週間アスキー
この1年くらい愛読していた週アスが「アスキーメディアワークス」とか言う会社に変わったことに伴って先週から誌面が刷新された。つか正確に言うと刷新というよりは
価格据え置きでページが50ページくらい減った
中には広告ページもあるかもしれないが、ぶっちゃけかなり楽しんでたコラムやらマンガやらもごっそり減って、今週はささやかな抵抗として購入を見合わせてみたりしているところ。
週アスは基本コンピュータ雑誌ではあるが、元々アスキー自体が技術面よりその楽しさ、面白さを伝えようとして出来た会社ゆえに、ログイン(なくなっちゃったけど)にしてもファミ通(逃げられちゃったけど)にしても、そしてこの週アスにしても、「読んで楽しい記事」が多かった気がする。なんつか「いい意味でヌルい」というか、ASAHIパソコンとは違うというか。
※つかASAHIパソコンって今もあるのかな。
※そもそもアスキーの社名の由来は「AあなたのS好きなCコンピューターI一緒にIいいいことしましょ!」とかだったみたいだもんな。つか懐かしいネタだけど。
ただ、当たり前の話物価が上がっているのは何もガソリンだけではないわけで、紙代もまたかなり上がっていたりはする。
※それにしても減らしすぎだとは思うが。
雑誌を継続して行くに当たって、その方向性を改めて見つめ直し、取捨選択を余儀なくされるのもやむを得ないのかも知れないとも思う。きっと読者アンケートとか投稿だとかの熱量で決めたんだとは思うけど、
やっぱりイチ読者である自分を置いとけなかったりするのだ。
なんつか悔しいわけですよ。ファミ通の「魂の叫び」みたいに書いてる本人が「潮時」だと感じたり、ジャンプみたいにシステム化された人気ランキングによって少しずつ定期的に打ち切られたりするのと違って、5つも6つものコーナーが一度にバッサリなくなるというのは。
※具体的に言うと「だってサルだもん」「アメリカンOTAKU事情」「みつえちゃん日記」「キュン死に寸前!(これが一番痛い!スゲェ好きだったのに)」「ヤマケンの美味いもの紀行(タイトルうろ覚え)」「フォトコンテスト」「グラビアページ(地味に宣伝ページにすげ変えられてるし)」
それも新しいコーナーが始まったってわけじゃないし。
当たり前にそこにあったものがどんどん変わっていく、なくなっていくというのは想像するとホントに怖くなる。つか娘の嫁入りとか中学、高校の卒業とか、親の死別とかと似てるかも。「抗いようのない力」。そういう受け入れざるを得ない事象が積み重なることで、人は若さを失っていくのかも知れないな。っていうかたかが雑誌の話でそんな大きな風呂敷広げるほどのこたぁないけど。
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コメント
どうも、初書き込みです。実は結構前からロム専ですけどファンというかなんというか・・・。
クリスさんの話は不思議と共感がもてます。私にとって違和感がないんです。
面白いです。頑張って続けていって下さい。
投稿: けん | 2008年7月12日 (土) 06時03分
はじめましてけんさん、クリスです。コメントどもです。
「結構前」っていつ頃?と思ったりしつつ(^^;、
最近のP2Gの話ばっかってのはどうなんだろとも思ったり。
共感うんぬんは価値観と生活環境によるものでしょうか。
でもダークサイドもしっかりあるので、その辺りに触れると
案外幻滅されるかも知れませんよ(^^;。
何にせよコンゴトモヨロシクです。
投稿: クリス | 2008年7月13日 (日) 02時11分