これ知ってますよね?
何というタイトルにしようか少々迷ったけど、こんなのにしてみた。つかなんか煽ってるみたいだけど別にそう言うつもりはない。要は写真を載せるけどその写真についての詳細を書きたくないというだけの話。
←これ、どこかわかります?っていうか勘のいい方ならすぐにピンと来たかも知れませんが、これは写真ではなくて絵。マット画、もしくはマットペインティングという映画の背景などに使われる超高精細な絵です。
※「知ってますか?」ではなく「知ってますよね?」としたあたりに、僕の中で結構認知度の高いものという位置づけが為されていたわけですが、、。
その存在はかなり古く、僕が一番最初にこの存在を知ったのは、スターウォーズのルークとダースベーダーが戦っているシーン。当時は別に疑問にも思わなかったんだけど、絵だってことを知るとなんか妙にスゲェ。ホントに吸い込まれそうなリアルな空間が見える気がする。
※イメージはエピソードIのものだけど(^^;
ポリゴンとかテクスチャとかが凄く進歩して、ほとんど人間そのものすら再現しうるところまで技術は進歩してきているんだけど、どこかで本物「みたい」の「みたい」の部分から抜けきれていない気がする。FF7で登場したプリレンダリングの背景とか、アドベントチルドレン全編とかにも言えるんだけど、「見間違えたりはしない」。でもマット画はホントに本物と見間違える。
←で、そんなマット画なんだけど、数年前名古屋でやっていたスターウォーズ展に行ったとき、ついに本物を見ることが出来た。この絵だったんだけど、みなさん、この絵がどのくらいのサイズで描かれたかわかりますか?多分想像よりも少々大きいのではないかと思うのですが、、、。
※キャプチャなのでこれだけ画質が特に悪いです。
マット画は昔はガラスの上に書かれていて、合成がしやすいような仕組み作りがされてたと聞きます。基本は油絵の具でエアスプレーのたぐいはいっさい使わない筆塗り。それでここまで細かな絵に見えるということは、、、
5m×2mくらいあるんですよ(^^。冗談抜きで。
なんか凄いですよね?凄くない?CGクリエイターならいっぱいいるのに、マット画が描ける人は限られていて、これだけコンピュータが進んだ今でも引く手あまたなのだそうです。なぜかと言えばたぶん「リアルだから」。
※ちなみに絵描きさんの中には日本人の方もいらっしゃいます。なんか凄く誇らしい気持ちになりました。
で、なんで唐突にこんな話を持ち出してきたのかというと、リンク先のバブシカさんと今ちょっとしたトレードが進行しておりまして、僕が氏の作ったHGUCジオングを譲り受ける話になっていたりするわけです。まだ色は塗られていませんが、可能性としてはリアルな方向へ仕上げて頂けそう・・・。
※氏は結構なスターウォーズフリークだし、SF3Dとか好きだったりするし。
もしそれが我が家に導入されるとなれば、連邦など恐るるに足りません(つかそれはビグザム)が、まずは見栄えのする背景と合成して「絵として」映える状態にしたい。「見栄えのする背景」・・・マット画か!というわけで、いろいろ物色していたという次第なのです。
ですが、正直なかなかイメージ通りのものというのはなく、
※あっても画像が小さくて使いづらい
Xデーが訪れても割と右往左往してしまいそうかなぁという感じなんですよね(^^;。
でも絶対かっこいい写真に(少なくとも僕だけは)したいなぁと思うわけです。つかマジで今回楽しみなんですけどね!
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コメント
Xデーはなんとか今年中にと思っていますので、もちっとお待ちくだしゃんせ。
あちらにアップしましたが塗装イメージが固まった事から、天候によっては早く完成しそうです(^^)
特撮まで考えていたとは予想外ではありましたが。
投稿: バブシカ | 2007年12月18日 (火) 12時01分
アップしたヤツ拝見しましたよ~(^^)。速攻コメント残しましたが、非常にイイですね!とにもかくにもひたすら楽しみです。
「塗装のイメージ」ってのは僕も小学生の頃から凄く大事というか、実際に色を塗り始めるまでより、イメージを固める作業の方が時間が掛かったくらいですね。具体的に言うと、どこをラッカーで塗るかとかエナメルとアクリルの質感や重ね塗る順番みたいな配色以外の要素でも頭を悩ませたりしました。
でもイメージ通りに出来上がったときはホント格別ですよね(^^)。バブシカさんご自身がご満足出来る仕上がりになることをお祈り致します。
PS.特撮はまぁ自分で「やれたらいいなぁ」くらいのモンですので、あまり期待はなさらぬよう・・・。とかくテンションに流されやすいヤツですので(汗。
投稿: クリス | 2007年12月18日 (火) 23時10分