トップをねらえ!
PSOで経験値を稼ぎながら横目で視聴。最初から最後まで一気に全部見て再確認。
トップをねらえ!は傑作である
と。グレンラガンを見て「レベル高いなぁ」と感じることはあるが、今改めてトップを見ると、その次元の違いをまざまざと感じさせる。絵、声、音楽が全て高い次元でまとまり、そのクオリティは間違いなくアニメの最高峰だと思う。
ともすれば荒唐無稽で見ている者をおいてけぼりにする設定と用語なのに、その世界の構築があまりに高い志の上に成り立っているため、見ていて疑問に思うより先に納得させられてしまう。
※今回見てしみじみ感じたのはエルトリウムモニターに表示されるいくつかのウィンドウ。一見何も意味がないように見えて、よくよく一つ一つを吟味していくと、何となくだけどその意味がくみ取れるような気になってくる。用語や小物の一つ一つが無根拠に配された物でないからこそそうした説得力が生み出されるのだと思う。
ただ、当時も感じた残念な点は今も同じように感じた。それは
エロが混じっている
点だ。これだけの作品、確かにオタク受けするサービスカットが入るのは時代の流れだったのかも知れないが、この点のために女性や子供に勧めるのがためらわれてしまうのは、あまりにも残念極まりない。まぁ子供であればある程度年齢が行ってから改めて見せれば良いという見方もあるかも知れないが、正直今すぐにでも見せたい、このすばらしさをみんなで共感したいという気持ちは、くじかれてしまう。
それと、以前見ていて「音楽がいいなぁ」と思った程度だったのを、ネットが普及したことでそのバックボーンを調べることが容易になったのも今回気付いた点。「田中公平」の名をウィキペで調べたら、
・Gガンダム
・ガオガイガー
と言った「らしい作品」と共に、
・エスパー魔美
・チンプイ
と言った「なるほど」と思える作品や、
・怪傑ゾロリ
のように「そうだったのか!」と思わずニヤリとさせられる作品も名を連ねていてシミジミ感心した。正直彼の作品であるなら、
「音楽が目的で」
・キングゲイナー
・武装錬金
なんかも見てみたいなぁと思うほどだったね。
何にしてもまだトップを見たことがないという人は、ぜひ見て欲しいと思う次第。これを超えるアニメは、否、これを超える映像作品は、少なくとも僕の中に10本はない。当然★★★★★(満点)。気持ち的にはもう二つくらい★を追加したいほどだ。
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