いろんなことを忘れていく
★本日二つ目。つか一つ目と随分ネタの方向性が違うぞ!?つか別人か?別人が書いた物なのか?
仕事始めてたぶん23か25くらいまでは、学生時代のクラスメート(特に女の子)はほとんど覚えてるつもりだったんだけど、最近ふと名前も顔も思い出せない人が増えてきた。それは学生時代に限らず、つい数年前に一緒に仕事をしていたバイトや取引先、へたすりゃ親戚の顔とかすらも忘れている。
昔は特に相手の目を見て話をしていたんだけど、最近あんまし見なくなったって言うか、「目を見て話をしたくならない」というか「目を見る」ということに意識が削がれる分会話の内容が不安定になることの方を嫌うというか。
僕はとにかくしゃべるときはその内容に凄く神経を使うので、一言一句反芻&推敲しながらとなるとどうしても脳の仕事量の多くをそっちに割かなければならなくなる。結果相手に意図を伝えられる率は上がっているはずだが、一方で相手そのもののウェイトが下がってきてしまったことは否めない。
僕自身決して男前でもなければスタイルがいいわけでもなく、性格がやさしいわけでもなければ清潔感あふれる好青年というわけでもない中年だからして、決して相手にとって「忘れたくない相手」ではないはずなのだが、この歳になるまで
僕が覚えているけど相手は僕のことを忘れている
という状況になったことは一度もない。つか逆はたまにある。そのくらいキャラクターの濃い、インパクトのある、ファッションリーダーとは真逆のリーダー的存在だったんだけど、
こちらが忘れていくってことは当然相手も忘れていく
ってことも考えられるというか、例えばそれは僕が大好きだった子が僕の中で薄れていくとしたら、別段僕のことが大好きじゃなかった方からしたら「もっと早急に事が進んでしまう」ってことも十分にあり得る話。
なんかイヤだな。
って思う。忘れていくのは仕方なく、かつとても大切。何もかもを忘れることが出来なかったら、毎日辛くて苦しくて仕方ないはず。でも忘れたくないこと、忘れちゃダメなことまで薄れていってしまうのは、なんかとても不本意。でもだからと言ってその人と簡単に会えるわけもなく、、、。
まぁ前を向いて歩いていくしかないんだろうって思うよな。
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