天元突破グレンラガン~第24話~
★今晩四つ目
今更この作画に関して手抜きだなんだというつもりはない。もはやこれは作風であって、不平や文句を言ってどうなるものでもない。ただ、そう言うからにはその結果があまり好みに沿う物でないことは推察に足るだろう。
話としては既に残り4話という時点で、「今回は溜めだな」という想像が付いていた。今から一気に盛り上げるには先が長すぎるし、前回の予告の時点で絵からにじみ出るオーラもなかったので、展開としては本拠地に向かう途中でのエピソードだろうことは、まぁ見えていた。
ぶっちゃけその予想は計らずも当たってしまったわけだが、正直ここまで一気に殺しちゃうとは思わなかった。っていうかギミー&ダリーまで危うい橋を渡らせるのか、って感じで、このままちゃんと船が動くのかも心配になってしまうほど。ただまぁこの雰囲気だととりあえず、
シモンひとりいれば勝てる
気すらするので、あんまし問題ないのかなぁという感もある。
余談だけど、各界でエヴァ序章が物議を醸し出しているご様子。ある意味世界を変えた男庵野監督の今の力量が問われる最新作だけど、ぶっちゃけちゃうと深みのあるストーリーとか人間模様みたいなもんは全然いらない。つかまぁ僕はテレビのエヴァを割と早くから見ていた方だと思うけど、終盤は見るのを止めたくらい好みとは違うアニメだったんだよね。ナディアやトップがそのクライマックスに言葉にならない感動と爽快感を与えてくれたから、期待してなかったわけじゃなかったんだけど、まぁ押井守監督の例もあるわけで、好みや価値観がずれていくことは珍しい事じゃないって感じで。
グレンがそんなガイナックスの名作たちを超えられるかどうかは、最終話に集約されていると言っても過言じゃないと思う。星の海へと広げられた大きな大きな風呂敷を、気持ちよくたたんでくれることに期待したい。個人的には超銀河グレンラガンはあと2話ひっぱって最終話でようやっと登場とかでも構わないんだけど、、、まぁそうはなんないだろうな。
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