僕たちと駐在さんの700日戦争
お気楽なドタバタコメディを期待しつつ、市原隼人ナンボのもんじゃいと借りてみた。つか子供達の食いつきはかなりのものだったのだが、
正直僕的にはきつかった・・・。
何がキツイかというと、「実写」なのがどうも違和感の残る雰囲気。序盤みんなが高速でママチャリ(市原隼人のドラマ内でのあだ名)を置いてけぼりにするところ一つとっても、
なんで?
って感じでどうにもこうにも疎外感を受けてしまう。もともと原作内では主役ではなかったママチャリを俳優のネームバリューからか大きくフィーチャーし過ぎてしまって、彼のカットひとつひとつに必然性が薄いモノになってしまっている。アップのカットがかなりあるが、
ファンになら?
という気持ちが終始拭いきれなかった。
彼は確かにカメラ映えがするとは思うが、正直演技が上手いとは思えない。玉木くんと比べてカリスマは明らかに薄いと思う。
※まぁ僕の好みかも知れないが。
だからそれにフォーカスが当たりまくってるのにどうしても抵抗がある。
またストーリーに関しても、作者の稚拙さがそのままマンガチックに出ている感じで、アニメならばまだ通ったところが、実写ゆえの違和感に終始さいなまれる形になった。これは年齢が行けば行くほど強く感じるのではないかとも思うが、男女間の温度差もあるかも知れない。
原作まだ続いているようで、作ろうと思えば2作目、3作目も可能な設定(既に高校生ではないが、高校生として撮ることが出来ない年齢でもない)だが、1作目を見た限りでは2、3作とパイはどんどん小さくなっていくタイプの素材じゃないかなぁって感じだったね。クリス的には☆。子供達の印象的には★★★って感じかな。
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