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2008年10月26日 (日)

石井裕

昨日テレビで久々に「この人はかっこいい!」と思った人。つか超うろ覚えなので間違った知識を平気で書いてしまうことになりかねないが、かなりの感銘を受けたのであえて書いておく。つかのちのち世間が広くこの名前を知る日が来ても何ら不思議はないとすら思うので。

石井裕氏はMITで働く研究員。元々は国内のコンピュータ技師だったが、エライ人に見初められてあっちで働くようになった。

番組で紹介された研究成果としては、、、

・直径6cmほどの筆状のスキャナで取り込んだ映像を、そのまま筆のように使って絵を描くツール。スキャンする対象が動いていれば、描かれた絵も同じようにアニメーションするし、対象が平面である必要はない。

・細かなビーズ状のプラスチックのツブを砂場のように敷き詰めた箱を使って環境(起伏=安寿れーション)シミュレーションをリアルタイムで行うシステムの構築。直方体のブロックを使ってビルなどの建物を建てた際の景観などもシミュレートできる(らしい)。

・組み立てたブロックを動かすと、その動きをそのまま記憶して再生することが出来る。知育玩具ではあるが、根底がかなりサイバー。

これだけ見ると正直さほど凄くもなさそうなんだけど、いやいやどうしてそのビジョンが素晴らしい。MITで認められる為には「人の2倍働いて、3倍の成果を出せばいい」とか、残り25年程度しか生きられないんだからのんびりしているヒマはないとか、みんなからスーパーマンと呼ばれていたりとか、エレベーターが待てないから階段で駆け下りたりとか、コンピュータ界のノーベル賞みたいなの取ってたりとか、わずか5年でMITの終身雇用権を取ったりとか、まぁ凄いのだけど、一番グッと来たのは、、、

 会議にパワーポイントやプロジェクターを使わず、紙とペンで進める点。

 「紙とペンの最強性」を主張しつつ

 「コンピュータもこのくらい使いやすくしないとダメだ!」

ってのがいい。つか見てると確かにもの凄い勢いで書いてるんだよね。で、これってのはまだまだコンピュータ上でそれと同レベルのことが出来るようになってない気もする。視野角の拾い視認性と解像度の高い60インチくらいのタッチパネルと、複数の色と太さを即座に使い分けられるペン。映り込みなんて当然ないし、なんだかんだ言って保存も利く。

つかこういうビジョンのある人が未来を作る人なんだろうって思った。早口で仕事も超早い。なんか宮崎駿や宮本茂もこんな感じなんじゃないの?って思うような高速高回転高出力。睡眠時間と食事の時間を抜いて人の倍仕事して、それでも生産性を落とさない強く鮮烈な意志。

 「かっこいーーー!!」

自分はこうはなれないけど、なんか応援したくなりましたよ(^^。つか日本に二人の娘と奥さんがいて、普通のパパの一面もイカス。「MITは無理だけどハーバードなら入れるよ」なんて、1桁の足し算を教えるそのやさしい目が、「人に優しいコンピュータ」を作らせる原動力なのかもなぁとか思った。

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