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2008年7月22日 (火)

著作権とかのことを少しだけ考えてみる

※割とグレーな話

ネットで普通にいろんな音楽が落とせるとするじゃないですか。もうあまりにも簡単に流れまくってたりするじゃないですか。ヘタしたらCDが発売される前に流れてたりするじゃないですか。そりゃもう音楽業界も大打撃だよなぁって思うわけですが、一方で、「買ってまで欲しいCD」とか全然なくなったとも思うわけですよ。

例えばスーパーマリオとかドラゴンクエストなんかは、「友達が持っていても欲しい」。当然CDやレコードと違ってカセットテープやMDに入れてもらったりとかは出来なかったわけですが、それだって「持ってたい」という熱烈な衝動を抑えきれない、例えば尾碕豊とか渡辺美里とかBOOWYとかのいいアルバムは、平行してリリースされていたシングル以上に魅力的な楽曲がアルバムにあって、音質とかパッケージ、ライナーとか以前に、「欲しかった」。

でも今なんてどうです?シングルリリースされている曲以外でアルバムにどれほど魅力のある曲があることか。っていうかぶっちゃけシングル曲1曲の中ですら「サビ以外はいらない」歌も多いと思うのは僕の気のせいかしら。着うたで聞くわずかなフレーズだけが重要で、他はまぁおまけみたいな。そんな状況ではCDが売れなくなるのも無理ないよって思うんだよね。っていうかホントの話「アルバムにしか入ってない曲」でこの10年心にフックした曲なんて1曲もないもの。

ニコニコとか見てると最近「著作権所有者が消せって言ったので消しました」的なコメントと共に動画が削除されてるケースが見られますけど、まぁそういうのはいいですよ削除すれば。別にそれほど欲しいわけでもない、代わりなんていくらでもあるんですから。

以前伊集院が「今後はライブでしか見ることが出来ない娯楽の価値が上がる」なんて話をしてました。サーカスとか手品とかまぁコンサートもそうでしょうけど、確かにデジタルコンテンツで自由にコピーや流通が出来てしまうソースは正直価値が下がるのもわかる話。
※そう思うと書籍ってまだまだ生き残る可能性もあるかなぁとも思いますな。モンハンの攻略本とか普通に買ってるし、定期的に雑誌やコミックも買う。コストパフォーマンス的には決して優良とは言えないものであっても、なんだかんだ言って「代替えのない代替えの効かない」ということが購入に踏み切らせる最大の要因か。

こないだぐつさんのブログに「ドラクエ5をマジコンでプレイするとハまるトラップが仕掛けられた」って記事が載ってました。
※ぐつさんがそのトラップにはまったわけではないですよ。念のため。
ははぁそうですか。でも別に僕はドラクエ5にあんまし魅力を感じてないので問題ありません。っていうかバンブラDXもマジコンだと動かなかったようですが、これも問題ありません。発売日の朝1番乗りで買うような人ですから。ドラクエ9だってポケモンダイパだって人数分買うような人ですから。(お金出してまで)欲しくないものは買わないだけのことですから。

結局のトコロ、ファミコン黎明期と違って「ひとり遊び用のコンテンツ」が異常に氾濫してるってことなんだろうね。携帯でもパソコンでも音楽でも映画でもドラマでもテレビでもいいけど、「お金を出すに値するか否か」のラインが昔と比べて随分高くなってるというか、取捨選択をよりナーバスにされるようになったというか。

でもさ、中にはほぼ真逆の例もあったりする。「映画」はぶっちゃけにぶっちゃけ10年くらい前は全然見なかった時期があるんだけど、ネットで出回るいわゆる非合法モノをいくつか見るようになって、逆に「これは映画館で見るべきだ」という意識が高まってきたりしたんだよね(中にはDVDまで買うようなものも)。映画という娯楽に対する距離感が近づくことで、実際にクリエイターサイドにお金が流れるようになる。この数年は結構な頻度で映画館に通ってるからね。実際。

音楽も1曲150円とか200円で気軽に買えるような環境作りによって、一時話題になって普及しかけた「コピーコントロールCD」が駆逐されたりしたじゃない?友達にも「ipodや携帯、カーステに落とせるからCDを買う」って人もいるわけですよ。アーティストのファンだからCDを買う、作品に対する愛故に買わざるを得ない。もっと言うとニコニコで使われてた楽曲をどうしても本物が欲しくなってショップに行ってもどこにもないってケースだってある。僕もヤフオクで昔のビデオとか落札したことありますよ。それも結構な額で。

 スゲェ露骨なことを言うと、、、

 「著作権って、お金を出すに値するモノにしか適用されない」

ってのが現実なのかなぁって思う。っていうかそういう世の中になっていくのかなぁって思う。

例えばフリーソフトってあるでしょ?あれだって中には十分商業品に負けないクオリティのものがある。でもってその中にはシェアウェアになったり、完全に有料化されたりするものもあるんだけど、それと逆のことが今の音楽やゲーム、映画とかのメディアに起こりつつあるような気がする。なんだかんだ言ってもモンハンは230万本売れたわけですよ。これだけコピーだなんだって騒がれてても、売れる物は売れる。ゲーム史の中ではミリオンセラーのタイトルがほとんど出なかった年だってあったような気がします。じゃあその時はコピーされまくってたのかっていうとぶっちゃけそうじゃない。

任天堂が以前中古市場に対して「売られる様なソフトを作るからだ」的なコメントを寄せてたことがありました。つか山内社長だったかも知れませんが、それと同じに「コピーされる様なソフトを作るから」ってのが現状では言えるのかも。宇多田ヒカルのアルバムが700万枚売れた時もCDのダビングはきっと出来たと思うんだよね。でも歴史を塗り替えるほど売れた。

ウチみたいな中小企業にしてみると、最近の値上がりやお財布のひもの堅さはホントにツライのですが、異業種だってそういうことが起こっても全然おかしくないっていうかむしろその方がフェアでしょ?たくさん穫れ過ぎたから値段が下がる。ガソリンが高いから漁に行けず値段が上がる。ネットに食われてテレビCMの収入が激減してるから番組のクオリティを下げざるを得ない。新聞も電話も〒もしかり。

どうしても人間は自分がかわいいから「それが正義」「それが当たり前」という叫びを上げるじゃないですか。でも実際には「抗いようのない大きな流れ」があって、消費税だってガソリンだって上がるし、ネットだって普及するし、アナログ放送も(たぶん)終わる。絶対無理なんですよ。もう後戻りは出来ないんです。オトナ帝国のように昭和初期の生活には絶対ならない。

僕は経験がないけど、ゆずとか川嶋あいとかが路上ライブやってたら、その場でCDとか買いたくなるだろうって思う。お金とか入れちゃうと思う。

LEGOも今後ほとんど作らないかも知れないけど、たぶん買い続けていくと思うし、弓月光のマンガはずっと好きでどんなコミックでも買うと思う。ドラクエ、FF、ポケモン、モンハンの新作は絶対買うと思うし、もしあるならインディジョーンズの5作目もたぶん映画館に見に行く。ただCDだけは、、せめて圧倒的な品揃えのレンタルショップがあれば借りまくるんだけどなぁ。つかネットの配信サイトはホントに欲しい曲とかなかなか見つけられないんだよな。お金の流れもよくわかんないし。

あと既に歌手を止めちゃった人とかの楽曲ってネットに落ちてても文句言われたりしないのかしら。こないだの「80年代アーティスト」なんかはその多くが今いないですよね?ニコニコのアイマスMADも古い曲はあんまし削除されてないみたいだし・・・。
※友達が「島谷ひとみのは削除されてた」って言ってたけど興味ないし。

何となく一曲貼り付けてみる。昔僕が好きだった曲で昨日見つけた。つか見つけたときにこの曲の存在を思い出した。この人が歌ってるほかの歌は一曲も知らないし、この曲自体オリコンのベスト100とかにも入ってない。「1発屋なのにヒットはしてない」。でもいい曲(だと思う)。僕が貼ることで誰かがこれをいいと思ってくれたらいいなぁというか、まぁ単なるエゴなのかな。

崎谷健次郎「もう一度夜を止めて」
「080722MOUICHIDOYORUWO.mp3」をダウンロード

※中西保志の「最後の雨」や杉山清貴の「最後のHOLYNIGHT」みたいな曲が好きならオススメ。まぁ曲のポテンシャル的には★★☆くらいの曲だけど。

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