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2008年10月31日 (金)

プレイステーション3狂想曲

つか自分で書いておいて言うのもなんだけど「狂想曲」ってのはダサいな。でも座りがいい。何つかそんな感じ?みたいな。

今日は仕事が休みで、ヤマダが10時半開店。片道20分ほどだから、まぁ開店40分くらい前に着けば十分1番が取れるだろうという算段のもとに起床。計画に狂いはなく、無事9時50分頃到着し、1番。周囲に車もないのでのんびりスリザーリンクをやりながら時間をつぶす。つかいろいろ試したけど、真の意味での「暇つぶし」として有効なのはスリリンだけかも知れない。

ほんの5分ほどして2番手が到着。でも車から降りようとはせず、スタンバイ体制。以後何人かが出入り口周辺まで来ては「開店時間が10時じゃない」ことを確認しては車に戻る形。

 つか気が気じゃない。

いつ誰が並び始めるのかと思うと正直ヒヤヒヤである。つか昨日の時点ではオフの友人が「PS3なんて全然だって!絶対買えるよ」と息巻いてオレを油断させようとしてきたが、
※ちなみにその友人は初代60ギガ版を持っている。

 「オレは油断しないから」

と一蹴。つかここでも気が気じゃないならさっさと並べばいいや、と10時10分自動ドアの前に着席。つか結構寒かったので体調を崩してしまうかも、とは思ったが、一旦並び始めたら引っ込みは付かない。DSを手に時間をつぶすしかない。

しばらくして2番手、3番手が順に増え、開店時には7、8人ほどが列を作った。

 ぶっちゃけ人数的には決して多くはない。

が、問題は自分が買いたいのがプレイステーション3のリトルビッグプラネット同梱版だってことだ。もしかしたら台数が1台しか入らない可能性だってある。ヤマダはポイントバックが5%になったので、
※一時期1%になってたんだよな。ゲーム関係は。
たぶん近所でも一番安い店なはず。わずか8人でもそれがそのまま倍率になる可能性だってあるのだ。

果たして僕は1番でレジに向かい、

 「リトルビッグプラネット同梱PS3予約なし!」

と雄叫びを上げる。ウォークライのスキルを使ったことで周囲のプレイヤーの攻撃力が10%ほど上がったが、もともとただの人なのでさほど大きな違いはない。

 「お色の方はいかが致しますか?」

 「黒で」

 「あ、やっぱ待って!何色があるんだっけ?」

 「ブラックとシルバーと・・・」

 「シルバーで!」

つか予行演習の時点では「シルバー・・シルバー・・」とうわごとのように繰り返していたはずなのに、本番ではすっかり真っ白になって忘れてしまっていた。だって、

 その7、8人が全員PS3目当てだったんだもの。

だがまぁ無事にシルバーのPS3をゲット!つか、自分のすぐ後ろの人も、

 「あ、前の人と同じ物を・・・」

って言ったのにはちょっとビビッた。っていうか、

 「今日は何台くらい入ったんですか?」

の質問に、

 「えぇ・・・と、各2台ですね」

「!!」マジか!?つか一瞬でも遅かったらオレ様はシルバーのリトルビッグプラネット同梱版が買えなかったってこと!?あぶないあぶない。友人の言うことを真に受けて油断しまくらなくてホントよかったぜ!っていうかさすがオレ。昨日電話でヤマダのねぇちゃんに、

 「じゃあ1番で行けば必ず買えますね!」

と有言実行しただけのことはある。つか有言実行はゲームを買うために並ぶ時だけな僕だが。

さて帰路の途中でお支払い済みのシールを剥がし、パッケージを開く体勢に入るが、帰る途中で助手席から転げて落ちてしまったりしたらそれこそ死ぬほど後悔すると思ったので、途端に運転が慎重に。

帰宅してまずするのは、

・Wiiの無線LAN化とD端子→S端子変更

・PS3用のコンセントとLANケーブルの確保

・ゲーム周りのお片づけ

と言ったところ。ちなみに今回は先ほどの友人が

「オレ様HDMIに取っ替えたからテメェにD端子ケーブルをやってもいいが欲しいか?ホレ、欲しいか?」

と言って下さったので、

「頂ける物は何でも頂戴しやす」

と出費無しでコンポジットからD端子に変更になった。マジ感謝。つか接続関係はまぁ面倒だがトラブルもなく滞りなくつつがなく進行&終了。晴れてPS3の電源をオーーーン!

 つかまぁPSPみたいな画面なわけだが。

クロスメディアバーだからさほど綺麗に感じないのも無理はないっていうか、

 ぶっちゃけついさっきまで標準画質(たぶん640*480)で出力してたことに気づかなかったんだよな(^^;。解像度が低い=フォントが大きいわけで、画面自体は(ややボヤけ気味ではあるものの)とても読みやすかった。文字が大きいから。

で、次は早速アカウント設定。あらかじめ予習しておいたので、アメリカの体験版も何とかダウンロードできる心づもりではいたが、まずは日本版。やりそうな体験版を全てダウンロードすべく、メールアドレスとかアカウント名とかを入れてみる。つかこういうのは大概「CRIS」が使われているので、最近はちょっともじって「CRISARIS」にすることにしている。こいつは使われていたことが今まで一度もないのだ。

ダウンロード中にたまたま勢いで入れていたリトルビッグプラネットが起動。そのまま少しだけプレイしてみる。

 まぁ普通。

別段取り立てて言うほどのこともない。っていうかマリオギャラクシーと同じくらい自分には魅力無しというか、この時点では評価は0点。こちらのテンションが低い点も査定に入ってしまってはいるが。

で、続けてどんどんダウンロード。つか、PS3は360と違って、

 ダウンロードしただけじゃゲームができない

のな。それらは全てアーカイブなようで、そこから改めてインストール作業が必要になる。つか

 そのインストールはバックグラウンドでの実行不可!

ときたもんだ。マジゲンナリであるが仕方ない。360と比べ新作のリリース頻度は少ないだろうから、最初にガツンと大量インストしておけばしばらくはやることもなかろうて、、、と思ったが1本1ギガクラスのタイトルだとインストだけでも10分以上掛かったりする。普通に飯とか食えちゃうくらい待たされたりする。つか待たされ過ぎだろっ!って思うが仕方ない。最新ハードの体験版はそうまでしてもやりたいのだ。買う気はなくとも体験版。体験版さえあればご飯3杯。めんつゆが薄くなっても平気なのだ。

さて、一通り日本の体験版を落としたらいよいよアメリカの、、、と思ったがやり方をスッキリ忘れていて最初で結構つまずく。が、転んでも泣かないでがんばった結果、一番←のユーザーを新規で登録しないと新しいプレイステーションストア用のIDは取れないご様子。それも住所のアメリカの州とそのPOST番号がフィットしてなくちゃならないらしく、ここでもちょっぴりつまずくが無事通過。
※ちなみにニューヨークは10012らしいです。調べてくれた人に感謝。

ま、何にせよ懸念していたモーターストーム2も無事ダウンロードできてホッとしたのもつかの間、今度はあらためて始めたリトルビッグ、、以下LBPのマルチプレイが今ひとつ上手く行ってない。具体的に言うと、

・サーバーに接続できないと表示される
・プレイヤーの選択肢がなんかおかしい(登録したはずの娘の名前がない)

初日なので繋がらないかと思いつつダメもとでサポートにTEL。5分ほどで繋がったので、マッハで言いたいことを言いまくる。つかサポセンには毎日どえらい数の電話が掛かってくるだろうけど、たぶん一番短時間に一番しゃべった客だったんじゃないかというくらいマッハでしゃべりまくる。つか相手のセリフまで先手を打ってしゃべるので、結果的相手の言葉はほとんどないのだが、、、

・アメリカのアカウントを取ればあっちの体験版も遊べる

という情報は持ってないようだった。つかそういうのが非公式なのはわかるけど非合法じゃなければ
※だって特殊な操作をしてるわけじゃないものね。
サポートの情報バンクにストックしてあってもいいとは思うんだけど・・・。

で、結果「詳しい者から改めてTEL」という着地点を見出せたのでのんびり、、、はしていられない。できる限りのことをしようと試しにもう一つユーザーを作って試して見たところ、、、

 さっき見えなかった娘の名前が見える!

ということは・・・と推理した結果、何のことはない

 1Pはあらかじめサインインしてあったプレイヤーに自動的に決められる

らしく、その選択肢には表示されないらしかった。
※娘が表示されてなかったのは娘の名前でサインインしたからだったみたい。

無事データ管理面もクリーンになり、あとは遊ぶだけ。つか、

 二人でやるとLBPもそこそこ楽しめる。

が、まぁ詳しくはまた後日。ちなみにこのLBPプレイ中に一度フリーズを経験。ゲーム中画面内のオブジェクトに「シールを貼る」ことができるのだけど、それを娘が貼りまくってたらいきなりボタンが一切効かなくなった。仕方なく電源を落とそうとボタンに触れてみたら、、、

 PS3の電源ボタンって押さなくても触れるだけでいいのな!

これが一番驚いた。なんか未来な感じ。つかテレビの下に横に置いてる場合、360よりも圧倒的に電源ボタンは押しやすい!
※スロットインのディスクは今ひとつ不安感があるけど(根拠はない)。

ちなみに今日一日でダウンロードしてインストールしたタイトルは、
※まいにちいっしょとLBPを含め
全部で42本。74ギガバイトあった空き容量も36ギガになったけど、まぁ問題ない。

取りあえず現時点でPS3を買う理由は正直ない。LBPも人数がいればそれなりに楽しいが、普通にやる分にはそこそこ出来のいいアクションの領域を出ない。
※もしダウンロードコンテンツだったら、という思いはあるが、腐ってもメディアはブルーレイなので、価格的にそれほど安くはならないと思われる。
今日買えたことを機に年末予定の白騎士物語も予約した。まずはここで真価を問われることになるのではないかというのが、現時点での感想かな。プレステ3、現時点での評価は★★ってところかな。

余談だけど、同じくらいの文字の小ささだと360よりもPS3の方が読みやすい感じはした。まぁ気のせいかも知れないけど。

そうそう、このPS3ってPS2が動かないってのは知ってたけど、

 PSは動くのな!

全然知らなかったのでちょっと儲けた感じ。
※セーブデータも仮想だが管理できるみたいだし。

あとは1本くらいブルーレイのディスクを買おうかなって感じかな。つかだったら「アドベントチルドレン」しかないって気もするけど。
※ただFF13の体験版に関しては「やらずに本編を待つ」のもアリかとも思うんだよな。悩むとこ。ロードとか体験版ゆえに長かったりしたら嫌だし。

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2008年10月30日 (木)

やっぱ面白いな

娘が読みっぱなしで置いてたドラゴンボールを久しぶりに読んでみた。つか書き始めてわかったことなのだけど、

 人差し指の先が非常に痛い。

今日仕事中に紙をツメの間に刺してしまって流血したからなのだけど、これがなかなかかなり痛い。例えて言うなら、「ツメの間に紙を刺してしまったかのように」痛い。文字通り。なので、今日はホントに短い。つか創業祭で疲れ果てPCの前で寝てしまうような自分でも、目を覚ませばそれなりに書いてしまう、言ってみれば一種の病気というか依存症的な?自分だけど、人差し指に紙を刺したとあってはさすがにそれもままならない。っていうか何がツライって速く打とうとすると勢い打鍵が強くなって痛さが増す。結果そっと赤ちゃんに触れるように、あ、そう言えば今日店にミニチュアダックス抱いたおじさんが来て、思わず手を出したら、「ガウッ!!!」って久々に言われたな。つか犬にほえられるのって子供の頃は凄く怖くて、自分ちの隣の家の犬でさえ(さすがに隣の家だし同い年の友達も居たので犬からしてみたら全然他人ではなくむしろ会えば普通に尻尾を振りまくってくれる)いつほえられるかとビクビクしてたんだよな。つか親愛の「オン!(c:あだち充)」は結構あったけど、「バウッ」とかあんまし彼から告られた記憶はない。ってなわけでドラゴンボールの話なわけだけど、

読んだのはちょうどガッツリ面白くて何度もついつい繰り返し読みまくってしまうギニュー特戦隊よりやや後。約19号(デブ)辺りと、あ!今気付いた。ホントのホントに今まさに気付いたことだけど、あの「19号」って服のサイズから来てたんだな。あのデブのサイズがちょうど19号くらいだからアイツが19号になって、そっから逆算する形で18とか17とか。つか昔から疑問だったんだよ。なんでいきなり19号なんだろって(ウソ)。絶対何か裏があるに違いない鳥山先生のことだから何かのダブルミーニング的な?みたいなって思って十数年眠れぬ夜を過ごしてきたんだ。いやホント今まさにスッキリした感じ。みんなも友達に自慢してやろうな!

つか何の話だったんだよ。ああそうそう指の間に針を刺すと超痛いって話。つか僕は仕事がら値札を付けるのに「ワンタッチャー」っていうピストル状の道具を使うんだけど、その道具の先についた針を割と刺しちゃうんだよな。え?ツメの間にかって?まさか。そんなことしたら痛くて死んじゃいますよ。赤ちゃん産んだばっかのハムスターの親子を毎日毎日覗きまくってナーバスがリミッター超えて子供をかみ殺しちゃう、、、あ、この例えじゃどこも「痛い」に繋がりようがないや。失敬。

で、ダラダラとバビディの辺りまで読みふけってしまったわけだけど、あまり頻繁に読んでなかっただけあって、今読んでも結構新鮮っていうか普通に面白い。「神コロさま」とか「ヒゲの生えたヤジロベー」とかところどころニヤリとできる感じがとても心地よく。絵の上手さだけじゃなく、展開の派手さだけじゃなく、純粋に小学生の僕らを虜にしたDr.スランプがギャグマンガとしての魅力にあふれていたことを今さらのように再確認する。ギャグのセンスがキレている。

面白いマンガとか映画ってのはやはりこうでなくてはならないと思う。導入があり見せ場があり意表を突く展開があって、最後にまとめるだけが名作を作るわけはない。それは基本ではあるが、十分条件としてはちょっとしたエロや、気の利いたジョークや、気合いを感じるディティールがあって初めてその全てがオーラを放つ。今でもドラゴンボールや北斗の拳やキン肉マンはパチスロとかアーケードだとかのネタになりまくるのに、幽幽白書とかシティハンターとか白い戦士ヤマトとかは上の方に登ってこない。クリフハンガーやターミネーター2は再放送されるのに、マイケル・キートンのバットマンとかE.Tは再放送されないみたいな・・・ってそれは違うか。

ともかく。

映画やゲームで何が一番かは即答できかねる。しかしマンガに関してはドラゴンボールの地位は揺るがない。釣りキチ三平やガラスの仮面やキャプテンや帯ギュほか面白いマンガはたくさ~んあるけど、

 「カカロット・・・おまえがナンバー1だ」

って再確認した次第です。みんなは何が一番好き?ドラゴンボール?それとも、、、いや、ドラゴンボール以外ないな!みなまで言うなって!俺たち友達だろ?

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2008年10月29日 (水)

創業祭

今日は自店の創業祭。1年で一番安く、そして1年で一番働く日。まぁぐったり疲れてPCの前で寝てました。Yシャツにネクタイしたままで(^^;。

今日も当然2日目ということで忙しいので、チラシ品を少しご紹介してお茶を濁しつつおしまいとしたいと思います。まぁたまにはこんな手抜きの日もありますよ(^^;。
※つか飯食ったあとしばらくジオメ2やりまくってたのはとりあえずナイショ(^^;。つか実績開けるのが結構楽しいもんだな>360。

チラシの品というのはまぁ自分に興味がないところは読まないもんですが、もし衣料品や寝装寝具のチラシを見ることがある方は、価格を比較してもらえると嬉しい感じ。やってる本人的には「日本一安い」つもりでやってたりしますので(^^;<井の中の蛙。

・紳士綿混リブソックス4足組150円
・婦人マシュマロタッチソックス90円
・グンゼ2枚組パック肌着680円※半Uは3枚組
・子供ネルシャツパジャマ399円
・婦人巾着つき無地裏起毛スウェット上下組500円
・紳士ポリエステル95%裏起毛フィットインナー500円
・ノンワイヤーブラジャー278円
・婦人ショーツガードル2枚組299円
・子供プリントTシャツ3枚組390円
・コタツ布団正方形掛け敷き各1399円※長方形1899円
・そば枕32×46cm250円
・ボアスリッパ199円
・トイレットペーパーホルダーカバー69円
・婦人裏起毛ストレッチジーンズ899円
・紳士アクリル裏起毛ハイネック499円

他にも死ぬほどありましたが(全部で180点くらいかな(^^;)、あぁパッと思い出せたのがこの辺り。日本一はオーバーにしてもそんじょそこらの安売り店には負けてないはずだけど、、、どうかしら。

つかウチの売り出しはホント雨が降ることが多いんだけど、今日はたまたま晴れて、それも秋晴れの最高の日で、初日の売り上げ(他の支店はともかく)だけで言えばこの3年で一番よかったんだよね。つかまぁその売り上げにはほとんど利幅のない商品も多数含まれてしまっている事実はあるけど(^^;。

ただそれでもここ数日ホントに購買意欲が下がっていた感じだったので、たまにこういう活気のある日があると正直嬉しいのは事実。お客様が値段でしか動かないとか、凄くどん欲だとかってこともあるとは思うけど、そこを生命線に仕事してる身としては、やっぱ期待されてるところはがんばんないとなぁって思う次第ですわ。

ちなみに一番売れた品は、厚手ゴミ袋の99円。
※0.04mmで市の指定クリアーレッドの品。一概に価格比較はできないとは思う。

もちろんこの品は思いっきり損してます(^^;。客引き商材はやっぱ不可欠なので仕方ないですね。

PS.明後日はPS3の発売日。実を言うと29800円で60ギガHDDとかソフトとか付いた360のが魅力あんな~とか思ってたりしてな(^^;。でも買いますよ>PS3。なんだかんだで白騎士物語やりたいし、ボチボチ頃合いかなぁとか思ったりもしてますので・・・。つか新ハード買うとそれにあわせて新作ニュースに対する「前のめり度」が変わってくるのが一番楽しみ。今までスルーしてたのがターゲットになりうるわけですからね。っていうか全然本編と関係無いのに妙に生き生きしてる感じがするのは僕の気のせい?

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2008年10月28日 (火)

360体験版

最近ネタのテンションが低いなぁと思われてますでしょうが、まぁ仕方ないのですよ。つか軽くグチなんですけどね、長男が最近クラスメート(男子同士なのが情けない)とチャットにハマってて勉強や僕と共有出来るゲームがおろそかというか、まぁ自分も中1中2と言えば長電話の鬼というか、まぁそもそも自分の場合は小学生の頃からそれほど親とべったりと言うこともなかったというか、冷静になるとむしろオヤジと一緒に遊んだ記憶がさほど多くないというか、まぁ旅行とか連れて行って貰ったしお正月にトランプやったりたまにゲーセン行ったりもしたけど、まぁ今の自分ほどコミュニケーションを取っているかと言ったら微々たるものだったわけで・・・。

ただまぁ携帯持ってないからPCでチャットやるのもわかるし、長電話より電話代が掛からない分経済的だし、むしろ影でこそこそしてるわけでもないからその点はまぁ悪かぁないのだけど、親としてはテストの成績が悪かったりしてこのまま希望の高校に入れないような状況になるのも悔しいわけで、、、。

つかそんなグチは読者諸兄聞きたくないところでしょうな(^^;。失敬失敬。ただまぁその分娘の方がアニキに相手にされない分一緒に遊んでくれるので、そこはそれでバランスが取れていると言うところなのかも知れませんけどね(^^;。

で、そんな娘と一緒にやったのが「ポータル スティルアライブ」。つか英語のタイトルなので結構うろ覚え。つか何となくダウンロードされてたリストに見たことがない名前があるのでやってみたというだけのお話。

ちなみに360は自動ダウンロードという機能があって、パッケージでリリース「されてない」ライブアーケードのタイトルは、自動的に体験版をダウンロードしてくれたりするわけです。まぁサイズもそれほど大きくないし、一日に何本も、というほど頻繁でもないからこそ出来るとも言えるわけですが、冷静に考えると「いつの間にか(体験版とは言え)ゲームが勝手に増えてる」という状況はとても愉快だったりします。まぁ洋ゲーがほとんどですからそう言うゲームに素養がある人にしかお勧めしづらいのは難ですが、システム的にはとても魅力的だし、実際ダウンロードした体験版が気に入れば購入もありえるわけですから、
※分母が増えれば作り手としても魅力的なシステムになり得ますしね。
今後PS3やWii陣営も始める可能性があるかもって感じですね。

で、

そのポータルなんちゃらですが、見た目は「ポリゴンで3D表示にした無限回廊」のような感じ。シンプルで無機質な通路や階段や動く床があって、出口を目指すこれまたシンプルなゲーム性。ただその道や壁、落下した先の繋がりがこのゲームのキモで、

 正面の壁に穴が空いていて、その壁の向こう側に左を向いた人が見えていても、それが自分だったりする。「ねじれの位置」とかの簡単な表現ではとどまらない不思議な繋がり方をしまくったりする。

「ポータル」とはたぶん転送のことだと思う。ディアブロに「タウンポータル」っていう街に戻る魔法があったし、あの「穴」が要はどこにどう繋がるのか、そして面が少し進むと手に入る「穴を空ける銃」をどう使えば、ゴールに向かう道が出来るのか。

ぶっちゃけ「死ぬほど面白い」わけじゃないんだけど、何分くらいやったかな。たぶん9面くらいは解いたと思うんだけど、
※体験版なのにセーブも出来るみたいだし。
一応まだ終わらなかった。つかあるところでは結構有名だ、みたいな話を目にしたりもしたし、シンプルではありつつも決して雑なグラフィックではないので、軽い気持ちで体験版をやるってのはありなんじゃないかと思う。つか500マイクロソフトポイントくらいだったら買ってたけど、1200MSP(1800円)ではちょっと抵抗があるかなって感じだ。

つか昨日友達と話してたんだけど、まぁ今度PS3を買うにあたって「リトルビッグプラネット版」を買う予定という話が出たわけだ。でふと思ったのだけど、

 このリトルビッグプラネットっていくらで売れるんだろ。

要するに自分はPS3が欲しいのであってリトルビッグプラネットが欲しいわけじゃない。コントローラーが二つと60ギガバイトだか80ギガバイトだかのプレステ3が欲しいからついでに二つ入ったヤツを買おうかってだけなんだよね。

そりゃまぁタダだと思えばやるにはやるし、最初に何か買っておくようなタイトルがあるわけでもないからすぐ売るってこともないんだけど、

 もし3000円とかで売れるなら、ヤマダが5%還元って言うから、

 「実質5000円以上安く買える」

計算になるんだよね。いやまぁ売らないけど。

ただ、もしそのリトル・・がさっきのポータルみたいにオンラインコンテンツだったらって思うと、体験版やって面白ければそりゃもちろん1800円が5000円でも買うとは思うけど、「体験版もやらせずにさぁ買え!」って感じの普通のパッケージソフトだったらと思うと、

 500円でも買わない

気はした。だって別に全く欲しかったワケじゃないんだもの。ポータルと同じ。全く欲しかったワケじゃない。ただポータルは「やってみて800円くらいの価値は見いだせた」って話。

僕は現時点ではぶっちゃけPS3より360を支持している。遊べるタイトルがあったってのもあるけど、ポイントはやっぱりその体験版に対するビジョン。志の高さだ。昨日は他にソウルキャリバーIVとフラクチャーってサードパースンシューティングの体験版をやったのだけど、

 どちらも体験版やったら買わない

ソフトだった。特に後者はファミ通でも叩かれてたけど、

 凄まじい改行。

がされていて、むしろ笑ってしまうほど。
※具体的に言うと、(例えば)「必ずヤツを倒してこの地に平和を取り戻すのだ」的な文章があったとした場合、フラクチャーの改行は、

必ずヤツを倒してこ
の地に平和をと

-画面切り替え-

り戻すのだ。

みたいな感じ。つか全角で1行辺り文字数制限があるとしても、それすら守ってないというか、むしろ悪意(イタズラ心?)すら感じる強烈な改行。今まで日本のコンシューマゲームが何本リリースされてきたかわからないけど、たぶん改行に関してはその頂点(下方の)に位置するゲームだったね。一見の価値がある。いやマジで。

キャリバー4も、ポリゴンの女の子は正直気持ち悪く、コマンドもよくわからないガチャプレイで、「知ってる人買うつもりの人」は楽しめるかも知れないけど、エースコンバットの時のように何も知らない人がやって「買おう」とはなかなかならないと思う手ざわり。

 それでも体験版をプレイさせてくれるスタンスがイイじゃないか!

自信とかニーズとか事前に叩かれるリスクを背負ってもそれを遊ばせるというのは、「誠実」以外何者でもない。だってダウンロードされただけで「買うか買わないか」「お金を払うか払わないか」はユーザーにゆだねられているんだもの。FFみたいに「体験版を同梱したから武蔵伝を買ってくれ」とか「アドベントチルドレンを買ってくれ」というのではないんだもの。

無茶を承知で書くけど、WiiもPS3も360に吸収されてしまえばいいとすら思う。任天堂もSONYもスクエニも全てのソフトの体験版が遊べるようにしたらいいと思う。

★★★ただし!「買うつもりなら遊ばない方がいいよ!」という表記は欲しいところ★★★
 →ドラクエとかFFとかモンハンとか絶対買うつもりなら体験版はむしろやらない方が幸せ。
  →でも「買おうか迷ってる人」には逆にそんなビッグタイトルでも体験版をやらせたくなる。特にDSしか持ってないようなライトユーザーを引き入れるのに体験版はもってこいだと思うし。

やっぱそうすることで潰れてしまうというのなら、その会社はもうそれまでの会社だったんじゃないかって思うもの。

昨日ランキングサイトで「ダービースタリオンDS」のコメントを読んだのだけど、もう凄い辛辣なわけ。過去最低というか作った人が見たらどう思うんだろうってくらいきついことが書かれている。でも、それって要は「愛の裏返し」なわけじゃない?期待して期待して買ってるからこそ言いたくなるわけじゃない?裏切った事実は消えないし、失った信頼はなかなか取り戻せないそれが当たり前なんだよ。

フラクチャーとかトゥーヒューマンとか買わないよ。でも次またオンラインコンテンツを買うとしたら、たぶんそれはWiiとかPS3とかじゃなくて360だと思う。つかそうでなくてはならないって思うんだよなんか。

余談だけど360には今毎日更新されるニュースページがあって、昨日初めて見たんだけど、結構楽しいっていうか、「えらいなぁ続くといいなぁ」って思った。その中に「マルチプレイされているソフトベスト10」ってのがあって、

 2位キャッスルクラッシャーズ

だって!先日ダウンロードした変なベルトスクロールアクションRPGがソウルキャリバーとかサッカーとかヘイローとか抑えて2位。
※1位はモダンウォーフェア
こういうところもなんか「上手く回ってくれるといいな」って思う。面白く素晴らしいとみんなが思うソフトが売れて、つまらない損したと思うソフトが淘汰される。もちろん中にはそうしたカオスの中にカルトな魅力を放つソフトもあるんだろうけど、ROLみたいにフリーの中からだっていくらでも叫び声は上げられる。銭を払って買って貰うなら相応なものを出すべきだって思うね。やっぱし。

つかPS3でも体験版が出来るソフトってあるんだよね?あんましないのかな。ちょっと楽しみなんだけどな。

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2008年10月27日 (月)

久しぶりのMAME

PSPでネオジオを動かしたら今度はちゃんとモニターでやりたくなったので、MAMEの起動準備に掛かった。つかエミュ関係は全て先日のクラッシュで彼の地に向かわれたので、全て一からの再構築となる。

が、時の流れというのはホント凄いもので、一昔前ならゼビウス一つ探すにも大変な苦労をしていたのに、
※まぁこの理由の大半は僕がネットの検索というものを全く理解していなかったってこともあるんだけど。
今ではなんか

 「ある程度は仕方ないよ・・・」

という声がどこからともなく聞こえてきそうな雰囲気。低難度の物なら結構すぐ見つかる。つか

 見つけるだけなら大抵のものはすぐ見つかる。

が、それが動くかどうかはまた別の話というか、やれBIOSがないとか、やれBIOSが壊れてるとか、やれBIOSのCRCエラーだとか、、、。

特に苦労したのは

neo-po.bin
neo-po.bin

の二つのbiosファイル。つかこの二つはどうもneogeo.zipに入ってそうなことが英語のサイトとかに書いてあるのだけど、いくら探しても見つからない。つかぶっちゃけにぶっちゃけちゃうと、この二つのファイルがなくても普通に立ち上がるのは立ち上がるのだ。

 が、

MAMEの監査に引っかかって「所有しているアーケード」にヒットしない。

まぁそのファイルは「お気に入り」に入れればとりあえず探すのもさほど苦にならないのではあるが、できたらスッキリしたいということで探すに探して幾星霜。つかこういう時はネットの知り合いの方に「お願い教えて~ん」とメールを出したい衝動に非常に駆られる。駆られまくる。つかきっと中には「クリスの頼みなら仕方ねぇ教えてやってもいいけど、、、」と歩み寄るふりをしつつ、「代わりに条件がある」と付け加えられるに違いないきっとそうに違いない。でもってその条件ってのがタブン「右の肺と左の心臓を一つずつクレ!」とかに違いない。つかそれ取られるとフリーズするんで。

が、まぁなんとかどうにかというか無事発見。つかなぜか

aes-bios.zip

というファイルの中にあった。つか探している人はこれを目指してみるのもいいかもと思いつつ、中には

aes-bios.bin

というファイルが入ってるヤツもあったりしてなかなか手強い。いやホント。ただまぁこないだも他の件で凄く苦労して修復してたトラブルがあったのだけど、

 諦めないこと!

がとても重要だと痛感。粘って粘って粘りまくってベタベタになるまでがんばれば、いつかは何とかなる。いやホントパソコンのトラブルなんて最悪「買い換えちまえばいい」くらいの覚悟を持って臨めば、その前に「修理もやむなし」があったり「気合いで掃除」があったり「他力本願」とか「神様」とか「とりあえず寝る」とか「祈る」「叫ぶ」「叩く(これはホントに最終手段)」なんてのもある。諦めなければ大抵の願いは通じるものなのだ。

そんなこんなでネオジオはOK。つかこうなってくると既に本末転倒と言うヤツで、「別にゲームはやらない」モードに入ってたりするがまぁよい。宝探しは宝を見つけるまでが楽しいってこともある。

次のトライは「Warzard」。以前ウチのブログでも取り上げましたけど↓
http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2007/07/post_82f5.html

行きつけのEmuAsylumにあるのは

warzard_japan.29f400.u2

という小さなファイルが入ってるものだけ。つかいくらなんでもウォーザードが512kbってこたぁねぇだろ。

で、いろいろ探してみたところ、どうやら初歩的な失態というか、ウォーザードは邦題で(原題でもあるのだけど)、英語の名を「Red Earth」というらしかった。まぁwarzard.zipは日本語版パッチみたいなもんだったってわけ。

ただこのレッドアース、NO CD版であれば問題なく起動はできるものの、先のウォーザードファイルがあっても日本語版はエラーのまま。どうやらwzd000.chdとかいうファイルが必要な模様。つかこの「chd」ファイル、ぼんやりと嫌な予感がしていたのだけど、、、

 やっぱりCDイメージ

だったらしい。うーむ。でもここで諦めてはダメだとがんばる。つかもうウォーザードをやりたいとかそういうのはいいというか、そもそも前回たっぷり楽しんだので今回はまぁ遊ぶためというより起動するため、タイトル画面を見るためといったおもむきだったのだが、、、

 やっぱり諦めなければ何とかなるものよ。
http://www.superroms.co.uk/cps3.htm

して早速起動!と思ったら、「メモリーの書き換え」がスタート。やっぱり12分くらい待たされた後、無事起動。でめたしでめ、、、あれ?こんなところにemuフォルダがあるぞ!?前回クラッシュしたドライブはまるごと消えちゃったはずだけど、、、あ、そうかそうかこっちにバックアップが取ってあったのか!いやでもバックアップにしては小さい。1.4GBくらいしかないなぁ・・・

 なんか中に「CHD」っていうフォルダがあるんですけど?

 でもってその中に「wzd000.chd」ってファイルがあるんですけど?
 ※他にも3ga000とかjjm000とか・・・

まぁそんなもんよ。

ちなみに今回いろいろいじったMAMEは1.27plus版だったのだけど、いつの間にか格闘ゲームの必殺技コマンドが特殊なファイルとか落とすことなくtabメニューからいつでも見られるようになっててビックリ。つかこれはさすがに前からなかったよなぁ?とか思ったけど、、、

 以前のバージョンはHDDと共に消失してるので確かめられません。

ちょっぴりホッとしたりしてな(^^;。
http://www.rom-world.com/

以下ちょっぴり余談だけど、

今日は娘とジオメトリーウォーズの二人用をやった。同時に戦ってどちらが点を取れたのかを競うモードやらではアイテムで相手を邪魔したりもできるのだけど、意外と楽しめたのは「ひとりが操舵、ひとりが銃座」モード。息が合わないとっていうかそもそもひとり用よりも当然難しいのは難しいのだけど、たまたまシビアな状況を乗り切れたりするとその喜びを分かち合えたりしてこれはこれで悪くなかったりもする。つか、

 シューティングとか格闘とか意外と面白いじゃん!っていうかまだまだ行けんじゃん!

って思ったりするね。今はお財布がPS3体制で絶対不可だけど、やや長期的なスパンでなら、ストIVとケツイデスレーベルとか買ってもいいかなぁって思った。つか、

 買えばきっと本気で遊ぶだろうから、

Wiiの海外版を動かすソフトと海外Wii版ジオメトリーウォーズギャラクシーをセットで買ってもいいかなぁとも思った。DS版は大好きなんだけど、360を見た後だとやっぱり味気なさは感じちゃうんだよな・・・悔しいけど。

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2008年10月26日 (日)

石井裕

昨日テレビで久々に「この人はかっこいい!」と思った人。つか超うろ覚えなので間違った知識を平気で書いてしまうことになりかねないが、かなりの感銘を受けたのであえて書いておく。つかのちのち世間が広くこの名前を知る日が来ても何ら不思議はないとすら思うので。

石井裕氏はMITで働く研究員。元々は国内のコンピュータ技師だったが、エライ人に見初められてあっちで働くようになった。

番組で紹介された研究成果としては、、、

・直径6cmほどの筆状のスキャナで取り込んだ映像を、そのまま筆のように使って絵を描くツール。スキャンする対象が動いていれば、描かれた絵も同じようにアニメーションするし、対象が平面である必要はない。

・細かなビーズ状のプラスチックのツブを砂場のように敷き詰めた箱を使って環境(起伏=安寿れーション)シミュレーションをリアルタイムで行うシステムの構築。直方体のブロックを使ってビルなどの建物を建てた際の景観などもシミュレートできる(らしい)。

・組み立てたブロックを動かすと、その動きをそのまま記憶して再生することが出来る。知育玩具ではあるが、根底がかなりサイバー。

これだけ見ると正直さほど凄くもなさそうなんだけど、いやいやどうしてそのビジョンが素晴らしい。MITで認められる為には「人の2倍働いて、3倍の成果を出せばいい」とか、残り25年程度しか生きられないんだからのんびりしているヒマはないとか、みんなからスーパーマンと呼ばれていたりとか、エレベーターが待てないから階段で駆け下りたりとか、コンピュータ界のノーベル賞みたいなの取ってたりとか、わずか5年でMITの終身雇用権を取ったりとか、まぁ凄いのだけど、一番グッと来たのは、、、

 会議にパワーポイントやプロジェクターを使わず、紙とペンで進める点。

 「紙とペンの最強性」を主張しつつ

 「コンピュータもこのくらい使いやすくしないとダメだ!」

ってのがいい。つか見てると確かにもの凄い勢いで書いてるんだよね。で、これってのはまだまだコンピュータ上でそれと同レベルのことが出来るようになってない気もする。視野角の拾い視認性と解像度の高い60インチくらいのタッチパネルと、複数の色と太さを即座に使い分けられるペン。映り込みなんて当然ないし、なんだかんだ言って保存も利く。

つかこういうビジョンのある人が未来を作る人なんだろうって思った。早口で仕事も超早い。なんか宮崎駿や宮本茂もこんな感じなんじゃないの?って思うような高速高回転高出力。睡眠時間と食事の時間を抜いて人の倍仕事して、それでも生産性を落とさない強く鮮烈な意志。

 「かっこいーーー!!」

自分はこうはなれないけど、なんか応援したくなりましたよ(^^。つか日本に二人の娘と奥さんがいて、普通のパパの一面もイカス。「MITは無理だけどハーバードなら入れるよ」なんて、1桁の足し算を教えるそのやさしい目が、「人に優しいコンピュータ」を作らせる原動力なのかもなぁとか思った。

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2008年10月25日 (土)

ゲームを勧める話

DSで何かおすすめはないかとたまたま3人の全く別カテゴリーの知り合いに聞かれた。ひとりは独身で30前後。ひとりは結婚して子供もいる40前後。そして最後は今度海外に赴任するために彼女とめでたくゴールインしたばかりの31歳。

まぁここで「DSで」という辺りに既にPSPが眼中にない「ライト層」であることを示唆するわけだけど、やはり一般的には、、、

 DS→PS2→Wii→その他

という感じのハード所有率。なにげに「ゲームを買わせる」のは「任天堂上手いなぁ」というか、PS3や360は「普通は買わない」ハードなんだろうなということを改めて実感する。そう言えば妹の娘二人も「ケンカするからって旦那の義母さんから2台目を買ってもらった」と言っていた。これも当然のようにDSである。「2台目はPSP」などという選択肢は微塵もない。

だが、正直な話、小学生や僕のようにキッズマインドをロストせずにアダルツ化したヤツならいざ知らず、「30代前後」にフックするようなタイトルはそうはないんじゃないかとも思う。インベーダーは経験せず、「心のナンバー1タイトル」はたぶんスーマリよりむしろポケモンかFFか、それもたぶん大学生の頃にはゲームから離れていたりして、DSを持ってる、とは言ってもせいぜい子供用か暇つぶしと勢いで買った程度のものだろう。まぁ独り身であればそれなりにはプレイしているのだろうけど。
※つか妻子持ちなのに独り身以上にプレイしてる自分はやはり普通じゃないんだよな、とあらためてジッと手を見たり・・・。

そんなことを思いながらファミ通のTOP30を見てみると、やはりというかなるほどというか、

 古いソフトが結構ある。

特に「ほほぅ」と思ったのは、DSの太鼓の達人が2本ともランク入りしている点。任天堂のぶつ森やらマリオカートやらが継続して売れているのは頷けるが、サードパーティのものでも発売後1年以上売れ続けているタイトルが出てきたというのは、

 プレイする側の意識がだいぶ変わってきた

ことの証だろう。別段発売日に目くじら立てて行列に並ぶようなヤツは、、、まぁここにいるけど普通じゃないというか、「え?転売するの?」くらいのリアクションがせいぜいなんだろう。

それと、「脳トレ」系のタイトルが既にランキングには一つもない点。じいさんばあさんがDSに飽きた、もしくはWiiFitにシフトしたのかも知れないが、実働ユーザー層に「鍛えている」連中はいなくなった。当然その中にはお料理ナビだとか英語だとか目ぢからだとか美文字だとかも含まれる。以前ならある程度の長期的スパンで売れていたこれらの知育系が、少なくとも現時点に限って言えばさほどでもないということだ。

プレイヤーがヘビーにゲームを楽しむのか、もしくはあくまで暇つぶし用、お手軽にお気楽に遊ぶ用なのかは、その選択に非常に大きなウェイトを占める。一番最近やった(もしくはクリアした)タイトルは何?という質問に対して、「プラチナだけど?」とか「モンハンまだやってるよ~」とか、がんばってがんばって「DSのドラクエ5とかFF4はやった」というレベルなら、比較的王道なRPGなんかも勧められそう。

ただまぁ実際はDSにそうした王道RPGがそれほど多くなかったりもするのだけど。僕の大好きなハック&スラッシュ(ソーマブリンガーとかダンジョンエクスプローラーとかGBAのシャイニングソウルとかPS2のシャイニングフォースネオとかイクサとか)ではなく、コマンドとかもしくはアクティブバトル系(テイルズみたいな)の着地点を考えると、

 意外とシムシティDS2とか

がいいのかなぁとか思ったりもする。以前僕よりちょっと年下のパートさんが「めちゃめちゃ面白い」と力説してきたように、世代的なマッチングも「初代スーファミ版シムシティ」をきっちり踏んできてそうでアリだ。
※ちなみにシムシティDSが今週のランキングにあるわけじゃないです念のため。

あとは自分は全然やらないけど「国盗り頭脳バトル信長の野望」ってのもランキングサイトではかなりの好成績を収めてるようなのでいけるかも。でもホントそれくらいで、普通のRPGだとあとは(これまた未経験だけど)スパロボ系「無限のフロンティア」とか3Dダンジョンに耐えてもらう「世界樹の迷宮」、テイルズ系では唯一面白いかと思った(と言ってもさわりしかやらせてもらわなかったけど)「テイルズオブイノセンス」あたりか。つか

 それだけ普通のRPGの魅力に影が射してる。

ってことなのかも。ファミ通見てても「葛葉ライドウ対アバドン王」みたいなコマンド系のRPGにもはや違和感すら感じるようになったもん。なんだか諸行無常。
※そう言えば昨日の社会でも勉強したな。盛者必衰・・・。南無~。

子供さんがいるなら、むしろ話は早い。カセキホリダーとカードヒーロー、スライムもりもり2やガチのNEWスーパーマリオ。どれも僕が聞く限り取引先のお子様の信頼を勝ち得ているタイトルばかり。要するに「間口が広くてCMを打たれていてそれでいて遊んでも楽しい」タイトルは子供だろうと「子供を持つ親」だろうと相応に訴求する。マリオカートや太鼓の達人も当然ここに入ってくるタイトルだ。
※最近だとリズム天国ゴールドもそうかも、と思ったけど、自分的にはテレビのCM見ていてもフックしないというか、「面白さと持久力」のバランスが今ひとつ取れてないような気がしたのであまり勧めない。っていうか、、、

 カセキホリダーはマジで買う気になってたり。

そのくらい力説されたんだよな。同い年のバイヤーに(^^;ついこないだ。

最後海外行くヤツに関しては、素人的に「地球を歩く」シリーズとかかなぁと思う反面、意外と面倒でそんなのにDS使わないと判断し、

・ピクトイメージ
・スリザーリンク

を双璧としてオススメした。前者はパーティツールとしてもひとりでチクチクやるとしても「追いかけられない」タイトルとして非常に優秀。僕はレイトンとかの制限時間とかヒント回数とかの設定が「凄くダメ」なんだよね。別にいいじゃんって思う。後者は言うまでもなく「最強の時間喰いソフト」。単純に「暇つぶしソフト」と言わないところがミソ。

ここであらためてスリザーリンクの話を書くけど、このゲームは難度によって出題される問題の大きさが変わる。
※ピクロスを知ってる人ならそれをそのままイメージしてもらえばわかりやすい。
で、重要なのはこの難度ごとにクリアタイムが非常に近しいものになる点。ビギナーなら1分以内、イージーで3分、ノーマルで10分、ハードで1時間という感じで、クリアタイムをかなりの安定感で「推す」ことが出来る。

 だから「つぶしたい暇」に合わせて難度を選べばいい

わけ。極端な話カップ麺にお湯を入れてイージーをプレイ開始すれば、ちょうどクリアしたころに食い時が来るというわけ。
※30分ならノーマル3本とか。

ただまぁそのレベルに達するにはそれなりにプレイしなきゃ到達出来ないってのもあるだろうし、むしろ僕レベル
※4級(^^;
を超えてスキルアップした人からしたら「そんなのは掛かりすぎだ!」ってことにもなるだろうから、あくまで僕的に、ってことは書き加えておくけど。

---------

何にせよ人にソフトを勧めるのは昔から嫌いじゃない。理由は僕が自信家だから(^^;。勧めたソフトがかなりの確率で「面白かった!」と言ってもらえるプロファイリング。結果僕の鼻はイデオンソードばりのロング仕様に・・・。

ただまぁつまらなくても責任は一切取らないわけで、ある意味卑怯というか、自分勝手だなぁとは思うわけですが、ぶっちゃけまだまだ僕以上にゲームに詳しい
※この場合の「詳しい」は「そういったライト層の嗜好などに関しても含めて」です。
人とは会ったことがないので、聞く側からしたら「うーん君はラッキーだ。なぜなら質問した相手が僕だから」などと言われても、へこたれずに首を縦に振るしかないのが実際のところなのかも知れないけどさ。
※つか日本語わかりづらいね。失敬。

最後に僕が参考にしたランキングサイトのアドレスを貼っておきますので、興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。つか僕的にはドラキュラの2作目より1作目の点が低いのが正直納得いかなかったりはするんですけどね~。つか3作目はどうなんでしょ。http://ndsmk2.net/

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2008年10月24日 (金)

長男の勉強を見る

今の中学には中間テストのないところもあるようで、長男(中1)もその一つ。代わりと言っては何だが「ステップアップテスト」なるものが今週行われていた。

一気に数教科やるのではなく、1日一教科ずつ教科書の数ページ(社会は日本史8ページ)の範囲が指定されて、部活もなく帰宅してくる。まぁテスト勉強をしろ、というわけだ。

が、当然自分たちがそうであったように子供も勉強はしない。友達を呼んでゲーム三昧の毎日である。

つかぶっちゃけ自分の子供が優秀、もしくは希望する高校に対して安定した成績を残している、言い換えれば信頼に足る結果を出していればさほど目くじらを立てたりはしないつもりだが、正直我が母校は今の長男の成績からは厳しい。非常に厳しくてマズ無理だ、というほど厳しくはないと思うが、このままダラダラと遊びほうけていては、マズ無理になるだろう程度には厳しい。

背も低く運動神経もさほどでもなく、美術のセンスも技術家庭の成績もさほど芳しくない長男がその高校に入るには、やはり学課で成績を残すしかない。ある程度の自信と自我をもって今後生きるには、やはり相応のスキル習得は不可欠だと思うからだ。
※それが学業であるなしに関わらず。

きょうび塾通いが当たり前の世の中だが、我が家ではまだ通わせていない。貧乏だとか親がある程度までは見れるだろうとかもあるが、基本的には本人が望んでないからだ。が、正直それで通るとは思えない。特に自ら「どう勉強すればいいのか」を見つけられるスキルがあるならともかく、自分に甘く、意識も育ってない長男には、なかなか自分から進んで塾に通っている子を超える知識を蓄えるのは難しい。

なので、

まぁ近々通わせることになるだろう。いくつか考えてみたが、
※あるラインの成績を残せなければゲームを禁止するとか、友達を呼んじゃダメとか、携帯買ってあげるとか。
僕自身徹底して見ていられない実情を鑑みると、それもなかなかおぼつかないだろう。性格的に「最初は抵抗があっても」通っているウチに順応するのは彼の長所でもある。ガキっぽいから感情的になりやすいが、その分冷めるのも早いし。この辺りは決して親の欲目ではないと思う。つか至って冷静だからこそ「今のままでは厳しい」と思うのだ。

が、

そうは言ってもとりあえずは目の前のテストである。一旦は自分で2階へ(勉強に)上がったが、ほどなく降りてきて「この範囲から問題を出して欲しい」と言う。まぁ自分でやれないのなら、と聞いてくる辺りは悪くない。ここで独学してろくな結果が出せず、2学期に成績ががた落ちではお先真っ暗だ。っていうかバッドエンドの選択肢だ。

日本史を学ぶのはホント久しぶりで、正直テレビのクイズ番組やクイズゲーム一般でも現在ろくな成績が残せない自分が教えるなど、ちゃんちゃらおかしいとも思ったが、重要なのは

 日本史を教えることではなく、「日本史の覚え方を教える」

ことであると気付いたので、割と前向きに取り組むことにした。

まずは2ページ。教科書を熟読させた。高校の教科書ではないのでそのくらいなら10分もあればそれなりに頭に入ると思ったからだ。そしてその後穴埋め的な問題を出してみたのだが、、、

 ろくに出来やしねぇ。

要するに漫然と読んでいただけで、「記憶されるトリガーが引かれていない」状況だった様子。

そこでしばし思案する。っていうか自分で読んでみる。考えながら読んでみる。すると、だんだんそのページにバイオリズムのようなグラフが見えてきた。

 要は文字通り「要」となるセンテンスをいくつか拾い上げ、そこに付随させるように知識を肉付けしていく方が覚えやすい。

バイオリズムのトップに位置する「平将門、白河天皇、保元の乱」をキーとして、それに絡むファクター、例えば平将門の乱なら、10世紀だとか、関東だとか、朝廷に対してだとか。白河天皇なら、上皇になったとか、院政ってなんだとか、荘園がどうとかいう肉付けをする。ついでに時系列も併せて「将門と清盛」のどっちが先とかが覚えられるように「まさかどのしらかわ方言」と一括りにして記憶。

 さきほど自力で読ませた時とは大違いに記憶が成された。

最初はウンウン唸っていた長男だが、ある程度コツがわかってくると、例えばノートに書きながら覚えろという指令でも、「何をどう書くと頭に入って来やすいか」が分かると、そのスタンスはかなり前向きになっていく。8ページを2ページずつ、それも次に進むたびにそれまでの復讐をしながらのレクチャーはさすがに教える側もぐったり疲れたが、いやいやどうして、

 「最後の方は結構楽しかった」

と言われたら、こちらの苦労など語るまでもない。

とりあえず今後何とか全ての科目で「自分なりの学び方」を見つけられるようになるかどうかが、勉強が出来るようになるかどうかの大きなポイントな気がする。わからないことは聞けばいい。だが何が分からず、どう聞けば自分の求める答えが返ってくるかは、ある程度センスが求められる。そこがある意味「頭がいい」ということなのかもなぁと思いつつ、明日それなりの
※点数で言えば90点くらいは
取って欲しいなぁと思ったりしている。つか何にも教えないままだったらたぶん60点以下(つか理科がそうだった)だっただろうと思うと、ちょっとゾっとするっちゃするんだがな。

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2008年10月23日 (木)

プレステ3を買うとしたら、、、

まぁ買う気が急上昇ですワ。もう月末になんとか買えるようにお金の工面に奔走中ですワ。つか44800円?ガンバスター買わなきゃよかった?ノンノンそれはそれこれはこれ。っていうか子供にお金借りて買う?どうしましょ。

で、

とりあえずなんでプレステ3を買う気になったのかと言えば、それはもう先日の「なんだかんだ言って一番やりたいゲームが白騎士物語」に多数決で、つか満場一致で、つかひとりぼっちで可決されたから。まぁラストレムナントとの差は、

 字が小さいか大きいか

くらいしか正直ないのだけど、そろそろ「買ってもいいかなぁ」という気になってきたってのも一理。

ただ、そんな白騎士物語のためとは言え、とりあえず2コンはあってもいいだろうということで、

 買うのはリトルビッグプラネット版。

まぁグランツーリスモはもういいや。っていうか

・最近レースゲーのタイムアタックに熱くなれなくなった
・リアル指向はそもそもそれほど好きじゃない
・っていうか車そのものにそんなに興味がない
・「プロローグ」って体験版って意味?

みたいな感じで、むしろ「タダでもいらない」ところまで僕の中では落ちてたりするんですけど。つか、グラフィックが「PGRレベルで十分」というつもりはないんです。もっと綺麗なら綺麗な方がいいっていうか綺麗でも許す。でも、「遊んで楽しいゲーム」ってところは譲れない。「運転して面白いシミュレーター」は僕の望むコンピュータゲームとは違うんですよね。

 ただまぁだからと言ってリトルビッグプラネットが最高かどうかはわかりませんけど。
とりあえず子供達が一緒にやれる分マシかな、とか。
※つか本気でやる気ならコントローラがもう一つ欲しいわけだけど、、、まぁそれはいいや。

で、そんなPS3なのですが、他にせっかくだから何かソフトも欲しい。つか次の給料日直前だから本体すら普通には買えない財政状況なのですが、それでも次のペイデイには1本くらい買ってもいい。買ってもいいと思ってもいい。っていうか買うならどれ?と考えるだけならタダ。ということで軽く「PS3 ランキング」で検索したサイトを見ると、、、

・アンチャーテッド・エルドラドの秘宝
・戦場のヴァルキュリア
・龍が如く見参!
・ラチェット&クランク

辺りがまぁ360になくてPS3にある感じ。ちなみにラチェットを除く3本をアマゾンで買うとちょうど1万円くらいになる。なんだかお手軽な感じ。

で、他にはないかとリストをざっと見てみると、、、

 驚くほどないのな。買いたくなるソフト。

何つか前述のアンチャーテッドはちょっぴり興味があった感じで、あとはハクスラのダークキングダムもわずかに欲しいかなぁと思った感じだったのだけど、他は全てスルー可なタイトルばかり。まぁアフリカとかメタルギアソリッド4が欲しいような人種だったらとっくにPS3買ってますわなぁ。

そう思うと「白騎士物語(とリトルビッグプラネット)」のためだけに買う?マジで?ホントのホントに買っちゃうの?

という自問自答が去来してきた。つか「しょっぱなスルーして白騎士物語の発売日に本体ごと買ったりしちゃったりしちゃった方がテンションが上がるんじゃねぇの?という気もしてきた。

つかさつかさ、

※ここで伊藤つかさを思い浮かべたような方となら友達になれそう・・・。

ざっと見た限り「360をスルーしてPS3を買う」っていうのは考えられないって思った。何がある?って言われるとまぁ

 ジオメトリーウォーズと地球防衛軍とアイドルマスター

くらいしかないんだけど。でも体験版いっぱい出来るし、別段マイクロソフトの信者ってわけでもないんだけど、なんかそう思った。

・・・

とりあえず前述の買うかも知れない3本のレビューを流し読みしてみると、、、龍が如くはまぁシリーズにフックせず、クリエイターも好きじゃないならスルーかなぁという感じ。ヒップホップやらケツメイシやらも別だんピンとこないし。

戦場のヴァルキュリアは「シミュレーションRPGが好きなら」って前置詞がどうしてもつきまとう感じで、そもそもあまり好きじゃない人としてはどうなんだろって感じもしつつ、アクションとシミュの掛け合わせという点と、ファミ通で船水さんが評価してた点でちょっぴり揺れる。でもこのレベルの揺れならもっと他にいっぱいあったような気もするので、
※例えばラストレムナントなんかは遙かに上だし。
やっぱスルーかなぁと。

唯一買ってもいいと思ったのがアンチャーテッド。理由は5、6時間でクリア出来るというコメントから。大体キラータイトルが別にあってハードを購入するのだから、そんな長時間拘束されるのをよしとするわけもないわけで・・・。

あとはトレーラーと体験版でお茶を濁そうかなぁって感じですな。ってまだ買ってもないのに何をって感じですけど(^^;。

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2008年10月22日 (水)

快感原則

元バービーボーイズのボーカルKONTAが48歳にして「快感原則」のことをこんな風に語っていた。
※ややうろ覚え週間アスキー大槻ケンジR40にて。

30代くらいまではとにかく楽しいことや気持ちのいいことにどん欲で生臭いんだけど、40過ぎて48ともなると、還暦まであと12年しかないわけで、もう残された時間はそう多くない事に気付く。すると、切るべきところは切って行かなくちゃならないわけで、「やれること」「やりたいこと」をよりシビアに判断するようになった。それはどちらかというと「より楽しく」という選択ではなく、「より不快なものを避ける」という選択。不快なストレスがなくなるだけで、快感はずっと大きくなる。

・・・

なるほどと思った。確かに心に心配事や不安なこと(同じか)があると、楽しいことも本気で楽しめなかったりする。ただ、問題は「その不安要素が容易に取り除ける場合とそうじゃない場合がある」ってこと。自分のやってることが順風満帆で何も問題がなければストレスも不安もないだろうが、世の中そんなお気楽なもんじゃないだろう。

でもここで冷静になればすぐ「KONTAがそんな不安とは無縁の世界にはいない」ことに気付くはずだ。そんなマイナスのない環境なんて「あるはずがない」。どんな金持ちだってどんな幸せそうに見える人だって、どこかに不安やストレスの芽はある。重要なのは「不快なものを避ける」ということがどういうことなのかってことだ。

「臭い物にはフタ」という言葉があるが、見て見ぬふりが出来るトラブルはそれで一向に構わない。不愉快な細木数子や西川史子を見たらチャンネルを変えればいい。だがフタをしてはならないものも当然ある。

こないだ仕事でそういう局面に立たされたのだけど、とにかく一言一言をよく考えて話をした。

人間は得てして自分を有利に伝えたがる。交通事故なんかが顕著だと思うが、こちらに不利なことを言うメリットは少ない。相手が「そうなのか」と思ってくれるなら、正直な話「ウソも方便」なのが現実だ。

だが、そのウソ、もしくは巧妙にオブラートに隠した部分に後ろめたさが残るようなら、それは既に「回避した」ことにはなってない。「不快なことを避ける」というのはそういうたぐいのことなんじゃないかと思うのだ。

だが、何でもかんでも誠実であればよいというのも、それはそれで違う気がする。「正直者はバカを見る」というのもやっぱりどこかで正しいケースがあるのだ。前述の内容で言えば、「後ろめたさが残らないようなら」、ウソも隠蔽も有りなのだ。

「ウソ」というとそれだけで悪質なイメージがあるが、そんなことは全然ない。手品だって映画だってバラエティだって、もっと言えば政治だってウソの塊だ。自分と相手を共に笑顔にするのなら、そのウソはむしろ素晴らしいものであると思うし、「笑い」のトリガーには多かれ少なかれウソや非日常が混じってる気がする。

 そういうのを上手く使いこなすことを「世渡り上手」と言うのかも

とも思ったり。「上手く生きる」ってのは自分ひとりじゃ絶対無理。人生は短い。なんつか支え合わなくちゃ気持ちよくは生きられないんだろうって思う。あんましネガティブなことは書かないようにしたいなぁ(希望)。

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2008年10月21日 (火)

鮮度はないが今週のファミ通

別段ウチのブログは速報性が命ではないので今頃になって取り上げる。つか店によっては既に店頭から消えているかも知れないが、

 今週のファミ通は久々に読みでがあった。

順にフックしたニュースに触れてみたいと思う。

・北乃きい

 つかこっから!?って感じだが。なんか顔変わってない?北陽の虻川じゃない方みたい。出始めは堀北真希ばりにかわいいか?と思ったけど、実際は作品に恵まれなかったというか、このまま埋もれるのか?

余談だけどファミ通のグラビアページの写真は割と好きなのが多い。微妙な差ではあるのだけど、普通の写真週刊誌より「視点が自分寄り」な気がする。まぁ気がするだけだけど。

●TGS

モンハントライのニュースはまぁ普通に楽しい。つか以前フェスタに行った時、辻本さんとかを最前列で見られたので、こうして誌面に載ってる写真を見ても他の方より割り増しで親近感が沸く。向こうは当然知らないのだけど。

コメントの中で「分割はWiiだからこそ生まれた発想」というくだりがあったが、仕様としては非常に嬉しいわけで、むしろ「分割が生まれたことだけで」Wiiにシフトしたことを喜べると言っても過言ではない。だってこれは言い換えれば、

 PS3で出してたら分割はなかった

ってことだからね。

・プレステ3は今回の発表でかなり「買う気」が上がってはいる。つか買うならリトルビッグプラネット版なのだけど、あいにく今の私的財政では発売日に買うのがギリ厳しい感じなんだよな。かみさんにお金借りてまで買うかって気もするし・・・。ただ、白騎士物語はちょっと気になり始めてはいる。

ついでだからその白騎士物語にも触れるが、雰囲気的にはスゲェFF11っぽいね。ちょっぴりリアルタイム要素のあるコマンドRPGという感じで、世界観も最も国内ニーズがありそうな直球ファンタジー。まぁMORPGは友達と話していて「予想していた」ので驚くよりむしろニヤリという感じだったけど、それでも「片手間のオンライン」ではそれほど大きな楽しさが得られるとは到底思えず、期待度としては中の中くらい。でもオフラインの方は「普通に楽しそう」なので、、、つか「白騎士物語同梱版」があったらそれに決めたのに、って人は少なからずいるんじゃないでしょうか?ビッグタイトル臭が出まくってるしね。

ただ、他のPS3タイトルは同梱のリトルビッグプラネットを含めてどれも琴線には触れない。じゃあなんでグランツーリスモじゃないの?と問われれば、「まぁ子供はどっちかと言えばこっちかな」って程度の理由なんだよな。コントローラも二つは欲しいと思うし。

・マイクロソフト陣営は今シーズンかなりの本気度合いを感じさせる。ブルードラゴンの時も相応に気合いが入っていたが、今回は「PS3でも出るけど360のが先に出る」タイトル(=ラストレムナント)を抱えての年末だし、販売台数的にもボチボチな勢いを感じなくもない。
※フォールアウト3なんかは支持層自体は少なくとも360寄りな感やっぱあると思う。昨日トレーラーみたらスゲェ退廃的な感じで、自分的には微妙だったけど、好きな人は好きなんだろうなぁって感じだった>核戦争後の地球みたいな感じ。

・カプコンはトライ以外で「ストIV」がちょっとフック。まぁここ数年くらいゲーセンに行ってないのでどんなもんなのか全然わかんなかったのだが、昨日360でトレーラー見たら結構楽しそう。まぁ発売日に買うかどうかはわかんないけど、
※コントローラもないし。つかプレステ用のコントローラを360で使えるアダプターとかってきっと探せばあるんだろうね。特にデジタルだけの格闘ゲー用とかなら。
久しぶりにストIIもいいかって思った感じ。

・スクエニのドラクエIXが来年3月予定って発表は、「まぁブラフでしょ?」って感じ。つかドラクエの場合過去の実績において「発表通りに発売された試しがない」気がするんだよね。特に正確な日付まで明かされなかった場合は。

ただ、時期的に「何とか出したい」という願いの現れとしてはまったくもって信憑性が高いというか、会社としたらFFまで間があるし、他のビッグタイトル(ラストレムナント)も怪しい限りだから、、、まぁ完成しなきゃ出ないだろうけどさ。

余談だけどモンハンにしてもドラクエ、FF、ポケモンにしても、ビッグタイトルはどれもその発売日が近くなってはじめてテンションが上がる傾向にある。直前1週間くらいはさすがにピークまで上がるんだけど、それまでは案外「まぁ買うには買うけど」的なところに落ち着いちゃってたりするんだよな。

・日本ゲーム大賞という囲みの中では、宮本さんが「モンハンP2Gだと思ってたので嬉しい」的コメントが書かれていた(任天堂はWiiFitがモンハンとダブル受賞)。この二つは確かに2008年を代表するタイトルだったと思うので、僕的にも全く異論はないのだけど、ただ宮本さんが「だと思っていたので嬉しい」とこぼしたのはちょっと印象的。モンハンのことを意識していてかつそれでも結果が出たことを素直に受け止めている感じ。これはその昔ストIIに感じたライバル心と同じもののような気がするんだよね。文面はちょっと違うけど、「これからもマリオでカプコンと戦っていきたい」的なコメントも「お互いガンバレ!」という気にさせました(^^。

●DSi購入したい22%しない44%

 意外とこういう地味な記事が初速に影響を及ぼす、、、と思うのは素人。なぜならDSiを一番買う可能性があるのは「ファミ通読者にあらず」だから。むしろこの記事を鵜呑みにして「割と余裕に買えるかも?」と舐めて掛かったりしたら、全滅の憂き目すらみたいな予測を立てる次第です。落としたりプレイしすぎて劣化したりして以前買ったDSが壊れ掛けてるって人は、我が家以外にもいると思うんだよね。ただ、地味に「ライトが値下げ」になる可能性を期待してる層もいるとは思うけど。

●ラストレムナント

どんなゲームなのかは未だによくわかってないのだけど、360のトレーラーを見る限りFFっぽくて大作っぽくてイイ感じ。でもいざファミ通で見てみると、、、

 文字が小せぇな!

ってことに尽きる。たぶん今のモニターではろくに読めないこと間違いなし。だからもし買うなら、必然的にモニターとのセット購入を視野に入れなければならず、、、「そんなの無理!」って流れが・・・。誰か僕にHDMI接続できる液晶とケーブル、ついでにソフトと座り心地のいい座椅子、ポテトチップスとコーラと、、、面白いのかなぁコレ。

・スターオーシャン4

トライエースなのでスルーです。

●クロスレビュー

かなり見応えがあった。軽く触れていく。

・ケツイ デスレーベル

 ケツイはともかく「デスレーベル」って「DSレーベル」ってこと?違うの?あそう。DSでシューティングって言うと自分的にはジオメトリーウォーズくらいしかピンとくるタイトルがないのだけど、つかシューティングって、2画面と一番相性が悪いゲームな気がするね。とてもじゃないけどもう一方見る気になれないもの。変なもんが映ってたら邪魔なだけだし。まぁそれはともかく、とりあえずアリカが出すようなのでクオリティは結構期待できそう。定価が3800円くらいだったら買ったかもしれないけど、今ここに5800円はちとハードル高めかなぁって感じ。悪くはなさそうなんだけど、、、。

・采配のゆくえ

今さらだけど「何度も」逆転裁判の続編かと思った。つか「何度も」コーエーかよ!って思った。それだけ。歴史に興味が全くないのでスルーです。

・悪魔城ドラキュラ奪われた刻印

なんか唐突な感じがあるけど、思案中。買うかも知れない。つか前々作は絶賛だけど前作はあんまし面白くなかったというか、最後までモチベーションが維持できずに投げちゃったんだよな。ネットでの評価は高いんだけど。

とりあえずメトロイドスタイルのサイドビューアクションRPGはもはやコレしかないので、次週気が向いたら買うかも。つか買うとしたらコレかな。

・プロゴルファー猿

ネットでウワサは目にしていたのだけど、あらためて内容を読んでみるとまさに伝説の1ページ。点数は「3333」でファミ通過去最低ながら、その内容はもはや、

 0、0、0、0

なんじゃないの?と言いたくなるほど辛辣。つか今週のファミ通では立ち読みでもいいからここだけは読んだ方がいいと言ってもいいくらい「愉快」だったね。あ、この「愉快」が「愉快痛快怪物くん」の藤子A先生と掛けてあることは、みなさんご理解ただけたと思いますが。

●PSP3000

まぁスペック以外はさほど見るべきニュースもなく。まぁ今2万出すなら、PS3を買った時に出る「付随出費:ケーブルやモニターや適当な中古ソフト」に回す方が有意義っぽい。つかそもそもそのPSPでやりたいゲームがないという事実を危うく忘れて買いに走るところだったんだよな。数日前までは。つかモンハンをずっとやってる人ならアリなのかも知れないけど。

つかPS3にも思うんだけど、やっぱ買うならこうして「新しいのが出た時」とか「年末商戦用」の方がいいよなって思うね。損得の話になっちゃうけど、やっぱり買った直後に新型発表とか値下げ発表は辛すぎる。過去それほどそういう「地雷」を踏んだことはないんだけど、PCエンジンのパロディウスだ!だけは別。あれは「PCエンジンが発売された直後にスーファミ版の発表」だったんだよな。エンジン版では再現されなかったハリセンボンも再現されてたり、、、。思えばあの日からコナミを信用しなくなったと言っても本気で過言じゃないかもしれないな。

●なぞなぞ&クイズ一答入魂Qメイト!

「あ、クイズマジックアカデミーが売れてるからってもう二匹目のどじょう狙ってるヤツがいる!」と思ったら、

 メーカーコナミ。

ううっ。それって確信犯?

●カルドセプトDS

まぁ360がさほど面白くなかった(というか気持ちよくなかったというべきか)ので、全然買う気なし。つかメーカーはもっとユーザーの優先順位を真摯に受け止めるべきだと思うんだよね。ファンタシースターポータブルとか。

●AWAYシャッフルダンジョン

またもネガティブコメントで悪いけど、僕はゲーム業界で「コイツ信用出来ない」ってヤツが何人かいる。広井王子、テクモのグラサン、小島秀夫、河津秋敏、そして坂口博伸。理由は至極単純にして簡単にして純粋。

 僕が面白いと思うゲームを(ほとんど)作らない

から。もちろん「あなたが面白いと思うゲーム」を作ってくれているのなら信用すればいいと思います。っていうかむしろ僕なんかのブログを見てる場合じゃないでしょう。このタイトルも正直そんなニオイがします。

つか、

彼らは彼ら本人が凄いのではなく、周りのスタッフが有能だったと思うんですよね。だのに、なんか「自分の手柄」面をしてる、そんな気がする。そこが嫌いなんです。

ちなみに「信用出来る」のは、桜井政博師匠、岩田聡社長、堀井雄二御大、野村哲也(割と)辺りかな。特に桜井さんはもっといろんなジャンルのタイトルを作って欲しいです。音ゲーとかRPGとか教育ソフトでもいいから。「モチベーターを作らせたら彼の右に出る者はいない」だからどんなソフトでも面白くしてしまうと思うんですけどねぇ。

●ソフトウェアインプレッション特集

素人では「AFRIKA」のインプレが上手いのでこれだけ読めばOK。著名人ではボーズの「スケート」と、桜井さんの「ナナシノゲエム」、船水さんの「戦場のヴァルキュリア」辺りが面白かった。

こういうインプレってのは常日頃から文章を書き慣れてる人とそうじゃない人の差が凄く出ると思う。つか僕も良く書いてるから特にそう思うのかも知れないけど、「質の高いインプレ」ってのはそう簡単には書けないんだよね。何本か書いてその中でたまたまあるみたいな。だからプロとして毎週のようにレビューやらインプレやらを書いてる人は、勢いその内容が「説明的」になってしまう。でもそういうのは読んでいて面白みに欠けるんだよ。

僕が挙げた4つのインプレはどれも独りよがりにならず、かつそのゲームに対する「想い」が良く出てるもの。やっぱり最後は気持ちの強さが重要だと、まぁそう言いたかったわけですよ。つかクリス何様だよ!?

●中祐司の新作

Wiiでリリースされるアクションゲームはリモコンを箱の上に置いて、「トントン」しながらゲームするらしい。史上初「コントローラに触れずに遊ぶ」ゲームとのこと。

やれば相応に面白いのだろうけど、10分じゃなく100分遊ばせる仕掛けに欠ける気がする。画面がどちらもニュートラルな感じがするのは、、、まぁ対象を考えれば正解なのかも知れないが、僕にはちっとも訴求しなかったな。つか嫌いなクリエイターじゃないだけにちょっと残念な感じだよ。

●名越稔洋コラム

いつもはいけ好かないオヤジなので読まないのだけど、今回たまたま読んだらなかなかいい話だった。でもやっぱ人的には「信用出来ない」サイドの人間かなぁ。龍が如くとか面白いってウワサを聞くんだけど、この人が作ったと思うとどうもやる気になれないんだよな。まぁ偏見だろうけど。

●桜井政博コラム

格闘ゲームなどのバランスチューンの話。とてもよく分かるというか、僕も「強いキャラがいていい」と思うタイプなので、「地ならしチューニング」は今ひとつというか、強いキャラと弱いキャラがいないと、上手い人と下手な人は遊べないって思うんだよね。でもアンジュレーション否定やアイテム無し設定はむしろ理解できるので、全面的に桜井さんの意見に賛成というわけでもなかったりするんだけどさ。

●伊藤家の裏ワザDS

上手いところ見つけたなぁという感じ。でも作ってるところがスパイクではそんなに大きな期待は出来ないか。
※さっきも書いたけど、この辺あくまで「僕の期待」って意味ですので。
でも地味に雑学って楽しいんだよね。キャラもいい意味でユルいし、価格もそんなに高くない(定価3990円)ので、もしかしたら衝動買いしてしまうかも知れないな。スパイクは好きじゃないけど。

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年末に向けて欲しいタイトルや気になるタイトル、気になっていたタイトルの続報などに加えて、レビューやらコラムやらも充実の内容だったので、近年では特に満足度の高い1冊となった今回のファミ通。いつも買わない人にもちょっぴりオススメだ。

ちなみに「買うかも」ゲームの候補を挙げておくとするなら、、、
※左のマークは現時点での個人的な期待度

△グラディウスリバース(一言も触れてなかったけどちょっと気になってる)
・オトメディウスゴージャス(これも。まぁグラRよりは下だけど)
○ラストレムナント
◎白騎士物語
・リトルビッグプラネット
○ドラキュラDS最新作
・ケツイ
・ぶつ森(買うのは確定)
・風のクロノアWii(続報次第かな。つか体験版とかあればいいのに)
△プロジェクトゴッサムレーシング4(2940円になるらしいのでちょっと欲しい)

つか冷静に見たら「白騎士物語」絶対欲しいって結果になってしまったな。やっぱ何とかPS3買うしかないかな~。

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2008年10月20日 (月)

DSi

当初は「買えたら買う」予定だったが、ここに来て予定外の出費がかさんだのと、「どうやらニッチアイテムらしい」ことが見えてきたのでスルーすることにした。

「ニッチアイテム」というのは、任天堂がやはり本気ではないっぽいというか、

 「3人プレイ人口がある家に2台しか売れてないみたいなので、もう一台売ろう」

という意図があるらしい話を目にしたため。「ひとり一台」などというありきたりで使い古された表現ではなく、もっとずっと具体的に「隙間を埋める意図」でカメラなりフォルムなりを決めていったらしく、見方を変えれば

 「アンタ用じゃないんだよね」

ってことがわかったと言ってもいい。あくまでDSiのターゲットは「それまで持っていなかった人」であり、「日本人分の台数を売りたい」わけじゃないのだ。

そりゃまぁヘビーユーザーの中にはPSPもDSも3つずつ、という人もいるだろうし、そういうお得意さんを否定する訳じゃないだろうけど、ウチみたいに既に頭数分DSを持っているような家には、正直「惹きが弱い」。

ただ、そんなDSiだけど、先日ふと「カメラかぁ・・・」と思ったことがあったので、まだ情報が出てないのをいいことに推測というか憶測で書いておきたい。それは、

 カメラで撮った写真をゲームで使えるんだよね?

ってことだ。例えばQRコードみたいなものから、バーコートバトラーやモンスターファームみたいな使い方。今度出る「わがままファッションガールズモード」の顔の部分に自分の写真を貼るなんてことはお茶の子さいさい序の口クチに出来るだろう。

2枚の顔写真を合成するデモがあったけど、アレって写真の中のパーツを見ることが出来るってことだよね?ってことは、3面図があれば、愛地球博の時の「ポリゴン人形育生パビリオン」みたいな、よりリアルなMiiを作ることも可能かなぁって思う。一歩進めると、、、

 3面図さえあれば、ガンダムだろうと綾波だろうとゲーム中のキャラに出来たり

するのかなぁとか思う。
※さすがに体全体動かすのはキツイかも知れないけど。

 ちょっと楽しそうだ。

あと、大多数の人間が忘れているもしくは知らないかも知れないかも知れないけど、任天堂はその昔「普通の紙にデータを乗せる」技術で、トレカを作っていたことがある。どの程度のデータ量だったか失念してしまったが、ぶつ森やポケカで、専用のスキャナを通すことでミニゲームとかが出来たりした。

 コレだって可能だろ?

って思う。具体的な使い方はともかく、写真が撮れるということは=静止画をスキャン出来るということなわけで、相手が普通の紙であれば当然スキャナも普通の紙相手にデータが拾える「眼」だったはず。ということは、もしかしたら、

 オンラインを使わずに新しいデータを紙面からインストール

というのもDSiなら可能なのかもなぁとか思ったりもした。
※まぁ今の世の中オンラインを使わないメリットがどの程度あるかはともかく。
 →でも小学生レベルではまだまだ無線LANルーターの存在はメジャーとは言い難いのが現実なんだよね。
  →ということは若年層により強固なコミュニケーションツールとしてのバリューを見出させる為の「隠し玉」的な使い方なのかも?とも思ったり。

ともかく。

今までのDSは「触れる」「しゃべれる」がこれまでのゲームハードにはない「デフォルト機能」だった。Wiiでは「傾けたり」「振ったり」を重ねてきて、Fitでは「計る」要素を提案してきた。

現時点でFitがそのポテンシャルを全て発揮しているとは到底思えない。「新たな動詞」は使う人次第でいかようにも新たなひらめきを与えてくれる気がする。

 だからDSiのカメラも、

今はまだ30万画素のカメラでしかない。が、ハードが普及し、「使い方」をもっとどん欲に探し始めるようになれば、それはきっと「ただのカメラ」ではなくなる気がする。

 が!!!

ただのカメラではなくなる頃にはきっと新しいDSがまたアナウンスされてる気も大いにするんだけどね(^^;。

どっちにしろ「まだ買わなくていい」ってのが僕の正直なところかな。

余談だけど、PSPの新型は逆にちょっと欲しくなってきた。つか画面が綺麗そうだなぁ・・・ってだけの理由。でもよくよく考えたら、

 あと1万円出してそれなりの液晶モニターを買った方がいいかも

とも思ってきた。年末PS3を買う買わないは別として、11月20日のラストレムナントを現状のブラウン管テレビ(with360)でプレイするのはたぶん苦しすぎるはず。つか、最近めっきり予定外の支出に追われてる僕が何を言ってるんだ!?って話ではあるんだけどさ。昨日もついアマゾンでレゴ買っちゃったし・・・。

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2008年10月19日 (日)

CastleCrashers

081019cc キャッスルクラッシャーズは昨日もちょっと触れたけどXBOX360のライブアーケード用タイトル。定価は1800円(つかダウンロードコンテンツなので定価でしか買えないのだが)。サイドビューって書いたけどむしろ「ベルトスクロール」
※天地を食らうとかゴールデンアックスとかみたいな。
のアクションRPGだ。

つか僕自身は正直そのバタ臭すぎるというか、「日本人が好きになりづらい洋ゲー」のグラフィック(なんかメガドライブの海外移植系みたいな?)が今ひとつ好きになれず、横でやってる長男を見てもさほど楽しそうにも見えないのだが、、、

ゲームはまさにゴールデンアックスに経験値とアイテム売買を加味してワールドマップでクリアしたマップを自由に行き来出来るようにした感じ。レベルアップすればステータスポイントが1レベルあたり2ポイント加算され、それを任意で「物理攻撃力UP」「魔法攻撃力UPおよび特殊攻撃習得」「防御力UP」「移動速度UPおよび弓矢の攻撃力UP」に割り振る。一旦割り振ったステータスはセーブ後元に戻すことは出来ず、各ステータスは25ポイントでマックス。レベルは1からなのでレベル51でキャラクターのステータスはカンストすることになる。
※HPは不明。もっと増えるのかしら?

見ている限りではレベルはガンガン上がるようで、序盤の敵と繰り返し戦うだけでもカンストまで持って行けそうな気配。
※横から見ていた感じでは5時間くらいで行けそう?

そこまで育ててしまう前提だと残るは「普通のアクションゲーム」になってしまうわけだけど、まぁ武器とかサポートキャラ(敵を攻撃してくれたり、回復アイテムを見つけてきてくれたりするアニマル)とか、当初選択することが出来ない隠しキャラとかがモチベーターとなっていて、キャラによっては強力な魔法が使えたりしそう。

世界観はトゥーンレンダリングによるファンタジーだが、キャラデザインは先ほども書いたように非常に「日本人には抵抗がある」感じで、例えば動物が糞尿を垂れ流しながら走って逃げたり、簡単に首が切れたり、ボスクラスの敵もバイオハザードやサイレンみたいな「グロい」ものではなく、「気色悪い」感じ。友達とワイワイ一緒にやる環境がないとなかなか「ひとりで楽しく」とはいかないんじゃないかと思う。

ただ、そんな微妙な世界観ではありつつも、今後の展開次第では化けるかもとも思う。武器によっては見た目だけじゃなくモーションが変わったりするし、例えばボスや個体数の少ない敵からのレアドロップという設定であれば、
※一度見つけた武器はあるマップに行くことで自由に交換可能。
集めたり試したりも楽しめるだろうし、キャラもまたしかり。

ちょっとしたミニゲーム(バトルや連打系)があったり、クリア後のやり込み要素もないでもないみたいなので、重ね重ね言うが世界観が嫌いじゃなければレジストしてもいいかも知れない。

ただ、「3人で遊ぶためにコントローラー買ってくれ」ってのはさすがに抵抗があるかな。1800円+3500円=5300円出すほどのタイトルではない。クリス評価は★(でも長男的には★★★☆くらい食いついてたな)。まぁメガドライブ時代の洋ゲーテイストが好きで、ベルトスクロールが好きで、ガーディアンヒーローズみたいなのが好きで、360と一緒に遊ぶ友達がいて、その分のコントローラーがあれば、もっと評価は上がるのかも知れないけどさ。

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2008年10月18日 (土)

ジオメトリーウォーズエボルブド2

元はと言えば今週だか先週だかのファミ通のクロレビコラムで、「CastleCrashers」というアクションRPGが面白いというコメントがあったのがきっかけ。そもそも「アクションRPG」というだけでひいき目に見てしまう性分であり、あまり例を見ないサイドビューということで興味も割り増し。で、実際体験版を子供と一緒にやってみたら、

 まぁ可もなく不可もなく。

というか、面白いかどうかを感じるのにはあまりに短い体験版だったんだよね。なんつかもう少しやりたいというか、ちょうどいいところで終わるというか・・・。

まぁこれについてはまた近々書くとして、とりあえず子供がレジストして欲しいというわけさ。1200マイクロソフトポイントのこのゲームを。
※1マイクロソフトポイントはおよそ1.5円
で、コンビニで買えるポイントは700か1400か(3500か)。

せっかくなので1400+700=3150円分買って、「もう少し先がありそうだけど、体験版でやれる範囲は前作より明らかに面白くなかった」ジオメト2もレジストすることにした。こちらは800MSPなので併せて2000MSP。お釣りは100Ptsであるが、まぁこのくらいは良い。

っていうか僕としてはオンラインのノンパッケージコンテンツをPC以外で買ったのは初めてだったんだよね。結局ギャラガレギオンズとかWiiのロックマンやらインベーダーやらもスルーしてしまったし、大抵のタイトルは体験版だけでおなかいっぱいな感じだったし。

まぁそんなわけでスタート時点ではかなりローテンション進行だったジオメ2なのだけど、実際やってみると、

 結構良くできてた。

081019gwe2つか、1時間ほどやった感じではまだまだ圧倒的に完全に猛烈にDS版ジオメトリーウォーズギャラクシーズの方が奥が深いというか、マップやモチベーターが豊富で全然格上なのだけど、
※もっと言うとコントローラーもDSの方が好き。理由は「上下左右の水平垂直に撃ち分け易いから」。アナログで移動出来るというのは確かにファジィな操作を可能にしてメリットも大きいとは思うけど、敵ごとに真横に、、っていうか「右手と左手の操作を重ねたい」時に、両方アナログスティックというのは結構やりづらいわけですよ。真右に移動しながら真右に撃ちたい場合、わずかにどちらかが傾くだけで敵の殲滅にバラつきが出たりして。
グラフィック、特に色数とか解像度とかではなく、処理速度の面でやはり360は圧倒的にDSより優れていると感じられたりもする。要するに、

 同じゲームだと思わなければ楽しめる。

感じ。そうだなぁ例えて言うなら、よく聞いて下さいよ、

DS版は、「メテオス」みたいな感じ。やってくことでどんどん出来ることが増えていくような。で、

エボルブド2は、絵こそ綺麗だけど、なんだか「ミニテトリンのパチモン」みたいな感じ。一つのネタをちょっとずつアレンジして6種類のゲームが出来るように見せかけてます。みたいな。

つかまぁ当たり前と言えば当たり前なのかも知れないけどね。前者はパッケージソフトで、後者はダウンロードソフト。普通考えたら前者の方が凝っていて当たり前。後者も一つ目のゲームと3つ目のゲームなんてホントそっくりなんだけど、それでもどのジオメにもないテイストを見せるゲームタイプもあって、意外とあなどれない。それが「楽しめる」と言った理由。

以下その6つのゲームを軽く説明。つか英語なのであんまし僕自身よく分かってない面もなきにしもあらずだけど、過去のジオメプレイ経験者で興味の沸いた方がいたら、やってみるのもありかと思います。いやぶっちゃけ派手なのもそれなりには楽しいですし。
※ゲーム名は完全に僕が勝手に付けました。360の電源入れたりネットで調べたりするのが面倒なだけです(^^;失敬。

1.エボルブド2 クリス評価☆

 4分ほどの時間制限中、自機がいくら死んでもゲームオーバーにはならない。ボムも数個使える。体験版でもプレイ可能なものなのだけど、ぶっちゃけこれが一番面白くない。体験版に一番面白くないものを当ててくるって神経を疑ってしまうが、

 とにかく敵が序盤から節操なく出てきて、ギャラクシーのように「死んで倍率が0になったりしない」分プレイがアバウトになってしまう。

もちろん丁寧にプレイすればしただけのことはあるのだろうけど、正直「何回死んでもいい」というのは面白さをブーストしてるとは思えなかったな。つかカラフル過ぎてやりづらいんだよ。

2.安全地帯縛り クリス評価★☆

 マップ中にフラフープのような輪っかがランダムに現れては消えるモード。一見「ソレが何か?」と思ってしまうが、

 なんとその中でしか弾が撃てない&その中には敵が入ってこられない。

という異色さ。輪っかは5秒ほどで現れて消える。消える時はパッと消えるわけじゃなく、青から緑になって赤く小さくなって消える。次の移動先を考えつつも周囲の敵をきっちり掃除してからじゃないと出られないし、もちろんもたもたしてたら輪は消える。

ちょっとした工夫だが、これだけでかなりゲーム性が変わり、悪くない。ちなみに2つ目のゲームは1つ目を、3つ目のゲームは2つ目のゲームを一定時間だか回数だかプレイするとロックが外れる。
※と言ってもどのロックも結構簡単に外れるので、1、2時間もすれば全部がオープンになってるだろうとは思う。

3.エボルブド1 クリス評価★★★

これだけはゲーム名を覚えてるんだけど、文字通り1っぽい内容。ただ2になって(ギャラクシーに導入されていた)倍率アイテム(=ジェム)が採用されたことにより、よりスコアに対する意識が高まり、面白さはアップしている。

残機がありボムがあり敵にやられないように倒しまくる。敵を倒して出るジェムを集めると倍率が上がるが、ギャラクシーの様に死んでも0になったりはしない。この点緊張感が薄れているとも思うが、逆に言えば死んでもあきらめずに続ける気になるとも言えるので、その辺は好みの問題か。
※ちなみにジェム倍率はギャラクシーが150倍までだったけど、ジオメ2はもっともっと上がる。とりあえず950倍くらいまでは覚えてる。

まぁ普通にやって普通に面白い。つかこれを1つ目にしてたら「エボルブド1と同じじゃん」と言われてレジストしない人が増えちゃったんじゃないかとは思うんだけど、面白さ的には明らかに1つ目よりは上だと思うね。

4.逃げるしかない?いえいえそんなことはないモード クリス評価★★★★

6つの中で最も面白いのがこれ。何つかホントどっかのミニゲームにもありそうなシンプルなゲーム性なんだけど、いやいやどうして360のマシンスペックあってのカタルシス。

ルールとしては、、、

・残機ゼロ。最初の1機のみ。
・自機は移動しか出来ない。弾もボムも撃てない。
・マップ中にあるゲートをくぐると爆発と共にゲートが消える。
・その爆発に周囲から沸きまくる雑魚を巻き込んで倒す。
・ただしそのゲートの両端には当たり判定があり、かつ爆発に巻き込んでも消えない。
・ゲートも雑魚の数に応じてどんどん沸いてくる。

避けまくりつつギリのタイミングでゲートをくぐり、雑魚をまとめて消すのだけど、思ったほど爆風が広くないので、「最後の1、2匹が爆風から逃れたりする」「よくする」「しまくる」。

敵を倒せば他のモード同様倍率アイテム(=ジェム)を落とすのだけど、一定時間で消えてしまうために何とか取りに行きたい。特に大量にガバチョと一気消し出来た時にはジェムもガバチョと出るので一気に取りまくりたい。でもシビアに行けば行くほどリスクが高まる。

そう、このゲームの面白いところは「欲張りは死ぬ」でも「欲をかかないとスコアがちっとも伸びない」という二律背反なところ。プレイ時間が伸びれば伸びるほど雑魚の数もゲートの数も凄まじいまでに増えていき、むしろ雑魚よりゲートに当たらないようにする方が難しくなるほど。でもその大量のゲートに次々突っ込んでガンガンに爆発させていく気持ちよさは、やっぱり360ならではだと思うんだよね。

ちなみに6種類のゲームは全てオープンにするまで必ず「最新のゲーム」にカーソルが合わさるようになっているので、4つ目のコレをやり続けたい時も、とりあえず一旦は6つ目までオープンにしてから改めて挑戦するのがオススメ。つか「死んだ!」と思った瞬間にボタン連打で即次のゲームに移るほどロードが早いので、イライラさせられることはほっとんどない。
※強いて言えば序盤のわずかな間だけ。

5.フォーメーションZ クリス評価★★☆

「フォーメーション」と書いたらその後には必ず「Z」と書かなければならない法律があるので仕方なく「Z」と書きましたが、要は敵が一列に並んでまっすぐ飛んでくる。最初は数機のフォーメーションもゲームの経過と共にどんどん長くなっていき、っていうかすぐに長くなっていき、ついでに他の雑魚敵もポロポロ出るようになる。

「まっすぐ」とは言っても常に右からとか左からなわけはなく、上下左右かなりの頻度で飛んでくるので、

 割とあっという間にいっぱいいっぱいになれる感じ

が心地よい。っていうかむしろこちらの方が前作の続編として体験版向きだったような気がする。あまりにも敵が出まくるので、ある意味画面が一番派手なモードでもある。つか割とすぐ死ぬ。もちろんイイ意味で。

6.面クリゲー クリス評価★★

まだ1回しかやってないのだけど、どうやら20面くらいあるマップを次々にクリアしていく感じのモード。最初は弱い雑魚だったり、シンプルなフォーメーション攻撃だったりするんだけど、ほどなく強力な雑魚がガンガン出るようになる。

1面辺り制限時間も20秒と定められており、それを超えると「クリア出来ませんでした」マークが付く。
※死んでもそうなる。でも残機自体は別にあるっぽい。

まぁ6種最後のゲームだし、相応に時間を掛けないと攻略は難しそう。そうそう思い出したけど、

 ジオメ2は自機のショットが強化されない

かも知れない。いつまで経っても細くて弱いまま
※もちろんそれで攻略可能には作ってるはずだけど。
なので、勢い自分の実力が問われるチューンとも思う。最初は抵抗があったけど、今はほとんど「撃てないモード」ばっかやってるので、あんまし気にならなくなった(当たり前)。

個人的にはもう少し派手に攻撃したかったかなぁとは思うね。

---------

そんな6種類だけど、まぁ1200円と思えば全然納得出来る内容だとも思うね。普通に楽しめるっていうか絵も派手で爽快感も高いナイスなシューティングに仕上がってると思う。

XBOXらしくネットワークでのランキングも簡単に表示可能だし、
※一番まともなゲームで「世界第19450位」(^^;
割と年齢の行っている、それでも現役時代はゲーセンでそこそこ遊んだような人がやるのがオススメかも。トータル的には(コストパフォーマンスも含めて)★★★☆くらいの良さだとは思うな。

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2008年10月17日 (金)

エイリアン

081017alien 子供に怖い映画の想い出を話していたらどうしても見たくなって実家から古いビデオテープを発掘してきた。つか映像は猛烈汚かったが(テレビ録画だったし)、、、っていうか探すのも非常に苦労したのだが、まぁその辺りはよしとしよう。

っていうか今見て何が驚くって、

 これが全てCGじゃなくて模型だってこと。

宇宙船やらエイリアンそのもの、惑星、脱出ポッド、何から何まで今だったらどこかしら「CGの手」が入るところだろうに、全部手作りというか、まぁスターウォーズの2、3年後の作品なんだよね?だからこういったSF物にお金を掛けられる土壌が出来上がっていたってことなのかも知れないけど、それにつけても、

 ミニチュアがイイ!

なんか最近随分プラモにご無沙汰してる僕でさえ、くすぶっていた何かが刺激されるような感覚がある。当たり前だけど、

 CGじゃない方がリアル

とか思ってしまう。つかそもそもデザイン的にもそうスターウォーズに負けまくってるわけでもないと思うんだよね。特にエイリアンやその惑星?のデザインとか。つか初代エイリアンがあれだけ魅力的だったからこそシリーズが何作も続いているわけで、あのデザインの良さに関してはもう少しみんな評価してもいいんじゃないのって思います。

ちなみに劇中には何度かコンピュータ関連のシーンが出てくるのですが、その微妙なチープさがまたそそったりもします。なんつかスペック的にはファミコンすら出てなかった頃だったと思うのですが、小学生当時僕らが雑誌で目にしたPC6001を思い出すというか、「っぽい」んですよ。とにかく。何かこう、「コンピュータ=未来の機械」の幻想がまだ生きてるというか。当時の未来を思い出すというか。

ちなみに映画自体は「今見ても」全然見られるというか、、、

 素晴らしく怖い内容でした!(^^

もうドキドキするしハラハラするし思わず指の隙間から画面を見るというか、耳を塞いでしまうというか、、、。当時(小中学生の頃)の自分を追体験してる、そんな感じでしたね(^^。っていうか最近のAVP(エイリアンvsプレデター)とかからエイリアンに触れた人にこそぜひ見て欲しい。

 エイリアンって、、、マジ怖かったんだ・・・

って思うことウケアイですよ(^^。
※っていうか最近のエイリアンが怖くなさすぎるって気もするけど。

余談だけど、この頃のSF映画というと、スターウォーズ、2001年宇宙の旅、スタートレック、宇宙空母ギャラクティカなんかが他にある気がするけど、正直本音な話、僕個人はスターウォーズより2001年宇宙の旅よりエイリアンが好きだったりします。それくらいあのH・Rギーガーのデザインが魅力的だったんだよな。

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2008年10月16日 (木)

ラストレムナントってどう?

まぁ年末に向けてPS3を買おうか買うまいかって話が出ているわけですよ。僕ひとりの中に。実際10月末で結構お値打ちなのがリリースされるし、
※グランツーリスモ入り80ギガ39980円orリトルビッグプラネット&コントローラ2個入り80ギガ44980円。
冷静に考えて「次の次の年末商戦=2009年末」までには一つくらいやりたいタイトルも出るんじゃないかと甘い期待をしたりするわけですよ。例えばブルーレイ版のアドベントチルドレンとか、FF13の体験版目当てで買ってもイイかな~とか思ったりするわけですよ。

でもまぁどっちでもいいかなぁという気持ちがあるのもまた事実だったりもするわけです。

 なぜなら、

 360でも大抵のソフトは動く

から。件のラストレムナントもまたその一つ。先日360でデモムービーを落として見てみたところ、

 まぁ綺麗なこと綺麗なこと。

まるでFFです。何つかシステムの面白さがブラシュアップされてたら十分FFで通るくらいのビジュアル。つか僕がFFを好きなのは「凄いのがガワだけじゃないところ」であって、中身に「スクウェアの全勢力が傾けられてる感」が好きなんですよね。たぶん今でも「面白いネタは全部FFチーム」に吸い上げられてるんだよね?そう思うとちょっと怖くはなるんだよな。「見た目だけは綺麗」ってのは。

パラパラと読んでた週アス(先週か先々週のヤツ)に、インフィニットアンディスカバリー(360)とかワールドデストラクション、ナイツインザナイトメアだっけ?があんまし売れなかったみたいなことが書いてあったんだけど、それなんかも結構

 見た目だけは

ってのと近いモンなんじゃないの?とか思ったりする。とにかくガワはさ、努力と人海戦術で何とでもなる気がするんだよね。ドット絵みたいに「1点に魂を込める」必要がないというか、いやテクスチャ職人をバカにするワケじゃないんだけど、何つかもう「そういう技術の蓄積」ってスゲェ貯まってるじゃない?だから変な話極端に汚いゲームとか見苦しいムービーとかってそうそうないんだよ。みんなそれこそ及第点以上。

 でも重要なのはそっから先

結局は面白くないとダメだと思うわけで、言っちゃ悪いけどさっき書いた3本なんてファミ通が煽るほどは到底面白そうに見えなかったもん。
※特にワールドデストラクション。
っていうか、ファンには悪いけどなんかグランディアとかエターナルアルカディアを見てるような感じで、窮屈な世界観(特にアニメやゲーム寄りの対象の狭いもの)と、テンポの悪い闇雲にやり込み要素だけはあるみたいなシステムにしか見えない。

 あのデザインではどの層も拾えない

って思った。
※この場合の「層」はポケモン、テイルズ、ペルソナ、洋ゲー、FF、ドラクエなど。

いきなり話は変わるけど、続編じゃなくてそそられた大作RPGというと、僕的にはローグギャラクシーくらいしか思い浮かばない。ロードがないとかアクションっぽいけどテイルズみたいに2Dじゃないとか、絵的デザイン的に好みだとか、ドラクエ8の前哨戦の趣にそそられたとかいろんな理由はあるけど、最終的にはツメが甘くて序盤の良さが全く完全に終盤打ち消されるという悲しい結果に終わった。

 そもそも新シリーズが売れないのは、面白くないからなんだろうな。

とさえ思うわけですよ。
※いや、まぁソーマブリンガーは面白かったのですが、あれはもうディアブロクローンの一つですからね。「面白いフォーマット」の上に作られた「続編亜種」みたいなもんですからこの場合とは違います。

 ラストレムナントもそうなのかなぁって思うわけですよ。

あれほど綺麗でもいざやってみたらロードが長いとか文字が小さすぎて読めないとか、1戦1戦が長すぎて間延びするとか、固有名詞が出過ぎてワケわからんとか、育生にところどころキャップをはめられて気持ちよく遊べないとか、、、

 FFじゃないだけで小さな不満は許されると思ってるんじゃなかろうか。

と懐疑的になってしまう。つかホントはその「主役FF」の今後を占う非常に重要な役割、「PS3と360のどちらがどう売れるのか」の斥候としてきっちりと「大型タイトル」に仕上げなければならないはずなのに、、、懐疑的になってしまう。

 なぜならFFじゃないから。

いや、正直言って「ルドラの秘宝」とか「トレジャーハンターG」「バハムートラグーン」「聖剣伝説3」辺りのSFCスクウェアタイトルが好きな人もいるとは思いますよ。でもやっぱそれって「FFの影」じゃないですか。「そっちの方が好きな人」は、やっぱり野党じゃないですか。

とか何とか言いながらたぶん買います>ラストレムナント。理由は年末のビッグタイトルがこれくらいしか見あたらないから。

何かスゲェ愚痴っぽい内容になってしまいましたけど、ウチの常連さんで比較的僕と価値観の共有が可能な側面も持っていなくもない方なんかは、年末年始にどんなタイトルに食指を動かすのかしら。ファンタシースターゼロ?PSUPがあんなだったから期待値は☆程度。ぶつ森Wii?娘と違って僕はやらないですタブン。ああでもラストレムナントと似たような立ち位置で「白騎士物語」なんてのもありましたなぁ。奇しくもローグギャラクシーと同じレベルファイブだし。

11月は360でラストレムナント、12月はPS3で白騎士物語が順当ってことになっちゃうのかなぁ。それぞれの期待値はどちらも★☆(3点)くらい。つかPS3やDSiよりむしろもちっと性能のいいモニターを買った方が賢いのかも知れないな。そうすりゃ360でも小さい文字が読めるようになって、もちっとまともな評価が下せるかも知れないし。つか今日はホントマジ愚痴っぽいな。スマヌ。

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2008年10月15日 (水)

超合金魂ガンバスター

実家の3件隣にあるオモチャ屋が今月の19日で閉店するという。既に1週間ほど前から閉店セールを開始しているのは知っていたが、今の世の中ネットで買うのが当たり前なように、売るのも当たり前。とんでもなく安くする必要はないわけで、閉店と言えどもそれほど安くはないと踏んでいた。で、一昨日覗いてみたときも実際それほど安くはなかったのだが、一、二点心にフックするアイテムがあった。

一つはSF3DのプラモAFSmkIとPKA。定価の半額ということはそれぞれ350円。他にはSF3Dのフィギュアも二つあった。

つかこれはネットで調べたらまぁそれほどニーズがない。そもそもこの二つはシリーズ最初期の頃のものであり、販売数的にも出回っていたのか、さほど高値で売れそうもなく
※ちなみに売るつもりそのものはない。ただ「高値で売れそう」という感覚を楽しむだけ。作るつもりもない。これはもうそういう娯楽なのさ。
まぁスルーかなとか。

そしてもう一つが超合金魂。マジンガーやSCIなんかもあったが、フックしたのはウォーカーギャリアとイデオン、そしてガンバスターの3点。
※つか魂的にはダンクーガも欲しかったのだけど、それはなかった。
価格は定価の3割引。

安くはない。確かに安くはないのだが、まぁ絶妙な価格設定とも言える。ネットで見ると、丁度送料振り込み手数料を除いた新品で2.5割引くらいが相場。買うつもりなら少し安いというレベルで、まさしく「売れなくてもネットで売る」という意向まんまとも言える。

とりあえずその日は価格だけチェックして帰宅し、ネットでヤフオクの動向を見る。出品額だけではあまり意味がなく、買い手がどのラインで食指を動かしているのかが重要なのだ。

 中古12000円で入札
 中古9750円で入札多数
 新品15000で未入札

ふむ。定価18900円だが既に発売されて2年が経ち、再販もされたかも知れないが、店頭での未開封品は徐々に減りつつあるというところなはずだが、まだまだ「欲しかったけど買えてない」層は厚いようだ。これならもし自分が買って遊んだ後売ったとしても、ある程度は帰ってくるという算段も立つ。もちろん売る気はないのだが。

18900円の3割引は13200円。送料振り込み料を入れても未開封ならまぁ安い。が、それはあくまで「欲しい欲しい超欲しい」と血眼になって探していた場合。今回のように衝動的に、
※とは言っても数ヶ月前に一度「欲しいけど・・・」程度にはテンションが上がった品ではあるのだが。
買おうという談に即決できるレベルではない。

 もう一声安く欲しい。

これが本音だ。さてここでどう出るか。「何十年も通ってきたから、、、」とか「半額に、、それが無理ならせめて4割引に、、、」というアプローチはどうか。正直自分が逆の立場ならそんなに下げなくても他で売れるし、、と思うだろう。僕だってあまり姑息に買いたたきたいわけでもない。

一旦冷静にガンバスターというアイテムを分析してみる。

超合金魂の中にあって、ダンクーガと並んで最も食指が動いたアイテムであり、その合体変形機構は2年前とは言ってもかなり強烈な密度で構築された、言わば日本が世界に誇れる「大人向け」のオモチャだ。
※とは言ってもその緻密さ故にアメリカンなフリークには到底変形させられないだろうが。
この冬リリースされる既に注文済みのバルキリーVF-25と比較してもその凄まじさは定価ベースで十分比肩しうる。
※バルキリー12800円に対して18900円の価値がある。

ならば迷うことはないのではないか。

バルキリーを注文してからのワクワク感は昨今のコンピュータゲームでは得ることの出来なかったもの。やはりオモチャにはオモチャのドキドキがあり。楽しさがあるのだ。

13200円でもGOサインだな!

と決断して来店。開口一番、

 「どうしても欲しい!でももう少しでもいいから安くならない?」

 「なんだんなんだん、何が欲しいだん?」

 「ガンバスター!!!」

 「まぁ35%までだねぇ」

 「よし買った!ありがとう!!」

081015gunbuster01 結局僕は12285円でガンバスター新品を購入。つか、この高額なオモチャを買うというのは、もはやそれだけで既に娯楽として成立している。つか、

 まだ本体にはほとんど触れてない。

とりあえず命がけでセロテープを剥がし、説明書を取り出し、その変形機構を堪能しただけ。つか正直言って、

 ちょっと面倒かも・・・

とすら思い始めている。っていうか「変形させなければ」まだ新古品で通る。ビニールからも出してないのだから。でも出して触りたい衝動ももちろんある。つかここは結構せめぎ合うところだ。

ネットで探せば嫌と言うほど画像は見つかる。それを脳内変換してさも自分が触って写真を撮ったと言い聞かせることも正直やぶさかではない。が、、、

 それじゃダメだろう!

と思いつつ、ついに触っちゃうことにした。

発泡スチロールの抑えを外し、まずは2号機を箱から出してみる、、、

 「お、重い!」

ぶっちゃけもうこれで1000円分くらい楽しんでいる。重たいオモチャというのはここ数年持った記憶がない。ガチャだろうが食玩だろうが、
※さすがに現金の詰まったバンククエストは相当な重量だが、それはまた別物だろう。
レゴだってここまで重い手応えはない。

 「超合金だ・・・」

当たり前だと思うなかれ。正直いくらネットで写真を見たところで、「どこがどんな素材なのか」までは見えてこない。これはこればっかりは、触って初めてわかる「良さ」なのだ。超合金万歳。

他の素材もプラスティックより柔らかい肌触り。たぶんこれもプラではなく樹脂だろう。つかABSかFRPかの区別は付かないが、強度的にプラより安定感を感じさせてくれる。はっきり言って「イイ感じ」である。

ちなみにどこが超合金なのかというと、関節と肩の赤いところ、あとは足の一部である。普通に触るボディはほぼ全て樹脂。まぁこの辺は仕方ないというか、

 ボディをメタルにしたらとてもじゃないが立てない

と思うからむしろこれで良い。っていうか、1号機も出して説明書を見ながら変形合体させたわけだが、いやいやどうしてワクワクを禁じ得ない。っていうか「懐かしさ」を禁じ得ない。子供の時と比べて随分物を慎重に扱うようにはなったし、適当に動かして合体させちゃおうなどという無茶もしなくなったが、それでも「これがこーなって、あれがそうなって・・・」という手順を踏みつつ形が出来上がっていく様はとっても痛快だ。特にパッケージングされた二つの機体から取り外すパーツなく
※正確には手首がはまっていないので、それをはめる必要はあるが、はめたあと外さなくても変形は可能なのでNO問題。また、1、2号機形態時にはディティールアップパーツとして部分的にラインを調えるパーツが付いているが、初期状態でははまっていず、結果取り外す必要がない。
それぞれの形態になるところが良い。そして最後の合体、、、

081015gunbuster02  カチッと気持ちのいい音がしてガンバスターが完成!

つか正直足首が緩く、
※と言ってもボディが全てプラだったら全然安定出来るレベルの保持力はある。ボディにメタルが使われているからこそ「緩く」感じてしまうジレンマ。
リボルテックのようにガシガシにいろんなポーズを取らせて遊び倒す度胸はなかったが、それでもただの素立ちで十分イカス。全高は30cm近くあり、「小さいながらも巨大感のあるマシーン」を十二分に感じることが出来た。
※ちなみにこの大きさは超合金魂の中でも1、2を争うレベル。公式サイトに大きさは書かれてないが、イデオン、ゴッドマーズが28cm、ダンクーガが25cmだから相当なもんだ。また、公式には各アイテムの写真がいくつか掲載されているが、ガンバスターのそれは他のアイテムと比べても多めに掲載されていて、どれほど企画者に愛されていたのかが伝わってくる。

超合金魂シリーズでもこのガンバスタークラスの大物はそれほど多くない。
※正確にはガンバスター以降にかなり増えたのだが。
あっても多くは5体合体4体合体物で、「たかが2体が合体するだけなのに」これだけの高額品というのは、正直ちょっとボラれてるのかと思った。アイテムの認知度も他はテレビシリーズや往年の名作であるのに対し、ガンバスター=トップをねらえ!はOVA、それもわずか3本しかないショートストーリーでしか出てきてないロボットだ。
※正確にはマイナーなTVシリーズもあったようだが、ぶっちゃけ黒歴史化されている。もっと言えば「知る人ぞ知る」故に、ターゲットが狭く、その分損益分岐点を単価にフィードバックせざるを得なかったのではないかと邪推してしまうロボットだと思った。

 が! 「そんなことは全くない!」

断言出来る。そのギミック、密度、プロポーション、作り手が、否!「職人」が文字通り魂を込めて仕上げた「愛の結晶」がコレだと断言出来る。
※つかまぁ他のもたぶんそれなりに凄いとは思いますが、、、まぁ持ってないのでわかりかねますが。

事実上不可能な変形機構であったがために、設定通りとはいかない。が、抜き差ししない完全変形をどちらのプロポーションもほぼ犠牲にせずに構築した手腕は、本気で凄いとしか言いようがない。「頭と手をはめて完成」そんなセリフは聞きたいくない見たくない!多少の犠牲を払っても、僕たちが求めるのは「完全変形!」それしかないのだ。そしてガンバスターは僕の期待に十分応えてくれた。つか、

 「12285円は安い!」

現時点ですでに6000円分は楽しんでる気がする感じです。
※まだ合体してバラしただけで、一切武器とか台座とかにセットしてないけど。っていうかまた箱にしまっちゃったけど(^^;。ホコリとか付いたらヤだし。

あ、強いて難点を上げるとするなら、やはり首の可動範囲が狭い点が一番かな。ほとんど上下に動きません。あとはまぁ別にこれといった不満は(僕は)なかったですね。ホント良くできてると思います。評価は★★★★☆(9/10点)と非常に高評価ですよ!

以下ちょっとだけ余談。

久々にオモチャらしいオモチャを買って思ったのは、「やっぱオモチャ楽しい!」ってこと。昔から周囲の子と比べても幼稚な嗜好であったとは思うが、
※小学校高学年くらいまでテレビランドとか買ってたし。少年仮面ライダー隊に入隊してたし。宝物が雑誌の付録だったりしたし。
やっぱり「イイ物はイイ」と認識していた気がする。何つか超合金なら何でもいいとかそういうわけじゃなくて、明確に善し悪しを判断しつつ食いついていた、みたいな。

だから今バルキリーやガンバスターを買っても後悔がないんだろうって思う。例えば自分の中でいろんなものと秤に掛けた際価格ベースで言えば、

 ・ガンバスター 定価18900円

 ・携帯電話NM706i ポイント値引き後 18900円

 ・任天堂DSi 定価18900円

とどれも同じくらいの価格帯で、使用時間から換算したコストパフォーマンスではどう考えても圧倒的に割高になるじゃん?>ガンバスター。でもガンバスターには他の二つにない、

 子供の頃の夢

が詰まってる。誰が何と言おうとガンバスターにしかない、超合金にしかない「重さ」がある。

正直1999年頃ガンダムの超合金「可動戦士ガンダム」を買ったりしたのだけど、こっちはもう完全に衝動買いみたいなもんで、ほとんど遊ばなくてワクワクもしなかった。やっぱ

 欲しいか欲しくないかは非常に重要

要するに「欲しい物を買うようにすればいい」と思ったわけさ。欲しくない物は買わなくていい。ゲームだって家電だってマンガだって映画だって、欲しいものだけを買えばいい。こんなこと言っちゃなんだけど、

 欲しくない物買ってる人、多いと思うよ~

自分だってそうだったもの。何となくガチャやったり、勢いでゲーム買ったりプラモ買ったりレゴ買ったり、、、。
※レゴはまぁ私的にハズレが少ないけど。

後から振り返ってニンマリ出来るのは、やっぱりホントに欲しかった物なんだよね。なんつか吟味しつつ、今後も後悔のないアイテムを買ったり集めたりしていきたい。そう誓う今日この頃だ。

つか閉店セールにあるウォーカーギャリアなんかは、おまけのドランが非常にそそられるが、

 ぶっちゃけお金出すならブラッカリィだろ!

と思う自分がいたのでスルー。イデオンも正直ガンバスターほどは欲しくないし、ネットでも(定価を考えると)ガンバスターほど食いつきが良くない。つか、ちょっと待て。オマエの財布にはあといくら入ってると思ってるんだ!?PS3、、、本気でスルーするか?

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2008年10月14日 (火)

こども未来館ココニコ

今日は久々に家族で休みが重なったので、以前から行きたかった隣町(愛知県豊橋市)にあるこども未来館ココニコに行ってきた。

市民病院跡地に出来たココニコは、いかにも近代的な科学館という風体で、「おいおい古ぼけていくだろうけど」出来たばかりの今は楽しそう。未来館とか科学館とかってのは当たり前だけどその時点での未来であり科学だからね。

マックでハンバーガーを食い現地に着いた時刻は1時半頃。祝日と言うこともあり駐車場は満車。入るのに30分近く待たされた。駐車場は30分150円入場料は大人200円子供(小中高)100円。

入るとさすがに満車なのか子供がいっっっっぱい。敷地が結構広いのでぎゅうぎゅうということはないが、ざっくり300人くらいはいたっぽい。なんか凄い。

2階は図書館で、地下に駐車場があり、1階にその主立った施設が集中しているが、幼児用のアスレチックが屋内と屋外に、
※一点ビニールの大きな筒の中に入って移動できるヤツなんかは、対象年齢3~6歳と書かれながらもかなりそそられた。つか本音を言うとやりたかったが、さすがに係員のおっちゃんがいたので遠慮した形。中1の長男はやりまくり。ちょっと羨ましかったり(^^;。

あとは昭和初期の室内模型と豊橋近辺の大正、昭和初期、中期、平成のイメージ画、豊橋の象徴とも言える路面電車(実際に使われていた物)などが展示。特にその路面電車は、運転席から視界に大きく広がるモニターを見ながらポリゴンで構築された豊橋の町中を自分で運転できる仕様になっており、

 乗り鉄の人なら一度は行く価値があるかも

と言った感じ。

そしてメインコンテンツ。さまざまな科学キットを無料で貸し出してもらい、それを使って遊べる。ネタはかなり豊富で、、

・金属探知器・よっぱらいや複眼、近視を体感出来るメガネ・プラスチック系ブロック・木製ブロック・カラーコーディネイト版・電子顕微鏡(僕はこれを借りた。30倍までだけどかなり楽しかった(^^)・スタンプでテキスタイルの模様を作る・日本地図や世界地図のパズル兼すごろく・・・他にもいっぱいあって全部で20数種。全部やらなくても十分おなかいっぱい楽しめる感じ。

順路の最後はしきりで区切られた数カ所のエリアでいろんな体験。子供用の衣装でメイドさんや看護婦さん、消防士の服が着られたり、歯車やブロックがあるコーナー、トリックアートがちょろちょろっと置いてあるコーナー、テレビモニターでクイズやらなにやらやれるコーナーと、気合いの本気チャレンジ「身体測定」コーナー。

体重、身長、ジャンプ力、立位体前屈、視力、握力、背筋力、心拍数、血圧を調べられる。記録は専用の用紙に(自分で)記録でき、持ち帰ることが出来る。一見大したこと無いと思われるかも知れないが、学生時代と違って社会人になって自分の身体能力を計れる場所はそれほど多くないはず。特に握力なんかは学生時代15kgしかなくて、友達から結構バカにされた記憶があったが、実際今計ってみると右が33、左が25。まぁ成人男子としてどうかはともかく、「15kg」というトラウマからは解き放たれることが出来たわけだ。
※あと身長が学生時代友達に計ってもらった際「思いっきり押さえつけられて」165cmだったのが、実際ちょっと(かかとは着けてるけど)背筋を伸ばし気味に計ったら168cm。体重は60.00kg(電子体重計)。まぁ服着てるから1kgくらいは少ないだろうけど、昨夜計った57.5kgよりも重いなぁいつの間に誰が?

とにかく豊橋近郊に住んでいて子供が居るようなご家庭には結構オススメできるスポットかも。正直何回も行けるほど耐久力が高い娯楽は無いかも知れないが、1回行くだけなら★★★はある感じ。つか近所に住んでても大人200円はそうしょっちゅう行ける額ではないんだけどさ。

一応中に自販機(ジュース・アイス)はあるけど、たぶん食べ物の持ち込みはダメっぽい(食べてる人はいなかったし、ゴミ箱もなかった気がする)。駐車場の中には姫路ナンバーの車もいたりして、まぁ旅行中僕らが「寄ろう寄ろう!」なんて言って寄るようなそんな施設だったって感じかな。

つか「ココニコ」って、、、、パクリかよっ!

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2008年10月13日 (月)

アクションRPGについて

その昔たぶんゼルダの伝説神々のトライフォースか、ファイナルファンタジーの5位の頃だと思うけど、某ニフティにて、

 「僕はアクションRPGがゲーム究極形態だと思うんだけど」

という話をした覚えがある。コマンドRPGと比べて自らのスキルを問われる点、緊張感と達成感、爽快感のバランス、育てる喜び、現状では一概に言えないがロード時間の点でもコマンドRPGと比べてテンポ良く展開していた。それにデモやムービーなんかは、「ゲームとして」の完成形とはちょっと違う気がしたからだ。

あれから随分経つが、世界はある意味僕の思った通り「アクションRPGに向かって」来た。ディアブロやPSOを例に挙げるまでもなく、オブリビオンやGTA、厳密に言えば育生要素のある全てのアクションゲームはアクションRPGと言えなくもない。
※「RPG」とは本来役割を演じる・・みたいな話があったが、ある頃を境に「成長要素、育生要素全般をRPG要素」とする流れが出来た。

でもって今思えば、その歴史的ターニングポイントはF-ZEROだったのではないかとも思ったりした。

F-ZEROは言わずと知れたスーファミのロンチタイトルであり、僕の記憶ではコンピューターゲームで初めて「タイムとセーブを掛け合わせた」タイトルである。スコアをセーブするという発想はPCエンジンのCMロムの頃からあったが、レースゲームのタイムをアタックさせるためにセーブを使うというのはなかった。自らの研鑽・修練を結果として明確に記録していく。翌日、また翌日とその記録を超える走りを目指すプレイスタイルは紛れもなくRPG要素であり、リアルタイムのレースはアクションゲームのカテゴリーに入り得る。

「セーブされるのがRPG要素ならシューティングのスコアだってそうじゃないか」という方もいらっしゃるかも知れないが、レースと比べてシューティングは乱数要素が多く、センスのウェイトも技術以上に高かった気がする。もちろんどちらも高い結果をプレイ開始当初からたたき出せる強者はいたが、「コンマ1秒」を削る領域と「1点でも高く」という志は、前者の方がより純度が高い技術向上の指針だったように思う。

そんな僕の大好きなアクションRPGだが、最近になって意外というか何というか、あまりそそられなくなってきていることに気付いた。以前であればアクションRPGなら何でも、というくらいに食いついていたのが、そのエッジ的タイトルとも言える360の「TOO HUMAN」をあっさりスルーしてしまったり、ファンタシースターポータブルや、テイルズオブヴェスペリアなどにも
※まぁテイルズは戦闘までシームレスじゃないので一概に同カテに入れて良いかとは思うが。
さほど入れ込まなかった。グラフィック偏重でないのは昔からだが、それでもモンハン2PGほどの高まりを感じない自分がいる。

 なんかこう、もっと進化するんじゃないか

と思ったりする自分がいる。なんつかシューティングとかサイドビューアクションゲームとかでももっとRPG要素っていうか、なんか「箱庭」を「大箱庭」とか「激箱庭」とかにするような、何つか僕はオブリビオンが好きじゃないんだよね。自由自由って言うけど、文字は読みにくいしアクションのレスポンスは悪いし、たかが数時間だけど、やっていて一度もワクワクしたりドキドキしたりしなかった。「何かがしたい!」という衝動に駆られたこともなかった。

僕の中の自由なアクションゲームの箱庭って言うのは、「理想」に近い形っていうのは、どっちを向いてもどこに行ってもモチベーションを刺激する種だらけで「困る」ほどの世界をロードもなく、移動によるイラつきも、攻撃時のストレスもなく、自分が自分ではなくなってしまうような、その世界の住人であることが自分の過半数を占めてしまうようなそんなゲームだ。

例えて言うなら、その世界には「西洋ファンタジー地方」や「SFサイバー地方」があったり、「渋谷109地方」や「藤子不二雄の裏山地方」みたいないくつもの世界観が同居していて、あるところではポケモンを集めたり育てたり対戦させたり、あるところではアイオブジャッジメントのようなカードを集めたり、サーキットがあってレースしたり、車を集めて保管出来るガレージがあったり、FPSのような対戦ツールや、2Dシューティングだけでも数種あったり、らくがき王国みたいに自分でいろんなものを作ったり描いたり・・・。全てが有機的な繋がりをする必要はなくて(ポケモンを使ってリオレウスと戦いたいわけじゃないみたいな)、でも通貨とかは「地方ごとに両替する必要があったり」、頻繁にプレイしているエリアの価値が下がるとか、、、。

任天堂とSCEとスクエニとバンナムとカプコンとセガが共同で作ってくれたら可能かな?つかその為にはマイクロソフトにスンゴクがんばってもらって、「みんなで協力して巨人を倒す!」みたいな状況になる必要があるかも知れない。つか、このゲームのラスボスがスティーブ・ジョブズとかビル・ゲイツ(まぁ一線を退いたみたいだけど)だったりするのも個人的には、、、ってここまで書いてて、

 それってなんかライブアライブみたいだな。

とか思ったり。つか久々にやってもいいかなとも思ったり。つかなんか大きな風呂敷を広げるフリをして実際は全然大した話を書いてないことに気付いたり(^^;。あ、でもポケモンを育成しながらカードを集めつつモンスターをハントしたり女の子とデートしたりしながら役割を演じるようなゲームがプレイしたいのは事実。つか女の子のくだりは本編に一度も出てこなかっただろうがNO問題。

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2008年10月12日 (日)

DSでネオジオ

※某所にて存在を知ったので試してみる。つかわからないことは、「僕には聞かないように」。僕もよくわかってません。

・コマンドプロンプトから、
※C:\にROMSフォルダを作る

cd c:\roms

でカレントフォルダに移動。

・NEODSにパッチを当てる
 必要なファイルをromsフォルダに入れ
※dlditool32,ez5s.dldi,neods.nds
※真ん中のはハードによって変わります。
※適当にググって見つけて下さい。

コマンドプロンプトから
dlditool32 ez5s.dldi neods.nds

ウィンドウが開くので、下のボックスに
パッチを当てたいファイル(この場合はneods.nds)
を入れてパッチ。
サクセスすればOK。

neodsconvert -bios6 ○○
※○○はロム名。pulstar.zipならpulstar
※biosのあとの数字はもしダメなら8とかに。

上手くコンバートが始まればOK。出来上がったpulstar.neoと
neods.ndsをメモカのトップにコピーして
neodsを起動すればOK。

上手くneo化出来ない場合は、たぶんROMファイルが間違ってる。
ネオレイジのものではダメで、MAMEのものでもダメな場合もある。
いろいろ試すしかない。ちなみに自分が実機を持ってるソフト数本を試したところ、ビューポイントは動かなかった。

何事も自己責任で。

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携帯の話~その2~

ノキアのNM706iを買ったわけだけど、1日2日使ってると最初わからなかったことがいろいろ見えてくる。つかメーカーを変えるというのはまぁそういうことなのだろうけど、いやホントいろんなことが見えてくる。

とりあえず3年は使うつもりなので、全てのことに慣れて行かなくてはならないのだが、

 バッテリーの減りが予想以上に速い

ことにまず驚かされる。どのくらい速いかというと、

 1日持たない。

なぜなら、

 音楽を聴きまくるから。

モノラルであってもスピーカーの音質がよく、イヤホンを使わなくても十分(僕にとっては)聴くに堪える音質ということは、仕事をしていたり車を運転していたりする間にもつい聴きたくなってしまう。この携帯の基本スペックは、「215時間待機 140分通話」であるからして、2時間も音楽を聴いていればそりゃあ1日で充電も切れてしまう。

つかこの辺はPSPよりも持ちが悪いということになる。

今までは割とPSPにイヤホンを付けて聴いていたのだけど
※イヤホンとスピーカーだと当然後者の方がバッテリーを食うだろうけど。
それでも4時間くらいは余裕だった気がする。大阪出張で往復の車中を聞き通して6時間くらいノー充電だった気がする。今後は携帯をその代わりに、と期待していた気がするのだが、、、

 どうもそれには向かないっぽい。

まぁ一時的に使うには問題ないと思うが、本気で聴いてしまうと、

 いざというときに通話が出来ない

という本末転倒な事態に陥りかねない。つか、

 昨夜努力して動画も見られるようになった

だけに正直悔しい気もしないでもないが、
※ちなみに動画は携帯動画変換君のテンプレを3GPPからPSPに変えて、そのままMPEG4をコピーしたら見れた。つかそんなのは努力とは言わないが、ぶっちゃけ横長の画面でも強引に4:3に変換されてしまう(映像が縦長化されてしまう)ので、あくまで「携帯で動画が見られるんだぜ!」と知らない人相手に話のネタにする程度である。

まぁしょうがない。最初からバッテリーに関してはこの携帯のアキレス腱だったのだから。

他に気になった点、気付いた点を列挙してみると、、、

・PCから取り込んだ壁紙データを携帯だけで切り出し出来る。
 →が、待ち受け画面いっぱいに表示することが出来ない(エリアが限られている)。
 →編集時にメモリオーバーフローになった(別タスクは起動してないのに)。
 →それをワンタッチボタンのアイコンにも出来るが、それを元に戻す方法がわからない。

・電話を一回掛けると、切り終えても手動で終了手続きを踏まないとタスクとして残りっぱなしになっている。
 →切ったあと全く同じ手順では掛けられない
  →待ち受け画面になってないので。

・ワンタッチはやっぱりワンタッチだった。
 →対応ボタンを長押しすることで掛けられた。
  →かなり便利(^^。

・動画は一時停止もジャンプも出来ない。
 →あくまでおまけ程度か。2時間映画を最初から最後までは見られんだろ。
  →携帯で録画したものはカクカクだが、PCから取り込んだ物はそうでもない。
   →エロ動画はまぁネタにはなるかな。

・テーマのダウンロードが有料?だったので挫折した。
 →一応有志によってたくさんアップされてるみたいだけどね。
  →でも結局は時計が大きくなるわけでもないし、ただ壁紙がフルスクリーンになってる程度のメリットしか感じられなかったな。
   →つか自分で作れないのかな?>テーマ

・内蔵メモリは50メガバイトっぽいけど、microSDとシームレスに使えるのでほとんど意識する必要がない。
 →microSD昨日落札したら東芝SDHC日本製4GBで810円(送料消費税振込料込みで1100円くらい)だった。めちゃ安いなぁ。

・PCとのやりとりはUSB直結なのだけど、今ひとつ上手く行かないときがある。
 →mp3が読めなくなったり。
  →更新したら読めたけど。
   →大きなファイル(37メガバイト)が途中でハングしたり。

・音楽聴きながら静止画見たり出来るのはいいね。

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とにかく人によって何を望むかが全然違うんだよな。お財布ケータイが必須とかメールメインだから打つのが軽くて反応がいい方がいいとか、ゲームメインでやるからインターフェイスがどうとか、カメラが多機能な方がいいとか、、、。だからやっぱりその人それぞれが「自分の一番重視するポイント」をよく咀嚼して選ぶのがなんだかんだで正解な気がした。

僕なんかはやっぱり軽いのを選んで正解だったと思うし、価格的にも比較的リーズナブルでMP3を着信音に出来ることのメリットが絶大
※もしかしたらあんまし国内携帯にはないみたい?>MP3着信音
だし、見た目も気に入ってるので、多少のマイナスには目を潰れる。

ただ、「ホントはある機能なのに、知らないだけ」ってのは悔しいので、
※ボタン長押しのコマンドとか、動画とか。
とりあえずいろいろ遊んでるって感じだ。

つかホントはやっぱiモードに一回入ってダウンロードしまくりたい!ゲーム以外にも使いやすいアプリとか絶対あると思うし。

でもやっぱ1ヶ月で止めたりしたりしたいので、結局腰が重くなっちゃったりなんかしちゃったりするんだよな。
※つか書いてから思ったけど、使いやすい電卓アプリとか絶対あるよな。本気で探してみようかな。
→ただ起動に時間が掛かる可能性は捨てきれないけど。
 →つかタイマーとかストップウォッチとかテキストビューワとかファミコンエミュとかありそうだけど、、、どうなんだろ。今度本屋でそれっぽい本でも買ってこようかしら。
  →つかそもそものスペックがわかんないってことに今気付いたよ。ゲームで言うと(解像度はとりあえずとしても)どの世代のソフトが動くんだろね。少なくともスーファミやPCEクラスなら何とかなりそうな気もしたけど、、、。

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2008年10月11日 (土)

人のサイフの話

※本日二つ目

つかこの場合の「人」は僕のことなのだけど(^^;、携帯の出費で年末年始に向けての割り当てに変動があったので自分の目安がてら書いておく。つか基本貧乏だとは思うが(月のお小遣いは実質3万円)、有意義に「損した」と思わなければそれが正解で、それで十分だと思う。つかここから赤裸々に僕の自由になるお金を記載する。38歳二人の子持ちとしてはたぶん非常に心細い額だと承知で書く。つか結婚する前なら当然のようにもう少し裕福だったが、まぁそんなことが言いたいワケじゃない。っていうか、今日も運送会社の兄ちゃんと少し話をしたのだけど、
※その人も同世代。結婚してるが子供なし。
月2万の小遣い+タバコが15000円っつってたから、普通と言えば普通なのかも?

サイフの中には46170円。
郵貯に29000円
バンククエストに20000円
ガソリンのプリペイド(使用後に自店で出金してもらえる)が13500円
仕入れ時の鞄に一応1000円

以上 計109670円

携帯18900円やアマゾンのVF-25の代金は既に計上していて、11月と12月のお小遣いが60000円。友人に私物を売る話が付いているので、それが15000円。皮算用を含めて、、、

12月末までに 計184670円

あると言えばある。ないと言えばない。続いては支出予定の方へ・・・

・PS3   39800円
・DSi   18900円
・ぶつ森Wii 6630円
・雑誌(ファミ通と週アス)400円×23冊 9200円
・クリスマスプレゼント3人分 20000円

 暫定 94530円也

およそ半分くらいは確定という感じか。つかこの中にPS3が入っていて「PS3のソフトが入ってない」とか、新PSPはとりあえずスルーなのか、とか、ゲーム買ったりDVD借りたりとかは入ってないんだな!とかあるけど、、

 ざっと考える範囲ではPS3とDSiはこの冬買えそうな気配

はする。

もっともそれまでにPCが壊れたり、PCが不調を訴えたり、PCのHDDが手狭になったりするとまた事情も変わってくるのだが、、、

 これだけ余裕があるなら10月30日にスパッとPS3を買ってもいいかな

って感じは正直するんだよな~。
※ただ実際はD端子ケーブルとコントローラーをもう一つ追加したいところだから、ナントカっていうよくわからんゲームとの同梱版を買った方が得かなぁとも思うけど。

ただ10月30日にPS3買って1日に並んでDSiってのはさすがにちょっとハードワークかも。でもってその翌日からは仕入れだろうし・・・。
※まぁ問屋さんに自慢出来るけど(^^;。

つかなんか大事な出費を忘れてる気もするんだよな~。なんだろ。ただ自分は酒もタバコも嗜まないので、嗜好品代ってのはそうもない気はする。

あとはまぁお袋に誕生日プレゼントでも買うか?(1月7日)

っとその前にミニストップでハロハロが食いてぇな・・・え?オマエ達もソフト?うーむ開幕から予定が狂ってしまうのか?

※今思い出して加筆。「クラッシックコントローラーを二つ」買わなきゃいかん!これは来るべき日のための必要経費だからな!!

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モンハントライ~TGS感想~

まぁ感想っつっても実際に見てきたわけでもないのだけど、とりあえずWiiの時に体験会の雰囲気というのはある程度わかったつもりなのでそれを自分なりにイメージしつつ書くとするなら、

 結構慎重だなぁ

という印象。前回はあくまでお披露目ではあったものの、誰しもが気にしていた操作系や同時プレイ、ボイスチャットにはほとんど触れなかった。ビジュアルでインパクトのある新モンスターと新フィールドなどからアプローチして、「ちゃんと進んでますからご安心を」という趣(おもむき)。

それを受けてやはり僕みたいな人間が「リモコンだけなんて」と叫ぶわけで、今回のプレイあぶる出展はそれに対するアンサー&方向性の意思表明みたいな感じだった。要は、

 据え置き機のモンハンではあるが、それ以前にWiiであり、P2Gの次回作

であるからして、それらのニーズを全て拾った形での告知となった印象。だから過去のモンハンに事実上実装されてなかったボイスチャットに関しては触れず、あくまで「Wiiでのトライ」ということをプッシュしたのだろう。年末年始に向け他社(および同社の別タイトル)がどんなアプローチをして来ようとも、スタンスに揺らぎがない、そしてP2Gプレイヤーにも納得出来るトライというわけだ。

個人的にはGCコントローラーにも対応して欲しかったが、分割同時プレイは素直に嬉しかった。「あればいいけど、、、ないだろうな~、、あればいいけど!」って感じの機能だっただけに、既に全権の信頼を置いているモンハンチームだけど、やっぱりこれはさすがとしか言いようがない。つかありがとーーー!みたいな?

つか要するにスペックは必要ないって事なんだよね。フロンティアの動作環境もそれほど高くなかったけど、重要なのは「出来るだけ多くの人が出来る」ことであって、「出来るだけ綺麗なもの」や「出来るだけ凄いもの」は二の次になってる。だからこそWiiなんだし、だからこそ2画面分割なんだと思う。

 モンハンはカプコンの他のタイトルとは違うのだ。

カプコンと言えば業界でも決してチープな方ではない。が、重要なのがそう言ったAV面だけではないことも知っている会社だ。正直Wiiのスペックで分割同時となれば、そのグラフィックレベルは推して知るべしだ。たぶんPSP版よりも劣る場面もあると思う。

 でも風はそっちに向かって吹いている。

続報にも十分期待できそうだな(^^!。
※隠し玉としては「新武器」「ボイスチャット(Wiiスピーク対応)」は堅いとして、「DS版との連携!(DS版同時発表)」ってのもあるかも。DSi対応でコントローラにDSiを使用しつつテレビ電話(上部スクリーンに相手の顔が映る)、、、つかDSでそのままのモンハンをやるのはさすがに無理があるか・・・。

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2008年10月10日 (金)

携帯替えたいのだが、、、

最近3年11ヶ月使っている故三菱の携帯電話(ドコモムーバ)の調子が悪い。1ヶ月ほど前に内蔵メモリーが突如として初期化されたのを機に、充電池の摩耗が著しくなり、たまたまプレミアクラブ会員だったので新品のバッテリーにも関わらず文字の入力が出来なくなった。
※と言ってもiモードやメールなどは一切使わない。問題は電話番号が登録出来ないことだ。

しばらく前に携帯の価格が底上げされた時も、別段不満がなかったので買い換えようとは思わなかったのだが、実用に足らないのであれば話は別。つか今回のロストで外部メモリへのバックアップの必要性は痛感したし。

さて、ここまで見てみると、さほど携帯に対する要求は少ないかのようにも見える。FOMAではなくMOVAということでネットに関する要求もなく、4年も使っているということで最新機能やカメラの画素数なんかもどうでもいい。メールも使わないし、通常は登録先にしか電話しないからテンキーの押しやすさもまぁあまりこだわらない。

 が、

実際は「流れに反している」という事実が大きくハードルとして立ちはだかった。

要は僕が要求する機能と、世間が声高に叫ぶ機能にズレがあるだけで、欲しい携帯に望む事自体は決して少なくなかったのだ。つかぶっちゃけ、

 非常に狭き門なようだった。

まず価格的にはポイント(6000くらい貯まってた)を使って機種変をした場合、15000円くらいを考えていたのだが、正直僕が欲しい携帯の機能(後述)があまりにもニッチなのか安い携帯には「そういうの」がどうやらないらしい。まぁ探し続ければデッドストック(と言っても1、2世代前の)を持ってるところもあるにはあるだろうが、いかんせん根性がない。っていうか

 普通いくらくらいするのか

を調べられないのもツライ。頼りの価格ドットコムも「価格ドットコムなのに」価格がわからなかったりするし。

僕の希望はこうだ。

・スライドで軽量なら軽量なほどいい。ちなみに今の携帯はシンプルなストラップ込みで95g。

・比較的落としちゃう人なので、角がラウンドの方がいい。つか丈夫なら丈夫な方がいい。
※今まで一度も水に落とした経験はないので防水はいらない。

・外部メモリに電話帳が退避出来ないとツライ。

・アラームが10件、最低でも5件は欲しい。

・出来たらPCからメモカ経由でもいいからmp3が聴けて着信音にしたい。

・カメラ機能はまぁあってもなくてもいい。ほっとんど使わなかったし。

・ネットもメールもしないのでそっちの速度はいくら遅くてもいい。

そんなことを思い描きつつ、まずは世間の携帯の値段がいくらくらいのもんになってるのかとヤマダに電話した。なぜヤマダかと言えば単に今使ってる携帯がヤマダで買った物だったから聞きやすいと思ったのだ。

で、ぶっちゃけ普通にスライド式だと、

 平気で4万近くする。

ギャフン。もうちっと無いのかと問うと、

「海外製品でよろしければLG電子のL705ixがムーバからフォーマへの変更で15000円値引きが適用されますので16000円ほどになりますね」

ふむ。それならまだ許容範囲か。スタイルもラウンド型で重さは120gだが他でざっと見たところこれより軽いのはほとんどない。つかぶっちゃけ今の携帯なんて、

 重さだけで決めた

と言っても過言じゃないからな。僕にとって重さは最重要項目なのだ。

ただ、価格ドットコムを見るとさほどいい声は聞けない。作り込みが甘いとか。きしむとか。でも一方で慣れれば満足という声もあるし・・。強いて言えば音楽ファイルがmp3に対応してないことか。ポイント使えば1万円くらいなのは非常に魅力だけど・・・。

もう少し調べてみることにする。今度はスライドじゃなくても軽ければいいので、今の携帯の前に使ってたようなストレートで探してみると、、、

 ノキアNM706i

というのがヒットした。重さも89gで軽く、価格的にはポイントを使っても19000円ほどになるが、まぁそこは致し方ない。ワンセグとか赤外線とかオートフォーカスとかそう言うのは別段いらないし、価格ドットコムのクチコミでもそのシンプルさと軽さ、重心など多角的に高評価。携帯総合でも6位と高ランキングだった。が、

 まさか電卓が付いてないとは思わないじゃん!

念のためと思ってヤマダのおねぇさんに聞いてみたワケさ、アラームが何件あるのか、電卓機能はあるのかって。つか僕の携帯利用は、

1位 アラーム
2位 電卓
3位 電話帳※調べてから店の固定電話で掛ける。
4位 電話
5位 メモ※毎月仕入れのホテルを予約してるかどうかにしか使ってないけど
6位 イージータイマー※カップ麺食う時だけだけど。
7位 カメラ※3回くらいしか使ったことはない。

ずばり電卓がない携帯電話というのは、目覚まし機能がない目覚まし時計と同じくらい僕にとって意味がないのだ。

 つかちょっと待てよ・・・

ホントにそんな携帯あんのか!?今時機能を増やしこそすれ特に基本的な機能の一つじゃないのか電卓って。
※つかホントはストップウォッチも欲しいとこだけど。

 メーカーページのPDFを調べてみたところ、、、

 「あんじゃん!電卓あんじゃん!」

まぁヤマダのねぇちゃんも人間だからミスも犯すわなぁ。

ただ人間土壇場でグラつくというか、「ホントにシンプルでいいのか!?」という疑念も沸いてくる。一方は高速通信だとかワンセグだとかバッテリーも待ち時間330時間(ノキアはわずか215時間)だとかで不満はないのか。よくわからないが、とりあえず、

NM706iは1237製品中 「6位」

L705ixは1237製品中 「96位」

この差は無視できないだろう。ましてや僕が最重視する「重さ」も前者の方が31gも軽い(価格は1万円も高いけど)。

ちなみにコースの方も確認してみたが、月々の基本使用料を上げて本体を安くするベーシックコースと基本料を下げて最初に本体をガチッと高値で買うバリューコースというのがあるらしく、2年以上使うつもりなら後者がお得らしい。つか基本2年は使わなきゃならないっぽいので、どう考えても後者が得なようだが。

ちなみに最寄りのヤマダとジョーシンは同じ値段で、どちらも取り寄せ。1週間から1ヶ月くらい掛かりそうな気配だが、ぶっちゃけ今の携帯が壊れなければそう急ぎでもない。まぁ壊れなければ。

とりあえず急いでないので、もうちっと考えてみることにする。つかみなさんは携帯で「これが不満」とかありました?自店のパートさんに聞いたら

 重くて持ち歩く気にならなくなった。

とか、

 ワンセグやカメラはそう使わないことに気付いた。

など僕が既にチェックしてる項目を見事に踏んでくれてました。さすが○○さん(親しみを込めて)。

しかしまぁあと1週間か1ヶ月か・・・。待つことに関しては抵抗はないのだが、

 上がったテンションが下がると非常に面倒になる。

それが怖い。つかせっかくここまで調べたり電話して聞いたりしたのだから、ここはもう買っちゃいたいのが本音だ。つかヤマダもジョーシンも同じ値段だったと言うことは、たぶん他もみんな同じだろう。僕はエイデンに電話してみた・・・

 「赤以外はあるけど買う?」

ちょっとだけ考えさせてもらってから決断。

 「1時間以内に行くので取っといて」

 「了解んじゃね」

実際はそんなにフランクじゃないのだがまぁよい。つかまぁそっから速攻で行って手続きをしてあっさり買ってしまった。途中、、、

 「手数料が2100円掛かります」

 「ACアダプターが付いてないので950円掛かります」

 「プラン変更が、、

 「名義が、、、

 「お時間が1時間くらい掛かりますが、、

・・・

うだうだまくし立てられたが、結局はポイント使って18900円也。まぁぶっちゃけ僕みたいに携帯コンテンツにさほど興味のない道具としてしか使い道がないヤツには、ただただ設定が面倒なだけなのだが、

 それでもがんばって使えるようにした。

NM706iを今から買おうと思ってる人間がたまたま僕のブログを見ているとは到底思えないが、とりあえず、

・計算機能が使いづらい
 ※十字キーに+-*/が割り振られていず、カーソルで=まで選択するという無茶なインターフェイス。バカというかバカというか・・・。

・mp3のファイル名が結構な確率で文字化けする。

・後は特筆して不満なし。

mp3も聞けたし、レスポンスも僕的には許容範囲。軽さや大きさも思った通りで、強いて言えば待ち受け画面に「大きな時計」が表示出来ないのがイラっとするが、まぁこれも慣れだろう。FMラジオが聴けたり(イヤホンコードがアンテナになるので本体スピーカーから聞く際もイヤホンを挿す必要があるけど)、動画が撮れたりするのもちょっと遊ぶにはちょうどいい。カメラもとりあえずあればいい派からしたら問題なし。
※ただ一度だけした通話では、ちょっと最初にノイズが載ったかも。たまたまかも知れないけど。

それと、最初くらいはiモードに入っても良かったかなぁとも思った。いくつかコンテンツをダウンロードしてから止めるとか出来るんでしょ?(出来ないのかな)。携帯でしか出来ないゲームとか少しくらい入れておいてもよかったかなぁって感じでしたな。グラディウスとか。ケイブのシューティングとか。
※おすすめとかあったら教えて欲しいかも。短時間で始めて終わることが出来て、一回ダウンロードすればずっと使えるヤツがいいな。

着信をmp3に出来るのはやっぱり嬉しい。別に聞きたい曲があるわけではないのだけど、今までほんのちょっとしか選択肢がなかっただけにね。音質は本体スピーカーは一つしかないのでモノラルなのだろうけど、ぶっちゃけ音量も音質もPSPよりもいい(同じ曲で聞き比べると明らかにクリアな感じ)。あまり期待してなかったのでこれは嬉しい。つかこれならイヤホンせずに聞く気になる感じ。

それと最近の携帯はみんなそうなのかも知れないけど、和英の辞書も付いてるのな。打ち慣れてないからイマイチやりづらいっちゃやりづらいけど、いざと言う時に活躍しそう。

メニューの配置替えも割とフレキシブルだし、大きさが小さいことに抵抗がなければ、十分アリだと思いましたな。
※バッテリーの弱さだけがネックだけど、それはまぁ覚悟済みだし。

081010nokia そんなに携帯を触ってない人間が言うのもおこがましいとは思うけど、とりあえずネットやメールを使わない自分としては現状かなり最善に近い選択肢だったと思う。価格は安くないけど、まぁ最近の携帯はどれも4万とか5万とかするみたいだし、機能より軽さを重視する人ならオススメ度は★★★★くらいある感じ。見た目もなかなかかわいいしね(^^。

つかタイトルと中身が微妙に違って来ちゃったな(^^;。

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2008年10月 9日 (木)

アナタヲユルサナイ~その2~

常日頃から活字を読むクセの付いていない人間に小説の面白さを説くことは難しい。想像力だとか、自分のペースだとか、まぁ比較的ローコストとする向きもあろうが、まぁ僕のように「せいぜいマンガ」止まりの人間には、なかなか小説の良さは理解しづらい。

でも当たり前のように新刊が出版され、何度も重版を重ねるタイトルがあるわけで、それにはそれの、小説には小説にしかない面白さがあるのだと思う。

アナタヲユルサナイは、「挿絵が多く、音が聞こえてくる小説」のようなゲームだった。展開はほぼ一本道で、時折挟まれる選択やミニゲームも、ちょっとした箸休めと言った感じで決してストーリーのジャマをすることはない。プレイヤーはただ淡々と文字を追い、主人公竹内理々子となって事件を追う。弟切草と違ってキャラクターにはしっかり顔があるから、その分読者のイメージは限定されるかも知れないが、僕のような活字素人にはそのくらいでちょうどいい。一枚の絵は時に何ページもの詳細な説明以上に語ることもあるのだ。

物語は章立てになってはいるものの、基本的には一つの大きな事件を追う展開。当然のことながら序盤はあまり真相とはかけ離れテンポも緩やかだが、徐々に感情を揺さぶるシーンが増え、自分で動かしたり紡いだりしたワケじゃないのに、そう、性別すらも違うのに、いつの間にか理々子になって事件を追いかけている自分がいる。これは、

 サウンドノベルの使われ方として正しいと思う。

これだけが可能性の全てというつもりはないが、僕が過去にプレイしたアドベンチャー、読んだことのある数少ない推理小説と比較しても、十分過ぎるほど面白く、引き込まれたのは、間違いなく「ゲームという器」に上手く落とし込んだ形態だったからだろう。

正直終盤にややチープかな、と思える展開もないではなかったが、
※ラストは一気にプレイさせる意図の為にやや強引かつ急速な展開が続く。
あまり風呂敷を広げすぎて作り手も読み手も疲れてしまうことはたぶん本意ではなかったためだろうと思う。あくまでライトに、どうだろう全部で5、6時間くらいだろうか。ボタンを押すだけの時間、結構PSPも重さがあるから一気には難しいかも知れないけど、
 シンプルなのに濃密な娯楽

が味わえたと思いましたよ(^^。人にもよるだろうけど、3000円前後なら結構おすすめです。面白かった。クロス探偵物語に負けていません。

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2008年10月 8日 (水)

アナタヲユルサナイ

大阪仕入れの夜久々に(やるゲームを持って行かなかったこともあり。まぁPSPは音楽聴くために持って行ったが)心斎橋筋をテクテクブラブラ。カワイイ子もいればとっぽい兄ちゃんもいる。つかダイエットは当初の予定からして

 出張中はたぶんサボる

と思っていたので、やる気もなく、代わりにはならないかも知れないが適度に歩いたりすることにした次第。と言っても晩飯はぐっつり食べてしまったし(食後のおやつも含めて)体重はたぶん2kgくらいリバウンドしてるだろう。やや問題アリだが。

小雨まじりの天気は路面を濡らし、店の灯りが反射してかの「ブラックレイン」のごとく大阪の街を映し出す。気温はそれほど高くも低くもなく、歩いていれば薄着でちょっと汗ばむくらいだ。

最近はあまりやらなくなったが、僕は僕を演出するのが結構好きだ。別に誰かが見てどうこう言うのではなく、ただただ「それっぽい雰囲気に僕が染まる」のを意図的に行うのが結構好きなのだ。つかまぁフられたら失恋の歌を聴いたり、いつもならやるはずのない体育座りをしたり、何も映らないテレビのチャンネルを点けっぱなしにしたり、海まで行って堤防で座ってみたり、叫んでみたり、やけ酒やけ食いをしてみたりというのは誰しもあるだろう。

実を言うと「アナタヲユルサナイ」はかなり前から気になっていた。縦画面とか音楽がFFの植松さんだとかそんなことは全然どうでもいい。ただ一点、

 キャラデザインが僕の大好きなクロス探偵物語を彷彿とさせた

から。軽いサスペンスタッチの探偵物アドベンチャー。難度も低く、物語を楽しませるのに主眼を置き、都会のスタイリッシュな(僕からは縁遠い)雰囲気は、それだけでピチカートファイヴの曲が聞こえてきそうな気がした。

路地に入ったところにある中古屋での価格は2990円。まぁ安くはないのかも知れないが、今日はそういう気分だったので、サラリと衝動買い。まぁ最近の衝動買いはあまり打率は良くないのだが、、、。

ホテルに戻ってPSPの電源を入れる。既にこちらは「そういう探偵」スイッチが入っているのだ。かの藤子不二雄先生も物語に入った時のテンションは非常に高かった。やはり演出は大切なのだ。つかまぁアナタヲユルサナイのまとうオーラはどちらかと言えば関西というより関東寄りだが。

ゲームは淡々と進行する。時折アナログパッドを使った「注目」や、AとBどちらの後を追うか、などの選択肢もないではないが、頻度は少なく、推理するというほどのものはない。もし間違った選択をし、ゲームオーバー(バッドエンド)になったとしても、再開からその選択まではメッセージを高速でスキップ可能なので操作面でのストレスも少ない。

グラフィックはとても丁寧で、背景は実写にエフェクトを掛けたような雰囲気。リアルではないがリアリティがある感じはこうした探偵物アドベンチャーゲームにはとてもマッチしている。

キャラは思った通りのテイストで、縦長画面の効果もあってどのキャラも非常に立っている。時折ドキッとするような展開があるのも
※ドラマでは「そんなのあるか!」と突っ込みたくなるような場面でも、
音声のないテキストだと意外と真剣に緊張してしまったりする。

音楽はあくまで引き立て役という感じで、嫌みにならない程度に流れ、とても良い。決してメロディアスで自己主張しまくるわけじゃないから、曲としての評価を勝ち得るのは難しいかも知れないが、このゲームにおけるBGMの役割としてはほぼ満点の出来だろう。

意外といいカンフルになっているのは、ボケ担当のキャラもいる点だ。スタイリッシュ&クールでシリアス路線だけかと思いきや、意外と主人公の理々子が情熱的だったり、クスリと来るセリフがあったりもする。この辺りも相応のセンスがなければしらけてしまうところだが、そうさせないのはシナリオの抑揚をきっちり管理した上での演出だからだろう。

基本忘れっぽくなっているので、こういうアドベンチャーをやるからには章単位で一気にクリアしてしまわないととてもじゃないが話について行けない。一章が長すぎるとそれも叶わず不安になるが、それもなく、物語はどれも魅力的。基本男女間の浮気調査が上辺をなぞっているが、根底には大きな流れもあり、惹きは十分。これだけのシナリオならむしろ選択肢やちょっとしたミニゲームは一切なくても良かったのではないかと思うが、まぁその辺は大人の事情なのかも知れない。

現在5章に入ったばかりで、評価はかなり高い★★★★。レスポンスが良く、頭を使わず、スタイリッシュな探偵物アドベンチャーゲームを気楽にプレイしたい人、特に女性にも強く勧められるタイトルだと思う。「○○時間遊べないと損した気になる」とか、「女が主人公の話は大嫌いだ!」とかでもない限り、普通にリラックスしてページをめくりたくなる、そんな佳作だ。

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2008年10月 7日 (火)

ふと気付いた異性のこと

くだらない話なので気負わないように。つかまぁ昨日のは長いと言っても数日掛けて書いたものを土曜深夜にアップしたものだから、僕的には「長文のあと」ということもないのだが、今日は手抜きというか、いかにもな雑談で。

大阪に仕入れの際は特に外界との接触頻度が高まる。電車もそうだが仕入れ先のある船場から晩飯を食う行きつけの一風堂までは日本一の店前通行量を誇る心斎橋筋だ。行き交う人の数が多いだけでなく、その世代も幅広い。

これはもう自分が中学生の頃からだと思うが、やはりカワイイ女の子や露出の多い子に目がいく。特に僕は彼女がいたこともないから、「それを気にする」なんてこともなかったし、実際いた友達(男女問わず)であっても、クオリティの高い異性には目がいって当たり前だとも思う。

そう、人は知らず知らずのうちに、視界に映る人間を選別している。

例えば中学生や高校生の下校時刻にたまたまかち合った時なんかでも、男子の集団より女子の集団に目がいく。まぁカップルがいればそっちにより目がいくが、そういう視点が蓄積していくと、

 勢いその学校は女子の比率が高い学校

ということになってしまう。実際は違っていても。

で、その女の子の中でも、目立ってかわいい子がいるとやはりちょっと心の中で「儲けた!」感が沸いて出たりする。これは正直な話「カッコイイ男」や「おしゃれな小学生(男女問わず)」でも同じような感覚にとらわれるのだが、

 カッコイイ男は男の僕が熱視線を送るとスゲェ怪しまれるし、ヘタしたら難癖付けられるかも知れないから怖いし、

 小学生も似たような意味でぶっちゃけ非合法感が漂う。

でも普通にテレビを見ていてかわいいこやかっこいい子、かわいい子供に目がいくのと同様に、実は全然不思議なことじゃないと僕は知っている。まぁ仮面をかぶって言葉と感情をオブラートにくるむのが世間で言う当たり前だから違和感はあるだろうけど。

だからなのか、いつの間にか、

 世の中はかわいい子が増えたなぁ

などと考えるようになっていた。それこそ数年、いや10年以上のスパンで。でも、昨日ふと気付いた。

子供達のクラス、学校を見て自分が「かわいい」「かっこいい」と感じる子はどれほどいるだろう。せいぜい1人か2人・・・。でもそれって自分が小学生中学生高校生だった頃と実はあんまし変わりがない。

そしてこないだの運動会。まぁ幼稚園の頃はまだ子供が小さい=親も若いから、見栄を張る意味も込めてその母親のビジュアルクオリティは本来のものよりも強化されたりするのだが、小学校、それも高学年くらいの子供がいる母親ともなると、

 驚くほど普通におばさん化している事実。

そりゃ中には「綺麗なお母さん」もいる。が、それはやはり「1クラスに1人か2人」。そう思って昨日今日の仕入れの間行き交う人を見てみると、、、

 驚くほど普通。

帰りの名古屋駅ですれ違うミニスカートの女子高生を見ても、

 オレっていつの間にいままでフィルター掛けてたんだろ

って思うほどかわいい子の比率は少ない。メイクでがんばってる、スキンケアに気合いを入れている子はそれだけで既にクオリティが底上げされているが、頭の中で素材をスキャンしてみるとよくわかる。

 素材はそれほどでもない

ことが。そしてそれは当然のことながら男性にももちろん自分にも言える。かっこいい男なんざそうそういないということが。そして、

 かっこいい男と結婚したり付き合ったり出来る女、
 綺麗だったりかわいかったりする女と結婚したり出来る男が非常に少ない

という事実に気付く。
※ただここはちょっと注釈を入れたいところなのだけど、「かわいい女とかっこいい男がくっつくとは限らない」点は重要かつ大切な望みではある。

夢を見つつも現実はシビアであるからして、

何かを求めるのなら、「その目的を成就するためにしなければならないこと」はしっかりと研鑽しなければならないよな。

と思った次第。あと、基本見るだけならよっぽど罪に問われたりはしないので、クリス的には「妄想の翼でどこまでも飛べるから平気」ってスタンスでALLオッケイだと相変わらず心の底に秘めておいた方がいいことも告白しておしまいとしたいと思います。

余談ですが、僕的には凄く綺麗な人とかかわいい子とかはかなり苦手です。つか正直な話見てる分にはいいのですが、話せる機会がもしあったとしても、なかなか気の利いたこととかいつものテンションではとても話せない。シャイとかウザい逃げ口上ではなく、単純に自分がSなので、自分より優位に立つ人間を生理的に避けたくなるんじゃないかと自己分析。逆にウィークポイントがあるような人はそこを徹底的に責めたくなると同時に、とても惹かれたりします。これも男女同様に。つか真性のSなのか!?

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2008年10月 6日 (月)

好きな映画監督の話

ゲームで堀井雄二の作るドラクエが面白いように、マンガで鳥山明の描くマンガが面白いように、映画もまた監督の仕事がその作品の善し悪しに多大なる影響を及ぼす。当然のことながら。

ということはもし何も知らず何も考えずに作品に対峙した際琴線に触れたとしたら、その監督の感性や価値観と自らのそれがクロスしている可能性が高いと言ってよいと思う。その監督の他の作品も、波長が合うかも知れない。

今日はそんな映画監督の話をダラダラとしてみたいと思う。つかまぁ所詮は「映画『も』好き」な人の話なので「映画『が』大好き」な人からしてみたら薄口な内容になってしまうとは思うけど。

まず適当に監督の名前を列挙してみる。その中でフックするところを拾い上げていこうと思う。
※後半は好きな映画から調べて書いてたりします(^^;

●スティーブン・スピルバーグ
●ジョージ・ルーカス
●ロン・ハワード
●リチャード・ドナー
●ジェームズ・キャメロン
●ローランド・エメリッヒ
●山崎貴
●金子修介
●原恵一
●ジェリー・ブラッカイマー(監督じゃないけど)
●リドリー・スコット
●ブライアン・シンガー
●レニー・ハーリン
●ロバート・ゼメキス
●ジョン・ウー
●ウォシャウスキー兄弟
●ヤン・デ・ボン
●マイケル・ベイ
●リュック・ベッソン(意外と監督作品は少ない)
●ピーター・ジャクソン
●クリス・コロンバス
●ジョー・ダンテ
●宮崎駿
●ブラッド・バード
●ロブ・コーエン
●庵野秀明
●円谷英二
●出崎統

つかざっとウィキペディアを見ながら書き出してみたわけだけど、いや~ホント楽しいもんだね。映画がそもそもそれなりに好きだからってのもあるだろうけど、「この映画もこの監督か、」とか「この脚本をこの人が!?」みたいな驚きの連続でむしろそれだけでも十分楽しめた感じ。つか上に書いた監督の作品を一つも見たことがないと言う人がもしいたとしたら、、、ごめんたぶんその人は目が見えない人だね。

●スティーブン・スピルバーグ

まぁ僕らの世代で映画監督と言えばスピルバーグが宮崎駿かってくらいメジャーな監督。実際には何をやったのかよくわからない「制作」とか「制作総指揮」とかを除いた監督作品だけでも、激突、ジョーズ、未知との遭遇、レイダース、ET、インディジョーンズ3作、カラーパープル、ジュラシックパーク2作、マイノリティリポート、宇宙戦争と結構な本数見てる。ちなみにこの僕が見た中で一番を選ぶとしたら、やっぱり「インディジョーンズ魔宮の伝説」しかない。当時桁外れな期待をもって映画館に赴き、お袋と妹に「もう一回見たいから時間潰してきて欲しい」とひとりで二回続けて見た。
※つかまぁ当時は2回続けてみたりすることも少なくなかったけどね。つかイデオンとか接触編と発動編それぞれ2回見て8時間ぶっ通しだったりしたし。

有名な監督だとは思うけど、その作風全てが僕の波長に合うということはなくて、宇宙戦争とか見た目は良かったけど感想としては微妙だったり、カラーパープルなんて途中で寝ちゃったりしたりした。

それでもクリスタルスカルは名前分楽しませて貰ったし、マイノリティリポートみたいに全然期待してなかったのに面白かった作品もあるので、、、ってそれって何か宮崎駿監督にも通じる感想かも知れないな。

ちなみに2007年の年収は380億円だそうで、ハリウッドの稼ぎ頭と言われるウィル・スミスの90億円よりも遙かに高い。

●ジョージ・ルーカス

スターウォーズがあまりに有名なので監督のルーカスも有名なのだけど、実際に監督をした作品はデビュー作とアメリカングラフィティ、あとはスターウォーズの4、1、2、3だけなんだと今ウィキペで知った。つか「ルーカスアーツ」とか「ルーカスフィルム」とかでも目にするし、インディがスピルバーグ×ルーカスという印象もあってかなりの「箔」が付いてる。

それでもやっぱりスターウォーズは凄かった。前もちょっと書いたけど、公開前のワクワク感というか、「何か凄い物が来る」感は他に例がなかったと思うし、
※ただ僕自身はスーパーマリオを買わないのと同じで、「オレはスーパーマン派だから」と映画公開時はスルーしてた。まぁあまのじゃくだったわけだけど。
エピソードIの時もひとつのイベント、ムーブメントとして盛り上がることが出来た。
※アメリカじゃあ並んでる間に恋が芽生えて結婚した夫婦もいるって言うしね。

ウワサではもう映画は撮らないらしいけど、スターウォーズのような「イベントのプロデューサー」として何か一仕事して欲しいなぁとは思いますな。ちなみにそのスターウォーズ、今見て意外と楽しめたのはエピソードIだったりした。特撮技術が進化する一方でどうもアラも見えるようになってしまってるんだよね(昔の作品は)。かと言ってジャバはCGよりパペットの方が好きだったりするんだけど。

●ロン・ハワード

名前が浮かんだだけで実際見たことがある作品はコクーンとウィロー、アポロ13くらい。
※他にはダヴィンチコードとか身代金とかバックドラフトとか撮ってる。
それでも記憶に残っていたのはたぶん僕がウィローが結構好きだったからだろうな。特撮的にもネバーエンディングストーリーやダーククリスタル、タイタンの戦いなんかの流れで西洋系ファンタジーに飢えてたってこともあるけど、バル・キルマーはトップガンよりかっこよかったと思うし、CGも当時はかなり珍しかったしね。
※でも近年見直してみたらやっぱり「プレステばりのポリゴン」な感じで正直微妙だった。

●リチャード・ドナー

大好きなスーパーマンの監督として刻まれているリチャード・ドナー監督だけど、作品リストを見てみると、グーニーズ、リーサルウエポン、マーヴェリック、タイムラインと意外なほど好きな作品が多い。そして僕が好きなこれらの作品はどれも、

 ラストが気持ちよく終わる。

という共通点があるんだよね。痛快というか。爽快というか。あとラストだけじゃなく全体的に見せ場がちりばめられているような(曖昧な)記憶もあるから、もしまだ見たことがないという人がいたら、スーパーマンを含めた5作品(リーサルウエポンは2も3もあるけど)はどれもオススメできるかと思いますです。つかマーヴェリックとかもう一回見たいなぁ。

ちなみにスーパーマンは正直他の作品がそれほどでもなかったんだけど、こうして監督が違ってたってことがわかるとそれも頷ける感じだね。

●ジェームズ・キャメロン

ターミネーターの頃はもう「時代はキャメロンだよ!」くらい息巻いてた気がする。つか監督作は初期の2作以外ほとんど見ていて、ターミネーター、同2、エイリアン2、アビス、トゥルーライズ、タイタニック、タイタニックの秘密(ドキュメンタリー)と全盛期はまさに珠玉作目白押しという感じ。

個人的にタイタニックは旬を過ぎてからそれも斜に構えて見たのでさほどでもなかったのだけど、1億ドルの興行収入があれば大傑作の昨今、18億3000万ドルって記録は正直理解の範疇を遙かに超えてる。つかそんだけお金があったら仕事とかしなくなるよなぁって思うもの。
※ちなみに「あんなに売れた」と思っていたターミネーター2でも5億6000万ドルだってんだから、18億(約2000億円)がどれほど凄いかって話だよ。
※ちなみにちなみに日本一売れた「千と千尋の神隠し」が304億円。タイタニック恐るべし。
※ちなみにちなみにコンピュータゲームで最も売れたスーパーマリオは約4000万本で単純に1本5000円だとすると2000億円。タイタニックとスーマリは同じくらい凄いってことになったりするかな?

正直そんな感じで「今はあんまし・・・」なキャメロン監督だけど、だからと言ってエイリアン2やアビスやターミネーター2が汚されるわけはなく、もしまたお金掛けて派手なSF映画を撮ってくれるなら、十分見に行く用意があるよ!と声を大にして言いたい監督ではあるね。

●ローランド・エメリッヒ

荒唐無稽と言ってしまえばそれまで。趣味嗜好の範疇と言ってしまえばそれまでだけど、僕はこの監督の作品が好き「だった」。つか紀元前一万年の感想を書いたばかりなので余計そう言わざるを得ない。残念ながら。

でもやっぱり「インデペンデスデイ」と「デイアフタートゥモロー」は大好き。ディザスター映画に徹底的なリアリティを持たせるのを信条としてるとインタビュー記事に書いてあったけど、ほんとそれっぽくて、正直似たテイストのアルマゲドンやディープインパクト、コアなんかと比べても一線を画す。

あと地味に僕が見た作品に関して言えば「嫌なヤツ」が出てこないのも好評価。世の中そんなに卑怯なヤツばっかじゃないよ?実際。利己主義と卑劣なのも違うし、嫌なヤツを出さないと主人公が映えないっていうのは絶対誤解だと思う。ちなみにどんなヤツが嫌なヤツかというと、「スパイダーマンに出てくるゴブリン」や「スパイダーマン3に出てくるヴェノム」。あとSWエピソード3のアナキンも嫌い。好みの問題かなぁ。

●山崎貴

世間的にはALWAYS三丁目の夕日の監督なのだろうけど、自分的にはジュブナイル、リターナーの監督。基本VFX等の特撮に「凝る」タイプで、その方向性が僕の好みと合う感じはする。
※でも三丁目の夕日は素材自体にどうしても相容れない、生理的に受け付けない感じがして未だに見てなかったりするけど。

特にエイリアンやその母艦、宇宙船などの見せ方はジュブナイル内の「映画内ゲーム」の映像にも上手さが出ていて、彼がディレクションするなら、ゲームでもやってみたいと思わせるほど好きだったりする。
※つか展開的には監督作品もどことなくゲーム的だとも思うし。

今何を撮ってるのかわからないけど、個人的には「監督:金子修介 特技監督脚本:山崎貴」という組み合わせで「ゴジラ対ガメラ」でも撮ってくれないかなぁと思うんだよな。

●金子修介

イメージだけだと結構若い印象があったけど、実際は53歳?結構行ってる。
※ちなみに山崎貴監督は44歳くらい。
見たことがある作品はガメラ3作ゴジラ1作と、クロスファイア、デスノート。密かに8月にテレビでやってた「阿久悠物語」も途中からみたりした。

山崎監督にも言えることだけど、基本テンポのいい特撮監督という感じで、シーンに無駄がない=見ていてイライラすることがないのがいい。お金があればあっただけの仕事が出来る監督だと思うので、ぜひともいい素材を得て、上手く料理して欲しいなぁと思う。つかゴジラ対ガメラにこだわらず、「全く新しい怪獣映画」とかでも僕は見に行くけどね。

●原恵一

CGを使ったり高解像度、精細な映像を見せなければアニメとして成立しないなんて事は全くない。スペックの劣るPSP版のモンハンがPS2やパソコン版より遙かに支持されているし、写実的じゃない絵や造形でも人々の心を捉える芸術作品はいっぱいある。ただそれらはハリウッドのお金を掛けた映画と比べて、なかなか「届きにくい」。

僕が原恵一作品を初めて見たのは「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ温泉ワクワク大決戦」だったと思う。下品で生産性の低いしんちゃんに、それまでの僕は全く興味をそそられず、その時もかなり斜めからテレビで放映される劇場版のそれを見ていた。

荒い線とシンプルな彩色、お世辞にも萌えられるとは言えないキャラクター。大人が見るにはなかなか厳しいと言わざるを得ないビジュアルだったが、途中で赤い大きなロボットが出てきてから僕の印象が変わり始める。

 既視感か!?

そのシンプルなデザインの巨大ロボットは、見た目だけじゃない懐かしさを伴い、大胆な構図やアニメならではの動きと相まって僕の意識がだんだん画面に集中していく。そしてBGMに伊福部昭の地球防衛軍、ゴジラのメロディが流れた瞬間電気が走るのを感じる。

 これは、僕の知っているしんちゃんじゃない!

下品さ、幼稚さはなりを潜め、手段はアニメでもやろうとしてるのは子供から大人まで楽しめる王道の「娯楽大作」。一見いい加減に見える描写でも、武器や戦車など細かなディティールは決して今どきのボンズとかIGとかカラーズの作品に劣るものじゃない。

 でもしんちゃんの世界観を無下にはしない。

クライマックスの「ケツだけ歩きローリングサンダー!」が炸裂した時、僕は不覚にも笑ってしまった。あれだけ毛嫌いしていた下品なしんちゃんが、僕の中に入り込んでくる。

以後原恵一監督のしんちゃん映画をかたっぱしから見た。どれも一つ芯が通っていて、大人が見ても十分に楽しめる。わかりやすくメジャーなのは「モーレツオトナ帝国の逆襲」だが、女性が見ても楽しめるのは「アッパレ戦国大合戦」。僕的にはさきほどの「温泉ワクワク」と「嵐を呼ぶジャングル」がオススメ。

つか最新作の「河童のクゥと夏休み」も既に借りてはいるのだが、どうにも「泣き映画」臭がただよっていて、今ひとつ踏ん切りが付かないんだよね。ちなみに原監督は最近めっきり特撮監督になった樋口真嗣が「原恵一には勝てない」とアニメから足を洗わせた男だったりする(らしい)。
※樋口は日本沈没やローレライの監督でナディアの一部監督をしてたりするが、ぶっちゃけそれほど凄い人ではないかも・・。

●ジェリー・ブラッカイマー(監督じゃないけど)

ぶっちゃけプロデューサーだが、その仕事はかなりツボと言わざるを得ない。ウィキペを見ると「無内容」を酷評されたりしてるらしいがそんなこたぁ関係ない。好きなものは好き。っていうかまぁ全部が全部好きってワケでもないんだけど、とりあえず「トップガン」や「ビバリーヒルズコップ(&2)」「フラッシュダンス」から、「ザ・ロック」「アルマゲドン」「60セカンズ」と来て、「ナショナルトレジャー」「パイレーツオブカリビアン」シリーズは記憶に新しい。特にニッキーに関してはブラッカイマーがいなかったら掘り出されなかった逸材(っていうか好みの俳優)だと思うので、監督ではないけど評価は高かったりするんだよね。

ちなみに他にはクリムゾンタイド、パールハーバーを見たかな。

●リドリー・スコット

僕の中では「エイリアンの監督」一択と言っても過言ではないスコット監督だが、世間的にはブレードランナー、ブラックレイン、グラディエーターの監督なのかも。
正直作家性がどの程度前に出ているのかわかりづらい部分もあるけど、今風の言い方をするなら、

 空気感のある絵

を撮れる監督という印象。あくまで僕が見た数作に限ったことなのかも知れないけど、映画なのに「臭いがする」というか「湿気が伝わる」感じ。つかでもやっぱエイリアンの監督。最近DVDが欲しくて買おうかどうしようか思案中。ちなみに「エイリアンはギーガーの仕事だ」と言う人がいたとしたら、3も4も面白いということになってしまう。そんなことはないよね。

●ブライアン・シンガー

X-MEN(&同2)、スーパーマンリターンズしかメジャー作品はないが、どれもとてもいい意味でハリウッド的で割と素直に好きな監督だと言える。まぁどちらもヒーロー物特有の「ダウナーなシーケンス」があったりはするが、嫌なヤツは出ないし、非常に気持ちのいいシーン(マグニートー関連や拳銃の弾が目に弾かれるとことか)が頭から離れない。今はトム・クルーズのワルキューレを撮ってるのか撮り終えたのかってとこらしいけど、個人的にはぜひ「子供も絡めたスーパーマンR2」を期待したいな。つか子供が強い映画って好きなんだよ(^^。

●レニー・ハーリン

鮫の映画「ディープブルー」がとにかく大好きで、他に何を撮ってたかと見てみたら「ダイハード2」や「クリフハンガー」、スタローンの「ドリヴン」なんかを撮ってた。つかエメリッヒ監督にも言えるけど、彼もやっぱディザスター系の映画を撮って欲しいなぁ。つか日本の、それもテレビでやるような映画としてみたら(ドリヴンを除いた)前述の数作はどれも「繰り返し繰り返し再放送されてもつい見ちゃう」ような「見所アベレージ」の高い映画だと思うんだけどな。

ちなみにディープブルーは元祖鮫映画のジョーズより遙かに面白い最高のクリーチャー映画だと思うのだけど、同名のドキュメンタリー作品とよくごっちゃにされてちょっと不遇。

●ロバート・ゼメキス

キャメロンがターミネーターならゼメキスはバックトゥザフューチャー、、、そんな時代もあったようななかったような。他にメジャーなのはロマンシングストーンとフォレストガンプ、最近のポーラーエプスクレス、ベオウルフくらいで実はそんなにたくさんメジャー作品を撮ってるわけじゃないんだよね。

バックトゥ・・の監督ということで当時は「ロジャーラビット」や「永遠に美しく・・・」なんかも見た記憶があるけど中身は覚えていず、バックトゥ・・も2作目と3作目にあまりいい記憶がない。つかどこかしらマイナスからプラスを呼ぶところがあって、ラストのカタルシスは凄いけど序盤から中盤に掛けて主人公が報われないのがより濃くなったような。
※1作目は割とそうでもないんだけど。

でも今見たら案外楽しめるかも知れないな。2作目3作目。つかポーラーエクスプレスも見た人の感想は悪くなかったような気がするから基本はヘボい監督じゃないんだろうね。

●ジョン・ウー

名前だけは天下一品に響き渡ってるし、「男達の挽歌」シリーズが好きな人からの評価が絶大に高いジョン・ウー監督。でもあいにくまだ僕はそれを見てないというか、ウィキペを見てみると「フェイスオフ」「MI2」「ペイチェック」と3作しか見てないのにこれだけ(自分の中で)有名なのはなんでだろ、とか思ったり。つか名前が個性的だからか。

ただそんな3作ながら、フェイスオフは途中のボートによるチェイスシーン「以外は」かなり良く、サスペンスアクションの中のサスペンスアクションと言っていい仕上がり。トラボルタの復活作でありニッキーのブレイク作という記憶があるけど、実はどっちも違ったり(トラボルタはパルプフィクションでニッキーはザ・ロックかな)。

最近はXBOX360のストラグルホールドというゲームを作ったり金城武のレッドクリフという赤壁の戦いをネタにした映画を撮ったりしているようだけど、個人的には歴史物よりひねりの利いたサスペンス物を撮って欲しいかなぁと思ったり思ったり思ったりだ。つか、

 アクション好きなのはわかるけど、増長なところはカットしろよ。

ってのが本音の本音だったりするな。MI2の時も思ったけど。でも「かっこいい男をよりかっこよく撮る」のは上手いから悪い監督じゃないと思うけどね。ペイチェックもオススメ。

●ウォシャウスキー兄弟

結局スピードレーサー見に行きそびれちゃったな。つか映画館に行くのは勢いがないとダメで、他に興味が削がれる対象があったりするとあっさり頓挫してしまうんだよな。まぁDVDが出たら借りようと思うけど。

で、マトリックスだけど、僕的には結局3作目しか映画館に行ってないような・・・。つか今思い返しても1作目はもう話題が先行しすぎてキモになる映像も出回りすぎてた気がする。だから「見てないのに見た気になった」というか、なんかどっちでもよくなってたんだよね。同じキアヌの作品だったらスピードのが好き、みたいな。

2作目を名作とする方も多いと思うんだけど、正直3部作の2作目はどのシリーズでもあんまし好きになれない。スターウォーズでもバックトゥザフューチャーでも。
※インディは3部作じゃないので別ね。
理由はとにかく僕が忘れっぽくて1作目の「お約束」をすっかり忘れていることと、どうしてもラストが中途半端になって不完全燃焼な状態になってしまうこと。絵的に面白い上手いものがあっても、結果どうも素直に評価できない自分がいるんだよな。

でも3作目は好き。派手な絵作りがとにかくツボで、ストーリーとかまぁ別にいいじゃんみたいな自分にピッタリ。それまでの話とかおいてけぼりでも全然平気で、もし機会があればまた見たいと思う。ただ残念なのはばあさん役の女優さんが死んじゃって別の人になっちゃったこと。長い撮影の間には当然起こりうることだけど、やっぱなんか嫌だったな。

関係ないけど僕はマトリックスのモーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンが結構好き。MI3に出てたけど、もっといろんなところで見たい。つか見方を変えるとサミュエルLジャクソンぽいと言えなくもないけど。

●ヤン・デ・ボン

ヤン・デ・ボンと言えばスピード。スピードと言えばヤン・デ・ボン。っていうか他には同2、ツイスター、トゥームレイダー2くらいしか撮ってない。ただ、ウィキペによると「撮影監督」という肩書きでダイハード、ブラックレイン、レッドオクトーバーを追え、氷の微笑、リーサルウェポン3とそうそうたる作品を撮っており、こと絵作りに関しては一家言ありそうな感じ。つか、

 日本人好みのアクションシーンを撮れる監督

なのではないかと普通に思うね。ただよく見てみるとスピードこそ3000万ドルの制作費で3億5000万ドルの興収をたたき出してるけど、最新作に当たる2003年のトゥームレイダー2では3000万ドルの赤字になってるんだよね。金を掛ければいいってもんでもないというか、向き不向きがあるというか。運に見放されたというか・・・。つかスピードがその程度で出来てたってのがむしろ驚きかな。

●マイケル・ベイ

パールハーバー時の日本人の扱いはともかく、基本ミーハーなライトハリウッドファンにはツボを外さない作品作りが上手い。バッドボーイズ&同2、ザ・ロック、アルマゲドン、パールハーバー、アイランド、トランスフォーマーってほとんど見てるし。

タイトルを見て感じるのはド派手なアクション作品だということと同時に、「女より男」それも「男に受ける男」の作品が多いということか。スタイリッシュかつクールで、音楽も今風。「売れる方程式」があるとするなら間違いなく彼はそれにそって作品をリリースしてる気がする。

次作はプリンスオブペルシャだそうでこちらもまぁそつなく仕上げてくること間違いなしだろうね。つか自分普通に見に行きそうだし。

ちなみに個人的にはパールハーバーも嫌いじゃない。相手が日本人だということを除けば男も女もかっこよく美人。お金も掛かってるし、ストーリーにこだわらない僕みたいな人間には割とOKな作品だった。

●リュック・ベッソン(意外と監督作品は少ない)

「リュック・ベッソン」という名前を聞いてまず頭に浮かぶ作品というと、多くの人がTAXiと言うのではないだろうか。っていうか僕的にはトランスポーター(男前のジェイスン・ステイサム主演)が浮かび、まぁ「車撮る人」と思っていたら何のことはないプロデュースだけで監督をしてるのは、フィフスエレメントくらいしかない。
※あと先日ちょこっと紹介した「アーサーとミニモイの不思議な国」とか。

とりあえずトランスポーターの続編はぜひ見てみたいし、アーサーとミニモイも悪くなかったので継続して仕事はして欲しい感じ。つか前述のTAXi自体は2、3、4作目を見てるけど、たぶん1作目が一番良かったんだろうなぁって手ざわりが残るね。

ちなみにミラ・ジョボビッチの旦那さんだったこともあるらしい。
※フィフスエレメントとジャンヌダルク。

●ピーター・ジャクソン

僕がもっとも映画を好きだった頃は小学校高学年(1979)から中学2年(1984)くらいまで。だからその頃出てきたような監督には思い入れがそれなりにあるんだけど、彼のようにロードオブザリングとキングコングでブレイクしたような新参者にはさほどこだわりがない。っていうかロードオブザリング自体なんか、、、いや、その元となった指輪物語自体何か僕の趣味と違うというか、

 偉そう。

な印象が強かったんだよね。なんか大仰でさ、ハリーは下々の者が見れば良い、こちらは映画が好きでファンタジーが好きな大人向けだから子供は見なくてもよい。みたいな?実際賞とかもバンバン取ったみたいだし、数字も残してるから凄いのは凄いんだろうけど、

 正直監督としては好きじゃない。

もっと言うと顔が嫌い(ヒデェな(^^;)。自信は必要だけど、それが鼻につくのはどうかというか、僕的にはロードオブザリングで「許せる」のは1作目だけで3作目なんざクソくらえだと思ってる。まぁファンの人には悪いけど、「安っぽいミーハー作品」が好きなのですよ。クリスは。あ、でもキングコングは良かったですけどね。いい意味で安っぽくて(^^。ヒロインも魅力的だったし。
●クリス・コロンバス

そんなピーターと対を為すのがハリーポッターのクリス・コロンバス監督。ホームアローンとハリーポッター(前2作)、あとプロデューサーでファンタスティックフォー、脚本でグレムリンとグーニーズとどれも知ってる作品は子供に訴求する視点を忘れないものばかり。

 それが非常に居心地がいい。

ええそうですともクリス(僕ね)はガキですとも。わがままで言いたいことを言いまくるウザイ映画ファンですとも。まぁそんな僕に支持されることがどれほど意味があるかはともかく、とりあえず趣味が合う人ならピーターよりコロンバス監督なんじゃないかなぁと思ったりすることしきりです。

●ジョー・ダンテ

最近めっきり名前を見なくなった監督。ジョーダンテと言えば狼男(ハウリング)というのもはるか昔の話。つか彼もまた僕が丁度映画を見まくってた頃のメジャー監督というか、つってもまぁピラニア、ハウリング、グレムリン、インナースペースくらいか。つか1998年のスモールソルジャーズも(見た当時はジョー・ダンテだとは知らなかったんだけど)かなり面白かった>個人的にはトイストーリーより上。グレムリンにも言えるけど、割と視線が子供に近くて、「夜更かししてる悪い子に話すおとぎ話」みたいな作風がジョー・ダンテのカラーかなぁなんて思ったり。つか名前がかっこいいよな、ジョー・ダンテ。

●宮崎駿

ついこないだ書いたばかりだからあまり深いことは書けないのだけど、冷静に自分の中で「好きな映画ベスト10」を考えたとき、並み居る洋画の強豪を相手にも十分対等以上に戦えるな、とその良さを再認識する。つか千と千尋はもちろん悪い作品ではないが、個人的には海外の普通の(アニメを子供のものだと認識している層)とかに今一度カリオストロの城を見せたい。僕らが遙か昔のモノクロで描かれた蒸気船ウィリーを見て「なめらかだなぁ」と感じる以上に、「今でも十分通じる」良さがそこにあると思うのだ。

ちなみに余談だけど、みんなは駿作品で「どの女性」が一番好き?つか「男性」にしちゃうとどうしてもルパンが強くなっちゃうと思うけど、女性は「千」にはならないよね?ナウシカ?クラリス?サツキってのもあると思うし、シータやラナってのも支持層はいそう。そんな中僕が一番好きなのは(心を奪われたのは)、「死の翼アルバトロスの峰不二子」。色っぽいのにかわいくて強い上にショートヘア(単なる好み)。中二病にはキツぎるノーパンマシンガンの刺激は強い宮崎ヒロインの真骨頂。あとは紅の豚のフィオも強気なくせにピュアで「普通惚れるだろ」って感じだったな。彼女が2位!

●ブラッド・バード

名前的には決してメジャーじゃないけど、その作品「アイアンジャイアント」「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」はどれも僕好みの佳作。特にアイアンジャイアントとレミーはラストシーンが最高に素晴らしく、思わずそこだけ何度も何度も繰り返し見てしまったほど。
※特にレミーの「イーゴの笑顔」は最高だね。何回見てもいい。つかレミーなんかは吹き替えと字幕両方でラストシーンを見たんだけど、昔と比べて「字幕が全てにおいて勝る」ということはないなぁと最近凄く思う。理由は、吹き替えの場合もともとの作品で全くセリフのないところや、簡素な訳し方がされたところに時には補足的に、時にはより強い情感を乗せる形で吹き替えられることも少なくない。声優だって役者だし、翻訳家だって完璧には(英語のセリフに合わせて長すぎる文章を読ませるのが難しい場面もあるし)出来ない時もある。

確かに演じている者の言葉は(カンフーパンダのように声優ジャック・ブラックの表情を元にCGを作ったりするケースもあるくらいだから)純度が高く、大切なものではあるが、「英語の行間を読む」ところまでスキルが磨かれていない僕のような人間が触れる限りでは、吹き替えが字幕を超えることも十分にあり得る話だなって、、、まぁ同意出来る人と出来ない人がいるかも知れないけどさ。

ただ「声優が過去の作品の声と違う」ってのは結構ツライもんがあるね。こないだ見た「16ブロック」なんて「全然ブルース・ウィリスっぽくない」感じで80%くらい違和感が残ってたりしたもの。※クリストファー・リーブが佐々木功じゃないとか。
そういうのはやっぱ字幕版のがいいなって思う。まぁワガママな話だけどさ。

●ロブ・コーエン

ワイルドスピード(1作目)とステルスの監督。トリプルXもそうだったかな。つかよくわかんないんだけど、1作目がヒットして続編を作ろうって談になったとき、監督を代えるってのはやっぱりプロデューサーの力が大きいってことなのかね。面白そうな素材を見つけて、制作責任者がこの人に撮らせようって話になり、実際当たったけど制作中はゴタゴタがあったり、法外な次作制作費やギャラを要求してきたり(もしくは他の作品にあたることになって降板したり)して降りたり降ろされたりするのかね。

ワイルドスピードは実際1作目が抜きんでて面白かった気がする。なんつか「本物っぽい」感じや車をとことん見せる、例えばゲームのバーンアウトみたいな、それでいてちゃんと映画になってるみたいな・・・。

ちなみにステルスは予告で凄く僕のツボに入ったから良く覚えているのだけど(本編ももちろん見た)、ウィキペを見ると制作費が1億3000万ドルも使ってるんだよね。僕の記憶じゃあそんなには売れなかった気がする。
※でもお金はそのくらい掛かってた気がする。
ジェイミー・フォックスとジェシカ・ビールにバリバリのCGで楽しい映画だったけど、一回売れなくて損失出しちゃうとたぶん信頼とか無くなっちゃってんだろうなって思う。

つかさ、

ウォシャウスキー兄弟とかもそうだけど、「自分が撮りたいもの」がたまたま「観客が見たいもの」になってると凄いシナジーで売れるってのはあると思うね。ワイルドスピードやマトリックスにはニーズがあったけど、ステルスとスピードレーサーは今ひとつだった、みたいな。
※ローランド・エメリッヒ監督にも言えるかも。

マンガでもゲームでもそうだけど、好きな物ばかり作って描いて撮っていて商売として成立させるには、その市場規模が凄く重要っていうか、ルーカスだってスターウォーズが売れるなんて思ってなかったわけだし、娯楽作品ってのはおしなべて博打的な側面をはらんでるよなって思う。だからこそリスクの少ない続編や方程式に則ったブラッカイマー作品が出来上がるんだろうなぁって。

ウィル・スミスとかブラピ、アンジーなんかはもう石原裕次郎とか織田裕二とか宮崎駿とかスーファミの頃のスクウェア作品みたいなもんじゃない?演技力とかもそりゃあ最低限あるだろうけど、基本的には「方程式に組み込まれた」商品な気がする。つかこういう言い方は差別語みたいに聞こえるかも知れないけど、ミーハーな僕からしてみたら全然OKなんだよね>商品。要はいかに観客を楽しませるか、満足させるかってことなんだから。いくら高尚なビジョンとポリシーを掲げていたって、独りよがりのエゴイズムなんざクソの役にも立ちゃしないんだよ。

ただ、そんな高い視点とオリジナリティ、そしてニーズがクロスしたときにこそ、ホントの名作ってのは生まれたりするんだろうなぁとは思ったり思わなかったり何だけどさ。

●庵野秀明

小学生の頃はさすがに作風から監督を意識するケースは少なかった。安彦良和先生がクラッシャージョウを作ったり、りんたろう監督が幻魔大戦や999を作ったり、まぁ富野監督はある意味別格ではあったけど、ガンダムは富野というより安彦&大河原という印象のが強かった。まぁこの時は河森正治監督やいわゆる板野なんちゃらとかは知らない頃。

中学に上がってだんだん作品とスタッフがリンクするようになっていき、面白い作品、メジャーな鳴り物入りの作品は、作画監督やディレクターやキャラクターデザイン、制作会社なんかも見るようになっていく。うる星やつらがぴえろからディーンになって作風が一変すると同時に見なくなったのもこの時期。

時間軸の記憶が定かではないが、ナディアやトップはそんな「監督のスキル」が思いっきり作画と構図と展開に顕れた作品だった。

カリオストロや空飛ぶゆうれい船、懐かしの東映まんがまつりの頃、アニメはいつも大冒険でスペクタクルでワクワクの対象だった。夏休みはテレビにかじりつき、オヤジから「キチガイ」呼ばわりされた。書き換え枚数は決して多くないし、CGとか特殊なエフェクトが入っているわけでもない。時には稚拙とも思えるアバウトな作画のものもあったが、それでも毎日楽しみにテレビを見ていた。

 そんな美化された記憶。それをそのまま、楽しさを、面白さをそのまま再現するのはどれほど大変なことか。

トップをねらえ!はまさにそういう作品だった。1話1話が重い。1カット1カットに魂が込められ、セリフ一つにも隙や遊びがない。完全なBGMと売れ筋とは言え構成するパーツのブラッシュアップに僕は本気でウットリした。「庵野秀明、覚えたぜ!」

ってなことを思っていても時を経てしばらくアニメから遠ざかっていたりすると、その監督の今作ってる作品とかに無頓着になってしまうもの。いくら中学の時に好きでもそりゃ20年も会ってなかったら思い出す頻度だって低下するさ。

しかしエヴァは僕の前に現れた。

要するに価値観が近いってことなんだと思う。NHKの番組に出てた庵野監督がしゃべる一言一言、描く○一つとっても「命」を感じさせる画力とセンス。「こういうものが作りたい」という意志が深く理解出来るからこそ、そしてそれに共鳴する人数が大多数だったからこそ、庵野監督作品は大きく評価された。

つか僕的にはオネアミスの翼も嫌いじゃなかったんだけど、今思い出せるのは主人公がパイナップルアーミーのジェド豪士に似てたってことくらいだな。

●円谷英二

誰か書き忘れていて「書き忘れてはならない」監督はないかと思ったら出てきた。つか僕の生年月日ではギリギリ他界されてるんだよね。生まれたときには文字通り神様になってしまっていた。

でもその作品は幾度となく再放送、再放映され、そのスピリットは今でもしっかり生き続けていると思う。

ちなみに僕が知ってる円谷英二の話は「空に浮いている怪獣やUFOを撮る時、逆さづりにしてテグスが下に伸びるようにした」って話。人間は心理的に上を見ちゃうし、そこにテグスを見つけると興ざめする。でも下に伸びていればそれは「吊るためのもの」には見えない」みたいな。他にもいっぱい凄いことをしているのだけど(日本映画で初めて全米公開されたのがゴジラだとか)、僕の中ではこれが一番印象に残ってるエピソードだな。っていうか真偽のほどはわかんないけど(^^;。

●出崎統

長々書いてきて最後のひとりとなりました。つか最後と言ってもトリという感じでもないのだけど、まぁ基本好きな監督。つかウチの読者様でまさか知らない人はいないと思うけど改めてウィキペを見てみると、僕も知らなかった驚愕の履歴にただただ驚かされる。

まずそのアニメ界デビューが凄い。なんと「鉄腕アトム」である。当時その数字以上に狭き門だったと思われる虫プロオーディションを勝ち抜き、作画や演出を担当。監督ではなく演出担当だったが、「悟空の大冒険」は僕が小学生の頃「アニメを見ていないのに」その関連ムックを買い、あまりの絵の構図の素晴らしさにただただ惚れぬいた作品。その後再放送で見る機会を得たときはホントに天にも昇る気持ちだった。

超有名作品も非常に多い。ジャングル黒べぇ、あしたのジョー、エースをねらえ!、ガンバ、家なき子、宝島、ベルばら、スペースコブラ、ゴルゴ13(<1983年の映画版。スゲェ出崎節出まくり(^^)そして劇場版とっとこハム太郎。つかハム太郎なんかはさすがに例の劇画タッチはないんだけど、しっかりとアドベンチャーしていて素材が何であれ「出崎アレンジ」が入るなぁなんて娘と一緒に見てた。つかまぁ出崎作品じゃなかったら見なかっただろうけど(^^;。

ちなみに僕が一番好きな出崎作品は、悔しいけどやっぱりガンバかな。つかね、これはどういう角度から見ても面白いというか、古い作品(1975年)なのに、全然使い古されてないから、今見ても全然新鮮というか、もう上手いとしか言いようがない。つかホントはスペースコブラだってラグボールの話なんかは原作以上に爽快で最高だし、あしたのジョーに至っては

 原作には全く興味がないのに劇場版2作は猛烈に好き!

って感じだったもんね。同時期のエースをねらえ!も同じ。宗方コーチが「岡、エースをねらえ!」あれは本気で鳥肌でしょ!?主題歌もテレビ映画とも好きだったね。
※特にあしたのジョー劇場場「美しき狼たち」は小学生ながら聞き惚れてたよ。なんつーかっこええ男たちだよ?みたいな。

今でもクラナド?よく知らないけどちゃんと仕事してて大御所さがあまりないのも宮崎駿監督とは別の意味で偉大。でも出来たら、

 コブラの新作

辺りをまた劇場版で作って欲しいかな。つか寺沢武一作品だとさすがにもうCGなしってのはありえないか。セルアニメにはセルアニメの良さがあるんだけどな~(^^。

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まぁ数日掛けて気が向いたときに加筆しつつ好き勝手なことを書き散らかした映画監督の話。最近はあまりゲームゲームしてないというか、
※ちょっとウソ。ROLやりまくってる(^^;
映画もよく見てるので、こういうネタも良いかと思った次第。

とにかく映画は2時間程度でホント「代え難い楽しさ」を得ることも可能な娯楽。自分が知らないだけで「見たら凄く楽しめる」作品はまだまだ絶対たくさんあります。これを機会に、なんて偉そうなことは言いませんが、常日頃あまり見てない人でも、ちょっとくら時間を割いて見てみると、意外と楽しかったりするかも知れませんよ?

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2008年10月 5日 (日)

NEXT

ニコラス・ケイジの前髪が少々少なめになってきていることを包み隠さず世間に公表した2008年3月頃(日本公開)の作品。ついこないだDVDが出た。主人公は自分自身に関係する2分先までのことを見通す事が出来、その能力を使ってラスベガスでマジックショーをしたり、大勝ちしない程度にギャンブルで儲けて暮らしていた。一方その頃FBIでは盗まれた核弾頭によるテロを駆使すべくその能力を持つ彼を捕まえに行くのだが、、的なお話。

 つか普通に面白そう。

ニッキーははっきり言って嫌いじゃない。っていうかむしろ好き。つか前髪のあるゴーストライダーは見てないけど、ザ・ロック、フェイスオフ、60セカンズ、ナショナルトレジャーなど好きな作品が多い。っていうか今WIKI見たらデビュー作が「初体験リッジモントハイ」だったのでビックリ。あれってば僕が中学生の頃死ぬほど中二病を進めたフィービー・ケイツの外国版「毎度お騒がせします」みたいなヤツでしょ?

つか余談はともかく、そんなニッキーのアクション映画となれば、それはもう楽しみであったのだけど、

 どうもオチが非常によろしくないらしい。

前田さんの映画批評でも30点とかなり辛酸な評価であり、かつ読んでみると「前半はとってもよろしいのに後半、特にラストが芳しくない」ご様子。つか、

 そう聞くとそう思ってみるからある意味痛みも軽減されるのかなぁと思いきや、、、

ホントラストがキツい。なんつか「ハッピーエンド?」って感じ。つか正直尺の短い映画なんだからもうワンセンテンス「最後に笑顔になれると示唆する何か」があれば、もっとずっとスッキリすると思うのだけど、それがないからなんか凄く救われない感じが残る。つかヒロインのジェシカ・ビールはもう最高にかわいいしめちゃめちゃイイカラダしてるんだけど
※注:脱いでるシーンはありません。残念ながら。
っていうか、ジェシカって書くとジェシカ・アルバのことかと思ってしまうのでフルネームで書かないとわかりづらいのがツライけど、っていうかジェシカ・アルバもジェシカ・ビールもどっちも本気でカワイイ!っていうか特にビールさんとこの娘さんに関しては、

 写真ではそのかわいさが全く全然ちっとも伝わらないのが超はがゆし!

まだアルバさんとこのお嬢さんの方がわかりやすいというか、ホントの話ブレイド3、ステルス、ネクストしか見てないけど(正確にはセルラーも見てるけどセルラーの中のジェシカ・ビールは記憶にない)、本気でいいアクション女優だと思うんだよね。

 必要十分なりりしさと、動きの良さを持ちつつ適度(これ重要ね。極度とか軽度とかじゃなく適度)にお色気を挿してくれるスタイル。つかアンジェリーナ・ジョリーもキルスティン・ダンストもおっぱいがなかったら絶対ブレイクしなかったと思うんだよね。つかもちろんそれだけじゃダメだけど。

だからそんなジェシカ・ビールがニッキーと恋仲になる展開は見ていてウットリ。決してラブロマンスな映画じゃないんだけど、そこだけでもう僕的には許せる。つかニッキーが2分先を見通せる能力を使って「脳内トライ&エラー」を繰り返しながら告白するシーンなんかはホント中二病患者にはよくわかるし、そのシーケンスがあったからこそ恋が成就することを素直に祝福出来る。

つか前半はホントそんな感じで最高なのだけど、後半まさに(前田さんの批評でもあった通り)バーリトゥード=何でもありな展開。つかまぁそれはそれで「醒めなければ」楽しめると思うのだけど、正直ちょっと醒めちゃった。

ただまぁ展開はともかく、ラストでの「幸せな結末」をにごしちゃったのが僕的には気に入らないかな。つかもしかしてもしかしたら予算の都合かも知れないけどさ。
※つか敵役の紅一点なんて「え?今のあの人?」ってくらいあっさり死んじゃったからね。あれはいくらなんでも予定通りじゃなかったと思う。

惜しい。でも楽しかった。でもやっぱ惜しい。そんなタイトルだったかな。クリス評価は★★★(スゲェ7に近い6。ジェシカ・ビールがラスト笑顔で終わってたら間違いなく7だったのに!)。つか彼女を蔑ろにするな!つかもっといい役が来ればもっと輝く女優さんだと思うなぁホントに。ちょっとハル・ベリーっぽいところもある気がする。つかハル・ベリーほどオーラはないけど。代わりにかわいさがあるというか。

つか映画の中で輝いてる女優さんってのは実際他の作品でも同じだけ輝けるわけじゃないんだよな。静止画とかCMとかももちろんそうだし、何つか年齢だけじゃない「奇跡的な瞬間」がある気がする。この子はまだその頂点が来てない気がするんだよなぁ。まだ26歳くらいだし、まだまだイケルよ。つか映画の感想というよりジェシカ・ビールの感想か!?

明日は仕入れですが、数日掛けて書いてきた「映画監督の話」をアップする予定。つかまぁ「ただ長いだけ」というウワサもなきにしもあらずですが、もし良かったら読んでくだせぇな(^^。

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2008年10月 4日 (土)

マクロスフロンティア~おまけ~

※本日二つ目

こないだ友達と「なんだかんだ言ってマクロスフロンティアの最終回は良かった」という話で12分くらい盛り上がった。

特にラストのトライアングラーは良かったって話と、中間の歌のつなぎとかもまぁ良かった的な。でもって古い作品と比べたら遙かに映像が綺麗というか、

 ヒデェ頃のは本気でヒデェ

もんな。昔の作品って。ってなわけで、自分のために最終回の一番美味しいところとラストの「トライアングラー改」の音声部分だけを貼り付けて、、、

 つか貼り付けられなくなってるっ!

ギャフン。つか最近静止画もまともにアップされてないみたいだし、どうしちゃったんだよココログ・・・。

とりあえずポッドキャストなるものを(スゲェうさんくさくて好きになれない響きなのだが・・・)やってみてアップ出来るかテストしてみる。これで見ることが出来るようになっているのか!?

※つか一回アップした後写真も貼付出来るかと思ったら今度は最初の動画が消えた(^^;。ブログパーツってのも一緒に試して見たけど、これはこれで画面が小さくてザケンナって感じだし・・・。ったくどうしろってんだココログ・・・。

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新DSとか

まぁ別に興味もないというか、ふ~んというか。つかまぁぶっちゃけライトの時もミクロの時もふ~んと言う感じだったので、今回も同様。ただ、

 みんなが欲しがってる時に持ってるってステータスは嫌いじゃない

ので、当日並んで買えるような空気が生まれるようなら、それを実行してもいいかなぁという。つか11月1日だって?土曜日だね。まぁ次の日からすぐ仕入れだから見せびらかすにはちょうどいいか。

 つか「見せびらかし代」としてはちょっと高い

気もするかな。ただ、

 新PSPと比べたら遙かに「へ~それが!」度が高いとも思う。素人に新PSP見せても、「何だっけ、えーと、えーと、、DSじゃなくて、、あ!PS3!」とか言いかねないからね。ファミ通読者が欲しいハードPS3とかやってるハードPS2とかそういうのはあくまでファミ通読者。一般人からしたら認知度は薄いのが現状ですよみなさん。

ただドラクエの来年3月発売説はちょっと嬉しいかも。つか娘的にはぶつ森が年内に出るのかどうかが何より気になるみたいだけど。

ドラクエはどうなんだろしょっぱなから全然情報が出てないけど、すでに3本予約入れてるし、、、まぁ楽しみと言えば楽しみ。つか、

 DSi同梱版

ってのが出るならそっち買ってもいいかなぁとも思う反面、

 ウザい9のロゴ

よりは、

 シンプルなドラクエのロゴ

が入ったヤツのが欲しいかも。つかモンスターと言えばスライムってのもウザいけど。

ああ、でも新DS結局スタートとセレクトがあんま変わらなかったね。ボリュームもプラスマイナスになって「使いづらくなった」感じだし、ヒンジ部分の強度も薄く大きくなった分だけ弱くなってないか心配。十字キーは最初触ったくらいじゃ善し悪しは計れないけど、

 ライトのユーザーはライトしか触ってない、それもタッチするゲームを主体で触ってる層が多いだろうから、十字キーの使い勝手の悪さに対して声高に叫んでるようなオタクはむしろお呼びじゃない

んだろうね。旧DSのソコが良くて使ってる僕みたいなのは「単なるビンボー人」みたいなさ。つか液晶は綺麗な方がいいけど。

つかぶっちゃけ「面白いゲーム」がやりたいわけでしょ?でもってそれが出てるハード、出るハードが欲しいワケじゃない?ドラクエ9にしてもモンハントライにしてもFF13にしても「ガチで面白い」だろうと思うから欲しいワケじゃない?だからそういったキラーコンテンツがない「新DS」とか「新PSP」はぶっちゃけ買う理由がないんだよね。っていうか、

 今はTheRuinsOfTheLostKingdomが世界で一番面白い

からPS3を買おうとすら思わないんだよな。つか「面白いと思えるゲーム」がある現状ってのはゲーマーとしては非常に幸せな状況なハズなんだけど、ビッグタイトルと比べて「世間がそれに染まってない感」がやっぱり残念というか口惜しい感じはする。身近にいたら絶対布教したいと思う反面、「PCで使えるプレステコントローラー用アダプター」とか一般人からしたら100%「何それ?」って感じだろうもんな。

あ、でもやっぱ新DS発売時の盛り上がりを想像すると、

 一緒にお祭り騒ぎをしたい

気もしてきたな。ハードが欲しいんじゃなくて、盛り上がるイベントに参加したいって意味で。でも転売目的の連中もいるだろうし、そういう奴らって結構荒んでるからな。昔みたいに「ワクワクした行列」じゃないと並ぶ意味なんてないんだよねジッサイ・・・。

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2008年10月 3日 (金)

ダイエット狂想曲

つか雰囲気で「狂想曲」とか書いちゃったけど実際狂想曲って何よ?って気もしないでもないクリスですまいど。

10日ほど前に「バナナダイエット」などというものが世間をにぎわし始め、今では店頭に緑色のバナナしか見つけられないという凄まじい威力。つか実際周囲に「2キロやせた!」とか「3キロやせた!」なんて人がいっぱいいると、その勢いもさもありなんという気がしますな。大体朝飯にバナナと水を摂るだけで昼と夜は普通に食っていい、運動もコレと言ってしなくていいってんだから豪気です。

でもバナナってそうそう輸入出来ないというか、規制されるというか、「輸入しても政治家が嬉しくもないから前向きになりにくい」食べ物な気がするんだけどどうなのかな。

ま、何にしても今はもう我が家にバナナはなく、僕もこの1週間で5キロほど(62→57キロ)やせましたが(^^)、このまま食生活をタイトにしていかないとまた元に戻ってしまいそうな感じです。

ただ、平行してやってる「クリス家肉体改造計画」の方はまだなんとか継続中。今日は7日目で、腹筋が59回、スクワットが41回、腕立てが9回(これはおまけ)という状況。とにかく継続させることが第一なので、
※ハードでも1日で止めちゃっては意味ないし。

 毎日1回でもいいから増やす(上限は一応100の予定で)

って感じでやってます。子供達は「プラス5回」を目標に。既に僕より多いですが、問題は継続ですからね。つかスクワットとかはもっと効果的なやり方があるだとうと思いますよ、でも「きつすぎると続かない」のを僕は知ってるので、ある程度の逃げ道というか、甘さは逆に不可欠とも思うんですよね。言っちゃなんですが、数年前には5ヶ月で14キロやせた(68→54)男ですからね(^^。それなりに正解からはずれてないやり方をしてるはずです。

でもようやく今日あたり腹筋が少し楽になってきましたね。昨日まではホント辛くて辛くて死にそうだったのですが、今日は割と「苦しいんだけども出来る」感じ。

大体59回と言っても一気に出来るわけじゃなくて、数回に分けてやったりするのですが、一昨日は20回、20回、15回でやってて、昨日は26回、20回、10回。今日は40回19回と一気に出来る量が増えてきた感じ。最終的には昼飯時に50、夜50で100ペースまで行けばいいかな、と。ただ最大の難関は「大阪の泊まり仕入れ」。このときだけは足を持ってもらえる人がいないので、そのままやらずに寝てしまいかねないかなぁ、、と(^^;。意志が弱いんだよ!

今回は腹筋と足腰メインで、「きついズボンを緩く、ゴムのズボンでも下痢にならないように」が目標なので、自分の腕立てはあくまでおまけなのだけど、娘は結構腕立ても、

 なんとか1回出来るように

がんばっていて、今までは

 最初に上半身だけ上げて、あとから下半身も上げる(やってみるとわかるけどかなり楽)

から始まって、

 それを出来るだけゆっくり下ろす。

に一歩進化。続けて、

 壁に傾斜を付けて斜め腕立て

を今日も続けつつ、、、

 (普通の腕立てを)下まで下ろさずに「戻せる範囲まで下ろして」戻す『腕立て’』

を合わせて実行。

腕立て’が一番キツイって言ってますが、これも最初はわずかに曲げたらそのままグシャって潰れていたのが、今は割と下げられるようになってきて、この調子ならホントの腕立てが出来るようになるのもそう遠い未来じゃない感じ。

つか娘は結構腹も出てて、「やせたい」と思う気持ちもわからないでもない。だから今回のダイエット企画は、どちらかというと「おつきあい」って感じもないではないんだよね。つかダイエットってひとりではなかなか続けられないんだよ(^^;。誰かが一緒にやってくれて、体重とかエクササイズを競い合うからこそ続けられるって思う。ひとりだけで成し遂げられる人ってのは、

 感心する反面、よほど強い非難を受けた

人なんじゃないかって思いますね。

ちなみに長男は弓道部でそこそこ毎日やってるので腹筋、スクワット、腕立てもそれぞれ一気に60回。毎日5回ずつ順調に増やしてます。つかオマエは頭を鍛えろよ、と思わないでもないけどね。
※漢字は得意だけど英数が、、、がんばれ!まだ中一だろう。

余談だけどこういうダイエットの話を書くと、「どう考えても読んでないだろ」的な「こんなダイエットの方法がありますよ!絶対やせます!」みたいなトラックバックが付くことがあるんだけど、

 やせたいよりむしろ続けたい

ってのがわかってもらえないと、正直オイオイって思いますね(^^;。人には人にあったやり方があるわけですよ、問題はそれをどこに見つけるか、どう継続するかです。あ、ちなみに体脂肪は2ヶ月くらい前に24.7まで上がっていてめっちゃ凹みましたが、
※以降しばら~く体重計にも載らず食い物も普通に食いまくってた(^^;。

 現在19.9%

まで下がりました。数年前のピーク時は12.8だかまで下げた男ですからね。目標はもう少し先です。つか、

 やせるとみんなから貧弱呼ばわりされまくる

のですが、体は軽いしウエストが緩いのも精神衛生上非常によろしいので、目標自体はある程度高めに(一応55キロ)設定して継続したい感じです(^^。つかダイエットって

 減っていく体重をいかに楽しめるか

に掛かってると言っても過言じゃないね。人に言いたい、言える人がいることが自分の大きなモチベーションに繋がる。やっぱモチベーションは大切って話デスヨ(^^。

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2008年10月 2日 (木)

TheRuinsOfTheLostKingdom~その4~

やばい。面白い。っていうかスゲェ長時間プレイしたい。つか携帯機に移植してくれ。っていうかトイレやお風呂や飲み食いの時間すら惜しい。

毎度毎度書いているが、面白いゲームというのは「モチベーターが優れている」ゲームだ。それは魅力的なシナリオが放つただ1点の「先が見たい!」というものかも知れないし、アドレナリンが出まくるほどの没入感を伴った心地よいトリップかも知れないし、エロいギャルかも知れないし、エロい男の子かも知れないし、笑いを堪えきれないスクリプトかも知れない。

長時間遊べるゲームだけが素晴らしいゲームではない。わずか10分ほどで終わってしまうアーケードゲーム「スターブレード」はその僅かな間に起承転結があり、クライマックスからエンディングに掛けての盛り上がりは特筆すべきものがあったし、「コストに見合った満足」にプレイ時間という尺度はあまり関係ないとも思う。

だが、「長時間魅力を放ち続けること」が無価値なわけはない。数百時間時には1000時間を超える長時間一つのことをする気にさせ続けるというのは、他の娯楽では正直思いつかない(賭け事は別ね)。それもコミュニケーションを主体とした「対人だからこそ」の面白さを基幹としたものでなく、ひとり用のスタンドアローンソフトであるならばなおのことだ。

ROLをアクションゲームとして見た場合、正直モンハンと比べてコンピュータのアルゴリズムやモデリング、複数プレイなどの完成度において勝る点はないかも知れない。しかし、RPGとして、育成やトレジャーハンティング(トレハン)や、快適さ、気持ちよさ、迫られるジレンマなどを考えれば、決してひけをとらないところがたくさんある。それはより多くのモチベーターを搭載していることに起因するのだ。

上質なモチベーターというのはスパイラルだ。広く多くの小目的から徐々に間口が狭く難度的にも時間的にもスパンが伸びていき、最終的な目標は非常に高く遠くにあるが、自分の行動は常にそのスパイラル上にあるから、プレイしていて無駄だと感じることがない。雑魚一匹倒すにもアイテム一つ拾うにも「やりたくない」と思わせない仕組み作り、快適な操作で動かしているだけで気持ちいい、ストレスがないからこそ、

 つい4時までやっちゃうのだ。

・・・

正直言って今は時間が足りない。やりたいことがありすぎて、どこから手を付けていいやらと思う。
・メインキャラ用の武器を鍛え上げたい。
 →初期のカッパーソードから育てるのに、パラメータの上がる素材を集めたい。ABPも稼ぎたい。コンボを繋げる練習もしたいし、サブ武器も作りたい。

・シルバー防具を揃えたい。ペンドラゴンをあと何度倒せばグローブが手に入るのか、、、。でも適度な緊張感が心地よいので手に入れるまで続けたい。

・レベル1の武具も欲しい。指輪も防具もレベル1なのに使い勝手がいい物が欲しい。しっかりABPを溜めて良質素材をスロットに挿して、、、。

・シナリオを進めてもいい。そうすれば持ち物を増やせるアイテムが手に入るかも知れないし、レア素材をドロップする敵とも会えるチャンスが広がるだろう。

・当然他のメンバーも育てたいところ。せっかく強い武器が手に入ってもメインキャラではそのスキルを全て使いこなせないことがある。そう言うときはやはりそれ用のキャラをしっかり育成しようじゃないか。他のキャラともなればそのプレイスタイルも変わってくるだろうし、クラス専用のスキルも違う。レベルが上がればマルチプレイも楽しめるだろう。

・つかキャラドの迷宮を忘れてはいまい。つかまぁその為にはレベル1でも使える回復手段が欲しいわけだけど、、、。

・ミッションは、、、

 とりあえず明日休みなんだけど、家から一歩も出ない予感・・・。

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2008年10月 1日 (水)

16ブロック

最近ちょこちょこと映画監督について書いている。つかまぁ毎日書いてるわけでもないし、別に凄い事を書いてるわけでもない。ただ知ってる監督を羅列してその作品についてうだうだ言いたいことを書いているだけ。

最近は便利な世の中なので、そんな時ウィキペディアをちょちょっと覗けば大抵のことはわかる。「あの作品の監督は誰だったのかな」とか「この監督、こんなの撮ってたのか!」とか。

そんな中特に僕のハートに来たのがリチャード・ドナー監督だ。つかこの監督について今だらだらと書いてしまうと、せっかく数日がかりで書いている監督ネタとかぶってしまうのでとりあえず避けるが、まぁ意外なほど僕好みの作品が多かった。

そんな中比較的最近のもので、僕がまだ見ていない作品があったので、割と息巻いて借りてきた。つか最新作は借りられない事も多いが、2年もすればそういうことはなくなる。
「16ブロック」のあらすじはこうだ、

「ニューヨーク市警のジャック・モーズリー刑事は、裁判に証人として出廷する囚人エディ・バンカーを、わずか16ブロック(約1.6㎞)先の裁判所まで護送するという簡単な任務を命じられた。しかし、エディが証言する事件とは警察の不正に関する事であり、エディの口を封じようとする悪徳警官達に命を狙われる。」
※ウィキペディアより

正直さほど盛り上がる要素があるようには思えない導入だ。つか実際に見てみてもその主役であるところのブルース・ウィリス演じるジャックは飲んだくれのじいさんで、足に怪我をし、ダイハードの彼とは似ても似つかない。気の利いたジョークも言わず、派手なアクションをすることもない。多少住み慣れた街の抜け道を知ってるくらいで、主人公としての魅力があるようには描かれていない。

一方証人として護送されるエディはと言うとジャックとは真逆におしゃべりで、犯罪歴はあるにしてもとても前向き。ところどころ覗かせるそのシーケンスはどれも本当に善人を感じさせ、嫌なヤツが嫌いな僕からすれば見ていてホッとさせられる。アメリカ人っぽいおしゃべりはスターウォーズのジャージャーピングスを思わせ、正直あまり好みではなかったが、本当に善人なのが伝わってくるとその印象も変わってくる。

相手が警官なだけにどこかしら背徳感が漂う展開だし、主人公が主人公だけに派手なアクションも期待出来ない。結果割と地味目な展開が多いのだが、追っ手以外はほぼ全員と言っていいほど二人に協力的で(それに見合うだけキャラに立っている)、終始どこかしら穏やかさを見つけられる。逃げ込んだ民家のじいさんも、普通の映画だったらあっさりとばっちりを食らって死んでしまうだろうにこの映画では死なないし、主人公ジャックも、「警官殺し」という汚名を最後まで着ずに済んでいる。

ドナー監督の作品を知っている人なら、彼の作品の多くがハッピーエンドで罪がないことを覚えているだろう。スーパーマン、グーニーズ、リーサルウェポン、3人のゴースト、マーヴェリック、タイムライン・・・。

16ブロックはそれらの作品と比べてSFXやVFXが使われまくっているわけではないし、主人公も文字通りスーパーマンではないから、派手さはない。派手さはないが、

 やっぱりドナー作品だったな。

と思えるストーリーテリングは、個人的に十分期待通りと言える出来だったと思うな。まぁ派手じゃない分評価は抑えめで★★★くらいだけど。

余談だけど最近お袋に勧められる映画はないかと探していたのだけど、これなら勧められそうだと思った。アクション映画の風体だけど根底はどこか暖かなモノが流れているし、オチも悪くない。もし僕のように60過ぎの母親に何か、という人がいたとしたら、案外イイ感じかもしれないね(^^。

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