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2007年7月16日 (月)

トカゲ

何をいきなりと言われるかも知れないが、僕はトカゲが結構好きだということに今朝気付いた。トカゲと言ってもたぶんホントのトカゲではなく「カナヘビ」と呼ばれる
※まぁカナヘビもトカゲ科なんだけど。
茶色いヤツ。たまたま店に迷い込んできたのをサッと捕まえたのだけど、

 普通にかわいい。

頭を親指でなでてやるとなんだか気持ちよさそうにおとなしくする様が何ともキュート。体皮は乾燥していて触ってもべたつく感じはないし、変温動物なので妙に暖かかったりぬるかったりもしない。カエルみたいににぎりつぶしてしまいそうなほどやわらかくもないけど、カメのように硬いわけでもない。大きさもせいぜい20cm弱で、恐怖を感じる対象としてはいささか小振りだとも思う。

昔は「レッドビッキーズ」なる弱小少年野球のドラマなどがあり、その中に登場する「トータス」というキャラがカメを溺愛しているシーンなどがトリガーとなって

 カメはかわいい

という先入観が刷り込まれたりもしたが、実際のところカメはアメリカザリガニほどでないにしても

 クサい

当然のように濡れているし、正直一般の生活の中で身近に巡り会う可能性も少ないから、愛着を持とうにも機会がない。強いて言えば学校帰りの川縁を歩いていてちょこんと顔を出す岩に何匹か休んでるのを見るくらいがせいぜいだったのだ。

まぁ動きのニブさやけなげな空気はかわいいと思うけど。

一方トカゲはどちらかというとシャープかつスパルタンな面構えで、ともすればヘビよりも凛々しい顔立ち。かといって頻繁に舌を出すような行儀の悪さはなく、一旦捕まえるとホントにおとなしいものなのだ。尻尾が切れても再生するというのは有名な話だけど、それが痛くないかどうかはどこにも載ってない。だから僕はいつも尻尾を切らないように切らないように捕まえてた。

でも実際飼うということはしなくて、なんつかひとしきりなでて楽しんだら逃がすだけ。まぁ世話をするのが面倒ってこともあるけど、「一定の距離」で十分な間柄ではあるのだ。

大人になって正直いろんな生き物に対するスタンスが変わった。子供の頃は犬が凄く怖かったときもあるし、カブトムシやクワガタはやっぱりかっこよかった。昆虫や害虫は全般家にいたけど、ヘビやカエルは数えるくらいしか見たことがなかった。今だとゴキブリは怖くなくなったけど、かわりにアリが結構怖くなったり、
※アリに噛まれると死ぬほど痛いし超腫れる。マジで。
立場上ハチから逃げてばかりもいられなくなったりした。

でもなんかトカゲとの距離感は全然変わってない感じがする。今朝捕まえてみて、甘握りする自分の手に軽い既視感を感じたりしたんだよね。「変わんねぇな・・」とか。

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