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2008年8月31日 (日)

いい曲見つけた!

と言ってもまぁ趣味は千差万別ですからみなさんに訴求するとは思ってません。でも自分の中で「いい!」と思ったものを誰かに肯定される気持ちよさってのはホントかけがえがないというか、めちゃ気持ちいいという事実を僕は知っているのでついそれを押して紹介してしまうわけです。

事の発端は先日のHDDクラッシュでした。前のPCで使っていたHDDに利用可能なものはないかと探した中にあったケロロ軍曹154話。何となく見た最後に流れた曲。「永遠に」。

なんだろ。初めて聞いたはずなのに、すごくハートに来るというか、ハートに来るというか、ハートに来る。っていうかハートに来る。言い換えればハートに来る。ともすればハートに来る。気のせいかハートに来るわけですよ。

 アフロマニア・・・

誰だっけ?でもこの感じ、、、スゲェ記憶にある気がする。なんか

 「僕には忘れちゃいけない大切な友達がいた気がするんだ・・・」

的な?つか読者様のどれほどがセリフまで覚えてるほどケロロを見倒しているのか甚だ疑問というか、むしろ誰も見てないだろ実際。まぁそれはそれとして、

それは↓
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2007/10/post_eb12.html
これでした。
つか聴けば聴くほどイイ!スゲェイイ!メチャイイ!つか歌詞もイイ!スゲェイイ!メチャイイ!<デジャビュ。

まぁさすがにこの「みんなのピース」は越えられなかったわけですが、「永遠に」もいいです。何つか「中三や高三の卒業前」とかに聴いたら絶対泣く。それもスゲェ泣きまくる。文化祭の時ときとかに聴いても泣く。そういう曲ですよ。

とりあえずテレビから↓
「KEROROED_EIENNI.AVI」をダウンロード

つかこのEDもそもそも泣ける。みんなでケロロをずっと楽しみながら作り続けていきたいというクリエイターたちの気持ちが出まくってる。ケロロが終わってからスタッフがこの動画見たら絶対泣く。っていうかそういう未来のための想い出作り。独りよがりじゃない想い出作りにこちらもハートを撃たれる。ケロロが傑作なのは作り手に深く深く愛されているからこそだって思う。つか、

 ケロロのエンディングありすぎ。

調べたら12個とか13個とかありますよ。ちなみに「永遠に」は8個目。今のエンディングもつじあやのっぽくて(歌ってるのは違う人)悪くないです。長男は今のが一番好きって言ってましたね。まぁそれはそれとして、「永遠に」関連でもう少しリンクを張っておきます。つか以前ブログで書きましたけど、探し方次第でいくらでも見つかりますけどね。

ニコニコ↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1445933

歌詞はこちら↓
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND50833/index.html

「OMOIDEGAIPPAI01.mp3」をダウンロード

つかアフロマニア最高です。あんまし最高って言わないつもりですが、最高です。★★★★<最高じゃないやん・・・。

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2008年8月30日 (土)

昨夜

深夜何者かに突き動かされるように目が覚める。僕はいつものようにモニターの電源を入れ、のらりくらりとネットを覗いたりブログを読み返したりする。ふと、

「そう言えば今日はオンエアバトルだっけな・・・」

言っちゃなんだが僕がTVの放映を覚えているなんてことは非常に稀なことだ(つか稀なだけに今回も放送時間そのものはすっかり過ぎてしまっていたわけだが、むしろつまんないところをはしょりながら見られるのでそれはそれで好都合かつNO問題)。

おもむろに再生すると画面には濁流と時折青白く光るストロボが見える。

「ああそう言えば今日はスゲェ雨だったな」

日中自店の周囲を大きく深い水たまりに閉ざされ、絶海の孤島になっていたことを思い出す。「絶海の孤島」だけに売り上げもサイアクだった。お客さんには泳いで来てもらう必要がある。別に船でもいい。何ならボートでもヨットでも。

あの雲が南下して今は名古屋にいるのか・・・。

100ミリだぁ81ミリ以上の雨だというアナウンサーの声を文字通り対岸の火事のような気持ちで眺めていた。自室の外からは雨音も聞こえず、静かなモンだった。

・・・

しかしニュースはなかなか終わらず、差し込まれる雷光の頻度も水かさと共に増しているように見えた。ピカピカ、ゴロロロロロ・・・。

「ん?」

ピカピカ、ゴロロロロ・・・

どこかに忘れていた荷物を見つけたように我に返り、冷静にPCと窓を重ねて見つめる。

ピカピカ、ゴロロロロ・・・

「光ってるのは7:3でココじゃん!」

と思った刹那、PCと共に部屋中の灯りが消えた(実話)。

一瞬で数日前に読んだ「雷サージによる被害」の記事、夏休みの自由研究で長男がたまたま取り上げた「雷」のことが脳裏をよぎる。

「とりあえずヤバイ!」

先日HDDのクラッシュを経験したばかりだが、結果的には被害はそれほど多くなかった。しかし今もしコンセントに繋がっているエレクトロガジェット全てに文字通りサンダーブレイクを食らったとしたら、そのまま勢いで僕の息の根まで止まりかねない。

この部屋だけで数十個ものコンセント(全然オーバーじゃない)があるが、すべてその元栓を抜く。もし近くに雷が落ちてサージが発生しても、とりあえずコンセントに刺さってなければ大丈夫だろう。もちろん直接くらったらどうしようもないが、まぁその時はどっちにしろ自分も生きちゃないだろうから、PCの破損には(永遠に)目をつぶる。つかうまいこと言ってる場合じゃない。

ひとまずPCの安全をカクホした僕は、現状を確認すべくリビングに災害対策本部を移転し、情報を集めるべく電子要塞を遠隔操縦する科学の粋を集めて開発された小さなメカのスイッチを入れる。ぶっちゃけテレビのリモコンを押す。すると、

 ニュースはとんでもないこの世の終わりを告げていた。

リアルデイアフタートゥモロー、リアル20世紀少年。遠い昔、遙か彼方の銀河系、、、ってほど遠くない名古屋、安城、岡崎と徐々に近づく大水害の爪痕。それも心なしか近づくに連れてその被害は拡大しているようにも見える。

 とりあえず寝るか?

伝家の宝刀「現実逃避」が炸裂しそうになる。しかしそこを何とか天使が抑制する。ちなみに僕の中の天使はひげ面、とか別にそんな読んでる人を奈落の底に落とすようなことは書く必要はない。

僕の店は先ほども書いたように絶海の孤島にある。いわば人馬の通わぬ悪魔の巣窟であり、ドラゴンの巣くう西洋の古城であり、最寄りの駅まで歩いて10分の豊川市である。
 ちなみに近くには割とあっさり決壊しそうな小川のせせらぎが聞こえる。

時刻は深夜3時過ぎ。テレビはなおも「最大級で最上級で究極で最高でブリリアントでエクセレントな上にアバンギャルドでマーベラスでナイスでキュートな軽快が、否!警戒が必要でおじゃる」とまくし立てている。

 行くか。

気持ち的には「逝くか」でも可なのだが、僕は決断し、寝起きに超機嫌が悪いかみさんを起こし、つきあいのいいパートさんの電話を掛ける。
※ちなみにこのパートさん、高見沢俊子さん(仮名)は、最初携帯が鳴った時、「怖くて誰からか見れなかった」と後の告白。つか最初掛けた時はあっさり切られたので、めげずにもう一回掛けたら出てくれたわけだが。つか夜中の3時過ぎに電話に出てくれるだけでもありがたいと思いつつ、「今から店の荷揚げを手伝え」という指令にしぶしぶながらも付き合ってくれる高見沢に感謝。アルフィー万歳!いや別に彼女とアルフィーは関係ない。

店に向かう途中も激しい雨がオレを洗う。激しいビートがオレに叫ぶ。いやだから誰もMODSの歌のことなんか覚えてないからね。いやコレホント。絶海の孤島がここにも発生・・・。

ほどなく店に着くと高見沢が天パーと黒めがねを連れて待っていた。はいウソ。ひとりで誰かの車が来るまで闇にくるまってた。佐野元春はわかる人がいるだろういくらなんでも。

さっそく作業開始。つか最初はなるべく高い物から手を付けていったのだけど、最終的に
 濡れたら商品価値がなくなる

と思うとあれもこれもと次々と手を付けていく。つか明日の朝もどすのは自分なのだが、正直めまいを禁じ得ないというか、この時点ではためらいより決断である。つか、

 何もなければそれはそれで御の字なのだ。

災害に遭われた方のご冥福を祈らせていただきますマジで。だからこそ僕は油断しないし、「やらずに後悔するくらいならやって後悔するぜ!」と後悔が少なめの僕は思うわけです。そう、僕は悔やまない。

幸いにして8月末が決算だったし、商品的にも秋物に入れ替わる時期だったのでそれほどの商品量はなかったが、それでも3人で1時間半以上掛かって荷揚げをした。つかこの場合は「荷上げ」か。

帰り道も相変わらず雷は光り、雷鳴はとどろき、風雲急を告げる次週をお楽しみに!って感じではあったが、別段翌朝は楽しみではない。ちょっとドキドキなだけだ。

家に帰ってもしばらくニュースを見ていたが、情報そのものは3時頃見た時とほとんど変わってない。まぁ彼らも寝なきゃ美容に悪いしな。と思いつつ僕も床につく。時刻は既に5時半を回っていた・・・。

目覚ましも掛けず僕は7時前には目を覚ました。つか冷静に考えると「何も問題がなかった場合」でもあの荷物を下ろすのは容易じゃない。昨日とは別のパートさん:城島茂子(仮名)に電話をして緊急で手伝ってもらう手はずを整える。不思議と眠気はなく、体も疲れていない。つか一種の火事場力が発動しているのかも知れない。

いつもより3分15秒ほど早く家を出て、雲はあるが晴れ間の覗く初秋の空の下車を走らせる。途中の川はかなり増水していて、「とりあえず水不足は解消されたんだろうな」なんて事を思う。

店に着くとどうやら大事には至っていなかった模様で、茂子ともうひとりのパートさん:宮川大介花子(仮名)がさわやかな挨拶をくれた。

僕たちは黙々と商品を元に戻し、いつものような一日が始まった・・・。

※つか今回は別にオチはないんですよ。ノンフィクションですから。でもこんな話を取引先の仲のいいバイヤーに話をしたら、「そりゃがんばったのを神様が見てたからだよ」と何人かに言われた。実は僕もそう思う。あそこでのんびり眠りこけていたら、結果は270度変わっていたかも知れない(つか何で270度?)。でも何とかひげ面の天使が持ちこたえたおかげで、今日の僕がある。まぁそんな気がするんだよな。

※ってまるで「いいことしたなぁ」みたいな空気出してますが、実を言うと今日夕方、原因不明のトラブルで、

 774件の携帯メモリーが全て消失するっ!

という未曾有の大災害に見舞われました。つか仕事関係、良く行くお店関係、学校関係、プライベートと、自慢じゃないですが、僕より携帯メモリー埋まってる人を僕は知りません。

 でも全部綺麗さっぱり消えた。

はぁ。っていうかこういうのは困るまではなかなか困ることが出来ないんだよな。とりあえずリダイヤル履歴だけは(名前はないけど)残っていたので片っ端から電話する。つか、当然こちらから掛けている以上相手は「自分をわかってるものとして」電話に出てくれるから、「ハイ」とかしか言わない。

 これが意外と誰かわかんないもんなんだ。

自分を名乗った後で「あなたは誰ですか?」とマジメに聞く。ヘタしたらコイツ壊れたか?と思われたかも知れないのだが、仕方ない状況が状況だもの。ただまぁ珍しい体験と言えなくもないので、この辺はあまりネガティブに考えず、前向きに少しずつ消え去った774件の電話番号と対峙していこうと思う次第です。ブログ読んでてもし僕から過去電話を受けたことがある人がいたら、

 もう掛けられません(^^;

ので、とりあえずご了承下さいませ。つか携帯のメモリーって消えるもんなんだな。水に落としたりしたこともなかったし、電池切れで消えない=衝撃には強いフラッシュメモリーに記録してるとばっか思ってたよ。つかまた消えるかも知れないと思うとあんましガツガツメモリーに入れるのもどうかと思うんだよな。っていうかコレはもしかしてもしかすると、

 新しい携帯(具体的にはiphone)を買え!

という神様の啓示では!?まぁたぶん違うわけだけど。

※つか今回は久々に自分の満足できる話が書けたと勝手に思ってる次第。何を引き金にそう思えるのかどうかは、なかなか人に伝わらないとは思うんだけど。まぁ何となくね。

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2008年8月29日 (金)

WIKIPEDIAをオフラインで(素人向け)

人それぞれ環境というものはあるわけで、これほどブログにダラダラとくだらないことを書き殴ってるような人でも、「ネットの常時接続してないパソコン」を使う場面があったりもするわけです。ぶっちゃけ言うと仕事場とかで。

つかまぁ以前も書きましたが、仕事場ではネットよりむしろFAXに需要があり、未だにダイヤルアップ用のモデム搭載PCを使っていたりするわけです。つか今でもたぶん仕事で使ってる人とかはご存じだとは思いますが、PCから送るファックスってのはスキャナを通さない分画質が綺麗で、詳細な文字でも視認性が高いなどのメリットがあったりもしますが、まぁそれはそれとして。

で、時々仕事で調べ物がしたくなることがあったりしたわけですが、遙か昔買ったメーカーPC付属の電子辞書では正直物足りなさを感じていたりしたわけです。ここ10年くらい。で、先日も同じように「ウィキペを使えねぇかなぁ」とググったりしたりしたわけですが、

・リナックス前提

とか、

・iPhone用「ipodia」

とか、

・MAC用

とか、

・WINDOWSmobile機で

みたいなのしか見つけることが出来ず、っていうかまぁ見つけるまで頑張る根性がなく、ほったらかしにしてしまっていたわけです。

しかし、

今日何の気無しに「WIKIPEDIAをオフライン」でググったら、裏風さんというところで「EeePCをはじめとする小型ノートの・・・」というウィンドウズ用のオフラインウィキペのやり方が載っていたので、

 もしかしてもしかするとニーズがあるかも知れない

と思ってココにご紹介致します。つか仕事場でネットに繋がってない、でもそれなりに最近のことまでわかる辞書が欲しいという人には福音になる(かも)です。

ソフトは「WikiTaxi」と言いまして、
http://wikitaxi.org/delphi/doku.php/products/wikitaxi/index
このページの
※今回は割と素人さん向けにわかりやすく書いていく予定。
左上の方にある「WikiTaxiQuickInfo」の下の「Download」の下の「Zip.1669KB」を左クリックして保存して下さい。保存場所はマイコンピュータの中の「ローカルディスクC」の中の「ProgramFiles」の中で右クリックして「新規作成」→「フォルダ」で名前を「OFFPEDIA」とかにして作ったフォルダに入れると良いでしょう。

 もう一度言いますが、今回は常時ネットにつなげられないようなPCを使う可能性がある人用です。

次に
http://download.wikimedia.org/jawiki/latest/
のページから、
jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2
というファイルを探して左クリック保存。先ほどと同じフォルダがオススメです。ちなみに2008年8月28日現在このファイルは747.7メガバイトのサイズがありますから、

 もしオフラインでウィキペを使うにしても、ひとまず高速回線のある場所でUSBメモリなどに一旦(この二つのファイルを)保存してから

コピーして使うことになります。つか「そんなヤツいるのか?」という根本的な疑問が沸々とわいて出ている貴兄も多いかとは思いますが、とりあえずスルー。少なくともココに1人はいたわけだから。

ちなみにこの二つのファイルさえあれば、後はネットに繋がって無くても大丈夫です。他に必要なものは、

 時間だけ。

続いて先ほどダウンロードしたZIPファイルを解凍します。ZIPはきょうび大抵のPCが解凍出来るとは思いますが、とりあえずファイル名の上で右クリックして「開く」とか「解凍」とか探してみて下さい。解凍する場所はこのフォルダの中でいいと思います。つかまぁあんましいろんなところに分散しない方が精神衛生上よろしいかと思いますし。

解凍するとその中には二つのexeファイルがあります。つか「exeファイル」が何かわからない人は、、、VISTAの方には申し訳ないご説明出来ません。僕がわかんないので。XPの方は、左下のスタートからプログラム→アクセサリ→エクスプローラを起動し、上の方にあるツール→フォルダオプション→表示→詳細設定の中の「登録されている拡張子は表示しない」の左にある□の中のチェックを外して下さい。そうすると、

 ファイル名の右に「.exe」とか「.zip」とか表示される

と思います。この.と三文字のアルファベットが「拡張子」です。そのファイルがどんな種類なのかを表すマークみたいなもんだと思って下さい。で、先ほどの話に戻りますが、

解凍した中には「WikiTaxi.exe」と「WikiTaxi_Importer.exe」の二つのexeファイルがあります。ちなみにこのexeファイルというのは「実行型ファイル」というヤツで、左クリックすると「なんか」実行します。今回の場合は、

「ウィキペディアをオフラインで使うための日本語データをあらためて構築しようとするソフト」

を実行します。具体的にはまず英語のウィンドウが開かれます。よく見ると右の方に「Browse...」とか書かれたボタンが二つありますね。コレを押すとなんだかファイルを指定しなければならないような空気が漂い始めます。

上のボタンでは先ほど長い時間を掛けてダウンロードした「jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2」というファイルを指定しましょう。場所は変更してなければ
C\PROGRAM FILES\OFFPEDIA\
というところにあるはずです。

下のボタンの左側には
C\PROGRAM FILES\OFFPEDIA\DATA.TAXI
と入力しましょう。つかこれは「現時点では存在していなくても大丈夫」です。要は上のファイルを「ちゃんとした使えるデータに変換したもの」が下のファイルになるというだけのことですので。

 ただ、サイズは1.6ギガくらいに膨れあがりますが。

とりあえず最初にダウンロードしたZIPファイルはそれほど大きくありませんが、750メガと1.6ギガで最低でも2.5ギガくらいの空き容量がないと作業もクソもありませんので、がんばって確保しましょう。つか、

 ネットにも繋がっているような最新のPCならまず問題ないでしょうが、常時接続じゃないちょっと古めの仕事PCだとこの「2.5ギガ」ってサイズが結構重くのしかかってくるかも知れませんね。

入力が終わったら下にある「Import Now!」のボタンをクリック。PCの性能にもよりますが、セレロンの400Mhzくらいの仕事場PCで1時間弱でした。掛かると言えば掛かるし、こんなもんかと言えばこんなもんですね。

これで全て終わったかというと実はそうではありません。このソフトは毎回の起動時にもいちいちファイルを選択するステップが存在してしまいます。
※他にもそんな手間を掛けずに済むソフトがあるかも知れませんが、それを調べる根性がなかったもので・・・。

先ほど選ばなかった「WikiTaxi.exe」の方を左クリックして下さい。つか今思い出しましたが、

 普通の人はダブルクリックかも知れません。

自分は設定で「シングルクリックで選択」にしているのをスッカリ忘れてました(^^;。するとなにやら英語でウダウダと表示されるのですが、その中の青文字

Click here to open an existing database

という部分をクリックして、先ほど作った「C\PROGRAM FILES\OFFPEDIA\DATA.TAXI」を選択して下さい。

これでようやっと「オフラインWIKIPEDIA環境」の出来上がりとなります。
※ちなみに検索時に数秒待たされることもあります。あと起動時も結構待たされたりします。つか「リンクからは開けるのに、検索ワードからは見つけられない」ようなものがもしあったら、「英数は半角」にしてみるとイイかも知れません。全角の数字を入れるとたぶんそれだけでかなり選択肢が減る予感・・・。

データはヒース・レジャーが他界したことは載ってましたが、ウィル・スミスの最新作ハンコックは載ってなかったり、北京五輪の結果は一つも載ってなかったりという感じ。2008年始めまでのデータというところでしょうか。こればっかしは更新されるのを待って入れ直すしかないですね。

ウィキペディアは読み始めるとホント止まらないくらい面白いです。編者に偏りがあるため、深い記事と浅い記事の差が顕著ですが、それでもエヴァとか芸能関係とかは自分の知らなかったことがガンガン出てきて、加速度的に知識欲が満たされる感覚があります。
※尊敬まではいかないにしても敬愛はしているインデペンデンスデイのローランド・エメリッヒ監督がゲイだったとか、、、いやゲイを否定するとかじゃないけど理解は出来ないので「その溝」がショックというか、、、。

つか携帯とかでも使えるように出来るみたいだけど、

 スゲェ暇つぶしになるよなぁ

とか思ったです。いやホント。ウィキペディア★★★★☆。
※情報不足で自分が知ってることすら載ってない時があるのは仕方ないと思いつつ1点減点の対象に(^^;。

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2008年8月28日 (木)

AVIをDVDに

まぁ世界は僕がのんびりゲームしてようと映画見てようと回っているわけで、時を経てネットを覗けばきっと進化したさまざまな便利ツールがところ狭しと跋扈(ばっこ)しているんじゃないかしらん?と期待してみたが、、、

 割とわかりづらい。

文字通り「AVIをDVDに」でググって出てきたソフトを片っ端から試してみるも、、、

あ、今唐突に気付いたんだけど、「AVIをDVD」という言葉そのものの認知度ってどのくらいあるんだしょ。DVDはさすがに日本人の97.2%がどんな物かを理解しているというデータが(僕の脳内適当課には)あるんだけど、AVIは4.3%と極端に低いからな。とは言ってもウチのブログを読んで下さってる方の8割3分3厘の方はAVIがなんなのかをご存じだというデータも同時に出ているので(民明書房刊「あなたの知らない読者」より)、さほど気にとめることもないか。

つかAVIというのは、言わば「専用のプレイヤーじゃなきゃ見れないけど、画質を荒くしたり音質を悪くしたりしてデータサイズをめっちゃ小さくコンパクトにまとめた動画」。ちなみに「まとめ方」次第で幾通りものAVIが存在するので、それぞれにあったバージョンアップ(<スゲェ素人臭い表現だけどこれが一番わかりやすいと判断)をしなければ全てを見られるようにはならない。

で、このAVIを「専用じゃない普通のプレイヤー、例えばPS2とか」で見られるようにしたい、とこういうわけなのだ。具体的に言うとパソコンでしか見られないパソコンの中にあるAVIファイル動画を、何にも入ってないDVDに「普通のプレイヤーでも見られるように変更して」録画(記録・書き込み)するにはどうしたらいいか、ということなのだ。

余談だけど、僕はこういう「素人向き」の話をするのが嫌いじゃない。っていうか今回はスタートからそのつもりで書いてないので正直甘さが目立つが、ことゲームでもハードの説明書でも、「最低限の知識しかない人」用の解説は蔑ろにしちゃいけないと思うんだよね。まぁ「こんなの常識だぜ!」というあまりに愚かな思いこみだけはしたくないと思うわけさ。つかこれは「ウチのブログ」であることで改めて断る必要のない不文律とはまた別の話ね。

ちなみに、お袋曰く「同じDVDなのになんで見られないのと見られるのがあるの?」という質問
の答えなんかも、出来たらスマートに答えたいところ。ところなのだが、実際は「見た目は同じでも中身が違うから」という何とも見苦しい答えしか出来なかったんだよね。今だったら、「普通のDVDは一枚ずつ綺麗な写真を映すように記録され、プレイヤーもそれを読み込むように作られているけど、特殊な記録の仕方で”動いているところだけ”一枚目と2枚目の違いだけ記録してたりする。そうすると当然普通のプレイヤーでは読めないよね?」くらいのことは言いたかったな。つかそれがお袋に理解されるかどうか(それが真実かどうか)は問題ではなく、重要なのは「わかんないけどそれじゃあ見られないのも無理ないね」と思わせられるかどうかだから。

さてさて、それはそうとして何本か試してみたわけだけど、、、
※こっからは本来の話。

一本目は英語な上にドラッグアンドドロップしてスタートしてもエラーが出て進まない。つか何かが必要なのか、設定が甘いのか、そもそも対応してないソースファイルだったのかの原因の特定が出来ないので困ってしまったわけだが、今回は珍しく「母上のため」という日頃からというか生まれたときからお世話になっている恩師
※つかこの言い方だと妙に他人っぽいな。
の為なのでめげずに他のソフトを探す。

次に見つけたのは日本語で、最初に「金払わなくても試用は出来るけど?」と言われ、まぁそう何度もやるわけじゃないから、1週間使えればいいやというつもりでエンコードスタート。っていうかこういうのはデコードって言うのかな。

つか始めたはいいけどタスクバーは一向に進む気配がない。っていうかじっと待ち続けてたら2ミクロンくらい動いたのでそのままほったらかしで作業させる。つかこういうのはあんまし「ながら運転」させるのがよくないとは思いつつ、いつも通りネットしたりブログ書いたりしながら進める。

かれこれ3年ほど経ったある日、

 「ぼちぼち終わったみたいですぜ?」

手下Aが僕の袖を引っ張るので「よいやさっ」と重い腰を上げ先ほどの作業で出来上がった動画を見てみるとデカデカと、、、

 「試用版だからウゼェ文字入れといたぜ!ヒッヒッヒ」

の文字が延々と表示され続ける始末。つかいくら画質が良くても正直こんな試用版を見せられてはレジストする気にもならない。つか最初に「こうなる」ってわかってたらやんなかったというか、こんなクソ長い動画
※のだめヨーロッパは18時間くらいある。もちろんウソ。
をエンコしないのに。

で、めげずにトライしたのが「AVI2DVD」というどっかで聞いたことがあるようなないようなソフト。とりあえず

・ダウンロード先
http://fileforum.betanews.com/detail/Avi2Dvd/1108095619/1
・日本語パッチ先
http://www.nihongoka.com/jpatch_main/avi2dvd
※本体をダウンロード後EXEファイルを起動すればインストール自体は終了。ただパッチを当てたあと本体起動後に「一番左の国旗アイコン(日本じゃない)をクリック」しないと日本語にはならないので要注意。

インストールが終了し日本語化も問題なく済んだら、読み込ませるファイル名を「半角英数8文字以下にして」Cドライブ直下に置いて読み込み。
※Cドライブ直下に置くのはフォルダ名にも全角文字が入ってちゃダメなため。ちなみに作業領域が10ギガくらい要るのでそれも忘れずにチェック。

その後「ジョブに選択」みたいな一番下の方のボタンを押してリストに入れ、開始する。

 つか「開始するだけ」は簡単だが「終わる」までにはほんの7時間くらい掛かった。

気がした(これはマジ)。でも出来上がりは問題なくISOファイルとしてデーモンで読めたし見れたので、そそくさとコピーして無事完成。でめたしでめたし。

でも進化したこのコンピューターネットワーク社会においても、こうした「フォーマットの変換」にはやっぱり相応の時間が掛かってしまうのだなぁとしみじみ感じた。2PASSだし画質もパッと見ほとんど落ちてないから当然と言えば当然なのかも知れないけど。

ただこういうのって地デジだとかダビング10だとか
※全然わかってない。
の2011年の頃にはいろいろ「動いてる」のかなぁとは思うよね。どうなってるのかは想像もつかないけど、「不便になりそうなところ」はたぶんアンダーグラウンドで「強引に便利に」してしまう人が出てくる気がする。人間一回居心地のいい環境に慣れてしまうと、なかなか元には戻れない生き物だものね。

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2008年8月27日 (水)

剣と魔法と学園モノ~その2~

あんまし頻繁に書いてないからやってないかというと実は全然そんなことはない。つかだからと言って根をつめてやりまくってるというわけでもない。「のらりくらりとプレイ」というのが適切な表現か。

つかだから正直ここで改めて書くことはそれほど多くないのだが、それをあえて書くというのは、「そのダラダラさがまことに地味でかつ妙味のあるもの」だからだ。ちなみに「絶妙」まではいかないし、「地味すぎる」というほどでもない。名作ではないし、傑作でもないが、当然駄作ではないし、ハードなタイトルにお疲れ気味の貴兄にオススメしたい、「どことなく癒される何か」があるタイトルな気がする。つか気がするだけかも知れないが。

この剣マホがWIZに似ていることに関しては以前もややしつこく書いたが、マップに関してもそれが言える。

初代WIZでは極端な話地下2階、3階、5階~8階は一切入らなくてもクリアが出来た。残る4階もごくごく限られたエリアだけで十分で、9階も5マス以外移動する必要がない。

 知っていればかなり手抜きが出来る

構造だった。最終的なサイクルである10階の周回も「最初からそれを視野に入れて構築された」ところが秀逸だったのであり、無駄な贅肉をそぎ落としたルーティンワークだからこそ自己鍛錬を心おきなく出来たのだ。

 剣マホもその辺がなかなか上手い。

エリア別になっているマップは、アイテムとして所持していれば(WIZで言う)デュマピックの呪文を唱えることなくボタン一発でマップを確認出来る(持ってなくともデュマピックにあたる呪文で一定歩数同様の効果が得られる)。中には魔法が打ち消されるエリアもあるが、読み込みが入らないためダークゾーンやターン床などでの位置確認にストレスはない(結果「マップ埋め」が比較的容易になる)。かつこのゲームならではの仕様として、

 全く同じマップが別エリアにも存在する。

というのもそれを後押しする。ちなみにこの仕様を単純に「使い回し」と取る様ではまだまだ甘い。言っちゃなんだが、マス目タイプの3Dダンジョンの構築なんざ方眼紙と鉛筆があれば誰でも出来るし、時間だってそんなに掛からないはずだ。

 これには「手抜きではない別の理由」がある

と見るのが正しい。それは何か。

剣マホはまずスタートの学園から二つのマップを選択出来る。
※それぞれは3種ほどの中からランダムで選ばれるが、とりあえずその点に関しては保留。
それぞれは3枚か4枚ほどのマップが階層で繋がっていて、別の出口から再び他のマップに潜る構造になっている。

最初仮にAというマップがあり、そこを抜ける際にきっちり探索していくと、途中でカギが見つかる。そのカギを開けると、Aマップ内の入り口と出口までの大幅なショートカットルートが利用可能になるのだが、当然カギを見つける前に出口にたどり着くこともある。マップはまだ穴だらけだ。

序盤は当然全てのマップが未踏破の状態だが、いくつかエリアを進めていくと、今度は別エリアに先ほどと同じAのマップを見つけることがある。踏破してある場所は前回と全く同じ。全く別のダンジョンなのに、マップが同じというのは確かに違和感がある。違和感はあるが、

 そのマップの踏破はとてもたやすい。

全て埋めてなくとも、埋めてある場所は既に「勝手知ったる自分の庭」だ。カギを開けていれば全くと言っていいほど探索せずに次のマップへ進むことが出来るし、改めて未踏破の箇所を穴埋めしたっていい。

 この感覚がとてもイイ感じにダラけさせてくれるのだ。

新しいマップに入ると当然自分が立っている場所しか埋まってない。だが、全てが全てそういう状況は実は結構ヘヴィだ。加速感を持って走り抜けられるマップもあれば、腰を据えて埋め尽くすマップもある。当然エリアによっては出てくる敵の強さも違うし、宝物の質も段違いだ。クエストによっては既に探索をし終えたマップ内に新たにイベントが発生することもあるが、

 既に何度も歩き回ってるから結構気軽。

その気軽さがある意味このキャラクターや学園モノという世界観のチューンとフィットしているとも言える。

セーブは瞬間的というほどお気軽ではないが、結果としてそれが多少のリスクを冒す引き金にもなる。油断して強敵にやられてしまえばそれはセーブを怠った自分が悪いのであり、未知なるエリアを一歩一歩確実に探索していく課程には相応の緊張感もある。

ちなみに先ほど「ランダムマップ」について少し触れたが、これもぶっちゃけ全て探索し終えた後であれば、何ら問題ない。要は埋めてしまえばいいのだ。この感覚は「経験値をしっかり稼げばそれだけリスクも減る」という僕の大好きなRPGの不文律にも通じる。

・・・

マップとは別に、素材を集めて武具などを作る錬金術もまたこのゲームをちょっとだけ面白くするのに一役買っている。モンハンのように相手を狙って戦いづらいシステムなので、基本的にアイテムはざっくり戦い続けて、ごっそりまとめて鑑定するというスタイルになるのだが、それぞれに設定されている「アイテムレベル」が、鑑定時の「しやすさ」と関係し、まず「鑑定しづらいアイテム」が出た時点で少しワクワクする。

そして鑑定されたモノはぶっちゃけその時点ではよくわからない使い道のものが多いのだが、
※オロチのぬけがらとか壊れた王冠とか
錬金術の書を購入するとそれが何に使われるかわかる。っていうかぶっちゃけこれは買わなくてもネットで調べればことたりるので調べてしまうのだが、

 時折非常に強力な武具の素材が混じってたりする

のがタマラナイ。自分がメインで使ってる武器がせいぜい10~20レベルくらいのものの中で、たとえそれが素材だけとは言えレベル50の物を見つけるというのは、「未来の自分」の為にとってもハッピーなのだ。使い道がわからなくても、クックとかゲリョスと戦ってる時に、否、ザザミと戦ってる時に「良質なねじれた黒巻き角」とかが出たらそりゃワクワクするでしょうよ?

アイテムに関しては最初の学園に500種まで保存出来ると書いたような気がするが、数エリア隔てた別の学園にもそれとは別に500種保管出来ることがわかった。つかそれぞれを合算するには自分で持って移動するしかないのは玉に瑕だが、かなりの数を保存出来ることがわかった点は高評価。怪しい素材はどんどんキープして、まとめて一気にキャラを強化するのも僕好みの醍醐味だ。

ちなみにある程度はネットで調べなくても一定の法則で錬金することが出来るが、その法則そのものはネットで調べた方がいいかも。かいつまんで説明すれば、「レベル21のベース素材」なら、「ランク3の追加素材を1つ」足して錬金。「レベル17のベース素材」なら「ランク2の追加素材を7つ」足して錬金という案配。追加素材はそれぞれの武具、例えばパチンコ系なら木材系、剣系なら鉄系、と言った具合に、最初から明かされているレシピを参考にすればある程度は自力でも作り方を見つけることが出来る。ただ強力なものに関しては通常の追加素材とは別にレア素材が必要だったりするし、属性素材を一緒に錬成すれば武器に「植物に強い」などの付加効果を付けることも出来る。また、追加素材プラスαでその武具そのものを+1、+2とベース強化することも出来るので、愛着のあるものや「コレだ!」というものはガッツリ強化してもいいだろう。この辺はPSOのグラインダーに近い感覚かな。

まぁ最初面倒だったけどある程度進めていけばそうそう「装備したくなるような武具の素材」は出てこなくなるので、結果として「楽しみが面倒に勝る」形にはなってきたね。

・・・

WIZ同様レベル13で一応魔法使いや僧侶は最高レベルの魔法を習得するが、WIZと違うのは転職後(転職先の能力次第で)4種覚えていた魔法を1種~3種なりに減らされる(事前に自ら消去しておけば残すものを選べる)。そして使用可能数が「減らされない」。

 これは非常に面白いシステムだと思う。

レベルによっては2種どころか4種全てキープしたいものもあるはずだし、全て9回使えるようになるまで育てたくなるのが人情。となれば当然より低レベルで全て9回に出来る職をベースに考えなければならなくなるし、転職後完全に消失してしまう召還魔法に関しては魔法使い、僧侶、超能力を覚えた後召喚師になる必要がある。
※ちなみに戦士の場合は魔法使い、僧侶、超能力を各1種しか記憶出来ないが、全て9回使えるようにしてあれば、実質WIZより使い勝手はいいだろう。

 WIZと似ていながらも新しいジレンマを提供してくれているっ!

どう育てるか、どう構成するかは最初のキャラがしっかり育ってからの楽しみではあるが、それは非常に大きな楽しみでもある。僧侶は歩いているだけでMPを回復するという絶大なスキルがあるが、やっぱり鑑定家やワナを外す職は必要。正直魔法使いが魅力薄だが、
※WIZと違って剣マホにはマカニトがないんだよねぇ
マハマンに匹敵するラグナロク次第というところか。

購入出来る武器だけでもかなり強力な物がいっぱいあるし、
※先立つものがないけど。
本編クリア後のおまけダンジョンこそが「主戦場」となるのもまず間違いない。地味で淡々とした展開に過度な楽しさを期待するのは無茶だが、僕的にはやっぱり「結構面白い」という感想に落ち着く。評価は★★★★かな。

ちなみにこの元になったと思われるPCゲーの方も体験版でプレイしてみたが、雰囲気が全然違うことを除いても正直魅力は薄かった。特にキャラメイク時のボーナスポイントが4~9しか出ないというのはWIZフリークとしては致命的。ただでさえどのキャラがどんな性能なのかもわかりにくいのに、これではモチベーションが上がらないのも無理ない。

まぁ携帯機対PCと言う時点で既に大きく水を空けられているわけで、そっちをやる可能性は極端に低そうというのが正直なところか。

ちなみに現在のプレイ時間は25時間ほどでレベルは13~16。レベル22で魔法使いと僧侶がALL9になるので、その後魔法使い→僧侶→超能力者→召喚師、僧侶→超能力者→侍、侍が出来たら前衛のHPのある戦士をひとり超能力者にして、異常にHPのある魔法使い出の超能力者を一時的に前衛に。戦士出の超能力者が22になったら司祭にして、元からいる司祭はとりあえずベンチへ・・・。最終的には侍、君主、忍者、僧侶、司祭、召喚師で周回出来るパーティを作りたいが、その為にはマーフィに代わるステキな友人が不可欠か・・・。

まぁ楽しいわけですよ(^^。

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2008年8月26日 (火)

親孝行

「体がダルくてやる気がわかない。何か趣味でもないかしら」

というので、

「映画でも見たらどう?DVDなら貸せるのがあるけど?」

と言ったら、

「今から(本体)買ってきて」

というので「お袋の金」で買ってきた。3万円借りて行ったけど、買ったのはDivxも一応見られるというLG電子の5980円の品(無論お釣りは返却)。ついでに自宅から「のだめ」を持って行く。つか実験的に「inヨーロッパ」のDivx動画も持って行く。

適当にセッティングしてとりあえず見られるようにしておく。ボタンも小さめで、自分で入れ替えするのもおっくうな年齢だから、明日(要するに今日)操作に関しては改めて説明すればいいかとその場を後にする。

で、今日お袋に会ったところ、

「ヒマだったので見てみたんだけど、、」

と切り出し、

「のだめちゃんはやっぱり本当に面白い。こんなに面白かったかというくらい面白くて、止め時がなかなか見つからなくて、、、何時まで見てたと思う?」

などととてもご機嫌な様子。

「3時だに、3時!でも体はむしろ昨日より軽いだに~。おかしなもんだらぁ」
※「だに」は「だよ」の方言。「だらぁ」は「でしょう?」の方言。

途中でディスクを交換するのが結構面倒じゃなかったかと思ったら、、、

「どうしても続きが見たくて説明書開いたわよ、あたしゃ」

だそうで。何にしても「のだめ」が傑作なのは疑う余地がないというか、そもそもウチの娘も隙あらば見てるくらい
※我が家はPCのデスクトップに置いてある。
素晴らしい作品なので、お袋のリアクションも十分理解できると言えば出来るのだが、昨日の時点では「今見ても楽しめるのかしらねぇ」みたいなテンションだっただけに、嬉しい誤算。

ただ残念ながら「inヨーロッパ」はコーデックのバージョンが新しすぎてハードが対応していず、見ることは出来なかった。でもあんなに喜んでくれたなら、なんとかDVDプレイヤーで見られる様にして近日中に渡したいと思ったね。

「それにしても安い買い物だった!」

って言ってたけど、「のだめ」に続くフック作品が果たしてあるかどうかがちょっぴり怖いというか、ぶっちゃけ映画の趣味とかは真反対なほど合わないからなぁ。「風と共に去りぬ」とか「スカーレット」なんか持ってないし、、、まぁ買ったって1000円しないのかも知れないけどさ。

ちなみに3枚のTV版は一気にラス前まで視聴され、最初の2枚は既に妹に貸し出されたという。たいがい僕もセッカチな質(たち)だけど、

 趣味を探す→映画はどう?→買ってきて→一気に8時間くらいぶっ通しで見る→すぐ貸し出し

というサイクルが15時間ほどで行われる辺り、さすが母上というか、まぁ親子だなぁと思ったね。いくらネットが便利で高速でも「趣味を探す」から「貸し出し」までそこまでマッハにはなんないでしょ?つかAVIをDVDに焼くのって大変だったっけ?

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2008年8月25日 (月)

L Change the world

 ※本日二つ目

何となく見た。別に深い理由はない。っていうか前作も世間様が盛り上がってる時は見向きもせず、何年か経ってから、それも映画から入ったくらいだからそもそも思い入れなんざかけらもない。つかまぁミサミサがかわいかったなぁくらいなもんだ今となっては。

つかみんなは見たのかしらコレ。つか見たにしても期待して見られる要素はほとんどないというか、まぁ予告から入るならそれもアリかとも思いつつ、冷静に考えれば大場つぐみ×小畑健&金子修介という組み合わせをさしたる作品、特に僕に響く作品を撮ってない監督や脚本家がスピンオフしたとしても、

 それは正直期待しろというのが無茶

だ。だから見終わった後「後悔」はしてない。まぁ予想通りだったから。冗長なシーンや、小さなネタを大きくふくらます展開。無理のある配役とその行動原理。主人公松山ケンイチはさすがに良くできてたというか、

 確かにこういう素材を見ると同じ役柄で一本撮りたくなる(撮らせたくなる)

のもわかる。特徴的過ぎるクセとビジュアル、そしてそれを100%体現した役者、コミック本編を(映画の後)読んでみた時はさほどLに対して魅力を感じなかったが、いやいやどうして前作では明らかに藤原竜也を食ってた。つかダークナイトのヒース・レジャーの良さはわからないが、デスノートのLの良さはわかる。

正直言ってこの監督のカラーとも言えるスプラッタな絵作りが前に出すぎていて、本来デスノートで最大の魅力と(少なくとも僕が感じた)言っていい「内側の戦い」は全く見られなかった。もちろんそれが撮れる(もしくは書ける)のなら、とうの昔にもっと有名になってただろうし、「力量相応」というのが無難な着地点だろう。

 ただもう少しカタルシスのある見せ方は出来なかったのか

とも思ったな。せっかく手札に「数学の天才」「免疫」「キャリア」「糖分」「パソコン」「金持ち」「FBI」なんかを持っているのに、そのメリットの半分も活かし切れてないというか、不完全に伏線がのさばってしまった感がある。だからラストに向かって気持ちよくパーツがはまる盛り上がりもなく、ただただ流れていくだけの終わり。スタッフロール後のワンカットもひねりもクソもなく、「ああそうですか」って感じで、「お金を掛けた割にもったいないことしたなぁ」って気持ちが前に出ちゃったな。

 でも興行的にはそれなりに成功したのか?

とも思うんだよね。話題性だけで取りあえず動いちゃうというか、サビだけで曲が好きになるというか、要は今風だもの。爆発させて血を流しとけばそれで最低限免罪符になってるみたいな。デスノートの続編としてはとてもNOでも、外伝ならまぁ仕方ないよ、みたいな。

とりあえず見たかったという人はみんな見てるとは思うけど、クリス的には「見なくても何ら問題なし」として、評価は☆。0点じゃない程度の面白さでしたな。

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萌えキャラ

今日普通に仕事してたら、ちょっとかわいい感じの女の子がお客さんで来た。あ、今回は一応かなりきわどい内容ですので、あんまし深く考えないで下さい。特に女性はスルーしても結構です。っていうかむしろスルーして下さい。っていうか18禁?

その女の子、別段じろじろと見続けていたわけではないのだけど、何か心にフックするモノを感じていくつかのチェックをしてみたり。っていうかそういうのは学生時代から誰しもやってる(男女問わず)事だと思いますが、みなさんも心の壁を取り払ってぜひ想像力を働かせてみて下さい。

さて、それではディティールを足していきますからイメージを膨らませてみましょう。まずはそれが好みかどうかはおいといて。

・推定身長163cm
・推定体重40kg
・推定スリーサイズ82/52/76
・ヘアスタイル 黒ロング
・茶色いフレアミニスカート&白チュニック。胸元は開き気味
・ピンクのサイズが大きいタオル地サンダル
・足は猫かな?細かな傷だらけ。
・顔の形は工藤静香
・顔のパーツは「幸せの絶頂」と「不幸せのどん底」の二つの中森明菜を足して2で割ったような感じ。
・声は伊藤つかさ(つかこれを想像出来る世代って凄く厳しくねぇか?)
・指超細い。拒食症か!?
・笑顔に力がない

さぁどうでしょう。みなさんイメージが固まりましたか?重要なのは身長体重スリーサイズと顔、声辺りですね。想像力が試されますが、スキルの高い方ならかなり具体的な像が浮かんでいるのではないでしょうか。

さて、

この女の子、おもむろに想像の中で、

 ショートカットにしてみて下さい。

あら不思議、

 「現実の綾波ってコレかも?!」

思わない?思わないか!?僕だけ?僕ひとりだけのイメージ!??僕はスゲェ思ったんですけど。っていうか、

 コスプレさせたら怖いくらい本物っぽい

気がした。つかさ、ネットで探すといくらでも「似てる綾波」は見つかるんだけど、それって所詮フェイクじゃない?「アニメのイメージ」を再構築してるに過ぎない。でもこれは違う。

 本物の綾波がいたら、こういうのなんじゃないか!?

という気がする。つか、

 これが萌えか!!!

という気がした。大丈夫かオレ?あ、でも仕事中に考えたわけじゃないですよ。その時は軽くフックしてただけで、あとから記憶をリプレイして書いただけ。つか思わずついて行きたくなったとかそういうのはいわゆる慣用句ってヤツで、ホントにそんなことは思っていません。「あの、もしよかったら包帯とか巻いて貰えませんか?」とかそんなことは間違っても言いませんし、思ってもいません。つか思ってないことが書けるのか!?とか言われるとそこはそれちょっと言葉に詰まる側面もないではないですが、そんなこと言ったら愉快で痛快な文章なんて何も書けなくなっちゃいますからね(^^)。

バファリンの半分はやさしさで出来ているわけです。クリスの残り半分が何を考えているのかは、とりあえずアンタッチャブルということにしておきましょうや。

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2008年8月24日 (日)

蚊に刺されたら

とりあえず皆さんどうします?

 「とりあえず掻(か)く」。

ああそうですかそうですか。

 「とりあえずつねる」

ああ僕もそのタイプですね。人間は痛みよりかゆみに耐えられないように神様が作ったらしいですから、まずギュッと爪の先でいっちゃいます。

 「十字」

ああありますあります。僕もよくやりますね。っていうかこれはもう大人になってもやってしまうのはDNAに刻まれててしょうがないことなんです。加速すると十字がどんどん細かくなっていくんですよね。

 「吸ってみる」

これは蜂だとセオリーですね。毒素を吸い出すことで直りが早くなったりした経験は実際僕にもあります。っていうか刺されてすぐだとメチャ効果的です。いやホント冗談じゃなくて。あ、蚊の話でしたね。蚊は「毒を注入」されるのではなく、「針に毒が塗られている」わけでも「毎日薬草と毒の壺を交互に突き刺してる」わけでもなく、「とりあえず刺す前に表面に麻酔を塗って痛みを感じない様にする」その表面麻酔がかゆいので、すぐに吸ってみれば案外かゆみは抑えられる可能性があります。が、場所によってはなかなか吸い出せないのが現実ですよね。

 「おしっこ掛けてみる」

酸性とアルカリ性ってヤツですが、何はなくとも「勇気」がいりますね。おしっこ掛けるという行為そのものに。僕は伝説の勇者じゃないので出来ません。

 「おしぼりとかで拭いてみる」

前述の表面麻酔説がホントなら、それなりに有効な手段とも思われますが、「塗られてすぐ刺す」のに有効なほどの即効性があるとすれば、ホントにマッハで拭かないと、それこそ蚊が針を立てる直前くらいに拭かないとあまり意味はないのかも知れません。

まぁこの辺りは誰しもが経験があることでしょう。ただ、刺された直後ではなく、相応に日が経ち、一向に腫れかゆみが引かず、「いい加減にしろ!」といら立ちを露わにしたときにオススメなのが、、、

 プライヤーかペンチでつまむ

え?「ワタシ経験がある!」?「僕も僕も!」?そうですかそうですか、やっぱりウチの読者は違いますね。そう、蚊に刺されて数日経った腫れをプライヤーでつまむと、

 中からウミが出てきます。

それをティッシュで拭き取ると(たまに血が混じってたりしますが)、、、

 あら不思議あっという間にかゆみが消える!

隣の奥さんにも教えなきゃ!っていうか少々痛みを伴いますが、これでスッキリサッパリかゆくなくなるなら安いモノです。っていうか、

 意外と跡も残りません。
 ※効果には個人差がございます。

ぜひ皆さんも一度試してみてはいかがでしょう。つか洗濯ばさみを外側から力を入れてつまむのもアリです。ちなみにこの治療法を初めてやったのは小学生の頃なのですが、あまりの直りの早さに感動し、友達に吹聴しました。もっともそれを実践した友人がどれほどいたかは、定かではありませんが。

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2008年8月23日 (土)

貯金伝説バンククエスト~その6~

先日とんでもないダメージを食ったあと、1万円以上つぎ込んで14000円の2回攻撃武器「ハモンザード」を購入。防具は1500円くらいの鎧と2800円くらいの盾のままで正直不安要素満タンだが、普通に戦う分には130階までに負ける要素はなく、数日を掛けてほったらかしつつプレイ。

つか時折付き合ってボタン連打してやると30分で5階くらい上がるが、100階程度の敵は面白みもないので普通にほったらかし。まぁ時間の掛かること掛かること。

ちなみにこの状態まで来ちゃうと、正直不用意にお金を入れることは自殺行為となる。前述したが「ながらプレイ」で油断すればすぐさま「なんでも屋」に無駄な物を買わされるからだ。もし高額武具を買うつもりなら、

 バンククエストの横に別に「バンククエスト用貯金箱」を用意する必要が、、、

それってどうなの?って気もしないでもないが、まぁ結果としてたくさんお金が貯まってラスボスを討伐出来るならそれもまたよしというところ。

ちなみに161階までには「セクシーまみ」というサキュバスっぽいモンスターがいて、経験値を「22222」くれたりもした。この辺りだと次のレベルまでの経験値は既に65535で固まっているので、2万以上というのはかなりの大きさだ。かなりの大きさだが、、、

 ぶっちゃけ僕のキャラは既に99になってしまって、次のレベルまでの経験値は表示されてない

ので無意味と言えば無意味なのだが。

で、現在僕がテクテクしてるのは塔の179階。案の定161階から敵が変わり、こちらが食らうダメージも相応に大きくなってはいる。このまま順調に191階で敵が強化されれば、現状なら使わずに済んでいるクリスタルベル:死んでもその場でHPマックスで復活や、ドラゴンステーキ:使うとHPをマックスまで回復の使用は避けられまい。敵とのエンカウント時に宝箱やエンジェルが登場した場合、ボタンを押してなければ素通りしてしまう。191階からは完全に(ながらプレイではなく)状況を把握しながら一歩ずつ進めていく必要が出てくるだろう。

 っていうか本音的には刃が立たないような強さを実感させて欲しかったりもする。

そうすればもう一度街まで戻り、防具を強化してのリトライということになる。つかそうでもしないとお金はこれ以上貯まらないというのが正直なところだが、何にしても一ヶ月どころか10日で2万円貯金させてしまったのは事実。つかたぶん日本中で一番早くレベルがカンストしたのも僕じゃないかと思うほどのバンククエストだ。

 もちっと前向きに付き合っていきたいかなぁと思う

次第だ。つか仕事は今日まで3連休。急に涼しくなって夏物の売れ行きがバッタリ止まってたりしそうで結構明日以降店に行くのが怖かったりするな。

・・・

おもむろに継続してプレイ。とりあえず以下超ネタバレ。特に買った方、これから買おうと思ってらっしゃる方は、

 絶対読まない方がいいです。

 いやホントに読まない方がいいです。

 つかメーカー的にはよもや発売から2週間で公表されるとも思ってないだろうというか、2ちゃんねるとかだと既に明かされてるのかしら?

 そのくらいのネタバレです。

 懐かしい感じのする改行をしてみたり・・・

 この改行というのは、

 あまりにヘヴィなネタバレなため、

 誤って視野に入ってしまうことにすら配慮するという

 パソコン通信時代の習わしです。

というわけで、、、

191階に突入した我がクリス。ここからは強力な相手が出てくることを期待したのだが、、、

 相変わらず!

つか中には火の鳥みたいなヤツが44444の経験値をくれたりしてるようだけど、別段レベルカンストの僕には嬉しくもない。っていうかそもそもダメージもさすがにレベルが99だとそんなに痛くないというか、結局、

 連打してればエンジェルで十分回復が間に合ってしまう。

ほったらかしにしておけばそうは行かないのだろうけど、連打してればたまにエンジェルがマックスまで回復してくれるので普通に死なない。テレビを見たり録画した鉄腕ダッシュを見ながらボタンを連打し続ける。ソフトボールが2対1になったな。

もしかしたら200階以降も続くのかも知れない。でもこの同じ相手とあと100階も200階もずっと戦い続ける根性はあるのだろうか。っていうかボスもそうだけど雑魚が変わらないのも痛いのだが・・・

 そして200階の最奥部へ。

 「おそろしいけはいがする!」

「!」ボスがいる!!100階で戦ったワルダラー以来実に100階ぶりのボス。果たして!

 イェンゴッドが現れた!

 クリスの攻撃 104のダメージ、かわした(※2回攻撃なので)

 イェンゴッドの攻撃 クリスは96のダメージ。

こちらのHPはマックスで560ほど、現時点では496。そしてこちらの今の攻撃で相手のHPは1割ほど減った。

 「勝った!」

面白みのない展開で恐縮だが、こちらにはドラゴンステーキが7枚もある。負ける要素が全くない状況で、イェンゴッドは僕の前から姿を消すことになった。経験値は65535。もちろんレベルは上がらなかったが、「もし倒したらなんでも願いを叶えてやろう」という言葉の答えは「王冠石」という石だった。

結局防具を強化せずとも、レベルがそれを埋め合わせ、2回攻撃出来る武器は必要十分なダメージを得るに至った。

クリスは自動的に街に戻り、最後の称号「バンクエンペラー」を得た。アイテムはどんな効果があったのか、、、。「道具」の中にその名はない。となれば「装備」か。果たしてアクセサリーの中にその名はあった。その効果は、、、

 「何でも欲しい物が手に入る」

僕はおそるおそる武器屋の店頭に並ぶ最強の鎧に手を掛け、店主に「?」と訊ねると、店主は、、、

 「(^^)」

最後のご褒美は、全ての装備を手に入れることが出来る、文字通り「最後の宝物」だったのだ。

 つかちょっと残念。

気持ちよく終わることが出来た点はとっても評価が高い。あきらめていた高額商品をラストで気持ちよく買って装備し、最初の敵に

 297のダメージ

というのも爽快極まりない。が、やっぱりラストくらいはステーキやベル、クリスタルを使っての戦いを期待したかったかも。防具とかももう少しいいものじゃないと、、、とも思ったかも。つか、

 普通はこんなにレベル上げて来ないのかな?

とも思ったり。99ではなく60とか70だったら結果も変わってきたのかも知れない。
何にしてもバンククエストは完全にクリアしてしまった。つか価格を考えればスゲェ楽しめたのは間違いないし、いくら完全クリアでもお金を抜いたりするのには、それ相応の理由が必要だろう。でも2万なんて、、、そう言えば何か買いたいものがちょうど2万くらいであったような、なかったような?

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2008年8月22日 (金)

ファンタシースターポータブル~その6~

※本日三つ目。

今日長男の友達が「ついにPSUP買ってもらった!やりまくってるよ~」と言いながら遊びに来た。別段興味もなくそしらぬフリをしていたのだが、

 「父ちゃんダウンロードクエストが容量不足で出来ない」

というので、適当な音楽ファイルを消せ!と言いつつ、

「お、ということは新しいダウンロードクエが出てるの?」

と切り返せば答えはYES。つか後からわかったことなのだけど、新クエはどうも今日がリリース日だったらしく、何ともタイムリー。まぁたまたまだけど。

で、久々にマルチプレイを嗜むことに。

と、その前に今日リリースされた新クエ3つを紹介しておこうかな。っていうか今でもプレイし続けてるような人は当然やりまくってるとは思うけど。

●交換クエが更新

 「ウェポンズ・バッジ」の交換はドリームキャストやセガサターンがラインナップされたほか別に魅力もない物が並んでいるが、それとは別に「フォトンクリスタル」との交換で「ラヴィスカノン」「ラヴィスブレイド」がラインナップ。ちなみにそれぞれのステータスは(WIKIより)、

・ラヴィス=カノン セイバー クバラ グレードS
 PP204 攻撃力1123 命中力353 必要攻撃力449 レア度★12
 闇属性固定? クリスタル5個と交換

・ラヴィス=ブレイド ツインダガー クバラ グレードS
 PP275 攻撃力582 命中力366 必要攻撃力561 レア度★12
  闇31%固定 フォトンクリスタル10個と交換

フォトンクリスタルは今日アップされた「なんとかティアーズ」のクエでSを取れば1個手に入る。Sは最低でも二人いないと取れないので、この交換品は「マルチプレイヤー専用」ということになる。

●うんじゃまティアーズ

 もちろんこんな名前のクエではないがうろ覚えなので気にしない。とりあえずスイッチが何カ所かあるのと、「主観モードで撃つことで入るスイッチ」があるのが特徴か。ちなみに誰で始めてもそのすぐ際(きわ)にハンドガンが置いてあるのであまり焦る必要はない。ちなみにこのクエはラストにオンマゴウグLV90がいて、雑魚が普通にウザイ
※特にラッピーの偽物みたいなヤツとデカイラッピー。
のでソロだとスイッチうんぬん以前に結構キツい。

つかS取らなきゃあんまし意味がないクエストでもあるので、友達と一緒にやりまくるしかないね。ちなみに今日は2個ゲットした。

●3悪人

 正しい名前はスッキリさっぱり忘れてるので、その件に関してはスルー。とりあえず開始直後にゲートがあり「ウェポンズバッジ2個」を要求されるのでそれは必須。あとこのクエはソロ専用で、かつ「スケープドールが使えない」。一回死んだらそれまでなのでかなり集中してプレイする必要がある上に、

 クリアタイムでランクが決まる

ので、 アイテムは基本的に一切取らない(たまたま移動ライン上にあれば取ってもいいけど)。もちろん道中のボックスも壊さないので、回復薬等は相応に持ち込む必要がある。

敵は普通に倒せる犬雑魚、ミミズ中雑魚、自爆ロボ、中型ロボ、魔法使いと、壊せない砲台、壊せる砲台など。ちなみに砲台は壊さなくてもクリアランクには関係ない。他の雑魚は全て倒さないとゲートが開かないので、言い換えれば「ゲートが開き次第どんどん進んでいけばいい」。

この中で要注意は何と言ってもロボ。中型や魔法使いも強いが、一撃のダメージはロボの自爆が一番大きいので、油断して食らうと一気に窮地に落ちる。僕の場合はヘッジスの氷と氷ムチをメインに1体ずつ確実に倒していった。一番の難所と思われる中型と魔法使いと自爆ロボが出るポイントは、HPが低い魔法使いを先に倒し、中型、自爆の順に倒す。特に自爆ロボは距離が遠いと紫の連射弾を撃ってくるが、近ければさほど頻繁に攻撃するわけでもないので、ここはあえて後回ししてもいいと思う。

回復は「4割減ったらディメイト」でいくが、余裕があればレスタも使う。ただ乱戦中はウェイトが掛かって思うようにレスタが出来ない場合もあるので、その辺り読み違えないように。

つか久々のプレイで△ボタンによるフォトンアーツのことをスッキリ忘れていたが、最後の3悪人のところで一気にDPSを稼ぎたいのでその前にマックスにしておきたい。
※それでも時間は極力無駄に出来ないので、フォトンチャージのパレットをあらかじめディメイトの隣にしておく方がいいかも。
つかボスは同時にデカいのをもらうとほとんど即死級のダメージなので(相手のレベルはたしか90)、回復は常に早めというかむしろ減ったら即使う感じ。

一回目はあっさりミスって序盤で死亡。2回目は慎重プレイ(タイムを気にしないプレイ)で14分ちょい。3回目はほぼ10分でボスまで行くが一瞬の油断で死。それらを踏まえつつ4回目、9分58秒で見事Sゲット。でも別にいいものがもらえるとかそういうのは無かった。つか、

 結構敵が強く、集中して戦い続けられるので、経験値稼ぎと割り切るのもいいかも。

まぁドロップは大した物が出なかったけど(Sでクリアしたのが1回だけなのでボスでも出ないかどうかは未確定)。

ただスケドル不可、ソロのみという条件がなかなかに居心地がよく、適度な緊張感で久々に楽しいPSUPだった。つか終了後手が震えてたりして、どんだけ気合い入れてたんだよ!?って思ったけど、他のクエが冗長だったり簡単すぎたりしてイマイチモチベーションが上がらなかったことを考えると、このクエの出来がよかったゆえに、ってことかも。
つか正直既に終わってる感のあるPSUP。たまにこうしたイベントがあっても、根本的な底の浅さは拭えず、今回もフォトンクリスタルを集めきるまではやらないだろうな~。でもソロクエは結構面白かったのでダウンロードクエ評価★★★って感じかな。

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カーステを買いたくなった

※本日二つ目

こないだの旅行中かみさんが運転するのに音楽がないというのはかなり申し訳なく思い、カーステ購入計画が発動。つか今時カセットテープで音楽聴いてる人って、、、まぁ仕事で使ってる車ならそれもおかしくはないか。

ただ、正直僕自身はあまり車で音楽を聴かなくなった。理由はまぁ好きな曲の定期的な提供がなくなったとか、案外ラジオの方が面白いとか、本を読む方が効率的だとかあるが、それでもMP3で尺の長い音源を聞くことが出来るなら、状況も変わろう。とりあえず伊集院のラジオを車で聴けるのならば、それはそれで魅力的だ。

 っていうか、最近のカーステってどうなの?

と思って価格ドットコムに聞いてみると、、、

 14000円程度でMP3どころかUSB接続のメモリから読み込むことが出来るものがリリースされてたりする!

これにはちょっとビックリである。きょうびUSBメモリなんざ安いヤツは2ギガで1000円くらいだ。仮に自分が今使ってるものを転用すればそれすらも掛からない。

だが、ちょっとまて落とし穴はないのか、、、とその機種を調べてみると、、、

・表示が英数字のみ
・エンジンを切ると時計が表示されない
・SD→USBアダプターがマルチアダプターだと認識しない
・ラジオ、特にAMが聞こえなくなる

どれもそれなりにデカイが、特に重要なのは4つめだ。現状それほど聞いているわけではないが、それでもAMがほぼ聞こえなくなる(らしい)となるとそれはそれでなんか怖い。あとエンジンオフで時計が見られないというのも、経験があるが結構不便。ただ最初の英数表記に関しては、

 23000円程度の上位機種だと漢字3段表示可能

という。つか実際いくらくらいで近所では売ってるの?と思い調べてみたら、

オートバックスでは上位機種を33000円くらいで工賃が6300円~10300円。
イエローハットでは上位機種を31000円くらいで工賃が3150円。下位機種を17000円くらいで工賃は同様。

とのこと。まぁ多少の情報の入れ違いはあるだろうけど、価格ドットコムとの価格差がかなりある。それもオートバックスに至っては「他店購入品の取り付けサービスはお断り致しております」と。うーむ。

正直最初はUSB接続なんて眼中になかったというか、MP3もドライブの相性で聴ける聴けないがあるんだろうなぁなんて思ってたので、CDそのものに及び腰だったのだけど、
※逆にSDカードリーダーが付いてる機種があるんじゃないかと思ってた。
実際自分のライフスタイルを鑑みると、USBリードはかなり魅力的。それを「なし」にした下位下位機種だとイエローハットで10800円ともうワンランク下がることからもその魅力の高さがうかがい知れるというもの。

で、今度は自分の車をいつもケアしてもらってるモータースに聞いてみたら、

 接続ツールが別にいる場合はそれに2、3000円掛かるかも知れないが、取り替え工事だけなら3000円くらい。

というお返事。ふむ。それならネットで買っても(顔も繋がってるし)安心っぽい。そもそもそこではカーステ売りまくってるわけじゃないから気分も楽だし。

と、ここまででかなり購入する気分が高まってきたのだけど、、、

 まぁバンククエストが終わってからでいいか。

とも思ったり。何の目的もない貯金だったし、実際フルに貯まってもPCが買えるほどは貯まらない。ある意味ちょうどいい金額が貯金されるわけで、、、まぁもしかしたら

 今日中にバンクエクリアしちゃうかも

知れないし、そうすると貯金はまだ2万円なので買えないかも知れないんだけどさ。つかカーナビとかDVDとかお金持ちの人はみんな付けてるんだろうけど、正直高いハードは

 メーカー製PCみたいでどっか騙されてるみたいな気がする

んだよな。僕の邪推かも知れないけどさ。っていうか上記の価格差をまともに考えたら、

 25万のカーナビがネットで買うと18万くらいになっちゃう

かも知れないわけで、それもなんか怖いなぁって思うんだよな。自分で取り付けられないからって足下見られてるみたいで。

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仮面ライダーNEXT

080822ridernext だらだらとバンククエストのボタンを押しながら見られる邦画が何か無いかとチョイス。つか「FIRST」はそれなりに面白かったのだが、果たしてNEXTは・・・。

つかまずこの作品のレビューなり感想なりを書く意味がどれほどあるのかって話にはなるのだけど、

 「んなもんは、ない」

ぶっちゃけ読者様で見てるのはnoriくんだけだろうし、今後見ると言う人もまぁいまい。でもこれは僕のブログであり、僕が見たり聞いたり経験したりしたことを書いてしまう場であったりする。付き合いで毎日目を通して下さる常連様にはまことに申し訳ないと思いつつ、ダラダラと感想を述べてみたいと思う。

 つかTVシリーズだったら、、、って思う

尺はそんなに長くないと思うが、個々のクオリティ、マスクのウェザリング、デザイン、ハサミジャガーの効果音、爆発、CG、特殊メイクなど全編通して「失笑」してしまうようなTVのヒーローモノに感じるような「子供だまし感の強い低俗さ」は全く感じなかった。3人の役者はオリジナルを知ってる者には違和感がないわけではないが、わずか2作でしっかりとキャラが立っているし、ヒロイン役の女子高生もかわいい。脇を固める役者も手を抜かず、ホントしっかり作ってある。正直言って気に入らないと思ったのは必然性なく「偽ライダー」が何人も出てくる点くらい、ビジュアルに関する否定点はない。

ただまぁこれはあくまで特撮ヒーローに耐性がある人の意見であり、プロレスがそのお約束の上で熱くなれるのと同様に、「いきなり見て楽しい」ってもんでもなかろう。イケメンが活躍する様は平成ライダー世代のお母様方に訴求しないとも言えないが、簡単に女の子を危険な場所に置き去りにしたり、唐突かつ不自然にメインキャラが登場する展開は、伏線なしで納得させるのは正直厳しい。

また今回は敵役のショッカー以外におもいっきりオカルトの要素が加味されていて、「え?これってショッカー?なんで?どうして?」という思いが去来しまくる。ツッコミどころというよりは、素直に「?」が頭をもたげまくる。

 でもそれを許せる心が欲しい。

ワイヤーアクションは少々食傷気味だし、先ほども書いたけど「必然性」という着眼からしたら違和感残りまくり。でもそれを言っちゃダメって感じなのだ。っていうか、

 TVシリーズだったら楽しみにするレベル

には良くできてるのだ実際は。でもそれが劇場版の尺でまとめてあるが故に違和感の方が前に来てしまう感じ。なんか勿体ないような。

でも実際にTVシリーズだったらと思うとそれはそれで無理がある。だって子供はこんな怖い話好きじゃないもの。でもってあんな派手さに欠ける配色のライダーはたぶんかっこよくは見えないと思うもの。

 結局は非常に狭い世代、R40前後でかつ今でも特撮が好き

という僕みたいな層にしか楽しめないということになってしまう。つか逆に言えば僕らにはまぁまぁ楽しめるとも言える。オカルティックな味付けも薄暗い初期ライダーの怖さをリスペクトした上でのものだろうし、なんだかんだ言ってもライダーが3人並んでるのを見るのはちょっと嬉しい。
※1号と2号が一緒にキックする際に「ダブルライダーキィィィィッック!!」って叫ばなかったのは減点対象だけど。

正直オススメできる層がほとんどないのが口惜しいが、「わかって見る」分には別段不満はそうない。評価は★★と低めだが、1作目よりヒロインが好みだったので見て損したということはなかったな。

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2008年8月21日 (木)

下呂旅行

毎年夏は旅行に行かないというか、まぁかみさんたちは実家の親父さん達と行ったりしてるのだけど、僕は大概おいてけぼりなのだ。ただ今年は何となく「行きたい」と意思表明したら、いつの間にか下呂になってた。っていうか激遠くなくかつそれなりと言えばそれなりな下呂はそんなに嫌いじゃないっていうか嫌いじゃないから書くこともあるかと言えばそれはそれで別の話なのだが。

つか物忘れの激しさがニワトリを煮染めたようなレベルにある僕としては正直昨日と今日で何をしたのか、どこに行ったのかもあんまし覚えてない。っていうかそもそも場所の名称を明確に認識してなかったというべきなのかも知れない。というわけで結構あいまいな感じでダラダラと進む。

●鬼岩

本来ならたくさんの巨石がゴロゴロと転がり、たまたま出来たその隙間みたいなところを歩いていける名勝の一つだったのだが、数年前の土砂災害で通行禁止に。悲しいかなそこまで行けなくなってた。
※ちなみにここもかみさんと長男は一度来たことがあるらしく、なんか結構楽しかったっぽい。
つか「悲しい」のはむしろ行けなかったことより、

 あまりにも強力に廃れた感じの周囲

完全に廃業して入口に黄色いテープが貼られてるようなところはまだマシで、キモである鬼岩そのものが立ち入り禁止になったのにまだ営業を続けているホテルなんかは、怖くて近寄ることも出来ない。シャッターが降りた土産屋はぶっちゃけどこの観光地でもあるが、かなり大型の観光バスにサビが浮いて数年動いてない感や、池に溜まった汚い灰汁の泡。傾いた「鬼岩祭り」の灯籠など、別の意味で凄みがあった。

修復に相応のコストが掛かるのは間違いなく、今後加速度的に「廃色」が強くなっていくことは間違いないだろうな。そこに働く人たち、とりあえずがんばれ。

●サイエンスワールド
http://www.astec-gifu.jp/homepage/homepage2.htm

つかこの無個性なタイトルを持った博物館というか体験型パビリオンってのは日本中にそれこそ無数にあるのだけど、
※つか我が家的にもたぶん二桁に届くくらい行ってる。
ここはここで意外にもよかった。

つかどう見てもインベーダーをパクったキャラがなぜ「先端科学技術体験センター」と関係するのかは定かではないが、夏休みということもありかなりの子供達でにぎわっていた。
※ちなみに入場は無料。

要はちょっとした工作を通して科学に親しみを持ってもらおう、理科を好きになってもらおうといういわゆる「でんじろう系」の科学館なのだけど、その展示物がかなり普通とは異なっている。

よくある科学館、っていうかこの旅行中に行った「中津川市子ども科学館(後述)」とは一線を画す科学館で、まずのっけから、

 スーパーカミオカンデの解説

みなさん知ってます?「スーパーカミオカンデ」。地下100mくらいに掘られたバカデカイ水槽の中に、約50cmくらいのこれまたデカイ電球みたいなのが1万数千個並べられた施設で、宇宙からのニュートリノを検出するんだそうな。

 ニュートリノ?

つかもうお手上げなくらいハイテクなお話で、正直解説も「大人というより科学者向け」レベル。子ども達どころか多少こういうものに興味のある僕やかみさんでさえついて行けませんでした(^^;。

でもなんか凄い感じが伝わってきたのでこれはこれでアリかなぁとか。

あとなんか「消える貯金箱」とか「プラ版に塗り絵してオーブンでちっちゃくする」とかの夏休み工作教室みたいなのがあって、我が家も「ブーメラン作り」しました。細長い短冊状の厚紙を二つクロスするようにホッチキスで止め、アールを付けて全体的にちょっとそらせる。それを縦にしてスナップを効かせつつ投げると、、、

 おおっ戻ってくるわい!

というか僕はこういうのかなり気合い入れて作るタイプなので、むしろ精度の低い子ども達のより「見た目的に既に凄くイカス」出来だったのがかなりウケて、それが楽しかったというか、まぁこういうのもアリでしょって感じ。

そしてキモは

 本物と偽物を見分けるコーナー

つか同時間帯にスクリーン上映系のイベントがやってたのでろくに人がいなかったのだけど、「鼻が効く」僕はこちらをチョイス。つか見るだけなんてのはどこにでもあるんだよ。と思いつつ。

ここでは「シルクとナイロン」「真珠と人工真珠」などを科学の目を使って見分ける実験を体験。わずか4種類だったけど、一つ一つに驚きと感心があり、子ども達ともどもかなり絶賛。つか「ルビー」なんかはほんとわかんなくてむしろそれが愉快だったり。担当のおじさんもかなりいい人で、小学校高学年~中学生くらいのお子様がいるご家庭には特にオススメですね。

そうそう、もう一つ凄く、ある意味この旅行で最も印象に残ったのが、「食品サンプルコーナー」にあった「アデランス提供の人工毛髪」。

一方は数年前まで「それ」だったツルツルの人工毛髪で、もう一方には「表面に砂をぶつけて人工的に人間のキューティクルを再現した」もの。この「最新版の毛」がもう凄いわけ!

 どこをどう触っても十代の女性の毛としか思えない。

なんつかこれを書いてしまっていいのかちょっぴりためらいつつも書いてしまうのだけど、僕は中学時代とにかく女の子の髪の毛を触るのが大好きだったんだよね。
※念のため書いておきますが、本人の了解を得て触ってましたよ。っていうか「スゲェ綺麗」とか「スゲェ柔らかい!」とかほめまくりながらだったのでご本人もそんなに嫌な気持ちにならなかったんだと思うけど。

 その手触り!人工なのに萌えるっ!

まさに「本物と区別が付かない」レベルで、電子顕微鏡写真でもホントにキューティクルが再現されてる感じ。つかコブラにあった「本物の髪の毛は片方向にしか滑らない」ってのまで出来てて、ひとり劇的に唸ってました。つかあれだけの技術があれば、ホントにカツラとかが本物と区別付かなくなるよなぁって思ったもの。つかお土産に欲しかったくらいだし<どんだけフェチだよ。

●ホテルくさかべアルメリア

テレビでよくCMやってる「有名どころ」に泊まってきました。が、ぶっちゃけ店のパートさんに「最低のホテルだった」と前評判を聞いていたので、むしろ何がどう最低なのかを確認するような心づもりだったのですが、
※でもかみさんがせっかく予約してくれたのであまりおおっぴらには言わず・・・。
※あくまで貧乏人視点ですのでそれをお忘れ無きよう・・・

○ダメなところ

・部屋まで案内してくれない。当然荷物も持ってくれない
・防音が甘く、他の部屋の子どもの声が凄くうるさい
・冷蔵庫は自由に使えない(普通?朝6時にオートロックがかかるのって普通?)
・トイレが臭い
・廊下がかなりタバコ臭い
・晩飯バイキング時に、「トレイがない(毎回皿を運ばなければならない)」「果物がない(チョコレートフォンデュ用のバナナとパインのみ)」「ご飯が大型ジャーではなくおひつなのでぶっちゃけ冷めてた」「テーブルとテーブルの間が40cmほどしかないのですれ違えない。つか太ってるお客さんはかなり困ってた」「料理してる人の目の前にあるものが「何か」を訊ねても知らない」「基本的に品数が少ない(うどん、そば、カレー、パスタなどの定番がない。刺身がマグロとサーモンだけで甘エビやイカがない(これはたまたまかも)、アイスやヨーグルトがない。焼き肉系のものがない。つか「お席を回ります」とか言ってたソーセージとステーキは食い終わる頃に回ってきたし)」「フタが開いたままにならない料理(異常に取りづらい)が数品あった。つかキレそうになった。っていうか半ばキレ気味に器の口を無理矢理広げたし」「何よりあんましおいしくない」

 つか、ご飯が冷たいようなバイキングがおいしいわけはないんだよな。

・全体的に外国人スタッフが多いのは仕方ないと思いつつもう少し教育が徹底してあってもいいのでは?と思った。
・部屋の布団がかなりほこりっぽいというか、ニオイとかは別に全然大丈夫なのだけど、ちょっとしたことで空気中に「何か」が舞うというか、羽毛?綿?
・部屋にスリッパが出してない

○イイところ

・洗面所の水を出すハンドルが凄く軽いのにちゃんと出るし止まる。ちょっと感動。
・エレベーターが斜めでケーブルカーみたい。
・フロントのイスのクッションがフワフワ。
・露天風呂が結構気持ちよかった&24時間利用可。
・いろんなサイズの浴衣が用意されてる。
 ※3S~3Lくらいまであったような気がする。
・室内テレビが地上波デジタル対応のWOOO26インチ。
 ※でも時々電波が途切れて映像が止まる・・・。
・室内設置のお茶菓子がなんと8種類!コーヒーや紅茶まである!これは普通に凄い。
・バイキング時に氷を出せる給水器があった。

トータルすると確かにダメホテル。でもテレビCMをたくさん打って、外人をたくさん使って、「安いコストでたくさんのお客を集める」努力をしないと生き残れないのがホテル業界なのかなぁとも思った。要するに「これだけサービスの質を落としてでもテレビCMを打って集客に力を入れる」経営方針を「余儀なくされる」のかなぁと。実際お客さんはスゲェ入ってたし。

ただリピーターがどれほどいるのかは怪しいところ。少なくともあのバイキングをまた食べたいという気には全くなれなかったな。とりあえずクリス評価は0点ってとこで。
※ただ長男曰く、直前に実家のご両親と行った石川県のペンションはもっと悪かったとのことなので、僕以外の3人はそれほど不満はなかったご様子でしたな。
あ、ちなみに僕は基本風呂嫌いなので、温泉が少しくらい良くても加点要素にはなりません。ちなみに2カ所ある温泉の「いい方」にしか入ってません。

●中津川市子ども科学館
http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/kodomo-m/

大人310円の入場料が取られるオーソドックスな科学館。まぁ普通。お客さんも全くいなかったし。強いて言えば旅行中唯一ネットが出来る場所があって嬉しかったってのと、

 手動計算機
http://www.tiger-inc.co.jp/temawashi/torisetu1.html

という非常にレトロなガジェットが触れたのがよかったかな。鉄の魅力というか、中は歯車の塊で電気的な仕掛けは一切ないという、ヘヴィな一品。ちなみに「電子計算機」いわゆる電卓が登場したのが僕らが生まれた頃なので、実際に「実用として」疲れていた頃を全く知らないわけですが、こういうのをカチャカチャとマッハで操作してるというのは絵的になかなかいいなぁとも思いましたね。

ちなみにうちの子はこういう科学館が大好きなので、寄るところがなかったらこういうところに寄っておけば間違いなかったりします。つか大当たりもないけど大ハズレもしないってとこで。

●クアリゾート湯舟沢
http://www.nakatsugawaonsen.com/index.html

子供達がどうしてもプールに行きたいというので帰路の道すがらに寄ったスパ&プール施設。料金は大人1700円子供900円からホテルにあった割引券で100円引きくらい?

基本はプールとそのまま水着で利用出来るジャグジー&低温サウナ&水着着用不可の温泉ゾーンで、正直プールそのものは一周40mくらいの短い流水プールと円形ジャグジー、スクウェア、幼児、スライダーというコンパクトながらも無難な仕上がり。温水というほど温かくはないが、たぶん水そのままじゃない。つかそんなことより、

 ここのバーデゾーン(水着で入る温泉ジャグジー)はスゲェ!

何がスゲェってその「水圧」。

寝ころんで肩に当てるオーソドックスなものは肩に刺さるほどの細く鋭い弾丸。例えて言うならサボテンダーの針千本ってこんな感じなんだろうな~って感じ。

打たせ湯は上からのジェット水流。つか「落としてる」のではなく「たたきつけてる」感じはむしろ「Sか!?」と作った人の感性を勘ぐりたくなるほど。1分もいると頭が痛くて逃げたくなること必至。ちなみに側面や足の下からもボコボコと。

通常の下方からのジャグジーも水面に20cmくらいアブクが盛り上がってるくらいだからかなりの勢い。っていうか長男なんかは、

 浮く!

って言ってたからよほどだ。

そして何より凄いのが深さ120cmのエリアにある側面攻撃。十数カ所ある射出口からふくらはぎ、ふともも、腹、脇腹、背中の贅肉という贅肉をそぎ落とすかのごとくに噴射される「刃物のような水」。つかあまりに勢いがありすぎて、

 CMのアブトロニック以上に腹の肉が揺すられる

感じは正直立ってるだけなのに死ぬほど疲れる。つかふくらはぎ攻撃なんて、痛くて5秒と同じところに当てていられないほど。

確かにジャグジーと言っても弱い水流でほどよく気持ちいいところがほとんどだから、こういう「強烈なの」があってもいいとは思うけど、それにしても痛かった。つかまぁ「それほど痛いのはエリア内でも2カ所」っぽかったけど、もし行く予定の方はぜひその側面ジャグジーを体験して欲しいと思います。ぶっちゃけ風呂から上がったらアザが出来てるんじゃないかと思ったもの。

ちなみに風呂の方はいたって普通。プールの水を洗い流して軽く使って出てきた。入口ではコーヒー牛乳。これもまぁ普通。施設の評価は(1700円は安くないが)★★★☆かな。リラクゼーションルームもあったみたいだし。ただもう少し飲食が充実しててもよかったかなぁとは思ったけど。ちなみに服着たままでも大丈夫みたい。

最後帰り道にトイザらスに久々に寄ってきた。まぁ別にコレと言って書くこともないのだけど、結構空いてたな。町の小さなオモチャ屋はトイザらスが来て大概食い尽くされてしまったけど、トイザらスもまた南米から来た巨大なワニに食い尽くされてしまうのかも知れないな。アマゾン恐るべし。

つか貼り付けるほどの写真が一つもないのはもはや致し方ないところ。別段見て楽しめるようなものもなかったし。ただ今思えばあの「人工毛髪」だけは写真に撮っておくべきだったかな。トータルすると★★って感じの旅行でした。つか今回もずっとかみさんが運転してくれて、予約も撮ってくれて感謝です。つかやっぱたまには「非日常」がないと毎日の加速度が増してしまう気もしますしね(^^。

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2008年8月20日 (水)

プールに行った

つか冒頭から余談だけど、「隣町」って表現はあまり日常では使わないよな。実際「隣にある町」は大抵複数で、リアルの知り合いにしてみればそんな曖昧な表現よりダイレクトにその町なり市なりを言った方が全然わかりやすい。ゲームとかアニメとかでも使われるけど、

 ある意味受け手(他人)との距離を明確化する表現

と言えなくもないな。ということで「隣町にあるプール」に行ってきた。その蒲郡市民プールは僕らが子供の頃からある結構歴史あるプールなのだけど、当時から

・流れるプール
・造波プール
・ロングスライダー(直線)

の三つの花形アトラクションのおかげで、結構な人を集めていた。つか今プールを作るとしてもこの三つがあればとりあえずOKと言えなくもないくらいポピュラーなパーツであるだけに、当時の人気は推して知るべし、、と思いきや、

 今回も死ぬほど混んでた

大人500円子供200円だったかで市民プールらしく比較的リーズナブルな利用料金。
※駐車場代、ロッカー代無料。
映画行くと思えば親子4人で1400円は破格に安いとも言える。

一応ポイントとなるところを書くとするなら、、、

・シャワーなし
・基本的に園内飲食禁止
 ※水着で食べられる軽食エリアはある。
・空気入れ有り
・脱水機なし
・浮き輪持ち込み可
・スイムキャップ着用義務なし
・飛び込み禁止
・私服入場禁止
・入れ墨可(^^;
・幼児プール有り
・真水
・プールサイドはコンクリートなのでかなり熱くなる

基本ファミリー向け。直線スライダーは直線だけにひとりひとりは比較的早く終わるし(待ち時間が短め)、二人一緒に(2レーンあるので)競争することも出来てちょっと燃える。つか単純に速度が出るというのは痛快。まぁ頭からとか二人一緒に(1レーンで)滑ったりは出来ないが、比較的ルーズなのでこれはこれでアリ。

造波プールは30分に一回10分間かな。園内から集中するのはお約束。波の強さは可もなく不可もなく。

つかまぁ全体的に可もなく不可もない感じかな。食い物が充実してるわけでもないし、特殊な(バケツとか水鉄砲とかゴムボートスライダーとか)もんがあるわけでもないし。

とりあえずスライダーをいかに速く滑るかを競い合うのが正しいココの楽しみ方かな。★★。
※せめて競泳用プールで飛び込みが出来れば☆1つ加点したんだけどな。

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2008年8月19日 (火)

剣と魔法と学園モノ

価値観の近いオフの友人(年下)から「ウィザードリィが好きなら裏切られないからヤレ!」と強く勧められ、ほとんどノーマークだったのに購入。つかネーミング的にはなかなかイイ感じで、発表時には多少気にとめていたのだけれど、ファミ通のクロレビが悪くて結局スルー。つか正直レスポンスとかレスポンスとかレスポンスなんかが今ひとつ良くないし、序盤からスゲェ色替えの敵ばっか出てくるというか、レベル1なのに今年の日射し並に強い敵がいたりもするが、

 確かに悪くない。

システムは「オマエどんだけマネすりゃ気が済むんだよ」と言いたくなるほどウィザードリィ。種族があって、それぞれに初期パラメータがあり、キャラメイク時に振れ幅のあるボーナスポイントが支給され、それを割り振って戦士とか魔法使いとかにする。魔法は4系統あって、それぞれの職を極めてから転職することで「ある程度」持ち越すことが出来たり、マックスHPは半減するけどステータスポイントは下がらなかったりと、

 まんまじゃないけどかなり似通ってる。

パーティは6人で最初から作られてる奴らで組んでもいい。
※ちなみにその初期メンバーには侍や忍者もいる(つかいたような気がする)。

ウィザードリィっぽくない点としては、敵を倒したり宝箱を開けたりして得られる「素材」を集めることで武器や防具を錬金することが出来る点や、舞台が「学園モノ」ということで「町はずれ」が「職員室」とか、寺院が保健室とか、ボルタック商店が購買部とかになってたりする。あとクエストを受注するシステムや、メンバー全員で攻撃する合体ワザなんかもあるが、まぁ

 基本はウィザードリィと思って間違いない。

その最たる点として、僕がウィザー・・面倒になってきたのでWIZとする。WIZをやる時必ずやるメンバー構成、戦士戦士戦士僧侶僧侶魔法使いという盗賊なしパーティでも通じることが挙げられる。カギの解錠は戦士でも出来るし、ワナも外せないことはない。
※しくじって困るワナの場合はスルー。つかワナ識別魔法があるからこそ出来る。

ステータス的には一番弱い司祭がHP12くらいで死にやすいかなぁと思いつつ、最初に覚える回復魔法で30とか回復してくれるので前衛は序盤頻繁に「寝に戻る」必要性が低い。まぁレスポンスが悪いことを除けば全体的に今風なチューンがされていて、キャラも、

 スゲェ世界樹の迷宮っぽい

とか、

 序盤から「ターン床」「電撃床」「一方通行」があったりもするが、マップはノーウェイトで確認出来るし(歩いたところだけ埋まるタイプ)、何より戦闘のバランスがかなりイイ感じに厳しいので「PSPで世界樹の迷宮やウィザードリィをやりたい」という人には確かにオススメ出来る。

っていうか、世界樹の迷宮の何が嫌いかって転職がない点だと思うのだけどどうか。っていうかアレはダンジョンを探索することに重点を置いたチューンで、実際のトコロWIZというよりはファンタジーに近い。
※「ファンタジー」。PC88の頃あった洋ゲー。見下ろし型だが部屋に入る際「じめじめした空気が体にまとわりつく部屋に出た」とかテキストによるディティール説明が多かった。
音楽の良さもあって決して駄作と言うつもりはないが、やっぱり未来が明るくない。

 その点剣マホ(今この場でオレが決めた略称。以後これをデフォルトとして使う)は違う。

レベルを上げるのも大変だし、お金とか全然貯まらないし(序盤の実入りと毒消しのバランスまでWIZ並)、僧侶と魔法使いだけだと毒消し魔法もなかなか覚えられないけど、何とか手に入れた素材から「弱いながらも強い武器」が作れた時はやっぱり嬉しいし、ちょっとずつでも強さが実感出来る敵へのダメージは地味ながら確実な喜びを与えてくれる。種族の中にはデフォルトで「ブレス」が使える者もいて、レベルが上がって2体に攻撃出来るようになると俄然モチベーションも高まる。
※つかある程度強い武器が手に入るまでは全員ブレス使いで作った方がいいんじゃないかってくらい強い。通常の物理攻撃に耐性がある敵にも後衛にも効くし。っていうかそういう戦略を考えるのもまた楽しいのだ(^^。

ボーナスポイントでちょっとがんばれば鑑定出来る司祭を作るのも容易だし、ムラマサに匹敵する武器もあるという。
※当然未確定の名称もそれなりのものであるハズだ。

正直今の世の中WIZのようなゲームを好んでプレイする人がどれほどいるのかはわからない。世界樹みたいに鳴物入(なりものいり)じゃないし、バカ強いモンスターが徘徊してるワケじゃないから緊張感はあれより下、グラフィック・サウンド的にもさほど目を見張る点もない、、、

 だが、これはこれでアリだと思わせるバランスがある。

バランスというのはそれほどに重要なものなのだ。っていうか意外と時間を食うので空き時間にちょこっと、とか車運転しながらひと潜り、と言うわけには行かないが、ファミ通の評価は「あくまでWIZを嗜まない者の評価」として、僕的な第一印象は★★★☆としたい。つかかなり面白い。何かRPGやりてぇなぁって人にはオススメかも。つかテイルズシリーズとは対極にあるけどね(^^;。つか攻略本があった方が楽しめるタイプのゲームかも知れないな。

・・・

ここまでがファーストインプレだったが、継続してやってみて気付いたら二日で14時間やってた時にはさすがにビックリした(^^;。いつの間に・・・?って感じ。休みでもないのに。

つかWIZ経験者どころかどうやらこの作品はまんまとあるWIZのキャラ替えみたいな位置づけらしく、それも無理からぬ事らしい。ただまぁWIZそのものが携帯機向けのゲーム性であることや、完全日本向けローカライズそのものは悪くないと思うので大局に影響なし。

とにかくプレイが軌道に乗ってきたというか、ブレスで3体まで攻撃出来たり、一念発起して面倒だった防具を強化したり、僧侶が「歩いてるとちょっとずつMPを回復」スキルを覚えたりして、ダンジョン内での長時間滞在が出来るようになってきた。

まだまだ敵を選んで宝箱を取捨選択するというレベルではないが、メンバーに盗賊を加えて、
※やっぱ盗賊はいた方が便利っぽい。つか後衛攻撃手段が手に入ってから入れればいいと思うけど。
宝箱のリスクはかなり軽減されたし、司祭のレベルアップによって鑑定の成功率も格段に上がった。
 要するにダラダラ指数が上がった!

WIKIページを見ても、正直「次回作へのリクエスト」に書かれている項目は取るに足らないことばかりだし、どうやら本気で楽しめる作品だった模様。勧めてくれた友人に結構大きめな感謝って感じだ。っていうかここの読者様に「WIZ好き」がどれほどいるかわからないけど、
※バブシカさんはPSPお持ちになってらっしゃらなかったかしら。

 本気で地味に楽しい

佳作だと思う。何度も書くけどファミ通のクロレビ7657くらいはあんまし当てにならないぜ!?

以下余談。つか続き?

剣マホやってて思うのは敵のアニメとかデモとか全然いらないんだなってこと。前も書いたけど僕は数字を楽しむプレイヤーなのでそこさえしっかり「魅せて」くれたら、それだけでご飯3杯行けるみたいなところがあるんだよな。ちょっとした敵のステータスの違いに翻弄されつつじっくりしっかりキャラを育てる楽しさ。武器も適度にドロップしてくれて、属性を付与するのもまた楽し。ちっとも学園モノじゃないゲーム内容だけど、ニーズを考えたら「かなり正解に近い」着地点な気がするね。
あと今までWIZで抵抗なく受け入れていたSTRやAC値。前者はニュアンスで言えば攻撃力であり、後者は防御力と取りがちだが実際は「命中率」と「回避率」(1が1%ってわけじゃないけど)。無論そのことは知っていたのだけど、今回普通に「回避率を上げる」と魔法効果の説明があったりすると、今まで使っていたBAMATUの呪文とは思えない違和感があるのがむしろ面白い。防具のステータスでも「わずか1しか回避が上がらない」と思うと凄く少ない感じがするが、WIZのACが1上がると思えばそれは全く無視できない。

頭ではわかっていても実際に「和訳」されたWIZはこうなる、というのをきちんと作って見せられると、それはそれで新しい発見がいっぱいあるもんだと思う。

後衛にいても平気で敵の攻撃に晒されるし、
※それであっさり死ぬことも多い。つか死者復活にはWIZ同様ロストも伴う。つか生命力のステータスがじわりじわりと(死ぬたびに-1される)下がっていくのもいい意味で怖い。
最初にターゲットに指定した敵が倒された自動で他の敵を攻撃してくれる「だったらいいのに」が実現されていたりもする、

 今風のチューン

が僕に初代以外のWIZゲーを抵抗感なくプレイさせている最大のポイントなのかも。

ただ、残念なことが一つ。現時点では未だに彼に会えてない。つかWIZと言えばムラマサと彼。彼あってのWIZ。縁の下の力持ちというかむしろ主役、つか僕が一生の間で、、、これほど雑魚を倒すのが大好きな僕が、ドラクエ8で13000匹雑魚を倒してクリアした僕が、最もたくさん倒したことに疑いの余地のない永遠のフレンド「マーフィーズゴースト」がいない。
※ちなみにマーフィは「6秒に1匹」計算で二人で行くと2000チョイの経験値。まっさらな僧侶や魔法使いをレベル1から13に上げるのに必要な経験値が20万前後だから一つの職を育てるのに100匹。魔法使いと僧侶を覚えつつ転職させたキャラを13近くまで上げる「デフォルト」を3人やれば900匹。それをWIZをプレイすると大概やるので、、、。つか10階でフラックと出てくる3人も数限りなく倒してる気がするし、ぶっちゃけにぶっちゃけ僕よりマーフィを倒してる人もいるだろうけど、

 倒された回数だけで言えばスライムより多いのでは?

と思う。まぁそんなマーフィ礼賛はともかく、今のところ剣マホに彼に相当するキャラが出てきていないのが残念至極。

ちなみに「死のゆびわ」だっけ?4階でエレベーターのキーと一緒に手に入る自力鑑定すれば25万くらいのキャッシュになってお金に困らなくなるアイテム、あれの代わりはあったかも・・。つか一つだけ素材で全然鑑定できないヤツがあって、それが5万なんだよね。何かはわからないけど、鑑定できる日が楽しみ(^^。

現在のレベルは平均10。所持金も2万近くまで貯まり、ある程度の相手には対応出来るパーティに仕上がってきた。もちろん13は一つの通過点でしかないし、物語もそこでクリア出来る様には作られてないはず。それがわかるからこそワクワク出来る。

WIZ1はいつやっても楽しいが、そのゴールは正直少し物足りない。GBの外伝も傑作ではあるが、今やるにはプレイアビリティが正直低い。
※DSではプレイ出来ないし、エミュでやる=携帯機と比べると煩わしい。GBAだとバックライトじゃないから暗いし。

タイトルも見た目も違うけど、やってみればこれが「非常にWIZ」であることに、それも「かなり良質なWIZ」であることに気付くはず。BUSINとかの「次世代っぽいWIZ」が好きな人にはオススメ出来ないかも知れないが、GBの外伝シリーズを「至高」とする僕みたいなヤツにはかなりオススメ度は高い感じだな。

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2008年8月18日 (月)

長靴をはいた猫 80日間世界一周&パンダコパンダ

先日ジブリのことを書いてたら急に「そういう作品」が見たくなって思わず勢い余ってヤフオクで落札。つか5年くらい前に中古屋でもっと安く売ってたような気もしたけどそん時はそれほどでもなかったから仕方ない。

つか昔のアニメを見るときに一番気を付けなければならないのは、セルの枚数でも絵のクオリティでも時代を映した脚本やセリフ回しでもなく、テンポと見せ場のバランス。要するに平和でちょっとしたオカズでご飯何杯も食わせるような作品が昔の作品にはあったりする。悪く言えば冗長、悪く言わなければ時代背景として致し方ない部分ではあるのだが、ソレを頭に入れてないと結構ヘタれる。

正しい楽しみ方は、その一枚一枚の作画、原画の良さや、色味、往年の声優の巧さと、(止めた時でも動きのある)構図などだと思う。物語は正直稚拙さを禁じ得なかったりするし、
※一方で昨今の「ジャパニメーション」みたいな?オレ的なんだかうさんくささを隠し切れてないみたいな?そういうのよりずっとピュアでストレートな安心感と捉えられなくもないけど。
主題歌なんかも妙にガキっぽいというか、「ちょっとこれは・・・」と感じたりもしてしまう。

でもやっぱ絵はよかったりする。「維新」という言葉を使うのが適切かどうかわからないが、手塚治虫が作った日本アニメの歴史は「動く絵」の歴史。口だけがパクパクして繰り返しの連続でいかに手を抜くかなんてのはやっぱダメだと思うんだよな。

 基本絵が巧くなきゃ始まらない。

宮崎駿がアニメーターを目指したのは「オレならもっと巧く描ける」からだったという話を読んだこともあるけど、それとて「0点のものに」はそう感じたりはしないだろう。「7点を9点、10点に出来る」と思うからこそ自分もその道を選ぶ決断をしたに違いないのだ。

そんなことを考えつつ長靴をはいた猫を見る。つかちなみにこの作品はシリーズ3作目にして最終作。つかその前の作品は主人公ペロの声や主題歌が違っていて、「記憶の中ではこうじゃなかったはずだが・・・」という思いがもの凄く去来した(3年くらい前にたまたま見た時)。

しかしこれはなべおさみ。主題歌も「♪びっくりしたなぁ!びっくりしたなぁ!びっくりしたびっくりしたびっくりしたなぁ!」ってヤツ。僕らの世代なら夏休みに、

 3度は見たことがある

はずのメロディに思わずグッと来るが、知らない人には全然知らない話。つか認知度的にはジャングル黒べえよりずっと下なんだろうと思うし。

絵のクオリティも思った通り高く、ゲームで言えば秀逸なドット絵を見るようにセルアニメの向こうにある原画に思いを馳せる。敵役のグルーモンなんかは、まことによろしいし、大塚周夫のガリガリ博士も30年も前からこの人はこうだったんだなぁなんて感慨深い。

 でも寝ちゃったんだよねぇ・・・(^^;

子供と見ていたのだけど、プールに行った日で、体中ヘトヘトだった上にたまたま布団敷いた上で見てたからたまらない。って何がたまらないのかわかんないけど、とにかく僕は睡魔に負け、

 目を覚ましたらペロがゴールする2秒前だった。
※80日間世界一周はペロがグルーモンと賭をする話。

ちょっと残念に思いつつも子供達に感想を聞くと「面白かったよ~」とのこと。なんか凄くホッとしてる自分がいる。僕がお前達くらいの頃何度も何度も見ていたアニメ。それが時を超えて受け入れられる感覚。

僕のオヤジが結婚した年齢と、僕が結婚した年齢はほとんど一緒。だから僕が小学生の頃オヤジが見ていたマンガやドラマをもし見る機会があったとしたら、その感覚は今回のそれと近しいタイミングということになる「はず」なのだが、正直な話とてもじゃないが「はだしのゲン」を面白いと言いつつ見たり出来るとは思えない。っていうかそれは僕が今でも少年マインドをキープしつつロートルにさしかかってるという見方もあるが、同時にアニメという文化そのものがあんまし変わってないということでもあるようなないような・・・。

ちなみにパンダコパンダの方は、「なんかスゲェトトロくさい・・・」って感じで、全体的に「いい意味でも悪い意味でも」アニメのご都合主義が出てる感じ。ジブリ大好きっ子なら既にチェック済みだとは思いつつ、対象年齢は未就学児(小学生未満)かなぁとも思ったりした作品でしたな。あ、でも水森亜土や山田康雄はやっぱイイ味出してる感じですよ。僕の評価は★☆くらいだけど子供達は見たところ★★★☆という感じでした。特に長男のツボに入ってたみたいでちょっと意外だったり・・・。80日間世界一周の評価は(途中で寝ちゃったくせに)★★とさせて頂きます。つか過度に疲れてたからしょうがないよ・・・(めちゃ言い訳)。

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2008年8月17日 (日)

バンククエスト~その5~

100階のワルダラーを討伐後、110階になっても120階になっても130階になってもボスは不在。前回書いた様にショップの品揃えは貯金可能額の上限を鑑みるに変動は考えづらく、このまま同じ雑魚を倒し続けて200階まで行っちゃうのかなぁなどと、大幅に下がったモチベーションと共にダラダラとたまに覗いては宝箱かエンジェルを待つ日々が続いていた。
※宝箱からはドラゴンステーキ:HPを最大まで回復が出て、エンジェルもHPを最大まで回復。要するに「肉が出たら使ってほったらかし」「エンジェルが出たらほったらかし」という感じ。
こちらのHPはすでに450を超え、相手から攻撃はかわすことも多く、食らっても0とか高くても5とかだった。そう、昨日までは・・・。

今朝もいつもと同じように枕元にあるグレーの塊を手に取り、おもむろにボタンを押す。

 HP145。

ん??いつもより少ないな。半日ほったらかしにしていても大抵は350くらいで、正直意識するほどでもないという感じだったのだが、今朝の数値はそれを大幅に下回っていた。とは言っても昨日は休みでいつにもましてほったらかし時間が長かっただけだろう。いつものようにエンジェルか肉が出たらまたそのまま継続でいいや、、、ボタンを連打し、その時を待つ。

 あまり見慣れぬ敵が出てくる。

バンクエの敵は単色ドットということもあり、同じグラフィックで名前や強さが違う敵も少なくない。特に序盤に出てきてまた終盤に出てきた様なヤツはその強さが大幅に強化されていたりしても不思議はなく、印象も中途半端だ。

 たしか101階から130階までは同じような奴らだったはずだが、、、

既に一度見たことがあったせいもあり、印象はにぶる。しかしこちらが食らうダメージは5とか7とかちょっとだけだがいつもより多い気がした。

 もしかしたら敵のテーブルが変わったのかな。でもまぁHPが100もあれば次の肉までは持つだろう・・・。

いつものようにクリティカルを繰り返しながらボタンを連打する。つか倒すのに掛かる時間はほとんど変わらなかったので、危機感もさほど高くなかった・・・ここまでは。

 何度か見たことがあるロボットタイプの敵が現れ、こちらの攻撃でヤツのHPはあと1割ほどになる。その後相手の攻撃ターンに「クリティカル」と表示され、

  僕の食らったダメージは「96!」

はぁ?残りHPは一気に5!赤いダイオードがけたたましく点滅を始め、心なしか僕の心臓の音までそれに合わせて鼓動を高めているような、、、ってうかそんな落ち着いたもんじゃない!96だよ!?マジか!?

 久々に心臓が止まるかと思った(マジで)。

それまで安穏と過ごしてきていきなり来たから余計そう感じるのだろうけど、印象だけで言うならハンターランク2の採取クエストに「G級の」ティガが出てきた様なもんだ。

 目玉が落ちそうになった(マジで)。あわてて拾った(ちょっとウソ)。

 口から肛門が出そうになった(マジで)。ちょっとクサかった(ややウソ)。

正直ここで回復して進めてもよかったが、まぁHPがHPだし一旦仕切り直すつもりで街に戻る。案の定品揃えは変わってなかったが、気球によって飛べる先が「101階」のまま。これまでなら10階単位で飛べたのだが、どうやら131階には行けないらしい。まぁもし行けたとしてもさっきの「なんとか18号」相手にまともにやりあうだけの勇気はないから、これはこれでよしとしよう。

しかし一旦は下がりきったモチベーションがここに来て一気に爆発である。「もう買う必要はないかな」などと思っていた高額商品の数々ががぜん魅力を増してきた。っていうか単純に考えて、

 101~130までが同じ敵グループだとすると、

 131~160で同じ、161~190が同じで、ラスト191~200に最強の雑魚が待つ。

と考えるのが自然だ。一撃で96も奪う悪魔の上にあと2段階。そしてきっと最後にはそれ以上の「魔王の中の魔王」が待っているに違いない。つかこれは期待するなと言う方が無理だ。

正直101階を超えてしばらくの間敵も変わらず、「なんだかあっという間だったなぁ」なんて日寄っていたが、がんばってお金を貯めて、一気に15000円クラスの武具を買うしかない。つか今後は500円玉以外は入れてはならない。っていうかあんまし悔しいので、

 思わず1万円くらい500円に両替してこようか。

とすら考えてしまう自分がニクイ。このダメなオトナめ!っていうかそんな自分がちょっと好き。っていうかとりあえず101階まで下がっちゃったから131階は遠いんだよな。つかせめて6000円とか7000円クラスの鎧があったらそれを目指すんだけど、、、どうしたもんか。

・・・

「あれ、父ちゃんその手に持ってる袋に入った銀色のコインは何?」

「ん?これはなぁ、魔王を倒すために必要な銀の弾だ」

080816banque

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2008年8月16日 (土)

クラッシュ

HDDに入ってる物がどれほど大切かなんて
なくなってみないとわかんないよな、
っていうかなくなった直後は何が入っていたのかすら
わかんなくて、わりとのんきに「しょうがねぇか~」なんて。

でも「さぁなにかしよう」とすると、

 ・・そんなのもうないよ・・・

とか言われたりする。再起動するとそれまで
普通の顔で僕を見ていたアイコン達が急に素っ気ない顔で

 「リンク先はありませんけど何か?」

「あーあ~」なんてじんわりと事の重大さに気付き始めた頃、
でっかいのがガツンと来るわけよ。思わずツバを飲み込むような
ショッキングな爆弾が破裂するわけよ・・・

 EMUフォルダが全滅です・・・

「!!」。僕的には、

「南半球の主だった都市は全て壊滅状態です!EDF応答せよ!」
くらいのショック。つか緊急事態発生!イマージェンシーイマージェンシー!
つかそう言えば最近MAMEやってなかったなぁ・・・ポツリ。

HDDに入ってるものがどれほど大切かなんて
なくなったってわかんない。
一生見ない映画、聴かない曲、遊ばないゲーム・・・
前を向けば世界はまだ十分に広いじゃないか。
振り向く必要なんてない。
必要はないけど・・・

大切なものが常に「前」にあるとも限らないんだよな。
70話分くらい消えちゃったケロロとか、
お気に入りで焼かずに保存したままにしてた○○とか、
いろんなゲームの歴史と想い出がつまったセーブデータだって

 もう帰ってこない。

やっぱちょっと胸が痛む。
つかだったら最初からレイドとか組んでバックアップしろよ、、、
バンククエストに2万入れてるヒマがあったらHDD買えよ!
どんどんバックアップして、

 二度と見ない棚を増やせばいいじゃないか。

つか、

 「ソレはソレコレはコレ(by逆境ナイン)」

人は何かを失わずに強くはなれないものなのか・・・
つかちっとも強くはなってない事実から目を背けるな!

ちなみにそのHDDは管理ツール上は認識してたので、

 バッサリとフォーマットしてやりました。

つかそれでまた使えるようになったので(一応)、
とりあえずそこにバックアップしていくことにします。
いざというときだけならよっぽどダイジョブでしょ?
っていうか、

 代わりに1テラとか買うのもどうかと思うんだよな。

デカければデカいほどキズもデカくなる。
つかこないだ買った640ギガのだっていろいろバックアップ
入れてたら

 残り100ギガ切ってるんですけど?

つか無駄な物が多いんだろうと思うよ。思うんだけど、

 Xデーは唐突に訪れちゃったりなんかしちゃったりするなぁコレが!

みんなも優先順位付けておいた方がいいかもよ!?
※ちなみに僕は「自分で撮った写真」「もうダウンロード出来ない、でも使い勝手がイイソフト」「自分で書いたテキスト」「仕事で使うツールとフォントとファイル」なんかは、複数バックアップしてます。あと未来創造堂は消えて欲しくないのでバックアップ。つか自分で録画した番組も優先順位は高いですね。手を掛けてCMカットとかしてるわけだし、他に誰が撮ってくれてるとも限らないし。となると割と映画とかエミュとかって低くなっていくのかも。なんだか前を向き始めてるオレがいるぞ!?

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2008年8月15日 (金)

ブレイド3

何となくゲームの(バンククエスト以外)テンションが上がらなかったので、映画でも見ようとチョイス。つかみんなはブレイド知ってるのかしら。マーヴル系ダークヒーローと言えば何はなくともバットマンという印象が強いだろうけど、こっそりひっそりとこのブレイド氏もマーヴル。つか僕はあんましそっち方面に詳しくないのでただオープニングのロゴを受け売りしたに過ぎないのだけど。

最初の1作目は文字通り「ブレイド=刃」という感じで剣の達人を前面に押し出していたのだけど、2作目はもはやクリーチャー物。エイリアンとかスピーシーズとかの特殊メイクバリバリの作風はもはや「ブレイドじゃなくてもいいんじゃ・・・」という気になる仕上がり。でもまぁ全体的にお金もそこそこ掛かっているし、そもそも僕はこのブレイド役のウェズリー・スナイプスが嫌いじゃない。っていうかこの人ってぶっちゃけかっこよくないんだけど、でも主役で許せるというか、キャラがしっかり立ってるから別段コレと言ってしゃべる必要がないというか、、、。

3作目はぶっちゃけ「このシリーズもこの辺が潮時か!?」と悪い意味で予感させる出来。いや決してつまらなくてつまらなくてザケンナ!って感じではないのだけど、個々の武器に対する描写がフェティッシュで、一瞬バイオハザードを彷彿とさせ、そうかと言って乗ってる車は60年代然としたアメ車だったり、今回の敵役となるドラキュラもマッチョのプロレスラーか、返信した姿は韮沢風かぶり物という感じで、なんだかこう、微妙?みたいな?

派手目の爆発と悪くないヒロイン(ジェシカ・ビール:僕的にはステルスのヒロイン役だった子?。でもマイナー)、どう考えても殺されてしかるべき、もしくは吸血鬼化されて当たり前の人質になった女の子が全然あっさり普通に(人間のまま)助け出されたりする辺り嫌いじゃないのだけど、なんつかまぁ部分部分で監督のエゴが出ちゃったかな~って感じ。

 このシーンはこんなにいらない

が多発するんだよね。筋肉大好きなんだろうけど、ホントプロレス的なシーンが凄く多い。つか仮にも「ブレイド」だし武器を持ってないわけじゃないんだからどんどん切り刻んでいけばいいと思うんだけど、

 なぜかパンチ。それもボディボディボディ・・・どんなお約束だよ。

って感じ。女の子の方もミラ・ジョボビッチのコピーかと思うような振り付けで、せっかく弓とかちょっと変わった紫外線カッターみたいなのを持ってるのにそれが活きてない。

正直言って「それは期待してなかったなぁ」って感じ。2が面白かったというか意外なほど「イイ意味で血みどろな方向」にシフトしたのに、まさか3でも意外なほどプロレスにシフトするとは、、、。

でも今調べてみたら2も3も同じ脚本家なんだよね。っていうか2の監督はヘルボーイの監督と聞いて納得する一方で、3の監督(2の脚本もやったデヴィッド・S・ゴイヤー)は先日見たジャンパーの脚本を始め、ダークナイトの原案、ゴーストライダーの制作総指揮、バットマンビギンズの原案/脚本をやってたりして割といろんな仕事してる。つか監督までやった作品はぶっちゃけブレイド3くらいしかないので、そこで自分のやりたかったことが爆発した形なのかも。

とりあえず3部作というふれ込みでありつつも続編はいかようにも作れる終わり方をしているので、誰かが手を挙げれば制作もありうる。でも正直この監督には撮って欲しくないというのが本音かな。つか2まではかなり好きな作品で、X-MENとまではいかなくともハルクやバットマンにはそんなに負けてないと思ってたんだけどなぁ。ちょっと残念。クリス評価は★☆ってとこで。つかドラキュラはやっぱ細身じゃないとダメだろ!?って思うんだけど、、、どう?

あ、余談だけど、これ見ててなんか「HELLGATE-LONDON-」の世界観みたいだなぁって思った。妙に中途半端なホラー色が強いというか。血の扱いというか。だからやりたくなるとかそういうわけじゃないんだけどさ。

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2008年8月14日 (木)

最近のDSとかPSPとか360とか

バンブラはまぁ長男もバリバリやってるし、僕自身ワクワクしながら楽曲のダウンロードをしたりしたから損をしたとは思ってない。ソーマブリンガーもダンジョンマスターも期待以上ではなかったが期待通りの出来でこれまた損をしたとは思ってない。ただ、ぶっちゃけ今DSはほとんど動いてないんだよね。何つかやりたいソフトがないというか、面白そうと思えるソフトがないというか。

つか実際のところPSPだってあんまし変わらない。ついこないだまでやっていたファンタシースターポータブルやモンスターハンターによって実働率は遙かに高かったが、じゃあこの先も継続して稼働させるソースがあるかというとそうでもない。ファミ通の誌面を見ていてもグッと来るどころかピンとくるタイトルもない。

正直本数だけならスゲェ数リリースされてるわけだから、きっとその中には面白いソフトがあるに違いないとは思う。違いないとは思うのだけど、やっぱり知らないから買わない。ブログでうだうだ文句ばっかたれてるから、よほどのことがない限りみんな僕にソフトを勧めたりもしない。
※例外的にトムニャットさんだけは(特にシューティングに関して)歴史があるからオススメ下さいますが、とても感謝してます(^^。つか「わかってる相手」であるからこそなのですが。

実際人にゲームを勧めるのは難しいと僕自身感じてるから、安易に勧められる人の方がむしろうさんくさいというか、「なんで?」と思ったりする。前も書いたけど、その人の趣味嗜好も知らないでなんで「○○は絶対面白いですよ!」なんて言えるんだろ。なんかスゲェなぁって思う。あ、でも僕もたまにはあるかな。「ジオメトリーウォーズ面白いですよ!」「スタントマンイグニッション面白いですよ!」とか。

360の体験版をいくつか落としてやってみても、正直全然ピンとこない。ニンジャガイデン2とか絵は「精緻であり美麗かもしれないが、ステキとは思えないしカッコイイともイカスとも思えない」。システム的にも別段面白さを感じないというか、ある意味NEWスーマリみたいな?マリオギャラクシーみたいな?「その辺のやりとりにカタルシスを感じる神経が退化した」ような感覚を持つ。

結局のところ僕は数値が楽しい人間なのだ。だから初代ドラクエが楽しかったり、バンククエストが楽しかったりする一方で、普通のアクションゲームやアクションアドベンチャー(経験値的要素がない)にそそられなくなってきている。ぶっちゃけにぶっちゃけちゃうとグラフィックとかも綺麗なら綺麗な方がいいんだろうけど、じゃあディアブロ2より面白いハックスラッシュゲーが昨今あったのかと言えば(ソーマブリンガーを入れても)もちろんNOだし、モンハンだってP2GよりDOSが面白かったとはとても思えない。そう、バンククエストなんて単色な上に解像度が48×48ドットくらいしかないのに、「お、見た目が変わった!」とか喜べる自分がいる。

あとテイルズオブヴェスペリアの体験版を見て思ったことだけど、「アニメ絵にもこだわりがあるらしい」ことがわかった。つか「アニメ絵」の中には「CGアニメ」も含まれるのだけど、グレンラガンは好きだけどガンダムシードやコードギアスの絵にはピンとこないとか、鳥山明大先生の絵は好きだけど、ゲームで使われるのは敵キャラだけでいいや、とか。トゥーンシェードを使えばアニメだなんて幻想は全くない。つかアニメならアニメらしく(つかこの表現もウゼェけど)セルにペイントして欲しいと思うのは僕が甘いんだろうか。
※ちなみにゲーム自体は全然肌に合いませんでした。

そう言えば今度出るファイナルファンタジーアドベントチルドレンブルーレイディスク版にFF13の体験版が付くらしい。つかそれを同梱版としてPS3も出るらしい。正直FF13はかなりやりたい。つかそれ以外にPS3でやりたいソフトはないのだけど、それはやりたい。だからその体験版も(どうせPS3をいつか買うと思えば)やってみてもいい、いやむしろブルーレイ版のアドベントチルドレンも見たいから一石二鳥じゃないかと思ったりする反面、

 いつ出るかわからないようなFF13の為に先走るのもどうか

とも思うんだよな。体験版が出るなら本編も出るとか今の世の中そんな甘いもんじゃないとも思うし。

でも実際興味をそそられてるタイトルはドラクエ9、FF13、モンハントライとポケモンの続編(プラチナにあらず)くらいなのも実情。あ、あとディアブロ3もか。そんなもん。そりゃまぁ現状あんましゲームやらなくなるのも無理からぬことよのうって感じだな。

つか何かを再開したいとも思うんだよな。1は最高に面白かったから2も再開しろよ、と思うゴッドオブウォーとか、そもそもPSOが好きなんだ、とか、P2Gはやり残しがたんまりあろうだろう!?とか・・・。テンション上がらねぇんだよなぁジッサイ。何かMMOでも始めようかしら。テイルズウィーバーやってるって知り合いもいたしなぁ。

・・・もう少し続く。

ふと思い立って「他に何かないか」と360の体験版を探してみると数本フックしたものがあったのでちょっとだけやってみる。まぁさほど期待もせずに。

●ジオメトリーウォーズエヴォルブド2

 おおっ!という感じ。よもや続編がリリースされているとは!って感じ。でも実際やってみた感じでは「絵は綺麗だけど残機無制限は緊張感がないし、一気にいろんな色の敵が出すぎてしっちゃかめっちゃかな感じだなぁ。パワーアップもないみたいだし倍率アイテムが死んでもリセットされないのもどうかと思うし・・」と第一印象からすればかなり落差のある手触り。

ただ、マイクロソフトポイント800なので(1200円くらい?)初めて買ってもいいかなぁと思ったりもした。結局前作はレジストしなかったんだけどさ。

●ドラゴンボールZバーストリミット

 僕がやったのは起動するまで。っていうかそれはむしろ「やった」とは言わないのだが、横でやってる長男のプレイを見る限りあまり過去の作品との違いを感じなかった。ただ長男的にはひさびさに触れた世界観やプレイフィールが心地よかったらしく、

 翌日プレステ2を久々に起動

してた。まぁ安くなったら買う程度の作品かな。

●カンフーパンダ

 何かどっかで見たことがあるようなないようなゲーム内容。ただ英語なので今ひとつ意味がわからないところもあったりなかったり。つかポーの顔がちょっと怖いのが一番の難点かなぁ。つか国内ではリリースされないんだよね>360版。

●バイオニックコマンドー

 3Dのヤツじゃなくて、2Dの「ヒットラーの復活焼き直し版」。と言っても別ファイルで水木一郎の歌う主題歌動画もあったり、キャラデザインは旧SNKの顔とも言える森気楼氏(字違うかも)が描いていたり、全体的に今風に作り直されている。つか体験版で出来るのはチュートリアルと一つ目のボス直前までという凄まじいまでの短さなので、正直判断出来かねる部分もあるのだが、1200MSポイントは「やる人にとっては安い」感じかなぁ。つか自分はヒットラーもGBバイオニックコマンドーも大好きでクリアした人間なのだけど、ぶちゃけそれは過去のお話。今の自分にはとても無理っぽいってのが本音だな。

●TOW WORLD

 なんかオブリビオンみたいな自由散策型RPG。つか起動して開口一番「フレームレートが低い・・・」。まるでPSUPみたいなカクカクさで、かつ英語がわかんないもんだから今ひとつアイテムの処理に困るというか、操作方法は割とわかりやすくて絵も嫌いじゃない感じなのだけど、英語以上に文字が小さくてツライ。つかPCモニターとかでやるならまだしも、普通のテレビ(それもブラウン管)にはシビアな感じだなぁ。つかもう消しちゃったけど。

●よくわかんないアクションゲーム

 パッと見クロノアっぽいけど、まぁよくわかんない。ボタンの一つに「巻き戻し」があって、押しっぱなしにすると時間が巻き戻される。つか面白いけど死んだ時にしか使い道がなく、そもそも高いところにあるアイテムの取り方がよくわからずに進んでいくので不完全燃焼。っていうか割とプレイした。まぁ買わないけど。

●TOO HUMAN

 つかさっきの「トゥーワールド」は「TOW」だけど、こっちのは「TOO」。意味が違うけどタイトルの印象はえらく近かったな。っていうかやってみてビックリ。スゲェ大作じゃないの?これ。絵も丁寧でHALO3並だし、5つの職業でスキルや武器を集めながらのスタイルは僕好みのハックスラッシュ。メッセージやボイスだけでなく、コマンド画面関係もほぼ全てと言っていいほど日本語化されていて、なんか「マイクロソフト本気だな!」って感じさせるタイトルだった。つかついさっきまで全く知らなかったけど。

ただ正直キャラは濃すぎるし、倒していても爽快感は少ない。操作も今ひとつわかりづらいというか、もっさりしてるというか、「何で食らってるのかよくわからないままにHPだけが激ヘリしてたりする」し、スキルも全くちっとも魅力的じゃないものがほとんど。

 でも1時間くらい遊んだで体験版終了を迎えた

ので、他のと比べればかなり好印象というところか。つか発売は今月28日なんだそうだが、ちょっとだけ買ってもイイかなぁと思ったり思わなかったりだな。

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つかDSもネットに繋がったWiiがあれば体験版のダウンロードは可能なんだよね。まぁ一回遊んでやっぱつまんないってパターンになるのがオチだからそんな自殺行為をするヤツはほとんどいないのかも知れないけど、それでも口コミで売れる可能性があるソフト、例えばバンブラとかリズム天国なんかはやってもいいんじゃないかとも思った。つか実際やってたりするかもしれないけど>ダウンロード。

でも体験版ウンヌンはWiiでは無理なんだよね。つかHDDがないのによくWiiウェアとかバーチャルコンソールとかやるよなぁって思う反面、ポリシーってそういうもんか、とも思ったり。つか買うつもりのゲームは体験版やらなくても買うし、買うつもりがないゲームは体験版やっても大抵は買わないんだよな。あ、でも自分ジオメトギャラクシーとスタントマンイグニッションは体験版やって買う気になったんだっけか。一概には言えなかったな。

つか360の体験版はやっぱたまにやるとかなり楽しい。買ってよかったって思うハードだな。

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2008年8月13日 (水)

独り言

まぁそう大した話じゃない。最近このブログの来客数が毎日900前後というか、結構なペースで増えているのだけど、何つかぶっちゃけ、

 それってウソだろ?

って思い始めている。要するにリンクページとかのマシン検索に猛烈に引っかかってるだけで、実際に人間が読みに来て下さってるのはほんの僅かしかないのではないかという気になっている。

つかまぁだったら200とか300の頃はもっとずっと少ない人しか来て下さってなかったのかなぁということにもなるのだが、何となくそれほど差がない(実際の人の数的には)気もする。何つか、

 読まれてるのか読まれてないのかが見えにくい今日この頃。

確かにアクセスカウンターってのはそのブログのバロメーターだと思うし、たとえそれがマシン検索だとしても実際にフックしてることには変わりないとも言える。ぶっちゃけ一ヶ月で100人しか来ないようなページだってあると思うし。

ちなみに最近の人気記事はファンタシースターポータブル一択である。検索ワードやフレーズでもそれだけが突出して高い。まぁゲームの性質上「ネットで情報を集めたくなる」のもよくわかるのだが、それでも「人間のニオイのするヒット数」じゃないのはなんでだろ。

とは言っても別に自分が書きたいことを書いていくことに変わりはない。映画の話もバンククエストの話も正直誰にも求められてはいない。
※オフの知り合いがコメントしてくれたりはするけど。
でも書く。つかバンククエストの話なんかは、言っちゃなんだけど、自分で何度も読み返すくらい気に入ってる。チープなゲームに真っ正面からぶつかってる感じがとっても良く出てて、非常に自分らしく、清々しい気持ちになる。イイ意味でバカだなぁと自分を褒めたくなる。

ミクシィの足跡システムも正直善し悪しあるなぁと思うんだけど、そういう気持ちはわかる。つかコメントが一切付かなくても誰かが読んでくれていると信じられる強さが欲しいね。1000人とは言わず1人でもいいからさ。
※つかホント言うとエロ話をもっとしたかったりするのだけど、パートさんの子供とかもたまに読んでるとか聞くと及び腰になるね。「何におびえてるんだオマエは!」って感じになる。情けないぜクリスも。

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ハプニング

かみさんと子供が実家のお誘いで旅行中ということもあり、友人が「ひとりで見に行くのは怖い」という理由で一緒に行くことになった。つかホントはスターシップトゥルーパーズ3かハムナプトラ3が見たかったのだけど、もうやってないのかしら。まだやってないのかしら。

前情報では「全米からミツバチがいなくなったと思ったら急に自殺者が増え、やがては全米を震撼させるうんぬんかんぬん」というお話とのこと。あたしゃてっきりクリーチャー系のお話かどっちかというと科学的な根拠に基づくパニックホラーだと思っていたのだけど、、、

 全然違った。

つか監督のなんとかシャマランって人は「シックスセンス」とか「ヴィレッジ」とかを撮った人らしいのだけど、ぶっちゃけにぶっちゃけ僕は一つも作品を見てない。だからその作風に対する知識や下地がまったくできてなかったというのもあるにはある。それでも、である。

 まさか思い浮かんだ一つのネタをみんなに言いたくて仕方がない

だけの映画だったとは。つか以下少々ネタバレをしながら進めるけど、オチは書きません。書きませんが、書いてもどうってことはないというか、クリス的な評価は☆(1/10点)の映画なので僕のブログを読んで下さってるような方はどっちにしろ見に行かないとは思うのですが、まぁ一応書きません。つかあまりにあまりな話なんだよ。

要するに「自殺したくなる病気って面白いよね?」ということなのである。

草だとか木だとかが原因とか風が吹いたとか集団でいるとマズいとかいろんな推論だとか対策だとかが話を色づけしてるように見せるけど、実際はただいろんなシチュエーションで「自殺する人」を見せるのが目的だけの映画。

開始早々頭になんか突き刺して死ぬ人から、拳銃で頭を撃ち抜く警官、その警官の落とした拳銃で次々に聞こえる銃声、木に向かってつっこむ車、芝刈り機に自分を刈らせる人などなど。普通に首つり自殺する人もいれば高所から次から次へ飛び降りる場面もあり、

 この監督は人が死ぬところが好きなんだなぁ

と感じる。っていうか「どうすれば次から次に自殺する人を作れるか」というシーケンスに対して、何ともいい加減な理由付けともったいぶった(けど実際は何にも本筋に絡んでこない)ミツバチの導入。自然破壊に対する警鐘とかそんなもんクソ食らえだと思うし、見ていてワクワクもゾクゾクもしない。ただ途中で大きな音が鳴ってドキっとさせられる古くからある伝統的かつ使い古しの技法が使われ、ラストは「はぁ・・・そうですか」とどうでもいい感想。つか前にその友達と見に行った映画も何か不完全燃焼だった気がするけど、まぁしょうがない。

前作よりかなり興行収入もよかったとのことで、ちょっぴりでも期待した自分がせつないというか、まぁこういう映画が好きな人もいるんだろうけど、って感じでしたな。これだったらこないだテレビでやってた「海猿LIMITofLOVE」の方がずっと面白かった。何つかつっこみどころとばっかだったけど、それもまたよしという感じで。

つかタイトルの「ハプニング」ってのは原題も同じなのかしら。もし違うとしたら、このネーミングをした人はなかなかのやり手だなぁと思うね。なんつか、

 内容とは全然繋がりがないけど面白そうに見える

から。つか何がハプニングだよ。これがハプニングだったらアルマゲドンだってデイアフタートゥモローだってハプニングだぜ!?

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2008年8月12日 (火)

バンククエスト~その4~

500円玉を両替し、サイフは随分重みを増した。「今日こそはヤツを倒す!」つか気合いを入れるほど苦戦したとかそういうのは全くないのだけど、一旦潜り始めたら(塔だから登り始めたら、か)10階先の節目までは戻れない。つかまぁいつでも戻れるっちゃ戻れるのだけど、それだとまた登り直さなきゃいけない。

ということでささやかながら4900円のヘビーマシンガン(と言っても実際はただの弓)を買い、81階から地味に上を目指す。つかちょっとくらい武器が強化されても、5割削ってたのが8割削る様になっただけでは、

 ・こっち攻撃、あっち攻撃、こっち攻撃で倒す

というサイクルに変わりはない。まぁ時折3回攻撃させられてたのが確実に2回で済むとか、弱点属性に対してはほぼ1撃で倒せるようになったとかはあるものの大差はない。地味な消耗戦を繰り返しながら90階にいる中ボスと対峙&撃破。こちらのMAXHPが360くらいの状況で相手の攻撃力を10下げつつ食らうダメージは約40。他の敵からは4とか6とかしか食らわないことを考えれば破格にデカイが、途中強いか弱いかわからない必殺技を使いつつ危なげない撃破。

 つか、必殺技、超使えないんですけど!?

1個120円とか1240円とかする割に、通常攻撃より弱いケース多発ってどゆこと?つか本気でワナだし。まぁそんないらない子はほっといて次はいよいよラスボスワルダラーのいる100階を目指す。一旦タウンに戻り、品揃えの替わった店先を覗いてみると、、、

 バタフライアックス 2回攻撃 4790円

があるじゃないですか!っていうかヘビーマシンガンより安い!でも絶対2回攻撃だから強いだろうと即断即決。加えて「バンクの盾」2790円も合わせて購入。つかマシンガンの時と合わせて約5000円を投入。これで貯金は10000円を超え、称号が「リッチな勇者」から「世界一の大富豪」に。実際のお金を入れて得た称号だけに、たとえ1万円だとしても「世界一の大富豪」はちょっと嬉しい。たとえ1万円だとしても。

ちなみにこのタイミングで店先には「バンクのつるぎ:10370円」や「バンクのよろい:5750円」なども並んでいたが、さすがにそんな大金は用意出来ないので前述の武具に「みかわしリング」を装備して100階を目指すことにする。つかあっさり書いてるけど実際二つ買う為には現金を本気で16120円用意しないといけないんだからね。DSが買えるっての。つかそれはそれとして、

 バタフライアックス超強い!

とにかく2回攻撃がたまらない(^^。当然のように91階以降の敵はそれまでの敵より強いのだけど、2回連続でクリティカルを成功させた時のダメージは実感でマシンガンの1.5倍ほど。特に1回かわされてももう一回を当てていれば次のターンにまず倒せる感じ。まじウットリ。
※1回攻撃の武器の場合1回外すとまずあと2ターンは掛かる。

「ああ今が一番このゲームで楽しい時だろうなぁ」

などと思いつつサクサクと倒していく。つか対ラスボス用に最高の回復薬である「ドラゴンステーキ」も一つ購入したが(ちなみに35円)、途中の宝箱からボロボロ出て結局限界まで溜まってしまってちょいブルー。オレの35円・・・。

ちなみにドラゴンステーキは全回復アイテム。いくらラスボスが強いとは言え、よもや一撃でごっそりということはあるまい。まがりなりにもこっちはバンクの盾を装備してるのだ。

100階にたどり着き、ついにヤツと剣(つか正確にはこっちは斧であっちは杖だけど)を交える時が来た。最初に相手の攻撃力をバリバリ下げる、と説明にあった「ルドラの真水」を使う。

 攻撃力↓15

つかたった15かよっと思いつつ次のターンこちらが食らったダメージは、、、

 「69!」

うーむさすがラスボス。しかしこっちだって2回攻撃の斧がクリティカルをバシバシ決めていく・・・つか、ワルダラーの攻撃、

 かわした

 かわした

 かわした

つか「みかわしリング」強すぎる・・・。結局ドラゴンステーキを一つも使わずにヤツを討伐!新たな称号「でんせつのゆうしゃ」をゲッツ!

 「100階までだったはずなのじゃが、、、」

とジジイが言いつつあっさりと101階が姿を現し、それに呼応する様にショップの品揃えも最強ランクの物が唸りを上げる。

つか、剣16000円、鎧15750円、盾15000円って、、、

全て500円玉で貯金したとしても5万円分しか入らないんだよ!?既に100円や50円、10円玉まで入れちゃってる僕としては、、、

 お金が入らないから買えない

ってのはあまりに残酷すぎる現実じゃなかろうか。っていうかまだ1万しか入れてないのにこの先の5万まで見据えて捕らぬタヌキの皮算用をするというのもどうかとは思うが、

 これが最後の品揃えなのだろうなぁ

という感じはした。敵は確かにこれまでと比べれば強いが、特別強すぎるということはない。バタフライアックスでも十分に戦っていけるレベルで、経験値も一匹から1500とか貰える。
※次のレベルまで約50000くらいで、1フロア20匹弱と戦闘。割とすぐ上がるほど多い。ちなみに現在のレベルは54。つかただボタンを押すだけのゲームなのに、なんか5時間くらいやってる気がする。つか存外楽しい。

果たして110階に中ボスがいるのか、それとも塔は200階まで続いてしまうのか、品揃えは変わらないがレベルは上がる。HPはマックスで999まで上がるっぽい。
※ドラゴンステーキの回復量が999なので。
モチベーションはやや下がったが、ここでお金をおろす気は全くない。せめて「2回攻撃出来る剣」の切れ味を確かめるまでは、、、ってお金を入れちゃえばすぐなんだけどさ。

つか余談だけど、たぶん僕は日本で一番熱くバンクエやってる人なんじゃないかって思うね。っていうか「バンククエスト」でググッてもプレイしてる人は一向にヒットせず。そもそも発売前のコメントとシステムだとかの紹介ページばかり。攻略うんぬんどころか買ったって人すら見かけない体たらく。

確かに単純すぎるシステムとヘビーゲーマーには抵抗があるハードではあるけど、「中途半端にゲームに飽きかけてる」ような人には結構いけると思うんだけどなぁ。つかお金入れてくと本体がどんどん重くなってくるのもご愛敬って感じだし。

ただシステムというかハードの構造上最大でも5万円までしか入れられないってのは痛し痒しだなぁとは思った。敵を強くして武器も強くしてどんどんインフレさせていってもなんら問題ないっていうかむしろ、

 先が遠ければ遠いほどお金をおろすのに抵抗が増す

と思うんだよね。だって最後の最後まで育てきっちゃったらそれでおしまいでしょやっぱ。むしろオンラインRPGみたいにパッチが当たっていつまでも延命してくれた方が最終的な貯金額は絶対多くなると思うんだよね。っていうか、

 強引に500円玉を連続投下させるだけの魅力が欲しい

新鮮で面白かったけど、
※単色ドット絵も僕好みだったし。
もう一回り大きな、でもってシステムももちっと強化された「バンククエスト2」に期待してしまうんだよな。20万円くらいまで貯められる大きさがいいかな(^^。つかそんなの重くて持てないか。

・・・

この後少しやって110階のラストまで行ってみたのだけど、、、

 ボス不在。

でもって111階の敵は110階の敵と同じ。

そっかぁ・・・って感じ。まぁこのままダラダラと登り続けていくのもいいでしょう。っていうか200階まで行くとしたら、そこにはさすがに隠しボスが欲しいところだけど、、、どうなんだろ。とりあえず予想はしてたけどちょっと残念かな。

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2008年8月11日 (月)

HELLGATE-ロンドン-

英語版を買って久しいのだけど、去る6月の終わり頃にようやっと日本語版がリリースされた。つかファミ通でも紹介されていたのでもしかしたらご存じの方もいらっしゃるかも知れないのだが、
※つか以前このブログでも紹介したし。
このソフトはかのディアブロを作ったしたスタッフがブリザードから独立して世に送り出したもの。本家からはディアブロ3の発表もあったが、まぁ素人目には「堀井雄二が作らないドラクエってダイジョブ?」とか「タカヒロさんが作らないつよきすをつよきすと呼んでいいの?」という気持ちも正直あった。

 が、

この独立した会社、フラッグシップが、この7月末でつぶれちゃったんだよね。ベラボーなコストを掛けて作ったヘルゲートロンドンが思いの外売れず、莫大な借金を抱えて。

ソフトは一応有料サービスと無料サービスの2本立てでオンラインプレイが出来るMORPGだったのだが、現在はどうも有料→無料になってるらしく、版権等も移譲されてはいるらしいが、その移譲先もあんまし台所事情が良いところではないみたいで、日本語版が実働してるかどうかもちと怪しい。

ただ、なんつか僕はこのソフトを凄く評価してるんだよね。マウス&キーボードのインターフェイスに対する耐久力が低くなってるからあまり根を詰めてプレイは出来なかったのだけど、先日のファンタシースターポータブルの「3世代先」を行くと言っても過言ではないとても練り込まれ、奥深いシステムが乗っていて、グラフィックも当然のように美麗。
※ただ世界観的に退廃しまくってるので、正直メリハリが薄くディアブロ以上にホラーテイストが高く、ファンタジーテイストが薄い。つかタイタンクエストが猛烈ギリシャ神話系ファンタジーだったので足して2で割って丁度良いくらいなのに、とか思ったりもした。

そう、売れなかった理由がわかるだけに何とも言えない悔しさが募る。凄く才能があってセンスもあるクリエイターがほんの少し舵取りを誤って仕上げたために売れなかった、何かある意味ファイナルファンタジームービーを思い起こす様なエピソードだけど、やっぱりなんか悔しい。

ヘルゲートロンドンは俯瞰視点でディアブロやシャイニングフォースネオ、イクサのようにもプレイ出来るが、視点をどんどん拡大していけばファンタシースターやモンハンのような3Dアクションになり、ガンナー系装備をすれば自分の姿のないFPSスタイルにまで変わる。各職業ごとに設定されたスキルは組み合わせと成長のさせ方次第で全く違うキャラになるのはディアブロ2と同様だが、ハック&スラッシュタイプのRPGのキモとも言える武器の強化、購入、製造のサイクルが過去最高レベルに多彩で、特にプレイ中いつでも(街に戻らなくても)手に入れた武器を素材化出来るシステムは秀逸。戦うだけ戦いまくってどんどん素材化し、大量の素材を持って街で武具に変換する。もちろん通常のドロップもあるし、武器に設定されたスロットにユニットを挿すことでの強化、ベース攻撃力の強化もある。

ホントに素直に感心出来るシステムだったのに。

まぁバグとか多かったみたいだけどね。っていうか日本語版はなんか武器データの一部が表示されない仕様になってるとか言ってたけどね。
※っていうか何が表示されないかによってスゲェ意味合いが変わってくる気もするけど(^^;。

以前任天堂が「面白いゲームが売れなくなった」と愚痴をこぼした際、「そりゃアンタらにとって面白いかも知れないけど、世間一般には面白くないんだよ」と思ったもんだが、今回のヘルゲートで、「僕が面白いと思ってもそれが世間に認められない」という事態が発生してしまった感がある。それはつまりは面白くないのか、と。自分の感性が少数派なのかと。

ソーマブリンガーもファンタシースターポータブルも、その源流にはディアブロがあった。正当後継者とは言えないまでもそこに最も近かったタイトルがこうして世の中から否定されたという事実は、少なからずショックだったんだよな。っていうかなんか悔しいから日本語版買おうかマジで思案してる感じなのだよ。つかモンハンのアートディレクターにローカライズして貰えば日本でもミリオンは十分狙える素材だと思うんだけどなぁいやマジで。ヘルゲートは見た目とタイトルで絶対(何億円も)損してるよ。

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2008年8月10日 (日)

バンククエスト~その3~

購入前、着荷後に続いて都合3回目のレビューである。つかよもやこのおもちゃに本気で取り組んでる貴兄がどの程度日本中にいるのか全く持って定かでなさ過ぎるが、自分は割と本気。つか全然PSUPはやってない。っていうかだからオリンピックを見てるとか、映画を見てるとか、そもそもバンクエにべったりかというとそうでもないのだが。

そんなわけでニーズがあるとは思えないと理解しつつ、このゲームの攻略法を少し書いておく。つかまぁ自分がちょっと気付いた点を書き記しておくというだけのことではあるのだが、買う気があって興味がある人や、既に勢い余って注文しちゃったけどもう少し予備知識があってもいいという気がしないでもない、気のせいかも知れないが。という人は目を通すのもアリかも知れない。

●「なんでも屋」に注意!

いかにもうさんくさいなんでも屋だが、実際に売ってる値段は街のそれと同じだし、チケットさえあればタワーの中でいつでも呼び出せるし、回復アイテムも売ってくれるので何も「うさんくささ」はないかと思っていたのだが、実はとんでもない悪魔だった。

それは「連打してると一番最初に陳列されている消費アイテムを勝手に買ってしまう」という仕業による。

画面を見ながら買うか買わないかを選択しているウチは何も悪くもないしうさんくさくもないが、たまたま昨日オリンピックを見ながら連打してたら、、、

 直前に入れた1200円が見事に必殺技二つになってた・・・。

何が悲しいって、消費アイテムである必殺技は売ることが出来ないのだ。でもってこのお金と合わせて買おうと思っていた武器も当然買えない。っていうか勢いあまって有り金つぎ込んでやろうかと思っても、そうそう財布の中に500円玉が唸ってるわけはないのだ。

 僕の1200円はお星様になった・・・。

許すまじなんでも屋!っていうか先に進めば進むほどなんでも屋のトップ商品の価格は上がり、こういった事故の発生は少なくなるとも言えるが、高額武器を買うために貯めている際は油断ならない。っていうかむしろ、

 他の武器を買っておくべき

であると断言できる。それならいつでも換金出来るし、キャッシュを持ち歩かないためになんでも屋のワナに掛かることもないのである。つかスラム街の路地裏で有り金を出せと脅される気持ちがほんのちょっとわかるかわいいエピソードってわけ。みなさんもご注意を。

●品揃えに注意!

中ボスを倒すことで街の発展が進み、店に並ぶ武具の品揃えも強化されていく・・・と思ったら大間違いで、確かに一番強力な武器は強化されていくが、一方で、「買おうと思っていた魅力的な付加効果のある武器」が品揃えからあっさり外されたりもする。例えば、41階の時点であった「英雄の剣」や「ヤマトの槍」は51階の時点では既に無く、かわりに「村雨」※たまに1撃で敵を倒すや、「二枚刃の斧」※2回攻撃する、などの非常に魅力的な武器があった。が、タワーでの戦闘に勢いが乗っていると、ついつい先に進んでボスを倒してしまうもの。
※「勢いが乗る」というのは、ちょうどいいタイミングでエンジェルが出てHPを満タンにしてくれることを指す。HPが満タンになると当然しばらくは死なないのでついつい先へ先へと進んでしまうのだ。つかHP満タンで街に戻るなんてのは大金持ちか、ついさっきの僕のように間違って選択してしまわない限りあり得ないと言っても過言ではない。っていうか毎回わざわざ5円なり10円なりを掛けて気球に乗って高いところまで運んでもらうのだから、それはもう当然のことなのである。

というわけで、現在84階まで進んでいる僕のショップにはそれらの武器はない。っていうか「2回攻撃の斧」って、、、今でもスゲェ悔しいんですけど!?つかやり直すほどの度胸はないので、今後またそれに匹敵する武器が売りに出されるのを待つばかりです。っていうか、

 それが1万円とかでも買ってしまいそうな自分がいる。

つかこれがワナか!?バンクエの魔力なのか!?っていうかクリアしたらお金出しちゃうと思う反面、「100階以上」とのことなので、その先も引き出せずにプレイしてしまう可能性は大いにあるのであるがな。

●リズム良く叩けばクリティカル

クリティカルはエフェクトが出た時に決定ボタンを押すと成功するが、その前に敵の名前が表示され、その時に決定を押すことでその表示をキャンセルすることが出来る。だから、

 名前をキャンセルしてからクリティカルの成功までは常に同じ時間

となり、トントントントン・・とリズムよく叩いているとほぼ確実にクリティカルを出すことが出来る。もちろん慣れだが、意識するとしないとでは大違い。相手の名前をキャンセルしつつクリティカルまで連打するというのは、

 ぶっちゃけ最初から最後まで連打し続ける

のと同義なのだが、テレビ見ながらとかだと割と余裕である。ちなみにこの技は特に「音声をカット」してる方がラグがなくやりやすいことも付け加えておこう。

●みかわしリングは使える

前も書いたけど、一対一で交互に戦うこのシステムの場合、適正よりちょっと弱い程度の武器で適正よりちょっと強いくらいのレベルだと、

・こちらが攻撃、相手が攻撃、こちらが攻撃

で倒すパターンが多い。弱点属性に
※例えば鳥モンスターに弓とか魚モンスターに槍とか。
クリティカルを成功させれば一撃で倒せることもあるが、それほど多くない。また、相手が素早ければ、

・相手が攻撃、こちらが攻撃、相手が攻撃、こちらが攻撃

となって、1回余分に攻撃を受けることになる。だから基本的に攻撃力が高く素早ければ、最初の一撃で一気にやっつけて防御力は無関係というのが最もスマートかつ効率が良いということになるのだが、、、

 そんな強い武器は高い。

それに、

 以前売っていた「すばやさがかなり上がる」アクセサリーはもう売ってない・・・(号泣。

のだ。そこでこの腕輪の登場である。っていうかこの腕輪は120円という安価なのにもかかわらず、5回に1回くらい攻撃をかわす(気がする)。つかスゲぇ有効なので、売りに出されたら迷わず買うことをオススメする。プレイしてると「経験値が余分にもらえる」というアイテムや「確実に逃げられる」「攻撃力(防御力)が上がる」などのアクセサリーも売りに出されるが、僕のプレイしてる限りではこの腕輪がやっぱ有効な気がする。つかもしこっちの攻撃がかわされても、相手の攻撃もかわしてやればかなり精神的に落ち着くことが出来るが、一方的にかわされまくりでは凹み方が「箕輪の顔並」と言っても過言ではないのだ。

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基本はただボタンを連打するだけのゲーム性である。単純極まりなく、戦略もクソもない。「毒とかげ」みたいな敵だろうと「吸血鬼」みたいな名前だろうと、別に毒にしてくるわけでもHPを吸収するわけでもない。こけおどしでステータスが違うだけだ。だけなのだが、

 やっぱり現金を常に求められている感覚は別物

だと思う。まぁそんな高いもんじゃないし、試しにクリスに付き合ってみようというのもありかもしれませんよ!?
※ちなみに対象年齢は20~30代だそうです。子供向けじゃなかったようですね(^^;。

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2008年8月 9日 (土)

宮崎アニメ

とりとめもなく書いてみる。つかぶっちゃけプライベートはファンタシースターポータブル一色なのだけど、モンハンほど書くことがない。っていうかダラゲー指数は高いのでほっとくと何時間でもプレイ出来てしまう「僕好みゲー」ではあるのだが。

さて、タイトルにもございますように「宮崎アニメ」でございます。ここであえて「ジブリ」としなかった辺りに少々イヤらしさを感じなくもないのですが、それはまぁジブリになる前の作品についても書きたいというだけで、別段「ジブリでありつつ宮崎駿じゃない」作品を取り上げないというわけではない。つかまぁジブリであるというだけでどこかしら「駿マインド」が込められてると思うし。
というわけでまずはノミネート作品の紹介です。つかかなり適当かつうろ覚えな上に大してファンでもないので、コアな「ハヤラー」からしたら「オイオイ○○が抜けとるやんけ!」とか「え?もしかして○○見てないのチミィ」とか「え!?タイトル違うんですけど大丈夫ですか?」とか「つかコレジブリじゃないんじゃないの?」とか言われるかも知れないけど気にせず進める。

・崖の上のポニョ
・ゲド戦記
・ハウルの動く城
・千と千尋の神隠し
・アンダルシアの夏
・オンユアマーク
・平成タヌキ合戦ポンポコ
・猫の恩返し
・おもひでぽろぽろ
・火垂るの墓
・魔女の宅急便
・キリクと魔女
・もののけ姫
・紅の豚
・となりのトトロ
・風の谷のナウシカ
・名探偵ホームズ
・ルパン三世カリオストロの城
・ルパン三世テレビ版2話
・母をたずねて三千里
・アルプスの少女ハイジ
・未来少年コナン
・太陽の王子ホルス
・空飛ぶゆうれい船
・パンダコパンダ
・続パンダコパンダ

うーむ。かなり穴がありそうだなぁ。っていうか意外と多いな。ぶっちゃけ見たことがないヤツとか部分的にしか見たことがないヤツとか、ほとんど忘れてるヤツとかあるけど、ダラダラと書いてみたい。っていうかみなさんのベスト3はどれですか?

●崖の上のポニョ

ああ見てませんけど何か?だよ。っていうかぶっちゃけ千と千尋の時も全然見たくならなくて、ビデオかテレビで見て「なんだよ面白いじゃん」と誰に責任を押しつけてるのかわからない感想をこぼしたりもしたのだけど、まぁ見る気になれない。なんつかぶっちゃけポニョがどうしても好きになれない。っていうか露骨な話「気持ち悪い」。ぶっちゃけ顔なしとポニョとどっちがかわいいかと問われたらしばし熟考に入るくらい気持ち悪い。

賛否両論の感想だけど、「楽しく見るために」は何かコツが要りそうな予感。まぁしばらくはやってるだろうから、いつでも行けると言えば行けるのだがな。つかベスト3に入れてくる人もいらっしゃるのでしょうか?

●ゲド戦記

こないだテレビでやってたヤツのラスト15分をはしょりながら見た。
※たまたま未来創造堂の前に録画されてたから。
つかこれってシュナの旅がベースだったなんて全然知らなかったっていうか、シュナの名作感が微塵も感じられなかったから見ていても全然気付かなかったよ。っていうかジュニアはジュニアで「撮りたいもの」があるんだろうなぁと思った。でもそれに向かう道がうまく見えてないというか、たぶん凄く努力すればオヤジみたいな作品を作れるような気がする反面その努力が出来ないタイプなんじゃないかなぁという。

つか宮崎駿は若いときから天才肌で人を見下すところがあったようだけど、その分実際にやることはやってきていたし、実際の仕事量、描画速度もハンパなく凄かったってウワサだから、そのあとを歩くのはそりゃもう並の努力じゃ全然足りないんだろうと思う。なんか同情する。でも映画館に通わせるほどの同情じゃないんだよな。

●ハウルの動く城

これまた賛否の中でも否が多めに感じる作品。つか別にキムタクが声優やってるのとかは何も問題ないというか、そもそもよくわかんない話だったというか、主人公のばあさんにあんまし魅力がなく、子役がとにかく命綱というか、神木龍之介くんがいなかったら魅力大幅減だったんだろうなぁと思いつつ。

ポニョの感想にも見られるけど、何か「煙に巻かれた」ようなストーリーなんだよな。なんつかディズニーの直球感からは結構ソれたところに当てようとしてるというか、誰のための作品なのかなぁというか。まぁでも魔女の声優はハマりすぎ。

●千と千尋の神隠し

前向きなキャラクターは宮崎アニメの女性としては王道の中の王道。正直序盤にホラーテイストがあって、「うわっ」と思いつつも中盤から終盤に向けてどんどん千の立場に光が射して、こちらにも幸せなカタルシスが押し寄せる。つか相変わらず神木くんの声は最高だし、絵的にもかなりダイナミックな見せ場もある。正直ややハクの設定に甘さを感じなくもないが、全体的に見たら十分大ヒットしたのも頷ける、何度でも見ることが出来る作品だったと思う。つかこんなに面白いなら映画館に行けばよかったって思った。つか千がもう少しかわいかったら行ってたかもなぁ。つか普通女の子が「窯じい」みたいな化け物と直面したら、正気じゃいられないと思うとか、そういうのは言っちゃダメなんだろうな。実写化された窯じい、、、想像しただけでおしっこチビりそうだし。

●アンダルシアの夏

何ソレ?という方もいるかも知れない。駿じゃない自転車のショートムービー。まぁ別に面白くないというか、こんなのジブリの冠付けて出すなよって思った。

●オンユアマーク

チャゲ&飛鳥の同名タイトル曲のプロモビデオ。短いながらも丁寧な描写で悪くない。でも個人的には尺を倍にしてもう少しディティールを描いてくれてもよかったんじゃないかなぁとは思ったけどさ。

●平成タヌキ合戦ポンポコ

テレビでいつやってても部分的にしか見てないので評価が出来ない。っていうか面白かったのこれ?どことなくウザい環境問題に対するアンチテーゼ的なニオイを醸し出しつつ、どっかで笑いに逃げようとしてるというか、、、。たぶん一生通しで見ないだろうなぁ。

●猫の恩返し

実は凄く好き。尺の短さ、ホワッとした主人公。つかバロンに対しても素直に気持ちを打ち明けるところとか凄く好き。つか要するに主人公が「イイ意味であんまし見かけないタイプ」なのと、何気ない展開なのに、密かにムタが伝説の怪物だったり、ゆる~く伏線が張り巡らされていたり、主題歌もイメージピッタリで、実を言うと僕のジブリランキングでもかなり上位に来てしまうほど。丹波哲郎を始め、タレント声優もみんな結構ハマり役。

どことなく少女漫画チックなテイストもなくはないが、基本的にハッピーエンドだし、もしまだ見てない人がいたら、過度な期待をしないようにと釘を刺しつつオススメしたい作品。

●おもひでぽろぽろ

まぁ途中で寝てしまうような「猫の恩返し」とは打って変わって僕好みじゃない作品。なんかどことなく青臭さが出てるというか、、、まぁ主題歌は嫌いじゃないけどね。つか後から調べてわかったことだけど、「耳をすませば」とごっちゃになってるな(大汗。つかおもひでぽろぽろってどんな作品だったっけ?

●火垂るの墓

全く見れない。怖くてかわいそうで話を聞いただけでギブ。つかこういうアニメを普通に見たいと思う人の神経が理解できない。苦しいだけじゃないの?責任感とか義務感とかかな。

●魔女の宅急便

今思うとよく映画館に見に行ったなぁという気がする。なんとも童話チックで、なんか子供っぽい主人公。これと言って取り立てて書けることもなく、正直言って何でこの作品が再三再四再放送されるのかよくわからない。絵的にはしっかり駿してるけど話的には絶対猫の恩返しの方が面白いと思うのだが、、、。まぁキャラ的なアドバンテージがあるのは否定しないけどさ。ステロタイプの魔女スタイルとか、赤いラジオとか、黒猫とか。つかカタルシスの少ない映画だと思うんだけど、どう?

●キリクと魔女

ぼんやりとジブリだった気がするだけ。つか「ラマになった王様」みたいな印象が(どちらも見てないのに)ある。たぶん非常に低い期待すら裏切られそうな予感がするので、今後も見ないとは思うけど。あ、でも評判は悪くなかったような気もする。つか本気でうろ覚え。

●もののけ姫

映画館には行かず、テレビでやったのも途中でつまんなくなって見るのを止めてしまったほど好みじゃない作品。つか何がどうしてエンターテインメントになってるのかわからない。これは昔話として楽しむべきなの?映像美とかくだらないことはまさか言わないよな?駿的にはそこそこ話題になった作品なので観客は動員したみたいだけど、どれほどの人が楽しめたかは甚だ怪しいと思うのが本音だ。つか今見ると違うのかな。

●天空の城ラピュタ

なんかこう、僕の中では「惜しい」作品。何度か見てるはずなんだけど、思い出そうとすると途中で映像が切れる。要するに見ている時もたぶんどっかで飽きてしまうと言うか、惹きが急速に衰えるところがある気がする。落ちてきたところとか、列車とのチェイスとか、部分部分に盛り上がる場面があって、記憶にも残っているのに、なぜか一本の線にならない。パズーがどうやってシータを助けたのかとか、ラストこの二人はどうなったのかみたいなところで記憶にモヤが掛かる。主題歌も同様で、導入は好きなのにサビが好きになれない。何か壮大な冒険を予感させつつ途中からマルコになってしまう。何だろこの感覚。ぶっちゃけブレイブストーリーの方が好きかもなぁ。

●紅の豚

実はかなり好きな作品、、、という印象があるけど、話はほとんど思い出せない。別段取り立てて語るほどのカタルシスがあったわけでもなく、駿の飛行機好きな面だけで作られたマスターベーション作品と称されることもあったみたいだけど、ちょっとしたラブエッセンスはカリオストロに通じるし、ライバルや仲間達の設定もエンディング「さくらんぼの実る頃に」と併せて死ぬほど僕好み。つかこの歌の歌詞は数日前に書いた「理想の妄想」にすら通じるほど魅力的。ポルコは誰と結ばれたのか、アドリア海のなんちゃらだけが知っている、、と言いつつ幸せになったんだろうなぁとしみじみ思ったり。つか隠れ家とか離陸のシーンとかも好きなんだよな。イマイチなのは空をたくさん飛行機が飛んでるシーンだけかも。

●となりのトトロ

残念ながらリアルタイムで映画館には行ってないのだけど、友人に勧められて見たらこれが本気で傑作なのな。何つかよくスターウォーズは配給収入だけなら凡作だけど、いろんなグッズとかを併せるととんでもない規模の経済効果があるみたいな話があるけど、たぶんジブリ作品ではトトロが一番(関連グッズや『めいの家』なども合わせて)儲かったんじゃないかと思う。最近の作品と比べてセルの枚数も少ないし。

トトロの好きなところは、ネガティブテンションに入るのが割と後半だってこと。例えばスパイダーマンでも千と千尋でもいいけど、割と最初の方に「報われない状況」があって、後半それを覆すんだけど、トトロは序盤から中盤に掛けてホントにほんわかして見られる。

 だから途中で見るのを止めるのも全然平気。

それはそれでどうかとも思うけど、とにかく最初のつかみが好きなんだよね。それこそ「めい」が学校に来たりわがままを言い出したりするまでは。

楽曲的にも久石節炸裂というか、どのシーンもとても心地よく見ることが出来て、今なお17%もの視聴率をはじき出すのもよくわかるというか、1988年当時自分がよく行ってたレンタルビデオ店では何ヶ月も連続で1位だったのを思い出す。つかきょうびビデオやDVDを持ってる人も多いはずなのに(ウチもそう)、テレビでやるとつい見てしまう。冷静に考えるとそういうのってスゲェと思うよな。

●風の谷のナウシカ

結局マンガもちゃんと完結したんだっけ?と思いつつ当時はスゲェ好きだったんだよな。何つかその絵の持つ重さというか、世界というか雰囲気というか、、まぁ好きだった。だからそれがアニメになることがむしろ逆に気に入らないというか、不安だったんだよな。声もそうだし、絵もなんかアニメになることで密度が下がるというか、、。

それに当時もあまり人気がなかったというか、いつもならやるはずの映画館では上映せず、文化会館とか勤労開館みたいなところで1日限りの上映を見に行った気がする。オームの描写はよかったけど、巨神兵はなんか「アニメっぽすぎて」イマイチだった。でも腐海のアートワークは凄く良かった気がする。ちなみに主題歌「風の谷のナウシカ」は劇中では一度も流れず、CMにしか使われなかったんだよな。変なのって思ってた。つか当時はみんな思ってた。つか安田成美はナウシカガールだったのか?

●名探偵ホームズ

テレビ版は広川太一郎だったっけ?自分は映画版が好きだったんだけど、まぁもちろん駿監督版。つかルパンにも言えるけど、短尺で作らせても駿先生はちゃんとお仕事なさるというか、設定がしっかりした上に載せる分には全然(ヘタすりゃ映画より)いい仕事するんだよね。つかあんまし詳しくないんだけど、なんでハドソン夫人はエリソン夫人になったんだろうね。モリアーティも何か他の名前だった気もするし・・・。ただ今見ると意外と当たりはずれはあるね。8話の中にも。

●ルパン三世カリオストロの城

ここまで書いてきて思ったけど、ひいき目を抜きにしてもやっぱりコレが一番なのは揺るぎない。誰がなんと言ってもカリオストロが一番。つか日本のアニメ作品の頂点と言ってもいい。テンポ、作画、演出、展開、脚本、全てが高得点。ともすればシブすぎる主題歌すら好きになってしまうほど、欠点を見いだせない。「楽しくて面白い」エンターテインメントというのはこうありたいとシミジミ思う。だってさ、どこを切り出しても嫌なシーンがないって凄いことだと思うよ。セリフとかたぶん子供達もほとんど覚えてると思うし、共有世代だとほんの一言二言でも「あ、それカリオストロ」って反応しちゃったりするからね。ある意味ガンダム以上。

もっともこの奇跡の作品が出来た背景に山田康雄さんの存在があったことはどうあっても無視できない。ルパン三世という不世出のキャラに、文字通り命を吹き込んだ彼がいたからこそカリオストロは30年経った今でも僕たちの心に生き続けるんだもの。「アニメ名セリフベスト100」とかでも、「1位は『あなたの心です』だな」なんて予想してソレが的中してしまうってのはホントに本物な証拠だと思うんだよな。

ちなみにそんな最高なカリオストロだけど、その中でもどこのシーンが一番好きかって聞かれたら皆さんはどう答えます?つか、

 それってジブリで一番好きな作品を聞かれるより遙かに難しい問いだよ。

って思うのは僕だけでしょうか。塔のてっぺんから駆け下りるシーン、地下工房を爆破してオートジャイロを奪いにいくシーン、水道橋を抜けるシーンや出口のライオンから顔を出すシーンもいいね。オープニングで偽札をバラまいたり、スパゲッティを取り合うシーンもとってもいい雰囲気。伯爵の断末魔や時計塔の決闘シーンも忘れられないし、ラストのやさしい空気は言うまでもない。次元様も可憐だもいいし、不二子がスパナで殴る横にいるカメラマンのノリノリな笑顔も思い出せる。きりがないけどとりあえずクリス的には

 礼拝堂でクラリスを抱えながらロケット花火をまき散らすルパン

を好きなシーンとしておこうか。いやいや待て待てそれはポスターっぽいけど、ホントに好きなシーンじゃないだろう。やっぱ「減らず口はそれまでだ」と落とされる時に全然動じないルパンかな。いやそれだったら「やい伯爵よく聞け!」のコミカルな場面が、、、これはマジ難しいですよ。

●ルパン三世テレビ版2話

記憶だけで言うなら傑作なのだけど、さすがに何度も見ていると物足りなさもムクムクと沸いてくる。そんな作品。特に最終話の方はラストのラストにしかルパン(本物)が出てこなくて、演出だとわかってはいてもちょっと不完全燃焼。余談だけどアルバトロスの方は当時カラーコミックスかなんかで持っていて、その「止まっている絵」だけでご飯3杯というくらい思い入れてた。不二子の色っぽさかわいさもルパン三世全ての中でトップだと思うし、やっぱ「もうちょっと見たい」という気持ちが前に出る作品だね。せめて45分くらい尺があれば、、、。

●母をたずねて三千里

ほとんど記憶にない。っていうかまぁ昔から暗い話とか切ない話とか主人公が虐げられる話とかは大嫌いだったので、たとえそれが希代の名クリエイターの作品だったとしてもほぼスルーしてた。つか主題歌まで暗いし、
※フランダースの犬「よあけのみち」は明るくて好き。
サルの名前がアメディオだったこと以外ほんとに記憶にないんだよな。つか「母」が記憶の中でいつの間にか 「めいのおかあさん」とかぶってるんですが、似てませんでしたかね?

●アルプスの少女ハイジ

実を言うと全て書き終えてから思い出した作品。っていうかまぁこの当時はまだスポンサーの意向の方が強かったのか、あまり本人がやりたいことが出来なかったんじゃないかという気もしたりするがどうなんだろ。とは言ってもまぁ今なお語りぐさとなるアロアのシーンがあったりもするから、主張は主張として織り込んだってことなのかな。個人的には全くどうでもいい作品だったりするな。

●未来少年コナン

実は全部見てないというか、ほとんど見てないというか、どうも好きになれないというか、何でだろと考えてみたところ、どうやら僕はジムシィが嫌いらしい。っていうかあの「見かけも冴えないし女の子にもモテない」というキャラがどうも好きになれないというか、今ひとつコナン自身もよくわからないというか、当時だとろくにロボットが出るわけでもないのに「未来」とかタイトルに謳って僕みたいなピュアでナイーブが何者にも犯されてないチェリーボーイの心を弄んだというか、、、。まぁ熱烈に好きな人も多いから、最初から最後まで見ればまた印象も変わるのかも知れないけど、ぶっちゃけ1話すら最後まで見ていられないんだよな。途中で耐えられなくなって止めちゃう。何かもったいないコトしてる気もするけど・・・。

●太陽の王子ホルスの冒険

タイトルが違うかもな~。つかヒルダが出てきたのはこれだっけ?雪の女王とか出てきたのはこれだっけ?オープニングで狼とかと戦って、、、記憶にモヤが掛かってるなぁ最後に見たのはそんなに昔じゃないはずなんだけど。つか駿先生はたぶん原画かなんかで監督や脚本は違う気もするというか、所詮子供の頃夏休みによく見たなぁって曖昧な想い出どまりなのが残念なところだな。

●空飛ぶゆうれい船

ボアジュースの作品。つかこれも「ラクガキ王国」が流行った頃に見たからそんなに前じゃない。その時はあまりにも早い展開について行けなかったというか、「テンポがいいのとディティールをはしょるのとは違う」ということを学んだというか。つかソース自体はとっても面白いし、絵的にも見せ場がたくさんあるんだから、ガイナックスとかゴンゾとかタツノコとかにリメイクしてもらえば十分長尺の今風作品で通じると思うんだけど、、、ひいき目かしら。コレも駿

●パンダコパンダ

「続パンダコパンダ」ってのもあったようななかったような。つか歴史の教科書には駿第一作はこれ、みたいに書かれてるけど、まぁそうかも。っていうかぶっちゃけガキっぽい風体が好みに反するというか、どことなくブースカみたい?最近たまに劇場で放映されたりしてるみたいだけど、今見直したら案外楽しめるのかも知れないな。つか内容に関する記憶はほとんどない。やっぱブースカみたいなパンダだった気がするだけだな。

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他にもあったんだろうとは思うけど思い出せない。つか振り返ってみてもやっぱりカリオストロのトップは揺るがなかったな。っていうかジブリや駿作品だけじゃなく、日本、否!世界で一番のアニメがカリオストロなんだから、まぁそれも仕方ないところか。絵的な迫力やディティールでは確かにこれ以上の作品もたくさんあるかも知れないけど、見てる人を飽きさせない、楽しませるという着眼に立ったとき、これほど間断なく最初から最後まで惹きつけ続ける映像作品は正直実写を含めても思い当たるものがない。

ちなみに2位と3位を今この瞬間振り返るとしたら、2位に紅の豚、3位に千と千尋辺りを持ってくるかな。っていうか本音は3位は猫の恩返しだけど、あれはまぁ駿作品とは言い難いしね。つか紅の豚は見直したら案外ダメかも知れないけど、、。

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2008年8月 8日 (金)

貯金伝説バンククエスト着荷!

080808banque つか昨日メール見てたら出荷したとのこと。それもなんだか当初の予定より値下げして出荷したからおつりは振り込んでおきますよ、とのこと。amazonなかなかに律儀。こういうとこスゲェ感心する。中小企業だったらなかなか出来ないよ、そう言うの。

つかメールがあったのが夜だったから実際届くのは金曜かなぁと思ってたら、

 9時前にヤマトが。早ぇぇよ。

届いてみると意外と小さい。つかお金を入れるところの大きさからすれば当然ではあったのだけど、漠然と箱の大きさだけはXvixのエレメカ並の大きさがあるかと思ってた。つかプレイには別途単三が3本(&電池ボックス開封用のプラスドライバーも)必要ということで、たまたま家にあってヨカッタ!さっそく開始!

つか最初のメロディが超好みなんですが、どうもシステム上ここでしか聴けないタイミングなようで、
※あとはお金を取り出して初期化しないと無理っぽい。
心して聴く。っていうかオフィシャルで流れるので勢いで貼っておく。↓
「bankquest.mp3」をダウンロード

こんな曲。イイ感じでしょ?っていうか僕がそう思うだけかも知れないけど。

さて、最初はまずネームエントリーから始まるのだけど、左右と決定キャンセルだけでインターフェイスはこの上なくシンプルなのに、最初に「あいうえおかきくけこOK」と表示され、右を一回押すと「さしすせそたちつてとOK」になる。この状態で決定を押すとカーソルが「さ」のところに移動し、一通り入力し終えたら「OK」に合わせて決定というスタイルはなかなかに入力しやすい。つかナリは小さいくせにカタカナや英数も入力出来るあたりなんだか最新だなぁと感じたり。

そう、バンククエストは小さなたまごっちのような電子ゲーム然としたウィンドウながら、やらせる内容は結構というかかなりしっかりしている。つか正直な話到着する前には既にテンションが下がり気味で、

 まぁ最初の5分くらいはやるかも知れないけど、、、

程度だったのだが、いやいやどうして。結構楽しめている。<ここ重要。「楽しめた」ではなく「楽しめている」ということで、半日経ってもまだ割と飽きてない。PSPどころか初代ゲームボーイよりもシンプルな画面で、たまごっちが大ヒットした時も「はぁ?ポケモンのが数京倍面白いし」と吐き捨てていたのに、いやいやどうして、

 現ナマが要るというのはかなり強力なハードル。

RPG好き、経験値稼ぎ大好きの僕は、当然ショップにある一番高い武器から買っていくスタイルがデフォルトである。新しい街や村でもまずそこをチェックし、周囲で稼いでは購入していく。安物なんざくれてやる!が「当たり前」な僕なのである。

 が!

今僕の目の前には「3200G ヤマトノヤリ」が重くのし掛かっている。この「3200G」は「3200円」なのだ。この貯金伝説バンククエストが送料込みで2871円だったのに、今僕の目の前には強力なあまりにも強大なアイテム課金の壁が立ちはだかっているのだ。

 3200円って・・・

今日は始まってすぐに500円を入れ、その後250円を投下。長女が310円、長男が80円を入れ、全100階と言われる塔の51階まで来た。
※現時点では「100階以上」となってるみたい。最初は100階だったけど。
でもさすがにこの辺りの敵は強い。油断するとあっさりHPを削られる。
※つっても一気に死ぬほどじゃないです。システム上それほどシビアじゃない。何せ回復薬もキャッシュで買わなきゃ行けないシステムですから。

ここでもう少し詳細にシステムをご紹介しておく。まぁ買う人は少ないとは思うけど、小学校低学年の男の子で、ポケモンとかドラクエみたいなゲームが結構好きで、かつ今やってるゲームがなく、毎月ではなく毎日10円とか50円とかお小遣いをもらえるような環境、もしくはお手伝いをするとお駄賃をもらえるような環境にあるお子様およびそれに理解のある親御さんには、

 スゲェオススメ!(かも)

まぁ狭いですが(^^;。僕的には結構楽しんでますので。

ゲームは基本的に街と塔で進む。街にいる時に出来るのは、、、

・武器、道具の購入と売買
・塔への出発および有料気球を使った10階単位でのワープ出発
・各種ステータス関連(装備とか確認とかオプションとか)

で、塔では、、、

・決定ボタンで「サーチ」することでモンスターやHP回復してくれるエンジェル、なんでも屋などが出る。当然主に出るのはモンスター。っていうかこれをしないとほとんど敵には会わない。

・各種ステータス関連

こんな感じ。基本的にダンジョンというよりは一本道に登っていくと言う感じで、ランダムエンカウントは1時間に1回くらいしかない。要するに

 ほったらかしでもたまにオートで戦闘して塔を登っていってくれる

システムが載っている。ちなみにその頻度は装備品にあるロザリオで早めることが出来るようだが、、、

 100円が高くて買ってない

戦闘が始まると相手の名前が表示され、それが終わると同時にすばやさが早いほうから攻撃ターン。こちらの攻撃エフェクトの序盤に決定ボタンをタイミングよく押すと「クリティカル!」が発生し、ダメージが2割くらい増える。常にそうではないが相手のHPによってはこの「たかが2割」が一撃で倒せるか倒せないかの明暗を分けたりすることもあるので、オートでなくちゃんとプレイしてる時はきっちり狙っていきたい。

ちなみに相手のHPはメーターで表示されているので、一撃目で8割削っていれば2撃目は気楽に連打でOKだ。

戦闘中にアイテムを使ったり逃げたりすることも可能。比較的安価なアイテムには「戦闘時にやられた際その場で復活」するものや、「ノンペナルティで街から復活」するものがある。ちなみにアイテムを何にも無しで死ぬと経験値が減らされて街から復活になるらしい。

1フロアは序盤2、3匹倒すと上れるが、40階を越えると10匹前後倒さなければ上れなくなる。要するに塔は上に行けば行くほど広くなっていく謎の構造。街からの気球は10階、20階、、、と10階単位で登場する中ボスを倒さなければ行き先が増えない。だから本気で「倒す気」なら結構気合い入れてプレイしないと
※例えば回復薬を「使うつもり」でとか。
途中で街に戻るハメになる。ちなみに死ななければいつでも戻ることが出来るし、あるアイテム(50円もする)を使えば戦闘中以外いつでもなんでも屋を呼ぶことが出来る。お金は戦闘中でなければ街でも塔でも入れることが出来るので、

 まさしく世の中金!

という感じに仕上がっている。つか結局自分のお金だから憎めないのだが。

武器は剣や斧なのど5種類があり、それぞれに得意な相手がいる。鳥なら弓が有効で、みたいなヤツであるが、ぶっちゃけ装備しなおすのにターンが必要かどうかわからないので、現状さほど有効に使いこなせてはいない。

また1個数百円!もする消費型の必殺技アイテムも各武器別に用意されているので、今後あまりにも相手が強くなってきたら使うことになるかも知れない。モンハンやPSUPと比べたら全180種以上というアイテムは少なく感じるかも知れないが、数時間やって未だに3種類の武器と4種類の防具、5種類の消費アイテムしか使ってないような、それも新たなアイテムには新たな「おぜぜ」が必要なこのゲームにおいては、

 あまりにも多い陳列棚

と言ってもいい。3200円のヤマトノヤリは当然高価なのだが、今後、

 1万円を越える武器もある

という情報も得ている。つかそんなのどうしよう(^^)!買ったら本気で嬉しいと思うよ。いやマジで。つか、

 これは絶対一気にお金を入れない方が楽しめる。

と思うね。100円とか50円とかを貯めつつ気球で
※気球代は41階までは5円。51階からは10円掛かる。
最適なレベルに飛び、経験値を溜めては街へ戻るを繰り返すだけでも結構レベルも上がるし、運が良ければ宝箱から「まんぷくおにぎり」とか出たりする。もうすぐ死ぬ!と言う時にエンジェルが出てきてHPを全回復してくれたりするとまことに嬉しかったりもする。

 要するに結構楽しかったりする。

正直オートモードにしておくと時折強力な音量でエンカウント音が鳴り響くので、寝室に置いておくには抵抗があったりもするが、貯金のたびに重みが増していく本体は、中の分身の強さと相まってとても実感のある成長が楽しめる。つか1個しか買わなかったけど、ホントに兄妹それぞれに買い与えていたら、結構猿のように育てまくるかも知れないなぁと思った。競い合う相手がいた方が絶対お金は貯まる。そう作られているもの。

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2008年8月 7日 (木)

逆境ナイン

080806gyakkyo9 玉山鉄二繋がりで借りていた逆境ナインを今日子供達と見た。つか逆境ナインとは、、、まぁ知らなくてもいいや。とにかく

 バカ野球マンガの映画化

で、方向性としては「火山高」に近いっていうか誰が火山高を知ってるのかって話になるんだけど、とにかく主人公「不屈闘志」に降りかかる逆境に次ぐ逆境。試合の日に9人しかいない部員全員に降りかかる数々の災厄。過去一度も勝ったことがない野球部が、甲子園に出場しなければ廃部になるというあまりに過酷な条件・・・。

つかまぁあんまし詳しく書いちゃうとこれから見る皆さんの興をそぐことになるでしょうから、本作そのものの感想ではなく、「どんな人がこの作品を楽しめるのか」といういつもの論点を中心に書かせて頂くとすると、

 島本和彦の熱血マンガを全肯定出来る者

これでオールオッケイです。あと、

 岡村孝子と言えば「夢をあきらめないで」
「1_09.mp3」をダウンロード

そういう人ならなお良し。それから、

 玉山鉄二と堀北真希が結構好き

で、

 野球のルールとかはあんまし知らない

なら間違いなく楽しめます。つか期待は低ければ低いほど良いので、加えて、

 でもあんまし面白そうじゃないなぁ

と斜に構えてくれる方がベスト。そういう人は人生の中のこの時間がとても有意義だったといまわの際に振り返るでしょうね。あ、ちなみに冒頭のスクリーンショットは甲子園出場を果たした全力学園の面々が日本史の教科書に載っているシーンです。

ただ正直な話玉山鉄二くんはちょっと若すぎるかなぁという感じで、「この映画が彼の最も魅力的な作品である」とは言い切れないかも知れません。でも堀北真希ちゃんはかなりグレートな仕上がり。最も輝いている作品だったかもというのが僕の(ほとんどない堀北真希知識の中の)感想ですね。

ネットでもいろんなところに感想が貼られていたりしますが、あまり読まずに見るのがオススメかも。原作マンガも知らない方がたぶん楽しめます。つか傑作との誉れ高き原作ですから、既に読んでしまってる方も多いかも知れませんが。

いろんな条件が重なりましたが、エンディングの「夢をあきらめないで」を小3の娘と一緒に
※学校で練習したことがあったそうな。
歌えたことも踏まえて、クリスの評価は★★★★とちょっぴり甘めとさせて頂きます。過度な期待をしなければ十分楽しめると思いますよ(^^。

ちなみに監督の羽住英一郎は「海猿」「海猿リミットオブラブ」の監督で、制作会社のROBOTは前述の2作以外に「三丁目の夕日」や「少林少女」「踊る大捜査線」など国内の有名どころと、僕の大好きな「ジュブナイル」「リターナー」なども制作。バックボーンを見るとこの作品が決して低予算のおバカ映画としてではなく、きっちりとしたエンターテインメント作品として仕上げられたことがわかりますな。
※ちなみにちなみにROBOTは超有名なアクションパズル「ズーキーパー」も作ってます。あんま作品とは関係ないけどWIKIに載ってたのでついでに書いてみた(^^;。

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2008年8月 6日 (水)

ファンタシースターポータブル~その5くらい~

順調にプレイしてアクロマスターがLV10に。キャラクターレベルも90だかになった。つかどうもここに来て雲行きが怪しいというか、正直な話「極端な先細り」になってしまいそうな予感。

ストーリーモードをなんとかがんばって終了することでショップの品揃えは大幅に強化される。つかぶっちゃけレベル90になっても、普通に店買いの武器に今まで苦労して集めたレア武器が食われることも全然あるほどに強化される。つか、レベルキャップが100までで、かつWIKIを見る限り現状入手可能な武器の多くが割と簡単に手には入ってしまいそうな気配が濃厚だったりしてきた(ドロップ率が高そうな気配がしてきた)。

 要するにヌル過ぎる。

確かにレア武器やレア防具は欲しい。でもPSOシリーズにおいて、それはやはり相応の努力と苦労の果てであって欲しいというのも本音なのだ。苦労して手に入れ、苦労して育てたキャラだからこそ、強敵がなんとか倒せるようになるようなチューン。何にも考えずにサクサクとSランクのボスを瞬殺出来ちゃっていいのか?って思う。まだ41時間しかやってないのに。
※ちなみにXのタイムは15秒。つか割と適当。雷のウィップがあればもっと上がりそう。でも10秒は切れんだろ。

まぁ楽しいか楽しくないかと言えば楽しいよ。DS版のダンジョンマスターやソーマブリンガーだっってせいぜい50時間くらいしかやらなかったわけだし、同じ尺で考えれば価格的にもボリューム的にも近い着地点な気はする。

 でも一応ファンタシースターシリーズじゃない?

武器などを別のキャラに移動出来ず、例えば種族縛りのレアアイテムなんかはせっかく手に入れてもそれはもう売るか捨てるかしか出来ない。どうしてもその武器が使いたかったら、それが使える種族で最初からプレイして再び自力でドロップさせるしかない。

 つかそうしないと延命させられないんだよな。このソフトは。

結局奥行きがない。タイプレベルも10までで、上位職5つのウチの1つが昨日マックスになった。キャラレベルも上がっているし、装備もそこそこ調ってきてるから他の4つを全てマックスにするにも、たぶん20時間もあれば十分だろう。武器を全種(もしくは称号に絡む各種80%)集めるのは、序盤の弱い武器が大変だが、そこそこ強い方はむしろ経験値的にもプレイの密度的にも魅力的なため、案外容易に集まってしまう気すらする。

 気持ちよく遊べる分サクっと終わる

そんな感じなのかも。頼みの綱のダウンロードクエストも、よもや発売1週間でレベルキャップを引き上げるようなものは出ないだろうし、なんつか相変わらずコアユーザーをなめてるのか?とも思ったりする。ぶっちゃけ今「モンスターのレベルが85以上」というほぼ最上位難度のミッションは、PSOで言えばハードくらいの手応えしか感じられない。その上にベリーハードがありそのまた上にアルティメットがあって
※それに伴ってより上位の武具があって
ちょうどPSOと肩を並べられるような気がしてならない。

まぁ今は面白くてやってるから、とりあえず「全ての称号を集める」を目指してみようかなぁとは思うけど、所詮は(僕の好きな)PSOではなくPSUのタイニー版だったのかなぁという感じは否めないね。あ、でも面白いのはホントだから評価は低くなく★★★☆くらいだけどさ(^^。

もちっと書く。

個人的に何がPSUでイヤかって、ドロップアイテムのグラフィックがダサいことが挙げられる。PSOの赤箱はもう「おおっ赤箱!」って感じで、その存在には後光が射し、見るからにレアな輝きを放っていたのに、PSUおよびPSUPのアイテムはなんかつや消しで「こんなん別に識別出来りゃいいんでしょ?」というやっつけ仕事感が凄くする。「あ、」くらいである。「出た」とすら思わない。だいたい中身もスゲェ強い武器がサラッと出てしまうくらいだから、大して強くない武器も出る可能性があるアイコンにそそられるわけはないのだ。

つか、

レベルがサクサク上がるということは、それだけトレジャーハントに掛ける時間も少なくしないとバランスが取れない。30周も40周もしてようやっと出るような武器が当たり前だったらレベルなんてあっという間にキャップまで行ってしまうし、相応に手強いボスを用意しなければそこまでして手に入れたいという気持ちにはなれない。

ソニックスプレンダー光49%は僕がAランクのクエストがようやっと出来る様になったレベル55の頃に手に入れた武器だが、ぶっちゃけ強すぎる。長いリーチと複数ヒットに加えてHPドレインまでしてしまう。PSOで言えば槍より長いリーチと槍より多いヒットチェックがあってかつ対闇に+49%付いていて敵のHPを吸収するような武器なのだ。それこそエピソード2終盤の敵から0.05%くらいの確率で入手すりゃいいんじゃないの?ってくらいの武器なのだ。つか長男なんてサンゲヤシャを手に入れたって言うじゃないですか!
※関係ないけど今日ウィップコレクター手に入れた。ちょっと嬉しい反面WIKIの中で残るウィップはギガススピナーだけ・・・。さすがに寂しいかも。

そりゃたまたまかも知れない。

でも昨日も実はそれに比肩するウィップが出た。HP吸収こそないが、命中も攻撃もそれより高い。つかこんなのは1週間に1個出れば御の字なんじゃないかってくらいのアイテム。
常時使いはしないけど、倉庫にあるだけで笑顔が増量されるようなアイテムなはずなのに、、、安売り。

赤箱ドロップを見て「おっ」ってなるのは確かに復活したけど、「うぉぉぉぉ!」ってほどではないし、狙って落とすほど情報が出回ってないから出ただけでは正直それほど盛り上がれない。PSUのシステムよりははるかに遊びやすいし楽しいけど、なんかこう、、、

 PSPでPSOをやらせろよ。

という気になって仕方がないんだよ。つか武器とか移動させろって思う。何がキャスト専用だよ。ツイングラッシャーとか超強そうなのにどうしようもねぇじゃんか・・・。え?そう言うときは新しくキャストを作ってそのキャラでまた手に入れるまでがんばって下さい?ああそうですかそうですか。っていうか

 結構自分も古いタイプの人間なのかもなぁ

とシミジミするね。7日に出る360テイルズでも買おうかしら。つかPSUPですらデモシーンを飛ばすようなヤツですが大丈夫ですか?

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2008年8月 5日 (火)

感謝されたいワケじゃない

人に何かしてあげるとき常に見返りを求めているわけではない。わけではないつもりだったが、それはどうやら違うらしいことに最近気付いた。

例えばCD一枚焼くにしてもコンピュータに関する質問に答えるのでも、幾ばくかの労力やわずかながらのキャッシュを費やして相手のリクエストに応える場合、その見返りを「ありがとう」という気持ちや言葉で返して欲しいワケじゃなかったので、「見返りを求めていない」と思っていたのだが、どうも僕はそこに「熱量」を求めていることがこのほど明らかになった。

 「熱量」

要するにこちらの仕事に対して払って欲しいのは言葉やましてや現金ではなく、気持ち、それも前向きで前のめりなスタンスだということに気付いた。要するに、

 こっちを機械かなんかだとでも思っているのか?

と言いたくなるような醒めたリアクションはいくら積まれたってまっぴらなのである。クソに埋もれて死んじまえ!なのである。ゲロの海で溺れるがいいわ!なのである。かさぶたが治りきる前に剥がしてやるぞコンチキショーなのである。高熱が出たからと座薬を入れたらその刺激で思わず逆流してしまえ!なのである。つかそれはホントに最悪だ。

僕が欲しいのは「ありがとう」じゃなく「○○が良かった!」とか「○○はちょっと自分には合わない」とか「○○の他の作品もスゲェ観たい!」という前のめりなリアクションだ。自分の楽しさや喜びのために相手に何かをしてあげるというのは、ちっとも慈善ではないのだが、ぶっちゃけそれは当たり前の話なのだ。自分が楽しいからやってるのと、純粋に相手のためにしてあげているのは、結果としてほとんど同じことでも、その内側は全く異なる。

例えばアニメのビデオ一本にしても、「貸して~!」と言ってきて貸した後ちっとも観ないようなヤツははっきり言って最低だ。だったら最初から貸してくれなんて言うなバカ。でも逆に「すぐ観た!メチャ良かった!」となれば、「うんじゃぁそれあげるよ。もし観るなら他にも持ってこようか?」ということにだってなる。

結局のトコロ僕はいろんな人に影響を与えたいし、受けたいのだと思う。そいつの中に少しでも「こういうヤツがいた」という存在を刻みつけたい。要は影が薄いヤツになりたくないのだ。デジタル的に言うなら0ではなく1でありたい。ギブ&テイクというのは、なにも金を払って品物を貰うだけの関係じゃない。双方が影響し合い、高め合う関係だって十分ギブ&テイクなはずだ。そしてそれは多くの場合キャッシュでは代えられなかったりするのだ。

最近パートさんに昔録った映画とかを無理矢理?貸し付けたりしているが、マメに観てくれるとやっぱり嬉しい。1本なら2時間だけど10本なら20時間、ある意味僕のせいで人生を削られてしまうというのは、正直迷惑な面もあると思う。でも一方で「バックトゥザフューチャーはホントに面白かった!」とか言われると思わずガッツポーズ(心の中で)なのである。

「自分の価値観を広めること」ってのはあんまし言葉にして取りざたされてきてはいないけど、実際は非常に甘美な魅力に満ちている。中学生の頃から親戚が買うファミコンソフトを選んできたり、高校の頃オススメの曲なんかない?と訊かれたり、取引先のバイヤーに今年「来る」キャラクターについてアドバイスを求められたりする。

自分は世間一般からすれば少々?変わり者だと思うが、その嗜好基準は極力平衡感覚を失わない、言ってみればミーハーでライトな感性の持ち主でありつづけたいと今でも思っている。でないと言葉の重みがどんどん失われていって、結局誰にも相手にされてないということになってしまいかねない。そんなの耐えられない。っていうか多くの人が(こうしたブログなどを書き始めるまではなかなか表だって出てきたりはしない感覚だとも思うけど)心の底にはそう言う潜在意識があると思う。

つか、

こういうのの果てに宗教とかあるのかもなぁとか思ったりもする。どの程度が「商業」としてのもので、どの程度が「本当の意味の宗教」なのかはわからないけど、感謝の言葉ではなく、価値観の共有としての繋がりということになると、あながち当たらずとも遠からずだと思ったりするんじゃないかしら?

まぁ実際このブログでもいろんなことを褒め、いろんなことをけなしてきたわけだけど、自分が好きな物が褒められてる時ってのはたぶん凄くうれしいんだろうなって思う。ましてや長い間読んできて下さってる常連さんなんかで、多かれ少なかれ既に価値の共有が出来ている人なんかは余計「だよねぇ!」と思える事象に前のめりになるはずだ。そう、僕はその「前のめり」が大好きなのだよ。

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初めて見た

こないだ車で走ってたら、前のバイクのナンバープレート「沖縄 く 3073」(<番号は違う)がなんと、

 ダンボール製

だった。つか沖縄はダンボールのナンバープレートが認可されてるの?っていうかここは沖縄じゃないし、っていうか沖縄から愛知県までずっとダンボールプレートで走ってきて誰にも何にも言われなかったの?っていうか僕もダンボールとかにしてみたい・・・。っていうか雨の日とかヨレヨレになったりしないのかな。つか

 普通の油性マジック(たぶんマッキー)で丁寧に書いてあった

から、書式とか守ってればいいのかも(たぶんよくない)。つか世の中いろんなことがあるよなって思った。つか、

 ホッチキスで止めてあるように見えた

けど、それはたぶん、きっと見間違いだろうな。

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2008年8月 4日 (月)

想像力と妄想力と幸せの話

タイトル的にはなかなか面白そうと思わせておいて中身が全然伴わなかったりすると読み始めた方としては正直ゲンナリというかガックシというかザケンナって感じになるかなぁと思いつつもそういう話がしたくなったので仕方ない。期待しないで読み進めて頂きたい。

中学高校の頃からか割と「人ってのはそれぞれに常識がある」と認めるようになり、自分が思ってる以上に世の中にはいろんな人がいることを知った。というかまぁ自分のキャパを広げないとその外側にいる人に対応出来ない=排除、無視しがちな現実が得策ではないのだろうなぁと感じたりした。その人その人を認めることでそれこそ人の数ほどもある常識を自分の常識に加味していく方が、絶対的に人間の幅が広がるし、非常時というか自分の常識外の事態に直面しても対応策を練りやすいだろうとも思ったのだ。

ただ実際はそうそう自分のキャパを越えるリアクションというのはないもので、中高男女合わせて10人にも満たなかった気がする。まぁ大体男性であれば尊敬の対象になるし、女性であれば例外なく惚れてしまうのだけど、そのくらい「自分にないもの」というのは魅力的なのだ。

そんな風に自分ではそこそこ理解力があると勝手に思い込んでいたりすると、その内側の人間の挙動、リアクションをどうしても自分の型にはめてしまいたがる。これは正直かなり危険で、自己中心的な愚か者となりうる視点ではあるのだけど、反面それを利用して自分なりのストーリーテリングをしてクラスメートや友達を「脳内で動かして」みたりする娯楽を楽しむのに便利だったりもする。こちらがこう言ったらどう言い返してくるのか、そしてそれに対してこう応えたらどうするなどのリアクションを書き出したりして、実際に実行してみてその誤差を楽しんだりするのだ。つか上手くはまるとそれこそ神にでもなったような高飛車感が味わえたりしてそれもまた危険なのだけど、重要なのはそこじゃない。

 これを妄想に使ったりする

人はどうしても見たい夢があると夜寝る前に強く念じたりするものだが、うつらうつらしつつも意識が多少残ってる時なんかは、「自分の脳内でシナリオを書いて、それを『夢スクリーン』に投影出来るようイメージしつつ」寝たりする。つかよく(頻繁に)する。夢の途中でふと醒めてしまったときに、あわててリプレイしつつ
※夢って醒めるとすぐ忘れちゃうから必死にいろんなパーツ、登場人物だとか背景だとか時間とか季節とか物とか言葉とかのパーツを再構築する。
その続きが見られる様にイメージを膨らませていく。

まぁ成功することはそれほど多くはないのだけど、たまにでも「バシッ」とイメージが具現化したりした日にはホントにたまらない。っていうかそのイメージが現実的だろうと非現実的だろうと、夢の中の夢ってのはやっぱり楽しいし、現実の理想や夢、幸せとは別次元で結実してたりする。

 それが意外とエロじゃなかったりする

妄想と言うと大概はエロ絡みなのが健全な中2病の男子であるが、実際本当に自分が幸せを感じることが出来る夢、妄想というのはエロとは微妙に(微妙にかよっ)違っていたりする。何が「最高」なのかを振り返ってみたとき、意外とそれが一対一じゃなかったり、ただ淡々としゃべっているだけだったりする。

先日プールに来ていた男子小学生3人+女子小学生3人の話なんかは、そのエッジと言ってもいい。「あんなに幸せなことって一生に一度あるかないかかも知れないっ!」とその子達を見て思ったし、今思い出しても身震いするほど羨ましい。みんなも考えてみてよ、小学生や中学生の頃、友達と非日常的な空間、例えば、、、

長時間行動が拘束される新幹線にたまたま親と現地で待ち合わせる形で乗ったら、そのすぐ右側の席にも同じような状況で好きな女の子だけで乗ってた。でもってたまたま降りる駅も同じで、ホームに降りた後もしばらく親や親戚が来るまで一緒にしゃべって時間をつぶしたり一緒に昼飯でも食べたりして分かれた。

 泣くね。間違いなく。

仲の良いクラスメート7人(内訳はカップル一組フリー5人♂♂♂♀♀)と一緒にキャンプに行く計画が持ち上がって、かなり気合い入れてやろうという話で夏休みに入る前からメンツの家で「しおり」まで作って材料の買い出しとか持って行く曲とか、川があるなら水着も持ってっちゃう?なんて話で盛り上がりまくる。つか、

 この時点でもう絶頂。

「幸せ死」するのに十分な材料が調ってるわけだけど、なんとどたんばでもうひとり自分が一番好きだった子も「やっと親の許可が下りた~(^^」とか言って参加が決定したりした日にゃ、、、

 二度死ぬね。間違いなく。

つかラブコメとかでも、結局のところ作者の妄想がどれだけ強力で、かつ詳細であるのかってことだと思うんだよね。あだち充のマンガが大好きなのは要はあだち充と僕の妄想に関するパトスがかなり近いからだというか、そもそも日本中の中2病患者から支持されているからこそあそこまでステロタイプのストーリーを続けていけるのだとも思う。ただ重要なのは、

 それが自分の身近にいる(もしくはいた)友達に置き換えることが出来るかどうか

によってその爆発力は桁外れに変わる点。いくら南ちゃんが長澤まさみで彼女が最高にかわいかったとしても、彼女の言葉は自分の中にはないんだよ!<ここ重要よ!自分の想像と妄想がいくら強力であっても、ソースとして明確なプリントが為されていない言葉は所詮偽りの域を出ない。テレビのこちらと向こうにはやっぱり越えられない壁があると思うのだ。
※だから逆に「このDVDに出てる娘、オレエッチしたことあるんスよ」なんて話はメチャクチャ萌えると思うんだよね。

 妄想にはそこに渡す架け橋が不可欠

遙か昔の記憶でもいいし、卒業アルバムでも、別の友達から聞いた風の噂でもいいから、ちょっとしたエッセンスがそのイメージを急激に強力に強化する。

余談だけど、昔書いた「長男の自慢話」なんかも「幸せ指数」が高かったなぁって今思うと感じるね。あの感覚はそうそう得られるもんじゃないもの。って何最後綺麗にまとめようとしてんだこのクズは!

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2008年8月 3日 (日)

ファンタシースターポータブル~その4~

いや~面白いですね。つかモンハンの面白さとはやっぱり異質というか、PSOやPSUPは結構一点突破というか、洗練されたシステムというより、

 オマエの欲しいのはこのお宝だろ?

って感じでレアドロップに一喜一憂する。っていうか一喜一憂出来るのがいいところ。

正直言って「もっともっと良くできたのではないか」という点は確かに多い。倉庫から売れないとか、服関係が売れないとか、フォトンアーツとかのディスク関係が売れないとか、何で装備出来ないのか相変わらずわからないんですけど?的な装備があるとか、ポリゴンの育生がバリバリ見えすぎだっつーの!とかホント気になりだしたらきりがないくらい欠点というか、「至らない点」が多い。

 でも!

やっぱオンリーワンの武器を見ちゃうともうなんか許せちゃうんだよな。モンハンはグラフィックも美麗だし、デザインもかっこいいし、強さにもいろいろあるけど、所詮限られた種類の攻撃方法
※それぞれは猛烈に洗練されているが。
に過ぎない。

でもPSOには、例えばその武器にしかないリーチの長さ(短さ)があったり、特別な矢が飛んだり、エフェクトがそれオンリーだったりする。強さに「色気」がある。

ドロップ率はとんでもなくムラがあるし、ほぼボスだけと戦っていられるモンハンと比べ、無駄な時間も多い。でもその時間があるからこそ手に入れた時の喜びがひとしおになったりする事実から目を背けられないのだ。

っていうかそんなことを言えるのもつい先ほど手に入れた(つかこれはレアでも何でもなくて普通に(ちょっとがんばって)プレイしていれば誰でも手に入れられるものなんだけど)オパオパが超強ぇぇ!

つかここに来てようやっと「ニューマン」が生きた!っていうかネタバレですよ、注意ですよ、

 オパオパは法撃値で攻撃力が決まる

あ、っとその前にオパオパがなんなのかご説明しますと、

 称号を30個集めたらもらえる左側の片手武器

何が「左側」だよって感じですが、まぁ銃とかが左で、片手杖とか片手剣が右側というのはやってる人ならおわかりでしょう。

で、

何が出来るかというと、っていうか「何をしてくれる」かというと、

 勝手に自分の正面にいる敵を撃ってくれる。

 それもかなりの連射速度!

 っていうかリーチもハンドガン並!

 つかPP消費なし!

 でもって別にRボタン押さなくてもOK!

つか最高なわけですよオパオパ。要は右手武器を普通に使いながらバシバシのガシガシに撃ち続けてくれる鬼サポーター。っていうかそいつが「法撃扱い」ってんだからニューマンここに来て大爆発!っていうか、

 今はガンマスターでやってたけど、ぶっちゃけアクロマスターにしたらもっと強くなる!

のがまたイカス!え?クリスさんそう言えば何か上位職育ててましたよね?ええアクロマスターを少々・・。ですよ!っということでおもむろに転職でもしてみましょうか?ええしてみますとも。っていうか、このカッコの中の「1394」って数字は何でしょう。ええ!?もしかしてこれが、こ、こ、こ、これがオパオパの攻撃力なんですかぁ!?この攻撃力で、

 無限に遠くから右手でいつでも回復出来る状態、もしくはそれなりに強い武器でフォローしつつ攻撃しまくってくれちゃったりしちゃったりするわけですか!?

 「それはお買い得ですねぇ」

つかねもう敵に同情でしょうよ。っていうか、

 僕が強い相手と戦ってない事実はとりあえず今は伏せておこうや。

 井の中の蛙にも幸せってのはあるんやで。

的な?

まぁそんなわけなのですが、とりあえず下級職を一通り10にする課程で、かなりいろんなS武器も手に入りました。まぁ中にはクバラだかクラバだかの模造品も多数あったわけですが、それでもやっぱり武器が充実してくる感じはたまらないですね。ハンター用、レンジャー用、フォース用で全て最適化するのは面倒ですが、とりあえずもうB以下の武器を売らずに残しておく必要性がなくなっただけでも結構ありがたいです。つか何でも預けたがりなクリスとしては倉庫なんてすぐいっぱいになっちゃいますからね。

つか昨日の夜泣きながらセカンドキャラとサードキャラを作ったのも遙か昔のことのようですね。地道にウェポンズバッジを集め、カジュシースを手に入れ、Sランクのディラガンを倒しまくったり、下級を育てつつプレイのコツを習得し、、、そしてついにニューマンに光が差した!っていうか、まだ戦ってないんでホントに強いかどうかはよくわからないと言えばよくわからないんですけど、とりあえず現状モチベーション超高め。っていうか、

 今がたぶん一番面白い時な気がする・・・

つか懸念であればいいのだが・・・果たして!

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2008年8月 2日 (土)

今週のファミ通

まぁ別段コレと言って特筆すべき点はないのだが、、、

●ファンタシースターポータブル

 に関する記述がほとんどない。つかクロレビ至上主義の表れか、はたまた姉妹紙に読者を誘う浜ヒゲのワナか。つかどうやら市場ではことごとく売り切れという噂も耳にするし、、、。ヤフオクでもプレミアとまでは行かないまでも、送料手数料を入れれば定価を超える額程度には入札が入ってたりするようで、、、。中身的にさほど特筆すべき事がないのかも知れないけど、もう少しプッシュしてもいいんじゃないかと思った。まぁ自分が買ったからそう思うんだろうけど。

●ダークナイト

 さほど興味もないのだけど、とりあえずCMに出てるジョーカー役のヒース・レンジャーが既に他界していると聞いてちょっと見たくなった。理由はわからないが遺作というのは相応に厚みが出るもんじゃないのかなぁとか。
※ただの事故かも知れないけど。
クリスチャン・ベールは次世代ターミネーターにも決まってるみたいだし、
※ロボット側か主役側か知らないけど。
案外化けるかも?

●スペースインベーダーゲットイーブン 逆襲のインベーダー

 個人的には今週一番のニュース。要はこちらがインベーダー側となって地球人と戦うというWiiウェアのタイトルのようだが、、、

 1面   500円
 2、3面 500円
 4、5面 500円
 6、7面 500円

というのは新しい感じ。面白ければ続けて買えばいいし、つまらなければ最初だけでやめればいい。360のライブアーケードのように「1面だけタダで」というわけじゃない分ケチだと言えなくもないが、そもそも魅力がないゲームであれば最初から500円出さないわけで・・・。

 つか結構、つかかなり面白そうなんですけど?

とりあえずWiiというハードがどうかはともかく、ギャラガレギオンズと並んで今月購入予定のタイトルとなりそうだな。

●テイルズオブヴェスペリア

 つか微妙にタイトルに自信がないのだけど、何はともあれレビュアーのコメントにかなり熱量があったのが印象的だった。360オリジナルのテイルズだからではなく、しっかりと骨太な手応えやレベルアップしたグラフィック、軽快なロードなど、シリーズ作品をほとんどプレイしてない&面白いと思えなかったような僕にすら訴求するコメント。作品の善し悪しはともかく、こういうレビューはなかなかいいな、と思ったね。つか安くなったら買うかも。

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他はまぁ別に特筆すべき点はない。っていうか久々に「買うかも知れないゲーム」にチェックしようとボールペンを持ってみたものの、、、

 ドラクエ9とモンハントライくらいしかないか・・・

と急に醒めてしまった。つかリズム天国とか一瞬面白そうか?と脳裏をよぎりつつ、、、「1分で飽きそうか」と思ったり。プラモじゃないけど買わなくても買ったあとのことを冷静に分析してしまうというか、子供に言うがごとく、

 本当に欲しいのか?

と自問自答したりする。時間にもお金にも限りがあるのに、本当に欲しくないかも知れないものにお金を掛けるのって、でもって掛けてしまったコストを回収するためにお金以上に大切な時間まで使うなんて、、、って思う。レゴにでも投資しようかしら。

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2008年8月 1日 (金)

ファンタシースターポータブル~その3製品版~

文中ではファンタシースターポータブルのことをPSUPと略称します。わかりづれぇから。つか前も書いたけど。

結局長男が自分の分は自分で払うと言ってくれたので、僕も自分のを買うことにしたのだが、開店直後ヤマダで「予約分多数のため、当日分は売り切れました」の張り紙に驚愕。速攻ジョーシンへ。つか4180円は結構値打ち。無事ゲット。つかモンハンのモチベーションが著しく低下してきた頃だったのでまぁちょうどいいと言えばちょうどいい頃合いだったって感じ。
※ちなみにモンハンはミラバルカン(上位)を長男と倒したあたりでストップ。まぁそんなもんかな。つか表示420時間は「そんなもん」で流せないくらいの時間ではあるけど。

さて、キャラも順調に引き継ぎ、っていうか引き継げない要素って無かった気がしますな。アイテムやフォトンアーツのレベル、タイプレベルや経験値など気付いた範囲で初期化されてるステータスは見あたらず。その点はユニバース→イルミナスとは違うのかも。※そっちは詳しく知らないけど。っていうか知りたいわけでもないけど。

で、早速ストーリーモードをちょちょっと進めてみた感想少々・・・。

●キャラのしゃべりが・・・

ソーマブリンガーの時と非常に近い印象。つかセガの「萌え信仰」みたいなのが露骨に出ていて、むしろ気持ち悪い。好きな人は好きなんだろうけど、モンハンの雨後竹を狙うタイトルとしてはあまりに寄りすぎな感じがした。婦女子プレイヤーだっているだろうし、オタク嫌いだっているだろうに、ここまで「そっち向け」なニオイを出しつつ、

 途中で選択肢(現時点では意味不明な)を設けている

のはマジでいやらしい。ボタン連打で飛ばし読みしてたらいつの間にか選んでしまっていたバツの悪さというか・・・。

ぶっちゃけPSUの時と比べれば遙かに軽い、もっと言えばキャラのバストアップが表示されてチョコチョコっと会話のやりとりをするだけのデモがあるに過ぎないのだけど、このストーリーモードで得られる「タイプ経験値」が莫大にデカイのである意味嫌々でも進めざるを得ないような側面があるのが痛し痒しと言うところかな。つかもしタイプ経験値が少なかったら、

 (僕にとって)ストーリーモードは無価値

と言っても過言ではないくらいだね。とりあえずソーマのデモシーンを知ってる人はあれのウザさをイメージしてもらえればいいと思います。あと惑星間移動や惑星内移動時に乗り物に乗るデモが挿入されるんだけど、カット出来ません。マルチモードでは表示されないので、この点もストーリーをやる価値を下げるのに一役買っていると言ってもいいでしょう。
※デモシーンはあとから「スタートボタンでカット出来る時がある」ことが判明。出来ない時は出来ないけど。

つか曲がりなりにも公的機関に配属されているっぽい連中なのに、あの言葉遣いのフランクさはなんだよって思う。なれなれしいというか図々しいというか。社会人からしてみるとスゲェ違和感がある。萌えならなんでもアリなのかセガよ、と言いたくなる。つかある意味「名越化」が進んでるのか?

●マイルーム

倉庫が使えるようになりましたが、倉庫からの売却は出来ず、収納数も所持可能数と同数なので、モンハンP2Gのあとでは正直前時代的な感じがします。まぁ作り始めた時点でP2までしかなかったから仕方なかったのでしょうが、アルファなら無理からぬ着地点という感じ。

収納は300種までで、PSOの200よりは多く、いざとなれば二人でそれぞれのメモカに自キャラを置くことで「倉庫キャラ」に出来る可能性はありそう。
※まだアイテムの受け渡しとかしたことがないからわかんないけど。つか後でやってみよう。

あとよく意味のわからない「称号」が付加されたけど、モンハンの称号も350時間くらいプレイしてから意味がわかったくらいだから、今の時点では全く気にしない。ちなみに僕が気にしてないことをわざわざ教えたりしないで下さいね。

●タイプ

経験値にはいわゆるキャラクターのレベルとしての経験値(敵を倒すと手に入る。こちらのレベルが上がってももらえる経験値はたぶん下がらない)と、フォトンアーツと呼ばれる特殊攻撃(魔法もそれに類する)の経験値(コレが上がると命中率や攻撃力やコンボの数なんかが変わったりする。上限に関する制限があるっぽい)と、タイプ=職業に加算される経験値がある。

タイプ経験値は一つのクエストを終了させた時点で初めて加算され、1レベルアップに必要なポイントは一応レベルいくつであっても100(後述)。ストーリーモードだと一度に200とかガバチョと入ったりするが、当然ストーリーモードなので何度も出来ない。マルチモードだと敵を全滅(全てのエリアにいる敵を一匹残らず倒す)させつつこちらが一度も死なないで(スケープドールの使用はOK)クリアすると100%加算され、死んだりすると減算されるのが30とか70とか。正直難度の差ほどはポイントに差がなく、こちらのタイプレベルが上がっても減算されていくことがないので、

 ただタイプ経験値を稼ぎたいだけなら一番最初の一番低難度のクエストを繰り返すのが一番早い

と思われる。全滅ノーミスで32ポイント。ものの数分でクリアできるから。

で、今回体験版では出来なかったタイプチェンジも(ストーリーモードをちょっと進めると)出来るようになるのだが、条件はザックリこんな感じ。

A群
・ハンター 初期
・レンジャー 初期
・フォース 初期
B群
・ファイマスター ハンターレベル7以上
・ガンマスター レンジャーレベル7以上
・マスターフォース フォースレベル7以上
C群
・アクロマスター ハンター4レンジャー2フォース4以上
・プロトランザー ハンター4レンジャー4フォース2以上

基本B群はA群の強化タイプで、装備出来る武器のランクも同系であればより上位のものが装備出来るようにはなるが、

 一部装備出来なくなるものもある。

ので軽く注意が必要。C群は逆にかなり多くの装備がとりあえず判別している範囲で最高のSランクまで装備可能だが、タイプレベルが非常に上がりづらい。先ほど「一応どのレベルであっても100」と書いたのはA群に関してで、B群、特にC群に関してはたぶん「どのレベルであっても1000」必要になるっぽい。タイプを変えることでステータスも当然のように変わり、部分的な得手不得手はあるものの、基本AよりB、BよりC群の方がポテンシャルが高いので、

 苦労してでもC群のキャラを育てていった方がいいかな、

という気はする。タイプレベルが上がることで得られるステータスアップ効果は少なくなく、A群の方が容易に強さを得られるかも知れないが、ある程度でまず装備可能な武器が頭打ちになる。近接戦や魔法などの一部に特化した強さを目指すならB群も有りだと思うし、PSOの頃から言われていたことだが、

 スゲェ強い武器を手に入れてからそれに合わせたキャラを仕上げる

のでも全く問題ない。モンハンから流れてきたユーザーやPSUからのプレイヤーには違和感があるかも知れないが、PSOおよび今回武器がまんまドロップ制に変更されたPSUPでは、

 ドロップ率0.001%

なんてのもたぶんありえる。そんな武器の入手は、ぶっちゃけ普通に強いキャラを育てるよりも遙かに時間が掛かったりするのだ。つか実際僕も体験版で手に入れたAランクの武器のためにあっさりフォースは捨てて、現在はアクロマスターだったりするしね。

ちなみにアクロマスターは片手武器のエキスパート(含む片手銃、双剣、片手杖)。プロトランザーは両手武器のエキスパートで、ステータスの差は前者がやや魔法寄り、後者がやや攻撃寄りという感じかな。

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つかここまでは買ってすぐの話。そこからしばらくプレイしての感想・・・

まずデモが存外気にならなくなってきた。理由はところどころにフリーミッションというやってもやらなくてもいいタイミングが挿しこまれることで、頻度が下がり、割と耐えられるようになったというか、まぁ所詮はボタン押すだけだからね。

あとスケープドールや回復薬に関するチューンが結構イイ感じかもなぁという話。簡単に回復出来るし、マルチプレイでは容易に死んでもやり直しが効くが、ストーリーモードではそれが出来ない。クエスト開始からからそのクリアまで最初に持ち込んだ薬だけでやりくりしなければならないし、スケープドールは常に店先に並ぶというわけでもない(ちなみに価格は10000円)。ストーリーモード内でクリア必須のクエストがそれほど高難度であるとは言わないが、まぁそれはそれこれはこれというところか。

店に並ぶアイテムはろくなものがないが、やはり順調にレベルが上がり、受けられる難度が上がって行くに連れ当然敵から得られる経験値も武具も良くなっていく。当たり前のことながらやはり強い武器や防具を手に入れられた瞬間は嬉しいし、モチベーターにもなる。当然強い敵は強く泣きたくなるし、もし倒しても何もいいアイテムは出ないかも知れない。情報が明かされればそこでまたやる気が増すケースもあるが、今はまだ過渡期。自分で新たなゲットアイテムを探す喜びもある。

クエストはさすがに体験版から著しく増えていて、早晩終了ということはない。ないが、まぁモンハンと比べたら遙かに短時間で終えることが出来るだろう。だが重要なのはそこではない。キャラが強くなって敵のアルゴリズムも把握して、装備もそこそこ整ってきてなお手強い相手を何匹も何匹も倒していく長い道のり。

書き換えは荒く、操作性も決して良くはないし、
※ディレイを掛けてクリティカルを狙うにもウェイトが掛かりすぎてタイミングがズレまくる。
装備できないアイテムがあってもその理由が何なのかわからないこともある。グラフィックも正直魅力薄だと思うし(個人的にはPSOより)、遊んでも100時間かなぁとも思うけど、、、、

 今はかなり楽しい!

これは否定しない。つか体験版初日にも言ったけど「明日はわからない」。でも今日はまだ十分に楽しめている次第なのだ。クリスPSUP評価★★★☆。レベル56。アクロマスターレベル3。

以下おまけ気付いたこと。

・武器強化は今のところ一律10回まで。多少誤差があるかも程度。

・ストーリーモードよりマルチモードの方がPSP本体が熱くなる。

・ストーリーモード中はサスペンドが効くが、マルチモード時は「通信が途絶えた」状態になり、セーブを聞かれる→クエストが強制終了させられる。

・レスタは第一章クリアの称号報酬。とりあえずレベル7では周囲のキャラを回復出来ない。11になれば変わるかな?

・ちなみに今メインで使ってるのは双剣(双小剣じゃなくて)。つかニューマンだから悲しいかな種族的なディスアドバンテージがあると思うけど、いつかニューマンのポテンシャルが花開く日もあるかも知れないからめげずに続ける予定。つか二つ目のフォトンアーツも手に入ったし→超強い。つかレスタの回復力を活かすには片手剣の強い武器を入手したいところだけど、、、まぁなかなか難しいわな。

・スイムウェアはボロボロ手に入るのであんましレアじゃない。

・Aランクのラッピーが落とした防具が超強い。とりあえずレベル56の時点では追随を許さない&4スロット(全部位にユニットを挿せる)。

・マイルームでは一度でも入手した武器を見ることが出来る。つかここでしか見ることが出来ないが、しっかりした武器の絵を見ることが出来るのは、「はっきり言って最高!」。

・ホーリーレイ入手。でもB武器。効果は、、、期待できなかったので使ってない。

・ファミ通に載ってたソニックスプレンダー入手。なかなかかっこいいエフェクトだけど、たぶん普通の鞭と同じなんだろうな。強さはボチボチ。ちなみに僕が持ってる唯一のS武器。レベル60くらいのダルクなんとかを死ぬほど苦労して倒して手に入れた。つかこういうヨロコビがあるからファンタシースターシリーズは止められないんだよな(^^。

・CPUはどうやら極端にHPが減った時に限り回復してくれる模様。

・CPUはこちらがワナに掛かっていても知らんぷり。冷たい模様。

・CPUは死んだままほっとかれると仲間が回復する。でも主人公の場合はずっとシカト。そうかよ、どうせオレなんか・・・な模様。

・ムーンアトマイザーは1個使うと死人全員を一度に復活する。

・全体的に飛び道具は過去の作品ほど強くない感じ。つか命中率はやっぱ重要。

・つか攻撃テクニックはスゲェ使えない。最大の理由はモーションが遅く発生までに時間が掛かりすぎること。その間に逃げちゃうし。あと一体につき一回しかヒットしないってのはどんだけ弱体化だよって気がする。っていうか最後までそうなの?

・つかここで遅まきながらマニュアルを読んでみると、、、「武器や防具、ディスク、メセタの移動は出来ません」だって!ざけんな!っていうかガックシ。他のキャラ用としてアイテムを取っておくのは全く無意味ってことですか。つかニューマンはもはやクズですか。

・あと「ナノブラスト用の装備がエステで売ってる」とか「射撃と法撃武器ではロックオンは出来ません」とか「ゴーグルの使い方」とか「主観視点時に攻撃できる武器の種類」なんかが載ってた。つか「法撃だとロックオン出来ない」なんて、、、フォースで始めたキャラにも説明しろよな。

・・・

まぁこんなところかな。ただ現在長男のPSPのアナログスティックが調子が悪く、下に入りっぱなしになってしまうので、交代でしかプレイできてなかったり。まぁしょうがないやな。

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