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2008年11月 9日 (日)

リトルビッグプラネット~その3~

今日昼飯に帰ると、なんとPC部屋に女子中学生2名が!つか軽く衝撃。まぁいつもの常連男子2名とウチの息子もいたわけだが、そんなのはどうでもいい。いつでもいる。だが女子は違う。つかあまりこの辺りを力説しすぎると、「クリス犯罪に走るなよマジで」とみなさんにご心配をお掛けしかねないので、とりあえず「衝撃」だったという話。

で、いつもの連中はまぁほったらかしにしておいても好き勝手ゲームやってるからともかくとして、せっかく珍しく女子に来てもらったのだから、それなりに接待レベルの高いゲームがいい。っていうか、

 男子の家に行ってまでゲームかよっ!

という気もしないでもないが、我が家にはとりあえずゲームしかない。かっこよくてシブいお父さんも、次から次へとお菓子とジュースを出してくれるお母さんもいないのだ。つか、女子よ、ゲームはやるのかい?

 「かなり・・・」

ならばALLOKである。息子にすぐさまリトルビッグプラネットを提案。昨日友人に送ってもらった3コンが早くも日の目を見ることとなった。つか家族3人で地味にプレイしていてもそれは単なる日常だが、男子3人女子2人で協力したり邪魔したりしながら遊ぶとなればこれはもはやイベント。日常の中の非日常。人生にそうそうない大切な青春の1ページなのだ。つか僕自身そういう青春を謳歌してきたつもりだが、謳歌してきただけにその過ぎ去りし日々があまりにも美しく儚く輝いていたことを知っているのだ。ああ羨ましい。息子よ、若さとは取り戻せぬものなのだぞよ。

で、

軽く様子を見てほったらかしにしたら、女子が1人ほされてたので、コリャイカン!と手を入れることに。

男子2名に女子2名をフォローに入らせ、息子をゲームの斥候をさせる。これで万事上手く行くかに見えたのだが、、、まぁ上手く行った(ナンジャソリャ)。非常に気持ちよく笑い気持ちよく失敗し、気持ちよく成功する。横で見ていてもとても上手く回ってるというか、やはり男女で遊ぶのであれば、全員が楽しめる努力と演出は不可欠だろうとシミジミ思った。

つかそれにつけてもLBPである。今僕が思い浮かんだのがたまたま旬であるところのこのタイトルだったと思うなかれ。男子3人女子2人でいきなりコントローラーを握ってそれなり以上に成果を上げられるタイトルがどれほどあろうか。同時プレイで対戦ではなく協力メイン。キャラはかわいくビジュアル訴求力も高い。嫌みじゃない程度に持ち主が優位に立ちつつ、みんなであーでもないこーでもないとおしゃべりしながら遊べるゲームが他にあるだろうか。

 とりあえず全く思い当たらないんですけど。

ぶっちゃけ今日が休みだったり、思いっきり仕事が暇だったりしたなら一緒に「これな~んだ?」ゲーム
※デジカメを使った宝探し。僕はこれが大好きなのだ。
とかトランプで10文字以上のニックネームなどを提案し、「こいつのオヤジはなかなかやるな!特に女子がいると!」と思われたかったのだが、いかんせん仕事が超忙しく、昼飯に寝ないと死ぬ。マジ死ぬ。すぐ死ぬ。寿命が100年縮まってしまうので、そこでほったらかし。

つか個人的に思うのだけど、中1の女子と男子が仲良く遊ぶ為には、正直ある程度頭のいい奴がいないと絶対厳しい。頭がいいという表現に語弊があるなら、「空気を操作出来る奴」でもいい。とにかくこの年齢くらいだと男子より女子の方が明らかにませているのが普通なのだ。男子の友達は良く来るから分かるが、ホントに(ウチの子も含め)みんなガキだなぁって思う。だから何とかその「差」を感じずに済むような「場」を用意しないと、「なめられておしまい」ということになる。なってしまう。ああ無情。

昼寝が済んでちょっとだ覗いたら男子が1人増えてて場が固まってた。あ~あ~。オレがいない間に空気悪くするようなこと誰かしたな!?つかあまりにも友達のオヤジが介入し過ぎるのはどうかと思った。つかあんまし入れ込みすぎるとむしろいつも来る男子にすら「おまえの父ちゃんおかしいおかしいと思ってたけどマジおかしくね?」とか思われるかと思ってちょっと自分に引いてみた。つかそれでもやっぱり女の子が遊びに来てくれるというのは、自分のことのように嬉しいものだなぁと懐かしくも幸せな気持ちになったな。え?その子達はかわいかったかって?その話をパートさんに、

 「中1で男子の家に遊びに行こうと思う時点で推して知るべしだろう」

と言ったら、

 「それ以前に呼ばれないよね」

と切り返し。確かに。プレーンな中二病の男子にイレギュラーな分子は既に女の子とは扱われないという事実をスッキリさっぱり忘れていたぜ。っていうか僕の場合はプレーンな中二病じゃなかったので、「女子全員と仲良くしていた方がトータルして絶対得」などという打算が働いていたりはしたけどな!つかブサイク様としてはそうでもしないと接点なんざ見いだせなかったんだよな。っていうかまぁ仲のいい男子がモテ夫だったからそっち方面で視界が開けてたってのもなきにしもあらずだけど。

 つか何の話だよ何の!

以下余談。

夜は娘とどっぷりLBP三昧。つか休みの前の日は11時まで起きていて良いというルールがいつの間にか出来ていたってのもあるけど、それなり以上にプレイ。

一つ一つの面のアイテムを全て取りながら進めていく「アイテムコンプ」プレイが最近の旬で、意外なところに隠されたアイテムを見つけると素直に嬉しいし、お互いのどちらが気付いても「一緒にやる意味」を見いだせる。スキルやレベルに依存しないので、プレイが「おんぶにだっこ」にならず、ある程度イーブンで進められる点も高評価。全体で言えばまだまだだし、実際本気で奥深さを感じる為にはむしろクリエイトモードで作られたマップあればこそ、というのはわかってはいるが、現時点ではまだまだそれを楽しむ余裕はない。マップのギミックを堪能しながらじっくりとそれでいて肩の力を抜いて遊ぶのが今の我が家のLBPにはピッタリなのだ。

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コメント

クリスさん こんにちは(*^^)

かなり前から思ってたんですけど、ブログ見る限りのクリスさんは 子供視点だと めちゃくちゃ理想のお父さんですよね(*´∇`*)
そりゃゲームがたくさんある ってだけでも高ポイントだと思うんですが、それだけじゃなくて(笑)
中学生の子供と一緒に遊んで、一緒に勉強して、かなり深く子供のことを考える・・・
いまどきなかなかいませんよw
私の父親も良い人ではあったんですが、少々厳格だったので機嫌を損ねないように子供ながらに気を使ってました。
そのせいで私は反抗期っぽいものがあまり無かったようです(^^;;
↑母親曰くw
でもやっぱり一緒にキャッチボールとか野球盤をしてもらったりした時は嬉しかったですねー
なにが言いたいのかといいますと、かっこよくてシブいお父さん よりも ちょこちょこ一緒に遊んでくれる面白いお父さん のほうがキッズからは魅力的に映ると思いますよ、ということでした。
女子高生くらいになると前者のほうがいいのかもしれないですけどねw(-_-;)
--かっこよくてシブいお父さん って渡哲也のイメージで合ってますか?
ちょい老け込みすぎかな・・・?

ではではβyё βyё...φ(・ω・ )

投稿: orugan | 2008年11月 9日 (日) 11時52分

まぁなんつかテレるというか、真実を知らないというか(^^;。ぶっちゃけてしまえば、子供にかまける反面仕事も(僕の年齢からしてみたら)それほどしてるわけじゃないし、
※一日10時間は働いて普通だと思ってるので。
かみさんなんかお互いほったらかしだしで、「理想の父」が理想の店長であったり理想の旦那さんであったりはしなかったりしますけどね(^^;。あと子供に厳しく接することも結構あるし、単に僕が幼いだけなのかも、と思うこともありますよ。

ちなみに僕も反抗期(思春期?)はなかったのですが、
※第一次反抗期はありまくったらしいが覚えてない。
オヤジは別に恐いとかそういうのはなかったですね。直接遊んでもらった記憶はあまりないのですが、
※たまにゲーセン連れて行ってもらったり、年始にトランプやってくれたり。まぁ旅行は中学上がるまではよく連れて行ってもらったけど。
とにかく周囲の人から非常に「賭け事が強い」と称えられまくっていたので、子供としては素直に誇らしかったです(^^。

基本的に子供には「正解を導き出せる人」と思っていてもらいたいとは思います。僕自身が正解に添った行動をしてなくても、正解が何かを知っている人だとさえ思っていてもらえれば、自分の中にも「自分にとっての正義」が生まれると思うし。自分を裏切らずに生きる、後悔せずに選択することが一番だと思うんですよね。例えそれが他の人を裏切ったり、イリーガルなことであったとしても。
※ただ背は超低いので、牛乳は飲んで欲しいけど(^^;。

>渡哲也

あまりイメージしていませんでしたが、言われて考えてみれば「館ひろし」みたいなところかな。

投稿: クリス | 2008年11月10日 (月) 00時48分

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