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2009年1月 2日 (金)

白騎士物語~その2~

PS零が一区切りしたので、久々に起動してみた。つっても発売日からほぼ全くやってない状況なので、

 すでに浦島太郎。

自分が何をすべきだったのかどころか、どのボタンでどうなるのか、戦闘の仕方、キャラの名前すらスッキリサッパリ忘れてる始末。まぁそれはそれで忘れすぎな気もしないでもないが、大体がそんなに面白いゲームでもないから仕方ない。

で、とりあえず「★」マークに向かうということだけは思い出したので、街にあるポイントへ・・・。

 「旅立つオマエに渡すものがある・・・」

由緒正しき剣か、はたまた防具?それとも瞬間的に移動出来る便利なアイテムとか?普通に期待して読み進めたら、

 「写真が写せるカメラ」

だと。なめとんのかーーーっ!でもおもむろに女性キャラをローアングルから、、、ローアングル、、ローアングルにならへんやんけーーーっ!ぎゃふん。つかあのオヤジは何のためにこのカメラを渡してくれたんだろうか。

で、とりあえず行き先も忘れてるので、ギルドを覗くと、なにやらクエストが一品。どうやらジオネットとか言うマルチプレイ用のクエストらしいが、

 入り方がわからへん。

それでもまぁ凹まずワールドマップからフィールドへ出て戦闘。地味な戦闘で雰囲気を思い出す。ああそうそうカーソルが合ってないと攻撃すら出来ないんだった。でもって割とほっといてもHPは仲間が回復してくれるんだったそうだったそうだった。

 で?変身はどうやんの?

っていうか主人公レナード以外を操作してるときでも他のキャラから変身→デカキャラ対戦モードに移れたりするわけ?

いくら必死にコマンドを探しても見つからないので、白騎士そのものに終止符を、、、さすがにそれは根性がなさすぎると思って説明書をめくる。この辺りも「いたらないつくさない」作りの白騎士らしい配慮のなさ。

で、どうやら十字キーを上に入れるとコマンドがあることがわかり、さっそくトロルと対戦。つか白騎士時のステータスってレナードのレベルと共に上がるんでしょうか?まぁ時間制限があるみたいな白騎士モードだけど、MPがあっても元に戻ったりするのはなぜ?

いろんなことがわからないまま戦闘を繰り返し、とりあえずそろそろと思ってセーブしてみると、、、

 今まで全てニューデータでセーブしてた!

要するに○ボタン連打でしていたセーブは何も上書きではなく、単にいくつもセーブデータを作ってるに過ぎなかったーーーーっ!白騎士で唯一絶賛していた点がこれでなくなったどころか、

 ニューデータから既存データに一旦カーソルを下に移動させてからはいに移動させなきゃならない

という0以下へのシフト。クソにもほどがあるセーブシステムだと思いつつ、しょうがないレベルファイブはトップの脳みそが軽いからと罵声の一つでも吐いてそれでもせっかくだからと進めると、、、

 フィールドのモノリスにジオネットの文字が!

おおっ割と早くマルチプレイが出来るようになったな!

 早速ログイーーーーン!!

つっても誰もいないのはなぜ?まぁ最初だからかな。せっかくなのでさっき購入したクエストにレッツチャレンジ!

 つか他のプレイヤーどころか、モンスター一匹いないんですけど?

時間だけが刻一刻と過ぎていき、制限時間が2分ほど経過した時点で、気付いた。

 このゲームはマルチプレイ用に作られていない。例えて言うなら、このゲームのマルチプレイモードは、ゼビウスの2Pモードレベルのおまけでしかない・・・。

つかどこでどう間違えたら「雑魚は配置しない。ボスも探さないと見つからない」なんてクエストを作ろうと思うかね。「製品版ではきちんと雑魚モンスターも出現しますのでご安心を・・・」「では制限時間がかなり厳しくなるようだが?」「あ、その辺りもこれからきっちり調整しますので」「ならいい」

 的な?

まぁそんな出来もしないマルチプレイを引きずっていても仕方ないので、気を取り直してプレイを続ける。

とりあえず白騎士モードは破格に強いが、一回解除されると再度白騎士になるにはかなりの戦闘を繰り返す必要がある。ざっくり雑魚戦で言えば10匹ほど倒さなければならない感覚。モードは周囲にモンスターがいなくなった時点で自動的に解除され、ACもゼロになってしまうので、もし大型モンスターが視界に2匹以上いるような場合は、うまく位置取りをして連戦するようにしないと、1匹は人間で戦うハメになる。

ちなみに人間で戦うと言っても、せいぜいダメージが5分の1くらいになるだけで、時間さえ掛ければそれほどリスクが高いということもなさそう。要するに、

 特殊な攻撃もなく淡々とした持久戦でも倒せるドラマのないボス戦

が待っていることになる。まぁ常にACが貯まった状態で戦えるシステムじゃないから当然と言えば当然なのかも知れないが、

 普通に面白みはない。

ただ、人間で戦う限りに置いては、コンボやACを使う特殊ワザの習得なくしては生産性の向上はあり得ないとも思えたので、

 意を決してスキルポイントを割り振ることにした。

と言っても答えは単純にしてシンプル。

 スキルの中でもいわゆるパッシブと呼ばれるものを優先的に上げる。

片手剣マスタリーに1ポイント割くと、器用さと素早さUPのパッシブスキルが習得可能になる。同様に両手剣や槍でもパッシブの習得が出来るようになる。そこで、

 まずは序盤の武器マスタリーにポイントを割き、各ステータスアップを覚えることにした。

とにかくどの武器を使ってもそれなりに「意味がある」スキル割り振りの方が、あとあと後悔が少ないと踏んだわけだ。

で、40ポイント以上あったスキルポイントはのこり3ほどになってしまった。

そしてマップがダンジョンに移り、白騎士になれる場面も減ったことで、

 清水ダイブスピリッツで、両手剣の1ポイントワザに割り振り。

コンボは確かに1ターンで大きなダメージを与えられるが、いついかなる時でもデカキャラが出ても大丈夫なような戦闘スタイルを貫く場合、ACを大量に消費するコンボを覚え、使うのは愚の骨頂。
※レナードの話ね。
なので、あくまで使うなら2コンボのみ。そんな水もののスキルに割くくらいなら、ベースステータスが上がる、、、つかさ、

 器用さとか精神とかって上がったことでどんな意味があるわけ?

説明書にもオンラインヘルプにもないという体たらく。まぁ頭の悪さには慣れたけど。とりあえず「器用さ」は命中率、精神は回復魔法の回復力と勝手に断定し、
※もしかしたら前者はクリティカル率で、後者は魔法防御力の可能性も高い。
そのままどんどん覚えていった、、、、が、

 ぶっちゃけ戦ってみて素早さが6ポイント高くなったからと言ってゲージが上がるのが体感で早くなるということはないみたい。

まぁ「全く変わって無くても」気の持ちようで何とでもなるということなのかもしれないけども。

そんなこんなで戦闘を繰り返してある程度マップを進めると、定期的にデモに入る。というかダンジョンの出入り口ごとにデモに入ると言っても過言ではないくらい頻繁に、それもかなり長めのヤツが入る。

 ぶっちゃけかなりダルい。

要するにゲームとして面白いものを作れるスキルがない連中が集まっちゃったもんだから、グラフィックとスケールとデモモーションに気合いを入れ、途中の戦闘は非常におざなりかつ旧世代的。ファミ通で事実上0点が連発されたのも頷けるという感じ。
※ファミ通は大手のソフトに6点以下を付けないので7点=事実上0点。

オープニングデモがかなりかっこよく、シズナ姫も嫌いじゃないので、ホントはマジメに進めていきたい気持ちも1ピコメートルくらいあるのだが、ここまで多角的にクズなタイトルに時間を費やすのは母上からもらった限りある命を無駄にするも同義。もはや神への冒涜と呼んで差し支えない気すらするので、

 そろそろヤメにする予定。

評価はとりあえず高めに見積もって0点。本音は-2万点くらいの
※特にマルチプレイモードのボトムさ加減と言ったら言葉にならないほどだったので。
2008年ワースト1の称号を与えたいと思います。もちろんクリス的に、ですけど。
あ、プレイ時間は7時間半くらいです。よくがんばったよ。ホント。

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