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2008年9月21日 (日)

贅沢の話

小さなネタで話し始めるとどうがんばって膨らまそうにも限界はある。だからタイトルだけ見て「ほほう贅沢の話、略して『ぜいばな』か」とほのかにでも期待をされるとツライ。

つか「贅沢」というのは人によって大きく異なる。何百万もする車に乗るのが贅沢か。海外旅行行くのが贅沢か、歳不相応な若い嫁さん貰うのが贅沢か、、、それは確かに贅沢だ。でも前の二つは別段贅沢とは思わない。

以前誰かが言ってた贅沢に「砂漠で熱帯魚を飼う」というのがあった。熱帯魚は非常にデリケートな生き物で、温度だけじゃなく水もエサも「最適」が求められる。昼はクソ暑く夜クソ寒い砂漠というハードコアな環境でその最適を維持するのは確かに難しく、確かにそれは贅沢と言えるだろう。だが、ぶっちゃけそれを僕がしたいかと言えば答えはNO。高級車にしても「傷つけられたり盗まれたり、自分が運転するにも気を遣うし、燃費も悪いだろうし・・・」むしろ疲れることの方が遙かに多そう。海外だって飯や水が合わない可能性の方が高いし、そもそも往復の飛行機でグッタリじゃないか?素晴らしい景色だって、ぶっちゃけ日本にもいっぱい見てないモノはある。とりあえず見えたオーロラより、雲、時間、温度、湿度が完璧な普通の日本の夕焼けの方がハートに来ることは往々にしてあると思うのだ。つか満開の夜桜より綺麗な花は世界中どこ探してもないと思ってるし。

もちろん僕とは真逆でそういうものに「贅沢感」を抱く人がいてもなんら不思議はない。知り合いのバイヤーが「一生のウチにぜひ手に入れたい腕時計が、、、」というのも、強い思いを受け止めるだけの魅力をその人その物が抱いていれば、他人がとやかく言うのはまったくもって筋違いというものだろう。

さて、そんな「オマエの贅沢はこんなもんか!」と言われるのを遠回しに抑止しておいて僕の贅沢の話に入る。つかあまりにもくだらないことが多いのでその旨ご了承の程を。

●氷を残す

一般のご家庭の冷蔵庫事情がどうなっているのかわからないが、我が家の冷蔵庫は一応自動的に氷が出来る機能が付いている。が、もちろんその為には定期的に水をタンクに入れねばならず、入れたからと言って一瞬で氷になるわけではない。だから夏場需要が供給を上回れば、冷凍庫の氷はみるみる減っていく。風邪ひいて熱出したりしたら氷枕に大量に食われることもある。

 しょせんはただの水。

お酒を飲まないのでコンビニとかで美味しい氷とかを買ったりもしないし、待ってれば一晩もせずに出来上がる。まめに補給していれば切れることもない。

 しょせんはただの水道水で作った氷。

なのだが、僕は自宅でジュースを飲む時にほぼ必ずと言っていいほど、

 氷の高さまでしか入れない

というこだわりがあったりする。コップはそれほど大きくなく、たぶん一杯150か180mlくらい。最初に入れられる限界まで氷を入れると、実際入るジュースは70mlくらいだろう。ヤクルト1本68mlだったような気がするから、ホントに少しと言えば少しである。

で、それも当然一杯目より二杯目、二杯目より三杯目の方が氷の高さは、、、

 今回こんなミニマムな話ばっかですよ!?

気にせず進めます。

だから最終的には1cmくらいの氷に1cmくらいの高さまでジュースを入れて飲むことになる。要するに「ちょっぴり薄い」方が好きだったりするのだ。
※ちなみにこないだのジュレップソーダは別格で、ペットボトルのまま飲む。あれはあの濃さがベストだと思っているので。

 そんな僕が「氷を残す」とは!贅沢以外の何物でもない!

つか追加するのは嫌なんですよ。面倒だから。でもって量も大量に飲んじゃうから。つかある意味コップ一杯分の氷がなくなる程度の量しか摂取したくないわけですね。でもその程度は摂取したい。はい大丈夫です。誰も同意していませんから、あなたひとりが否定派ではありませんよ。

●スイカの真ん中だけ食う

さっきとは打って変わってみなさん同意できる贅沢がこれです。確かに(スカスカの最悪なヤツは別として)美味しいスイカのセンターサークル、切った後だとトップオブザワールドほど美味しいポイントはありません。あそこの一口がその後の人生を左右すると言ってもなんら過言ではないでしょう。「そこだけ食う」なんという贅沢なことでしょうか。

 つか、

ぶっちゃけそれは贅沢すぎます。正直な話、トリュフだとかキャビアだとか別に食いたいとも思いませんし、美味しさを知っている中トロとか松茸もあんまり自分のサイフで食べたりしないので贅沢な感じがない。でもスイカは違う。たとえ1個1000円もしないスイカでも、巨大な体躯が冷蔵庫を長期間占拠し、そのほかのパーツを捨てるわけにはいかない。そう、捨てるというのは

 贅沢ではなく悪。

その悪の道に足を踏み込まない限りは、自分ひとりでは決してその贅の極みを手に入れることはままならないのです。犠牲なくして人は幸せになれるのか・・・少なくともスイカの真ん中に関してだけ言えば、答えはNOです。

っていうかいくら贅沢な料理でも、スイカの真ん中だけとかメロンの「種のすぐそばの超美味いところだけ」とかを食わせてはくれませんよね?あれはたぶん「贅沢過ぎて悪」だからだと僕は思います。

つか子供の頃一度だけお父さんが僕のスイカのトップを一口食べたことがあったのですが、今でもそれを覚えてるほど悔しかったわけです。せつなかったわけです。ぶっちゃけショートケーキのイチゴなんざくれてやる。あんなのは「一番美味しいイチゴ」じゃない。スイカと一緒にするな!スイカの中心はそれほどまで厳粛で高貴な聖域なのだ!

●歩きながら食べる

歩きながら食べるのはハンバーガーやポテトではなく、バイキングで焼いて貰った肉の話。つか肉に限らず食べ物にはそれぞれベストな状態というのがあるわけで、熱い方が美味い、冷たい方が美味い、出来たての方が美味い、熟成が進んでた方が美味いなど、「一番美味い瞬間」がある。そんな中、バイキングの肉は目の前で焼いてくれたりしてる割に順に皿に盛られ、並べられ、それを貰って席に向かったりする。

 つかもったいないだろ!

僕は箸を持って肉焼き師の前に行き、焼き上がった直後のヤツを食う。バイキングは往々にして量を食わねば損をすると思われがちだが、僕的な美学から言えば「不味いモノをいくら食ったって損」。パイナップルでも一番美味しいところを食うヤツが贅沢であり得をしているし、肉やスパゲッティなんかも出来たてをマッハで食うことに心血注いだ方が絶対かしこいと思う次第。

つか猫舌の人ってのはスゲェ人生損してる気がしないでもないけど、当人にしてみれば「ベストな美味さ」がアツアツではないわけで、余計なお世話なのである。ちなみに僕は大抵のモノは出来たてが一番だと思うし、結構な熱さでも(半分ヤケド覚悟でも)食える方だが、その昔食べたモスのアップルパイだけはご遠慮願いたい。スレンダーでコンパクトなフォルム、思わず一口バックリといきたくなるでしょ?行っちゃダメなんだこれが。なぜかって?

 口の中の皮が気持ちよく剥けます(実話)

あれはもう100度とか超えてるね。つか今はもうないかも知れないけど、確かにPL法に触れるからなくなっても何ら不思議はないな。

●ISOのままHDDに置く

まぁグレーだとか黒だとかの話はともかく、借りてきたDVDは大概すぐ見ずにISOファイルにして焼いたりするじゃない?でもたまに「これはすぐまた見るな」と思うようなのもあるんだよね。映像的に高密度で一回の視聴では拾いきれないようなヤツとか、とにかく気持ちよく見せるシーンが多くて「耐久力」が高いヤツとか。そういうのを9ギガのままHDDに入れっぱなしにしておくってのはもう凄い贅沢だといつもながら思う。大体僕なんかはケチンボなので2層も1層に圧縮しちゃうわけだけど、やっぱそうすると画質も落ちるわけですよ。
※アニメとかはほとんどそういうのないけど、CGがバリバリ使ってあるハリウッド系のヤツなんかは1層にしただけでかなりブロックノイズが見えたりするんだ。

つか今回の贅沢話の中でこれが一番「普通の贅沢」な気もしないでもないというか、とりあえずお小遣いを全部HDDに回してしまえばいいのに、とか思ったり思わなかったりだ。つかみなさんはHDDにどのくらいの空きがあれば安心?自分今130と140で270くらい空いてるんだけど、

 不安でしょうがない。

なぜなら、こないだ消えちゃったエミュ関係をごっそり再構築するのに正直手狭な感じがしちゃうので。
※入れるだけなら入れられるけど、空き容量がなくなる不安、みたいな?

つかこの感覚ってFFでエリクサーが使えない、ポケモンでふしぎなあめが使えない感覚に近いかもな~。今やってる剣マホでも、所持金が200万を超えた今ですら1000円のアイテムを捨てるのにためらいがあるもんな。

とりあえずHDDが10テラくらい欲しいぜ。今だと12万くらい?イカス!新PCは裸族のお立ち台をチェーンして10テラHDDの地デジ録画機とかにしてみたい感じ。RADE組んでも5テラ。まさに贅沢。別にCPUとかGPUはそこそこでいいです。VISTAにしたいわけじゃないんで。
●出来たてのお土産を食う

さっきの肉にも似てるけど、こちらは「普通は絶対食えない」ところが違う。要するに「日持ちする食べ物」の出来たてを食う話。つかある意味「おモチ」とか「スルメ」とかもそうだと思うけど、僕が感じたのは(つか前も書いたけど)「ON千万十」<つか何コレ?「温泉饅頭」がどこをどう間違えるとここまで・・・。まぁいいけど、温泉饅頭の出来たての美味さたるや、

 これを贅沢と呼ばずして何を贅沢と呼ぶ

というほど美味い。薄皮、ホクホクのアンコとフワフワのボディ(つか正式に何て言うの?)、味と香りも完璧。一個60円とか80円とかなんだけど、価値レベルだけで言えば10倍は高付加価値だね。

今週の週間アスキー「カオスだもんね」で『歌舞伎揚』なるお菓子が取り上げられていたが、あれもまた「出来たてならでは」の美味さがあるのだろう。あるに違いない。そう多くはないだろうが、もしチャンスがあるなら、今後ともぜひ「狙っていきたい」贅沢と言えるだろうな。

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つか「贅沢≠無駄遣い」で、「贅沢≒もったいないと思えること」のような気もするね。冷えてれば美味しいはずのジュースや果物をヌルいまま食べるのもなんか贅沢な気がするし、雑誌を持たずにトイレに入る、、、というか昨日なんかはウンコしてる途中でPSPのバッテリーが切れて、「スゲェもったいねぇ!つかこれってある意味贅沢?」みたいな。でも同時に室温、モニター、体勢など最高の状態で触れることが出来た大作ゲームや映画もまた贅沢な気もする。つーことはやっぱ一概に「もったいないこと」が贅沢というわけでもないというか、それでも「オレにはもったいない」「オレにこそ相応しい」のどっちが贅沢度が高いかと言えば前者な気もするし・・・。まとめると、

 オレがオレを見て羨ましいと思うような状況およびアイテム

こそが贅沢というところか。だからマクロスを見て「うぉぉぉぉ面白れーじゃねぇか!」となってる状況はやっぱ贅沢なんだと思うし、いくら高くて新鮮な大トロでも「うわっアブラっこい・・・」って思えばそれはもう贅沢じゃない。美味い、楽しい、面白い、幸せは贅沢に通じるが、高い、珍しい、貴重(希少)は必ずしも贅沢にはならない気がする。

「気の持ちよう」と言ってしまうと身もフタもないが、以前書いた「幸せとは」と同様贅沢もまた絶対的な価値ではなく、十人十色相対的な感覚だよなぁとシミジミ思った次第。

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