Blue_Tasuさんありがとう!
なんじゃこのタイトルは!?と思われる方も多いと思う。っていうかまぁそう大した話でもないというか、いやいやせっかくDVDに焼いてまで送って下さったBlue_Tasuさんにそんな物言いはないだろう。つーことで感謝。多謝。陳謝する次第なのだが、何がどうしてどうなったから感謝なのかというと、
とあるアダルトなビデオを送ってもらった。
とか書くと、「またそんなもう!」みたいな?「男の子ってそうゆうものなのでしょう?」みたいな?「そんなに見たいなら・・・いい・・・よ」みたいな?いやいやヘタすると彼の彼女の逆鱗に抵触しかねないので本題に行ってしまうのだけど、、、
←これが何かわかる方、つかこないだのテレビ放送見てれば全然わかっちゃうと思うけど、僕みたいに見逃してる人でBlue_Tasuさんのブログを読んでらっしゃらない方もいるかも知れないので、あえて「ソレっぽい写真」を載せてみました。
これは世界一の折り紙職人神谷哲史(かみやさとし)大先生が一ヶ月掛けて作ったという100万円の値を付けた「龍神」・・・のアップショット。
つかまぁ「100万円で売れた」わけじゃないので実際の価値がどの程度のものなのかは「神のみぞしる」(紙だけに!・・・神・・・紙だけ、、コホン)というところかも知れないけど、海外のちゃんとしたオークションに出せばホントにそれ以上の値が付いてもおかしくないとは思う。つかまぁ「職人が一ヶ月かかりっきりで仕上げた作品」ってことを考えたらその値でも安いくらいだとも思うんだけど。
←ちなみにこれがその龍神。つかこれが正方形の一枚の紙から折られたものだってのは、信じろと言われたらそりゃ信じますよ、信じますけど、折れるかって言われたら
46億年掛かっても無理!
胸を張って言えますね。ええ誰にも文句は言わせません。絶対に僕には無理です。つかこのテレビチャンピオンは相当に見応えがあって、今まで何度か見た折り紙選手権の中でもかなり「腕のたつ猛者」が集まってる感じでした。つか見ていて「これはこっちの勝ちだろう」って勝負で全然違う結果になることもしばしばで、ある意味納得出来ないところもあったりしつつ、、、
でも実際その場にいたらどうか。
はわからないんですよね。折り目の一つ一つからにじみ出るオーラみたいなものが絶対あると思うし、その場の空気で「こっちに入れづらい」とかの大人な事情もまたあったりするんじゃないかとも思うし・・・。
ちなみに提供して下さったBlue_Tasuさん的は最終決戦の得票差に多少の違和感を感じられたそうですが、
※↓リンクを張っておきますので彼のブログでその作品を是非確認してみて下さい。
http://bluetasu.blog.so-net.ne.jp/598
僕的には「これはしょうがない結果かなぁ」と思いましたです。
折り紙職人っていうのは、「折り紙をいかに上手く、凄く折れるか」を競うのが基本であり、対決のお題の中には「似顔絵」とか「面白い」とかもあるかも知れませんが、基本はその技術で勝敗が決するべきだと思うわけです。でこの決勝の2作品を見た時、挑戦者の作品は、
「ドラマはあるが、、、」
という思いが(あくまで僕的には)勝ってしまった気がするんだよね。「スゲェ迫力!」「緊張感が伝わってくる!」ってのは確かに凄いと思う反面、これって「演出力によるものかな?」という思いも去来する。
チャンピオンの作品はパッと見(ブラウン管越しでは)物語が見えづらい感じはどうしてもしちゃいましたが、一つ一つのパーツ密度、技術の裏付けによってこそにじみ出るオーラではやはり挑戦者の上を行っていたかなぁというのが僕の感想。まぁこれまた人それぞれなのかも知れませんけど。
ちなみにこれだけでは少々味気ないので、ネット上で適当にソレっぽい作品を探したので、それを貼り付けておしまいにしたいと思います。あなたのハートに届く神(紙)はいたか!?
●VF1
マクロスのバルキリーです。つかコレ、冗談抜きでガウォークやバトロイドに変形してくれる素晴らしい造形なのですが、ガウォークはともかくバトロイドはちと不格好なところも見え隠れしたのであえて一番かっこいいファイター形態を貼り付けておきます。つかコレだけでも十分スゲェですよね?
●ケルベロス
これも神谷大先生の作品。つかオフィシャルかどうかわからないけど、↓
http://www.folders.jp/index.shtml
これ見ちゃうと他の作品のほとんどが「ふぅーん」になっちゃうおそれがあるので、もし見るとしても最後にした方がいいかも。つかこのケルベロス、顔とか凄すぎ。現物を見てみたくなります。つか他の作品もなんだか凄すぎて「コレのどこが折り紙だよ!」と不条理な中年男性を演じたくなります。
●カブトvsクワガタ
現代折り紙の第一人者北條高史さんの作品(ロゴが見えてますが(^^;)。何が凄いって1枚の紙でカブトとクワガタを同時に折るという技術が凄すぎる。つか両方ちゃんと足が6本ずつあってカブトはカブトムシにしか見えないし、クワガタもクワガタにしか見えないところがマジスゲェ。つか僕も以前ブログでカブトムシ紹介しましたけど(折り紙の表紙裏に作り方が書いてあったヤツ)、それだけでも十分難しかったって言うか、まぁそれはそれで楽しかったからいいけど、、何が言いたいのかはよくわかんないな(^^;。
※そん時のブログ↓
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/05/post_4933.html
凄いんだけど、3人がそれぞれ1枚の紙で作られているのかどうかは微妙。海外のクリエイターの方の作品のようで、ガンダルフのヒゲとか本気でスゲェ。っていうかもはやスゲェを通り越して「なんだこりゃ?」って感じすらしますな。
パッと見てそれが何かわかるだけでも十分凄いわけだけど、コレなんかはその最たるモノかも知れない。つかどう見ても王蟲にしか見えないっていうか触手部分の造形がもはや凄いを通り越して笑える。こんなのホントに1枚なの?って言いたくなるけど、1枚のようです。
テレビチャンピオンで決勝を争った宮本宙也さんの作品。っていうかチャンプも言ってたけど、まだ宮本くんは若くて、
※このドラゴンの原型を作ったのは17歳の頃
経験を数年積んでたら勝敗はわからなかった。
でも実際の話チャンプが初めてチャンピオンに輝いたのもそのくらいの年齢だったハズで、このままのんべんだらりと歳を重ねてしまうと、その差は永遠に縮まらないということになってしまうんだろうなぁとも思った。個人的にはがんばって欲しいけど、、、本人はそんなに折り紙にこだわりがないみたいな感じを(テレビ)からは受けたな。
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ぶっちゃけ使ってる折り紙は「1.8m四方」とかそんなとんでもない大きさのモノだったりするらしいので、普通の一般市民が挑戦しようとしても、まず最初の紙の手配でつまずいてしまう。ただ、「千里の道も一歩から」なわけで、ヨーヨーだろうとあやとりだろうと、ペン回しだろうと折り紙だろうときっと一番始めは僕らでも出来るものを作り、一歩一歩階段を上がっていったに違いない。
ただまぁそのかなり序盤で才能に気付き、すさまじい速度で引き離されたんだろうなぁという気は正直しちゃうんだけどさ(^^)。
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