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2008年4月26日 (土)

にやけ顔

例えばバイトでもパートさんでも取引先でも小売店の店先でもいいんだけど、ふとした瞬間に自分が「あ、にやけてるな」と思うことがあり、それが非常に所在ないというか、自分の中のもうひとりの自分がその自分の顔を見てなんというかこう、

 気持ち悪っ

と思っている気がする。というかたぶん第三者から見てもその表情は気持ち悪いに違いなく、実際に会話をしていた相手だけは内容から「そういう顔になる必然」を知ってる分そうは思わないだろうが、見た目だけが目に入ってきてしまった人なんかはむしろ「見なきゃ良かった」とばつの悪い空気にひとり苛(さいな)まれたりするんだろうと思う。

でもだからと言ってそういう顔をしないでいるのはなかなか難しい。っていうか相手が男性の場合も似た様な流れで似た様な顔になることがあるはずなのだが、そう言うときには自分の中のもうひとりの自分は顔を出してこない。

 なんで?

と思うが実際そうだから仕方ない。つかもしかしたらそういうのを「歳を取る」というのかも。昔は全然思わなかったもんな。可愛い子と話が出来たらそれはそれで普通に楽しくて当たり前なわけだし。でも今は何かこう、精神的な引きこもりというか、自虐的に一歩引いてる自分がいたりするんだよな。

 つか若さだと考えるともっとニヤけていってもいいのか?

とも思うけど、やっぱりキモいから自制していくべきだと結論付けたりする。つかみんなはにやけたりしないのかな。あんましそういう顔をしてる人を見ないような気がする。いや、でももしかしたらみんながんばって自制してるのかも。悟られないように思い出し笑いとかしまくってるのかも。いやそれは自分が孤独じゃないと思いたいが為の妄想か!?実際に40前の男性1000人にアンケート取ったりしたらやっぱりそういう表情や感情にとらわれたりはしないのだろうか。「40にして惑わず」とか言うもんな。つか自分の場合は40どころか60歳になっても全然変わってなさそうだし。いいのかそれで?でも生き方なんてそんな簡単に変えられるわけないとも思うんだよな。

こないだ小学6年の時の担任に仕事絡みでちょっと電話したらなんか、さすがとしか言いようがない答えが帰ってきて、スゲェありがたく、同時に感心した。

その先生はかなり生意気というか早熟というかマセてた小学6年の僕に対して、大人の事情や、上手い世渡り、譲るべきトコロと譲るべきじゃないトコロなど、常に僕に「正解」を提示し続けてくれた。だから先生が白く見えるものを黒だと言えばそれは僕の目がおかしくなったか、もともと歴史を辿るとそれが黒と呼ばれていた時代があったか、東南アジアのある国ではその色の事を黒と呼ぶ風習があることを僕だけが知らなかったかなど、

 とにかく隙がない先生だった。

ただここで振り返るべきはその頃のその先生の年齢である。先生は今年僕の娘(小3)の学校の校長先生に赴任した。電話で聞くと先生はその娘が5年生の時に定年を迎えてしまうらしい。非常に残念だが、あと3年で65?(今の公務員の定年って60歳だっけ?)僕が40歳の時に先生が65ということは、僕が12歳の頃の先生は「まんま今の僕と同い年」ということになる。僕はその先生に心底憧れているが、あの頃の先生と今の自分には到底埋められない溝があるような気がする。まぁ校長になるくらいだから当然と言えば当然なのかも知れないが、巻き戻して先生がもっと若いときから僕とは違った様な気がする。それこそ小学生の頃から。

今の自分は昔からの歴史が形作る。シェイクスピアの中でジュリエットに死なれ悲しみにくれるロミオに対し「あなたの気持ちもわかる・・」と言った牧師に対しロミオが狼狽するシーンがある。「わかるわけがない!あなたがもし、敵対する家の愛娘ジュリエットと恋に落ち、周り中から非難され、追われ、挙げ句の果てにその愛しい人を失ってしまったというのならわかるかもしれないがっ!」
※超うろ覚えね。まぁそんなニュアンス。
ってセリフがあるんだけど、僕もつくづくそう思う。経験があるから人はそう考えるようになるのだ。裏付けのない性格はないのだ。

 たぶん僕は子供の頃から「大人になったらにやけるようになる生き方」をしてきたんだろうな。

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