中一数学
※ネコの話だけでは短すぎるので・・。
長男の数学の問題に微妙にふさぎ込む。つかまぁこういうのは歳を取れば取るほどわかんなくなる話であり、日常使わなければ使わないだけ忘れ去っていく話であるからして、今現在「クリスそんなこともわかんねぇのかよ」と言われてもそれはもうしょうがないのである。軽く釘を刺しつつみなさんに問いたいと思う。ある意味Qさまのプレッシャースタディを見るような感覚かもしれない。
つか問題的には
片道20kmの目的地に向けて行きは時速40km帰りは時速30kmで往復した場合何時間かかるでしょう
みたいなヤツだ。数値はうろ覚えだが、「距離÷時速=時間」であるからして
20÷40+20÷30=X
で正解になるはずである。だが問題は、僕が「正解を導きたい」わけではなく、その考え方、概念的なことを含めて長男に理解させたいと思ったことだ。要するに
A=距離 B=時速 X=時間として、
※「/」は分数ね
「A/X=BをX=に直せ」
わかりにくかったら紙に書いてくださいね。A/Xは「X分のA」ってことです。はいすぐ出来ますか?現役ならまぁ問題ないと思いますが、30歳過ぎるとだんだんこういう考え方は廃れてくるもんだと思います。つかちゃんと考えてくださいよ。そうしないと僕が結構孤独になってしまいます。
答えは X=A/B
です。これは先ほどの距離÷時速=時間の関係からもすぐに出ます。でもまずここで僕はすぐ式が出なかったんだよねぇ情けない。で、かみさんに聞いてみたところ、
・両方にXを掛けて A=BX
・両方をBで割って A/B=X
ふむ。それって一気に出来ないの?今思えば簡単なのだけど、その時は結構頭がパニクって答えがでなかったんだよね。
正解は、 両方にX/Bを掛ける
ふむ。これでよし。みなさんも「バカだなぁ」と思いつつもここまでは普通に理解出来ている人のが多いでしょう。大体僕らより若い方で、僕のブログのような回りくどい話に付いてきてくれている人なら、そんなに難しいどころか簡単なはず。
さて、ここで僕の疑問(本題)です。
X/B(時間÷時速)って何?
(距離÷時間)に(時間÷時速)を掛けると(距離÷時速=時間)が出るのはわかる。そういう式だから。でも「時間÷時速」ってものそのものがよくわからない。単位を付けるとしたら「h/km/h」?つか学生時代も「割るのは常に距離」であって時間や時速を割るケースってのはあんましというか全くなかった気がする。つかこれで求められるものって何なの?例えば時速なら「1時間あたりにどれだけ移動出来るかを表す単位」が例えば求められるとするじゃない?そのまま字面を追っかけるとするなら、
時速1km/hあたりにどれだけ時間が経つかの単位????
全然わかんねぇし。誰か僕をスッキリさせてくれ~・・・ん?待てよ、、「時速1km/h」ってのがそもそもうさんくさいのか?「時速」ってのは暗黙のお約束的に「1時間あたり」というバシッと決まった尺度があって、時速1km/hよりめちゃメジャーじゃん?・・・
つかやっぱわかんねぇ!
中二の頃のオレなら答えられたのか?この疑問に。つか何かを見過ごしてるんだよな。絶対。つかそんな気がする。
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コメント
呼んだ?現役の対中学受験家庭教師の鼎胤でございます♪
正直に申し上げて細かいこと気にする必要は全くありません(笑)
きちんと問題を解くための知識さえあればいいんですよ
何せ最近の公立校の子供は九九すらまともに言えない子が増殖してますから・・・
とりあえず速度の問題は確実に常識だけ覚えておいて貰えばOK
一番判りやすい
速度×時間=距離
これだけで十分
後は問題によって判らないことをxでも□でも好きなものに置き換えて計算すればいいだけ
ただそれだけです
家庭教師する際に生徒に散々言っている事ですが、易しい事を難しく説明するのは自分を偉く見せようとしているだけの馬鹿のやる事だから無視をしてよろしいと
本当に判っているのであればどんな馬鹿にでも理解出来るように噛み砕いて説明できないと駄目なんです
この先生何こんな馬鹿な事言ってんの?こんなの判って当然じゃんってレベルまで落とせれば最高ですね
でも最近の先生はそう言われる事に対して自信がないから、難しく格好のいい事言って説明しようとする
だから余計に馬鹿が増殖するのです♪
だから正直最近の出来の悪い教科書や参考書の言ってる事は結構無視してOKですよ(笑)
細かい事は気にしないのが一番♪
投稿: 鼎胤 | 2008年9月17日 (水) 09時11分
そんで追伸
概念含めて私が授業する場合の流れ
まず20kmの道のりを時速40kmで行ったらどれだけ時間かかるかな?と訊く
そうすると先にあげたように
速度×時間=距離であることから
40×□=20
という式に置き換えることが出来、□を求めるには
□=20÷40=1/2となります
次に同じ距離を時速30kmで行った場合を考えると
30×□=20
という式を作ることが出来て、同じく□を求めると
□=20÷30=2/3となります
問題は往復でどれだけ時間かかったかを聴いているので
最初に求めた1/2と次に求めた2/3を合計すればいいので
1/2+2/3=7/6=1時間10分となります
最初のうち、特に慣れない内は物事は出来る限り分割して、ゆっくりと一つづつ組み上げる形にすれば大丈夫だと思いますよ
朝は時間なかったので観念だけだったので一応解説も足してみました♪
投稿: 鼎胤 | 2008年9月17日 (水) 23時04分
丁寧なレスをどもです鼎胤さん、クリスです。
こどもにも正直「そう」としか教えられなかったですし、
僕自身子供にはそれで十分だと理解しております。
※どっちにしろそれ以上は踏み込めなかったので。
でも僕自身にはそれではダメというか、「本題」は
子供への説き方(≠解き方)ではなく、僕が僕のために
X/B(時間÷時速)って何?
ってことなんですよね。「そういう計算式だから」
と言ってしまうとなんか負けのような気がして・・・。
※でもそれしか答えようのない疑問なような気もしてたり。
もっと言うと「時速÷時間」でもいいです。いつも距離ばかり
割っていましたが、時速や時間を割ると何が出るのか
なんて子供の頃は考えようともしませんでしたからね。
つか自分がもっともっとずっと頭が良ければきっと
自分で気の利いた答え(例えそれが正解ではなくても)
にたどり着ける気もするのですが、なかなかどうして
難しいものです。歳とったからよけいに頭が固くなって
るってこともありますしね(^^;。
投稿: クリス | 2008年9月17日 (水) 23時57分