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2008年10月25日 (土)

ゲームを勧める話

DSで何かおすすめはないかとたまたま3人の全く別カテゴリーの知り合いに聞かれた。ひとりは独身で30前後。ひとりは結婚して子供もいる40前後。そして最後は今度海外に赴任するために彼女とめでたくゴールインしたばかりの31歳。

まぁここで「DSで」という辺りに既にPSPが眼中にない「ライト層」であることを示唆するわけだけど、やはり一般的には、、、

 DS→PS2→Wii→その他

という感じのハード所有率。なにげに「ゲームを買わせる」のは「任天堂上手いなぁ」というか、PS3や360は「普通は買わない」ハードなんだろうなということを改めて実感する。そう言えば妹の娘二人も「ケンカするからって旦那の義母さんから2台目を買ってもらった」と言っていた。これも当然のようにDSである。「2台目はPSP」などという選択肢は微塵もない。

だが、正直な話、小学生や僕のようにキッズマインドをロストせずにアダルツ化したヤツならいざ知らず、「30代前後」にフックするようなタイトルはそうはないんじゃないかとも思う。インベーダーは経験せず、「心のナンバー1タイトル」はたぶんスーマリよりむしろポケモンかFFか、それもたぶん大学生の頃にはゲームから離れていたりして、DSを持ってる、とは言ってもせいぜい子供用か暇つぶしと勢いで買った程度のものだろう。まぁ独り身であればそれなりにはプレイしているのだろうけど。
※つか妻子持ちなのに独り身以上にプレイしてる自分はやはり普通じゃないんだよな、とあらためてジッと手を見たり・・・。

そんなことを思いながらファミ通のTOP30を見てみると、やはりというかなるほどというか、

 古いソフトが結構ある。

特に「ほほぅ」と思ったのは、DSの太鼓の達人が2本ともランク入りしている点。任天堂のぶつ森やらマリオカートやらが継続して売れているのは頷けるが、サードパーティのものでも発売後1年以上売れ続けているタイトルが出てきたというのは、

 プレイする側の意識がだいぶ変わってきた

ことの証だろう。別段発売日に目くじら立てて行列に並ぶようなヤツは、、、まぁここにいるけど普通じゃないというか、「え?転売するの?」くらいのリアクションがせいぜいなんだろう。

それと、「脳トレ」系のタイトルが既にランキングには一つもない点。じいさんばあさんがDSに飽きた、もしくはWiiFitにシフトしたのかも知れないが、実働ユーザー層に「鍛えている」連中はいなくなった。当然その中にはお料理ナビだとか英語だとか目ぢからだとか美文字だとかも含まれる。以前ならある程度の長期的スパンで売れていたこれらの知育系が、少なくとも現時点に限って言えばさほどでもないということだ。

プレイヤーがヘビーにゲームを楽しむのか、もしくはあくまで暇つぶし用、お手軽にお気楽に遊ぶ用なのかは、その選択に非常に大きなウェイトを占める。一番最近やった(もしくはクリアした)タイトルは何?という質問に対して、「プラチナだけど?」とか「モンハンまだやってるよ~」とか、がんばってがんばって「DSのドラクエ5とかFF4はやった」というレベルなら、比較的王道なRPGなんかも勧められそう。

ただまぁ実際はDSにそうした王道RPGがそれほど多くなかったりもするのだけど。僕の大好きなハック&スラッシュ(ソーマブリンガーとかダンジョンエクスプローラーとかGBAのシャイニングソウルとかPS2のシャイニングフォースネオとかイクサとか)ではなく、コマンドとかもしくはアクティブバトル系(テイルズみたいな)の着地点を考えると、

 意外とシムシティDS2とか

がいいのかなぁとか思ったりもする。以前僕よりちょっと年下のパートさんが「めちゃめちゃ面白い」と力説してきたように、世代的なマッチングも「初代スーファミ版シムシティ」をきっちり踏んできてそうでアリだ。
※ちなみにシムシティDSが今週のランキングにあるわけじゃないです念のため。

あとは自分は全然やらないけど「国盗り頭脳バトル信長の野望」ってのもランキングサイトではかなりの好成績を収めてるようなのでいけるかも。でもホントそれくらいで、普通のRPGだとあとは(これまた未経験だけど)スパロボ系「無限のフロンティア」とか3Dダンジョンに耐えてもらう「世界樹の迷宮」、テイルズ系では唯一面白いかと思った(と言ってもさわりしかやらせてもらわなかったけど)「テイルズオブイノセンス」あたりか。つか

 それだけ普通のRPGの魅力に影が射してる。

ってことなのかも。ファミ通見てても「葛葉ライドウ対アバドン王」みたいなコマンド系のRPGにもはや違和感すら感じるようになったもん。なんだか諸行無常。
※そう言えば昨日の社会でも勉強したな。盛者必衰・・・。南無~。

子供さんがいるなら、むしろ話は早い。カセキホリダーとカードヒーロー、スライムもりもり2やガチのNEWスーパーマリオ。どれも僕が聞く限り取引先のお子様の信頼を勝ち得ているタイトルばかり。要するに「間口が広くてCMを打たれていてそれでいて遊んでも楽しい」タイトルは子供だろうと「子供を持つ親」だろうと相応に訴求する。マリオカートや太鼓の達人も当然ここに入ってくるタイトルだ。
※最近だとリズム天国ゴールドもそうかも、と思ったけど、自分的にはテレビのCM見ていてもフックしないというか、「面白さと持久力」のバランスが今ひとつ取れてないような気がしたのであまり勧めない。っていうか、、、

 カセキホリダーはマジで買う気になってたり。

そのくらい力説されたんだよな。同い年のバイヤーに(^^;ついこないだ。

最後海外行くヤツに関しては、素人的に「地球を歩く」シリーズとかかなぁと思う反面、意外と面倒でそんなのにDS使わないと判断し、

・ピクトイメージ
・スリザーリンク

を双璧としてオススメした。前者はパーティツールとしてもひとりでチクチクやるとしても「追いかけられない」タイトルとして非常に優秀。僕はレイトンとかの制限時間とかヒント回数とかの設定が「凄くダメ」なんだよね。別にいいじゃんって思う。後者は言うまでもなく「最強の時間喰いソフト」。単純に「暇つぶしソフト」と言わないところがミソ。

ここであらためてスリザーリンクの話を書くけど、このゲームは難度によって出題される問題の大きさが変わる。
※ピクロスを知ってる人ならそれをそのままイメージしてもらえばわかりやすい。
で、重要なのはこの難度ごとにクリアタイムが非常に近しいものになる点。ビギナーなら1分以内、イージーで3分、ノーマルで10分、ハードで1時間という感じで、クリアタイムをかなりの安定感で「推す」ことが出来る。

 だから「つぶしたい暇」に合わせて難度を選べばいい

わけ。極端な話カップ麺にお湯を入れてイージーをプレイ開始すれば、ちょうどクリアしたころに食い時が来るというわけ。
※30分ならノーマル3本とか。

ただまぁそのレベルに達するにはそれなりにプレイしなきゃ到達出来ないってのもあるだろうし、むしろ僕レベル
※4級(^^;
を超えてスキルアップした人からしたら「そんなのは掛かりすぎだ!」ってことにもなるだろうから、あくまで僕的に、ってことは書き加えておくけど。

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何にせよ人にソフトを勧めるのは昔から嫌いじゃない。理由は僕が自信家だから(^^;。勧めたソフトがかなりの確率で「面白かった!」と言ってもらえるプロファイリング。結果僕の鼻はイデオンソードばりのロング仕様に・・・。

ただまぁつまらなくても責任は一切取らないわけで、ある意味卑怯というか、自分勝手だなぁとは思うわけですが、ぶっちゃけまだまだ僕以上にゲームに詳しい
※この場合の「詳しい」は「そういったライト層の嗜好などに関しても含めて」です。
人とは会ったことがないので、聞く側からしたら「うーん君はラッキーだ。なぜなら質問した相手が僕だから」などと言われても、へこたれずに首を縦に振るしかないのが実際のところなのかも知れないけどさ。
※つか日本語わかりづらいね。失敬。

最後に僕が参考にしたランキングサイトのアドレスを貼っておきますので、興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。つか僕的にはドラキュラの2作目より1作目の点が低いのが正直納得いかなかったりはするんですけどね~。つか3作目はどうなんでしょ。http://ndsmk2.net/

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