ディザスターデイオブクライシス~その2~
ホントはROLべったりなクリスですが、予約してしまったし、ついでにVF25(マクロスのプラモ。通商メサイア)が奇跡的にあればいいなぁと甘い夢を見ながらヤマダへ。
つか以前はヤマダがポイントと価格で一番安かったのだけど、最近だと明らかにアマゾンのが安いね。ビッグタイトルのようにコンマ1秒でも早くやりたいソフトならいざ知らず、誰が買うの?的タイトルの場合はのんびりアマゾンの方がいいかも。
※ちなみにメサイアは当然のようになく、ヤフオクの価格も上昇中。つかアマゾンの再入荷予定日が11月11日ってどんだけ?って感じだけど、むしろいっそのことトイ(DX超合金定価12600円)の方がいいかなぁとか思ったり。今からのんびり貯金して12月25日の発売日に買おうかなぁとか<なんか貯金とかイイ感じに子供っぽい。
さて、そんなタイトルと全く関係ない話はともかく、せっかくなのでやってみましたディザスターデイオブクライシス(以下DDOC)。
雰囲気はもうバイオハザード率90%。ゾンビとか化け物とかは出ないまでもキャラデザインの方向性やグラフィック全般が似てる。で、ゲームはメタルギアソリッド臭70%。「海兵隊崩れのレスキュー隊員だったが1年前に親友を亡くしてからはデスクワーク」なんて超ステロタイプな主人公。
つか以下直球の感想なのだけど、
思った以上に面倒なゲームだった。
とにかく壊すことが出来るオブジェクトが結構あって当然壊すのだけど、これが結構面倒くさい。中からは回復アイテムやステータスを強化するポイントなんかが出るんだけど、後者はともかく前者は普通にゲーム内で怪我をして「救急隊に助けを求めている一般市民」を助けるためにも使うのであながち無下に出来ない。当然どの箱に何が入ってるかなんてわかろうはずもないから全部壊しながら進む。それも
リモコンを数回振って壊す
のがかなり煩わしい。こんなの一振りで半径3mくらい全部壊れろよ、と思う。
また、中途中途に差し込まれるデモシーンが(飛ばせるとは言え)これまたかなりウザイ。要するに画質の悪いメタルギアソリッド4のムービーシーンみたいなもんだと思うのだけど、
テンポに対する配慮が甘い監督
という感じで、洗練さが足りない。直前にプレイしていたROLがまさにハイテンポの塊のようなゲームなのでいつもより割り増しで感じてるきらいはあるが、それでも「気持ちよく進む」とは言い難い。
振ったりポイントしたりと言ったWii独自系の操作に関してはまぁ予想の範囲内で、可もなく不可も無し。ただそれが、
決して面白いものになってない事実
は書いておきたい。
あとセーブは自由に出来ず、1時間ほどの章立ての合間にのみ可能で、中断もなしなのはかなり不便。
音声は全て英語で字幕表示。ただWiiだから字幕は小さすぎるということはなく、この辺りは360なんかよりずっと見やすい。が、同時にそれは精細さに欠けるということでもあり、こうしたビジュアル依存度の高いゲームには正直Wiiは不利だったかなぁと思わずにはいられなかったね。
「ディザスター」を謳い、それを前面に押し出してるからてっきり「親友の妹を拉致した秘密結社との銃撃戦」はおまけかと思ったらむしろそっちがメインで、序盤かなり興をそいだ。ぶっちゃけガンシューがやりたいなら他のゲームを買うし、普通にWiiリモコンのBボタンショットはやりやすいと思ったことがないのだ。
だから、もし買おうと思ってる人がいたとしたら、「基本はガンシュー」「ディザスターはおまけ」と思った方がいいかも。何が一番気に入らないってそこが一番気に入らなかったな。
クリスの評価は☆(1点)。1000円で買えば得したと思うだろうけど、4000円以上で買うソフトじゃなかったな。つかオレも見る目がなくなったというか、
他に最高に楽しいソフトに巡り会ってるのだから、思い切ってキャンセルの電話を入れればいいのに、
とも思った。まだまだ甘いね。
ちなみに長男の友人に続きをやらせたところ、「まぁこんなもんかなって感じ」というリアクション。そういうソフトです。
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