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2008年7月25日 (金)

魔法にかけられて

※本日二つ目

娘が見たいというので借りてきたディズニーの実写+アニメ作品。前田さんの超映画批評では85点とかなりの高得点をマークし、どちらかというと大人向けDZ作品という位置づけと取れる作品だったのだが、、、

 まぁ普通。

僕は正直それほどディズニーファンというわけでもないし、ぶっちゃけCGになる前の作品は「アラジン」と「美女と野獣」くらいしかまともに見た記憶がない。いくら有名なタイトルであっても普通38歳の男性が好んで見まくる作品群でもないのだが、、、

 ぶっちゃけ美女と野獣っぽい

全編とは行かないまでもミュージカルテイストで歌を歌いまくるシーンが多いし、楽曲そのものもかなり雰囲気が近いように思えたからもしかしたら同じ人かも知れない。場面的に現代ニューヨークはかなりギャップがあるはずなのだが、(日本語吹き替えで見たこともあって)「声がそのままジゼルなら舞台もそのままディズニー」という感じだった。

アニメ→実写の俳優のチョイスは違和感なさ過ぎで思わず笑いがこぼれるほどだったし、途中からアニメの頃の印象が全く無くなっていくほど「実写版ディズニー色」が上手く出来てた。そう、見ていて何度も口をついて出たのは、

 スゲェディズニーだし!

の言葉。ピクサーを見ていても全くこぼれないこの言葉がこの映画中には止めどなく出まくり。よく言えば「実写で上手く再現してる」だが、悪く言えば「古くさい」とも言える。正直今美女と野獣やアラジンのような映画を出しても、昨今のCG作品を越えるのはなかなか難しいと思うし。

そんなこんなで「往年のディズニーファン」にはまず普通にオススメ出来ると思う。ラストも気持ちが良すぎるぐらい気持ちいいハッピーエンドだったし、個々の伏線の拾い方も僕好みだった。序盤ニューヨークに来たばかりの頃にいたたまれない感じになるのは予告の時点からわかっていたことだったし、及第点はあげられるということでクリス評価は★★★。

ただ、もう一回見られるか、という話になると、ラストのごくごく一部、物語が収束する部分で精一杯かなぁという気もする(つかそのラストはかなりイイ感じに盛り上がる)。良くも悪くもジゼルを演じてる女優はディズニー顔で、女性的な魅力があるかと問われたら正直「・・・」って感じなのも事実だったりするのだ。つか「ジゼル」というネーミングは凄く新鮮でとってもイカスとは思うけどさ(^^。

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