天元突破グレンラガン~第22話~
僕は2ちゃんねる用語、ネット用語があまり好きではない。それはつまり単純に頭が悪そうに見えるからだ。実際頭が良く、ホントは「きしゅつ」と読むことを承知で「がいしゅつ」と書いたり、中学生や小学生のことを厨房、消防とあてて書いたりするのは、少なくとも僕の価値観の中では美しく ない。ただまぁ 別に価値観が違う人にまで強制するつもりはないから、その人自身を否定するわけではないけれど。
だから本音は「まったり」とすごく書きたいとか、今の状況を表現する最適 なことばが「orz」だったとしても、そこはあえて違う表現をする。まぁそれはあくまで僕のこだわりみたいなもんだ。
しかし、今回のグレンラガンだけは、僕以外でもこう叫んだに違いない。
みたいな?
長かった。ホント7年前ロージェノムを倒した回からずっとローテンション進行で、もうダメだと思うことは今まで何度でもあったし、ひとりぼっちで泣いた夜もあった。でも「逃げちゃだめだ」って思ってがんばって見続けて来た。そしてそれがついに報われ、結実する日が来た。ここで「キタ!」と言わずしていつ言うのか。
理屈やごたくはいい、「オレはこれが見たかったんだっ!」とツバが5mくらい飛ぶほどに魂が揺さぶられる場面の連続。ほとばしるインフレ、めくるめく展開、1枚たりとも手を抜かない命を削る作画。いつもなら斜に構えて鼻で笑う口上も、今回だけはシンクロ率120%!
オレを誰だと思ってやがるっっっっ!!!!
結局のところ、泣かせる話やうならせるシナリオなんかはあまりアニメに求めていないことに気付く。FFアドベントチルドレンも、別段ストーリーで見せるわけじゃないのに、あれほど充実感が得られたのはぶっちゃけ有無を言わさぬ映像と音楽のせいだ。
グレンラガンは当初から何か「捨てている」感じがしてた。でも前回までの数話でそれを埋める努力をしてるのかとも思った。しかしそうではなかった。ただただ今回のような爆発の威力を強化するためだったのだ。だからロシウにウザイ上に全く意味がないことを口走らせそれをサブタイトルにし、ストレスを溜めた。
つかハリウッドの悪しき布石?
みたいなところもないではないんだけど、今回みたいに「補って余りある炸裂」を見せられてはグウの音も出ない。そこまで褒めておいて★★★★☆(9点)だけど。
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