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2008年10月30日 (木)

やっぱ面白いな

娘が読みっぱなしで置いてたドラゴンボールを久しぶりに読んでみた。つか書き始めてわかったことなのだけど、

 人差し指の先が非常に痛い。

今日仕事中に紙をツメの間に刺してしまって流血したからなのだけど、これがなかなかかなり痛い。例えて言うなら、「ツメの間に紙を刺してしまったかのように」痛い。文字通り。なので、今日はホントに短い。つか創業祭で疲れ果てPCの前で寝てしまうような自分でも、目を覚ませばそれなりに書いてしまう、言ってみれば一種の病気というか依存症的な?自分だけど、人差し指に紙を刺したとあってはさすがにそれもままならない。っていうか何がツライって速く打とうとすると勢い打鍵が強くなって痛さが増す。結果そっと赤ちゃんに触れるように、あ、そう言えば今日店にミニチュアダックス抱いたおじさんが来て、思わず手を出したら、「ガウッ!!!」って久々に言われたな。つか犬にほえられるのって子供の頃は凄く怖くて、自分ちの隣の家の犬でさえ(さすがに隣の家だし同い年の友達も居たので犬からしてみたら全然他人ではなくむしろ会えば普通に尻尾を振りまくってくれる)いつほえられるかとビクビクしてたんだよな。つか親愛の「オン!(c:あだち充)」は結構あったけど、「バウッ」とかあんまし彼から告られた記憶はない。ってなわけでドラゴンボールの話なわけだけど、

読んだのはちょうどガッツリ面白くて何度もついつい繰り返し読みまくってしまうギニュー特戦隊よりやや後。約19号(デブ)辺りと、あ!今気付いた。ホントのホントに今まさに気付いたことだけど、あの「19号」って服のサイズから来てたんだな。あのデブのサイズがちょうど19号くらいだからアイツが19号になって、そっから逆算する形で18とか17とか。つか昔から疑問だったんだよ。なんでいきなり19号なんだろって(ウソ)。絶対何か裏があるに違いない鳥山先生のことだから何かのダブルミーニング的な?みたいなって思って十数年眠れぬ夜を過ごしてきたんだ。いやホント今まさにスッキリした感じ。みんなも友達に自慢してやろうな!

つか何の話だったんだよ。ああそうそう指の間に針を刺すと超痛いって話。つか僕は仕事がら値札を付けるのに「ワンタッチャー」っていうピストル状の道具を使うんだけど、その道具の先についた針を割と刺しちゃうんだよな。え?ツメの間にかって?まさか。そんなことしたら痛くて死んじゃいますよ。赤ちゃん産んだばっかのハムスターの親子を毎日毎日覗きまくってナーバスがリミッター超えて子供をかみ殺しちゃう、、、あ、この例えじゃどこも「痛い」に繋がりようがないや。失敬。

で、ダラダラとバビディの辺りまで読みふけってしまったわけだけど、あまり頻繁に読んでなかっただけあって、今読んでも結構新鮮っていうか普通に面白い。「神コロさま」とか「ヒゲの生えたヤジロベー」とかところどころニヤリとできる感じがとても心地よく。絵の上手さだけじゃなく、展開の派手さだけじゃなく、純粋に小学生の僕らを虜にしたDr.スランプがギャグマンガとしての魅力にあふれていたことを今さらのように再確認する。ギャグのセンスがキレている。

面白いマンガとか映画ってのはやはりこうでなくてはならないと思う。導入があり見せ場があり意表を突く展開があって、最後にまとめるだけが名作を作るわけはない。それは基本ではあるが、十分条件としてはちょっとしたエロや、気の利いたジョークや、気合いを感じるディティールがあって初めてその全てがオーラを放つ。今でもドラゴンボールや北斗の拳やキン肉マンはパチスロとかアーケードだとかのネタになりまくるのに、幽幽白書とかシティハンターとか白い戦士ヤマトとかは上の方に登ってこない。クリフハンガーやターミネーター2は再放送されるのに、マイケル・キートンのバットマンとかE.Tは再放送されないみたいな・・・ってそれは違うか。

ともかく。

映画やゲームで何が一番かは即答できかねる。しかしマンガに関してはドラゴンボールの地位は揺るがない。釣りキチ三平やガラスの仮面やキャプテンや帯ギュほか面白いマンガはたくさ~んあるけど、

 「カカロット・・・おまえがナンバー1だ」

って再確認した次第です。みんなは何が一番好き?ドラゴンボール?それとも、、、いや、ドラゴンボール以外ないな!みなまで言うなって!俺たち友達だろ?

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コメント

ドラゴンボールは面白いですよね。これはもう不変の、いつまでも語り継がれるべき面白さ。
手塚治虫の作品にも似た「古さを感じさせない」パワーがあります。
時事ネタを一切使わないところとか、きっと鳥山明も狙ってやってたんでしょうね。時事ネタ使うと一気に古臭くなっていきますから。

何度読んでも面白いし、まだ内容をすべて覚えてるうちに読み返してもやはり面白いという。
しかも品が良いというかどんなギャグも下品じゃない。
ありがちなラブストーリーもないし、かといって戦闘ばかりでもないし、ちゃんと時間が経過していくところとか、誰が読んでも共感できたり納得できたり想像できたりする説得力。
こんなに少年漫画の王道であるのに、全年齢向けで男女も関係なく楽しめるというのはすごいと思います。
そのへんもきっと鳥山明は考えてたんでしょうねえ。なんだかどこまでも計算づくだったのか?

鳥山明の発想力と構成力とデザインセンスはいまでも他の追随を許してないんじゃないか。
ほんとすごい。しかもパッと見すごさを感じさせないので気楽に読める。でもやっぱりすごい。
そしてまた読み返してしまうのでした。

投稿: ぐつ | 2008年10月30日 (木) 07時01分

ちすぐつさん、コメントどもですまいど。

手塚作品も確かに面白いですよね。ただ、手塚作品は話で惹きつけるのに対して、ドラゴンボールは絵もギャグもキレてるというか、これは僕たちの世代的な問題なのかなぁとも思うのですが、やっぱりDBが一番かなぁと思ってしまいます。つか鳥山明大先生のマンガはホントに面白いというか、他にもサンドランドとかカジカとかも同じくらい「耐久力が高い」作品だと思いますね。ダイナミックで筋道がしっかり出来ていて、それでいてウィットにも富んでいて・・。

少年漫画の王道とおっしゃいましたが、「マンガの王道こそが少年漫画」なのではないでしょうか。だからこそみんな、マンガを好きなみんなが楽しめる。そんな気がします。

自分は割とモーニングとかヤンマガとかには流れず、
※一時ビジネスジャンプに寄ってた時期がありましたが>弓月光が大好きなので。
そのままマンガから離れてしまいましたが、もしまた鳥山明先生がマンガを長期連載をしてくれる、というのなら、その雑誌を定期購読する用意があると言っても過言ではありません。っていうか実際ジャンプを買っていたのは完全にドラゴンボールの為でしたからねぇ・・・もう随分前の話になりますけど(^^;。

投稿: クリス | 2008年11月 1日 (土) 00時24分

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