表に書けないような話
ホントはmixiに書くつもりだったけど、結構長くなったのでダラリと
「表に書けないような話」を表(ブログ)に書いてみる。要するに
みんなにはナイショにしといてくり。つかこの話は結構マスター
べーションな自己満足の話なので、そゆのが嫌いな人は読まないで
欲しい。いやホント。
最近イッコしたのパートさんと仲がいい。と言っても別段そんな
色気のある話では全くないのだけど、
※お互い妻子持ちだし。
仕事中の些細な掛け合いに、「受けの上手さ」を感じたりする。
僕は大体テンションが高いとかなりしゃべるタイプで、問屋さんや
お客様はもちろんパートさんやバイトくんともかなりしゃべる。
別に仕事のことであろうとなかろうと、
しつこいのがウリだから。
というくらい同じコトを凄く言う。相手が「わかった」
「もうわかった」「いいかげんにして」「うるさい」「だまれ」
くらい言うのはザラ。だってしつこいから。
あとお約束もやはり守りたいと思う。バナナの皮なんかは日常
それほど巡り会えるものでもないけど、荷物を運んでる時に
「ぶつかったらごめん」なんてのは要するに「ぶつけるから」
と言ってるようなもんだし、脚立に上ってる時に
「凄く揺らしたいこの衝動をどうすればいいでしょうか?」
と尋ねつつ揺らす。さすがに高いところにある荷物を取ろうとして
脇が無防備になってるところを突いたりは出来ないが、
もの凄く突きたくなる気持ちを告白せずにはいられない。
っていうか問屋さんとかだと大抵男なので、結構突いちゃうけど。
※つか性別を問わずやりたくなるいたずらってのはハラスメント
かも知れないけど「セクシャル」じゃないと思うのだがいかに。
昔から「味方もいるけど敵も作るタイプ」と言われてきたから、
僕みたいな人間が嫌いな人もきっといるとは思うんだけど、
お客様相手でも結構相手が引き気味でも、自分のテンションが
高ければ突っ走ってしまったりする。自分が気に入って仕入れた
商品に興味を示しそう→示してはいない人なんかに、
「しゃべってもいいですか?店長なんですが」
と普通の店長やスタッフではありえないアプローチでしゃべり
はじめる。「買わなくてもいいから」と前置きしつつ、そのウンチク
をしゃべり倒す。大抵の場合、というか9割5分がた笑ってくれる
のでやりがいもあるのだけど、時に凄く嬉しい一言をもらうことが
ある。
「面白そうなので近づいてきた」とか言われると正直萌えである。
知識は冷静かつ公平にいいところと悪いところを提示するし、
あくまで最終判断はお客様に委ねるのだけど、その過程で
「笑顔で納得」するシーケンスが挟まるだけで、その商品はかなり
生きる。買う買わないは別として。
つかホントは年下のパートさんに言われたちょっとほほを染める
ような一言を書くつもりだったのに、なんだか堅い話になってきて
むしろつまんないので、軽く軌道修正する。
「店長と話してるとホント楽しいです」とか言われたらどうよ?
つか僕は割と女性(僕より年下に限る)に「太った?」って聞くのが
大好きなんだけど、
※若い頃は「何歳?」って聞くのが好きだった。当然お客様は該当
しない。
実はこれには凄く計算高い意味が含まれている。
女性は10人中7人が年齢を聞かれるのを嫌う。特に社会に出た女性
は10人中10人が年齢に関する話題を嫌うと言ってもいい。
リップサービスでどう考えても子持ちの方に「17歳くらいに見え
ますよ」という無茶なジョークで笑いを取ることもあるが、まぁ
基本ダイレクトな突っ込みは嫌う。もっと言うと体重の話は10人中
50人くらい嫌う。太っている人はもちろん、太ってない人や
痩せている人ですら体重の話や体型の話は嫌う。
だからこそ本音の人物像がすぐ出る。
とりあえずよくありそうだとみなさんが思われるんじゃないかと
僕が思うのは、「女性に(その話を)聞くのは失礼」と一蹴される
パターン。軽くキレ気味になるみたいな?「何て失礼なヤツだ」
と思われるみたいな?
でも実はこれは心の距離を顕しているだけで、僕が既に「失礼なヤツ」
だとわかっている関係の場合、
1.ホントに太ったように見えるの?と真面目になる
2.わかったわかったとジョークをあしらう
こんなリアクションになったりする。重要なのはこの返事ではない。
要するに、僕がこのどちらの答えであっても「楽しい」ということ
だ。相手と建前じゃないコミュニケーションが取れる心地よさに
思わず笑顔になってしまうということだ。
僕は「容赦がない関係」が結構好きだ。「遠慮しない関係」と言うと
ちょっと弱い気がする。相手のハートに突き刺さるような言葉を
探して突きつけるのが結構好きだ。でもって相手が僕に対して、
「さすがですねぇ」とか「ええええ!?」とか驚いたりするのを
見るのが大好きだ。もっと言うと返す刀で
「誰に向かって口聞いてんだよ!」くらいのことは言う。
重要なのは相手と自分の距離だ。
第三者が聞けば「なんて横柄なヤツだ」という一言であっても、
お互いの中で幾重にも約束が重なっていれば、その一言は全く別の
意味を持つ。どんなキツイ言い回しであっても、「この人なりの」
ということが理解出来ていれば、いつもは見えないものが見えたり
する。
こないだ親しいバイヤーに発注の電話をした。「クリスだけど、
クリスだけど、クリスクリスクリクリクリクリクリクリスだけど、」
とあきれ果てるほど繰り返して電話口でまくし立てる。相手が
こちらを確認する前に全ての言いたいことを言い放つ。もっと言うと、
相手が答える前に返事まで言う。
「○○ある?ないの?え~そんなこと言わず何とかしてよ~」
「まだ何にも言ってない」
「そっか」
そんなバイヤーがポロリと言った。
「クリスさん、今度電話してくるのは、僕がもっと元気がないとき
にしてよ」
さすがの僕もちょっとテレたので、
「え?それって僕が電話すると傷口に塩を塗られるような感じが
とってもイカスから、ドMの○○さんとしてはタマンネェってこと?
気持ち悪っ」
とかボケちゃったけど、なんつかかなり嬉しかった。
心に刺さる言葉とかそぶりってのはやろうとしてもなかなか出来る
ことじゃない。でもその準備はやっぱり「お互いの敷居を下げること」
から始まると思う。知り合って間もない頃は半径1m以内に近づいたら
逃げるような間柄でも、親しくなればホッペをつつくこともやぶさか
でない。
つかテンションが高いときと低いときで露骨に相手に対する態度が
変わったりするんだよな。男としてってのは絶対無理でも、友人として
なら付き合ってもいいって異性に思われるようにはなりたいよな。
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