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2007年10月31日 (水)

究極の目覚まし時計

以前も目覚まし時計に関しては書いたことがあったかも知れないが、年取って忘れっぽくなってるので気にせず似たようなネタをいけしゃあしゃあと書き連ねてみたりする。そういうことをして恥ずかしくないのか、大の大人が情けないとは思わないのかと言われれば、

 全く平気

であるからしてNO問題である。つかそもそもホントに以前目覚ましについて書いたかどうかすら怪しいわけで、それを調べる手間すら面倒で掛けられないのか、むしろその点こそが成人男子として嘆かわしいのではないかという気もしないでもないが、まぁNO問題。なぜなら、きっとみなさんも忘れてらっしゃる事でしょうし、大体が

 そんな大した話じゃない

と、身も蓋もないことを言ってしまうようなネタだからだ。

さて、そんな目覚まし談義だが、最初に言ってしまうと「究極」は人によって全く異なる。以前ウチで働いていたバイトの女の子なんかは、4つや5つ鳴りまくったところで十分な睡眠時間が蓄積していない状態では全く起きないと言ってた。ハンパないイタズラされても絶対起きないって言ってた(<みんなエロいこと考えたよな?な?オレも考えた)。そういう人には、、

 センサーで止めようとすると逃げる

ような目覚まし(実在する)よりも、

 爆音でかつ思い切り壁に投げつけない限りは止まらない

タイプ(これも確か実在する)の方が向いていると思われるし、曜日によって起きる時間が違うような人は、機能がついた携帯のアラームで十分という人もいるだろう。どちらかと言えば僕も後者寄りではあるが、寝ぼけている状態で枕元周辺の携帯を探すのはやはり少々煩わしい。もっと言えば機能的にも全然不満が残る。そこで今日は、

実際にそんな目覚ましがあるかどうかは別として、「クリスの理想とする究極の目覚まし時計」について書いてみたいと思う。

・アラームの設定がダイヤル方式で、5分刻みである。

 これはMOTHERのHP表示を思い浮かべて貰うと非常にわかりやすい。あのような感じで5分刻みで回るカウンターの小窓が付いていて、背面ないし側面にボリューム状の設定ダイヤルが付いているタイプ。これは最初に書いたくらいだから最も譲れない機能とも言えるのだが、とにかく僕は頻繁に目覚ましの時刻を変える人なので、例えば8時から3時に変えるのに通常のデジタルアラームだとスゲェ時間が掛かる。時間と分を別々に変えられるタイプでも30分を送るのは容易ではない。しかしボリュームならマッハで回せば1、2秒で6時間分すっ飛ばすことも可能で、最小単位は5分が必要十分なのだ。

この機能がある目覚まし時計はそう多くはないが、頻繁に時刻を変える方には絶大にオススメしたい。明け方スヌーズ(後述)だけでは物足りない二度寝時にも威力を大いに発揮すること請け合いである。

・スヌーズ機能付き

 これも必須機能の一つ。要するに一回止めても5分後にまた鳴るというアレである。目覚ましの天井にあるボタンをポチっと押すと一時的に止まるが、そのボタンを押して回すとホントに止まる。僕は二日に一回はこの機能を使うくらい「基本二度寝」の人間なので、絶対欠かせない。ちなみに10分寝たい時はアラーム時刻そのものを回すことになるが、前述の機能があれば「カチカチ」と2回分ひねるだけなので寝ぼけ眼でも結構なんとかなる。

・ダンダントーン

 最初小さい音で徐々に大きくなる機能。ぶっちゃけ壊れちゃって機能しなくなってしまったけど、あれば便利。多くの場合僕は目覚ましのアラームに時刻がフィットした瞬間の「カチッ」というメカ音で僕は目を覚ますが、極度の深い睡眠状態に陥ってる場合はその限りではない。30分鳴り続けるアラーム音に気付かずに(ボリュームは最低にしてある。つかこれでもほとんど十分なのだが)寝過ごすこともある。こう言うときはこの機能があればなぁと思う。つか音のボリュームが変えられる目覚ましなら割と付いてる機能だね。

・持ち上げるとライトが付く

 底面にセンサーが付いてて文字通り持ち上げると暗闇でも見えるという機能。残念ながらこれもウチの目覚ましは壊れてしまっているので、暗闇で時刻を確認する術がない。超残念。超無念。最近のヤツならきっと白色ダイオードでかなり丈夫かつ明るくて消費電力も少ないんだろうな。

・単一乾電池駆動である

 これはとてもシンプルな理由。要するに単三では持ちが悪い=頻繁に電池を替えなければならないのが苦痛だというだけ。ちなみにウチの目覚ましはアルカリ単一一本で1年以上余裕で持つ。

・電池切れ予告機能がある

 電池が切れかかってくると秒針が2秒刻みになる。が、これは賛否両論かも知れない。なぜなら、秒針が1秒刻み、2秒刻みで動くタイプの時計は、「その音」がどうしても鳴ってしまう。スムーズに秒針が動くタイプの時計であれば、通常時は無音だが、電池切れ予告機能は発光ダイオードなどで別に告知する必要が出てくる。

・アラーム作動中にダイオードが点滅

 暗闇でも触ることなくアラームが機能していることを確認する術があるというのは実は結構重要。頻度で言えば1ヶ月に1回くらいこの機能を使っている。

・丈夫である

 とりあえずそうそう落としたりしない場所に置いておくものではあるが、場所によっては踏んだり蹴ったりしてしまうこともありえる。上記のようにいくつかの機能が破損してはいるものの、僕の目覚ましは既に25年以上使っている。つか数年前に買ったヤツなんて1年しないで壊れたからな。これは意外と重要だ。

・エッジが丸い

 転がりやすいのは行き過ぎだとしても踏んでしまったり、寝相が悪くて頭が当たっても痛くない形状というのは重要かも。

・アナログ時計である

 デジタル表示とどちらがいいかは好みに寄るところも大きいとは思うが、明け方ボーっとした頭での時刻認識はデジタルよりアナログの方が「慣れている」かな、と。

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ここまでが今の目覚ましにある機能。実際僕の生活サイクルからしたらほぼ最強クラスのスペックを誇っていると思うが、故障を抜きにしてもまだ「あったらいいのに」という機能はある。それは、

・声で時刻を教えてくれる

 ボタン一つで音声ガイダンスして欲しい。つか眠いときは目を開けるのもイヤなのだ。出来たら若くてかわいい声優さんの声で教えて欲しいかなぁと思ったが、あんまりコテコテのヤツはすぐに飽きが来そうなので、普通のでいい。ちなみに今の時計にない機能で最も欲しい機能がコレ。昔腕時計でこの機能があるヤツを持っていたんだけど、猛烈に便利だったのだよ。つか携帯電話にもあればいいのに、この機能。

・電波時計機能がある

 要は自分で時刻を調整して欲しい。正直僕の目覚ましは精度に欠けるのだ。つかホントに正確になるものかどうかはよくわからないんだけどさ。

・スムース秒針である

 先ほど「電池切れ予告機能」のところでも触れたが、秒針の音は鳴らないなら鳴らない方がいい。ただ、優先順位としてはそれ以上に電池切れを予告して欲しいので、何らかの機能は欠かせないところだ。いきなり時計が止まってるのだけは絶対勘弁して欲しい。

・複数のアラームを設定可能

 ぶっちゃけこんな機能の付いた目覚まし時計は見たことがない。見たことがないが、あってもいいと思う。その際はゼヒとも毎日、毎週何曜日、一回だけ、などフレキシブルに設定が可能であって欲しいものだ。

・太陽電池で駆動

というのもアリかとも思うが、寝室は平常時から暗いのでよほど高効率のものでないと難しい&不安ではある。でも実用出来るならありがたい。

・メモリ搭載でmp3を目覚ましメロディに出来る

 機能とかあってもいいかも。その昔一人暮らししていた頃は目覚まし時計とステレオのCDアラームを併用していたりした。好きな音楽で目が覚めるのも悪くない。携帯アラームを使ってる人の多くが享受しているメリットだろうね。ありもしない妄想を元に補足するなら、付属のCDか何かにアイドルとか声優とかのモーニングコールがたくさん入っていて、好きなのを選べたりすれば言うことないかも。いや別に僕個人が今誰か特定の人の声で起きたいというのがあるわけではないんだけどさ。
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つかまぁ目覚まし時計なんて、という人も多いんでしょうな。中には毎朝彼女が起こしてくれるから必要ないって人もいるだろうし、時計なんざなくても勝手に目が覚めるって人や、とりあえず音さえデカけりゃ他のことには目をつぶるって人もいるでしょうし・・・。

でも大抵の場合24時間に1回は朝が来るわけで、結構な頻度でご厄介になってる人も多いのが目覚まし時計なんじゃないかとも思うわけです。今回の戯れ言を読んでちょっとでも「ふむ」と思った人は、今度買うときにでも思い出して貰えたらなぁと自己満足する次第です。

Mycrock 最後に←これが僕の愛用している目覚まし時計。見る限りいたって普通の目覚ましですが、いやいやどうして歴戦の勇士。小学3年か5年か、その頃からずっと愛用しています。つか全く同じのをもし買ったとしてもコイツほど長生きはしないんだろうね。

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2007年10月30日 (火)

ゴッドオブウォー~その3~

よもやここまで入れ込むことになろうとは思いも寄らなかったが、昨日に引き続きプレイをして無事クリア(EASYだけど)。終盤のジャンプアクションで結構キツイと感じたりもしたけど、全面振り返ってみれば、

 かなり面白かった!

と言えると思う。繰り返しになってしまうが、やはり世界の構築、マップであれ背景であれモンスターであれマイキャラであれ、全てに統一感とスケール感があり、かつその大きな器をしっかりと楽しめるだけの細やかなチューニングがされている。遊んでいて気持ちよく面白い。

この手のアクションゲームにはほとんど意味を成さないようなストーリーも、主人公のダークなカラーが明確にあるが故に魅力を増し、ラストは一言も聞き漏らさないように注意を払ったり、クリア後の様々なオマケも見られるものは全部見てしまった。
※映像特典や没キャラなど。前者はEASYクリアの状態でも30分以上のボリュームで、後者はイラストだけでなく3Dモデルとして見ることが出来る。

メイキングを見て感じたのは、とにかくこのゲームに対するスタッフの情熱だ。XBOXなどでも見られるが、割と外人は自分の作っているゲームに対して大げさに評価する傾向がある。そして大抵の場合そのマスターベーションが見ている方にしてみるとウザかったりするのだが、ことこの作品に関してだけは例外で、一言一言がいちいち納得してしまう。「疲れて疲れて疲れ果てて疲れた」(うろ覚え)とか、「もっともっと残忍に残酷に残虐に」とか、「今でもここにボスを入れられなくて後悔してる」とかとにかくリップサービスではなく、リアルな声が多数収録されていて、いつもならそんなに真剣に見たりはしないのに、この作品に関してだけはついつい見入ってしまった。特にいくつもの選択肢の中から選ばれた完成品のチョイスに関して「これを選んで良かったと思う」というディレクターのコメントは全てに同意出来た。要するに、

 作り手と遊び手(僕)の価値観の近さこそがこの作品の最大の良さ

だったと改めて感じたのだ。

とりあえず次回作が既にリリースされている幸せもあるが、ひとまずこの1作目をもう少し丁寧に遊び直してみたい気もする。時間にすれば10時間近く掛かってしまうが、謎解きに関する停滞が軽減される分、よりディティールを楽しむことが出来るだろう。
※強化に関してもなんだかんだでカオスを最強にするのがもっとも有効と感じたし。
 →つかアルテミスを強化したことがアテナの剣にもフィードバックされてるとなると話は別なのだけど。
  →ラストのアレス戦が余裕だったのはこのためなのかなぁとか。

決して高難度をクリアしたいという気にはならないけど、世界にもう少し浸っていたいという気持ちに嘘はない。完全な箱庭ではなく、ある程度一方通行で展開していく世界ではあるが、「もう一度あの場所に立ちたい」という気持ちになるような、ハイクオリティな世界であることに疑う余地はないのだ。

余談だけど今日旧友noriくんにオススメしてみた。彼はダークヒーローが大好きで、ハリーハウゼンも大好き。ゲームはそれほど得意ではないけど、難度的にこの飽きっぽさに掛けてはハンパない実力者の僕が3日でクリアするレベルのものであるからして、それほど大きな問題ではないだろう。価格も含めて買う気満々だったが、気に入って貰えると信じている。つかさ、最後に本音なんだけど、

 こんなに面白いとは思ってなくてゴメン。

って感じな作品だったよ(^^)。いやマジで。みんなも買おう!

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2007年10月29日 (月)

ゴッドオブウォー~その2~

何となく再開したら、これが面白いの面白くないのってアータ。っていうか面白いんですよ。普通に面白い。8時半くらいから始めたかなぁ9時かなぁ9時15分くらいだったかなぁ。今日は風呂に入りたい気分だったので、
※何げに問題発言?とりあえずここはスルーの方向で。
ちょっとやって止めるつもりだったわけさ。息子は修学旅行、娘も明日は学校だからギャラリーがいるわけでもないし、一人で淡々とやるのはせいぜい経験値稼ぎくらいのもんだろうというのが僕なりの価値基準だったから。

 でもなんでこんな時間に!?

さすがに風呂は入りましたが、ぶっちゃけ9時から3時までぶっ通しでやってました。止めたのはトイレに行きたかったからというくらいの勢いでまるでメデューサに魅入られたかのようなポジション固定でやり倒しました。

 面白い。

素直に面白いと思います。一カ所どうしてもわからないところがあってネットで調べちゃいましたが、
※ミノタウロスのところ。つかさ、「R2」って表示してくれよ。何回もそこには行ったのに、でもって何回もR2を押したのに、角度が悪かったってだけでアイツと30分くらい戦ってたような気がするよ。っていうか僕は剣使いなんだけど、
※ちなみにこのゲームのメイン武器は「鎖付の双剣」。剣は途中で手に入る武器。強いけどリーチは短い。軽い解説終わり。
ぶっちゃけなんで剣を使ってたかと言えば、操作方法がシンプルだったからなんだよね。要するに、

 魔法もゴッドなんちゃらもほとんど使わずに来た。特にゴッドんがくくは一度も使ったことがない状況でココまで来た。

だから、初めて使った後ゲージが溜まって鳴るメッセージ「神の力をはひふへほ」という言葉に極度な反応をしてしまって、

 コレで倒すのか!

みたいな?単なる思いこみ?みたいな。でまぁネットで見ちゃったわけですが、正直言って、それだって些細な不幸。サイの目がたまたま悪い方へ続けて転がっただけの話なんですよ。基本このゲームはそんなに謎が難しくない。ゼルダライクだと感じる場面も多いですが、あれほど苦しむこともない。でもってあれより頻繁にオカズが出るからモチベーションが下がりにくい。

つかゼルダが何で嫌いになったかと言えば、もうこれは「疲れる」からに他ならないわけですよ。頭も使うし指先も極端に使うし、ちょっとしたミニゲームでも「がんばらないとハートが増えない」。常にがんばることを強要するゲームに疲れちゃったわけですよ。あ、念のために申しますが、Wiiの方ね。DSのはそんなことはないです。強いて言えば移動が面倒とか繰り返しが面倒とかそのくらい。

僕はとにかく経験値を稼ぐのが好きなのですが、ゴッドオブウォーは基本それが出来ない。でもゼルダほどアドベンチャー寄りではなく、難度を低くしてるからこそ楽しめる爽快感のあるアクションなんだよね。易しいからのらりくらりとがんばれるし、でもだからと言って簡単過ぎるわけでもない。

 ちょっとだけがんばる

ことで先に進める難度が丁度いいとしか言いようがない。僕レベルの根性なしでも何とかやっていけるくらいの調整が素晴らしいとしか言いようがないのだよ。

たぶん難度を上げてプレイしたらこんなコトにはならないのだろうけど、一番低い難度であれば、とにかく謎解きやデカキャラとの戦い、気持ちいい武器強化とこれでもかというほど楽しませてくれる。つか

 ボリュームもかなりあると思う。

やっていてそろそろ終わっちゃうのか?と思ったことも何度かあったけど、のらりくらりと続いて来た。
※そうは言ってもさすがにそろそろ終わりだろうけど。
HALO3と比べるのもおかしいかも知れないけど、体感的にはあれの3倍くらいあるような気がする。メリハリのある背景、ズームとパンの多用、イカした演出。伊達に僕を6時間ぶっ通しで虜にしただけのことはある。

ただ、一方で正直な話このソフトはそれほど多くの人には勧められないかなぁとも思う。なぜなら、

 とにかく血が多い。

要するに残酷な描写が心理的にも映像的にも多い。でもって音楽も効果的すぎてちょっと怖いくらいなんだよね。いきなり大きい音が鳴るようなこけおどし演出はないけど、なんつか焦燥感をあおるような、イイ意味では気分が盛り上がるけど、嫌いな人には凄く精神を圧迫されるような感じになると思う。だからどうしても洋ゲーに耐性がある人にしか勧めにくくなってしまう。
※同様の理由で子供達にも勧めにくい。面白いゲームではあるが、一人でやらせるゲームじゃない。逆に友達数人でワイワイ言いながらやる分には見た目も派手だし結構飽きずに見ていられる気もするね。

現時点での評価は純粋に★★★★。コストパフォーマンスを考慮したら★★★★☆あげられる。これは確かに破格だ。

っていうか以下ちょっとだけ余談だけど、ゴッドオブウォーやってるとなんつか「ゼルダクローンが目指したかった形」ってのが凄く見える。64が出たばかりの頃、マリオ64に魅せられるようにゴエモンやドラキュラやロックマンやプレステでも箱庭系のゲームがいっぱい出たけど、特にシリアス系の物の多くはこのレベルのレスポンスや壮大さ、迫力、演出をきっと思い描いていたと思うんだよね。

 でも出来なかった。

それはハードのスペックもあるかも知れないけど、コレやってると凄く感じるのはやっぱりプログラムの技術やマップ、システムに関するセンス。要するに

 マリオやゼルダを追いかける才能がある数少ない連中が作ったソフト

がこのゴッドオブウォーだって気がする。もちろん追いつき追い越せという気持ちもスタッフにはあるだろうけど、正直現時点で1をやっただけの時点で、既に3位以下には大きくアドバンテージを得ている気がする。僕はバイオを1、2、ベロニカくらいしかやったことがないけど、「面白さ」「気持ちよさ」というベクトルで計ったとしたら、全然コイツの比じゃない。「出来ないから演出に頼ってる」ようにしか見えないと言ったら言い過ぎだろうけど、ホント特に技術力にすさまじさを感じるんだよ。

正直最近360の画面に見慣れてたから、PS2やGCの画面に見劣りを感じていたんだけど、こういうのを見るとPS2も全然まだイケルって気になる。言い換えれば、このスタッフが360やPS3で作る次回作に期待せずにはいられない。つか作ったのはどこだっけ?

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2007年10月28日 (日)

不良債権を振り返る

まぁ何というか去年の年末にも似たようなことをしたわけですけど、中途半端にほったらかしにしたソフトを顧(かえり)みて、自分の嗜好や今後買うソフトに対する指標にでも出来たらなぁと思った次第。つかぶっちゃけにぶっちゃけちゃうと、

 クリアしたのなんて冒険野郎くらいじゃないの?

って気もしないでもないんだけど、まぁそれはそれとして。ちなみに順番は適当に思いだした順。ということは

 思い出すことすらなかったソフト

というのも出てくるかも知れない恐怖。むしろここで振り返ることが出来たタイトルは、まだマシな方ということかも。

●ゴッドオブウォー

 自分でもなんでやらないのか不思議なくらい面白かったソフト。つか居間の小さなテレビでやりたくない。居間に行きたくない。そもそも据え置き機でゲームするのが面倒というもはやゲーマーでもなんでもないこの無精さ加減をどうしてくれようという感じ。でも
 もう一回くらいはやるつもり。

なんて志の低い目標であろうか。せめて「イージーくらいはクリアする予定」とでも言えないものかと思うが仕方ない。

 出来もしないことを言う企画ではない

んだ今日は。

●エレメンタルモンスター

 せめて1周くらいしろよ、という気がするがほったらかしに。つか久々に昨日娘とHALO3をやって思ったんだけど、

 操作なんて一瞬で忘れるな。

ってこと。しばらくやってなかったらそれまで手に馴染んでいた感覚は全てリセットされていると思って間違いない。カードの強さや戦い方のコツなどなど。つかだからこそそういうのが薄れにくいイースみたいなスタンダードを好んでリプレイしたくなったりするんだろうとも思う。新しいヤツと違ってDNAレベルで刻まれてる分、

 要するに楽

なんだよな。

●オブリビオン

 XBOX関連の雑誌にかかわらず、最近になってなお「ハマっている」という記事を見かけたりする。つか面白い可能性は十分にあると思うんだけど、しょっぱなの印象が今ひとつだったのが未だに糸引いてるというか、中途半端なところでヘビーなネタバレを読んでしまったのが逆にモチベーションを急激に減退させてしまった要因かとも思うんだよね。要するに、こうしてこうするとステータスがカンストさせやすい、みたいな。そもそもそんなゲームじゃないはずなのに・・・。つかそういう意味で言えば人間の女の子にして、徹底的にかわいい顔になるまでメイクをし続けるくらいの勢いでプレイした方がよかったかなぁとも思う。そうすることでキャラにも愛着が湧くだろうし、そもそも何をするにも楽しいかなぁとも思うし・・・。つか夜目が利くって理由だけで獣人にしなきゃならなかった初見の印象がやっぱり未だにネックってことなんだろうなぁ。でも近所に一人でもやってる人がいたら、ズブズブと再開しそうなんだけどな。

ここで余談だけど、やっぱり周りにゲームやる人間がいないというのは痛い。確かに子供たちは僕にとって大切なゲーム友達でもあるんだけど、レースゲームや、ホラー系、シューティング、洋ゲーなど明らかに興味の矛先を違(たが)えるジャンルも多い。子供がハマって僕が静観してるものも同様に多い。20代前半一人暮らししていたころはそういった嗜好がかなりシンクロする連中と超恵まれた環境にいただけに、なんとも歯がゆい気持ちになったりもするんだよね。僕が最近飽きっぽくなったのはそういうところにも原因がありそうな気がしてきたんだよ。

●スタントマンイグニッション

振り返れば買った日以来一度もやってないんじゃないかという気すらするこの事実。でもってその日だって飽きて止めたってワケでもなく、モチベーターを見失ったわけでもないのに、結局以来一度もやってない事実。つか友人の一人でも家に来ればぜひ無理矢理にでもプレイさせたいタイトルであるにもかかわらずほったらかしにしているこの体たらく。うーむ。体験版をやってホントに面白いと思って、海外版をネットで買うというかなり強い衝動を元に買ったにもかかわらず、なんで僕はこのゲームをやってないんだろうか。悩みに悩んで買うのを止めたプロジェクトゴッサムレーシング4とはワケが違うはずなのに・・・。

●FFVIIクライシスコア

スタントマンイグニッションとは真逆なのがこちら。猛烈にやりまくってモチベーターを見失いまくってしまったが故にまだ前半なのに一気に熱が冷めて停止してしまった。いわゆるガス欠のような状態になっているタイトル。実際ここまで挙げたタイトルの中で最も再開の可能性が薄いものでもある。つか

 ストーリーを追うメインのゲーム自体はホントに僕の好みじゃない。

というかつまんないんだよな。地味にミッションやるのもわるくないんだけど、FFXと比べてモチベーターの配置に甘さを感じるのは否めなかったりするんだよ。結構面白かった時もあったんだけどな。

●ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

子供はクリアしてるってのに、僕自身かなり楽しんでいたってのに結局ほったらかしに・・・。面倒、、なのかなぁキャラも嫌いじゃないし、遊びやすかったし、始めれば相応に楽しませてくれるタイトルなのに、、、。つか、

 これが任天堂からの卒業?

みたいな気もしないでもない。マリオサンシャインの時もウスウス感じ始めていた嗜好のズレというか、「ゲームらしいゲームに対する食指の低下」みたいな感じ?面白かったけど、続けられないような・・・。

余談だけど、むかしならたぶん「クリアした」という肩書きの為にがんばったと思うゲームはいっぱいあると思うんだよね。っていうかクライシスコアの前にはFF12もあるわけだけど、アレなんかホント「1~12までクリアしてる(11はともかく)」という肩書きがなければ絶対クリア出来なかったと思うもの。ドラクエも8は確かに楽しかったけど、正直6とかはやや義務的だった時もなきにしもあらずだし、実際昔だったら4とか5とかのリメイクにも食いついてたと思うんだよね。でもそれがない。

9も楽しみは楽しみなんだけど、ホントにドラクエという世界観が好きでゲームが好きだったら、ジョーカーだってスライムもりもりだってクリアしてると思うんだよ。でもそうじゃない。いかんなぁと思いつつなかなかままならない現実なんだよな。つか最近妙に眠たくなって12時前に一回PCの前で寝ちゃったりするんだよな。で3時過ぎに起きて5時前くらいにまた寝るという。いや別にだからどうだってワケじゃないんだけどさ。

●HALO1~3

まぁ一応3はクリアしたけど、1と2は完全に放置だね。とりあえずこれなんかは「やっておくべき」「買っておくべき」という「べき論」から買ったものだから、そもそも最初から期待もしてなかったし、その「してなかった期待」に沿うタイトルだったって感じも強い。

ただまぁ3に関してはきっとまだ楽しめる要素が残ってるとは思うんだけど、対戦やるほどテンション高くないし、まぁなんつーか保留のままってのが本音なんだよね。悪いゲームじゃないとは思うんだけど、たぶんもうやらないんじゃないかって気も少なからずするんだよな。言っちゃ悪いけど「HALO3」と「冒険野郎」だと後者の方が遙かに楽しかったってのが本音だったりするしね。同じ8時間程度のプレイ時間だけど。何つかゲームは開発費じゃねぇよな、みたいな。

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そんな不良債権を振り返りつつ今週のファミ通をしっかり読み返してみたところ、とりあえず、、、

●マリオギャラクシー

 絶対クリアまでやらない。神に誓ってクリア出来ない。でも買う可能性はすこぶる高い。子供達およびその友達のためか。つかファミ通はなんだか「寄らば大樹の陰」相場でえらくクロレビが高かったな。

●エースコンバット6

 ちょっと欲しい。でもちょっとしか欲しくないのでたぶんスルー。つか体験版は確かにまぁまぁ面白かったけど、あのレベルでは購入までは走れないかなぁというのが本音。つか家中で僕しかやらない、もっと言うと僕がやっていて子供達が嫌な顔をする可能性が高いソフトはなかなかテンション上げて買いに行けないのが現実なんだよな。

●ダンジョンメーカー

 以前PSPで出てたやつのDS版。ちょっとだけ興味がある。何かのきっかけがあれば買うかも。ダラダラ出来るゲームがやっぱ好きなお年頃。

●ゴーストスカッド

 Wiiのコントローラーにアタッチメントを付けてライフルのように使う「Wiiザッパー」が付いてるガンシューティング。とりあえず一つくらい持っていていいかなぁと思うのと、子供と軽く遊ぶ分にはこういうソフトが案外起動率が高くなりそうかなぁと言う感じ。

●ギアーズオブウォー

 廉価版が出るので心が動き気味。HALO3の感想で「GOWの方が綺麗」的なものが多かったのが最大の理由。ゲーム的な興味はさほどでもないけど、なんとかクリアまで遊べれば十分だとも思う。子供はこういう雰囲気のゲーム嫌いだからたぶん一緒にややってくれない。

●ゴッドオブウォーII

 まぁ1をクリアしてから、という感は否めないけど、それなりには楽しそう。でもまぁ1をクリアしてからだろうな。

●ダンジョンエクスプローラー

 実はこれが大本命。理由は、

 ディアブロクローン!!

なんだよね。最初ピンとこなくて情報も素通りしてたんだけど、ファミ通読んでみて画面写真とか凝視してたら、どうやらこれはホントにソレっぽい。インターフェイス次第だけど、たぶんどちらか一方は買いそう。リングオブフェイトより3D色が薄れ、パラメータやスキルのウェイトが高いのも悪くない感じ。話題性も密かにWiiのバーチャルコンソールで初代ダンジョンマスターが人気なだけに意外とあるかも。レア武器とかがどの程度あるかどうかがキモかな。とりあえず期待値ではどちらも★★★★。楽しみ!

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長男が明日から一泊で京都奈良へ修学旅行。お小遣いは5000円だそうで、僕らの時が3000円だったからちと値上がりしてるなぁという感じ。ただ日程聞いたら初日の夜に新京極へは行かないようで、なんかもったいないというか寂しげ。僕的に唯一記憶にあるのがその場面だったから・・・。でもまぁ楽しんできて欲しいと思う。つかお小遣いは既に母方父方の祖父母それぞれからもらってるわけで、言い換えればそこに残金が大量に発生することが目に見えてるわけで、、、本人的に前作に傾注したファイナルファンタジータクティクスA2を購入したいだろうな、というところ。セーブが数カ所出来るようならちょっとやらせてもらおうかな、というところ。僕的には別段興味はその程度というところ。

みんなはなんか楽しみにしてるソフトってある?

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2007年10月27日 (土)

今週のファミ通とか

別にそうここで書きたいようなビッグニュースは載ってなかったのだけど、それでもちょっとグッと来たというかザワっとしたのは、

 ストリートファイターIV

Streetfighter4001 イメージビジュアルのみだったという記事ながらオフィシャルにはそのトレーラーも貼られていて、
http://www.streetfighterworld.com/
思わず食い入るように見てしまった。つかさすがにこれがゲーム画面ということはないのだろうけど、、、ないのだろうけど!

 もしこんな画面でゲーム出来たらと思うとワクワクするなぁ

という思いは確かにあった。面白いかどうかは別として、ビジュアルでワクワクしたのはホントに久しぶり。それがデモであるかゲーム画面であるかはこの際問題じゃない。大体、映画のSFXですらそうそうワクワクはしないんだもの。

他にカプコンからはバイオニックコマンドーを今風3Dにしたものや戦場の狼XBOXLive版、大神Wiiなどの記事があった。とりあえずXBOXLiveならかなりの確率で体験版をプレイすることが可能だろうから、その時点でまずとても楽しみな感じ。バイオニックコマンドー≒ヒットラーの復活は、まぁいろんな意味で別のゲームだろうから過度には期待しないってとこかな。

そうそうXBOXも値下げって話で、「あつまれピニャータ」と「フォルツァモータースポーツ2」2本を付けて34800円(コアシステムじゃない方。ただしヘッドセットは付かない)。据え置き機では(私的に)今一番熱いハードなだけにこの値下げはなかなか思い切ったことするなぁという感じがする一方で、ロストオデッセイとブルードラゴンでは話題性の点で一歩も二歩も今年の方が劣るかなぁという印象も否めない。バーチャファイター5の体験版などに、「4人も選べてしまっておなかいっぱいになっちゃったのでソフトは買う気がしなくなっちゃった」的なコメントすら寄せられているXBOX。PS3が足踏みをしている今こそ重要な勝負時という気もする。

あとはまぁこないだ紹介したファミリースキーが見開きで載っていて、やっぱり面白そうな感じ。なんつかただ滑ってるだけで楽しい、みたいなゲームになればいいなぁと期待は薄れない。

特集記事に「100人の女の子にゲームをやる男の子をどう思うか」というリサーチがあったのだけど、感想としては「意外と彼氏がいない子が多い」ということと、最後にあった「女の子にモテないゲーマーチェック」の中に、

 話題のほとんどがゲーム

という項目と、

 靴は3足以上持っていない

 ジーンズにこだわりを持たない

 ジーンズの丈はどちらかというと短め

という項目が同列に並んでたのが驚いた。自分は当然モテない側の人間なのだけど、話題のほとんどがゲームというつもりはないし、強制的にやらせたり、自慢したりということはないまでも、ジーンズや靴に関してはさほど頓着がなかったりする。言い換えればだからこそこのチェックはリアルだと思ったし、これらの項目の優先順位は高いのだろうなぁとも思った。あ、でもバイトの女の子に「地球防衛軍」をプレイしてもらいたいと思ったのは、大きく道を踏み外してる証拠なのかも!?

それとビデゲー通信が「オトメディウス」で画面写真がいっぱい見られてちょっと嬉しかったかな。家庭用で出たら買うだろうけど、なかなかゲーセンに詰めることも出来ないお年頃。つかパロディウス寄りなのは予想通りだけど、ある意味「グラディウスに対するグラディウスV」みたいな?「パロディウスに対するオトメディウス」みたいな感じがしないでもなかった。つか

 オトメディウスはPS3でしか絶対出さない!

って言ったらちょっとPS3欲しくなるかもな(^^;。

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2007年10月26日 (金)

ぬめりさんのブログ

★本日4つ目。でも内容は大したこと無い。

僕のブログでリンクを張らせて頂いてる方ってのはそんな多くないんですが、その中で一人だけ全く先方に無断で、僕が勝手にリンクしてるサイトがあります。

Numeri
http://www.numeri.jp/

アクセス数が既に3000万カウントを越えてらっしゃいますから、僕以外でも知ってる人は多いと思いますが、っていうかみんな知ってると思いますが、久々に覗いてみたらやっぱこの人はスゲェなって思いました。当然のように文章が面白いんですが、それだけじゃなく、

 人生そのものが面白い。

こればっかりは自分がいくら努力してもどうにもならないこともあるかとも思うんですが、ホント凄いです。今日覗いた話は、10月22日ハロウィーンの話。とりあえずゴキブリ嫌いなトムニャットさんは読まない方がいい(^^;というか、むしろ怖い物見たさで覗いてみるのもアリかとも思うのですが、いやいややっぱり伊達に3000万カウントも伸してるだけのことはあります。

 スゲェ面白い!

ですので、みなさんもぜひ読んでみて下さいませ。っていうか今更何を言ってるって話かも知れないッスけどね~(^^;。

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冒険野郎~その3~

★本日三つ目。

普通のアクションRPGなんだけどキャラが強くなればなるほどゲームのテンポが良くなる、でも敵も強くなるというバランス取りが素晴らしく、のらりくらりとしたプレイスタイルながらも3日間で8時間ほどプレイして無事クリア。とにかく

 謎や疑問で詰まったら公式サイトにほとんど答えがある

というのが素晴らしい。ひっかかってひっかかってそれでもがんばってクリアするところに達成感があるという見方も確かにあるにはあると思うけど、ぶっちゃけ止めちゃう人だって多いのが現実。このソフト、および作者の素晴らしいところは、そういったテンションが下がるような要因がなく、作り手のエゴとプレイヤーの嗜好のさじ加減がかなりユーザー寄りだったってことに尽きると思う。終盤強敵がどんどん出てきてそれでやる気がなくなるかも知れないから、ラスボスが凄く弱かったり、それでも物語として最低限の文章で話を見せる工夫もされていたり・・・。
※2周目に敵を強くするなどしてないところも凄くいい。
 →それでいてもう一回ボスと戦える選択肢もあるし、クリア後のご褒美も悪くない程度にある。

最初の評価から悪くなかったけど、クリアまでやって、否!クリアまでひっぱってくれたことに感謝して、トータル★★★★としたいと思う。つかホントに面白いからみんなもやって欲しいです。タダだし。

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ノートパソコンが壊れたとき

★本日二つ目。つか今日は3つ4つ書く予定だけど、どれも話題が違うので、まぁ好みの話を読んで貰えたら嬉しいかな、と。食いついてくれてもなお嬉しいけど(^^)。

かみさんのノートPCが壊れたって話は昨日もこないだも書いたけど、今日は僕の仕事が休みということもあって「出来ることはやってみよう」ということになった。

とりあえず起動画面からいくらがんばっても抜けられない→再起動してしまうので、セーフモードでも立ち上がらない。なので、週間アスキーにあった、「リナックスを利用したUSBメモリからの起動」というのを試してみようという話になった。

用意するのはウブントゥというリナックスのISOファイルとそれを焼くソフト&メディア。そしてそのCDから作るOSを入れるUSBメモリ2ギガ。

とりあえず一番のハードルとなるだろうUSBメモリはPSPに使っていたものを利用すべく一旦中身を退避。その後ネットからISOファイルを落とし、それをBsレコーダーで焼く。そして、、、

と思ったら途中でチェックしたノートPCの起動メニューにUSBメモリがないことが発覚。とりあえずCDから起動出来ないか、と思ってリブートしてみたのだが、、、

 当然のように認識しなかった。つか起動時のディスクはOSしか読み込まないのかな?

結局修理には6万ぐらい掛かると言われ、とりあえずやれることをやってからにしようという談になり、ここで出ました選択肢。

1.OSを再インストールする。

2.ガワを開いて内蔵HDDをUSB接続で僕のデスクトップからデータ救済する。

前者は全部消えてしまうかも知れないリスクを負い、後者はたぶんPC自体をあきらめることになりそう。もちろん物理的なトラブルであれば、前者でもPCが復活しないかも知れないし、セカンダリドライブメインで保存していたデータも救済出来るかも知れない。後者であれば、全て救済した後にフォーマットして元通りになるかも知れない。

かみさんが決断したのは前者。

順を追って再インストールしようとしていくと、画面には現在のパーティションが映し出された。

C:フォーマット形式不明    使用領域62ギガ 全容量62ギガ

D:フォーマット形式NTFS  使用領域3ギガ 全容量5ギガ

E:フォーマット形式FAT32 使用領域1ギガ 全容量2ギガ

(誤差はあるだろうけど)概ねこんな感じ。さてさてどうしたものか。っていうか

 「もう既にCドライブ、逝っちゃってんじゃん」

ってことがこれによって浮き彫りになっちゃいました。ここでCドライブだけをフォーマットして、そこにOSを載せられるかなぁ~と期待して話を先に進めていったわけですが、

 そのフォーマットがあきれるほど時間が掛かる。具体的に言うとOSのインストールまで2時間以上掛かった!

で、立ち上げてみたら、、、、

 綺麗さっぱり消えてなくなってましたとさ。

DドライブもEドライブも完全に初期化され、跡形もなし。まぁ順に必要なソフトやらデータやらを再構築していくしかないわけだけど、まぁ

 これでよかったのか?

という後味は残ったね。僕的には。

ただ、このPC、ペンティアムM1.6Ghzくらいのを買おうとすると正直中古でも6万は超える感じで、一時的にマウスやデルのノートを買うか、という話も出たには出たのだけど、当たり前のことながら買ったら買ったで最初からいろいろ入れていかなきゃならないわけで、OSのインストールディスクが付いてない=いくら内蔵だからってそれに頼りようがないわけだから、僕のOSディスクからのインストール以外はほぼ選択肢はなかったかなぁとも思うんだよね。ガワを開いてHDDを抜き出すつもりもないって言ってたし。
つか今回のことで学んだのは、

 ノートは面倒くせぇ

ってこと。デスクトップならとりあえず掃除してみたりとか接続確認してみたりとか具体的にICが焦げ付いてないかとかHDDだけ外からアクセス出来ないかとかいろいろ考えられるのに、ノートはそれが全部無理だからね。つかまぁ逆に言えば考えずに済むってことなのかも知れないけど・・・。とりあえず自分はずっとデスクトップ、それも出来たらCRTで行きたいなぁと思った次第ですワ。

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燃えよドラゴン

久しぶりに見る機会を得たので、美味しいところだけ飛ばし飛ばし見た。つかやっぱブルース・リーは違う。かみさんに言わせれば「彼の魅力は男性にしか訴求しないもの」のようだが、いやいやどうして、

 やはり彼は美しい。

モーションの一つ一つ、筋肉の一つ一つに芸術がある。例えば僕らの世代で言えばむしろジャッキー・チェンの方が作品としても接する機会が多かったし、事実子供の頃は明らかに「ジャッキー派」だった。でも今この歳になって改めて見ると、ブルース・リーにはこけおどしがない。もちろん武術の達人かどうか、リアルかどうかと言えばジェット・リーには遠く及ばないのだろうけど、人を惹きつける魅力というのは、別にそれが格闘家であるとか映画俳優であるとかいう次元とは別にあるような気がする。八百屋の店先で大きな声を張り上げていた店員が見初められて名人と呼ばれることだってあるのだ。

ブルース・リーの武術は「ジークンドー」というらしい。詳しくは知らないが、燃えよドラゴンを見ていると、そのインパクトの大きさがどれほどだったのかを改めて知ることが出来る。要するに国内の映画、ゲームにそれをオマージュとする演出のなんと多いことか。

スパIIのフェイロンはもはや「似せすぎ」と言ってもいいレベルで彼をリスペクトしている。技、声、筋肉と表情やディティールに至るまで「ドラゴン=龍=ロン」という名に偽りがない。やや小柄なところもこだわりの一端だろう。
※個人的には烈火神拳の最後の手の震えが白眉というところかな。

Moeyodoragon ジークンドーということで初代バーチャのジャッキー&サラが使っていたこともウンチクとして蘇ってきたが、燃えよドラゴンで彼の放つサマーソルトの美しさは、まさしくバーチャ1のブライアント兄妹のそれと酷似する。まるでブルース・リーをモーションキャプチャーしたんじゃないかという既視感すら覚えるほどに。

他にも鉄拳やイーアルカンフー、PCエンジン初期の「ザ・功夫」など枚挙にいとまがないが、久々にオリジナルを見て思ったのは、

 やっぱこれが一番ブルース・リーしてる。

という何ともおかしな納得でしたとさ。つか彼が出てるシーン以外は全てどうでもよく、飛ばしても全然構わないし、セリフに関しては全くヘタクソというか、ほとんどしゃべらないので、それも気にしなくていい。っていうか国内のテレビ放送時は吹き替えだったはずなんだけど、こんだけしゃべらない映画だとそれもあんまし関係ない=子供でも楽しめる映画だったんだなぁと感じることしきりだったな。★★★★。

余談だけど、これを見ててふとトニー・ジャーのことを思い出した。トニーの体術は確かに見るモノを圧倒するけど、引き込まれはしない。一挙手一投足をマネしたくなるようなカリスマじゃない。ブルース・リーを越えるアクション俳優は未だにいない気がした。

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2007年10月25日 (木)

プレステ2エミュ

何の気なしに本屋に行ったら、ゲーム関連の売り場にえらいごっつい本がある。

 「ハイレベルエミュレータ全書」

黒塗りに箔押しというエミュ関係の本にしてはこれまたえらく凝った作り。久しぶりに情報収集でもしようと購入。つかまぁ最近はたくさん本が出てるからどれも似たような物なのかも知れないけど。

とりあえず自分が動かせるものに興味はないので、おのずと新しめのハードに目が行くのだけど、これを見るとさもプレステ2が動きそうなように書いてある。コア2がいるとかメモリは1ギガ欲しいとかグラボもあった方がいいとか書いてある。まるで実機のごとく動くような気配で書いてある。

 鵜呑みにすると思うなよ!

と思いつつ鵜呑みにしそうになってる自分。なんて弱い。

でもまぁ物は試しにやってみる。ソフトをダウンするつもりはなく、単にこないだ買ったゴッドオブウォーを居間じゃなくPCで出来たらいいなぁという、

 スゲェナマケモノな衝動。

つか何時間も掛けてトライアルするくらいならさっさと隣の部屋に行ってプレイすりゃいいのに、とも思うがソコはソレ。試みることに意味がある。

まずその本が言うには、プレステには今PCSX2というエミュしかなく、それをやるにはとりあえず付録のCDに入っている本体とあとはDLLファイルがいるらしい。でもってそのDLLファイルのアドレスは書いてあるのでそこから落とせばよいとのこと。

 このくらいなら結構簡単に試せそうだな。

などと軽い気持ちだったのは最初の5分。つかあっさり、

 CDの中に本体がない。

という事態が発生。つかまぁエミュ関係の本にはよくあることで、本文中に「ココにあるコレをアアしてコオしてソウする」みたいなのが全部なかったこともある。ヘタしたらリンクすらきれてることもある。

なので、まぁめげずにググって本体はアッサリゲット。DLLファイルも指定の場所に解凍して、ドライブにはゴッドオブウォーもセット済み。速度はともかくとりあえずこの状態で動くはずである。本が正しければ・・・。

 あっさりエラー。

つか64以来ホントポリゴンを使うゲームのほとんどがPCと相性が悪い。つかそもそもウチのPCが悪いのかも知れないけど、、、そうそうスゲェ余談だけど、3日くらい前にウチのかみさんの使ってたノートがいきなり立ち上がらないってんで様子を見てみると、「前回起動した・・・」もダメで「セーフモード」すら立ち上がらない。途中でブルーバックが一回挟まれて再起動するばかり。とりあえず一瞬表示されたBIOSのメニュー画面を呼び出し、CDからXPのディスクを入れて起動するもとりあえず修復は失敗。ここから再インストールをするとどうなるかは経験がないのでわからない。
※中のデータとか消されちゃうんでしょうか。
最後の手段としてはUSBメモリからリナックスで起動して、中のファイルを抜き出すという選択肢もないではないのだけど、さすがにそこまでの経験はなく、かみさん自体「とりあえず修理に出すしかないかなぁ」というので結局放置に。こういうときとりあえずデスクトップの方がやれることは多いなぁと思ったね。掃除したり接続を確かめたり、根性据えるならサブPCにHDDを移し替えて、、、ってことも出来るし。つかまぁPCってのはいつ壊れるかわかんないから、1台はサブが欲しいよなぁって話でした。つか僕のサブPCもこないだ立ち上げたらアッサリリブートしたんだよね。数回やって何とか起動したけど、、、怖い怖い。

閑話休題。

とりあえずエラーの内容を読むと「BIOSがねぇってんだろオラ」というので、「そこを何とかお願いしますよぉ」とペコペコ頭を下げまくりながらいろいろ試してみる。が、結局はブブー。わぁったよじゃBIOSを揃えてくりゃいいんだろ!と適当にググるも見つからない。つかこういうのは実機から吸い出すものらしいけど、今日日(きょうび)ホントに落ちてないとは思えなかったので、いろいろ探しまくる。時には危ないリンクを踏みそうになり、時にはアカウント登録してお金を払いそうになり、時にはおっぱいが出るサイトに寄り道しそうになり、、、これは寄り道しちゃったわけだけど、まぁそこはそれ。

で、何とかBIOS入りの本体を見つけ、そこから必要な物だけコピる。つかこんなにあっさり書いてるけど、実際はここで2時間くらい足止め食らってます。いやマジで見つからなかったんだよね。中にはトレントファイルで落とせみたいなことを書いてるとこもあったんだけど、

 ウチはそれ相性悪くてすぐ削除した

んだよね。なんかPCがゲロ調子悪くなって、なんか変な物食べたんじゃないの?みたいな?とりあえずトイレ行っトイレ・・・みたいな?・・・行っトイレ・・・。まぁそれはそれとして。

何とか起動するようになったんだけど、まぁダメだね。プラグインとか設定とかいじり倒したけど、最終的に一番早いと感じるレベルでも15フレームくらい。それもムービーシーンで、実際のプレイ画面まではたどり着けないありさま。まぁ起動したこと自体は嬉しかったけど、画面はボヤけるし、この調子じゃ実際にスイスイ動くようになるには、あと5年は掛かりそうな気配だったな。
※エミュやり始めた頃の32Xロムみたいな感じだった。

試しにハイパーストIIも試してみたけど、こちらはゲームすら立ち上がらず。まぁそんなもんか、PS2エミュなんて。つかこのレベルのプレイフィールでFFとかクリアした人がいるっていうんだから、ある意味その根性に驚愕する。まぁ設定やタイトル次第でもっと軽くなるのかも知れないけどさ。

で、ぶっちゃけPS2に関してはこれでギブったわけだけど、せっかくなので他のエミュでもないかと物色。

 コモドール64のR-TYPEを試してみた。

 が、

 タイトルの後、READY画面で音楽だけ鳴ってそれっきりに。

うーむ一度プレイしてみたかったのだが、残念至極。

続いてPCエンジンのCDロムタイトルをプレイ。つか設定が甘かったのか手入れが足りなかったのか草がボウボウに生えて中にはゴキブリだらけ、その上リセットさんまで出てきてさんざんなありさまに、、、いや違った。それは僕の脳内の森だった。実際はPCエンジンのCDロムゲームはなぜかCD-DAが鳴らないって話だった。なんかいろんなことをしなきゃダメだった気がするけど、根性がないのであっさりエンド。

続いてはセガマスターシステムの覇邪の封印をプレイ。つか、

 PSGからFM音源に切り替えたときの違和感ってスゲェな。

なんかグラフィックがファミコンからスーファミに変わったときみたいな、サナギマンがイナズマンにキャストオフしたときのスッキリしたのかかっこわるくなったのかわからない感みたいなそんな感じ。要するに別物だな。

スゲェ余談つか全く関係ないけど、今朝伊集院光のウィキペディアを読んだら結構楽しかった。綾小路遥って名前だった時もあったんだってさ。つかどっちもどっちジャン!みたいな。まぁ全然関係ないってあらかじめ言ってたから問題はないな。

とりあえずゲームは敵を1匹倒した時点で「このままこんなことをするつもりでエミュの本を買ったわけじゃない」ことに気付いて終了。昨日タイムイズマネイな話をしたばかりじゃないかオレよ。

最後はセガサターンのエミュも起動しようとしたけど、ギリギリが既に動かなくなっていて、まぁ良くある話なんだけど適当に試したヤツも全滅。つかそもそも入れたISOがおかしかった可能性もあるから何とも言えないんだけど・・・。

つかセガサターンってホント今やりたいソフトが少なくてビビる。つか試したのは「シャイニングウィズダム」なんだけど、これだって「冒険野郎」をやってるから比較対象に、って思った程度の理由だもんな。大体僕は発売日に買ったけど、実際は200円近くまで値崩れしちゃったソフトだしなぁ。いや別にやってるときはつまんなくなかったんだけど・・・。

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久々に新たなエミュをざっと漁ってみた感想は、
※64エミュの時は決め撃ち&結構動く目処が立ってたから別扱いね。

 やっぱ面倒くせぇ

ってことに尽きる。面倒な先に実機以上のレスポンスが待っているとか、居間まで歩いていかなくて済むという絶大なメリットが待っているならいざ知らず、なかなか素で新し本体を体得するのはいささか、っていうか死ぬほど骨が折れる。例えて言うなら頭蓋骨辺りの骨が折れる。なので、ぶっちゃけ今後は安定して遊べるようになったという話を聞くまでは首を突っ込むのを止めることにする。理由は頭蓋骨を折れれたくないから、、、っていうかスゲェ眠いのに座椅子にもたれたままダラダラとキーを叩いてると内容がかなり支離滅裂になってくるんだよね。っていうかでもこないだダラダラ書いた日記は自分的にはアリだったというか結構楽しくて、後から何回も読み返したりしてるんだよね。何つか第三者から見てどうかはともかく、本人的には眠気がかなり上がっている状態で書いたブログってのは結構楽しいっていうか、正直な話今目つぶって書いてるからね。

しかし眠い。おやすみ~。

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2007年10月24日 (水)

冒険野郎~その2~

※今日の話は「冒険野郎」からかなり離れていきます。個人的に最近ゲームが面白くなくなってきたような気がしないでもないけどオレの気のせい?みたいなことを感じてる人に読んで欲しいと思ったり思わなかったりやっぱり思ったりする次第です。短いけど。

フリーソフトのアクションアドベンチャー(アクションRPG)というと以前も紹介した「洞窟物語」がまず頭に浮かぶが、今日もツラツラと冒険野郎をプレイしていて思った。
 洞窟物語はセンスがある人が作ったもので、
 冒険野郎は気配りの出来る人が作ったものかなぁ

と。両方プレイしてみると、正直洞窟物語の方が「凄み」があり、やっていてワクワクしたりどきどきしたりする。あってないようなストーリーなのに、画面に出ている小さなキャラクターの演技は素晴らしく、洗練され無駄のないマップやシステムだけじゃない「トータルな高み」を感じることが出来る。

一方冒険野郎は、スリルやドラマというよりキビキビとそしてビシバシと動いて敵を倒せる爽快感のある作り。マップには一見怪しい、でも実は意味がないというオブジェクトがいくつもあったり、広さもワンフロアを一気に覚えるには少々厳しいレベルには広い。ただ、ボス戦前にセーブがない分緊張感が全くないわけじゃないし、金で買える攻撃力の上限がかなり高めに設定されている分敵を倒すことの意味は失われない。

前者はプレイしていて何度もうならされた傑作だが、案外時を経て再度プレイしたくなるのは後者の方かも知れないとも思う。謎解きや攻略法がわかればかなり楽に進めるバランスだし、何より足が速いことがこれほど心地よいものであるとは、久しく忘れていた。※ロードの早さも驚愕レベル。起動してから△ボタン連打してるとタイトルすら飛ばしていきなり始まる。何事かと思うほど高速だ。

歳を取ってゲームを最後までクリアすることが随分少なくなった。これはある意味根気がなくなったという見方も出来るが、一方で「クリアしなくても満足して終わることが出来るようになった」という見方もある。自分が一番楽しいと思える瞬間が、ラスボスを倒した時、エンディングを迎えた時ではなく、経験値を稼いでレベルを上げたり、乱数の壁を越えてレア武器をゲットしたりしてキャラクターが強くなっていくのを実感する瞬間。

そもそも「ラスボス」という設定すら昨今のRPGにおいては、「誰でもたどり着ける一つ目の目標」という意味合いすらあるのではないか。ストーリーに引っ張られてクライマックスを迎えるユーザーにとってはもっとも大きなカタルシスを得られるイベントかも知れないが、
※僕もドラクエやFFでも3くらいまではそうだった気もする。
実際はその後もご褒美的な隠し要素が待っていて物語は続く。そこまで冷静に俯瞰してなおモチベーションを維持するためには、正直ハンパなおかずでは物足りないのだ。もっと言うと、例えその対抗馬がフリーソフトであったとしても、

 一番僕が面白いと感じる瞬間を比較したら、正直ビッグタイトルでさえ見劣りする

のが現実じゃないかと思うのだ。
※この場合のフリーソフトはあくまで「かなり楽しい」ものに限りますが。

レベルも十分に上がり物語も中盤を過ぎ、あとはクライマックスに向かうだけ、という状況で、他に明確な目標を見いだせない場合、
※例えば条件の厳しい、でも強いレア武器取得とか。
序盤から中盤にさしかかるくらいで、丁度ゲームのシステムやルールもわかって敵を倒すリズムも軌道に乗った直後の加速感を携えた新たなゲームの方が、たぶん面白い。

念のために書きますが、これはクリア出来ない自分が誰かに弁解してるワケじゃないです。お金出して買ったゲームだけど1プレイしかしなかったとか1時間もやってないとか封も開いてないとかそういうゲームに対して弁解してるワケじゃないです。僕が言いたいのは、

 クリアなんてしなくていいんじゃないの?

ということと、

 面白いとこだけやればいいんじゃないの?

ということです。もちろんクリアまで面白いゲームはそこまで続ければいいんです。でも、中盤いくら死ぬほど面白くても、終盤、もしくは目標を見失ってからもそれに固執し続けることはないんじゃないか、ってことです。何がもったいなくて何がもったいなくないのか。「せっかくそこまで育てた、物語を進めたんだから、クリアしなきゃもったいない」という気持ちに偽りはないでしょう。もちろん中にはクリアすることで初めて見える面白さを内包した物語もあるとは思います。

ただ、あくまで私的にですが、、、

 FF12はクリアしなくてもよかったんじゃないかと、クライシスコアやエレメンタルモンスターをほったらかしにしてる自分は思うわけです。タダでこんなに楽しく遊べるゲームがあるのに、惰性や義務感でプレイを続けることもない。ブログでネタにしていてそれを楽しみにして下さる方もいらっしゃるかも知れませんけど、重要なのは勢い。加速感。テンションなのです。「面白くなっていく感じ」が何より重要で、もっと言うとそれは

 ゲームをやる前に訪れているかも知れない。

くらいです。発売日前日が一番テンションが上がって、楽しみで思わず深夜に目覚ましも掛けずに目がパチリと開いて、パジャマの上にコートを羽織ってコンビニに買いに行く。いてもたってもいられず帰りの車中、信号待ちで思わずパッケージを開いて説明書に目を通してしまう。座椅子の位置、膝掛け毛布、手を洗ってテレビ画面をウェットティッシュと普通のティッシュで2度拭きしたりする。高鳴る鼓動、止められないワクワク感・・・。

ゲームは何を基準に買うのか。何を目的として買うのか。楽しく面白い時間を得る為に買うんじゃないの?じゃあ僕にとって楽しい時間とはどんな時間なのか。もっともっと選りすぐりの楽しさを、贅肉を限界までそぎ落とした純度の高い娯楽を、、、僕には寿命があるんだけど、みんなはどう?

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2007年10月23日 (火)

冒険野郎

★本日二つ目

Boukenyaro つか先ほどのチンポに続いて何かフリーウェアで面白いゲームがないか物色してみたところ、アクションRPGのカテゴリーにタイトルの品を発見。フリーのゲームをプレイし慣れている人ならわかると思うけど、わりとアクションRPGというのは面白く作るのが難しい。っていうか過去数作やっただけだけど、どれもヒット時の「斬り心地」が良くなく、全体通して作者のマスターベーションになっているような気にさせる作品が多かった。

 しかし!

この冒険野郎はちょっぴり違う様相。つか、

 作りがスゲェ丁寧!

その上、

 音楽もかなり上質!

だからやっていて全然苦痛に感じない。グラフィックこそスーファミレベルだけど、起動からロード→開始までの時間もチョっ早だし、プレイも高速移動のアイテムを手に入れればかなり快適。適度にリーチのある武器や魔法、アルゴリズムの練られた敵、丁度いいあんばいの謎解きと、何より一見アクションアドベンチャーの面構えに見えつつしっかりRPGしてる点が高評価。
※具体的に言うと敵を倒して得られるお金を使って自キャラの攻撃力を強化出来る。レベルは上がらないが、これなら時間さえ掛ければ難度を下げることが出来る。

スクリプトは全般同人ゲーの雰囲気が抜けきらないが、システム上それほど頻繁に会話が為されるわけでもないし、マップの広さも広すぎず狭すぎず。ホント普通に良くできてる。

とりあえずゼルダほど完成度は高くないけど、ニュートピアとかイースが好きならそこそこ楽しめるのではないかと思う。僕の評価はフリーであることで1点加点しつつ★★★☆とさせて頂きます。ここが↓公式ね。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA030624/
※詳細な攻略ページもあって、作者の「良質な低難度」に対するこだわりが見て取れる。時代はこういうゲームを求めていると思う。
※ちなみに写真は3つ目のボス

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チンポ要塞シューティング

またもニコニコ絡みで恐縮だが、なかなか面白かったので紹介したいと思う。つかまぁアスキーアートで描かれたような2ちゃんねるスメル漂う2D縦スクロールシューティング。とりあえず↓
http://www.inga-do.com/fortress.htm

ここで落とせるので、シューティングが嫌いじゃない人はまずやってみるのもいいと思うのだが、見た目はともかく良く出来てる。各人各様のシューティング観はあると思うが、僕的に、、、

・残機やボムが多く、初心者でも強敵相手にボンバーをきっちり使っていけばクリア出来る

・音楽のノリが良い

・撃ち心地がしっかりある

・弾を撃った敵を倒せばその弾がスコアアイテムに変わるわかりやすくも熱いシステム

・判定も小さく敵弾も見やすい

・長すぎない

こんな特徴がとてもライトで良い。スタイルとして全8面をクリアして2周目というのももちろん市販品であればアリだと思うが、グラフィックにイロモノを使って気軽にフリーウェアで楽しむタイトルであれば、増長過ぎるのはむしろマイナスで、それよりは軽く1周して2周目の
Tinpofortress ←鬼の弾幕で殺しに来ればいい。自機の移動速度や弾速、メリハリもよく出来ていて、

 ガワをきっちり作ればシンプル1500でも通じるかも?

というのは言い過ぎだろうか。

まぁそうは言っても弾幕ゲーであることに変わりはないので、そっち方面が嫌いな人にはさすがにオススメ出来ないけどね。クリス的にはライトさを買って★★★という評価にしたいと思う。

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2007年10月22日 (月)

日記ぃ~

つかあんまし頻繁につれづれなる日記を書いてると、まるで「コイツ書くことがねぇんじゃねぇの?」的なことを思われて、「もう明日にでもこのブログ終わんじゃねぇの?」的な思考回路が働き、「もう世界もおしまいだな」とか思われてしまうかも知れないが、まぁそんなこともない。つかぶっちゃけ今日は昨日の続きで「ゴッドオブウォる」つもりだったのだが、かみさんに居間のテレビを取られてしまったので、ままならなくなってしまったのだ。いわゆる出鼻をくじかれたってヤツ?ああもう今からやろうと思ってたのにぃってヤツ?いつだってアイツは口先だけだ、みたいな?

なので軽く取るに足らない話でもしてお茶を濁そうと思う。取るに足らない話というのは僕がよく使う表現ではあるが実際あんまし意味はわかって使ってない。何となく語感が好きだってだけだ。

●エンタの神様

 何となく面白いネタの一つでもあればいいというつもりで毎週録画しているのだけど、昨日の質の悪さたるや筆舌に尽くしがたかったな。っていうか

 なぜみんなそこで笑える!?

と疑問渦巻く大都会の夜って感じだ。遙か昔土曜の8時にTBS系でやっていたお笑いを生業とする5人組が生で放送していた某8時だよ全員集合!なんかでも「笑い声」のかぶせをしていたことは頻繁にあったが、実際それでも面白いネタは面白かった。つか今でも毎週欠かさないように見ている「みなさんのおかげでした」や「オンエアバトル」「未来創造堂」には少なからず笑いがある。でもエンタはどうだ?っていうか、

 みんな苦しくなんないの?

って思う。泣き出したくなったことは今まで何度でもあったんじゃないの?ホントの瞬間はいつも怖いものなんじゃないの?みたいな。いや別に何となくブルーハーツ。

でもホントに驚くのはこの番組がかなりの視聴率を勝ち得ているってことなんだよね。まぁ実際子供達も楽しみにしてると言えばしてるけど・・・ホントに面白いのかよおまえ達。

●オンエアバトル

 つかぶっちゃけ今回は面白くなかった。1位とったオジンオズボーンも以前と比べて歌ネタが少なくなったのはいいけど、全体的に流れがぶつ切り過ぎて「ちょっと面白い」「隙間」「ちょっと面白い」「隙間」「ちょっと・・」の繰り返し。これではクリスの保存用お笑いフォルダには入りません。残念ながら。

漫才というのはやっぱりネタも大切だけどそのネタをイメージ通りにこなせる鍛錬や、その場の空気を支配する勢い、テンポ、間が凄く大切だと思う。早口じゃなくても面白いヤツは面白いし、何つかがんばれよって思う。

余談だけど今日のメントレGに狩野英孝が出てて、そこそこかみさんの笑いを取った。でも彼はエンタでよく落ちるんだよね。何つか客層の違いとか場の空気、「勝負」としての緊張感もあるけど、何つか「ゴールデン枠のお笑いってむしろ結構安いんじゃないか?」って思った次第だよ。

●暴れん坊ママ

 大泉洋と上戸彩はどちらもまぁ嫌いじゃないということもあり、何より食わず嫌いで出てたのでチェキって録画まではしてあるのだが、結局見ないまま今日に至ってるわけだけど、それにつけてもこの二人は良くテレビで見かけるね。なんつか「のだめ」の時もそうだったんだろうけど、
※となるともうすぐビストロスマップにも出る?
ドラマ自体は正直良くわかんない。大泉洋が普通に素で出てるのがちょっとおかしかった反面、脚本があって筋書きがあるのはどうも違う気もしちゃったりするんだよね。

●スパイダーマン3

 先日ゴッドオブウォーを買いに行ったら、プレステ3が新価格になっていてスパイディ3のブルーレイとD端子ケーブルが付いて44800円だった。つかDVDも出たんだよね?映画見に行ってる人間にしてみると、

 これが家族で楽しむかも知れないゲーム機のオマケってどう?

ってのがスゲェ本音。ファンタスティック4みたいな子供でも楽しめる単純明快なストーリーじゃないよ?スパイディは。つかむしろ見ていてイラっとする場面の連続だったような気すらするよ?ゲッティは。いや何となく。

ただ、そうは言っても39980円のPS3はちょっと欲しくなりかけてるのも本音なんだよね。最初は「PS2が動かないなんてどうかしてるんじゃないの?」って思った。「我が家のPS2丁度壊れ掛けてるんですけど!?」とも思った。「モンハン3の為なら買ってもいいかなぁ」とも思ってた。つかやっぱ買うの止めるか。むしろ買わない理由の正当性たるや筆舌に尽くしがたい気がしてきたぞ。いやいやそうじゃないそうじゃない。今言いたいのは「買いたい理由」でした。

それは、ぶっちゃけゲームは別に買わない。ただ、体験版はやりたいんだよね。360でもそうだけど、配信される体験版はホント楽しい。特に360に限ったことなのかも知れないけど、海外オンリーのタイトルでもデモムービーや体験版で遊べるってのは凄くイイ。どのくらいイイかと言うと、

 39980円のプレステ3を買いたくなるくらいイイ!

のだ。つかむしろゲームは買わない!FF13が出るまで買う気一切ない!モンハンも出ないし、実際僕なんてメタルギア嫌いだからね。あ~言っちゃったよ。これでまた読者が減るよ。最近ずっとヒット数が落ち込んでたんだよなぁ~250くらいまで下がっちゃったこともあるくらいで。っていうかこの2、3日はまたエレメンタルモンスター効果でちょっと上がったけど、っていうかこないだもクライシスコア効果で上がったのに、

 すぐ飽きちゃうから、この人。

困ったモンだよマッタク。でもまぁしょうがないじゃん、人生はリミットオブラブ。いや全然関係ない。時は金なりナリ(コロ助調)だもん。楽しいことをどん欲に求めていこうよ。っていうかエレモンまだ十分楽しいはずなんだよなぁ。いかんな一回負けたくらいで心が折れてしまっては。人生に挫折は付きものだよワンエンドオンリーでもノーロンリーなんだよ。いやこれも全然例えとして合ってない。とにかく、

 付いてきてくれる人にはホント感謝してます。

そう言いたいわけなのだ。
つかまだ終わらない。

●64エミュ

実際問題実機で「欲しかったけど買えなかった(買わなかった)タイトル」ってのはないわけで、エミュでやれるようになってもやるタイトルは持ってるもの。で、最近は長男がやってるんだけど、そこで一言面白いことを言った。と言っても笑うようなことじゃないんだけど、

 「64のスマブラ面白いかも」

「64のスマブラも」じゃなく「64のスマブラが」でもない。スマデラを買ってからずっとそればかりやっていて久しぶりにやった64版に彼が感じたのは、デラにはない64版の魅力、「スマッシュにタメがない」ことに関する楽しさの再発見。

僕も脇毛が左を向いていた頃には対戦格闘をそれなりに嗜んだりもしていた。キャラクターや技の面白さに餓狼なりの魅力を見いだしたりする一方でそのライン移動による煩わしい感じに辟易としたり、SUPERになったばかりのころそのゲームスピードの遅さにゲンナリしたり、龍虎の拳でボタン押しっぱなしでゲージを上げたりという動作に言いしれぬいら立ちを感じたことを思い出した。そして同時にゴッドオブウォーが面白いということも認識した。

 要はテンポが凄く大事なのだ。

やりたいときにやりたいことが出来ることが凄くテンションの維持にとって重要で、そしてそのテンションさえ維持されていれば大概のことはなんとかなる。どうしても古いエロビデオのあるシーンが見たくなったら、そのテンションは見るまで萎えることがない。どんなに押入の奥にしまってあろうとも、真夏でどれほど暑くても、真冬で足がかじかんでこようとも、エロに関するモチベーションは一度火が点いたら消火するまで燃え続ける。ゲームの場合は少々炎が消えやすいだけのこと。つかエロの話は出す必要がマッタクなかったが、とにかく

 やりたいという気持ちが大事!

と、こう言いたかったわけだ。おじさんは。だからとにかくスパイラルでモチベーションを刺激し続けてくれるようなソース、コンテンツがとっても欲しい。その辺に落ちてないか?

●ファミリースキー

実は今週のファミ通で一番のヒットがコレ。っていうかみんなは気付いてないかも知れないけど、コレは来るよ!いやマジで面白そうなんだって。軽く抜粋してみるから心して読んでみてクリ。
※多少アレンジしてます。

・Wiiリモコンとヌンチャクを前後に動かしてスーッと滑り出す感覚は、たしかにスキーそのもの。

・遊んでいると自然に膝が曲がって前傾姿勢になっちゃう

・広大なゲレンデにいるCPUに話しかけると、スキー対決や迷子捜しといったさまざまなイベントが発生。

・BGMもスピーカーから流れているという設定なので、高いところにある上級者コースでは音が小さく聞こえる。

・ゲレンデで何をするのも自由。リフトにも乗れる。

・作ってるのがリッジレーサーのスタッフ。

どう?面白そうじゃない?僕的にはかなりいろいろツボを突かれたんだよねぇ。ファミリーシリーズということでかなり低年齢層でも楽しめるような気配りがされているだろうし、かと言って自由度ではGTAのような箱庭ゲーの要素を織り込みつつ、滑ることそのものに対するこだわりはリッジスタッフによるものだと来れば、

 面白くないわけない!

って思うんだよ。アルペンレーサーとかで体感ゲームの蓄積もあるナムコだからリモコン関係の扱いも安心出来るし、体を使ってプレイする煩わしさを越えて、楽しそうって思っちゃったら、もうこちらの負けでしょ、みたいな。

発売は今年の冬を予定してるようで、ただ上から下へ滑るだけという印象のあったスノボゲームにはない「遊べるゲレンデ」という感じがなんとも期待させるね。

●スーパーファミリーゲレンデ

Superfamigere ということで久しぶりにやってみた。っていうかみなさんのうちほっとんどの方がご存じないのではないかというくらいマイナーなソフトなんだけど、

 しっかりナムコです。

ニンテンドーパワーのタイトルで、実は今でも実機でしっかり持っています。が、実際にはほとんど当時はやりませんでした。つかなんで「ですます体」になってるかという気もしますが、しょうがない今の今までファミゲレやっててテンションが変わっちゃったんだもの。音楽的に言えば転調しちゃったんだもの。

スキーゲームというとポリゴンが登場してからのものの方がむしろみなさんの印象には深いかも知れませんが、僕が子供の頃あったアルペンスキーやこのファミゲレは完全に2Dで、特にこちらはスキーヤーが画面の上から下に向かって下る珍しいスタイルです。

Superfamigere2 見た目はシンプルですが操作はそれほど単純ではなく、十字キーを向かって左側、ABXYを右側の操作に使って、かなりテクニカルに歩行、ボーゲン、パラレル、ステップターンなんかを使い分けたりします。しゃがんで加速したり連打で山を歩いて登ったりも出来、密かにリフトに乗ったりクエストを消化したりなど、

 ファミリースキーとコンセプトは同じ!

なことに今更ながら驚かされます。まぁ作ってるのがリッジのスタッフってことはないでしょうけど。

ゲレンデには他のお客さんもいて、タイムアタックもなかなか見た目以上に構成要素が多いので楽しいです。ただ最初何も(操作を)知らずにいきなりゲレンデに出ると、どうやっていいのか全くわからずに転びまくる羽目に陥りますので、まず最初はおとなしくスキー教室に通うのがオススメです。
※つかなんだか妙に綺麗にまとめたな(^^;。

--------------------

でもこうしてたまたまやってみたゲームが面白かったりするというのは、結構有意義な感じがします。昔からいっぱいゲーム買ってきてますが、きっとその中にも「ホントはあと10分、もう一回やってみたら面白さがわかるのに、」というタイトルがきっとあるに違いありません。年取って一つ一つのタイトルに掛ける情熱も時間も薄れて来つつある昨今、ちょっとしたきっかけでこうしたタイトルに日の目を見せられるというのはとても嬉しいことでもありますね(^^)。つか案外ファミリースキーよりファミリーゲレンデの方が面白かったりしてな。

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2007年10月21日 (日)

ゴッドオブウォー

ヤマダから電話があって取り寄せが届いたので買ってきた。価格は1700円くらいかな。まぁ普通に安い。早速言えに帰ってプレイ、、、と思いきや子供達もいたので結局僕は横から見てるだけ。見てるだけだったのだが、、

 なかなかに面白そう。

ギリシャ神話が舞台というのは、いわゆるファンタジーとは多少なり印象が異なり、その点は新鮮なれど、ポリゴンで出来たほぼ一方通行の箱庭を使ってプレイするアクションというのはさほど珍しいものじゃない。僕の記憶をたどれば、ドラキュラシリーズが64の頃から利用してきたフォーマットだし、マキシモやジャック×ダクスターのような等身は小さいが方向性が似通ったものも少なくない。

 が、

このゴッドオブウォーにはそれらにないものがある。それは、ぶっちゃけにぶっちゃけちゃうと、、、

 マリオの軽さがある!

他の多くのポリゴンアクションゲーが欲しくてもなっかなか手に入れられないアクションゲームとしての翼。思い通りに気持ちよくテンポよく動かす最高のエンジンを携え、マリオではあり得ない殺伐とした雰囲気の世界観を見慣れぬギリシャ神話を題材に仕上げてきた。やり始めて感じたのはそうした、

 見慣れない。でも手に馴染む感覚

なのだ。だから開始直後から遊び手はすぐにこのゲームの心地よさに虜になってしまう。血みどろの世界に抵抗感を持つかどうかは大きなハードルだが、ジャンプや攻撃、操舵全般に関してのストレスがここまで少ないと、代わりに大きな没入感と一体感を得られてしまって、ついつい遊ばされてしまう。子供と「凄く面白いわけじゃないんだけど、ダラダラと遊ばせる何かがある」と話したのは、そんな構造によるものだ。

そしてこのゴッドオブウォーにはマリオにはないもう一つ素晴らしい点がある。それは視点だ。マリオがそのプレイヤーの遊び心地やアトラクションを楽しむ点に注力する結果、極端な遠景や演出は抑え気味になるのに対し、こちらはそんなタガを一切外した、有り体に言えば「映画的」なダイナミックな視点移動と巨大なモンスターを登場させた。これによってゲームはより派手な印象を与えられるガワを持つが、一方で繊細さ緻密さを失う。しかし、

 それはそれこれはこれ。

気持ちよく楽しくプレイさせる派手なアクションであれば、別に問題なぞないのである。

それに、ただのアクションにとどまらず、キッチリ今風のエッセンスとして敵を倒すことで得られる経験値的要素を導入し、プレイヤーの技を幾通りの選択肢を絡めて増やしていける楽しさや、やり直しが苦にならないように徹底したリスタートポイントの設置。幅広い難易度と至れり尽くせり。ある意味こういうディティールすらも任天堂のそれを感じさせるほど。唯一レーティングに抵触するあまりプラットホームを違えたに過ぎないのだ。

来週2が発売になる。ただ、正直僕の中でこのゴッドオブウォーは「スゲェ面白いゲーム」には入ってない。「良くできていて気持ちよく楽しいゲーム」であることに間違いはなく、価格もクオリティを考慮したら信じられないくらいロープライスだから、コストパフォーマンスを踏まえて評価したら正直★★★★は上げられると思うが、それでも何か、例えばモンハンをやっていて感じたもの、ポケモンやドラクエやFFにあるような、「僕好みのトリガー」に欠けている気がするのも事実。だがそれはぶっちゃけマリオにもないし、デッドライジングやバイオハザードにもないものだから、僕が「死ぬほど面白い」と言わないからと言って、みんながそうであるとは言わない。要するに何が言いたいかと言えば、

 ヤマダで取り寄せて買う分には、これ以上のソフトはそうそうないぜ!?

ということが言いたいわけなのだ。入り口で10ポイント。帰りに90ポイントもらえば、価格は新品1700円を切る。ゲオで中古1980円。新品なら2080円。試しに買ってみて後悔する可能性は極端に低いと思う。変な評価だが、僕はゴッドオブウォーを「大佳作」としたい。

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2007年10月20日 (土)

ゲームつれづれなるままに・・・

今週ファミ通買ってびっくり。「モンハン3がPS3からWiiに転向!」だって。つかニュース的にはたぶん1週間以上前の物なんだろうから、知らない人の方がむしろ少ないくらいなのかも知れないけど、しょうがない僕は知らなかったんだもの。でもってPS3がついに値下げ!っていうかこれもたぶんネットではひとしきり祭が盛り上がって既に翌朝の花火とか屋台の片づけとかが終わった状態だと思うけど、しょうがない僕が見たのは今日のことなんだもの。

で、

やっぱりいくら古いニュースだからと言ってそれについて多かれ少なかれ衝撃を受けた事実は変わらないわけだし、触れずにはいられない。まぁ既に見飽きた聞き飽きた方も多いとは思うが気楽にお話しに付き合って貰えればコレ幸いに存じます。

つかモンハン3だよ!?いいの?こんな簡単にプラットフォーム移動しちゃって。つかマジでスマブラにカプコンキャラ出さないと。つかそのくらいは礼儀というより感謝の意としてやっていいんじゃないの?的な?キャラもロックマンだぁダンテだぁバイオハザードのクリスだぁじゃなくて、直球レウス装備のモンハンキャラでいいよ。武器はやっぱ大剣ね。僕は使えないけど。

 つかモンハンのキャラとスネークとソニックが戦うスマブラって、、、

まぁそれはそれで楽しそうだからいいけど。つか妄想はこのくらいにして、PS3がいくら値下げしてくれちゃっても、FF13の目処もたたず、コレと言った年末のビッグタイトルもなく、SONY大丈夫なのか?って気がする。つか新PS3だってPS2のタイトルが動かないってどうなの?ウチのPS2調子が悪いからその代替えとしてPS3を買おうかと思ってたウェイトも少なからずあるぜ?つかこれでもあんまし売れなかったりしたら60ギガ版が39999円とかまで下がったりしちゃうの?

 たぶんICとか既に数十万数百万個単位で抑えてるんでしょ?

こういうのは売れないとどうしようもないと思うんだよね。初代XBOXみたいに母体に体力が無尽蔵にあるってんならともかく、、、。

でもモンハンもP2が一番売れたってのは凄く大きな事実だったと思うよね。要するに最新の最強ハードは必要ないってことだもの。要は「誰が」「どんなゲームを」やるかってことでしょ?ぶっちゃけPSPの中でモンハンが一番売れたってことは、一見PSPユーザーがモンハンを欲しててそのニーズに合致したという見方も出来るけど、裏を返せばモンハンがやりたい人がPSPを買ったり、単に携帯機でモンハンのようなゲームがしたい人が多かったってことも十分ありえる。だって冷静に考えて見てよ、PSPで他にモンハンほどやったゲームってある?
※相手がモンハンプレイヤーだと限定して話してます(^^;
もっと言えば例えハードがDSだったとしても、ヘタしたらそれなり以上に売れたんじゃないかとすら思うんだよね。まぁ普通考えたらPSPより迫力はないワ情報量は少ないワインターフェイスは、
※十字キーだったとしたら
遊びづらいワだとは思うけど、重要なのはむしろ、

 携帯機で出たこと

な気もするじゃない?要は気軽に遊べる良質なゲーム、マリオとかポケモンみたいなライト寄りじゃない、その上友達とワイワイ遊べる奥の深いゲームであれば、別段据え置きじゃなくたっていい、みたいな。で、もっと言うと、

 WiiとPS3どっちで出す方が得か。

なんてことを考えちゃったんじゃないかとも思うんだよね。僕なんかは素人だから360でも出せばいいのに、程度だったけど、ぶっちゃけ360で出したところでPS3で売れて20万本だったのが+10万がいいところでしょ?まぁ海外入れればもっとずっと飛躍的に増えるかも知れないけど。

 でもそれがスゲェ面倒で銭もメチャ掛かるとしたらどうよ?

Wiiならたぶんきっと間違いなくPS3+360で作るよりローコストで仕上がると思うじゃない?テクスチャの解像度一つ取っても、っていうかPSPで既にP2Gがスゲェ期待を背負ってるわけで、所詮PSPはPS2にも表示能力で劣るハードなわけで、、、

つかWiiだと今現在モンハンを好んでプレイしていないような層がメインだと思われるじゃない?
※僕みたいなユーザーもいるとは思うけど。
で、モンハン好きは当然のようにWiiごと買うでしょ?PS3と比べたらゲームとルーター一緒に買ってもおつりが来るくらいだったんだもの。
※旧価格時は特に。
でもって現行のWiiユーザー、特に女性が多い(51%だっけ?)と社長も力説してたくらいだから、これまであまりモンハンに触れてこなかったような層、PS3なんて買うヤツの気が知れないくらいの「ゲーム傾注度」の連中に顔見せするチャンスが生まれる。
 360やPCと同時リリースすればかなり売れると思ったけど、
 いっそのことWiiで出せばもっと売れるかも知れない。

って気になって来ちゃうんだよ。つか、

 そのあとでPS3に出すことになっても、別にいいじゃん。

みたいな?今は出さないとか言ってるけど、、、つかSONYとケンカでもしたか?>カプコン。あまりと言えばあまりだろう。やっぱどう冷静に損得勘定したってここまでモンハン育ててくれたプラットホームにここまでひどいことってなかなか出来ないと思うぜ!?いやマジで。まぁ事情とか知らないから適当に書いてるだけだけど。
※まぁバイオシリーズも今後はGCで、とか言ってて結局アウトブレイクとかPS2でリリースしたりしてたからおあいこっちゃおあいこなのかも知れないけど。

しかし返す返すもPS3どうなるんだろうねぇ。つか欲しいか欲しくないかって言われても、ぶっちゃけ、

 スパIIXが出たときの3DOより欲しくない

ってのが今の僕の偽らざる本音なんだよね。モンハンが出るから、FFが出るから欲しいってだけだったのに、ここでその一翼がもがれてしまっては、、、。つかこうなってくるとFFも怪しいのか?って気になってくる。

FFだって基本自分達でハードを普及させようってより台数が出てるところに産み落とした方がいいに決まってると思うんだよね。だって今って初代PSが出た時、FF7が出たときと事情がかなり違うじゃない?別にブルーレイで見なきゃダメってことはないし、PCでも360でも代替えになるハードはいくらでもあるんだもの。当時みたいにポリゴンのPSタイトルはPSじゃなきゃなかなか無理、ってんじゃないんだもの。

となるとラストレムナントみたいに360と一緒にリリースするタイトルの売れ行きとかがかなり大きな引き金になり得るとも思う。当然PS3の方が枚数は出ると思うよ、そりゃ国内での分母は360とは桁外れに違うわけだから。でもカプコンみたいに視野を広げて行ったらどうなるかわからない。だって、

 DSだって動画は再生出来るんだもの。

別に遙か昔のPCエンジンvsスーファミというわけじゃないんだもの。2枚3枚とディスクさえ増やせば、ゲームの作りをいじっていけばFFが絶対PS3じゃなきゃダメな理由なんてむしろほとんどないんじゃないかって気すらする。つか、

 企業として赤字になることが明白過ぎるくらい明白なプロジェクトを推進させられるのか、

ってのは大命題だよね。いくら今のビジョンを具現化出来るのが事実上PS3だけだったとしても、それを実際に製品にするまでにあとどのくらいコストが掛かって、どのくらい回収、利益を上げられるのかを試算して行った場合、、、

 ドラクエだけじゃなくFFも!?

という答えが出てもなんら不思議はない。っていうか我が家じゃ相変わらずGCが4番でエースだもの。つかピクミンとか横で今日も見てたけど、普通に綺麗だよ!?つかWiiがあってもGC壊れたらGC買いそうなくらいだもの。そのくらい子供達に愛されてる>GC。ロードも早いし。
※同じデータ量だったらたぶんPS3で読ませた方が早いんだろうけど、問題は同じデータ量じゃないってことなんだよね。たとえスゲェ綺麗なモンハンがPS3で完成したとしても、初代モンハンP以上のロード時間でマップの切り替えとかさせられたら辟易でしょ?要は気軽に楽しく狩りがしたいわけだから。そう言う意味でもロースペックなWiiはモンハン向きとも言えると思うんだよね。

つかいつの間にこんなに行が進んでんだよって気もしないでもないけど、続けて他の話題。

エレメンタルモンスターはひとしきり猛烈に盛り上がった割に一回負けたらテンション↓。まぁいいかって感じになった。つか普通に戦ってて手に入るカードはほとんど手に入れたというかかなりダブりが多くなってきて、モチベーターを見失った感が出てきちゃったんだよね。まぁそりゃそうだよな30時間近く猛烈に入れ込んでりゃそういうことにもなる。大体対戦とかするために買ったわけでもないし。

あと昨日ふと思い立ってNINTENDO64のエミュをいじってみた。つか毎回パソコンが変わるたびに試すんだけど、実際プラグインが面倒になって心が折れる。今回はとりあえず適当に試してみたら無事起動。つかタイトルによってはポリゴンが死ぬほど欠けたり操作が不安定だったりしたけど、なんとか設定をいじって無事遊べるようになった。

つか、ぶっちゃけ64のタイトルで僕にとって魅力的だと諸手をあげて言えるタイトルは一つしかない。何度かここでも書いてきたけど、

 スターウォーズエピソードIレーサー。

いつやってもそこそこ面白い。何回やってもスピード感が損なわれている印象はないし、割と初期のポリゴンゲーなのに、今の数億ポリゴンに慣れた目で見てもそんなに荒さばかりが目に付くと言うこともない。
※これがリッジレーサー64とかだと冗談抜きで驚愕のヘタレ度なんだよね。ハイレゾパックの威力なのかも知れないけど(エピIレーサーはハイレゾパック対応)、フレームレートも15fpsくらいしか出てないんじゃないかと思うレベルだし>RR64、車のモデルも挙動もドリフト時の効果音も全てに凹む。凹まないのは車くらい、、ふぅ。後悔するくらいなら言わなきゃいいのに。

でもこれがエピIレーサーは違うんだよねぇ。つか今日はワイプアウトも試してみたんだけど、こっちもスゲェ遊びづらい。コースの外壁にちょっと触れただけで死ぬほど失速するし、あまつさえタイムアップでゲームオーバーになったりしちゃう。今時それはないだろうと思うのだが、しょうがないこのゲームは今時のゲームじゃないんだもの。

でもこれがエピIレーサーは違うんだよねぇ(コピペ)。爆発したってリスタートが早い。っていうかむしろ中途半端に失速するくらいだったら爆発した方がマシだ!みたいなところもあるくらいなんだけど、まぁ快適なわけだよ。最初のウチはコースも簡単だし、、、つか今日長男がやってるの横から見ていて、

 「え?こんなショートカットがあったの?」

とか素で驚いたし。当時は随分やったと思ってたんだけどまぁビックリだぁね。でもそれもまた一興。とりあえず機会がある人はやってみて欲しいナリ。一応以下多少わかりづらい操作ね。

・操舵を斜め下に入れながらだとカーブしやすい

・R押しながら曲がると重心が移動して急カーブしやすい

・Lで順位や敵車との位置関係が切り替えられる
 ※マップは出ていてもほとんど無意味なので、とりあえず画面外周に後続との距離関係がわかる表示にしておくのがオススメ。

・Cスティック上で視点変更。左右で機体を縦に。隙間を抜けるときに立てて抜けると超気持ちいい。でも僕は苦手(^^;。

・LとR(設定次第かも)を同時に押し続けるとエンジンを応急処置して直してくれる。でもぶつかって壊しちゃった方がむしろ早いかも・・・。

・アクセルを押したままレバー上を入れっぱなしにするとブーストゲージが溜まり、マックスになった状態でアクセルを一瞬離すとブーストスタート。超速くて気持ちいい。その状態で走り続けると警告音が鳴り、シカトしてるとオーバーヒートして超遅くなって気持ち悪いので、適当にアクセルを開けることで元に戻る。

とにかく操作に慣れないと楽しめないかも知れないけど、誰に何と言われようと自分の中では一番のレースゲーかなぁと思う次第だ。まぁ60fpsじゃないんで人によってはすごくカクカク感が気になっちゃうかも知れないけど→そういう可能性をはらんでる方はさきにリッジレーサー64をプレイしてからやると吉。どんなゲームでもなめらかに見えることウケアイです。

他にもいくつかやってみたけど、海外のヤツ、特にFPSタイプのゲームはフレームレートが低いこと、操作が今のデフォルト
※左スティック移動、右スティック視点
と違うだけで凄くやりづらい。コンフィグ出来ないものも多いし。つかまぁ64自体ホントに今の任天堂からは想像も出来ないような微妙なハードだったような気すらしてくる。エピIレーサーがなかったら最初に買ったマリオ64だけのソフト、、、なんてことにもなりかねなかったかなぁとか。

つか64のクェークとかやったらむしろHALO3がスゲェ面白いソフトのような気がしてきた。久しぶりに起動してみようかなぁ(^^)。

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2007年10月19日 (金)

超面食いが選んだコスプレ

ってな動画がニコニコにアップされていたので、おもむろに見てみると、さすがに常日頃からチェキってる連中は違うなぁと感じさせられる。つかたまに半エロ目的でググるような素人(誰とは言わんがオレだ)ではなかなかここまでのクオリティを為すレイヤーのスナップは集められない。

コスプレというのは本来「コスチューム=衣装」の「プレイ=まねごと」というニュアンスで捉えている。だから重要なのはその「衣装」であり、本人さえ楽しんでいれば周りがとやかく言うべきではないのかも知れない。

 が、

あるラインを超えたコスプレは、もはやコスプレというよりは「本物」の様相を呈してくる。似ているとか上手いとかじゃなくて、「これをモデルにしてキャラクターが作られたのではないか?」という気にすらさせるレベルの作品というのは、純粋に感動すらするのだ。

そんな中思わず吹き出してしまった1枚があった。キャラはファイナルファンタジー12のバルフレアなのだが、もはやこれはコスプレではない。なぜなら写真は

 顔写真。それもノーメイク?

でも一目見て彼がバルフレアだとわかる。っていうか本人としか(少なくとも僕にとっては)言いようがなかった!なので、この写真をぜひみんなにも見せたいと思ったわけなのだが、これがなかなか骨の折れる作業であった。

 ※※※ここからしばらく低レベルなテクニカル話になります※※※

まずご存じの方も多いと思うがニコニコ動画はストリーミングと言って通常は動画をそのまま「右クリック保存」出来ない。それ用のソフトを使って「.flv」というファイル形式で保存することになる。

で、以前はこのflvファイルをaviに「携帯動画変換君」というソフトで変換し、それをPowerDVDで再生しつつスクリーンショットを撮っていたのだが、ファイルによってはaviファイルに変換出来ないものがある。残念ながらこのファイルもその一つで、そのままでは変換時にエラーになってしまった。

まず最初にやったのは、「携帯動画変換君」の新しいバージョン探し。とりあえずaviにさえなればあとはどうとでもなると考えたわけだ。

→しかし結果は×。最新でも2005年とはいかほど更新してないものかと思うがしかたない。

→では今度はそのままの状態で変換出来ないか検索してみる。

→レジュームテキストを読めとあるので一通り目を通してみるが、今ひとつ当を得ない
。クイックタイムを入れ直せだとかなんだとか。うーむ。

今度は他に変換出来るソフトがないか探してみる。すると「SUPER」という変換ソフトがヒット。っていうかこれは以前も動画と音声を切り離すのにも使ったことがあったが、まぁすっかり忘れていたので再度解説サイトを読みあさる。すると、「H264/AVC」でエンコードすると元動画とほとんど変わらない状態になるという。

→残念ながらエラー。ウチのPCにはH264のデコーダは入っていてもエンコーダは入ってないような気がする。

→一旦あきらめてDivxでエンコード。この際だから設定はかなり贅沢にしてみる。

→残念ながら元画像と比べるとかなり画質が劣る。うーむ。

→今度はXvidでエンコード。

→さっきより劣る。

→気を取り直して今度はH264のエンコーダっぽいファイルをダウンロードして、再度トライアル。つかDirectInputだかの設定をONにすればエラーは回避出来た模様。

→解説サイト通りの設定にしてH264でエンコード。さてその結果は!

→Divxと同程度。うーむ。元画像との格差は歴然。

普通に綺麗な静止画をJPGで圧縮する分にはさほどその落差に抵抗がないのだが、動画からのスクリーンショットは圧縮→圧縮になってしまうため、劣化が著しい。つかそこまで綺麗に写真を載せたいのかってことなのだけど、

 画質のせいでその写真の「本物度」が落ちてしまっては興ざめだ。

どうしたものかと思案しつつ今度は「FLV スクリーンショット」でググって見ると、なんとあっさり

 スクリーンショットが撮れるFLVプレイヤー「FLVPlayer4Free」

がヒット。英語のソフトだったけど何とかダウンロードしてインストールして起動してトライ。ついにBMPファイルでFLVファイルのスクリーンショットを撮ることに成功したのでありました(^^)。

さてさて、いよいよその成果の発表ですが、ぶっちゃけニコニコが見られる人はそこで見ればいいという話もなきにしもあらず。ただ、そのままだと17分全部の中から探すことにもなるので、とりあえず僕的に、あくまで僕的にそそられた物をチョイスしてJPG&リサイズしたものを貼り付けてみます。みなさんの印象はどうでしょうか(^^)。
※例によって配置が安定しないのでズレズレです。つか何とかならないモンなのかこれは。

Cos01balfrea ←まずこれが先ほどのバルフレア。最初見た時は、
 似てるってレベルじゃないって思ったけど、
 いざ元のキャラを検索してみると、むしろ顔立
 ちはバッシュの方が近いくらいだった。でもパ
 ッと見の印象は間違いなくバルフレアだったん
 だよなぁ。ちょっと不思議。

Cos02ryuck ←リュック。X-IIの時のだと思うけど、これも
 「こうなって欲しい」という希望を具体化した
 かのようなビジュアル。実際にこの娘がしゃべ
 ってもあんな声はしないんだろうけど、もし実
 写版があるなら、この娘が演技して声優で声を
 あてたりして欲しい感じだ。

Cos03alone ←アーロン。まぁ目を見せてないから顔立ちが似
 てるかどうかはわかりかねるけど、コスチュー
 ムとヘアスタイル、全体から醸し出される雰囲
 気はかなりそれっぽい感じ。

Cos04yufi ←ユフィ。この子の場合はむしろスタイルがスゲ
 ェ似てるっていうか本物?「もし実在したら」
 って着眼からだったらこのくらいが一番着地点
 としては近い気もするんだけど・・。っていう
 か露骨にロリ?

Cos05tifa ←ティファ。素でかわいいのでちょっと印象がブ
 レる気もするけど、「雰囲気」と「イメージ」
 は僕の中のティファにスゲェ近い。思わずアド
 ベントチルドレンを見返してしまった。
 →案外こんなキツイ表情じゃなかったんだけど。

Cos105thida ←ティーダ。顔は今ひとつ似てない気もするけど、
 髪の毛とか武器、衣装の完成度はバツグンに高
 い。レイヤーのティーダに対する愛か、はたま
 た第三者による資金力のたまものか。

Cos06ayanami ←綾波。つか綾波のコスプレはこれまでももの凄
 い人数やってると思うけど、これはその中でも
 個人的にかなりいい感じ。唇の色の薄さとか、
 メイクに寄るものかも知れないけど「笑わない
 綾波」の印象がよく出来てる気がする。

Cos07honoka ←雪城ほのか(キュアホワイト)。等身がでかい
 以外はなかなかそっくり。でも心なしかドラマ
 とかで実写化されたもの、みたいなイメージも
 なきにしもあらず。余談だけど外人ばっか見て
 るとたまに日本人でホッとする。

Cos08belserk←ベルセルク。つか原作は1話くらいしか読んで
 ないので詳しく知りませんが、腕の太さとか、
 よく出来てます(笑。顔が似てるかどうかは
 わかんないけど。

Cos09snake ←スネーク。実際はもっとごつい顔なのかも知れ
 ないけど、雰囲気はスゲェよく出てると思う。
 個人的にはちょっと怒ってる顔して欲しいかな、
 とか思った。スネークってなんかいつも怒って
 る気がするし。

Cos10zelda ←ゼルダ姫。耳がハリボテみたいなのは仕方ない
 ところだろうけど、顔立ちはかなりゼルダ。つ
 かここまで来るともはや衣装とかどうでもいい
 というか、「裸でもゼルダ姫?」みたいな気す
 らしてくる。

Cos11link ←リンク。ゼルダと比べるとわずかに劣る気もす
 るけど、衣装の完成度は、、ってこれは素人が
 作った物じゃないんじゃないの?って気がして
 きたぞ。プロか!?

Cos12majo ←荒れ地の魔女。これをやろうという心意気をま
 ず買いたいが、それ以上に完成度が素晴らしい!
 つか一目顔を見ただけでそれが誰なのかわかる
 ってレベルのコスプレってのはホントスゲェと
 思う。

Cos13elf ←元ネタはわかんないけどとりあえずかわいかっ
 たので貼ってみた。つかこんだけ雰囲気出てた
 ら、たぶん会場とかでもの凄い数のカメラに囲
 まれてるんだろうなぁ~って、、、まぁんなこ
 たどうでもよろしいのだけど。

-----------------

※今回試しに改行してみた。もし上手く表示されなくても直さないつもり。

まぁイメ検でググればきっとこれ以上に似てる人とかも出てくるんだと思うんだけど、
※特に人気のあるキャラとか。
とりあえず今回はこの動画から切り出した物だけにしてみた。つかやってて一番思ったのが、

 ニコニコってかなり綺麗な状態で保存されるんだなぁ

ってこと。当然エンコーダやPCの性能、設定の上でのことなんだろうけど、なんとも感心してしまった。あとこうして動画からのスクリーンショットの撮り方とかを書いておくと後々自分で参考になるので、ブログってやっぱ便利だなぁって思った。
※前々回の「カハマルカの瞳」とか。

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2007年10月18日 (木)

エレメンタルモンスター~その3~

Photo しょうがないじゃない?生活の中にこれほどまで食い込んで来てるんですもの。朝起きて電源を入れ、軽くカード集め。朝食中パンをかじりつつカード集め。車で10分の通勤時間も右手はハンドル左手はDSでカード集め。昼飯時もカード集め。晩飯食べ終わったらちょっとだけシナリオを進めて、あとはずっとカード集め。

Photo_2 何度も書いてることかも知れないけど、とにかく面白いゲームというのはそのモチベーターの構築が上手い。最終的な目標に向けてプレイヤーが出来る(ほぼ)全てのことが同じベクトルを向いている。強敵に試行錯誤するのも雑魚の連戦でカードを集めるのも交換屋を回って持ってないカードを集めるのも、最終的に「強いデッキを作る」という目標に純粋に向かっている。だからやっていて無駄に感じる時間がない。

Photo_3 攻撃時のアニメやちょっとした会話が不必要に思うことはなきにしもあらずだが、それとて凡百のカードゲームの中では決して悪い方ではないし、あまりに反応が早すぎても「腱鞘炎になるための機械」ということになってしまうから、正直このぐらいが丁度いいとさえ思う。

Photo_4 特に今日やっていて面白いと感じたのは、相手のデッキに合わせて少しでもターン数を少なく倒せるデッキの構築だ。通常の初見相手や対人戦においては、いかに汎用性が高いか、もしくは読みを当てるかがその焦点となり、デッキはおのずと派手さを欠く。しかし、相手のデッキがわかっていればその弱点を突くことに専念できる。
※ただし前回書いたように相手も3つのデッキを持っているので、一つのデッキで完全に3つのデッキに対して弱点を突き尽くすことはなかなか難しい。
そしてより早く倒せるようになれば、より早くカードを集めることが出来るようになり、より早く強いデッキを作ることに繋がっていく。

 その流れのなんと心地よいことよ!

Photo_5 わずか数分で終わる戦い。そしてそこで得られるランダムなご褒美。時折マンネリを感じるようならデッキを替えたり相手を代えればいい。そうすればまたそこで心地よいスパイラルに身を委ねることになる。

Photo_6 これももしかしたら対人戦より対COM戦にウェイトを置いた「激闘カードファイターズタイプ」の一人用ゲームなのかも知れないけど、その面白さはたぶん本物だと思う。どうやら先に進めて一回クリアしちゃうと敵が強くなるらしい情報をネットで見つけちゃったので、僕の性格上なかなか牛歩が抜けきれない状況になってしまったけど、いやいやどうしてNO問題だ。つか明日は仕事が休みだが、このままずっとエレモンだけやってるなんて状況になったらどうしよう・・・。つかブログに書くことがなくなってしまうかも知れないくらいハマってるかも。
※これで丸一日プレイしなかったりすると一気に冷めちゃったりするんだよな。性格的に(^^;。

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2007年10月17日 (水)

エレメンタルモンスター~その2~

自分は三つのデッキを持つことが出来、COMの雑魚との対戦時はそこから一つ選んでバトル。ボス戦時は三つのデッキを使って先に2本先取した方が勝ちとなる。対人戦の場合もボス戦同様に三つのデッキを使って2本先取制なので、思考時間を含めるとおよそ10分~20分ほど掛かることになるのだが、この「三つのデッキ」というのは雑魚でもボスでも同様であり、基本ランダムで使ってくる。ただ、基本乱数要素はクリティカルや即死の5~30%という成功率くらいしかないため、どのデッキにも勝てるデッキを構築しさえすれば、ある程度作業化してカードを集めることも容易い。この辺りは好みが分かれるところかも知れないが、僕個人としては全然OK。っていうかむしろこういうチューンじゃない「全てセメント」みたいな戦いばかりではさすがに疲れてしまう。

で、そんな安定した勝利を得るパターンさえ見つけてしまえば、車を運転しながらでも飯を食いながらでも、寝起きのボーッとした脳みそでも勝ちを重ねることが出来る。僕はそういう「ダラゲー」が大好きなので、この数日ホントにエレモンにべったりの毎日が続いていると言っても過言ではない。っていうか電池すぐ切れるし。

そんなエレモンだが、やはり愉快で気持ちのいいコンボやデッキが出来ると、それが何よりの喜びとなる。最近では一枚の強いカードを倒す為に熟考に熟考を重ね&運良く愉快なカードをゲットして無事気持ちよく勝利を収めることに成功したりした。

本音を言えばそれらがどんなカードでどんな戦いだったのかを書いたりしてみたくもなるのだが、いかんせんエレモンはコンピュータゲーム。リアルトレカゲーと違って時間さえ掛ければある程度のカードは揃っていく。その点デッキ構築も容易いし、ちょっとした情報で方向性を狭めてしまうこともやぶさかでないのだ。今回に関しては僕自身とても楽しんでいるし、カードゲーム属性を少しでもお持ちの方にはぜひともプレイして欲しいと思っているので、ぶっちゃけカードの性能やデッキに関する情報は明かさないし、教えても欲しくない。強いカードの情報は言ってみればゼビウスの無敵コマンドのようなもの。より楽しめる道を模索していきたいと思う。

そんな状況でオフィシャルを覗いてみると、ダウンロードサービスにスクリーンセーバーがあった。通常ならそんなメーカーが配るものに大した物などないとタカをくくりつつシカトしてしまう僕だが、今回はふと思い立って導入してみることにした。

 するとどうでしょう!

スクリーンセーバーはなんとゲーム中のモンスターイラストが表示されるものであり、現在169種中104種目までが選択表示も可能となっていた。
※実際の表示画面はステータスではなく、図鑑なので名前とその解説以外に、例えばレアリティやステータスに関する情報はない。

 これをなんとか保存出来ないものか・・・。

スクリーンセーバーは一番下段に小さなサムネイルが表示され、それをクリックすることで任意のモンスターイラストを中央に表示させることが出来る。だからマウスの動きでセーバーが終了するということはない。しかし、作動中にキーボードを押すと例えそれがどのキーであってもデスクトップに切り替わってしまう。画面をそのまま切り取るタイプのスクリーンショットは今回使えないのだ。

 うーむ。

思案すること1分ほど。今度は以前お世話になった「カハマルカの瞳」を試してみることにした。このソフトはPCの画面を強引に録画するもので、例え高解像度であってもマシンパワーとHDD容量さえあればそこそこ使い物になる。ただ、ホントにハンパないスペックを要求するので、とりあえずは「スクリーンセーバー保存」で試してみたのだが、、、

 画面の真ん中辺しか保存されてない・・・。

わずか10秒ほどの動画でファイルサイズは700MBほど。相変わらず豪気なソフトだぜ・・・と思いつつ気を取り直して「フルウインドウ保存」で再度トライアル。

 今度はしっかり保存されてたっ!

ただ、基本的に画面写真をビットマップで保存していくソフトなので、仮に1秒間に30コマなどという破格のフレームレートで実行しようとすると、わずか10分で、、、

 1枚7.3mbのビットマップ×秒間30コマ×600秒=131400mb=131ギガバイト

も掛かってしまう。
※ウチのデスクトップは1600×1200ドット。
簡単に言うなよ、というファイルサイズである。なので、実際はコマ数を秒間3コマで、出来る限り早く次の絵を表示するように心がけ、AVIファイルで保存。結果それでも7ギガほどの動画が出来上がった。

あとはこれからスクリーンショットを撮り、全て手作業でモンスターの絵の部分だけ切り出して保存していくだけ。つかちっとも「だけ」じゃないのだが、まぁ「可能」か「不可能」かは大きな隔たりがある。今回「可能」という答えが出た以上やるしかない。っていうか今回何のネタでブログ書いてたんだっけ?

スクリーンショットはPowerDVDで行い、切り出しはいつもの通りIrfanViewで。なるべく安定して範囲を指定するのにスゲェ疲れたが、それでも自己満足出来るレベルの切り取りは出来たと思う。サイズは原寸のままでjpgにしてしまったので1枚50kb程度。かわいいモンである。

さて、それでは僕のその成果をご覧頂くとしましょうか。
※っていうかもしハドソンさんから「すぐ消せ」と言われたら消しちゃいますので、↓ここから先の部分はもしかしたら期間限定になるかも。とりあえず「愛ゆえに」がんばった成果ですので、一人でも多くの方の目に止まることを祈りつつ・・・。
※一応名前と画像を続けてアップしたけど、ココログのシステム上どうしても整然と並べられない→っていうか僕が使い方を知らないだけかも知れないけど。なので、見づらいのはなにとぞご勘弁願いたいと思う。

001 001レッドスライム
002 002ブルースライム
003 003グリーンスライム
004 004ゴールドスライム
005 005ブラックスライム
006 006プチドラ
007 007ウーパ
008 008ビービー
009 009ユニコ
010 010スカルン
011 011フレアリー
012 012マーメイド
013 013フェアリー
014 014ケットシー
015 015ダークエルフ
016 016ウイウルオーウイスプ
017 017キラーシャーク
018 018カーバンクル
019 019レプラコーン
020 020カオスシャーク
021 021スライゴブリン
022 022アクアナイト
023 023極楽鳥
024 024サンダーバード
025 025ゴーレム
026 026フレイムナイト
027 027リザードマン
028 028ケンタウロス
029 029ホワイトナイト
030 030ブラックナイト
031 031ミノタウロス
032 032キングホエール
033 033ラミア
034 034ゴールドホエール
035 035フェニックス
036 036ファントムシップ
037 037ドワーフ
038 038グリフォン
039 039ヘルハウンド
040 040ケルピー
041 041トロル
042 042ガーゴイル
043 043サラマンダー
044 044ウンディーネ
045 045バジリスク
046 046スフィンクス
047 047ケルベロス
048 048キメラ
049 049クラーケン
050 050ラフレシア
051 051サイクロプス
052 052森の守り神キーマ
053 053聖天使テレサ
054 054堕天使ヨミ
055 055レッドドラゴン
056 056ブルードラゴン
057 057グリーンドラゴン
058 058プラチナドラゴン
059 059ブラックドラゴン
060 060フレイムロード
061 061ヴァンパイア
062 062ポセイドン
063063トール
064 064バーサーカー
065 065デスキャンサー
066 066孫悟空
067 067火神殿の巨人兵
068 068水神殿の巨人兵
069 069森神殿の巨人兵
070 070サーヤドール
071 071イビルホーク
072 072ルビーナイト
073 073ケンタウロスナイト
074 074機械皇帝ノーグ
075 075イフリン
076 076イソギン
077 077マンドリリン
078 078ムーニィ
079 079チビデビ
080 080ハンマーゴブリン
081 081剛燕
082 082ネカコドール
083 083レッドモノリス
084 084ブルーモノリス
085 085グリーンモノリス
086 086ゴールドモノリス
087 087ブラックモノリス
088 088アイスドラゴン
089 089ハーピー
090 090スケルトンナイト
091 091ペイントマンレッド
092 092ペイントマンブルー
093 093ペイントマングリーン
094 094ペイントマンゴールド
095 095ペイントマンブラック
096 096マグマシャーク
097 097深海の宝物
098 098竜騎士
099 099炎の大剣
100 100水龍の盾
101 101大地の弓
102 102天使の衣
103 103暗黒の鎧
104 104ドラゴンニュート

素晴らしいイラストを描いてくれたイラストレーターの方ととっても面白いゲームを作ってくれたハドソンに感謝しつつ、このソフトがより多くの人の元に届きますように・・・。

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2007年10月16日 (火)

エレメンタルモンスター

  最初に書いてしまうが、僕のこのタイトルの評価はすこぶる高い。いつものように★で表すとするなら★★★★☆の9点。でもって本音を言えば出来るだけ多くの人にやって欲しいとも思う。日頃こういったたぐいのゲームをプレイしない人でも、出来たらやって欲しいなぁと思う。これは個人的に非常に良くできたゲームだと思う。

エレメンタルモンスター、通称エレモンはハドソンのニンテンドーDSタイトルで、要はトレーディングカードゲームだ。ポケモンカードやマジックザギャザリング、カルドセプトや、最近のニュースで言えばカードヒーローみたいな、デッキを作って相手と対戦するタイプのストラテジーゲームだ。RPGのようにレベルが上がったり、アクションのように指先のテクニックは要求されない。求められるのは地道な戦いの繰り返しに対する耐久力と、様々なカードの性能をブレンドしてコンボを作り出す想像力だ。だから別段年齢や性別に関するハードルはそれほど高くないと思うが、ビジュアル的に寺田克也のようなタッチの絵は女性に訴求しづらいと思うので、概ね男性向けではあるかも知れない。

先ほど「地味な戦いの繰り返し」と称したが、実際の戦闘はそれほど作業的にはならない。さすがに同じ敵相手にずっと戦い続けたり、非常にカードがたくさん集まってデッキが強化された後に序盤の相手と再戦すれば、その戦いは作業色が強くなるが、それはまぁどんなカードゲームでも言えること。その点でさほどナーバスに警戒することはないだろう。

さて、ここからは具体的なゲームシステムに触れていくが、僕のカードゲーム(今回はコンピュータカードゲームに限定)絡みの経験と併せて書いていきたい。文面から趣味嗜好を推し、エレモンに対するイメージを膨らますのもいいかも知れない。

まず僕が好きなカードゲームの条件として、

●ある程度短時間で勝負を着けられる。もしくは着けられる可能性がある。

デッキが強くなったことを実感するのに、速度は切っても切れない。全体のテンポが悪くてはその辺り興ざめだし、一戦するにも気合いが必要になる。

この点で過去最高のタイトルはなんと言ってもネオジオポケットの「激闘カードファイターズ」だ。とにかく対戦よりもデッキの強化に特化されたシステムはカードが強ければ強いほどデッキが強い。強いカードを使う為の足かせもなく、逆にそれがこのゲーム最大の特徴であり魅力でもあった。対戦にウェイトを置く人からは敬遠されがちなこのシステムもことグルーブ感のあるカードゲーム、より高みを目指すスタイルを由とするプレイヤーからは絶大に支持されたとも思う。僕自身「本体ごと買う価値がある」と言われて購入したタイトルだが、まさしくネオポケはこのタイトルの為に存在したと言ってもなんら過言ではない★★★★★傑作。

その点エレモンは合格。短ければ2分ほど。長くても10分程度で1戦が終わる。コンピュータ戦で連戦を強いられる場面もあるが、それとて2本先取制なので、それほど気負う必要もない。そもそもエレモンは、

 デッキのカード枚数が最大でもわずか6枚。

というカードゲームなのだ。それも過半数は最初に始める段階で相手にも見せた状態。こんな状況でどう戦術を楽しむのかと思われるかも知れない。僕も最初はそうだった。しかし要はそのカードの情報量と、それぞれのカードの組み合わせによるシナジーがモノを言うのだ。

山札からカードを引きつつプレイするカードゲーと違い、全てのカードがプレイヤーの把握下に置かれた状況での戦いは、乱数要素が少ない。ポケモンカードで言うなら、お互いが最も理想とするコンボのところだけを切り取って戦いを楽しむことが出来るようなものなのだ。だからほとんどプレイしていてダレることがないし、「早くあのカードが来ないかなぁ~」なんてストレスとも無縁。相手の手を読みこちらのコンボを決める純度の高い対戦が楽しめる数枚のデッキ。これは寂しいわけでも物足りないわけでもなく、「無駄がない」と考えてもらいたい。

●ご褒美の出し方が上手い

僕が遊戯王をやらなかったのは、とにかくカードがなかなか増えなかったからだ。昨今のタイトルはどうかわからないが、初期の頃は勝つまでに非常に時間が掛かる上にカードもほんの少ししか増えない。忍耐に忍耐を要求するゲームだった。特に対戦では負けた方が失うものもあるというシビアすぎるルール。作ったヤツに莫大な殺意を抱きまくったものである。

その点ポケモンカードGBの場合は一度に数パックもらえたりしてどんどんカードが増えていく感じが良かった。実際シリーズも既に充実した段階でのリリースであったこともあり、ある程度の加速感は不可欠であったとも言えるが、エレモンもその辺りのチューンはさすがハドソンというところ。
※ポケモンカードGBもハドソン製。
勝っても1枚しかカードはもらえないが、
※ボス戦のみ特別に2枚貰える。

 なんと負けても1枚貰える!

これがデカい。プレイ時間が無駄にならないというのがカードゲームにおいてどれほど重要なことなのかは、知ってる人なら絶対うなる点だと思う。それに、「たった1枚」ではない。先ほどデッキは最大で6枚と言ったが、普通に遊ぶ分には4枚が平均的なデッキになる。仮にポケモンカードで考えれば60枚のデッキに対して10枚のカードが貰えるよりも4枚のデッキに対して1枚のカードが貰えることの方が効率がいいことが理解出来るだろう。ましてやそれが負けても貰えるのである。

 なんと豪気な!

そしてその貰えるカードもストーリーモードを進めていく過程で増える対戦相手ごとにある程度傾向があるから、完全にランダムじゃない点も評価出来る。もし完全にランダムだったら序盤だけでゲームが終始してしまう。

 っていうか本音としてはそれでもいいのだけど(^^;、

このゲームの場合は結構いろんなルールが徐々に増えていくシステムを取っている為、しっかりと把握しつつ徐々に使えるカードが増えていく方が実はかなり遊びやすい。その辺りのチューニングが非常に上手いのだ。さすが買わなきゃハドソンである。

ちなみにご褒美はカードだけではなく、ちょっとしたプレイヤービジュアルの変更要素や、デッキを根底から強くする「装備アイテム(ジュエル)」、「フォーメーション」という要素もある。カード以外でもモチベーターがあるのはある種邪道視されるかも知れないが、DSというハードの特性上、ご褒美はあるに越したことはないと僕は思う。

●カードの種類が多い

エレモンのカードは全169種である。正直既存のシリーズと比べればそれほど多いとは言えないかも知れないが、やっていてそれはほとんど感じない。なぜなら先ほども書いたように

 1枚ずつしか手に入らないから。

そうそう一気に増えてくれないのである。っていうか僕は既に12時間近くプレイしているが、まだカードは75種類。半分にも満たない。

レアリティは「C:コモン」「U:アンコモン」「R:レア」「L:レジェンド」の4種。概ねレア度の高い方が強いが、デッキには個々のカードに設定された「マナ」という数値の合計がいくつまで、という上限があるためその中を強いカードばかりには出来ない。具体的に言えばマナの上限20の中にサイズ8のカードを2枚入れれば残りの枠はわずか4。そこに2と2、1と3、4を1枚入れるのかはそのデッキ構成に大きく依存する。結果弱いカードにも日の目を見せられる場があり、このゲームの奥深さにも繋がっている。

最初の方で「カードの情報が多い」ということに触れたが、この点でも弱いカードに対するウェイトがある。遊戯王にも見られる「犠牲にして・・・」という技や、ベンチにいる状態で使える技、使うと死んでしまう技なども多く、強敵を倒すために一丸となってコンボを構築する楽しさは山札という乱数要素がないエレモンならではと言ってもいい質の高いものだ。

●絵がいい

Vampireキャラクターなどのビジュアルには抵抗感が否めないが、モンスターの絵に関してはかなりいいと思う。っていうかDSの解像度が非常に恨めしいが、それでも変にタッチがおかしな人がいるわけでもなく、ある程度統率感がありつつかっこいい。←このカットはとあるサイトでアップされていたヴァンパイア。つかまだ僕は手に入れてないんだけどかなりイカス。つかこのレベルの画質でゲームがしたい。マジでしたい。つか360で出してくれって感じ。あ、でもロードは短めでお願いします。

Kingwhoelちなみに←これがゲーム中のカード。この画面には出てないけど当然、技やチョロっと書いてある「SPスキル」「リバース」などの効果も画面で確認出来る。

-----------

ど真ん中のファンタジーなので、かなりカルドセプトと絵のテイストがかぶると言えばかぶる。でもって当然ながらグラフィックはこちらの方が劣る。でも絵だけがゲームの面白さじゃないことは今更言うまでもない。

とりあえず、戦ってる感じはポケモンカードに近いかなぁというところ(自分遊戯王を嗜まないので)。既にサイトによっては強いカードやデッキの方向性が出てきているようだしバグもある様子で、カードが拡張されないDSという土俵では不利な側面も確かにある。それでも自分で考えに考えて仕上げたデッキが気持ちよくコンボを決める爽快感はやはり格別なものがあると思う。今日のブログを読んで興味が湧いた方にはぜひプレイしてもらいたいと思う。auのサービスでもやってるようだしね。

公式
http://elemon.jp/index.html

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2007年10月15日 (月)

プラネタリウム

今日は日曜だけどお休みを頂いていて、たまには家族でどこかに行こうという話になるも、やっきになって探した場所は、

 行ったことがある。

と言われあっさり却下。天気もあまり良くないし、近場でどこかないかとネットをふらついていたら、丸いドームが目に入った。

 「そうだ、京都行こう」

というわけで近所のプラネタリウムへ。

僕は実を言うとプラネタの経験が非常に薄い。つか浅い。つか遙か昔過ぎて風化してる。たぶん未就学児の頃、いわゆる幼稚園に行くバスに乗るのを嫌がって泣きわめいていた頃まで遡ってしまうのではないかと言うくらい過去の話。つか他にも見に行ったことが合ったかも知れないが、まぁ忘れているという話。

なので、今日は軽く期待していた。いつも通りかみさんの運転でドームのある市営図書館に着く。一旦は予約するも時間があったので昼食へ・・・。先日の未来創造堂で見た

 ビックマックに月見バーガーの卵をサンドして食べる

という八嶋智人の美味そうな顔が忘れられず、思わずマネてみようと思ったらなんのことはない月見は終了。つかまだ10月初旬だよ!?もう秋は終わりかえ、と思いながらゴマだれエビフィレオとビックマックをチョイス。つか、

 二つは超多い。

ぶっちゃけこんなにきついとは思ってなかったってくらいキツかった。つかバーガーってラーメンとかと違って残すと見苦しいじゃない?極端に。誰かが続きを食えるってもんでもないし、フタして隠せちゃうわけでもないし・・・。

なので、がんばって食べました。つかまぁビックマックはやっぱ好きだから美味しかったけど、エビフィレオは、

 なんつかオシャレ代?

みたいな気がした。味と満足度のバランスで言えば、正直僕のセンスとはズレが生じるなぁというか、そもそもエビちゃんってかわいかったかなぁという感じだし。

つか今日はめずらしく風呂上がりに書いてるので結構疲れてます。明日は早朝から仕入れだし、ついさっきまでゲームやってたので微妙の頭もモーローとしてます。
※なんのゲームかはまた明日にでも・・・。まぁプラネタの帰りに寄って買ってきた衝動買いのタイトルなんスけどね。

で、飯も終えおなかもいっぱいになって図書館に戻ると、丁度開始5分前。薄暗い半円形のドームに入ると、

 客は僕たちだけ。

まぁそんなこたぁ予測の範囲内さね。今時出来たばっかりでもない、特別巨大でもないプラネタリウムにどこの物好きが集まってくるもんかい。と思いつつ、しばらく待ってたら直前に小学生3人組が入ってきて合計7人での鑑賞とあいなった。

開始早々ネットに繋いで

 ロードが追いつかないような「かぐや」打ち上げの動画

を強引に見せようとするじいさん。このくらいなんとか用意しておけなかったのかよ、という気持ちでいっぱいになる。だってあれからもう1ヶ月経ってんだぜ!?

でもロケットはやっぱかっこいい。つかスゲェ。なんであんな思い物がまっすぐ上に飛んでいくのか不思議で仕方ない。速度も秒速900mだってさ。それってホントかよ?時速に直すと3200km/hくらいだよ!?マッハ3くらい?ロケットってそんな軽いもんじゃないんでしょ?よく知らないけどさ。

まぁそれはそれとして発射の動画の後はありがちではありつつも既に心の片隅からも外れていた満点の星空。時折流れ星の演出もなかなかに風流。

 「あ、あれはサソリ座かねぇ?」

 「そうだよきっと!」

 解説「これは白鳥座・・・」

 「これは天秤座かなぁ」

 「ええ~?」

 解説「これは乙女座・・・」

なにげに楽しい。わかんなくても星は星。僕は僕。今晩見られる星座のあと、全く今見ることが出来ない南半球からの星空も少々。つか自分が住んでるところはそれほどスモッグで薄汚れた空ってこともないんだろうけど、いかんせん街の灯りが強すぎてそうそう綺麗な星空も見られない。つかそもそも視力が悪いから見られない。

 近視が進んで切ないのは夏の海と夜空の星が見えなくなることだ

とエジソンも言ってた。しょうがない一番最初に浮かんだのが機関車トーマスだったんだもの。いやだから寒いのは秋が深まってる証拠だって。つか湯冷め?ちゃんと追い焚きしてお風呂入ったの?

その後はオーロラなんかも見せてもらったりして、ここまではかなり楽しめた。でもその後が、、、子供向けのほんわかしたキャラクターが登場して、「すばる天文台」が映し出されたのまでは覚えているのだけど、、、気付いたら明るくなってました(^^;。まぁそんなもんでしょう。つか

 終わり悪けりゃ全て悪。

ってこともないだろうけど、昔見たときも最後まで見続けることが出来なかったのかなぁなんてことを思ったりした。だから、

 なかったこと

になってるのかもなぁ、、、なんて。

とりあえず休日の過ごし方としては正直思った以上に勧められない感じでした>プラネタリウム。つかホントに素晴らしくて最高でタマンネェ状態に追いつめられてたら、もっとリピーターが多いと思うんだよね。っていうかせっかくすばるが出来たんだからもっと派手で素敵な映像を見せてくれてもいいんじゃねぇのって思った。グーグルアースと比較されちゃプラネタもおしまいだぜって辛辣ながら思った。でもやっぱ星空は綺麗だと思った。つか夕方ひときわ強く光ってるのは、

 宵の明星

だと思ったら木星だったのが一番ショックだったんだけどさ。子供に見え張って萎縮する父、みたいな?

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2007年10月14日 (日)

スマブラX発売日決定!

1月24日だそうで、結局年を越してしまいましたね。浜村通信が年末最大のタイトルとして期待していたドラクエもスマブラも延期となっては、正直盛り上がりに欠ける年末商戦となりそうです。つかフィットが出るならソレはソレで盛り上がるのかも知れないけど。

マリオギャラクシーが意外と早い11月1日リリース。自分はまぁあんましピンとこないというか、まぁいつかは買うんだろうけど程度。それよりやはりスマブラ延期がちょっとショック。別に興味がないフリをしていてもさすがにビッグタイトルだから

 イベントとしては楽しみにしていた。

わけで。クリスマス商戦の修羅場辺りに出るなら出て欲しかったかなぁとか。今でもWiiに関しては発売日の夜が一番楽しかったって思いますし。

余談ですが、今度のスマブラは、コナミからスネークが参戦するとリリースされていて、最新情報ではセガからソニックが出るようですね。わざわざ社名を書いたのは当然意味があります。

 ソウルキャリバーにリンクを出したくらいだから
 ※それもスマデラっぽいヤツ
 当然ナムコからもなんか出してくるんじゃないの?

って話。スネークだけならまぁそんなもんかと思いましたが、セガからも出すとなれば、ナムコもあって不思議なし。強いて言えばあとカプコンも、というところですが、どうなんでしょ。

とりあえずナムコから出る可能性があるキャラを考えてみると、、、

まず可能性として旬なところってのが意外と思い浮かばないんだよね。ナムコの看板キャラと言えばまずパックマンが浮かぶけど、正直それは
※カービィやプリンとキャラがかぶるから
ないかなぁと思うし、第一最近のキャラじゃないから薄そう。つかその最近のキャラそのものがあまりピンとこない。鉄拳から誰か出すにしても平八って世界観じゃないし、ソウルキャリバーの中にはメジャーどころもいないし・・・。というわけで、僕の個人的な希望だけをソースとして、、、

 ナムコからはワルキューレが参戦!

というのはどうでしょう?剣と盾はリンクとかぶると言えばかぶるけど、その分作りやすそうな気もするし、魔法も使える華のあるキャラ。特に音楽や舞台設定にも事欠かないし、人気自体メストでチャンプになったことがある歴史を持つ点で悪くないのでは?って誰に問うているのかわかりませんけど。

で、カプコンからはやはりロックマンが妥当かなぁ。一昔前ならアーサーやリュウや春麗や、バイオハザードからのキャラってのもアリだったけど、今だとどうしてもDSやGBAのリリースと実績から妥当すぎるチョイス。強いて言えばただのロックマンじゃなくて、エグゼとかゼクスとか流星の、、とかもあるかも。つかキャラ的にはこれまたいろんな武器を使わせられる分いじりやすいと思うし、雰囲気もスマブラっぽい。
※つかまぁスネークを出せるくらいだからどんな雰囲気でもOKっちゃOKなのかも知れないけど。

他にメジャーな会社ってのも思い浮かばないけど、まさかガンダム出すわけはないと思うし、たまごっち?さすがにないでしょう。個人的には、孫悟空とか出てくると超燃える!んですが、そこもさすがにバンダイが安売りしないと思うし・・・。でももしも、もしも出るとしたら、

 さすが任天堂

と思わずにはいられませんね(^^;。

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2007年10月13日 (土)

元祖を遊んでみる~その1イース~

Ystitle01 体調が不全なので、ライトなネタを少し振ってみる。とりあえずメジャーなゲームのリプレイというか昔のゲームのオリジナルをやり直してみて今でも楽しめたりするのかなぁという話。最初はドラクエかFFにしようと思っていたのだけど、DAISOさんがイースのファミコン版をやったら結構面白いなんて話があったので、イース、それも88版(PC-8801mkIISR版)をやり直してみることにした。
※気分を盛り上げる意味も込めてフィールドの音楽を・・・↓
「ys01field.mp3」をダウンロード

最初速攻金の台座を取りに行き、指輪も転売してロングソードとその他装備を調え、占い師の話を聞く。軽くレベルを上げてから最初の魔法使いのボスと戦うが、あっさり返り討ち。つかこのバランスはいつやっても同じ手触りなんだよな。このレベルだとメチャシビアなくせに、がんばって1レベル上げるだけで超楽になるチューン。まぁそこがいいというかここで苦労するからこそ、ボスを倒したあとの敵が超美味しく感じられるってのもあるんだけど。

雑魚をあと80匹倒してレベルが上がるという状況で、地味にカウントダウンを始める。つか最初ここで心が折れそうになるけど、1匹倒すのに1回の攻撃で良いので、結構テンポ良く稼げて、なんだかんだでレベルアップ。つかイースIに関して言えばこの経験値稼ぎが一番ツライ気がする。

でも無事レベルさえ上がれば次の鎧を買う資金も貯まってるし、魔法使いなんて4回斬るだけで倒せる。つか事前に長男に「4回くらいで倒せるようになるくらい強い」なんて言ってたらホントに4回だったのがちょっと嬉しかったりして。試しにこの後炭坑で稼げないか戦って見るもアッサリ返り討ち。キンキンと金属音が響くが、それがこちらの剣とあちらの防具では切ないばかりだ。逆だと気持ちいいのに。

この後はいつも通り雑魚を倒してレベルを上げる。ある程度稼いだら
※お金が5000貯まってレベルが上がるくらい。
一旦街に戻って剣を買い、神殿のボスと戦う前に炭坑へ。今度はさすがにダメージが通る。レベルも少々上げつつシルバーアーマー、タイマーリング、ロダの実、銀のハーモニカ、ヒールポーションなどをゲット。いつもならここに来る前にウイングも買っておくのだけど、ちょっとケチって二つ目の鎧を買ってしまった分ネックレスとルビーを売ってもお金が足りなかった。

つかイースをしっかり覚えている人にしかわからない流れになってるが気にしない。

その後しばらく炭坑で戦って経験値が25600まで行ったら一旦外に出て、シルバーソードと店売りの盾と鎧、ウイングやミラーを購入し、
※つかミラーって使った記憶がほとんどないんだけど・・・。まぁついで。ちなみにここで店売りの武具を揃え損なうと、塔に行ってからスゲェ苦労するので油断しないようにしたい。いやマジで経験済み。
神殿のボスへ。つかこの状態だとホント楽。道中も普通にやると結構つらかったんだけど、っていうかこういう逃げ道があるところがイースの好きなところなんだよね。金の台座にも言えるけど。

あと書き忘れてたけどやっぱり音楽はイイ!どこの曲もさすがに何度もクリアしてるだけあって耳に残ってるし、FM音源お音も心地よい。つってもまぁエミュだから実機とは多少なり違うんだけどさ。

神殿ではとりあえずカギを二つ取り忘れないようにしたい。まぁボスも余裕過ぎるくらい余裕なので、取り忘れないように行ってから倒してウイング。街ではウイングを買い直し、サラの死骸からイースの本をかっぱぐ。きびすを返すように炭坑へ。

 実はやりながら書いてます(^^;。
 ※つか体調は大丈夫なのかオレよ。

つかここでまた経験値を稼がなければならない。つかイースは先ほどのヘビのように本来あるべきではない稼ぎをしない限りはボスは総じて手強いのだ。別にそう派手なアルゴリズムというわけではないのだが、いかんせんタイミングがシビア。コウモリにしてもカマキリにしても二首にしても、そしてラスボスダークファルスにしてもだ。つかダークファルスじゃなくダルクファクトか。

とりあえずここの経験値稼ぎは火の鳥推奨。リングメイルじゃなくても装備とレベルが順調であればキンキンになるので死ぬ心配がない。レベルがマックスまで上がったらリングメイルにしてダームのカギを取り、コウモリへ。

 つか死ぬほど死んだし・・・

回数にして2億回くらい死んだ。途中何度も何度も砂を噛む思いをしてくじけそうになっては星を眺め、上を向いて涙がこぼれないようにじっと耐えた。耐えて耐えて耐え抜いてついに僕はヤツを倒した。長い苦闘の果てに僕が見た得たものは、、、

 肩スゲェこったし。

つかこいつって戦うたびに思うんだけど、攻略法ってないのかね。運というか運というか運なの?みたいな。とりあえず合体するかなぁ~って感じがしたら真横に移動、寸前から突っ込んで削り削られ世は情け。運が悪いとホントどうしようもないって割り切ってしまえばむしろ楽なのかも人生ってそんなものなのかも。

何にせよ倒したわ。

倒したらウイングで街へ帰還。別に買う物や話を聞かなきゃならない人はいないと思うのですぐさまゴーバンのいる盗賊アジトへ、、、と思ったけど念のためにババァのところに寄ったら本を読んでくれるという。とりあえずこんなフラグもあったなぁと思いつつ子守歌を聞かせてもらったら思わず寝そうになるが、なんとか持ちこたえ、改めてゴーバンのところへ。

44444444444

↑ちなみにこれはウィンドウを切り替えずにおもむろに左へ移動しようとした結果そのままテキストエディタに「左=4」を書いてしまった結果。つかさっきから何度も何度もやってしまっていたのだが、せっかくなので一つくらい痕跡として残しておこうと思う。

閑話休題

 つかダームの塔やっぱ音楽いいし。↓
「ys02darm.mp3」をダウンロード

でも結構ヘバってるんでここらで止めようと思うし。つかイースはやっぱ面白いという結論かな。経験値稼ぎにくじけそうになったりボスに泣きそうになったりしてもなんとかかんとかどうにかこうにか進んでこれたもんな。飽きるってこともなく、テンションが急激に下がるってこともなく。

音楽の影響はやっぱ大きいと思う。「映画の感動の6割は音楽」なんて言葉をどこぞの誰かが言ったって話がファミ通のコラムに載ってたけど、それはホントそう思う。
※4割だったかも?

見た目も88で画面内に8色しか使えないしょぼしょぼパレット。ドットも荒いし、キャラの絵とかも切なくなるほど地味なのに、3時間ぶっ通しでテンション下げずにプレイ出来るってのはホントスタンダードタイトルと呼ぶに相応しい。続きをやるかどうかはともかく、僕らの世代にはかけがえのないタイトルであることは間違いないかな。★★★★☆。<気持ち的には満点上げたいとこだけど、IIがあるので一応9点かな(^^)。

以下余談

つかまぁ何となくやってみたら結構楽しかった。とりあえずタイトル的には訴求対象が少ないだろうと思うけど、他のゲームでもなんかやってみたくなったりもしたね。別にクリアまでやるつもりもないし、エミュでやるとついフレームレート上げたりリアルタイムセーブしたりしたくなるけど、出来たら当時のペースでズルっこなしでやってみたい。RPGに限らず、見方によってはゲームセンターCXのような感じでトライアルするのもよさげかなぁと。

でもそうなると「じゃあ何を」ということになってくる。せっかくなら今でも十分に楽しめる作品にしたいし、相応に古くないとダメ。そして何より僕がやり方を覚えてないと・・・(もしくはすっかり忘れていても問題ない物)。意外と選択肢は少ないかも知れないけど、いざとなればネットで攻略法を見ながらでもいいかとも思ったりしてるくらいで、あくまでダラダラとやっていければなぁという感じですワ(^^)。

みなさんも何かチャレンジしてみてはいかが?

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2007年10月12日 (金)

トランスポーター

★一応二つ目。

Transpoter01 休みだったので先日みた「2」の前作であるところのトランスポーターを借りて見た。つかやっぱりジェイソン=ステイサムはかっこいい。僕はかわいい女の子も好きだがかっこいい男もやっぱり好きなのだ。
※添付イメージの後背筋なんてほとんど芸術的だし。つか場面的にまるで対戦格闘みたいだし。つかこのレベルの画質というかリアリティでゲームが出来る日もそう遠くないんだろうなぁなんて思った。つかそう言えば昔ストIIを題材にした映画があったけど、あんなのよりずっと綺麗な筋肉だよ。つかある意味ブルース=リーっぽい。やってるのもマーシャルアーツっぽいし、場面的にもオマージュと取れなくもないものが散見されたりしたし。

あと、スー=チーもかわいい。まぁ止め絵で切り取っちゃうと冴えないアジア系の女の子になっちゃうんだけど、劇中ではホントに映える。動いてナンボとなれば女優として必要十分だということなわけだけど、彼の相手役としてはまことにいい感じ。

 つかさっきからかっこいいとかかわいいとか抽象的な話ばっかり

なんだけど、しょうがないそういう映画なんだもの。アクションシーンは普通に悪くない程度で、正直全体的に見るとブツ切れ感が否めず、緊張感もやってる内容にしては薄い。建前的に「400人の奴隷の命」というのが掛けてるコストの割にささやかな感じがしてしまうからかも知れないし、しょせんは運び屋のやることなのかも知れないけど、なんつかまぁ普通。

たびたび出てくるけど360「スタントマンイグニッション」に出てくるようなシーンが多く、ある意味ダイハードの2匹目のどじょうという感も否めないけど、
※前も言ったけどジェイソンはブルース=ウイルスに似てるし。
かっこいいし強いし派手なので見てる間の気持ちのノリは微妙に違う。ハラハラドキドキというよりは「行け!そこだ!」的な感じというか。

とにもかくにも2同様ブルース=ウイルス+スティーブン=セガールでスピード+ダイハード+007みたいな映画をリュック=ベッソンが撮るとこうなるという映画。とりあえず2より1の方がヒロインが良く、かつネタも1に詰め込みきれなかった物が2に入ってる感があるので、1の方が面白さは上。つかここに挙げた連中の作品が嫌いじゃなければ借りてきても損した気にはならない。特に

 こないだテレビで2を見て1も気になった

という人が見る分には、完全に元が取れる作品であることは保証できる。相変わらず突っ込みどころは多いけどね(^^;。★★★。

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2007年10月11日 (木)

プロジェクトゴッサムレーシング4

買おうか買うまいかのライン上にあるタイトルの場合、体験版やデモムービーは非常に役に立つ。とりあえず360を起動し、前回から更新されたものをチェキる。

・ブレイドストーム:体験版

 コーエーが出すというだけである意味自分とは袂を分かつ感のあるタイトル。要は中世な味付けがされた三國無双クローンのニオイがしたけど、違うのかしら。っていうかもともと畑違いの人間がどうこう言うべきじゃないかも。とりあえず自分には合わない。

・バイオショック:トレーラー
 一説にはHLAOよりも訴求してるらしい60年代の海底都市!?を舞台にしたFPS。基本ゾンビみたいなもんなので当然グロいし、ビジュアルに関してはまぁこういうもんなんでしょ?という感じ。とりあえず自分は大型キャラのないFPSに懐疑的になってるきらいがあるので、国内でリリースされてもスルーでしょう。

・ニンジャガイデン2:トレーラー
 つかあまりにもったい付けすぎ。主人公キャラしか出てこない&超短い。これを見て買いたくはならないと思う。

・ギルティギア2:トレーラー
 もともとの格闘もそれほど大好きというわけではないので、それにタクティカルな要素が加味されても全くピンとこない。というかこのアレンジというかアプローチというのはアリなんでしょうか?

・ロストオデッセイ:トレーラー
 まぁ体験版すら途中で止めちゃうようなソフトですから、別にデモを見せられても全然ピンと来ません。つかファミ通XBOXのインタビューで「ゲームをしてる時間とデモを見てる時間は1:1くらいになると思う」なんてコメントがされてちゃ、

 買うわけねぇ。

って感じ。せめてキャラが魅力的だったらそれも変わってきたと思うけど、あれじゃあトバルん時の鳥山キャラ以下だと思うがどうか。

・プロジェクトゴッサムレーシング4:体験版
 箇条書きしてるけどこれが本題。つかさすがに気合い十分で、フォルツァモータースポーツんときと違って体験版だけでも十分楽しめるだけのコンテンツが搭載されている。普通のレース、チェックポイントを通過するトライアル、タイマンバトル、タイムアタック、、、。写真も撮れるし(保存は出来ないが雰囲気はわかる)、天候も雨、雪ともに楽しめる。当然ウリであるバイクにも乗れる。

 ぶっちゃけこれだけでおなかいっぱいになりかねないくらい楽しめる。

正直グラフィックの「衝撃度」で言えば前作を超えたとは言い難いが、さすがに水滴の付いた車や車中からの映像は素晴らしいとしか言いようがない。グランツーリスモがレーシングシミュレーターとしてよりリアルな車とその挙動の再現に腐心するのに対して、PGRは「雰囲気」を重視してる気がする。写実的でありつつもかっこいい車。絵として切り取って見たくなるような、まるで自分がその車のオーナーになってその場所で運転しているような、、、。

重要なのは実際にそれを実現したところで、僕らにはとうていまともに運転なんて出来やしないはずのものを「脳内イメージ」にデフォルメしてるところだ。かっこよく運転してるだろう「ありもしない理想」をそれっぽく仮想体験させてくれる。だから前作でもガレージの出来が異常によかったり、写真を撮るモードがスゲェ充実してたりする。

つか、今回もちょっとしたところで写真を撮りたくなったので、体験版ではありながらシャッターを切ってみた。

 が、

それがどこに保存されているのかわからない。これは体験版ゆえのはがゆさなのかはたまた製品版も保存はされないのか。

あまりにも気になったのでサポートにTELしてみることにした。マイクロソフトのサポセンは

1.XBOX360に関するお問い合わせ

のあと

4.個別のゲームに関するお問い合わせ

だ。完全ではないがアナウンスの途中でもボタンを受け付けるようになるので使う可能性がある人(例えば未来の俺)は覚えておこう。

結論から言って、体験版ではサーバーにアップロードが出来ず、例えPCとLANで繋がっていても直接取り込むことは出来ないとのことだった。一旦PGRのサーバーにアップして、それをブラウザから認証を通して見ることが出来る。なので、残念ながら現時点で僕が撮った写真はここで公開することが出来ないわけだが、とりあえずサンプルフォトはサイトに載っていたので、それを貼り付けてお茶を濁すことにする。

Pg430473 ←まぁ普通にかっこいい。当然ゲーム中の画面。でも3と比べてマシンスペックが上がったワケじゃないから、このかっこよさは完全にソフトウェアによる向上ということになる。つか現存する2000GTでこんなにピカピカのヤツはないだろうと思うが、まぁそれはそれ。

Pgr4_june22_27 ←バイクも一つ載せておく。つかデモムービーを見るとわかるが、運転士ながら後続に手を振ったり出来るらしい。要するにケンカを売れるというか、挑発出来るというか、バカにするな!みたいな?

総じて出来はいいと思う。ロード時間は体験版=HDDだからあまり参考にはならないが、耐えられないレベルじゃない。っていうか一回始めるとスゲェ集中するので、たまのロードに対する負担がそれほど大きくない(気がする)。

価格はHALO3と同じ税込み7140円。ヤマダで買えば6000円切るくらいか。正直これを買うよりはフォーエバーブルーを買った方が話題にもなるかとも思うし、そもそも3自体全部のコースを走ったワケじゃないことを思い出した。とりあえず評価は★★★☆くらいの高さがありつつも、一旦は保留かなぁというところだ。

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日本製の衣類

mixiでトムニャットさんが中国製を気になさってたので、ソレについて少々衣料品小売店店長としての見解を述べたいと思う。つかぶっちゃけ生活環境と行きつけの店、およびオサイフに締める衣料品コストの割合などから、誰彼構わず参考になるという話ではないことを最初に断っておきたい。とりあえず「ブランドしか着ない」とか「靴下は安売りの3足1000円」という人には全く参考にならない。なぜならウチの店ではいわゆるブランドと呼べるような服は一切扱っていないし、3足1000円の靴下が事実上一番高い価格帯に属する程度の店だからだ。

っとまぁ前置きはこれくらいにして、まず僕の知識の範囲内で、日本製と中国製の違いをいくつか箇条書きにしてみる。知ってることもあるだろうし、僕より詳しい人もいるだろうけど、まずは軽く目を通してくれたまい。

・中国製は人件費が安い
 →給料のベースが安い
  →モチベーションも低い
   →よくさぼる
    →管理が甘く品質にムラが出来やすい
     →高品質を維持することが出来ない

  しかし、

 →管理者が日本人で徹底した品質管理にコストを掛けている
  →さぼれない
   →品質が安定し、結果的に給料も高くなる
    →価格がそれほど安くならない

 ということもありえる。織機など最新のものを導入し、国内以上に機械にはお金を掛けるケースも少なくない。肌着のトップメーカーであるグンゼなどは、海外生産品であっても、後者のような管理の徹底で日本製に匹敵するクオリティのラインナップを揃えていたりする。

 「基本コストが掛かってるものは品がいい」

と考えて間違いない。生産国うんぬんもそうだけど、作り手のモチベーションや風土、慣習などが案外重要だってこと。ベトナム製だとかタイ製だとかあるけど、意外と日本製並のものも少なくない。

・日本製がいいのは素材
 →特にゴム。ウエストに使われるゴムは国内製品の質が明らかにいい。
  →中国製品はすぐダラダラになってしまう。
   →衣類だけじゃなく、スリッパやサンダルなどに使われるゴム系の樹脂ボンドにも同じようなことが言えたりする。
    →高温多湿に弱かったりする。
     →洗濯に対する耐久力とか。
      →肌着・靴下・パジャマは特に日本製がオススメなのだ。

・縫製について
 →これも一つめのコストと同じことが言える。
  →国内の方が総じて安定している
   →言い換えればチェック機構が厳しい
    →海外製はキズや縫製不良があってもあまりそれが除かれなかったりする
     →国内メーカーでもその基準はマチマチで、A社が落とすキズをB社は気にせず出荷するというケースが多々ある。
      →当然それもコストに跳ね返る。

  とりあえず目で見て安定していると思える仕上がりであれば、それで問題ない気がする。裏地を見て縫い終わりの処理が綺麗だとかそう言うヤツね。

・パッケージは侮れない
 →(ちょっと裏技だけど)製品パッケージにコストを掛けるかどうかはメーカー次第
  →商品に自信があり、センスがあるところはパッケージも気合いが入る
   →同じ中国製でもタグやパッケージが良いものは品も総じて良い。
    →最も手っ取り早い判別方法は、「フォント」
     →単純なゴシックしか使われていないのは最低で、時には誤植もある。いい物はPCにデフォルトでは入ってないようなデザインで仕上げている。これは国内のデザイナーや海外在中でもそれなりにコストを掛けないと出来ない部分なので、簡単だが結構な目安になると思う。もちろん例外はあると思うけど。

・B品も侮れない(別の意味で)
 →B品とは「少々難あり品」のこと。ちなみにC品は「とんでもない難あり品」
  →国内メーカーのB品の場合は、商品のタグやネームが切られていることも多いが、その分、質も悪くない。
   →しかし海外製品のB品は、強烈なものも多い。
    →右左のズボンの丈が違ったり、ポケットが縫いつけてあったり、カビてたり臭かったりする。
     →いわゆる「訳あり特価」は生産国に「より」注意する必要があるかも。

・アメリカ製について
 →ウチの店では一部のTシャツくらいしか扱ってないけど、基本、サイズが大きめ。生地も厚め。
  →よく「しっかりしてる」と称される品物があるが、生地が厚いだけでアメリカ製をそう判断する人も多い。
   →でも実際は厚ければ暑いわけで、乾きも悪くなりがち。綿100%のTシャツは手触りもあるから全面的に否定するってことはないんだけど、きちんと自分の用途に応じて判断した方がいいと思う。
    →質に関しては割とアバウト。中国製よりよく見られがちだけど、実際はそんなことはないと「僕は」思う。
     →ただ中国製は油断すると日本製より一回りサイズ小さく作る「せこさ」があるので、その点ではアメリカの方が安心かも。

・船
 →中国製の多くは船便
  →天然素材、例えば綿やそばがら枕などは衛生面で不安が残ることも・・・。
   →言い換えれば石油製品、ポリエステル100%の品物なんかは、さほど気にしなくてもいい気もする。
    →その意味でも肌着靴下パジャマよりアウターの方が中国製品の活躍の場は多いと思う。
     →でも僕の単なる思いこみかも(弱気)

---------

まぁ中途半端な知識ですから、あまりあてにならなかったかなとちと反省もしていますが、とりあえずみなさんが思ってる以上に中国製品のシェア率は高いと思います。実際僕のテリトリーの繊維業界では6割以上が中国からの輸入という問屋が多いですし、日本製よりも数が多い分だけ良いモノと悪いモノの差も大きい感じ。

とりあえず触ってみて、出来たら着てみて判断するのが一番だと思います。ブランド物でも中国で作ってるものだってありますし、要はどこで作ってるかではなく、誰が作ってるか、どんな人がどんな気持ちで作っているかだと思いますよ(^^)。

余談ですが、僕の親しくさせていただいてる問屋さんが中国に行く時の最大の目的は、

 さぼってないかチェックする。
 →品質が落ちていないか目を光らせる

だそうです。高くて良いものを作らせようとすれば、たぶん中国だろうとインドネシアだろうと出来るんですよ。要するに「安く作らせる」から質が下がる。ヘタな話、国内で時給300円で作れって言われたら、中国より遙かに悪いものが出来上がってくるのは想像に難くありませんからね。

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2007年10月10日 (水)

マンガ買ってきた

リンク先のBlue_Tasuさんが「『とめはね』の2巻が出てるけどテメェ買い忘れてんじゃねぇの?」とブログに書いてたので、「申し訳ございません師匠、すぐ買って参ります」とパシリを演じつつ近所の本屋へ。

つか昔と比べて本屋へ行く頻度が極端に下がっているので、たまに行くと結構買いたいものがたくさんあったり、逆についこないだ行ったのをスッキリ忘れていて、何もラインナップが変わっていなかったりするが、今回は前者。ダラダラとコメントしてみようと思う。

・とめはね2巻
 コレが目的で行ったにも関わらず、まだ読んでなかったりする。つかカバー裏とか巻末とかだけ目を通してしまう辺りが河合作品かなぁとも思ったり。つか「もう出たの?」って思う辺りが自分が年取った証拠かな。ちなみにラスト1冊だったのでちょっと嬉しかった(^^)。
→その後読んで見たらまぁ普通に面白い。というか河合先生のマンガはアベレージが高いから、買うことにためらいがないんだよな。ある意味全盛期のコナミみたいなもんかも。

・いい電子5巻
 長男がハマっていて以前たまたま買った6巻を「死ぬほど読み返してる」と言っていたので、ちと心に風が吹き、買ってあげることにした。つかいい電子はファミ通を買っていても読み飛ばしてしまうこともあるし、買ってなかった時期もあるので、正直何巻を買うのがベストなのかよくわからない。っていうか続き物ではあり得ない話だなってふと思った。

・たかまれタカマル13巻
 こちらは娘(小2)向け。つか普段からほとんど本(マンガを含め)を読まないのに、珍しくファミ通のこのマンガだけは楽しみにしているようだったので、いきなりだが13巻(一番新しそう)を買ってあげることにした。子供の頃はルビがあるかないかでかなりマンガの読みやすさが違うんだけど、絵的にもるるる氏のタッチは敷居が低いんだろうなぁとも思った。つか氏の描く女の子は個人的に結構評価が高い。デビュー当時から思ってたけど、割と出し惜しみしてる気がするのは僕の気のせいなのかなぁ。
→で、ついさっき読んだら、丁度僕の好きなラブコメまっしぐらな場面が入っていて思わずニヤリ。っていうかファミ通自体「ここが面白くて再度買い始めた」くらいウェイトが高かったりするんだよね。つかそんなに好きならコミックス全部買えよって気もするけど。

・頭文字D36巻
 かみさんにも読む漫画がないと悪い気がして物色してたらロックオン。つかまぁ僕も読むんだけど、、、。基本的に面白いマンガではありつつも内容は極めて希薄で、正直惰性の感も否めない。っていうかまぁ別に可もなく不可もなしです。イニDはイニDであり、それ以上でもそれ以下でもないというか。ちなみに湾岸ミッドナイトは途中まで読んだけど飽きちゃったので、あっちよりは僕好みなのかも知れません。

・よつばと!7巻
 誤って6巻を2冊買ってしまったのも既に過去の話。っていうか年取ってコミックが出る頻度が体感的に上がったにもかかわらず、よつばとだけは「早く出ないかなぁ」という気持ちが未だに湧いてきますね。それくらい素晴らしい作品だと思います。決してロリとかエロとかじゃないのに、どこか自分の中の男の子(エロじゃないところ)を刺激するような。江川達也が描いてた「タケちゃんとパパ」という育児マンガにも似た感じを受けます。っていうか認知度から言ったらよつばとの方が遙かに上でしょうけど。

・キスシス1巻
 完全にジャケ買いです。っていうか表紙も裏表紙も本編のようなコマ割りで、普通に読ませる体裁はなかなか上手い。中身が見えなくても表紙は見えますからね。そこでツボなら買ってもリスクは少ないというところです。ちなみに買ってからわかったことですが、
 これってエロマンガ?

というライン。乳首は見えてないんですが、全体通して「少年誌のニオイがしない」。つかみなさんこんな文面では興味の湧きようがありませんね。
Kisusisu01 ←とりあえずその表紙を貼り付けておきます。まぁいわゆる「姉モノ」のギャル系モテ夫マンガです。「八神くんの家庭の事情」とか「人類ネコ科」とかのノリが好きな人なら大きく外すことはないでしょう。僕的には結構ツボだったので2巻も買う予定です。
※余談ですが表紙の紙がハートのホログラム加工みたいなのがされてて綺麗な反面、ちとハズいです(^^;。

・ファミ通XBOX360
 最近は毎号買ってます。惰性もあるけど実際一番ソフトに興味があるハードという気もしますし、僕的には勢いも感じます。とりあえず手近なところでプロジェクトゴッサムレーシング4が出ますから、その情報でも、、、と思ったのですが、驚きの事実。

 PGR4には昼の市街地コースがゼロ!?

容量の関係だそうですが、正直アレが大きなウリの一つだと思っていたのでもの凄く残念です。いくら綺麗で実写みたいだからと言って夜ばかりでは・・・。ただ雨や雪のエフェクトはちょっと見てみたい気もしますし、コース数自体は増えてるようなので、買ってもいいかなぁとは思ってますね。バイクも

 motoGPみたいなウザいシミュレータベクトルだったらいらない

けど、どうやらゲームっぽさ重視の方向のようで、それならテストドライブやスタントマンイグニッションでも楽しめたし、期待できるかなぁと。でもやっぱ昼の市街地戦がないのは大きな痛手だなぁ。つかDVDって結構入んないんだな。
→容量を食うマップ→ロードが長い→その結果だってことなんだろうけど。

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久しぶりにマンガをボロボロ買ったわけだけど、読んでみるとやっぱ普通に楽しいと思う。音楽でもマンガでもたぶんグレンラガンが終わっちゃったからアニメとか映画とか、もちろんゲームとかでも、心に触れる作品やその頻度が少なくなっていくと、勢いその娯楽全体から遠のいてしまうのは避けられない。でも一度燃えたハートにはその種火が残っていて、何かのきっかけで十分燃える可能性は残ってたりする。つか鳥山明先生がまたマンガ描いてくれたらそれが最高なのにって思ってるのは、たぶん僕だけじゃないんだろうな。つか月刊でもいいっていうか季刊でもいいから描いて欲しいなぁ。

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2007年10月 9日 (火)

バックアップ

ココログというのはまぁいろんな人が見ているわけで、若い子もいれば歳の人もいるだろうし、野郎もいれば男の子もいるだろう。
※でも女の子はいないだろう。そういうフィルターが掛かってるから。
でもって中には外人もいたりするんだけど、ぶっちゃけそいつらのコメントがウザい。

 だって読めないから。

つか読む気もないんだけど、そもそも何にも関係ない話をコメントする神経がわからない。クリックするわけねぇし。つか事務局に外人を全員閉め出すことは出来ないかソフト側でそう言う設定がないか聞いてみることにした。ついでにブログの中身をまるまるバックアップ出来ないかも聞いてみることにした。

すると、前者はNO。今後の課題として挙げておきます的な?とりあえず今はテメェの戯れ言に付き合ってるヒマはねぇんだオラ的な?まぁ無理なら仕方ない。

で、後者の方はというと、

 ファイルは無理だけどテキストなら可能

という。別に読者様が皆さんココログやってるわけじゃないだろうから、そのやり方をここで説明する意味もなく、実際説明しないけど、せっかくなのでということで僕はやってみた。テキストデータのバックアップ。

ウチのブログが始まったのが2005年の7月。今からおよそ826日くらい前の話。そこから今日までの皆さんからのコメントを含めた全てのテキストがほんの数秒でpost.txtというファイルとして出力された。

つかあまりにあっという間だったので、「ホントに全部バックアップされてんのか?」という気がして、すぐさま開いてみる。確かに冒頭には僕が一番最初に書いた文章が表示されている。

 「ふむ。」

おもむろにカーソルを下に動かしていき、いくつかを斜め読みしてみる。別段機械がやってることだから、面白くないヤツがとばされてたりはしない。でも正直ホントに全部なのかどうかはピンとこなかったので、右のスクロールバーをおもむろに一番下までスライドさせてみた。すると、行数表示に、違和感のある数列が並ぶ。

 201307

20万行。20万行!?。へ?という感じである。
※ちなみに僕のテキストエディタは1行あたり全角で40文字表示。
一行一行を積み重ねていった結果、その行数が20万である。ファイルサイズで言えばたかだか11メガほどだが、たしか全角1文字2バイトだから、文字数換算で55000000文字。わかりやすく書くと5千5百万文字。原稿用紙になおせば13万7500枚分。ホントか!?計算間違ってないか?小学6年の夏休みの作文に「水曜スペシャル」の川口浩探検隊のことを書いた時ですら、原稿用紙30枚くらいだったはず。つかよく考えてみると20万行×40文字でも800万文字なんだから、どっかで桁を間違ったっぽいが、まぁ結構な分量であることは間違いない。ココログのサービスには「あなたのブログを本にします」的なものもあるが、いざそれを実行した日にゃ、百科事典のような厚さになってしまいそうな気すらする。

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ブログの登場で、一般人でも文章を書いてみんなに読んで貰うという文化が大きく花開いたことは否めない。「ブログ」とは「ウェブログ」の略であり、今日ではわりとウェブで公開している日記の意味合いも強いが、さすがにこれだけ続けているとその言葉以上に重みが感じられる。なんつか「ライフログ」みたいな?「フログ」みたいな?つか付録みたいだけど、とりあえず普通に生活出来ているウチは続けていきたいと思う。今後とも何卒よしなに・・・よしなに・・・。

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2007年10月 8日 (月)

ドット絵にウルる

Yuushanokuseni まずはこの写真を見てもらおう。っていうかみなさんはこの写真から何かを感じるだろうか。つかそもそも「コレ何?」という方の方が多いに違いない。これは来る12月6日発売が予定されているPSP用ソフト「勇者のくせになまいきだ。」のファミ通紹介ページに載っていた勇者達のドット絵なのだが、なんだろ、

 なぜこんなに胸が切なくなってるのか。

というほど心が打たれてしまった。ドット数で言えばたぶん16×16かせいぜい32×32程度。色数で言えばたぶん8色か16色。剣はジグザグだし、顔は目しかない。そもそもこの状態だと何が映ってるのかもよくわからないような造形なのに、たぶんゲーム中で見るときちんとした鎧や斧に見えるに違いない。つか

 ドッツ以外で久々にドットが確認出来る絵を見た

ことがこんなに嬉しいもんだとは思わなかった。思えばオールアバウトナムコの巻末に載っていたドット絵に胸を熱くした若かりし日もあった。ゼビウスのグラデに魔法のテクを感じた夜もあった。一つ一つの点に魂が感じられる職人技。ツールが発達し、解像度がどんどん細密化し、容量も莫大に増えて、こんな小さなキャラに足踏みしていては終わるものも終わらないよ、ってプロジェクトもきっとたくさんあると思う。

 でもあえてドット絵。

たぶん携帯電話やDSのコンテンツなどでは、今でも十分需要がある技術だとは思うんだけど、それでも時代は流れを止めないから、きっとほどなくして過去の物になってしまう可能性は捨てきれない。そう、ドット絵は「足踏み」しないと現存しない、もはやワシントン条約で保護されるに値する「枯れきった技術」という気がする。

 だからこそグッと来たんだと思う。

昔のことを話すと若い方は、「ジジイはこれだからウゼえよ・・」と思われるかも知れないが、昔はホントにこんな小さな荒いキャラに胸が躍った。たかが2枚のパターンで描かれるアニメーションに「命」を感じたし、世界やドラマを想像出来た。

 別に今が悪いとかそゆんじゃない。

大体こんなこと言っちゃなんだけど、だから「勇者のくせになまいきだ。」を買うとは言わない。ただただ、昔のゲーム音楽やアニメ音楽に「懐かしい」とトリハダが立つように、些細なドット絵を見て昔の自分を振り返っただけの話。でもってそれがヘタするともう二度とないことかも知れないと思ったからブログで取り上げただけの話。っていうかさっきもちょっと触れたけど、「ドッツ」っていう小さなプラスチックのブロックでドット絵を組み上げるトイを別にしたら、ファミ通にこれほど明確なドット絵が載ったのは、本当に久しぶりなはず。それこそプレステ(2じゃない方。つかもちろん3でもない方)がリリースされてからは一度もない気がする。スーファミ時代か、ヘタしたらファミコン時代か。

何度も書くけど、「懐かしさ」というのはインターバルがモノを言う。間にいろんなものが挟まって初めてその感性が引き出される。一旦途切れてこそ懐かしさは呼び覚まされる。これほどゲームに親しみ、ことあるごとに昔のゲームもやり直し、音楽だってしょっちゅう聞いて、ゲームセンターCXだって見てる自分でも、

 ゲームに関して懐かしさを感じることがあるんだな、

という思いと、

 ドット絵ってのはこれほど昔のことに(僕の中ですら)なっちゃってたんだな、

って思いが両方去来した。だからきっと「切なくなった」んだと思う。わかる人にだけわかればいい。これはそういうたぐいの話だ。

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2007年10月 7日 (日)

麺類の話

えらく大きな風呂敷の話を唐突にするなぁという気もしないでもないんだけど、ゲームやアニメの話ばかりでは食傷気味、というかカヤの外の方も多いかと思ってたまにはライトでくだらない話題を振ってみたりする。

とりあえず一つ言えるのは、

 大抵のものはいくら好きでも食い過ぎれば飽きる

ということだ。フミヤが毎日のようにそうめんを食べてたとか、ゆですぎは良くないとか、細ければ細いほど高級で、コシがあるゆで加減が美味いとか言われて真に受けて確かに美味い美味いと食っていたとしても、

 さすがに7回もすれば飽きてくる。

いや、シンプルで別に天ぷらとか月見とかにするうどんそばと比べて「素材勝負」な感じは決して嫌いじゃないんです。煮麺(にゅうめんってこう書くって知ってた?)もぶっちゃけきしめんより好きなくらいだし、、、あ、余談ですが、みなさんはめんつゆにつけるとき時、どんなつけ方をなさいますか?

 自分は薄めないつゆに半分以下くらい麺をつけてすするスタイル。

全部入れると濃くなるし、最初から薄いつゆだと後半どうしようもなくなる。このやり方なら、前半から中盤に掛けてちょっとずつつける量を増やしていけばいいし、ラスト麺からの水分で薄くなっても、保険として「全漬け」という保険が利く。あとスタイルとしてちょっとカッコイイ気がするのもポイントかも。

 いや別に大丈夫大丈夫。体調が悪いのを理由にすれば文章のキレが悪いのもやむなしって感じだから。

ちなみに変動相場制ではありつつも、麺類のランキングというのは誰しも持っているもの。例えば、

・ラーメン
・うどん
・そば
・そうめん
・やきそば
・スパゲッティ
・冷麺

他にもひやむぎ、皿うどん、漬け麺、固焼きそば、きしめん、なんかもありますが、軽くベスト3でも考えてみることにしましょう。っていうか条件をシェイプしないと例え3つでも上手くひねり出せない感もありますので、

・そのカテゴリーで一番好きなもの
・今現在この瞬間(夜間なのでダイエットの為にチョイス不可ってのはなしね)
・空腹時だったとして

この条件戦ということで3つ選ぶとしたら、、、

パラパラパラパラ・・

第三位!

 「そうめん」

 僕自身「ゆで時間1分半」レベルのものまでしか食べたことがないので、それ以上細いものに関しては正直自信がないのですが、ぶっちゃけ「細さだけで」ほとんどが決まる、例えばスープのダシだとか産地だとかそゆのがあまり関係ない辺り、ある意味アベレージヒッターとも言えます。

第二位!

 「ラーメン」

 以前もここで紹介しましたが、寿がきやの袋入り生麺タイプ「台湾ラーメン」が最強です。っていうかかみさんが買ってきて作ってくれてるので、もしかしたら「担々麺」だったかも知れませんが、一風堂だろうと金龍だろうと路面店の寿がきやのラーメンだろうと、このインスタントラーメンにはかないません。肉みそ入りのスープもそうですが、自分実は一時期ラーメンが「大嫌い」になったことがあったんです。なんつか麺そのものがどうにもフニャフニャというか、ゆで加減を固めにしてもらってもすぐ堅さが変わる根性なしなところというか。でもそんな中、この台湾ラーメンだけは違った!コシがかなり長時間消えない!食べ始めから食い終わりまでちぢれ麺の堅さがほとんどかわらないという奥行きに「ラーメン道復活!」という感じでした。つか中部地方にしか売ってないんでしょうか。あ、でももし食えるチャンスがあるなら、必ず万能ネギを多めに入れて下さいね。ネギブースト効果で「半年は戦える」くらい耐久力の高い仕上がりになりますよ(^^)。っていうか、「単にこのラーメンの話がしたくて書き始めたんじゃないのか」とでも言いたげですが、別段そういうわけではありません。

そして、栄えある第一位は!

 「そば」

当たりはずれが多いんですけどね。有名店だから美味しいということも一概には言えないし、もっと言えば僕が最高に美味しいと思ったモノが食通みんなの総意である自信も全然ないんですが、それでもそこそこのそば粉率で、絶妙なゆで加減を丁度いい薬味と共にいただけたときのざるそばはやはり最強と言わねばなりません。っていうかたぶん僕は「最高のそば」を食べてないと思うんです。でも、

 こないだたまたまバザーで買ってきてくれたらしいそば

の美味かったことと言ったら、、、一口食べた瞬間に、「これまだ残ってる!?」
※まだゆでてないヤツが、という意味。
とかみさんに問いただしたほどでした。
※ちなみにあと1食分残ってるとのことだったので、「いつそれを食べるか」が自分の中で一つの大きなテーマになってしまったほどです。タイミングをはき違えたら一生後悔する・・・みたいな。つかそば程度で何事かとも思いますけど(^^;。

余談ですが、ウチのかみさんは結構そゆとき抜け目なく「不味いそば」と一緒に出したりするんですよ。なんつかそれも一緒に処分したいということなんでしょうけど、ホント泣けます。なんつか

 美味いモノを後に取っておきたいけど、それをすると空腹感が薄れて最高の状態じゃなくなってしまう。

という切なすぎる断腸のジレンマが僕を覆い尽くす。うわぁぁぁ助けてクレーって感じで思わず涙がにじむほどに悲しい状況です。
※マジで。
※ちなみにその時は「うめそば」でした。ありゃ不味かった。フニャフニャでコシが全くなく、ほのかな梅の香りが全く食欲をそそらない。っていうか食欲をそぐ。っていうか食う前から「見た目」で既に不味そうだったし、それを裏切らない不味さに諦めにも似た終焉の黄昏を感じたモノです。もちろん意味はわかりませんが。

ちなみに自分の中でベストな「そばとつなぎのバランス」があるわけでもありません。とりあえず「そば粉8」では既に食いづらかったのを覚えてます。ただ、麺自体は切れ切れでも構わないというのはありましたね。つなぎが少ないと麺は切れやすくなりますが、それによって食欲が低下すると言うことはなかった。っていうか、

 今スゲェそば食いたくなってる自分がいるんですけど!?

ちなみにそばも先ほどのそうめんのように、つゆにはそれほどつけ過ぎないようにします。薬味は基本ネギとわさび。気分で一味。つかわさびはつゆにつけると風味が飛ぶから無意味、みたいなことを言う人がいますけど、
※寿司でもシャリに醤油付けるのをひどく毛嫌いする人とか。
自分は割とそう言うの平気です。っていうか、ちょっとくらいわさびの固まってるところがあるくらいの方が食べててメリハリがあっていいくらい。っていうかこんなこと書くと「味覚バカ」だと思われるかも知れませんが、仕方ない事実なんだもの。

--------

とりあえず総じて言えるのは、別段高い店で食わなくても、美味いそばやそうめん、ラーメンはあると思うぜ、って話です。特に日本の麺類はゆで加減とつゆの濃度で旨さの大半が決まる気もしますから、いつもより1分ゆで時間を抑えるだけで劇的に美味くなったりする。つか、

 つか俺的にはパスタだし。

という人もいてOKです。つか自分はたぶん「スゲェ美味いパスタ」というのを食べたことがないだけだと思うし。っていうか「スゲェ美味いパスタ」は少なくとも目の前で調理してくれるところじゃないと食えないという「ウザい豆知識」のせいで、なかなか食う機会に恵まれなかったりするんですけどね(^^;。

余談だけど、麺類で「一番嫌い」なのは、ってことになると、自分的には迷わず、

 ところてん

を挙げますね。っていうか自分この歳で未だに酢がダメだったりするんで(^^;。オコチャマかよって気もしますけどね。
※つかすぐ終わるかと思ったら中盤以降意外とグルーブ感が出たな(^^)。

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2007年10月 6日 (土)

ファミ通なんぞをパラパラと・・・

まぁドラクエも来年になっちゃったし、スマブラは買うけど別段自分としてはどうでもいいと言えばいいし、各ハードそれほど琴線に触れるタイトルもないなぁという今日この頃。巻頭にあるゲームショーの基調講演にあった「楽しいゲーム」というのはもっともだと思いつつ、意外とそういうの少ないんだよなぁと思ったり。昨日久々にクライシスコアをやってもすっかりモチベーションが下がってしまっていて盛り上がらず、かといってHALO3を再度プレイするでもなく・・・。

年末年始はとりあえず子供達に(もしくは当人が)ゲームを買う機会が増える。クリスマスなりお正月に向けある程度候補となるタイトルを絞っておきたい現状を鑑みつつ、該当作品をチェキる。

とにもかくにも絶対買うのはモンスターハンターポータブル2ndGだが、これはさすがに数ヶ月先だろう。マリオギャラクシーも買う可能性は低からずあるが、正直さほどプレイするとも思えない。よくわかんないボードを使うWiiフィットなんかWiiスポーツすら買わなかった我が家に導入されるとも思えないし、ビューティフル塊魂なんかは体験版で既にお腹一杯だからたぶんないだろう。

こうしてみるとホント年末買いたいソフトがない。

プロジェクトゴッサムレーシング4はちとやりたい気もするが、冷静に考えればスタントマンイグニッションの方がモチベーターは豊富な気もする。意外と買いそびれていたモンスターハンターGかなんかを中古で安く買ってきたりすればそれはそれで楽しめるのかも知れないが、娘はカヤの外になってしまうだろうし、付き合いだけで今から「ぶつ森」を始められるほどいいお父さんでもない。

そんな中割と気になってるのが「ピクトイメージ」。絵を描いて他のプレイヤーに当てさせるというものだが、わざわざDSでやらなくても出来そうなことをあえてDSでやってる着眼と、作ってるのが意外にセガだったことでちょっと見方が変わった。
※これがくだらない脳トレフォロワーをいっぱい出してるとこだったらそうは思わなかっただろうけど。
長男長女に絵心はないが、友達と一緒にやれば
※当然ダウンロードプレイに対応してるだろうし。
案外楽しそうと言う感じだ。定価3900円くらいだったからヤマダで100円引きすれば3000円切るくらいだろうし。

ダウンロードプレイと言えばニンテンドークラブのポイントで「サケブレイン」という声でワザを出すアクションゲームがリリースされていた。っていうか昨日たまたま中古屋で見かけて一瞬衝動買いしそうになったが、
※3980円だった。
大声を出しながら遊ぶくだらなさは評価しつつも、一瞬で飽きてしまいそうな気配も濃厚なのでスルー。もし欲しかったらヤフオクで買って、飽きたらまたヤフオクに掛けるプレイスタイルが一番安上がりだろうと思われる。

ハードごとすっかり忘れ去ってる感のあるWiiだが、フォーエバーブルーは今でも中古屋にいくと探してしまう。とりあえず4000円切ったら買ってもいいかなぁと思いつつどうなんだろう。そう言えばガチャフォースは子供(特に長男)が死ぬほどプレイしてたな。僕もやってみようかしら。
※子供のプレイ時間たるやほんと凄まじいほどで、さすがにスマデラは別格としても滑り込みで入ってきたGCタイトルとしてはとんでもなくやってる気配。何がスゲェってクリアしてしばらくやってたデータがちょっとした事故で消えてしまったにもかかわらず、現時点でそれを軽々通過してる事実。2回続けてクリアしちゃうってのは、映画を2回続けてみるより大変だと思うんだが、、、っていうかそんなに面白いの?

とりあえず家族で一緒にチクチクとプレイできるゲームがいいかなぁと思ったり。今思えばリングオブフェイトはやっぱり楽しかったし、娘と一緒にやるHALOも振り返ってみればオツなものだった。本音を言えばモンハンP2を娘にも買い与えて3人でやったりするのが楽しいのかもなぁと思ったりするし、いやいっそのことプレステ2とドスを数本買って家庭内LANで同時プレイというのはどうだろうと派手な夢を馳せたりもする。まぁ先立つものもその後の行き場もないのだが。

別に2画面分割や2台なくても出来る同時プレイゲームというのもアリかも知れない。ガントレットダークレガシーは買ったのにほとんどやらなかったけど、案外今やると楽しいかもと思うし、懐かしのダンジョンエクスプローラーをWiiのバーチャルコンソールで買ってみるというのもいいかも知れない。

 つか考えれば考えるほどドラクエ9のようなゲームがやりたい自分に気付く。

どこかにそれっぽいゲームはないもんかのう。

そう言えばそろそろスマブラの発売日がオープンになってないかと覗いてみると、まぁ発売日は明かされてなかったけど、

・ネスはどうも出ないらしく、代わりにマザー3のリュカってヤツが出るらしい
http://www.smashbros.com/jp/characters/lucas.html

ってことと、スネークステージでちょっとしたジョークコメントが聞けることが発覚
http://www.smashbros.com/jp/stages/stage13.html

特に後者はなかなか愉快なので興味があれば見てもいいかも。

ついでにプロジェクトゴッサムレーシング4のページにも行ってみたら、デモムービーがちょぴっとあった。つかまぁリアルなのがウリだから実車と比較するってのもわかるにはわかるけど、、、。もちっと安くなったらかなぁ。

ファミ通のページにも行ってみた。発売日が明らかになってたものに360の「キングダムアンダーファイアサークルオブドゥーム」が12月13日。これはちょっと欲しいかも。まぁいかに気持ちよく経験値が稼げるかに掛かってるんだよな。僕的には。その辺どうだろ。ちょっと記事を読んでみた限りでは、

・マップが自動育成
・オンとオフのキャラの区別がない

ことがわかった。つかまぁそうは言っても1画面同時プレイはサポートされてないだろうから、もし本気で面白かったらソフトと本体をもう一セット買って長男と同時プレイしたいところかも。っていうかソフトの価格が5000円切るくらいなら2本までは結構気軽に買う気になるんだよな。財布の中身にもよるけど、スーファミやネオジオの新品購入経験者にしてみると、やっぱいいゲームにはお金出せる気もするし。そう言えば昨日行った店で360の中古が22000円だったな。まぁセーブ用のHDDは別に買わなきゃならないけど。っていうか僕はそんなに360を評価してたのかって気もするな。PS3買う前に360の2台目を欲しがるほどに・・・。

つかイースとかドラクエとかのスタンダードナンバーでもやろうかしら。「これは面白い!」ってのがベストだけど、「やっぱり面白い!」でも悪い気はしないと思うんだよな。ジジイだからかな。

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2007年10月 5日 (金)

HALO3~その4~

昨夜娘と一緒にビギナーをクリアしました。ラストにボスらしいボスなどいず、
※自分より小さな、例えて言うならR2D2の頭くらいの大きさのキューブ型の浮遊ロボットが最後の強敵ってレベル。
正直達成感という点ではかなりささやかなものでしたが、クライマックスの脱出シーケンスは周囲の爆発やら味方からの通信やらでなかなかの盛り上がり。でもやっぱりボス不在というのはアクションゲームとしてはどうかと思ってしまう感じが否めません。

序盤こそいろんな操作や目的地がわからず苦労しましたが、中盤以降は比較的「比較的」ですが、苦もなく進行。とりあえず、

・目的地へのレーダーは最初から最後まで表示しっぱなしにしておけよ

ということと、

・暗い画面でライトを点けてもまだ暗いのは勘弁してくれよ

ということ。あと、

・両手持ちの武器を持った状態で殴ったり装備切り替えしたりすると左手の武器を地面に落としてしまうのは「リアルだがウザい」ことに気付けよ

ってのは思った。あとやっぱどういう基準でセーブポイント(リスタートポイントではなく)が設定されているのかわからなかったし、

・悪い意味での洋ゲーっぽさが全然ぬぐい切れてない

感じは最後までしましたね。ただそれでも娘はかなり気に入ったようで、難度が低ければそれほど死なないし、意味は全然わからないけど(<僕も)、雰囲気のあるフィールドや乗り物は慣れればいい感じ。特に唯一と言って良い飛行型のホーネットは、ゲーム中ほんのわずかなタイミングでしか乗れないまでも、自由に空から攻撃出来る爽快感は格別でした。
→つかもっと使わせてクレヨーって思ったけど、外人はこういうところサービス精神が低いというか、「これを使わせた面白いこと」をもっといろいろ考えないというか・・・。
とりあえず気が抜けたようなエンディングと日本人にウケようがないキャラデザイン、対戦メインでオフ専には訴求しづらいソフトなのは間違いないところですが、少なくとも1やこの直後にプレイした2よりはずっと遊びやすいし見やすいし楽しめるチューニングになってる
※代わりにFPS好きにしてみればボリューム不足や演出不足な面があるようですが。
気がしましたね。

地球防衛軍と違って高難度であればいい武器が手にはいるとか、蓄積していくものがあるわけでもないので、別にノーマルやハードをプレイする気にはサラサラなりませんが、友人や娘と一緒にもう一度プレイするのはありかなぁと思いました。つか日本人なら、これだけの技術とコストを掛けてなおこれほどソロプレイでのモチベーターの少ない仕上げにはしないだろうとも思いましたけどね。僕的にはオフソロ★、オフマルチ★★、オン不明という評価にしておきたいと思います。

余談ですが、僕は通常ゲームの評価や感想を大手の掲示板や情報サイトには書き込んだりしないのですが、このHALO3に関してだけはちと思うところがあってAMAZONに書き込みました。

要はオフのみで対戦に興味がない、FPS初心者という、本来HALOを「買うはずがない」「買うべきでない」人間の感想がどう受け取られるか、と思ったからなのですが、なかなか面白い結果が返ってきました。

AMAZONの批評は、書き込みに対して「参考になったかならなかったか」を投票するシステムなのですが、正直「参考になった」人が圧倒的に多ければそのソフトが売れるというものではありません。「買わない理由として参考になった」ということもありますし、既に買ってる人が満足した場合も「参考になった」に投票するケースがあるからです。

僕の批評は、他の方と比べて圧倒的に「参考にならなかった」方が多かった。

最初は「残念だなぁ」と思ったのですが、よくよく見ると、その投票数は他の方と比べて圧倒的に多かったのです。同時期の他の方が「○10×3」とかなのに対して、僕のは「○12×55」。これは要するに、

 HALO3を買おうか迷ってる人および買った人にとって、FPS初心者の意見は参考にならない。

ということを指しています。要はいくら「FPS初心者にもオススメ」とか言ってはみたところで、実際は多くの人が「そんなこと」を考えていない。結局完全に閉じた、初代XBOX用のようなタイトルだったのです。だから「参考にならなかった」側に投票したくなる。投票せずにスルーするのではなく、わざわざマイナス側に入れたくなる。
※念のために書きますが苦言を呈してるのではありませんよ。

それらを踏まえると、僕的にこのソフトは正直「初代XBOXからHALOのファンだった人」くらいにしかオススメは出来ないなぁという着地点が相応ということになってしまいます。もちろんそれ以外でも楽しめている方は多いでしょうが、分母としてはかなりのシェアを前者が占めているとみて間違いないでしょう。

まぁマイクロソフト的には売れてるから問題ないんでしょうけど、これで国内のFPS市場が活性化するということは絶対ないですね(断定)。

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2007年10月 4日 (木)

天元突破グレンラガン~最終回その2~

Gren27_01l今日明日と久々の連休でしたが、まぁ体調を崩していたので2時くらいまGren27_08で寝てました。そのあとムクリと起きあがり、グレンラガン最終回からの見所をキャプチャ。つかこの作業は見た目より遙かに労力が払われているのですが、実際どれほどの方がご覧になってくれているのか・・・。Gren27_09l つかまぁ「愛ゆえに」ですからNO問題と言えばNO問題なのですけどね。

というわけで今日は最終回の中で特に僕のハートにサジタリウスの矢を打ち込んだシーンとそのちょっとした解説、最終回最大の見せ場であるラガンインパクトの動画、めっきりお気に入りのエンディングと豪華なラインナップでおGren27_03l送りしたいと思います。

Gren27_11Gren27_10 つか自慢でもなんでもないですが、たぶん掛けた時間と手間はグレンラガンのブログの中でも最高レベルだと自負している次第です。 っていうかわざわざスクロールする画面を切り貼りして時計をがんばって消すようなマネは、かしこい人ならもっとスマートに出来ると思うわけで、それだけ Gren27_04lGren27_07l

 僕が能なしである

Gren27_12

と言ってるようなもんなんですけどね(^^;。え?ライトに行くんじゃねぇのかって?んなこたぁ忘れた。

過去の話にいちいち突っ込み入れてくるような野暮なヤツはいないとボGren27_05lカァ信じてるよ。

つかまぁどのカットも「これは保存だな!」と思ったモノをガンガン保存していって、後から多少取捨選択をしつつ加工したりしたわけですが、ぶっちゃけ

 いいカットが多すぎる!

Gren27_29l ので、どれを止めようかというより、「もういいや全部載せてやれ!」ってな感覚で加工して行きました。大体本編が25分ほどなのに、そこから抜き出すだけで倍以上時間掛かってますし、その中から選りすぐりつつ加工となると、トータル3時間以上掛かってます。

Gren27_06 Gren27_14 でもまぁそれに応えるだけの作画がされていたとも言えますし、、、っていうかこんなペースで差し込んでいったらいくら文章書いても終わらないので、ちと修正。もう冒頭から「カットの隙間に文章が」というレベルにしました。つかホントは一枚一枚感想とか書いていくところなのでしょうけど、いGren27_13lかんせGren27_30 ん良いシーンが多すぎる。それも劇中の1シーケンスに数カットもいいシーンがあると、それについてそうそう語ることなんてないわけです。それこそ、

Gren27_15  この絵はいい!

くらいしか。

Gren27_16l

あ、Gren27_28でも今回ニアはホント気合いが違いましたね。 ヨーコと比べてヒロイン的な役回りだってこともありますが、それを差し引いても、カット数、気合いともに突出してました。

Gren27_17l つか「もう少し使い回してもいいんじゃないの?」なんてことを思うほどどのカットも「全体として描かれていて」、パーツだけが動くみたいなのはほとんどなかったように思います。

Gren27_27  メカに関しては正直もう少し「何か」が欲しかった気がしましたが、それが何かはよくわかりません。もっとも天元突破Gはその前の超銀河Gよりかっこよかったってことは言えますけどね(^^)。
Gren27_25Gren27_26    ※個人的にはかっこいいときのグレンラガンが一番好きかな。つかフィギュアとかだと正直パースがついてない

Gren27_20lGren27_18

から、グレンラガンのロボは全てかっこわるく見えてしまう。わかってる人が作らないとこのシリーズは損しちゃうよなぁって思いましたね。山勝あたりが気合い入れてくれたらいいのに、とか。

Gren27_21 敵メカは四つ足で立って、デカイ触手みたいな手で戦ってるところはかっこよかったかも。ファイナル用としては及第点だったと思いました。

Gren27_19 ニアが凄いと先ほど書きましたが、他のキャラも十分過ぎる丁寧さで、今回貼り付けた画像のカットはどれも出色

Gren27_24l_2Gren27_22_2 の出来だったと思います。特にメカニックの子とか(名前は忘れたけどカットの凄さにはシビれた)、いつもないがしろにされがちなロシウとか、ダヤッカの娘なんて超かわいかったもん。

Gren27_23

とにかく描き手が「これが最後なんだ、これでもうお別れなんだ、絶対悔いは残さないっ!」と睡眠時間と命を削って描かれたカットばかり。つかここまでされて文句なんてあるわけないんだよ。ホントに。

Gren27_02l ←このカット以外はまぁ順番なんざ考えちゃいなかったんだけど、これだけはまぁ最後かなと。劇中では左右別々に映る二人の笑顔なんだけど、自分で一緒にしちゃえばちゃんと見つめ合った絵になる。っていうか大きさはもうかなり大きいから、このままだと正直PCに映りきらないんだよね。お手数ですがぜひダウンロードして見てもらえたらと思いますです。
※つか上手い具合に配置することは出来ないもんかねぇ。ココログさんよ。
「GRENFINAL.zip」をダウンロード ←今回貼り付けたカットのアーカイブ。じっくり見てくれると嬉しい反面、時計のあったあたりを突かれると切ないです(^^;。

エンディング↓
「MINNAANOPEACE.mp3」をダウンロード
前半の曲よりずっと好き。特にサビの部分より一つ目のパートがいい。大声で歌うと気持ちがいいし。歌詞も好き。これとしょこたんのオープニング、挿入歌でグレンラガンは作画だけじゃない最高な作品に仕上がったと思う。ホントに。音楽だけはついついガイナックスひいきになっちゃうっていうか、しょうがないよな、ツボなんだもの。

最後はラガンインパクトのシーンつかサイズの割に綺麗じゃないので、
※ニコニコに毛が生えた程度。ホントはこのためだけにいくつかエンコードを試したりしたんだけど・・・。
あんまし過度に期待しないで下さいね↓
「grenfinalmovie.avi」をダウンロード

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2007年10月 3日 (水)

天元突破グレンラガン~最終話~

★本日二つ目。

気付くと僕は瞬きを忘れ、呼吸を忘れ、時の流れを見失っていた。
流れる涙にもしばらく気付かず、場面が穏やかな春の木漏れ日に包まれた時、唐突に我に返って思った。

 「ああグレンラガンが終わるんだな」

27話というと単純に半年以上だが、僕くらいの年齢になるとそのくらいの時間は本当に光の矢のような早さで過ぎゆく。これが子供の頃だったら「早く次の日曜が来ればいいのに」なんてもどかしい思いに身をよじらせたのだろうが、仕事もあれば他の趣味もある今の僕には、そんな根をつめた楽しみ方は出来なかった。だが、だからと言ってこの物語が僕にとって何も得ることのない取るに足らないものであったと言うつもりはない。

実際劇中には派手なシーンの裏でいくつかのメッセージが織り込まれていたようにも思う。信念を貫き通す強さ、思いが為し得ることの大きさ、大切な人・・・。だが、僕が得たと感じたのはそんなムズがゆいモンじゃない。ただ純粋に、

 楽しい時間をくれて、ホントにありがとう(^^)。

ってことだ。理屈や御託はいらない。僕たちが、いや、この僕が何より欲しかった時間。ステキで楽しい最高の時間をくれたことが何よりのプレゼントで、僕はそれに感謝したい気持ちでいっぱいになった。

 グレンラガンは面白かった!★★★★★(満点!)

最終話を見終えた感想はとりあえずこれだ。

※つかぶっちゃけこれだけだと思い出が風化するのが早すぎるきらいもあるので、次回は最終話の名場面やらなんやらを振り返ってみたいと思いまする。今回は「大人の僕の感想」。次回は「僕の中の子供の感想」ってところですかね(^^)。

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体調

今日は非常に短い内容なので、人によっては肩すかしと感じるかも知れないが、いかんせんそれにはわけがあるわけで、そこのところなにとぞご了解頂きたい。

昨夜から今朝に掛けてとんでもない寒波が僕を襲い、いつも通りTシャツにトランクスの出で立ちではとてもじゃないが防ぎきれるレベルではなかった。なかったのだが、それについ僕の中のナマケモノが反論し、「そんなこと言ったってオマエ・・」的なスタンスを維持。結局微妙に頭痛を残して仕事に向かうこととなった。

最初はパートさんと軽口を叩きながら本日に設定された締め切りのチラシを作り始める。今日は他にちょっとした月イチの会議があり、
※と言っても今後の仕入れやチラシ計画、反省をするだけだけど。
かなり「やるべきこと」が多かった。が、昼近くなって体調に異変が生じる。

 なんだか頭が重いような。

それでも頭痛薬を飲むには胃袋に何か入れないといけないので、とりあえず昼飯に戻ることにする。家にかみさんの姿はなく、カレーとかなり大盛りに盛られたご飯がある。

 こんなに食えるか?

と思いつつまぁカレーだから勢いで何とかなるだろうと、全部にルーを掛け、ついでに生卵ものせ、伊集院の「のはなし」を読みながらかっこむ。
※ちなみに「生卵をのせ」たのは丁度その本に書かれていたから。影響受けやすいタイプ。

バファリンを飲み、軽く昼寝をして仕事に出かけようと思っていたら、目覚ましのアラームで体調の異変がより大きくなっていることに気付く。

 あと30分、、、いや1時間会議を遅らせて欲しい。

別に大きなイベントでもないから問題なく受諾され、ウンウンうなりながら昼寝。これで無事よくなってくれたら良いのだが・・・。

 良くはならないのである。

会の間はそれなりにテンション張ってるからのらりくらりと乗り切るが、いかんせん今日はこの後チラシを仕上げなければならない。いつもなら枠を切ったり載せるネタを決めて迎える締め切り日だが、今回は祝日や仕入れのタイミングもあり、ろくに進んでいない状況。要するに、

 いつもより圧倒的に多い仕事量をいつもより圧倒的に悪い体調でいつもより圧倒的に早く仕上げなければならない状況。

さすがの僕も音楽を聴く余裕もなく、パートさんにも「話は聞くが答えは返せない」と言い放ち、取引先からの電話にも「今忙しい」もしくは「今体調悪い」の即答ガシャリ。ここまで不調を訴えている時は大概病院に点滴してもらいに行ったり早引けしたりするのだが、今日だけはそれに逃げられない。ただまぁ締め切りは明日の朝なので、ところどころ休みながらやってもなんとかなるという算段も出来てはいた。出来てはいたが、

 あまりに気持ち悪くて頭が痛いのでおもむろにダンボール敷いて寝ることにした。

たぶん30分も寝てなかったと思うが、さすがに赤い靴を履いた小人の友人がいるわけでも僕の代わりにドローを使ってチラシを仕上げてくれる右腕がいるわけでもないので、気力を振り絞って再開する。でもすぐダウン。でもすぐ再開を繰り返す。そうするウチにあまりにも強い吐き気に見舞われ、速効トイレへ。

 ちょっと吐く。

多少調子を戻し再開。でもダウン。すぐ再開。だいぶ出来てきたがまだ考えなければならない箇所が残っていて、またも強烈な吐き気に見舞われ、トイレへ。

 さっきの20倍くらい吐く。

でもかなりスッキリ。つか今度は逆にカラダが水分不足と栄養不足を訴えかけてきたので、パートさんに頼んで「誠に申し訳ないが、バナナとポカリスエットを買ってきて」もらう。モシャモシャとバナナを喰い、ゴクゴクとポカリを飲む。

 するとどうでしょう。一気に体調が回復するじゃあーりませんか!

この時のバナナの旨さたるや筆舌に尽くしがたく、よっぽどカラダと脳が欲しがりまくっていたのだなぁと感じるほどでした。つかバナナはゲロ吐いた時でも胃酸臭さを抑える効果があるので、こういう体調の時はホント有効なのです。ポカリも点滴の代わりに接種する飲み物としてはマストアイテム。っていうか体調が悪いときのポカリは味覚が変わってるコトもあっていつもより美味しいんだよな。

しかしこれほどまで完全に回復したという経験、短時間で体調が整ったという経験は、過去に例を見ない。っていうか

 仙豆ってこんななんだろうな

ってくらい今はすっかり元気になった(でも心配なので「今日は短めにする」と冒頭で書いたけど結局全然余裕なのでついいつも通りの長さになった)クリスでした。みなさんも体調管理には重々お気を付け下さいませ。っていうかバナナとポカリとほうれん草があれば僕は結構生きていけるのかも知れないな。
※ほうれん草は口内炎の時ね。

余談だけど、ゲームとかアニメの話を書きまくってたら、「それはわかんない」と知人から寂しいコメントを頂いたので、しばらくあまり偏った話題は抑えて、比較的ライトに攻めてみようと思います。「濃い部屋」なのにライトとは片腹痛いという貴兄もいらっしゃるでしょうが、まぁ一時的な物ですから。っていうかやっぱりライトに攻めるのは止めることにする?

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2007年10月 2日 (火)

のはなし

★今晩二つ目。

Nohanasi 伊集院のラジオを聞いてる人ならわかると思うけど、彼がツーカーのウェブコラムかなんかで書いていたヤツがこのたび本になったという。別段気にもとめてなかったが、たまたまそのラジオを聞いたのが発売日のすぐ3日ほど後で、っていうか今日で、たまたまそれを聞いた直後、っていうか5分くらい後に目の前に本屋があったので、買う買わないは別として見てみようと思ったけど、時間もないしとりあえず店員に聞いてみようと思ったら、そのまま「こちらです」と手渡され、レジへ行くしかない状況になったので買ってみた。1200円くらいしたが、ふと思えば、

 字の本を買うのは魂の叫び以来か!?

随分久しぶりである。っていうか僕はまぁそのくらい字の本を読まないのだが、それが永田泰大さんであり、伊集院光であるあたりがらしいと言えばらしい。どちらもファミ通のコラムで毎週非常に楽しみにしている人のものだからだ。

つか人の好みは千差万別だから、のべつまくなし誰彼問わずこの「のはなし」をオススメしようという気はさらさらないが、彼らの価値観や文責が僕の根底にあるのは間違いない。正確に言えば永田さんの筆致と伊集院の価値観が僕のベースだと言っても過言ではない。
※過言ではないが、ぶっちゃけ最近はちと毒が多いですな>自分。
だから、もし僕のブログが概ね楽しめるという方がいるとしたなら、特定のゲームやアニメ、映画など狭い話は別として、全体的な方向性や価値観を肯定できるとしたなら、この2冊「魂の叫び」と「のはなし」はおすすめ出来る。

以前前者については書いたことがあるので、今日は書いたてほやほや、まだ半分くらいしか読んでない後者の話を少しするが、まぁ読者にテーマを決めてもらってそれについて伊集院がダラダラと書きたいことを書いた750本のコラムから80本が適当に選ばれた物に加筆したり修正したりしたものだと思ってもらえれば間違いない。っていうかそのまま過ぎてそれ以上でもそれ以下でもないのだが、とりあえずそのお題の中で自分でもふと我が身を振り返ってしまったものがあったので、実際の本編とはなんら関係がないが触れてみたいと思う。

「エロ本隠し場所」
※一応7文字までの縛りがあるので「エロ本の隠し場所」じゃない。間違ってないです念のため。

まぁみなさんも男性ならそのポイントの選定には常に細心の注意と徹底したプロファイルを行ってきたと思いますが、ぶっちゃけこういうものは

 みんな同じトコロに隠してる

もんだと僕は思ってます。よく言う「ベッドの下」なんてのはアレンジされて、敷布とマットレスの間とか、むしろマットレスのファスナーを開いた中だとかに隠したり、机の奥とかでも上からいくら文房具でデコレーションしたところで、

 ガサ入れされたら見つかる

レベルなのは正直間違いないところでしょう。コラムの中には

 窓を開けたところに丁度あった電柱の送電箱の中

という剛の者もいたようですが、雨や湿気で必要以上のゴワゴワになったりするリスクを考えたら正解とは言い難いんじゃないかと思います。

エロ本の隠し場所=誰に対して隠すのかを考えれば、とりあえず絶対探すであろう人間が探さないであろう場所に隠せばいいわけです。同じような例として、「エロビデオを他のビデオと一緒に保管する場合のタイトル付け」にも言えますが、お袋やかみさん、場合によっては兄弟や子供が「興味を示さない」ことが最重要なわけです。あとあまりに取りづらいと頻繁に出し入れするのがおっくうになってしまいますから、それも無視出来ませんが。

で、本題のエロ本の隠し場所に行く前に、ビデオのタイトルについて触れておきます。みなさんどんなタイトルを付けましたか?僕は正直、見られても平気なエロビデオに関しては付属のシールの中のアルファベット人文字、ぶっちゃけ「H」のシールを隅の方に貼っちゃってました。普通のエロビデオであれば別に「男の子なら誰でも見るもの」で問題ないと思ってましたし、実際友達からダビングしたものなんかは僕自身の趣味嗜好とは別の着地点にありますから、さほど気にもならなかったのです。

しかし、ちとイレギュラーな趣味を探られる可能性をはらんだ物は別です。っていうかそれがどんなカテゴリーなのかをここで書くことはある意味自殺行為なので、

 あ、え、て

僕が全く見ない

 いやホントに

僕が全く見ない

 だからこうやって弁解する辺りに怪しさを醸し出すけどホントに!

僕が全く見ないカテゴリーを例に挙げると、、、

 スカトロとか獣姦

なんか、、、だからこれはホントに見ないんだって。っていうかむしろ好きな人のが少ないと思うからまぁこれは信じてもらえるでしょう。つか何を必死になってるのかよくわかりませんが、そういったリスキーな爆弾を発見されたら、もうまともな人生は歩めないでしょう
※だからこれはウソだから絶対発見はされないわけですが。

結論、僕が付けたタイトルは、

 GAMEVIDEO 15

そう。僕はエロビデオを隠すために、ゲームのビデオを大量に録り続け、その中に織り込むことにしたわけです。当然最初の1、2本では発見される可能性もありますが、さすがに10本も録っていれば、それも例えば子供が興味のないようなタイトルまで録っていれば、いちいち全部をチェックすることもありませんし、

 僕は同じ番号の物を作ることで区別が可能

という判別手段も用意出来ました。ぶっちゃけ同じ番号のものを近くに置いてない限り、絶対バレない自信がありますが、

 普通の人には用意出来ない

のが玉に瑕(キズ)というところでしょうかね。っていうか思ったより面白くない話になっちゃったので、本題のエロ本の隠し場所もあっさり明かしてしまいますが、

 作ってないプラモの箱。階層構造で言えば、、、

 上箱

 プラモ

 説明書

 エロ本

 下箱

こんな感じでしまってました。1冊くらいだったら重さで判別されることもないと思いましたし、そもそも僕以外では誰もプラモに興味があるような家族および、親戚はいなかったので、正直かなり安定した場所だったと思います。最初のウチは・・・。

 でも量が増えたらそうもいかないじゃん!

僕は当時からマンガやプラモと同様にエロ本も相当数買っていたので、そんな隠し場所はすぐに底をつきました。っていうかそもそも大きい本はプラモの箱に入らないし。で、結局普通に押入の奥とかに隠すようになりました。っていうか

 見つかってもいいや。

って思ったのが正直なところですね。さすがに目に見えるところに置きっぱなしにしないのはマナーって感じで、必要十分にカモフラージュされてれば問題ねぇか、と。

まぁ結果というか実際というか、第三者から隠したエロ本についてコメントをもらったことはありませんでしたが、
※隠してないエロマンガ(森山塔)については友人から絶賛の声を頂いたりしましたが<氏の作品が全て本棚に並んでいたので。
数年の時を経て実家に戻ったとき、本来あるはずの場所に完全に他の物が置いてあったときは、何とも言えない切ない気持ちになりました。さすがに「どこやった?」とも聞けないのですが、今でもたまにその本のことを思い出したりします。だってクラスメートが載ってた宝物だったんだもの・・・。
※っていうかそんな実話書いていいのか?

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2007年10月 1日 (月)

トランスポーター2

仕入れ中何の気無しに見始めたらどうも結構面白い様相。つか最初に1のダイジェストを見せるのはなかなか上手いやり方。
※最初それ見てかなり早い展開においてけぼりになりかけてたのはナイショ。

監督はなも知らぬ人だがスタッフにリュック・ベッソンの名前があったので、たぶんそれっぽい作品だと思ったら案の定。っていうかダイジェストで猛烈に

 この美人見たことあるなぁ、、あるなぁ、、あ、クローサーに出てた、、うーん誰だっけなぁ・・・えーと、うーん

とうなってる間に本編がスタートつか結局この場では誰かもわからぬまま、見ていれば出てくるだろうとタカをくくっていたら、何のことはない1作目だけのキャラ。でもってスー・チーでした。

主人公はブルース・ウィルスをかっこよくしたような坊主頭のドライバー。リュック・ベッソンっていうとTAXIが有名だけど、自分ソレ見てないんだよね。ぶっちゃけ評判のイマイチな3作目を見たくらいで。なので、正直「雰囲気と想像」でしかイメージが
※冒頭でも書いたけど。
なかったんだけど、まぁ「それっぽい」作品でした。

とにかくアクションは派手に気持ちよく。主人公は比較的敵の弾に当たらないセガール系。いかにもハリウッドっぽい銭のかけ方は嫌いじゃなく、井上真樹夫(ハーロック)の声も非常にシブくてよろしい。

 要するにあまり深く考えずに楽しむのが良い

そういう作品。正直タクシードライバーという肩書きの持つイメージと、どこかの特殊部隊を経験したっぽい設定がやんわりマスターキートンを彷彿とさせるが、実際はまぁガンコで超強い&実は正義感のある男ってのが僕らの世代にもとても訴求しやすく、たぶん前作の方が楽しかったんだろうなぁと思わせつつも十分ほぼ最後まで楽しませてもらえた。※ラストだけは少々不完全燃焼だった気もするけど。

間延びするカットはほとんどなく、
※でもちょっとはある。
突っ込みどころも豊富にあるが、それでも主人公はかっこいいし、メリハリのある展開とゲームのようなスタントアクション(たぶんCGだろうけど)は一回見るのに損した気はしないはず。正直美女らしい美女が出ないのが残念ではあるが、ダイハードやペイチェック、ミッションインポッシブルのような「らしいアクション映画」が好きなら、見る価値はボチボチある。評価は★★☆かな。

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HALO3~その3~

娘が「父ちゃん一緒になんかゲームやろ」というので、HALO3を再起動。つか世の中にどれほどの父親がいるか知らないが、小2の娘とFPSの同時プレイに興じる、それも日本人の父親というのは、そう多くはあるまい。

まぁそれはそれとして。

話は別段興味もなければ専門用語が多すぎる上に聞き取りづらいので、ガン無視。でも娘とやる以上難しくてはお話にならないのでビギナーに切り替えてプレイ。つか前回のセーブから難度とかプレイ人数とか替えるとまるでデータが初期化されるがごとく注意されるが、実際は、

 何がどうなってるのかわからない。

あとセーブも、一人用だと「現在の状況を保存して終了」という感じのコマンドなのに、二人でやってるときは「そのまま終了」みたいに、さもセーブはしませんよ、という面持ちなのは理解に苦しむ。
※実際はセーブされてたりする。

ただ、まぁ冷静に考えてみると、そもそもアメリカ人にウケればいいゲームなわけで、国内でもこのソフトを支持するような人はそれに近い感性をお持ちなワケで、そういった些細な部分は「重箱の隅」と言われてしまう気はした。っていうかプログラムをいじる必要性が少しでもある部分は、例え国内の「ローカライザー」が提言してもあっさり却下されたんだろうなぁという気がした。

 そのくらい日本人の嗜好が蔑ろ(ないがしろ)にされてる感がよく出てる

ただ、とりあえずビギナーで始めたら結構見方も変わってきたっていうか今日やったところは、スカラベというメトロイドプライム2でいうところのラストイッコ前のボスのような(<誰一人わからない例え)、4つ足の大型メカが出てきて結構盛り上がった。っていうか乗り物も、以前乗っていたバイクやバギーは操舵がしづらくてクソミソだったんだけど、今日乗った敵方のゴーストと呼ばれる一人乗りの戦闘ホバーは、一人で攻撃と操縦、そしてブーストも使える快適な機体。移動が早いのがとにかくいい感じ。でもって最大の乗り物であるスコーピオンと呼ばれる戦車もなかなか。鈍重な上に巨大なので操縦そのものに楽しさは薄いのだけど、とにもかくにも火力が最高に爽快。ちくちくちくちく銃で撃って倒してた敵の乗り物も、相手の射程外からズドンと一発ドロンボー。まぁEDFではそういった武器がゴマンとあるので、あっちと比較しちゃうと分が悪いんだけど、それでもその「圧倒的じゃないか」な感じはジオンがあと3日ほど戦うには十分な感じだった。
あ、でももうイッコ気に入らない点が出てきたのも思い出した。建物や障害物で囲まれた事実上の落とし穴のようなところにハマってしまうと、実質どうしようもなくなってしまう。敵の攻撃で死んでくれればまだマシで、そうじゃないとジャンプも出来ず、自殺も出来ず、ただ「ボカァこのミッションを最初からやり直しますよトホホ」というコマンドを選ぶしかなくなってしまう。つかどこからやり直しになるのかもよくわからないゲームなんだけど。

話を戻して、

他にもいいところを見つけた。とりあえず前回はグラフィックが思ったよりダメだって話を書いたけど、これが意外と結構いい。まぁ好みもあるから一概には言えないとは思うけど、砂漠のような拓けたエリアやサイバーな建物の中なんかは、戦いやすさもあるんだけど、普通に見た目でテンションが高まるレベルには描かれていた。っていうか序盤に持ってきてくれよ、という気もしないでもないんだけど、メリハリ豊かに描かれる背景というのは、迷いにくいし、操作していても楽しいもんだと改めて確認した次第だ。

とにかくビギナーでやってる分にはストレスは薄い。少なくとも背景を楽しんだり、敵の弱点を考えたりする余裕が生まれるだけで随分手触りが変わった。

もちろん最低難度でしか楽しめないというのは、それはそれでいかがなものかとは思うものの、娘曰く「面白い」とのことで、最初の評価よりはやや向上して★★という感じ。ただそれでもまだ半分の5点に届かないのは、やはりメニューやコマンド周りのわかりづらさ、ボイスの聞き取りづらさ、世界観・用語を知らないヤツはやらなくていい、むしろやるな!とでも言いたげな上から目線にはいらだちを禁じ得ない。よほどラストで気合い入れたビジュアルを見せてくれでもしない限り、この評価が覆ることはないだろうな。

とりあえずFPSに慣れてない人は、

 「サル用の難度だけどオマエマジでこれでやんのか?」

と書かれたビギナーでやることをオススメしたいと思う。腹は立つがせっかく買ったゲームを楽しむためにはそれが一番じゃないかと思うのだ。

ちなみにこのHALO3リミテッドエディション、ディスクがケースから外れて、スチールのケースにこすれまくってキズが付いてることがあるそうな。買うときは軽く振ってみて、ディスクが中で外れていないか、もしくはその場で開封してキズが付いていないかを確認した上で買った方がいいかも知れない。とりあえず交換には応じてくれるようだけど、さすがに面倒だしね。

余談だけど、EDF3の廉価版が発売になるようだね。現状ではHALO3のが安いけど、廉価版がでてEDFユーザーがガコッと増えれば、「やっぱこっちのが面白い」という声が聞こえてくる予感がする。っていうかEDFは2から3にいろんな面で劣ってるけど、それでもHALO3に負けてるとは思えないんだよ。つかアメリカ人のEDFの感想が聞いてみたい。もっと言うとそこでなお「HALOの方が最高さ」みたいなことを言いやがると思うんだけど、どこがどう最高なのかを聞いてみたいと思った。つか書きながらそもそもFPSの楽しさを知らない人間が教えてもらってもわかるわけないかな、とも思った。

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