« FFクライシスコア~その5~ | トップページ | 天元突破グレンラガン~第25話~ »

2007年9月19日 (水)

スキルアップ

今日は知らない人にはかなりどうでもいい話。でもって知ってる人には逆にもどかしいというか、「オマエそんなこと今さら言ってんの?」的な話を少々。

僕は小売店をやってるわけですが、一応月に2回ほどチラシをまくわけです。新聞の折り込み広告なんてものは普通の消費者様にしてみれば毎日毎日よく飽きもせずたくさん出すなぁと思われるかも知れませんが、まぁ出す方としては別に毎日毎日出しているわけではないのです当たり前ですが。

で、ウチの店に関して言うと印刷直前までほぼ完全に僕が作ってるわけです。出力は普通のコピー用紙ですが、
※制作に使ってるソフトが広告会社と違うので、データでの受け渡しが出来ないため。
それをそのまま版下に使って貰ってチラシになるわけです。ですからよほどのことがない限りは校正もしませんし〆切もぶったぎったことは一度もないので、まぁ広告会社としては右から左に受け流すだけで銭になるおいしいお客だとも言えます。
※まぁその分価格はかなり安いと思いますけど。
 →と言ってもこういうのは地域性があるから、あくまでこの地区でという意味ですが。

そんなわけで隔週ペースでドロー系ソフトを使ってチラシを作っているわけですが、ぶっちゃけ単色コート紙で写真・カットなしという非常に言葉にすると地味なチラシだったりします。でもまぁ(手前みそですが)毎回毎回短いコラムを載せていて、「文章凄く楽しみにしています」とか言って下さるお客様も多いので、それはそれで「味」としていいように解釈しちゃったりもしています。

で、僕がいつも使ってるソフトの話になっていくわけですが、Windowsがまだ95くらいの頃から「WindowsDraw(以下Draw)」というのを愛用しています。遙か昔別に仕事に使うかどうかも不明瞭なまま、なんとなく雑誌に載っていて面白そうだ、簡単そうだと買って以来、何度かバージョンアップもしつつ(今ではもう停止してるし、XPには一応公式には非対応→だけど動いてる)ずっと愛用してるわけです。エフェクトやら配置やらに物足りなさはありますが、必要十分なコマンドはありますし長く使っているので大抵の機能はわかっています。まぁこのソフトを使ってるユーザーは結構愛着持って使ってるようですから、っていうかどのソフトでもずっと使い続けていれば大抵のことはわかってくるのは自明の理でしょう。

で、実はつい2、3週間前、これまでどうしても機能上出来ないと思っていたことが唐突にちょっとした工夫によって出来るようになったのです。もう10年以上使い続けているソフトで、ヘタなサポセンよりわかってるつもりでいた座右のソフトなのに、フッとひらめいて出来るようになった表現があるのです。

つかまぁ興味はないでしょうがせっかくですので解説します。ちなみにイラストレーターとかだとたぶん「んなの出来て当たり前」という機能なはずですが、あれはあれでウザイ階層構造で使いたいコマンドまでたどり着く効率の悪さがありますから、ぶっちゃけ比較論は無意味です。

その機能というのを説明する前に、軽くドロー系ソフトについて説明します。

ドロー系というくらいですから対になる系統もあるのですが、どちらかというとこちらのほうが遙かにみなさんには馴染みがあるでしょう。フォトショップを代表とする「ペイント系」です。どんな違いがあるかというと、ここの読者様にわかりやすく言えば、

 ペイント系はラスタースキャン ドロー系はベクタースキャン

簡単なカット一つ、線一本とっても、ペイント系の線は「点の繋がり」としてのデータで、その太さは最も細い状態が1ドットということになります。しかしドロー系での線は「始点と終点で決定づけられた線」です。厚さは算数の問題のように考えにはいれません。
※意図的に太さを指定する場合は別。
ドロー系の極細線はどんなに拡大しても極細線のままなのです。

しかし、そんなドロー系でもテキストを載せる際は普通に文字として書きます。これは説明が難しい部分なのですが、内部処理として最初のテキストは「ポイント数を指定した文字データ」として扱うことになるのです。拡大や縮小ももちろん可能ですし、シャギーが出ることも(トゥルータイプであれば)ありませんが、その文字そのものに手を加えることは出来ません。文字そのものに手を加えたい場合は、

 それを絵にする=ドローデータに変換する

必要があるのです。「このシールを剥がした場合はいかなる場合も修理はお受けできません」というか、一旦絵にしたらもうそれは字には戻りません。その文字は一文字一文字のオブジェクトという存在になるのです。

で、機能の話になるのですが、文字の状態であれば、その言葉単位での装飾が普通に可能なわけです。文字の繋がりをキープしつつ枠線を太くするのと、テキスト→オブジェクトに変換した物の枠線を太くしたものだと下のような差が出てしまうわけです。

Amedio_01 ←上の方が見やすいでしょ?まぁそれでもこれならまだ我慢できないこともないかと思うんですが、
※つか何をサンプル文字にしようかスゲェ悩んだりしてな(^^;。直球で「うんこ」だとさすがに芸がないし、かといってそれ系でいくつか考えてたらそれはそれで情けなくなってきたし、中途半端にアニメやゲームから取ったりすると異常にオタクっぽくなるし・・・。つかでもアメディオをみんなは知ってるのかな?<これもオタクっぽいって。

966_01←これだとどう?ちょっと上のじゃ間延びしてるし、かと言って下のじゃ見づらいと思いませんか?イラストレーターだと文字の間隔を変えることが簡単に出来るのですが、Drawだとその機能がないため、間を詰める為には一旦オブジェクト化して一文字ずつ移動して狭くしてやるのですが、
※イラストレーターでも個々の文字別に指定したい場合は同じことだと思うけど。
それをしちゃうと枠線が思いっきり干渉しあってしまうわけです。

もうこれはしょうがないことだと思っていました。低機能低価格シンプルでわかりやすいツールゆえのジレンマと諦めていたのです。もう10年以上の間。しかし、ついこないだ神様がおっしゃいました。

966_02  ←こうすりゃいいんじゃねぇの?

気付いてしまえばホントに単純なことなのですが、これ、どうやって描いてるかわかります?要は一つのオブジェクトでこなそうとして苦労していたというわけで、

 太枠で描いたものの上に極細枠の同じ物を重ねて表示

してるだけのこと。つか冒頭に書きましたけど、知ってる人には「だから?」というお話なんですが、僕が言いたいのは、スキルアップというのはホントに唐突に訪れるということなのですよ。でもって今回の事で言うとホントにその恩恵が大きくて、ぶっちゃけ使いまくってるわけなのです。10年間一度も使わなかったやり方を。例えば既に9作目を数えようかというドラクエで、これまで一度も魔法を使ったことがなかった人がいきなり使い方を覚えたとしたらどうでしょうか。そりゃ使いまくるでしょ?今の僕がまさにそんな感じだったりするわけです。

余談ですが、他のドロー系ソフトもいくつかさわらせて貰ったことがあったりもします。どれも名前はすっかり忘れちゃいましたが、一つ覚えているのは、どれもDrawより使いづらかったということです。感覚的に操作が理解できるかどうかというのは、多機能であること以上に重要で、特にTOOL、道具は使い方がわからなければ、その機能はないも同然。かと言っていまさら人に聞いたり、その為の学校や教室に通ったりというのも難しかったりします。まぁ僕が求められる結果は所詮単色のチラシですから、マックでデザインをバリバリやってる人からしたら、「そんな低機能じゃ話になんねぇ」ってことでも、十分適材適所、分相応ってことなんですけどね。

※余談ですが、↓
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/07/post_c866.html

これもそのWindowsDrawで作りました。まぁだからなんだって話ですけどね(^^)。

|

« FFクライシスコア~その5~ | トップページ | 天元突破グレンラガン~第25話~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119981/16496611

この記事へのトラックバック一覧です: スキルアップ:

« FFクライシスコア~その5~ | トップページ | 天元突破グレンラガン~第25話~ »