ダイハード4.0
今日は休みだったので昨日のウチから「朝イチ行こう」と決めてました。まぁ見る人見る人面白かったとか最高だったとか1には劣るけどそれでもこれを見なくちゃ死ねないとか、むしろ一家心中してでも見ろみたいなことをみなさん口を揃えておっしゃいますものですから、こちらも気合い入れて見に行きました。めずらしくかみさんもつきあってくれるというので二人で行ってきたわけですが、ぶっちゃけ自分映画の間
しゃべりたくて仕方ない人
なんですよね(^^;。別に大声ってことはないんですが、やっぱり「やった!」というシーンでは拍手とかしちゃうし、楽しいシーンは笑うし、切なくなったら涙もポロポロ流しまくってしまう。まぁ感情移入のプロですから映画みたいな没入感の高い環境だとそれがモロ発揮されまくってしまうわけです。と言ってもまぁかみさんはそゆの求めてる人じゃないんで頷く程度ですけど。
つかこの映画さ、みんな見に行った?つか行こうか迷ってる人とかもいるんだよね。まぁ趣味に合う合わないはあると思うし、期待するポイントは人それぞれだからみんながみんな楽しめるとは言わないけど、
僕はかなり楽しめた!つか最高に楽しめた!つか90点だっ!っていうか90点は「最高」じゃねぇ!でも最高!矛盾!逆説!NO問題!
ハァハァ
まぁね。ブルース=ウイルスとか別に好きな俳優というわけでもないというか、むしろ彼のアップとか多くてちょっと「オマエかっこつけすぎなんじゃねぇの?」という気もしないでもないんですが、
・・放送の途中ですが、今回の映画で一緒に上映された予告の話を少々。
予告ではトランスフォーマーとファンタスティック42が上映されました。前者はマイケル=ベイ+スピルバーグでお金は掛かってるけど面白い保証はないという組み合わせ。SFXも派手ではあるけど別に洗練されたメカの変形というわけでもなく、なんだか車とかの内部機構をちゃんと描きましたっていうそういう感じが「出過ぎてる」感じ。話とかは全然わかんないし、まぁ楽しそうではあるけど期待はしないというか見に行くかどうかって言えば20%くらいかなぁという感じ。
一方の42は日本に古くから伝わる風習で男性がこの年になると厄をはらう為に地元の町内会とかにすげぇたくさん寄付とかしなくちゃならないっていうか自分とこだと夏祭りとかで手筒の小さいヤツをやらされたりするらしいです。つか自分はあんましアメリカのドラマとか見ないので、24とか話題になっても結局今でも見てないんですよね。まぁボケはこのぐらいにして、、、こっちの方は素直に楽しみ。つかジェシカ=アルバかわいすぎ。この娘が出てるだけでも映画の格が上がるというか自分の中では外人女優の中で一番輝いてると思います。SFXも、
シルバーサーファー超カッケー!!
もう問題ないでしょう!ってくらいSFX垂れ流しです。こういう予告は美味しいところをちょいちょい小出しにしたりするもんですが、この作品の場合は「あふれ出ちゃった」感じで全然映画館に行くのが惜しいという気にさせなかったです。いつやるのかよく見てなかったけど、前作も面白かったし、これはたぶん子供と行くでしょうね。期待度★★★★☆!(満点じゃねぇのかよ・・・)。
で、
ダイハードですが、ぶっちゃけ言いたいことを全部書いていくと支離滅裂になっちゃうので、かいつまんで端的にネタバレをせずに感想を、、、
書きません!
最初から順番に触れていきます。っていうか「見ろ」と言われて見る人はコスト分は絶対楽しめますし、「見ろ」と言われて見ない人はここからの感想を読もうと読まざるとどうせ見ないので
何にも問題なし!
だと思うわけです。
で、今回の話ですが、いわゆる「サイバーテロ」の話です。交通網とか金融、ライフラインとかを止めちゃって挙げ句の果てはアメリカ中の銭という銭を根こそぎかっぱらおうというテロ組織がお相手。まぁ悪いヤツですが比較的男前(ついでに悪い側に女の子も出てくる)で、かなりの数画面にツラが出てきます。まぁ僕はそんな好きな顔じゃないけど。
で、とにかくセキュリティホールを突けばどんな悪いことも出来ちゃうってことなんですが、そのシーケンスが、
まんまゴクウやんけ!
※C:寺沢武一
って感じ。ゴクウは悪さをするワケじゃありませんが、とにかく信号機の色変えたりウソの指令を出したりというのがあっさりと出来まくる。つかこんなことホントにやられちゃったらキツいだろうなぁと思うんだけど、ぶっちゃけ映画見てる時はそんなことは思いません。なぜなら、
とにかくテンポがいいから!
次から次へとシーンがめまぐるしく移り、それこそ先日のグレンラガン15話のように「ここはあと0.1秒短くてもよかったのに」というシーンがない。ちょっと長めのカットにもちゃんとこちらを納得させるだけの内容があるし、これまでのシリーズにあったような
命乞いをする相手にためらう
みたいな場面は一切なし。とにかく撃つ時は撃つ。爆発させるものは爆発させる。ガンガン行く感じは元祖ジェットコースタームービー。っていうかそれが何かわからなくても見たらきっと言葉の意味が理解できると思う。そのくらいテンポがいいのさ。
見終わったときはとにかく面白かったなぁと思ってばっかだったけど、まぁ今なら多少「こうした方がよかったかな」という点がないではない。でもまぁ些細なことっていうかこういう書き方をすると「そんなとこあったっけ?」とか「オレと同じコト思ってる?」という方もいるかも知れないんであえて書くと、
パラシュートのシーンはいらない
ってことと、
娘がもっと活躍して欲しかった
ってことですね。前者はかなりネタバレに絡むので詳細は書きませんが、あの場面はない方がいいと思いました。後者はホントカワイコちゃんなので(ジェシカには劣るけど)、もっと出て欲しかったっていうか、
とにかく高密度なアクションの連続なので、こういう色気はもう少しあってもよかった
っていう感じかな。まぁ他にはさほど言うこともないというか、とにかくみっちり時間いっぱい楽しめました。一番良かったのは、
たるいところがなかったところ。
ですね(^^)。クリス的評価は★★★★☆(90点/100点)。本音を言うとこういうアクション映画が好きな友人とアレはアレのパロディだとかこれはそれのリスペクトだとかこのシーンは軽く伏線だとかここはきっと1シーケンスディレクターにカットされてるだろうね、だとかあの忍者はたぶんCGでそのベースモーションはX-MENのSFX技術が絶対使われてそうだとかこの時に体に掛かる圧力はたぶん1200kgぐらいだろうから普通は死ぬよなぁとか、、、
※これらは全て文句にあらず。念のため。
そんなくだらない話をしながら見たかったかも。自分たちしかいないようなガラガラの映画館で話しながら見たかったかも。そういう客がいるとムカつくと思うから、みんなの前ではしないけど、本音はそういうことをしたい人なんですよね。
だってその方が楽しいもの。
とにかくみんなも見に行こう!映画館で見た方がいい映画なのは間違いないところだぜ!
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コメント
ども初めまして。
ダイハード4面白かったですよね。
今のところ今年の夏の映画では最高でした。
トランスフォーマーもF4も楽しみにしているのですが
海外のファンの評価を見た限りだと、トランスフォーマーは8割以上が満足しているのに対し、
F4は4割行くかいかないかなんですよね…なんでー?みたいな。
もうちょっと高くてもいいじゃん!と(笑)
あとトランスフォーマーなんですが、海外の評価結構高いみたいですよ。
ま、何を言われようと両方観るんですけどね。
投稿: gabrant | 2007年7月13日 (金) 10時58分
あれ?何で同じようなこと2回言ってるんだろ(;´д`)
せっかくなのでダイハード4の話を少々…(ぇ)
このシリーズって、シリーズごとにどんどんスケールが
大きくなっているのに、中だるみを感じさせないのが凄いと思うんですよね。
全編ハラハラしっぱなしというか。1作目はあまりにハラハラしすぎて
心臓どうにかなっちゃうんじゃないか、っていう。
投稿: gabrant | 2007年7月13日 (金) 11時09分
ダイハードはよかったねぇ
この映画突っ込みどころ満載なんですけど
なぜか許せてしまうんですよね
見終わった後に会社の後輩とあれは無いだろ
あんなん出来ないだろ、なんて言ってたけど
満足感たっぷりでした。
投稿: macn | 2007年7月13日 (金) 21時52分
レスTHANXですお二人さん。つかまぁ中身の濃い映画じゃあなかったのかな、とも思ったり思わなかったりですが、面白かったのは事実ですね。
>gabrantさん
はじめましてgabrantさん、クリスです。つかgabrantさんは女性?なんかウチのブログに来る他の人とは違うニオイがします(^^;。つか変態かオレは。いや変態ですけどね。っていうか男性なのに「女性ですか?」とか言われてみたい自分がいたりして。いやだからそれがそもそも変態っての。
まぁそれはそれとして。
そかぁF4は不満の声が大きいんですかぁ。なんかテンション下がりますねぇ。まぁ人の感想が全てじゃないっていうか特に映画に関しては自分かなりニュートラルに自分の好みに正直な人間なので、そこはそれで構わないとも思うんですけどね。だってスターウォーズだってスパイダーマンだって2作目がいいってのが世間の評みたいですが、自分全然でしたからね(^^;。まぁ自分の価値観に正直であればそれでいいと思いますです。
ちなみにダイハード1はどうしても一緒に行きたかった女の子につれなくされて結局映画館では見てないんですよね(^^;。切ない思い出です。だからというわけでもありませんが、元文にもあるような「1の次にいい」みたいなコメントは「それっぽいなぁ」と思うだけで、本音は「じゃあ僕にとっては1番かもね」って感じだったりするんですよ。っていうか実際どうだったかって言われるとパッと答えに窮するんですけどね。
>macnさん
「あんなん出来ないだろ」はありますね。特に車に潰されても生きてたマイちゃん。「あれは死んだだろ」って思ったら全然平気でしたからね。っていうか本気で
強化人間か!?
って思いました。サイバーだしな。そのくらいあっても不思議はないよな。そう言えばターミネーター3も女性型だったしな。とか思って。でも大丈夫。僕はとにかく愉快なことで大抵のことは許せてしまえるタイプの人間なのでNO問題なのです。っていうか忍者みたいな動きは今思うとX-MENというより、
アナコンダ
みたいだったかなぁと思いました。いや別に深い意味はありませんが。
投稿: クリス | 2007年7月14日 (土) 00時43分
ダイハードファンによっては、「こんな超人はジョン・マクレーンじゃねぇ!」という人もいるようで、それはそれで分からないこともない感想なのですが、まずハリウッド映画としての条件「エンターテイメントとして面白いか?」を問われれば、本当に「面白い!」と断言できる内容でしたね>ダイハード4.0。久しぶりに「うぉぉぉ、予告を見ないようにしておけばよかった!!!」と思える作品でした。
アクション映画は敵が強くないとカタルシスがなくてダメでありますけど、今作品についていえば、「こらこら、オッサン一人が『そいつ』と戦っちゃダメでしょ(^^;!」と画面にツッコミたくなるほどヤバイのが出てきてくれましたからね~。もうお腹いっぱいでした(^^)。
それと、TV-CMもこのダイハード4.0には感心させられました。ダイハードの「シリーズとしての」テーマ曲って無いですよね、ヒット映画って普通テーマ曲があるのに。少なくても私は4.0のエンドロールの曲を聴いても全く耳に覚えがありませんでした。
けれど、TV-CMでバックに流れていたのはあの「第九」。そう、確かに「ダイハードのテーマは?」と問われたら「第九」と言って全然問題ない!!今回はクリスマスの時期の事件ではないけれど、大爆発の映像にこのクラシックを流されたら、それはダイハードでしかあり得ません。
映画のCMって「おいおい(^^;」と思うものも多いのですが、とにかくこれは秀逸であったと評価したいですね。本編には第九流れないのに、よく思いついたもんです、ということで。
ファンタスティック42は、さて、どうなんでしょうね~。私もシルバーサーファー(っていうの?)が格好良くて強そうで、こりゃ見に行かねばならんか、と思ったクチなんですけどね。むむ評判は今一なのですか。
トランスフォーマーは、言われてみるとなるほど、わざわざメカの内部機構にこだわらなくても・・・と思えてきますね(^^;。邦画「リターナー」に出てきた変形が、単純すぎずクドすぎず良いのかも。あれはあまり変形の必然性がなかったですけど。どうせなら、アニメ通り、スケールを全く無視した変形(例:破壊大帝メガトロン様のワルサーP38)をしてもいいんじゃないでしょうかね~。ダメ?
投稿: トムニャット | 2007年7月15日 (日) 02時49分
ばんわですトムニャットさん、コメントどもです。台風の間はいかがお過ごしでしたか?つかウチの方は比較的夜間がひどくて日中はさほどでもなく、っていうか思った以上に大したこと無くてホッとしておる次第です。ヘタしたら店が浸水してもおかしくない実績があるだけにこれはまぁマジな話。それはそれとして、、、
ダイハード面白かったですよね。つか「超人じゃねぇ」ってコメントは自分の場合むしろ「いやもともと超人だったのでは?」と思ったりしたくらいで、とにかくテンポの良さが他のアラを全て覆い隠していたんじゃないかって感じです。そのくらいテンポとか流れってのは重要だと思う次第。
ゲームのロード時間でもそうですが、やはりこれからの時代消費者の時間に関する意識は高ければ高いほどそのコンテンツの価値も上がる気がしますね。変な話CMを強制的に見せられるような動画配信でもいいんです。そのCMが見るに堪えるものならば。
※今朝何となくYahooかなんかの動画を見ようとしたら、しょっぱなに2回連続で同じCMを見せられ、「ふざけんな!」と。もう二度とYahooの動画は見ないでしょうね。もし見るとすれば、それがYahooであることを知らない場合か、どこかの誰かが加工してCMを抜いた物になると思います。例えそれがどれほど見たいものであっても、やっちゃならないことってのはあるでしょう。特にネット配信系の動画であれば繰り返しに「あれ?なんか変な操作しちゃったかな」という疑念が入る余地が生まれちゃうのですから。
閑話休題
ちなみに自分はダイハードのテレビCMって見てないんですよね。スパ3の時入り口で流れてたデモをちょい見したくらいで、もっと言うとトムニャットさんやmacnさんが面白いとたきつけなければ見に行かなかったかも知れないとさえ思います。だからこそよりニュートラルな視点で楽しめたのかも知れません。まぁ映画に関しては自分の好みがポピュラーだとはさらさら言うつもりもありませんしね。っていうかF42
※なんだかF35より強そうですね(^^;
も、みんなの好みと自分の期待が同じというわけじゃないんだから、自分が楽しめさえすればいいんじゃないかと思う次第ですよ。
トランスフォーマーは携帯が変形するCMを見て「お、現代版ゴールドライタンみたいだな!」とちと興味がそそられました。つか今の子はそんなおもちゃが出てもそれほど食いつかないんでしょうけどね~。
※当時はスゲェ欲しかったんだよ>ゴールドライタン。なんつか金属だし、本物っぽいし。大きさなんて1/1スケールだったしね(^^)。
投稿: クリス | 2007年7月16日 (月) 01時46分