風になびく柳じゃない
時の流れには抗えない。シワも増えれば物忘れだって激しくなるし、足腰も弱くなれば眼だって老眼になる。もちろん抗えないとは言ってもささやかな抵抗でそのペースを遅くすることは出来る。毎日頭皮にマッサージしたり、スキンケア、ヘアケアを入念にしたり、ジョギングやウォーキングをしたり・・・。
僕は今38歳だが、当たり前の事ながら身の回りには僕より年上がいっぱいいいる。オヤジやお袋はもちろんパートさんやお客さん、仕入れ先の担当もまだまだ僕より上の人も多い。
ふと気付くと言葉遣いがおっさん臭くなってたりする。自分じゃなくても、例えば妹の言葉遣いがお袋に似てきたと思うことがある。子供だって自分のことを「オレ」と言うようになるし、ニオイもまた年相応に変わっていく。
仕事終わり、遊び終わりの別れの挨拶はみんな何て言ってる?「おつかれ、」「お先に、」「失礼します」・・・。「バイバイ」って言わなくなってる人も多いと思う。電話口の対応もまるで取引先のような堅苦しさで、よそよそしいとかそういうんじゃない距離感(時間的な隔世感?)を感じたりする。
折れてしまうのか?
ひとりまるで十代のような言葉遣い、趣味、生活サイクルで徹夜したり、長電話したり、遊びに出かけたり、、、。もちろん仕事はちゃんとするが、それが全てじゃなく、「忙しくてなかなか」なんてことを口にしないようにする。
二日ほどまえ「仕事が忙しくて手抜きでスマン」的な話をちょっとしたが、実際別にブログを書く時間が押されたのは仕事のせいじゃないと今は思っている。確かに疲れてはいたが、「トップをねらえ2!」やバラエティ番組を見たりしたし、マンガだって猛烈に読んでいた。つかまぁヘビィな内容が書けなかったのは紛れもない事実だが、「忙しかった」というのはぶっちゃけウソだ。忙しいのはウソではないが、それを理由にブログが書けなくなるってのは少なくとも事実とは少々異なる。
ただ、やはり先日「JINGI」を徹夜で読んでその翌日に疲れが異常に残ったのも事実。気持ちが抗おうにも体がついてこないのも事実。だが、
無茶をしつつ折れない範囲で、、、
というのは正直なんだか日和ってる気がする。現実を見たら当然の選択であったとしても、心はそれをよしとしない。
僕は頑強な鉄骨じゃない。かと言って柳のようにひょうひょうと生きられるほど器用でもない。家族も店もあるし、第一自殺願望があるわけじゃないから自分から倒れる気もさらさらない。折れず、なびかず、倒れず・・・。
細く強いテグスのように生きていきたいと思う。
張りつめた緊張感は時に相手を一刀両断にするほどで、キャパシティを少しずつ広げていって時に柔軟な対応もする。ファイバーのように情報速度が早く、光にかざせばまだまだ輝きを失わない。
その為には少しでも無駄な時間があっちゃダメだと思う。一秒でも早く熟睡したい。電話も早口だし、決断もマッハでいきたい。待ち時間は常につぶす準備を怠るな。きっと結果はついてくる。誰がどうじゃない、自分が納得しさえすればそれでいい。自分が悔やまなければそれでいい。最近たるんでる自分に喝だ。・・・いやでもまぁたぶん口先だけだ(^^;。
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