« 週間アスキー | トップページ | 珍獣ハンターイモト »

2008年7月13日 (日)

クロスレビュー

14文字×9行のコメントと3点から10点までの「8段階評価」で為されるファミ通の人気コーナー。レビュアーの趣味嗜好や業界内での影響力も加味されつつなんだかんだで自分が買おうと思ってたタイトルの点数や評価は気になるもの。ちなみに「8段階評価」とは書いたけど、「0点のある10点満点は実質11段階評価」であることを考えると、「0点のある7点満点」という見方も出来る。そうなるとかなり頻繁に出る5点、6点、7点は実際には2点、3点、4点だとも取れ、これを100点満点に換算すると、およそ「5点は29点」「6点は43点」「7点は57点」の評価ということになる。レビュアーはさして意識してないだろうが、0点から2点までが実際に存在しない以上、本質的には(0点の存在する)ユーザーズアイの点数よりはるかにシビアな評価がされているという見方も出来るだろう。
※特にレビュアー別に見れば、最低点が3点ではなく5点のレビュアーもいる。その人にしてみれば、5点=0点であり、10点満点=5点満点。「7点は真ん中より下」という評価ということになる。

そんな中過去のレビュアーでやっぱり心に残っているのは「TACOX氏」。ちょっと前の誌面で久々に荒井画伯がマンガで登場させてくれて(ヒゲが生えてて)スゲェ嬉しかったんだけど、氏の、

 「8点以上は自腹で買う」

や、

 「(2点を付けたゲームに対して)このゲームを3点にすると他の3点を付けたゲームに申し訳ない」

の名台詞が脳裏をよぎる。実際彼が10点を付けたゲームはほんの1、2本しかなかったと思うが、クロレビというのはやはりそういった「真摯かつ誠実」なスタンスで臨んで欲しいと思う。特に部数の多いファミ通の影響力は少なくないし、4人で評価してるのだから最低限個性と主張はあっていいとも思うし。

スクウェアや任天堂のような有名かつ影響力の高いメーカーのソフトをレビューする際は、どうしてもそのソフト本来のポテンシャル以上に高い点数が付けられることがあるが、
※これは悪意や雑誌の方向性以外に、編集部という特異な空間におけるビッグタイトルの盛り上がり度合いに外界と温度差があるという点も否定できない。周りが盛り上がってたらやっぱ楽しそうに見えるし、実際ひとりでひっそり遊んでたら見えてこないような面白さにも気付きやすい点は絶対あると思う。パーティプレイ前提の評価とか。

最近だと逆に低い点数なのに
※例えばムービーやグラフィック、サウンドがしょぼかったり、ソフトハウスが弱小やニューカマーで実績がなかったりして。
コメント文に全く否定的なニュアンスが含まれていないものなんかは、「これはもしかすると面白いのでは?」という気になったりするものもある。実際シンプル2000シリーズなんかは「満点でも8点」的な風潮があり、
※確かに掛けてあるコストからすればそう見られるのも致し方ないのではあるが。
クロレビから本当の面白さを探るにはそれなりの慣れや知識が必要だとも思う。

ちなみに僕がブログなどで人にソフトを勧める際には、「○○が好きな人」とか「○○な点が許せる人」などの「釘を刺す」コメントをよく載せているつもりなのだが、クロレビの場合は字数も限られているし、「暗黙の了解」的な部分も多い。実際かなり高得点を出したメタルギア4でも、毛嫌いする人間はするだろう(例えば僕)。スマブラやゼルダだってベイグランドストーリーほどでないにしても否定的な意見はあるはずだ。そんなことを踏まえつつ「もし僕だったらどう書くか」なんて事をプレイした数作品に関してクロレビの文字数で書いてみたいと思う。つかこれ読んでそのゲームを買いたくなるかどうか、買うか買わないかの指針たり得るかどうかがクロレビの本質だと思うので、それを意識しつつ・・・。

●モンハンP2G・・・10点

快適なロード。至れり尽くせり
なシステム。莫大な装備品と終
わる日が来るのかというほど大
量なクエスト。減点する理由が
どうしても見つからない。ソロ
のみで10点。一緒に遊ぶ仲間
がいるなら+5点。「コレをや
らずに何をやるの?」というほ
どのスゲェ作品。洗練の極み。

●バンブラDX・・・9点

「弾く」「歌う」だけでなく有志に
よる数百曲におよぶ投稿曲から
好きな曲を「集める」楽しさもあ
る。ワンボタンでできるお手軽
演奏や100曲まで自作曲を記
録できる奥行きなど幅広い層が
楽しめるが、JPOP好きに特
にオススメ。まずは公式サイト
で好きな曲があるかチェック!

-----------------------

つかなんだかレビューじゃなく宣伝になってるな。もちっと「自分の感想」を前面に押し出してみることにする。つか意外と難しいな。

●ソーマブリンガー・・・9点

ストーリーや会話シーンは正直
言ってあまり好みではないが、
それを補ってあまりある快適な
戦闘&キャラクター育成。マッ
プは広いが移動速度もかなり速
いし、丁寧なドット絵で描かれ
た世界はプレイしていてとても
心地いい。完全新作だが、第一
印象が良ければ買って損なし!

●ジオメトリーウォーズギャラクシーズ・・・10点

一見地味な画面とは裏腹に非常
に高い操作密度の2Dシューテ
ィング。プレイを重ねることで
徐々に上達させる難度曲線と、
段階的なモチベーターの配置で
「撃って避ける」楽しさを十二分
に堪能できる。昨今の弾幕系や
高速弾が苦手な中年ゲーマーに
こそ本気で遊んで欲しい傑作!

●スマブラX・・・10点

クリエイター桜井政博さんは、
紛れもなく世界一のサービス精
神の持ち主だと断言出来る凄ま
じい内容。ひとりでも多人数で
も楽しめるし、音楽を聴くだけ
でも価格分余裕で元が取れるほ
どのボリュームは任天堂だから
できた、任天堂にしか出来ない
最高のエンターテイメントだ!

●フォーエバーブルー・・・7点

一見自由度が高そうでいて実際
は読み込み可能な領域に限りが
あるため、それほどでもない。
ただその分グラフィックはかな
り美しく、リアルにこういう世
界が好きな人にはオススメでき
る。ただ普通に家でゲームやる
ような(僕みたいな)ユーザーに
はちょっぴり飽きやすいかも。

●リンクのボウガントレーニング・・・6点

瞬間最大風速は決して低くない
と思う。年齢を問わずわかりや
くそれでいてメリハリのある展
開は接待ゲーにもかなり威力を
発揮すると思うし、逆にあまり
複雑なルールを理解しづらい高
齢者にもオススメはできる。た
だボリュームややり込み要素が
ほとんどないのはとても残念。

●HELLGATE-LONDON-・・・8点

殺伐とし過ぎな世界観とクリー
チャーに問答無用でハードルを
感じる貴兄にはオススメしづら
いが、ウィザードリィ、ディア
ブロから続く「アイテムを探し
つつキャラを育てていく」スタ
イルのRPGにおける現時点で
の最高峰であることは間違いな
い。特に「余った武器をその場
で素材化できる」のはナイス。

-----------------

書いてて思ったけど、「一般的な視点」に置き換えて感想を書いている時と、完全に自分個人の意見として書いている時だと、その言葉の熱量がかなり違う。ジオメトリーウォーズとスマブラXを自分で読み比べてみて感じる。つかたぶんホントのレビュアーもそういうのがあるんだと思う。自分の中にある客観視点と主観視点のどちらが顔を出すかによってその文面、点数が変わってくる。っていうか自分が全く興味がないタイトルや面白さを全く感じることが出来ないタイトルをレビューしてこそ意味があるのかも。っていうかこうして羅列してみて、

 自分はハズレを買わなくなったなぁ

って思うよね。っていうか10分かそこらしか遊ばなくても損したと思わないというか、欲しいタイトルの範囲が狭まっているというか。つか早くドラクエ9やFF13出ないかな~。モンハントライやプラチナの先のポケモンでもいいけど。

最後に今更な話。「14文字×9行」じゃなかったね(^^;。以前伊集院がそう言ってたのでそのまま使っちゃったけど、どうやら「16文字×8行」だったみたい。文字数は変わってないと思うけど、一応お詫び。

|

« 週間アスキー | トップページ | 珍獣ハンターイモト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/119981/41816420

この記事へのトラックバック一覧です: クロスレビュー:

« 週間アスキー | トップページ | 珍獣ハンターイモト »