親孝行
「体がダルくてやる気がわかない。何か趣味でもないかしら」
というので、
「映画でも見たらどう?DVDなら貸せるのがあるけど?」
と言ったら、
「今から(本体)買ってきて」
というので「お袋の金」で買ってきた。3万円借りて行ったけど、買ったのはDivxも一応見られるというLG電子の5980円の品(無論お釣りは返却)。ついでに自宅から「のだめ」を持って行く。つか実験的に「inヨーロッパ」のDivx動画も持って行く。
適当にセッティングしてとりあえず見られるようにしておく。ボタンも小さめで、自分で入れ替えするのもおっくうな年齢だから、明日(要するに今日)操作に関しては改めて説明すればいいかとその場を後にする。
で、今日お袋に会ったところ、
「ヒマだったので見てみたんだけど、、」
と切り出し、
「のだめちゃんはやっぱり本当に面白い。こんなに面白かったかというくらい面白くて、止め時がなかなか見つからなくて、、、何時まで見てたと思う?」
などととてもご機嫌な様子。
「3時だに、3時!でも体はむしろ昨日より軽いだに~。おかしなもんだらぁ」
※「だに」は「だよ」の方言。「だらぁ」は「でしょう?」の方言。
途中でディスクを交換するのが結構面倒じゃなかったかと思ったら、、、
「どうしても続きが見たくて説明書開いたわよ、あたしゃ」
だそうで。何にしても「のだめ」が傑作なのは疑う余地がないというか、そもそもウチの娘も隙あらば見てるくらい
※我が家はPCのデスクトップに置いてある。
素晴らしい作品なので、お袋のリアクションも十分理解できると言えば出来るのだが、昨日の時点では「今見ても楽しめるのかしらねぇ」みたいなテンションだっただけに、嬉しい誤算。
ただ残念ながら「inヨーロッパ」はコーデックのバージョンが新しすぎてハードが対応していず、見ることは出来なかった。でもあんなに喜んでくれたなら、なんとかDVDプレイヤーで見られる様にして近日中に渡したいと思ったね。
「それにしても安い買い物だった!」
って言ってたけど、「のだめ」に続くフック作品が果たしてあるかどうかがちょっぴり怖いというか、ぶっちゃけ映画の趣味とかは真反対なほど合わないからなぁ。「風と共に去りぬ」とか「スカーレット」なんか持ってないし、、、まぁ買ったって1000円しないのかも知れないけどさ。
ちなみに3枚のTV版は一気にラス前まで視聴され、最初の2枚は既に妹に貸し出されたという。たいがい僕もセッカチな質(たち)だけど、
趣味を探す→映画はどう?→買ってきて→一気に8時間くらいぶっ通しで見る→すぐ貸し出し
というサイクルが15時間ほどで行われる辺り、さすが母上というか、まぁ親子だなぁと思ったね。いくらネットが便利で高速でも「趣味を探す」から「貸し出し」までそこまでマッハにはなんないでしょ?つかAVIをDVDに焼くのって大変だったっけ?
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