のだめカンタービレinヨーロッパ~その1~
つかまぁコレを読んでる人はみなさんご覧になられた方ばかりだと思いますから、好き勝手感想を書きたいと思います。つかもう原作はすっきり忘れ去ってる人間で、つい先日から複数回(お気に入りのシーンばかり)見直したてのホヤホヤっていうか昨日、おとといのテレビ放映は見てないんですが、まぁそんな「にわかのだめファン」のワタクシからすると、
期待通りの出来
という感じ。正直言って負のオーラに包まれて先走っちゃう千秋先輩はやっぱりどうしても好きになれない部分があったりもするのですが、のだめのいいところは、
悪いヤツがいないとこ。
とにかくライバルのジャンも片平も審査員もルームメイトも誰も彼も悪い人がいないんですよね。千秋の独り相撲で自滅しちゃう。だから見ていて誰かに怒りを感じるとかいらだちを感じるとかじゃなくて、ただただ悔しいだけで済む。つかまぁ見ていて「あ~もう!」とかっこわるい千秋先輩に檄を飛ばした方も少なくないのではないでしょうか。
演奏は正直全てが全てヨーロッパロケというわけにはいかなかったらしく、結構な頻度でブルーバックとおぼしきシーンが見られましたが、まぁそれは仕方ないのかなぁという感じ。つかスタッフはがんばったと思いますよ。ホントたかだかテレビの5時間スペシャルの為にここまでスケールの大きなドラマを作り上げるのは並大抵の事じゃなかったと思います。ルームメイトをエセ日本人二人にしたところや、アリキリ石井の指揮、ジャンとその彼女の仕上げ方もこれが最もコストパフォーマンスの高いチョイスだったんだろうことは想像に難くありません。
ただ、
「期待以上」ではなかったかな、という気も少々します。ディティール面でサエコがいないとか、裏軒のシーンが一気撮り感ありすぎとか、フラッシュバックがえらく多いとか、キヨラが少し太ったとか(余計なお世話か)、、、。あ、でもミルヒーのマネージャーはいい味出してたし、外タレの声優も違和感がないというか、いい意味で洋画っぽかったし、原作通りなのかも知れないけど、クラシックの選曲もとても良かったと思います。BGMも含めて。あと1夜目できっちりキリを付けてくれたのもかなり高評価。
とりあえず予告がかなり波乱含みで期待と不安がフィフティフィフティではありますが、明日もぜひリアルタイムで見たいと思いますです。今回の評価は★★★☆ってところですかね。
※余談ですが、ぶっちゃけ1時間くらいの時点で見るのがちと辛くなりました。つか映画は結構平気なのですが、CMが入りまくるとテンションが下がってしまうんですよね(^^;。キャプチャ慣れしていつもCMを飛ばして見てるからってのと、そもそもドラマに慣れてないってのがあると思うのですが、ホント普通に放送してるの(飯時は別として)を見たのは結構久しぶりかも(^^;。でもPCで録ったのを見るより絶対綺麗だし・・・。明日もがんばるぞ!<こんな気合いを入れないとドラマも見れないヤツってそうはいないんだろうねぇ。
つか千秋先輩やせた?
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