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2007年11月30日 (金)

ミネルバトンサーガ

このゲームを知る者の多くは、これを名作としてはばからないのではないだろうか。1987年ファミコン晩期のタイトー発のRPG。つか傭兵システム以外に何一つ覚えていることがないのに、なぜ「名作」だと思っているのか不思議なくらいなのだが、休日の今日、有り余る不良債権の消化をそっちのけでついつい始めてしまった。つか自分でもなんで始めたのかよくわからないのだけど。

ゲームは戦闘にかなり個性的な味付けが為されていて、一言で言うなら「ザナドゥ」のような感じ。雑魚とエンカウントすると敵が3匹現れ、こちらは主に体当たり。あちらも主に体当たりで戦闘。何も考えずに突っ込むとあっさりとりかこまれてフルボッコなので、上手く位置取りをして片側から一匹ずつ倒していくような感じになる。
※敵は障害物を上手く回避出来ない。

それだけでも結構テクニカルだが、物語が進むことで主人公が従えることになる「傭兵」がバトルを少々彩る。っていうか要は「オートバトルのリスクの見せ方を工夫した」もの。戦闘中に「ようへい」コマンドを指定すると、主人公(および主人公のパーティ:最大3人)に代わって最大5人の控えから3人のメンバーを戦闘に出す。傭兵は敵と似たようなアルゴリズムで突進してゆき、おのおので殲滅活動をしてくれる。当然敵が強ければやられてしまうが、

 やられた傭兵は復活しない。

ということと、

 傭兵もレベルアップする。

というのがこのゲームの面白いところ。最初はホントに雑魚しか倒せない奴らも、きっちり経験値を食わせる
※敵のHPは数値で完全にオープンなので、削っていって後少しで倒せる状態にしたら、傭兵にチェンジして倒させる。
ことで「闘士(金で雇える最も高額な傭兵)」「重闘士」「騎士」「重騎士」「聖騎士」「ゴッドハンド」とレベルが上がっていく。傭兵は主人公たちのパーティと異なり、戦闘ごとに完全にHPが回復するため、上手く使えばかなりの戦力になるし、なにより育てるのは楽しい。ちょっとだけポケモンっぽいとも思った。

敵は雑魚でもかなり強さにムラがあり
※同じ雑魚は同じ強さだけど、同エリア内で強さに差があるという話。
序盤は結構簡単に死ねる。ただ、100%逃げられるシステムや、傭兵に切り替えることで敵の位置もリセットされること、回復アイテムを大量に持てることなど、いろんな面で遊びやすく作られていたりもする。ダンジョン内の宝箱も物によっては出入りすることで復活したり、飛び道具で宝箱(敵を倒すと出現する、が近接攻撃で倒してると大抵はそのまま取ってしまう)を上手く障害物にして削り倒したりも出来る。

 当時として名作の冠を受けるに値する良くできたシステム

が載っているのだ。ただ、もちろん全てが素晴らしいわけではなく、システム的に自キャラおよびパーティメンバーの攻撃力や防御力が全くわからなかったり、
※ステータス画面で見られるのは経験値とHP、所持金くらいなもの。なので、新しい武器を同時に複数手に入れてしまうと、どちらが強いか正確に判断するのが至難のワザとなる。売値で比べるしかないのか?
アイテムも、回復薬と飛び道具、装備品、イベントアイテムが全て別管理になっているのも不自然な感じがする。
※例えば飛び道具はキャンプ中に一切見ることが出来ない。

主人公以外のメンバー(傭兵じゃなくプレイヤーキャラ)も頻繁に入れ替わり、それに伴ったイベントでストーリーが紡がれたりするなど、システムだけじゃないひねりも利いているが、自分はたまたま序盤で仲間を見過ごしてしまったため、かなりプレイしてようやくメンツが増えるという状況になってしまったりした。
※具体的に言うと主人公のレベルが60超えた辺りで仲間が増えるって、、、どんだけ?みたいな?つかそれまで一度も魔法を使えないっていかほど?みたいな?

それでもまぁ全体的に飽きさせないテンポの良さがあり、お使いイベントのわかりにくさによる謎での詰まりなどの「古さ故のつらさ」を考慮しても、まんざら悪いゲームではなかった。がんばって強敵を倒せば、それがしっかり報われてレベルもガンガン上がるし、ステータスは見えなくてもレベルが上がると明確に敵を倒しやすくなっていく感覚も当たり前ながら嬉しく楽しいものだった。

今プレイするならフレームレートを200%くらいに切り替え可能なエミュでやるのが良いかとも思うけど、実機でも「タイトル画面で十字キーを↑↑↓←A←→↓↓Bと押す」と、戦闘中以外のスピードをスタートボタンでアップすることが出来るようになる(ちなみに戻すのはセレクトボタン。スピードアップ中は雑魚のエンカウントも無くなる)。

ドラクエを子供達がやってるのでつい昔のRPGに手を出してみたくなったのだけど、結局セレナだかセレスだかに会わなきゃならないというところで詰まってしまった。まぁレベルも91まで上げたり、傭兵も全員ゴッドハンドにしたりして稼ぐ楽しさ、育てる楽しさは十分味わったので、ここらで放置してしまってもいいかなぁって感じ。

とりあえず「美化された記憶」というほどつまらないゲームではなかったが、謎解きをきっちりメモを取りながらマップも描いてプレイするほど根性がないので、どうしても難しめに感じてしまったのも事実。トータルで今現在の評価としたら★★☆ってところが妥当かな。
※当時は★★★☆くらいだった気がするけど。

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2007年11月29日 (木)

「友人と他愛のないおしゃべりをする」の巻

オフの友人から電話があって、久々にしゃべり倒した。日頃はまぁ僕が仕事帰りに軽くTELするくらいのもんだったのだけど、最近ヤツの方に夜勤が増えてあまりコミュニケ取ってなかった分がっつりしゃべり倒した。

つかまぁ友人というのは良いものである。当たり前のことを当たり前に書いてしまうが、友人とはやはり良いものである。特に僕のようにこの歳になっても完全にオタク街道を突っ走っているようなヤツに付き合ってくれる友人というのは、本当にありがたく、良いものだと痛感する。やれ27インチのテレビを買ったという話一つとっても、「ブラビアの応答速度がブラウン管と比較してオレ的には違いを体感できるレベルじゃなかった。でもFFのアイテムのようなリスト画面をスクロールすると残像感は明らかにブラウン管より強い」なんて話は、どこで誰が言ったり書いたりしたモノよりも信頼出来るし、価値がある。パソコンからの15ピン接続で解像度が1300×700くらいという話も、端的ではあるがもっとも知りたいところであり、価値観の近さがまた心地よい。

彼はPS3を持っていて、せっかくテレビを新調したので360を買おうかなぁなんて話であったが、それにかこつけて「僕はPS3を買うべきかね?」という話題にも触れてみた。が、結局彼も本体は持っていてもソフトは体験版で済ませていて、そもそも買った理由がPSPでタクティクスオウガをやるため、というので、結局

 まだ買わなくていいんじゃねぇの?

という結論に。ついでにPSPの方が将来性がある、いやむしろPS3に将来性がなさすぎるなどという結論に。

ありがたいと言えばPSPをもし買うなら売ってくれるというのもまたありがたい話。つか長男のPSPも彼から買った物であり、このまま長女のPSPまで彼から買うとなれば、我が家はホントに彼に足を向けては寝られまい。っていうかホントに買うのか?とも思うけど、P2G発売の暁には可能性が少なからず出てくる。

ニコニコの面白い動画の話ものらりくらりとした。初音ミクはコンスタントにいいものがあるとか、トレーラーを集めるのが楽しいとか、島谷ひとみのアイドルマスターカバー(逆か!?)がいいとか。こういうのも価値観が近ければ近いほど素直に聞ける。つかいい加減僕もプレミア会員になるべきなのでしょうか。

最近はこれと言ったゲームをやっていないが、最近やってるヤツの話なんかもちょっとする。某4はあまり面白くないとか、そもそも昔から好きじゃなかったとか。

PCを再調整して組み上げたけど今なんでかネットに繋がらねぇと嘆きだしたが、さすがにその理由はわからない。ただ、ネットに繋がらなくともオレとはしっかり繋がっている。いや、別にうまいこと言うつもりはないが、やはり友人との絆は何より大切だと思った。いやマジで。

以下余談。

昨日自店の開店記念売り出しで明日休みな反面ぐったり疲れた。今日はだらりと撮り貯めた映画でも見て軽く感想をアップしようかと思ったら、ついつい長電話してしまった。でも何が自分にとって価値があるのかを考えたら、これは紛れもない正解。映画はいつでも見れる。つかなんだか大人みたいだな。

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2007年11月28日 (水)

娘のプレイするドラクエ

先日のドラクエリプレイの後、何とはなしに子供達にドラクエをさせることにした。長男はブログを読んでいるのでスーファミ版の2を、長女には同じくスーファミ版の1をエミュで。ただし最近のPCの性能とのギャップ上、フレームスキップをするとすぐに音が鳴らなくなってしまって魅力半減のため、あえてスピードアップはしない方向で、きっちりプレイ。

しばし放置した後、今日久々に見ると娘のレベルは10。ファミコン版よりレベルが上がりやすいとは言え、そのくらいになれば魔法使いや大さそり、がいこつは敵ではないだろう。横で見ていてその辺りは危なげがない。

しかし、長男と違ってろくに勉強をしないというか、読み書きに関して修練の足りない長女はスーファミ版の漢字仮名交じり文が非常に読みづらいようで、基本的な会話ですら読み飛ばしたり、すっきり忘れ去っていたりしていた。「どこまで進んだの?」という質問にすら答えられず、「3つ町に行った」ではこの先ロトの子孫がそのまた子孫を残すことはない。暗雲立ちこめまくりである。

なので、とりあえずマイラに向かわせ、要所要所で「このセリフは重要」という注釈を指示する。まぁ口ではわかったと言っていても、実際どれだけ吸収していることやら・・・。

ただ、僕が横で見ていて気付いたのは、その娘の理解うんぬん以前に、自分がほぼ一言も登場人物たちと話をしていなかったということだ。娘にはちゃんと話を聞け、と言っていて自分はイベント進行の相手以外はろくに話を聞いていなかった>マイラ。ガライやメルキドは聞いていたのに、甚だいい加減なヤツだ。

しかし、片言ながら文章をがんばって読み通そうという気持ちは父親としてちょっぴり暖かい気持ちになる。たとえそれがゲームの文であったとしても、ちょっとした漢字を学習していったり、前向きに物語を楽しもうとするスタンスは全然悪いコトじゃない。となれば当然親バカを承知で(楽しみを損ねない範囲で)ヒントを出していく。一緒に見ていた長男もかなりその辺りは心得てきつつあり、「ここは口出しすべきじゃない」というところではあえて口をつぐむ。長男はなかなか出来るヤツなのだ。特にゲームに関しては。

既にマイラ周辺でのレベルアップでは物足りなくなっている空気を察知し、時間も押していたのでここは海を越えることを提案する。娘にしてみれば初めての上京。「ワダスひごうぎ乗んのはずめてだ」って感じだが、その辺りも見ていてとても新鮮。洞窟に入って早々に僕がレミーラを指示したところ、

 「あ、明るくなった!」

レミーラの効果を知らずに来てるんだよね。なんだかいい感じである。その後海峡の洞窟を探索し、メーダが登場。「メーダ怖いな。逃げちゃおうかな」。そんなはずはないと思いつつ、決断して戦ったら一撃で撃退。オイオイもう少し自分の力を把握してくりよ(^^;と思ったら、鉄の斧を買いたてのほやほやであったから、それもやむなしというところなのか。

洞窟の中程で大きな鉄の扉に出くわす。その先には優雅に暮らしてるとしか思えないお姫様と、闇にうごめくモンスターの影。ファミコン版ではそんなグラフィックは毛ほども表示されないが、この辺りはさすがにスーファミである。

 が、

まぁカギのない今の状況ではやれることもないから、洞窟を抜ける。洞窟を抜けるとそこは雪国であった。つかあのダンジョンはマジきつくて、作者である堀井さんも、「壁に手を付きながら歩くと抜けられる」というメッセージを入れ忘れて失敗したってくらい難しかったわけだけど、まぁそれが全て報われるかのようなすがすがしい景色にテンションも俄然高くなるってもんだ。こっから先はギガンテスやシルバーデビルと言った強敵が目白押しだから、カブトの緒を締める気持ちで一歩一歩しっかりとロンダルキアの険しい山道を登っていきたい・・・というため息がテュポーン先生の鼻息並に炸裂するボケはともかく、リムルダールへ無事到着。ビクビクしているようでいて、キャラは必要十分に育っている。

入るなり何かに導かれるようにたまたま外周を歩き、あっさりカギ屋に到着。横で見ていた長男の方がビックリしていたが、この辺りもまぁ子供らしいと言えなくもない。ただ、僕的に驚いたのは、

 町のエリアギリギリと思われた縁から一歩踏み出してもまだ大丈夫

だったことかな。ファミコン版だったら容赦なくザッザッザなのに。

カギを買ったこともそうだけど、娘のテンションはもう上がりっぱなしである。そもそも一人でゲームをするのが嫌いな性分というのもあるが、二人のギャラリーをしょっていてなおかつ新天地で新たな敵と剣を交え、その果てにこれまでで最大の「町」と呼べる湖上の楽園に到着。その上そこではこれまで欲しくて仕方なかったカギを手に入れ、武器屋には目もくらむような高額商品が並びまくりなのである。

「面白い?」

「うん凄く面白い!」

ゲームの楽しさというのは、何が引き金で爆発するのか人それぞれだと思う。アクションやシューティング、シミュレーションやスポーツなどジャンルだけでもかなりツボはいろいろある。それでもこのドラクエ1が今日まで「王者の一角」を担ってきたのには、明らかにワケがあったのだ。横で見ているこちらにまでその面白さが流れ込んできた。

「だよね」

思わず同意する。そして続けて、「今度はしっかりメモを取りながらやらないと詰まるよ」と言うと、

「明日はちゃんと用意してからやるよ」

と答えた。前向きなアプローチはたとえゲームであっても残るものがある。何となく僕は娘に「最後までクリアさせたいなぁ」なんて思ったりした次第だ。

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2007年11月27日 (火)

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

まぁなんと言うか、、、僕はぶっちゃけ記憶力の良い方ではないので、前作までの内容どころかタイトルすらも覚えていないんですが、そういう人ははっきり言って見ても半分も楽しめないのではないかと思いました。固有名詞が多すぎて1から出てるレギュラー陣以外はろくに覚えきれないというか、顔だって曖昧なのに、これでいろんな感情を移入しろというのが無理があるというか、そもそも原作を読んでない人が見るべきじゃない映画なの?っていうか原作読んじゃったら結末がわかってしまって結果楽しみづらくなるんじゃないのっていうか・・・。

 誰に楽しんでもらおうとして作ったのかよく分からない。

っていうか、

 原作も読んで映画も見てる誰か非常に気を遣って解説してくれながら見るのが一番。

という無茶な内容だった気がする。あのアジア系の女の子はいつのまにハリーとキスするような仲になったの?っていうか彼女?っていうかハーマイオニーは?っていうかあんましかわいくないのはなんで?っていうかルーナがかわいすぎて
※声の三村ゆうなサンは他には僕の知ってる作品に出てないんだけど、島本須美ばりのクラリスボイスでマジ萌え。
彼女なんて名前すら覚えてないし。チャンだっけ?チェイだっけ?

もともと凄い厚い原作を2冊にまとめるのがそもそも無理があるわけだけど、要はどこを残すのかってことなんだとは思う。炎のゴブレットは見ていてダイジェストみたいな感じが確かにしたけど、「映像化された場面は理解出来た」分、こちらよりよかった気がする。不死鳥の方はなんでもかんでもサブリミナル並のショートカットなので、ホントに混乱しまくってしまった。

見ていて一番気になったというか、個人的な趣味の上で納得いかなかったのは、悪役であるところのピンクデブの最期があまりにもあっけなかったところ。ツインズが気持ちよくこらしめてくれたところは爽快極まりなかったけど、あんなもんじゃ全然足りない。つか全体的に、

 悪いヤツの活躍を見せるドロドロとしたシーンが売り

の映画みたいだった。とにかく楽しいシーンとの割合が9:1でどんより。そこまでストレス溜めておいてあの結末じゃあ僕的には全然納得出来ない。見終わった後に全くスッキリしないし、、、まぁそもそも1作目から成長と共に話が全方面的にネガティブになってきてるから仕方ないのかも知れないけど・・・。
※暗くて、辛くて、わからなくて、イライラするし、ストレスは溜まるし、出演者も輝きが大幅に衰えているし、絵的な魅力も激減だし、

 どこをどう褒めたらいいの?

って気がしないでもない。さっきのルーナちゃん(声優含む)以外ホント手放しで褒められるところがないというか、、、。

既に原作は終了してるんだよね?詳しくは知らないけど、このまま行くともう最悪に泥沼で終わりそうな気すらする。っていうか現時点からハッピーエンドはもはや不可能。せめてピンクデブがやられるところをもっとじっくり描いてくれたら溜飲が下がったモノを・・・。あ、でもハリーの親父が嫌なヤツだったってのは新情報にしてとってもナイスだった。スナイプ先生は個人的にそんな嫌いなキャラじゃないので、アレでちょっと報われた気がしたので。

視点をガラリと変えてみると、、、

要するに日本の漫画やアニメ的な視点で見てしまうから楽しくないのだろうと思う。別に全世界が日本人のそれも37歳のオタク的な価値観を持っているわけはなく、むしろ僕が楽しめないのはそれはそれで正解なのかも知れないとすら思う。ただ、やっぱり1の時のハーマイオニーはかわいく、ハリーやロンとの友情も素直に楽しめた人間としては、そこから育つ恋心や学園を舞台にしているメリットを生かしたサブストーリー
※例えばトイレの幽霊の話とか。
がもっとあってもよかったと思う。要するに原作が長すぎるあまり、遊び心というか、話を面白くするための「必要な贅肉」が完全にそぎ落とされすぎて、勢い余って骨まで、って感じになっちゃってるんだよね。だからその肉なり骨なりを補完してくれる人がいないと、どうしても本来の味にはたどり着けなくなってしまっている。

ファイナルもたぶん映画館で見ることはないと思うけど、なんつかもう少し気持ちよく見られる映画には撮れなかったのかねぇって言うのが本音。練習風景とか無駄に長かった気がするし。つか監督が全て悪いのかも知れない?評価は☆(1/10)ってとこで。

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2007年11月26日 (月)

ダンジョンエクスプローラー邪神の領域~その7~

正直前回でおしまいの予定だったのだけど、つい新しいキャラを作って始めてしまったので、ちょっとだけ補足することにする。

今回はセカンドということもあって、序盤から楽に進めちゃおうと爆流で開始。要はバーサクでガシガシ楽して行こうという算段だったのだけど、、、、

 魔術師意外と超弱い。

足止めを食らったのは腐王。つか余談だけど「腐った王様」というとどうしてもドリアンが頭に浮かぶね。まぁニオイを嗅いだことはないのだけど知識として。何となくそんな雰囲気の、、、って思ったらこのゲーム、敵のグラフィック、特に顔とかのバストアップじゃなく、動いているグラフィックがしょぼいというかよくわかんないね。スライムドラゴンとかどこがあたまかもわからないし、腐王にしてもちっともドリアンには見えない。見えなくていいの?あそう。

とにかくバーサクどころか敵に近づくことが出来ない。バーサク中に食らうと3撃ぐらいで昇天してしまうし、そもそも前戦ったときは猟士でどうやって倒したか記憶にない、、ながらもこんな苦労した記憶もない。

結局体力に少しステータスを割きつつバーサク封印で地味にダメージを貯めて勝った。つか、

 むしろこれが普通

なんだろうとも思った。そりゃ最初から最後までバーサク頼りでクリア出来るわけはないわけで・・・。

それを感じたのはガーディアンでも同様。とにかく攻撃がろくに当たらないんだよアイツが早すぎて。つかライトニングとかちっともダメージ源にならないし、アディションを当てるしかないのか?まぁまだ全部アーツを覚えていないし、レベルが上がれば倒せるようになるだろうとも思うからナメてるっちゃナメてるんだけどさ。

つか、セカンドプレイも意外とイケル。惰性ではありつつもサクサク進む心地よさはやはりさすがハドソンだなぁと思うし、ビジュアルはともかくバーサクはやっぱ強くてなんつか男らしい。
※タラッタ族はみんな女性だけど。

つか余談だけど、このダンジョンエクスプローラーやってると遠い日のPCエンジン版「ニュートピア」を思い出す。ダンジョンエクスプローラーじゃなくて。

僕はハドソンをゲームメーカーとして結構高く評価してるつもりだ。桃鉄にしても天外にしてもしっかりメジャーとして通じるタイトルをリリースしてきたこともあるし、ファミコン黎明期、僕が最もハートをわしづかみにされたのは何を隠そうロードランナーだ。
※ブローダーバンドのではなく、ハドソンの。
しかし僕が最も評価しているのは、ハドソンの「レスポンスに対するこだわり」と「節操のない売れ筋への迎合」だったりする。PCエンジン版R-TYPEやモンスターレアがオリジナルのメーカー以上の移植なのではないかと思われたあの頃、ハドソンの技術力は非常に高く、ポケモンカードGBを代表するカードゲーム系のタイトルでは特にその操作性の良さが評価されてきた。今でもマリオパーティシリーズがハドソン製なのは有名な話だ。

しかし、それと同時にゼルダ人気にあやかってニュートピアをリリースしたり、ビックリマンと名を変えてモンスターランドをリリースしたりと言った「本物を作れない、でもそこそこ上手くパクる」カラーも持ち合わせていた。桃伝なんてその最たるものだったろう。

でも僕はそれをあえて評価するのだ。だって、当時は本当にゼルダに飢えていたし、今作でもディアブロがDSで出来たらと熱望していた上でのリリースだった。クローン上等、気持ちよく操作させてくれれば、それで何ら問題はないのだ。

 ただ一点ラストのツメが甘いことを除けば・・・。

要するに途中で息切れしちゃうんだよね。ハドソンは。ネタの底が浅いというか、スタッフのモチベーションがどうしても高値安定とはいかない。そりゃまぁマネベースだから仕方ないというか、一時死線をさまよったソフトハウス故にコストパフォーマンスを重視する社風なのも仕方ないとは思うのだけど、、、。

まぁウダウダ書いてきたけど、ハドソンは嫌いじゃありません。CMはダサいし、いつまでも桃鉄や天外をリメイクしつづけたりしてますが、DSのスリザーリンクも面白かったし、メーカー別に私的好き嫌いをランク付けしたら意外とベスト5以内には入ってきそうな勢いです。

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2007年11月25日 (日)

ふと思った

週刊アスキーのコラムに、「撮りためたビデオ」の話があった。大量に溜まったビデオテープたちをどうするか。いつか見る日が来るかどうかも分からない。しかし、「撮った時間」を無駄にしないためにDVDに変換して保存する。DVDがメディアの寿命を迎える前夜には、きっとそれもまた他のメディアに焼き直す。見るかどうかもわからないビデオを、撮った時間、焼き直した時間を無駄にしないために再度記録し直す。

確かに僕も自宅にはVHSで録画したビデオがかなりの本数眠っているはずだ。既に見られなくなっているモノもあるだろうし、実際ラベルに何も書かれていないようなものをチェックするのはなかなかに骨が折れる。

現状DVDに焼かれたコンテンツもかなりの数あるし、そんなことを言い出したら漫画だってゲームだってプラモだってレゴだって、ということになっていくが、ぶっちゃけにぶっちゃけちゃうと、自分は比較的昔のものを掘り返すタイプだと思う。唐突に昔のエロビデオが見たくなったりするし、アニメに関しても、思い入れのあったものなんかは、録画したビデオが見つからなくて、あまりにも見たいがゆえにヤフオクで落札してしまったことすらあるくらいだ。ゲーム関係の本とかも、どうしても読み返したくなることは少なくない。

 でもだから全部必要か、と言えばそうでもない気がする。

実家の屋根裏にあるだろうドラえもんやウメ星デンカ、フータくんやキテレツ、21エモンなんかのコミックスはたぶん一生に近いレベルで見ることがないと思うし、実機のROMでそれなりに保存してあるファミコン、スーファミ、PCエンジン、メガドライブなんかのタイトルも、エミュで動くことでほぼ満足している。伊集院も「売れない捨てられない人」ということでアパートを借りて数千冊の書籍を保存しているが、

 燃えちゃえばいいのに。

なんてことを言っていた。僕はビデオカメラを持っていないが、実際かみさんの親父さんが撮った長男の赤ちゃんの頃のビデオですら1回しか見た覚えがない。写真はスクリーンセーバーでかなり見る機会を得ているが、ぶっちゃけ動画なんざ面倒で探す気にすらならないんじゃないかと未だに思う。

 他の親にビデオを自慢したくて撮ってるんじゃねえの?

って思うことすらある。古くてかっこわるいカメラを持って子供の運動会に参列したくないというかっこわるい見栄が、家電店のCMに踊らされて一般生活で最もコストパフォーマンスの悪い機器を買い、その産物を味わうこともない。

 マメにヤフオクで私物を売り払える人は凄いなぁとも思う。

実際こないだ買ってきた「天然果汁さやか」でも、1巻はまぁまぁ面白く、2巻も惰性で買ってはみたが、読んでる途中で寝てしまった。こんなものはたぶん2冊同時にオク掛けすれば、ちったぁ返ってくるはずだし、かなり有効利用というか地球にも優しい気がする。ゲームだって一時プレミアが付いたMDの「バンパイアキラー」や「ガントレット」、SSの「心霊呪殺師太郎丸」だってたぶんやることはないんだから売ってしまえばいいかなぁとも思う。

 でもレゴはどうか。

組むこともなく箱が寝室の頭の上にある棚に並んでいるだけだが、その並んでいる様を見て悦に入ることもあるじゃないか。いや、ゲームだってそうだ。エミュでやるからには自分も持っていたいと思う気持ちが、心の片隅に出もあるんじゃ無かろうか。いつか(っていつだよ?)実機との差を再度感じたるなる日が訪れるんじゃ、無かろうか。

高校卒業の際、今でももっとも仲の良いオフの友人が、「ちょっと徒歩で日本縦断してくる」と自身の持っていた漫画関係の多くをくれた。エリア88やナウシカだったと思うけど、随分読み返した。でも(ぶっちゃけちゃうと今その友人はその漫画を買い直しているのではないかと思うが)「僕にくれた時」その漫画は実は一旦死にかけていたものが再度命を吹き込まれるような状態になったような気が今はする。眠らせ続ける意味なんてホントは全くない、そんな気がする。

机上の空論になってしまうけど、例えば僕の家に頻繁に遊びに来てくれる信頼出来る友達であるなら、例えば漫画、例えばゲーム、プラモ、レゴでもいい、何でもあげてもいいかなって思う。遊んでくれるなら、作ってくれるなら、飾ってくれるなら、、、楽しさをそのアイテムから生み出してくれるなら、それはどう考えてもそのアイテムにとって幸せだと思うし、そこで感想や共有が出来ることで、僕にとっての幸せにもなりうる。ブログでもそうだけど、誰かが一旦終わりを迎えたモノに再度価値を見いだしてくれるというのは、とてもありがたく幸せなことなのだと思うのだ。

トムニャットさんと昔ゲームを貸したり借りたりした。ネオジオのパルスターを無理矢理クリアさせたり、PCエンジンのスプリガンMKIIやキアイダン00を借りて感想を言いあったりした。Blue_Tasuさんから小説を借り、その続きを自分で買ったこともあるし、今現在もバブシカさんとちょっぴり変則的なトレードが進行中だったりする。

 そこに損得勘定はない(断言)。

誰かが僕の持っている漫画をデジタル化してくれるというのなら、喜んで僕はその人に漫画をあげちゃう。ビデオだってそう。昔録画した取るに足らない番組でも、Youtubeやニコニコにないものはいくらでもある。一緒に見よう!というのであれば、家捜ししてでも見つけたいと思う。

きっと子供を撮ったビデオでも、結婚式の時とかに掘り出されて日の目を見ることもあるんだろうと思う。ただ、あまりにもその線は細く不確定だから、僕はビデオカメラを信頼出来ないんだよな。

余談だけど、ゲームの攻略本は大概買って良かったと思ってる。自分でも意外なほど10年単位で過ぎてから再度楽しんだりしてるのだ。こういうものが案外自分にとって本当に価値のあるものなのかも知れないな。

子供の頃買ったプラモがあまりに溜まるもんだからお袋から「老後の楽しみが増えてよかったじゃない」と言われたことがある。でも実際はプラモ以外にもどんどん老後の楽しみが増殖し、このままだと老後が200年くらい必要かなぁなんて思ったりもする。つかたぶんホントに老後と呼べる日を迎えてもなお「あの世に持って行くもの」が増殖していたりするんだろうなぁとも思うんだよな。

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2007年11月24日 (土)

クロスゲーム

「おおきく振りかぶって」で野球漫画テンションが高まったので、本来大好きであったはずのあだち充作だけど何となく気分が盛り上がらなかったクロスゲームを買ってきて一気に読み倒した。つかわかりきっていたことを改めて書いてしまうが、

 あだち充の漫画は、野球漫画じゃなくてラブコメ

ということをシミジミ痛感した次第。その点「おお振り」は明らかに野球漫画、っていうかスポ根なんだよね。ベースが。スポ根の「根性」の部分を今風にリアリティを高めて料理しました、みたいな、いやむしろ「キャプテン」や「うっちゃれ五所瓦」や「がんばれ元気」やらがスポ根で、「おお振り」や「一歩」や「帯ギュ」は各ジャンル別の”野球漫画”であり”ボクシング漫画”であり”柔道漫画”という「スポーツ漫画」な気がする。どれもラブコメじゃないし、根性モノでもない気がする。

もちろんだからつまらないということは全くない。ラブコメはスポ根と並んで漫画の王道であり、むしろ「おお振り」以上にニーズは高かったはず。正直話がマンネリ化してきていて、読んでいて先が読めてしまうのは否めないが、それがどうしたこのマンネリズムこそがあだち充漫画の醍醐味じゃないか!と声を大にして叫びたい。1巻からかなりハイテンションで飛ばして6巻あたりから失速しだしてもそりゃまぁ仕方ない。氏は割と飽きっぽい方だし。

ちなみにあだち充と言えば「最高の恋人は血の繋がらない妹」という永遠に語り継がれる真理を説かれた方でもある。つか実際に妹がいる僕としてはこの言葉を目にした当初は、「ふーん。そんなもんかなぁ」と思っていたが、

 脳内構築する分にはまさに理想

であることについ数年前気付いた。別にかわいいとかかわいくないとか血が繋がっているか否かはあまり関係がない。要は、

 「恋人になるとしたら」

ということなのだ。好きになりつつ好かれる関係が構築されるとしたら、妹という位置関係はまさに無敵だよな、ということなのだ。主題歌に押されて「タッチ」がまるで氏の代表作と思われているけど、やはり「みゆき」の方がはるかにあだち充漫画の神髄を描ききっていると思うのだ。

余談だけど、あだち充はその昔劇画タッチの漫画を描いていたことでも有名。今みたいにシンプルでまるで誰でも描けるんじゃないかと思われるようなペンタッチも、実は彼なりに紆余曲折を経てたどり着いた答え。実際あまり取りざたされることが少ないけど、建物や小物の描写は、大友克洋に優るとも劣らないくらい丁寧でリアリティ=存在感があったりする。何が言いたいかというと、

 あだち充は絵が上手い。だから安心してマンネリズムに身を委ねることが出来る。

と思うという話。「キックオフ」とは違うのだよ。
※「クロスゲーム」は★★☆。普通に面白いです。最新刊の帯に「ショートプログラム3」が載っていて思わず品切れを注文してしまいました。氏の短編もまた「上手さ」が光るものが多いんですよね(^^)。

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2007年11月23日 (金)

ダンジョンエクスプローラー邪神の領域~その6~

シングルピラミッドクリア。時間は21時間8分。職業オロス猟師で、最終戦の時使わずに残しておいたステータスポイントを全て体力に割いて、クリア時レベル72、体力81、アーツ7、筋力63、器用100。流派は気流→念流→爆流。とりあえずアーツは初期値のままで全然構わなかったということと、使えると感じたアーツはメテオボール、アルクハリケーン、そしてバーサク。バーサクは敵の攻撃で死なないHPさえあれば、最強だと思ったけど、まぁそれは終盤で装備が整っていたからかも。

最終装備は、、、

アポロンの弓
攻撃+104 火攻撃+20 熱病付加+30 HP回復+3 AP回復+3 充電速度+4

アルクの志セット
攻撃(%)+30 防御+30 回避+20 筋力+15 器用+25 HP回復+2 AP回復+2 充電速度+4

テュールの鎧
防御+67 体力+15 アーツ+15 筋力+15 器用+15 火耐性+20 水耐性+20 風耐性+20 充電速度+2

バーサクを覚えたのが遅かったけど、基本充電優先でのらりくらりとプレイ。つかバーサクが強すぎてそれまで必死に充電装備を求め歩いてきたのがばからしくなるほどだった。
※まぁあればあったで速いからいいけど。

結局1周目でレベルを稼ぎつつプレイしたので、2周目のロボが弱いいら立ちやガーディアンの洗礼もなく、ピラミッドも概ね順調にクリアしていけた。とりあえずアルクの志で攻撃力が一気に上がってからは、ツライと感じる場面はほとんどなく、
※4階層くらいで出るワンダーパーソンなんかは特にそう。攻撃力がなかったときは1体倒すのに5分くらい掛かったし。
バーサクでほぼ安定。つかバーサクは攻撃力以上にフォーム連続発生が使えるメリットが大きい。要するに、

 バーサクの為に体力を多めに割いてもOK。

という感じ。攻撃力が低くても死なずにバーサクを使い続けられさえすればほとんどの敵が敵じゃない感じ。リフレクトと併用して無敵になるという話も出てるけど、ぶっちゃけそこまで強くするとむしろつまらなくなるんじゃないかって気すらした。

残念なのは、WIKIを見る限りレアアイテム関係がほぼ頭打ちだってこと。レベルのカンストが早いことや難度的にも2周目までで、これ以上必要ないと言えばそうなのかも知れないけど、最終目的とは言え、ピラミッドメインでのプレイで1周目にほぼ全てのレア武器を、それもかなり高確率で手に入れられてしまうチューンは、DS版とは言え正直物足りなかった。そもそもこのゲームを楽しんでる連中の多くはディアブロの洗礼を受けているとも思うし、、、まぁそうは言っても家庭用、それも携帯機用のタイトルとしては出色のクローンだとは思う。PSP版をDSクリア後に買おうかと思ってたけど、そんな気分はあっさりなくなったし。

ロボはピタゴラスの防御重視チューンで問題なし。っていうかロボの火力を重視する場面はほとんどなかったっていうか、

 やられちゃって凹む方がタルい

というのが結論。ロボは壁になってくればそれで十分なのだ。

ちなみにせっかくなので少しだけ最近気付いたというか、「かな」と感じたことを書いておく。

・自分の装備出来ないセット武器は売るしかない。エクスクルーシブなら2周目で自分用に打ち直せる可能性があるが、ぶっちゃけピラミッドで周回してれば、そんな苦労せずに相応の武器は手に入る。2周目に行くのをエクスクルーシブ目当てとするなら、その甲斐は薄いというのが本音。ちなみに猟師の場合盾やチャームは全売りしかなさそう。

・45階のワンダーパーソン3体はとにかく攻撃力がないとどうにもならないくらい時間が掛かる。逆に言えば強くなってさえいれば(レベル的にも)難度はどんどん下がる。

・45階が一つのハードルになっていて、47階は嵐の前の静けさ的なステージ。48階以降はボスしかいないので、事実上46階で稼いで帰投するのがアイテム稼ぎの最も効率がいいパターンと言えると思う。しばらくゲネロトからのタコスを倒していてもダークウィスプは出てこなかったので、もしかしたらここで倉庫マックスまで貯めるのがいいのかも。つかそれはそれで面白くないけど。

・49階のよく分からない水子みたいなボスはとりあえず本体があるらしいけど、まぁ適当に倒し続けてればいつかは本物を倒せるでしょう。数が多いので威圧されるけど、そんなに強くはない。

・50階は最初に目の前にあるクリスタルを押して壁に囲まれたサークルの中心に押し入れないとボスにダメージが通らない。壁や障害物は触れるだけで複数ステータス異常なので、スロットに解毒を入れておくのもアリ。ボスのレーザーは回避しづらいけど当たらない時もあるので、開き直って1回食らっても即死しないならバーサクで押し切るのが早くて効率がよい。

・エンディングは飛ばせないので、ソロで2回以上クリアするメリットは薄い。

--------

一番面白かったのはアポロンの弓を手に入れた直後かなぁ。経験値稼ぎも楽になったし、それまでの弓が超弱かったのでギャップも大きかったし。

2ちゃんとかでは猟師が弱いとか言われてるみたいだけど、現時点(レベル72)ではそんなことは全然感じない。バーサク使わなくても「溜め撃ち+半溜め」で大抵の雑魚は倒せる気がする。つか

 バーサクを最初に手に入れちゃうとそれで難度が大きく下がると同時に面白さも下がる

ような気がするなぁ。まぁ何にしても2周目に行く意味もほとんどなくなったし、どうせやるなら他のキャラにするだろうし・・・。でもまぁ面白かったと思う。時間的に20時間ちょいというのもファミ通通りだったし。でもこのチューンで「やり込めば∞」ってのはないと思うな。

不満点は倉庫のアイテムをソート出来ないことに尽きるかな。ロボのユニットに関してだけだけど。他は別にこれと言って、、、あ、エンディングを飛ばせないのも不満。そんなとこ。

今日はドラクエの発売日、買おうか買うまいか。
※このブログは日中に書いてるのでした(^^;。

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2007年11月22日 (木)

5万円で生活を充実させるとしたら

★本日二つ目でし。
※つか「でし」って誰の口癖だっけな。

毎月のお小遣いが3万円だとして、月に1本ゲームを買い、ファミ通と週間アスキーを定期購読すると、およそ2万円ほど貯まる計算になる。アベレージを取るとこの半年くらいそんな生活なので割とルーズに生活費の一部も小遣いから出したりもしているのだけど、PCがいきなり壊れたとか、Wiiと360を買おうとか、ポケモンとドラクエがそれぞれ3本ずつ買わなきゃならない状況になるとかがない限り割と貯まる。子供や将来のために貯金をすべきなのかも知れないけど、別に車や時計やブランドの服にお金を使うわけでもないし、少しは「暮らしに潤い」を与える機会があってもいいかなぁと思った。

そこで今もし「5万円」使うとしたら何に使いたいかを考えてみるとにした。なぜ5万かと言えば、10万だと大きすぎて2万だと選択肢が狭いのでというだけの理由。僕の話を読む前に、皆さんだったらどうするかということを考えて頂くのも面白いかも知れない。生活環境次第ではこれが1万円になる人もいるかも知れないし、100万円になる人もいるかも知れないけど、とりあえず僕の場合は5万円ということで。

●PS3

 まず真っ先に浮かぶのがコレ。別にゲーム買わなくても体験版だけで十分楽しめそうだし、何より新ハードというのは暮らしに文字通り新たな風が吹く。ゲーマーとしては最新最強のハードに触れておくのもありかとも思うし・・・。ただどうしても将来性に不安があるのも否めないんだよねぇ。せめてFF13の発売日が発表されるだけでもよいのだけれど・・・。

●HDD

 とにかく気持ちよく何でも保存したい。つかDVDに焼いてしまってあるものを解凍していつでも見たり聞いたり遊んだり出来るような環境にしたい。5万あれば外付けでもテラ前後は買えるだろうから、これまた生活にグッと厚みが出そう。空からHDD降ってこないかな~なんて素で考える僕って変?

●美味しいモノを食べる

 ネットでみんなから高評価を得ているものを注文して食べてみるのもありか。5万あればよっぽどいろんなものが食べられるし、生涯二度と食べることがないようなものに接する機会と考えれば、それはそれで有意義か。でもこれってあまりに一瞬。コストパフォーマンスを考えると、前2者に大きく劣る気がしてしまう。やっぱ貧乏人か。

●レゴ

 とりあえず5万で買えるのはリモコンブルドーザーと耕耘機みたいなのと消防車の3点セット辺りが妥当か。こんな大箱が一気に三つも我が家に届いた日には、それはもう天にも昇る気持ちだ。間違いなく幸せな気持ちになる。作る作らないは別。とにかく「持ってるだけで幸せ」であり、よほどのことがない限り長期的に保存しておけば価値が極端に下がることもない。5万で買って3年眺めて楽しんで売っても、たぶん3万以上では売れる。コレもある意味娯楽だ。あ、そう言えばミレニアムファルコンも出る頃だよね。あれは6万くらいしたっけかなぁ。でも欲しいなぁ。

●PSP

 ちょっと調子が悪くなりかけたけどなんとか持ち直した。まぁこれは壊れてからでもいいかなぁというか、「G」が出たとき、もしかしてもしかすると娘と3人でやりたいということにもなりかねない。そうなると本体がもう一つあってもいいかなぁとも思うんだよねぇ。つか「G」の為にどんだけ金掛けるつもりだよって気もするけど。

●テレビ(モニター)

 居間のテレビが壊れて29→21インチになってからしばらく経つ。意外と不都合もないのだけど、「コントラスト比2000:1、応答速度2ミリ秒、22インチで69800円」や「24インチ59800円」にちょっとグラっと来たりもする。まぁ今のモニターにさほど不満があるわけじゃないから、やっぱないかなぁ・・・あ、でも「42インチで18万」ってのはちょっと惹かれたな。いや全然予算合わないけど。

●キャプチャボード

 ハイビジョンや地デジをキャプれるボードって5万あれば買えるんじゃないの?って思った。つか冷静に考えると、「それってスゲェ欲しい」かも。現状テレビの録画はどうしても画質が二の次になってしまっているし、高画質というのはそれだけで世界が変わる。360の動画とかをまんまの解像度で録画したり出来るなら、、、あ、でもネットにアップ出来るわけじゃないから所詮一人で楽しむだけか。それだとちょっと魅力半減かもなぁ。

●ゲーム

 ぶっちゃけ意外なほど「ない」。5万円全部ゲーム買っていいよ~って言われても正直そんなにあるか!?って感じ。「PGR4」「ギアーズオブウォー」「エースコンバット6」「ダンジョンエクスプローラーPSP」「有野の挑戦」「フォーエバーブルー」「ゴッドオブウォーII」・・・このくらい?5万は行かないかなぁ。4万弱?

●PC

 セカンドPCの調子があまり芳しくないので、いっそのこと買うか。ドスパラで5万(OSなし)ってのが丁度良い着地点っぽい。まぁグラボがオンボードだけど軽いのなら動くみたいだし、安定したサブPCがない環境ってのはホント不安だし。つかでも一応メインがフルに動く状況でサブを買うというのは冷静に考えると無駄な気もするな。とりあえず一人で2台のPCを使えるほど器用じゃないし。

-------------

長期的に見ればPS3がやっぱ有効かなぁ。いつかは買うものだって気もするし、買ってすぐ体験版でかなり遊べるってのもデカいし、ファミ通の発売予定リストが視野に入ってくる感覚も捨てがたい。でもなんか最近のSCEのやり口が好きになれなかったりもするんだよねぇ。うーむ。

「幸せ」というキーワードであれば間違いなくレゴ。あの瞬間最大風速の高さは言葉に出来ないものがあるし、長期的に見ても投資的側面がある分胸も痛まない。まぁ邪魔にはなるけど。

すぐさま効果が出るのはHDDやキャプボだな。生活に対する影響力という意味で言えば一番大きいとも思うから「暮らしに潤いと充実」というキーワードだったらコレか。「ハイビジョンキャプチャ」何と魅力的な響きであろうか!でも一緒にHDDも増設しないとろくに録画出来ないんだよな。つか360の配線をいじるのって冷静に考えると超面倒くさいな。

 つか自分がいったいどうしたいのかがわからなくなりがちな今日この頃。

のらりくらりと時は過ぎていくね。

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ペン回し

ベストハウス123はたまにスゲェハートを打ち抜くネタがある。つか毎週録画する価値がある番組かもなぁと最近思っていたりもするのだけど、今日のこのネタも僕にはかなりツボ。っていうか以前どなたかに教えて頂いた「ペントリック」↓
http://www.pentrix.com/pentix/videos/index.html
http://www.pentrix.com/

のことを知っていたので、ゼロからの人よりは驚かなかったとは思うんだけど、それでも最後の技はさすがに神業という感じ。あ、要するにペン回しをヨーヨーみたいに盛り上げてる一種のエクストリームみたいなもんです。僕も一番単純なのと弾いて回すやつはボチボチ出来ますが、さすがにこのレベルになると感嘆の声を上げるほかありません。

あせって録画し始めたので途中からですけど、何とかキャプチャしたので見て頂きましょう。1位のテクはマジで世界に通じる気がしますねぇ。

「PENTRIX123.AVI」をダウンロード

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2007年11月21日 (水)

ダンジョンエクスプローラー邪神の領域~その5~

★本日二つ目です~(^^)。

二日ほど漫画読んだりニコニコ見たりしてのらりくらりと過ごしてしまった。つかそう言うことをすると大抵はテンションが下がってもうやらなくなったりするのだけど、今回はたまたま再起動。意を決して1周目からリプレイすることにした。

第一目的はやはり竜の洞窟。7とは言え耐性が上がるのは長期的に考えたら非常に重要だと判断。つか前回、

 土しか上がらない

と書いてしまいましたけど、すみません。町に戻って再度入ると無事火、水、風の耐性も上げることが出来ました。ちなみにその次は宝箱が一つあるだけで、それを取って再度入っても空箱があるだけになります。

さて、ここから2周目に入るのは容易いが、もう一度「2周目とはなんぞや」ということを考えてみる。

・エクスクルーシブが打ち直せる

・アーツ開眼がリセットされる
 →しかし今度は3周目に行くメリットがないので、ここで開眼させれば恒久的に有効ということになる。

・ロボがいなくなる(相対的に弱くなる)

・貰える経験値自体は大きい

ふむ。一見アーツとエクスクルーシブ打ち直しが重要そうに見えますが、いやいやどうして。実はロボがいなくなるのが痛いという答えを導き出しました。

理由は、とにかく単位時間当たりの経験値稼ぎ効率が2周目の方が低い。敵が強い分だけ倒すのにとにかく時間が掛かる。アーツがなくなることと併せて、ひとまずある程度レベルを上げてからの方がいいだろうと判断。

 で、しばし経験値稼ぎをし、レベルは64に。

そしてふと気付く。「オフのピラミッドってロボ連れて入れるよな」。そう、2周目のピラミッドは1周目と敵の強さは変わらない。が、こちらのロボがいなくなれば、当然相対的に弱くなる。特に引っ込みじあんで内気で内向的で友達がいない僕みたいな最低の人間は、なかなかWi-Fiに望むことが出来ないのだ。つか面倒なだけかも知れないけど。

なので、ここはひとまずソロでピラミッド侵攻を視野に入れ、出来るだけ進めるには1周目でのトライが正解という答えを出した。

つかこれが正解で、以前2周目でトライしたときはまだタマゴだったからすぐやられちゃったのが、今回は一通りブランド別に試してみてピタゴラスにすることにした。

ブランドの特徴は、、、

・ピタゴラス 防御力と耐久力最高。攻撃、耐性、回避は犠牲に。

・プトレマイオス 防御力まぁまぁ。攻撃もまぁまぁ。耐性と回避は低い。

・アポロなんちゃら 耐性命。

・アルキメデス 回避まぁまぁ。攻撃まぁまぁ。防御やや低め。

・ゼウス 攻撃命。

こんな感じ。つか普通に経験値稼ぐときはプトレマイオスで、ピラミッドアタックするときはピタゴラスで。ちなみにみなさんにもオススメしたいのは、一回同じブランドを全て引き出し、余分な装備を売るなりしてまた預ける。
※この時防御ユニットは8個をデフォルトにした方がいいかも。いざとなったら延命がなにより重要だし。
そうすると装備チェンジがかなり容易くなります。お試しあれ。

つかピタゴラスの防御力は出色に高いね。前回アルキメデスは2階層目の2階(わかりづらい)で既に死んじゃったのに、今回は3階層目クリアまでほぼ無傷。これなら4階層クリアも多少なり見えてくる。まぁ魔法をガシガシ使うヤツが出てきたら話は別だけど。

ちなみにそのアタック時に久々に装備出来る武具がドロップしてマジ嬉しかった。WIKI見てる人は別段なんにも嬉しくないかも知れないけど、

 テュールの鎧(マクシミリアン)
 体力+15 アーツ+15 筋力+15 器用+15 火耐性+20 水耐性+20 風耐性+20 充電速度+2

何が嬉しいってマクシミリアンがまず嬉しい(^^)。FF12ではかなり愛用してましたからねぇ。でもって充電+2!!たとえ気持ちくらいしか違わなくとも、ながーくプレイすればその蓄積は大きな差となります。各ステータスもまんべんなく高く、これまで装備していたウィガールに負けてるのは事実上土耐性のみという素晴らしい鎧です。つか、

 セットアイテムが揃うまではずっとコレだな。マジで。

って感じですね。

さて、話は変わりますが、自分ステータスポイントを極力使わないでプレイしてきました(アーツは上げてるけど)。理由はいつどこで凄いステータスを要求する武具が出ても対応出来るように、ということなのですが、ふと思えばここしばらくそんな強い武具に巡り会っていない。もしかしたらもう出ないのでは?

 悪いと思いつつWIKIで調べてみましたら、、、

「猟師に求められるステータスは筋力、器用ともに63まで」

と言うことが発覚。つかMP不足で困ったことはとりあえずないし、筋力もそれで装備出来るようになる鎧はわずか一種。別に現在(53くらい)のままでも何ら困らない。ここは、

 器用と体力に思い切って振ってしまおうか。

と思ったけどやっぱり怖くてまだやれてない状態(^^;。

ただ、ピラミッドで良いアイテムが出ることだけはわかったので、ある程度はステータスを振り、レベルももう少しだけ稼いで、一つでもエクスクルーシブの使える弓が出たら、2周目に行こうかなぁという感じ。4階層クリアはまぁ無理かも知れないけどここでの稼ぎは無駄にはならないだろうし。
※アーツ開眼はホント大変で、そこでモチベーションが下がってしまうくらいなら、、、っていうか「エクスクルーシブ打ち直し」と「アーツ再開眼」のどっちがいいかってことになると、とりあえず前者はピラミッドで得られるレアアイテムが頭打ちにならない限りは魅力薄だということに気付いた次第。充電3の聖弓ワルキューレは確かに魅力だけど、それだけの為に今の流れを止めるのもなぁって感じなんだよね。

つか良くできてると思うよ。ホント。敵の耐性とかも今日初めて意識したけど、ちゃんと弱点攻めれば何とかなったりするし。ソロでのピラミッドクリアをゲームクリアとするなら、本気で200時間くらいは遊べそうな手応えです。つかレベルがカンストしちゃってからモチベーションを維持するのが何より大変そうではありますけどね。一応評価を★★★★に格上げさせていただきます。つかこの後にPSP版も待ってると思うと、素で嬉しくなりますね(^^)。まぁコレより面白いとは思えませんけど。

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おおきく振りかぶって

昨日の今日でネタが微妙にかぶってる気がしないでもないけど、、、。
かみさんがどこぞから借りてきたので3冊ほど読んだ。つか絵的には正直僕の守備範囲外なのだけど、
※少女漫画、女性漫画家全般がダメなわけじゃないけど、どうしてもタッチに女性的感性が出過ぎていて、抵抗がぬぐえない。
話自体はとても面白い「んだろう」と思う。

要するに僕は野球を知らない。「キャプテン」「プレイボール」「わたるがぴゅん」「タッチ」「H2」「ナイン」他にもたぶん漫画ならいっぱい読んだことがあるんだけど、リアルな野球を最初から最後まで見続けたことは生まれてこの方一度もない。子供の頃は親父が普通のドラゴンズファンだったからテレビのチャンネル権は有無を言わさなかったし、車の中ではいつも野球中継だったから、

 好きなアニメを邪魔するだけの存在

としてタバコ同様嫌悪の対象でしかなかったし、高校は進学校でボチボチ強かったけど結局3年の予選で一番の見せ場と目される試合当日が高校生クイズとかぶってしまってクイズを取ってしまった(仲間がいるから当然なんだけど)。今年のドラゴンズ日本一なんざ、ぴちょんくんのブログ読んで知ったくらいで、ぶっちゃけ

 オマエそれでも愛知県民かよっ!?

ってくらい野球とは縁遠い。だからこの漫画が「本当には」楽しめていない感じが凄くする。なぜなら、この漫画は「リアル」だから。科学的でありつつ精神論も蔑ろにせず、原題の「理にかなった野球」を情報と情熱両面からタイトル通り「おおきく振りかぶって」描ききっている。

 だから残念ながら僕には一歩踏み込めない部分がある。

ドラクエを1からやってる人間とそうでない人間がいるように、野球経験のある人間とそうでない人間がいる。特に「考えて勝つこと」にこだわりがある人が読んだら、この上ない快楽が得られるんだろうと思う。まぁ僕は「努力と根性」で勝利する谷口くんのが好きってことになっちゃうんだけどさ。

※ちなみに「巨人の星」「ドカベン」「名門第三野球部」なんかは読んでないんだよな~。つか水島新司の漫画は一つもまともに読んでない気がする。とのま特集とか読むと普通に楽しいし、チャンピオン連載中には普通に読んでいたと思うんだけど、コミックス買ったり最初から最後まで読んだりした作品は一つもなかったりする。どこかで「野球以外の楽しさ」を求めてるからかも知れないな。特にあだち充関係なんかは。

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2007年11月20日 (火)

インスピレーションと好みと現実と・・・

今日久々に本屋に行った。何か面白そうなもの、買うべきモノは出ていないかと物色。いつもは火曜に買っていた週刊アスキーと甘い生活の最新刊が出ていたのでこの辺りはまぁ迷わず購入。

続いて視界には「GANTZ22巻」が。自分はこの漫画が好きではあるのだけど、割と頻繁に出てくれちゃうもんだからコミックをもれなく買っていたりはしない。というか

 以前買ったのが何巻だったのかすっかり覚えていない。っていうか話も覚えていない。

ので、とりあえず2冊くらい買っておくか、と21巻を探したら置いてない。うーむと思いつつ22巻だけ購入。あとで読んでみたら案の定話が繋がらない。つか主人公っていつの間に変わったの?なんてことを書くとどんだけ読んでねぇんだよって思われるかも知れないが、しょうがない、

 歳を取るというのはこういうことなのだよ、若者。

つかいろんなことをガンガン忘れる。大事なことや覚えておきたいことは割と覚えているのだけど、「ちょっといい」くらいのレベルだと確実に忘れ去る。忘れ去ることに関してはハンパない自信があるほどに忘れる。むしろ忘れることを前提に生きていく必要があるし、事実そうしてさえいる。

 だが、

ことコミックに関してはゲーム以上に微妙になりつつある。要するに、昔ならば買った漫画は何回も読み倒したし、大事に本棚に揃えて並べていたから新しいのが出てもどんどん継ぎ足していく形でフォローも行き届いていた。コストとメリットのバランスが取れたサイクルが完成していて、何も問題はなかった。

しかし、最近ではそもそも楽しいと思えるものが少なくなり、かつ同じ漫画を何度も読み返さなくなったからコストパフォーマンスもあまりよろしくない。例えば5000円のゲームで50時間遊べば1時間100円だが、500円の漫画を1時間で読んだら1時間500円の娯楽。映画よりも悪い。
※もちろん2時間しか遊ばないようなゲームはもっと悪いとも言えるけど、ゲームは漫画よりスペースを取らない分、再度プレイするのが容易なんだよね。漫画は一回しまっちゃうとなかなか出せないのだ。

でもって1回しか読まないからストーリーはおろか「いつ買ったのか」すら忘れる。昔ならそれぞれの漫画ごとにコミックス発刊のサイクルがある程度決まるから、「そろそろ出るな」という予想を元に書店に寄ることができたのに、すっきりさっぱり忘れすぎていてそれもままならない。

 だからよっぽど楽しいもの以外はまぁいいか

という気になってくる。でも、実際読んでみると「よっぽど楽しい」漫画は少なからずあるとも思うんだよね。こないだ買ったコブラもそうだし、表紙を見ただけでピンとくるような作品だってある。ゲーム買って損したと思うことはあっても、漫画買って損したと思ったことってあんましない。

 でもコストパフォーマンスはあまりよろしくない。

その昔ゲームもパソコンも無かった頃は、本棚いっぱいの漫画を何度も何度も繰り返し読みまくっていた気がする。アニメや特撮に傾注しつつ、1巻から通しで読み切ってしまうようなことが何度もあった気がする。おがみ松五郎とかパイナップルARMYとかたぶん今読んでも面白い漫画はたくさんある。

 エミュみたいに高速で漫画の楽しさだけを味わえないモンかなぁ

いくら何でもそりゃムチャな要求である。でもなんかそんなことを言ってみたくなったりする。2時間くらいでスラムダンクを全巻読み返したりしたいってのは、もし実現するなら「ちょっといいかも?」って思う人はいると思うんだけどな。

 こっから妄想ね。

今ネットで漫画とか読めたりするじゃない?画面にページを開く感じで、クリックやスペースキーでページをめくるんだろうけど、個人的にはもう少し進化して、

・フレキシブルに可動するアームに超高解像度(2400×1600ドットくらい)で、14インチほどのモニターを付け、

・指先にはページ送りとページ戻しの二つのボタンだけ付いているコントローラーを握り、

・1巻から2巻への繋ぎ、例えば表紙や目次、巻末なんかを設定で飛ばせるようにして、
・好きなマンガを自由に選んで読める

ような、ネット漫画喫茶みたいなのが出来てもいいかなぁとか思った。月額500円くらいで読み放題とか。とにかくダラダラと自由な体勢で読みたいし、文字がつぶれて読みづらくちゃ嫌だし、マッハでページがめくれる方がいい。

でも本そのものの持つ装丁や質感、ニオイなんかもぶっちゃけ嫌なモンじゃないんだよな。つかむしろ好きだし。何で漫画あんまし買わなくなったんだろうな。

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2007年11月19日 (月)

545キロバトル

★本日二つ目です。

先日のオンエアバトルで史上3度目の545キロバトルが達成された。
※1回目はますだおかだで2回目はタイムマシーン3号
 ちなみに2回目のタイムマシーン3号は拙ブログにて紹介してました(^^;。
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2005/11/post_a5ce.html
ますだおかだのもネットで落としたのがあったので、もし気が向いたらアップします。

 「上々軍団」

聞いたことあります?結構オンエアバトル見てますが、ぶっちゃけ「落ちてたときは見てた気がする」という程度。大体オンエア率も4/7だし。もっと言うと面白いには面白いんだけど最高!というほどでもなかったんだよね。タイミング?みたいな。

でも自分でもボール入れるかもとも思ったんだよね。歌ネタはあんまし好きじゃないし、笑いの回数も少なかったけど、要所要所で大きな笑いがあったし。ああそれでもこの二人が「満点組」に名を連ねるのは正直ちょっとなんか微妙に悔しいかなぁ。好みの話だから本人が見たら気を悪くするかも知れないけど、やっぱ昨年チャンプのNONSTYLEの方が好きかも。

ただますだおかだとタイムマシーン3号に関しては満点ってスゲェなって改めて思った。さっき見直した時も面白かったんだよね。勢いや空気が笑いの神に見初められたような。「ボールを入れたくなる魔法」が掛かったような。

せっかくなのでみなさんにも見て頂きましょう。オンエアバトル3回目の満点ネタです↓。

「JOJOGUNDAN545.AVI」をダウンロード

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ダンジョンエクスプローラー邪神の領域~その4~

そろそろネットでの情報を解禁しようかと軽く検索を掛けてみる。つかタイトルだけだとホント攻略や批評、僕みたいなプレイ日記っぽいものは全然ヒットせず、十把一絡げの紹介ばかり。こんなのはファミ通のクロレビにも及ばない。全てを否定するつもりはないけど、自分の言葉のないゲーム紹介などわざわざアップする意味があるのかと思う。もっとも「ディアブロライク」という言葉を万国共通語のように使ってしまうのも微妙なのかも知れないが。
※まぁ分かる人にはそれで必要十分だし、分かる人しか買わないようなタイトルではあると思うけど。

ヒットしたサイトでやはりというかさすがというか「2ちゃん」および「2ちゃんまとめサイト」はさすがの情報力。つか昨日プレイ時間のことを書いたけど、購入後フルに傾注していれば、僕もその一翼を担うほどやり込めたろうと思えるだけに、熱情のほとばしる方が羨ましい。
※ここであえて「学生」とか「若者」と表記しないところがミソ。こんなゲームむしろ若い人が愛と時間を割いてやるようなもんじゃないとも思うし(^^;。

さて、軽く僕がそこで得た情報をまとめておこうかな。と言っても斜め読みだし、あまり過度な摂取は逆にゲームをつまらなくさせるだろうとも思うので適度にとどめておいたけど。

・1周につき一回しか得られないボーナスがあった。

 枯れ木谷に入ってスグの広間、一番奥にあるモニュメントに「竜の洞窟」の記述があり、これを読むとマップに登場。ボスを倒すと「対大地の耐性が7%アップ」。全属性ではなく、一つだけ、それでも7%は大きいなぁという感じ。1周目で取り損なって鬱になってる人も多く、僕もその一人だったので正直悩むところ。2周目やり始めて既に5時間くらい経ってるけど、ここはあえて1周目をもう少し重点的にプレイし、レベルの底上げをしてから2周目入りした方がより効率的かなぁと思ったりもするんだよね。

・流派フォームは全5種

 僕が経験したホーミング、バリアボール、クリティカルの他に、リフレクト(一回だけダメージを無効化するバリアを張れる)、アディション(範囲攻撃?)があるらしい。一撃が重い2周目は特にリフレクトの重要度が増しそうなので、その流派を調べると念流と魔流が該当。後者は完全に魔術師向きなので前者がよさげか。クリティカルよりホーミングの方が使い勝手が良いような気もしたし(念流はホーミング×リフレクト)。

・アーツは麻痺や凍結が魅力

 装備の中にある「麻痺+15」がかなり有効で、2周目時「凍結+15」と併用していたらほとんどの敵を足止めしつつ戦うことが出来た。凍結はゆっくり移動してくるが事実上麻痺と変わらず、かつ属性がかぶらないため、回避する敵が少なく有効。でもトータルで見ると善し悪しある感じ。

・セット武具が結構スゲェ

 パッと見通常と何ら変わらないのでガンガン売ってしまってたけど、まとめて装備するとかなりの効果を発揮する様子。2個以上で多ければ多いほど効果は爆発的によくなるっぽいので、がんばって集めてみようかという気になった。具体的にどんなのがセット武具かというと、「オレンジ文字で下に名前が書いてあるヤツ」らしい。文字の色を変えてくれたらよかったのに。

・ロボの攻撃は攻撃力が高ければ高いほど凄くなる。

・レベルが上がるとダメージに補正が掛かるっぽい。急に倒しやすくなる感じ。

-------------

つか2周目も多少なりプレイした自分的に冷静に考えると、やはり2周目のロボは使い勝手が悪いと思う。少なくともレベル2か3程度のユニットでは防御が低すぎる。
※強いて言えばアポロが最も防御性能が上がるけど、それでもやられるのは同じ。進化したら変わるのかも知れないけど。

なので、とりあえず1周目の竜の洞窟を回収がてら流派も変え、適当にセットアイテム収集にいそしもうかと言うところ。とにかく最大の焦点は2周目で流派チェンジが出来るようになること=ガーディアンを倒すことなので、ここはやはりエナジーシールド(一定の割合でAPでダメージを引き受ける)と、リフレクトがある念流で長期戦かと推察。まずはアイテム関係もユニットはアポロ以外全て売却し、飽きるまで1周目をやろうと思う。
現時点では「これ以外はダメ」というのがまだ見えていないので、逆にいろいろ試そうという気になる。先程の念流にしてもガーディアンを倒しさえすればとりあえず他のに変えてもいいかなぁとも思うし、そもそもチャクラ(HP回復魔法)やバーサク(一定時間充電MAX。でも防御激減)は試してみたいところ。

最初は2周目でアーツ開眼がリセットされるのが痛いと思ったけど、冷静に考えれば1流派の全種開眼に何十時間も掛かるわけでもないし、
※推定10時間
PSOやFF11と比べたら大事の前の小事ということに気付いた。奥は浅からず広がっている手触りを感じるので、ここはいっちょ気合い入れてプレイしていこうというところかな!

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2007年11月18日 (日)

ダンジョンエクスプローラー邪神の領域~その3~

みなさんは「最近スゲェゲームやってるなぁ」と自分で感じる時間ってどのくらいです?例えば平日仕事から帰って9時過ぎ、飯食って風呂入って明日も仕事だから1時前には寝たいとなると、せいぜいやっても2時間。これがまぁ学生ともなればかなり時間の使い方も変わってくるのでしょうけど、一般的な社会人に許されたゲーム時間というのは、それほど多くはないはず。

 あ、ちなみにこれは別にダンジョンエクスプローラーとはなんら関わり合いのない話ですあしからず。

一人暮らししていたころ、かなり自分で「やったなぁ」と感じたタイトルというと「女神転生II」が挙げられます。その当時は1日8時間程度の労働時間でしたし、家から仕事場までが車で5分ほどだったので、

6時半くらいに起床→パンをかじりながら開始。8時20分に家を出るまでプレイ

昼飯休憩に一時帰宅30分プレイ。

7時に帰宅。コンビニ弁当食いながら3時くらいまでプレイ。

 計1日10時間20分。

さすがにこれが限界でしたね。まぁ5日も持ちませんでしたけど。

で、社会人になってからだと、ファイナルファンタジー8がいろんな意味で一番でした。ピーク時は、

 仕事中もポケットの中でポケステが稼働。家ではオートでプレステが稼働。

という有様。寝ている間もそれなりにやっていたような気がするので、この時はたぶん1週間で110時間くらいやっていたような気がします。ポケステを入れて「のべ」だともっとですかね。もっともそれでもクリア出来ないくらいやり尽くしながらプレイしてたりしたわけですが。

ダンジョンエクスプローラーは現在15時間19分。レベルは67になりました。買って三日でこの時間というのは、まぁそれなりにやっているというところでしょうか。つかまぁ気持ちよくやってきたけど、微妙に失速する事態になったって感じ。

2周目にはレベルやアイテム、所持金、装備など様々なステータスが引き継がれるが、このゲームでレベルに次いで上げづらいスキルの閃きは引き継がれない。せっかく苦労して覚えさせた流派「気流」の最後のアーツも、2周目を「破流」にしてしまった以上、再び2周目のガーディアン3体を倒し、そのイベントまで進め、そこから猛烈にがんばって再度覚えさせなければならない。これは正直キツい。

ただ、1周目と2周目ではプレイ内容を大きく変容させる要素がある。それはまず第一に敵が猛烈に強くなっているという点。具体的に言えば1周目のラスト周辺の敵と比べて、攻撃力は2倍、防御力は3倍、HPは5倍くらいに体感増えている。
※ボスクラスの敵もそんな感じなので、倒すのに非常に時間が掛かる。
それに伴って経験値も増えていて、レベルが上げやすくはなっているが、ディアブロやPSOと比べて一方通行なので、「やっぱキツいからちょっとノーマルで、、」ということが出来ない。セーブファイルはコピーしてあるからやり直しは出来るが、正直それではいつまで経っても真のラスボスは倒せまい。

ラスボスは町の中にあるピラミッドの最奥にいる(らしい)。序盤からかなり攻撃力や防御力が高い敵だらけで、1周目の時は第一階層の9階までしか行けなかった。しかし、2周目でもここだけは難度が変わらない。ピラミッドの奥へ奥へと進んでいくには、2周目に突入し、外でレベルを上げるしかない。

そして何より重要なのは「エクスクルーシブ装備」も打ち直しが出来るようになること。これまで出来なかったレアアイテムの中には、「これがハンターでも装備出来たらなぁ」という付加効果のものがあり、もしもの為に倉庫にキープしておいたのだ。開始早々それを弓に変えると、その名も「聖弓ワルキューレ」となった。充填速度+3と全属性耐性+10が付いたこの弓は、攻撃力こそ高いとは言えないまでも、かなりの速度で溜め撃ちが出来る。

 つか破流のアーツであるところの「一瞬で充填」スキルは、MP消費が大きすぎて使いものにならないのだ!

期待していたのに非常に残念。確かに一瞬で満タンになるのはいいが、MPポーション1個で3回くらいしか使えないというのはいくら何でもシビア過ぎる。つかこれじゃあ2、3カ所ジェネレータを壊すだけで湯水のように薬代が飛んでいく。

 その点「充填速度+3」はいい。ただ早いだけだもの。一回この快適さを覚えたら、正直なかなか元の暮らしには戻れないというところ。たとえ敵が強くても、覚えたアーツが消えてしまっても、、、。

そして2周目のもう一つの副作用として、サポートロボットが機能しないという点も挙げられる。要するに敵が強すぎてすぐに壊れてしまうのだ。ユニットは出来る限り防御寄りであるにも関わらず、一瞬で破壊されたことすらある。毎回毎回18000円出して買い換えるのはさすがにシビアなので、「これは使うなということなんだろうな」と結論付けた。つかロボとの複合攻撃で雑魚を1撃討伐していただけに、これはホントに痛かったりするんだけどな。

ちなみに流派を決めるルーレットは目押しが可能であった。狙ったところで押せばそこに止まる。まぁどの流派も一長一短かもしれないけど、とりあえずホーミング弾が使えるいくつかの流派は、クリティカルの使えるものよりも使い勝手が良い気がした。まぁ慣れかも知れないけど。

それと今回プレイしていて初めて「セットアイテム」が出た。これはエクスクルーシブと同じ文字の色で、2周目でも打ち直しは出来ない。セットで装備すれば付加効果が付くのは間違いないが、15時間で1個というペースではそうそう集まるもんじゃないだろうな。っていうかWi-Fi上で武器や防具の交換や受け渡しって出来ないもんなんだろうか。そうじゃなかったらホント集めるの無理だと思うんだけど・・・。
※でも付加効果が「充填+10」とかだったら欲しくなるかも。まぁないだろうけど。

とにかく2周目でアーツを集めるしかない作りになっているから、とりあえずがんばって先に進めるだけ進めて、稼ぎやすいところで周回しようかなぁというところ。つか終盤じゃないとあまり意味はなさそうなんだけどさ。

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2007年11月17日 (土)

ダンジョンエクスプローラー邪神の領域~その2~

昨日はタイトルを「ダンジョンエクスプローラーDS」としたのだけど、やっぱり本来の名前の方がいいかなぁと、もし検索してきて下さる方がいたとき、こちらの方がよりポピュラーかなぁと小者らしく変更することにした。つかまぁどれだけの人間が来てくれるのかはともかく。

自分では結構やってるつもりだったのだけど、今し方ファイル選択画面を見てちょっと愕然とした。まだ7時間とちょっとしかやってない。このゲームは基本的にオートセーブで、「死んだらセーブされる」ため、リセットする必要性が薄い。
※ないわけじゃないのは後述。
だからホントに7時間くらいしかしてないということになる。うーん面白いと思うんだけど、意外と時間を超えるタイプではないのかも。結構プレイ中の操作密度も高いと言えば高いし・・・。

そんなわけでかなりやっている。つかこのブログを「全くやる気がない」人に向けるべきか、「興味はあるけど買ってない」人か、「既に買ってやっている」人に向けて書くべきなのかは悩むところだけど、ぶっちゃけ「買うか買わないか分からない」人向けの話は昨日書いてしまったので、今日はちと具体的なことを書いていこうと思う。なので、まぁ興味がない方は申し訳ないがスルーしてたもれ。

レベルは43になり、現在第4章。4匹の高弟を倒し、いかがわしい入り口から中に入ったところ。昨日から今日に掛けてわかったのは、、、つかマニュアルが妙に不親切かつ分かりづらいので、もしかしたら書いてあるのに気付かなかったこともあるかも知れないが、

   ネタバレ含みまする。が、まぁ興味がある人はどうせ読むでしょう。
   このゲームはそういうタイプだと思いますし。

・レアアイテムが「ユニーク」ではなく「エクスクルーシブ」と呼ばれていて、それは打ち直しすることが出来ず、転職出来ないこのゲームにおいては、どうしようもないのか!?という気になった。つか中には「うっこれは装備出来るモノならしたい!」という物も出てきていて、微妙に悔しいが、実際もしアイテムを渡すことが可能であったとしても、現時点で強いアイテムが最終的に強いアイテムたり得る可能性は極めて薄い。

このゲームは基本先に進めば進むほど強い武具が登場する。まぁどのゲームでも当たり前と思われるかも知れないが、手触りとしてはディアブロより「強烈なレア」というか、「オーパーツ」的な、その場に不似合いなほど強い武具が出たりはしない感じで、
※クリアするくらい先に進めばこれも変わってくるとは思うけど。
現時点では装備を次から次へ替えて、という状況ではない。ごく希に開催される市場で買った掘り出し物やボスを倒したときにたまたま自分が装備可能だったアイテムをゲットしたときに装備を替えるくらいで、正直自分で使えない物を手に入れてしまう率が高すぎる。
※もしかしたら序盤でいい物を手に入れていて、結果それより魅力が無く、交換しないだけなのかも知れないが。

だからこういうゲームの魅力の最も大きな部分である「レアアイテム探し」の妙味は、正直現時点では味わえていないということになる。

しかし、それを補えるフィーチャーが2、3現れ、そちらでモチベーションが維持されているため、ゲーム自体はなんらつまらなくなってはいない。

・サポートキャラであるロボットが進化し、超強くなった。ソケットがこれまでの9カ所から12カ所に増え、全て揃える為に必要な個数が増えたため、「余り」として処分してしまった同ブランドのことが少し悔やまれたが、程なく集まりALLアルキメデス。

進化はとある神殿だかダンジョンだかの奥で行われ、購入出来るロボットを連れて行けばいつでも進化可能。別に道中が長いわけでもなく、そこでお金が取られるわけでもないので、もしロボが壊されても、「卵代」だけで済む。ロボが壊れてもユニットは壊れないが、進化したら装備を全てハメなおさなければならないのがちと面倒と言えば面倒か。

向かって北が攻撃強化、東が魔法、南が防御力強化となっていて、いつでも変更出来る。とりあえず壊されてはかなわんので防御にしようかと思ったが、

 男は攻撃力!

ということで攻撃強化をチョイス。つか進化したことで防御力もかなり上がっているため、それほど困ることはなかった(現時点では)。

・ある神殿の奥ではガーディアンと名乗る青い戦士
 ※心情的にはアキンドナイトというところか。
が3匹現れ、あまりの強さに心が折れそうになるも何とかポーション1つ残して殲滅に成功。するとその奥では、ついに流派の変更が可能になった。

流派は8つあり、それぞれにフォームと呼ばれる技があることは昨日書いた。フォームを使っていると徐々にアーツという特殊スキルを閃いていくのだが、これが流派ごとに異なっていて、1流派につき8個ほどある。ちなみに僕の流派「気流」では、

・一定時間攻撃力UP
・カギを使わずに宝箱を開ける。
・一定時間地形効果を無視
・通常攻撃に熱病を付加
・ヘビで攻撃
 →3本の矢で攻撃
  →冷気の波紋で攻撃
・溶岩弾を転がして攻撃
 →土の泡を発射

というアーツを覚えることが可能なのだけど、とりあえず「流派替え」をすると閃いていないアーツはリストから消えてしまう。
※元の流派に戻さない限り閃かないと思われる。

しかし、代わりに新たな流派のアーツが「未閃き」の状態でリストに加えられ、新たなフォームを使い続ければ順次閃くみたい。

ちなみにリストは上記のヘビ攻撃のように順番に表記されているものもあるが、別にヘビ攻撃を使わなければ3本の矢が閃かないということではないようだ。現に溶岩弾を一度も使わなくとも土の泡は閃いた。

これが要するに大きなやり込み要素ということなのだと思う。マニュアルのマルチプレイの経験値の項目に、「通常の経験値はほとんど入らないがアーツ開眼の経験値はカウントされている」と書かれているように、雰囲気的には唐突な閃きだが、実際は丹念にキャラを育成して初めてアーツを覚えるということなのだ。だから、

 全てのアーツを閃く=ウィザードリィで言うレベル13になる

ということに相当する。要するに覚えてしまえば転職してもいいというわけだ。
※もちろん覚えずに転職してもいいだろうけど、、、それはさすがに僕には出来ない。

二つほど試した中には「HP自動回復」や「APでダメージを吸収することがある」などなかなか面白そうなモノもある。通常時3つのパネルからしか選択は出来ないから、いくらたくさんのアーツを覚えてもそれを活かしきることは難しいかも知れないが、キャラの幅が広がるのは間違いない。

ただ、注意したいのはこの転職、有料で一回2万円。その上初回同様ルーレットで結果が決まるため、ここだけはセーブ&ロードを繰り返して目指す流派を狙うことになる。まぁ全編通しでそれほどリセットの必要がないゲームだから、このくらいはあってもいいとは思うけどね。つか最後の一つはなかなか大変そうだな。

・ピラミッドはちょっとだけ入ったけど、3階で即死食らってたまたまお金をたくさん持っていたのでかなり凹んだ。それ以来まだ入ってない。つかこのレベルでもまだ十分とは言えないくらい強い。このテッペンってのはいったいどんなヤツが出てくるのか。怖くもあり楽しみでもある。

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やればやるほどディアブロなので、ああいうゲームが好きな人にはホント普通にオススメしたい。僕的には面白いと思うんだけどな~。ダラダラちくちくで。

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2007年11月16日 (金)

ダンジョンエクスプローラーDS~その1~

ファミ通の評価は正直芳しくなかったが、記事を読み返してみても僕が嫌う要素は見あたらない。特にDS版に関してはPSP版よりもサクサク進む様相であり、お手軽かつ好みの風体ならばやはり買うしかないと決断。

しかし仕事が休みとはいえ開店間際まで寝ていてふと不安がよぎる。「もしかして入荷数とかスゲェ少ないんじゃ・・・」。はやる気持ちを抑えつつ車を走らせる。途中で取り置きを確認したら無事OKだったのだが、着いてビックリ。3本しか入荷はなく、その内1本は既に売れた後だった。やはり「こういうゲーム」が好きな人は僕以外にもいるらしい。
※ちなみにヤマダ価格は4444円。ポイントバックと入り口のサービスを含めると約4300円。子供の分まで買うには今ひとつクロレビが低すぎるというところか。

ちなみにヤマダではPSP版や有野の挑戦なども出ていて、正直スゲェ買おうか迷った。※ちなみにWiiザッパー付バイオは既に売り切れてた。つかもう一つのガンコンゲーも売り切れてたようだったし、「ああいうの」を求めるユーザーは少なく為さそうである。

が、

結局これ一本だけ買ってきた。理由はまぁ年末に向けて買う機会もあるかなぁということと(<有野の挑戦)、いくらなんでも同タイプのゲームを一緒にはやらないだろうということ。ちなみにヤマダでは他にNightsのデモが流れていて、ちょっとグッと来た。12月発売ということで、クリスマスプレゼントの有力候補としてチェックしておきたい。

さて、帰宅してすぐプレイを開始したわけだけど、自分のモチベーションが意外なほど高いことにちょっと驚く。最近のゲームでは買ってきてもなんとなく義務というか「やっておかなければ恥ずかしい」的な思考回路が働いていたモノが多く、スタントマンイグニッションを除いて、それほどしょっぱなのダッシュが効きまくっていたタイトルはなかった。

しかしこのダンジョンエクスプローラー邪神の領域(以下ダンエクDS)は、ファミ通を読む限り猛烈にディアブロクローンしている。

「ディアブロクローン」と一言で言っても、GBAのシャイニングソウルやネバーランドのDCロードス島、シャイニングフォースネオ、イクサ、PS3でもそれっぽいものが出ていたような気がするし、PCでもタイタンクエストなんかは思いっきり影響を受けている。そうそうPSO(ファンタシースターオンライン)も初代ディアブロにシステムはかなり似ているし、最近だとリングオブフェイトもディアブロクローンと言えると思う。

このダンエクDSはマップこそ自動育成ではないものの、装備箇所のグラフィックや武具の付加効果のネーミング、装備に関する必要ステータスの扱いなど、非常に酷似点が多い。強いて言えばザックリ一本道な展開物足りないと言えなくもないが、モチベーターの豊富さは見た目の地味さをきっちり埋め合わせてくれている。まぁ「古くさい印象」も
「止め時がない」のもどちらもファミ通のクロレビは正しかったと言えると思う。

ゲームは普通に人間の男で職業は弓使い。ディアブロクローンの多くが飛び道具に大きなアドバンテージがある。要するに戦士なら「攻撃と防御」に割かなければならないのを、弓なら攻撃に傾注させることが出来る。その分近寄られたらマズいが、近寄られる方が悪いという気もする。接近戦をしないということは回復薬の節約にも繋がるし、魔法使いじゃない分MP回復薬も必要ない。

 何はともあれ弓はオススメ。

というところかな。ゲーム内容に関しては正直ファミ通の評価は正しくない。「前作を知っている人ならともかく」という表記では、まるでこのゲームがマルチプレイにしか魅力がないような初代ダンジョンエクスプローラーのような印象を与えてしまう。ぶっちゃけそれはない。アイテムドロップの感覚やジェネレータの存在など、似ている点は少なからずあるが、
ダンエクDSはそれとは全く違う多彩なモチベーターに満ちている。

まず、基本攻撃が既に多彩。

・○ボタンを押すことで通常攻撃。

・押しっぱなしで連射攻撃。

・しばらく押さないでいるとゲージが溜まり、半溜めくらいで押せば強攻撃
 →1ヒットする攻撃が2ヒットになったり、1本だった矢が3方向になったりする

・ゲージがマックスまで溜まった状態で押せばフォーム攻撃。
 →現時点で2種の中から常時使用するものをチョイス可能。
  →ゲームが進むと変更も出来るらしい。
   →ちなみに僕のは自機の周囲を回る攻撃属性のあるバリアか、ホーミング弾。

そして×ボタンにはアーツと呼ばれる特殊攻撃。これは多数の中から3種をパネルに入れ、簡単操作で切り替えつつ使用。MPを消費する。ちなみにMPはスゲェゆっくり自動回復する。またマニュアルによると、アーツはフォーム攻撃を多用することで「ひらめく」らしい!その上アーツはプレイ中雑魚からランダムドロップする「アーツのかけら」を5個集めるごとに1レベルアップさせることが可能になる(あとでまとめて上げても可)。レベルアップさせるとかなり強くなるので、こちらの強化もとてもやりがいがあるところ。

また、プレイヤーキャラ以外に一体ロボットを携行させることが可能になっていて、コイツのステータスを決めるアイテムを集めるのも一つの楽しみとなっている。アイテムにはメーカーが設定されていて、同じブランドで揃えると特殊効果が発動するというのは、この手のゲームが好きな人(要するに僕)にはたまらないシステムだ。

また、こういうゲームの場合は、アイテムを十分保管できないと非常にイライラしてしまうものだが、ステータス依存で決まる所持アイテムの上限は現在169個。他に倉庫に256個まで保管出来る。特に嬉しいのは所持アイテムの上限を超えて手に入れたアイテムは自動的に倉庫へ転送される点だ。
※ちなみに倉庫が満タンだとアイテムは出なくなる。
※ちなみにちなみにアイテムはドロップした時点で自動的に手に入る。拾いに行く必要はないが、マルチプレイでのモチベーターとしてはどうなんだろうという気はする。
 →マルチプレイ時には経験値もアイテムも手に入らないっぽい。
  →つか何を糧に楽しめと言うのか?
   →でも僕の勘違いかも知れないのであまり大きなコトは言わないでおく。
    もしかしたらとても素晴らしいモノが手にはいるのかも知れないし。

マップわりと狭く、ちょっとした倉庫番トラップや隠し通路などもあるが、ジャンプや高台はない。この点も初代ダンエクっぽいと言えばぽい。各ダンジョンにはボスがいて、倒すと次のダンジョンへの道が開けるが、再度そのダンジョンに挑んでもボスはいない。ファミ通の参考プレイ時間には「クリアまで20時間」とあり、それに併載して「やりこめば∞」ともあった。クリア後に様々な育成要素が隠されている可能性が高いが、いかにモチベーションを下げずにプレイさせ続けられるかが重要ではある。

アイテムは無印の他にマジックアイテム、ユニークアイテムがある。
※ここまでは確認済み。
ユニークは見た目も異なり、ステータスアップ効果も高い。文字の色が違うのですぐわかる。
また、自キャラが装備できない武具を入手しても、それを武器屋にて自分用の装備に「打ち直し」してもらうことも可能。ただしかなり高額な代金を要求されるので、序盤は使いどころがなさそうではある。

転職が出来ず、その点PSP版とは育成のベクトルを分けてはいるが、
※セーブ自体は3カ所可能。
ディアブロっぽいゲームが好きな人なら、とりあえずDSで一番ソレっぽいということは言えると思う。タッチペンは使わず、上画面の情報も必要十分。決して傑作とは言えないかも知れないが、現時点での評価は★★★と及第点は上げられると思う。まぁキャラがかわいくないので、リングオブフェイトやシャイニングソウルと比べて女の子にはお勧めしづらいけど、僕の今日のブログを読んで「楽しそうかも」と思った人が買う分には損はないはず。つか少なくともPSP版よりはDS版のが楽しいと思う。理由はDS版がロムだからってのと、2画面との相性がすこぶるイイから。

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2007年11月15日 (木)

元祖を遊んでみる~その2:ドラゴンクエスト~

※書いた日の翌朝、結構改稿しました。

Dq1title 買う買わん、やるやらんは別にしてもうじきドラクエ4が出ますねぇ。周囲のライトユーザーはちょっぴり色めきだっているところです。それにちなんで僕もいっちょ原点を見つめ直してみようかと初代ドラクエをプレイしてみました。当然実機も持っていますが、今回はエミュで。スピードを上げながらのプレイです。

まず始めてみて思ったのは、十字キーの反応の悪さ。他のゲームでは別に抵抗なくやっていたので、やはり初代ドラクエ特有、もしくはファミコン前期のソフト特有のモノかも知れませんが、なんだか引っかかる。具体的に言うと方向キーを押して0.2秒くらいして移動が始まる感じ。0.1秒押しただけでは反応しない感じ。正直言って「こんなだったかなぁ」という気が凄くした。

ただ、コマンド体系が回りくどくなっている点、例えば「はなす」の後に方角が表示されて、どちらの方へ話しかけるのかとか「とびら」や「かいだん」がコマンド選択しなければならない点などは、むしろ

 アドベンチャーゲームの余韻

を残しているようで、なんだか趣深い。当時はそれこそコマンド選択型のアドベンチャーすら出始めたばかりで、いわゆる国産RPGのフォーマットも定まっていず、海外のウルティマやウィザードリィからベースとなるエッセンスは抽出しつつも、より遊びやすいマルチウィンドウや心地よいボタン選択音など、「RPGに不慣れな日本人」に対する答えとしては最善の選択が為されたと思う。

今でこそ人がいたらボタンで「話す」のが当たり前だけど、当時もし何も経験がない状態で、このゲームに対峙したとしたら、

 とりあえずAボタンを押してみる。

 →なにか表示された

  →「はなす」とあるぞ!

   →押してみる

    →今度は方向が出た!ということは・・・

という流れの方がむしろ親切だったかも知れないと感じた。だって冷静に考えて見て欲しい。ドラクエより前のファミコンゲームでは、

 勝手にしゃべる味方か、敵か

しかいなかったんだもの。こちらが「話しかける」必要性がゼロだったところに出てきたゲームだったんだもの・・・。

ひとしきりコマンドの妙味を味わったら、後はガンガンに進めていくだけである。話をする人は最低限でいいし、武器もフレームレートを上げて経験値を稼ぐ都合上、常に最善の選択、具体的に言えばショップで一番高価なものを買っていけばいい。単純な作業でクリアまで到達出来るはずである。

 しかしドラクエはそうじゃなかった。

確かに謎解きに関するキーワードはいくつも覚えている。「太陽の石がどこにあるのか」とか、「ローラの愛がなくてもココを調べればいい」とか、「ようせいの笛が何歩歩いたところに埋まっているか」とか。

 でも、つい町の住民に話しかけてしまう。

取るに足らないことを言うのはわかっているんだけど、最近のゲームじゃあ逆にありきたりすぎて誰も言わなくなったようなことを言うのは百も承知なんだけど、つい話しかけたくなる。人数もそれほど多くないし、口数も無駄に多くない。

 いい意味でのシンプルさが活き活きと物語を綴(つづ)っている。

それにスーファミ版ではバランス調整された戦闘、および経験値に関しても、

 非常にシビア。でもシビアな中でバランスが取れている。

マップは狭く、一番近い町まではたかだか3画面ほどの距離しかない。だのにそれまでに出てくる魔法使いの怖さと言ったらない。最初の町で買える武器や防具も、安価とは言えスライムやスライムベスを倒すだけではなかなか貯まらないし、つい先へと足を伸ばしてヤツのギラの餌食になる。

 「うゎ!」

冗談抜きで声が出る。僕みたいに石橋を叩いて渡らないタイプの人間ですらそうだから、普通の人だとホントにビクビクものだと思う。

 「ようやくガライに着いたぜ、、、ふぅ」

なんてまるで当時のようじゃないか。

ガライは狭く、思わずいる人全員に話しかけてしまう。最近ではそんなことはまずない。相手が話す内容が大したことじゃないとわかっていて話しかけてしまうのだから、よほどその町に着いたのが嬉しかったってことなんだろうな(^^;。

「ちょっくらごめんよ~」とショップを覗くと、これまた高価な品物がズラリと並ぶ。「鉄の斧超欲しいなぁ、でも鎧がいつまでも布の服のままってのも、、どうかなぁ」なんて真剣に思う。どちらか一つを買ったら、もう一つはかなり後回しになってしまうことを普通に悩んでしまう。

 「やっぱ男は攻撃でしょ!」

布の服と革の盾のまま僕は鉄の斧を買い、徐々に行動半径を広げていく。とりあえず今はダンジョンとかに入る必要はなかったはず。次に目指すはマイラ温泉郷だ。

途中サソリやらガイコツ剣士やらが出てくるが辛うじて倒し、無事マイラに到着。ここらで記憶が曖昧になってくる。「ドラゴンはまだ倒せないよなぁ」「とりあえずリムルダールへ向かえばよかったんだっけか?」。でもさすがに海を越えるのにレベルや装備が不安になり、マイラを拠点にレベルアップ。そう言えば当時もここでガイコツと戯れていた気がする。つか結構がんばってた気がする。

とりあえずドラゴンはまだ怖いので、トンネルは通過するだけ。案外こういうところのマップは頭に入っていたのか、たいまつもレミーラも付けずに通過することが出来た。っていうかみんなも出来るかも知れないけど。

Dq1rikant 新しい大地に出てくる敵が何だったのか記憶にモヤが掛かっていたが、すぐさまリカントが現れ、目玉がブクブクとあふれ出るくらいデカいダメージを食らう。つか僕はこの青いリカントが大好きなんだよね。何つかカラフルで、当時3色しか使えなかったファミコンのキャラクターとしては破格に表情が豊かで。背景とのコントラストも綺麗で、今日も思わず写真を撮ってしまったくらいだよ。
※ちなみに「リカント」は狼男のような半人半獣の「ライカンスロープ」からきてるんだって今思った。ちなみに「今」は2007年11月15日AM10:01。要するに昨夜書いたのを読み返していて気付いた。つか気付くのに何十年掛かってんだよ・・・。

ラリホーを巧みに使いながら何とかリムルダールに到着。しばらくはここの宿屋にご厄介になるなぁなんて思いつつ、当時「宿屋」という単語を使うのはドラクエをやったことがある人だけだって話で盛り上がったことを思い出した。普通の人は宿屋とは言わない。ホテルや民宿、旅館などだ。「ミノフスキー粒子」ほどじゃないにしても「宿屋」も十分閉じた単語だったりするのだ。

周囲の敵は強いが、きっちりラリホーを使いながら倒していけば死にそうになることはまずない・・・、と油断していたら魔導士に眠らされて10ターンくらい起きずに撲殺されてしまった(ギャフン)。よっぽど運がなかったと凹みつつ今度は油断しないようにHPを常に回復しつつ連戦。目の前にある1500ゴールドの鋼の剣と、3000ゴールドの鋼の鎧か7700ゴールドの魔法の鎧のどちらかを買うつもりで倒しまくる。つかホントはもう少し南にある島の入り口でゴールドマンと戦いたかったのだけど、一度斥候に行ったら、

 キメラ超怖ぇぇ。

ヤツはまさに鬼だったね。マックスあったHPが一瞬で真っ赤にレッドアウト<過度な重力で頭部に血液が圧迫された状態。つかあんな怖い敵だったとは正直思わなかったね。5とかだと割と気のいい仲間くらいに思ってたし。

しかしリムルダールで剣とセカンドベストである鋼の鎧を買い、攻守ともに飛躍的な強化を為した俺様の敵ではない。つか最初がんばって魔法の鎧まで貯めようかと思ったけど、トータルで考えれば「鋼の鎧を手にゴールドマンで稼ぐ方が早い」と判断。この辺りのやりくりもまた面白いところ。

ゴールドマンは既に僕の敵ではなく、リカントマムルやキメラをサクサクと倒していく。レベルも上がっていくし、武具も強くなったし<魔法の鎧のHP回復がたまらなく愛しい!、お金もガンガン貯まっていくこの感覚・・・

 スパイラルかっ!

最近の僕の流行語である「スパイラルなモチベーター」が既にドラクエにあったのだ。バランスこそシビアだけど、当時はまだこちらも不慣れであり、ボリュームからすればむしろ正当なキツさであったこのドラクエ1。強い敵と強い武器、レベルとお財布のバランスが渾然一体となって描く「クリアに向かう淀みないスパイラル」のなんと美しく気持ちのいいことか!

次はドムドーラ方面か、はたまたメタルスライムで経験値稼ぎ?いやいやここはがんばってメルギドを目指すべきでは???いや!まずはドラゴンだろう。城への帰り道、関門トンネルで寄り道をすることにした。このレベルで大丈夫かどうかわからないが、一度戦ってみることに軽い気持ちで決めたのだが、、、

 残りHP9で超ヒヤヒヤ討伐。つかお金を2万近く持った状態で戦う相手じゃなかったっ!

でも!

 普通に楽しいのである!!

キャラも随分強くなってきているから、正直余裕だろうとタカをくくって橋を渡り、死霊や鎧の騎士あたりと剣を交えるといきなりのダメージにあっさりやられそうになる。「ここはじっくりラリホー作戦か?」「影の騎士だけはダメ。ヤツは強すぎる。影の中に相撲に詳しい悪魔が見えたもんオレ」「メタルスライム一瞬だけ顔見せしたなぁ・・・スピード上げてたからホント一瞬だった。こういうのサブリミナルって言うんだろうなぁ・・」。

じっくりとドムドーラ下の岩に囲まれた平野でメタルスライムを狙う。ちょっぴり色気を出してメルギドを目指したらメイジキメラのラリホーでまたもレッドアウトさせられたので、ここはひとまずレベルアップだ。じっくり作戦だ。「堅実にがんばれ」と一人しかいないパーティに指令を出す。

結構強くなったので、ちょっくら「ドムドーラの悪魔」こと悪魔の騎士(まんまやんけ!)に挨拶してこようかと思ったけど、よくよく考えたらアイツの情報はメルギドで得られるわけで、未だにゴーレムのところまで行けない自分が戦って勝てるはずがないことに冷静に気付く。「今は稼ぐ時だ」。水銀の滴(しずく)食べたら失明しそうなメタルスライムを刈る。つか実際はヤツの経験値はそれほど高くもないんだけど。
※その辺で出る雑魚が30とかでしずくちゃんは115。

「ぼちぼちか」と機が熟したのを勝手に感じ、メルギドの門を叩く。つかゴーレム、笛で寝たかと思ったら2回攻撃したくらいで倒れた。意外と役立たずなデクの坊である。が、もしこいつがただのゴーレムじゃなく、ミスリルゴーレム++とかだったらきっと永遠に倒せないのでこれで良い。

メルギドはまさに天国であった。即座に強い剣と盾を買い、わくわくしながら全ての人に話を聞く。ここに来る前に行きがけの駄賃とばかりにガライの竪琴も手に入れたし、後はドムドーラの悪魔を倒しロトの鎧を手に入れなければ、、、。

 ベホイミが絶対いるな・・・

またも経験値稼ぎである。つかそのついでにローラの愛を使わずにロトのしるしも手に入れる。ベホイミさえあればヤツは絶対倒せるハズ・・・。

 まさかクリティカル一撃で倒せてしまうとは思わなかったけど。

 つかロトの鎧超スゲェ!回復メチャ早い!3歩くらい歩くとHP満タンになるぜ!(ちょっと誇張)これなら竜王だって余裕だぜ!!<軽くバカ。

でも念のためベギラマを覚えるまで経験値稼ぎ。つか割と早く貯まる。この辺りはエミュでスピード上げてやるメリットが凄く生きる。つかもう死ぬまで実機でドラクエをクリアすることはないだろうな~。

太陽の石を手に入れ、竪琴を雨雲の杖に替えてもらう。ロトのしるしを持ってリムルダール南のほこらへ行き、虹のしずくをゲット。ついに竜王の島へ橋を架ける。つか冷静に考えるとあの橋がなきゃ竜王もこっちに来れないんじゃないの?って思ったけど、とりあえず胸に秘めておくことにしようよ、この場はその方が丸く収まるしさ。

竜王のダンジョンの記憶はほとんどない。玉座の後ろに階段がある、、というのもすっかり忘れて玉座を調べてしまうくらい記憶にない。覚えているのは、

 ここにロトの剣がある。

ということと、

 竜王の誘いに乗るな!

ということくらい。これは僕の自慢話なんだけど、

Dq1ed1  実機初回プレイで誘いに乗って闇の世界をもらっちゃったもんね!

だからとりあえず乗るなら飲むな、飲むなら乗るなって感じだ。

 つか最近ホントめっきり冷えてきたよな?

無事ロトの剣を手に入れ、竜王までの道のりを確認した後一旦リムルダールで回復。そしてついに決戦の朝を迎える・・・っていうかレベルが19じゃ全然勝てない(T-T。もういいように噛みつかれて、ウルトラ上手に焼かれちゃったし・・・。

 強くなってリターンマッチだ!オラ!

こうなると僕は無心である。いろいろ考えた結果メルギド周辺が安定して高速に倒せる。ダースドラゴンや地獄の鎧たちと戦うのは回復を織り込まなくてはならない分効率が悪いのだ。

 あっという間、でもないくらいの時間でレベルを3アップ!

Dq1pass2 つか当時だったらホント気が遠くなるような時間だったんじゃないかと思うんだけど、とりあえずレベルは22になった。つかコレなら勝てるだろう!とリターンマッチ。つか決戦の朝は3日くらい前に過ぎてるんだけど、まぁいいや。

 つか竜王に行くまでに3回くらいレッドアウトしてベホイミ使いまくり。

しょうがないじゃん逃げられないんだもの。つか僕のこと好きだって離してくれないんだもの。つか手とか血みどろだし。ちょっと怖いし。地獄とか連れて行かれちゃうし。

Dq1ryuoh でもめげずにトライ!
 ※←写真はちょっと大きめだぜ!

こちらのダメージは14とか17とかヘタしたら10とか。でもヤツはこっちに46とか40とか与えてくる。つか卑怯者め!!と思いつつこっちだけベホイミ。僕はいいの。

淡々とした戦いが続く中、唐突に「竜王が死にました」との電話連絡。本音を言うとクリティカルヒットで倒して欲しかったところだけど、まぁしょうがない。野球は筋書きのないドラマって言うし。何の話?

大業を成し遂げた勇者くりすはセコいのでみんなに祝福されようとそそくさと竜王の城をあとにする。ここはかっこよく一人で去っていけばいいものを・・・と思いつつしょうがない小市民なんだもの。つかトボトボと歩いてる途中でルーラに気付くあたり本気で小市民だ。

Dq1ed2 城に着くとみんなが誰かの帰りを待ってる様子。気付くと姫の姿がないっ。またもクッパめ!・・・まぁいいかそういうのは。適当にみんなから褒めてもらって手みやげに姫も1匹包んでもらった。そして勇者の新たなる新婚生活が始まる・・・。つか「新たならない新婚生活」は存在しない。

「DRAGONQUESTED.mp3」をダウンロード

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4時間でした。9時10分から1時10分までぶっ通しでプレイ。正直言って思った以上にバランスが取れていて、全然飽きずに最後まで行けたのがむしろ驚きくらい。最初はどっかで心が折れちゃうかなぁって思ったんですが、いやいやどうして、

 傑作は今も傑作であった!

と呼べる濃密な時間が過ごせました(^^)。当時の評価は既に思い出せませんけど、今、今日、僕がやったドラクエは★★★☆(7点)はあげられる素晴らしいものだったと思いますです。みんなにもちょっとオススメしたいけど、今回の話を読んだ後だとさすがに楽しさが目減りしてしまうだろうから、ここはあえてドラクエ2をやってみるってのはどうだい?

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2007年11月14日 (水)

マリオギャラクシー~その2~

最初に断ってしまいますが、割とネガティブな感想です。悪口ばっかりということはありませんが、面白くて仕方ないという方が読むと、あんまし面白くないかも・・・。

今日も娘が「父ちゃんなんか一緒にゲームやろう」というので、「ならば俺様がマリオギャラクシーをプレイするのをうぬが隣でサポートするというのはどうだね?」と返したら、「さもありなん」と娘。
※多少脚色アリ。

購入日にほんのちょっとだけ動かさせてもらっただけで、以来とんとご無沙汰だったので、ほぼ初めてのマリギャラ。つかマリオサンシャインは「マリシャイン」?ならばマリオギャラクシーは「マリクシー?」まぁいい。

開始早々いきなりテンションが下がったのは、デモ画面が飛ばせない事実。いくら全体通してそれほどデモがたくさんあるわけではないとは言え、こちとら娘がやってるのを見てるのだ。つか一言言わせてもらいたいのだが、

 任天堂はこういうデモとかが嫌いだからSONYにスクウェアを取られたんじゃねえの?

って思った。デモの間にポーズも出来ないし、ゲーム中のビジュアルに関してはほぼ不満はないけど、デモのクオリティとしては正直不満。別に強制ムービーで見せるほどの内容じゃない。

全面的にスクウェアが正しいと言うつもりはコレっぽっちも無いけど、ことデモムービーに関してだけ言えば、あっちに一日の長があると思った。

さて、それはそうとゲーム開始。娘にどうすればいいか聞きながらのプレイは迷うことがなく快適、、、に思われるかも知れないが、割とクチが悪く、期待に添うプレイをしないと文句タレタレであったりして、まぁ「育て方間違ったか!?」であったりもするので、ボチボチ快適という程度。まぁ適切なアドバイスとそれに応えるリアクションでご機嫌になってくれればいいくらいの、

 娘に対する接待プレイ

ぐらいの勢いで始めたのだから仕方ないと言えば仕方ない。ちなみに娘は既にマリックをクリアしており、それが余計に天狗にさせる要因になっていたようではある。

微妙に操作がしづらいアナログスティックをがんばって動かし、遠景を多用するあまりスケール感は出たが、逆に地上物の高さや前後関係の把握がしづらくなったマップを跳んだり跳ねたりしながら進む。時折リモコンを振ったりしてスターを集めるが、ぶっちゃけ1UPするなら他の方法の方が楽なんじゃねぇの?と思う自分はゲームジジイ。

とりあえず歩くパックンフラワーに直線で逃げ負け3人くらい死亡。つかアイツは歩いて追っかけ回してる方がいいのかしら?今ひとつ倒しても実力で倒した感がない。その後は別段滞ることもなく1つ目の星の最後のタコも倒す。

ここでマリオ64のことを思い返してみる。僕はあのゲームをかなり前向きにプレイしていた記憶がある。正直最後の数個のスターを集めることに関してはモチベーションが低下していたが、最初のウチはそれこそスーファミのスーマリワールドに負けず劣らず入れ込んでいたはずだ。それはいったいなぜだったのか。今マリオギャラクシーになぜこうも熱くなれないのか。

もっと巻き戻して、僕はなぜスーマリが楽しく、スーマリ2が楽しかったのか。いや、ちょっとまて。スーマリ3はそんなに楽しんだ記憶がないような気がしてきたぞ。漠然と「クリアすることが嬉しくなくなっていった」ような気がする。ちょっとしたアトラクション一つ取っても、何かどこかで見たような気がしてしまったような気がする。64が楽しかったのはそのプレイフィールの新鮮さが大きな原動力だった気がする。マリオワールドが楽しかったのも、そのビジュアルと空を飛ぶ感覚、ヨッシーというフィーチャーに対する目新しさが大きなモチベーターとなっていたような気がする。マリオサンシャインのメインゲームが面白く感じられず、その中にあったベルトスクロールっぽいステージに凄く傾注したのも、全てが僕の中での「新鮮な楽しさ」があったからだった気がする。

つかギャラクシーもまた、その「新鮮さ」を追いかけた作品だったんじゃないか、という気もする。それはリモコンを振るとかポイントするというようなWiiならではの操作を指すのではなく、これまでにない「ビジュアル志向のマリオ」。次々に舞台となる惑星が変わり、それぞれに個性的な演出を織り込む贅沢さはこれまでのシリーズにはないレベルだし、わずか三つのスターをとる一つ目の惑星でさえ二種類の大型ボスが登場するという破格のインフレ度合い。昨今の「飽きやすい」プレイヤーを惹きつける為に、少なくともサンシャインよりずっとゲームにメリハリのある作りになっている。

 じゃあなんで僕はそこに流されなかったのか。

これはもうしょうがない部分がある。白と赤どちらが好きなのか。ガンダムとザクのどちらに魅力を感じるのか。もっと言えば子供の頃はザクだったのに、今ガンダムが好きなのはなぜか。

 そんなものに理由はないのだ。

僕は直前にPS2の「ゴッドオブウォー」をプレイしている。その時のブログにも書いたが、アレは本当に良くできたマリオクローンなのだ。壮大にして美麗なビジュアルと快適極まりない操作感、小さな積み重ねにも意味があり、進めば進むだけプレイヤーに出来ることが増える。

 こっちの方が好きな人間に、そっちを心から楽しめと言われても無理なのだ。

念のため言うけど、マリオギャラクシーがつまらないということは断じてない。理由は娘の飽きっぽさは僕に優るとも劣らず、まさに「嗜好」の相違で彼女がゴッドオブウォーに傾注しない代わりにギャラクシーにハマっているのを真横で見てきたからだ。僕自身出会うタイミング次第では十分ハマりまくった可能性も高い。現にファミ通編集部内でのプレイ人口も一位を獲得している。
※余談だけど僕の中で最も信頼しているのがこのランキングだったりする。クロレビで40点取るより編集部内ランキングで2位にダブルスコア取る方が遙かに価値が高いと思う。

今後どうなるかはわからないが、とりあえず現時点では「僕にはさほどでもない」というのが正直な感想。ゲームとしては★★★★くらいのソフトかも知れないが、個人的にはまぁ★★くらいしか楽しめていないというのが本音なんだよな。

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2007年11月13日 (火)

エレメンタルモンスター~その後~

      ぶっちゃけゲームはやってないのだけど、久々にサイトを覗いたらスクリーンセーバーが更新されていて、一応全てのカードのイラストが見られるようになっていた。

「一応」と書いたのはその中に少々違和感というか、間違いがある為で、今回のスクリーンセーバーに収録されているカード=ゲームで見られる全てのカードというわけではない。具体的に言うと、スクリーンセーバーで「フレイムロード」と称されるカードが2種類あるが、その内一枚は「フレイムナイト」の絵柄のやや背景違いであり、ゲーム中には多分登場しない。逆に本来ゲーム中で購入可能な「フレイムロード」※正面から見た図柄のものは、スクリーンセーバーには収録されていないようだ。また、マグマドラゴンの絵柄もゲーム中で見たモノと違うような気がしたりするが、これは正直自信がない。だって持ってないんだもん。

さて、そんなこんなで多少けちが付いてしまったが、イラストが上質なのは間違いない。残りのものも貼り付けてしまうので、もし楽しみにしていた方がいらっしゃったら、ぜひ心ゆくまでご覧頂きたいと思う。
※前回の104枚の中に織り込む形で残り65枚が差し込まれたので、順番通り抜き出すことが困難になり(つかしょっちゅう間違えた)順不同となってしまったことをご了解頂きたい。あと前回名前とイラストの前後関係上ブラウザで見づらい状態になってしまったので、一応改善して載せてみたつもり・・・改善されてるかどうかはわかんないけど。

↓これ以外の104枚を貼った回。
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2007/10/post_520b.html

マグマドラゴン
01
ガイアドラゴン
02
ドラゴンゾンビ
03
炎の魔女エムレ
04
L.ジェリーフィッシュ
05
G.タランチュラ
06
天空の宝物
07
ペイントマンキング
08
ペイントマンクイーン
09
ブラックシェル
10
ゴブリンの勇者タイ
11
聖なる仮面
12
暗黒の仮面
13
火喰い鳥
14
オーガ
15
カブトクワガタ
16
双子の魔女ポア
17
インバーフェクト
18
修羅の騎士
19
パラディン
20
ドラゴンハンター
21
ゼブラスライム
22
タランチュラマスク
23
炎の宝珠
24
水の宝珠
25
森の宝珠
26
光の宝珠
27
闇の宝珠
28
創造神アルフェカ
29
フレイムロード
30
リバイアサン
31
ガイア
32
シャザーン
33
ジン
34
オーガ
35
キメラ
36
双子の魔女ポム
37
ブルードラゴン
38
風の女王イーシャ
39
ヴァンパイア
40
ゴウちゃん
41
ナーガ
42
ホムンクルス
43
サファイアナイト
44
魔王ゼキオ
45
ベルゼブブ
46
アレス
47
アテナ
48
水の神イコ
49
火の神タシコ
50
ワルキューレ
51
ガイア
52
リバイアサン
53
レッドドラゴン
54
アクアロード
55
グラディエイター
56
ジンのランプ
57
風の女王イーシャ
58
ドッペルゲンガー
59
シャザーンのランプ
60
破滅の神リグーハン
61
天空の神ハダー
62
大地の神ダイナ
63
フレイムプラント
64
神龍
65

---------

つか前回どうやってここまでこぎ着けたかを詳細に書いておいたおかげで、今回の手間が大幅に軽減出来た。つかさっき書いた間違いの話なんかは、たぶんほとんどの人が気付いてないんじゃないかとも思うけど、僕が間違ってるかもしれないのであまり大声では吹聴しないように。

余談だけど、みんなはどの絵が一番好き?僕は今回の35番目「オーガ」が一番かな。他には「水の神イコ」とか、「パラディン」「サファイアナイト」も結構好き。つか好きなイラストがたくさんあるからこそ、こうやってみんなにも見せたくなったわけだし、言い出したらきりがないね(^^)。

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2007年11月12日 (月)

PC9801&X68000EMU

リンク先の某青+さん(仮名)が当時やったエッチなゲームを今一度なんとか出来ないもんかとブログで吐露していたので、「おお、それだったら我が輩が一肌脱いでやろうかのう」という気になって昨日一昨日とサイバーな海原を東奔西走。何とか起動にこぎ着けた。

あ、ちなみに最近イマイチ体調が芳しくないので、今日も昨夜同様短めになります。ご了承下さいませ。つかダンジョンメーカーも1日休んだらテンションが下がっちゃったし、娘はマリオギャラクシーに超ハマってるようでとなりでチラ見する分には面白そうだし、長男のFFタクティクスA2へのハマり具合たるや「1日8回充電」するほどで(ちょっとウソ)、オイオイと思いつつもそれほどのめり込めるタイトルがあることを羨ましく思ったりしつつ、自分は古いPCのエミュ探し。まぁ好きでやってるから何も問題はないのだけど。

正直言ってエミュのROMに関しては思いっきり黒いネタなので、あからさまに書くことはできないんだけど、ぶっちゃけ手を替え品を替えググっていれば、ファミコン、PCエンジン、メガドライブ、スーファミ、GB、アーケードくらいは多かれ少なかれすぐ見つかる。これは良いか悪いかという以前に明白な事実なので仕方ない。でもってもう少し踏ん張って探し続ければ、ゲームボーイアドバンスやワンダースワンカラー、MSX、X68000、NINTENDO64なんかも見つかる。しかし、ここから先のプレステ、セガサターン、ドリームキャスト、PC8801、PC9801となると、普通の方法ではなかなか見つからない。つか探すこと自体が違法なのかどうかもよくわからないのだけど、まぁぶっちゃけ僕のスキルでは見つからない。

しかし、世にインターネットが広まり、毎年数千数万という台数のハードディスクが生産され、通信速度の平均値がどんどん速くなっていく現在において、「ビット化可能なコンテンツ」のほとんどが表であれ裏であれ流通する可能性をはらんでいる。以前伊集院が言っていたが、オーロラなどの自然現象や手品、サーカスと言った「その場所でしか味わえない」体験の価値が上がっていくというのもある意味似たようなことと言えるかも知れない。

さて、先日はプレステ2のエミュを試してみて結局志し半ばで費えてしまったわけだけど、今回はスペック的な不安は少ないと思われる。今ここで数値を書いてどれほどの人がピンとくるかわからないが、現状かなり速いと言われるCPUのクロックは3Ghz×2とか×4とかだと思う。デュアルコアの3ギガ×2ということは、メガヘルツに換算すれば6000メガヘルツということになる。CPUはアーキテクチャごとに速度に関する意味合いが変わってくるらしいから、完全に同列には比べられないが、PC8801では一世を風靡したSRで4メガヘルツ。その後継機で多少クロックアップしたFH(もしくはMH)でさえ8メガヘルツというレベルであった。当たり前だけど、6000と6004は誤差でしかないが、4と8では劇的に違う。当時はかなり羨ましかったんだよね。4MhzのFRユーザーとしては。

そしてPC98ではどうかと言うと、僕が持っていたほぼ最速クラスのPC9821APで66Mhz。曖昧な記憶では初代プレステが100Mhzくらいだったと思うから、それにすら及ばない。
※しかし、当時は本当に無敵のハードだった。

まぁそんな昔話はともかく、とりあえずスペック的にはプレステ2を再現するのとは意味が違う。動かないとしたらそれはエミュレータが未完成であって、スペックが劣るためではないのだ。

だが、くせ者なのはその「エミュレータの完成度」。ニーズあるところに発明も進歩もある。誰もが欲しがるプレステ2だからこそ日進月歩にエミュも進化するのだ。ぶっちゃけ今PC98のエミュが欲しい人がどのくらいいるのか。いくらスペック的にゆとりがあろうとも、やる人がいなければ開発する人もテンションは下がる。もっと言えばEGGで買えるものであれば、そこで買ってやればいいという気もする。
※PROJECT EGG
http://www.amusement-center.com/project/egg/index.html

 だが、YU-NOはそこにはない。

もっと言うと僕は青+氏の為である一方で、自分がプレイした「ウルティマアンダーワールド」をなんとかエミュで出来ないかという気持ちも芽生え、それも同時に探したが、当然そっちもない。

結局かなり時間を費やしたが、まぁこの辺りはとりあえずオフレコで。

次にこれを動かすには当然本体が必要になるが、これはもうズバリ作者のサイトはすぐ潰れたり更新が途絶えたりどこからダウンロードすればいいのかわからなくなるので、大抵の場合は、

●Zophar's DOMAIN
http://www.zophar.net/windos.phtml

こちらで手当てするのをオススメしたい。したいのだが、、、実はここにはPC98のエミュ本体が置いていない。PC8801はあるのに。なので各個探すことになるのだが、とりあえず三つ紹介したいと思うので、もし興味がある方は覗いてみて欲しい感じ。

●T98-Next
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/2754/
※「Download」の中にある本体をダウンロード。

特徴はとりあえず9821に唯一対応した本体ということなのだけど、残念ながらウルティマアンダーワールドは起動しなかったんだよね。さっきの話は実はYU-NOのことじゃなくてウルティマのこと。いくら僕がやりたくても開発する人がやる気にならなくちゃ出来るようにはならない。つかまぁ今後も日の目を見ることはないんだろうな~。9821で遊べるゲームなんて3本くらいしか記憶になかったしな。つかある意味スーパーグラフィックスみたいだな。さすがNEC。

それと、拡張子が「.D88」ファイルも読み込める。ただ、要MS-DOSシステムディスクのソフトがどうがんばっても起動できなかったり、フルスクリーンに出来なかったり、それによってマウスカーソルの位置がWindowsと同期が取れずブランディッシュみたいなゲームは全くお話しにならなかったりした。でもリアルタイムセーブが出来たりもするので、一長一短(二長二短?)かもしれないな。

●Anex86
http://homepage2.nifty.com/ans/ax/axdown.htm

こちらはT98-Nextと比べて、

○フルスクリーンでプレイ可能(=マウスオペレーションに対応)、システムディスクが必要なものでも動くものがある。

×PC9821と.D88ファイルに非対応。リアルタイムセーブもなし

つかシェアウェアって書いてあるサイトもあるんだけど、今ひとつそれが意識されなかったな。ちなみになんで98なのに86かって言うと、、、っていう話はあまりにも有名なのではしょる。そう大した話じゃない。

●NEKO PROJECT II
http://www.retropc.net/yui/

実はこれは昨日までに見つけられず(他からリンク切れだったりして)、今日何となくオフィシャルが見つかったので試してみたところ、、、とりあえずシステムファイルが必要な.d88ファイルも起動した!これは上記二つともNGだったのでかなり嬉しいところ。
※つかまさかその目的がまじゃべんちゃーねぎ麻雀だとは思わないだろうけど。

それとMS-DOSの起動ディスクを作ることも出来、もうちょっと触っていけば、完全に98のエミュレーションをしていそう。要するに上二つはソフトを動かすエミュという感じで、こちらはマシンそのもののエミュという感じ。つかなんでそんなことを感じたかというと、

 ディスクのアクセス音も再現してるっ!!

つかこういうこだわり嫌いじゃないです。ええそうですとも嫌いじゃないっ!つか好きです正直言うと。ほとんど意味がなさそうなところに気合いを入れる。

でも9821はやっぱりダメ。でもフル画面にも出来るし、全体的にはこれが一番いいかも。さすがに更新が一番新しいだけのことはあるかな。あ、でもこの本体にはBIOSが内蔵されていないので、それは別に用意する必要がある点は要注意。

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とりあえずイメージファイルさえあれば、現行のPCで普通にプレイ出来そうな感じかな。

つか98でかなり精根尽き果てたので、X68000に関しては超軽く。

68kpharanx 本体は先程のZopharさんところにある「WinX68kのHighSpeed」でいいと思う。この名前は伊達じゃなく、軽快。ディスクイメージを各ドライブにマウントして起動すればいい。68kはジョイスティックに対応してるから98より扱いやすいかも知れない。ちなみにROMに関しては「granada gradius emu 68」とかでググったらそれっぽいところが見つかった。ついでにグラナダでメガドライブと68kを比較してみたりもした。
※つか僕が見つけたところにはイメージのファランクスはなかったようですが>DAISOさん

68kgranada ←68K版。全体的にあっさりとした色遣いながらレスポンスもよく、弾も見やすい。そして音もかなり良いので、やっていてかなり心地よい。キャノンは同時押しなのでメガドラ版で使えた「キャノン移動」が出来ないような気がする。

Megadrive_granada ←メガドラ版。赤のにじみはメガドラ特有のものか。3つ目のボタンにキャノンが割り振られているので、方向を後方に固定してキャノンを連打する高速移動が使える分、ゲームのテンポがいい。でも絵的にはやっぱり色数の少なさは否めないかな。

まぁ68kは正直Windowsに移植された「超連射68k」が最強だと思うけど、他にもいいゲーム、特にアーケード移植じゃない名作もあるから、探してみる価値はあるかもしれない。

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つか明日は早朝から仕入れだったので、今日は早めに就寝します(^^)。おやすみぃ~。つか何が短いだよ。普通だし。

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2007年11月11日 (日)

ニコニコスゲェ・・・

各ジャンル別に再生数の多いモノをいくつかチョイスして見てみたんだけど、ホントスゲェ。最初はまぁコメントがあってもいいかなぁ、でもちょっと見づらいなぁと思ったりしていたのに、昨夜見た「世界最強の国技SUMOU」は驚愕の一言。字幕が
※今は残念ながら半減しちゃってる。再生して欲しいけど・・・。
あるからこそ笑える。もともとの映像以上に字幕職人さんのセンスあっての「完成品」だと思った。つかその時のコメントはプレミア会員じゃないと保存出来ないんだよねぇ?と思った。つかその為に会員になる人の気持ちもわかるというか、これはこれで商売として十分成立しそうだなぁというか、言っちゃなんだけどGYAOより魅力あるよなぁとか思った。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm493258

創聖のアクエリオンの主題歌もたまたまリコーダーで演奏してる動画を見てかなりハートに来た。つか本編自体は別に興味はないのだけど、その曲の良さと物語の完成度は別物だと思う。だからこそこの曲はホントにいろんな人からいろんなアプローチがされている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1339813

ある人は自分の持ってる楽器で歌い、ある人は初音ミクに歌わせる。ソロで歌うだけでなく、兄弟で歌ったり、替え歌にしたり、もっと言うとタイトルすら知らないままに「好きだ」と標榜する人さえいる。

 何が凄いってそのエネルギーが凄い。

誰かのためじゃなく自分のためにフルスロットルになる感覚。そしてそれを受け止める皿。誰かの一言が人生を変える転機になることだってある。誰かの10言、100言、ことによるとそれは数十万という膨大な言葉の弾幕となって作り手を満たす。

 創造する者にとって金銭以外でこれほど活力を生むエネルギーもない。

ニコニコが凄いのは、その仕組みが「いい方へ回り始めてる」感じだ。エロや著作権を完全に無視するわけでもなく、かと言って襟を正す部分は結構きっちりやったりする。何よりも「評価」を尊重してモノを生み出すスタイルは、しがらみや建前でにごることがない分説得力も高い。

一方インディーズから追っかけで支持をするファンがいるように、再生やコメントが少ない頃からずっとプッシュして大きくするような、ある意味育成ゲームのような側面もあったりする。

つかプレミアム会員とか動画アップとか、やっちゃったりしたくなったりしないでもないんだよな。

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2007年11月10日 (土)

娘とやるゲーム

その昔「親に薦められるゲーム」なんてものを考えた頃もあったが、今は時を経て対象が娘に変化。まぁ別段感慨深くもないのだけど、これがなかなか難題だったりする。

ちなみにウチは日本でも有数のゲームバカ家族だと思う。冷静に考えて子供達は4時~5時に帰宅して宿題後、7時までプレイOK。食事とちょっとした団らんを含め大体8時半から9時半までプレイOK。休日は基本的に全OKなのでヘタすると12時間くらいやってる。週に40時間というのは小学生ではかなりのものだろう。さほど外向的ではない長男もゲーム好きな友達からはそこそこ支持されているようだし。

先日娘が友達を連れてきたときなんかもなかなか困ってしまう。要するにウチの娘はゲーム以外はほとんど普通の小2の女の子がするようなことをしない。つか普通の子、大多数の子ってのは今どき何に時間を割いているのか。とにもかくにも常日頃自分より上手いもしくはゲーム慣れしている連中の囲まれている環境で、自分よりスキルの低い友人に上手く接することが出来なかったりする。いくらWiiが感覚的とは言っても、その感覚を掴むのはやはりゲーム的であり、ターゲッティングひとつとってもぎこちなさは伴う。

なので結局「はじめてのWii」や「やわらかあたま塾」をプレイしても、友人のテンションはそれほど高まることもなく「何か他のことしよう」となってしまう。近所に適切な公園とかがあればよかったのか?

ちなみにこの日は長男の友人も3人ほど来たので、みんなで以前こちらでも紹介した「写真探しゲーム」をやった。これはさすがに安定感があるので、お子様がいらっしゃるご家庭には特におすすめしたい遊びだ。

さて、それはそうと昨夜たまたま娘が手持ちぶさたになったのか、「父ちゃん一緒にゲームやろう」と言ってきた。つか先週だったかのファミ通の魂の叫びで、「昔は遊んでくれたのに・・・」などというハートにグサリと突き刺さる叫びを読んだばかりの自分としては、さすがにここで無下には出来ない。つかこれはなかなかに難しい問題なのだ。

まず重要な点として、「お互いがお互いを接待出来ない」という点がある。一方だけが面白いゲームをもう一方が合わせたりは無理なのだ。どちらもが楽しめなければ、その空気はメインプレイヤーにも伝染してしまう。

そして、娘は対戦するタイプのゲームも嫌いだというハードルがある。何かを競い合うとどうしても自分が負ける。それは確かに面白くない。だからこそリングオブフェイトが流行っていた頃は非常にテンションも高かったりした。「一緒に何かをしたい」。

過去においてその命題をもっとも明確にクリアし、今でも一番やりたがるのが「メタルスラッグ3」だ。マネーパワーを使えばゲームオーバーになることもなく、かつ登場するキャラクターのリアクションはユニークかつ派手。分岐もあるから繰り返し楽しめる点も高評価だが、いかんせん時間が掛かる。あのゲームを途中で止めるというのはなかなかウンとは言ってくれない。

他にもファイナルファイトタイプの野球格闘リーグマンやバトルサーキットも嫌いではないが、今ひとつ攻略法が見えづらいことと、連射力が問われる点でメタスラには劣る様子。来週出るということで試しにPCエンジンのダンジョンエクスプローラーをプレイするも「面白くない」と一蹴されてしまう始末。

最終的に僕が出した結論は、、、

 PCエンジン「ダブルダンジョン」

よもや3DダンジョンRPGを小2の娘とプレイするとは思いも寄らなかったのだけど、冷静になればこのソフトは非常に「こういう状況」に向いている。

まず、何よりルールが簡単。自分のいる場所が上手く把握できなくとも、敵と隣接したらA連打で「勝てる敵だけを戦う」。とりあえずBでアイテム、あとは歩き回って店を探すなり、カギとボスを捜すなりするだけ。僕を見つければそれはそれで楽しいし、あまりに迷ったら右手なり左手なりを壁について移動するという、シンプルながら核心に迫る攻略法のおかげで、あっという間に没頭。効率の良い相手を見つけたらしばらく離れてまた戻るやり方でレベルを稼ぎ、ある程度上がったら意を決して今までとても倒せなかったヤツを倒しに行く。ボスはお互いのレベルがある程度高ければ何とかなる協力戦が出来るし、何より時間もそれほど掛からないのがいい(レベル1のマップなら)。

世の娘がいらっしゃるご家庭で、どれほどの方がこのブログを読み、かつ実践しようとお考えになるかはわからないが、とりあえず一回目はかなり楽しめたということをお伝えしておきたい。つかダブルダンジョンは実機でやった方が楽しいけどね。PCだとレスポンスが悪くて今ひとつ熱くなれない(経験者に言わせると)。
※実機だとスクロールの速さもさることながら、敵を倒す感覚がとても速くて「踏みつぶす」ような感じになるんだよな。連射がONだと。そこが凄く爽快で僕は大好きだったりするのだよ。

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2007年11月 9日 (金)

ダンジョンメーカーDS~その2~

昨晩から休日の本日に掛けてかなりやった。でもふとモンスター図鑑を見てみると、

 4/12

え?まだ3分の1?こりゃ相当先が長そう。つかシンプルなルーチンワーク過ぎるのも面白くないし、プレイする上でのさじ加減が重要そうな感じになってきた。つかあまり多くの方がプレイしているとは思えないソフトに対して詳細を書き連ねるのも果たして意味があるのかとも思うが、仕方ないここはそういうブログなんだもの。僕ってばそういう人種なんだもの。

大まかな概略に関しては前回書いたので、今回はもう少し具体的な話。

 このソフトはどんな人が楽しめるようなソフトか。

を書いてみたい。文字は全てひらがなとカタカナで、ストーリー自体ほとんど童話のように子供向け。主人公の他は言葉をしゃべる魔法のシャベル(!)とツンデレの幼なじみ、敵の能力を微妙にコピーするスライム(←パーティメンバー。シャベルはタダの道具)がいて、フロアである程度お題を消化するごとにボス部屋が登場し、
※例えば水飲み場をたくさん作れ、と言われて言いなりになると、とか。
そいつを倒すと下の階への階段が現れる仕組み。

戦闘は非リアルタイムのコマンド戦で、すばやさによって相手にターンが回る前にこちらに2回回ってきたりはしないドラクエタイプ。ただ、経験値がなく、敵の素材を元に作った食事でしか攻撃力や防御力、魔力、素早さは上げられないため(HPとMPは上げられる)、ステータスを意識して稼げば露骨にダメージ値は変わる。言い換えれば稼がずに進むと敵が超強く、あっさり返り討ちに遭うことになる。

僕がこのゲームになぜハマったのかと言えばまぁいくつかの要因があるのだが、改めて考えてみると、

 自分で効率のいいダンジョンを作れる

ということがやはり大きい。造成は非常にシンプルで、完全に階段のマス以外は全て埋まっている状況から「1マス更地(道)にする」「そこに部屋を作る」これだけ。部屋には出入り口が一つしかないオーソドックスなモノから4方に開いているもの、3×3マスの大型のモノなどがあり、それぞれで出現するモンスターの種類がある程度決まっている。要するに強さを重点的に上げたい場合は、その食材を落とすモンスターの部屋を大量に作ればいいし、一定時間で中身が補充される「宝箱部屋(※でも宝箱を開けるには敵が落とすカギが必要)」を階段周辺に集中的に配置したりも出来る。ボスが出現する場所は概ね下りた場所の真反対側だが、部屋を一切設置せずに一本道で直通ルートを確保すれば、稀に登場するランダムエンカウント以外は雑魚戦を避けていきなりボスと戦うことも出来る。

序盤で覚えられる魔法にはダンジョンの各階へMP0でワープするものや、同じくMP0ですぐ入り口まで戻れるものもあり、その点でもこちらに対する煩わしさを極力抑える方向の仕上げは心地よい。

部屋は地上にあるショップで販売されているが、PSP版にあったような道や壁紙などの類は一切なく、その点でも展開がかなりスピーディになっている。シャベルに設定されたMPは一晩寝ないと回復しないが、それほどシビアではないので造成を集中してやりたい場合もそれほど何度も往復しなければならないということはない。要するに、

 見た目は子供向きだがその完成度は確実にPSP版より上

だと僕は思うのだ。

結局のところ「何をどう遊びたいか」ということだと思う。自分で好きなようにダンジョンを作り、より強いモンスターからより強い武器やより良い食材を手に入れて、どんどん深い階層へと下りていく。

 これもまた一つのウィザードリィフォロワー

なのだ。難度やビジュアルが子供向きであっても、その目指す面白さは「自己鍛錬」。淡々と磨き上げるキャラは自分を裏切らない。今地下6階くらいだが、ボスには一度も負けてない。
※つか雑魚にも負けてないはず・・・メンツは一撃でやられたことがあるけど。
 →ちょっと弁解。メンバーの一角を担うスライムは敵を倒した時にそいつの腕や頭をコピーするかどうかでステータスを上昇させる。しかし、HPや防御力が高いボディは鎧を装備することが出来なかったり、腕もまた今使っている武器が使えなくなることの方が多かったりと一癖も二癖もあるのだ。だからヤツが一発でやられちゃうのは、いくら僕が経験値溜吉だったとしても、正直不可避なのだ。僕が悪いワケじゃないのだ。悪いのはすべてあの緑のぷよぷよ、緑ぷよのせいなのだ。
 →ちなみに死ぬと戦闘後HP1であっさり復活してくれる。

だから、とりあえず稼ぎが嫌いな人にはまず向かない。っていうか冷静になって今一度考えてみると、、、

 今時経験値稼ぐのが好きなヤツって日本中でオレくらいなんじゃねぇの?

という気すらしてくる・・・。が、まぁしょうがないこれはそういうゲームなんだもの。
ちなみにそれでも懲りずにがんばってる人がいたら、僕からささやかなアドバイス。

1.ヌンチャクは超使える武器なので、絶対手に入れたい。たしか4階の宝箱から出たと思う。違ったらゴメン。つか主人公の武器はこれ以外あり得ない。どういう効果かはぜひ手に入れてから試してみてちょ。

2.序盤で手に入る食材は中盤でもきっちり使うので、カラスの肉とかガンガン使いまくってステータスを上げちゃうのは実は不正解。食材はまんべんなく稼いでいくのが吉。でもすぐ強くしたくなるんだよな~貯まると。これはしょうがないか。

3.この組み方はやってる人も多いとは思うけど、四方入り口の酒場や結界を道のように繋げ、その両脇に部屋を並べると連戦出来る。特に酒場はモンスターがランダムで寝てくれるので、見た目ほどシビアじゃない。

4.封印はたぶん相手の魔法だけじゃなく強烈な攻撃も封印する(ような気がする)。強い敵に使っていくと結構安心出来る。

5.ボスはぶっちゃけ主人公以外の攻撃はろくにダメージ源にならない。っていうか主人公の攻撃力は何より重要なので、何はなくともブタ肉を稼ごう。テツジンもヤツの攻撃力さえ高ければ結構余裕だ。

6.スライムにはネコマタの「ひとりをかいふく」とダークキャット(うろ覚え)だかの「ひとりをなおす」を覚えさせよう。序盤は毒だけだが、中盤以降絶対それに助けられる場面があるはず。つかスライムはぶっちゃけトンヌラ以下なんだよな。

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もの凄くテンション高く面白いと叫ぶタイプのゲームではないけど、昨夜でも

 気付いたら5時半回ってた

くらい時間を食う。何かを聴きながらやるくらいのダラリ具合で、体も痛くならない。クライシスコアのレベル稼ぎと比べても、こっちの方が楽しいかなぁとも思う。合わない人にはとことん合わないだろうけど、合う人にはかなり楽しめると思う。そうだな~、強いて言えば、

 シャイニング&ザ・ダクネスが好きな人

にオススメするようなゲームかな(^^;。

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2007年11月 8日 (木)

ゲーム内カジノ

みなさんはハマる方ですか?自分はそうそうハマりません。でもハマりたくないわけでもない。スーファミの頃であれば必コマを使ったりしてオートで稼いだりもしたけど、それって何か違う気もしたり。

僕は基本的にゲームに待たされるのが嫌いなので、特にドラクエの闘技場やスライムレースはほっとんどやりませんでした。ミニゲームでもこちらからの介入頻度が少ないモノはそれだけでかなり「足かせ」的なニュアンスが強まります。要するに「イイモンが欲しいなら苦労しな」という感覚。「がんばりな」ではなく「苦しみな」という感じが凄く嫌というか。待ち時間なんて苦行以外の何者でもないし。

何度も書いていることですが、RPGにおいて、その全ての行動は最終的に一番強い敵を倒すためであるべきだと、、、いやそれは言い過ぎかな。「僕にとってはそうあって欲しい」と思っています。もっと言うと、「そうじゃないコンテンツが強制であってはならない」と思います。
※具体的に言うとポケモンのコンテストは、優勝しなくてもクリアに支障がないけど、ゼルダのミニゲームはハートのかけらとリンクしていることが多く、無下に出来ない縛りがウザい。

カジノも例外ではなく、いくら凝ったグラフィックといくつものアトラクションを用意したところで、そのご褒美が「強さ」と無関係ではテンションも上がりません。最近でこそネットゲーなどで「個性的な見た目」にアイデンティティが生まれてきたけど、僕的に心から楽しくやる為には、かなりいろんな条件がある。つかぶっちゃけドラクエの5だか6だか以外はほとんどやった記憶がない。なので、基本そこが起点になっちゃうのだけど、、、。

●ご褒美が魅力的

 当たり前ながら重要。でもこれだけじゃ全然ダメ。ポケモンダイヤパールなんかは、スロットがなんだか複雑になり過ぎちゃって結果「コインを買った方が楽」って結論になってしまった。だから、連動して、、、

●お金で買えないレベルの賞品

 であることも必須。この「買えない」というのは、物理的に高すぎることだけじゃなく、祈りの指輪などのようにその効果とのバランスでこの金額は高い、というのも含まれる。言い換えればポケモンは初見時に「どうしても欲しい指数」が低いから、終盤になって金回りが良くなってから買いに戻る形になり、結果カジノのウェイトも低くなりがちになる。

●レスポンスがいい

 何度も繰り返しやるものなので、1回辺りに掛かる時間は短ければ短いほどいい。コインを大量にベットする際やリトライ、開始してから結果が出るまでにもスピード感は問われる。でももしこれが自分で育てたモンスター同士のオート戦だったりしたら、それはそれで別の感情が働いたりするのかなぁとも思ったり思わなかったりだ。

●ルールがシンプル

 スロットに限ったことではないけど、最初に始める段階で「遊び方」を熟読しなくてはならないようなのは×。やり込めば面白さが見えてくる、なんてのはRPGのおまけカジノには必要ない(おそるおそる断言)。気楽に初めてついつい止められないってのが理想でしょう。

●途中で自由にセーブ出来る

 要はズルしたいわけだけど、PARを使って露骨に改ざんはしたくないという微妙な乙女心。セーブポイントは適度に遠いくらいがいいのだけど、その「適度」というのがまた難しいところではある。「ゲームなんだから」このくらいは許して欲しいって感じかな。

●ファンファーレが豪華

 これはオートでプレイしてると聞けないから、自分の手でやる価値を高める効果がある。段階を追って額が大きければ大きいほど派手なモノが鳴るようになってると、当たったときの喜びもひとしお。特にドラクエのファイブセブン時(もしくはダブルアップカンスト時)のものは本当に嬉しくなる。

●勝てる

 要するにお金を稼いでコインを買って、を繰り返していっても、いつかは賞品を手に入れることが出来る。でもそれよりカジノに入り浸っていた方がより早く手に入る、そうじゃないと経験値も入らず、ストーリーも進まず、ずっとここに居続ける理由が薄い。セーブのところでも書いたけど、別に負けたくてカジノをやるわけじゃない。ただこれもさじ加減が重要で、あまりに露骨に勝てすぎるのも問題だとは思うんだけどね。

●目押しは出来ない

 これは賛否両論かも知れないけど、目押し出来ちゃうと目押しせざるを得なくなって結果凄く疲れる。別に生活賭けてやるわけでもないわけで、気楽に楽しむ上で目押しはいらないと僕は思います。

●負け試合は早く

 スロットでもレースでもそうだけど、自分の負けが確定したらすぐ次のレースになって欲しいと思う。これも別にゲーセンでコインゲームをしているわけじゃないから、少しでも長く楽しみたいってことはないわけで。とにかくイライラさせるのはよくないと思うわけで。

●必勝法がない

 あったらまず間違いなく使っちゃいます。結果寿命はそこでEND。「勝てる」ことは重要だけど「必ず勝てる」のはそれ以上にNG。でもレスポンスが悪いとか、景品が極端に良くてレートがめちゃ悪かったりすると話は変わってくるんだよね~。

●見ていても楽しい

 非常に難しいとは思うけど、「惜しいっ!」って思いたい。何回も何回もやり続けていると、だんだんちっとも惜しくなくなってくる。「はぁ~ぁ」とかため息つきながら作業的に繰り返すだけだと、どうしても飽きが早い。

●露骨な裏操作は勘弁

 これも実際のギャンブルではないのだから、誰かが裏で糸を引いてるようなイカサマ感は絶対ダメ。例えそれが当たりに関してもそう思う。でも「露骨じゃなければ」話は別(^^;。上手くだましてくれたらそれはそれこれはこれだね。

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つかまぁ何でこんな事を書き始めたかと言えば、それはとどのつまり「ダラダラゲームがしたい」という事に他ならないわけですよ。「ダラダラ」でも「前向きに」やりたい。となるとそれってどういう状況があったかなぁと振り返り、結果カジノってソレっぽい、みたいな。でも結構楽しかったカジノってそんな多くないような気がする、みたな?つかウダウダ書いてきたけど、案外妖怪道中記のサイコロ賭博みたいな「セーブできないスリル」も、その場限りのアーケードライクゲーなら悪くないなとも思った。あと要は自分のテンション次第なのかも、ともちょっと思った。

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2007年11月 7日 (水)

ダンジョンメーカーと世界樹の迷宮

お給料が出た=お小遣いも出たので、仕事帰りにゲーム屋へ。ハートを揺さぶるような出会いがあれば、つか衝動があればなんか買ってもいいかなぁというところ。つかマリオギャラクシーやれよ、と言われそうなのだけど、本音の本音、

 今は経験値が稼ぎたくてしょうがない。

エレメンタルモンスターはカードゲームだし、ゴッドオブウォーはアクション。HALO3は完全なその場限りゲーだし、ギャラクシーもまたしかり。ただ、前二つはプレイ中蓄積していく感じがあったし、実際それが楽しさの一因でもあった。そして冒険野郎。単純な育成システム
※お金で攻撃力を買うだけ。
ながら、チクチクと強くする楽しさを再認識した。

 何かオレに語りかけてくるソフトはないか。

ダンジョンエクスプローラーのパンフを見ながら「ちょっと違うか?」とも思ったりする。
※買う予定ではあるけど。



世界樹の迷宮はその筋じゃ有名。FM音源を使った古代祐三氏の音楽と、3DダンジョンRPGの魅力、1戦の重み、マッピング、ボス以外の強敵などウィザードリィ世代のツボを絶妙に突いたソフトだった。転職はあってないようなシステムで、スキル関係の頭打ちも早く、中盤以降どうしてもダレがちになってしまって、結局未クリアだが、遊びやすいシステムと相まってその完成度は決して低い物じゃなかった。

ただ、実際のプレイは割と2Dマップを中心に動いていた感もある。

マッピングに関しては、現役時代友達からも一目置かれるくらいのスキルを持っていたので、このシステムでも容易にそしてガンガンにマスを埋め尽くしていったのだけど、いざ埋めてしまった後はやはりそちらを頼りにしてしまう。マップ、およびマッピングというのはそういう機能であり行為であるからして当然と言えば当然なのだけど、漠然と「オートマップでも良かったんじゃないか?」という思いがずっとしていた。

 ダンジョンメーカーDSはまさにそういうニオイがする。

3DダンジョンRPGの基本でもある「方向」の概念がなく、十字キーを下に入れれば下に移動するし、実際画面に3Dっぽく表示されていてもそれはやや俯瞰。大きく表示される2Dマップをメインにゲームは進む。
※とは言ってもそのマップは自ら作った物なのだけど。
敵と出会えば「戦う」「魔法」「アイテム」と言ったシンプルな選択肢しかなく、一見ダンジョンを作ることにウェイトを置くあまり、戦闘はおざなりになっているような印象を受けたりもするが、

 実際は楽しませるツボが全く違う

世界樹は「戦って勝つ」楽しさを追求し、ダンジョンメーカーは「勝って育てる」楽しさを求めている。育てていけば戦闘ではほとんど負けないし、育てる作業自体それほど足かせがあるわけでもない。っていうかむしろ冒険野郎のような「お金で強さを買う」に近いシステムが載っている。

 要はサイクルなんだと思う。

昔は敵の強さや謎解きの難易度などで「バランス」という表現が為されていたが、今ゲームを続ける為に必要なのは、難しいか易しいかのチューニングではなく、いかに連続性のある目的を提示し続けられるか。その繋がりが容易に見つけられるかどうかがかなり重要になってきていると思う。いわゆる「自由度が高いゲーム」でも、昔なら「広大なマップをどこに行ってもいい」、というのが自由であったのに対し、今の自由は「どっちの方角へ向かってもイベントだらけである」ことが自由。最初に小さな目的があり、それに手が届く直前でそれ以上に大きな目的と、同程度の小さな次の目的を提示する。そしてその大きな目的にたどり着く直前にそれ以上に大きな目的を・・・という繋がりのあるモチベーターのスパイラルがゴッドオブウォーの魅力であり、逆にマリオを横で見ている限りでは僕に伝わってこない部分でもある。

 マリオギャラクシーは止めやすい気がする。

教育上その方がいいと僕も子供に対して思うくらいだから、これはこれで正解だとも思う。「キリがいい」というのは精神衛生上重要なことだし、決してその後で何をやっていいかわからなくなるような無様な切り口を見せたりはしない。しかし、ゴッドオブウォーやダンジョンメーカーはそれとは全く別の選択をしている。

 キリが付きそうになったら怒濤の新展開で止めさせないように必死の様相を見せる。

世界樹も中盤まではかなりそうだったのだけど、残念ながらスキルやレベルがある程度上がってしまうとそうも行かなくなってしまった。
※ダンジョンメーカーもそうならない保証はないが。
モンハンもがんばって素材を集め、出来た武器は絶対すぐ使いたい。そしてその結果新しい種が芽吹くのだ。

キャラクターデザインやスクリプトは全体的に幼稚で、音楽やビジュアルも洗練さという点では世界樹に劣るかも知れない。プレイしていてシビアな喜びは実際それほどない。だが、どちらが長時間同じ体勢で続けてプレイできるか、と言われたら、僕は迷わずダンジョンメーカーと答える。こいつはそういうゲームだ。★★★☆。

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ちなみに少しだけ具体的なシステムを書くと、、、

1.いろいろあってダンジョンを掘ることになる。

2.ダンジョンに部屋を作り、翌日になるとその部屋の前でモンスターが出るようになる(100%)。

3.普通に倒すと滅多にアイテムは出ないが、袋小路になるように3方を入り口で囲むと、3体同時に戦闘をしなければならない反面、かなり高確率(95%くらい)でアイテムを手に入れられるようになる。

4.アイテムは最後に倒した敵に設定された数種から決められ、その中には武具があったり、食材があったりする。

5.武具は言うまでもなく装備するが、食材は、地上に戻ったときにそれを元にステータスアップすることが出来る。当然食材次第で上がるステータスは異なるので、例えばつよさをあげたい場合は、イノシシを集中して最後に倒すように心がけることになる。

6.部屋を作るのはお金が掛かる。敵を倒したり武具を売ったりして稼ぐ。

7.ある程度部屋が増えるとボスが出てくるので、そいつを倒すと下の階へ。

8.持てるアイテムや一回の潜りで掘れる道や部屋の数は階を下りれば下りるほど増えていく。パーティのメンバーも増えていく。

9.どんどん部屋を作り、敵を倒し、食事をし、階下へ降りていくのを繰り返す。

つかこれだけだと全然面白そうに見えないでしょ?僕もそう思う。でも面白い。重要なのはその「繋がり」だから。

つかまぁ余談だけど、このソフトは正直それほど「凄い」ソフトじゃ無いかも知れない。自分でダンジョンを作る分だけそっち方面のチューニングを丸投げしちゃってるという見方もあるし、「ここの角を曲がったところで、、」的な演出も織り込みようがない。ただ、ふと振り返ると、SFCでも一番熱かった頃はこんな「ちょっと変わってる」佳作がいっぱいあったような気がする。今でこそ名作と呼ばれているけど、海原川背とかワイルドガンズとか出た当時は決してそれほど大きな評価は得てなかった気がする。

ダンジョンメーカーがそれになり得るのかどうかは各人の評価の分かれるところだとは思うが、漠然とこういうソフトがリリースされるようになってきたことに、DSが本当の意味でスタンダードになってきたことを感じた。つかPSP版と比べても僕はこちらに軍配が上がると思う。あっちは今ひとつリンクが切れ切れだった気がする。単に好みの問題かも知れないけど。

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2007年11月 6日 (火)

今日の帰りの電車

大阪出張の帰り。正面にはかなりかわいい子が座って思わずチラ見×連射。具体的には「ギャル曽根をかわいくした感じ」と言えばよりみなさんのイメージを煙に巻くことが出来るというか、なんで煙に巻く必要があるかは僕にも分からない。

しばらくして下りてしまったので、今度のターゲットはその隣にいた親子。母親はまぁ「工藤静香をプラス10歳して顔のシワを相応に増やした感じ」。ベースは悪くない。娘は僕の見立てではたぶん12歳か行ってても14歳くらい。しかし身長は160くらいありそうで、足が超長い。「工藤静香似のお母さんより足が細くて長い」くらい長い。ショートパンツと革のブーツ&黒ニーソ。顔はノーメイクで黒髪。いわゆる幼さが残る感じ。割ときょろきょろしていて、時折目が合うが、別に普通。つかこの子は磨けばかなり光りそうだけど、このままだとクラスの中でも真ん中よりちょっと下くらいのアイデンティティしか得られてないだろうなぁという印象。いらん世話だが。

今度は自分のやや斜め前方に二人の女性客。見立てではどちらも大学生か、専門学校生。左はメガネっ子で、顔型はホームベースみたいな形だけど、笑顔超カワイイ&ちょっと知的な感じ。以前ウチでバイトしてた子に似てるんだけど、それを書いたところで誰が「なるほど」と思えるものか。まぁ思わず見とれそうになる。つか笑顔がかわいい子は年取るとそこにかなりシワが寄りやすいんだよなぁ~なんて思いつつ、手もメチャ綺麗だよこの子は、とか思ったりする。

右の子はあんまし顔が見えなかったけど、小野真弓系。つり革を掴む手からその肩に掛けたバッグと長袖Tシャツに食い込む脇のラインが、

 がんばればエロく見える。

つかいくら集中してもさすがに秋冬は露出が少ないため、女の子達を想像の中で脱がすことは難しい。つか夏だとブラとか透けて、そこから下着姿までは比較的低難度でたどり着くことも出来るのだが、、、。

 何を真剣に書いているのかオレは。

片割れが下りてしまって一人になった方が席に着いてしまったので、視野から外れてしまった。かわいい方が残ったのに非常に残念と思いながら次のターゲットを探す。するとかなり遠方に猛烈足の露出が大きい女の子、たぶん高校中退くらいを発見。思わずロックオンしてフォーカスを合わせようとしたら、隣にいた連れと思われる制服の女の子が、

 「杏子、アンタのこと見てるヤツがいるよ」

とでも言ったような気がしてこちらに振り向いたので、思わずロックオン解除。つかあの程度では逆探知もプロファイルも出来ない。いや何を逆探するのかは別として。

電車が駅に止まると今度は一人の女子高生がゲートイン。ノーメイクショートカットでスカートは短すぎない程度のオーバーニー。靴下は紺のハイソクでいかにもスポーツをやっってそうな肌の色。スチャっと携帯を取り出し、メールを打ち始める。

僕が思うに、、、モテない男の僕が思うに、、、中2病の僕が思うに、女の子は自分がそこそこかわいい、もしくはモテると思ってる子は、

 足が内側を向いている。もしくは組んでいる。

要するにカワイイポーズの研究に余念がない。しかし、さほどビジュアルに傾注せず、彼氏もそれほどかっこよくなかったりする子の場合は、全体的に足運びがラフだ。だらしなく開いていたり、がに股だったり、この子のように仁王立ちだったりする。

仁王立ちの真ん中にボストンバッグを挟み、携帯をいじる。つかこういうことをブログに書くこと自体どうなのかとも思うが、後から読み返したときに変に誰かの視線を気にしているような、

 ウソつきにだけはなりたくない

と思うので露骨に書いていくが、「ああ、あの足の間から上空50cmへ向けてカメラをセッティングしたいかもな~」とか思う。ネットで見る逆さ取りの写真はどれも全然ピンとこないし、エロくも思わないのだけど、あの足の開き方、スカートの長さ、僕からの距離約3mがそこにリアリティとロマンのエッセンスを大量投入させる。でも現実はたぶんスカパン着用だろうとも思ったけど。

続いて正面にミニスカとブーツの「小学生?」と思える身長の女の子がこちらに背を向けて吊革を掴んだ。「うーむ顔が見たい」と思っていたら、2駅ほどして正面が空き、着席する。するとどうでしょう、

 「35歳?」

意外と言うかこんなクソオヤジによもやとんでもない値踏みをされてるとは思いも寄らないだろうけど、ぶっちゃけ髪の毛のツヤや肌の張りからそのくらいがはじき出された。そしてしばらくして爆睡。

 つかだらしなく口を開けて寝るな!

思わず何か入れたくなるくらい大きな口を開けて寝ている。何つかアレではいくらオッパイが大きくても心が折れてしまう。誰が何と言おうと口を開けたままの顔というのは魅力が極端に低下する。たとえアイドルだろうと二枚目だろうと、、、あ、でも玉木くんは別かも。彼は口を開いていてもかっこいい気がする。つか何の話をしてたんだっけか。

とりあえず女性は髪の毛と肌に年齢が出る。CMとかでスゲェがんばってるように見えても、やっぱり限界はある。高校生の髪を見ると、たとえそれが染めてあっても、ツヤのグレードが違う。等級が違う。カラットが違う。微妙に意味が違う。でもむしろだったらヅラでもいいじゃないか、ヅラが気に入らないならウィッグ、エクステと置き換えてもいいけど、年取ったのが嫌ならそうしてごまかせばいいじゃないかと一人で声に出さず思った。たぶん20歳くらいは余裕で若返らせることが出来るんじゃないか、とか。

今日はなかなかの豊作であったが、正直言うと電車に乗る前に駅で誰かを待っている感じの女の子が一番キた。たとえて言うなら、「浜崎あゆみを5倍かわいくしたような感じ」。オーラ出まくりで、超ミニ&爪とかスゲェ気合い。「この娘に釣り合うようなヤローってどんなだよ!?」って思いながら素通り。つか断られてもいいから写真撮らせて欲しいって思うような子だったな。つか

 思うだけなら犯罪じゃありませんから。

ね(^^;。たぶん。

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2007年11月 5日 (月)

カバーアルバム

★本日二つ目。でも実際は今大阪なのでこれは録音(^^;。

ブームなのかどうかわからないけど、結構たくさんあってビックリ。1年くらい前にジャンクスポーツのエンディングでデーモン閣下の「Return to Myself」が使われててかなりフックし、1ヶ月くらい前かなオクでゲット。曲目はこんな感じ・・・

GIRLS'ROCK デーモン小暮

1.六本木心中
2.Return to Myself
3.My Revolution
4.RASPBERRY DREAM
5.SEVEN YEARS AFTER
6.翼の折れたエンジェル
7.永遠の一秒
8.TATTOO
9.DISTANCIA~この胸の約束~
10.City Hunter~愛よ消えないで~
11.限界LOVERS

自分で言うのも何だけど結構分かるのが嬉しいというか、7、9曲目以外はたぶん全部分かった。つか9曲目も知ってたんだけど、杏子はあんま好きじゃなかったからな。
※アンルイス、浜田麻里、渡辺美里、REBECCA、プリンセスプリンセス、中村あゆみ、田村直美、中森明菜、杏子、小比類巻かほる、SHOW-YAかな。

つかカバーとコンピレーションの違いも良くわかんないんだけど、とりあえず目的の曲以外でも翼の折れたエンジェルはかなり良かった。
さわりだけ紹介↓

「deamonTubasanooretaAngel.mp3」をダウンロード
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しょこたんもアニソンのカバーを2枚出しましたね。どちらもミニアルバムですが、ぶっちゃけにぶっちゃけちゃうと、オリジナルに忠実過ぎて遊びがないというか、聞いていてヘタじゃないけど感動がない感じの仕上がりです。なんつか名画のフェイクみたいな?個人的にはグレンラガンの挿入歌だったHappily Ever Afterの方が遙かに好きです。ちなみに曲はこんなのが入ってます。

しょこたんかばー アニソンに恋をして 中川翔子

1.ロマンティックあげるよ
2.乙女のポリシー
3.BINKANルージュ
4.残酷な天使のテーゼ
5.青春

しょこたんかばー×2 アニソンに愛を込めて! 中川翔子

1.1/2
2.輪舞-REVOLUTION-
3.Catch You Catch Me
4.テレポーテーション-恋の未確認-
5.Eternal Wind

ラインナップは正直ジェネレーションギャップを否定できないところですね(^^;。つかセカンドの方のテレポーテーションはちょっと意外。エンディングの不思議エンジェルの方が好きだって言ってた気がしたんだけどな。

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マリオギャラクシーを買いに行ったらヤマダで掛かっていて思わず全曲試聴してきてしまったのが、

COVER ALL Ho! 山崎まさよし

1.M
2.ケンとメリー~愛と風のように
3.SweetMemories
4.月
5.さらば恋人
6.トランジスタラジオ
7.大きな玉ねぎの下で
8.アンダルシアに憧れて
9.あなたに会えてよかった
10.いかれたBaby

これも最後の曲以外は全部知ってましたね。2曲目は誰が歌ってたか分かりませんでしたが、堺正章のさらば恋人もピンと来た感じ。ラインナップ的にはタイトル通り80年代の女性ロックを集めた閣下のアルバムと比べて、あくまで自分が好きな曲を集めたような手触りがあります。新旧問わず入っていますし。あと歌いやすいとかアレンジしたかったってのもあるかな。

全体的に「山崎まさよし節」にアレンジされているので、原曲のイメージほど聞いていてデコボコな感じはしません。つか並み居るビッグタイトルに並んでマッチ&マーシィのアンダルシアに憧れてがエントリーされてるのがなんだか嬉しい感じですね(^^)。個人的に一番良かった「M」のさわりを少々↓

「YAMAZAKIMASAYOSI_M.mp3」をダウンロード
ぶっちゃけ原曲より好きなくらいというか、プリプリは好きな曲がスゲェたくさんあるんだけど、正直「M」はその中ではかなり下の方なんだよね。詩とか上手いなぁって思うけど、個人的には「She」の方が好きかな。

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徳永英明もかなり精力的にカバーアルバムをリリースしてます。こないだ3枚目が出ましたがこれはまだ買ってません。でもラインナップはなかなかに魅力的。つかこれは本人のチョイスなの?って聞きたくなるようなENDLESS STORYとかCAN YOU CELEBRATE?とか。ある意味スゲェ。売れてるみたいだからコレはコレで正解なんだろうけど、今ひとつ好きになりきれない感じがするのはなんでなんだろ。「夢を信じて」とか「壊れかけのRADIO」とかがやっぱ好きな自分がいるんだよね。
※曲目が多いのでちと簡略化・・・

VOCALIST

時代、ハナミズキ、駅、異邦人、シルエットロマンス、LOVE LOVE LOVE、秋桜、涙そうそう、オリビアを聴きながら、ダンスはうまく踊れない、会いたい、翼をください、卒業写真

VOCALIST2

雪の華、いい日旅立ち、あの日にかえりたい 未来予想図II、かもめはかもめ、セカンドラブ、シングルアゲイン、あなた、恋人よ、なごり雪、M、瞳はダイヤモンド、for you・・・

VOCALIST3

恋におちて、PRIDE(今井美樹のやつ)、桃色吐息、わかれうた、やさしいキスをして、Time goes by、たそがれマイ・ラブ、元気を出して、ENDLESS STORY、まちぶせ、月のしずく、迷い道、CAN YOU CELEBRATE?

つか全体的に女性が好む歌が多いのは徳永英明が当初アイドルとアーティストの中間くらいを目指してた名残なのかな。もっとも声質そのものが女性的であることも一因かも知れないけど。「M」はこちらにもラインナップされてるけど、自分的には山崎まさよしの方が好き。徳永英明はつぶやくように歌う歌が多いと思うんだけど、個人的にはもう少し声を出して欲しい。一回壊れちゃったのどはもう取り戻せないのかなぁ。本人が一番悔しいだろうけど、、、。ここはあえてカバー曲ではなく、自身のお気に入りソングである「レイニーブルー」のさわりを↓

「TOKUNAGARANYBLUE.mp3」をダウンロード
この曲はことあるごとにセルフカバーしてる気がするけど、最初に聞いたときにいい曲だなぁって思った。でも「最初に聞いたとき」ってのが結構後になってからなんだよね。とは言ってもまぁデビュー1年くらいで「輝きながら・・・」を得たのは大きかったとも思うけど。つかVOCALISTを聞いた後このレイニーブルーを聞くと声が澄んでて心地いい。でもその心地よさはたぶん声だけのせいじゃない気がするね。

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カバーってのはとにかく有名な聞いたことがある曲を使えるから、声に自信があるアーティストならそこそこの評価は手堅く得られると思う。だから商売としてみたらある意味続編モノのRPGを比較的労力も少なく仕上げるみたいなもんで、美味しいと言えば美味しいし、歌手によってはむしろ「この人に歌って欲しい」とか「他のアレンジで聞きたい」とかあるかも知れない。現に食いついてる僕みたいなのもいるわけで。

でもやっぱ反面「もう音楽そのものが枯渇したのか」という気持ちもぬぐいきれない。新しい曲は全て使い捨てのような耐久力の低いモノばかりになってしまって、昔のアルバムを何度も何度も繰り返し聞き続けてしまうようなもんなんじゃないか。アニメソングもそういう傾向にあるんじゃないか。

ただだからこそ温故知新なメロディをより高く評価したいとも思うんだよね。こないだの「響け!太鼓の達人」だって曲自体は2005年か2006年のものなのに、メロディは凄く懐かしさと熱さを持っていて、十分繰り返し聞けるだけの耐久力がある。何つかもっと広い意味でのカバーっていうか、「80年代ガールズロックそのもののテイストをカバー」とか「バンドブームの頃のニオイをカバー」とかしてくれてもいいと思う。175Rとかヒステリックブルーとかある意味そんな感じだったと思うし、クロマニヨンズはやっぱりブルーハーツの魂がどっかに息づいてるとも思うし。

初めて聞いたのに懐かしい、そんな新曲が聴きたい今日この頃だよ。

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銀竜の黎明

Ginryunoreimei 先週の週刊アスキーのコラム「週アス漫研」で「男なら確実に抜ける。抜きすぎてヒモノになるかも」なんてことが書かれていたので、思わず大きめの書店に言って、単刀直入に(女性店員に)、

 「銀竜の黎明っていうエロマンガありますか?」

と聞いてみた。「作者はわかりますか?」と言われたので、「作者はわかりませんが、たぶんフランス書院だったと思います」などと恥ずかしがるそぶりも見せずに伝え、もう一人の女性店員に相談しつつ案内してもらったら1巻から3巻まで全てフェイスアウトされてた。

余談だけど僕はこうしてエロマンガを買うことに抵抗がない。さすがに中坊の頃はちと恥ずかしかったが、18歳超えたら完全に平気になった。タイトルも結構恥ずかしいタイトルでも言えるが、さすがに店中に響き渡る声で言わないと相手がわかってくれなかったりしたら凹むかも知れない。つか及び腰では森山塔先生の作品を全部集めたりは出来ないのだ。

でまぁ読んでみたわけだけど、ぶっちゃけにぶっちゃけちゃうと

 堅くはなるが抜きたくはならない

というのが本音。要するに絵が、特に女の子の顔と乳首の描き方が好きじゃない。もっと言うと粘液系なのも陰部を鮮明に描いてるのもあまり好きではない。かと言ってライトなエロマンガが凄く好きというわけでもないので、この辺りはまぁ好みということだろう。
正直僕はこの感想をある程度予想していた。コラムの中に粘液という単語もあったし、掲載されていた表紙だけ見てもさほど好みの絵柄ではなかったから。じゃあなんでこんなことを書いたかというと、、、

 このコラムを書いてるのが女性だったから。

女性から見て「抜けない男はいない」と言う漫画ってどんな漫画なのかと興味を惹かれたから。強い女が薬とか魔法とかで自由を奪われ、いいようにヤラレちゃう展開に堅くならない男はいないと女性から思われているという事実ってどんなだろうって思ったから。

確かに僕が最も好きなエロマンガ家である森山塔先生の作品にもそういう展開は多いし、実際それで幾度となくセルフバーニング(C:ロマサガ)してきた。でも重要なのは絵だと今更ながら感じた次第。もっと言うと、

 女が思っている以上に男は絵にこだわりがある

んじゃないかと思った次第。要するに展開だけでは堅くはなっても抜けはしないと声を大にして言いたい。ラムちゃんは露出が多いがエロくはないし、人類の半分を占める男全てに訴求するような一般性の高い絵面であれば、むしろエロ漫画なんざ続けてないんじゃないかと思った次第。

同じ森山塔に共感して下さったぴちょんくんでさえも、いくつか教えてもらった作品の方向性(ぶっちゃけ巨乳系)に多少の違和感を覚えたりするほど、男の好みは千差万別。ロリが好きなヤツは巨乳が嫌いというわけでもないし、その逆もまたしかり。触手が嫌いだから道具が嫌いということもないし、ウンコが嫌いだからおしっこも嫌いというわけでもないだろう。
※あくまで例として書いているのであって僕の趣味かどうかは別ですよ念のため。

つかさ、そんな簡単に男をひとくくりに出来るはずねぇんだよ。っていうかそのことよりむしろそんなはずはないことに自ら気付けよって話なんだけどさ。

あ、念のため興味がある人用に作者も書いておこうかね。「向正義」という方が描いてらっしゃいます。何つか88のエロゲーみたいなニオイのする展開ではあったけどね。★★☆かなぁ。

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2007年11月 4日 (日)

定期購読誌の歩み

今日コンビニでファミ通と週間アスキーを買った。前者はまぁガチで買ってるので別段抵抗もないが、後者は本来火曜発売で、残っていたらついでに買う程度。これまでもとびとびで買ってきている。

しかし、中身に関しては明らかに後者の方が読むところが多いとも思う。冒頭のトピックで最近のデジタルなコンテンツの流行り廃りを見たり、ちょっとした食い物やグラビア系のページもファミ通よりはツボに近い気もする。マンガもしかり。
※ただし伊集院と永田さんのコラムがないのだけはアキレス腱だけど。

「毎週買ってもいいかな」

ふと思う。EYE-COMの頃は毎週楽しみにしていたじゃないか。
※つかそれはエロページがあったからかも知れないが。

マンガや音楽に対して距離を置いてしまってからしばらく経つ。フックしたものは能動的に買ったり聴いたりするが、ヒット率が以前と比べて激減している。前者は独身時代毎月10冊くらい買っていたし、後者も月に2本は新旧問わず借りてきてはお気に入りのテープを作ったりしていた。今では数ヶ月に1、2冊。自分でテープやCDを作るなんてマネは1年以上していない気がする。

アニメやバラエティでも食事中のちょっとした摂取を別にすれば一時期完全に距離を置いていた。別にテレビを見なくてもゲームとエロ動画があれば生きて行けたし、実際今でもさほどテレビに対する情熱は高くない。牙狼やグレンラガンのように極度にツボにハマるものでもないかぎり、なかなか毎週欠かさず、というわけには行かなくなった。

だからこそ「毎週買ってもいいかな」という感覚にちょっとした違和感を感じる。自分の摂取する多くのコンテンツに継続性が失われている昨今、改めて継続を決意するものがあることがなんだか不思議な感じがする。

思えば子供の頃から雑誌のたぐいはかなり恵まれた環境にあった。小遣いも多かったし、伯母が実家に隣接した喫茶店をやっていて週間マンガ誌を定期購読していたこともある。ついでに僕が小学生時代はいとこが店の二階に住んでいて、少年ビックコミックを買ってたりした。ザックリ振り返ると、、、

●未就学児~小学校低学年

幼稚園やめばえなどの雑誌の記憶はないが、テレビランド、テレビマガジン、てれびくんは買ってた(買って貰ってた?)ような気がする。テレビランドは仮面ライダー、テレビマガジンはアニメ、てれびくんはウルトラプッシュで、それぞれにカラーがあった。僕と同世代の方で、これらの雑誌に記憶がある方なら、「てれびくんにはヒロインくん(よしかわ進大先生)が載っていた」というのが最大の焦点だろう。じゃなきゃおかしい。復刻を心の底から喜んだからなぁ。

他にも学研の科学と学習はたぶん6年間買って貰った気がする。つか子供の時はそんなこと知らないので、どこの家にも届いてるもんだと思ってたな。でもアレがあったからいろんなことに興味を持つことが出来たのかも、とも思う。両親にかなり感謝してるトコロ。

コロコロも結構読んでた。つか普通だと思ってたけど、古本屋とかでバックナンバーを漁ってまで読んでたから結構ヘビーだったのかも。ドラえもんの映画化くらいからで、これも「おじゃまユーレイくん(よしかわ進大先生)」が載ってたのがデカかった。他のマンガはあらし以外全然覚えてないもんな。つか『大先生』という肩書き呼べるのは氏をおいていないと思う。

●高学年~中学校

ガンダムブームが加熱する頃には、テレビランド以下3冊がそのままアニメージュ、ジ・アニメ、アニメディアにシフトする。割と今でも取っておけばよかったかなぁとも思うけど、いざ持ってても邪魔になるだけかも。個人的にアニメージュの読者イラストが好きだった。毎号特集が決められて、№1が特に大きく載ってるんだけど、巨神ゴーグの時1位が「レイディリンクス」だったのが印象深い。別に脇役だっていいモノはいいという価値観がここで初めて刷り込まれた。実際ハンパなく上手かったし。つか他にももう一冊買ってたような気がするんだけど、、、なんだっけな。いやファンロードじゃない。アウトでもないような気がする(アウトはかなり後期になって買い出したけど)。あ、そうだマイアニメだ!つか記憶してる人のが少なそうなカテゴリーだな。

プラモが流行って来ると当然のようにコロコロからボンボンのウェイトが高くなっていく。別にマンガはさほどでもなかったけど、とにかくこの当時は作例に飢えまくってたのでボンボン以外にもホビージャパンや模型情報を読んでた。でもモデルグラフィックスが出る頃には逆に熱も冷めていったんだよな。あと雑誌じゃないけど「How to build ガンダム」辺りはさすがに熱かった。模型関係のムックは無差別に買ってた気がする。

少年漫画誌はほとんど読んでた。特に印象深いところだと、サンデーはうる星やつらとダッシュ勝平、マガジンは釣りキチ三平、ジャンプはDr.スランプからドラゴンボールへ、チャンピオンは内山亜紀が連載してたんだよね。エロかった。後は本気!で有名になる立原あゆみ先生の「熱くんの微熱」が凄く好きだった。風組も出るし、事実上本気!の前作と言える内容。中学3年くらいになって湘南爆走族やキャプテン、銀次郎とかテリトリーが広がった、、っていうかこの頃は古本屋を巡るのが凄く楽しかったから正確にいつ頃読んだかは怪しいかも。あ、でもジャンプ系で金井たつおの「ホールインワン」は死ぬほど好きだった。連載してた頃はほとんど読んでなかったけど、たまたまコミックを1冊親戚の家で読んで惚れた。今でも女の子のかわいさはかなり高いところにあると思う>金井たつお。

つかマンガの話になると止めどない。弓月光やたがみよしひさ、高橋留美子もうる星やつら以外にどっぷりハマっていた時期があるし、藤子不二雄をかき集めていたり、バリバリ伝説も好きだった。とりあえず雑誌と関係ないことに気付いたので〆。

そしてついにファミコン時代が始まるが、正確にはコロコロのすがやみつる先生が書かれた「こんにちはマイコン」からパソコンに興味を持ち始めた。でもまぁせいぜいBeep!までで、やっぱり基本はファミマガ、ファミ通、ファミコン必勝本、○勝ファミコンなんかも多分読んでた。

面白いのはそれぞれの雑誌で一番熱い時期が違うことで、Beep!は割と初期の手探りの頃が大好きで、情報や攻略はファミマガ、コラムはファミ通、辛辣かつ真摯なレビューでヒッポンって感じだった。テレビランド→アニメージュ→ファミマガ→ログインというのが正しい流れというところかな。

●高校時代

マンガはそのまま借り読みしていて、雑誌はたぶん一番買ってた。ファミコンとパソコン雑誌を両方買ってた気がする。つかよくそんな金があったなぁと思うから、案外買ってなかったのかもとすら思うけど、コンプティークのエロ袋とじだけは絶対楽しみにしてた。未成年が大手を振って買えるエロ雑誌ってのがミソだね。

パソコン雑誌の中ではどうだろポプコムに割と傾注してたのかなぁ。ログインもかなり楽しみにしていた気もする。伊藤ガビンとかスゲェヤツだと思ってたら、ホントにそういう人になっちゃったみたいな。
※GCの動物番長ってガビンの作品でしたっけ?
テクノポリスやベーマガも買ってたような?つかOOPSウィザードリィは毎月凄く楽しみにしていたような気がする。あとハイドライドIIの記事とか。今はネットがあるからあんなワクワクして次号を待つなんてことは出来なくなっちゃったね。得るモノもあれば失うモノもあるって感じだ。

ファミコンも晩期でメガドライブとかPCエンジンとかに食い込んでいく頃かな。たぶんホビージャパンやアニメ雑誌は全然買ってない頃ですな。つか高校時代は念願の88を買ってもらってほとんどそれ一色ってくらいウェイトが偏ってた気がする。っていうか今でもその頃の熱量が残ってて、振り返ると目頭が熱くなるんだよな。つか画面写真で心が躍っていたのはこの辺りまでかも知れないな。

●独身時代

一人暮らししてお金に余裕が出来た反面、ゲームそのものに使う額が増えて、雑誌はファミ通とPCエンジン系のヤツを少々、それとEYE-COMとASAHIパソコンを買い始めたかな。あとゲーメストを買い始めた。以前はメスト大賞の号くらいしか買ってなかったけど、ストIIブームでバックナンバーまで買う始末。それこそ穴が空くほど読み倒してた。つか雑誌とは言え、何度も何度も繰り返し読まれるというのは、たぶん幸せなことなんだろうと思う。

あとゲーム批評を買い始めたのもこの頃かな。いろんな意味でかなり楽しみにしてたけど、やっぱりこれもネットの普及と共に失速してしまったメディアかも。ユーゲーはたまに買う程度。ライターの質もそうだけど、

 文字が大きくてかっこわるい

という印象が強かったかも。比べてみるとわかるけど、ゲーム批評の方が字がちょっとだけ小さかった気がする。ファミマガはもう廃刊しちゃって、パソコン関係の雑誌はむしろベーマガのウェイトが高かった。理由は巻末のストII連載。アレはリアルタイムで読んでた人はみんなファンになったんじゃないかな。

そう言えば週間マンガ誌はほとんど立ち読みで済ませるようになってたな。ジャンプもドラゴンボールが終わったら買うの止めちゃったし。あ、一時期ビジネスジャンプは買ってたかも。甘い生活目当てで。

●結婚してから

一時期ファミ通も買わなくなってたり、プラモ関係もスルー、ゲーム批評くらいしか買ってなかった頃があったかも。あ、でもポケモンカードに傾注してた頃はかなりコロコロ買ってた。ほとんど読む漫画もなかったけど、橋口隆志の「超速スピナー」は結構楽しみにしてた。女の子もかわいかったし、才能も感じてたら、焼きたてジャぱんでブレイクしたんだよね。

ゲーム誌はプレステやサターンが熱かった頃でもそれほど専門誌は買わなかった気がする。ファミ通で十分だったっていうか、、、やっぱなんか買ってたのかなぁ。メストは買ってたと思う。一時期エミュレータ研究室目当てでPCGIGAを買ってたけど、結局こういうのはネットの情報が追い越しちゃうんだよな。

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なんだか途中からただの報告になっちゃったけど、雑誌はやっぱり捨てなきゃ残るってことなんだよな。邪魔になるとも言えるし、ある程度(10年近く?)漬けると結構熟成されて面白くなる。ゲーム関係は特に昔の本は全般楽しめるもん。

振り返ってもう一度読み返したいと思うのは、やっぱりスーファミ前夜のファミマガとファミ通。あの頃はホントにボロボロになるまで何度も何度も読んだし、今でも読み返してみたいと思う。

あとはそうだなぁテクノポリスとかポプコムもちょっと読み返したいかも。逆にホビージャパンやゲーメストは捨てずに取ってある分読み返したい感は薄い。子供の頃のテレビランドとかはさすがに今は別にどうでもいいかな。アニメ関係も設定画とかにときめいたりしなくなったし、毎週のデータに反応したりしなくなったしな。

振り返ってみて気付いたけど、僕は「ヤング○○」系の週刊漫画誌は一度も定期購読してなかったんだよな。モーニングとか読んでる人も多そうだけど、何となくスルーしてきちゃった感じ。あと週間プレイボーイとかポストとかを毎週買ったりもしない。いわゆる世間の常識的な話にほとんど興味がないからな。

普通の37歳はどんな本を定期的に読んでるんだろう。たぶんファミ通と週アスってことはないんだろうな。

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2007年11月 3日 (土)

マリオギャラクシー

結局娘の意向に押されてコレがチョイスされてしまった。子供達が1000円ずつ出資してヤマダでポイント込み4800円くらい。

ずっと子供達がやってるのを見ていただけで、僕自身は数秒しか動かさなかったけど、要するにこれまでは「重力は下方向に働く」というごく当たり前の常識をいじったという印象。建物上に道があればその道沿いに「下」が変わる。惑星であればその中心に向けて重力が働き、画面に表示された矢印でめまぐるしく天地が入れ替わったりする。

グラフィックはGCと同程度と言われるWiiであっても、その洗練さという点では優っていて、キラキラと輝く星々のエフェクトや、各個のテクスチャなど、見ていて違和感や手抜き感はない。ただ、基本操作はやはりマリオ64からの踏襲に沿っていて、Wiiリモコンを使うアクションはあくまでおまけ扱い。この点は無理に使わなくてもある程度遊べる分、敷居が低いと言えると思う。

体力ゲージは相変わらずコインを取ると回復するが、マックスは3になり、緊張感が増した。スターを取って行動半径が広がっていくシステムはマリオ64と変わらず、全体的な印象はさほど新しいということはない。しかし、言うなればナンバリングタイトルとも言える王道マリオだけに最初それほど新鮮みがなくとも、徐々に引き込むチューニングはされているだろうと思われる。とりあえず子供達のウケは悪くない感じだった。

余談だが、今回ピーチとは別に女性キャラが登場する。彼女がなかなかかわいく、むしろピーチを助けずにこちらとしっぽり納まるという展開はないものかと思ったりした。

とりあえず横から見ていただけの印象ではあるが、クリス評価は★★☆(5点)というところ。10点はいくら何でも高過ぎだと思うな。あ、でも漢字にルビが付いている点は高評価だけどね。

ちなみに子供達に「マリオサンシャインと比べてどうか?」と聞いたら、

・☆を集めるのが手軽で気持ちいい

・変身出来るのがいい

・いろんなことが起きるのがいい
 →アトラクションのことだと思われる。

というリアクション。あと難度に関しても「サンシャインより簡単」であることを評価していた。

ファミ通内プレイ人口でもモンハンフロンティアを抑えて1位になっていて、「やれば」楽しいソフトの可能性は高そう。ただ、印象だけで言えばサンシャインから大きな進化は見つけづらく、ヤマダのマネージャが言うには「期待したほど売れなかった」と言ってた。
※買ったのは初日の夜7時半頃。

しかし、今後迎える年末商戦では、WiiFitをヤング~アダルト層が、マリオパーティDSとギャラクシーを低年齢層が欲しがるのは間違いないところ。初週は伸び悩んでも年内にミリオンは堅いところだろうと思うね。

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2007年11月 2日 (金)

ネコ

子供達と吉野家へ晩飯を食いに。貧乏であることもあるが、子供と3人で飯を食うという場合、ぶっちゃけにぶっちゃけちゃうと2択しかない。吉野家か宝塔というラーメン屋。僕の財布から回転寿司を食うのはコストが高く、マクドやカレー屋、サイゼリアはどれも娘が好まない。っていうかウチの娘は外食そのものがほとんど好きじゃないので結構面倒なのだけど、まぁそれはそれ。

吉野家に行き窓際の4人席に座るとすぐ外のガラス際に白い子猫が一匹。僕はネコは好きだけどそれほど詳しくないので生後どのくらいかはわからないが、まぁ大人じゃないだろうなってくらいの大きさ。半年くらい?ガラスを隔てつつこちらを見たりアクビをしたり、舌を出してうろうろしたりしてる。二枚目というほどではないが普通にかわいく、食事中の話の種という感じだった。

吉野家の前は国道1号が走り、交通量は破格に多い。だが、周囲には結構たくさんの食べ物屋が並び、ちょっと行くと住宅地になる。エサに困らないということはないだろうが、ガリガリに痩せてるほどでもなかったので、見ていて憐憫を誘うということもない。強いて言えば寒くなってきたけど震えるほどじゃなく、むしろあの毛皮に触りたいなぁという感じだった。

食事を終え、
※牛すき鍋定食を初めて食べたがメチャ美味かった。今までは豚鮭定フリークだったが、今後の身の振り方を考えなきゃなぁと思うほどだ。
外に出ると視界にサークルKが見えたので、

 ネコに晩飯でもおごるか。

と寄ることに。軽い思案の末チョイスしたのは魚肉ソーセージ。子猫でも柔らかく、もし食べなかったりいなくなっていても僕らが食べられる。

随分気温が下がって、でも星は見えない晩秋の夜。3人で他愛ないおしゃべりをしながら吉野家に戻ると、彼(彼女?)は小さな体を植え込みの隙間に隠していた。つかこちらから見えてないつもりだろうか。

ソーセージを口で小さく切り、そーっと近づいてレンガの上に置いてやる。さすがに野良だからいきなり手元に食べに来てくれるということはない。

僕らが引くと、おそるおそる近づいてきてパクリ&ダッシュ。おいおいそこまで警戒しなきゃ生きていけないほどなのかよ、と思いつつ逃げられるくらいなら、もっとデカいのを置いておけば良かったなぁなんて話をする。

でもさすがに晩飯食ったあと魚肉ソーセージを食えるほどタフじゃないので、いくつかレンガの上に並べてしばし待ってみる。

すると向こうからソロリソロリと近づいてきて、、、パクリ&小ダッシュ。先ほどは完全に姿が見えなくなるほど遠くまで逃げたのに、今度は1mほどのところで周りに警戒を怠らないようにしつつガツる。

食い終わったら今度は50cmほどの距離で、そしてすぐ際(きわ)で。さすがに手のひらの上で食べてくれるということはなかったが、何となく体だけじゃない距離が近づいていく感じが心地よく、かわいい。

結局最後は細切れのソーセージをズバッと並べて帰ってきてしまったが、今日の晩飯は結構なモノになったのではないかと子供達と笑った。車に気を付けろよな。

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2007年11月 1日 (木)

思い出から出ずる興奮

★本日二つ目。

実は最近自分のブログで面白かったものをまとめたりしたいなぁと思ったりしていたわけですよ。なんつか最近読者になったばかりの方とかにアピールしたりしたいなぁとか思ったりしているわけですよ。少なくとも自分が読んで、もしくは見たり聞いたりして面白いものを改めて見つめ直したりしたいなぁと思ったりしているわけですよ。

でね、

ふと気付いた検索ワード「avi」。サイト内検索を使って調べると、まぁ50かそこらの動画があったりして、おもむろに見ちゃったりなんかしちゃったりしたわけです。お笑いやらゲーム関係やらがほとんどで、中にはピタゴラスイッチとかあったなぁなんて思ったりしつつ。

でね、

その中の一番古い動画がいったい何だったのかと思ってみると、

 響け!太鼓の達人
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/01/post_ed19.html

もちろん見ました聞きました。つか今見ても全然色あせないこの素晴らしいオープニング。まだ見たことがない人はぜひ見て頂きたいと思いますが、まぁ数あるゲームのオープニングの中でも3指に入るのは間違いないところでしょう(クリス調べ)。

でね、ふと思ったわけです。

「ニコニコにもないか?」

この動画は僕がゲームからキャプチャしたもので、正直それほど美麗とは言い難いものだったので、もし他のスキルの高い方がアップしたものがあるなら、それをぜひ保存したい、こう考えたわけです。

検索してみると1件見つかりました。で、見てみたら、

 これは、たぶん、もしかして、、、

僕がキャプったヤツ(^^;。ノイズの入り方とか同じ。外枠もソックリ。まぁ別にこれはどうこう言うつもりはありません。むしろより多くの方にこの名作がお見せできたこと、ナムコさんの黙認に対して感謝してこそすれ不満など微塵もあろうはずはないのです。

で、ふと気になったのは説明にあった。

 (フルVer sm88959)

の文字。つかフルバージョンって何よ?

僕の調べではこの曲が収録されているアルバムには、このゲーム動画と同じくらいの長さの曲しか入っていなかったはず・・・。それがなぜ?っていうかこの曲の為だけにCD買おうか迷って、結局ゲーム版と同じようならいらないと結論づけたあの日を思い出しました。それがフルバージョンとは??

 時間も長い!

ゲーム動画はわずか1分40秒。フルバージョンは4分9秒もある。つか、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm88959

「これを名曲と言わずして何を名曲と言うのぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

というほどに素晴らしいです!最高です!思わず立ち上がって歌ってしまいました。つか涙ぐんでしまうほど熱いです!熱くて死にそうです。体温急上昇。腕も振りまくって歌わずにはいられない。いられないのです!みなさんもぜひ聞いて下さい。

  この曲は★★★★★☆!

僕がブログを始めていくつものコンテンツに点数を付けて来ましたが、現時点ではこれが最高です。10点満点で11点。曲が満点、歌詞が満点、歌手、そしてそれぞれのパート割りともに満点、欠点の付けようがないパーツが幾重にも重なり合ってしまっては、

 満点では足りぬ!足りぬのだ!!!

「hibiketaikonotatuzin.mp3」をダウンロード
※↑マズかったらすぐ消しますので期間限定になるかも。

ハァハァ。つかこれほどの名曲が生み出される土壌があるのに、後続がないのは一体なぜなんだナムコ。つか太鼓の達人にソウルエッジも入れてくれ。

・・・つか以前そのソウルエッジも自分のブログで紹介したのだけど、
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/01/post_b682.html

もしかしてそれもあるか?と思ってニコニコで調べてみると、、、

 ありました!それも、僕がスンゴイ知りたかった歌詞まで貼り付けて下さってます!

ニコニコ恐るべし。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33997

We all need to shine on to see
How far we've come on our journey
How far
yet to go
searchin' for our star
Deep in the night I pray in my heart
For that special light To shower me with love
To shower me with power To shine from above
I gotta get to the Edge of Soul
To carry on
what I believed in foom the very start
I gotta get to the Edge of Soul

つか最後の一言は何って言ってんの??

------------

っていうか響け!太鼓の達人はホントにいい。つかこの想いをみんなに伝えきる言葉を探すために僕は今日まで生きてきたのかも知れない(言い過ぎ)。僕らの世代30歳以上の男性で、この歌に熱くならないヤツとはとりあえず友達になれそうにない。つかカラオケとかにあんのかな。あるならマジ行って2時間歌い続けたい。っていうか

 価値観の共有出来る友人100人くらいと大合唱したいっ!スゲェしたい!

つかもしそういう機会があるなら、オレ超練習するよ。マジ練習しまくる。絶対泣く。猛烈に泣きまくる。テンションってのはそういうもんだろう?情熱ってこういうもんだろう?

 大空に響き渡るのさ、時を越えて今

ナムコありがとう。つかアルバムに入ってるのがフルバージョンならマジで買います。明日ナムコに直接電話して聞きます。でも入ってなかったら買いません。

『響け!太鼓の達人』

水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ

いつの日か この場所で
君につたえるリズム
永遠に響かせ

ドン!カツ! ドン!カツ! ドン!カツ!
ドン!カツ! ドン!カツ! ドン!カツ!
ドン!カツ! ドン!カツ! ドン!カツ!

僕らは 夢を求めてたたく
想いをこめ 届けどこまでも

想いは やがて勇気にかわる
信じるのさ ビート刻むハート

眠れない昨日も きっと
叶わない願いも
いつかは 晴れるから
ココロのバチで闇をさけ

「DRUMROLLING!」

燃え上がれ 立ち向かえ
ココロの征くがままに
高らかに響き渡るのさ
やがて世界へと

いつの日か この場所で
君につたわるリズム
これぞ太鼓の達人

ときはなてソウル

いつかは愛を求めていのる
想いをこめ 君だけのために

想いは やがて翼にかわる
羽ばたくのさ ビート刻むハート

哀しみの昨日も きっと
とめどない涙も 
いつかは とめるから
ココロのバチで舞いあがれ

「DRUMROLLING!」

打ちならせ そのときだ
ココロの飛ぶがままに
大空に響き渡るのさ
時を超えていま

いつの日か この場所で
君とつながるリズム
それが太鼓の達人

燃え上がれ 立ち向かえ
ココロの征くがままに
高らかに響き渡るのさ
やがて世界へと

いつの日か この場所で
君につたわるリズム
これぞ太鼓の達人

打ちならせ その時だ
ココロの飛ぶがままに
大空に響き渡るのさ
時を超えていま

いつの日か この場所で
君とつながるリズム
それが太鼓の達人

響きあえソウル

それが太鼓の達人

※作った人誰?超知りたいし。アルバムやっぱ買おう。マリオギャラクシーより響け!太鼓の達人。そう言いつつ明日になったら心変わりしてるかも。よく言うじゃない?天高く馬肥ゆる秋って・・・。つか今何時だと思ってんだよ。つか情熱があれば眠気はリセットされるな。DRUMROLLING!

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表に書けないような話

ホントはmixiに書くつもりだったけど、結構長くなったのでダラリと
「表に書けないような話」を表(ブログ)に書いてみる。要するに
みんなにはナイショにしといてくり。つかこの話は結構マスター
べーションな自己満足の話なので、そゆのが嫌いな人は読まないで
欲しい。いやホント。

最近イッコしたのパートさんと仲がいい。と言っても別段そんな
色気のある話では全くないのだけど、
※お互い妻子持ちだし。
仕事中の些細な掛け合いに、「受けの上手さ」を感じたりする。

僕は大体テンションが高いとかなりしゃべるタイプで、問屋さんや
お客様はもちろんパートさんやバイトくんともかなりしゃべる。
別に仕事のことであろうとなかろうと、

 しつこいのがウリだから。

というくらい同じコトを凄く言う。相手が「わかった」
「もうわかった」「いいかげんにして」「うるさい」「だまれ」
くらい言うのはザラ。だってしつこいから。

あとお約束もやはり守りたいと思う。バナナの皮なんかは日常
それほど巡り会えるものでもないけど、荷物を運んでる時に
「ぶつかったらごめん」なんてのは要するに「ぶつけるから」
と言ってるようなもんだし、脚立に上ってる時に
「凄く揺らしたいこの衝動をどうすればいいでしょうか?」
と尋ねつつ揺らす。さすがに高いところにある荷物を取ろうとして
脇が無防備になってるところを突いたりは出来ないが、
もの凄く突きたくなる気持ちを告白せずにはいられない。
っていうか問屋さんとかだと大抵男なので、結構突いちゃうけど。
※つか性別を問わずやりたくなるいたずらってのはハラスメント
かも知れないけど「セクシャル」じゃないと思うのだがいかに。

昔から「味方もいるけど敵も作るタイプ」と言われてきたから、
僕みたいな人間が嫌いな人もきっといるとは思うんだけど、
お客様相手でも結構相手が引き気味でも、自分のテンションが
高ければ突っ走ってしまったりする。自分が気に入って仕入れた
商品に興味を示しそう→示してはいない人なんかに、

 「しゃべってもいいですか?店長なんですが」

と普通の店長やスタッフではありえないアプローチでしゃべり
はじめる。「買わなくてもいいから」と前置きしつつ、そのウンチク
をしゃべり倒す。大抵の場合、というか9割5分がた笑ってくれる
のでやりがいもあるのだけど、時に凄く嬉しい一言をもらうことが
ある。

「面白そうなので近づいてきた」とか言われると正直萌えである。
知識は冷静かつ公平にいいところと悪いところを提示するし、
あくまで最終判断はお客様に委ねるのだけど、その過程で
「笑顔で納得」するシーケンスが挟まるだけで、その商品はかなり
生きる。買う買わないは別として。

つかホントは年下のパートさんに言われたちょっとほほを染める
ような一言を書くつもりだったのに、なんだか堅い話になってきて
むしろつまんないので、軽く軌道修正する。

「店長と話してるとホント楽しいです」とか言われたらどうよ?

つか僕は割と女性(僕より年下に限る)に「太った?」って聞くのが
大好きなんだけど、
※若い頃は「何歳?」って聞くのが好きだった。当然お客様は該当
しない。
実はこれには凄く計算高い意味が含まれている。

女性は10人中7人が年齢を聞かれるのを嫌う。特に社会に出た女性
は10人中10人が年齢に関する話題を嫌うと言ってもいい。
リップサービスでどう考えても子持ちの方に「17歳くらいに見え
ますよ」という無茶なジョークで笑いを取ることもあるが、まぁ
基本ダイレクトな突っ込みは嫌う。もっと言うと体重の話は10人中
50人くらい嫌う。太っている人はもちろん、太ってない人や
痩せている人ですら体重の話や体型の話は嫌う。

 だからこそ本音の人物像がすぐ出る。

とりあえずよくありそうだとみなさんが思われるんじゃないかと
僕が思うのは、「女性に(その話を)聞くのは失礼」と一蹴される
パターン。軽くキレ気味になるみたいな?「何て失礼なヤツだ」
と思われるみたいな?

でも実はこれは心の距離を顕しているだけで、僕が既に「失礼なヤツ」
だとわかっている関係の場合、

1.ホントに太ったように見えるの?と真面目になる

2.わかったわかったとジョークをあしらう

こんなリアクションになったりする。重要なのはこの返事ではない。
要するに、僕がこのどちらの答えであっても「楽しい」ということ
だ。相手と建前じゃないコミュニケーションが取れる心地よさに
思わず笑顔になってしまうということだ。

僕は「容赦がない関係」が結構好きだ。「遠慮しない関係」と言うと
ちょっと弱い気がする。相手のハートに突き刺さるような言葉を
探して突きつけるのが結構好きだ。でもって相手が僕に対して、
「さすがですねぇ」とか「ええええ!?」とか驚いたりするのを
見るのが大好きだ。もっと言うと返す刀で
「誰に向かって口聞いてんだよ!」くらいのことは言う。

 重要なのは相手と自分の距離だ。

第三者が聞けば「なんて横柄なヤツだ」という一言であっても、
お互いの中で幾重にも約束が重なっていれば、その一言は全く別の
意味を持つ。どんなキツイ言い回しであっても、「この人なりの」
ということが理解出来ていれば、いつもは見えないものが見えたり
する。

こないだ親しいバイヤーに発注の電話をした。「クリスだけど、
クリスだけど、クリスクリスクリクリクリクリクリクリスだけど、」
とあきれ果てるほど繰り返して電話口でまくし立てる。相手が
こちらを確認する前に全ての言いたいことを言い放つ。もっと言うと、
相手が答える前に返事まで言う。

「○○ある?ないの?え~そんなこと言わず何とかしてよ~」

「まだ何にも言ってない」

「そっか」

そんなバイヤーがポロリと言った。

「クリスさん、今度電話してくるのは、僕がもっと元気がないとき
にしてよ」

さすがの僕もちょっとテレたので、

「え?それって僕が電話すると傷口に塩を塗られるような感じが
とってもイカスから、ドMの○○さんとしてはタマンネェってこと?
気持ち悪っ」

とかボケちゃったけど、なんつかかなり嬉しかった。

心に刺さる言葉とかそぶりってのはやろうとしてもなかなか出来る
ことじゃない。でもその準備はやっぱり「お互いの敷居を下げること」
から始まると思う。知り合って間もない頃は半径1m以内に近づいたら
逃げるような間柄でも、親しくなればホッペをつつくこともやぶさか
でない。

つかテンションが高いときと低いときで露骨に相手に対する態度が
変わったりするんだよな。男としてってのは絶対無理でも、友人として
なら付き合ってもいいって異性に思われるようにはなりたいよな。

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