドハンマー」でもう一つは「エキサイトトラック」。しかし残念ながらどちらも新品のみ。なかなか上手くは行かないものだ。っていうかどちらも10分くらいしか遊ぶ予定もないので、むしろ中古で買ってそのまままた売りに出せばいいじゃないかという気もしないでもないのだが。

次に目に入ってきたのは360コーナー。ここはほのかに期待していたセクション。っていうか360の場合は中古でなくともきっちりとした品揃えをしている店は少ないので、少し置いてあるだけで既に嬉しくなってくるのだ。つか未だにギアーズオブウォーを売ってるところを見たことは一度もないのだが。
※見たら衝動買いしてしまいそうではあるが、見ないので衝動買いはしないのだ。

で、そこに鎮座ましますのは、

・トラスティベル(CDキズアリ)3580円
・ライオットアクト新品 5799円

ふむ。前者は昨日5200円を見たばかりだったのでかなりハートに矢が打ち込まれた。たとえて言うなら、ダーツのスリーインナブラック(3本とも中央に入ること)、ビリヤードのマスワリ(ブレイクから9まで相手に渡さず突ききること)ような感じ。っていうか例えを書くためだけに必死に調べる僕ってどうなの?

まぁそれはそれとして。店内を移動。するとお目当てのブツを発見。

HORI鉄拳5スティック 中古4999円

HORIのスティックと言えばリアルアーケードが有名だが、昨晩ヤフオクで調べたところ箸にも掛からないようなボロ中古を除くとどれも結構な値段がついている。新品であれば連射付で希望落札15000円+送料や、ソウルキャリバーIII仕様7500円など。つか後者はかなり心が動いてヘタしたら落札してしまおうかとすら思ったのだけど、

 今日見たコイツはそれとソックリ。連射がないのも同様。

つか店長に中身を見せてもらったらこれまた超美品。全然臭くないしキズ一つ無い。つかボタンのさわり心地なんかはほとんど新品である。

 購入決定!

つかジョイスティックを買うときというのはいつも結構悩むというか、「もったいなくないか?」という自問自答に悩まされる。要するに、コレがあってもやれるゲームが増えるわけじゃないのに、ゲーム一本分くらいの値段がしてしまうという事実。それに昔と違ってスティックじゃなきゃ実力が出し切れないようなシューティングや対戦格闘はほとんどプレイしない現実を鑑みるとその思いはより色濃くなる。

 でも!

トラスティベルはまだまだ安くなるんじゃないか。スティックはPS3対応(PS2非対応)が増え、今後PS仕様のゲーセンパーツ品、それも美品はかなり品薄になっていくのではないか。ましてや今まさに自分は対戦格闘を改めてプレイし始めたところだし、以前から持っているHORIの「リアルアーケードじゃない」スティックには不満があるんじゃなかろうか。

つかまぁ5000円程度のスティックにこれほど悩むとは僕もなかなかのケチンボである。

が、まぁソレはソレコレはコレだ。転売する気もなかったのでサクッと外箱を捨ててもらって買ってきた。
※ちなみに他にはコレと言ってめぼしいものもなかったが、DS中古は7500円画面キズアリとか、PSP中古が15800円とか。まぁそんなもんかなぁという感じ。ついでに長男のリクエストでバテンカイトスの攻略本も購入。こういうところは割と理解があるというか、自分も攻略本を読むこと自体嫌いじゃないので、まぁ利害の一致というところかな。

で、そのスティックであるが、

 全然技が出せないっ!

のである。つかこれはオレが悪いのか!?USB接続の変換器からくるラグのせいじゃないのか?今買ってきたスティックがそもそも悪いんじゃないのか!!!???

 要するにジジイになってしまっていたのである。

昔は出せたはずの昇竜拳がちぃとも出ないのである。っていうか波動拳すら出ないのである。っていうかパッドの方がまだ出るというのはどういう体たらくか。ストEX2plusで昨日ジャンプ大パン立ち大パンキャンセル昇竜キャンセル烈波とかやったじゃん。昨日「思ったよりワシもやるもんだわい」と思ったじゃん。

 それなのに・・・現実はそんなに甘くはないのよ。ぎゃふん。

でもコレだけじゃあまりに切ないので、とりあえずいくつか試してみる。つか、

 爆烈究極拳は出せた。

最初こそ全然だったけど、中盤以降まぁまぁの成功率になり、少なくともパッドでやるのの10倍以上は出せたと思う。っていうかパッドで爆烈究極拳はキビしすぎるけど。あとシューティングもいくつかプレイ。面白いように死ぬ。まぁここしばらくやってなかったしゲーセンにも行ってないしで、

 これが現実というものなのだよ。

という感じ。いや別に出展とかないですけど。で、それでもめげずにEX、スパIIX、ストZERO、ストIII、マヴカプとかウォーザード以外にもいろいろやってみたら、、何とか多少は出来るようになってきたかな、というところ。特に、

 ストIIIは結構出せる感じがしないでもないと思えなくもない

という気がしないでもない。っていうかあれほど手に馴染んでいたはずの昇竜拳がこんなに簡単に離れていくというのは、、、

 歳は取りたくないものだな。

という感じなのだ。いやだから別に出展はないけど、シミジミしちゃったのは事実。ホントこんな形で老いを切実に感じるとは思いませんでしたよ。髪の毛が薄くなるより腹が出るより指先が乾燥して仕事でビニールの買い物袋が上手く取れなくなるより、

 昇竜拳が出せない自分に感じる「寄る年波」

買ったこと自体は全然後悔してないんだけど(モノもいいし)、切なさは禁じ得ない37歳の夏・・・南無。

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2007年7月21日 (土)

欲しい物

みなさんは今欲しい物あります?今じゃなくてもいつか欲しくなる物でも結構ですし、もっというと物じゃなくて行きたいところとか、見たい物とかでも結構ですが、

 「自分を突き動かす衝動」

となりうるような、「がんばってそのために働こう」という気になるようなものとかあります?つかまぁウチは基本貧乏で、子供とかお小遣いもあげていないようなご家庭なのですが、正直別段そのことを卑下したりもしないし、それでもまぁそこそこ楽しく卑屈にならずに生きて行ければいいかな、とも思ったりしているわけです。つか正直なところ僕自身そんなに欲しい物とかないわけですよ。思いっきりぶっちゃけちゃいますと。

そりゃ異次元レベルの物欲はありますよ。例えば先日のベストハウスでやっていた「水陸両用スポーツカー」とかメチャかっこいいと思いますし、あんなの乗ってみたい、欲しいなぁとも思いますが、スグその直後に、「自分ちに停めておいて大丈夫か!?」という不安も出てきて、結局怖くて買えない=欲しくないということになってしまいます。

新パソ(正しくはサブパソ)も子供と一緒にゲームやるためにあってもいいかなぁとも思いますが、それも正直「なくてもいいか」というレベルのものですし、壊れたテレビの代わりも欲しいとも思いますが、別にPC部屋には32インチのブラウン管がありますから、さほどでもなかったりもします。

HDDとか恒久的に欲しかったりもしますが、それによって極端に気を遣うアイテムが増えすぎるのもどうかと思いますし、まぁ使いやすいキーボードとか、、、あ、今日は欲しい物が出てきました!ウォーザードをちょっぴり気合い入れてやってたらやっぱりジョイスティックのいいやつが欲しくなりました。HORIのリアルアーケード。ヤフオクで検索したら15000円とかするの。高いけどこれはちと欲しいと思いましたね。つか楽天にも出品されていないくらいだから、既に作ってない=今後価値が上がってきそうなアイテムではありますが、、、

 そんな欲しいなら買えばいいじゃん

 →そんな欲しくもないかも・・・

という自己完結する自分も見つけたり。別にレゴで欲しいものがあるわけでもなし、マンガを一気買いしたいということもなし、一昔前ならゲームの為にかなり毎月コストを掛けていましたが、ぶっちゃけ今はそれほどでもないんですよね。強いて言えば壊れたら買うくらいで。

軽く横道にそれますが、、、

そう言えば昨日久々に中古ゲーム屋に行ったわけさ。こぢんまりとした小さな店で、当然のように古本と一緒にちょっとだけゲームが置いてある、でも立地が悪くないのでそれなりにタイトルの出入りもある、そんな中古屋に行ったわけさ。まぁ欲しいタイトルというか、強いて言えばきむきむさんに言われた「ドラクエ4」のPS版でもないかと思って覗いたわけなんだけど、まぁないわな。きょうびそれほどPSタイトルが充実してる店も多くはないし。
※充実してるような店はえらく高かったりするし。

で、じゃあ何か欲しい物ってあるかなぁと物色してみたりすると、、、

・バテンカイトス2

長男が今1をやり直してるっていうかデータがいつの間にか紛失
※消えたというか、メモカごとなくなってる可能性もあるというか・・・。
したんだけど、割と面白かった記憶を頼りに再プレイしてる。で、それがまぁまぁ面白そうだし、2000円なら悪い選択じゃないかなぁとか。

・トラスティベル

密かにバテンカイトスと開発が同じ。体験版の出来も悪くなく、最初は買うつもりもあったんだけど、逆に体験版のように疎ましいストーリーがはしょられ戦うだけに終始したからこそ楽しかったのかも、と思って結局スルー。価格は5200円だったけど、送料振り込み料込みならネットで買う方が高くなるかもって価格だね。

つかまぁこんなとこ。ローグギャラクシーディレクターズカットもあったけど、まぁやる気なくなってる感じ。以前の自分なら「短くなったダンジョン」をクリア出来たかも知れないけど、今はたぶん無理だろうと思うんだよね。それくらい耐久力が下がってるというか。贅沢になってるというか。

長男的にはドラゴンボールとナルトとワンピースの対戦格闘「DON」が欲しいとか言ってたけど、彼のマブダチが持ってるし、借りればいいじゃんと一蹴してしまいました。つかまぁそれほどやりたいゲームとも思えなかったりするし。

そんなこんなで中古屋を後にしたわけだけど、ホントまぁ欲しいものがないことに驚く。っていうか未来創造堂とか見ていて、

 100g3000円のチンタセネーゼという豚肉

は食いたいと思った。マジで思った。でもどうすれば食えるの?っていうか店で食べたら一桁増えそうで、そこまでしては食いたくないかなぁとも思ったりもしたんだよね。食べ物に1万出すくらいなら320ギガのHDD買うよ、と。
※つか冗談抜きでチロル算のような計算をする自分。世の中HDDだけで計れるもんじゃないだろって気はするんですが(^^;。

で、他に何がって泥臭い話をすると、「店にバイトが欲しい」ってのが割と切実。今誰もいなくて建前で言えば「若い娘がいなくて寂しい」みたいな?本音を言えば店のローテーションを切るのがスゲェ大変で気が抜けない、みたいな?ホントそんな感じ。つかそんな建前を平然と書き込むことが出来る自分が好き・・・大丈夫です。

まぁそんな夢のない話は置いておいて、ホントに欲しいものってのを考えると、結局最終的には、

 時間

ということになった。とにかく時間が欲しいのだ。別に見たい映画や読みたい漫画、やりたいゲームが全くないわけじゃない。でもそれを楽しむ時間がない。タイムイズマネーではなく、タイムイズプライスレス。お金で時は買えない。でも欲しい。

とは言ってもまぁ実際欲しくても手に入らないものの話をしていてもしょうがないので、最後に昨日長男と話した、「長男よ、君は何が今一番欲しいのかね?」という質問の答えを書いて締めたい。っていうか長男は欲しいものは9割9分ゲーム関係で、そのゲームの8割8分くらいは僕が買うなり買ってもらうなりしてやっているのだ。今一番、い、ち、ば、ん欲しい物とは何なのか。ちなみに娘は宇宙船だと言ったが、まぁ娘の思考回路ならそんなところだろう。小2だし。

で、長男の答え、「昨日の給食で出たフローズンヨーグルト」

うーむ。ナイス解答である!それほどまでに美味しかったのか!でも給食だからそう簡単に欲しくても手に入るもんじゃない。っていうかヘタしたら一生食べられないかも知れない。でも美味かった!

「冷蔵庫の中にいくら食べても減らないくらいたくさんのフローズンヨーグルトが入ってたら嬉しいかも」

なるほど。父ちゃんはいろんな意味で安心した。つかそれでこそ我が息子である。フローズンヨーグルトは安くてもプライスレスなのだ。とりあえずいつかまた食べられる日のことを父なりに祈らせてもらうよ。
※ちなみにその氷菓、娘の評価は「え?あんなマズいもの?」だそうで。世の中そんなものである。

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2007年7月20日 (金)

CPS3「ウォーザード」

Warzardtitle アングラな話題はウケがいい反面抵抗もあるんだけど・・・と前置きをしつつ。某○ブ○カさんからmixi「ついに動くようになった」ことを教えてもらって、早速試してみました。つか僕みたいな素人はなかなか今までやったことがないことに手を出すのははばかられるというか、おっかなびっくりというか、わけわからん部分も多々あったのですが、、、

とりあえずROMファイルは皆さん自己責任でご用意下さいということと、本体はよくわからないままに↓ここから頂きました。
http://mame.emu-zone.org/
※かなり重いです。

Warzardhauzer 余談ですがこれの設定が初期状態だとかなりボケボケで正直どうしたもんかと思いましたが、いろいろいじってたら多少良くなったので一応覚え書きとしてメモしておきます。

 オプション→デフォルトゲームオプション→高度な設定→画面描画方式DirectDraw
 →ハードウェア拡大表示なし→画面解像度を変更

とりあえずこれでまぁボケボケじゃなくなりますが、画面いっぱいには表示されず、横長になってしまいます。つか詳しい方にホントは教えて欲しいけど、素直になれない37歳って感じ?フルスクリーン(上下に黒帯なし)でボヤけずに表示させることが出来るんでしょうか。

で、ROMもよくわからないんですが、CHDとかいうファイルをZIPを解凍した中に入れて再度ZIPファイルにしたものをROMSフォルダに置くことで何とか読み込みに成功しました。

 が!

Warzardload 最初←こんな画面が出て12分くらい待たされました。ちなみにフレームレートを上げて、マシンパワーフルに使ってもこれは130%前後にしか上がらず、ホント毎回コレをやらないと立ち上がらなかったらどうしようって感じでしたが、とりあえず2回目はやらずに済んでホッとしております(^^)。でも他のCPS3のファイルを読み込ませようとしたときにどうなるかは、

 怖くてやってません。

だって自分がやりたかったのはウォーザードだけだったのですもの。

Warzardkongou つかウォーザード、今見るとほとほと普通。解像度も縮小時でも289*496ドットしかなく(拡大時はそれ以下)、正直PSタイトルよりも荒い。だから昨今のギルティギアに慣れてる人から見たら、

 へ~これが何か?

と言いかねないレベルなんだよね。音楽もそれほど耳に残るようなものでもないし。ただ、なんつか

 今の自分がやるに際してはとてもありがたいシステム

が乗っかってることは声を大にして評価したい。というのは、

 コンティニューしても敵のHPが全快しない

Warzardluan のだ。だからがんばればいつかはクリアできるし、このゲーム特有のパスワードコンティニューを使えばレベルも上がって防御力が上がったり武器が変わったり必殺技が増えたりする。
※と言ってもデフォルトの必殺技の数は少なく、正直それが大きなオカズとして成立しているかどうかは微妙だけど。

操作に関しては「レバーニュートラル状態から↓↑でスーパージャンプ」とか「同じ強さのパンチキック同時押しでアルティメットガード。そのガード中に逆波動キックでアルティメットカウンター」などの操作がある。っていうか何でゲームセンターでもほとんど槍込んでいない僕がこのゲームに関してこんなに詳しいかというと、

 オールアバウトウォーザードを持ってる

からなんだよね。つかこのゲーム、見た目は凄く好きだったんだけど、経験値のシステム上絶対家庭用が出るだろう、出たら買おうと思ってその日の為に本だけは買っておいたのだ!っていうか「!」を付けるほどのことなんですよ、コレは。だって

 結局ウォーザードは家庭用で発売されず、この本は11年の時を超えてついに役に立ったのですから!

何て言うか熱いものがあるわけなのです。僕個人としては。で、ここ数日「ヌルいゲームがやりたい」なんてことをほざきまくっていたわけですが、いざやってみると

Warzardgigi ただしゃがみ大斬りをしているだけでもなんか楽しかったりする。

コマンドはパッド格闘が苦手な自分には大きなハードルだったりするんですが、それでもそこそこ出せればそれもまた楽しい。ちょっとしたコンボも決まれば嬉しいし、やはり2Dの絵としての完成度自体は決して低くはないんだよね。実際こうして止まってるとそう感じないかも知れないけど、モーションはかなり細かい。スクリーンショットを連射で撮ってみるとそれはよくわかる。

 でもそれって今のポリゴン全盛の世の中では評価されにくいもの

なんだろうとも思うんだよね。確かにいい仕事なんだけど、、みたいな。でも僕はやっぱりそれを大きく評価したいと思います。なんつか

 ドット絵は見ているだけで落ち着く

Warzardvaldolla みたいなところあるし。ちなみにゲームは可もなく不可もなくというか、たまたまジハード(ブレイド)を切断で倒した時とそうじゃないやり方で倒した時があって、二つのエンディングを見ることが出来ました。つかまぁストIIでもエンディングにちょっとしたサブストーリーをかいま見ることが出来るんだけど、ウォーザードの場合はそれが各面ごとに(飛ばせるけど)アナウンスされ、より物語に入って行きやすくなってるって感じかな。

ちなみにプレイヤーキャラは全部で4人しかいなくて、対戦をする上でどうしようもない寂しさを禁じ得ないんだけど、実際どれほど使うキャラがいるのか、一人でやるときにより派手な敵が出ればそれはそれでいいんじゃないか、というカプコンの試行錯誤の現れと思えばそれはそれで納得できるかなぁという感じでした。

Warzardvaldollb でも今ふと思ったけど、カプコンタイトルで続編が作られていないのって凄く少ないんだよね。「基本的にウチは2本作って判断するようにしてますから」みたいなことを過去雑誌で言ってたような気がするし、実際どんなに最初売れなくても続編は出てた
※パワーストーンとか
気がするのに、ウォーザードは1発こっきりだったね。なんだか寂しさを禁じ得ないっていうか、オールアバウトの巻末で「家庭用は当然視野に入ってます」とか言ってたのが余計に悲しさを誘うね。「今のハードじゃあ・・・」とかSSやPS相手に思っていた頃だったような気もするけど・・・。

何にせよウォーザードはヴァンパイアとか餓狼スペ辺りで時代がフリーズしてるような2D格闘ゲーマーなら、そこそこイケルのではないかという作品です。そういう人がどの程度いるのかはともかく、僕的には★★★☆という評価は上げたいかなぁという感じですね。
余談ですが、僕の好きな2D格闘は、順不同で

・スパIIX
・ヴァンパイア初代
・餓狼スペ
・ワールドヒーローズ2

辺りです。特にヴァンパイアはハンター以降の方が人気が出ましたが、自分的には初めてチェーンコンボが搭載されたヴァンパイアに感動して友達と遊びまくった記憶が強いですね。ワーヒーもジェットやパーフェクトと出てますが、一番やったのは2だったかなぁという感じです。今やると動きが軽すぎてちょっぴり切なくなるんですけどね(^^;。

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ふと思った

ダイハードの話がそこそこ「見られてる」ようなので改めて読み返してみたら、なんだかつい昨日の「気軽に出来るゲーム」と共通点があることに気付いた。

 「とにかくテンポの悪いものは全て悪なのかっ!?」

展開が早く見ていて(やっていて)飽きさせない。わかりやすく単純で疑問に思う=思考を止めるところがほとんどない。派手でメリハリが強く序盤からぐいぐい引っ張っていく。

 それって「長時間」というところを除くと、ホント僕が楽しみたいゲーム

そのまんま。自分がライトユーザーであるつもりはなかったけど、これってたぶんそっちの人の趣味なんだろうって思う。要するに

 美味しいトコ取り

が許されるコンテンツが存在するのなら、そこへ行くよってことだと思う。でもってそれが一旦許されてしまうことがわかると、それ以外をどんどん否定していくというか、マイナス面が表面化してしまう。

ダイハードだってぶっちゃけ全部が全部いいわけじゃないと思うんだよね。もう一回見て楽しめるかどうかも微妙だし。でもそれは重要じゃない。

 見せかけだけでも、初回だけでも肯定させれば良い

のだ。つかゲームでそれやるのって結構大変そう。とにかくメジャーなクリエイター(例えば宮本茂さんとか堀井雄二さんとか鳥山明先生とか)を立てて、かつ見た目も引きつけるレベルに仕上げ、中身もかなり洗練されているだけでも大変なのに、そこからラストまでモチベーターを多数配置しないと遊びきってはもらえないなんて・・・。

でもある意味それは当然かも知れないとも思う。だってゲームって映画より高いんだもの。せめて5000円のゲームなら1000円のファーストショーの5倍は楽しませて欲しいと思うのは当然と言えば当然。でも、、、

 実際の欲求は5倍じゃ納得しない

ところがシビアではあるんだよね~。ただこのことで一つ明確にわかったのは、自分が楽しみたいゲームがどんなゲームかってこと。

 安っぽくてもいいからしょっぱなからガンガンケツをまくるような

ゲームだ。前回の

「やりたくなり、かつやって面白い。でもって長く遊べる」

というキーワードにプラスして、「ゲームに追い立てられる」ようなゲームがやりたい。
「おいおいそんなにたくさんやりたいことを用意してくれちゃってオレ時間がいくらあっても足りないよぉ。マジ嬉しい悲鳴だし!」

ってゲームがやりたい。テンポがいいだけじゃない。良すぎて慌てたい。メッセージとか表示時間が少し短くて全部読み切れないくらいでもいい。オレを焦らせろ!オレをせき立てろ!オレの時間をオレの人生をそのゲームによって今以上に密度の高いものにしてくれ!

その点DSはロードが短く持ち運び出来る分だけ有利だと思うんだけど、意外とおもしろそうなソフトが少ないのは、逆に本数が出過ぎちゃって本命が埋もれてしまってるからなのかもと思ったり。

記憶とデータをリセットしてモンハンP2もう一回出来たらいいのになぁ。面白かったし。

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2007年7月19日 (木)

気軽に遊べるゲーム

PSPでもDSでも構わないが、仕入れ等に際し、道中の車中や泊まりのホテルで簡単に始められて簡単にやめられるタイトルはないかと思案することがある。ポケモンやモンハンなど魂を削るがごとく傾注するタイトルがたまたま携帯機であった場合は幸運であり選択の余地はないのだが、それらが一段落した状況だとなかなかチョイスに苦しむ。

そんなときまず念頭に浮かぶのはパズル系のソフトだ。しばらく前ならスリザーリンクやカズオであったり、ちょっと前だと「絵の出るパズルピクピク」なんかも面白かったのは面白かった。PSPならクロスワードのゲームなんかもそれに類するところだろう。

 が、

気軽にやるのに頭を使いたくないというのも実はあったりする。まぁスリリンやピクピクはそれほどでもないが、わからずふさぎ込むような状況は願い下げなのだ。ピクロスも難しいものになってくると同様の抵抗が発生してしまう。

それこそ本音を言えば今やってるPSOのように「同じルートを周回してレアアイテムがドロップするまでがんばる」タイプの内容が割と好ましかったりする。わからない方にならウィザードリィ10階の周回と言い換えてもいい。1周するの自体はさほど時間が掛からず、ほとんど作業的にこなすだけ。でも結果が経験値なりアイテムなりで蓄積していき、無駄にはならない。

 要するに僕は経験値を稼ぎたいのだ

しがらみもなく抵抗もなくただ淡々と戦い続けたい。気軽に始めて気軽に終える。時折ご褒美にありつけるならそれもまたよし・・・。

 なんかある?

 意外とない。

GBAシャイニングソウル2がきむきむさんオススメで悪くない選択と思いつつ決断は出来ず、PSPでディアブロ1というのも面白いかと思いつつ意外なほど遊びづらいと感じたりもする。ゼルダは気軽さに欠けるし、かといって気持ちいい経験値を稼がせてくれるタイトルというのがなかなかない。まぁ360のトラスティベルは結構そうだったけど携帯機じゃないし・・・。

GBのウィザードリィ外伝2でもやり直そうかな。トライアスとまた戦ってみたいとも思うし・・・。
※「トライアス」とは僕が今まで戦った敵の中で最も強さを感じさせた敵のひとつ。うろ覚えの記憶で語るなら、

 10回辺り400くらいのダメージ&4レベルドレイン&石化&毒&麻痺した上に首を切られるような直接攻撃と、後衛まで全員に降り注ぐ即死効果を持つブレスを吐く敵。すばやさはギニュー特戦隊のバータ並に速いし、口は細木数子並に悪い&臭い。MOTHERのゲップーより派手なゲップはするし、剣で攻撃すればその剣を吸収合併大企業だし、魔法で攻撃すればMPを満タンに回復する。その上攻撃せずにほっとくと3分で電源が切れてしまうという荒技も・・・。まぁいいかそんなありもしない話は。

まぁとにかく敵に先制されたら終わりという敵だ。ヤツに有効となる属性攻撃を素早いキャラに確実にあてさせないとかなりの確率で死者が出る。

ちなみに他に強い敵というと、女神転生のギリメカラだっけ?物理攻撃を反射してくる敵が印象深いかな。他にもいそうだね。怖い敵。

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2007年7月18日 (水)

ドラクエの音楽

久しぶりに聞いてみた。初代ドラクエは僕の中でゼルダと並んで神格化されている部分があって、絵も音もそしてもちろんシステムもそれまでのゲームとはレベルの違いを感じさせてくれたように思うんだよね。鳥山明先生は既に押しも押されぬ漫画家だったし、
※余談だけど、今マンガってコミックの売り上げが雑誌の売り上げを超えてるんだってね。要するに毎週待つよりまとめて読もうという人が増えたという。一見そういう生活習慣みたいなことでくくられがちなコトなんだけど、僕に言わせれば

 鳥山明がいないからだっ!

と思う。ドラゴンボールのため「だけ」にジャンプを買ってた人ってぶっちゃけ僕だけじゃなかったからね。あのマンガだけは一秒でも速く読みたいって作品があれば、今でも雑誌がコミックスを超えることもあり得ない話じゃないと思う。要はそれだけ面白いマンガがなくなったってことなんじゃないのかなぁ。

 閑話休題。

とにかく鳥山明先生の絵は今の妙なポリゴン化よりファミコンのややアニメナイズされたグラフィックの方が遙かにバリューが高かったように思う。でもってあの音楽。それまでの「子供のおもちゃ」を感じさせるキャッチーでポップなものではなく、クラシックをイメージさせる壮大さと、それ単体で十分聴くに堪えるクオリティ。繰り返しのフレーズじゃない「音楽」があったんだよね。
※ゼルダのOPでもそれは凄く感じたね。「新しい世界になった!」ってディスクシステムの凄さをアピールするに足る作品だったと思う。っていうかゼルダがなかったらディスクはあれほど売れなかったと思うもの。って今書きながら思ったけど、

 ブランニュータイトルがキラータイトルになりえる

というのは凄いことだよね。まぁ「Wiiスポーツ」みたいに「システムありき」というケースもないではないんだけど、今いわゆるRPGやアクションのような比較的ポピュラーなジャンルのオリジナル新作でそれだけのパワーあふれるものってホント見かけないと思うもの。ドラクエも1作目はゼルダに負けたって言ってたし。

とにかくドラクエの音楽は素晴らしいんだけど、特に1作目~3作目までの印象が強い。っていうか4作目は自分的にNGだったので音楽の記憶も薄くて、5作目以降はボリュームがありすぎてエンディングやボスの曲まで気持ちが残らなかったんだよね。
※そういう意味では3も後半の曲の記憶が薄いというかエンディングがそれまでの「感傷的」なものから「新たな旅立ち的」なものに変わった点も今ひとつではあったけど。

個人的にドラクエで好きな曲を挙げるとなると、やはりラダトームの城やアレフガルドの曲は外せないトコロ。戦闘は3が好きかな。ラスボスは2のシドーの時が一番盛り上がった気がする。でも3のエンディング直前の「メインテーマファンファーレ」はズルいよね。どうしようもなく感動しちゃうもの。

でもホント音楽って凄いと思う。ゼルダでもそうだけど、ちょっと聞き覚えがあるというだけで振り向いちゃうし、作品を忘れても音楽だけは生き続けたりするんじゃないかと思うもの。っていうかあと300年くらいして僕らのことを知ってる人が一人もいなくなっても、きっとベートベンやジョン・ウィリアムスと一緒にすぎやまこういちの名前は残ってるんじゃないかなぁと思ったりする今日この頃ですよ。

※そうそう「LOVESONG探して」も好きですよ(^^)。あれは名曲だ。
↓こっそり

「0717DQ.mp3」をダウンロード 

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2007年7月17日 (火)

天元突破グレンラガン~第16話~

Gren0717ed つか正確には「17話の予告」に関する考察というか予想というか感想なんだけど、

 ドロついた展開になるのかよ!?

って感じです。なんつかさわやかに行くだけじゃダメなのかよって感じ。少なくとも1話のオープニングで出てきたシモンにはそんな「ネガティブな」印象はなかったから、最終的に「自立」するのかも知れないけど、、、。

あとヨーコのカットが一つもなかったのも気になる。つか7年前(15話まで)の時点で推定年齢は16か17。シモンは12か13ってところ?そこから7年って結構長いよね。結婚適齢期という言い方も出来るし、世界が世界なら既に行き遅れってこともありえるし・・・。

とりあえず話がデカくなっていく分にはいくらデカくなっても構わないけど、1話である程度起承転結を付ける展開は守って欲しいと思います。スッキリしないアニメが多い中、グレンラガンはその辺しっかりやってくれてると思うので。っていうか今回は総集編だったのでカットはエンディングから・・・。

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ゲームつれづれなるままに

久しぶりに昔のNIFTYサーブのログを読み返していると、「セガ凋落の分岐点」というネタがあった。要はFFとDQを取られたことが、セガハードの敗退を決定づけた、みたいな今となっては懐かし以外の何物でもないテーマなんだけど、ふと

 これって今は当てはまらないよな

と思った。今もFFとDQのナンバリングタイトルは十分なキラーコンテンツには変わりないが、それだけが市場動向を左右するとは正直思えない。確かにDSで9が出ることは大きな事件ではあるが、それによってPSPが負けるというものではない気がする。
※既に負けているというのはナシね。

それと今自分がやりたいタイトルがほとんどない中でも比較的光ってるような気がするハードが「XBOX360」というのもある。スペック的にPS3より劣るとはいえ、やはりソフトあってのハード。ファミコンがマークIIIに様々な面で劣っていたとしても、マークIIIにファミコンの傑作と呼ばれるタイトルを超えるものはなかった。ゲーム人口そのものが少なくなっていく未来があるとしても、世界的に見て「360ユーザー」は必要十分な数を確保したような気がする。

ゲームを取り巻く環境はその時々に置いて刻々と変化する。家族が出来たり仕事が忙しくなったり給料が増えたりお小遣いが減ったり・・・。プレイ時間も学生時代のように無尽蔵に確保できるわけがない一方で、じゃあ空いてる時間を全てゲームに費やしているのかと言えばそんなわけもなく、他の娯楽、例えばお笑いなどのバラエティ番組や漫画、アニメ、映画などの動画系コンテンツや、ブログやmixiなどのコミュニケーション系のものまで、「時間を食い合う相手」には事欠かない。昔と違うのは、やはりそのそれぞれがゲームに負けない魅力を持ち始めたということだろう。少なくとも個人的には。

「ゲームにあって他の娯楽にない魅力」というのは、僕にとってはその没入感だった。もちろんそれ以外もあるが、ことゲームというのは、

 止めなくてもいい

作りになっている。CMが入るわけでもなく、1週間待つ必要もない。ロードが極端に長いものは論外だが、一旦始めたら障害となる「間」がほとんどない。

もちろん作りやそのジャンルによってはそれらが儲けられたり、発生したりすることもあるが、こと自分が好きなジャンル(RPG)においては、その「やめるきっかけ」がほとんどなかったりした。だからこそ時間を濃密に(その益、無益はともかくとして)過ごすことが出来た。

しかし、昨今のPC事情は、ゲーム以外の娯楽の密度をかなり引き上げてくれた。ニフティしかなかった掲示板も、今では各ゲームごとに無数に存在するし、声を出せば聞いてくれる人がいっぱいいる。テレビを録画したソースにおいては、オープニングやCMどころかつまらない場所は一瞬でカットしながら見ることが出来るし、面白いところを繰り返し視聴するのもやぶさかでない。僕のように「高密度こそ正義」と思ってる人間には、むしろ見たくもない人形劇やデモムービーを強要するゲームの方が人生を無駄に遣わせている感覚すら覚えさせるようになってしまった。

今後、少なくとも僕の好きなゲームに関しては、今以上に「無駄のない」作りが重要視される気がする。ロードやセーブの時間のみならず、移動速度、コマンドの開閉、話のテンポなど、「飽きさせないメリハリと絶えることのないモチベーター」がとても問われるような気がする。逆に言えばそれらがキープされさえすれば、そのタイトルを何百時間でも続けてプレイしてしまうかもしれない。

グレンラガン15話やダイハード4.0を見てそのテンポの良さにうっとりする一方で、わずかなゲームのデモ演出に極端なイラ立ちを覚える自分に気付く。携帯ゲームが私生活のニッチにニュルりと入り込んだのも、そうした時間に対する意識の向上と無関係じゃないだろう。作品によってはゆるやかな時間、「間」そのものを楽しませる演出を不可欠とするものもあるに違いないが、少なくとも今の自分とはソリが合わない気がする。要するにルールの複雑なシミュレーションおよびシミュレーションRPGは、「時代の流れ」「僕の好み」からはそれている気がする。よほど出来のいい導入部に仕上げない限り、DSで爆発的に増えたライトユーザーが食いつくとも思えない。

「ライトユーザー」と安易に表現したが、実際には「わかりやすいゲーム」だけを欲しているわけではない。少なくともモンスターハンターは操作にしても一連の流れにしても決して簡単ではないし、あれほど支持を集めるFFもまたしかり。最近のDSタイトルに頻繁に見られる「何匹目のどじょうかわからない」ような教育系が=ライトユーザー向けということではないのだ。現に今脳トレ系のソフトがやりたいという友達はほとんどいない。

コストがPS3と比べて低く抑えられるからと言って、DSで出せば何でも売れるということはなく、PS2、PS3もまたしかりなのだ。間口は出来るだけ広くわかりやすい作りにすべきだが、その質はFF、ドラクエ並のものが求められているのだ。

 「やりたくなり、かつやって面白い。でもって長く遊べる」

この命題クリアのなんと難しいことか。64時代の任天堂は一番最初の「やりたくなる」が甘かった気がするし、現360の国内市場も同じような気がする。脳トレ系以後のDSタイトルには最初のトリガーこそ引けるが、実際それほどでもないというタイトルが多い気がするし、僕にとってのDSゼルダなんかは、最後の「長時間」の引きが弱かった。
※Wiiのゼルダに同様な印象を持つ人も多いと思うけどどうか。

企業力の差が販売本数の差として顕れるというのは、昨今より顕著になっているとは思う。しかし、力があっても今のユーザーの軽薄さ、優柔不断さを全て受け止めつつ大きな実りを手に入れるのは至難の業だ。だったらいっそのことどこかを切る、もしくはどこかに注力して仕上げる方が堅い。続編や移植が多くなったり、携帯アプリが爆発的に増える背景はよくわかる。

 でも何か寂しいんだよ。

なんつか3つともこなしたモンが出て欲しいんだよ。雑誌に載ってるのを見た時点で心が躍り、発売までモチベーションが途切れず、みんなが先を争って開店に列を作り、電源を入れるときからワクワクを押し殺せず、始めたら寝ることを忘れ、一週間で100時間くらいプレイしてしまう。でもってそれが1ヶ月、2ヶ月・・・。そんなゲームがやりたいんだよ。みんなやりたいはずなんだ。

 ゲームをしていることが生きていると実感できること。

言葉にすると正直かなり引くかもしれないけど、ゲーマーとはそういうものだと思うし、そういう実感があるときの自分は、間違いなく充実している。がんばれゲーム!負けるなゲーム!

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2007年7月16日 (月)

トカゲ

何をいきなりと言われるかも知れないが、僕はトカゲが結構好きだということに今朝気付いた。トカゲと言ってもたぶんホントのトカゲではなく「カナヘビ」と呼ばれる
※まぁカナヘビもトカゲ科なんだけど。
茶色いヤツ。たまたま店に迷い込んできたのをサッと捕まえたのだけど、

 普通にかわいい。

頭を親指でなでてやるとなんだか気持ちよさそうにおとなしくする様が何ともキュート。体皮は乾燥していて触ってもべたつく感じはないし、変温動物なので妙に暖かかったりぬるかったりもしない。カエルみたいににぎりつぶしてしまいそうなほどやわらかくもないけど、カメのように硬いわけでもない。大きさもせいぜい20cm弱で、恐怖を感じる対象としてはいささか小振りだとも思う。

昔は「レッドビッキーズ」なる弱小少年野球のドラマなどがあり、その中に登場する「トータス」というキャラがカメを溺愛しているシーンなどがトリガーとなって

 カメはかわいい

という先入観が刷り込まれたりもしたが、実際のところカメはアメリカザリガニほどでないにしても

 クサい

当然のように濡れているし、正直一般の生活の中で身近に巡り会う可能性も少ないから、愛着を持とうにも機会がない。強いて言えば学校帰りの川縁を歩いていてちょこんと顔を出す岩に何匹か休んでるのを見るくらいがせいぜいだったのだ。

まぁ動きのニブさやけなげな空気はかわいいと思うけど。

一方トカゲはどちらかというとシャープかつスパルタンな面構えで、ともすればヘビよりも凛々しい顔立ち。かといって頻繁に舌を出すような行儀の悪さはなく、一旦捕まえるとホントにおとなしいものなのだ。尻尾が切れても再生するというのは有名な話だけど、それが痛くないかどうかはどこにも載ってない。だから僕はいつも尻尾を切らないように切らないように捕まえてた。

でも実際飼うということはしなくて、なんつかひとしきりなでて楽しんだら逃がすだけ。まぁ世話をするのが面倒ってこともあるけど、「一定の距離」で十分な間柄ではあるのだ。

大人になって正直いろんな生き物に対するスタンスが変わった。子供の頃は犬が凄く怖かったときもあるし、カブトムシやクワガタはやっぱりかっこよかった。昆虫や害虫は全般家にいたけど、ヘビやカエルは数えるくらいしか見たことがなかった。今だとゴキブリは怖くなくなったけど、かわりにアリが結構怖くなったり、
※アリに噛まれると死ぬほど痛いし超腫れる。マジで。
立場上ハチから逃げてばかりもいられなくなったりした。

でもなんかトカゲとの距離感は全然変わってない感じがする。今朝捕まえてみて、甘握りする自分の手に軽い既視感を感じたりしたんだよね。「変わんねぇな・・」とか。

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近況

近況というタイトルで書くときというのは、正直ネタがないというより私生活でウェイトの高い事象のウケが悪いだろうなぁという時が多い。ぶっちゃけちゃうと今自分はPSOに傾注しており、昨夜もついつい3時過ぎまでプレイしていた。面白いゲームがあると時間を忘れるし、そのことについて書く事に関しては全く持ってやぶさかではないのだが、いかんせん誰も付いてきていないだろうネタに熱くなるのもちと滑稽である。であるからしてとりあえずその辺の比重を抑えた形で比較的みなさんにも共感して頂けるようなミニマムなネタを積み重ねるべく「近況」を語る次第なのだ。

で、本日の話題は、、、

●いつの間にかドラクエソードが発売になってた!

つか先週たまたまテンションが上がらずファミ通を買いに行くのをさぼっていたこともあって、今週号読んだら既に発売中である。まぁ最初から買うつもりはなかったが、僕ほどのドラクエ世代がその存在すら忘れてしまうというのは・・・。コメントを読む限りとにかくボリュームがないということが挙げられているが、正直今の自分のような飽きっぽい人には、「短すぎる」くらいが丁度いいのかも知れないなぁとも思ったり。でも疲れるのはイヤなのでたぶんメチャ安くならないと買わないっていうかこのソフトはメチャ安くなるオーラがあると思うのだがいかに。っとは言っても剣神みたいに500円まで下がることはないだろうけど。

●オブリビオンのCMを見た

なんつか珍しくオーソドックスなファンタジーRPGの風体で、ロードオブザリングやウルティマなんかの世界観がフィットする層には訴求するかなぁという気もする反面、そんな層が今どれほどいるんかと自問自答したりもする。全体的にテンポが遅そうで、生産性が低いとどうしても継続出来ないんだよなぁとも思ったり。つかファミ通の記事では面白さがちっとも流れてこないんだよ。

●モンスターファームDSにちょっと興味津々

古くはCDを読み込ませてモンスターを召還したこのシリーズも、DSというプラットフォームを得て、「声」「手書きの絵」「GBAカセット」とその媒体を変化させた。正直CDはそれほど持っていなかったし、絵柄もさほど好みではなかったのでスルーしていたシリーズだったが、声や絵というのはまさに「合い言葉や印を結ぶこと」で召還するイメージを喚起する。加えてGBAカセットなら相当数持っているし、もしかしてもしかするかも?と思ったり。つかその前にゼルダやれよと自分をたしなめるところではあるのだが。

●他に買いたいゲーム

まぁその驚くほど「ない」。オブリビオンをどうしようか、エースコンバットはキレイだなぁくらいで、全ハード俯瞰しても琴線がポロリとも鳴らない。なんならエロゲーだろうとPS3だろうと構わないのだが、ここまで欲しいゲームがないというのはやはり寂しいもの。こうなったら地味を極めるような思考型パズルにでも没頭してやろうかとも思うが、お金はあっても困らないのでとりあえず節制して行こうかとも思ってるところ。

●PSOのことも

知り合いに協力してもらって預けきれなくなったファーストの持ち物をごっそり移動。つかファーストヴィリディアでは正直ゴッドパワーをミルリリーから手に入れることくらいしかやれることもなく、テンションが下がり気味だったのでここへきてのセカンドキャラはとてもモチベーションが上がる。ホワイティルのフォース(魔法使い)で始めたセカンドキャラはファーストから様々なアイテムを移行したことで開幕からとてもイイ感じに敵を倒しまくれる。もちろんフォースだからHPが少なく、死ぬときはあっさりと死ぬが、それを補って余りあるプレイスタイルの差と、目標とするアイテム。現在サクッとレベルが33まで上がり、このまま40を目指す。そしたらキュア・フリーズ目当てにプイィを探してもいいし、アルティメットまでがんばってフローズンシューターを狙ってもいい。とにもかくにも敵がたくさんいる中で範囲攻撃魔法を使うのはやっぱり楽しいなぁと感じる次第だ。

●居間のテレビが逝った

29インチのブラウン管だけど、まぁ10年くらい?使っていたので壊れても不思議はないっていうか既に画面自体揺れたりブレたりしていたしここに来て電源が入らないというのはいわば寿命みたいなもんかとも思う。幸いというかちょっとしたワケ有りで21インチではあるがほぼ新品のSONYブラウン管があったので、とりあえずそれに代用しているが、正直もう少し大きいテレビが欲しいというのが本音ではある。つかブラウン管にすべきかどうかは悩むところなんだよね~。とにかく出せるお金もそうだけど、液晶にして応答速度が遅くてゲームがゲームになんなかったらイヤだなぁとか、そもそも居間ではゲームしなくなってるからいいのか、とか、いやいやせっかくだから地デジを視野に入れるべきかとか、だったらHDMIで接続できるテレビにしとこうよ、とかとか・・・。とりあえず困ってないからそのままってのが一番ありそうな感じではあるけどさ。

●ケータイ大喜利がちょっと面白そう

何となく買ったコンティニュー誌に記事が載っていたのだけど、まぁ要するにケータイを使って生の大喜利をやろうというNHKのテレビ番組があるらしい。ぶっちゃけ普通の問題に普通に答える分にはただ面白いだけなのだが、その中に実際の「星飛馬」や「ラムちゃん」の声優さんに答えを読んで貰うというコーナーがあるという。最近のアニメで活躍してる声優の方に思い入れはないが、この番組がチョイスしている方々はまさに大御所。別格なのである。つか南ちゃんにホントに言ってもらえるかもしれないと思ったら、そりゃ気合いも入るわなぁと思ったりする次第だ。っていうか次回はいつなんだろ。見逃したくないなぁ。

「KETAIOGIRI0716.mp3」をダウンロード

●ケロロを久しぶりに見た

子供達が見ていたので横から拝見。数回前の「ウェットルキング」の話。ウェットルキングとはナメクジ型宇宙人が変身したヒーロー(のようなもの)なのだが、その変身シーンがさすがというかかなりの「うろ覚え」度で本家アイアンキングを模している。いかにも模型にしか見えないセスナが飛んできてとんぼ返りを繰り返す様に「やはりケロロは僕ら以上の世代に向けて発信されているアニメ」なんだなぁとシミジミ感じた次第。うろ覚えだから正否はわからないけど、何となく回転している数も同じなんじゃないの?とも思った。何となくだけどスゲェ。

●かみさんが「どろろ」を借りてきた

がまだ見てない。つか邦画はほとんど見ないというか、SFしか見ないというかどろろが柴咲コウってのはどうなんだろと思ったり。まぁウエンツが鬼太郎やるくらいだからいいのか。本来キャパの狭い作品を強引なキャスティングで「売ろう」とした作りらしく、お金は掛かっているが楽しめる層は少ないと聞く。果たして僕はと思ったが、開始直後人から流れる血の色があまりに嘘くさくてスイッチを切った次第。いくらなんでも黒い甲冑の上に朱色で流れたりはねぇだろと思うのだがどうか。「ペンキかよっ」。

●エロネタ

を時々スゲェ書きたくなることがある。っていうかエロネタに直接レスが付いた試しがないというか、みんな「エロはいいや・・・」と思っていたりしそうというか、そもそも女性が入り込みづらい空気感を出しているブログだからその辺別に過度に気にするこたぁないと思ったもするんだがどうなんだろ。つかエロゲーはエロではなく萌えであり、エロとは妄想力だと思うわけで、深層心理水面下では賛同している人も少なからずいると思ったりすると言うか、むしろそれこそが妄想であることに気づけオレ。

●ココログの外人コメントがウザい

なんつか英語のコメントは一切受け付けなくする方法はないものかと思う。どうせ行かないし、ブラックIPリストに毎回入れていくのも面倒。つかどう考えても英語のえの字もないウチのブログを読んでコメント(つかアドレス)を貼り付けてるわけはないわけで。ぶっちゃけかなりイライラする。日本人および日本語のコメントはありがたいんですけどねぇ。つかトラバは最近完全シカト体制だけど。

●しょこたんの絵

Shokotan0716 こないだしょこたんが絵を描いてるところを見た。つかあの娘前からスゲェヤツだと思っていたけど、さらにブースト。下書きナシでいきなりカリカリとペンで描いていく様はまるでプロみたい。っていうかプロとかでも下書きしてる人とかいるんだよね?つかそもそもプロもしくはプロに近い人がイラストを一気に描き上げる様というのを初めて見たので、なんだかスゲェ満たされたというか、何年か前にチョコエッグの原型を松村しのぶだっけ?みるみるアートナイフで切り出していったのと同じような感銘がありまんた(軽くしょこたんぽさを出してはみたがやや緊張は隠せない感じ)。

●高校三年の時の担任が死去

まぁ嫌いな先生だったので、僕自身別に何とも思わなかったんだけど、周りの連中は割とざわめいている。やれクラスで花を出すだとか連絡網で回した方がいいんじゃないかとか。つかたまたま耳にしたってだけで、たまたまその先生が死ぬ前にこの地域で一番の進学校で校長をやってたってだけで、そんな反応ってどうなのって思う。僕が知らないだけで小学校や中学校の恩師と呼べる先生の中にもきっと亡くなられた方もいるはずだと思うのに、なんで今更のようにそんなリアクションを取るんだろうって思う。つかそれは単に僕がその先生が嫌いだったからなのかも知れないけど。ちなみに僕が先生を嫌いになる理由は、「正論にルールをかぶせてくる」これに尽きる。「それが決まりだから」というだけで筋の通らない話を立場を利用して強制してくるようなヤツを尊敬なんざ出来るわけがない。でも筋さえ通っていれば体罰とかは賛成なんだよね。自分がそういう教育を受けて、それで「良く」なったって思ってるから。自分の意見があるヤツほどその先生のことが嫌いだったんじゃないかと勝手に思ってるんだけど、「でもお前は高卒じゃんか」って言われると何にも言うことはない。それこそが価値観の相違ってもんだろう?

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昨日一昨日と短い話で終えてしまって、不完全燃焼というか、読んでる人も「あれ?今日はこれだけ?」と思ったりしたんじゃないかと思う反面、「たまにはこういう息抜きがないとオマエのブログは長すぎて疲れちゃうっての」という人もいるんだろうなぁと思ったり。別に誰かの為に書いているわけじゃないとは言っても何人かは毎日のように来て下さってる人もいるだろうから、そういう人を裏切るようなマネはしたくない。でも実際どんな話が求められ、楽しまれているのかは見えないし、コメントの有無だけでは計れないから、結局自分のやりたいようにやるということに帰結してしまう。ブログってのはやっぱりエゴの塊なんだよなぁと改めて思う次第だ。

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2007年7月15日 (日)

ホンダのCM

最近ホンダのCM見たことある人います?じゃ、未来創造堂を見てる人います?いつもはCMを飛ばしながらキャプチャを編集して見てるのですが、
※余談ですが、この時間帯このチャンネルはよく時間枠がずれ込むので、自分はなんと1時間半枠で録画してたりします。10時59分から12時半まで。そうじゃないと録り逃すんですよ。閑話休題。

今日たまたまふと見たわけです。未来創造堂の中のホンダのCMを。そしたらね、

 マジスゲェの!

1分というCMとしては長尺のもので、特定の商品ではなくホンダという会社のイメージ広告という作りなんだけど、

 久々にCMで感動した!

つかクリス的には本年度のナンバー1CMに推しますね。早速みなさんにも見てもらいましょう。★★★★☆です。
※元画質が綺麗じゃないのでサイズの割には汚いです。ごめんなさい。あと思ったほど良くなかったという人、ごめんなさい。まぁ価値観の相違はあるかもしれませんです・・・。

「CM_HONDA.AVI」をダウンロード

つかこの高揚感というのはなんと例えていいのやら。やっぱプロってスゲェ。

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2007年7月14日 (土)

エルメス

何の気無しにヤフオクを覗いていたら、

 エルメス

が出品されてた。これだけでピンと来る人はなかなかの通。っていうか話をしていけば誰しもが思い起こすことの出来る過去だとは思うが、
※この場合の「誰しも」は僕と同世代のガンダマーならば、という前置詞が隠されています。

 エルメス

である。「ララァ・スン専用モビルアーマー」ではない。思い起こせば25年前、近所にあったプラモを扱う店は2件。入荷のリークがあるたびにシャッター前に並び、開店と同時にゲリラのごときモーションで店内に転がり込んだあの日々、、、。よもや1件の店員の一人が僕の叔父の麻雀仲間だとは思わず、そのツテをたどって

 「○月×日に発売されるエルメスを何とか取っておいて!」

 「よしわかった!」

なんて口約束が出来るなんて思いも寄らなかった。そしてその文字通り「Xデー」に、

 「おじさん、エルメスは!?」

息巻いて、それでも世間体を気にして一時の喧噪が収まってから、はやる気持ちを抑えきれずに問いただす。

 「え?そんなのは入らなかったよ・・」

 「そんなバカな!だって、だって、現にあの子が、、、ああああ!!!」

 「エルメスじゃない・・・なんだ!?ララァ・スン専用モビルアーマーって・・・」

この時の落胆と言ったらなかったですね。天と地を行ったり来たり。今なら大人の事情もわかるのですが、当時はホントに見えかけた蜘蛛の糸が一瞬で闇に消える切なさを感じたものです。

 それが出ている。

Ermes0713 ←未開封。現在価格は16000円で残り3日。僕のように重たい歴史を背負った者達の争奪戦は今後より熾烈さを増していくことだろう。っていうか僕もお金持ってたら入札に参加してたと思う。っていうかヤフオクはそんな心の底に沈殿するトラウマを取り除く為にあるのかもなぁなんてことすら思ったりする今日この頃だよ。エルメス・・・やっぱりあったんだな。

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2007年7月13日 (金)

ダイハード4.0

今日は休みだったので昨日のウチから「朝イチ行こう」と決めてました。まぁ見る人見る人面白かったとか最高だったとか1には劣るけどそれでもこれを見なくちゃ死ねないとか、むしろ一家心中してでも見ろみたいなことをみなさん口を揃えておっしゃいますものですから、こちらも気合い入れて見に行きました。めずらしくかみさんもつきあってくれるというので二人で行ってきたわけですが、ぶっちゃけ自分映画の間

 しゃべりたくて仕方ない人

なんですよね(^^;。別に大声ってことはないんですが、やっぱり「やった!」というシーンでは拍手とかしちゃうし、楽しいシーンは笑うし、切なくなったら涙もポロポロ流しまくってしまう。まぁ感情移入のプロですから映画みたいな没入感の高い環境だとそれがモロ発揮されまくってしまうわけです。と言ってもまぁかみさんはそゆの求めてる人じゃないんで頷く程度ですけど。

つかこの映画さ、みんな見に行った?つか行こうか迷ってる人とかもいるんだよね。まぁ趣味に合う合わないはあると思うし、期待するポイントは人それぞれだからみんながみんな楽しめるとは言わないけど、

 僕はかなり楽しめた!つか最高に楽しめた!つか90点だっ!っていうか90点は「最高」じゃねぇ!でも最高!矛盾!逆説!NO問題!
ハァハァ

まぁね。ブルース=ウイルスとか別に好きな俳優というわけでもないというか、むしろ彼のアップとか多くてちょっと「オマエかっこつけすぎなんじゃねぇの?」という気もしないでもないんですが、

・・放送の途中ですが、今回の映画で一緒に上映された予告の話を少々。

予告ではトランスフォーマーとファンタスティック42が上映されました。前者はマイケル=ベイ+スピルバーグでお金は掛かってるけど面白い保証はないという組み合わせ。SFXも派手ではあるけど別に洗練されたメカの変形というわけでもなく、なんだか車とかの内部機構をちゃんと描きましたっていうそういう感じが「出過ぎてる」感じ。話とかは全然わかんないし、まぁ楽しそうではあるけど期待はしないというか見に行くかどうかって言えば20%くらいかなぁという感じ。

一方の42は日本に古くから伝わる風習で男性がこの年になると厄をはらう為に地元の町内会とかにすげぇたくさん寄付とかしなくちゃならないっていうか自分とこだと夏祭りとかで手筒の小さいヤツをやらされたりするらしいです。つか自分はあんましアメリカのドラマとか見ないので、24とか話題になっても結局今でも見てないんですよね。まぁボケはこのぐらいにして、、、こっちの方は素直に楽しみ。つかジェシカ=アルバかわいすぎ。この娘が出てるだけでも映画の格が上がるというか自分の中では外人女優の中で一番輝いてると思います。SFXも、

 シルバーサーファー超カッケー!!

もう問題ないでしょう!ってくらいSFX垂れ流しです。こういう予告は美味しいところをちょいちょい小出しにしたりするもんですが、この作品の場合は「あふれ出ちゃった」感じで全然映画館に行くのが惜しいという気にさせなかったです。いつやるのかよく見てなかったけど、前作も面白かったし、これはたぶん子供と行くでしょうね。期待度★★★★☆!(満点じゃねぇのかよ・・・)。

で、

ダイハードですが、ぶっちゃけ言いたいことを全部書いていくと支離滅裂になっちゃうので、かいつまんで端的にネタバレをせずに感想を、、、

 書きません!

最初から順番に触れていきます。っていうか「見ろ」と言われて見る人はコスト分は絶対楽しめますし、「見ろ」と言われて見ない人はここからの感想を読もうと読まざるとどうせ見ないので

 何にも問題なし!

だと思うわけです。

で、今回の話ですが、いわゆる「サイバーテロ」の話です。交通網とか金融、ライフラインとかを止めちゃって挙げ句の果てはアメリカ中の銭という銭を根こそぎかっぱらおうというテロ組織がお相手。まぁ悪いヤツですが比較的男前(ついでに悪い側に女の子も出てくる)で、かなりの数画面にツラが出てきます。まぁ僕はそんな好きな顔じゃないけど。

で、とにかくセキュリティホールを突けばどんな悪いことも出来ちゃうってことなんですが、そのシーケンスが、

 まんまゴクウやんけ!
 ※C:寺沢武一

って感じ。ゴクウは悪さをするワケじゃありませんが、とにかく信号機の色変えたりウソの指令を出したりというのがあっさりと出来まくる。つかこんなことホントにやられちゃったらキツいだろうなぁと思うんだけど、ぶっちゃけ映画見てる時はそんなことは思いません。なぜなら、

 とにかくテンポがいいから!

次から次へとシーンがめまぐるしく移り、それこそ先日のグレンラガン15話のように「ここはあと0.1秒短くてもよかったのに」というシーンがない。ちょっと長めのカットにもちゃんとこちらを納得させるだけの内容があるし、これまでのシリーズにあったような

 命乞いをする相手にためらう

みたいな場面は一切なし。とにかく撃つ時は撃つ。爆発させるものは爆発させる。ガンガン行く感じは元祖ジェットコースタームービー。っていうかそれが何かわからなくても見たらきっと言葉の意味が理解できると思う。そのくらいテンポがいいのさ。

見終わったときはとにかく面白かったなぁと思ってばっかだったけど、まぁ今なら多少「こうした方がよかったかな」という点がないではない。でもまぁ些細なことっていうかこういう書き方をすると「そんなとこあったっけ?」とか「オレと同じコト思ってる?」という方もいるかも知れないんであえて書くと、

 パラシュートのシーンはいらない

ってことと、

 娘がもっと活躍して欲しかった

ってことですね。前者はかなりネタバレに絡むので詳細は書きませんが、あの場面はない方がいいと思いました。後者はホントカワイコちゃんなので(ジェシカには劣るけど)、もっと出て欲しかったっていうか、

とにかく高密度なアクションの連続なので、こういう色気はもう少しあってもよかった

っていう感じかな。まぁ他にはさほど言うこともないというか、とにかくみっちり時間いっぱい楽しめました。一番良かったのは、

 たるいところがなかったところ。

ですね(^^)。クリス的評価は★★★★☆(90点/100点)。本音を言うとこういうアクション映画が好きな友人とアレはアレのパロディだとかこれはそれのリスペクトだとかこのシーンは軽く伏線だとかここはきっと1シーケンスディレクターにカットされてるだろうね、だとかあの忍者はたぶんCGでそのベースモーションはX-MENのSFX技術が絶対使われてそうだとかこの時に体に掛かる圧力はたぶん1200kgぐらいだろうから普通は死ぬよなぁとか、、、
※これらは全て文句にあらず。念のため。

 そんなくだらない話をしながら見たかったかも。自分たちしかいないようなガラガラの映画館で話しながら見たかったかも。そういう客がいるとムカつくと思うから、みんなの前ではしないけど、本音はそういうことをしたい人なんですよね。

 だってその方が楽しいもの。

とにかくみんなも見に行こう!映画館で見た方がいい映画なのは間違いないところだぜ!

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2007年7月12日 (木)

またしてもPSO

実際PSOのブログを楽しみにしてる人なんているのかと思ったりもする。ぶっちゃけネットで調べるとどのPSOBBブログも去年で更新が止まっていて、今書いても誰も読まないんじゃないかとも思う。

でもネットゲーであり、ぶっちゃけソロで楽しむのが基本の僕としては、この「過疎感」は悪くない。繋がらないということもないし、ラグが強烈に発生すると言うこともない。まぁ一緒にやってくれる友人がいないのが唯一残念ではあるが、実際PSOをプレイする友人がいたとしても、同時にやるかどうかは怪しい部分でもあるので、まぁこれはこれでよしとしよう。っていうか今日はこんな時間まで

 ついやってしまった

ので、ブログは至ってシンプルにすませたい。つかここ数日そんなことばかり言っていた気がするが、いつも別に過度に伸ばそう伸ばそうとして書いているつもりはないんだぜ>某友人よ。

てなわけで今日はみっちりPSO。レベルは現在77で、目標も明確にある。っていうかエピソード4に関しては「飛び道具完全無効化」という敵が全てのバランスを根底から覆したと言っていい。これまでならとにかく遠くからチビチビ撃っては逃げを繰り返していたのに、飛び道具が効かない敵が一匹混じるだけでその集団は事実上殲滅不可になる。飛び道具が効かないと言うのは何も素通りするというわけではないのだ。

となるとGC版で僕が最強だと信じて愛用していたレイマールのバリューが大幅に目減りしてしまう。要するに

 柔らかいことと攻撃力が低いこと

がかなり露呈してしまう。PC版ではまだ持っていないが、これまでのPSO最強の武器と謳われたフローズンシューターやスプレッドニードルが形無しなのである。そりゃ今使ってるハンターに愛着も出てこようというものだ。

で、このハンターをどう強化するか、ということだが、ハンターに求められる武器は単純に1体に攻撃出来る剣だけではない。っていうかむしろ1体にしか攻撃出来ない武器は例えその攻撃力が破格に高くとも、正直使えない。1体を倒している間に周りからボコボコにされてしまうのがこのゲームだからだ。で、必要な武器というのは、、、

一つはもちろん近接攻撃武器。それも敵が複数まとめて攻撃出来るパルチザン系のものが望ましい。ソードでも似たような効果があるが、実際わずかにモーションが遅く、そのわずかな差が大きく倒しやすさに影響するため、やはりここはパルチザンだろう。で、そのパルチザン最強の武器というのが、以前ならソウルバニッシュだったのだが、今回4で導入された「雲長」という関羽が使っていたなぎなたに取って代わられた。この武器は、ベース攻撃力自体はソウルバニッシュにわずかに劣るが、別に装備していてHPが徐々に低下していくわけでもないし、なによりエキストラアタック(以下EX)がHPを消費しての2倍攻撃。タダでさえかなりの攻撃力なのに、いざとなったらその威力を倍加することが出来るというのは凄まじい強み。実際僕が手に入れた雲長はA/BEASTに25%付いていることと手伝って、

 アルティメットのプフィスライムに550くらい与えてしまう。

あの普通ならウザくてうんざりするスライムがほんの2撃で倒せてしまう凄さは、筆舌に尽くしがたい。っていうかEXはその時のHPの3割だか2割だかを消費するので、調子にのるとスグ死ぬ。

 でもこのヒリヒリとしたラインがタマラナイ!

と言えばたまらない。とにかく一撃でごっそり集団にダメージが与えられるというのは、まことに気持ちのいいことなのだ。っていうか冷静に考えるとこの武器はもっと属性がいいものが出るまで何本でもトライすべきかも知れない。難度もハードで手に入るものだし。

そして次は飛び道具。ぶっちゃけ敵がこちらの近くに来るまで待っているアホォはPSO超初心者(序盤のキャラ)くらいで、少しでも慣れてくるとむしろ「接近戦はない」とさえ結論づけたくなるほど。っていうか戦士でも。で、その武器というのは、

 敵一体に強い単発武器と複数の敵に強い投擲武器と敵一体に超強い連射武器

この3種。単発武器はこの中でもっともリーチがあり、リーチの長い攻撃を持つ敵や、近づきたくない敵を倒すのに使う。ハンターの装備出来るものでは、「赤のハンドガン」が最強だが、僕のIDでは手に入らない。現状使っているブレイバスも森の敵に付加があり悪くはないが、ここはサプレストガンというクエストをクリアするだけで手に入るちょっぴり強いハンドガンが欲しいところ。っていうか今日、それもついさっきレベルが80になったばかりなので、まぁ明日以降の宿題というところかな。

複数の敵に強い武器はスライサーという投刃だが、ぶっちゃけ僕のIDではほとんど手に入らない。現状あるエネミーウェポン
※敵を倒したときに手に入る素材を加工して作る武器。付加が付かない。
が一つあるだけ。まぁこの辺りはまがりなりにも戦士というところか。

そして敵一体に強いマシンガン。硬直時間は死ぬほど長く、飛距離も短いが一回ボタンを押すだけで3発弾が出る。3回叩くワンセットのダメージは同ランク同士で比較した場合最もダメージが大きな武器でもある。ぶっちゃけ赤箱から手に入るスペシャルウェポンでなくとも、高属性のバルカンがあればそっちの方が強かったりもするのだが、現状ではそれもままならぬ。っていうかむしろハンターが装備出来る数少ないレアマシンガン

 ツインサイコガン!

を手に入れたいところ。で、それを調べたらオアツライ向きのクエストもある。GCでは存在しなかったそのクエストを地味に周回することにした。

難度がベリーハードだからといっても、敵の種類は混成なので正直倒しやすいということはない。むしろウザい敵が目白押しで経験値稼ぎの効率としても決して良いとは言えなかったが、

 目的のブツはヒドゥームから2.734%の確率でドロップする

という情報を得ていた。そのクエストはかなり長く、全部を踏破することでヒドゥームを合計15匹倒すことが出来たが、全体通してみて効率が良いラインで切り上げ、前半だけを周回することにした。一周辺りヒドゥームは7匹(8だったかも(^^;)、確率上は6周もすれば手に入る計算である。つかそんなに簡単に手に入っちゃっていいの?って気もするが、

 所詮は確率。

そんな容易いものではあるまい。覚悟的には20周くらいの覚悟を持って始めた・・・。ちなみに赤箱というのは何もヒドゥームだけが落とすわけではない。当然他の敵も多かれ少なかれ落とす確率を持っているだからもし赤い箱を見つけても、それがお目当てのツインなサイコガンである可能性はむしろ低い。個体数も敵全体からすれば決して多い敵ではないのだ。

1周、2周、3周、、、5週目くらいまでは数えていたが、そこから先覚えていない。が、まぁせいぜい10周には満たないというところだろう。敵は強いがさすがに数をこなせばちょっとしたパターンのようなものも見えてくる、完全にコマンドのRPGと比べてそうした戦い方に楽しさが見いだせる点もPSOのいいところだ。

果たしてついに一つ目の赤箱が出た!それもヒドゥームを倒した辺りから!
※飛び道具で倒したので移動していって初めて落ちていることに気付いた。

はやる気持ちを抑えるとはこのことだ。とりあえず周りの敵をきっちり始末する。全滅後現れる敵がいても油断はしない。それにこの赤箱はフォトンドロップというハズレの可能性もはらんでいる。安心は出来ない。一歩また一歩と歩みを進め近づいていく、、、、

 スペシャルウェポン!

出た!っていうかこの瞬間はホントに代え難い。「しゃっ!」軽くガッツポーズである。まぁ労力的にはそれほどでもなかったがそれでも嬉しい。付加属性は付いていなかったが、間違いなく現状僕が持っている中で1体に対して最強の武器だ。

装備がかなり揃ってきたが、ヴィリディアでやらなければならないことはまだ残っている。アルティメットのレアリリーからゴッドパワーをゲットすることだ。ヤツはこれまでの難度とは違い、即死弾であるメギドを撃ってくる。もし見つけても死んで街に戻されたらいなくなってしまう。慎重に慎重を重ねたプレイが求められる。っていうかゴッドパワーを手に入れたら正直他にやることが極端に少なくなるんだよね~(^^;。まぁ今はせっかく手に入ったツインサイコガンでバリバリとアルティメットを冒険していこうかと思ってるんだけどさ。

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2007年7月11日 (水)

天元突破グレンラガン~第15話~

「私は明日へ向かいます」

なんつか面白かったか面白くなかったかと言われれば間違いなく面白かった回だと思うし、グッと来た絵も場面もあるし、展開的にもテンポ的にも悪いところはないんだけど、、、

 みんなは見た?

なんつか僕は正直この回に「秀才」とか「努力」って印象を持った。なんつか凄く丁寧で時間を掛けてたくさんのカット割りでホントに手を抜かずにしっかりとプロの仕事をして仕上げてる感じが凄くする。見ていて安心出来るし、とにかくよく他のアニメで見られるような、

 「このシーンはあと0.2秒短くてもいい」

という場面がなく、気合い入れて描いてあるような絵でも一瞬しか表示されないような絵でもホントにちゃんとしていて、見ていて嬉しくなる。テレビなのにがんばってる感が凄くわかる。
※邪推するなら、DVD第一巻のAMAZON予約がとっても好調だったことに関するスポンサーサイドからの具体的なねぎらいがあったのかなぁと思うような。言い換えれば今度出るDVDの追い風になるようなクオリティで仕上げなければならないような圧力を感じさせるような?

オープニングから主題歌を飛ばし、エンディングも通常とは違うロングバージョンにしたり、中身もホントかなりのボリュームを詰め込んで、実際来週が総集編になる分前倒しで2話分のコストを掛けたかのような内容だったんだけど、ぶっちゃけ、ホントぶっちゃけちゃうと、

 天才が作ったアニメじゃない

気がした。なんつか8話とか11話のような「空気が震える」ような「魂がかき鳴らされるような」感覚はなかった。涙も出なかったし、鳥肌も立たなかった。奇跡は舞い降りてこなかった。

別にクリエイターをバカにするつもりは全くないし、他の回と比べたらかなりのレベルだとも思うんだけど、先日トップをねらえ!を見たあとだと、

 埋められざる溝

を感じずにはいられない。あと10年くらいしてこのグレンラガンを語る日が来ても、この15話が話題に上るんだろうかって思う。なんて言うかこう、

 出来杉くんのような

ソツなくこなす器用な人がしっかり自分の仕事をしたような。

正直何が違うのかはよくわからない。ホント色遣い(画面内ごとのカラーコーディネイト)とかメチャメチャ上手いし、作画も、、、。強いて言えば動きか。止め絵の質はスゲェのに、アニメとして、シーンとしての凄味に欠けるのか。

とりあえず絵的にはスゲェのがいっぱいあったけど、繰り返し見たくなるような場面はなかったってのが今回かな。どうしても整然と貼り付けられないのでデコボコになっちゃうけど、今回の貼り付けたいキャプチャはハイクオリティなものがいっぱい。満足度という点では★★★☆というところですかね。

で、ここまでは昨日書いた話。

今日はその「貼り付けたいキャプチャ」を選りすぐり。ここからは「よくわかんない話」に転がっていきます(汗。

まず動画を見ながら「ムムッ」と思ったシーンはどんどんキャプチャ。この時はさほどこだわらずガンガン撮っていきます。強いて言えば1フレーム単位の誤差も吸収する勢いでコマ送りにしたりしながら撮るので、

 えらく時間が掛かります。

が気にせず最初から最後までじっくりねっとりと。つか作画さんの気合いが凄いとこういったコマ送りでしか見つけられないような気合いの1枚とかも見つけることが出来てちょっと嬉しかったりします。

次に、その中で「いいかも」というシーンの時計部分をスタンプツールでじっくり消していきます。つかシーンによってはアバウトに消してしまって目立つものも合ったりしますが、まぁ気にしない気にしない。ただ今回はとてもいい感じの「スクロールシーン」がいくつもあったので、

 何枚も何枚も撮って繋げてみました!

つかそんなヒマなことする社会人いるかぁ?バカじゃねぇの?って気もしますが、気にしない気にしない。クリスはこういう地味な作業を結構真剣にやってしまったりするのです。つか縦長のシーンは縦長のまま見られるなら見たいって思ったりしない?エロ麻雀とかでスクロールしてるやつとか、一枚の縦型ポスター扱いで見たいとか絶対みんな思ったことあるはず。

まず一番下のベースになるショットを撮り、その画像サイズを縦長に修正。次にその上にくるシーンを順番に貼り付けていきます。で、最後の時計を消して出来上がり。ただ、ラゼンガンの登場のものだけは、一番下に名前が表示されてたので、

 一枚一枚カットして貼り付け

パッと見そんな努力は全然感じないでしょうけど、いやいやどうして、あの1枚には20分近く掛かってたりするんです(^^;。バカですね。ホント。でもいいんです。

 たぶんいくらグレンラガンが人気があるからと言って、いくら紹介するサイトが多いからと言って、こんなことをするヤツがそうそういるとは思えないから。これこそが僕の信じる個性なのですから。

さて、そんなわけであとはブログに貼り付けるだけなのですが、とにかくなぜかよくわからないんですが、画像がどうにも整然と並んでくれない。とにかくデコボコに並んじゃってますが、めげずに開いた後、「名前を付けてファイルに保存」して見てやって欲しいなぁと思います。なぜかというと、縦長のものに限って結構一枚が大きかったりするんですよ。普通にクリックしただけでは
※よほど解像度の大きなモニターで見ていない限り→縦1629ピクセルが表示出来るモニターでもない限り
全部見られません。まぁそんな大したことねぇじゃんと思われるかも知れませんけど、別に保存したらウィルスが入ってきたとか、詐欺サイトに登録しちゃうとかございませんので。っていうか信じない人に無理して見てもらいたいわけでもないので、その辺は僕を信頼する方、それもグレンラガンを見てる方だけで結構ですけどね(^^;。

★★★ネタバレありまくりです。要注意★★★

Gren15_titleback ●まずはタイトルバックの1枚。テッペリンとグレンラガンの対比が素晴らしいです。今回はこの絵に限らず、かなり背景さんも気合い入りまくりです。

Gren15tepperin_l ●テッペリンに対峙するダイグレンの構図です。テレビ画面3つ分くらいの貼り合わせです。つかこのままポスターにして壁に貼りたくなるくらい気合い入ってますが、グレンラガンがいないのが残念。

Gren15_in_the_sky ●雲から抜けたグレンラガンです。気持ちいい青空ですね。僕はこういう引いたカットがかなり好きなのですが、絵として情報量をしっかり持たせるのは難しいんですよね。その点この雲の描写がしっかりと支えてくれてます。

Gren15_on_my_hand ●ニアを手に乗せてテッペリンへ向かう場面。キャラとロボが同居する場面ってのは巨大感を再確認することが出来てどのシーンも好きです。ラガンのマスクがボヤけ気味に描かれているのも距離感が出ていていいですね。

Gren15_go ●今回シモンはいい顔があまりなかったのですが、そんな中にあって結構いい感じなのがこの表情。ニアもちょっぴりいたずらっ子な微笑みで何気ないカットですがいい感じです。でもまんまこの画面は一瞬、ホントに2、3フレームしか表示されませんでしたが。ちなみに余談ですが、オフィシャルブログにも同じシーンのカットが貼られていますが、こちらの方が表情がいい時を切り取っていると思います。もしよかったら見比べてみてくださいませ。

Gren15_rojenom ●ロージェノムのアップです。動きが少ない分、描き込むときは猛烈に描き込むというか、この絵を描いてる人は彼のことがかなり気に入って描いてるんじゃないかと思うくらい愛がありますね。

Gren15_on_sword ●これも青空の一枚です。なにげに突き抜けた爆風が丁寧でいい感じ。平成のび太の恐竜だったらこうは行きません。っていうか比較してはグレンラガンに失礼ですね。

Gren15_engin ●いっぱいいっぱいになってるダイグレンの心臓部です。手前のビキニちゃんをもう一度見たかったという人も多いのでは?煙が動いている絵だったので、密かにつなぎ目に泣きそうになってますが、個人的にはこういう絵も大好きです。っていうか今回は影になってトーンが落ちてる絵や、青白い光に照らされている絵、こうした赤くモヤってる絵など、色調をいじってあるカットが凄く多いんですが、そのどれも破綻しないで色指定してる感じがしていいですね。なんだか安彦良和さんの仕事を思い起こしました。

Gren15_vs_viral ●ヴィラルと対峙のシーン。こういう何気ないシーンでも青と赤、白の配置やワンポイントになる黄色など全体的なカラーコーディネイトが抜群です。コンテだけじゃなく色彩感覚がしっかりしてるのもガイナックスの凄いところですね。

Gren15_nia01 ●さしていい顔というわけではないのですが、バックのラガンがいい感じだったのでチョイスしてみました。このカットに限らず今回は全体的にメカに気合いが傾注してる気がします。

Gren15_razen_in ●ラゼンガンに乗り込む時のカットです。普通にカッコイイです。周りのドリルはもともと女の子だったんですが、そこに理由付けとか全くない辺りも男らしくて好きですね。雰囲気上等!みたいな。

Gren15_vs_razengan ●ラゼンガンとの対峙です。先ほどのヴィラルと比べるとその色の差がとてもよく出てますね。個人的にはヴィラル戦のカットのが好みだったりしますが。

Gren15_razengan_l ●今回一番時間掛かったカットです。実寸は縦に3枚分程度ですが、実際に貼り付けた枚数は10枚くらいあります。背景とスクロールの速度が同じだったのでこうした作業をしても絵が破綻しなくて嬉しいです。つかどう見てもオマエはエヴァ3号機だろっって気もしますが、賢い大人は思っても言わないものなのです。僕は子供なので言っちゃいますけど。

Gren15_nia02 ●ニア2枚目ですが、正直弱かったですね(^^;。まぁ気にしない気にしない。っていうか女の子のカットだと数回前のヨーコの絵が最強だと思います。あれは超えられません。つかどこのオタクだよオレは。

Gren15_razenpanchi ●線はシンプルですがとてもいい感じの表情です。っていうかグレンラガンはあんましかっこよく描かれることが少ないのですが、今回のラゼンガンとか名前忘れちゃったけどグアムのカスタムガンメンとかめちゃカッコイイと思います。つか今回は↓

Gren15_jolt ●このアッパー(ジョルト?)が最高でしたね(^^)。つか既に心はこっちサイドに行ってる自分がいました。「決まった!!!」みたいな。いや決まっちゃダメなんですけど。やっぱかっこいい悪役は永遠のあこがれですね。つかわかってるなぁ。

Gren15_razen_vs_ragan ●ロングカットですが、途中エフェクトが入っちゃったので縞模様になってしまいました。でも真ん中の顔が見えてるカットは絶対一枚は入れたかったのでっていうかやっぱイカス。つか個人的にはラガンが取り込んだ状態のラゼンガンも見てみたかった!

Gren15_finaldorill ●手の変形機構が初めてわかったというか、後ろにひっくり返ってたんですね。っていうかこのカットはやはり口元でしょう。なんつか「カミナの兄貴」が乗り移ってるんじゃないかってくらいシモンっぽくない「イイ意味で悪そうな」口元です。っていうか「イイ意味で悪そう」って?

Gren15_maccho ●頭から火を噴いてるってのに全然普通に見ることが出来るのは、既にこのオヤジが「そういうヤツ」だと認識してるからに他なりません。もうヤツは何でもアリなんだ、という。「アニメだから何でもアリ」。グレンラガンはそういうところがステキですね。

Gren15_hutari ●二人一緒にがんばってますが、ふと思った。ロシウって何かしたか?あいつって要るのか?シモンがカワイコちゃんとしっぽり密室でアツアツなのに、なんだかロシウが不憫でなりません。3人娘の一人辺りとくっついてくれるんでしょうか。

Gren15_spin ●スピンオン!って感じです。ネタバレと言いながらもこれがどんなシーンなのかは、見てない人のために明かさずにおきます。太くラフな線を絶妙に使ってます。熱くて死ぬぜ!

Gren15_tadaima ●帰投シーンですがどうも上手く撮れてません。数少ないグレンラガンのかっこいい止め絵なのに・・・。

Gren15_last ●なんだかニアの髪長くない?って気もしないでもないですが、なんだか最終回みたいです。あと11話(総集編除く)あるのがウソのような晴れ晴れとしたシーンですね。つかもっともっと熱くて構わないと思うのは、身勝手な視聴者の意見でしょうかね。

※つかサムネイルで見るとホントに色とりどりのカットが多くてとってもメリハリがありますね。個人的にこういうメリハリのある色遣いが大好きだったりします。

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つかこんなに書くつもりじゃ全然なかったんですが、出来が出来だけに気合いも入りました。ウダウダ言っても上(トップをねらえ)と比較しなければ素晴らしいアニメであることは間違いないと思いますし、これから超えていけばいいとも思います。総集編はまぁどうでもいいってのが本音ですからその次を楽しみにしたいと思いますね。

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2007年7月10日 (火)

好き嫌いの話

まぁ小さな話題だこと。とんねるずの食わず嫌い王なんかを見てると、ホントこの人はコレが嫌いなんだなぁと思ったり、どうしても超えられない壁ってのはあるんだよジッサイと思ったりすることしきり。つか好き嫌い無く何でも食べられる人の方がそりゃ幸せなのかも知れないけど、ぶっちゃけ無理だし。子供の頃から親があまり好きじゃないモノとかは食卓に並ばないわけで、それがましてやクセが強いモノだったりしたら、そりゃ大人になっても食べられるようにはならないと思うわけで。っていうか自分の場合給食に納豆が一度も出なかったのがホント幸せだったと思ったりするわけです。

そう、僕は納豆が食べられません。っていうか食べたこともないし、食べようと思ったこともないし、食べさせられそうになったこともありません。別に嫌いなものを無理に食べさせたり飲ませたりする変な趣味の人は自分の周りにはいなかったし、もしいたとしてもその辺絶対譲らなかったと思うわけです。

 そうそう嫌いなものを食べられるもんじゃない

と思うわけです。しかし、全てが全て食べられないままというわけでもありません。ある日なんかのきっかけで急に「美味さに気付く」ことがあったりもする。特に薬味関係、昔はわさびはおろか、一味も生姜もネギすらもダメだったのに、今では「オイオイおまえそりゃ味覚障害者の量だろう」と言われそうなくらい入れてしまいます。なんたる不思議。

なんでこんな話を書いたかと申しますと、実は私、つい1週間ほど前に「食べられるようになったもの」が増えました。これまでは決して美味しいとは思わず、かなりの嫌悪感を持ってそのものに対峙してきたわけですが、ひょんなことから、

 悪くないかも・・・

と思ったわけです。さて、それが何かを告げる前に軽く僕の嫌いなモノを書いてみましょう。この中には今回食べられるようになったものは入っていません。っていうか人の好き嫌いなんざ読んで何が楽しいのかって言われそうですけど、まぁいつもいつもそう高尚な話ばかりでは肩が凝ってしまうでしょう。っていうか高尚な話をいつした?

●とても食えない

・パセリ
 つかポタージュスープに入ってる切れっ端ですらマズい。っていうかアレを食べられる人間がいるという事実に驚愕。普通食わないし、食えないだろうと言いたくなるっていうか何故存在するのか疑問。世の中にいらないものの一つだと思うのだがいかに。っていうか別にギザギザに切った緑のセロファンでいいじゃん、彩りだけだったら。嫌いなモノ№1。

・セロリ
 つかなんであんなに臭いがキツいの?ダメマジダメ。もう勘弁して下さいゴメンナサイって感じ。春の旅行先のペンションで普通に出てきて泣きそうだったけどがんばって食べました。父ちゃんやったよ!つか「マヨネーズ付けて食べたら美味しいじゃん」って言う人がいますけど、何か付けて食べないと美味しくないっていう時点で微妙な気がするのは僕の気のせいでしょうか。嫌いなモノこれも№1。つかフキとかオクラとかもダメ。つかセロリ食うくらいならゴーヤー食べた方がマシってくらい嫌いじゃよ。好きな人ゴメンナサイ。農家のみなさんゴメンナサイ。

・納豆
 未だに食べられません。っていうかテレビ見てるとホントに美味そうに憲武が食うんだよね~。もう最高に幸せそうな笑顔で。だからきっと「美味しくなる分岐点」を迎えることさえできれば、僕も食べられる、好きになる気はするんだけど、、、現時点ではもう臭いでストライクバッターOUT!トウガラシとかたくさん入れて食べたら美味しいんだろうか。

・カキ
 「カキ」ってどっちのカキよ?って思われる方もいるかも知れませんが、どっちもダメです。デモどちらかと言えば海の牡蠣の方がダメ。つかなんであんな臭いものが食べられるのか、僕の想像力を超えてます。みんな臭い物が好きなの?みんな安田美沙子?触感とかも地雷っつかフライとかで時々混じってるの踏んじゃうんだよね~。もう涙目。タノムオレヲコロシテクレって感じになる。嫌いなモノ№1。でも好きな人多いんだよね~。つかさ、もしかしたら僕が食べたことがあるやつがたまたまマズいのばっかりってこともあるよね。桃とかメロンとかもさ、たまたま最初にハズレにぶち当たったらずっと嫌いなままかも知れないジャン?世の中にはきっと僕が食べても美味しい牡蠣があるんだろうと思ったりもするわけよ。まぁそれを勧められても食べないんだけどさ。ジッサイは。

・ナス
 これも好きな人にしてみれば「なんで?」って思うかも知れないけど、ぶっちゃけ美味しいと思えた試しがない。まぁ上の連中と比べたら正直まだ食えなくはないんだけど、それでもかみさんに「マーボーナスは一生食卓に並ばなくてもいい」って言ったくらいは嫌いです。っていうかそっから何度も並んでるんだよね。ほとんど箸は付けないけど。
※隙間にあるにんじんとピーマンと挽肉だけ食べたりする<最低の人間のすることだ!

・酢の物
 えらく広いなぁという気がしないでもないけど、ダメですねぇ。つか何でみんなあんなものを普通に食べられるんでしょうか。不思議でなりません。っていうか作る人も作る人だよっていうか体にはいいですよね?薬?薬なの?そっかぁそれなら納得だ。みんな健康になりたいもんね。そうじゃなかったらあんなもの食べるわけないもの。いや、バカにするのも大概にせえよ・・・。ゴメンナサイ。

・ウニ
 イクラとかカニミソは好きなんですが、なんつかウニはダメですねぇ。あとこないだ初めて食べたけど白子も美味しいと思わなかったな。でもね、こういう高級なものは食えなくても全然困らないんですよね。一緒に卓を囲んだ人で食べられる人がひとりいればそれで何も問題はないし、お財布にも優しいし。っていうかもし自分が世界で初めてウニを食べた人間だったら、絶対「これは食べ物じゃない!」って結論付けたと思います。よかったね僕じゃなくて。

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まぁ他にもあるだろうけど目立ったところではこんなところかな。ちなみにいわゆる嫌いな人が多い食べ物でも僕が結構普通に食べられる、好きなモノとしては、ピーマンとかキノコ系とかグリンピースとか塩辛とか。まぁ食べられる人も多いでしょうけど。

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●以前ダメだったけど食べられるようになったもの

・大根
 つかさ、普通に煮たりするとメチャ臭いじゃない?アレはどうしてなんだよって思うんだけど、臭くない大根を初めて食べてから、世界が変わりましたね。とりあえずセブンイレブンのおでん大根は絶品っていうか凄いと思います。息子もあれだけは食えますし。でもアク抜きしてないはずの大根おろしとかもほぼ同時期に食べられるようになったんだよね。不思議。体が「大根を取らなきゃ死ぬ」っていう信号でも発したのかしら。

・しそ
 これも普通に「葉っぱを食うヤツの気が知れない」と思っていたのに、今じゃ大好きですからね。天ぷらもそうだし、ふりかけでも好きな方から数えた方が早いくらいは好き。のりたまより好き。ちょっと薬味っぽい味が、大人の味っていうか子供から大人へ変わる階段みたいな?っていうかキレイに言ってもしょせんシソ。昔から食べられる人にとっては「フーン」な話ですな。

・紅茶
 まぁリモーネ限定みたいなところがありますが、なんつか「甘すぎない」ラインというか、レモンが強い、と言いますか。飲める、それも美味しく飲めるようになりましたね。でも今でも同じリプトンの紙パックとか午後の紅茶とかはダメです。っていうか午後ティーはレモンよりミルクティーのが飲めたりもした時期がありましたが、かなり悪性の下痢に見舞われるのでここ10年くらい飲んでません。別に午後ティーが悪いんじゃないんですけどね。ちなみにコーヒーは未だに飲めませんっていうかこれも20年くらい前にダイドーのMコーヒーだけは飲めたのですが、あまりにも激しい下痢に・・・っていうかそんなんばっかし。コーヒー牛乳は好きですけどね。



そして今回、僕は、ついに、、、

 「梅を食べられるようになりました!」

告白!激白!衝撃!いや、梅干しじゃなくて、カリカリ梅っていうお菓子のようなもんスけどね。今までは全然こういうの食べたいとか美味しいとか思わなかったっていうか今でもそれほど美味しいと思いまくってるわけでもないっていうか、でも後味は悪くないなぁっていうか毎日1、2個ずっと悔い続けてるっていうか、梅食べてても下痢はするんだけど、っていうか・・・。

 みんなって普通に梅食べれるの?

あんな酸っぱくてクセが強い食べ物、子供に食べさせたら死ぬよ!?つか普通に若い子で梅干しのおにぎりとか買う人ってもはや偉人だし。伝記とか書く人だし。宇宙人だし。ケロン人だし。つかまぁ僕もまだ梅干しが食べられるようになったわけじゃないっていうか上には上がいるからね。そんなに鼻に掛けちゃいないんだけどさ。ちょっとエヘンっていうか、そんな感じ?つかいつの間にこんなに長く!?軽くビックリ。つかこんなくだらないネタ最後まで読んでくれた人いるんだろうか。つか最近ゲームの話題あんま書いてない割にはアクセスボチボチあるんだよね。一時は200チョイまで下がったのに400~600くらい。何を目当てで転がってきてくださってるのかわかんないんですが、とりあえず僕の嫌いな食べ物目当てってことだけはないだろうな~(^^;。

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2007年7月 9日 (月)

なんかPCの調子が悪い・・・

だったらウイルスチェックとか駆除とかしろよって言われそうですが、なんつかズボラにほったらかしてたら、なんだか動作が不安定に・・・。まだ買って3ヶ月しか経ってないのにこの状態というのは何とも切ないというか、まぁ予測の範囲というか。何が悪いっていうんじゃないんですけど、

 何もしてないはずなのにHDDのランプが点いたり消えたりしてる

ってのは普通なんですかね。右下の常駐アイコンをクリックしてもウンともスンとも言わなくなってるヤツがあったりするのとか、セカンドモニターに接続してあるはずのテレビを全く認識しないとか誰しも当たり前のこととして受け止めているんでしょうかね。

つかキャプボ絡みでテレビ欄が結局見られないまま放置してあったり、久々にやろうとしたらソフトそのものが立ち上がらなくなってたりするのも、

 よくあること

なんでしょうかね。つかまぁ毎日楽しければそれでいいかな、とも思うのですが、なんかこうPCの調子が悪いというだけで全てが灰色に染まるようなそんな気がしたりするのは、僕だけなんでしょうかねぇ。
※最近長すぎるとオフの友人に言われたので今日は短くしてみた。っていうかなんだか良くわかんないままに時間だけが過ぎて言ってる気がする。超怖い。つかもっと能動的に前向きにトライしていかなきゃイカンとシミジミ思ったりする今日この頃だよ。つかそんなこと思いながらも以前書いた自分のブログを読み返したりすると結構面白かったりして、「なんてオレは後ろ向きなんだ」って思いつつ自分が面白いと思ってる話ってみんなも面白いと思ってくれてたのかなぁと思ったりもするよね。こう「ひとりで熱くなってんじゃねぇよ!」みたいな話とか、「これはなかなかこういうコトする人はいないかも知れませんねぇ」という話とか、完全に一人の世界に入り込んでるやつとか、全部が全部面白くてオススメ出来るとは思っていませんが、「この回ってダメだったのかなぁ」とコメントが付いてないときでも思うことがあるわけです。つかウチのブログって1、2度書いたDSマジコンの話をいつまでもいつまで~も検索で覗きに来てくださるんだよね。なんつかそれが屋台骨になってるのってどう?みたいな気がする。別にゲームは好きだし、好きなゲーム盛り上がってる旬な素材でヒットが伸びる分には嬉しい限りなんだけど、だからと言ってこう、みなさんが望むものばかりを追いかけたりすると、結局自分ってなんなの?みたいな?別にプロでもないのに?みたいな気になったりします。いえこれは愚痴じゃないんですよ。なんつか本音を言わせてもらうと、

 自分でも面白いと思えるような文章が書きたいよなぁ

ってことなんです。でもってそれが旬で熱いタイトルだったら言うことないのになぁということなんですよ旦那様!つかもっと言うとそういう「熱いタイトルがねぇんだよ!」ってことなんですよ!ホントならここでモンハンフロンティアでもやってたりするんでしょうけど、結局それも立ち消えちゃったし、ゼルダやればいいのに、なんかこうテンションが上がらないというか、他にもいっぱいあるんですよ?やるゲームは。だけどなんかこう
 時間がもったいない気が

しちゃうとダメですね。「この面白さは自分が時間を割く価値があるものなの?」って自問自答に答えられないと、急に冷めちゃう。よくさ、「暇つぶし」って言葉を使うじゃない?ゲームは暇つぶしとか、暇つぶしに本を読むとか、あとそれ以上に「暇がない」ってのもよく使われますよね?「ゲームやる暇がない」とか「暇が無くてなかなか映画とか行けない」とか。つかそれって僕に言わせると「チョイギレ」だったりします。いや別に怒ることじゃないんですけど、

 暇な時って何よ?

って思うんですよね。仕事や食事、寝てる時が暇じゃない時で、それ以外が全部暇な時とかつぶさなきゃイケナイ時ってこたぁないよね。なんつか「暇は命がけで作るもの」っていうか「暇の為に僕たちは生きているんじゃないの?」って思ったりするわけです。「暇がない」っていうのは単に「それの優先順位は低いんだよね」ってことでしょ?最優先であるところの「暇つぶし」に使うには価値が低い、自分にとって取るに足らないものってことなんでしょ?

ぶっちゃけ暇になることが予測される時なんて、ウンコの時だけですよ。

本を持たずにウンコする時以外は暇なんて人生に訪れないと言っても過言じゃない。っていうか信号待ちだって本読みますし、寝てても夢見ますし(起きてても夢見るけど)、家でウンコするときは「ウンコする時間以上に時間を掛けて持って行く本を選ぶ」時さえあるくらいです。それくらい暇をつぶすことに真剣なわけですよボカァ!!

別にはぐれメタルばかり倒し続けてもいいんです。グレーターデーモンの養殖を一匹ずつ100匹カウントするのだっていい。それをするために仕事してるようなもんなんですから。でも、つまんないことに時間を割くのだけは嫌。これは声を大にしてフォローしておきますが、

 僕がつまらないものが世の中全ての人につまらないものであるってことは絶対ないけど、僕にとってつまらないものである事実は変えようがない。

ってのはありますね。
※Wiiゼルダとかメタルギアのことを言ってるんですけどね。
だから別に僕に追従して楽しさを見つけようとするこたぁないんです。趣味なんて千差万別だし、生きてきた過程が違えば価値観だって絶対違うんだもの。んなのは当たり前なんです。

 でもきっとみんなも飢えてる

と思うんですよね。散歩直前の愛犬のように。つか怒りっぽいのかなぁ。なんかちょっとしたことでイラっとしたりムカっとしたりするんだよね。もったいないというか。
※ここで「カルシウムが不足してるんだよ」なんてことは思わないでくださいね。牛乳飲んだら100%下痢になる人間なんで。だったら錠剤飲め?まぁそうですが。

ここは一旦クールダウンして、毎日少しずつ何かやるような計画でも立てようかしら。

・映画を見る
・マンガを読む
・ゲームをやる
・プラモを作る
・イベントに行く
・テキストだけじゃないブログを書く
・アニメを見る
・パソコンを自作する

こんなところかなぁ。つかダイハード4.0見に行きたいんだけど、かみさんたちが実家に泊まりにでも行かない限りは見にいけないんだよな~。つか子供達と休みがかぶらないとファーストやレイトショーで見れないし。ケチ?そりゃまぁケチですけどね(^^;。つかどこがPCの話だよ・・・。

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2007年7月 8日 (日)

CMの話

書くことがないわけではないんだけど、正直それほど大きな内容でもないというか、まぁ生産性の低い一日を過ごしてしまったというところでしょうか。

ゲームは昨日今日と全くプレイしておりませんで、だらだらとビデオを見たりマンガを読んだりテレビを見たりウンコをしたり。最近なんだか欲求不満気味なのか、些細なパーツにエロを感じることが多く、そんなネタばっか書いてもなぁと思ったり。
※未来創造堂はやっぱ面白いんだけど、どうもそのターゲットが「この微妙さはエロくね?」的な?

で、テレビとかだと割とCMは見るんだけど、録画したキャプチャは結構マメにCM飛ばして見ちゃうんだよね。以前買った「仮想報道」の本でも、HDDレコーダーを買った人の内かなりの割合でCMは飛ばして見る、ってデータも出てるそうで、ネットワークでの動画配信と相まって今後どんどんテレビCMのコストは効果と共に削減低下の一途をたどるだろうと言われてたりするわけさ。

実際テレビのCMって信じられないくらいお金がかかってたりするらしい。詳しくないけど、数百万~数千万なんてのもザラにあるらしく、ぶっちゃけ「どこにそんな金が掛けてあるんだよ!?」って気もしないでもないんだけど、まぁそのくらい費用対効果を期待されているのがテレビCMというわけなんだろうと思う。最近だとロナウジーニョが日本のイチ学生になってサッカー好きで続けてる、みたいなのとかあったけど、あんなのもスゲェ銭掛かってるんだろうなぁとか思う。

CM、実際のところ「とばせる環境」だと飛ばしがちなんだけど、飛ばせない普通のテレビ視聴の際は、結構見ていたりする。特に家族の中で僕が一番見てるんじゃないかっていうくらい見ていたりする。まぁ理由の一つとして、

 ご飯食いながらでもその時間を少しでも有効に使う為に

テレビに集中しなくちゃ損ってのがあったりもするんだけど、ディティールとかクオリティとかメッセージ性やCMの商品とのシナジーなんかも考えつつ出てる女の子のカメラ映りとかメイクとかセリフとかも見たりする。

正直今ここで面白いCMや好きなCMを発表出来るだけのストックはほとんどないんだけど、
※最近は特に録り貯めてないし。
なんつかやっぱ、

 商品を買いたくなってこそのCM

なんだろうなぁって思う。実際このままテレビCMのアイデンティティが低下していったら、どんどんシンプルにローコストのものが増えてくるはずで、そうなったとき、ギャラの高い俳優やCGがどれほど使われるか、そして使われた結果がどれだけのものなのかって追っかけてくと、

 企業のイメージCMとしての価値

ってそんな大きくないような気がする。未来創造堂で言うアシモのCMなんかは特に顕著にそう思う。アシモが売れるわけじゃないんだし、これを見てホンダの車が欲しくなるのかなぁとか思うもの。

 でもそういうCMの方が好きな自分がいる事実。

面白いCMというのはとかくその商品とのつながりを感じづらいものが多い。FREEDOMのカップヌードルなんかはむしろ意外なくらいカップヌードルの扱いが大きいから、コストもバカ掛かってる一方で「アリ」だと思えるんだけど、正直車とか金融関係のものとかってって思う。
※金融関係のCMは一時期思うと極端に減ったけど。

昨日だかおとといだかの食わず嫌い王で、伊藤英明が以前紹介したお土産のお店が、路面店をたたんで、その時紹介した商品の通販のみの店になってしまったという話が出た。お土産ランキング1位になったという「箔」は、それほどまでに大きな影響力を持つ。ゴールデンタイムに毎日何回もウン千万円も掛けてCMしたとしても、正直それだけの効果は得られないだろうというほどの強烈なハク。たぶんAMAZONのお土産やお中元ランキングでも上位の店はランク前と後では大違いなんだろうなぁって思う。

とにかくテレビCMってのは結果が見えにくいんだけど、一方で「口コミ」は凄く結果が見えやすい。誰かがいい、美味しいと言ったモノは垂れ流されるCMの何倍も威力がある。当たり前と言えば当たり前なんだけど、ネットが今以上に普及していったら、

 アクセス数の高いサイトやブログ、発言力のある人間の一言の重み

がCMとリンクしてかなり違ったルートでのCM展開というものが出てくるんじゃないかとも思う。ぶっちゃけ僕のようにどっちつかずで信頼もないような人間はともかく、毎日数千人数万人から支持されているような人が一言「かわいい」と言えばそのグッズは翌日から当然のように品切れになるのだ。

 だから、そういう素人なんだけど力のある人材

に企業はこれからどんどん着目していくようになるんじゃないかと思う。平衡感覚の優れた味覚の確かさを大多数が認める人間に「ンマイ!」と言わせられるかどうか、みたいな。

ただ一方でそれはちょっとした変わり種やカルトな面白さを生み出す土壌にはなりにくいかなぁとも思う。どうしても効果が重視されるから、毎日5人しか行かないサイトにいくら才能のあるクリエイターがいたとしても、それが企業の目にはとまらないし、目にとまるサイト=偉大な平凡、という可能性も捨てきれないからだ。僕のようなミーハーな人には訴求するが、それだけが正解というのは、やはり面白みには欠けてしまう。

ふと話を大きく振ってみるんだけど、昔のアイドルとかスター、野球選手なんかは、たぶんそんなに自分の趣味とか嗜好を明るみには出さなかったと思う。自分の出ている番組とかCMとかのしがらみもそうだけど、それ以上に「そんなヒマ」もなかったような世の中だった気がする。でも今は結構そんなことはない。多くの芸能人やスポーツ選手もやっぱ人の子で、ジャンクスポーツとか見てるとホントに普通に小市民な一面を見せてくれたりもする。マンガやゲームのファンだとか、声優を目指していたりとかする。

でもそれは視点を変えると先ほどの話とリンクするのかなぁとも思う。要するに自分が好きなモノを他の人にも好きと言ってもらえるというのは、やはりどんなコトであっても嬉しいものなのだ。それをみんながみんな気付いて、その上で「そこに市場がある」事実を察知する人が出てくると、その声はどんどん大きくなっていく。しょこたんがブレイクする背景にはそんな要因もあるんじゃないかとも思うんだよね。

ニッチとか個性とかって言葉は、コミュニティが限られた狭いところでは「悪」だけど、広く世界に向けた時には十分過ぎる武器になりえるし、もっと言えば金脈にもなりうる。かしこい人はそういう市場をどんどん開拓してガンガンお金を儲けられる世の中なんだろうって思うんだけど、今はまだそれほどアンテナの利く、それでいて行動力と資本がある人間が動いてないから目立たない。案外ホリエモンとかが普通に仕事してたら、こういうところが大きくうねっていったのかなぁとか思ったりもするんだよね。

余談だけど、伊集院がビリーズブートキャンプに対して、「著しく疲れている時に優しい声を掛けられると、その人のコトを好きになっちゃう。だからオレはビリーが信用出来ない」旨の話をしてた。スピードでの危機的状況で結ばれた恋人に関する考察と似ている気もするけど、こと商売となればそんなものはいくら別れてくれても構わないのだ。買ってさえくれればそれでまずOKなんだから。で、伊集院は続けて、「ジャニーズとかがそれを上手く利用してきそう」なんてことも言ってた。ビリーと同じような役回りをタッキーにやらせたとしたら、、、的な発想だが、確かにとひどく頷いてしまう。マッチョな黒人中年であれだけ話題になったのだから、

 同じように声を掛け励まし続けてくれるのが若くてかっこいい男の子だったら、

そりゃそのDVDは死ぬほど売れるでしょうし、その人のCDとか写真集とかテレビ番組の視聴率とか、もっと言えばその人が好きと言った服のブランド、食べ物、マンガやスポーツまで想像を絶する速度で普及する可能性をはらむ。
※その辺りにさすが伊集院だなぁと思ったりもする。

僕はまだ発言力がない。今後もずっと無いかも知れない。でも中高生の頃は結構ゲームの善し悪しについて友達や親戚から信頼を得ていたりもした。「クリスの言うことなら」というヤツだ。全てにそれを為しえるのは無理だろうけど、何か一つくらい武器を手に入れられたら、それはそれで楽しくなるんだろうなぁと思う次第です。っていうか今日の話は30行くらいで終わるつもりだったけど、書き始めたらダラダラと支離滅裂に書き倒してしまったな(^^;。

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2007年7月 7日 (土)

とめはね

この年になると、ってことはないんだろうけど、昨日久々に本屋に行った。まぁ娘があまりに絵が下手なので、

 1日10分で上手くなる

という本を買いに、、、と言いつつ自分も何かめぼしい物はないかと物色。するとどうでしょう。しばらく前にBlue_Tasuさんとこで紹介されていた

 「とめはね」

があるではないですか。っていうか白々しいオレ。必死に探したオレ。最初普通の週間少年サンデーだと思ってたオレ。

 とめはねはヤンサンです。
※ヤンサン:ヤンガスの不思議なサンデー。

なんつかまだ手探り感は抜けきれないものの、さすがは河合克敏。「大したもんだなぁ」という素直な感嘆が笑いと共にこぼれてくるとても読みやすい安心出来るクオリティでまとまった佳作です。っていうか本音は傑作です。

とにかく彼の書く女の子はどの子も魅力的過ぎで、今回のような

 女の子の中に男が一人

というロケーションはそれだけで既に萌え。ましてやその主人公がスーパーマン(の素質の片鱗が見え隠れ。っていうかそのばあちゃんは間違いなくスーパーサイヤ人)というのも超好み。

 現実にはありえない設定!

てのも開き直って面白いマンガを読ませようと言う意図がとても心地よいです。とにかく1巻を読んだ限り、

 嫌なヤツが全くいない!

というのも超好印象。っていうか彼のマンガにはほとんど嫌なヤツは出てこないんですけどね。
※個人的には顧問の先生が◎。っていうか女の子たちもみんな◎。主人公も密かに◎。ライバルも◎。ヒロインは◎。つかみんな同じかよっって気もしないでもないですが、まぁそれほど傑出して魅力的なキャラがいないというのも、最初だからかなぁという感じです。つか自分は来留間先輩が一番好きだったので、多少みんなとは視点が違うかも。っていうか今でも来留間先輩が最強だと思ってます。彼は「モテるデブ」の資質があると思うんだけど、同時にモテないデブの素質もあるのが残念。

 閑話休題

つかだらだらとその作品の良さを書いているようでいて実は

 どんな話か全く触れていない!

というのもどうかとは思うのですが、まぁタイトル通り「とめはね」な内容ですよ。「とめはね」。何?とめはねって。つかさ、みんなどうせ買うじゃん?つかもうみんな持ってるじゃん?今さら中身についてなんか触れる必要はないっしょ。だって今の世の中考えてもみ?どれだけの人が「作者名」だけで安心を買えると思ってんの。そうは多くないですぜ兄貴。つか自分の場合は、、、

・鳥山明先生
・弓月光先生
・河合克敏先生

 以上。って感じなんだよ実は(^^;。そんなに偏ってたのかよって言われそうな気もしないでもないけどまぁ事実。深く考えずに読んでもらえたらと思います。個人的にはモンキーターンよりずっと面白いですよ。★★★★☆<今後よりよくなる期待を込めて9点。
※理由:ラブコメウェイトが高く、学園モノだから<どっちもツボ。
※ちなみに↓これがBlue_Tasuさんのブログで取り上げられたトコ。感謝のリンク。
http://gamenaruwakimichi.seesaa.net/article/43706052.html
ぶっちゃけ僕のブログよりよっぽど紹介っぽいです。っていうか僕の今日の話は、

 勢いだけ。

で他のことはどこかに置いてきてますね。もちろんNO問題ですが。ちなみに作品の中で一番気になったのは、

 劇中最初の作品を実際に書かれた「枡田真実先生」が『美人』!!と書かれていたこと。つか美人ってなによ?俺たちには見せないっての?ズリーズリーよカワイ先生!めっちゃ気になるやんけ!むっちゃ見てみたいやんけ!つか2巻秋だとか言ってたけどそんなことより真実先生見せろ!見せろーい!オレ子供?

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2007年7月 6日 (金)

今日も楽しくPSO

★結構楽しく書けたので、普段PSOやらない人にも読んで欲しいかも・・・

結局ゼルダを休止してから何日経ってしまったのか。っていうか「やれば」ホントに面白いゲームなのよ、それは疑う余地がないほどに。でもなんだかんだで楽な方へ楽な方へと逃げてしまうダメな大人のクリスは今日も一日休日をPSOと共に過ごしてしまいました。っていうか今が一番楽しいときってヤツで、これはもう仕方ないかなぁという感じ。

アルティメットにはレベル80にならないと行けないから、とりあえずそのレベルまではベリーハードでそこはかとなく経験値を稼いだりアイテムを探したりしなければならない。まぁ効率重視リスク少なめの生き方を由とする自分としては、勢いドラゴン周回が一番楽なもんでそれを繰り返していたのだけど、

 あまりにアイテムが面白くない

もし出たとしても嬉しくないレアのどこがレアか。レアならレアらしく出たことが嬉しくなければ意味がないんじゃないか。

軽く思案した果てに僕はエピソード4(以下4)をメインにプレイすることにした。4は1と比べると同難度でももらえる経験値が多い。もちろんその分敵も強いが、マップも敵の行動パターンもそして何より落とすアイテムが新鮮な為、モチベーションは段違い。つか、

 あまりに強すぎてベリハではなくハードでの戦いを余儀なくされた

のもそれはそれで面白い。もらえる経験値は多少目減りしたが、いやいやどうしてなかなか強い敵も多いし、何よりネットでの調べによると4のヴィリディアハードでは、かなり有効な武器もあるという。

 これはゲットせねば!

とにかく敵を倒すだけのこのゲームにおいては、死なない程度のHPや防御力さえあれば、あとはいかに楽にいかに効率的に敵を倒せるかが全てなので、「良い武器」というのは「良いユニット」
※ユニットは防具に挿すオプションアイテム。これによって攻撃力や命中率UP、攻撃モーションの短縮化などが図れる。
と並んで最も欲しいものなのだ。

ただ、英語メインのサーバーを本拠地にしていた僕にしてみるとこれはなかなかに大変なことだ。4は攻略本もまだ手元になく、どこをどう攻めればいいのかも皆目わからない状態。敵によってはどこに出るかもわからないのだ。

とりあえず一番上から順番に攻めてやろうということで、ストーリーモードっぽいヤツを地味にプレイした。っていうか以前やったときは序盤から敵が強すぎて制限時間内にクリア出来なかったクエストだ。今回はハードということもあってかなり順調に歩みを進められる。そう言えば以前ヘブンリーアームが出たのもこのクエストだった。

果たして、僕は残りタイムも十分に残しつつ最後のエリアに到達した。そこには横に長いワープ用のステージと人が一人。彼が何を言わんとするかは、このロケーションから一目瞭然。要するにこの先にボスがいるわけだ。彼と話をすると残り時間表示が消え、

 さあ戦ってこい

と言わんばかりにワープが起動する。準備を万端に整えいざ!

つか僕は予備知識無くPSOのボスと戦うのはホント久しぶりであった。弱点がどこかとか、攻撃力がどのくらいとか、特に用意しなきゃならないステータス異常への対策など何一つわからない完全な手探りの状態。当然その姿を見るのもこれが初めてである。

 画面が切り替わり、中央に緑色の卵のようなものが輝いている。

近づいていくといきなりその背後から巨大な魚型のモンスターが姿を現した。つかヤツの名はシャンベルタン。なかなかの迫力である。

本体の出現と同時に僕の周囲にはビットのような雑魚が発生する。地面からニョキっと生えたかと思うと回転しだし、そこからは長いトマホーク状の刃が伸びている。つかこのゲームは「しゃがむ」ことが出来ないので、近くにいれば当然あたる。攻撃して倒せないこともないが、とりあえず、

 最初の一回はそのまま死亡

まぁよい。鼻から長期戦は覚悟の上なのだ。とりあえず次回は今回よりもう少し長生き出来るように考えるだけだ。

ビットから距離を取りつつトマホークに当たらない位置へ移動した、、、と思ったら本体が直撃→即死。つか決して高いとは言わないが低すぎないHPとレベルで望んだつもりである。ましてやここはベリハではなくただのハードだ。

 即死はあんまりなんじゃねの?

と思いつつそん時はたまたまHPが既に削られてたのかな?と思い先ほど以上にHPに気を付けつつ再戦。

 またも即死。

おいおいいくらなんでもそりゃ簡単に死にすぎだろ、と思いつつこのまま倒せずに終わるのは絶対嫌だったので、今度は装備を調整してオウガパワーの代わりにメタルボディで防御力を上げる作戦。結果これが奏功し、とりあえず本体の体当たりでは死ななくなった。が、死ななくなっただけで、、、

 一向に本体へのダメージは与えられない。

本体に向けて撃っても当たってる雰囲気はゼロ。とりあえず今度はビットを全滅させてみようと思い比較的安全なエリアに逃げて倒し続けてみる。

 もちろん数は減らない。

まぁこれはある程度予測の範囲内だったのだが、これによって一つ気付くことが出来た。マップ上には自分の周囲に発生するビットとは別にある程度特定の場所、僕を見ていないところに発生するものもいくつかあるようだった。よくよく見てみるとそれは色が違う。
 なるほどそういうことか!

実際はさほど「なるほどって」はいない。とりあえず色違いビットを壊してみることにした。するとどうでしょう。つい先ほどまで枯れ木だったのに、みるみる若葉が茂り、あれよあれよという間に満開に!じゃなくて敵本体が停止してるじゃないですか。ちょっと木陰で一心地、と言った風体、、、でもないけどとりあえず地面に潜ってフガフガ言ってる。

 おそるおそる駆け寄って攻撃してみると、
※密かに反語↑

なんと青いところが壊れた!こりゃええわいとどんどん壊していったら途中で尻尾をブオンとなぎ払われて即死。おいおいなんだよそれ。と思いつつとりあえず死なないときもあるようなので、あまり近寄りすぎない範囲で地味に周囲から攻撃、無事4つある青い王蟲で言うところの目にあたるような部分を破壊。グォォォォっと雄叫びを上げてボスがけいれんする。

 倒した!

ってのは単なる幻想で、どうやら隣の部屋に来てこちらを誘っているご様子。っていうかここまで来たら、

 即死する攻撃か、そうじゃない攻撃か

の2択なんだよね。死ななきゃいつかは倒せるけど、死んでしまうとは何事かってなもんなのだ。ぶっちゃけドデカイ竜巻だろうとゆっくりとホーミングする、地球防衛軍で言うところのリバイアサンのようなミサイルだろうと

 死ななければどうということはない

のだ。相手は連邦のビームライフルじゃないのでこちらが人間並に小さくても当たる時は当たる、っていうかよく当たっちゃうんだけど。

で、何とか頭に近い方にある4つの目にもダメージを重ねていったら、今度はイッコ壊れただけで元の部屋に戻りやがった。っていうかそんなにつれなくするなよ。スネちゃうぞ。

必死に彼女のケツを追っかけて元の部屋に戻る僕。つか便宜上「部屋」って言ってるけど、大きさ的には母校の体育館2個分くらいありそうな広さがある。って言ってるそばから

 またも即死!

つかなんだよ~って感じだが、どうやらリバイアサンミサイルの威力がえらく上がっているというか、同時にたくさん撃つようになって一気に食らって死んでるっぽいので、とりあえず、あきらめることにしようかとも、

 全く思いません。せっかくここまで来たのに引けるかっての!

ので、スケープドールというその場復活アイテムを二つほど持って突入することに。つかこの上半身の目を4つ壊してもまだ変態するようだったらちょっと涙が目を熱くするかなぁとも思ったりもしたけど、まぁたぶんないでしょう、と希望的観測のもとトライアル。
 つかまさかその2個のスケドルを前半で使い切っちゃうとは思わないじゃない?

後は結局自力で倒すしかない。っていうかスケドルは今回の稼ぎの過程でいくつか貯まったので、以前ほど消費にナーバスではないのだが、それだってタダじゃない。運が良くなきゃ手に入らないシロモノには違いないのだ。

 どうしようか。

つか何が「どうしようか」だ。倒すに決まってる。悩んでるフリなんざする必要はねぇ!とりあえず集中力だ。リバイアサンを絶対食らわないように気を付けさえすれば、死ぬこたぁねぇ!

 って言ってるそばからすぐ食らう。

が、死ななかった!つか当たり所がよかったんだろうねぇ。ホントよかったよあの事故でけが一つないなんて奇跡だってお隣の山本さんの奥さんも驚いてたよ。

 めげずにトライすること数分。

ようやっとヤツの断末魔が青く光る洞窟にこだまする。やった!つか同時にエンディング!?そうヤツはどうやらエピソード4のボスだったのだ。どうりで強いわけだぜハニー。まだハードだってのに、ベリーハードな強さだったぜ。

つかこのまま行くとアルティメットのヤツの強さって、、、

まぁ先のことはとりあえずおいておこうじゃないか。エンディングの後目の前に並ぶ多数の箱、、、っていうかよく考えたら箱はエンディングの前に出てて壊したかも知れない。つかいい加減なこと書いてる気がしないでもないけど気にしない気にしない。僕が気にしないんだから君も気にするなよな!ヤングと元ヤングの約束だ!っていうか

 またヘブンリーアームが出た!

っていうか「!」が一つしか付かないような出来事である。嬉しいには嬉しいが、いかんせん一つ装備しただけでほとんどの攻撃はよく当たるのだ。別に二つ装備したいアイテムではない。まぁセカンドキャラを作ったら重宝するだろうけど。

そんなこんなでシャンベルタンを倒したわけだけど、その後もかなりがんばってプレイして、攻撃力が超強い「雲長」というパルチザンや
※A.BEASTに+25%!
まだ装備出来ないけど赤糸威胴丸という攻撃モーションを高速化するイカした機能が付いた鎧なども手に入れた。つか

 もうベリハの4ではさほど欲しい物はない

っていうか欲しい物はもう普通に手に入れられるレベルのもんじゃないんだよな。実際。他のクエストでの中ボス扱いとも言える「ギルタブル」なんて、別の意味で泣きたいほど強かったけど、まぁそれでも何とかなると言えば何とかなるレベルだったし、自分今76まで育てたんだけど、
※昨日から今日に掛けて13も稼いだよ(^^;。
80がいよいよ見えてきた感じです。っていうか、今回やってシミジミ思ったけど、

 キュア/フリーズ超欲しい!

コレに尽きるかな。

 キュア/ショックもそこそこ欲しい!

ってこともあるけど。ちなみにこれから始める人がどんな武器を目指してやればいいかというアドバイスになるサイトをいくつか紹介しておしまいにします。っていうか今回は口語が多かったから行数が伸してるな。

・セクションID算出
http://home.catv.ne.jp/kk/ratix/section.htm

これで名前を決めましょう。初心者にオススメなのは、、、まぁ職業はレイマール。
※魔法も使いこなせる飛び道具職。女性。
セクションIDは赤かな。ゴッドバトルが手に入るから。

・PSOBB+U~届かない、この想い~
http://spc.sakura.ne.jp/psobb/

アイテムのドロップ表や性能などがかなり見やすく出ています。特に1の表を見ながら目標を定めつつプレイすると良いでしょう。レアアイテムは

 狙って落としてこそ達成感があるっ!

そう思いますからね。やってたら落ちた、なんてコトじゃPSOの醍醐味を味わっているとは言い難いっていうか、

 そもそも無欲だろうといい物はそう簡単には落ちない。

でも、

 強欲だともっと落ちない。

ってこともありますから、何事もほどほどに。つか二日連続で結構な長文を書いたのは久しぶりだな。つか今日のPSOの話はなかなかにグルーブ感が出ていて自分としては書いていて気持ちよかったんだけど、ネタがネタだけにあまりみんなには読んでもらえないんだろうな。ちと残念。

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天元突破グレンラガン~第14話~

Gren0705 トップの後にグレンの話を書くのもどうかとも思うけど・・・。

それはさておきタイトルの「皆さんごきげんよう」というのは、一体どういう意味なのか。さしたる思慮もなくニアのセリフをそのままタイトルにしただけというか、この言葉は本来「別れ」を示唆するものではないのかと問いたくなる。あたしゃてっきりニアがどこかへ行ってしまうものだとばかり思っておりましたよ。まさかただの挨拶だとは思わないじゃない?

全26話ということは今回からは復路になるわけで、話はどんどんと佳境へ向けて流れ出してもおかしくはないというところなのだけど、ぶっちゃけそれほど「魂の叫び」を感じる絵はなかったかなぁという感じ。前回から多少時間をおいて、首都テッペリンでの攻防戦が始まって1週間という設定。幹部二人を一緒にぶつけてきてそれすらも跳ね返す回と言えば聞こえはいいが、それぞれのキャラや絵が描き切れていないので、なんだか「幹部だったの?」とでも言わんばかりの雑魚さ加減。特にシトマンドラなんて変形したかと思った瞬間にやられちゃって、ガンダムで言うところのザクレロはおろか、ルッグン並の印象(要するに全く印象がない)しか残さずに爆死。メカデザイナーは泣いてるぞと思いつつそれでもグレンラガンはかっこいいというか、カミナの代わりにグレンに乗ってる人、誰だっけ?アイツじゃ正直役不足だなぁというか→適当なところで殺されちゃいそう・・・。

とりあえずディラルが出てこなかったのが多少の伏線というか、次の次辺りで超改造されて来るかなぁという気がしないでもない。つか敵方の親玉であるところのラセン王ロージェノム?あいつってなんか江田島平八か三島平八みたいなにおいがしないでもない。宇宙に飛ばされても火口に投げ捨てられても死なないオヤジみたいなそんなバイタリティあふれるファイナルバトルを期待したいというか、むしろアイツは通過点で、その上に何層もスゲェのがいたりしても可。ただ最後に気持ちよく終わってくれることだけは切にお願いしたいと思う次第です。今回はちと不完全燃焼気味★★。

余談だけど、以前アニメや映画のサントラの中でお気に入りを紹介した回があって、「ガイナックスが多い」と突っ込まれたりしたんだけど、やっぱそうかも。グレンラガン見ていてもBGMがいちいち好みなんだよね。見たあと必ず「チャラッチャッチャラッチャチャ」ってフレーズが脳内でリフレインしまくるもん。絵に評価が集まりやすいガイナックスだけど、BGMもちゃんとイイ仕事してると思いますです。

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2007年7月 5日 (木)

トップをねらえ!

Gunbuster01 PSOで経験値を稼ぎながら横目で視聴。最初から最後まで一気に全部見て再確認。

 トップをねらえ!は傑作である

と。グレンラガンを見て「レベル高いなぁ」と感じることはあるが、今改めてトップを見ると、その次元の違いをまざまざと感じさせる。絵、声、音楽が全て高い次元でまとまり、そのクオリティは間違いなくアニメの最高峰だと思う。

ともすれば荒唐無稽で見ている者をおいてけぼりにする設定と用語なのに、その世界の構築があまりに高い志の上に成り立っているため、見ていて疑問に思うより先に納得させられてしまう。
※今回見てしみじみ感じたのはエルトリウムモニターに表示されるいくつかのウィンドウ。一見何も意味がないように見えて、よくよく一つ一つを吟味していくと、何となくだけどその意味がくみ取れるような気になってくる。用語や小物の一つ一つが無根拠に配された物でないからこそそうした説得力が生み出されるのだと思う。

ただ、当時も感じた残念な点は今も同じように感じた。それは

 エロが混じっている

点だ。これだけの作品、確かにオタク受けするサービスカットが入るのは時代の流れだったのかも知れないが、この点のために女性や子供に勧めるのがためらわれてしまうのは、あまりにも残念極まりない。まぁ子供であればある程度年齢が行ってから改めて見せれば良いという見方もあるかも知れないが、正直今すぐにでも見せたい、このすばらしさをみんなで共感したいという気持ちは、くじかれてしまう。

それと、以前見ていて「音楽がいいなぁ」と思った程度だったのを、ネットが普及したことでそのバックボーンを調べることが容易になったのも今回気付いた点。「田中公平」の名をウィキペで調べたら、

・Gガンダム
・ガオガイガー

と言った「らしい作品」と共に、

・エスパー魔美
・チンプイ

と言った「なるほど」と思える作品や、

・怪傑ゾロリ

のように「そうだったのか!」と思わずニヤリとさせられる作品も名を連ねていてシミジミ感心した。正直彼の作品であるなら、

「音楽が目的で」

・キングゲイナー
・武装錬金

なんかも見てみたいなぁと思うほどだったね。

何にしてもまだトップを見たことがないという人は、ぜひ見て欲しいと思う次第。これを超えるアニメは、否、これを超える映像作品は、少なくとも僕の中に10本はない。当然★★★★★(満点)。気持ち的にはもう二つくらい★を追加したいほどだ。

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ギリギリじゃなくアウト

まぁエロ話をするというのは、読者諸氏にしてみればくだらない、読むに耐えないという向きもあろう。別になきゃないで構わないという人の方が多いであろう。いやむしろない方がいい、アンタのブログにはそれを読みに来てるわけじゃないんだオレは、という方の方が多いだろう。まかり間違っても下ネタなんぞ書いた日にゃ、もうボカァ立ち直れない(下半身は立ち上がるけど(失敬))、ってな人もいるかも知れない。

というか、このブログを普通に知り合いが読んでいる事実を真正面から受け止めつつ下ネタを書くというのは、結構勇気がいる。ただまぁラジオで手陰の話を平気でしている伊集院光を素で「スゲェなぁ」と思う自分がいるわけで、自分の妄想は既に中学生どころか小学生の頃から芽が出て膨らんで花が咲いていたわけで、今更ここで明かそうともそれはまぁきっと大したこと無いに違いない。っていうか最近ゲームもPSOという過去のタイトルに傾注しすぎだし、
※つか今日もスゲェやった。つかメチャ進展して超楽しい!つかホントはこっちの話を書きたいんだけど読者さまがきっとつまんないだろうと思うとなかなかタッチが進まない。ホントは全然進まないコト無いんだけど、とりあえず進まないと言っておいた方が当たり障りがないと思うのでこの場では進まないと言っておくことにせざるを得ない空気が嫌な気がしないでもないけどまぁそんなとこ。
そつなくアニメもグレンラガンを見たり、未来創造堂を見たり、オンエアバトルを見たりもしているけど、やはりそんなネタばかりでは

 またかよ・・・

という声が聞こえてきそうなのだ。だから今日は意を決して「アウト」なところへ踏み込んでいく。もう「ギリギリ」ではなく、「オマエは犯罪者か!?」というところへ踏み込んでいく。っていうか犯罪は犯してないので、ただの妄想癖の強いオヤジ、いわゆる「変な態度を取る人」というカテゴリーの話をしていこうと思う。つかホントは2、3日前にするつもりだったんだけど、「さすがにマズいか!?」と思って止めたのだ。つかmixiに書くつもりだったんだけど、ぶっちゃけ気合い入れて書いてもミクだと読者様の数があまりに少なくて寂しい気持ちで胸が張り裂けそうになるので止めたのだ。要するに、

 読んで欲しくないようなきわどい内容なのに読んで欲しい

というパラドキシカルな乙女の胸の内を明かそうというわけなのだ今回(←さりげに倒置法)。で、どういう話なのか具体的に入っていこうと思うのだが、、、もう少し引っ張る?まぁ良い。どうせクリスがここまで引っ張るような話はそう大した話ではないと思ってる人のが多いっていうかここまで読み進めたような方はきっと耐久力の高めな、「クリスの濃い部屋慣れ」してる常連さんに属する方が多いと思うから、つか野郎ばっかだと思うからタッチを進めていってしまう・・・。念のためにもう一度おうかがいしますけど、下ネタが嫌いな人はここらで退散してくださいよ~。

先日の大阪出張帰りの電車にて。

急行に乗るか特急に乗るかを迫られるホームでの僕。とりあえず薄着の女の子が並んでそうな列を探すが別になく、スカートが短い女の子がいそうな列も探すが別になく、とりあえず胸が大きな人がいそうな列や、胸元のはだけた人の列や、ローライズのジーンズからパンツがはみ出してるような人の列や、白いブラウスにピンクのブラが透けているような人の列も探すけど別になかったので、とりあえず短めの列に付く。既に変態である。何が変態なのかというと、

 こんなことは普通の男性なら誰でもやることだとわかっていて、でもそれを口に出して言わないのが普通なのにあえて、書いてしまってるところが変態

なのだが、まぁ気にせず先へ。

電車が前に止まり、とりあえず車中を見ると個々の二人がけの席が並んでいるタイプではなく、車両のサイドにズザッと長い席が配置された車両である。この列車は急行で、もしかしたら次の特急の方が目的の駅には早く着くかも知れない。が、着かないかも知れない。いつもなら館内放送に耳を傾け、より早く着く方をチョイスするのだが、今日は目の前で開いたドアの中、車中の左斜め前方に

 かなり薄着のねぇちゃん二人が座っていて視線が釘付け

になってしまって聞き逃してしまったのだ。っていうかとりあえずそのねぇちゃん達がいる時点で、

 まずは乗っておこう

という感じである。別にその急行が遅くなると言ってもそれほどは変わるまい。とりあえず帰りの電車を少しでも楽しいものにしようというささやかなオヤジマインドである。ソウルである。パッションだ!パッション屋良だ!エビバデパッション!既に死語だ。芸能界の流行スタリはゼンマイの切れかけた亀から見た20cmくらいの足の長いクモの移動くらい速いのだ。

二人組のねぇちゃんの格好を端的に言えば

・ノースリーブ
・股下より短いホットパンツ
・ブラヒモが見えてる
・生足にサンダル

こんな感じだ。つかまぁ普通だが、正面に座っていると足を組み替えたときのデンジャラスゾーン
※思わず視線を流した瞬間に目が合うと死にたくなるくらいばつが悪い空気が流れてしまう空間のこと。
は所詮ホットパンツでありミニスカではないのでおパンツが見えたりはしないのだが、

 どうしても目が行ってしまう自分が切ない

とりあえずかわいいかかわいくないかと言えばそれほどかわいいわけでもないのだが、なんつか駅にして3つほど二人を見るともなく見ていた。どうせゼルダは家に置いてきているので帰りの電車の中はヒマなのだ。とりあえずPSPで音楽を聴いているので何を言っているかわからない。実は「音楽を聴いているフリをしている」という選択肢もないではなかったが、「正面の中年こっち見てるよ」とか言われたら死にたくなるので、それが聞こえないコトの方が彼女たちがしゃべってる内容を事細かにリサーチするより重要だと踏んだ上での決断だ。

彼女たちが降りて次に現れたのは、色が黒くてあまりかわいくない半袖ポロシャツを着た向かって左の女の子と、胸がかなり小さそうな、でも手足は綺麗で顔も栗山千明っぽい右の女の子だ(二人は知り合いではない)。この席はなかなかにナイスである。今日は充実したマンウォッチングが楽しめるとシミジミ思った瞬間である。

ぶっちゃけ左の子はあまり見るところがなかった。大きなバッグを足の上に置いていて下半身は全く見えなかったし、顔も今ひとつだったし、途中で寝てしまったから。
※ただ一つ見せ場があったのは、寝始めて間もなくちょっと寒かったのか上着をバッグから取り出し、おもむろに羽織った瞬間だ。ここで僕は声高らかに断言するが、

 女の子が上着を羽織る瞬間の左右のオッパイの形が崩れつつもTシャツを引っ張る瞬間はエロい!

なんつかまだ誰も着眼していないようなコアな視点ではあるが、腕を本来使わないレベルまで回す動作というのは、Tシャツやブラウスの想定行動可能半径をやや逸脱する。要するにオッパイのアウトラインがかなり表面化する。加えてその非対称さが大きさのみならず重さまで感じさせ、

 非常にイイね!

という感じである。つかこんなことを書いている事実が僕のファンの子に知れたらどうしよう。はい大丈夫。ファンはいないから。

で、もう一人の子。視線はホント栗山千明ばりに鋭く時折こちらを刺し殺そうかというくらいの勢いで見る。正直ちょっと怖い。怖いけどキレイなので思わず見てしまう。漠然と年齢は、、、19くらいかなぁとか、バストは70台だろうなぁカップはAだろうなぁ体重は40kgないだろうなぁ身長は154cmくらいだろうなぁ彼氏はいそうでいない感じだなぁとかいろんなことを妄想してみる。キツくてキツくて仕方ないような視線を頭の中で分解モンタージュして強引に笑わせてみたりする。
※非常にハイレベルの技術なので、素人には出来ません。やろうとするとヤケドするぜ!
時折携帯を確認するが、相手は男という感じがしない。つか普通に怖くてキレイな子というのは、やっぱりモテたりするんだろうか。いやぶっちゃけさっきのホットパンツの女の子たちの方が間違いなく男性経験は豊富だろう。少なくともおっぱいがここまで小さいと好きになる、もしくは声を掛ける男性は少なくなるはずだ。っていうかこういう子に声が掛けられるような男ってある意味スゲェなぁとも思うけど。

ちなみにそのとなりは男性だったんだけど、

 あまりにもマグニートーそっくりでちょっと嬉しかった!

いやはや人間似てる人が3人いるって言うけどありゃホントだね。大抵の人は誰かに似てるって思えるもの。っていうか骨格が似てると声も似るって話があるから、もしかしたら正面の子なんかは栗山千明のような声だったのかも知れないな。

そんなことを考えつつ彼女も降りてしまう。ああ、待って僕を置いて行かないで!なんてコトは全く考えず、乗る前にコンビニで買ったおにぎりを食べる。つかあまりにキレイな人とかかわいい子がいるとそういう粗雑なモーションに抵抗が生まれたりするんだよ。こんな人間のクズでさえ。

そしてその後そこに座ったのは

 なんとカップルでありやがる。

ゲンナリである。つか僕は正直カップルは嫌いな方ではない。なぜなら女の子が男の子のことを凄く好きな場合、とってもいい笑顔をしたりするし、逆に男の方が熱量が高い場合は、女の子の「ツン混じり」のリアクションも痛々しくて嫌いじゃないからだ。しかし

 どちらも微妙なマスク

というのはどうか。男の方は山田辰夫
※知らない人はとりあえずイメ検してみよう。
の若い頃のような情けない感じ(吉川晃司とすかんぴんウォークに出ていた頃)で、女の子の方は化粧はがんばっているけど3本1000円のAV、それも20年くらい前のヤツに出てきそうな感じの子。

 でも猛烈にイチャイチャしてる

顔と顔の距離が3cmくらい!?思わず「お、キスするのか!?」と思いながら薄目どころか露骨に視線を送ってしまったり。別に僕はホームとか道ばたとかでキスしてるようなカップルが嫌いではありません。っていうかまだ一度もそう言う人を見たことがないのです。っていうかテレビとかでそういうの否定してる人を割と頻繁に見かけますが、

 他人が何してたっていいじゃん別に迷惑掛けてなきゃ

って思うのは僕だけなんですかね。

まぁ女の子が腕を絡めたり手や足を触ったりしてる。男の方はまんざらではないがちょっと恥ずかしいかなって感じ。なんだか初々しくて嫌いではない。つかむしろどちらか一方がスゲェかっこよかったりかわいかったりするとそれはそれで腹立たしいと思ったりするのかも知れないが、

余談だけど、個人的には「かわいい女の子にかっこわるい男」がくっついているより、「かっこいい男にかわいくない女の子」がくっついている方が「腹が立つ」。オマエはもっといい女を連れてくれよ、って思う。いや別にこちらに回ってくるのがどうとかそういうんじゃなくて、

 かっこいい男はかわいい女の子を連れていて欲しい

というただの願望。カワイイ女の子がかっこわるい男になびくことが自分とどこかでリンクするとかそんなことは全く考えていませんホントに。

まぁどちらも微妙ならむしろなま暖かい目で見られるというところ。つかそんなぬるい空気が瞬間張りつめる。

 女の子が野郎の乳首を服の上からもてあそび始めた!

「面白いことになってきやがった!」内心ほくそ笑む僕。つかこの日の電車は大充実である。なかなか愉快である。ツーカイOL通りである。怪物くんは怪物ランドのプリンスである。

男の子はくすぐったがる様子もなく、相変わらずのはにかみっぷりである。っていうかよく見たらどちらかというと男の方が格上か!?女の子の方がべったりなのは見てわかるが、どうやら男は割と

 中身はいい男

タイプである。乳首を触るような関係=肉体関係とは一概には言えないかも知れないが、まぁパッと見高校2年以上という年齢からすればそれはまず間違いあるまい。このまま彼氏のウチに行く途中というところなのだろう。きっと彼女は彼の乳首とかなめちゃうに違いない。違いないが別にこの時はそんなことはあまり考えなかった。とりあえず今そう書いた方がまぁ面白いかなぁと思ったから書いたに過ぎない。

ひとしきりしゃべった後、彼女の方が彼の腕に絡みながら頭を肩に乗せて眠り始めた。正確には「100%寝たフリ」をし始めた。何となく「彼女だからそういうことをしてもいいんだよねぇ~(語尾浮かれ気分でロックンロールな感じ)」的なモーションである。その証拠に

 1分で起きた

要するに寝てしまってはこの時間がもったいないと思ったのだろう、ホントに彼女の方がべったりである。つかまぁ僕は彼女がスグに目を覚ますことは予測していたから全く驚かなかったし、

 すぐまた寝始める

のも予測の範囲。やっぱり「肩に頭を乗せる幸せ」をもう少し味わっておこうという感じか。っていうか「甘えんぼを演出するには今の時間では短すぎるな、」と打算が働いたのかも知れない。

 しばし沈黙が訪れる。

寝ていながらもよだれタラしたり口を開けたりしているところを大好きなダーリンに見られては死ぬしかない。だからあくまでフリであり、そこはかとない緊張感が漂う。もっと言うと彼に出来る限りかわいい自分の寝顔が見せられているかどうか、

 この一瞬の演技に命を賭けるっ!

という北島マヤばりの彼女である。顔は何度も言うがそんなにかわいくはないが、このけなげさは買いたいところだ。っっっっっとその刹那!

 彼氏が彼女のオッパイをツンツンしたっ!

やったなぁオイ!と思わずその瞬間の僕の顔を誰かが見ていたとしたらきっとニヤリとしていたに違いない。これは別にやらしい顔という意味でのニヤリではなく、

 彼の気持ちが自分にシンクロした!

そういうニヤリだ。あの状況で、それまでひたすらにモーションかけ続けて来た彼女が沈黙したら、そりゃ男なら「ホントに寝てんの?」を確認するところだろう。それがスゲェ男前じゃないヒョロッとして軽く三枚目、彼女もたぶんこの子が一人目だろうって男ならまずツンツンしたくなるのも当然だ。ああ当然だとも。ついさっきまで自分の乳首をつままれてたんだ、ここで「仕返し」したって誰にも文句を言われる筋合いはねぇさ。当然彼女だって平気なはずだ。

 でもそれっきり。

継続していたずら出来るほどの度胸がない辺りも妙に親近感。この後彼の家に行ってもそこで即SEXという可能性は薄れたが、いやはやいいものを見せてもらった。っていうか僕もあんなイチャつき方が出来るような女の子の友達が欲しいってここで書くことは凄くマズいことなような気もしないでもないので、それはまぁ

 建前として(誰の何のための建前だよ)

言っておこうってことで。

二人が降りてからは誰も乗る人もいず、ポロシャツを着た今ひとつかわいくない女の子がグースカ寝てるだけ。ほどなくして僕も降りる駅に着いたので、何もなかったように荷物を背中にしょって、ホームに降り、階段を上った。残念ながらスカートの短い女の子が自分の2mくらい上を歩いているということもなく、駅にある広めの廊下の突き当たりのベンチで超短いスカートのかわいい女の子がたまたま足を組み替える瞬間に出会えるわけでもなく帰路についた。

1時間ほどの私鉄はN700より遙かに楽しく充実したものであったのだよ。っていうか改めて書いてみると、アウトってこともない?大丈夫?僕は大丈夫?

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2007年7月 4日 (水)

まだやってるPSO

出張の間、モンハンがやれなくてモンモンするだろう長男の為にゼルダを家に置いてきたところ、当然のように「かなり進んだよ」の声。そりゃそうだろう。でなければ涙をのんで置いてきた意味がない。早速今日からその間を埋めるためにがんばるか、と思いつつあっさり長男が継続プレイなんざするものだから、父ちゃんは寂しくファンタシースターオンラインへ・・・。とは言っても始めれば始めただけ楽しいのがPSO。惰性とは言え、結局だらだらと5時間以上やってしまいました。ゼルダは結局全然進めてません。今日はやれるかな。

さてPSOですが、本音を言うとリューカー法が出来ないことがこれほどの痛手となるとは、というところ。なぜなら僕は、選択したヴィリディア=緑ではベリーハードのプイィスライムからゴッド/パワーを貰うまで進めて、さっさと次のキャラに移ろうと思っていたから。しかしスライムは個体数も少なく正直リューカーなしでレアモンスターを狙うのはキツいのだ。ただ個体数の多いリリーのレアモンスターがアルティメットでゴッド/パワーを落とすので、がんばってそこまでやり続けられれば一応目的は達するのだけど、今度は「レベルアップしないとアルチ入り出来ない」という条件が足かせとなり結局キツイ。まぁエピソード4のレアアイテムの優劣が今ひとつわかりかねない以上、ヴィリディアを継続するメリットがないとは言い切れないんだけどさ。

まぁそんなこんなでそのまま継続プレイ。ベリハのドラゴンとヒートソードを1セットで周回し、レベルの底上げ。道中はクラッシュバレットというハンターには装備できない銃が出るくらいでコレと言ってめぼしい進展はないものの、安定した速度で経験値(マグ育成含め)が稼げるので、効率的には悪くない。ドラゴンに与えるダメージが刻々と上がっていくのは悪くない手ざわりだ。あと「ブーマの右手」「ヒルデベアの頭」「ラッピーのはね」なども手に入った。

しかしここばかりいてもさすがに飽きてくるので、いくつかのクエストに手を出してみることにした。まぁエネミーパーツをいくつか手に入れたので、それを武器化出来るようにはしておかなければ、と思ったのが事の発端だ。

果たしてそれっぽいクエストをいくつか消化しただけでそれは達成された。まぁブーマクローは正直まともにやり合うには立ち回りの巧さが要求されるテクニカルな武器で、ヒルデベアの杖もハンターには無用の長物だった。しかし意外というか「ラッピーファン」は結構使えることが発覚。つか倉庫がパンパンだったのでとりあえずモノグラインダーを使ってベースアップしたからこそなのかも知れないが、ただ距離を置いて撃っていただけのブレイバスと比べ、位置取り次第で複数の敵相手にかなり効率よくダメージを重ねられる手ざわり。ヒットする相手の数はパルチザンより劣るが、相手のリーチ外から当てられるメリットはデカい。
※まぁ踏み込みも大きいので距離感は掴みづらいと言えば掴みづらいけど。

何となく戦っていたクエストの最後で今回のPCでは初の対峙となるデロルレ相手でも全く危なげない戦いが出来たし、
※具体的にはビームが1回廻ってきただけで倒せた。
スライサーがこんなに使える武器だったことがわかっただけでもなんだか嬉しい感じ。っていうか結構攻撃力が上げてあってレベルも59になり、ベリハは概ね余裕。デビルバトルも持ってるからこそなのかも知れませんけど。
※強いて言えば防御力が高くて森相手に囲まれるとダウンせずに食らい続けることがあるのが難と言えば難。序盤のマグ育成で手を抜いてDEFにいくつか割いてしまったのが響いているのかも。

このままドラゴン相手にレベル稼ごうか、はたまた一度も手を付けていなかったエピソード2入りをしようか、意外といいモノが出る、でも敵が超強いエピソード4を堪能しようか悩むところ。
※つか4のストーリーモードはノーマルから順繰りにクリアしてかなきゃならんのですかね。始めて即降りることが出来ないのだけども。

一旦開き直ってパワーマテやグラインダーをラッピーファンに全部つぎ込み、とにかく周回速度&レベルアップを早めつつアルチ入りを目指すのが吉かなぁ。4をじっくりやるのも悪くはないと思うけど、一方で効率そのものが下がるのは否めないんだよな。やっぱPSO楽しいぜ!

ここまでは昨日の話。ちなみに今日もついついPSOやってしまいました。ダラダラとドラゴン周回。ゴブーマクローが出て、ヒルデベアの杖とラッピーファンもそれぞれ一つずつ。まぁ一つでも手に入れてないレアが出たので由としましょう。レベルは63になりました。80遠いなぁやっぱし・・・。

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N700系

N700 いつものように6時36分発の名鉄電車で名古屋へ向かい、いつものように改札を抜け、いつものようにJR名古屋駅の発券機で「回数券で指定席」を取ろうとしたら、いつもの「のぞみ1号」ではなく、「のぞみ99号」が目に入る。意図的に遅い便で行く理由もなく、取れるならと指定を試みると、窓際も通路側も満席の表示。「こりゃ次の便かな」と思いつつ機械の返答を待つと、

 「16号車8番B席」

との切符が発券された。かれこれ10年近く大阪に毎月行っているが、16号車になったことは過去一度もない。「へ~」まぁ別に気にもしないでホームへ上ると、なんだか様子がおかしい。

 なんでこんなに人がいるの?

 それもなんでみんな並んでないの?

ほぼ満席にも関わらず、乗降口には列が無く、それでいていつもの3倍くらいの人がホーム内をごったがえしている。ほどなく多くの人が携帯カメラを用意してそわそわしている空気が伝わってきた。

 こりゃなんか来るな・・・

僕は鉄道マニア(専門用語で言うところの「鉄の人」)ではないので、ここで何が現れるのかを知らない。曖昧な知識で言えば「黄色い新幹線(ドクターイエローというやつ)」でも来るのかな、と思う程度で、16号車の昇降口まで歩みを進める。

するとホームの端っこはデカイ望遠を付けたカメラを持った連中が鈴なりのごとく壁を作って現れる列車を今か今かと待ちかまえているではないか。

 こりゃもしかしたら結構凄いのが出てくるのかな?

なにげに僕も携帯のカメラを用意する。つかまぁメールもしなきゃiモードもやらないメモカも入ってないシンプルな僕の携帯はカメラに収めることしか出来ないが、それでもワクワクが流れ込んでくる。そう、「みんなの体温が伝わってくる」感じがする。

5分ほどして遠くにキラリと光が差す。「黄色い線から出ないで下さい!」次第に館内放送も声を荒げ、気付けば周りの連中は僕を含め全員がカメラの用意をしているような気すらしてきた。

流線型はこれまでののぞみよりもなめらかで、なんだかリニアモーターカーのそれを喚起させる。横から見る限りでは普通のそれと大差はないが、プリントされた「N700」の文字はどことなく強めに自己主張しているようだ。

中に入るとちょっぴり新品を感じさせる車内と青いチェックのシート。これまで単色だった(ような気がする)電光掲示板が4色くらい使われてる(気がする)以外の違いは僕にはわからず。ただ周囲の何人かが時刻表を熱心にめくったり、カメラで周囲を撮ったり、果てはこの車両は16号、最後尾にもかかわらず、次から次へと「何もないはずの最後尾の最後尾」へ向かって歩いていく。

ポスターを見ると「7月1日から」の文字が。7月1日っていつだっけ?と一瞬脳が硬直するが、そう言えば今日か!それもこの列車がその第一号なのか!期しせずして歴史的な一台に乗ってるのか僕は!

ちょっと嬉しい。

つか大阪に付いて数少ない鉄の人に話を聞いたら、「そりゃキャンセルが出たから乗れたんですよ」などと熱い語り口で「早く僕も乗りたいな~、僕も乗ったら絶対先っぽから最後まで歩いちゃうだろうな~、切符をなんで貰ってこなかったの?」みたいな。

まだ一日4本くらいしか走ってないらしいけど、実は翌日の帰りの電車も完全たまたまN700系。二日連続で偶然乗ったなんて人はそんなには多くないだろうなぁと思ったクリスでしたとさ。
※でも個人的には500系のが好き。ガオガイガーの肩みたいだし。

500kei ←これが500系。カッケー!!

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2007年7月 3日 (火)

ネコ

しばらく前、Blue_Tasuさんとこで一枚ネコの写真が貼られていて、なにげにかわいいなぁと思ったもの。ネットで軽く探してみましたかわいいネコの写真。つかまぁこういうのは好みの依存度が高いですから、僕がカワイイと思ったものがみなさんそう思うという保証はないのですが、、、かわいくない?

Nekobokuno 両手で「ギュっ」としてる感じがめちゃカワイイです(^^)。ひっそりチューもしてます。よもやエサだとは思ってないとは思いますが・・・。

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Kekogomenkudanyai 個人的に一番ヒット。ポーズ、サイズ、尻尾、黄昏感がたまりません。もし我が家にこんなお客様がいらっしゃったら、即家族入りしてしまいそうです。

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Kenoasonde もう遊んで欲しくて仕方ないという状況でしたが、あんまり連れないもんだから疲れてそのまま寝ちゃったってところでしょうか。毛がフサフサで飼い主さんの愛情を感じますね。

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Nekonandakonoyaro ポーズが最高です。彼はなんで立ってるのか!?その視線の先には何が映っているのか!?考えたら夜も眠れません。この後「幻の右」は出るのか!?

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Nekodainozi 両手がキュート過ぎです。この無防備さ加減はハンパじゃありませんね。個人的に昔自分が飼っていた猫に色が似てるのもひいき目になってしまいました。

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Nekoteacap 狙い過ぎと言えばそれまでかもしれませんが、思わず入れたくなった飼い主さんの心中察してあまりあるかわいさです。二日もしたらもう入れない、賞味期限の短い飲み物ですねぇ(^^)。

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Nekobaby 最後は直球の子猫です。「小さきものはなにもなにもみなかわゆし」と言う言葉がありますが、まさしくこの子はそんなかわいさに満ちてます。思わずそっと抱きしめたくなるかわいさですね。

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犬の写真も探しましたが、ネコほどピンとこなかったんですよね~。自分はどちらかと言えば犬派かと思っていましたが、写真だけ見るとネコにKOされちゃいますね(^^)。

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2007年7月 2日 (月)

渋いエンディング

※今はたぶん大阪出張中。これは土曜の夜に書いたもの。

僕は今37歳。今日のネタはそんな37歳の人を中心としつつもその中のごく一部にしか訴求しないと言う非常に狭いターゲットに向けたもの。見た目はクイズ形式ですが、別段答えを望むわけでもなく、「懐かしい?」みたいな?なにゆえ疑問系?みたいな?そんなネタです。ネタは全てアニメのエンディング曲。みなさんはご存じの曲がありますか?つかモロタイトルが入ってる曲があるけど気にするな。
※順不同かなり適当。何度も言うけど年齢制限が結構厳しいのでアニオタじゃなきゃ30未満にはあんましオススメ出来ません(^^;。

「ED001.mp3」をダウンロード 死にたくなる系その1。でも結構僕は好きなんだよね。風景描写が上手くて。でも声だけ聞くと「あのねのね」が歌ってるかといつも思う。

「ED002.mp3」をダウンロード この人こそアニメシンガーと呼べる数少ない人。いやマジで好きですよ。この歌声は。まだ歌って欲しいなぁちゃんと日の当たる曲を。

「ED003.mp3」をダウンロード 比較的新しい。PCエンジンにも収録されてて久々に聞いたときは目頭が熱くなりましたね。作品の世界観を非常に(OP以上に)現している曲だと思います。

「ED004.mp3」をダウンロード シブいとこ来ましたよ。OPほど有名じゃないですが、聞き覚えのある人も多いでしょう。つか再放送自体は何度もしてますが、EDははしょられたりしてるんでしょうか。

「ED005.mp3」をダウンロード 女の子向け。たまに聞くと結構いい。ある意味ガラスの仮面のEDでも通りそうな気もするけど、そりゃまぁありがちな歌詞って事なのかも知れないね。

「ED006.mp3」をダウンロード この時代のEDはこういった雰囲気の曲が結構多かったのかな。ある意味一つ前とかぶってると言えばかぶってる。でもOPの印象が強すぎるかな。

「ED007.mp3」をダウンロード まぁ有名な方でしょう。でも最近の焼き直しシリーズのが馴染みがある、という方には違和感ばりばりなのかも。僕らの世代はコレなんですけどねぇ。

「ED008.mp3」をダウンロード EDの中ではかなりメジャーな方でしょう。特に鉄骨の上にたたずむシーンは哀愁出まくりで曲以上に脳裏に焼き付いてる方も多いのでは?

「ED009.mp3」をダウンロード そんなにしっかり見ていた記憶がないのに、頭には残ってる、そんな曲の一つではないでしょうか。雪ちゃんの色っぽさはハニーに負けてないですよ。

「ED010.mp3」をダウンロード 身長体重のフレーズだけが有名ですが、歌い出しも結構好きです。兄ィの曲はメジャーどころが多すぎてここまでフォローされることは稀ですね。

「ED011.mp3」をダウンロード 僕の大好きな曲なので何度も出てきますよ~。詩も好きですが、やはり声がいいですね。サンライズ系EDでは一番好きな歌ですね。

「ED012.mp3」をダウンロード 氏の作品も歌がいいものが多いというか、間違いなくアニメのページを塗り替えた人のひとりだと思います。3作とも(どの3作かはご想像に)EDはシブいですが嫌いじゃないです。

「ED013.mp3」をダウンロード まぁ有名と言えばこれは有名でしょう。正直久しぶりに聞いてもそれほどいい曲というわけでもないんですが、まぁメジャーどころなので一応・・・。

「ED014.mp3」をダウンロード サンライズ系で意外と久しぶりに聞いたらよかったので。この人の声は凄く好きなんですが、曲に恵まれなかったというか、エルガイム以降さっぱり聞かなくなりましたね。

「ED015.mp3」をダウンロード この曲も有名どころ。でもやっぱOPのがより有名かな。つか舌足らずな歌い方がキュートですね。子供の頃以上にそう感じるのは年取ったからかな。

「ED016.mp3」をダウンロード かっこいい系のED。こういうシャープな曲は当時から結構普通に好きでOPだけじゃなくよく友達とも歌ってましたね。

「ED017.mp3」をダウンロード これもかっこいい系。つかこの辺りのアニメはみんなOP、EDかっこいいというか猛烈大好きでしたね。1曲がスゲェ短いけど。

「ED018.mp3」をダウンロード 死にたくなる系その2。つかこの曲以上に死にたくなる曲ってないだろうって気がする「ナンバー1死にたくなるソング」と言ってもいいでしょう。なんでこんなに暗く作ったんでしょうかねぇ。

「ED019.mp3」をダウンロード これも抑えておくべき曲というところでしょうか。なんか当時「スゲェ大人っぽい」曲のイメージがありました。アニメなんだけど、なんか「大人のアニメ」みたいな。

「ED020.mp3」をダウンロード 最終回に使われたEDです。このデュエットを聞くと逆にいつもの男性の良さを再確認出来ますね。曲もとてもよかったと今更ながら思います。

「ED021.mp3」をダウンロード この曲はいいですね。着メロにして久しいですが、全然飽きません。柔らかな彼女の声は子供向けアニメにぴったりだと思います。

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僕と同世代でも知ってる曲が半数を超えてる人は少ないかも知れませんが、まぁたまにはこうしてジェネレーションギャップをシカトした企画もいいんではないかと思った次第でありんす。ちなみにホントは入れたかったけど入れられなかった曲には、ギャートルズと侍ジャイアンツがあるのですが、まぁ些細なことかも知れませんね。

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2007年7月 1日 (日)

モンハンフロンティア終了

このままいくと長男がモンハン廃人になりそうな気配がしたので、ピシャリと禁止することにしたクリスです。当然僕もやりません。長男がネットゲーに傾注しすぎて娘や長男の友達、そして僕が寂しい思いをするのは、結果的に
※長男がモンハンに飽きた頃に
長男自身が圧倒的孤独感を味わうことになるだろうと感じ、それは絶対良くないと思ったのです。本人はなかなか納得出来ないでしょうけど、前例があるだけに僕にはその自信があるんだよねぇ・・・。判断が付けられないのは無理からぬことなんだろうけどさ。

あんまいないかも知れませんが、クリスのモンハンフロンティア話を期待されてた方、すみませんです。つか息子よ、熱くなり過ぎなんだよオマエは。友達なくすぞ。

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ギリギリアウトかも

つか先ほどえらく重い話題を振ったかと思えば今度はコレかよ!と言われそうな軽くライトなエロい話。いや別にティッシュは用意せんでよろしい(誰もせんか(^^;。

今日は以前バイトにいた女の子(さやか仮名)が店に来た。まぁくだらない話をダラダラとしてしまって自分の生産性を下げてしまったのはちと後悔しているのだが、こないだ最後のバイトが辞めてしまって以来、若い娘とのコンタクトがろくにない毎日だったので、ちと栄養補給。つか既にオヤジ臭過ぎだけど。

さやかは19歳専門学校生だが、正直かなり内向的というか引きこもり気質が強い。ミクで彼を作ったり、雑貨屋でバイトしたりしてるという話を聞く限りはいわゆる「普通の女の子ワード」がいくつも見受けられるものの、実際は金もなきゃテンションも低く、別段休みの日とか外に出て行くタイプではない。体重47kg身長158cmくらいかな、推定3サイズは81、64、86などと適当なことを書いてみなさんのイマジネーションを喚起することとしよう。

バカではないが能動的でもないので、正直一緒に遊ぶ相手がそれほど楽しいタイプの女の子ではないと思うのだが、一面下ネタやら痛い話やらも平気で出来る数少ない相手でもある。
※つか面と向かって陰部の話が出来る女の子、もしくはそれを平然と口にする37歳ってのはどうかとも思うが。
だから、正直こちらもエロい妄想を「しそうになるけど途中で萎え」たりする。今日も軽くTシャツの脇からブラがチラりとして軽く萌えたりもしたが、そこに油は注がない。結構キツい子なので油断したら再起不能になってしまうかも知れないのだ。あぶないあぶない。

だが、19歳の女の子というのが普通にこうしてヒマをもてあます事実になんだかもったいないというか、切なくなったりもする。飛び抜けてカワイイわけではないが、別にデブとかガリとか臭いとかキモいというわけでもないし、本音をぶっちゃけ書いてしまえば後ろから抱きしめていいというなら気兼ねなく抱きしめてしまいそうである。
※ただ僕の萌えはそのラインが精一杯なので、そこから先は「つづく」で終わらせてしまいたいところが「どうしようもなく弱い」のだが。基本中二病なんだよオレは。

なんつか僕が見た目も中身も最低から数えて一桁のところに位置するような人間なので、正直「テメェに言われてもなぁ」と言うのが現実的だとは思う。そうは思うのだが、学生時代から「女の子をひとりにするような男にだけはなりたくない」
※ゴメン、今作った。
みたいなところがあったので、例え「男性として見られなくても」
※ゴメン、切なくて泣けてきそう
なんかもったいないというか、意味もなく話を伸ばそうとしてしまう自分がいたりするのだ。つか仕事が死ぬほど忙しい時だとリアクションが180度違うんだけどさ。「今忙しい。パシャリ」みたいな。

なんかヤバイなぁ。何がヤバイかよくわかんないけど、ヤバイ気がする。

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年齢相応とは

ふと気付けば僕ももう37歳ですよ。子供は小学校の2年と6年。まぁウチの子はかなりガキんちょなので、正直自分がその年齢だった頃を思うとまだまだ考え方とか言葉尻なんかもかわいげがあるというか、「甘い」んですが、それは一方で僕自身が子供に対して「成長を抑える」ような父親像を見せてきたからかなぁとも思ったりするわけです。だってふと振り返ってみてこの歳で麻雀もパチンコも競馬も釣りも日曜大工も骨董も車もバイクも興味がない自分がいるわけです。普通の妻子持ちの同年齢であれば、今度のボーナスで自分の為に新しいスーツを新調しようとか、子供の運動会の為のハンディカムの下見に家電店に行ったりとか、デアゴスティーニの雑誌を毎月購読しながら帆船とか作ったりしてるんじゃないの?って思うわけです。

 まぁ普通にそんなお金持ちじゃないので、一人PCに向かう毎日ですよ。この37歳は。

でもさ、歳と共に本来なら足したり引いたりしていくはずの精神構造がずっと昔のままってのはどうなんでしょうな。別段健康に気を配るわけでもなく、老後の蓄えを考えるわけでもなく、毎日ののらりくらりと生き続けてしまうことに問題はないのかと思うわけです。ホントだったら子供の中学や高校入試、学費だとか塾だとかも考えにゃならんはずだと思うのですが、別段そんなこともなく、成績が極端に悪いってことがなければいいやとか思う程度で、今ひとつ全てにリアリティが薄いというか、働いている一方で精神的にはニートとかフリーターとなんら変わることがないんじゃないかとも思ったりするわけです。

特に怖いのは親の死と自分の死。結局ファミリーでやってる小さな有限会社なので、親が死んだら自分で全部財務管理とかやんなきゃならない。仕入れも分散しているものを自分がかなりの部分を負わなきゃならないだろうし、毎日食べていけるのかなぁとか、冷静に判断し、決断し、働き続けられるのかなぁとか思ったりもする。今は安売りでやってるけど、案外自分がハンコ持ったら変わるのかもなぁとか思ったりする。そんな先の話じゃないと思うだけに、自分の「年齢不相応な思考回路」に不安がよぎる。覚悟が出来てないんじゃないかと思うわけさ。

なるようにしかならないと思う一方で、グダグダと下痢してる場合じゃないよなぁとも思ったりもする。シッカリ稼いで自立してる人とかもきっと僕とは別の悩みとかがあるんだろうなぁとも思うけど、考えれば考えるほどそう言う人は僕と比べて大人なんだろうとも思うんだよね。でもって問題なのは自分がそれを望んでないというか、いつまでも子供のままでいられるわけはないんだけどさ。

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