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2008年12月10日 (水)

裁判員制度

まぁ何ともウチのブログに似つかわしくないネタではあるのだけど、みなさんご存じです?「裁判員制度」。つか僕みたいに世間知らずなのにそれを悟らせないように口数を増やしているような人間にしてみれば、「一般人が裁判官みたいなことを強制的にやらなくちゃいけなくなる制度」という程度の認識なのですが、、、あってる?つか「500人に1人」とか「拒否権はない」「シカトしたら罰せられる」「裁判が長引いたら何度も出なくちゃいけない」「交通費とか支給されない」「一回当たったからと言って二度と当たらないわけじゃない」「多少は参加する(←この表現でいいのかは疑問)裁判のタイミングを選べる」みたいな知識があるんだけど、、、あってる?

つか500人に1人ってのがあってるかどうかも怪しいっちゃ怪しいんだけど、普通考えたらそうそう自分に白羽の矢は当たらないと思うじゃない?だって1クラス30人で1学年3クラスの小学校で約1人だけって比率ですよ?そりゃもうなかなか当たらないですよ。一日に何人の人に会います?接客業で丸一日レジに入りっぱなしでも500人ってのはよほどの人気店でも難しいでしょ。8時間で500人ってことは単純にひとり当たり1分ですからね。その中のひとりっていうと例えばくじだったら「そんな低確率・・・」と言いたくなるレベル。家電量販店が以前やっていた「20人にひとりタダ!」っていうレシートキャンペーンでもそうそう当たらないのに、その25倍低確率・・・。

 でもウチのパートさんが当たった

まぁ普通は凹むわな。面倒だしなんか怖いし。つか逆の立場だったらぜひそうして欲しいと思うだろうから「有給にしてくれる?」という希望に難なくOKを出したのだけど、本人的には「人が少ないからなんとか断れないか?」という答えを期待していた様子。つかそんな簡単に断れるなら最初から罰則とか言われないでしょ。

3人の裁判官と6人の裁判員で有罪か無罪か決める、、、ってのはあってる?つか書く前に裏取ってから書けよ、と言われそうだけど、まぁ気にしない。一日500人に満たない読者様(未成年含む)の中に赤紙が来た人がどれほどいるかって思うし。

つかさ、ぶっちゃけ何を信じて何を疑うのかなんてわかんないじゃん?

その人の人相とかしゃべり方とか声質とか目とか服装とか人間的生理的な好みとかを「抜きに」その人の真贋を見るなんて出来ないと思うんだよね。つか思うだけだけど、例えば裁判官だって「何かこの人信じられない感じ」とか最初の印象で思われたら、「とりあえずその反対へ・・・」何て事だってあり得る。

もちろん裁判員制度を導入する課程において、「現在の裁判官の判断力」そのものを疑問視する声があったからこそだとも思うから、あながち間違いでもないのかも知れないとは思うんだけど、それでもなお「声の大きなヤツを否定するのはエネルギーがいる」という現実はある。心の中で「この人の言うことが信じられない」と思っても、それを声に出来るか出来ないかは別問題。特に今回選ばれたウチの店のパートさんなんかは、(それが非常に狭い視野だと承知で書くが)その場の空気に流されやすい人だったりする。痴漢はほぼ100%有罪になるとかいう話もあるし、そもそも起訴されたらその時点でほとんど有罪確定って話も目にしたことがある(日本は)。

 ただ単に数十万だか数万だかの国民の自由を一定時間束縛するだけの制度

になりはしないかと思う。結果が全く変わらなければ、何のための導入なのか、誰が得をして誰が損をする制度なのかにどうしても目がいってしまう。正義か悪かではなく。

単なる興味本位と言われればそれまでだが、だからこそ彼女の実体験レポートには興味がある。「否定出来る空気だったのか」「有無を言わさない連中だったのか」。

その裁判の内容にも寄る。その自分の一言が彼、もしくは彼女の人生を大きく左右するかも知れない、重い罪の裁判であるかどうかも、人によってはかなり落差のあるプレッシャーになるだろう。「どうせランダムで選ばれたんだから」と思えるということは一面で幸せではあるが、他方から見たら無責任、不謹慎と取られるかも知れない。真剣に考えれば考えるほど容易には答えは出ないはずだし、それによって「ホントは全く自分と関係なかったはずの人」のために睡眠不足やノイローゼになってしまうことだって少なくないと思う。

 結果が変わらないのに。

ただ、世の中自分がどう思おうと結果が変わらないことは山ほどある。政治だとか経済だとかむしろ自分の思い通りになることの方が少ない(もしくは全くない)し、そんな「どうにもならないことはどうにでもなっていいこと」のために自分の大切な時間を割くのは、少なくとも強制されでもしないかぎりまっぴらだ。

 「店長もし選ばれたら嫌じゃない?」

んなのは当たり前だ。

 「出来るなら行きたくないよねぇ?」

でもそうはいかないんだろう?

だったら仕方ない。つか僕の感想は開口一番、

 「徴兵制よりマシ」

裁判員制度は、なんだかんだ言って「人は人、自分は自分」ということをより強く認識するための機会なんじゃないかと思ったりするわけだよ。

余談だけど、もし自分が裁判員に選ばれたとしたら、誰に遠慮もせず、自分の意志を貫いて答えを出そうと意気込む一方で、

 その答えが裁判官全員と同じで、かつ裁判員全員と真逆だったとしたら、

いや、

 その答えがその場にいた全員と同じだったとしたら、

むしろ凄く苦しくなると思う。自分が自分の意志で決めたことなのに、なんかまるでその場に流されたような結果になったとしたら、それは視点を変えれば何も自分の意志で決めてないのと同じだと取られかねない。

 参加はするが結果は聞きたくない

というのはどうなんでしょうか?

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コメント

 個人的に読んでいて思った事
 有給か・・・裁判員やると日当出るから給料二重取りは美味しいなぁ~って感じ

 元のアメリカでさえ問題のある制度、何で日本で導入しようとするんだろうね?

 私は金本的に「悪・即・斬」な性格なんで、疑わしきで罰しますので細かい事気にしません

 疑わしいと思える行動をすること=罪と基準作ってるので、桃園で冠を直したり、瓜田に靴を入れた時点で盗人確定です♪

投稿: 鼎胤 | 2008年12月10日 (水) 08時51分

え?マジで?>日当
つか僕の不勉強さ加減が露呈してますよ!?(^^;
つか本人にそのあたり詳しく聞いてみるです。
鼎胤さんホント感謝。つか日当っていくら出るのかしら。
※高額だったらそりゃみんなやりたくもなりそう・・・
 ↑文字通り現金

疑わしきは・・・の考え方は、「罪のない人を罪にする」のと
「罪のある人を無実にする」ののどっちがマズいかって
ことにも繋がっていくような気がしますが、同時に確率論
も無視できないのだろうなぁとも。
※前者のが圧倒的に低確率でかつマズい・・・。

当たり前ですけどそんな簡単な問題ではないのでしょうね。

導入にはやはり「得をする誰か」がいるのでしょう。
コレに関しては僕的に疑う余地がないところです。

投稿: クリス | 2008年12月10日 (水) 10時23分

 確か最終決定はちょっと判りませんが、最初は日当が1万円程度で、反対が多かったので3万円程度まで引き上げるって話が確か今年の夏辺りに出てた話

 現状は私もちゃんと調べてないので不明です
 というか急にこの辺りの話ニュースでしなくなったんだよなぁ~なんでだろ?

投稿: 鼎胤 | 2008年12月10日 (水) 22時36分

僕もちと調べてみましたが、「裁判員を裁判員候補から選ぶために集まる時」にも一日最高8000円支給されるそうで、そっから「結局おはちが廻ってこなかった」場合なんかはちょっと美味しい?みたいに思ったり。

まぁ何にせよ面倒なことに変わりないですけどね。ただ日給3万ともなると、「やりたい!」って人はかなり増えそうな気はするなぁ。特に契約社員とか雇用不安を抱えてる人はめちゃ増えてるから。

投稿: クリス | 2008年12月12日 (金) 21時03分

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