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2008年9月30日 (火)

未来の話

僕は結構未来の話が好きだ。つか未来の話をしておいて、実際にその時が来たときどうなってるのか、どう思うのかが好きだ。特にパソコン関係の進歩進化は著しく、短スパンでもイイ感じの隔世感を得ることが出来る。

しかしそんな僕でも10年前にこの今という10年後を予測するのは本気で不可能だったと思う。まさか任天堂が復権するとは、ということから始まり、SONYの失脚、携帯機の台頭、各メーカーの再編やらなんやらで、強いて言えば「ドラクエがまだ8までしか出てない」くらいしか予測は出来なかったんじゃないかと思うほど。

インターネットの普及に関してもそう。光やADSLや携帯でのブラウズ以上に、そのコンテンツが、例えば音楽や動画がこれほどバリアフリーでなんでも出回ってしまうようになるとは思わなかった。っていうか「規制しきれないほどの速度で拡散してしまった」というのが実情なのだろうけど、これも10年後どうなるのか興味深い。著作権ウンヌンを正義の名の下に取り戻す未来が果たしてあるのか、こぼれたミルクはコップに戻ることはないのか。果たして。

つか10年後を考えるということは10年前を振り返るということでもあるのだけど、1998年って何やってた頃かって言うとたぶんFF10とかだと思う。プレステ2がノリにノっていて、64かGCが地味に生きのびて、DCが死に体になってた頃だと思う。まだDSは出てなかったんじゃないかな。どうなんだろ。

でもとりあえず10年スパンで考えれば、、、

・ドラクエとポケモンは1作、FFは2作くらい出る。
・各社1つはハードを出す
・メディア世代交代は半分くらい進む(20年で1世代くらい?)

ただ、ネットの通信速度は正直数倍になるとは言えないと思う。現状で「遅すぎる」という声が聞こえるわけじゃないし、いくら携帯でテレビや映画が見られると言っても、いつまでも小さい画面を由とはしないだろう。せいぜい光を2本にするようなレベルかな。っていうか現行のインフラだと日本だけ速くなってもあんまし意味がないんだよね。

そんなネットはともかく、やっぱり興味が沸くのはさっきの3つのイベント。Wii、360、PS3の後継機、DS、PSPの後継機(マイクロソフトの携帯機?)と、ドラクエ10、新ポケモン、FF14、モンハン4などなど。

順不同で触れていくけど、まずDSの後継機は、

 絶対売れる。

理由は、

 DS=ファミコン=PS

だと思うから。新しい世界とニーズを切り開いた1世代目のハードは、その勢いが次の世代までは必ず残る。ライトとかミクロとかのマイナーチェンジじゃなく、完全な新ハードが開発中なのは間違いなく、ある意味成功を約束されている。ただまぁ現状のDSの勢いはファミコンで言えばまだ1988年頃のような気もするし、当時より1ハードのスパンが長くなっている気もするので、

 出るとしてもマイナーチェンジをもう1、2回挟んでから

というところか。年数で言えばあと6年くらい先?

まぁ他のプラットホームホルダーが強力なカードを出さないとも限らないし、アーキテクチャそのものは決まってなくても次世代機の方向性や訴求対象なんかは今のDSの延長で行くだろうから、

 出そうと思えば1、2年で出せる

体制は整っている気がする。手札的にはより実務的な使い方が出来るように、テンキーやフルキーをいつでも画面から呼び出せるような、でもって両方の画面がタッチスクリーンで、PSPのようにファームウェアが乗るスタイルになる気はする。

DSと携帯を連携させたがってるキャリアはいっぱいいると思うけど、そこに踏み込むかどうかはかなり微妙と予測。理由は、「勉強も出来るんだよ!」と子供が大人を説得するのに使ったような方向性は任天堂としてアリでも、サテラビューのような「ゲームメーカーの範疇を一歩踏み出る」事業に対しては正直やや及び腰なのではないかと思うから。何つかハイリスクハイリターンを踏まずともローリスクミドルリターンは余裕で確保してると思うからね。

でもポケモンのネットワーク機能がより充実するような、たとえばプレイステーションスポットとか店に置いてあるDSステーションのテリトリーというか、自宅にルーターやらなんやらがなくても普通にネットに繋ぐことが出来るようなシステムに関しては結構前向きかもしれない。今でもWiiとフレッツの連携を進めてたりするから、一歩進んで「日本中に無料ネットワークを構築」とかになってくると、

 次世代!

という感じがする。普通にどこにいてもネットに繋がっておしゃべりしながらゲームが出来るような未来を実現するハードとなれば、、、

 あり得ない未来なのかなぁ(^^;。

でもそういうのが実現するとするなら、別に画面が小さいとか解像度が低い、CPUがしょぼい、メディアが使えないなんてことはあまり大きな問題じゃなくなる気がする。今でこそSDが入る携帯電話だけど、SDが入るから携帯はブレイクしたワケじゃないからね。より低い敷居とより強いコミュニケーション機能が、次世代ネットワーク、しいては次世代DSのキモのような気がします。

 まぁ10年後は何らかの動きがあるでしょうな(^^。

・・・

つかこれを書いた直後に新DSのニュースが。つかカメラとか別にどうでもいいというか、まぁマイナーチェンジだけなら乗っかるつもりもないというか。
※強いて言えば娘のDSのヒンジが壊れちゃったのでそれを買い換えようかって程度。
まぁ本気の新世代機はやっぱりもう少し先になるだろうね。

せっかくなのでもう少し続ける。

任天堂の場合はスーファミ→64の時(ハードがいくら売れなくても)スクウェアみたいにベラボーな開発コストを掛けていたわけでもないし、そもそも基礎体力がしっかりしてたから「儲かりはしなくても潰れることもない」感じだった。

でもプレステ陣営に関しては、PS3がもしこける、もしくはFF13をリリースしても大幅なシェア確保が為されなかった場合、そのまま

 セガの二の舞

ということもあり得なくはないのかもと思ったり。

ソフトウェア開発部門に関してはそれなりのタイトルをそれなりのペースでリリースしているけど、ハードに関しては
※こと携帯機部門に関してもモンハンにおんぶにだっこみたいだし。
完全な新世代機を、例えばDSや後々出てくるであろうマイクロソフトの携帯機と比較して明確なアイデンティティを維持できるかどうか正直微妙じゃないかと思ったり。

 もし新DSがPSP並のアーキテクチャを持ってリリースされたら、

 でもってそれがモンハンごと引っ越しなんてことになったりでもしたら、

 「新PSPの出目はなくなる!?」

ってこともあり得るんじゃないかと思ったり。

でもまぁこれだけ普及しているし、変な話iPodより画面が大きいってだけで十分「ガジェット」としての魅力はあるとも言えるんだよね。「ゲームが出来なくても(やらなくても)PSPが欲しい」みたいな。だからいざとなったら本気でゲーム以外のアイデンティティ、例えば携帯機能内蔵とかも(SONYだし)出来なくはない。

 スマートフォンスタイルのPSP

ってのはクる人にはクるでしょう。現状薄さ軽さモニターを磨いて、その後スライド式キーボードと携帯機能、通信機能を載せてくる。価格はそれこそPS3以上に跳ね上がるかも知れないけど、今の市場からすれば、

 高性能携帯として十分アリな価格帯

って気もするんだよね。「ゲームはおまけ」って当初から言われていたけど、モンハンクラスのタイトルがあるなら十分「右腕」と呼べる魅力は出せるはず。

DSがカメラを内蔵するってんなら当然PSPも内蔵してくるだろうし、もっと気張って「簡易ハンディカム」機能とかもありかも。いや、まぁそれが出来たからどうってわけじゃないけど、動画を絡めてPS3を家庭内のコミニュケーションツールとしての地位向上を目指すビジョンは絶対あると思うし。

あとは、モーションセンサーを内蔵して「PSPをPS3のコントローラーとしても使える」構想とか。カードとしては弱いけど、「モンハン2PGをPS3のグラフィックで」それも「PSPのインターフェイスのまま」プレイしたいと思ってる層は少なからずいるはず。何もトライとか4とかじゃなくても、絵と音(ボイスチャット)とネットワークだけでも十分ハード100万台分くらいは底上げ出来そうな気がするんだけどなぁ。

アナログスティック、振動パック、モーションセンサーと常に任天堂のマネというか、たまたま開発のビジョンが近かったのかも知れないけど、「PSPをタッチスクリーンに」ってのも当然ある話。さっきのスマートフォン、iPod化を考えるならむしろ当然とも言え、DSとPSPがお互いがお互いの武器を吸収し合っていく感じか。

ちなみにマイクロソフトの携帯機に関しては、「無理にハードを大きくしようとせず」「しっかりと高性能
※出来たらゲームキューブクラス
を押し込んでくれれば」、十分売れる可能性はあると思う。何と言ってキラータイトルがあるわけじゃないけど、XBOXライブのシステムは十分魅力があると思うし、iPod旋風の後ならそれを咀嚼していいところを吸収したものを出せなくもないと思うし。

価格を抑えるのがキツイとは思うけど、SSD(モーターを使わないHDDみたいなもの)を内蔵させてオンラインでソフトを売ろうってビジョンを実現するとしたら、マイクロソフトの携帯機が一番ありそうな気がするんだよな。つかまぁあんまし未来っぽくはないけど。

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正直ドラクエはどうなっとんじゃ!という気が凄くするんだけど、気になると言えばその次のドラクエやFF、モンハンも気になる。FFでPS3が激売れしてドラクエとモンハンがセットでSONY陣営に返り咲くのか、はたまた360版FFが支持を集めて「FF14は360独占供給」となるのか、劇的な業界再編で、「任天堂とSONYが合併!」※つかそれは劇的すぎるけど。

まぁナムコとバンダイがくっつくくらいだからね。そこにセガとカプコンが重なるようなことになっても、ぶっちゃけさほど驚きません。まぁ、

 モンスターハンターアーケード

とか出るならそれはそれで楽しそうだけど。
※カードにデータを入れてゲーセンで一緒に狩る。つか想像しただけで楽しそうだな!個人的には半球型のモニターを四つ葉のクローバーみたいな形にさせて、、、1プレイがどうしても長くなりがちだから大いに工夫が必要かな。例えば「家庭用でハチミツを集めて、、」みたいな。

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軽く読み返して思うのは、「枯れた技術の水平思考(故横井軍平)」ってすげぇなってこと。10年後という未来はよほどの事がない限りやってくる。が、その時に覇権を握るハードは、必ずしも最新鋭のスーパーコンピュータじゃないんだろうって思う。

一昔前、いや、二昔前のPC88や98のころのパソコンは、まさに高スペック=未来だった。でも今時代を動かす可能性があるのは間違いなくスペックではなく「視点」であり「発想」であると思う。DSだけじゃなくモンハンポータブルでもそれは明白に立証された。
※余談だけど今僕がはまってるTHE RUINS OF THE LOST KINGDOMもまたスペック依存じゃないし、子供達が楽しんでいるフラッシュゲームやハンゲームとかも、「他に(高スペックハードをプレイする)選択肢があるのに」魅力で勝ってプレイされていたりする。

要はどこに「水平思考」の隙を見つけるのか、だ。発売当初数十万台のセールスだったWiiFitは、国内だけですでに250万台を超えている。あれはまさにそのもので、「拾ってるデータ」自体は「4カ所の体重計」だけだ。ただ重さを量るだけの機械を4つ併せてあんなに「凄そうな」ものに仕上げる着眼こそが「未来」なのだ。ゲーム業界ではないが、ビリーズブートキャンプやコアリズムもまた「やればやせるのはわかっていることをいかにやらせるか」が重要かつ凄いのだ。

 となるとまぁ僕のような凡人には想像もつかないわけだけど(^^;

最後に僕が「こうなったらいい」という希望を込めて、、、

・ボタンは多いほどいいっていうか、LRは二つずつ、スタートセレクトは押しやすく、十字デバイスは左右両方にアナログが欲しくて、それ以外にデジタルの十字キーとABXYキー。要するにデュアルショックのボタン数が僕なりには完成形。

・マイク、タッチスクリーン、モーションセンサー以外に、カメラも(EYEトーイを考えれば)結構楽しめるデバイスか。つかセンサー類はあればあったで使い道があるかも知れないから、
※コスト的にもそんなに高くないと思うし
温度計や光度計なんかが付いていても面白いかな、とか。まぁ光度はカメラがあればいらないか。あとは「臭い」とか(笑。味は無理でも臭いまでは行けそうかな、とか。

・丈夫くして欲しい。明るくとか画面を大きくとか軽くとかバッテリーを長くとかもちろん重要だけど、簡単に壊れるのは一番困る。携帯機は据え置きと違ってコントローラーを買い換えるわけにはいかないんだから、十字キーとかがあっさりヘタるとかアナログスティックがバカになるとかボタンが凹んだままとか、落として割れるとかタッチの感度が悪いとか、キズが付きやすいとかメモカが入ったまま出てこないとか、1年で壊れるとか、、、丈夫なのは凄く大事だと思います。マジで。

・地味に内蔵スピーカーを良くして欲しい。つかある程度大きな音が出てくれないと、音楽が楽しみにくいというか、メディアのボリュームは一定じゃないから時々スゲェ聞きづらいのとかあったりするんだよな>PSP。個人的には「未来」なら普通のヘッドフォンで疑似5.1チャンネルを実現してくれると嬉しいかも。

・・・・・つかあんまし未来じゃないな。じゃあ、、、

SSDを16ギガくらい内蔵して、無線LAN庇護下に置いておくと、動画や体験版、版権フリーのコンテンツとかが四六時中自動的にダウンロードされる。充電は非接触型のクレードルに置いて行い、スカイプ、デジカメ、フォトレタッチ機能やお絵かき機能内蔵。3方向から撮った写真があれば自動的にポリゴンモデルを育成し、ゲーム内のマイキャラにしたり、等身を変更しておしゃれやメイクを疑似体験させたりも可能。内蔵の仮想空間ソフトで友達と普通に会ってしゃべったり写真の交換や体験版の同時プレイも出来る。その世界では個人が自ら服やアイテムなどを作ることも販売することも出来るが、エロは完全否定。あまりにも依存してしまうユーザーが増えることを懸念しつつ学習ソフトも充実&低価格で提供され、学習内容次第ではゲーム内通貨に換算されたりする「次世代アメとムチ仕様」が導入。体の各所にシールのようなものを貼り、自己の体調管理もこれ一つで出来る。ネットワーク上に「同体型同年齢」の同志を見つけお互いに励まし合うことでダイエットにも非常に効果的・・・。

 10年じゃ無理かな(^^;。

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2008年9月29日 (月)

TheRuinsOfTheLostKingdom~その3~

※本日二つ目

非常に面白いです。つか、

・グラフィック依存症じゃない
・PCを持っている※スペックは割と低めでOK
・PCに繋ぐコントローラーもしくはプレステコントローラーを繋ぐアダプターを持っている
・アクションRPGが好き
・ディアブロとかPSOとかが好き
・ファンタジーの世界観が好き
・ストーリーよりシステムだ!
・テンポのいいゲームが好きだ
・謎解きとかそういうのはもういいや
・強い武器とかがランダムで手に入るのは快感としか言いようがない
・フリーソフトの開発者に妙な偏見はない

こんな感じの人なら絶対楽しめます。つかクリスみたいな人なら間違いなく楽しめるでしょう。っていうかバブシカさんは訴求しなかったのかしら?トムニャットさんは?

とにかくベースとなるアクションRPGのアクション部分は快適で、バランスも非常に良く出来てます。
※例えばレベルが上がると敵からもらえる経験値は少なくなるが、時折配置されるエレメント:プレイヤーレベルより常に2レベル高い&魔法しか効かない。や、ミミック:プレイヤーレベルより常に3レベル高い&物理攻撃しか効かない。がナイスなメリハリに。

敵を倒してもお金はもらえず、時折ドロップするアイテムを売って貯める形。ただ敵を倒すことで「武器や指輪(魔法を使うための装備品)、防具、そして装備しているアイテムに合成されているスキルや魔法そのもの」にも経験値(ABP)が貯まる。重要なのは、

 このABPは剣で倒そうとパーティのメンバーが倒そうと全ての装備品に貯まる

点。闇の魔法が強化したい場合、他のゲームだと大抵その弱い闇魔法を使い続けないといけないが、このゲームは気にせず敵を剣で倒していけばいい。そして、この武器や魔法に合成されているスキルや魔法は、ABPを消費することで着け外しが可能。強く育てた魔法を他の指輪に付け替えたり、使い勝手の良いスキルを攻撃力の高い武器に付け替えたりも(たぶん)出来る。
※実際にはそこまでABPに余裕がなくて試してません(^^;。ごめんなさい。

そして武器と指輪は使えば使っただけ耐久力を消費し、修理しないと使えなくなってしまう。その修理代が「強い武器ほど高い!」。雑魚に強い武器を使うのがもったいない。でも強い武器のABPも貯めたい。

より強い相手からはより高額で売却出来るアイテムがドロップされるが、その素材の中には武器や指輪を全く別の物に変化させるための素材もあったりする。でもって強化すると当然強くなるが、一方で自分のレベル以上の物は装備出来なくなったり、キャラクターによって、、、
※主人公はソルジャーだがパーティメンバー(NPC)にはシーフやクレリックもいる。彼らはメインのシナリオモードとは別のフリーモードをプレイすることで経験値を貯めることが出来、
※シナリオモードでは彼らのレベルは上がらない。
武器や防具も条件付きながら
※アイテムボックス内に入れた物を他のキャラが「買う」形で移動可能
装備出来る。他のキャラが見つけたレアアイテムも装備可能。自分の見つけたお宝は自分で活用!いいサイクルだ。最高にいいサイクルだ!

装備出来る出来ないがある。

とにかく「縛りが甘く、選択肢は広い」チューニングと快適な操作性。

最近のビッグタイトルの一つとして、DSに「ワールドデストラクション」というのがあったが、ファミ通を読む限り、「ターン」とか「行動順」とか「連携」とか煩わしくて仕方ない。考えたいのは「何をしたいか」であって「何をしなければダメなのか」ではないのだ。ここ、声を大にして言いたい。

 「遊びたい」のであって「遊ばせられたい」わけじゃない。

息苦しいのはもう疲れちゃうのだ。歳なのだ。ジジイなのだ。もう明日には還暦だ。

でももちろん若い人とかには「そういうのがやりがいがある」とか「面白くてマジ死ぬ」という人もいるでしょうから、そういうのが好きならむしろこっちは見た目もそう派手じゃないし、オススメしづらいかも。好みは千差万別ですし。ただコレだけは言いたい。

 オレはスゲェ面白いと思うぜ!?

昨日は以前来たことがある小さな小部屋にて、

 「あ、この床のスイッチを押すと宝箱かモンスターが出るんだよな」

という白いスイッチをおもむろに押し、

 「おっクモ3匹か。余裕ですな」

と一匹一匹片づけていった。その部屋から出たあたりで最後の一匹を倒したら、視界の隅に何か緑色の影がかすめた。

 「ん?見間違いか?」

僕は視点を移動し、もといた小部屋に目を移すと、、、

 「部屋の半分くらいもあるデカい亀がいるっ!」

つか敵か?敵だよなぁ?

このゲームは死ぬとロードだ。でもってセーブするとダンジョン内のモンスターや宝箱はリセットされる。このいつもとは違うトリガーで発生した緑亀(仮称)は、たぶんセーブするといなくなる。次はいつ会えるの?最終電車で抱きしめ合う恋人たち。発車のベルが無情にも鳴り響き、二人は最後の口づけをかわす・・・シンデレラエクスプレス。JR東海(どんだけ突っ走るつもりだよJR)。

 ここは倒すしかない!

持っている一番強い剣に替え、
※いつもは修理代が高くて装備しない。
一旦街に戻って買えるだけのポーションを買う。
※ちなみにポーションは「寝ないと」品揃えが復活しない。だからちょっとずつ削っていつかは倒す方法は使えない。このあたりも上手い。
慎重かつ大胆に攻撃を重ね、ヤツの体力を削っていく。ちなみにこのゲームは相手のHPもわかるのでどのくらいで倒せるかの目安として「不可能な相手」かどうかも見定めやすくなってます。

なんとか緑亀DXを倒すと、

 そこには一振りの刀が刺さっていた!

つかあの亀が装備していてポリゴンの残骸としてのビジュアルじゃねぇよなぁ?とおそるおそる拾ってみると、、、

 「千鳥」

その時僕が装備していた武器は通常で攻撃力30程度。緑討伐時に使った虎の子のタルワール
※所持金15000円の時にアイテムを売ってまでして買った16000円の曲刀。
の攻撃力が51。

 千鳥の攻撃力は81。

はっきり言って桁外れに強い。つか武器の名前も普通とは違う黄色!レアとしか言いようがない。でもって

 たまたまその時の僕のレベル14から装備可能。

なんて美味しい!

ちなみにこのゲームでは武器や指輪にあらかじめスキルや魔法が装着されています。そのスキルは溜め攻撃のような使い方をし、レベル1からレベル5まであるのですが、弱い武器には当然1とか2とかのスキルしか付いていません。それもオーソドックスなものです。ショップで買えるアイテムでも割と初歩的なスキルしかついてないわけです。たとえそのスキルを育てて付け替えることが可能だとは言っても、地味なスキルは所詮地味なスキルなわけです。

 千鳥にはレベル4までのスキルが!

 それもほとんど見たことがないヤツ!!!

これはマジでビビりました。それを育てる楽しさ、使い勝手、コンボに組み込む楽しさ、でも高額な修理代に頭を悩ませるジレンマ・・・。

 この面白さを何とか伝えたいなぁ。

そう思って布教がてらの書き込みなわけですよ(^^。

●ダウンロードページ
http://www.freem.ne.jp/game/win/g01884.html
●開発者様のサイト
http://www.tomoshibi.net/

まぁ結構なボリュームというか中盤、後半でモチベーター切れになる可能性は否定できませんが、少なくとも15時間程度やった人間からしたら「非常に良くできてる」と思います。現在6章まで出来ていて、他にシェアウェアの外伝もあるようですが、6章まで遊ばせてもらえたら、まず間違いなくレジストして外伝もやるでしょうね。評価は一つ上がって★★★★。フリーウェアであることも加味すればもう一つ☆を付けてもいいくらいですよ!

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VF-25注文した~!

巡回してるぐつさんという方に教えて頂いたニュースで詳細な写真を見ることが出来、今朝思わずアマゾンに1クリック注文!
●ぐつさんのページ「でブログ」
http://debulog.seesaa.net/article/107248626.html
●GAグラフィック(紹介ページ)
http://ga.sbcr.jp/mgangu/011152/index.html#02
●アマゾンオーダーページ※アフィリやってないので注文しても僕にはメリットなし!
http://www.amazon.co.jp/DX%E8%B6%85%E5%90%88%E9%87%91-%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9F-%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2-VF-25F%E3%83%A1%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E6%A9%9F/dp/B001BW4WUK/ref=pd_bxgy_t_img_b

とにかく紹介のページを見て頂ければわかるとは思いますが、
080928vf25 ←ちなみに僕が一番ウットリしたカットがコレ。この密度。タマリマセン。

 凄い!

の一言です。何つかもう「動かして遊びたい」「飾ってかっこいい」「つか丈夫じゃなきゃヤダ!」この三つの命題をクリアするには、

 トイしかない!

いえいえプラモが買えなかった負け惜しみじゃないですよ!?いや買えなかったことは確かに残念でしたが、ホビージャパンを見る限り、

 塗装しないヤツは死ね!

と言わんばかりの無塗装状態。シール貼って墨入れしてもその印象は激変することもなく、、、
※ただ全塗装の作例は出色の出来。つか死ぬほどカッケー。
ましてやプラモでは動かして遊ぶのはほとんど自殺行為。いくら価格差があるとは言え、ここまで自分の欲求とその対象に差があっては、

 もうトイを買うしかねぇ!

って感じになってしまったわけです。つか定価12600円。アマゾンだと2割引送料込み10080円。まぁ安い買い物ではありませんが、思えば初代VF-1Jの頃にも「安くはないよなぁ安くは!」と思いながら決断した記憶があります。そう、

 マクロスのおもちゃは安くない!

が、

 それに見合うものがあった!

今回久々にトイを買うにあたって、何つか「忘れかけていた情熱」?みたいなものが掘り起こされた感じです。つか以前買ったおもちゃらしいおもちゃってなんだったろ。たぶん可動戦士ガンダムあたりまで遡っちゃうな。っていうかあれはあれで「一瞬しか遊ばなかった」んだよな(^^;。

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2008年9月28日 (日)

家族でゲーム&エクササイズ

これと言ってヘビーローテーションするようなアニメもドラマもなく、傾注しているタイトルもない場合、ウチの娘(小3)は結構攻撃的だ。僕がのんびりページをめくるファミ通を「全力で」奪い取り、飯を食っているというのに後ろからガッツリ乗っかってくる。ゲームをやろうとすればことごとくエスケープキーだ最小化だのボタンを押され、

 まぁ女の子がオヤジにコミュニケーションを取ってくるのもそう長くないからな。

とおおらかな気持ちで大抵は適当に相手をする。サバオリをしたりタイガークローでふとももをえぐるようにつかんだりする。時折泣いたりするが、そんなこたぁおかまいなしだ。

で、昨日もそんな感じでだらけていたのだが、唐突に

 「カタンやろう!」

と言い出したので、久々に家族4人でカタンをすることになった。カタンとはまぁ人生ゲームみたいなボードゲームの一種で、定価はたぶん3、4千円するものだが、以前閉店セールで700円くらいで買ったやつだ。ボードゲーム属性のない僕でも意外と楽しめる。

序盤ルールをすっかりサッパリ忘れていた僕は、「普通そこには絶対置かない」というところにスタート地点を設定し、「普通そんなところには絶対引かない」というところに道を引き、「そこに建てられたら僕はもう死んだも同然だ」というところに娘に家を建てられる。

普通はくさるところだが、まぁ久しぶりなので出来る範囲で手を考えながらプレイ。つかルールもクソもわかんねぇ貴兄の方が圧倒的に多いと思うので中盤端折って結果だけ書くと、

 これが結構たのしかった。

娘がトップで勝ったというのも珍しかったが、場の空気は割とよどむこともなく、結果僕は2位ぐらいでまぁ久々にボードゲームもいいもんだと思った。

その後は逆に娘の「コミュニケーション温度」が上がってしまったのか長男がROLを始めてしまったからか、

 おもむろに腹筋やら背筋やらをやりだした。

つか我が家の腹筋は基本誰かに足に乗って貰ってやる「ヌル腹筋」だが、ちょうど最近めっきり太り気味で体重というよりウエスト肥大によってズボンがきつい→腸が圧迫→下痢というサイクルの僕も付き合うことにした。

 ダイエットを止めてから実に3年ぶりくらいの腹筋だ。

が、なんとか40回くらいはスッと出来た。つか、

 正直今はいいがあと二日くらいしたら強烈に痛くなりそうな予感・・・

はする。が、長男も巻き込んでチャートを作り、「腹筋」「スクワット」「腕立て」「背筋」の4部門で出来たら毎日、出来なかったら出来る範囲で「前日オーバー」を目標にエクササイズしていきたい空気が出来上がってしまった。

ちなみに今回は前回と違って腕立てよりスクワットを重点的にがんばりたい所存。とにかく足腰が弱くなってるのを感じるので、やせるより筋肉付けたいみたいな?

娘は現状腕立てが一回も出来ないので、まずはそこから。腹筋やスクワットはそれなりに。つか前回のダイエット週間の時には、

・カロリー規制
 ※特に飲み物は0カロリー厳守。間食なし。夜更かししつつも夜食なし。

・毎日運動

・ビタミンBとカルシウムの錠剤摂取

・夏場

という多くの追い風によっての16キロ減だっただけに、正直今回は「やせる気がしない」。ただ多少なり気に掛けていれば太ることもないだろうから、これはこれでよしとしよう。

 つかとりあえず二日目も出来るかどうかが一番のハードルだな。

・・・っとここまでが昨日の話なのだけど、今日無事二日目のノルマもクリアしました。つか腹筋とかスクワットとか、、、この年になると3日目とか4日目あたりが一番辛いんだよな。つか現状体中が痛くて痛くて・・・。明日も出来るのか!?

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2008年9月27日 (土)

僕たちと駐在さんの700日戦争

お気楽なドタバタコメディを期待しつつ、市原隼人ナンボのもんじゃいと借りてみた。つか子供達の食いつきはかなりのものだったのだが、

 正直僕的にはきつかった・・・。

何がキツイかというと、「実写」なのがどうも違和感の残る雰囲気。序盤みんなが高速でママチャリ(市原隼人のドラマ内でのあだ名)を置いてけぼりにするところ一つとっても、

 なんで?

って感じでどうにもこうにも疎外感を受けてしまう。もともと原作内では主役ではなかったママチャリを俳優のネームバリューからか大きくフィーチャーし過ぎてしまって、彼のカットひとつひとつに必然性が薄いモノになってしまっている。アップのカットがかなりあるが、

 ファンになら?

という気持ちが終始拭いきれなかった。

彼は確かにカメラ映えがするとは思うが、正直演技が上手いとは思えない。玉木くんと比べてカリスマは明らかに薄いと思う。
※まぁ僕の好みかも知れないが。
だからそれにフォーカスが当たりまくってるのにどうしても抵抗がある。

またストーリーに関しても、作者の稚拙さがそのままマンガチックに出ている感じで、アニメならばまだ通ったところが、実写ゆえの違和感に終始さいなまれる形になった。これは年齢が行けば行くほど強く感じるのではないかとも思うが、男女間の温度差もあるかも知れない。

原作まだ続いているようで、作ろうと思えば2作目、3作目も可能な設定(既に高校生ではないが、高校生として撮ることが出来ない年齢でもない)だが、1作目を見た限りでは2、3作とパイはどんどん小さくなっていくタイプの素材じゃないかなぁって感じだったね。クリス的には☆。子供達の印象的には★★★って感じかな。

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2008年9月26日 (金)

マクロスフロンティア~最終話~

※本日二つ目

まぁ最初からテンション上げて毎週見ていたわけではないので、どうしても感情移入度が甘い側面は否めないのだけれども、それでも最終回はちょっと惜しいというか、もったいないというか、、、

 まるでダイジェスト映画のような感じ

だった。映像に対する気合いは凄まじく、この1話の為に何ヶ月かかったのかな?と思えるほど。音楽もこれまで大切に育ててきたマクロスフロンティアの曲たちを贅沢かつ巧みに繋いで要所要所のアレンジも「上手いなぁ」と感じさせる。が、

 それでもやっぱ詰め込みすぎ

な感が強い。僕が見ている、もしくは見ていたアニメが、これ以外にゴルゴとグレンラガンしかないというのも無茶な話かも知れないが、話が収束すること以上に「追いついていくのに必至」というか楽しむゆとりがないというか。

これは終始歌が鳴り続けている弊害でもあるように思う。重要なシーケンス、クライマックスでその「曲の力」というのは絶大で、出来のいい作品ならどれも絶妙なタイミングで「仕掛けてくる」。しかしマクロスのそれは、

 最終話がすでにそのシーケンスに入っている

ようなもので、序盤からテンション張りまくり。むしろ1話から25話まで一気に見倒せばその切り口も大いにアリなのかも知れないが、CMや主題歌も普通に飛ばせないテレビ放送時にまんま見た側からすると、、、という感じなのである。

つかまぁこういうのが今時なのかなぁとも思ったりもするんだよね。今時の萌え寄りオタク寄りのアニメファンにDVDやブルーレイを買わせるための締め方としては。
※少なくとももう一度見たくなるほどには綺麗だったし。

 ただ、感動は全くなかった。

ですけどね。まぁ初代マクロスの27話「愛は流れる」に似せつつも違うみたいな。でもまぁこれは見る側(僕)が変わった可能性も高いかな。

全体通しての評価は★★★。最終話だけだと★★(期待が大きかったので低めに・・・)。派手なロボットとマクロス世代に向けた楽曲を楽しみたいなら大いにアリな選択だけど、期待過剰になると逆に裏切られる・・・。そんな作品でしたな。

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ディザスターデイオブクライシス~その2~

ホントはROLべったりなクリスですが、予約してしまったし、ついでにVF25(マクロスのプラモ。通商メサイア)が奇跡的にあればいいなぁと甘い夢を見ながらヤマダへ。

つか以前はヤマダがポイントと価格で一番安かったのだけど、最近だと明らかにアマゾンのが安いね。ビッグタイトルのようにコンマ1秒でも早くやりたいソフトならいざ知らず、誰が買うの?的タイトルの場合はのんびりアマゾンの方がいいかも。
※ちなみにメサイアは当然のようになく、ヤフオクの価格も上昇中。つかアマゾンの再入荷予定日が11月11日ってどんだけ?って感じだけど、むしろいっそのことトイ(DX超合金定価12600円)の方がいいかなぁとか思ったり。今からのんびり貯金して12月25日の発売日に買おうかなぁとか<なんか貯金とかイイ感じに子供っぽい。

さて、そんなタイトルと全く関係ない話はともかく、せっかくなのでやってみましたディザスターデイオブクライシス(以下DDOC)。

雰囲気はもうバイオハザード率90%。ゾンビとか化け物とかは出ないまでもキャラデザインの方向性やグラフィック全般が似てる。で、ゲームはメタルギアソリッド臭70%。「海兵隊崩れのレスキュー隊員だったが1年前に親友を亡くしてからはデスクワーク」なんて超ステロタイプな主人公。

つか以下直球の感想なのだけど、

 思った以上に面倒なゲームだった。

とにかく壊すことが出来るオブジェクトが結構あって当然壊すのだけど、これが結構面倒くさい。中からは回復アイテムやステータスを強化するポイントなんかが出るんだけど、後者はともかく前者は普通にゲーム内で怪我をして「救急隊に助けを求めている一般市民」を助けるためにも使うのであながち無下に出来ない。当然どの箱に何が入ってるかなんてわかろうはずもないから全部壊しながら進む。それも

 リモコンを数回振って壊す

のがかなり煩わしい。こんなの一振りで半径3mくらい全部壊れろよ、と思う。

また、中途中途に差し込まれるデモシーンが(飛ばせるとは言え)これまたかなりウザイ。要するに画質の悪いメタルギアソリッド4のムービーシーンみたいなもんだと思うのだけど、

 テンポに対する配慮が甘い監督

という感じで、洗練さが足りない。直前にプレイしていたROLがまさにハイテンポの塊のようなゲームなのでいつもより割り増しで感じてるきらいはあるが、それでも「気持ちよく進む」とは言い難い。

振ったりポイントしたりと言ったWii独自系の操作に関してはまぁ予想の範囲内で、可もなく不可も無し。ただそれが、

 決して面白いものになってない事実

は書いておきたい。

あとセーブは自由に出来ず、1時間ほどの章立ての合間にのみ可能で、中断もなしなのはかなり不便。

音声は全て英語で字幕表示。ただWiiだから字幕は小さすぎるということはなく、この辺りは360なんかよりずっと見やすい。が、同時にそれは精細さに欠けるということでもあり、こうしたビジュアル依存度の高いゲームには正直Wiiは不利だったかなぁと思わずにはいられなかったね。

「ディザスター」を謳い、それを前面に押し出してるからてっきり「親友の妹を拉致した秘密結社との銃撃戦」はおまけかと思ったらむしろそっちがメインで、序盤かなり興をそいだ。ぶっちゃけガンシューがやりたいなら他のゲームを買うし、普通にWiiリモコンのBボタンショットはやりやすいと思ったことがないのだ。

だから、もし買おうと思ってる人がいたとしたら、「基本はガンシュー」「ディザスターはおまけ」と思った方がいいかも。何が一番気に入らないってそこが一番気に入らなかったな。

クリスの評価は☆(1点)。1000円で買えば得したと思うだろうけど、4000円以上で買うソフトじゃなかったな。つかオレも見る目がなくなったというか、

 他に最高に楽しいソフトに巡り会ってるのだから、思い切ってキャンセルの電話を入れればいいのに、

とも思った。まだまだ甘いね。

ちなみに長男の友人に続きをやらせたところ、「まぁこんなもんかなって感じ」というリアクション。そういうソフトです。

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2008年9月25日 (木)

TheRuinsOfTheLostKingdom~その2~

うーむ面白い。徐々に強くなるキャラクター、常に提示されるまだ見ぬ強化アイテム、油断すると現れるランダム強力モンスター、お金の入るバランスも良く、システムはわかりにくい面もあるが理解しさえすればかなり奥深い。モンハンP2の頃にもたっぷり書いたが、大目的中目的小目的と目指すターゲットが順を追ってあることでこちらのモチベーションは途切れることがなくなる。快適なロードと心地よいレスポンスは既に雑魚と化した敵すらも思わず倒したくなるほど。

 正直唸るほど良くできている。

良くできているゲームの特徴の一つとして、「眠気より尿意の方が先に来る」というのもある。あまりにも深く入り込んでしまうと、数時間があっという間に過ぎ、気付けばトイレ休憩以外全く席を立ってない自分に驚かされるのだ。それもかなり膀胱が破裂寸前までプレイした果てに。

昨日の今日で既にプレイしている人がどれほどいるかはわからないが、雰囲気的には

 まさにMORPG。

友達と一緒に出来るならぜひやりたい。そんな感じのプレイ感。
※ちなみに「TheRuinsOfTheLostKingdomオンライン」じゃなくても、画面分割でマルチプレイは可能(二人でやる場合は最低でもキーボード+コントローラー1つは必須)。まぁ画面は小さくなるけど。

ただ、これも以前書いたことだけど、「出来のいいNPCが居れば気を遣うネットプレイー(相手が特に見ず知らずの人だったりする場合)より遙かに楽しめるのでは?」というのもMORPGの特徴でもある。

 このゲームはそれが自らカスタマイズ可能。

具体的に言うと、キャラごとのAIを細かく設定出来る。例えば、

●20m以内にHPが70%以下の仲間がいたら1mまで寄ってヒールを掛ける。

 上の条件を満たさない時は、

●6m以内の最も近い敵に50%の確率で武器攻撃

 残りの50%として、

●6m以内の最も近い敵に魔法攻撃

と言った案配。完全ではないがかなり手の込んだアルゴリズムを組むことが出来、上手くハマればそれもまた一つの楽しさになりうる。

武器に関しては、溜め攻撃=スキルにもレベルがあり、ちょっとわかりづらいけど、

 そのスキルパーツだけを外して他の武器に移植することも可能。

レベル6まで育った攻撃スキルを他の剣でも使えるという感じ。
※ただしその為にはその武器で敵を倒すことで「武器に貯まる」ABPポイントが必要。外すのにもはめるのにも必要。強化にも必要。敵が強ければたくさんもらえるが、弱いと(自分よりかなり低レベルだと)あんましもらえない。

敵の素材を集めてカッパーソードをアイアンソードに錬成することが出来たり、一つの武器を強化して強くしていくこと、スロットにアイテムを挿して特定の相手に対して有効な武器にすることなども可能。

 要はかなりマニアックな仕様。

でも、

 それを受け入れるだけの器がある。

ところがこのROLの凄いところ。街の中の剣聖からは「特定の敵を○匹倒してこい」的なクエストが出て、それを達成することでオートガードや受け身などを覚えたり、敵の中にはこちらから攻撃しなければ害はないけど誤って攻撃しちゃったら超強くて、

 つか1時間くらいセーブしてないよ・・・

みたいなこともまた一興。正直ルールがジジイゲーマーにはシビアな面も否定出来ないけど、オススメ指数は本気で高いです。つか本音を言うと、

 ディザスターデイオブクライシス、、、買いたくないかも。

だってそんなのやってるヒマがあったらROLを進めたいんですもの(^^;。

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2008年9月24日 (水)

THE RUINS OF THE LOST KINGDOM

最近子供達がネットのフラッシュゲームに興じている。タイトルは「ダンシングオニギリ」。まぁダンスダンスレボリューションのタイニー版みたいなヤツだが、ぶっちゃけ僕は興味をそそられない。

これにはそそられないが、何かそそられるモノはないかとは思う。で、軽く、

フリーソフト ゲーム

でググってみた。するってぇと

●ふりーむ
http://www.freem.ne.jp/

なるサイトがトップヒット。何気なくシューティングやら今日のオススメやらをいくつか試して見るもさほどピンとは来ない。つかまぁ特にシューティングに限って言えば、超連射やミニシュータークラスのタイトルがそうそうあるはずもなかろう。もし容易に作れるようなら、今頃もっとゲーセンに僕は通ってる気がする。

で、さほどテンションも上がらぬままに覗いてみたのが「ダウンロードランキング」。つかよくよくみると「2008年9月22日から2008年9月23日」という非常に限られた範囲のダウンロードランキングだったので、正直どうなのかなぁと思いつつトップにランクされていたのが、件のタイトル。

「ザ ルーインズ オブ ザ ロストキングダム」
 ※以下ROL
http://www.freem.ne.jp/game/win/g01884.html
※上記サイト内説明ページ

つか画面写真を見る限りでは正直なんだかよくわからなかったし、PCのフリーソフトで言う「3Dアクション」が出来が良かった試しがなかったので、最初はまぁまゆつばでダウンロードしてみた。

 が!

これがなかなかにいい案配。

つか操作がわかりづらいというか、ヘルプや説明が正直かなり不十分なので、
※っていうかそれがもしあったとしても「個人的にはかなり頑張って探しても見つからなかった」ようではまぁ不十分と言われても仕方ないのでは、と思ったり。

序盤かなりおっかなびっくりでのプレイとなったのだが>長男が。横で見ていて何つか、

 フリーソフトにしちゃかなりの完成度なんじゃないの?

と思わせる場面がいくつもあった。

例えば、移動速度はそのままでもかなり速く、
※FF11より速い感じ。
ほとんどストレスがないのに、「方向キー+アクションボタン」でダッシュ前転のような特殊移動もある。

攻撃は気持ちのいい連続攻撃で、溜めを入れれば画面上部のアイコン
※ここは結構わかりづらいのだけど、画面上部には左右に2本のゲージとその下に円形のアイコンが複数並んでいるわけなのね。で、そのゲージは「左が武器の耐久力」で、「右が指輪の耐久力」。それぞれゼロになると使えなくなるらしいけど、ゼロから修理出来るかどうかはまだそこまで削ったことがないのでわかんない。

で、その下の円形アイコンの枠の部分が、「剣攻撃ボタンを押しっぱなしにすれば武器耐久力ゲージの下のもの」が徐々に光っていき、溜め攻撃が可能になるという次第。指輪は魔法に相当していて、まぁ同じような感じ。
※ちなみに両方押しっぱなしにする技もあるのだけど、今ひとつ発動条件がよくわからない。出る時と出ない時があるというか。

上手くすれば連続攻撃から敵を浮かせて、そのまま連続攻撃へつなげることも可能。つか説明が遅れたけど、要するにROLは、

 西洋ファンタジー(スライムとかゴブリンとかスケルトンとかの出る)の世界観で、
 ファンタシースターオンラインのようなポリゴンアクションをしつつ、
 街でNPCを募ったり、ミッション(クエスト)を受けたり、
 武器や魔法を強化したりしながら、
 キャラを強くするのを楽しむゲーム。

シナリオっぽいシナリオもあるけど、正直まだよくわからない点も多い。
※ただ最初は「シナリオ」で始めて、左のキャラからプレイするのがオススメ。なーんもわからないまま始めてもそれなりに動かしてそれなりに倒せるはずだから。

ちなみにサイズはダウンロードファイルで90メガバイトちょい。中身を考えれば全然大きくないと思うけど、サイトの混み具合によっては10分以上ダウンロードに時間が掛かるかも。

最初に始めた時は設定があるけど、とりあえずコントローラーのボタン設定だけはそれなりに真剣にやるのをオススメする。そのままだと視点移動にギャフッとなる可能性が高いから。
※操作の中で比較的わかりづらいのが「左右の視点移動ボタンを同時押しで正面を向く」ってのかな。あと薬とかのアイテムをショートカットで使える方法があってもいいと思うんだけど、正直それが見つけられてなかったりはする。ギャフッ。

見た目は地味なダンジョンを、ザクザク敵を倒しては持ち物が持ちきれなくなったりHPが少なくなったら戻って回復を繰り返しながらレベルを上げたり武器を強化したりしながら進めていく。
※ちなみにセーブは街のベッドでしか出来ない。
※序章はクリア時にセーブ出来るだけ。
※ちなみに1章のベッドのある部屋(マップ右下)から出てすぐの扉にアイテムショップと武器の修理屋兼強化屋がある。
※1章最初はビールのマークのある扉の奥にいるギルドマスターみたいなヤツに通行証をもらい、マップ左上にある塔に入る感じ。この辺は教えてもらえないので自力で何とかするしかない。

正直フリーソフトなので、市販ソフトみたいに至れり尽くせりというわけにはいかない。でもDVDが当たり前のようなポリゴンRPG全盛にあって100メガバイトそこそこでこれだけのモノを仕上げてきた手腕は素直に評価したい。つか、

 普通に面白いんだもの(長男が寝た後自分でやってみても)。

グラフィックや音楽で盛り上がれるタイプではないが、基本丁寧な仕事と、じっくりだけど確実に強さを実感できるチューニングは、意外と訴求対象も多いのではないかとも思う。

今後どうなるかはわからないが、現時点では評価★★★☆としたい。

ちなみにROLにはROLOと略される「ザ ルーインズ オブ ザ ロストキングダム オンライン」という似て非なるソフトもある。
※開発は同じところでインターフェイスは似てるがちょっと違う。

こちらもやってみたが、正直わからないことが多すぎて、
※最初のマップを何とかソロでクリアしたものの、自分のレベルは上がらず、経験値とおぼしきパラメータも見つからない。
評価的には★って感じかなぁ。
※ちなみにROLにも「マルチプレイ」という項目があるが、これはたぶん「オフラインマルチプレイ」だと思われる。つかコントローラ2二つあれば試せたけど今は外しちゃってるからよくわかんない。

有名なのか無名なのかはわかんなけど、誰かひとりくらい「アクションRPGがやりたいと思ってたんだよ」って人がやってくれると、でもって感想とか聞かせてもらえると嬉しいかも。あ、もしやるなら、上に書いた操作関係やマップの位置関係の注意書きはよく読んでからの方がよろしいかと思いますし、もっと言うと、

 僕の知らないことを教えてくれるとそれもまた嬉しい。

とも思いまするよ(^^。つか持てるアイテムが8個くらいしかないってのは今後ずっとこの仕様なんでしょうかねぇ・・・。それが一番気になります(^^;。まぁ面白いからあんまし大きな不満ってわけじゃないけど。

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2008年9月23日 (火)

紀元前1万年

僕が「好きな映画ベスト10」を考えた時、「インデペンデンスデイ」と「デイアフタートゥモロー」が入ってくるわけです。ええみなさんがどう思おうと、僕のランキングには入ってくるわけです。もっと言うと僕はハリウッドゴジラにも肯定的だったりします。賛否両論どころか大幅に否定されたあの作品でも僕は結構楽しめたりしたのです。もうズバリ言いましょう、

 僕はローランド・エメリッヒのファンなのです。

でもなぜ僕は今日DVDでこの作品を見ているのでしょうか。ファンなら映画館に行って当然ではなかろうか。

 まぁその程度のファンなのです。

そんな「にわか」エメリストな僕から見た紀元前1万年は、、、

 ズバリ大したこと無い。

作品でした。なんつかCMからもオーラが全く感じられなかったというか、そもそもカタルシスとなる場面がほっとんどない。主人公は終始自信もカリスマもないでも彼女を守りたいだ助け出すだと口先だけののび太。親父さんは偉大で、ぶっちゃけ運を味方にした点は否定出来ないが、

 見てるこちら側を引き込むにはあまりにものび太過ぎる。

つか中盤ちょこっとだけ顔を出すドラえもん(ネコ型サーベルタイガー)も早々いなくなっちゃうし、誰を頼りにしてしずちゃんを救い出せばいいの?

実際絵的にコストが掛かってるシーンはたくさんあるんだろうと思うんだけど、いかんせん「リアルであっても凄くない」場面ではこっちのハートには来ないんだよね。もうブロントザウルスが映るだけで「おお~っ!」ってなるようなウブはいないわけですスクリーンのこちら側には。

展開的にも妙に素直すぎてむしろ肩すかしの連続。最後もなんだかよくわからないまま強引にハッピーエンドにされたみたいで、、、

 エメリッヒ監督、どうしちゃったんだろ。

ってのが僕的な本音。ただ娘(小3)の反応は悪くなく、
※途中何カ所も注釈的説明は必要だったけど。
オススメ出来るとしたらそのくらいの年齢層か。僕的な評価は0点か、甘めに付けても☆(1点)。全然期待してなかった最低限の期待すら裏切る出来でした。私的ラジー賞。

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2008年9月22日 (月)

短いネタをいくつか・・ゲーム編・・・

つか続きと言えば続き。続きじゃないと言えば続きじゃない。

※本日二つ目。こっちはゲームの話題のみ。

●プラチナ

同僚が買ってすでにクリアしたと言われてちょっとビビった。つかいろいろ変わってるというウワサを目にしてはいたけど、実際はギラティナ関係とパルキアディアルガが両方手に入るくらいしか目立った違いはないんじゃないか、と40過ぎのプレイヤーは言ってました。正直僕もそうだろうなぁと思いつつ、、

 最近このブログのヒンバストピックが結構検索されてる事実

に腐ってもポケモンだなぁと思うコトしきり。自分的には「タダでもやらない」かなぁってのが正直なところです。つかエメラルドやファイアレッドリーフグリーン、クリスタルもスルーしたのは、やっぱり最初の「ポケットモンスター黄ピカチュウ」があまりに変わってなくて失望したのを未だに引きずってるからなんだよね。欲しい人が100万人もいるわけだからリリースすることを「アコギな商売」だとは思わないけど、自分的には新シリーズを常に求めてるかなぁ。まぁドラクエにも言えることだけど。

●ファンタシースターゼロ

ぶっちゃけ「絵心があるヤツなんてそんなにはいない」という事実を僕は知っているので、ピクトチャットはむしろそういう輩に及び腰にさせるだけなんじゃないかと思ったり。字がヘタで読めないとか言われるとかなり凹むと思うし・・・。

システム的なことがどうなるかによっては2本買い、3本買いもありえるけど、所詮は

 ドリームキャストより劣るニンテンドー64クラスのスペック

でやらせる4人プレイ。キャラを小さくすればまだそれなりの爽快感が得られるかと思いきや画面写真では結構大きく、「ウェイトが掛かる」「ポリゴン育成が見えまくる」懸念が沸々と沸いてくる。
アイテム受け渡し可能でPSOライクなシステムにしてくれれば、
※個人的にはブルーバーストも含めて(ファンタシースターシリーズでは)一番完成されてると思ってるし。
ソロメインプレイヤーとしては全然OKなんですけどねぇ。

つかPSUPはファミ通で58万本くらい売れてますが、あれってセガ的にはどうだったんでしょ。期待通り?期待以上?期待以下?僕的にはトータルしてかなり期待以下な結果に終わったって感じ。モンハンからの移行組も少なからずいたはずですが、正直比較するのが失礼な内容でしたな。配信クエも含めて。

●タツノコVSカプコン

が、Wiiでリリースされるそうですが、ぶっちゃけゲーセンで見たことがないので(っていうかゲーセンに行ってないので)何が出るか知らなかったわけです。今日たまたまサイトを見たら、

 鴉の先生がいらっしゃるじゃないですか!

なんつか嬉しくなったり。コンシューマ用としてはハクション大魔王が特典のようですが、鴉が出るならちとやっていたいというか、

 GC用のレバーが使えたりしませんか?

とも思ったり。まさかWiiリモ専用ってことは、、、。何がWiiでツライってそういう「過去の財産」的な物が「使えるアーキテクチャなくせに使わないのが当たり前」になってるところですね。つか、

 どれもUSBで接続できるようにしてくれればいいのに、

って正直思いますが、まぁ周辺機器での儲けもバカにならないでしょうから、仕方ないところなのかもしれません。つかストIVも出るんだよね?まぁあんましテンションは上がってないというか、むしろ、

 ファイナルファイトみたいなモードとか付けてくれればいいのに

って思うのは僕だけっすかね。あと敵を倒して経験値を稼いで強くするようなRPGモードとか。ひとりでチクチク遊べる要素がある格ゲーだったら、今でもまだやりそうな自分がいるんだけどなぁ。つかキャリバー4とかはそういう要素があるのかな。

●ドラゴンスレイヤーIV

ゲームセンターCXでやっていたので、見る前に一度やってみた。っていうか子供の友達とかにやらせてみた。

 これがなかなか面白い。

広大なマップと絶妙な難度。つか先に進めばたぶん「絶妙」ではなく「凶悪」に変わっていくのだろうけど、軽くペットのポチをプレイした分には十分に楽しめた。っていうかこれって確かファルコムが作ってるんだよね。年式で言うと、、、1987年か。イース前夜かイース直後か。でもちょうどファルコムがノリにノっていた頃の作品に間違いない感じ。つか横から見ていた印象で言えば、

 むしろザナドゥっぽい。

まぁドラゴンスレイヤー2=ザナドゥだから当然と言えば当然なんだけど、ジャンプ力とか攻撃方法とかアイテムの感覚とかもファザナドゥよりずっとザナドゥというか、ファザナドゥ自体あんましやってもいないのに偉そうなこと言うな!みたいな感じもなきにしもあらず。

とりあえずゲームセンターCXの方はAD中山のアシストもあって無事クリア。っていうか独力じゃあとてもじゃないけど時間内クリアは無理だろって思った。そもそも17時間を正味40分ほどに押し込む事自体無理だろって思うけど。
※だから内容的にもスーファミゼルダの回みたいに「はしょり過ぎ」な感じになっちゃったんだよな。イイゲームなだけに残念。

自分がもっと若くて時間がたっぷりあって、体力も気力も充実していたら、マッピングから自力でやってみたいソフトではあったな。たぶん名作と呼べる内容だと思う。なんかちょっと残念だ。

●剣と魔法と学園モノ

適当に繰り返し繰り返しアイテムを集めるのもそろそろ切り上げて先に進めなければ、ということで、一旦城に戻ってじっくり装備を見つめ直す。錬金で+1が出るまで粘るのは非常に辛かったが、性格上やらずにはいられず、結局それで数時間使うも何とか、

 全員魔法抵抗+と特殊抵抗+を付けることが出来た。

防御力が低いとかHPが低いとかもあるが、とりあえずクリアを目指そうかな、と。現時点でそれなりに攻撃力はあると思うし、クリア後の方がサブキャラの育生も効率がよさげだろうという判断。

 つかラーク地下道かなりキツい・・・。

でもまぁ一回目のボスは倒して、あとはそいつを追っかけていってもう一回倒せばたぶんエンディング。プレイ時間は74時間ほど。地味にやってる。っていうかやっぱアイテム稼ぎで周回する方が楽しいのは楽しいんだよな。マップがんばって埋めながら先に進めるよりも。代わりのタイトルが出るまでは続けそうだなぁ。なんだかんだ言って。

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短いネタをいくつかダラダラと・・・

日記というわけでもなく、かといってそれだけで書くにはちと短すぎるかなぁという話をいくつかまとめて。つか相変わらずくだらない話も多いかも。。。

●運動会

長男は中学入ったのであまり運動会とか文化祭とかに行く雰囲気でもないというか、まぁ行くなら3年だろうなぁとか。でもまだ娘は小3なので当然のように観戦?に。

つか娘は正直長男より社交性が低いので、友達のひとりでもいるんかいと思いつつ、とりあえず隣の子とそこそこ親しそうでかなりホッとした。まぁ「自分はひとりでも大丈夫」という強い意志と自信があれば何も問題はないのだが、
※っていうか実際問題それだけの意志があるヤツはその方面での魅力というかカリスマも発するケースが多いので、それほど孤独にはならなかったり。むしろひとりでは何も出来ないようなヤツの方がひとりになりやすい傾向にあるんじゃないかと思ったり。

つか最近の運動会ってのはなんつか昔と比べてあんまし熱くないというか、まぁ分母が少なくなってるから仕方ない面もあるんだろうなぁとも思ったり。それでも当然真剣に走ってる子とかはいるわけで、むしろ別段自分の子供でなくとも応援したくなる。つか長男ともども「ギリ後ろ」を走ってる子に声援を送ったりしてしまう。ふと自分の息子が自分と同じような価値基準をもって観戦に臨んでいることを嬉しく思ったり。

嬉しいと言えば、5、6人の同級生に会ったり、僕が小6の時に担任してもらった恩師(今その小学校の校長)と一緒に写真を撮ったりした。その先生は去年まで別の中学で教頭をしていて、その時もウチの店の商売関係で何度か話をしたりもしたのだけど、やはり僕の母校、先生にとっては20数年ぶりの小学校に戻ってきて(まぁ先生にとっては母校じゃないんだけど)、なんかいきいきしてるような感じを受けた。なんつかフランクにグラサンを掛け(そのグラサンはなんと僕が教えて貰っていた頃愛用していた物!物持ちいいなぁ!)、シブさの中に厳しさを感じるような。

つか台風一過で晴天に恵まれた運動会だったけど、ぶっちゃけかなり暑くて帰ってから(ちょっと風邪気味だったこともあり)かなり体調を崩してダウン。昨日のブログは以前書いたものだったりしてな。

余談だけど長男の時の方がかわいい子がいたなぁとか思った。年齢的なことじゃなく。つかこういうことは書かなくていいの?あそう。

●吉野家の味

が、店によって違う気がする話。つか人によっては「吉野家最低」とか「松屋最高!」とか「すき屋以外認めない」って人もいるかとは思うんだけど、僕的には基本吉野家なのね。他のところで食べてもあんまし美味しいと思わないというか、これは単に好みの話だと思うんだけど、生卵とかデフォルトのところあるでしょ?あと一味とか。
※吉野家は一味じゃなくて「ふりかけ」扱いの七味系。でも七味じゃない。

みそ汁一杯でも味付けが違うわけで、「この肉にこのみそ汁」が口の中でハモるわけじゃないですか?あとご飯の味とかも。だから別に他の牛丼チェーンを否定するワケじゃないんですが、

 大阪の吉野家の方が、近所の吉野家より圧倒的にブタが美味い。

気がするんだよね。なんつか味付けがちょっと辛いというか、濃いというか。肉の煮込みが甘いというかなんというか、、、。

最初はたまたまかと思ったんだけど、割と意識し始めてからもずっとそうで、どうもこれは店ごとに多少レシピが違うのか、はたまた単に作り手のスキルの問題か。

まぁだからなんだって話ではあるのだけど、とりあえず「可能性を残しつつ」全否定、全肯定するならしよう!って話ですよ。つか井上和香とかマヨネーズ入れるって言ってたしな(すき屋か松屋か忘れたけど)。

●VF-25が欲しい

バルキリーのプラモがついに発売になったようで、友人が店頭で見かけたとのこと。うーむ欲しい。つかもう色とかいいからパチパチ作って変形させて遊び倒したい。つか変形トイとして見れば1/72で4000円ちょいってのは結構安いと思うんだよね。まぁ作らなきゃいけないとか、素材が樹脂じゃなくてプラだから強度が甘いとか、色塗らないとダサい箇所があるとか、レタリングがされてないとか、たぶん車輪(何つったけ?)の部分の出し入れとか出来ないだろうとかあるけど、、、つか結構多いな。でもトイよりプラモのが絶対フォルムはかっこいいと思うし・・・。ああでも欲しい。かなり欲しい!つか飛行機の状態にして飾ったりしたい!でもって知り合いに変形させて見せたりしてみたい!見せるときはまずバトロイドの状態で、そんで練習してあっという間に変形させられるようにしてから見せたりしてみたい!つか、

 バルキリー形態がかっこいいからエルガイムmk2やウォーカーギャリアより買う気指数が高い

んだよな。つかバルキリーは移動速度が速い、OKね。ガウォークはある程度の移動速度と自由になる両手による射角の広さ、これもOK。でも正直バトロイド、特にアーマードやスーパーじゃないバトロイドのアイデンティティがよくわかんない。剣を持って戦うわけでもないし、視界的にもガウォークやバルキリーのが絶対広いでしょ?多少なり使える武装が豊富になるってのはあるけど、、、

 やっぱロボットアニメだからかな。

あと気になるのはデカールが普通のデカールかそれともインレタ系のガンダムデカールかってことですか。普通のデカールだと貼る気合いがないっていうか、ぶっちゃけ僕なんかは「シールでもいい」って人だったりしますけどね(^^;。塗らずに遊ぶ分にはそれで十分なのです。

残りは全部ゲームの話題なのでトピックを分けることにしやす。

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2008年9月21日 (日)

贅沢の話

小さなネタで話し始めるとどうがんばって膨らまそうにも限界はある。だからタイトルだけ見て「ほほう贅沢の話、略して『ぜいばな』か」とほのかにでも期待をされるとツライ。

つか「贅沢」というのは人によって大きく異なる。何百万もする車に乗るのが贅沢か。海外旅行行くのが贅沢か、歳不相応な若い嫁さん貰うのが贅沢か、、、それは確かに贅沢だ。でも前の二つは別段贅沢とは思わない。

以前誰かが言ってた贅沢に「砂漠で熱帯魚を飼う」というのがあった。熱帯魚は非常にデリケートな生き物で、温度だけじゃなく水もエサも「最適」が求められる。昼はクソ暑く夜クソ寒い砂漠というハードコアな環境でその最適を維持するのは確かに難しく、確かにそれは贅沢と言えるだろう。だが、ぶっちゃけそれを僕がしたいかと言えば答えはNO。高級車にしても「傷つけられたり盗まれたり、自分が運転するにも気を遣うし、燃費も悪いだろうし・・・」むしろ疲れることの方が遙かに多そう。海外だって飯や水が合わない可能性の方が高いし、そもそも往復の飛行機でグッタリじゃないか?素晴らしい景色だって、ぶっちゃけ日本にもいっぱい見てないモノはある。とりあえず見えたオーロラより、雲、時間、温度、湿度が完璧な普通の日本の夕焼けの方がハートに来ることは往々にしてあると思うのだ。つか満開の夜桜より綺麗な花は世界中どこ探してもないと思ってるし。

もちろん僕とは真逆でそういうものに「贅沢感」を抱く人がいてもなんら不思議はない。知り合いのバイヤーが「一生のウチにぜひ手に入れたい腕時計が、、、」というのも、強い思いを受け止めるだけの魅力をその人その物が抱いていれば、他人がとやかく言うのはまったくもって筋違いというものだろう。

さて、そんな「オマエの贅沢はこんなもんか!」と言われるのを遠回しに抑止しておいて僕の贅沢の話に入る。つかあまりにもくだらないことが多いのでその旨ご了承の程を。

●氷を残す

一般のご家庭の冷蔵庫事情がどうなっているのかわからないが、我が家の冷蔵庫は一応自動的に氷が出来る機能が付いている。が、もちろんその為には定期的に水をタンクに入れねばならず、入れたからと言って一瞬で氷になるわけではない。だから夏場需要が供給を上回れば、冷凍庫の氷はみるみる減っていく。風邪ひいて熱出したりしたら氷枕に大量に食われることもある。

 しょせんはただの水。

お酒を飲まないのでコンビニとかで美味しい氷とかを買ったりもしないし、待ってれば一晩もせずに出来上がる。まめに補給していれば切れることもない。

 しょせんはただの水道水で作った氷。

なのだが、僕は自宅でジュースを飲む時にほぼ必ずと言っていいほど、

 氷の高さまでしか入れない

というこだわりがあったりする。コップはそれほど大きくなく、たぶん一杯150か180mlくらい。最初に入れられる限界まで氷を入れると、実際入るジュースは70mlくらいだろう。ヤクルト1本68mlだったような気がするから、ホントに少しと言えば少しである。

で、それも当然一杯目より二杯目、二杯目より三杯目の方が氷の高さは、、、

 今回こんなミニマムな話ばっかですよ!?

気にせず進めます。

だから最終的には1cmくらいの氷に1cmくらいの高さまでジュースを入れて飲むことになる。要するに「ちょっぴり薄い」方が好きだったりするのだ。
※ちなみにこないだのジュレップソーダは別格で、ペットボトルのまま飲む。あれはあの濃さがベストだと思っているので。

 そんな僕が「氷を残す」とは!贅沢以外の何物でもない!

つか追加するのは嫌なんですよ。面倒だから。でもって量も大量に飲んじゃうから。つかある意味コップ一杯分の氷がなくなる程度の量しか摂取したくないわけですね。でもその程度は摂取したい。はい大丈夫です。誰も同意していませんから、あなたひとりが否定派ではありませんよ。

●スイカの真ん中だけ食う

さっきとは打って変わってみなさん同意できる贅沢がこれです。確かに(スカスカの最悪なヤツは別として)美味しいスイカのセンターサークル、切った後だとトップオブザワールドほど美味しいポイントはありません。あそこの一口がその後の人生を左右すると言ってもなんら過言ではないでしょう。「そこだけ食う」なんという贅沢なことでしょうか。

 つか、

ぶっちゃけそれは贅沢すぎます。正直な話、トリュフだとかキャビアだとか別に食いたいとも思いませんし、美味しさを知っている中トロとか松茸もあんまり自分のサイフで食べたりしないので贅沢な感じがない。でもスイカは違う。たとえ1個1000円もしないスイカでも、巨大な体躯が冷蔵庫を長期間占拠し、そのほかのパーツを捨てるわけにはいかない。そう、捨てるというのは

 贅沢ではなく悪。

その悪の道に足を踏み込まない限りは、自分ひとりでは決してその贅の極みを手に入れることはままならないのです。犠牲なくして人は幸せになれるのか・・・少なくともスイカの真ん中に関してだけ言えば、答えはNOです。

っていうかいくら贅沢な料理でも、スイカの真ん中だけとかメロンの「種のすぐそばの超美味いところだけ」とかを食わせてはくれませんよね?あれはたぶん「贅沢過ぎて悪」だからだと僕は思います。

つか子供の頃一度だけお父さんが僕のスイカのトップを一口食べたことがあったのですが、今でもそれを覚えてるほど悔しかったわけです。せつなかったわけです。ぶっちゃけショートケーキのイチゴなんざくれてやる。あんなのは「一番美味しいイチゴ」じゃない。スイカと一緒にするな!スイカの中心はそれほどまで厳粛で高貴な聖域なのだ!

●歩きながら食べる

歩きながら食べるのはハンバーガーやポテトではなく、バイキングで焼いて貰った肉の話。つか肉に限らず食べ物にはそれぞれベストな状態というのがあるわけで、熱い方が美味い、冷たい方が美味い、出来たての方が美味い、熟成が進んでた方が美味いなど、「一番美味い瞬間」がある。そんな中、バイキングの肉は目の前で焼いてくれたりしてる割に順に皿に盛られ、並べられ、それを貰って席に向かったりする。

 つかもったいないだろ!

僕は箸を持って肉焼き師の前に行き、焼き上がった直後のヤツを食う。バイキングは往々にして量を食わねば損をすると思われがちだが、僕的な美学から言えば「不味いモノをいくら食ったって損」。パイナップルでも一番美味しいところを食うヤツが贅沢であり得をしているし、肉やスパゲッティなんかも出来たてをマッハで食うことに心血注いだ方が絶対かしこいと思う次第。

つか猫舌の人ってのはスゲェ人生損してる気がしないでもないけど、当人にしてみれば「ベストな美味さ」がアツアツではないわけで、余計なお世話なのである。ちなみに僕は大抵のモノは出来たてが一番だと思うし、結構な熱さでも(半分ヤケド覚悟でも)食える方だが、その昔食べたモスのアップルパイだけはご遠慮願いたい。スレンダーでコンパクトなフォルム、思わず一口バックリといきたくなるでしょ?行っちゃダメなんだこれが。なぜかって?

 口の中の皮が気持ちよく剥けます(実話)

あれはもう100度とか超えてるね。つか今はもうないかも知れないけど、確かにPL法に触れるからなくなっても何ら不思議はないな。

●ISOのままHDDに置く

まぁグレーだとか黒だとかの話はともかく、借りてきたDVDは大概すぐ見ずにISOファイルにして焼いたりするじゃない?でもたまに「これはすぐまた見るな」と思うようなのもあるんだよね。映像的に高密度で一回の視聴では拾いきれないようなヤツとか、とにかく気持ちよく見せるシーンが多くて「耐久力」が高いヤツとか。そういうのを9ギガのままHDDに入れっぱなしにしておくってのはもう凄い贅沢だといつもながら思う。大体僕なんかはケチンボなので2層も1層に圧縮しちゃうわけだけど、やっぱそうすると画質も落ちるわけですよ。
※アニメとかはほとんどそういうのないけど、CGがバリバリ使ってあるハリウッド系のヤツなんかは1層にしただけでかなりブロックノイズが見えたりするんだ。

つか今回の贅沢話の中でこれが一番「普通の贅沢」な気もしないでもないというか、とりあえずお小遣いを全部HDDに回してしまえばいいのに、とか思ったり思わなかったりだ。つかみなさんはHDDにどのくらいの空きがあれば安心?自分今130と140で270くらい空いてるんだけど、

 不安でしょうがない。

なぜなら、こないだ消えちゃったエミュ関係をごっそり再構築するのに正直手狭な感じがしちゃうので。
※入れるだけなら入れられるけど、空き容量がなくなる不安、みたいな?

つかこの感覚ってFFでエリクサーが使えない、ポケモンでふしぎなあめが使えない感覚に近いかもな~。今やってる剣マホでも、所持金が200万を超えた今ですら1000円のアイテムを捨てるのにためらいがあるもんな。

とりあえずHDDが10テラくらい欲しいぜ。今だと12万くらい?イカス!新PCは裸族のお立ち台をチェーンして10テラHDDの地デジ録画機とかにしてみたい感じ。RADE組んでも5テラ。まさに贅沢。別にCPUとかGPUはそこそこでいいです。VISTAにしたいわけじゃないんで。
●出来たてのお土産を食う

さっきの肉にも似てるけど、こちらは「普通は絶対食えない」ところが違う。要するに「日持ちする食べ物」の出来たてを食う話。つかある意味「おモチ」とか「スルメ」とかもそうだと思うけど、僕が感じたのは(つか前も書いたけど)「ON千万十」<つか何コレ?「温泉饅頭」がどこをどう間違えるとここまで・・・。まぁいいけど、温泉饅頭の出来たての美味さたるや、

 これを贅沢と呼ばずして何を贅沢と呼ぶ

というほど美味い。薄皮、ホクホクのアンコとフワフワのボディ(つか正式に何て言うの?)、味と香りも完璧。一個60円とか80円とかなんだけど、価値レベルだけで言えば10倍は高付加価値だね。

今週の週間アスキー「カオスだもんね」で『歌舞伎揚』なるお菓子が取り上げられていたが、あれもまた「出来たてならでは」の美味さがあるのだろう。あるに違いない。そう多くはないだろうが、もしチャンスがあるなら、今後ともぜひ「狙っていきたい」贅沢と言えるだろうな。

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つか「贅沢≠無駄遣い」で、「贅沢≒もったいないと思えること」のような気もするね。冷えてれば美味しいはずのジュースや果物をヌルいまま食べるのもなんか贅沢な気がするし、雑誌を持たずにトイレに入る、、、というか昨日なんかはウンコしてる途中でPSPのバッテリーが切れて、「スゲェもったいねぇ!つかこれってある意味贅沢?」みたいな。でも同時に室温、モニター、体勢など最高の状態で触れることが出来た大作ゲームや映画もまた贅沢な気もする。つーことはやっぱ一概に「もったいないこと」が贅沢というわけでもないというか、それでも「オレにはもったいない」「オレにこそ相応しい」のどっちが贅沢度が高いかと言えば前者な気もするし・・・。まとめると、

 オレがオレを見て羨ましいと思うような状況およびアイテム

こそが贅沢というところか。だからマクロスを見て「うぉぉぉぉ面白れーじゃねぇか!」となってる状況はやっぱ贅沢なんだと思うし、いくら高くて新鮮な大トロでも「うわっアブラっこい・・・」って思えばそれはもう贅沢じゃない。美味い、楽しい、面白い、幸せは贅沢に通じるが、高い、珍しい、貴重(希少)は必ずしも贅沢にはならない気がする。

「気の持ちよう」と言ってしまうと身もフタもないが、以前書いた「幸せとは」と同様贅沢もまた絶対的な価値ではなく、十人十色相対的な感覚だよなぁとシミジミ思った次第。

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2008年9月20日 (土)

モンスターハンタートライ

今週のファミ通はもう「早く買わないと売りきれる!」って感じのトライ特集。表紙からの入れ込みよう(発売日未定なのに)はその勢いを十二分に感じさせる。

つかまぁみんなが気にする「操作系」に関することは書かれていず、
※自分的にはむしろ「リモコン専用」となってなかっただけでも御の字なのだけど。
新モンスターやら武器やら街やらの「形になってきた」話に終始した。

ぶっちゃけ海が舞台とか生態系が重視されるとかそういうのはもうどこにでも書かれまくっていると思うので、僕的な感想を・・・。

 まぁ普通に楽しみ。

海?いいじゃないですか。つか普通に海中でも攻撃できるって言ってたけど、狩猟笛は無理がないか?とか、火属性の武器も?とか水属性って?ってのもあるし、そもそもメインとなる「海竜」って陸に上がってもいいの?とも思ったり。つか狩猟笛対策か?

まぁガノトトスとか水中戦楽しみ!とかギザミやザザミも海中にいておかしくないとか、当然海竜だけじゃせっかくの水中戦がもったいないから他の、もっと「魚型」の生物が出てくるんだろうなぁとか、

「フカヒレまじ出ねぇ!」

とか、

「紫亀の甲羅ってあんましレアじゃないな」

とか言いそう。そうさなぁ、、、ウミヘビスタイルもあるだろうけど、やっぱり海と言えば、、、

 タコ!

だよな。まぁイカでもいいけど。って冷静に考えたらヤマツカミっぽいか。

つかWiiってメモリどうなんだろうね。エリアをまたいで追っかけてきたりするみたいなことも可能って書いてあったけど、そういうことが出来るなら逆に、

 エリアそのもの、マップそのものを広くすることも出来そう

な気もする。見つけるのに手間取るのはカンベンだけど、「広ければ広いなりに新しい楽しさを織り込むことは可能」とも思うんだよね。

とりあえず4人までって書いてあったけど、気になるのはボイスチャット関係か。Wii自体は360やPS3と違ってそのままじゃ出来ないけど、Wi-Fiとかスカイプとか使って「ヘッドセット同梱版」はアリだと思うっていうかオレが営業担当だったら絶対作って欲しいね。売れるのわかってる周辺機器だもの。つか、

 Wiiとテレビとソフトが二つあれば家庭内無線LANで同時プレイが出来たりするんでしょうか。つか可能にしとけば、

 その為にもう1セットWiiごと揃える大馬鹿者(自分も可能性アリ)がいそう。

つかまさか分割同時はないんだろうなぁ・・・でも出来たら最高なのになぁ・・・とも思ったり。

でもまぁさすがモンハンだなぁとあらためて思いましたね。「トライの情報」ってだけで自分かなり色めきだったもの。何つかコレってドラクエ、FFクラス?みたいな?

開発33%ってことだけど、来年の年末くらいにはやりたいかなぁ。つかドラクエ9とFF13、トライはそれぞれ3ヶ月くらいは離して欲しいマジで。

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2008年9月19日 (金)

ショーシャンクの空に

名作だとは何度も耳に目にしてきた。手元にDVDが来てからもう何年にもなる。「感動する」。いくらそう聞いてもなかなか重い腰は上がらなかった。理由はいろいろある。「刑務所モノ」だから。「ハッピーエンドかどうかわからない」から。「ヒューマンドラマが好きじゃない」から・・・。

僕は安っぽい人間なので、邦画でも洋画でも派手でお金が掛かっている映画が好きだ。ハリウッド超大作や、話題作が好きだ。歳とってきて字幕より吹き替えを好むようにもなってきた。

仕事が休みで、いつもなら朝からゲームしたりアニメを見たり、なんならこないだ借りたばかりの「紀元前一万年」でも見ようか。だが、この2、3日ノドがいがらっぽい。朝晩の冷え込みで風邪でもひいたかな?

 何となく穏やかな映画でも見ようか。

派手なドンパチが好きな僕だが、年に何度かこんな静かな気持ちになることがある。昔のマンガを読んだり、ダラダラと寝て過ごしたりする。

HDDの中を適当に覗いていたら、古いフォルダの中にショーシャンクの文字を見つけた。どうやらこないだのクラッシュでも生き延びたらしい。

 名作名作って、、まぁ見てみるか。

映画は酔っぱらいが拳銃に弾を込めるシーンから始まった。おおかた浮気女を殺してオレも死ぬ、、そんな出だしを思い描きながら場面は思うように進んでいく。無実の罪を主張しつつ刑務所に入れられ、ありがちな、そして僕の嫌いな横暴や不正が映し出される。

いつもならここで毒の一つでも吐いて早送りしてしまうところだが、そうさせなかったのは主人公に信じ合える友達がいたことだ。

 気恥ずかしさを押して言うが僕は「友情」が大好きなのだ。

支え合える関係、見返りを求めない関係というのはそうやすやすと築けるものじゃない。わずか2時間の映画でそれを描くことは、本当の友情を描くことは、たぶんかなり難しい。

 この映画はそれを描いている。

派手なドンパチも巨大な化け物も出ないし、CGやVFXでリアルな偽物を楽しむ作品でもない。ただ描かれるのは、

 「友情」。それだけだ。

だがそれが、僕の口元に笑みを、気持ちよく清々しい笑みを与えてくれた。「ショーシャンクの空に」は、やっぱり傑作だった。★★★★☆(でも満点じゃなかったりしてな(^^;。

・・・

ちなみにここまで書いた後でもう一度ラスト30分ほどを字幕で見てみたら、かなりセリフというか字幕が簡素化されていて、むしろ物語が見えにくくなってた。っていうかところによっては完全に本来のセリフと意味が違うんじゃないの?というところもなきにしもあらずだったのだけど、全体の流れを考えればその吹き替え翻訳の方がむしろ座りがいいかなぁとも思ったので、

 まだ見てない人は吹き替えで見るのがオススメ(僕的には違和感もなかったし)。

最後に蛇足と思いつつ、、、※超ネタバレなので、見てない人は「絶対に」読まないように。「見るつもりがなくても」見てない人は読まないように。なぜなら、この映画は一生掛けて、いつでもいいから、見た方がいい作品だと思うので。

改行までしますよ。

ラストシーンは原作にはないそうだが、僕的には非常に印象に残るいいシーンになっていると思う。
※想像でしかないけど、バスに乗るシーンで本来はおしまいなのでは?と思った。「太平洋が青ければいいのに・・・」はラストを飾るに相応しいセリフだし。それでも入れてきたのはやっぱり二人を気持ちよく再会させるカタルシスを優先したためだろう。ずっと見てきて「希望は棄てずにいこう」というより「希望を棄てないで良かった」という方が見る側からはとっても安心できる。

砂浜でレッドがアンディを見つけ、満面の笑みで歩いてくる。それに気付いたアンディも作業の手を休め、ゆっくりと歩いていき抱きしめ合う。

「ここは駆け寄ってもよかったんじゃないか」とも思った。アンディが脱獄して何年後にレッドが釈放されたのかはわからない。黒曜石に付いた砂汚れからすれば2年か、5年か・・・。

少なくとも「来て当たり前」という年月は過ぎ去っていただろう。だからその足取りに焦りは必要なく、昔のように緩やかに流れる時間を取り戻せばいい。だから歩いて抱き合う。

アンディ「希望の味はどうだい?」

レッド「あん時のビールにゃ負けるが、悪くないな」

アンディ「来てくれると信じていたよ」

レッド「調達係でもやろうと思ってね。たまたまさ」

アンディ「海はどうだい?」

レッド「悪くないな、、、悪くない」

アンディ「だろう?僕の言った通りだろう?」

レッド「ああ、アンディ、おめぇさんの言った通りだ。全部な」

こんなやりとりをしたのではないかと勝手に想像をふくらませてみた次第。この二人の変わらぬ友情を祈りたいです。

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2008年9月18日 (木)

剣と魔法と学園モノ~その5くらい~

さて、昨日来たネコが既に今日の昼飯の時には逃げられていたクリスですども。つか僕的にはまぁあまり情が移る前で良かったという気持ちも強いのですが、娘は号泣してましたね。でもまぁなかなか生き物の世話をするのは大変なわけで・・・。

さて、誰にも求められていない剣マホですが、、、

やったりやらなかったりの毎日なのだけど、やればやっただけ普通に楽しい。ただまぁ時間が過ぎる割に得るモノが少ないというか、ドラマがないというか。「今日はレベルが2上がりました」だけではあまりにもあまりだろう。

と思いつつちょこっとだけ書く。

前回「もうどうしようもない」と感じた侍は、彼女には悪いがバッサリと解雇(二軍落ち)。代わりにちゃんと将来その職業にあった装備が整えられるように、フェルパー:獣の男性魔法使いをレギュラー入りさせ、→超能力者→君主の道を既に辿ってきて、今もう前衛でファイターに比肩するほどのダメージを(たまに)たたき出せるほどになっていたりする。HPはさすがにやや低いが、それでも司祭よりは遙かに高いし、よほどのことがない限り死にそうにすらならない(ワナは別)。

このゲームはレベルが上がってもHPは回復しないがMPは回復する。宝箱のワナを安全に解除する魔法や回復魔法全般、それなりに強い攻撃魔法など、低レベルのメンツがいるとこれがなかなかMP供給源として安定する。

「このアイコンのあるマスに止まると必ず戦闘になるよ」というマスに入っては敵の種類や数を見て、「美味しくない」と思えば逃げて再度戦闘→気に入らなければ逃げる→再度戦闘の繰り返し。一回の戦闘で5000以上手に入ることも珍しくなく、抑揚のある敵とそのご褒美に、経験値溜郎の本領発揮といったところ。君主は5レベルごとに攻撃回数が1ずつ増えていくが、
※武器にもMAX攻撃回数が設定されていてそれを超えることはない。ちなみにWIZや剣マホで言う「攻撃回数」とは「1ターン1武器あたりの複数回攻撃」のことで、命中率が高く、必要十分なレベルに達していれば、武器のMAX攻撃回数分攻撃を行うことになる。例えばダメージが1~10で攻撃回数3の武器なら、およそ15のダメージがアベレージというわけだ(相手の回避が高い場合は別)。

職業によっては「9レベルに1ずつ攻撃回数UP」という召喚師のようなシビアな職業もある。例えばオロチという召喚師が使える武器は、MAX回数が9回なのだが、召喚師がその性能をフルに発揮するには、レベル73という遙か長い道のりが必要になる。

現時点で君主が持つ武器はMAX2回の斧。命中率は低いが最低ダメージが高いので結構なアベレージをたたき出してくれる。当然攻撃回数も問題ない。この辺りのシステムは「攻撃値」だけで威力が決まるドラクエ的思考からはなかなか理解しづらいかも知れない。
※他にも位置的な問題があったりするのだが(WIZだと相手が二人の場合、自軍の一人目と三人目が同じ相手を攻撃しするとか)、WIZよりは縛りが緩くなってるようなのでとりあえずあまり気にする必要はないだろう。

そんなこんなで現時点のパーティは宝箱のワナを安全に解除出来る魔法が18回使える(レベルが上がればその時点で回数が増えるので実質もっと使える)。そろそろ一旦盗賊を外し、「魔法が使える忍者」の育成に入ろうか、というところ。あと前回しくじった侍も(魅力的な装備のためには)ぜひひとり欲しい。鑑定家としての司祭は不可欠で、パーティメンバーとして思った以上に能力の低い召喚師は(作ってみたかったので後悔はないが)最終的にはベンチ行きか。宝箱を安全に開け続けながら冒険をするには最低二人の盗賊スキル保持者が必要なので、、、

 現時点での最終メンバー候補

・君主
・侍
・忍者
・くのいち
・僧侶
・司祭

辺りを目指してみようかという感じかな。ただファイターの「真・二刀流」は非常に魅力的かつ高レベルが要求されるスキルなので、君主や侍がそれを手にするまでは僧侶、くのいちの代わりにファイターがずっと居続けるかも知れないな。

→結果、ファイター×2、君主、召喚師、司祭の現状メンバーに、僧侶→魔法使い→忍者を育てて、忍者が半人前になったら、召喚師を二軍落ち。代わりに僧侶→超能力者、、、ああでも狩人もいいかもなぁ盗賊スキルが(低いけど)あるし、、、。いや!まずはメンバー強化か。僧侶→超能力者→侍を侍前提の種族で育てて、、、

→ファイター×2、君主、忍者、侍、司祭?さすがにこの時期になれば君主も十分強さを発揮出来ることを期待しつつ、ファイターひとりを一時的に盗賊(今現在使ってるヤツ)にシフトして、超能力者→ファイター→司祭を入れるか。いや、つか司祭は死なない限りは今のヤツで十分だろう。それだったらまだ錬金術師とかに手を出してみるのも一興か・・・。

→つか冷静に考えるとパーティ全員がワナ鑑定とワナ解除の魔法が使えるようになれば、ぶっちゃけ盗賊はいらないのでは?だったらくのいちを入れるより修道士とか錬金術師の方がメリットがありそうな気もする。

→なんにしても全ての魔法が使えるのは大前提だから、「最終職」を意識しつつルーキーの育成をしていった方がいいかもな~。魔法が使えないのはクリス=ファイターだけでいいかな。

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2008年9月17日 (水)

中一数学

※ネコの話だけでは短すぎるので・・。

長男の数学の問題に微妙にふさぎ込む。つかまぁこういうのは歳を取れば取るほどわかんなくなる話であり、日常使わなければ使わないだけ忘れ去っていく話であるからして、今現在「クリスそんなこともわかんねぇのかよ」と言われてもそれはもうしょうがないのである。軽く釘を刺しつつみなさんに問いたいと思う。ある意味Qさまのプレッシャースタディを見るような感覚かもしれない。

つか問題的には

 片道20kmの目的地に向けて行きは時速40km帰りは時速30kmで往復した場合何時間かかるでしょう

みたいなヤツだ。数値はうろ覚えだが、「距離÷時速=時間」であるからして

 20÷40+20÷30=X

で正解になるはずである。だが問題は、僕が「正解を導きたい」わけではなく、その考え方、概念的なことを含めて長男に理解させたいと思ったことだ。要するに

 A=距離 B=時速 X=時間として、
 ※「/」は分数ね

 「A/X=BをX=に直せ」

わかりにくかったら紙に書いてくださいね。A/Xは「X分のA」ってことです。はいすぐ出来ますか?現役ならまぁ問題ないと思いますが、30歳過ぎるとだんだんこういう考え方は廃れてくるもんだと思います。つかちゃんと考えてくださいよ。そうしないと僕が結構孤独になってしまいます。

 答えは X=A/B

です。これは先ほどの距離÷時速=時間の関係からもすぐに出ます。でもまずここで僕はすぐ式が出なかったんだよねぇ情けない。で、かみさんに聞いてみたところ、

 ・両方にXを掛けて A=BX
 ・両方をBで割って A/B=X

ふむ。それって一気に出来ないの?今思えば簡単なのだけど、その時は結構頭がパニクって答えがでなかったんだよね。

 正解は、 両方にX/Bを掛ける

ふむ。これでよし。みなさんも「バカだなぁ」と思いつつもここまでは普通に理解出来ている人のが多いでしょう。大体僕らより若い方で、僕のブログのような回りくどい話に付いてきてくれている人なら、そんなに難しいどころか簡単なはず。

さて、ここで僕の疑問(本題)です。

 X/B(時間÷時速)って何?

(距離÷時間)に(時間÷時速)を掛けると(距離÷時速=時間)が出るのはわかる。そういう式だから。でも「時間÷時速」ってものそのものがよくわからない。単位を付けるとしたら「h/km/h」?つか学生時代も「割るのは常に距離」であって時間や時速を割るケースってのはあんましというか全くなかった気がする。つかこれで求められるものって何なの?例えば時速なら「1時間あたりにどれだけ移動出来るかを表す単位」が例えば求められるとするじゃない?そのまま字面を追っかけるとするなら、

 時速1km/hあたりにどれだけ時間が経つかの単位????

全然わかんねぇし。誰か僕をスッキリさせてくれ~・・・ん?待てよ、、「時速1km/h」ってのがそもそもうさんくさいのか?「時速」ってのは暗黙のお約束的に「1時間あたり」というバシッと決まった尺度があって、時速1km/hよりめちゃメジャーじゃん?・・・

 つかやっぱわかんねぇ!

中二の頃のオレなら答えられたのか?この疑問に。つか何かを見過ごしてるんだよな。絶対。つかそんな気がする。

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ネコがきた!

080916neko つかかみさんが拾ってきたというか、家の近くであんまし鳴きまくるもんだから情にほだされたらしい。つかまぁそうカワイイ顔なわけではないのだが、ただネコというだけでカワイイというか、動きがカワイイというか、とりあえず仲良くなれたら幸せなんだろうなぁと思いつつ、一回(死別ではないにしろ)別れを経験してるので、ちょっぴり飼うのには抵抗があったりなかったり。
※当時と比べてコードとかのたぐいも異常に増えてるし。

あんまり懐いちゃうと飼うしかなくなっちゃうかなぁと思う反面、メスっぽいのでホントにいいのかなぁとも思ったりするんだよな。つか名前を「ガイア」にしよう!って言ったらみんなから否定されたよ・・・。

ちなみに生後2ヶ月くらいじゃないかと勝手に想像。夜行性だけどおとなしく寝てくれればいいのだが、、、。
※つか変なところにウンコするのも困るけど、ゲーム機かじられるのももっと困るんだよな。ちと心配じゃよ。

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2008年9月16日 (火)

LEGO落札!

080916lego3 まぁヤフオクでいつも巡回してるのはLEGOテクニックとガンプラだけなのですが、昨夜久々に琴線に触れるアイテムが出品されていて、

 「こ、これは欲しいっ!」

久々に物欲センサーがピーンッと発動。つかわかる人にしかわらからないと思いつつ、、、

・20年ほど前の古いセットであるらしいこと

・自分がこのケースを見たことが一度もなかったこと

・最も古いタイプのモーター2個が完動すること(質問で聞いてみた)

・テクニックのセットらしいということ

・スタート価格が2000円で最低落札価格がないこと

・ノークレームノーリターンではないこと

・年式を考えれば十分に綺麗そうだということ

・評価にマイナスがないこと

080916lego1 などなどがかなり触れた。特に二つ目の「この青いケースは見たことがない」点が非常に高評価。っていうか現時点でLEGOパーツ売買の総本山とも言えるBricklinkと、世界最大のオークションe-bay、当然ヤフオクにも出品されていず、
※legoで検索後「bluecace」でヒットしたものは全て別物だった。

年式を考えても非常にレアであることが間違いない。

また、写真に載っているパーツはどれも「ギア絡み」のブロックのようで、「モーターとギアとビームで動きを楽しませる」のも想像に難くない。つか最近のリフトアームテクニックには全くソソられないが、ビームとギアとシャフトには滅法弱いのだ。

出品されていた品には希望落札はなく、残り5日とかなりの長丁場。正直言ってどのくらい伸びるのか想像もつかなかったが、

 自分的には1万くらいまでなら出してもイイ!

くらいソソられた(実際その局面になってみてどうかは別として)。別にこれで何かを作るというわけでも、当然部品取りに使うわけでもないのだが、僕の知る限り(持っている限り)最も古い#8868のAirtech Claw Rigですら1992年製(16年前)。20年前後が間違いでなければ、事実上それ以上に古いセットの入手となる。

知らない人のためにちょっぴり解説すると、レゴは基本的に売り切りというか、2年から4年ほどのスパンで生産されたあとは、よほどのことがない限り再販されることはない。
※もし再販されることがあっても、一部のパーツの色や形がリファインされた(必ずしも改良とは限らないけど)ものに差し替えられたりしていたりする。

だから古いセットにあるパーツは、セットそのものが廃盤、絶版というだけでなく、パーツ単位でも非常にレアだったりする。タイヤやギア一つとっても希少価値が生まれたりする。

だが重要なのはその「希少性」の部分というよりは、むしろその当時のスピリッツ、設計思想の方だ。テクニックというギアやシャフトを使ったギミックでレゴが子供のオモチャから一歩踏み出した頃の高い志こそが

 ソソる。

わけなのだ。マインドストームでその炎が再燃した中年層も少なくないとは思うけど、まぁそういうわけなのだ。写真を見ても、
※僕はまぁあまり詳しい方じゃないけど。

 このパーツって本気で見たことがないな

080916lego2 ってパーツがいくつも見られる。あれはセンサーか?ライト?うーむ・・・。
※写真の関係でそう見えるだけで実際手に取ってみたら持ってるパーツかも知れないけど。
もうそれだけで「ワクワク」出来るのだ。

 最近のレゴではほとんど出来ない「ワクワク」する感覚。

そう考えたらもういてもたってもいられず、「モーターが完動か、説明書はあるか」という質問に対してとても丁寧なお返事を頂けたのに気をよくして、
※説明書はなかったけど、、、。

 「5000円+送料で早期終了してもらえませんか?」

と持ちかけてみたところ、即OK!

ちなみにヤフオクで早期終了してもらいたい時は、質問欄に本来はタブーであるメールアドレスを書いて、「★この質問には返信しないで下さい(メールアドレスが公表されてしまうので)★」と書き加えてリクエスト。相手に悪意があるかもしくはとんでもない非常識者でない限りこの質問に返信してきたりはしないと思いますが、公表される可能性のある場所にメアドを書くのはやっぱりちょっと緊張しましたね(^^;。

こちらの対応もそれなりに良かったのかも知れませんが、年齢的にも自分より少し上のようで、とっても気持ちよく取引出来ましたね。

ちなみにこのセットは教育機関などで使われる「レゴダクタ」のシリーズかとも思いましたが、年式的にはdactaが作られた(LEGOの教育部門がdactaに改名したのが)1989年とのことなので、ちょうどその境目くらいの時期のセットかなぁとも思われます。

・・・

080916lego4 サーチで調べてみたら、どうやらこの#9700というセットの様子。年式は1992年以前?。価格はわからず、エレメント(パーツ)数は478とのこと・・・。ちなみに同種のモーターを1つ使っている#1032が278パーツで$80?という価格のようなので、単純に$120~$150くらい?そんな高くないのかな。ただこのモーターは当時$12.5で単品売りだったようなので、それなりの値段だったのは間違いなさそう。

ただ残念なのはサーチにマニュアルがアップされていなかったこと。1枚だけある写真を見る限りかなりさまざまなアイテムが作れたことは想像に難くなくちょっぴり残念。つかまぁ3年前のレゴですら説明書がボロボロになってしまうのが現実だから20年前ではむしろ無理もないと考えるべきかも知れないです。

ちなみにパーツはざっと見た感じ478パーツはなさそうだけど、本気で遊ぶなら我が家にも使えるものがあるだろうからさほど心配はしてなかったり。
※電池ボックスとか電源コードパーツとか。
※でも調べていったらどれも「違う規格」っぽい・・・まぁいいけど(^^;。

 ただまぁ調べれば調べるほどワクワクしてくるね(^^!

もちっと調べてみたらどうやらこの#9700は1987年にリリースされたものらしい(1992年に再販されている模様)。つか確かに20年前だ!つかどっちがホントかはよくわからないけど。で、パーツ一覧も発見↓
http://www.bricklink.com/catalogItemInv.asp?S=9700-1&v=1&bt=0

つか常々僕は「楽しいことや幸せなこと」にはお金を払う価値があると思っているのだけど、こうして「凄く古いもの」に間接的とは言え触れる機会を与えてくれたことにまず感謝したい感じなんだよね。つかもっと言うと、

 現物はむしろどうでもいい

くらいに思えてくる。だって開けてみたら案外タバコ臭かったりとか汚れてたりとか不足パーツが多いとか、、、
※もちろん杞憂かも知れないけど。
そういうネガティブな感想も絶対出てくると思うのよね。だったら「楽しいまま」で手に入れた幸せのままで凍結するのもアリかなぁとか思い始めてしまう。実際開けてみたところで説明書がないから何かをパッと作れるわけでもないし、
※そりゃまぁ触っていればそれなりに動きのあるものを作りたくはなってくるけど。
モチベーターを得にくい状況に追いやられてしまう気もする。だったら「そこ」に踏み込まないのがむしろ正解なのかも、、、とも思ったりするんだよ。ぶっちゃけ送料振込料込みで6500円くらいなんだけど、

 もう3000円分くらいは楽しんでる。

気がするもの。「よい方に入札いただき、感謝申し上げます。」なんて言われたらそれだけでもう1000円分くらい幸せな気持ちになってる自分がいるんだもの。自分が超喜んでるのに、相手も気持ちいいなんて、、、「ハッピースパイラル」ですよ!

つか自分案外アンティークとかの属性があったりするのかも知れないな。ま、何にしても非常にいい買い物でした(^^。届くのが楽しみナリよ!え?当然開けますよ?当たり前じゃないですか!(笑。

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2008年9月15日 (月)

ディザスターデイオブクライシス

080914dizaster この名前を見てすぐさまそのゲームが浮かぶ人はなかなか凄いと思ったり。今日何となくファミ通のサイト見たら、

 9月25日発売のWiiソフトなのに、任天堂の発表が9月12日

つか2週間前に発売することを発表するってのは販売店的にどうなの?って気もするけど、まぁ今週のファミ通には載ってなかったと思う。つかなんでそんなゲームの話を急にし出したかと言えば、

 これがなかなか面白そう

で、久々に琴線に触れた次第。どんなゲームかというと、、、
※せっかくなので(何がせっかくかわからないが)うろ覚えで書いてみる。なので正誤のほどはとりあえず置いとこうじゃないか。

「レスキュー隊の主人公レイは親友を火山の噴火で亡くし、それでも母子二人で慎ましく過ごしていた。そんな最中、親友の妹が秘密結社になぜかさらわれる。時を同じくして地震、津波、ハリケーン、富士山の噴火などが1日の間に一気に押し寄せる(ちなみにクリスマスでもなければ主人公の名字はマクレーンとかでもないらしい)。レイは親友の妹と無事結ばれることが出来るのか!?果たして地球の運命は!!」

こんな感じの作品。つか↓オフィシャル
http://www.nintendo.co.jp/wii/rdzj/index.html

まぁ基本面倒なWiiコンなのでモチベーションが上がりにくいかとも思いつつ、制限時間が24時間という縛りなので、

 失敗したらあきらめるかそれともしつこくリトライするか

という局面がありそうなところに期待。要するに「ピクミン」っぽいかなぁと。災害から逃げながらもがれきの下になった人とか動物とかを助けつつ女の子のためにがんばる。絵的にはバイオハザードっぽいキャラとまんま「デイアフタートゥモロー」の世界観。みんなで力を合わせて大きくて重たいものを動かしたり、銃で撃ったり、車を運転したりする辺りは、在りし日の名作(と呼び声の高かったでも買ってない)プレステ「ダイハード」にも通じる感じ。

 つか箱庭じゃないのでGTAとかとは違います。

要はクライマックスが連続するような、メリハリとテンポがいい、そんなゲームを期待してしまって、

 既にヤマダに予約済み。

結構な気合いでしょ?デモムービーとか見ると悪くなさそうなんですよ。つか最近ゲーム買うペースが遅くなってるので、たまには衝動に身を任せるのもいいかな、ってさ。みんなはどう見る?

ちなみに期待度は★★★。普通にやって普通にエンディング(バッドエンディングでもいいから)見るまで、3時間か長くても4時間くらいだったらいいなぁとか思ったり。あんまし長いとすぐ飽きちゃうからねぇこの人は。
※ついでに「Wiiぶつ森」も予約しました。いつ出んのか知らないけど。

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2008年9月14日 (日)

マクロスフロンティア~第23話トゥルー・ビギン~

080912macross23 まぁこの期に及んで何を書くことがあるって気もしないでもないけど、とりあえずあと1話か2話か。
※タイトル的には次の「ラスト・フロンティア」が最終話だと思っていたのだけど、予告では一言も触れられていなかったのでたぶん25話がホントに最終っぽい。

話は佳境へ向かう。マクロスフロンティアは自らの安住の地として敵バジュラの母星を選び、ランカは「何か」の記憶と共にさらわれ、兄貴はマネージャーに再び洗脳され、、、っていうかそもそも忘れっぽい上に一気に見たから余計名前とかが記憶されてない感じ。つかぶっちゃけ「シェリル」すら「ミシェル」とごっちゃになるという体たらく。つかそれっていいの?って気もするけど。
※「アルト」も「アが付く名前で、たしかアレクとかアイムじゃなくて、、えーと、そうそうスズキアルト!」みたいな。物覚え悪すぎ。

とにかくアルトが一番好きなのがランカで、でも他のみんなの幸せの為に、それをジャマする、敵に味方するようなら、ランカを殺す!とまで言い放つアルトくん。でもってそれを家政婦しちゃったシェリル嬢。

つかまぁ自分はシェリル大好きなので、正直ランカを殺してくれても構わない(ひどい言い回しだけど)と思ってしまう。その後病気でほどなくしてシェリルが死んじゃって、結局かわいそうなアルトは同じく好きな人を亡くしたロリータゼントラーディと・・・。

 まぁそんな展開は絶対ないわけですが。

ただ前回か前々回かでアルトくんとシェリル嬢は結ばれているわけで、でもご病気を患ってらっしゃるシェリル嬢のご子息が、

 第二のランカになる

というのは行きすぎた妄想なのかしら?つか個人的にはアルトの兄上が執拗にアルトを引き戻そうとしてるのにウラがあるような気がしてならないというか、そんなに人を疑うもんじゃないよ?みたいな?

でもアルトは基本空を飛びたかったのは母上の影響でしょ?となれば母上の面影とシンクロしかけたシェリルにももう少し可能性を残してあげてもいいんじゃないかとも思ったりしますな。っていうか、

 ドラマの関係にとやかく口を出すなんて、なんか女子中学生みたい

な気がしないでもないですが(^^;。まぁそれもあと1、2週でおしまいです。同情ではなくシェリルと結ばれて欲しいなぁ。ランカ=ミンメイなら十分可能性があると思うんですけどね。ヒカルが未沙を選んだのは同情じゃなかったと思うし。

余談だけど自分の中のマクロスラブマップでは、正直ヒカル×未沙や、ヒカル×ミンメイ、アルト×ランカ、アルト×シェリルより、

 マックス×ミリア

が一番好き。つか今冷静に思い返せばこのミリアもツンデレだったよなぁなんて思ったり思わなかったりだ。

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2008年9月13日 (土)

デアデビル

noriくんに勧められていたデアデビルを急に見たくなったので何となく買ってみた。まぁ正直な話1度見た映画を何度も繰り返し見るということはそうはないのだが、リリースされてからかなり経っていたし、全く売れなかったわけでもないから、
※主役がベン・アフレックだったり、スピンオフ作品「エレクトラ」なんかも作られたりしてたようだから。
まぁ数も出てるだろうと。

するってぇとオクで350円くらいなわけで諸経費込みで650円ほど。ガソリン代なども考えればレンタルとさほど変わらない気もする。モノによっては借りずに買うのもありかも。

で、その出来は、というと・・・。

 「悪くないが良くもない」

という感じ。決してきたい過剰だったわけではないが、正直当時スパイダーマンが当たって、その後ハルクだとかX-MENはスパイダーマンの前?パッと思い出せないけどバットマンもフォーエバーあたりがあった気がするし、いろいろアメコミヒーローの実写化があったような気がする中で、

 さほど傑出して良いというわけでもない。

感じ。デアデビルの特徴は、、、

・目が見えない
・他の4感覚(聴覚、嗅覚、触覚、味覚)が優れている
 →実際は聴覚が異常に優れているだけで他は蔑ろ<別にこれは構わない。
  →その聴覚で位置を割り出したりする。
・頭が良く弁護士をやっている
・正義感が強く、正義のためなら「何をしても許される」とか。
・体を鍛えていたので格闘術や運動神経に長けている。
・ヌンチャク系の武器を使い、ワイヤーで壁を上り下りしたりする。
 →スパイダーマンを10レベルとすると5レベルくらいのスキル。
・大きな音が弱点
・武器やマスクは全て自前で替えもたくさん持っている。
・よくわからないけど水(薬?)の中で寝る
・敬虔なクリスチャンで神父様は真実を知っている。
・相変わらず親が殺されている。
 →でも親の敵を復讐で殺したりはしない。
  →いい子ちゃんだから。
   →でもそうじゃない人を殺したりする。
    →正義のためだから
・結構女好き

最後のところを読んでいただければわかる通り、結構おかしなヤツです。「ひとときも忘れたことはない!」とか親の敵に対峙するくせに殺さず刑務所送りにしつつ、「出てきたらまた倒す」的な発言はいかがなものかと。

ヒロインであるところのエレクトラ、、、つか僕らの世代だと「エレクトラ」=ナディアのエレクトラがまず浮かんでしまうのがツライところだけどまぁ彼女のことではもちろんなく、デアデビルのエレクトラは護身用ということで幼少よりあまたの格闘術を習わされ、サイの使い手。つか日常サイは使わないだろうという気もするが、そういうところは突っ込んじゃダメ。

 つかこの映画はホント「突っ込んじゃダメ」なところが多い。

結構ダークに悪者を始末するところとか、突っ込みたくなるところが多いんだけど、突っ込んじゃダメ。つか、

 なんで僕が(こんなにバッシングしてる)この映画が「嫌いじゃない」のかというと、

 悪役のブルズアイがなかなかイカスから。

人によって好みはいろいろだろうと思うけど、デアデビルの悪役ブルズアイは普通の人間の殺し屋。ただそのスキルは一流でかつ、

 割といろんなものを使って人殺しをする。

序盤ではクリップ(針金を細工して二重の楕円を重ねたヤツね)を伸ばして「投げ矢」的な使い方をしたり、灰皿をフリスビーのように投げたりする。そう、

 基本性能が高く、姑息じゃない

のがとてもいい。ビジュアル的にも決して主人公を食うわけでもないのだけど、どのシーンでも正攻法で真っ正面からぶつかっていくスタイルは昨今の陳腐な悪役にはない「ポリシーとプライド」を感じさせて、なんだか凄くイイ感じ。僕は嫌なヤツは嫌いだが、悪いヤツは嫌いじゃないのだ(もちろん映画の話)。

つかぶっちゃけこの男が正義に目覚めたらデアデビル以上の活躍が出来そうだと思うほどのスキルの持ち主なのだけど、結局は死なない。つか悪役の親玉も含めて主要人物は誰も死なず、続編をもし作る談になっても十分作れる「隙」がある辺りが、

 逆に作品の質を下げてる

感もある。いくらなんでも親の敵は殺しとくべきだろう。徹底して「人を殺さない」キャラなわけでもないんだから。
※まぁ名前の「デビル」の部分は決して悪魔から取っているわけじゃなく、ボクサーだったオヤジのニックネームからのものみたいだけど。

そんなわけでクリスの評価は★★というところ。男前のベンが視覚障害者ということでそのビジュアル的な魅力をあまり発揮出来てなかった点や、ヒロインであるエレクトラが今ひとつかわいくない
※ジェニファー・ガーナー:調べたらパールハーバーでベン・アフレックと共演してるみたいだけど、パール・・・ではケイト・ベッキンセールの美しさに他の全ての女優がかすんでしまった感があるから覚えてないんだよな。

のもちょっと残念。素材は悪くない(綺麗な時もある)のに、撮し方がマズい時があるというか・・・。

とりあえず子供二人と一緒に見たのだけど、そんなに怖い場面がなかったので別段「まぁ悪くはない」的な感想だったご様子。noriくんには悪いけど、続編が作られなかったのも納得というか、このまま消えてっちゃう
※スポーンみたいに。
作品って感じだなぁ。・・・つってもまぁアメコミヒーローで10年後も金曜ロードショーに取り上げられるような作品は正直スパイダーマンくらいしかないのかも知れないけどさ。

余談だけどマーベルやDCコミックなどのアメコミヒーローものは実は結構見てるんだよな。調べてみたら、スーパーマン4作、バットマン2作、ハルク、スパイダーマン3作、ブレイド3作、スポーン、X-MEN3作、デアデビル、ファンタスティックフォー2作、トランスフォーマーと、知ってる中で見てないのはゴーストライダーとエレクトラだけかも(ああ、ビギンズが見てないか、ダークナイトも?)。つかアイアンマンも何か面白そうに見えてきたし、次はゴーストライダーでも見ようかしら。ニッキーは好きだしね。

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2008年9月12日 (金)

マクロスフロンティア

080911vf25b_2 休みを利用して爆見。つか言いたいことはいっぱいあるが、7話冒頭まで来ての感想は、

 これは見るに値する作品だ。

ということだ。ただCGを使うのではなくそのディティールクオリティや演出に愛と情熱とお金を感じ、デザイン的にも初代以来、正確に言えば初代のVF-1S以来決してマクロス系メカには奏でられることの無かった琴線が強烈にかき鳴らされる感覚。

ガンダムがZに向けて、逆襲のシャアに向けて、これまでのキャラを使い、「互換性」を維持してのスタートだったのに対し、一旦全てリセットしてプラスやら7やら、あとマクロス7ダイナマイトだっけ?マクロスゼロ?なんかよくわからない、興味も沸かないシリーズを連発してきたマクロス。なぜ今になって見る気になったのかは正直わからない。わからないが、

 見てみるとこれは紛れもないマクロス。

どのくらい紛れもないかと言うと、

 「私の彼はパイロット」を聞いて鳥肌が立つ

くらいマクロスであり、艦内から上昇するバルキリーと挿入されるカットインが、

 一条ヒカルに見える

ほどマクロス。既視感とか懐古とか、、、キャラデザインが美樹本晴彦じゃない違和感は未だ拭いきれないが、ぎこちないランカ・リー(ヒロインその1。歌手を夢見る女の子)とアイドルとして確固たる地位を築きつつも絶妙なツンデレシェリル(ヒロイン2)が、どちらもミンメイを喚起させるファクターを持っている。なんか掌が汗ばんでくる感覚。

僕は正直アニメ、それもなんつか「萌え」のニオイのするアニメからは距離を置いていた感があり、この作品もそのカテゴリーから逸脱しているわけではない。女性に比べてどう見ても手が抜かれている男性キャラ
※初代マクロス当時はまだロボットアニメの中に「ヒーローモノの要素」があったため、男性キャラもしっかりかっこよく描かれていた気がする。単に「アニメ好きな女子」用としてだけではなく。
や、時として「?」が浮かぶ固有名詞。「お約束」と言われてもついて行けない40前としてはやっぱり抵抗感は否めない。否めないのだが!

 それを押してなお魅了するだけのエネルギーがある。

1話見ただけではたぶんそれほど感じない。ああCGが綺麗だなぁとかよくわかんないストーリーだなぁって感じ。でも続けて数話見ていくと浮かび上がってくるものがある。

 河森正治は本気だ。

普通のテレビアニメに掛けられるコストがどの程度なのかわからないし、現代のCG技術がコスト的に昔と比べてどの程度まで抑えられているのかもわからない。でもこの作品にハンパない気合いと規格外のお金が掛けられているのだけはわかる。もしポシャったら一文無しになるんじゃないか、背水の陣というほど監督としてアニメーター、デザイナーとして名声がないわけじゃないだろうけど、

 とにかく流れ込んでくるモノがある。

なんか、

 当時のマクロスが好きだったのなら、受け止めなければならない気にさせる「何か」がある。

のだ。メカはディティールが凄まじくCGモデルのメリットをフルに活かしているし、そもそもデザインも悪くないのだから「当然のようにカッコイイ」。キャラはグレンラガンと比べると正直「燃え」より「萌え」寄り。言い換えれば「男の子」より「女子」寄りだが、それは時代背景として受け入れるべきだろう。

今まで一度も、ただの一度も思ったことがなかったが、この作品で初めて

 「ブルーレイで見たい」
 ※つか映画館で見たい。

と思ったね。つか正直「初代マクロスを知ってる方が楽しめる」とは言わない。初代マクロスを知る者は初代ガンダムを知る者と同様「ファースト信者」である可能性が非常に高いからだ。だがしかし「初代マクロスを知っていても楽しめる」とは言えると思う。

まぁ欠点とか気になる点もいくつかあるが、艦長のデザイン以外は概ねスルー出来た。ただ艦長だけは・・・僕の、あくまで僕の感想だけど、

 グローバル艦長ファンで顔の形が全然違う人がコスプレしてる

ようにしか見えないんだよな(^^;。ヒゲはなくてよくね?って感じだ。

特に7話の冒頭が凄かったからクリスの評価は★★★★まで行ってしまう。つかあと2回でおしまいみたいだけど、機会があれば1話から見てもいいかもよ?このバルキリーはかっこいいと思いますマジで。

・・・

つか8話は7話を100とすると2くらいの出来でしたな(^^;。つか7話までのアベレージを83くらいだとしても2。やっぱ「命には限りがある」んだなぁということをシミジミ実感した次第。あそこまで削ってしまっては意地も難しかろうというか、本筋に無関係だとわかっていれば飛ばしたのに・・・。

あとここまであまり触れなかったけど、「歌」に関してもかなり上手い使い方がされている。つか「好みか好みじゃないか」と問われれば正直答えに窮するのだが、1話1話のクライマックスがエンディングと絡めてあったり、「一方その頃」的演出でコンサートと戦闘が同時進行(歌詞も絡めて)してたりするのは「マクロスならでは」と言った感じで超上手い。つかアニメの中の歌手ってのはその歌のクオリティや世界観、純粋に歌手としての実力など様々なファクターが重なって「正当な評価」を得づらいとは思うのだけど、
※個人的な合格はクリーミーマミとミンメイ、あときらりんレボリューションくらい。
フロンティアはギリ合格って感じ。これはまぁやっぱ嗜好に寄るかも知れないけど。

以下見ながら思った感想をいくつか・・・。

何気なく見ていたから気付くのが遅れたけど、「スカルワン」という響き、DNAに来るフレーズだった。何か、、、あ!って感じだったけど。何か、、、。ちなみに僕の中のスカルワンはフォッカーではなくヒカル機。受け継いだ機体。今作でもそう呼ばれる日が来るのかな。

非常にラブ要素が濃厚になってきたけど、これもまたマクロス。ただ7話のクオリティを一回見てしまっているとどうしても劣化を感じざるを得ない。アニメは脚本と声優だけじゃないってことをしみじみ感じさせるというか、ビジュアル依存度がそれほど高くないと思っていたのは単に価値観としての肯定否定であって、「自分が素晴らしい」と思うモノに関してはやはり高望みしてしまうのだなぁとジッと手を見る感じ。カリオストロもグレンラガンも鴉も、良いモノは良いのだ。

つか今12話の途中なんだけど、なんか、、、ヒロイン2が死んじゃいそうな気配というか、フラグというか、、、。ちなみに初代マクロスも二股ストーリーだったけど、今回の二人は初代の二人とはすげ替えられないというか、

 最悪どっちかが和也になるしかない

みたいなのはどうなんだろ。個人的には直球ツンデレな彼女の方が好みというか、幸せになって欲しいというか、、、ミンメイがヒロイン1ならそれもあり得る気もするし・・・。ちょっと楽しみでもあり切なくもあり・・・。

!!!!

つかズル過ぎるっっっ!!!!12話のラスト、オマエそれはズル過ぎるだろーーーー!あんなことされちゃもう泣くしかないっていうか盛り上がらざるを得ないファイナルウェポンを出してきやがって!!

とりあえずシェリルもランカもアルトが好き、で、基本ゼントラーディ以外の敵と戦ってる。それだけの前情報を持ちつつ1話から7話、そして12話を見れば僕の気持ちもわかるハズ。こういうのを「悶絶」というのだろうなぁ。

つかもっと早く知っていれば1話1話丹念に見直しながら気に入ったシーンをキャプチャしたりじっくり写真集を作ったりしたのに、という思いもある(まぁ最初に8話を見てたらそうはならなかっただろうけど)。ホント雑魚戦闘機一機でもウットリするようなディティールが描かれていたりする。正直トップをねらえに通じる部分もあるが、あれは「線の少ない構図の美学」こちらは「魂を細部に宿す美学」というところか。甲乙付けがたいとはこのことだ。ちなみに14話は「前のめり係数」79%オーバー。かなりキてますねぇ(^^。楽しくて仕方ないです。つか、

 グレンラガンのあとの飢えが癒やされる感じ

ですよコレは!

今18話のオープニングなのだけど、何でこのアニメはこんなにOPとEDが凝ってるんでしょうかね。毎回とは言わないまでも演出の延長にあるというか、歌詞までリンクしてるというか、歌がテーマだから合法的に?歌を流せる最初と最後を無下にしないというか、、、。お金だって掛かるだろうに、これも愛のなせる技なんですかねぇ。スゲェよ。

とりあえず22話まで見終えました。つかOPの前に1エピソード(ちょっぴり前回からのつなぎ的なニュアンスを含む)あってOP、本編、EDと来てこのEDの後にも1エピソード挟みつつ次回予告という非常に凝った(というかまぁ回りくどい)作り。こんなの大変なだけなんじゃないかとも思いつつしっかり全編見て欲しいという気持ちの表れか。
何にせよあと2回。これはもう見るしかないって感じかな。

080911vf25 つかいつの間にオレプラモまで欲しくなってるんだって思った。変形トイ1万ちょっととかマジ買う気になってる自分にビビるけど、まぁそういうもんだろう?愛ってのは。

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2008年9月11日 (木)

クマネズミ超怖い

まぁある程度沈静化してるから書けるってこともあるのだけど、職場にネズミが出現(正確にはネズミがいたと思われる痕跡が出現)。つか数年前にも現れ、当時は本気で泣きたくなるほどいろんな手を打ちつつも

 いつの間にかネズミが勝手にいなくなる

という結末を迎えていたので、今回も「ネズミ様のご機嫌しだい」という何とも情けない心構え。つか対策的なことは当然やりますよ。食べ物を置かないとか、石鹸やシャンプーを置かない(もしくはニオイが出ないような容器に入れる)とか、こまめに掃除をするとか、ネズミが嫌いなニオイを発する禁忌剤を置くとか、スプレーをまくとか・・・。

 でも最終的にはネズミ様次第なんだコレが。

とにかくクマネズミの恐ろしさ賢さを上げたら枚挙にいとまがない。ヤツらの知能指数は大学生並とも言われ、

・ボールペンが通る穴があれば行き来可能
・ドブネズミと違い垂直の壁も上り下り
・同じワナには掛からない(仲間が掛かれば他のヤツは掛からない)
・粘着ワナは黒くないとバレる
・もし掛かっても1日2日で脱出する
・毒に耐性を持った種も増えつつある
・一度の出産で多い時は20匹くらい産み、1ヶ月くらいで交尾可能に
・ニオイ系の禁忌剤にも割と慣れる
・無抵抗な相手には図々しい(赤ちゃんや寝たきり老人などを補食対象とすることも)
・エサをくれる相手には懐くし、物覚えも非常にいい
 →が、それを利用してワナに掛けると二度と信頼しないようになるらしい・・・つかまさに人間かよ・・・。

習性としては雑食性だけど穀類を好み、魚や肉よりは豆、イモ、米が大好き。唐辛子やハッカ、ミント、ハーブみたいなニオイがあんまし好きじゃなく、巣を作るためにティッシュや衣服を集めたりする。歯が死ぬまで伸び続けるので常にプラスチックとかコード類、壁紙などをかじり、削らないと前歯が口を塞いでしまって死んでしまうらしい。でも金属は頭がキーンとするからかじらないって書いてあったけど、実際コードの中の銅線レベルはかじり切ってしまう(経験済み)。つかPCのコードでも「かじりたくなるヤツ」と「別にそそられないヤツ」があるらしく、理由はわからない。1cm近いのをやる時もあるし、2、3mmのを切ることもある。気まぐれか。

死ぬとウジが沸いて非常に不衛生と思われる一方で夏場なら1週間もせずにひからびてしまうので「ニオイがあるようなら死骸ではなく糞尿を常時されている」と考える方が自然。つかどこかに巣穴がある可能性も高い。

学習能力の高さを利用して「トゲトゲだらけのマット」を敷いたりするとそれを避けて行動するようになり、エサ場へのルートを遮断することで「住むには居心地が悪い」と思っていただける可能性もある。

食べ物には昆虫も含まれ、強い常夜灯などがあると結果的にネズミにも好都合だったりする。

基本夜行性だが前述のように「馴らせば」その限りではなくエサを求めて出てきたりするらしい。

ネコやイタチ(例えばフェレットがいる家ではあまりデカいツラしないとか)、ヘビなどが天敵だが、ネコなんかは本気で追いかけっこしても勝てなかったりするらしい。
※相手の油断や隙をつくしかないらしい。

 つかまさに最強。

一夫多妻制で1匹のボスが複数の妻と大多数の子ネズミを従え、基本ボスは危ない橋は渡らない。言い換えればボスを駆除ないし排除出来れば、グループはまるごといなくなる可能性がある。

 で、

なんで今回ネズミがまた出たのかと言うと、
※服屋だから基本エサもないし、お菓子とかもネズミ対策で進入不可なところに管理していたのに、

  こないだの大雨で逃げてきたらしい。

下水かはたまた床下かわからないが、比較的低い場所に引っ越ししてくれていた奴らが、水に追われるように出戻ってきたっぽい。

ただ基本は「ルーフラット」と呼ばれるように天井裏を根城にしてる奴らなので、その推測は微妙ではあるのだが、、、。

とにかくニオイがしたら徹底的にそこを掃除して、「警戒されている」アピールをするしかない。無抵抗なヤツにはどんどんエリアを広げてくるが、攻撃力がある相手には正直スネ夫。賢いが力も度胸もないのだ。電気を付けたまま職場を後にしたり、スプレーを巻いたりすれば、直接ではないにしても意味がある(はずと信じたい)。

ただこちとら高卒である。大学生並の知能がある奴らにしてみれば「ガキ同然」と思われている可能性も捨てきれない。だから結局は「祈るしかない」のだ。「抗うしかない」のだ。

あ、ちなみに電波とか音波とかの禁忌器具もほとんど効かないみたいです。毎日通り道にいろんな抵抗を見せるのが、ネズミ様に「住み心地悪っ!」と思っていただく最良の方法みたいです。

今日は臭わなかったけど明日臭わない保証はない。マジ怖いぜ・・・。つか食料品店じゃなくてホント良かったと思うけどね。

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2008年9月10日 (水)

クローバーフィールド

※かなり否定的ですのでファンの方は読まない方がいいかも・・・。

結構レンタル開始を楽しみにしていたタイトル。監督も「映画館よりDVDのが楽しめるかも・・・」ってそれ言っちゃっていいのかよ、って思ったりもしたのだが、、、

以前nori君がダークナイトに対して「溜飲が下がるところがない」と言った。主人公があまりに報われず、最後までやられっぱなしではヒーロー物が好きな自分としては、いくら批評家が絶賛しようとそれを肯定出来ないという。

クローバーフィールドもまた僕にとってそういう映画だった。決して最後に主人公達が勝ち名乗りを上げ、モンスターが駆逐されなければならないというつもりはない。遙か昔の巨大なクモが出てくる映画でも、アメーバが出てくる映画でも最後に全く希望の持てない終わり方をする、しかし作品としてとても楽しめたものはあった。

ネタバレを恐れずに言うなら、クローバーフィールドは巨大な怪物にマンハッタンが襲われる映画だ。主要なキャラクターが手にハンディカムを持ち、終始主観視点で物語は展開する。ビルから脱出し、地下鉄に逃げ込み、恋人を救出するために傾いたビルに再び赴く様も全て主観視点で描かれる。

カメラは常に揺れまくりで、音を拾うマイクもまたその時の情景をありのままに喚起させる。「リアリティ」という言葉を使うとするなら、これほどリアリティのある怪獣映画は無かったのかも知れない。

 が、正直言って疲れる。

自分が見たい物が見れるわけじゃなく、常に集中してないと何が映っているのかを把握しづらい。サブリミナル的に挿入される幸せだった頃のビデオ映像や、何よりカメラを持って移動する必然性の薄さが僕にぬぐいきれない違和感を感じさせる。

 撮してる場合か。

これは物語に入って逃げまどう主人公達に対してよりむしろ監督や脚本に対しての感想だ。「それはないだろう」と。リアリティのある映像を撮る為に最も非現実的な行動を肯定している「映画のウソ」。

序盤の冗長なパーティシーンから既に9割方僕の評価は決まっていた。今後どれほど素晴らしい「絵」を見せてくれたとしても、ここまでマイナスに傾いた思いを払拭することは出来まいというところまで「気持ちをそいでしまった」。そこまで行ってしまうともはや些細なウソ一つ一つを全力で否定したくなるのだ。なんで付いていくのか。なんで彼女だけウイルスみたいな死に方をするのか。即隔離しなかったのはなぜか。なんでカメラの電池は切れないのか。なんで傷ついているはずの彼女は普通に走れるのか。

 疑問と不満が最後まで解消されず、溜飲は一向に下がらない。

映画館で見たらその迫力は数倍になったろう。だが、だからと言って僕の感じたいらだちが軽減されるとも思えない。とりあえずクリスの評価は☆。良かった点は多大なる不満点で完全に帳消しになった。っていうか本音はマイナス40点くらい気に入らない。あの序盤でかなりキレた。

ちなみに劇中はほぼBGM無しだが、最後スタッフロール時のバックで流れた曲に関しては伊福部昭をリスペクトしているのがありありと感じられて◎。

最後に無茶を承知で僕個人の好みを書いてしまうなら、やはり主人公は普通の人ではなく、戦闘機や宇宙船のパイロットで、ウザイパーティなんかなくて気持ちよくラストは敵もろとも死ぬ、もしくはギリ脱出するというありがちな展開の方が好きだ。絵的な見せ方はともかく、ストーリーテリングそのものが好みじゃなかったんだろうな。

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2008年9月 9日 (火)

剣と魔法と学園モノ~その4~

まぁニーズなんざコレっぽっちもないと承知で書いてしまう。なぜなら今僕のプライベートの大半がこのタイトルに占められているから。もう仕方のないことなのだよ。ファンタシースターポータブルやモンハンP2Gみたいに「みんながやる」タイトルだけが僕のプレイするタイトルじゃないんだもの。つかまぁ現時点でPSUPのプレイ時間を超える程度は剣マホもプレイしている。つか今日初めてオフィシャル覗いてみたら「剣マホ」ではなく「ととモノ」が正しい?略称らしいことがわかってちょっぴりショック。でもウチのブログでは継続して剣マホで行きます。別に深い意味はありません。

さて、以前から申し上げていたようにこのゲームは非常にダラダラ指数が高い。とにかくちょっとくらい強い敵が出てきても、合体技というある種の必殺技で大概何とかなってしまうし、パーティの習得魔法が増えてくれば回復やら移動やらの負担が激減されていく。テレポートの魔法さえあればかなりお気軽にどこでもドアよろしく各エリアを行き来できる。

で、

もっぱら今は「この辺りが一番美味しいかな?」というエリアで固定ポップポイント相手に戦闘→一旦街へ→再開→戦闘→一旦街へ・・・の繰り返し。正直ロード時間がないわけではないし、敵が少なかったりしたら、逃げる→一歩前へ→エンカウントを繰り返し。とりあえずそこそこの人数ならオートで倒せるし、あまりにあまりな大群の場合は合体技で屠る。宝箱を開け、アイテムを取得し、適当にいっぱいになったら鑑定。余分なモノを捨ててまた戦闘→適当に鑑定→捨てる→いっぱい→街へ預ける。。。というサイクル。

このゲームは基本どの敵からどのアイテムが出るのか決まっていないっぽく、
※ザックリレベルは設定されていそうだけど。
アイテムの種類もベラボーに多いので、結構長時間同じエリアでその作業を繰り返していてもそれほど同レベルのアイテムばかりが貯まっていくというわけではない。くだらないゴミのようなアイテムもあれば、時折非常に高いレアリティの武具が出土することもある。PSOのように狙って落とす醍醐味はないが、切迫感がない分ダラダラと遊ぶには好都合なのだ。当然それなりに良い物が出土するところともなれば、敵も強く経験値も貯まりやすい。

そんなわけでパーティはついに「最終メンバーたり得るキャラクター」の一人目を転科させるに至った。僧侶から始めて、超能力のレベル7まで覚えたキャラが、侍に転科した。召還魔法は召還師しか覚えられないので、事実上この侍は全てのレベルの魔法を(種類は1つか2つに限定されるが)覚えられる強力なキャラとなるはずだった。・・・種族がセレスティア:天使でなければ。

この辺りに経験不足が露呈してしまうのは致し方ないところだとは思う。思うのだが、、、ようやっと作った侍がほとんど侍らしい装備をすることが出来ない、攻撃力があまりに弱いのは正直かなり凹んだ。つか直前に別ファイルセーブしておけばまだ他の選択肢→天使に有利な学科に進ませることも出来たのだが、時既に遅く、多くの魔法を忘れ去り侍に転科した後だった。

彼女は天使ということでマックスHPも正直心細い。攻撃力もなく、
※ぶっちゃけ超能力者や盗賊の半分もダメージを与えられない。
HPも少なく、わずかな呪文しか唱えられないキャラに、栄えある「最終メンバー」の称号は与えられないのだ。どうしても、というのであればALL9の魔法使いの呪文を習得したのちに超能力者に転科しレベル13で全超能力を習得後あらためて僧侶に転科し、パーティのMPタンクとなるほかない。それでもマックスHPの低さはネックになってしまうだろう。

現時点ではまだ明確な手応えを得ていないが、最終的にこのゲームは「HPがモノを言う」タイプのバランスだろうと思われる。防御力や回避率は重要だが、基本敵味方問わず後衛攻撃が充実している分リスクも高い。HPが低いキャラを特に集中攻撃されるケースもあるようだし、高難度のダンジョンへ赴くにはそれなりのHPが不可欠になるはずだ。※あとたぶん先制できる素早さも重要だと思われる。なぜなら最初の一撃で行動不能にされるケースもまた確実にあるだろうから。

そんなわけでかなり厳しい状況になってしまったが、基本MPはあるし、種類は少ないが厳選されまくった呪文はパーティの行軍に大きな助けとなるため、現時点では地味に前衛を任されている。つか一振りでもいいから天使×侍が装備出来る強い剣が入手出来れば状況も変わるだろうに・・・。口惜しい。

そんな侍をよそに、二人目の「最終メンバー」も最後の職を歩み始めた。魔法使い→僧侶→超能力者→召還師・・・。ディアボロスという種族の彼は序盤魔法使いのクセに戦士並のHPを誇り、ブレスの威力もかなり強力。キャラのカラー的にはセレスティアの真逆であり真っ暗闇を突き進む風体でありながら、その道はまさに前途洋々。現在行ける範囲の全ての召還魔法を入手し(13種)、レベルさえあれば武器が弱くても十分なブレスダメージを期待できる。召還獣は現時点ではまださほど活躍している感覚が薄いが、これも高レベルになれば変わってくるだろう。「夢のかけら」というアイテムさえ出土すれば強力な鞭も錬金可能になるし、ぶっちゃけかなり楽しみな感じ。

で、今後の予定としては、、、

とにかくしばらくは宝探しをしつつ召還師のレベルを上げるしかない。侍や盗賊は一旦退く可能性が高いが、現時点ではまだ未確定要素も多い。一見すると使えないセレスティアだが、もしかしたら終盤僕が見落としているキャラ特性が発揮されるかも知れない。

召還師がそこそこ戦えるようになれば、ここであらためてメンバー入れ替えだ。侍をベンチに入れ、
※出来たら魔法使いの最終レベル呪文まで習得しているのが望ましい。なぜなら最悪ダンジョン内で全滅した際の「救助要員」という道もあるから。
僧侶→魔法使い→超能力者をマッハで育生したい。っていうかむしろ君主が欲しいから魔法使い→超能力者→君主か。つか根性出せばレベル22(ALL9になるレベル)なんざ5、6時間で達成する気がする。それほど負担じゃないっていうか、

 むしろさっさと育生して倉庫に眠るミスリル装備を活かしたいか!?

とも思うんだよな。つか強くしていかないといつまで経っても先日辛酸をなめさせられた中ボスが撃破出来ないと思うし。

ただ問題は種族。職業や性格はいくらでも何とでもなるが、種族だけは変えられない。使い勝手のいいディアボロスやバハムーンにしてよいのか、もしくは素早いキャラを育生すべきか、何にしても君主にするつもりなら君主装備が装備出来る種族であるのは大前提だし・・・。

 つかやっぱ面白れーぜ!

地味にだけどさ。

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2008年9月 8日 (月)

初恋限定4巻(完結)

080908hatsukoi_4 娘に急かされて買ってきた。つかどう考えても中二病向けの妄想マンガとしか思えなかったのだけど、まぁいちご100%よりはエロくないし、花より男子からこのかたラブコメジャストミートな彼女にしてみれば、「そういうマンガに飢えてた」というところだろう。っていうかともすればこの作品を桂正和や奥浩弥、キックオフやBOYSBEと一緒くたにして考えいたきらいもなきにしもあらずなのだが、冷静に読み返してみると、むしろあだち充に近いというか、そもそも「娘に読ませる漫画か!?」という大いなる自問自答が去来するもとりあえずスルー。つか、

 今回非常にキャパの狭い話に入っていきそうな予感がします。要するに独りよがりな展開になっていきそうな・・・。

ぶっちゃけ河下先生(今回急遽「先生」に格上げ。やっぱ女の子を描くのが上手いマンガ家ってスゲェ)は女の子を描くのがとっても上手い(っていうかホントはイケメンを描くのも上手いのだが、ところどころ気が抜けてたりして女の子ほどのオーラがない)。だからやろうと思えばエロ一点突破でも十分食ってくだけのファンを獲得できるとも思う。思うのだが、、、これはたぶん僕と河下先生の価値観が近いということなんだろうけど、

 生きてるかどうかが凄く重要

な感じがするんだよね。なんつかエロマンガだとさ、設定とお約束さえあればあとは別に性格とかセリフとかどうでもいいところがあるじゃん。桂正和先生なんかも女の子はベラボーに上手いんだけど、こっちはむしろ「男の子のキャラや言葉」を重視する傾向があるというか、「かわいい女の子」はあくまで僕の印象だけど、「見た目」って感じで、その内側をあまり描いてない感じがする。でも「かっこいい男の子」は見た目だけじゃなくハートも(たぶん先生自身の中に明確な尺度があって)伝えようとしてくる。

あだち充先生はもっと高いところまで到達していて、「キャラ(性格)を露骨に描かなくても」キャラが立ってるような、見た目だけじゃなく中身まで似たようなキャラが、シチュエーションに合わせて勝手に物語を紡いでいるような印象を受ける。あだち先生のマンガはヘタするとセリフがあんまし必要ないというか、いかに「しゃべらせるシチュエーションを作るか」に心血注がれているというか、、、ってそれじゃあ河下先生とはやっぱ違うってことになっちゃうなぁ。

初恋限定は、とにかく女の子の言葉に命がけな感じが凄くする。「このセリフをしゃべらせてしまっていいのか」という自問自答と苦悩と正解にたどり着いたときのカタルシスがある。こんなラブコメ相手に何を力んでいるのかと言われそうだが、重度の中二病患者は「自分が納得できないセリフ一つでそのマンガをボロカスに言う」という症状があるのだ。それだけマンガの中のキャラクターに傾注するし、声も届く。この痛いほど濃い(女の子側からの)濃度は少女漫画はともかく、僕の読んできた少年漫画にはあまりなかった気がする。

4巻の巻末には作者による各キャラクターの設定や裏話が載っていて、自分的に一番だと思っていた(作者的にも一番のお気に入りだと思っていた)江ノ本慧が実は「髪を描くのが大変」という理由と共にさほど気に入られてなかったことがわかって軽くショック。つかこれまではもちろん4巻を読んでなお「愛の深さ」みたいなのを感じたんだけどな。
※理由の一つに相手になる男の子が「チビでブサイク」というのもあったりして。河下先生がチビでブサイクだと言うつもりはないけど、なんつかロマンだし。

のだめでもそうだし、アニメでもそうだけど、僕は気に入った場面は本当にしつこくリピートする。つかまぁ誰でもそうか。で、どんな場面を気に入るかと言えばそれはもう

「告白シーン」。
※ホントはキスシーンも好き。っていうかキスシーンはともすれば「やる」シーンより好きだったりするというか、こういうとこ自分ちょっと女性的というか、「中二女子的」という感じがしないでもないのだけど、まぁいいやこういうのは「わかる」人にしかわからないと思うし。

それまで意地を張っていたのが張り裂けてしまって、とめどなく気持ちが出てしまう、もしくは爆発してしまうような感じがとっても好き。リアルでも泣いてる女の子とかにいろんな意味で惹かれるのと同じようなモンで、感情が昴まる感じはホントに良い。スポ根のカタルシスが「勝つ」ことにあるとするなら、ラブコメのカタルシスは「気持ちが結ばれる」ところにあると言っても過言ではない。
※キスシーンは「気持ちが結ばれる」のを動作で示すケースね。

と、そんなことを書いても何もどうにもならないというか、まぁ明日からの自分は何も変わらないのだけど、
※中学生じゃないからね。ジッサイ。
とりあえず「人類ネコ科」「さよなら三角」「おがみ松五郎」やあだち充作品、当然いちご100%が好きな人などにはオススメできるかと思います。まぁ4冊でおしまいだし、ラスト気持ちよく結ばれるところは結ばれて、結ばれないところもそれなりにケジメを付けてくれるので安心して読めると思いますし。

自分的には★★★★クラスの満足感を(4巻から)得ることが出来ました。こういうマンガが他にもあるならぜひ読みたいですよ(^^。
※持ってる人向けの話をひとつだけすると、「僕が一番好きな場面は」16ページ左下の慧ちゃんです。基本ツンデレな彼女ですが、場面的には「失恋」。強がりが言えないほどショックだったのがこのセリフに凄く出てて、かつ「・・・」とか言って無言で涙をにじませるような「逃げ方」をしてなくて大好き。つかこの場面は4冊中一番好きですね。つか今このブログを読んでる人の何人がこの場面を知っているのかってことになりますけど(^^;。

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2008年9月 7日 (日)

水出しミントジュレップソーダ

「無い物ねだり」という言葉があります。辞書を引くと「無茶を言う」とあります。見つからないものを欲しい欲しいと駄々をこねるわけではありません。もっとも「3秒以内に1ケース届けろ」となればそれは「無い物ねだり」となるわけですが。

先日の仕入れの終わり(月曜)に名古屋駅のサンクスで1本買って、ダラダラと飲み、まぁ印象的には「スッキリ感が強い」「ミントっぽいけどミントだけじゃなく多少レモンやグレープフルーツっぽさ=フルーティな部分もある」「450mlという量はちょうどいい」という感じで、ファーストインパクト的には、

 まぁまたあったら飲んでもいいかな。

という程度。とは言ってもこの「世界のKitchenから」シリーズはほぼどれも限定生産。人気があれば再度発売することもあるようだが、コンビニやスーパーの棚割をどんどん占拠増殖していくような戦略商品ではない。12時過ぎに水を掛けても大丈夫。

だからもし欲しかったら「とりあえずまとめて買え」ということになる。もっとも美味しいか美味しくないかは飲んでみなければわからないわけで、1本飲んだら短スパンで2本目以降を捕獲する、という流れになる。当然日が経てば経つほどその発見できる可能性は下がっていく。

ただ正直な話、サンクスにあったんだから当然近所のサンクスにもあるだろうとタカをくくっていた。絶大に人気のあるシリーズではないが、人気が無くて投げ売りをしているような印象は全くなかったし、店によっては再販された初代ピール漬けハチミツレモンを置いている店もあったりしたので「そこはかとなくなめてた」。

 しかし!

最寄りのサンクスには入りそうな気配すらなく、
※同じキリンビバレッジ(キリンの清涼飲料部隊)製品すらなかった。
自店の隣のスーパーももちろんなし。店から自宅までの間にあるミニストップ、クックマート(地元ではかなり力のあるスーパー)にもない。この時点でかなりへこむ。名駅店ではおよそ1棚全部ジュレップソーダで、POPで「ミント嫌いな人にもオススメ!」とまで書かれて大プッシュされていたのに、これほど温度差があるものなのか・・・。っていうかもしかして名駅店限定発売か!?日本中であそこの店にしかない。プライベートブランド的な?あの店の独自に開発したミントをジュレップしてソーダと混ぜた・・・。

んなわけはないと思ってクリスの捜索は続く。

次はネットで検索してみた。とりあえず「家電なら価格ドットコム」、「本やオモチャはアマゾン」だが、食料品は「楽天」である。つか他に選択肢が思い浮かばなかっただけだけど。

検索するとみるみるヒットする。ヒットはするが、ほとんどが24本ケース単位で、当然と言えば当然なのだが送料も振り込み手数料も掛かる。いくら探しているとは言え、「あったらまた飲んでもいい」程度のジュースにそこまで大仰にアプローチしていいものかどうか・・・。

と思案して昨夜はスルーしてしまったのだが、今日になってファミリーマートやサークルK、近所にある酒屋など思いつく限りの店先を覗いても見つからず、

 こうなったらあきらめてネットで注文するしかない!

店のパートさんに何本か買ってもらう約束をとりつけ、いざ注文しようとページを開いたところ、、、

 土日祝日のご注文は受け付けておりません。昨日メールくれればよかったのに・・・。残念でしたね。フフ・・・。

とあるじゃないですか。つかなんでそんなに上から目線なんだよって気もしますが、しょうがない書いてあったんだから(もちろんウソ)。

こうなるともう敗北を認めざるを得ません。涙でかすんで前が見えない。こないだの大雨の時以上に視界が悪い。このままサンクスに突っ込んで取り寄せてもらうか・・・。さすがに同系列店なら24時間もせずに入荷するでしょう。定価150円ですが、見栄っ張りなのでとりあえず5本くらい頼んでしまうでしょう。ああ悲しきかな敗者の決断。。。

 いや待て。まだもう一件あったじゃないか。

先日ALLクリアになった携帯電話の登録を調べると、さすがにこの辺りはソツがない。自分はその店「サティ」を登録していました。

 トルルルルル・・・「何時までやってますか?」

 「食品は11時まで営業いたしておりヤンス」

 「ジュース、清涼飲料の在庫状況に明るい方をお願いします」

 これこれこういう名前のジュースはありんすか?
 折り返し電話するけん、ちょっと待っとき。

 トルルルルル・・・「こちらの商品は入れ替えが決まっておりまして、、、」

 ああやっぱりないのか。電話のこちらでガックリとうなだれる僕。敗者×敗者=ド敗者というところか。むしろ敗敗者、、、なんだか赤ちゃんみたい。

「倉庫の方にあと1ケースだけ・・・」

 んが!?「あと1ケースだけ・・・」の後に続く文字はどれでしょう。

1.「あと1ケースだけあるけど売らない」

2.「あと1ケースだけあったと思ったら別の世界のキッチンシリーズでした」

3.「あと1ケースだけの命ですが何か?」

うーん3番!正解は1番の「あと1ケースだけございます」でした。はぁ?NO問題スルーの方向で。っていうかマジか!?っていうか

 「売り場の方にはあと20本ほどございますが、、、」

 「おいくらですか?」

 「1本97円となっております。」

 安っ!つかこうなると反射的に

「取り置きは出来ますか?」
「何本ほど?」
「1ケースお願いしますっ!」

とかぶせ気味に依頼してしまうのも無理からぬ事。なぜならネットで一番安い店ですら「税抜き98円」だったのだ。もちろんこれには消費税だけじゃなく、送料も振り込み手数料も、何より日数も掛かってしまう。

「遅くとも明日中に行きます。っていうか非常に探し求めていたのでたぶん今日行きます」

として電話を切った。サティ侮れず。ただ既に入れ替えが決まっていて追加入荷の予定はないとのこと。このシリーズは1ヶ月スパンで棚に並んで消えていくという「彩り商品」のようだ。まぁ仕方ない。そもそも「定番なニオイのかけらもない味」だしな。

のんびりと晩飯を食っていたら携帯がけたたましくなる。以前は「青い空はポケットさ」だったが、今はiモードも加入してないし、着メロもあらかじめ入ってるダサダサのベル音なのだ。けたたましすぎなのだ。

 「サティ」と表示されている。

なぬ!?もしかしてもしかしてもしか、、もしかしたくない。思わず切ってしまおうかと思ったけど、買いに行ってないのではいくらなんでも辛すぎるので、電話に出ることにする。

「申し訳ございません。1ケースあったと思ったら空箱でした。残念ですが在庫は店頭にある20、、あ、今2本売れましたから18本、あ、また1本、、、お客様がいらっしゃるまで残ってるかなぁこりゃ、アハハ」

という内容をあらかじめ脳内シミュレーションしてから電話に出ることにすると、、、

 「先ほど97円と申しましたが、、、、」

なぬ!?やっぱりもっと高かったんだなっ!チッ138円とか言うんだろ、うるさいだまれ!!!と心の中で叫びつつ話を聞くと、、、

 「95円の誤りでした」

つか言う必要あるかそれ。まぁありがとうございますって感じだけど、半分はドキドキさせやがってって感じっていうか半分どころか100%そんな感じだったけどね。っていうかホントに「1ケースは空箱説」が実現しちゃうのも怖いので、晩飯後すぐさま長男と一緒に一路サティへ・・・。つかサティまでは車で20分ほどなのだけど、この際ガソリン代に関してはスルーしておこう。大切なのは今なんだ。今が全てなんだ!明日には、、、明日には地球のコアへ向けて旅立たなくちゃならな、、まぁいいやそういうのは。

店先で先ほどの方に「他のシリーズも取り寄せ出来ますか?」などと聞くも「基本限定扱いなので、イオンからの受注可能リストに入らないと・・・」とタイミングが全て的な返答をもらう。つかケース入りのヤツは当然冷えてないので冷えてる店頭品を1本買いつつ飲みながら帰宅。

 「やっぱウマイ。が、やっぱスゲェウマイってほどでもない」

この「微妙にウマイ」のが結果僕のハートをえぐるように打ってきたわけだからあなどれないのだが、何はともあれ僕が言いたいのは、

 「テメェの負けだぁぁぁ!」

080907mint ってことだね。コンビニにオーダーしてたら1ケース3600円。1本150円だったのが、死力を尽くして戦ったオレは95円(驚愕の36.7%OFF)でゲットしたわけだからな。やった、やったよ!ついにヤツを倒したんだ!わかってくれるよね?ララァにはいつでも会い、、まぁいいやそういうのは。つか何を倒したって?

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2008年9月 6日 (土)

剣と魔法と学園モノ~その3~

※剣マホの話はどうしてもウィザードリィを知ってる人向けになります。ご了承下さい。

なんだかんだ言って休日は現実逃避でまるまる一日過ごしてしまった。家から一歩も出ず、着替えもせず、ダラダラと布団の上でPSP。ホント凄く面白くて熱くなるタイプのゲームじゃないだけに怖くなる。でもまぁそこそこ面白い。

つっても今日書くことはそれほど多くない。ただ、

 魔法使いと僧侶がレベル22になったので、それぞれ僧侶と超能力者に転職した

という話。剣マホがわかんない人にもWIZがわかる人ならニュアンスはくみ取れるでしょうけど、とりあえずWIZと違うのはレベル13で全種覚えてから、22でALL9になりそれが転職後も減らないってことですな。必然的に「やる人」ならALL9がデフォルトということになります。

で、一時的に戦力が下がるものの、ほどなく軌道を取り戻し、順調に先へ先へ・・・。マップのいやらしさはかなりのレベルに達しているが、こちらもキャラが育っているからマロールや回復魔法などのMPが足りなくて困るということはない。
※特に魔法使いから転職した僧侶はある気ながらMP回復するスキルがあるので、アイテムさえ気にしなければかなり長期的に潜っていられる仕様なのだ。

しかしさすがに先へ進めば進むほど敵も強くなり、ついに「こいつは倒せないなぁ」という中ボスに直面。相手からの攻撃が笑っちゃうほど強くて、

 1ターン目に前衛3人が死んで、かつレベルが下がり、その後灰にされた(実話)。

一気に灰にされたんじゃなくて、死んでまた殺されたみたいな感じがむしろ愉快(^^。やはり転職だぁレア武器だぁがあるRPGではこうした強力な相手がいてこそなのだ。つかそいつなんて、

 こちらからのダメージが1か0

ってのも凄すぎだけどね。倒せる時がホントに来るのか?って思うけど、まぁ鍛錬鍛錬。
で、地味に固定モンスターPOPから
※一旦中断すると視認可能なモンスター発生ポイントが復活する。
宝物を集めつつ地味にレベルアップ。つかかなり敵が強くなってきているけど、ボスとは比較にならないし、こちらも手応え的にはブレードカシナートレベルの剣や名前からして強そうな与一の弓などを手に入れてるのでかなり安定して戦える。

ちなみに剣マホは武器ごとに攻撃回数と攻撃力、主武装用か副武装用か、もしくは両手持ち用かが設定されていて、当然攻撃回数が1しかない武器を空振りするとダメージは0。でも攻撃力が高くなければ相手の防御力に
※剣マホはWIZと違ってAC=回避率以外に防御力もある。
遮られてダメージが通らない。

レベルが上がると戦士系職は「主武装用武器」を両手に装備出来る「二刀流」や、「両手持ち用武器」を両手にそれぞれ1本ずつ装備出来る「真・二刀流」などのスキルを覚える・・・らしいが、まだ真・二刀流はまだまだ先。魔法の使えない戦士でもそれを上級職より遙かに早く覚えれば、戦力的には上回る可能性も高い。つかこの辺りがまた心地よいジレンマなのだ(^^。

そう、今朝転職した二人のレベルが現在19と18まで上がっており、順調にプレイすればほどなくそれぞれが22に達する。となると当然

 僧侶→超能力者→侍
 ※もう一つの系統である召還魔法は召還師限定なので覚えずに最終職へ。

 魔法使い→僧侶→超能力者

は確定している。つか使ってみるとこの超能力者というのが「魔法壁召還」というある「一定ダメージ分物理も魔法も完全に防ぐ」というスキルが使えるのだけど、これがまことに使い勝手が良く、「MP自動回復」の僧侶同様出来たらパーティから外したくない。

この時点でメンバーは戦戦盗、侍超司となり、MPが有限になってしまう。
※反面攻撃力は底上げされる。
ある程度(転職後の二人がレベル13~15くらいになるまで)は今の場所でそのまま稼げるが、そこからの身の振り方にかなり思案している状況なのだ。

現在宝箱や鍵開けを一手に任されている盗賊がいなくなるというのはありえない。レベルももちろんだが、剣マホは武器を合成したり強化したりする際に、メインの元となる素材以外に補助的な消耗素材が必要になるため、常に補助素材の収集が欠かせないのだ。
※ちなみにその多くは買うことも可能だが、所持金とのバランスを考えると極力抑えたいのが本音なのだ。

 戦士をひとり外すか、司祭を一時的にベンチに戻すという選択肢。

現在の司祭はレベル40の素材すら鑑定してくれるが、いかんせんHPが低い。WIZでもそうだが、最終的に一軍に残る司祭はやはり転職組というのが本音だろう。特にこの剣マホのシステムでは比較的戦闘時に見せ場がないため、

 ブレスが吐ける上に現在パーティナンバー1のHPを誇る戦士

を司祭にしたい。が、一回で転職してしまうと「超能力が覚えられない」し、二回転職したらHPが低くなってしまう。
※転職するとマックスHPは半減する。
完全メンバーに「魔法が覚えられるのに覚えてない」キャラクターがいて良いのか。ここは非常~に悩みどころだ。

盗賊は盗賊で「どうも剣マホには盗賊の短刀がないみたい」なので、どこかで別メンバーにシフトしなければならない。ぶっちゃけ攻撃力的には忍者にしなくても十分過ぎるほど強いのだが、
※WIZは攻撃回数が職業&キャラクターレベルに依存していたが、剣マホは命中率がレベルに依存しているので、攻撃回数が少なく攻撃力が強い武器を持たせることで十分な戦力になる。っていうかたまたま強い武器を装備させているだけかも知れないが。

やはり魔法は欲しい。となると、、、

 戦士
 戦士→司祭
 僧侶→超能力者→侍
 魔法使い→僧侶→超能力者→召還師

という現一軍以外に、

 魔法使い→僧侶→忍者(忍者は超能力を覚える)
 超能力者→魔法使い→君主

も育てなければならない。現在の盗賊と司祭には悪いが一戦を退いてもらうか、盗賊は一旦僧侶魔法使いを収めてもらって錬金術師という道もある。いわゆる合成や鑑定をする職であれば、運の高さも活かせるだろうし、どっちにしろとんでもなく先の話。まずは侍が今の戦士くらいには戦えるようになってから、、、ってかなりそれも先の話のような気がするな。WIZで言えばレベル20くらいにはならないと、って思うと。

つかさ、

  意外と楽しんでんじゃんオレ。

ホントやってもらうとわかるけど、決して派手なゲームじゃないんだけどね。つか敵キャラとかなんてホント色替えばっかでどーーーーっでもいいようなデザインだし、レスポンスも最上とは言えないもたつきがあるし。

でも今日だけで10時間くらいプレイしちゃったりもしたし、やっぱ地味に楽しいというか、、、モンハンほど喜怒哀楽がないからなんか「人生を無駄にしてる感」があるのかも知れないな。つか攻略本が欲しいぜ。

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2008年9月 5日 (金)

新型PSPについて

新しいヤツが発表されましたね。画面が綺麗になって反射が少なくなって、マイク端子が付いてPSストアからプレステのタイトルとかPS3でやってた「まいにちいっしょ」みたいなサービスが直接ダウンロード出来るようになって、PS3経由であればアドホック通信同時プレイがネット越しに出来るようになって、角が取れて少し丸みを帯びて、バリューパックのメモステが1GBから4GBになったという新PSPが発表されましたね。
※他にもホームボタンがPSボタンになったとか(名称変更)裏側のデザインがちょっぴり変わったとかあるみたいだけどその辺は些細なところ。

重さが軽くなって薄くなってバッテリーが小さくなったという「なんかホントに持ちは変わんねぇの?」的で懐疑的な印象がぬぐえなかった
※他にメモリーが増えたらしいけど実際のゲームでその違いを感じるケースはそう多くなさそうな
弐号機と比べ、今度のはちょっと魅力が見え隠れ。

特に「全力で対応出来るようにしている」という「モンスターハンターポータブル2ndG」のネット同時プレイに関しては、この新型PSPのスタートダッシュの正否どころか、PS陣営全てのカギを握ると言っても過言じゃない気がする。X-LINKでも出来る(らしい)とは言え、PS3とセットじゃなければダメだとは言え、

 ボイスチャットしながら2ndGを一緒に出来る

というのは何とも甘美な魅力がある。
※まぁ360のボイスチャットをしながらX-LINKでもいいわけだけど。
※このために必要なPS3は無線LANに対応している必要があるため20ギガバイトモデルは対象外みたいな、、、つか外付けオプションで対応可能にすることは当然考えてくるだろうと思うけど。

「既にやりつくしたよ」という人もいるかと思う一方でファミ通編集部内のプレイヤー人口では今週号で(票数そのものは少なめとは言え)トップに返り咲いている。カンフルとなるイベントがあれば、十分再起動することもやぶさかではないだろう。っていうかその為にPS3を買うのもまんざらじゃない、FF13も出るだろうし、そろそろ、、、という人も絶対(多くはないかも知れないけど)いる。だからこそここはPS陣営にとって本当に重要なポイントだと思う。出来うるならば、

 モンスターハンターポータブル3rd

の発表があってもいいくらいだ。ついでに「ネット対戦対応!」と声高に叫んでくれたら言うことない。っていうかトライに裏切られても今勢いがあるのは携帯機だからむしろ「それなら話は別」とSONYもカプコンに有利な条件を提示する可能性だってある。
※例えばSONY主導での全国規模のモンハンイベントとかCMとか。

ただ、ぶっちゃけ「そういうことが出来る」ように作るのはそう簡単なことじゃないとも思うんだよね。X-LINKで実働しているとは言えそれは所詮非公式。ネットは分母次第で余裕だったことが一気に不可能になることもよくある話。逆に今まで楽しく狩りをしてたけど、ネットでやったら不具合ばっかで「むしろSONYは信用できない」という最悪のシナリオだってあり得る。

っていうかちょっと思ったけど、もし自分がカプコンの上層部だったら、「トライより3rd」って指令を出すね。いくらWiiの方がPS3より勢いがあるとは言え、それをPSPの2ndGと比較して「数字の予想、利益の算段が立つ」ようなものかと問えば、正直全然だろう。どう考えたってP3の方が(なんかペルソナ3みたいだけど)売れる。あとはいつ発表するかだけの話だが、、、

 クリスマス商戦の「新型PSPの目玉情報」として

2ndGと共に売る。当然データが移行できる部分は出来るし、出来ない部分は出来ないでいいと思うけど、

 特にヘヴィにモンハンやってた人なんかは、多くの人が「壊れかけ」のPSPを持っている可能性も高い。たとえ1タイトルでも400時間も600時間もハードにやってればそりゃいろんなところがおかしくなっても不思議はないし、

 そもそも加熱してプレイした結果の果ての故障であれば、むしろ否定より肯定。「こんだけ遊んだんなら新しいのを・・・」という発想にも繋がりやすいのではないか。もっと言えば「お古」を友達(なり兄弟なり)にあげて一緒に狩りを、という層もいるに違いない。っていうかウチなんかスゲェそうなりそうだし。

PSPは事実上「モンハン専用機」と称されることもあったが、そんなことはSONYにしてみれば全然問題ないと思う。要はハードを売ればいい。台数のあるハードの声が一番遠くまで届くのだ。そしてその為の布石として最も重要なソフトが「今ならある」。だったらそのソフトを最も活かせる機能を盛り込めばいい。

 モンハンP3はボイスチャットしながらWiFi対戦可!

これは効くだろう。つか絶対効く。効きまくる。ヘタしたらドラクエ9すらも食いかねないくらい効くような気がする(仮に同時プレイが二人まででBGMがなくなってしまうようなことがあっても)。最初「マイク」と聞いて何に使うの?って思ったけど、これか!これなのか!つか本気でこの仕様を可能に出来るかどうかわからないが、新型PSPの構想の中には絶対あったと思うね。スカイプ機能を織り込んだり、PS3と連携させるのももしかしたらその為の布石に過ぎなかったのかも、とも。
※ちなみにもし実現するとしたら「WiFiボイスチャットはPSP3000でしか不可」ってのも考えられる。っていうかその英断はしてもいい気もする。通常のアドホックだけでも楽しくて、そこから上も目指せるという上位互換。思えばプレステだってそうしてビッグになったんだし。

ちなみに今回の新型に際して僕が個人的に一番驚いたのは、

 旧PSPの液晶がコントラスト比600:1(新型は2000:1だったかな)
 応答速度が30ミリ秒(新型は8ミリ秒)

って話。昨今のPCモニターだとヘボいものでも1000:1の5ミリ秒。そんななの?そんなだったの?って感じだ。そりゃ発色も悪いし残像感もあるわけだ。っていうかだからこそ新型のスペックアップを素直に迎合できるようになったみたいな。

以下まぁ余談だけど、個人的にはDivxやXvidの動画や、普通のテキストやHTMLが読めたり書けたりして欲しいかなぁとか思う。つか今のPSP内蔵日本語入力装置ってスゲェ使いにくいじゃん?もちっと考えろよって思うね。「ゲームに使ってるのは16%」としながらも「実働してる率の高さは他ハードより上」と叫ぶならなおさらさ。つかいっそのことタッチスクリーンと携帯電話機能も付けちゃえばよかったのにな。そうすりゃ「iPhone対抗機の大本命」なんて肩書きも付いたのにね。

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2008年9月 4日 (木)

バンテージポイント

※今回の感想は特に独りよがりですので。

人の好みは千差万別で、ある程度波長が近いと思ってもそれはただの思いこみや勘違いである場合も多い。だからそれを踏まえつつ一度や二度のすれ違いを受け入れる度量というか、気構えが不可欠だと思う。

前田さんの超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/01067.htm

などはそれを何度も噛みしめている。

バンテージポイントはその前田さんの批評で95点という高得点をたたき出し、文脈からもそれが掛け値なしの素晴らしい物であること、非常に高い完成度と素晴らしい結末を持つ物だと伝わってくる。

ただ正直言うとバタフライエフェクトの際、「自分はそれほど評価出来ないな」という思いもあったりして、「辛口で言いたいことを気持ちよく書いてくれるから好き」という域を出ない批評家という位置づけになった。残念ながらそれが今回でも同様なのだ。

バンテージポイントの前知識はこうだ。

「大統領が暗殺されたところを周囲の8人の視点から多角的に描き、徐々にその真相が暴かれていくサスペンスアクション」

なるほど。ザッピングというのは過去いくつかの作品で取り入れられ、時に意外に時に気持ちよく物語が紡がれる手法としてとても素晴らしいやり方だし、キャスト的にも序盤にシガニー・ウィーバーを持ってきて上手くこちらの気を引きつつ終盤のデニス・クエイドがこれでもかと見せるのも上手い。

 全体的にそつなく上手いのだが、、、

僕的な感想を言えば「全然期待はずれ」だった。要するにラストのカタルシスが僕の望むそれとは全く異なるタイプのもので、前田さんの表現で言う「すべてが明らかになる最後の瞬間には、大きな感動と満足感が訪れる形になっている」というのは、僕にとっては「非常に小規模な犯罪組織の犯行だったのかよ・・・」という感じ。各所の見せ方が上手いのは認めるが、それはぶっちゃけ5cm四方の紙で折った鶴を開いたようなもので、折り紙選手権の素材になるような何メートルもある紙で折った龍の設計図とは違う。要するに、

 大きそうに見せてるが、実際はあまり(スケールが)大きくない

というのがどうにもスッキリしなかった理由だ。

また、基本ディティール一つ一つを見逃したら楽しさが半減するタイプのドラマなので、序盤から非常に集中して見ることを強要されるのもつらい。特に犯人グループは次々と変装を繰り返すので、「あれ?今のは、、、」という油断がどうしても発生してしまう。この辺りサスペンス系のドラマを見慣れている人ならたぶんそんなことはないのだろうが、自分的には本気で疲れたというか、辛かった。

苦言を呈したくなるポイントはまだある。窓際に人影が映ったシーケンスはちゃんと拾ったのかとか、カーチェイスが長すぎないかとか(あんだけの勢いでぶつかったら普通はまともに走らなくなると思うし→ああ何台この車つぶして撮ってるんだろうな~なんて現実に戻されたり)、結局犯人グループの狙いがなんだったのかだとか、、、「面白い映画」を作ろうという意識が出過ぎていて僕の描く「楽しい映画」「気持ちのいい映画」とは違う気がするなぁということだ。

サスペンスアクションが好きな、、、というかエッセンス的なバランスでは「サスペンスアクション」ではなく「アクションサスペンス」という感じなのだが、そんなテイストが好きな人が期待をせずに見さえすればそれなりに面白いとは思う。でも僕みたいにハリウッド系のB級アクションがスッキリわかりやすくて好きな人には、正直全然だったってのが本音だ。フォーンブースとかスナイパーとかそんな感じの着地点かな。評価は★☆(3/10)。少なくとも先日見たアーサーとミニモイの方が(セレニアがかわいかった分)楽しめた。つか★★★☆くらいは期待してたから結構裏切られた感じだなぁ。

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2008年9月 3日 (水)

最近のゲームライフとか

つかファミ通も買ってるし決してゲームという娯楽そのものに飽きが来たとかましてやヒマがないとかいう「うるせぇウンコ!」な答えを用意するつもりはない。ヒマなんざ寝てるヤツにはいくらでもあるんだ。

が、だからと言って今この瞬間傾注しているタイトルがあるかないかは別の話。剣マホはやればやったでそれなりにダラダラ遊べるし、
※ただしあまりにもダラダラしすぎていて現実逃避色が強すぎる。逆になんか怖くなる。
PSOだってモンハンだって詰むというところまではやってない。

 っていうかむしろ今何が自分のやりたいゲームなのかがよくわからない。

360の体験版に入っていたギャラガレギオンズもやってみたらやってみたで「なんか違う」って感じだったし、ファミ通のページをめくってもこれと言って買いたくなるようなゲームが見あたらない。360のハック&スラッシュゲー(以下ハクスラ)「TOO HUMAN」も正直な話難度が高そうな割にそれを「呑ませる」モチベーターが見あたらないっぽい。
※具体的に言うとスキルツリーに魅力が薄い。

もちろんディアブロ3は別格でやりたいが、未だ具体的な話は聞かないし、だったら昔少しやってほったらかしてるハクスラの「タイタンクエスト」や「ヘルゲートロンドン」「シャイニングフォースイクサ」の続きをやったり「ソーマブリンガー」や「ダンジョンエクスプローラー」を他のキャラでやったっていい。が、どこか面倒くさくなってる自分がいるのはなぜだろ。

つかそろそろポケモンプラチナがリリースされる(9/13予定)から、それを思い切って買ってみるというのもありかなぁとも思う。今さらと思う反面、前回のダイパはさほどやり込むというほどプレイはしてなかった。ましてや昨今の自分の忘れっぽさはハンパなく、半年も前のコンテンツはほぼ100%忘れているから、ある意味十分楽しめるんじゃないかという期待もある。

子供達に関してもその辺りは割と同じみたいで、ファイナルファンタジーXの続きをプレイしたり、友達とナルティメットヒーローをやったり、スーパーペーパーマリオをクリアしたりしてる長男と、カードヒーローやらどうぶつの森やらこれまたスーペーマリをやったりする娘がいたりする。つか余談だけど、「長男」と「長女」じゃないのは「長女」とするとその子が一番年上な感じがしてしまうと言う点と、「息子」とすると下ネタなニュアンスを含むことによる。

つかだからと言って毎回タイミングよくアクションを起こさなければならないようなシステムは正直煩わしく感じてしまうし、格闘アクションをパッドでやろうという気にもならない。

 要は年取っていろんなことが面倒になってきてる

ってことなんだとは思うのだけど、「楽しかったゲーム」の感覚だけはあるから、まるごと切り捨てる気にも到底なれない。

つか中古屋とかで何かフックする物はないかなぁと物色しようにもそもそも「何を探しているのかわからない」という状況、それも右も左もわからず、プレイしても「面白くない」と決断出来ないようなライトユーザーじゃないから始末に負えない。ジャケ買いしたら絶対ハズレるのがわかるのだ。それだったらまだ昔買ってほとんどやってない「大神」とか「メトロイドプライム3」とかやった方が遙かにマシなはずだ・・・。つかホントにやろうかしら。むしろ面白そうな気すらしてきたし。

 でもやっぱアクションアドベンチャーの謎解きって面倒そうでもあるんだよな~

以前から言ってきたことだけど、やっぱ「加速感」が欲しいんだよね。序盤からどんどんどんどんやりたいことや目指す目標が提示されまくって、「自分の欲望に追い立てられる」ような感覚が欲しい。「お、面白れーーー!!」とか言いたいのだ。

つかいっそのことPS3とか買っちゃおうか。っていうかそれはない(即答)。理由はあまりにもタイミングが中途半端だから。FF13のアナウンスがもっと明確になってからとか、年末商戦や年度末商戦とか新型PSPがリリースされたときとかに「動く」方がどう考えても正しい。別に今すぐやりたいゲームがあるわけでもないし。

つか本音を言うとパソゲーとかにもっと面白いヤツがある気がするんだよね~。僕がやってないだけで始めてみるとズブズブ頭の上まで浸かっちゃいそうなヤツが絶対ある気がする。「洞窟物語」みたいな傑作フリーソフトとか、あんましこれまでは手を出してなかったけどリアルタイムストラテジーの中には僕が楽しめるようなヤツもある気がする。

ちなみに「一番最近」(仮にそれが5年前でも)「これはゲームとして新しい!」と自分がそれまでほとんどやってこなかったタイプのシステムというか、楽しませ方だと思ったソフトはなんだろって思い返すと、意外と「つよきす」だったりするんだよね。ほっとんどゲームせずにテキストを読むだけ。忘れた頃にちょこちょこっと意味があるんだかないんだかわからない選択をするだけ。でも楽しめる、みたいな。あとはそうだなぁ、、、これと言ってないかな。

ああそう言えばこないだの雷の日に初めて「マクロス7」を見たんだよな。なんか結構かっこいい。でもキャラクターの「アキバ臭」が強すぎて(特に男性キャラ)
※何をもって「アキバ臭」とするかは個人差があります。
ファンには悪いけどちょっとキモかった。CGは結構なクオリティで河森正治カラーが良く出てるというか、もし違ったらどうしよう。

つか今回ネガティブだなぁ。つか実生活的にもなんもいいことがないから仕方ないと言えば仕方ないんだけど、こんなの読んでも楽しくないよなぁ。つか何かゲームでも始めるかな。でもテンション上がらないから今日も映画でも見て寝てしまう予感・・・。

●あ、ちなみに久々にバンククエストの話をしますと、ほとんどほったらかしでたまにHP確認して回復とかしてる程度で、お金は全然入れてませんね。やっぱ買う物がなくなったら入れる理由がない。そもそも「貯金をしたい」という目的のために買ったわけではありませんからね。「楽しそう」という引き金が既に引かれた後ではそれもまぁやむなしという感じ。ただ階数的には現在180階くらいまで来てますから、結構敵も強くてHPがガンガン減らされたりします。つか200階がどうなってるのかちょっと楽しみ。これまでボスが復活していたことは一度もなかったので、「サクッ」と街に戻されるだけなのか、たとえ一言でもメッセージがあるのか。つかネットで調べればすぐわかるかも知れないけどね。

●コレも全然関係ない余談。つか今回は全編余談みたいなもんだから逆に本筋と言ってもいいのかも知れないけど、キリンの「世界のキッチンから」シリーズの新作が結構微妙に美味い(褒め言葉)。ミントとレモングラスとグレープフルーツの炭酸飲料なんだけど、今までに飲んだことがない味。ある意味嫌みなほど爽やかというか、ミントは入ってるけど「キシリトールのライムミント味」よりレモンが強いというか、手放しでスゲェ美味しいわけじゃないけど、もう1、2本は買ってもいいかなぁという程度には美味い。つかこのシリーズは最初のはちみつレモンが一番美味かったけど、どれも限定生産なのかすぐに店頭からなくなるのが玉に瑕(きず)なんだな。

●この後「そう言えば・・・」と取引先の知り合いが「そればっかやってる」と言っていたネクソンの「テイルズウィーバー」を試してみた。つかダウンロード自体は2ギガ近くあっても速度が出てそれほど大変でもなかったのだが、IDやパスワードの入力が(ネクソンのIDとテイルズのIDが別にあったりして)結構煩わしかった。登録時に「確実に大文字」で入れているにも関わらず、小文字で入力したことになっていて、そのくせ実入力では大文字を弾いてきたりして「マジウゼェ」と思った。

ゲーム自体は、、、まぁチュートリアルの4つめで挫折しました(^^;。売店で何か「買ってこい」と言われて、その売店を15秒くらい探してムカついて止めた。歩くのは遅いはどこら辺にあるかのアドバイスもねぇは、ゆっくり読んでたら勝手にメッセージが送られるは、走っても遅いは、反応も遅いはで、

 さすがテイルズというだけのことはある。

というのが僕の感想。やっぱり僕の肌には合いませんでしたな。っていうかここで間違っても「テイルズ違いじゃないの?」みたいなツッコミはしないで下さいね。だからわざわざ最初に「ネクソンの」って書いたんだから。

080903grar● グラディウスリバースが今日からダウンロード可能になってるらしいとぐつさんのサイトに書いてあったので、非常に興味が沸くも1000円以上に「あのコントローラでやるのかなぁ」という思いが先に立ってしまってなんだかどうでも良くなってきてしまった。

スクリーンショット的にはどことなく新作っぽい気配もするけど、最近の流れからすると「1の焼き直し」、例えて言うなら、ファミコン版沙羅曼蛇のようなアレンジが加わった初代グラディウスという感じかな。みんなの感想次第では買ってもいいかなぁとも思うんだけど、、、やっぱちょっと微妙?

●9月2日は娘の誕生日で、僕からのプレゼントは「どうぶつの森Wiiが出たら無条件で買ってあげる」というものを快諾。つか年内に出るかもわからないソフトだけど、まぁ本人の希望でもあるし問題ないか。という感じ。

ちなみに我が家は割とクリスマスとか誕生日を尊重して毎回毎回ケーキを買ったり歌を歌ったりしてるんだけど、世間様はどうなんでしょう。こないだ妹に聞いたら「プレゼントが両親から別々に2個」というのはおかしくないか?って話だったんですが。

でももし子供達が無事に結婚出来るような未来が来るとしたら、その子供達にも(貧乏であんまし高いものは買ってあげられないかもしれなくても)なんかあげて欲しいなぁって思いますね。「もらえて当たり前」と教育されたら感謝しないかも知れないけど、いつかふと「当たり前じゃなかったのかな」って思った時にそのプレゼントの意味を知ると思いますし。

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明日は別段何かのソフトが出るワケでもなく、とりあえずいつもと違い水曜に休日。もちろん子供は学校だし、映画でも見に行こうかどうしようかという感じ。そう言えばこないだパートさんが「店長が勧めるので家族(祖母込み)で見に行ったらスッゴイ良かった!インディよりポニョよりカンフーパンダが最高に良かったです!」って言ってくれてスゲェ嬉しかったな(^^。特に「おばあちゃんが『DVD買ってもイイねぇ』って言ってましたよ!」ってのは僕にとって無情のホメ言葉。単位で言えば「1500嬉」くらい?もしまだやって見てない人は結構オススメですよ(^^。あくまでジャッキー好き、CGに抵抗がない人限定ですけどね。

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2008年9月 2日 (火)

アーサーとミニモイの不思議な国

080902serenia 長男とダラダラと視聴。つかリュック・ベッソンっぽくないと言えばぽくない素材だけど、ぽいと言えばぽいカット。ただ正直言って「どこかで見たような」感は散見されたというか、、、。

「アーサーとミニモイの不思議な国」は序盤失踪したおじいちゃん、出稼ぎに出てる両親と離れて暮らすアーサーとおばあちゃんの二人暮らしから始まるが、すぐさまグーニーズライクな借金取り立て&宝探しストーリーにシフト。ただその先がミクロキッズばりのミニマムファンタジーワールドにダーククリスタルのような(でもマペットじゃなくてCG)妖精の住む世界。

本来の声優はマドンナやデヴィッド・ボウイ、ロバート・デニーロなどそうそうたるメンバーだが、吹き替えもまんざらではなく、神木隆之介くんやGackt、戸田恵里香に永井一郎がかっちりと筋を一本通した感じ。つか戸田恵里香は正直かなりぎこちないのだけど、ヒロインの造形が、というかヒロインの造形と性格設定(ツンデレ)だけがCGのキャラクターの中で際だって出来がいいので、むしろそのぎこちなさすら魅力に感じられた。っていうかCGキャラクターは(正直好みはあるだろうけど僕的には)ホント魅力がなくて、彼女演じるセレニア王女以外はめちゃ微妙。つか敵役の魔王も

 オマエ、スターウォーズに出てただろ?通商連合役で。

と言いたくなる造形で、ホントさっきも書いたけど「どっかで見たことがあるような」感が終始つきまとう。

ただストーリー自体は小粒ながらちゃんと伏線を拾っているし、最後もボチボチハッピーエンド。嫌みな展開は何一つないので、子供と一緒に見る分には「100%健全」な内容と言えると思う。ほんのりラブエッセンスも僕好み。つかむしろその部分が心の支えになって何とか見終えることが出来たと言っても過言じゃないというくらい。

キャラはそんなわけでセレニア以外あんましなのだけど、背景関係はさすがに綺麗。ミクロキッズがミクロの決死圏から大きく飛躍したように、アーサーでもその進化は十分見て取れる。まぁハリウッドの最新VFXと比べたらやや弱いと感じる箇所もないではないが、それもマペット風キャラとの世界観すり合わせだと思えば合点もいく。

1から10まで傑作ではないが、ファンタジー、マペット、ミクロキッズ、ツンデレの中に二つ好きなものがあれば、見て後悔はしないはず。とりあえずクリス的には★★。両親がもう少しまともならよかったのに、って感じかな。小学生くらいの子供さんがいるなら、ハリーポッターよりオススメ出来るかも(★★★くらい)。つかハリーはちょっと子供には怖いしグロいと思うんだよね。僕的には。

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2008年9月 1日 (月)

失われていくものについて

形ある物は必ず壊れる。昔作ったプラモに埃が積もっていたり、背表紙が日焼けして真っ白になっていたり、電池が液漏れしてウンともスンとも言わなくなったり・・・。

「想い出は永遠」って言うけど、思い返さなきゃどんどん遠くなっていく。こないだまで覚えていたことが今どうしても思い出せなかったりする。友達の顔、名前、何か楽しかったような記憶だけがあって、でもそれがどこだったのか、誰と一緒だったのか、いつのことだったのか、、、どんどん曖昧になっていく。永遠に続くものなんてない。「形あるものじゃなくても」必ず壊れる日は来る。

伊集院が「大量にため込んだマンガや雑誌だけをストックしているアパート」が燃えちゃえばいいのにって言ったことがある。
※念のためこれは別に実際に火事になることを願っているわけじゃない。
もう読まないからなくなってくれて構わないというわけだ。実際僕も実家にあるマンガやビデオ、もしかしたらプラモデルやゲームも、二度とやらない、思い出さないものがたくさんあって、それらが消えてしまっても何ら困らないというか、辛くないかも知れないと思った。

 家族の写真とかも

確かにパソコンに入っていて、仕事場ではスクリーンセーバーとして機能しているが、実際アルバムを見返す人ってのはそれほど多くないだろうと思う。絶対ないとかみんながみんなそうだとは言わないが、ピンポイントで高頻度の箇所があっても、大多数は水面下、ヘタしたら地中に埋もれていくものがたくさんある気がする。

先日の大雨で、もしかしたら自分の身の回りにあるものが全て消失してしまう可能性について考えてみた。つか実際家が流されるような、床上浸水するような被害に遭われた方もたくさんいるわけだから、決して笑い事で言うわけではないのだが、自分が日頃「大切だと思っているもの」が無くなることを考えてみた。

 前向きになれるかどうかを考えてみた。

ゲームやビデオやマンガやその他諸々を全て失って、、、辛うじて仕事は(雇われているとは言っても実家なので)続けていけるか?という状況になった時、笑顔で次のページをめくることが出来るのか。パソコンもなければアドレスやパスワードもなくなってそれでもまだ自分は自分を見失わずにいられるのか。

 結構不安になる。

ぶっちゃけ数日はそのショックを拭いきれず、逆にそれが自分を認識することに繋がる気もするが、新たに「全て」を再構築するだけの、まぁ物理的な金銭面とか、テンションとか・・・。

ただ実際失ったHDDと共にエミュレータには全く触れなくなっているが、心に穴が空いている感じはあってもその穴を埋めようとしてない自分もいたりする。ブログを続けることで自分が自分のために楽しめることを探して、その楽しさを増幅するように綴る今という環境が失われても、僕はそれを再び元に戻そうとはしないかも知れない。

 失ってしまうものは、失われるべくして失われるのかなぁ

とか思った。もしかしたらそれはデータだけじゃなく、人間関係とか。消えてしまった携帯電話のメモリーには、こちらからは絶対連絡出来なくなった人が相当数いる。昔の友達や知り合い、こうして僕のブログを読んで下さってる方はまだここで呼びかければ連絡も取れるかも知れないが、遠くに引っ越しちゃったとか、他に共通の知り合いがいないとかになると、たぶんその穴はもう埋められない。

だが、

だからと言ってふさぎ込んでいても何も始まらない。長男にも頻繁に言うことだが、大切なのは工夫すること。考えることだ。無くしてしまって悔しいとか切ないとか、無駄ではないし、その思いを抑えきるのは実際無理だが、いつまでもそこに留まっていてもどうしようもないことはある。同じ過ちを繰り返さないようにしたり、あくまで前へ前へと歩いていく努力をしたり。昔の友達は友達で大切だし、会えば楽しく話も出来る。が、

 今必要かどうかと問えば、答えはNOだ。

「困る前に困る必要はない」。僕が中学生の頃悟ったことの一つだが、「このまま行くと近い将来非常に困るかも知れない」というレベルで今落ち込むのは、正直言って時間の無駄だ。もしその事象が実現したとしても、「どうせその時に十分困るし、落ち込む」わけだから、今二重に困ったり落ち込んだりしても、「ぶっちゃけ損」だ。それよりその辛さを綺麗さっぱり忘れて、むしろプラスのバイオリズムを高めて、来るべきマイナスを吸収させる努力をした方が遙かに有意義なはずだ。常に選択肢はある。1日、1時間、1秒・・・。常に自分には選ぶ権利がある。

 笑うか、泣くか

常に二択ではないが、悔やむ生き方はしたくない。時には「泣くのを楽しむ」のもいい。よつばと読んで「笑いに我を忘れる」のも最高だ。

 歳を取っていけばどんどん失われるものが増えていく。

いつまでも若くない。受け入れなければならない痛みも、きっと想像以上のものがいっぱいあると思う。

 でも全て受け入れなければならない。

目を背けていては前には進めない。前に進めない者は、前に進めない者は、、、前に進めないオレは、オレがオレを否定する。他人(ひと)がどうこう言うんじゃない。自分が好きな自分が自分を許さない。

 何を失っても自分は自分を肯定し続けるために自分を見失わない。

誓いではなく、言い聞かせる。

後悔はするな。常に後悔しない選択肢を選べ。1秒後から常に、常にだ。その生き方が自分を裏切らないということだし、善悪はともかく自信と存在を維持し続けてくれるはずだ。

つか考えながら書いてきたけど、こういう考え方は小学校の時も中学校の時も高校生の時もひとり暮らししてた時もなかったな。ちょっと大人になったのかも知れない。つか老けただけか?

ちなみにただいまの時刻は8月31日午前1時25分。5時間後には大阪に泊まりの仕入れなのでレスとか遅れちゃうかも。つってもコレがアップされるのは今から23時間くらい後なんだけど。

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