紀元前1万年
僕が「好きな映画ベスト10」を考えた時、「インデペンデンスデイ」と「デイアフタートゥモロー」が入ってくるわけです。ええみなさんがどう思おうと、僕のランキングには入ってくるわけです。もっと言うと僕はハリウッドゴジラにも肯定的だったりします。賛否両論どころか大幅に否定されたあの作品でも僕は結構楽しめたりしたのです。もうズバリ言いましょう、
僕はローランド・エメリッヒのファンなのです。
でもなぜ僕は今日DVDでこの作品を見ているのでしょうか。ファンなら映画館に行って当然ではなかろうか。
まぁその程度のファンなのです。
そんな「にわか」エメリストな僕から見た紀元前1万年は、、、
ズバリ大したこと無い。
作品でした。なんつかCMからもオーラが全く感じられなかったというか、そもそもカタルシスとなる場面がほっとんどない。主人公は終始自信もカリスマもないでも彼女を守りたいだ助け出すだと口先だけののび太。親父さんは偉大で、ぶっちゃけ運を味方にした点は否定出来ないが、
見てるこちら側を引き込むにはあまりにものび太過ぎる。
つか中盤ちょこっとだけ顔を出すドラえもん(ネコ型サーベルタイガー)も早々いなくなっちゃうし、誰を頼りにしてしずちゃんを救い出せばいいの?
実際絵的にコストが掛かってるシーンはたくさんあるんだろうと思うんだけど、いかんせん「リアルであっても凄くない」場面ではこっちのハートには来ないんだよね。もうブロントザウルスが映るだけで「おお~っ!」ってなるようなウブはいないわけですスクリーンのこちら側には。
展開的にも妙に素直すぎてむしろ肩すかしの連続。最後もなんだかよくわからないまま強引にハッピーエンドにされたみたいで、、、
エメリッヒ監督、どうしちゃったんだろ。
ってのが僕的な本音。ただ娘(小3)の反応は悪くなく、
※途中何カ所も注釈的説明は必要だったけど。
オススメ出来るとしたらそのくらいの年齢層か。僕的な評価は0点か、甘めに付けても☆(1点)。全然期待してなかった最低限の期待すら裏切る出来でした。私的ラジー賞。
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