先日は特に印象深かった大谷資料館のみをピックアップしてお届けしましたが、今日はダラリとその行程をつづってみたいと思います。つかまぁそう大した話じゃないんですが。
朝5時半に家を出て東名に乗り、途中サービスエリアなどに寄った気もしないではないのだけど、とりあえず気付いたら大谷観音に来てた(つか5時間くらい?大半は寝てたっぽい(^^;)。ここに関しては昨日十分過ぎるほど触れたのでスルーしつつ、明け方からどんよりしていた天候が晴れてきたので、
勢いで目的地「東武ワールドスクエア」に行こう!
と提案するも長女の猛烈な反発に遭いあえなく断念。つか彼女にとっては屋外のアトラクションなんかよりホテルのプールや温泉やゲームコーナーこそが旅行の醍醐味であり、他はむしろその為に嫌々享受せねばならない踏み絵のようなもの。ああせっかくいいお天気なのに、チェックイン直後くらいの時間にホテルへ。
ホテルは「鬼怒川温泉ホテル」という割と由緒正しきところ。客室は170くらいで我が家的には一番安い部屋を取ったらしく大人1人夜と朝のバイキングがついて9000円。ホテルのグレードを考えると結構お値打ちだったんじゃないかしら。
別段ほとんど何もないような長方形のプールとトルマリンだぁゲルマニウムだぁ足湯だぁのある大浴場をボチボチ堪能。つかホントに何もないプールなのに結構お客さん入ってたな、子供だけじゃなくて。つか相変わらずプール行くと近視が恨めしいがとりあえず娘を思いっきり高く放り投げるのに命がけになってみる。どっせい!!バシャーン!鼻に水が入ったくらいじゃ泣かなくなってよかった。
晩飯のバイキングはそつなく充実。つかお客さんがたくさんいるホテルは総じてバイキングの質が上がる。だから僕は基本にぎやかなホテルの方が好きなのだ。つかこのペースで書いていくと割とあっさりと終わってしまいそうなので、地味に「クリスのバイキング観」に関して触れてみることにする。
まず基本はなるべくたくさんの種類を食う。例えばスパゲッティや焼きそばなら「1本」でもいいから食うし、漬け物も一切れずつ皿に取る。あと最初の周は「あったかくないもの、もしくは冷めても平気なもの」に集中する。ここで油断して焼き肉や天ぷらなぞ取ろうものなら、実際に口に入れる段階ではとても美味しくは食べられまい。
逆にあったかいものに関しては、マナー違反を承知で一秒でも早く食いたいわけで、「歩きながら席に着くまでに食べてしまう」。つか焼き肉なんて焼きたてかそうじゃないかで価値がダイヤモンドとウンコくらい変わると思ってるので、これはもう仕方ない。席の目の前で焼いてくれるならいざ知らず。当然焼き上がるのを待って食う。
一通り盛りつけたらガンガン食う。しかし、ここでも割と大きめの品に関しては「一口、二口しか食わなかったりする」。もちろん美味しかったり、小さかったりすれば別だが、バイキングなんざ残す人はスゲェ残すし、食ってみなければわからないわけだから、ここはみんなからの非難の声を承知で書いてしまう。ただ念のために言うけど、そういうのはそんなに多くはないですよ。一食につき2品くらいです。
大抵のものは食う僕ですが、逆にスルーするのは「カニ」「車エビ」などの食うのに手間が掛かるもの。手が汚れるってのもあるけど、とにかく間を空けると腹もふくれるしテンションも下がる。せいぜい甘エビをまとめてヘッドオフしてごっそり食うくらいで、、、つかカニとかがんばって食ってる人見ると気が長いなぁって思ってしまうんだよな。あと刺身は単純に嫌いなので食わない。
順調に美味いものをヘビーローテーションしていると、時折品切れに直面する。そう言うときは迷わずコール&リクエスト&並ぶ。大抵のものはできたてが美味いし、ケーキやフルーツは冷えていた方が美味い。ジョーズのようなトングをカシャカシャ言わせながら(やや誇張)、まだかまだかと机を叩きまくるわけだ(もはやウソ)。
果物にもこだわりがある。っていうかこれはやってる人はやってるかとも思うけど、「味にムラのあるものは食ってから皿に盛る」。メロンやリンゴ、イチゴなどは美味しいか美味しくないか食べてみるまでわからない。一口食べて美味しければ大量にキープするし、イマイチならそれでおしまい。特にパイナップルは1個の中で甘い酸っぱいがスゲェあるので、必ず甘い方から取る。スイカはさすがに上の方だけを取るわけにはいかないけど、鷹のような鋭いまなざしで甘そうなところをサーチするのは当然だろう。
どうせなら美味しく食べたいじゃない?
というのが僕のバイキング観なのだ。ちなみに美味しく食べるためなら、白米や水、お茶もよく飲む。お腹がふくれるのを気にするあまり、お茶漬けにして食べるのが最も美味しい食材をスルーしてしまうようでは本末転倒なのだ。
ちなみに朝食などでは併せワザもよくやる。パンにシーチキンとレタスとソーセージ、スクランブルエッグ、ベーコン、ケチャップ、マスタードを挟んで食せば、それだけでスペシャルな満足感。普通のコンビニや弁当屋では味わえないマーベラスなレタス量を存分に堪能できる。つか、
ホテルの朝食バイキングではパンを食え!
というのが僕の持論だったりする。ぶっちゃけお米はそれほどでもないが、パンはかなり差が出るのだ。マーガリン+いちごジャム+フルーツで食うもよし、明太子をクロワッサンに挟んで食うもよしである。
最後に今回のバイキングで一番おいしかったものについて書いておくとするなら、「湯葉を丸めて味付けしたヤツ」。普通の湯葉はあんまし美味しいとは思わないんだけど、こいつはスゲェ来た。手間も掛かってそうな割に見た目で損してるっぽい品ではあったけど、もし栃木に行くことがあったらぜひチェックして欲しいと思った。
さて、そんなこんなで夜も更け東京フレンドパークの途中で眠りにつく。つか嵐のリーダーってどうしてこう華がないんだろとか思うが余計なお世話だな。
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明け方目が覚めると子供とかみさんが朝風呂に行くという。まぁ風呂嫌いの僕としては当然スルーなのだけど、ふとカーテンの向こう側が薄暗いことに気付く。
「今日はたしか晴れの予報だったのでは・・」
昨日ワールドスクエアに行かなかったのは娘の力説もあるが、「明日は晴れるし、」というかみさんの確固たる自信があったればこそ。僕的にはせっかく晴れているのだから、と思ったのだが、まぁみんなしてそうしたいというのなら仕方ない。
←つかこの天気ではもはやホテルから脱出するのすらままならないのではないか!?
という懸念すら急浮上。当然のようにチェーンなんか積んでないし、
※つかその割にベンチコートとセーター、手袋に傘も3本載せてきてるってのも我ながらどんだけ用意周到だよって気もするけど。4月なのに。
ホテル側も対応にとまどいを隠せない。「カーショップのお電話番号をお教えすることは出来ますが、ここまで来てくれるかどうか、4月に入って既にチェーンの在庫があるかどうかは・・・」と不安をかき立てる。「この天候だと1日中吹雪く可能性も・・」とか言われては、このまま帰れなくなるんじゃないかという気すらしてくる。
つかテレビの天気予報では普通に晴れ。
外の車の上には既に8cmくらい雪が積もってるというのに。ひとりでイライラしながら待っていたが、みんなが風呂から帰ってかみさん開口一番「当然行くよ、せっかく来たんだし」との声。ふむ。まぁ当然と言えば当然か。つかワールドスクエアは完全に屋外施設。ホテルから車で3分ほどの場所が快晴で雪一つない「わけがない」。まぁこれもいい想い出になるか、と思いつつとりあえず車道に雪がないことに感謝して出発。
つか猛吹雪なんですけど・・・(^^;
ほぼ朝イチのお客さん=駐車場に車が通ったあとも少なく、入り口までミゾレ状になった路面を歩く。つかチケット売場を前に既に靴の中まで染みてきてる事実をどう受け止めればいいのか。
「屋外ですが大丈夫ですか?」の声にも「・・・はい」明らかに狼狽の色が見えるリアクション。
つかこの東武ワールドスクエアは、102の建造物と14万人の人形が織りなす「ミニ世界旅行パーク」。入ってすぐのところにある国会議事堂一つとっても入り口には当時の首相だった安倍晋三(字違うかも)やそれを映すカメラマンがいたり、ヒントを元にパーク内に隠れているペコちゃんを探したりと、
本来ならワクワクするような作り込みが為されまくっている
はずなのだけど、ご覧戴いているように、「雪、積もりまくりだし」な状況。つか東京駅とか姫路城とか建物に積もる分には全然問題ないというか、まぁ風情があるなぁで済むのだけど、さすがに大量に設置された人々の上にゴソリと塊で落ちてる雪なんかは、むしろ「ああ無情」という感じ。靴の中はカポカポ言ってるし、レンズは濡れるし、寒いし、、。
まぁでもいつもとは違う写真が撮れたからいっか(^^。っていうかしばらく待ってたら結構晴れてきて「雪が溶けた写真」も概ね撮れたから結果オーライ。一粒で二度おいしいって感じにはなったかな。
とりあえず自分のために写真をいくつか貼っておくとしよう。つかそれがどこなのかもよくわかんなかったりするんだけどさ。

←これどこだかすっかり忘れた。つか「いつもこんなに人がいるところなの?」ってのが正直な感想。スケールは1/25だから結構巨大なんだけど、さすがにこんだけの人形を配置するのは骨が折れるっていうか、雨ざらしだから水はけとかもスゲェ考えられてるんだろうなぁとか地味に感心した。

←雪のピラミッド。つかピラミッドに雪が積もるとこんな感じになるんだなぁとか思った。下の方に「雨上がりのスフィンクス」<なんかいい響き(^^もあるから比べてみて欲しいかな。

←雪の厳島神社。真ん中辺にあるレンズの曇りが残念。つか撮ってる最中ははっきり言って吹雪いたり雨だったりでレンズにまで気が回らなかったんだよな。それを除けば結構本物っぽくて好き。つかこういうの、作ってる人はスゲェ楽しんでたんだろうって思うよね。少なくともフィギュアを作り始めるまでは・・・(^^;。

←万里の長城の一角にいた某ファンタジー物のパーティ。これも当然同スケールなので人形の身長は5cmほどしかありません。なかなかいい仕事してますな。
←熊本城の天守閣。「殿様がいる!」と言われて「どこどこ?」。
「殿様がいるところ」。なるほど天守閣って感じ。意味もなく「アッパレ!」とか言いたくなる。つかきっと見つけた人はみんな「アッパレ!」って言ってる気がする。
←東京駅の入口を横から撮ったところ。ワールドスクエア内で最も人口密度が高かったところでもある。つかぶっちゃけこんなはいないだろうと思うんだけど、それはいなか者の浅はかな都会感なのか!?
←代々木国立競技場だったかな。国際競技場?まぁいいや。たくさん撮った中で特に「本物っぽい」感じに撮れたのがこの1枚。手前の看板とか人の「まばらさ」とか、ホントに良くできてる。ちなみに右の方に行くと多くの人屋根から落ちた雪に埋もれて遭難してたりして・・・。
←ニューヨークではこの写真のような事故やら泥棒やら覗きやらの犯罪が多発してる模様。高層ビルのペンキ塗りや窓ふき、路地裏のウエストサイドストーリーなど、時間があればあっただけ細かなところが楽しめる感じだ。
←ホワイトハウス。他のところは結構たくさん人がいるんだけど、ここだけは入口に二人立ってるだけ。さすがはおいそれと一般人が立ち入ることが出来ないだけのことはあるなぁと思いつつ、日本の国会議事堂の前にはカメラマンと首相・・・。まぁそんなもんか。

←こちらが雨上がりのスフィンクス。ホントは夏の日差しが強い日にこそ映える造形だとは思うんだよね。いくら晴れたとは言っても所詮は春の空。太陽が淡い。つかよく見るとかなりドライブラシがイカスな。
←お茶関係、利休の庵?なんだっけな。もうすっかり忘れたよ。こういうのはなるべく視線がジオラマ内の人と同じ高さになるようにして撮るように努力してみた。つか好きな人なら僕以上に楽しめる気がするね。日本人的だし。
←ご存じ清水ステージ。雪バージョンも撮ったんだけど、そっちはなんか雪が塊になっていてスケール感が損なわれちゃったんだよな。つかサムネイルで見ると本気で写真みたいだな(^^。
←ミニチュアの中には別段世界遺産とは関係のないものも多くて、電車とかこうした地方の風物詩みたいなもの、
※世界問わず
もたくさんある。有料のカードを入れることでいろんな動きと音を楽しませてくれるサービスもあるんだけど、まぁこの日はそれを楽しむ余裕はなかったね。つか他の人が入れてくれたのを横で見てたけど、結構楽しげだった。もし行く機会があるなら、そのカード買ってもいいかも知れない。
ちなみにカード以外では双眼鏡やアナウンスが聴けるレシーバーのレンタルなんかもしてる。弁当の持ち込みは出来ないし、園内でピクニック、という雰囲気でもないけど、それほど広くないから疲れもしないし、まだ見たことがなくて、こうした細かいところに命を吹き込むのが嫌いじゃない人なら、かなり楽しめるんじゃないかとは思ったね。
で、続いてどこに行こうかという談になったのだけど、最近の中学では修学旅行に日光には行かないというので、東照宮に参拝することに。まぁ割とかみさんはこういう「世界遺産」っぽいものが好きなのだ。
つかまぁ東照宮は東照宮であってそれ以上でもそれ以下でもなかったのだけど(左の写真はミニチュアではありません。念のため)、強いて言えば「鳴き龍」ってのがあるわけですよ。尻尾の下で拍子木を鳴らしても何ともないんだけど、顔の下だと鈴を鳴らしたような音がする。で、ここは一応録画や写真撮影が禁止なのだけど、こっそり手に持ったデジカメで天井を撮ろうとしてみたところ、、、
いつもとは違う手応え。
もちろんフェンダーや液晶を覗いて撮っているわけじゃないけど、何か違和感がある。ムムム・・・龍のフォースが作用しているのか!?
建物を出て見ると、ちょうどその写真からバッテリーが切れていた。つかそれまでもバッテリー残量ゼロの表示が数十枚分続いていたのに、そこで唐突にエンド。なんか神懸かり的な、ちょっぴりオカルティックな感じ。
この後はまぁ写真も撮れないし、どこに行ってもそれは文字だけの記録でしかないからイメージも沸きづらいとは思うんだけど、麓まで降りてきたらすっかり晴れていてかつ、関東ではすでに桜が満開と言うので、
「千鳥ヶ淵の桜が見てみたいかも・・・」
とかみさんにリクエスト。つか僕自身東京に住んでいたこともないし、実際のところ千鳥ヶ淵がどこだかもわからないのだけど、まぁさだまさしの「風に立つライオン」や爆風スランプの「大きなタマネギの下で」などで、
どうやら東京には千鳥ヶ淵という桜の名所があるらしい。でもってそれはどうやら九段下というところの駅の近くらしく、九段下の近くには武道館という建物があると風の噂に聞いた・・・。
っていうか手元にあるのは非常に縮尺の大きな地図と、PSPに入ったカーナビのない地図ソフトだけ。つかそれ以前に「九段下」や「武道館」や「千鳥ヶ淵」が何区にあるのかもわからない状況で、それも車で東京に行くというのがどれほど自殺行為なのか、、、と思ったのも後の祭り。つか首都高速とか地図上でインターチェンジがあるように見えて実は平行してる別の道のICだったり、地上のようでいて地下だったりとなかなかに翻弄してくれよる。
でも!
一瞬だけ見えた川面に映るライトアップされた桜は確かに超絶キレイだった!
薄青いライトに照らされた文字通り桜色の花が満開に咲き乱れ、それが水面にも映ってる。つかカメラで撮れなくて超残念。
結局苦労に苦労を重ね迷いに迷いながらなんとか武道館に到着。つか周囲の駐車場はほとんど満車だったんだけど、武道館正面の駐車場だけは空車アリっていうのもよく分かんない感じ。
※ちなみに当日は「チャットモンチー」のコンサート。ファンの方が、、、まぁいないと思うからぶっちゃけるけど、せっかくならもちっと箔のある人のコンサートだったらよかったのにって思った。どうせ見やしないんだけどさ、矢沢永吉とか宇多田ヒカルとかボンジョビとかだったらなぁとか。贅沢言わないから。
で、その武道館から千鳥ヶ淵までは徒歩1分ほどなんだけど、
「ぶっちゃけ裏側」
なんだよね。こっち側から見る桜は。だから空いてはいるんだけど屋台もないし、ライトも暗いし、、、まぁ僕的にはそれでもかなりキレイだったんだけど、かみさんは最後まで不満のご様子でした。つか正面にもこのあと回ったんだけど、そっちはもう地下鉄の入口からずっと長蛇の列で、なんかこう、「立ち止まることも許されない愛知万博のマンモス展」のような空気。でもって屋台の前にも唸るような人並みで、「こりゃ買うまでに1時間くらい掛かるな」って感じ。
結局せっかくの東京だったけど、比較的見慣れぬコンビニに入ってビーフンとおにぎりを買って帰路についた次第でした。つか、
やっぱ都会モンはカップルが多いぃのう
って感じだよ。それもなんかみんなかっこよくてキレイに見えるっつーか。
※普通にいなかモンだな。
とりあえず無事に帰って来れてよかったなぁってのが第一。雪はホント怖い。つか1年に1回くらい振る程度が一番いいなぁと思うね。旅行とかも1年に1回行けばちょうどいい。でも今回珍しく関東方面に行って思った。
やっぱ見たことがないところの方が楽しい!
当たり前と言えば当たり前なんだけど、地下坑道と言い、ワールドスクエア、千鳥ヶ淵の桜もそうだけど、見たことがないものを見るのはワクワクする。別にそれは海外じゃなくても、もっと言えば県内、市内でもいいと思うんだけど、とりあえず旅行で遠出すればその分「見る側の気合いが入る」ってのはある。世間一般と比べて我が家が裕福かどうかは別として、
※自慢じゃないが服屋なのに僕なんてズボン、綿パン二つしか持ってないんだよ(^^;
スタンス次第で楽しめることを増やすのは、まぁ出来るかも知れないよなぁと思った次第だ。栃木旅行、クリス評価は★★★ってとこかな。つかこの手の話題、最後まで読んでくれた人っているんだろうか(^^;。まぁNO問題だけどね!
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