史上最強の弟子ケンイチ
mixiでトムニャットさんが面白いと言っていたので、数冊古本屋でゲット。っていうか表紙見るまでは「破壊王ノリタカ」みたいなマンガだと思ってました。だって漢字+カタカナ人名のタイトルなんてそうはないんだもん。
※ノリタカ自体は好きなマンガだったりもしますが、、テイストは全然違います。いじめられっこのノリタカが徐々にいろんな格闘術を覚えていって、綺麗なねぇちゃんと一緒に訓練したり・・・って書いてみると内容ソックリやんけ!
違うのは絵か!
ケンイチは「焼きたて!!ジャぱん」みたいな、こう今風のかっこいい主人公と強力なカリスマのある師匠たち、綺麗でエロいおねえさんが出てくる(ここだけはノリタカも同様)作品で、とにかく絵に安定感がある。既に25冊(ちなみに最新刊の発売は今日くらい?)を数える結構な長編ですが、まぁ最初からかなりの絵です。
※ちなみに作者の松江名俊氏は満田拓也(「MAJOR」とか「健太やります」の作者)の弟子で、事実上このケンイチがデビュー作。絵のテイストに共通点はありますが、画力的には師匠を超えるモノを持っている気もしますね。もともと絵が上手い(描くことが凄く好きな)タイプの人だったのでしょう。
話はまぁ先ほどノリタカの説明で書いたような「いじめられっこのサクセスストーリー」という感じで、まぁ少年漫画にありがちの「説得力のない勇気と正義を掲げ続けられる非現実的な根性だけはある主人公が、さまざまな武術の達人達が住まう道場に女の子目当てで入門して、そのさまざまな武術を体得していく」ような話。
ぶっちゃけジャンプのような話。
でもサンデー。あと女の子は乳首がそれとわかるような描写(レオタードの上から透けていたり)が結構多く、パンチラを含め結構エロい。でも顔に妖艶さはなく、描写はエロでもエロ指数自体はノリタカに負けてる。って何を比較しているのか。
とにかく画力は安定、笑いもボチボチ、強いて言えば師匠達があまりに弟子であるケンイチを溺愛していて、
※注:師匠は主に男ですが別にホモではありません。
みんな超人なので「いざとなったら助けに来てくれる」感が凄く強く、その面でスリルはないかも。実際はマズ助けてはくれないんですが。
※弟子の勝負に師匠が出たりはしない。
まだ全部読んだわけではありませんが、買った分だけは勢いで読ませてしまうわかりやすさと安心感がありますね。嫌なヤツもほとんど出てこないし、とにかくさわやかなスポ根が読みたい人にはオススメです。★★★☆。
余談ですが、昨日の海水浴の日焼けがハンパない状態で、今日急患で見てもらって来ました。僕の背中は一面ガーゼの海に・・・。明日は早朝から名うての皮膚科に予約に行かなければなりません。
※その皮膚科は9時からなのですが、予約を取るために7時頃行かないとならないのです。凄まじい競争率で油断すると昼過ぎに・・・。まぁそのくらい名医なんですが。
今日は頭も痛くてゲロったりしてホントきつかった。先生にも「体焼いていいことなんてないよ~皮膚ガンの原因にもなるし」と言われつつグリグリ塗り薬。かなり痛い上からグリグリ塗り薬。うーん自業自得。
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コメント
ども、最近書くたびに同じこといってます言ってますが、ご無沙汰しております。BlueTasuです、こんばんわ。
史上最強の弟子、ケンイチ。
懐かしいですねぇ。
サンデーを1年前くらいまでは毎週購入していましたから、この作品も見てました。
私の感想も似たりよったりと言うか、コミックスを買うほどではないが、安定して楽しめるので読み飛ばさないで読んでいた漫画、というところでしょうか。
時折笑わせてくれることもありましたしね。
いつだったか忘れましたが、ページ4つほどぶち抜きでケンイチが吹っ飛ばされたシーンがあり、あのときはかなり笑いましたし。
今でも連載しているのかどうかは知らないのですが、買おうとは思わないものの、そこにあればついつい読んでしまう。そんな感じの漫画でした。
でもコミックスとかでまとめて読むと印象変わりそうな気がするなぁ。
投稿: BlueTasu | 2007年7月27日 (金) 20時44分
ちすBlue_Tasuさんまいどです。Blue_Tasuさんはハートが揺さぶられる一本と出会えたようでお羨ましい限りです。つか自分はどうも熱くなれないというか、背中だけ燃えるように熱いというか(^^;。
「懐かしい」という感想はなるほどという感じですね。自分にとってこれは今なんだけど、20巻以上出てる、それも自分より年齢の低い方からしてみれば時間のサイクルは当然、より隔世の感を増すわけで。
気負うタイプのマンガではないので、確かに「あれば読む」くらいの立ち位置なのかもしれませんが、今の自分にはむしろそのくらいの気軽さが心地よいというか、1冊読み始めたら何が何でも結末まで読み切りたいというような「重い」ものに食指が動かなくなってるのも事実。
案外年取ったからこういうところに帰ってきたのかも知れませんね(^^;。
※余談ですが、Blue_Tasuさんとこでオススメしていたヤツも書店で見かけたのですが、こちらは今ひとつ絵に抵抗があって・・・(^^;。スミマセンです。面白いんでしょうけど・・・絵に抵抗が・・・(^^;;。
投稿: クリス | 2007年7月27日 (金) 23時49分
うんうん、やはりクリスさんも逆鬼師匠のツンデレっぷりに燃えたクチですか。あ、違いました(^^;?
それはともかくとして、ほんとーに何の捻りもない王道の少年マンガですよね、良い意味で。勧善懲悪、殴り合った相手については、昨日の敵は今日の友。でもこういうありがちな話を面白く描くというのは結構難しいと思いますから、それが25巻続けられていることは素直に評価してあげたいです。ご指摘の通り、イヤなヤツが出てこないのも良いところ。出てきても主人公の影響で改心するから問題なし。
作者についてはデビュー作、というか、セルフリメイクらしいです。おおよその設定やキャラクター付けは一度誌上に連載されているので、話的・絵的な安定感もそこから来ているのかと。セルフリメイクなど、そうそうやらせてもらえるものでないでしょうに、ずいぶん恵まれていますね。
お暇があったら、アニメ版もご覧になられるとよいかもしれません。mixiで触れたように「超絶手抜き」ですが、たまに原作より面白い時がありますから。今は単行本にして13巻まで進んでいます。多分、アニメ化されるのは単行本16巻までと思われますので、そろそろ終わりですけどね・・・。
投稿: トムニャット | 2007年7月29日 (日) 21時49分
ちーすトムニャットさん、クリスです。つか日焼けが収まってきて
超かゆい
です(^^;。例年のことながらたまらんですが、痛いよりイイかとも思ってます。
「何のひねりもない」というのはまさに言い得て妙。けなしているようでいて直球ストレートであることを嬉しくも思ってるんですよね。こういう作品最近なかったから。多少無理があるなぁと感じる設定もまたマンガゆえに悪くないし、さわやかなエロもまたアリでしょう。
つか別にこれと言って悪いところはないんだよね。強いて言えばメインキャラ二人の魅力が最高ではないというか、個人的にはちと悪さがあるような、ウィットがある方が好きというか。彼女の方ももう少し訓練してくれてもいいんじゃないの?と思ったり。あんまし修行してるように見えないんだよね。つかまぁ別に悪いってほどでもないんだよね。
原作より面白いというのはやはりボイスとモーション、特に原作では早すぎるコマ割りで何をやってるかわからなかったようなトコロを「動き」で見せてくれたら嬉しいかも。でも超絶手抜きというのは・・・(^^;。期待せずに見てみることにします。
話は変わるけどトムニャットさん、スタントマンイグニッションやった?あれは僕的にかなりツボなんですが、、、どうかな。
投稿: クリス | 2007年7月31日 (火) 08時50分
ど~も、お久しぶりです。
ここ最近はどうにも不調な、ぴちょんくんです。
この作品は、たまたま連載開始時にサンデーで見て、それ以来チェックしていました。
以来、コレとクロスゲームのために、毎週サンデーをチェックしています。
コミックスの方も、全巻購入していますよ。
ちなみに、現在もまだ連載中です。
何が面白いのかを一言で言うのは難しいのですが、よくあるRPG的な面白さとでもいうべきでしょうか。
連載当初はLv1だった主人公がコツコツとレベルアップしていき、中ボスたちを倒しつつ最後にはラスボスを倒すような感じですね。
ここ最近、マンガを購入する事があまり無くなってしまいましたが、長い事購入し続けている数少ない作品の内の1つです。
投稿: ぴちょんくん | 2007年8月 1日 (水) 21時55分
ちすぴちょんくん、つかぴちょんくんのブログ、いつもコメントが書き込めないんですが(^^;。書き込もうとするたびに
「今はママがいるからだ~め」
って言われちゃうんですが。ママのいない日っていつだよ!?みたいな?まぁそれはそれとして。
RPG的というのは確かにそうですね。ドラゴンボールもそうですが、スポ根とはやはりこういうモノであって欲しいという僕らの思い描く理想像にとても近い作品だと思います。絵も丁寧でジョークもあって、ダラダラと描き続けて欲しいなぁって感じ。ホント僕も長く買い続けるタイトルが少なくなりましたが、これは普通に楽しみです。つか人気がないわけじゃないと思うので、ラスボスとのバトルは随分先になりそうですけどね(^^;。
余談ですが最近の自分の好きなシーンは23巻のキサラが「フシャッ」って言うところです。これは萌えですね(^^)。
投稿: クリス | 2007年8月 1日 (水) 23時58分