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2008年11月29日 (土)

テクニック

つか「テクニック」と言われても・・・って感じかも知れないけど、僕がテクニックと言えばそれはとどのつまり「レゴテクニック」のこと。つかネットでたまたま見かけた「創作物」がなかなか凄いのでご紹介。つかその前に2009年モデル(市販予定品)の中で琴線に触れたものがあったので、そっちを先にご紹介・・・。

●8259

Se8259100n_1 つかこれをキュートと呼ばずして何をキュートと言うのか!というくらいキュートなブルドーザー。つかこれの何がキュートって、以前紹介した

82751_1187230468
←こいつと比較するとよくわかる。つか何つの?「赤ちゃん?」みたいな。キャタピラとかフォークの部分とか、、、あえて言おう!

 萌えであると!

パーツ数はどのくらいあるんだろ。120パーツくらいかな。定価1500円コース?でもこれはマジで欲しいのでたぶん買ってしまうでしょう。でもってすぐ作ってしまうでしょう。ウットリです。

でもってもう一つが、

Annihilator01 ●Annihilator

「ANNIHILATION」は辞書引いたら「全滅」とかそういう意味らしいので、「殲滅車」といったところでしょうかね。↓リンク先

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=188937

つかカッコイイか悪いかと言えば正直それほどカッコイイモンじゃないとも思うのですが、ここまで来るともう「凄さそのものがカッコイイ!」というか情熱と愛がカッコイイ!というレベル。

素人さんにはおわかり頂けないマニアックなことを申しますと、このレゴに使われているタイヤやフロントライトのパーツは、1980年代後半のレゴテクニックのもので、

 ここまで綺麗な状態で維持していること自体が愛!

使われているパーツも全体的に超ピカピカだし、それでいてシールとかも惜しげもなく使ってる超贅沢仕様。当たり前ですけど、10年以上前のレゴのシールなんて、一回使ったらもうお取り寄せとか出来ませんからね。フチの方から剥がれてきて当たり前。パーツの維持と合わせてこれまた愛の結晶と言わねばなりません。

 つかレゴを綺麗に維持すんのってホント大変なんですよ!?

飾っておくのもそうですが、気温と湿度がきちんとしてないとシール類はすぐにダメになってしまいますし、グレーや白のパーツは簡単に「日焼け」「蛍光灯焼け」します。これに使われているグレーパーツの発色(白はやや焼けてしまってるけど)も結構グッと来るポイントです。

そんなパーツ愛だけでなく、ギミックも相当に凄そうな気配。リンク先を見てもらえばよくわかりますが、この戦車、「V12エンジン」で推定ではありますが「6WD」です。もちろん自走するわけではありませんが、前輪と後輪とエンジンがリンクしてピストンが連動する仕組み。

上部には電池ボックスがあり、その先のギアやファイバーの絡みを見ると、「発光しつつミサイルの発射や砲台の上昇、回転」をスイッチ切り替えでやってるっぽい。張り出した足(ど忘れ。なんつったけこれ?)も車輪が浮き上がるほどジャッキアップしますし、財力、センス、時間、技術、そして愛・・・ありとあらゆるものの結晶であることに疑う余地がないほどの作品だと思います。

つかこれほどの作品が今でも世界のどこかで作り続けられているかと思うと、なんかとても嬉しくなってしまいます(^^。レゴというとスタチューに代表される「大量に積み上げて作るオブジェ」が一般的な「凄いレゴ」の代表と思われがちですが、僕的にはこうしたギミックを行かしたある種の様式美こそが「レゴならでは」の凄さだと思うんですよね。積み上げるだけだったら他にいくらでもブロックはありますが、

 ギアとギミックの組み上げはレゴの精度がなくては絶対に為しえない

のです。つか最近クリアブロックの精度が落ちてきてるとかそんなことは言っちゃダメですよ!?

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