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2008年1月 8日 (火)

アイアムレジェンド

話ではシュワルツネッガーがやるプランもあったというこの作品。とりあえず見た限りではウィル・スミスで全く問題がない。というかまぁシュワちゃんよりむしろハマり役だった気はする。

というかこの作品はオチを言ってしまうとどうにもならなくなるので、感想は至ってライトに進めねばならない。っていうか「見に行こう」と思ってる人が、実際に見に行って裏切られないような、「見に行こうか迷ってる」人が見に行くのをやめにして正解だと思うような感想を書かねばならない。

 っていうかそんなのは難しいのだが。

まず、CMから得られる情報として、「世界でひとりぼっちになってしまったら・・・」的なシチュエーションがまず脳に刻まれる。とりあえず何でもかんでも使い放題な反面、電気ガス水道のライフラインは大丈夫なのか、生き物はいるみたいだけど、1シーンだけ出てきたバケモノみたいなのは何なのか。無事に生き残った人間が自分一人ってだけで他の人はホントに死んじゃったのか・・・。

まずもし仮に自分が一人になったら、ってことを考えると、ペットとは言え愛犬がいなくなったら自分も死にたくなるだろうなぁとは思う。例えばこうしてブログを書くにしても、誰にも読まれることがないことが明かになってしまえば、正直続けられる自信はないし、もっと言えば言葉すら意味を持たず忘れ去ってしまうかも知れない。

漫画や映画、目で見、耳で聞くことの出来る娯楽は自分の人生全てを費やしても消費しきれないほどあるが、発電機やガソリンは必要十分なのだろうか。つか発電機の使い方とかって簡単なの?ネットで調べることも出来ないんだよね?つかガスはボンベで売られてる商品があればとりあえず死ぬまでは大丈夫なんだろうか。

 つか他に生き残った人間を捜すかどうか。

は結構大きな命題な気がする。銃を常に携帯していなければならないようなリスキーな世界「ではなかった場合」、純粋に自分がひとりぼっちになってしまった場合。医者がなければ点滴だって出来ない。つか中身はポカリスエットでいいの?刺す場所を間違ったら死んじゃうのかな。風邪薬だって市販薬が未来永劫使えるわけはないし、長く見積もっても10年くらいしか薬は使えないだろう。ハチに刺されたところが手の届かないところだったらって小さな怖さもある。

単純に野菜は作りたくなるかも知れない。生鮮食料品や魚介類、肉類はどうなんだろう。水はミネラルウォーターだけで一生分ある気がするけど、風呂入る為に使って大丈夫なんだろうか。つか

 自分の行動半径内は人もいないし、店も無事だけど、テリトリーを広げたら道が寸断され、ガソリンも灯油も手に入らなくなってる可能性は捨てきれない。

とも思う。とりあえず最初に出来る限りのガソリンを積んで車で遠くまで移動してみるかも知れない。これは人を探す為ではなく、自分が生きていくために必要な物がどの程度容易に入手出来るのかを確かめるために。

電池も結構怖い。せいぜい使用期限は長くて5年ほどだろう。一般の家庭用コンセントが使えない場合、当然充電池も使えないし、ダイナモ内蔵の電池や太陽光発電の家を住居にする、もしくはそういった家を何軒かキープするのか。つか

 地球に優しい家に住むべきだって心から思うんだろう。

仮に生きていく為の物資が一通り目星がついた場合、日本に住んでる以上海外に出る為には船か飛行機に乗るしかない。最寄りの韓国まで何キロくらいあるのかわからないけど、とりあえず放送が辛うじて拾えるところまでは行ってみるかも知れない・・・けどやっぱどうせ言葉も通じないし、むしろ「誰かがいた場合の方が怖い」かも知れない。となると逆に、

 誰かが生きていてこちらの安住を脅かす可能性

も十分考慮し始めるはずだ。銃器は行き過ぎとしても、自衛隊や警察等で何らかの自衛手段は確保したくなるだろう。

 世界にひとりだけになったら、世界にひとりだけになったことを確約出来ない。

のだ。誰も僕がひとりぼっちだとは教えてくれない。ということは、

 事実上世界でひとりぼっちにはならない。

とも言えるのではないか。いつどこで誰が生きていても不思議はない。何か特別な事態、例えば自分だけ宇宙にいて、地球に隕石が墜ち、地球上の生き物全てが死滅した状態で地球に戻るような事でもない限り、自分がひとりだと確信出来るはずがない。とりあえず当座の生活必需品がある状況で、そういった確信はむしろあり得ないはずだ。

 となればとりあえず誰かを必死に探すか。

この状況下で自分以外の第三者が侵略者や殺人者、である可能性はどうだろう。正直不安で心細く、人恋しい可能性は高いが、一方で精神異常を来している可能性も捨てきれない。自衛出来る手段を取りつつ探すというところか。半径数百キロ四方に誰も「いなさそうだ」ということがわかって初めて次の一歩を考えるのが自然かも知れない。愛知県に居て北は青森、南は鹿児島まで選挙カー並にデカい音を鳴らしながら人捜しをして誰もいなかったとしたら、とりあえず海外から飛行機やミサイルでも飛んでこない限りよっぽど独りだろう。

うる星やつらビューティフルドリーマーにおいて、メガネが黙示録について語る場面がある。自分が生きた証を何かに留めておくことはきっとするに違いない。時計や季節は絶対チェックすると思うし、自分が何歳なのかも見失わないようにする、いや「なる」だろう。気が狂って自殺でもしない限り、自分は死ぬまで自分でありたいと少なくとも今の僕は思う。さっきはブログなんて続けないみたいなことを書いたけど、案外そんなことも無いかも知れない。

ダイエットではなく体を鍛えるというのもまじめにやるかも知れない。少なくとも自分が将来年老いるまで生きるとするなら、自分で何も出来なくなる時に安らかでいたい。老衰したいというわけではなく、「悔やんで死にたくはない」。案外医学関係の勉強をする可能性もある。ちょっとした傷や病気に対する処方箋くらいは知っておきたいだろう。

・・・

でも現実は案外自堕落な生活を続けて、ある日自滅的交通事故や火事や病気で涙を流しながら死んでしまうのかも知れない。前向きになれる要素が何一つない状況で、自分から能動的になれるわけはない。生きることが好きでもなければ・・・?いや、結構好きかも?まぁ、

 そういう状況になることは絶対あり得ない。

だからぶっちゃけこの映画の主人公のことを自分だったら、と投影することは意味がない。ダラダラと真剣に書いてしまったりもしたが、それは所詮ブログの1ネタに過ぎず、生きていく上で何もプラスにはならない。結局は映画はフィクションで、ドラマはかりそめなのだ。

ちなみに僕は何も「自分だったら」ということを考えずにただただ見た。だからあまり主人公の行動に「ああすればいいのに」とか「なんでこんなことをするんだろう」なんてことは思わなかった。もしそう言った見方をしたとしたら、また印象は違ったのかも知れないが、とりあえず、

 この映画はホラー映画。

ということは言っておく。SFではあるが、僕が今日ダラダラと書いたような「もしも」のサバイバル映画ではない。静かな場面でいきなり「!!」という音が鳴るような、血が出たり痛くなったりする場面がいくつもあるような正直怖い映画だ。だから、少なくともある種のロマンを求めて見に行くのはオススメ出来ない。でもって子供にもあまりオススメ出来ない。なんつかラストは明かさないが、あまり精神衛生上良いとされる映画ではないと思うのだ。

面白かったかどうかと言われたら正直「それより怖かった」という答えが僕の返答になる。なんつかビクビクしながら最後まで見てたって感じなんだよね。映画館で耳を塞ぐのってかっこわるいとは思うんだけどさ。あ、でも女の子と手を繋ぎながら見るのはそれはそれでアリかも。自分はとりあえず劇中の彼と違って独りじゃないって思い続けられる「幸せ」は結構いいものかもしれないしね。でも好み的には★★かなぁ。

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